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JP2010033888A - 非水電解質電池用リード線および非水電解質電池 - Google Patents

非水電解質電池用リード線および非水電解質電池 Download PDF

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Keitaro Miyazawa
圭太郎 宮澤
Kosuke Tanaka
浩介 田中
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Abstract

【課題】安価な表面処理より耐フッ化水素酸性を備えるニッケルからなる非水電解質電池用リード線と該リード線を用いた非水電解質電池を提供する。
【解決手段】正極、負極および非水電解質を、金属箔を含む積層フィルム4からなる封入体3に収納してなる非水電解質電池およびそのリード線である。リード線2は、ニッケル(ニッケルメッキを含む)からなり、封入体3に封着されて取り出される部分のリード線表面が不動態層5とされ、不動態層5の表面に封入体に封着される絶縁体6を備えている。上記の不動態層5は、0.01重量%のフッ化水素酸に対する自然電位でゼロないしプラス電位とされ、該電位は0V以上0.5V以下とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、正極、負極および非水電解質(電解液)を積層フィルムからなる封入体に収納してなる非水電解質電池のリード線に関する。
電子機器の小型化と共に電源としての電池の小型化、軽量化が求められている。また、高エネルギー密度化、高エネルギー効率化に対する要求もあり、このような要求を満たすものとして、リチウムイオン電池などの非水電解質電池が知られている。非水電解質電池としては、正極、負極および電解液を、例えば、金属箔を含む積層フィルムからなる袋状の封入体に収納し、電極に接続したリード線を密封状態で外部に取り出す構造のものがある(例えば、特許文献1参照)。
金属箔を含む積層フィルムは、樹脂フィルムからなる内層フィルムと外層フィルムとの間に、少なくともアルミ、銅、ステンレス等の金属からなる金属箔をサンドイッチ状に貼り合わせた密封性の高い積層フィルムが用いられる。そして、例えば、矩形状に裁断された2枚の積層フィルムの内層フィルムの周辺同士を、ヒートシールで互いに融着密封して袋状の封入体とされる。正極または負極に接続されるリード線は、その取り出し部分が積層フィルムの金属箔に対して電気的短絡が生じないように絶縁体で覆われると共に、封入体の所定の縁部に封止されて密封状態で取り出される。
このリード線の取り出し部分の絶縁体は、例えば、特許文献1に開示のように、リード線金属を囲うようにして低融点の内側絶縁層とこれよりは融点が高く積層フィルムのヒートシールのヒートシール温度では溶融しない外側絶縁層の2層で形成される。この絶縁体は、リード線の取り出し部分に、予め内側絶縁層を加熱溶融して密封接着させた後、封入体の取り出し口に挟み込まれる。この後、積層フィルムの周辺のシール部分をヒートシールで封止するが、外側絶縁層は、このヒートシール時の温度では、溶融されない材料で形成されているため、リード線金属と積層フィルム内の金属箔とが電気的に短絡しないとされている。
しかし、積層フィルムのシール部およびリード線取り出し部は、完全に覆われた形態とはならず、密封接着が不十分であると外部から水分が浸入する。電池内に水分が浸入すると、内部の電解液との反応によりフッ化水素酸が発生する。リード線金属としては、アルミ、ニッケル(ニッケルメッキを含む)、銅などが用いられるが、上記のフッ化水素酸による腐食を受けることになる。リード線金属は、絶縁体により表面を密封封止されているとしても、その表面は長期にわたって徐々に腐食され、絶縁体との密封形態が破壊され、液漏れがおこって電池として機能しなくなる。
特許3505905号公報
リード線金属(タブ)としては、アルミ、ニッケル、銅などが用いられるが、このうち、ニッケルが最もフッ化水素酸により腐食されにくい。このため、例えば、リード線金属が銅で形成されている場合に、ニッケルメッキを施して使用(ニッケルメッキ銅という)されることがある。したがって、リード線金属に高純度のニッケル(ニッケルメッキを含む)を用いることで、耐久性を高めることは可能である。しかし、長期の使用でリード線金属の表面は、徐々に腐食されて不安定となり、密封形態が破壊される恐れがある。
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたもので、安価な表面処理により耐フッ化水素酸性を備えるニッケル(ニッケルメッキを含む)からなる非水電解質電池用リード線と該リード線を用いた非水電解質電池を提供することを目的とする。
本発明による非水電解質電池用リード線は、正極、負極および非水電解質を、金属箔を含む積層フィルムからなる封入体に収納してなる非水電解質電池用のリード線で、リード線はニッケル(ニッケルメッキを含む)からなり、封入体に封着されて取り出される部分のリード線表面が不動態層とされ、不動態層の表面に封入体に封着される絶縁体を備えていることを特徴とする。
前記の不動態層は、0.01重量%のフッ化水素酸に対する自然電位でゼロないしプラス電位とされ、該電位は0V以上0.5V以下であることが好ましい。
本発明におけるニッケル(ニッケルメッキを含む)からなるリード線表面の不動態層は、湿度管理された酸化雰囲気中に曝すことにより、簡易かつ安価に形成することができる。そして、リード線表面に形成された不動態層により、耐フッ化水素酸性に優れたリード線の封止が得られ、液漏れのない安定した特性と長寿命の非水電解質電池を実現することが可能となる。
図により本発明の実施の形態を説明する。図1は非水電解質電池の一例を説明する外観図、図2(A)は非水電解質電池の断面を示す図、図2(B)および図2(C)はリード線部分の構成を説明する図である。図中、1はリード線、2はリード線金属、3は封入体、3aはシール部、4は積層フィルム、4aは金属箔、5は不動態層、6は絶縁体、7は接着層、8は絶縁層、9は正極、9’は負極、10は隔膜、11、11’は電極導電体、12、12’は活性物質層を示す。
本発明によるリード線(タブリードともいう)が適用される非水電解質電池は、例えば、図1に一例として示すように、一対のリード線金属2の取り出し部分を絶縁体6で覆って、封入体3のシール部3aから外部に取り出す薄形構造で形成される。封入体3は、周縁部のシール部3aをヒートシールによる熱融着で袋状としたものである。封入体3内には、正極、負極、隔膜等と非水の溶媒(例えば、有機溶媒)に電解質(例えばリチウム化合物)が溶解された非水電解液とを含む電気化学セルを、密封収納している。
リード線1は、厚さが0.05mm〜0.4mmで、外部への電気接続のためにシール部3aを経て導出される。リード線1のリード線金属2は、ニッケルまたはニッケルメッキされた銅からなり、少なくともその導出部分を絶縁体6で絶縁し、封入体3を形成する積層フィルム4の金属箔と電気的に接触しない構造とされる。リード線金属2は、少なくとも積層フィルム4と封着される表面に、酸化皮膜(酸化ニッケル)による化学的に安定な不動態層5が形成され、その外面に絶縁体6を密封接着し、絶縁体6の外面に積層フィルム4を封着している。
図2(A)は、本発明による非水電解質電池の概略を示し、図1で示した封入体3のシール部3aの一部から、リード線金属2を絶縁体6で覆って外部に取り出す構造を示している。封入体3は、樹脂フィルム内に金属箔4aを有する積層フィルム4で形成される。積層フィルム4は、例えば、内層フィルムと外層フィルムとの間にアルミ、銅、ステンレス等の金属等の金属箔4aをサンドイッチ状に貼り合わせて形成され、封入体3内に収納される非水電解質(電解液)に対する密封性を高めている。
また、封入体3の積層フィルム4は、例えば、3〜5層の積層体からなり、その最内層フィルムは、電解液で溶解されずシール部分から電解液が漏出するのを防止するものとして、例えば、酸変性ポリオレフィン(例:無水マレイン酸変性低密度ポリエチレン)で形成される。最外層フィルムは、厚さが0.05mm〜0.2mmで、内側の金属箔4aを外傷から保護するのにポリエチレンテレフタレート(略称PET)等で形成されている。
封入体3内に収容される非水電解質としては、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ジエチルカーボネート、ジメチルカーボネート、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロドフランなどの有機溶媒に、LiClO、LiBF、LiPF、LiAsF等を溶解させた非水電解質や、リチウムイオン伝導性の固体電解質などが用いられる。
電極は、隔膜10を挟んで対峙する正極9と負極9’からなり、集電体と呼ばれる金属箔又はエキスパンドメタル等の金属基材上に活性物質層12,12’を形成した構造を有している。正極9および負極9’は、電極導電体11上に還元酸化物粉末とカーボン粉末と結着剤のバインダーとからなる活性物質層12,12’を形成して構成される。正極9と負極9’との間に配される隔膜10は、電気的絶縁性を保持し、且つ、イオン伝導性を保持するポリオレフィン系の多孔膜で形成される。
正極9および負極9’は、電極導電体11,11’から一体に形成されている接続片を、スポット溶接や超音波溶接等によりリード線金属2に接続される。正極9に接続されるリード線金属2は、正の高電位となるので電解液との接触により溶解が生じないように、電極導電体11と同じ金属、例えば純アルミ、或いはこれらの合金で形成されているのが好ましい。負極9’に接続されるリード線金属2は、過充電でリチウムが析出し過放電で電位が高くなることから、リチウムに腐食されにくく、リチウムと合金が形成されにくく、且つ、溶解されにくい電極導電体11’と同じ銅又はニッケル或いはこれらの合金で形成されているのが好ましい。
図2(B)および(C)に示すように、リード線金属2の取り出し部分を覆って積層フィルム4の金属箔4aとの電気的絶縁を行なう絶縁体6は、接着層7と絶縁層8の2層で形成するのが好ましい。そして、接着層7は、比較的溶融温度が低い樹脂材料で形成され、リード線金属2の表面に形成された後述する複合皮膜層5に融着して絶縁層8を密封接着させる。この接着層7には、例えば、熱可塑性ポリオレフィン樹脂、好ましくは低密度ポリエチレン或いは酸変性低密度ポリエチレンまたは酸変性ポリプロピレン(例:厚み40μm、融点110℃)が用いられ、リード線金属2上の不動態層5に熱融着される。
絶縁層8は、封入体3のヒートシール温度では溶融しない樹脂材料で形成され、封入体3に融着してリード線金属2を密封状態で引き出す。この絶縁層8には、例えば、架橋ポリオレフィン樹脂、好ましくは架橋された低密度ポリエチレン・架橋されたポリプロピレン或いはエチレン−ビニルアルコール重合体(例:エチレン比率44%、厚み100μm、融点165℃)が用いられる。封入体3の最内層フィルムが酸変性低密度ポリエチレンで形成されている場合、シール部3aは110℃程度でヒートシールされるが、このヒートシール温度では絶縁層8は溶融されず、リード線金属2の取り出し部分において、積層フィルム4の金属箔4aとの電気的絶縁を確保することができる。
上述する構成で、封入体3のシール部3aおよびリード線金属2の取り出し部を完全に密封接着することにより、良好な特性と長寿命を維持することが可能となる。しかし、これらの密封接着が不十分であると、外部から水分が浸入し、内部の電解液との反応によりフッ化水素酸が発生する。リード線金属2としては、一般にアルミ、ニッケル(ニッケルメッキを含む)、銅などが用いられるが、フッ化水素酸による腐食を受けることになる。これらの金属のうちで、ニッケル(ニッケルメッキを含む)は、他の金属と比べて耐フッ化水素酸性があるとされている。しかし、その表面は長期にわたって徐々にフッ化水素酸により腐食され、絶縁体6との密封形態が破壊され、液漏れの原因となると共に特性が低下する。
本発明においては、ニッケル金属(ニッケルメッキされた金属を含む)からなるリード線金属2がフッ化水素酸による腐食されるのを防止するために、リード線金属2の表面を酸化ニッケルの不動態層5で処理している。酸化ニッケルの不動態層は、ニッケル金属を大気中あるいは酸化雰囲気中に放置することにより形成される。この場合、ニッケル金属を管理された湿度環境に曝すことにより、所定厚さの不動態層5とすることができる。なお、金属の不動態とは、通常は電気化学的に卑(腐食されやすい)なレベルにある金属が、電気化学的に貴な金属の挙動(腐食されにくい)に近づく場合をいう。
また、不動態層5の膜厚レベルは、自然電位を測定することにより判定することができる。自然電位とは、ある環境の下で金属がもつエネルギーの値を言い、金属表面が酸化により不動態膜(酸化膜)が生成されるとプラス電位となり、また、不動態膜が厚いほど電位差は大きくなる。一方、金属表面が露出したり腐食が生じるとマイナス電位となり、腐食の進行状態を判定することができる。
本発明は、非水電解質電池のニッケル金属からなるリード線部分に酸化生成される不動態層を積極的に活用するもので、不動態層を所定の自然電位以上となるように調整することにより、耐フッ化水素酸性を高めるようにしたものである。これにより、従来のクロムメート処理やチタニア処理、あるいは、ノンクロムのポリアクリル酸を含む樹脂成分と金属塩とを含む処理液の塗布により複合皮膜層を形成したリード線と同程度の耐フッ化水素酸性を備えた非水電解質電池を実現することができる。しかも、単にリード線金属の表面を酸化させるという簡単な処理で、安価に製造することができる。
図3は、本発明による実施例1〜4とその比較例1,2を示す図である。リード線金属は、ニッケル箔(厚さ0.1mm程度)を、湿度を異ならせた管理環境に置いて、酸化ニッケルからなる不動態層の状態(厚さ)を調整し、各例の自然電位が異なるようにした。
実施例1は、0.01重量%のフッ化水素酸に対する自然電位が+0.5V(フッ化水素酸に入れた瞬間の電位)となるように調整、実施例2は、0.01重量%のフッ化水素酸に対する自然電位が+0.3Vとなるように調整、実施例3は、0.01重量%のフッ化水素酸に対する自然電位が+0.1Vとなるように調整、実施例4は、0.01重量%のフッ化水素酸に対する自然電位が+0.0Vとなるように調整した。また、比較例1は、0.01重量%のフッ化水素酸に対する自然電位が−0.1Vとなるように調整、比較例2は、0.01重量%のフッ化水素酸に対する自然電位が−0.2Vとなるように調整した。
次いで、表面の不動態層5の自然電位が上述のように調整されたニッケル箔を、5mm幅の帯状に切断し、一定間隔で図2で説明した絶縁体6を熱融着(180℃×10秒位)して、評価用のリード線とした。絶縁体6は、内側の熱可塑性ポリプロピレン樹脂からなる接着層7と、外側の架橋ポリプロピレン樹脂からなる絶縁層8の2層で形成した。この評価用のリード線を、電解液(エチレンカーボネート:ジエチルカーボネート:ジメチルカーボネート=1:1:1の液に、6フッ化リン酸リチウム塩を1mol添加)に浸漬し、大気下で60℃の恒温槽に4週間保管し、絶縁体6のリード線金属2(ニッケル箔)からの剥離状態を、目視により確認した。
この結果、図3に示すように、不動態層の自然電位がプラス電位(酸化ニッケル皮膜層あり)の実施例1〜4については、4週間経過後も絶縁体の剥離発生が全く無く、良好な結果を示した。なお、自然電位が+0.5Vを超えると酸化ニッケル皮膜が厚くなって他のニッケル金属と超音波接合することが難しくなった。また、接合できた場合も接合部での電気抵抗が大きく、電気導体として使用するには好ましくなかった。
これに対し、不動態層の自然電位が+0.0V未満のマイナス電位(ニッケル金属が露出ないしは腐食状態)の比較例1,2は、3日目で剥離が生じ、2週間後には全てのリード線で剥離が生じていた。これは、ニッケル金属からなるリード線金属に何の処理も行なわずに絶縁体を密封接着するだけでは、耐フッ化水素酸性として不十分であることを明示している。
本発明による非水電解質電池の一例を示す外観図である。 本発明による非水電解質電池およびリード線の構成を説明する図である。 本発明による実施例と比較例を説明する図である。
符号の説明
1…リード線、2…リード線金属、3…封入体、3a…シール部、4…積層フィルム、4a…金属箔、5…不動態層、6…絶縁体、7…接着層、8…絶縁層、9…正極、9’…負極、10…隔膜、11,11’…電極導電体、12,12’…活性物質層。

Claims (4)

  1. 正極、負極および非水電解質を、金属箔を含む積層フィルムからなる封入体に収納してなる非水電解質電池用のリード線であって、
    前記リード線はニッケル又はニッケルメッキされてなり、前記封入体に封着されて取り出される部分のリード線表面が不動態層とされ、前記不動態層の表面に前記封入体に封着される絶縁体を備えていることを特徴とする非水電解質電池用リード線。
  2. 前記不動態層は、0.01重量%のフッ化水素酸に対する自然電位で、ゼロないしプラス電位とされていることを特徴とする請求項1に記載の非水電解質電池用リード線。
  3. 前記自然電位が、0V以上0.5V以下であることを特徴とする請求項2に記載の非水電解質電池用リード線。
  4. 正極、負極および非水電解質が、金属箔を含む積層フィルムからなる封入体に収納され、前記正極および負極に接続されるリード線が前記封入体に封着されて取り出される非水電解質電池であって、
    前記リード線は、ニッケル又はニッケルメッキされてなり、前記封入体に封着されて取り出される部分のリード線表面が不動態層とされ、前記不動態層の表面に前記封入体に封着される絶縁体を備えていることを特徴とする非水電解質電池。
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