[go: up one dir, main page]

JP2012078804A - 光ファイバ、光ファイバプリフォームおよびその製造方法 - Google Patents

光ファイバ、光ファイバプリフォームおよびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012078804A
JP2012078804A JP2011191018A JP2011191018A JP2012078804A JP 2012078804 A JP2012078804 A JP 2012078804A JP 2011191018 A JP2011191018 A JP 2011191018A JP 2011191018 A JP2011191018 A JP 2011191018A JP 2012078804 A JP2012078804 A JP 2012078804A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
refractive index
optical fiber
trench
inner cladding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011191018A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Oyamada
浩 小山田
Tetsuya Otsusaka
哲也 乙坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP2011191018A priority Critical patent/JP2012078804A/ja
Priority to EP11180048.8A priority patent/EP2426533B1/en
Priority to EP14161109.5A priority patent/EP2755066B1/en
Priority to US13/226,110 priority patent/US20120057834A1/en
Priority to CN2011102672809A priority patent/CN102385103B/zh
Publication of JP2012078804A publication Critical patent/JP2012078804A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • G02B6/028Optical fibres with cladding with or without a coating with core or cladding having graded refractive index
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/012Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
    • C03B37/014Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments made entirely or partially by chemical means, e.g. vapour phase deposition of bulk porous glass either by outside vapour deposition [OVD], or by outside vapour phase oxidation [OVPO] or by vapour axial deposition [VAD]
    • C03B37/01413Reactant delivery systems
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • G02B6/036Optical fibres with cladding with or without a coating core or cladding comprising multiple layers
    • G02B6/03616Optical fibres characterised both by the number of different refractive index layers around the central core segment, i.e. around the innermost high index core layer, and their relative refractive index difference
    • G02B6/03638Optical fibres characterised both by the number of different refractive index layers around the central core segment, i.e. around the innermost high index core layer, and their relative refractive index difference having 3 layers only
    • G02B6/0365Optical fibres characterised both by the number of different refractive index layers around the central core segment, i.e. around the innermost high index core layer, and their relative refractive index difference having 3 layers only arranged - - +
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2201/00Type of glass produced
    • C03B2201/06Doped silica-based glasses
    • C03B2201/08Doped silica-based glasses doped with boron or fluorine or other refractive index decreasing dopant
    • C03B2201/12Doped silica-based glasses doped with boron or fluorine or other refractive index decreasing dopant doped with fluorine
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2203/00Fibre product details, e.g. structure, shape
    • C03B2203/10Internal structure or shape details
    • C03B2203/22Radial profile of refractive index, composition or softening point
    • C03B2203/23Double or multiple optical cladding profiles

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract


【課題】屈折率分布を精度良く測定できる光ファイバプリフォーム、および、この光ファイバプリフォームの製造方法を提供する。
【解決手段】コア領域1と、コア領域1を囲む内側クラッド領域2と、内側クラッド領域2を囲むトレンチ領域3と、トレンチ領域3を囲む外側クラッド領域4とを有する光ファイバであって、内側クラッド領域2とトレンチ領域3との間に設けられ、屈折率がトレンチ領域3側から内側クラッド領域3に向かって徐々に上昇する屈折率変化領域10を有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、トレンチ型屈折率分布を有するシングルモード光ファイバ、この光ファイバの製造に用いられる光ファイバプリフォームおよびこの光ファイバプリフォームの製造方法に関する。
特許文献1は、曲げに対する感受性を低減して曲げ耐性を高めたシングルモード光ファイバを開示している。この光ファイバは、図1に示すように、コア領域1、このコアの周囲を囲む内側クラッド領域2、内側クラッド領域の周囲を囲むトレンチ領域3、およびトレンチ領域の周囲を囲む外側クラッド領域4を有する。この光ファイバの屈折率分布は、図1に示すように、内側クラッド領域と外側クラッドとの間に配置されるトレンチ領域の屈折率が、内側クラッド領域と外側クラッドの屈折率よりも低くなる、トレンチ型屈折率分布となっている。
一般的に、光ファイバ全体をシリカ系のガラスで形成する場合、コアには屈折率を高めるためにゲルマニウムがドープされ、トレンチ領域には屈折率を低めるためにフッ素がドープされる。プリフォームの屈折率分布は、Photon Kinetics社製、P104プリフォームアナライザ等を用いて非破壊で測定される。この測定原理は、非特許文献1に開示されている。この測定では、プリフォームをレーザ光線で走査して、プリフォームの内部屈折率分布に応じた屈折角の分布形状を求め、この屈折角分布形状から屈折率分布を計算する。
このような光ファイバのプリフォームの合成方法は、VAD法(vapor-phase axial deposition method)により図2に示されたような屈折率分布を有するコア1と内側クラッド領域2とが一体になったコア部材を合成し、これに外付け法(OVPO; outside vapor phase oxidation method)によりトレンチ領域3を堆積させ、さらに、外付け法によって外側クラッドを堆積させる。あるいは、前記コア部材を準備し、トレンチ領域3のガラス組成を有するガラス管を準備し、さらに外側クラッド領域となるガラス管を準備し、このガラス管に前記部材を挿通し加熱一体化する方法を採用できる。
米国特許第4852968号
P.L.Chu,Electronics Letters, vol.13, no.24, pp.736-738 (1977)
上記のようにコア部材とトレンチ領域とが別々の工程で形成されたプリフォームの屈折率分布は、実際には、図3においては破線で示した図2のような屈折率分布を有している。しかしながら、測定されたプリフォームの屈折率分布は、図3において実線で示すように、内側クラッド領域とトレンチ領域との界面付近Aにおいて滑らかなカーブとなり、この部分の屈折率分布が正確に測定できない。すなわち、内側クラッド領域とトレンチ領域との境界部分に屈折率分布情報が正確に得られないデッドゾーンが生じ、その結果、コアと内側クラッド領域が一体となったコア部材の実際の屈折率分布と、このコア部材にトレンチ領域を外付け後に測定した屈折率分布とが合致しなくなる。
さらに、上記のようにコア部材とトレンチ領域とが別々の工程で形成されたプリフォームを線引して得られた光ファイバを水素に晒して1日ほど放置すると、図4に示すような、1530nm付近の波長において伝送損失が増加するスペクトルとなる。また、同様の方法で製造された別の光ファイバを重水素に晒して1日ほど放置すると1400nm付近の波長で伝送損失が増加するスペクトルとなる。図5中の破線で示す曲線は重水素処理前のスペクトルである。このようにして増加した伝送損失は数日〜数週間以上経たないと、元に戻らない。
本発明は、コア領域と内側クラッド領域とを一体化したコア部材とトレンチ領域と、外側クラッド領域が別々の工程で形成される光ファイバであって、重水素や水素に晒した際の伝送損失の増加が抑制できる光ファイバを提供する。
また、本発明は、屈折率分布を精度良く測定できる光ファイバプリフォーム、および、この光ファイバプリフォームの製造方法を提供する。
本発明の第1の観点に係る光ファイバは、コア領域と、前記コア領域を囲む内側クラッド領域と、前記内側クラッド領域を囲むトレンチ領域と、前記トレンチ領域を囲む外側クラッド領域とを有する光ファイバであって、
前記内側クラッド領域と前記トレンチ領域との間、に設けられ、屈折率がトレンチ領域側から内側クラッド領域に向かって徐々に上昇する屈折率変化領域を有する。
上記の光ファイバは、前記外側クラッド領域と前記トレンチ領域との間に設けられ、屈折率がトレンチ領域側から外側クラッド領域に向かって徐々に上昇する屈折率変化領域をさらに有する。
上記の光ファイバは、前記コアは最大屈折率n1を有し、前記内側クラッド領域は最小屈折率n2を有し、前記トレンチ領域は最小屈折率n3を有し、さらに前記外側クラッド領域は最小屈折率n4を有し、n1>n2、n2>n3、n3<n4であり、n2とn4が略等しい。
好適には、前記屈折率変化領域の半径方向の幅は、当該屈折率変化領域も含むトレンチ領域の半径方向の幅の2〜50%である。
好適には、前記光ファイバは、シリカベースのガラスからなり、前記コア領域にゲルマニウムが、前記トレンチ領域にフッ素がそれぞれドープされている。
さらに、好適には、前記屈折率変化領域は、トレンチ領域側から内側クラッド領域又は外側クラッド領域に向かってフッ素のドープ量が徐々に減少している。
代替的には、前記屈折率変化領域は、トレンチ領域側から内側クラッド領域又は外側クラッド領域に向かって密度が徐々に変化している。
好適には、前記光ファイバにおいて、24時間にわたる水素分圧0.03気圧の雰囲気に晒された後の波長1530nmでの伝送損失が0.4dB/km未満である。前記水素雰囲気下の温度は、好ましくは、摂氏40度である。
上記光ファイバは、24時間にわたる重水素分圧0.03気圧の雰囲気に晒された後の波長1400nmでの伝送損失の増加量が0.2dB/km未満である。
好適には、上記光ファイバは、24時間にわたって重水素分圧0.03気圧の雰囲気に晒し、さらに30日間大気中に放置した後の波長1400nmでの伝送損失が0.35dB/km未満である。好適には、重水素雰囲気下の温度が摂氏40度である。
上記光ファイバは、22mの光ファイバで測定したカットオフ波長が1260nm以下である。
上記光ファイバは、直径10mmの円柱に沿って巻きつけたときの波長1550nmにおける伝送損失増が、巻きつけ1回転あたり0.1dB以下である。
本発明の第2の観点は、コア領域と、前記コア領域を囲む内側クラッド領域と、前記内側クラッド領域を囲むトレンチ領域と、前記トレンチ領域を囲む外側クラッド領域とを有する光ファイバ用プリフォームの製造方法であって、
前記コア領域と前記内側クラッド領域とを有するコア部材の外周に、前記トレンチ領域を形成する工程を有し、
前記トレンチ領域を形成する工程は、
前記内側クラッド領域と前記トレンチ領域との間に設けられ、屈折率がトレンチ領域側から内側クラッド領域に向かって徐々に上昇する屈折率変化領域を形成する工程を有する。
本発明の第3の観点は、コア領域と、前記コア領域を囲む内側クラッド領域と、前記内側クラッド領域を囲むトレンチ領域と、前記トレンチ領域を囲む外側クラッド領域とを有する光ファイバ用プリフォームであって、
前記内側クラッド領域と前記トレンチ領域との間に設けられ、屈折率がトレンチ領域側から内側クラッド領域に向かって徐々に上昇する屈折率変化領域を有する。
本発明によれば、コアを囲む内側クラッド領域とトレンチ領域との境界部分に、屈折率がトレンチ領域側から内側クラッド領域に向かってなだらかに上昇する屈折率変化領域を形成したことにより、この屈折率変化領域付近をレーザ光線が横切る際、屈折の方向が急変しない。このため、内側クラッド領域とトレンチ領域との境界部分に屈折率分布情報が正確に得られないデッドゾーンが生じない。この結果、屈折率分布の測定精度が向上し、コア部材の実際の屈折率分布と、このコア部材にトレンチ領域を外付け後に測定した屈折率分布とが乖離するのを抑制できる。
さらに、屈折率変化領域を設けることにより、上記の光ファイバプリフォームから製造した光ファイバの水素又は重水素に晒した際の伝送損失の増加を抑制できることが判明した。
トレンチ領域を有する光ファイバの屈折率分布の一例を示すグラフ。 コアと内側クラッド領域が一体となったコア部材の屈折率分布を示すグラフ。 トレンチ領域を有するプリフォームの測定された屈折率分布を示すグラフ。 水素に晒した後に測定した光ファイバの伝送損失を示すグラフ。 重水素に晒した後に測定した光ファイバの伝送損失を示すグラフ。 図6(a)は、本発明の一実施形態に係る光ファイバ用プリフォームの層構造を示す図である。図6(b)は、プリフォームアナライザで測定した際に、トレンチ領域と内側クラッド領域との境界面で生じる屈折率のデッドゾーンを説明する図である。 図7(a)は、本発明の一実施形態に係る光ファイバの屈折率分布を示すグラフである。図7(b)は、図7(a)の屈折率変化領域の拡大図である。 実施例1で作製したコア部材の屈折率分布を示すグラフ。 図9(a)は、実施例1で作製したプリフォームの屈折率分布を示すグラフである。図9(b)は、図9(a)のトレンチ領域を拡大したグラフである。 水素分圧0.03気圧の雰囲気に晒した光ファイバの伝送損失を示すグラフ。 重水素分圧0.03気圧の雰囲気に晒した光ファイバの伝送損失を示すグラフ。 実施例2で得られたプリフォームの、トレンチ領域の屈折率分布を拡大した拡大図。
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図6(a)は本発明の一実施形態に係る光ファイバ用プリフォームの層構造を示す図である。図7(a)は、本実施形態に係る光ファイバ用プリフォームの屈折率分布を示すグラフである。図7(b)は、図7(a)の点線で囲む範囲の拡大図である。本実施形態の光ファイバ用プリフォームは、図6(a)に示すように、コア領域1と、コア領域1を囲む内側クラッド領域2と、内側クラッド領域2を囲むトレンチ領域3と、トレンチ領域3を囲む外側クラッド領域4とを有する。コア領域1は最大屈折率n1を有し、内側クラッド領域2は最小屈折率n2を有し、トレンチ領域3は最小屈折率n3を有し、さらに外側クラッド領域4は最小屈折率n4を有する。屈折率n1〜n4は、n1>n2、n2>n3、n3<n4の関係にあり、n2とn4が略等しい。
本実施形態の光ファイバ用プリフォームは、屈折率がトレンチ領域3側から内側クラッド領域2側に向かって徐々に上昇する第1の屈折率変化領域10が、内側クラッド領域2とトレンチ領域3との境界領域に設けられている。この第1の屈折率変化領域10の屈折率分布はトレンチ領域3側から内側クラッド領域2側へ向かって連続的に変化している。
本実施形態の光ファイバ用プリフォームは、屈折率がトレンチ領域3側から外側クラッド領域4側に向かって徐々に上昇する第2の屈折率変化領域11が、外側クラッド領域4とトレンチ領域3との境界領域に設けられている。この第2の屈折率変化領域11の屈折率分布はトレンチ領域3側から外側クラッド領域4側へ向かって連続的に変化している。
次に、本実施形態の光ファイバ用プリフォームの製造方法について説明する。
先ず、VAD法により、図2に示したような屈折率分布を有するコア領域1と内側クラッド領域2とを有する多孔質のコア部材を合成する。コア部材の全体はシリカガラスの微粒子の集合体であるが、コアにはゲルマニウムをドープする。この多孔質のコア部材を摂氏1200度の塩素ガス雰囲気中で熱処理し、1383nmにピークを持つ伝送損失の原因となるOH基を除去する。さらに、摂氏1500度のヘリウムガス雰囲気中で熱処理して透明ガラス化する。
次に、このコア部材に、例えば、外付け法(OVPO; outside vapor phase oxidation method)によりトレンチ領域3を形成する。トレンチ領域3を形成する際に、第1の屈折率変化領域10および第2の屈折率変化領域も形成する。第1の屈折率変化領域10および第2の屈折率変化領域は、トレンチ領域3に形成される。なお、第1の屈折率変化領域10および第2の屈折率変化領域の具体的な形成方法については後述する。トレンチ領域3を形成した後、外付け法によって外側クラッド領域4を堆積させる。
このような方法で光ファイバ用プリフォームを製造した場合、内側クラッド領域とトレンチ領域との境界および外側クラッド領域とトレンチ領域との境界でガラス組成が急変し、屈折率がステップ状に変化する。特に、内側クラッド領域とトレンチ領域との境界において屈折率が急激に変化していると、この境界付近をプリフォームアナライザのレーザ光線が横切る際、屈折の方向が急変し、図6(b)に示す部分にデッドゾーンが生じる。このデッドゾーンでは、屈折率分布情報が正確には得られないため、図3に示したように、界面付近Aでの内側クラッド領域の屈折率分布はなで肩になる。
本実施形態では、内側クラッド領域とトレンチ領域の境界に、第1の屈折率変化領域10を設けることによって、この境界付近をレーザ光線が横切る際、レーザ光の屈折方向が急激に変化しないため、デッドゾーンが生じない。従って、コア部や内側クラッド領域の屈折率分布の測定精度が向上する。また、第1の屈折率変化領域10を設けることにより、このプリフォームから製造された光ファイバを水素や重水素に晒した際の伝送損失上昇が低減することも判明した。また、第2の屈折率変化領域11も、光ファイバを水素や重水素に晒した際の伝送損失上昇の低減に寄与するものと考えられる。
本発明において屈折率変化領域10、11の幅は、それぞれ、トレンチ領域の幅の2〜50%、好適には、5〜15%とする。屈折率変化領域10、11は、フッ素ドープ量が段階的に変更されたガラス層を堆積させて形成するので、2%未満の幅では、極めて微量の堆積操作が必要となり製造効率が著しく低下する、(逆に、堆積厚さを増やしてしまうとフッ素ドープ量が急変してしまい屈折率変化領域の形成が困難になる)ためである。50%を超えるとファイバを伝搬する基本モード光のコア部への閉込め効率が低下して曲げ損失が増大するためである。なお、トレンチ領域の幅Wは、図7(a)に示すように、内側クラッド領域2からトレンチ領域3に向かう方向において、屈折率が内側クラッド領域の最小屈折率n2よりも低くなり始める位置と、外側クラッド4からトレンチ領域3に向かう方向において、屈折率が外側クラッド4の最小屈折率n4よりも低くなり始める位置との間の幅である。
実施例1;
コア部材は、上記した方法で作製した。このコア部材の屈折率分布を図8に示す。このコア部材のコアの比屈折率差Δ1は0.38%であり、内側クラッド領域の比屈折率差Δ2はほぼゼロである。なお、塩素系のガス雰囲気中で熱処理を行なったため、ガラス内には意図しない不純物として0.1〜0.2%程度の塩素が残留した。
次に、コア部材の外周にトレンチ領域を外付け法で堆積した。これにはコアを軸として回転させ、これにAr/O2プラズマ火炎にSiCl4ならびにSF6を流すことによってフッ素を含有するシリカガラス層を約0.02mm厚堆積させた。約0.02mm厚のフッ素を含有するシリカガラス層を約200層積み上げることによりトレンチ領域を形成する。堆積初期の20層は、SF6の流量を1層毎に少しずつ増加させながら堆積することにより、屈折率分布を連続的かつなだらかに変化させることができた。さらに堆積後半の20層は、SF6の流量を1層毎に少しずつ減少させながら堆積することにより、屈折率分布を連続的かつなだらかに変化させた。このようにしてトレンチ領域を形成後、さらにその外側に、酸水素火炎にSiCl4を導入して外側クラッドを外付け法で堆積した後、塩素ガス雰囲気中で熱処理を行い透明ガラス化した。
上記の工程で作製したプリフォームの屈折率分布をプリフォームアナライザで測定し、図9(a)に示すような屈折率のプロファイルを得た。図9(b)は、図9(a)のトレンチ領域の拡大図である。内側クラッド領域とトレンチ領域との間は、屈折率分布が連続的かつなだらかに変化し、トレンチ領域の幅の9.6%に相当する第1の屈折率変化領域10が形成されている。また、トレンチ領域3と外側クラッド4との間も、屈折率分布が連続的かつなだらかに変化し、トレンチ領域の幅の14.6%に相当する第2の屈折率変化領域11が形成されている。コア部材部分の屈折率分布は、破線で示す図8のコア部材の屈折率分布データと相似形になっていることが判る。
作製したプリフォームを線引して光ファイバとした。光ファイバの光学特性は以下の通りである。
カットオフ波長(22m)=1254nm
モードフィールド径=8.82μm
零分散波長=1309nm
曲げ損失=0.06dB/(直径10mm-1回転)、波長1550nm
この光ファイバを1.5km切り出して水素分圧0.03気圧の雰囲気に1日晒し、その前後での伝送損失変化を比較したところ、図10のようになり、1530nm付近で損失増が若干見られたが、その程度は処理後で0.31dB/kmであった。さらに3日間放置すると、この損失増は減少し、水素処理前と同等のレベルに復帰した。
一方、別の光ファイバを1.5km切り出して重水素分圧0.03気圧の雰囲気に1日晒し、その前後での伝送損失変化を比較したところ、図11のようになり、1400nm付近に損失増が生じたが、その増加量は0.05dB/km程度であった。なお、破線で示す曲線は重水素に晒す前のものである。3週間大気雰囲気中に放置後この損失増は減少し、重水素処理前と同等のレベルに復帰した。
実施例2;
コア部材は、実施例1と同様の方法で作製し、図8に示す屈折率分布をもち、実施例1のコア部材と同様の特性を有する。
次に、コア部材の外側にトレンチ領域の多孔質層を外付け法で堆積した。これにはコアを軸として回転させ、これに酸水素火炎にSiCl4を導入してシリカガラスの多孔質ガラス体層を約0.04mm厚堆積させた。これを約200層積み上げてトレンチ領域を形成するが、堆積初期段階の40層は、H2の流量を1層毎に少しずつ減少させた。こうすることにより、多孔質層の密度は連続的に変化し、内側ほど密度が高い状態となった。この多孔質体をSiF4含有ガスで熱処理を行い、透明ガラス化することによりフッ素を含有したトレンチ層を形成した。さらにその外側に、酸水素火炎にSiCl4を導入して外側クラッドを外付け法で堆積した後、塩素ガス雰囲気中で熱処理を行い透明ガラス化した。
作製したプリフォームの屈折率分布をプリフォームアナライザで測定し、実施例1と同様なプロファイルが得られた。図12にトレンチ領域分の屈折率分布を拡大して示した。内側クラッド領域とトレンチ領域との間は、屈折率分布が連続的かつなだらかに変化し、トレンチ領域の幅の6.4%に相当する屈折率変化領域が形成されていた。コア部材の屈折率分布は、図8の屈折率分布と相似形であった。
こうして作製したプリフォームを線引して光ファイバとした。光ファイバの光学特性は以下の通りである。
カットオフ波長(22m)=1214nm
モードフィールド径=9.08μm
零分散波長=1317nm
曲げ損失=0.08dB/(直径10mm-1回転)、波長1550nm
この光ファイバを1.5km切り出して水素分圧0.03気圧の雰囲気に1日晒し、その前後での伝送損失変化を比較したところ、1530nm付近の損失増は殆ど見られず、処理後でも0.21dB/kmであった。一方、別の光ファイバを1.5km切り出して重水素分圧0.03気圧の雰囲気に1日晒し、その前後での伝送損失変化を比較したところ、1400nm付近での損失増は殆ど見られなかった。
比較例1;
コア部材は、実施例1と同様の方法で作製した。図8に示す屈折率分布をもち、実施例1のコア部材と同様の特性を有する。
次に、コア部材の外周にトレンチ領域を外付け法で堆積した。これにはコアを軸として回転させ、これにAr/O2プラズマ火炎にSiCl4ならびにSF6を流すことによってフッ素を含有するシリカガラス層を約0.02mm厚堆積させた。これを約200層積み上げてトレンチ領域を形成したが、堆積中SF6の流量比は一定として堆積したため、この屈折率分布は内側クラッド領域とトレンチ領域との界面で急変した。トレンチ領域を堆積後、さらにその外側に外側クラッドを外付け法で堆積し透明ガラス化した。
作製したプリフォームの屈折率分布をプリフォームアナライザで測定したところ、図3のような屈折率分布が得られた。コア部材の部分は図8のコア部材と比較して形状は似ているものの内側クラッド領域の屈折率が内側クラッド領域とトレンチ領域との界面付近でなで肩になってしまい、さらに中央コアの屈折率レベルが低くなっていることが判る。プリフォームを線引して光ファイバとした。光ファイバの光学特性は以下の通りである。
カットオフ波長(22m)=1250nm
モードフィールド径=8.88μm
零分散波長=1308nm
曲げ損失=0.05dB/(直径10mm-1回転)、波長1550nm
この光ファイバを1.5km切り出して水素分圧0.03気圧の雰囲気に1日晒し、その前後での伝送損失変化を比較したところ、1530nm付近において損失増が見られ、処理後で0.52dB/kmであった。一方、別の光ファイバを1.5km切り出して重水素分圧0.03気圧の雰囲気に1日晒し、その前後での伝送損失変化を比較したところ、1400nm付近に損失増が生じた。その増加量は0.3dB/km程度であった。
上記実施形態では、コア部材の外側にトレンチ領域を外付け法により形成し、トレンチ領域の外側に外側クラッド領域を外付け法により形成する場合について説明した。本発明はこれに限定されない。例えば、第1および第2の屈折率変動領域を形成したトレンチ領域3の組成を有するガラス管を準備し、さらに外側クラッド領域となるガラス管を準備し、これらのガラス管にコア部材を挿通し加熱一体化する方法も採用できる。
また、上記実施形態では、フッ素含有ガスとしてSF6を例に挙げたが、SiF4又はCF4を用いることも可能である。酸水素火炎に原料ガスと、フッ素含有ガスを供給して、屈折率を変化させることもできる。
上記実施形態では、ガラス原料の供給流量は一定で、フッ素含有ガスの供給量を徐々に増加させることにより、内部クラッド領域を形成した。本発明はこれに限定されない。たとえば、ガラス原料に対するフッ素含有ガスの相対的な供給流量を徐々に増加させることによっても屈折率変化領域を形成可能である。すなわち、屈折率変化領域は、フッ素含有ガスの供給流量を一定にし、ガラス原料の供給流量を徐々に減少させることにより形成可能である。
1 コア領域、2 内側クラッド領域、3 トレンチ領域、4 外側クラッド領域、10,11 屈折率変化領域。

Claims (20)

  1. コア領域と、前記コア領域を囲む内側クラッド領域と、前記内側クラッド領域を囲むトレンチ領域と、前記トレンチ領域を囲む外側クラッド領域とを有する光ファイバであって、
    前記内側クラッド領域と前記トレンチ領域との間、に設けられ、屈折率がトレンチ領域側から内側クラッド領域に向かって徐々に上昇する屈折率変化領域を有する、ことを特徴とする光ファイバ。
  2. 前記外側クラッド領域と前記トレンチ領域との間に設けられ、屈折率がトレンチ領域側から外側クラッド領域に向かって徐々に上昇する屈折率変化領域をさらに有する、ことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ。
  3. 前記コア領域は最大屈折率n1を有し、前記内側クラッド領域は最小屈折率n2を有し、前記トレンチ領域は最小屈折率n3を有し、さらに前記外側クラッド領域は最小屈折率n4を有し、n1>n2、n2>n3、n3<n4であり、n2とn4が略等しい、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ファイバ。
  4. 前記屈折率変化領域の半径方向の幅は、当該屈折率変化領域も含む前記トレンチ領域の半径方向の幅の2〜50%である、ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の光ファイバ。
  5. シリカベースのガラスからなり、前記コア領域にゲルマニウムが、前記トレンチ領域にフッ素がそれぞれドープされている、ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の光ファイバ。
  6. 前記屈折率変化領域は、トレンチ領域側から内側クラッド領域又は外側クラッド領域に向かってフッ素のドープ量が徐々に減少している、ことを特徴とする請求項5に記載の光ファイバ、
  7. 前記屈折率変化領域は、トレンチ領域側から内側クラッド領域又は外側クラッド領域に向かって密度が徐々に変化している、ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の光ファイバ、
  8. 24時間にわたる水素分圧0.03気圧の雰囲気に晒された後の波長1530nmでの伝送損失が0.4dB/km未満である、ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の光ファイバ。
  9. 前記水素雰囲気下の温度が約摂氏40度である、ことを特徴とする請求項8に記載の光ファイバ。
  10. 24時間にわたる重水素分圧0.03気圧の雰囲気に晒された後の波長1400nmでの伝送損失の増加量が0.2dB/km未満である、ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の光ファイバ。
  11. 24時間にわたって重水素分圧0.03気圧の雰囲気に晒し、さらに30日間大気中に放置した後の波長1400nmでの伝送損失が0.35dB/km未満である、ことを特徴とする請求項10に記載の光ファイバ。
  12. 重水素雰囲気下の温度が約摂氏40度である、ことを特徴とする請求項10に記載の光ファイバ。
  13. 22mの光ファイバで測定したカットオフ波長が1260nm以下である、ことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ。
  14. 直径10mmの円柱に沿って巻きつけたときの波長1550nmにおける伝送損失増が、巻きつけ1回転あたり0.1dB以下である、ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の光ファイバ。
  15. コア領域と、前記コア領域を囲む内側クラッド領域と、前記内側クラッド領域を囲むトレンチ領域と、前記トレンチ領域を囲む外側クラッド領域とを有する光ファイバ用プリフォームであって、
    前記内側クラッド領域と前記トレンチ領域との間に設けられ、屈折率がトレンチ領域側から内側クラッド領域に向かって徐々に上昇する屈折率変化領域を有する光ファイバ用プリフォーム。
  16. コア領域と、前記コア領域を囲む内側クラッド領域と、前記内側クラッド領域を囲むトレンチ領域と、前記トレンチ領域を囲む外側クラッド領域とを有する光ファイバ用プリフォームの製造方法であって、
    前記コア領域と前記内側クラッド領域とを有するコア部材の外周に、前記トレンチ領域を形成する工程を有し、
    前記トレンチ領域を形成する工程は、
    前記内側クラッド領域と前記トレンチ領域との間に設けられ、屈折率がトレンチ領域側から内側クラッド領域に向かって徐々に上昇する屈折率変化領域を形成する工程を有する、ことを特徴とする光ファイバ用プリフォームの製造方法。
  17. 前記トレンチ領域を形成する工程は、
    酸水素炎またはプラズマ炎中にガラス原料およびフッ素含有ガスを供給して生成されるガラス微粒子を前記コア部材上に繰り返し堆積させ、
    前記屈折率変化領域を形成する工程は、前記トレンチ領域の形成の前半において、前記ガラス原料に対する前記フッ素含有ガスの相対的な供給量を徐々に増加させて屈折率変化領域を前記内側クラッド領域と前記トレンチ領域との間に形成する、ことを特徴とする請求項16に記載の製造方法。
  18. 前記屈折率変化領域を形成する工程は、ガラス原料の供給流量は一定で、フッ素含有ガスの供給量を徐々に増加させる、ことを特徴とする請求項17に記載の製造方法。
  19. 前記屈折率変化領域を形成する工程は、フッ素含有ガスの供給流量を一定にし、ガラス原料の供給流量を徐々に減少させる、ことを特徴とする請求項17に記載の製造方法。
  20. 前記トレンチ領域を形成する工程は、
    前記トレンチ領域の形成の後半において、前記ガラス原料に対する前記フッ素含有ガスの相対的な供給量を徐々に減少させて屈折率変化領域を前記外側クラッド領域と前記トレンチ領域との間に形成する、ことを特徴とする請求項17に記載の製造方法。
JP2011191018A 2010-09-06 2011-09-01 光ファイバ、光ファイバプリフォームおよびその製造方法 Pending JP2012078804A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011191018A JP2012078804A (ja) 2010-09-06 2011-09-01 光ファイバ、光ファイバプリフォームおよびその製造方法
EP11180048.8A EP2426533B1 (en) 2010-09-06 2011-09-05 Method of fabricating an optical fiber preform
EP14161109.5A EP2755066B1 (en) 2010-09-06 2011-09-05 Optical fiber, optical fiber preform and method of fabricating same
US13/226,110 US20120057834A1 (en) 2010-09-06 2011-09-06 Optical Fiber, Optical Fiber Preform and Method of Fabricating Same
CN2011102672809A CN102385103B (zh) 2010-09-06 2011-09-06 光纤、光纤预制体以及制造光纤预制体的方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010198673 2010-09-06
JP2010198673 2010-09-06
JP2011191018A JP2012078804A (ja) 2010-09-06 2011-09-01 光ファイバ、光ファイバプリフォームおよびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012078804A true JP2012078804A (ja) 2012-04-19

Family

ID=44653191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011191018A Pending JP2012078804A (ja) 2010-09-06 2011-09-01 光ファイバ、光ファイバプリフォームおよびその製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20120057834A1 (ja)
EP (2) EP2755066B1 (ja)
JP (1) JP2012078804A (ja)
CN (1) CN102385103B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014527012A (ja) * 2011-06-30 2014-10-09 コーニング インコーポレイテッド 低屈折率のトレンチを有する光ファイバープリフォームの製造方法
JP2015127290A (ja) * 2013-11-28 2015-07-09 信越化学工業株式会社 光ファイバ用シリカガラス母材の製造方法
JP2017534551A (ja) * 2014-09-16 2017-11-24 コーニング インコーポレイテッド 一工程フッ素トレンチ及びオーバークラッドを有する光ファイバプリフォームの作製方法
WO2023032999A1 (ja) * 2021-08-31 2023-03-09 住友電気工業株式会社 光ファイバ
JP7652629B2 (ja) 2020-07-07 2025-03-27 信越化学工業株式会社 光ファイバ母材

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101273801B1 (ko) * 2011-10-17 2013-06-11 에쓰이에이치에프코리아 (주) 구부림 손실 강화 광섬유
JP6124778B2 (ja) * 2012-12-28 2017-05-10 信越化学工業株式会社 光ファイバ、光ファイバ用シリカガラス母材、および光ファイバの製造方法
CN103472529B (zh) * 2013-09-10 2015-06-10 烽火通信科技股份有限公司 低损耗光纤及其制造方法
US20180149537A1 (en) * 2016-11-30 2018-05-31 Fiber Optic Sensor Systems Technology Corporation Dual acoustic pressure and hydrophone sensor array system
CN109081576B (zh) * 2017-06-14 2021-05-14 中天科技精密材料有限公司 光纤预制棒及其制造方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62108744A (ja) * 1985-11-06 1987-05-20 Furukawa Electric Co Ltd:The 多孔質ガラス母材の透明ガラス化方法
JP2003063830A (ja) * 2001-06-13 2003-03-05 Sumitomo Electric Ind Ltd 多孔質ガラス母材の製造方法
JP2006047719A (ja) * 2004-08-05 2006-02-16 Fujikura Ltd 低曲げ損失マルチモードファイバ
JP2010503019A (ja) * 2006-08-31 2010-01-28 コーニング インコーポレイテッド 低曲げ損失シングルモード光ファイバ
JP2010049064A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> デュアルモード光ファイバ
JP2010070039A (ja) * 2008-09-18 2010-04-02 Sumitomo Rubber Ind Ltd クリンチエイペックス用ゴム組成物及びタイヤ
JP2011107672A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Sehf-Korea Co Ltd 低曲げ損失光ファイバ

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4852968A (en) 1986-08-08 1989-08-01 American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories Optical fiber comprising a refractive index trench
TW371650B (en) * 1995-12-04 1999-10-11 Sumitomo Electric Industries Method for producing an optical fiber quartz glass preform
JP3562545B2 (ja) * 1995-12-04 2004-09-08 住友電気工業株式会社 光ファイバ用ガラス母材の製造方法
KR100322126B1 (ko) * 1999-01-18 2002-02-04 윤종용 광도파로 제작용 기판 및 그 제작방법
CA2355819A1 (en) * 2000-08-28 2002-02-28 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical fiber, method of making optical fiber preform, and method of making optical fiber
US6483975B1 (en) * 2001-04-27 2002-11-19 Fitel Usa Corp. Positive dispersion optical fiber having large effective area
JP2004175614A (ja) * 2002-11-26 2004-06-24 Sumitomo Electric Ind Ltd ガラス母材の製造方法
KR20050028606A (ko) * 2003-09-19 2005-03-23 삼성전자주식회사 저손실 광섬유 및 광섬유 모재의 제조 방법
US7450807B2 (en) * 2006-08-31 2008-11-11 Corning Incorporated Low bend loss optical fiber with deep depressed ring
CN101523259B (zh) * 2006-08-31 2013-01-23 康宁股份有限公司 低弯曲损耗单模光纤
US20080205839A1 (en) * 2007-02-28 2008-08-28 Scott Robertson Bickham Large effective area high SBS threshold optical fiber
CN101598834B (zh) * 2009-06-26 2011-01-19 长飞光纤光缆有限公司 一种单模光纤及其制造方法
CN101634728B (zh) * 2009-08-18 2011-10-19 长飞光纤光缆有限公司 一种抗弯曲多模光纤及其制造方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62108744A (ja) * 1985-11-06 1987-05-20 Furukawa Electric Co Ltd:The 多孔質ガラス母材の透明ガラス化方法
JP2003063830A (ja) * 2001-06-13 2003-03-05 Sumitomo Electric Ind Ltd 多孔質ガラス母材の製造方法
JP2006047719A (ja) * 2004-08-05 2006-02-16 Fujikura Ltd 低曲げ損失マルチモードファイバ
JP2010503019A (ja) * 2006-08-31 2010-01-28 コーニング インコーポレイテッド 低曲げ損失シングルモード光ファイバ
JP2010049064A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> デュアルモード光ファイバ
JP2010070039A (ja) * 2008-09-18 2010-04-02 Sumitomo Rubber Ind Ltd クリンチエイペックス用ゴム組成物及びタイヤ
JP2011107672A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Sehf-Korea Co Ltd 低曲げ損失光ファイバ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014527012A (ja) * 2011-06-30 2014-10-09 コーニング インコーポレイテッド 低屈折率のトレンチを有する光ファイバープリフォームの製造方法
JP2015127290A (ja) * 2013-11-28 2015-07-09 信越化学工業株式会社 光ファイバ用シリカガラス母材の製造方法
JP2017534551A (ja) * 2014-09-16 2017-11-24 コーニング インコーポレイテッド 一工程フッ素トレンチ及びオーバークラッドを有する光ファイバプリフォームの作製方法
JP7652629B2 (ja) 2020-07-07 2025-03-27 信越化学工業株式会社 光ファイバ母材
WO2023032999A1 (ja) * 2021-08-31 2023-03-09 住友電気工業株式会社 光ファイバ

Also Published As

Publication number Publication date
US20120057834A1 (en) 2012-03-08
CN102385103B (zh) 2013-11-27
EP2755066A1 (en) 2014-07-16
EP2426533B1 (en) 2015-06-10
CN102385103A (zh) 2012-03-21
EP2426533A2 (en) 2012-03-07
EP2426533A3 (en) 2012-09-05
EP2755066B1 (en) 2020-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012078804A (ja) 光ファイバ、光ファイバプリフォームおよびその製造方法
US8712202B2 (en) Single mode optical fiber with improved bend performance
JP6008575B2 (ja) シングルモード光ファイバ
KR101908735B1 (ko) 단일 모드 광 섬유
JP5695025B2 (ja) 光ファイバ母材の製造方法
JP2008058967A (ja) 多波長、多モード光ファイバ
CN105324691B (zh) 光纤
JP2021503630A (ja) 2種類以上のハロゲンが共ドープされたコアを有する低損失の光ファイバ
CN109839694A (zh) 一种截止波长位移单模光纤
CN111801609B (zh) 光纤
JP5033719B2 (ja) 光ファイバ母材の製造方法
JP2007536580A5 (ja)
JP6079114B2 (ja) マルチモード光ファイバ
EP2657733B1 (en) Optical fiber
CN109250898B (zh) 光纤预制件
JP2009209039A (ja) フォトニックバンドギャップ光ファイバ
JP7455079B2 (ja) 光ファイバ
JP5457089B2 (ja) フォトニックバンドギャップファイバ用母材の製造方法、及び、フォトニックバンドギャップファイバの製造方法
CN117826319A (zh) 抗弯曲单模光纤
JP2024544516A (ja) 低損失光ファイバを製造するための方法
JPS638707A (ja) 分散シフト光フアイバ
US20250216597A1 (en) Single mode optical fiber
CN114779394B (zh) 正常色散掺铥单模光纤及其制备方法、激光器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130726

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140304

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140430

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20141202