JP2010051416A - 足関節の動作補助装置および足関節の動作補助装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】装着者の心理的、肉体的負担を軽減するため柔軟性があり、かつ小型で、軽量な足関節の動作補助装置および自然な歩容の歩行を実現する足関節の動作補助装置の制御方法を提供することである。
【解決手段】足関節の動作補助装置100においては、高分子アクチュエータ500,501が、上側部材200および下側部材300に亘って設けられる。また、つま先側接地センサ610および踵側接地センサ620からの検出に応じて制御ボックス700の制御部710が、電源部720からの電源を用いて高分子アクチュエータ500,501を制御する。
【選択図】図1
【解決手段】足関節の動作補助装置100においては、高分子アクチュエータ500,501が、上側部材200および下側部材300に亘って設けられる。また、つま先側接地センサ610および踵側接地センサ620からの検出に応じて制御ボックス700の制御部710が、電源部720からの電源を用いて高分子アクチュエータ500,501を制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、身体の動作、特に足の動きを補助する足関節の動作補助装置および足関節の動作補助装置の制御方法に関する。
人は、事故または病気等、様々な理由で、身体の一部の動作が不自由となる場合がある。従来から、これらの身体の動作を補助するものとして動作補助装置が研究および開発されている。
特許文献1には、麻痺した身体部位の動作を補助し、且つその動作に対して真に必要とされる力を適宜設定可能な動作補助用装具について開示されている。
特許文献1記載の動作補助用装具では、身体の一部の動作を補助する動作補助用装具であって、身体の第1部分に装着される第1装着部と、身体の第1部分に対して、関節を介して、回動運動を行う第2部分に装着されるとともに第1装着部に対して回動可能に接続する第2装着部と、第1装着部と第2装着部を連結するリンク機構を備え、該リンク機構は、第1装着部に対して、一端部が回動可能に取付けられる第1リンク部と、該第1リンク部の他端部と第2装着部とを接続するとともに、第1リンク部の他端部と第2装着部に対して回動可能に取付けられる第2リンク部と、第1リンク部の一端部の回転により、回転動作を行う回生素子と、該回生素子と電気的に接続するとともに、該回生素子の回転動作により生じた電気エネルギを蓄積するバッテリと、回生素子のバッテリへの充電電流及び回生素子の角速度に応じて、回生素子の制動力を制御するコントローラからなることを特徴とするものである。
特開2007−54086号公報
特許文献1記載の動作補助用装具では、身体の一部の動作を補助する動作補助用装具であって、身体の第1部分に装着される第1装着部と、身体の第1部分に対して、関節を介して、回動運動を行う第2部分に装着されるとともに第1装着部に対して回動可能に接続する第2装着部と、第1装着部と第2装着部を連結するリンク機構を備え、該リンク機構は、第1装着部に対して、一端部が回動可能に取付けられる第1リンク部と、該第1リンク部の他端部と第2装着部とを接続するとともに、第1リンク部の他端部と第2装着部に対して回動可能に取付けられる第2リンク部と、第1リンク部の一端部の回転により、回転動作を行う回生素子と、該回生素子と電気的に接続するとともに、該回生素子の回転動作により生じた電気エネルギを蓄積するバッテリと、回生素子のバッテリへの充電電流及び回生素子の角速度に応じて、回生素子の制動力を制御するコントローラからなることを特徴とするものである。
しかしながら、特許文献1記載の動作補助用装具においては、モータ5を用いるため、動作補助用装具のサイズが大きく、モータ5の重量も重く、硬いイメージがあるため、筋力が衰えた者にとって肉体的にも心理的にも負担が高い。特に、動作補助用装具を装着する際に、多大な負担が係る。さらに、動作補助用装具においては、単純な制御を行っているため、歩容が不自然になる可能性が高い。
本発明の目的は、柔軟性があり、小型で、かつ軽量な足関節の動作補助装置を提供することにより、装着者の心理的、肉体的負担を軽減することである。
本発明の他の目的は、自然な歩容の歩行を実現することができ、かつ柔軟性があり、小型で、軽量な足関節の動作補助装置の制御方法を提供することである。
(1)
本発明に係る足関節の動作補助装置は、身体の足関節の上方に装着される上側部材と、身体の足関節の下方に装着される柔軟性のある下側部材と、上側部材と下側部材とに接続され、下側部材を上側部材に対して足関節を中心に回動させるように配設された高分子アクチュエータと、下側部材が接地しているか否かを検知する接地センサと、接地センサの検知状況に応じて高分子アクチュエータを制御する制御部と、高分子アクチュエータに電力を供給する電源部と、を含むものである。
本発明に係る足関節の動作補助装置は、身体の足関節の上方に装着される上側部材と、身体の足関節の下方に装着される柔軟性のある下側部材と、上側部材と下側部材とに接続され、下側部材を上側部材に対して足関節を中心に回動させるように配設された高分子アクチュエータと、下側部材が接地しているか否かを検知する接地センサと、接地センサの検知状況に応じて高分子アクチュエータを制御する制御部と、高分子アクチュエータに電力を供給する電源部と、を含むものである。
本発明に係る足関節の動作補助装置においては、高分子アクチュエータが、上側部材および下側部材に亘って設けられる。また、接地センサからの検出に応じて制御部が、電源部からの電源を用いて高分子アクチュエータを制御する。
この場合、高分子アクチュエータは柔軟性があるため、足関節の動作補助装置全体の柔軟性を確保するとともに、当該装置の小型化、軽量化を実現することができ、使用者の肉体的、心理的負担の軽減を図ることができる。高分子アクチュエータは、電圧を与えることにより力を発生するので、足関節の動作を補助することができる。
(2)
高分子アクチュエータは、身体に対して向こう脛側またはふくらはぎ側の少なくとも一方の側に配設されることが好ましい。
高分子アクチュエータは、身体に対して向こう脛側またはふくらはぎ側の少なくとも一方の側に配設されることが好ましい。
この場合、高分子アクチュエータは、上側部材の向こう脛側またはふくらはぎ側に配設されるので、脚の内側や外側に配設されない。その結果、上側部材の身体の幅方向に凸部を設けないため、足関節の動作補助装置を装着して歩行した場合でも、他方の脚と接触することを防止することができる。
さらに、高分子アクチュエータを向こう脛側およびふくらはぎ側の両方に設けた場合、向こう脛側の高分子アクチュエータと、ふくらはぎ側の高分子アクチュエータとの印加電圧を逆位相にすることにより、大きな力で足関節の動作を補助することができる。また、各アクチュエータを小型化することで配置の自由度を高め、装置全体として小型化を図ることもできる。
さらに、高分子アクチュエータを向こう脛側およびふくらはぎ側の両方に設けた場合、向こう脛側の高分子アクチュエータと、ふくらはぎ側の高分子アクチュエータとの印加電圧を逆位相にすることにより、大きな力で足関節の動作を補助することができる。また、各アクチュエータを小型化することで配置の自由度を高め、装置全体として小型化を図ることもできる。
(3)
高分子アクチュエータは、複数の高分子アクチュエータを配設させてもよい。
高分子アクチュエータは、複数の高分子アクチュエータを配設させてもよい。
この場合、高分子アクチュエータを小さくしても同じ力を発生させることができる。また、複数の高分子アクチュエータを設けることにより、力を増大させることもできる。
(4)
高分子アクチュエータは、上側部材の身体からみて前方であって、一方の側面から、他方の側面に少なくとも2つ交差して配設されてもよい。
高分子アクチュエータは、上側部材の身体からみて前方であって、一方の側面から、他方の側面に少なくとも2つ交差して配設されてもよい。
この場合、高分子アクチュエータが、交差して配置されているので、足関節の動作補助を安定して行うことができる。
(5)
制御部は、高分子アクチュエータが発生する力の最大値を予め設定できるように構成されていることが好ましい。
制御部は、高分子アクチュエータが発生する力の最大値を予め設定できるように構成されていることが好ましい。
この場合、高分子アクチュエータにおいて生じる力の最大値を設定することができるので、足関節の動作補助装置を使用する場合、装着者の安全を確保しつつ、装着者に応じた補助力を個別設定することができる。
(6)
接地センサまたは高分子アクチュエータの少なくとも一方は、歪に応じた電圧を発生させる高分子からなり、制御部は、発生した電圧を電源部に供給可能に構成されてもよい。
接地センサまたは高分子アクチュエータの少なくとも一方は、歪に応じた電圧を発生させる高分子からなり、制御部は、発生した電圧を電源部に供給可能に構成されてもよい。
この場合、接地センサは、応力が与えられることにより電力を発生させるので、その電力は、制御部によって電源部に蓄積することができる。なお、高分子アクチュエータにおいては、力を発揮させていないときに発生した電力を電源部に蓄積するように制御部は構成されている、従って、電源部の小型化が可能となる。また、電源部が同じ容量なら、電力消費を抑制することができるので、長期に亘って足関節の動作補助装置を使用することができる。
(7)
接地センサは、身体のつま先側および踵側に位置する下側部材の接地を検知するものであって、制御部は、接地センサからの検知信号により踵側に位置する下側部材の接地を検知した場合、つま先側の下側部材における、つま先を上げる方向に保持するトルクを、徐々に減少させるように高分子アクチュエータを制御してもよい。
接地センサは、身体のつま先側および踵側に位置する下側部材の接地を検知するものであって、制御部は、接地センサからの検知信号により踵側に位置する下側部材の接地を検知した場合、つま先側の下側部材における、つま先を上げる方向に保持するトルクを、徐々に減少させるように高分子アクチュエータを制御してもよい。
この足関節の動作補助装置を装着した場合、踵が接地した後、つま先が徐々に接地する。その結果、足首や膝の動揺を抑え、安定して、歩行することができる。さらに、しゃがみ込み動作等もし易くなる。
(8)
接地センサは、身体のつま先側および踵側に位置する下側部材の接地を検知するものであって、制御部は、接地センサからの検知信号により踵側に位置する下側部材の接地を検知した後、つま先側に位置する下側部材の接地を検知した場合、つま先側の下側部材における、つま先が下がる方向に保持するトルクを、徐々に減少させるように高分子アクチュエータを制御してもよい。
接地センサは、身体のつま先側および踵側に位置する下側部材の接地を検知するものであって、制御部は、接地センサからの検知信号により踵側に位置する下側部材の接地を検知した後、つま先側に位置する下側部材の接地を検知した場合、つま先側の下側部材における、つま先が下がる方向に保持するトルクを、徐々に減少させるように高分子アクチュエータを制御してもよい。
この足関節の動作補助装置を装着した場合、踵が接地して、つま先が接地し、つま先の保持が徐々に解除される。その結果、踵からつま先への体重移動がスムーズに行われ、安定して、自然な歩容で歩行することができる。
(9)
接地センサは、身体のつま先側および踵側に位置する下側部材の接地を検知するものであって、制御部は、接地センサからの検知信号によりつま先側および踵側に位置する下側部材の接地を検知した後、踵側に位置する下側部材の接地が非検知となった場合、つま先側の下側部材における、つま先が上がる方向に保持するトルクを、増加させるように高分子アクチュエータを制御してもよい。
接地センサは、身体のつま先側および踵側に位置する下側部材の接地を検知するものであって、制御部は、接地センサからの検知信号によりつま先側および踵側に位置する下側部材の接地を検知した後、踵側に位置する下側部材の接地が非検知となった場合、つま先側の下側部材における、つま先が上がる方向に保持するトルクを、増加させるように高分子アクチュエータを制御してもよい。
この足関節の動作補助装置を装着した場合、踵およびつま先が接地し、踵が地面から離れた場合に、つま先が鉛直上方向に保持される。その結果、遊脚期の躓きを防止できるとともに、自然な歩容で歩行することができる。
(10)
本発明に係る足関節の動作補助装置の制御方法は、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の足関節の動作補助装置を制御する制御方法であって、接地センサからの検知信号により踵側に位置する下側部材の接地を検知する第1工程と、第1工程の後、つま先側の下側部材における、つま先を上げる方向に保持するトルクを、徐々に減少させるように高分子アクチュエータを制御する第2工程と、を含むものである。
本発明に係る足関節の動作補助装置の制御方法は、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の足関節の動作補助装置を制御する制御方法であって、接地センサからの検知信号により踵側に位置する下側部材の接地を検知する第1工程と、第1工程の後、つま先側の下側部材における、つま先を上げる方向に保持するトルクを、徐々に減少させるように高分子アクチュエータを制御する第2工程と、を含むものである。
本発明に係る足関節の動作補助装置の制御方法においては、第1工程により接地センサからの検知信号により踵側に位置する下側部材の接地が検知され、第1工程の後、第2工程によりつま先側の下側部材における、つま先を上げる方向に保持するトルクを、徐々に減少させるように高分子アクチュエータが制御される。
この場合、踵が接地した後、つま先が徐々に接地する。その結果、足首や膝の動揺を抑え、安定して、自然な歩容で歩行することができる。さらに、しゃがみ込み動作等もし易くなる。
(11)
本発明に係る足関節の動作補助装置の制御方法は、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の足関節の動作補助装置を制御する制御方法であって、接地センサからの検知信号により踵側に位置する下側部材の接地を検知する第1工程と、つま先側に位置する下側部材の接地を検知する第2工程と、第1工程および第2工程の後に、つま先側の下側部材における、つま先を下げる方向に保持するトルクを、徐々に減少させるように高分子アクチュエータを制御する第3工程と、を含むものである。
本発明に係る足関節の動作補助装置の制御方法は、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の足関節の動作補助装置を制御する制御方法であって、接地センサからの検知信号により踵側に位置する下側部材の接地を検知する第1工程と、つま先側に位置する下側部材の接地を検知する第2工程と、第1工程および第2工程の後に、つま先側の下側部材における、つま先を下げる方向に保持するトルクを、徐々に減少させるように高分子アクチュエータを制御する第3工程と、を含むものである。
本発明に係る足関節の動作補助装置の制御方法においては、第1工程により接地センサからの検知信号により踵側に位置する下側部材の接地が検知され、第2工程によりつま先側に位置する下側部材の接地が検知され、第1工程および第2工程の後に、第3工程によりつま先側の下側部材における、つま先を下げる方向に保持するトルクを、徐々に減少させるように高分子アクチュエータが制御される。
この場合、踵が接地して、つま先が接地し、つま先の保持が徐々に解除される。その結果、踵からつま先への体重移動がスムーズに行われ、安定して、自然な歩容で歩行することができる。
(12)
本発明に係る足関節の動作補助装置の制御方法は、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の足関節の動作補助装置を制御する制御方法であって、接地センサからの検知信号によりつま先側および踵側に位置する下側部材の接地を検知する第4工程と、第4工程の後、踵側に位置する下側部材の接地が非検知となった場合、つま先側の下側部材における、つま先を上げる方向に保持するトルクを、増加させるように高分子アクチュエータを制御する第5工程と、を含むものである。
本発明に係る足関節の動作補助装置の制御方法は、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の足関節の動作補助装置を制御する制御方法であって、接地センサからの検知信号によりつま先側および踵側に位置する下側部材の接地を検知する第4工程と、第4工程の後、踵側に位置する下側部材の接地が非検知となった場合、つま先側の下側部材における、つま先を上げる方向に保持するトルクを、増加させるように高分子アクチュエータを制御する第5工程と、を含むものである。
本発明に係る足関節の動作補助装置の制御方法においては、第4工程により接地センサからの検知信号によりつま先側および踵側に位置する下側部材の接地が検知され、第4工程の後、第5工程により、踵側に位置する下側部材の接地が非検知となった場合、つま先側の下側部材における、つま先を上げる方向に保持するトルクを、増加させるように高分子アクチュエータが制御される。
この場合、踵およびつま先が接地し、踵が地面から離れた場合に、つま先が鉛直上方向に保持される。その結果、遊脚期の躓きを防止できるとともに、自然な歩容で歩行することができる。
以下、本発明に係る実施の形態である足関節の動作補助装置について説明する。また、以下の第1の実施の形態から第4の実施の形態においては、足首に足関節の動作補助装置を適用した状態を説明する。なお、足関節の動作補助装置は、足首に限定されるものではなく、膝関節、股関節にも適用させることができる。以下、足首に足関節の動作補助装置を適用した状態について図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る足関節の動作補助装置を足首に適用した状態の一例を示す模式的側面図であり、図2は図1の模式的正面図であり、図3は図1の模式的背面図である。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る足関節の動作補助装置を足首に適用した状態の一例を示す模式的側面図であり、図2は図1の模式的正面図であり、図3は図1の模式的背面図である。
まず、図1から図3に示すように、足関節の動作補助装置100は、主に上側部材200、下側部材300、中間部材400、高分子アクチュエータ500,501および制御ボックス700を含む。
また、下側部材300は、一端側下面につま先側接地センサ610を有し、中央部に足裏中央部材410を有し、他端側下面に踵側接地センサ620を有する。
また、下側部材300は、一端側下面につま先側接地センサ610を有し、中央部に足裏中央部材410を有し、他端側下面に踵側接地センサ620を有する。
制御ボックス700は、主に制御部710、電源部720、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display(以下、LCDと略記する))730、操作ボタン740,741、調整スイッチ743および固定ベルト750を含む。
上側部材200および下側部材300は、装着者の身体に密着する程度の柔軟性のある部材等から構成され、少なくとも、高分子アクチュエータ500,501が取付けられる部分においては、高分子アクチュエータ500,501の力を装着者の身体に負荷することが可能な部材から構成される。一方、中間部材400は、伸縮性のある布部材等から構成されることが好ましい。また、足裏中央部材410は、中間部材400と同様に伸縮性のある布部材から構成される。
また、図3に示すように、高分子アクチュエータ500,501は、並列に配置され、高分子アクチュエータ500,501の一端側が、下側部材300に取付けられ、高分子アクチュエータ500,501の他端側が、上側部材200に取付けられる。なお、中間部材400には、高分子アクチュエータ500,501は取付けられていないが、必要に応じて取付けてもかまわない。
高分子アクチュエータ500,501は、シリコンゴムおよび粉末カーボン電極を有する誘電エラストマーからなる。なお、高分子アクチュエータ500,501は、誘電エラストマーに限定されず、イオン導電性高分子、貴金属接合体(Ionic Polymer-Metal Composite:IPMC)、導電性高分子などからなってもよい。つま先側接地センサ610および踵側接地センサ620は、外部応力が与えられることにより、電圧を発生するもの、例えば誘電エラストマーからなり、所定電圧以上が発生することにより、接地したことを検知するものである。この電圧は、電源部720に蓄積されるように後述する制御部710が制御を行ってもよい。
また、図1に示すように、足関節の動作補助装置100を身体の足首に装着させた場合、上側部材200が足首に装着され、下側部材300が足先(足の甲および足の裏)に装着され、中間部材400が踝近傍に装着される。さらに、下側部材300の一端側に設けられた開口部から、身体の足の指が露出される。
さらに、足を接地させている場合には、下側部材300の一端側下面に設けられたつま先側接地センサ610が接地され、下側部材300の他端側下面に設けられた踵側接地センサ620が接地される。
また、図2および図3に示すように、制御ボックス700は、足の外側に装着させることにより、歩行時に自分の他の足と衝突することを防止することができる。
次に、図4は、図1から図3に示した足関節の動作補助装置100の構成の一例を示す模式的構成図である。
図4に示すように、足関節の動作補助装置100において、制御ボックス700の制御部710は、つま先側接地センサ610からの接地したか否かの信号を判定し、さらに、踵側接地センサ620からの接地したか否かの信号を判定する。
また、制御部710は、操作ボタン740,741、調整スイッチ743の押下操作を判定し、LCD730に所定の表示を行う。例えば、制御部710は、判定結果に応じて“早足設定”、“ゆっくり設定”、“階段のぼる設定”、“階段おりる設定”等を表示させる。
また、制御部710は、調整スイッチ743の押下操作にしたがって、高分子アクチュエータ500,501で発生させる力の最大値を設定することができる。すなわち、制御部710においては、高分子アクチュエータ500,501に印加する最大電圧を設定させることができる。このように高分子アクチュエータ500,501で発生させる力が装着者に過度にかからないようにすることで、安全を確保しつつ、装着者に応じた補助力を個別に設定することができる。
また、制御部710は、調整スイッチ743の押下操作にしたがって、高分子アクチュエータ500,501で発生させる力の最大値を設定することができる。すなわち、制御部710においては、高分子アクチュエータ500,501に印加する最大電圧を設定させることができる。このように高分子アクチュエータ500,501で発生させる力が装着者に過度にかからないようにすることで、安全を確保しつつ、装着者に応じた補助力を個別に設定することができる。
制御部710は、上記の押下操作による判定の結果に基づき、さらにつま先側接地センサ610および踵側接地センサ620からの信号に応じて、電源部720からの電力を高分子アクチュエータ500,501のいずれか一方または両方に与える。それにより、高分子アクチュエータ500,501に力(またはトルク)が生じて、上側部材200および下側部材300の距離および相対位置(装着者の踝における角度)が変化する。その結果、装着者の歩行を補助することができる。
続いて、図5は、制御部710の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、図5に示すように、制御部710は、つま先側接地センサ610および踵側接地センサ620が検知状態か否かを判定する(ステップS1)。
すなわち、制御部710は、足関節の動作補助装置100の装着された足裏が地面に接地したか否かを判定する。ここで、制御部710は、つま先側接地センサ610および踵側接地センサ620が検知状態であると判定した場合、足関節の動作補助装置100の装着された足裏が地面に接地しているため、ステップS1に戻り処理を繰り返す。
すなわち、制御部710は、足関節の動作補助装置100の装着された足裏が地面に接地したか否かを判定する。ここで、制御部710は、つま先側接地センサ610および踵側接地センサ620が検知状態であると判定した場合、足関節の動作補助装置100の装着された足裏が地面に接地しているため、ステップS1に戻り処理を繰り返す。
一方、制御部710がつま先側接地センサ610および踵側接地センサ620が検知状態でないと判定した場合、すなわち、制御部710が足関節の動作補助装置100の装着された足裏が地面に接地していないと判定した場合、次に、制御部710は、踵側接地センサ620が検知状態か否かを判定する(ステップS2)。
すなわち、制御部710は、足関節の動作補助装置100の装着された足裏が地面に接地し始めたか否かを判定している。
すなわち、制御部710は、足関節の動作補助装置100の装着された足裏が地面に接地し始めたか否かを判定している。
制御部710が、踵側接地センサ620が検知状態でないと判定した場合、足関節の動作補助装置100の装着された足裏が地面に接地し始めていないため、制御部710は、ステップS2に戻り処理を繰り返す。
一方、制御部710が、踵側接地センサ620が検知状態であると判定した場合、足関節の動作補助装置100の装着された足裏が地面に接地し始めているため、制御部710は、つま先側が上がる方向のトルクを徐々に減少させるように高分子アクチュエータ500,501を制御する(ステップS3)。それにより、足関節の動作補助装置100を装着した者が自然に歩くことができる。また、足首や膝の動揺を抑え、安定して、自然な歩容で歩行することができる。さらに、しゃがみ込み動作等もし易くなる。
ここで、制御部710は、電源部720からの電圧を変化させることにより、高分子アクチュエータ500,501において生じる力を制御する。なお、電圧による制御のみならず、デューティ比またはパルス幅を変化させることにより、高分子アクチュエータ500,501において生じる力を制御させてもよい。また、制御部710により判定される“早足設定”、“ゆっくり設定”、“階段のぼる設定”、“階段おりる設定”等の歩行の状態に応じて制御させてもよい。
続いて、制御部710は、つま先側接地センサ610が検知状態か否かを判定する(ステップS4)。ここで、制御部710は、足関節の動作補助装置100の装着された足裏の全面が地面に接地したか否かを判定している。
ここで、制御部710は、つま先側接地センサ610が検知状態でないと判定した場合、足関節の動作補助装置100の装着された足裏の全面が地面に接地していないため、ステップS3に戻り処理を繰り返す。
一方、制御部710が、つま先側接地センサ610が検知状態であると判定した場合、
足関節の動作補助装置100の装着された足裏の全面が地面に接地したため、つま先側が下がる方向のトルクを徐々に減少させるように高分子アクチュエータ500,501を制御する(ステップS5)。それにより、足関節の動作補助装置100を装着した者が自然に歩くことができる。また、踵が接地して、つま先が接地し、つま先の保持が徐々に解除される。その結果、踵からつま先への体重移動がスムーズに行われ、安定して、簡易に歩行することができる。
足関節の動作補助装置100の装着された足裏の全面が地面に接地したため、つま先側が下がる方向のトルクを徐々に減少させるように高分子アクチュエータ500,501を制御する(ステップS5)。それにより、足関節の動作補助装置100を装着した者が自然に歩くことができる。また、踵が接地して、つま先が接地し、つま先の保持が徐々に解除される。その結果、踵からつま先への体重移動がスムーズに行われ、安定して、簡易に歩行することができる。
ここで、制御部710は、電源部720からの電圧をステップS3とは、逆となるよう電圧を変化させることにより、高分子アクチュエータ500,501において生じる力を制御する。なお、ステップS5の処理においても、電圧による制御のみならず、デューティ比またはパルス幅を変化させることにより、高分子アクチュエータ500,501において生じる力を制御させてもよい。また、制御部710により判定される“早足設定”、“ゆっくり設定”、“階段のぼる設定”、“階段おりる設定”等の歩容の状態に応じて制御させてもよい。
続いて、制御部710は、つま先側接地センサ610および踵側接地センサ620が非検知状態か否かを判定する(ステップS6)。ここで、制御部710は、足関節の動作補助装置100の装着された足裏が地面から離れたか否かを判定している。
制御部710が、つま先側接地センサ610および踵側接地センサ620が非検知状態でないと判定した場合、足関節の動作補助装置100の装着された足裏が地面から離れていないため、制御部710は、ステップS5に戻り処理を繰り返す。
一方、制御部710が、つま先側接地センサ610および踵側接地センサ620が非検知状態であると判定した場合、足関節の動作補助装置100の装着された足裏が地面から離れたため、制御部710は、つま先側が上がる方向の所定のトルクを瞬間的に発生させるように高分子アクチュエータ500,501を制御する(ステップS7)。この場合、踵およびつま先が接地し、踵が地面から離れた場合に、つま先が鉛直上方向に保持される。その結果、遊脚期の躓きを防止できるとともに、自然な歩容にすることができる。
この場合、制御部710は、電源部720からの電圧をステップS3と同じようとなるよう電圧を変化させることにより、高分子アクチュエータ500,501において生じる力を制御する。なお、ステップS7の処理においても、電圧による制御のみならず、デューティ比またはパルス幅を急激に変化させることにより、高分子アクチュエータ500,501において生じる力を瞬間的に制御させてもよい。また、制御部710により判定される“早足設定”、“ゆっくり設定”、“階段のぼる設定”、“階段おりる設定”等の歩容の状態に応じて瞬間的な時間を考慮し、制御させてもよい。なお、制御部710では、高分子アクチュエータ500,501に与える電圧の最大値を設定しているので、瞬間的に生じるトルク(または力)を最大値以下にすることができる。
続いて、制御部710は、操作ボタン740,741で、STOPが押下操作されたか否かを判定する(ステップS8)。すなわち、制御部710は、操作ボタン740,741の押下操作がされていないと判定した場合、ステップS1に戻りステップS1からステップS8の処理を繰り返す。
一方、制御部710は、操作ボタン740,741の押下操作がされたと判定した場合、処理を終了する。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について説明を行う。以下、第1の実施の形態における足関節の動作補助装置100と相違する点を重点的に説明を行う。
図6は本発明の第2の実施の形態に係る足関節の動作補助装置を足首に適用した状態の他の例を示す模式的側面図であり、図7は図6の模式的正面図であり、図8は図6の模式的背面図である。
次に、第2の実施の形態について説明を行う。以下、第1の実施の形態における足関節の動作補助装置100と相違する点を重点的に説明を行う。
図6は本発明の第2の実施の形態に係る足関節の動作補助装置を足首に適用した状態の他の例を示す模式的側面図であり、図7は図6の模式的正面図であり、図8は図6の模式的背面図である。
まず、図6から図8に示すように、足関節の動作補助装置100aは、主に上側部材200、下側部材300、中間部材400、高分子アクチュエータ502,503および制御ボックス700を含む。
また、図6および図7に示すように、高分子アクチュエータ502,503は、並列に配置され、高分子アクチュエータ502,503の一端側が、下側部材300に取付けられ、高分子アクチュエータ502,503の他端側が、上側部材200に取付けられる。なお、高分子アクチュエータ502,503は、中間部材400には取付けられていないが、必要に応じて取付けてもかまわない。
また、図8に示すように、足関節の動作補助装置100aにおいては、足関節の動作補助装置100の足の踵側には、高分子アクチュエータを設けない。
また、図8に示すように、足関節の動作補助装置100aにおいては、足関節の動作補助装置100の足の踵側には、高分子アクチュエータを設けない。
次に、図9は、図6から図8に示した足関節の動作補助装置100aの構成の一例を示す模式的構成図である。
図9に示すように、足関節の動作補助装置100aにおいて、制御ボックス700の制御部710は、つま先側接地センサ610からの接地したか否かの信号を判定し、さらに、踵側接地センサ620からの接地したか否かの信号を判定する。
また、制御部710は、操作ボタン740,741、調整スイッチ743の押下操作を判定し、LCD730に所定の表示を行う。例えば、制御部710は、判定結果に応じて“早足設定”、“ゆっくり設定”、“階段のぼる設定”、“階段おりる設定”等を表示させる。
制御部710は、上記の押下操作による判定の結果に基づき、さらにつま先側接地センサ610および踵側接地センサ620からの信号に応じて、電源部720からの電力を高分子アクチュエータ502,503のいずれか一方または両方に与える。
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態について説明を行う。以下、第1および第2の実施の形態における足関節の動作補助装置100,100aと相違する点を重点的に説明を行う。
図10、図11は本発明の第3の実施の形態に係る足関節の動作補助装置を足首に適用した状態の他の例を示す模式的側面図であり、図12は図10、図11の模式的正面図であり、図13は図10、図11の模式的背面図である。
次に、第3の実施の形態について説明を行う。以下、第1および第2の実施の形態における足関節の動作補助装置100,100aと相違する点を重点的に説明を行う。
図10、図11は本発明の第3の実施の形態に係る足関節の動作補助装置を足首に適用した状態の他の例を示す模式的側面図であり、図12は図10、図11の模式的正面図であり、図13は図10、図11の模式的背面図である。
まず、図10から図13に示すように、足関節の動作補助装置100bは、主に上側部材200、下側部材300、中間部材400、高分子アクチュエータ504,505,506,507および制御ボックス700を含む。
また、図10から図13に示すように、高分子アクチュエータ504は、足の甲に相当する部位に設けられ、高分子アクチュエータ505は、足の踵に相当する部位に設けられ、高分子アクチュエータ506は、足の内踝側に設けられ、高分子アクチュエータ507は、足の外踝側に設けられる。高分子アクチュエータ504,〜,507の一端側が、下側部材300に取付けられ、高分子アクチュエータ504,〜,507の他端側が、上側部材200に取付けられる。なお、高分子アクチュエータ504,〜,507は、中間部材400には取付けられていないが、必要に応じて取付けてもかまわない。
次に、図14は、図10から図13に示した足関節の動作補助装置100bの構成の一例を示す模式的構成図である。
図14に示すように、足関節の動作補助装置100bにおいて、制御ボックス700の制御部710は、つま先側接地センサ610からの接地したか否かの信号を判定し、さらに、踵側接地センサ620からの接地したか否かの信号を判定する。
また、制御部710は、操作ボタン740,741、調整スイッチ743の押下操作を判定し、LCD730に所定の表示を行う。例えば、制御部710は、判定結果に応じて“早足設定”、“ゆっくり設定”、“階段のぼる設定”、“階段おりる設定”等を表示させる。
制御部710は、上記の押下操作による判定の結果に基づき、さらにつま先側接地センサ610および踵側接地センサ620からの信号に応じて、電源部720からの電力を高分子アクチュエータ504,〜,507のいずれか一つ、または任意の高分子アクチュエータに与える。
なお、本実施の形態における高分子アクチュエータ504,〜,507においては、制御部710による制御を高分子アクチュエータ504と、高分子アクチュエータ505とを逆位相にし、高分子アクチュエータ506と、高分子アクチュエータ507とを同位相にすることで、足に与える力を大きくすることができる。
(第4の実施の形態)
次に、第4の実施の形態について説明を行う。以下、第1〜第4の実施の形態における足関節の動作補助装置100,100a,100bと相違する点を重点的に説明を行う。
図15、図16は本発明の第4の実施の形態に係る足関節の動作補助装置を足首に適用した状態の他の例を示す模式的側面図であり、図17は図15、図16の模式的正面図であり、図18は図15、図16の模式的背面図である。
次に、第4の実施の形態について説明を行う。以下、第1〜第4の実施の形態における足関節の動作補助装置100,100a,100bと相違する点を重点的に説明を行う。
図15、図16は本発明の第4の実施の形態に係る足関節の動作補助装置を足首に適用した状態の他の例を示す模式的側面図であり、図17は図15、図16の模式的正面図であり、図18は図15、図16の模式的背面図である。
まず、図15から図18に示すように、足関節の動作補助装置100cは、主に上側部材200、下側部材300、中間部材400、高分子アクチュエータ508,509および制御ボックス700を含む。
また、図15から図18に示すように、高分子アクチュエータ508は、足の甲の一側部から足の足首の上の他側部へ延在する部位に設けられ、高分子アクチュエータ509は、足の甲の他側部から足の足首の上の一側部へ延在する部位に設けられ、高分子アクチュエータ508,509の中央部で互いに交差するように設けられる。高分子アクチュエータ508,509の一端側が、下側部材300に取付けられ、高分子アクチュエータ508,509の他端側が、上側部材200に取付けられる。なお、高分子アクチュエータ508,509は、中間部材400には取付けられていないが、必要に応じて取付けてもかまわない。
次に、図19は、図15から図18に示した足関節の動作補助装置100cの構成の一例を示す模式的構成図である。
図19に示すように、足関節の動作補助装置100cにおいて、制御ボックス700の制御部710は、つま先側接地センサ610からの接地したか否かの信号を判定し、さらに、踵側接地センサ620からの接地したか否かの信号を判定する。
また、制御部710は、操作ボタン740,741、調整スイッチ743の押下操作を判定し、LCD730に所定の表示を行う。例えば、制御部710は、判定結果に応じて“早足設定”、“ゆっくり設定”、“階段のぼる設定”、“階段おりる設定”等を表示させる。
制御部710は、上記の押下操作による判定の結果に基づき、さらにつま先側接地センサ610および踵側接地センサ620からの信号に応じて、電源部720からの電力を高分子アクチュエータ508,509のいずれか一つ、または両方の高分子アクチュエータに与える。
なお、本実施の形態における高分子アクチュエータ508,509においては、制御部710による制御を高分子アクチュエータ508と、高分子アクチュエータ509とを同位相にすることで、足に与える力を大きくすることができる。
また、本実施の形態においては、高分子アクチュエータを2個用いることとしたが、之に限定されず、任意の数を交差させるように配設させてもよい。さらに、交差させた状態の高分子アクチュエータを適用してもよい。
また、本実施の形態においては、高分子アクチュエータを2個用いることとしたが、之に限定されず、任意の数を交差させるように配設させてもよい。さらに、交差させた状態の高分子アクチュエータを適用してもよい。
以上のように、第1の実施の形態から第4の実施の形態に係る足関節の動作補助装置100,100a,100b,100c100,100a,100b,100cによれば、柔軟性のある高分子アクチュエータ500,〜,509、上側部材200および下側部材300を用いるため、足関節の動作補助装置100,100a,100b,100c全体の柔軟性を確保するとともに、当該装置の小型化、軽量化を実現することができ、使用者の肉体的、心理的負担の軽減を図ることができる。高分子アクチュエータ500,〜,509は、電圧を与えることにより、力(トルク)を発生し、足関節の動作補助装置100,100a,100b,100cを装着した者の動作を補助することができる。
また、第1および第2の実施の形態に係る足関節の動作補助装置100,100aにおいては、高分子アクチュエータ500,〜,503が、上側部材200の向こう脛側またはふくらはぎ側に配設されるので、脚の内側および外側に配設されない。その結果、上側部材200の身体の幅方向に凸部を設けないため、足関節の動作補助装置100,100aを装着して歩行した場合でも、他方の脚と接触することを防止することができる。
また、高分子アクチュエータ500,501および高分子アクチュエータ502,503をそれぞれ並列して設けているため、高分子アクチュエータを小さくしても同じ力を発生させることができ、力を増大させることもできる。
また、高分子アクチュエータ500,501および高分子アクチュエータ502,503をそれぞれ並列して設けているため、高分子アクチュエータを小さくしても同じ力を発生させることができ、力を増大させることもできる。
さらに、第3の実施の形態に係る足関節の動作補助装置100bにおいては、高分子アクチュエータ504,〜,507を向こう脛側およびふくらはぎ側の両方に設けた場合、向こう脛側の高分子アクチュエータ504と、ふくらはぎ側の高分子アクチュエータ505との印加電圧を逆位相にすることにより、大きな力で足関節の動作を補助することができる。また、各アクチュエータを小型化することで配置の自由度を高め、装置全体として小型化を図ることもできる。
また、第4の実施の形態における足関節の動作補助装置100cによれば、高分子アクチュエータ508,509が、交差して配置されているので、足間接の動作補助を安定して行うことができる。
第1の実施の形態から第4の実施の形態に係る足関節の動作補助装置100,100a,100b,100cによれば、高分子アクチュエータ500,〜,509において生じる力の最大値を設定することができるので、足関節の動作補助装置100,100a,100b,100cを使用する場合、着者の安全を確保しつつ、装着者に応じた補助力を個別設定することができる。
また、第1の実施の形態から第4の実施の形態に係る足関節の動作補助装置100,100a,100b,100cによれば、つま先側接地センサ610、踵側接地センサ620は、外部から力を与えることにより電位を発生させるので、電源部720に蓄積することができる。したがって、同じ電源容量であれば、長期に亘って足関節の動作補助装置100,100a,100b,100cを使用することができる。なお、電源容量を小さくすることで使用時間は変えずに、装置全体を小型化することもできる。
なお、第1の実施の形態から第4の実施の形態においては、上側部材200、下側部材300、中間部材400が連続的に形成されている場合について説明したが、これに限定されず、上側部材200および中間部材400、下側部材300および中間部材400のいずれか一方が接着されていてもよい。また、上側部材200、下側部材300、中間部材400においては、さらなる計量化のため、強度および屈曲性が低下しすぎない状態で形状を変化させてもよい。例えば、上側部材200の一部に大きな孔形状を設けてもよい。更に中間部材400をなくしてもかまわない。
また、下側部材300は、指が露出しているが、指を完全に覆うものであってもかまわない。
また、下側部材300は、指が露出しているが、指を完全に覆うものであってもかまわない。
また、本実施の形態においては、制御ボックス700を足首より上方の足に装着することとしたが、これに限定されず、腕に制御ボックス700を装着することとしてもよく、また踵の下に装着するようにしてもよい。
なお、高分子アクチュエータ500,〜,509は、シリコンゴムおよび粉末カーボン電極を有する誘電エラストマーからなる。なお、高分子アクチュエータ500,〜,509は、誘電エラストマーに限定されず、イオン導電性高分子、貴金属接合体(Ionic Polymer-Metal Composite:IPMC)、導電性高分子からなってもよい。また、つま先側接地センサ610および踵側接地センサ620は誘電エラストマーとしたが、圧電素子や、機械的なスイッチであってもかまわない。
第1から第4の実施の形態においては、上側部材200が上側部材に相当し、下側部材300が上側部材に相当し、高分子アクチュエータ500,〜,509が高分子アクチュエータに相当し、つま先側接地センサ610および踵側接地センサ620が接地センサに相当し、制御部710が制御部に相当し、電源部720が電源部に相当し、足関節の動作補助装置100,100a,100b,100cが足関節の動作補助装置に相当し、ステップS2の処理が、第1工程および第3工程に相当し、ステップS3の処理が、第2工程に相当し、ステップS4の処理が、第4工程に相当し、ステップS5の処理が、第5工程に相当し、ステップS6の処理が、第6工程に相当し、ステップS7の処理が、第7工程に相当する。
本発明の好ましい一実施の形態は上記の通りであるが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることは理解されよう。さらに、本実施形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。
100,100a,100b,100c 足関節の動作補助装置
200 上側部材
300 下側部材
500,〜,509 高分子アクチュエータ
610 つま先側接地センサ
620 踵側接地センサ
710 制御部
720 電源部
200 上側部材
300 下側部材
500,〜,509 高分子アクチュエータ
610 つま先側接地センサ
620 踵側接地センサ
710 制御部
720 電源部
Claims (12)
- 身体の足関節の上方に装着される上側部材と、
身体の足関節の下方に装着される下側部材と、
前記上側部材と前記下側部材とに接続され、前記下側部材を前記上側部材に対して前記足関節を中心に回動させるように配設された高分子アクチュエータと、
前記下側部材が接地しているか否かを検知する接地センサと、
前記接地センサの検知状況に応じて前記高分子アクチュエータを制御する制御部と、
前記高分子アクチュエータに電力を供給する電源部と、を含むことを特徴とする足関節の動作補助装置。 - 前記高分子アクチュエータは、
前記身体に対して向こう脛側またはふくらはぎ側の少なくとも一方の側に配置されることを特徴とする請求項1記載の足関節の動作補助装置。 - 前記高分子アクチュエータは、複数の高分子アクチュエータを配設させたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の足関節の動作補助装置。
- 前記高分子アクチュエータは、前記上側部材の前記身体からみて前方であって、一方の側面から、他方の側面に少なくとも2つ交差して配設される請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の足関節の動作補助装置。
- 前記制御部は、前記高分子アクチュエータが発生する力の最大値を予め設定できるように構成されている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の足関節の動作補助装置。
- 前記接地センサは、歪に応じた電圧を発生させる高分子からなり、
前記制御部は、前記発生した電圧を電源部に供給可能に構成されたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の足関節の動作補助装置。 - 前記接地センサは、前記身体のつま先側および踵側に位置する前記下側部材の接地を検知するものであって、
前記制御部は、前記接地センサからの検知信号により前記踵側に位置する下側部材の接地を検知した場合、前記つま先側の下側部材における、つま先を上げる方向に保持するトルクを、徐々に減少させるように前記高分子アクチュエータを制御することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の足関節の動作補助装置。 - 前記接地センサは、前記身体のつま先側および踵側に位置する前記下側部材の接地を検知するものであって、
前記制御部は、前記接地センサからの検知信号により前記踵側に位置する下側部材の接地を検知した後、前記つま先側に位置する下側部材の接地を検知した場合、前記つま先側の下側部材における、つま先が下がる方向に保持するトルクを、徐々に減少させるように前記高分子アクチュエータを制御することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の足関節の動作補助装置。 - 前記接地センサは、前記身体のつま先側および踵側に位置する前記下側部材の接地を検知するものであって、
前記制御部は、前記接地センサからの検知信号により前記つま先側および踵側に位置する下側部材の接地を検知した後、前記踵側に位置する下側部材の接地が非検知となった場合、前記つま先側の下側部材における、つま先が上がる方向に保持するトルクを、増加させるように前記高分子アクチュエータを制御することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の足関節の動作補助装置。 - 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の足関節の動作補助装置を制御する制御方法であって、
前記接地センサからの検知信号により前記踵側に位置する下側部材の接地を検知する第1工程と、
前記第1工程の後、前記つま先側の下側部材における、つま先を上げる方向に保持するトルクを、徐々に減少させるように前記高分子アクチュエータを制御する第2工程と、を含むことを特徴とする足関節の動作補助装置の制御方法。 - 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の足関節の動作補助装置を制御する制御方法であって、
前記接地センサからの検知信号により前記踵側に位置する下側部材の接地を検知する第3工程と、
前記つま先側に位置する下側部材の接地を検知する第4工程と、
前記第3工程および前記第4工程の後に、前記つま先側の下側部材における、つま先を下げる方向に保持するトルクを、徐々に減少させるように前記高分子アクチュエータを制御する第5工程と、を含むことを特徴とする足関節の動作補助装置の制御方法。 - 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の足関節の動作補助装置を制御する制御方法であって、
前記接地センサからの検知信号により前記つま先側および踵側に位置する下側部材の接地を検知する第6工程と、
前記第6工程の後、前記踵側に位置する下側部材の接地が非検知となった場合、前記つま先側の下側部材における、つま先を上げる方向に保持するトルクを、増加させるように前記高分子アクチュエータを制御する第7工程と、を含むことを特徴とする足関節の動作補助装置の制御方法。
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