JP2010032820A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】顔料を含有する赤色フィルタセグメント、顔料を含有する緑色フィルタセグメントおよび顔料を含有する青色フィルタセグメントを備えるカラーフィルタと、三波長域発光型LEDランプを光源とするバックライトユニットとを具備する液晶表示装置であって、前記三波長域発光型LEDランプから出射される光が400〜485nm、485〜585nm、585〜700nmの各領域において、各々単一の輝線ピークのみを有し、450±20nm、520±20nm、635±10nmの領域に輝線ピークを有し、ホワイトとしてのコントラスト比を表すW(cr)値が6.00以上である液晶表示装置。
【選択図】図1
Description
コントラスト比アップに関しては、従来から様々な方法で改善が行われている。
具体的には、各色フィルタセグメントに含まれる顔料粒子を微細化して、コントラスト比を向上させる方法が挙げられる。顔料粒子が大きいと、顔料が光を吸収する波長において、若干の光の散乱により完全に光を吸収しきれない問題があり、顔料粒子の微細化により顔料粒子を密にすることで、光の散乱を抑え改善を行っている(例えば特許文献1参照)。
また、特定の青色フィルタを含むカラーフィルタと3波長域発光型蛍光ランプを光源とするバックライトユニットとの組み合わせが提案されているが、このバックライトユニットは、本来顔料が光を吸収するべき波長において、比較的大きな輝線ピークを持ってしまっているため、カラーフィルタ用途ではない粒子径の大きい顔料を用いた場合には、高コントラスト比が達成できないのが現状である(例えば特許文献2参照)。
波長bnmにおけるCIE1931等色関数、Ynは波長nnmにおけるCIE1931等色関
数を示す。]
また、緑色フィルタセグメントに含まれるC.I. Pigment Green 36は、臭素原子を7±3個、塩素原子を9±3個有するハロゲン化銅フタロシアニン顔料であることが好ましい。
さらに、カラーフィルタは、少なくともガラス基板と、赤色フィルタセグメントと、緑色フィルタセグメントと、青色フィルタセグメントとからなり、原子間力顕微鏡により測定されるガラス基板の表面粗さ(Ra)が0.5nm以下であることが好ましい。
次に、本発明におけるバックライトユニットとカラーフィルタ、ひいては液晶表示装置のコントラスト比との関係を説明する。
本発明者は、従来から知られている顔料の微細化以外の方法で、液晶表示画面のコントラスト比を上げる方法として、バックライトのサブピークにカラーフィルタの透過を持たせないことで、光の散乱を抑え、さらに、メインの輝線ピークには十分なカラーフィルタの透過を維持する方法を見出した。
(1)各色フィルタセグメントの明度であるメインの輝線ピークに対する各色フィルタセグメントの透過率を上げること。
(2)各色フィルタセグメントの光の散乱である、吸収部分のサブピークに対する透過率を下げること。
(2)については、顔料の微細化によってサブピークに対する透過率を下げることを行ってきた。しかし、顔料微細化にも限界があり、コスト面、分散性面など多くの問題を抱えている。
本発明では、(2)についての改善を主としており、サブピークを持たないバックライトユニットを用いることで、大幅にコントラスト比が向上させたものである。
但し、
W(tr)=R(tr)+G(tr)+B(tr) (2)
W(ab)=R(ab)+G(ab)+B(ab) (3)
さらに
RCFr:カラーフィルタを構成する赤色フィルタセグメントの、波長rnmにおける透過率の値である。
BLUr:バックライトの、波長rnmにおける発光スペクトルの発光強度の値を、波長585〜700nmの範囲における最大輝線ピークの発光強度を100としたときの割合に換算した値である。
Yr:波長rnmにおけるCIE1931等色関数の値である。
なお、波長rnmは、波長585〜700nmの範囲における5nm毎の数値である。
BLUg:バックライトの、波長gnmにおける発光スペクトルの発光強度の値を、波長485〜585nmの範囲における最大輝線ピークの発光強度を100としたときの割合に換算した値である。
Yg:波長gnmにおけるCIE1931等色関数の値である。
なお、波長gnmは、波長485〜585nmの範囲における5nm毎の数値である。
BLUb:バックライトの、波長bnmにおける発光スペクトルの発光強度の値を、波長400〜485nmの範囲における最大輝線ピークの発光強度を100としたときの割合に換算した値である。
Yb:波長bnmにおけるCIE1931等色関数の値である。
なお、波長bnmは、波長400〜485nmの範囲における5nm毎の数値である。
Yn:波長nnmにおけるCIE1931等色関数の値である。
GCFn:カラーフィルタを構成する緑色フィルタセグメントの、波長nnmにおける透過率の値である。
BCFn:カラーフィルタを構成する青色フィルタセグメントの、波長nnmにおける透過率の値である。
BLUn:バックライトの、波長nnmにおける発光スペクトルの発光強度の値を、波長400〜700nmの範囲における最大輝線ピークの発光強度を100としたときの割合に換算した値である。
なお、波長nnmは、波長400〜700nmの範囲における5nm毎の数値である。
W(cr)が示すように、各色フィルタセグメントの透過領域での光の透過量と、吸収領域での光の透過量のギャップが大きいほど、W(cr)は大きくなる。これは、上述したコントラスト比を向上させる要因(1)、(2)を定量化したものである。
一方で、式(2)において、R(tr)、G(tr)、B(tr)の値は、各々の色において、透過する光の量の割合を表すものであり、これらの和であるW(tr)の値は大きくなることが好ましい。また、CIE1931等色関数Yの値は明度を表す。
F10光源では、メインの輝線ピークのほかに、サブピークと呼ばれる小さなピークが存在する。
メインの輝線ピークは、図2のF10光源の発光スペクトルで具体的に示すと、435nm、545nm、610nmにあり、各色フィルタセグメントの透過領域に高い輝線がある。同様にサブピークは、上記メインの輝線ピーク以外の比較的低い輝線、具体的には410nm、490nm、585nm、630nmにあるピークである。
F10光源の如き従来までの一般的なバックライトユニットに用いられる光源では、その発光機構のためサブピークをなくすことはできなかった。また、3波長域発光型蛍光ランプの光源は、発光機構の改善によりサブピークをなくすことは不可能である。
そこで、発光機構がまったく異なる、三波長域発光型LEDランプを用いることで、図1に示すような、メインの輝線ピークのみで構成された、本発明の液晶表示装置に最適なバックライトを得ることができる。
特に、400〜425nm、470〜500nm、600〜620nmの位置にサブピークが存在してしまうと、R(ab)、G(ab)、B(ab)の値、さらにはその和であるW(ab)の値が大きくなり、結果的にコントラスト比が低下してしまい好ましくない。
本発明に用いる三波長域発光型LEDバックライトは青色LEDに変換層をつけるか、RGBの3色のLEDを併用して得ることのいずれかの方法により得られるものである。
本発明に用いるバックライトユニットは、特開2007−158009号公報、特開2004−172636号公報などに記載されている方法で、三波長型LEDランプを得ることができる。
本発明に用いるカラーフィルタは、顔料を含有する赤色フィルタセグメント、顔料を含有する緑色フィルタセグメントおよび顔料を含有する青色フィルタセグメントを少なくとも備える。
赤色フィルタセグメントに含まれる顔料がC.I. Pigment Red 177であり、緑色フィルタセグメントに含まれる顔料がC.I. Pigment Green 36とC.I. Pigment Yellow 150であり、青色フィルタセグメントに含まれる顔料がC.I. Pigment Blue 15:6とC.I. Pigment Violet 23であることが好ましい。
赤色フィルタセグメントに含まれる顔料は、C.I. Pigment Red 177以外の顔料を含んでもよいが、C.I. Pigment Red 177が80%以上含まれていることが好ましい。80%よりも少ないとコントラスト比が低下してしまう。より好ましくはC.I. Pigment Red 177を90%以上含むものである。C.I. Pigment Red 177は450nm〜550nmの領域に透過がなく、400〜450nmの領域において最大透過率が15%以下である点で好ましい。
C.I. Pigment Blue 15:6の割合が上記範囲より少なかったり、C.I. Pigment Violet 23を含まなかったりすると青色領域の再現が困難になってしまう。
透明基板としては、ガラス板や、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、ポリエチレンテレフタレートなどの樹脂板が用いられる。
反射基板としては、シリコンや、前記の透明基板上にアルミニウム、銀、銀/銅/パラジウム合金薄膜などを形成したものが用いられる。
また、ガラス基板の表面粗さ(Ra)の値は0.5nm以下であることが好ましく、更には0.3nm以下であることが好ましい。表面粗さ、(Ra)の値が0.5nmよりも大きくなってしまうと、各色フィルタセグメントに現像ムラが生じ、高いコントラスト比を得ることができなくなってしまう。表面粗さ(Ra)は、セイコーインスツルメント社製原子間力顕微鏡(AFM)、SPI3800Nを用いて測定することができる。
カラーフィルタ用着色組成物は、顔料担体としての樹脂、その前駆体、または樹脂およびその前駆体の混合物、顔料、有機溶剤からなるものである。また、必要に応じて光重合開始剤、色素誘導体、樹脂型分散剤、界面活性剤を含んでいてもよい。
上記樹脂の構成成分である一般式(10)で表される化合物(a)は、ベンゼン環のπ電子の効果により顔料表面への吸着/配向性が良好となる。特に(a)がパラクミルフェノールのエチレンオキサイドまたはプロピレンオキサイド変性(メタ)アクリレートである場合には、その立体的な効果も加わり顔料に対しより良好な吸着/配向面を形成できるのでより効果が高い。また、R3のアルキル基の炭素数は1〜20であるが、好ましくは1〜10である。炭素数が1〜10のときはアルキル基が障害となり樹脂同士の接近を抑制し顔料への吸着/配向を促進するが、炭素数が10を越えるとアルキル基の立体障害効果が高くなりベンゼン環の顔料表面への吸着/配向までをも妨げる。これは鎖長が長くなるに従い顕著となり、炭素数が20を越えるとベンゼン環の吸着/配向が極端に低下する。
上記樹脂の重量平均分子量(Mw)は、好ましくは5000〜100000であり、さらに好ましくは10000〜50000である。重量平均分子量(Mw)が5000よりも小さいと、樹脂の強度が低下してしまいカラーフィルタの耐久性が低下してしまう。また重量平均分子量(Mw)が100000よりも大きいと、ガラス基板への定着性が低下してしまい好ましくない。また重量平均分子量と数平均分子量との比であるMw/Mnの値は、強度、定着性の点から、10以下であることが好ましい。
装 置:GPC−150C(ウォーターズ社)
カラム:GMH−HT30cm2連(東ソ−社製)
温 度:135℃
溶 媒:o−ジクロロベンゼン(0.1%アイオノール添加)
流 速:1.0ml/min
試 料:0.15%の試料を0.4ml注入
以上の条件で測定し、試料の分子量算出にあたっては単分散ポリスチレン標準試料により作成した分子量較正曲線を使用する。さらに、Mark−Houwink粘度式から導き出される換算式でポリエチレン換算することによって算出される。
光重合開始剤としては、4−フェノキシジクロロアセトフェノン、4−t−ブチル−ジクロロアセトフェノン、ジエトキシアセトフェノン、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタン−1−オン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オン等のアセトフェノン系光重合開始剤、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンジルジメチルケタール等のベンゾイン系光重合開始剤、ベンゾフェノン、ベンゾイル安息香酸、ベンゾイル安息香酸メチル、4−フェニルベンゾフェノン、ヒドロキシベンゾフェノン、アクリル化ベンゾフェノン、4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド等のベンゾフェノン系光重合開始剤、チオキサンソン、2−クロルチオキサンソン、2−メチルチオキサンソン、イソプロピルチオキサンソン、2,4−ジイソプロピルチオキサンソン等のチオキサンソン系光重合開始剤、2,4,6−トリクロロ−s−トリアジン、2−フェニル−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(p−メトキシフェニル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(p−トリル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−ピペロニル−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−スチリル−s−トリアジン、2−(ナフト−1−イル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(4−メトキシ−ナフト−1−イル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2,4−トリクロロメチル−(ピペロニル)−6−トリアジン、2,4−トリクロロメチル(4’−メトキシスチリル)−6−トリアジン等のトリアジン系光重合開始剤、ボレート系光重合開始剤、カルバゾール系光重合開始剤、イミダゾール系光重合開始剤等が用いられる。光重合開始剤は、顔料100重量部に対して、5〜150重量部の量で用いることができる。
溶剤としては、例えば1,2,3−トリクロロプロパン、1,3−ブタンジオール、1,3-ブチレングリコール、1,3-ブチレングリコールジアセテート、1,4−ジオキサン、2−ヘプタノン、2−メチル−1,3−プロパンジオール、3,5,5-トリメチル-2-シクロヘキセン-1-オン、3,3,5−トリメチルシクロヘキサノン、3−エトキシプロピオン酸エチル、3−メチル−1,3−ブタンジオール、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール、3−メトキシ−3−メチルブチルアセテート、3-メトキシブタノール、3−メトキシブチルアセテート、4−ヘプタノン、m−キシレン、m−ジエチルベンゼン、m−ジクロロベンゼン、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、n−ブチルアルコール、n−ブチルベンゼン、n−プロピルアセテート、N−メチルピロリドン、o−キシレン、o−クロロトルエン、o−ジエチルベンゼン、o−ジクロロベンゼン、p−クロロトルエン、p−ジエチルベンゼン、sec−ブチルベンゼン、tert−ブチルベンゼン、γ―ブチロラクトン、イソブチルアルコール、イソホロン、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノターシャリーブチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジイソブチルケトン、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノイソプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、シクロヘキサノール、シクロヘキサノールアセテート、シクロヘキサノン、ジプロピレングリコールジメチルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテルアセテート、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ダイアセトンアルコール、トリアセチン、トリプロピレングリコールモノブチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールジアセテート、プロピレングリコールフェニルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルプロピオネート、ベンジルアルコール、メチルイソブチルケトン、メチルシクロヘキサノール、酢酸n−アミル、酢酸n−ブチル、酢酸イソアミル、酢酸イソブチル、酢酸プロピル、二塩基酸エステル等が挙げられ、これらを単独でもしくは混合して用いる。
溶剤は、顔料100重量部に対して、500〜4000重量部の量で用いることができる。
カラーフィルタ用着色組成物は、遠心分離、焼結フィルタ、メンブレンフィルタ等の手段にて、5μm以上の粗大粒子、好ましくは1μm以上の粗大粒子、さらに好ましくは0.5μm以上の粗大粒子および混入した塵の除去を行うことが好ましい。
現像に際しては、アルカリ現像液として炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウム等の水溶液が使用され、ジメチルベンジルアミン、トリエタノールアミン等の有機アルカリを用いることもできる。また、現像液には、消泡剤や界面活性剤を添加することもできる。
カラーフィルタは、上記方法の他に電着法、転写法などにより製造することができるが、このカラーフィルタ用着色組成物は、いずれの方法にも用いることができる。なお、電着法は、透明基板上に形成した透明導電膜を利用して、コロイド粒子の電気泳動により各色フィルタセグメントを透明導電膜の上に電着形成することでカラーフィルタを製造する方法である。
また、転写法は剥離性の転写ベースシートの表面に、あらかじめカラーフィルタ層を形成しておき、このカラーフィルタ層を所望の透明基板に転写させる方法である。
また、前記の透明基板または反射基板上に薄膜トランジスター(TFT)をあらかじめ形成しておき、その後にフィルタセグメントを形成することもできる。TFT基板上にフィルタセグメントを形成することにより、液晶表示パネルの開口率を高め、輝度を向上させることができる。
また、カラーフィルタの配列は、ストライプ配列、マトリックス配列等の配列方法があるが、高いコントラスト比を得られることで、マトリックス配列の形態を取ることが好ましい。
カラーフィルタは、シール剤を用いて対向基板と張り合わせ、シール部に設けられた注入口から液晶を注入したのち注入口を封止し、必要に応じて偏光膜や位相差膜を基板の外側に張り合わせることにより、液晶表示パネルが製造される。
かかる液晶表示パネルは、ツイステッド・ネマティック(TN)、スーパー・ツイステッド・ネマティック(STN)、イン・プレーン・スイッチング(IPS)、ヴァーティカリー・アライメント(VA)、オプティカリー・コンベンセンド・ベンド(OCB)などのカラーフィルタを使用してカラー化を行う液晶表示モードに使用することができる。
(アクリル樹脂溶液の調製)
セパラブル4口フラスコに温度計、冷却管、窒素ガス導入管、撹拌装置を取り付けた反応容器にシクロヘキサノン70.0部を仕込み、80℃に昇温し、反応容器内を窒素置換した後、滴下管よりn−ブチルメタクリレート13.3部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート4.6部、メタクリル酸4.3部、パラクミルフェノールエチレンオキサイド変性アクリレート(東亞合成株式会社製「アロニックスM110」)7.4部、2,2'−アゾビスイソブチロニトリル0.4部の混合物を2時間かけて滴下した。滴下終了後、更に3時間反応を継続し、重量平均分子量(Mw)26000、分子量分布(Mw/Mn)3.0のアクリル樹脂の溶液を得た。室温まで冷却した後、樹脂溶液約2gをサンプリングして180℃、20分加熱乾燥して不揮発分を測定し、測定結果に基づき、先に合成した樹脂溶液に不揮発分が20重量%になるようにメトキシプロピルアセテートを添加して、アクリル樹脂溶液を調製した。アクリル樹脂の酸価は、16KOHmg/gであった。
表1に示す配合組成で、混合物を均一に撹拌混合し、直径0.1mmのジルコニアビーズを用いて、picoミルで10時間分散した後、5μmのフィルタで濾過し、顔料分散体を作製した。分散剤は、味の素ファインテクノ社製「PB−821」を用い、溶媒はメトキシプロピルアセテートを使用した。
ついで、下記組成の混合物を均一になるように攪拌混合した後、1μmのフィルタで濾過し、カラーフィルタ用着色組成物を作製した。
分散体 60.0部
光重合開始剤(チバ・ジャパン社製「イルガキュア907」) 1.2部
ジペンタエリストリトールペンタアクリレートおよびヘキサアクリレート
(東亞合成社製「アロニックスM400」) 4.2部
増感剤(保土ヶ谷化学株式会社製「EAB−F」) 0.4部
アクリル樹脂溶液 11.0部
メトキシプロピルアセテート 23.2部
表2に示すカラーフィルタ用着色組成物を、100mm×100mm、厚さ0.7mm、表面粗さ(Ra)0.25nm、の石英ガラス基板上に、スピンコーターを用いて塗布し、70℃で20分乾燥後、超高圧水銀ランプを用いて、積算光量150mJで紫外線露光を行った。塗布基板を230℃で1時間加熱、放冷後、得られた塗膜の5nm毎の透過率を400〜700nmの範囲で測定する。方法は、顕微分光光度計(オリンパス光学社製「OSP−SP100」)を用いて測定した。測定された透過率の値から、式(4)〜(9)により、R(tr)、G(tr)、B(tr)、R(ab)、G(ab)、B(ab)を算出した。さらに、上記R(tr)、G(tr)、B(tr)、R(ab)、G(ab)、B(ab)の結果から、式(1)〜(3)により、W(cr)を求めた。結果を表1、表2に示す。なお、各色着色組成物の塗布膜厚は、赤色着色組成物についてはF10光源でのxが0.65になるように、緑色着色組成物についてはF10光源でのyが0.60になるように、青色着色組成物においてはF10光源でのyが0.09になるように調整した。具体的には1.5〜2.5μmの範囲の乾燥膜厚であった。
(RGB LED1)
日亜化学工業社製フルカラーLED(NSTM515AS)の赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色を用い、これらを通常入手可能な部材と組み合わせ、サイドライト方式のバックライトを構成した。NSTM515ASのBLUEは単一のピークで460nmに最大輝線ピークを有し、同GREENは単一のピークで515nmに最大輝線ピークを有し、同REDは単一のピークで625nmに最大輝線ピークを有する。
(RGB LED2)
日亜化学工業社製青色LED NSPB510S、緑色LED NSPG510S、赤色LED NSPR510DSの3色を用い、これらを通常入手可能な部材と組み合わせ、サイドライト方式のバックライトを構成した。青色LED NSPB510Sは単一のピークで465nmに最大輝線ピークを有し、緑色LED NSPG510Sは単一のピークで525nmに最大輝線ピークを有し、赤色LED NSPR510DSは単一のピークで630nmに最大輝線ピークを有する。
(F10)
従来のF10光源のバックライトである。
また、実施例1〜3において、実施例2が最もW(cr)の値が大きく、色材の組み合わせとしてより好ましい組み合わせ、すなわち色材の種類と量から発現できる色相が最も優れているといえる。また同様に、実施例4〜6において、実施例5が最もW(cr)の値が大きく、色材の組み合わせとしてより好ましい組み合わせ、すなわち色材の種類と量から発現できる色相が最も優れているといえる。
実施例2と比較例2を比べると、カラーフィルタを構成する色材の種類を変更してしまうと、三波長域発光型LEDランプを光源とするがバックライトユニットを用いても、バックライトユニットとの最適化が難しくなり、W(cr)の値が大幅に低下してしまっている。
Claims (5)
- 顔料を含有する赤色フィルタセグメント、顔料を含有する緑色フィルタセグメントおよび顔料を含有する青色フィルタセグメントを備えるカラーフィルタと、三波長域発光型LEDランプを光源とするバックライトユニットとを具備する液晶表示装置であって、前記三波長域発光型LEDランプから出射される光が400〜485nm、485〜585nm、585〜700nmの各領域において、各々単一の輝線ピークのみを有し、450±20nm、520±20nm、635±10nmの領域に輝線ピークを有し、下記式(1)で表されるW(cr)が6.00以上であることを特徴とする液晶表示装置。
W(cr)=W(tr)÷W(ab) (1)
但し、
W(tr)=R(tr)+G(tr)+B(tr) (2)
W(ab)=R(ab)+G(ab)+B(ab) (3)
さらに
[式(4)〜(9)中、RCFrは赤色フィルタセグメントの波長rnmにおける透過率、BLUrは585〜700nmの最大輝線ピークの発光強度を100としたときの波長rnmにおける発光強度の割合(輝線率)、 GCFgは緑色フィルタセグメントの波長gnmにおける透過率、BLUgは485〜585nmの最大輝線ピークの発光強度を100としたときの波長gnmにおける発光強度の割合(輝線率)、BCFbは青色フィルタセグメントの波長bnmにおける透過率、BLUbは400〜485nmの最大輝線ピークの発光強度を100としたときの波長bnmにおける発光強度の割合(輝線率)を示す。BLUn は400〜700nm最大輝線ピークの発光強度を100としたときの波長nnmにおける発光強度の割合(輝線率)を示す。Yrは波長rnmにおけるCIE1931等色関数、Ygは波長gnmにおけるCIE1931等色関数、Ybは
波長bnmにおけるCIE1931等色関数、Ynは波長nnmにおけるCIE1931等色関
数を示す。] - 赤色フィルタセグメントに含まれる顔料がC.I. Pigment Red 177であり、緑色フィルタセグメントに含まれる顔料がC.I. Pigment Green 36とC.I. Pigment Yellow 150であり、青色フィルタセグメントに含まれる顔料がC.I. Pigment Blue 15:6とC.I. Pigment Violet 23であることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
- 緑色フィルタセグメントに含まれるC.I. Pigment Green 36が、臭素原子を7±3個、塩素原子を9±3個有するハロゲン化銅フタロシアニン顔料であることを特徴とする請求項2記載の液晶表示装置。
- カラーフィルタが、少なくともガラス基板と、赤色フィルタセグメントと、緑色フィルタセグメントと、青色フィルタセグメントとからなることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の液晶表示装置。
- 原子間力顕微鏡により測定されるガラス基板の表面粗さ(Ra)が0.5nm以下であることを特徴とする請求項4記載の液晶表示装置。
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