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JP2012083772A - 情報処理装置および表示制御方法 - Google Patents

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JP2012083772A
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Abstract


【課題】表示装置の照明の輝度を変更する操作があっても高品質な画像表示を維持できるようにする。
【解決手段】情報処理装置は、照明を有する表示装置と、前記表示装置に表示する動画像データを形成する信号を生成する信号処理部と、前記照明の輝度に対応するパラメータを用いて前記信号に所定の処理を施す画質処理部と、前記画質処理部で前記所定の処理を施す第1のモードと、前記所定の処理を施さない第2のモードとを用いて表示制御を行う表示制御部と、を有し、前記表示制御部が、前記第1のモードにおいて前記照明の輝度を変更する場合、前記画質処理部が、変更後の輝度に対応するパラメータを用いて前記信号に前記所定の処理を施し、前記所定の処理を施した信号を、前記表示装置に出力する。
【選択図】図2

Description

本発明は画像データを表示装置に表示可能な情報処理装置および同装置で用いられる表示制御方法に関する。
近年、DVD(Digital Versatile Disc)プレーヤ、TV装置のようなオーディオ・ビデオ(AV)機器と同様のAV再生機能を備えたパーソナルコンピュータが開発されている。この種のパーソナルコンピュータにおいては、再生されるAVデータなどに基づいて高画質な映像をLCDなどの表示装置に表示できるようにするための工夫が必要となる。
例えば、特許文献1には、映像表示手段の照明(フロントライト)の発光輝度および表示パネルにおける表示内容と、これに対して設定すべき画質調整パラメータ(エッジ強調情報、色ゲイン情報、コントラスト情報)とが1対1の関係で複数設けられたテーブルをROM50に記憶しておき、上記照明の発光輝度および現在の表示内容に対応するものとしてテーブルから読み出される画質調整パラメータによって表示パネルにおける表示映像の画質を調整する技術が開示されている。
特開2002−278522号公報(図4等)
ところで、TV番組などの動画像をLCDに表示させる場合、バックライトの輝度の大きさによって映像の見栄えが大きく変わる。特に、パーソナルコンピュータに使用される最近のLCDは、バックライトをかなり明るくすることができ、バックライトが取り得る最大輝度と最小輝度との差が大きい。そのため、例えば、ユーザがバックライトを最大輝度に設定変更した場合には、映像の明るい部分において白飛びが生じたり、逆に、バックライトを最小輝度に設定変更した場合には、映像の暗い部分において黒つぶれが生じたりする。そのような場合には、LCDに表示される映像の品質を均一に保つことができない。
上記文献の技術には、画質調整パラメータによって映像の画質を調整することが開示されているものの、上述したようにユーザがバックライトの輝度に関して最大輝度や最小輝度に設定変更するための操作を行った場合には対応することができず、映像の品質を均一に保つことはできない。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、表示装置の照明の輝度を変更する操作があっても高品質な画像表示を維持することが可能な情報処理装置および表示制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、照明を有する表示装置と、前記表示装置に表示する動画像データを形成する信号を生成する信号処理部と、前記照明の輝度に対応するパラメータを用いて前記信号に所定の処理を施す画質処理部と、前記画質処理部で前記所定の処理を施す第1のモードと、前記所定の処理を施さない第2のモードとを用いて表示制御を行う表示制御部と、を有し、前記表示制御部が、前記第1のモードにおいて前記照明の輝度を変更する場合、前記画質処理部が、変更後の輝度に対応するパラメータを用いて前記信号に前記所定の処理を施し、前記所定の処理を施した信号を、前記表示装置に出力することを特徴とする。
本発明に係る表示制御方法は、照明を有する表示装置と、前記表示装置に表示する動画像データを形成する信号を生成する信号処理部とを有する情報処理装置の表示制御方法であって、画質処理部により、前記照明の輝度に対応するパラメータを用いて前記信号に所定の処理を施し、表示制御部により、前記所定の処理を施す第1のモードと、前記所定の処理を施さない第2のモードとを用いて表示制御を行い、前記表示制御部が、前記第1のモードにおいて前記照明の輝度を変更する場合、前記画質処理部が、変更後の輝度に対応するパラメータを用いて前記信号に前記所定の処理を施し、前記所定の処理を施した信号を、前記表示装置に出力することを特徴とする。
本発明によれば、表示装置の照明の輝度を変更する操作があっても高品質な画像表示を維持することができる。
本発明の一実施形態に係るコンピュータの外観を示す斜視図。 図1のコンピュータのシステム構成を示すブロック図。 図1のコンピュータに設けられた高画質化エンジンの構成を示すブロック図。 図1のコンピュータに設けられた高画質化エンジンに補正パラメータを設定するためのインタフェースの例を示す図。 図4中のBIOSが使用するテーブルの例を示す図。 図4中のBIOSが使用するテーブルの他の例を示す図。 図1のコンピュータにおいて実行される表示制御処理の手順を示すフローチャート。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成について説明する。この情報処理装置は、例えば、ノートブック型パーソナルコンピュータ10として実現されている。
図1はノートブック型パーソナルコンピュータ10のディスプレイユニットを開いた状態における正面図である。本コンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成されている。ディスプレイユニット12には、LCD(Liquid Crystal Display)17から構成される表示装置が組み込まれており、そのLCD17の表示画面はディスプレイユニット12のほぼ中央に位置されている。高画質(HD)映像に対応できるようにLCD17の表示画面は16:9のアスペクト比となっている。
ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に対して開放位置と閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード13、本コンピュータ1を電源オン/オフするためのパワーボタン14、入力操作パネル15、およびタッチパッド16などが配置されている。
入力操作パネル15は、押されたボタンに対応するイベントを入力する入力装置であり、複数の機能をそれぞれ起動するための複数のボタンを備えている。これらボタン群には、TV起動ボタン15A、DVD/CD起動ボタン15Bも含まれている。TV起動ボタン15AはTV放送番組データを再生するためのボタンである。TV起動ボタン15Aがユーザによって押下された時、TV放送番組データを再生するためのアプリケーションプログラムが自動的に起動される。DVD/CD起動ボタン15Bは、DVDまたはCDに記録されたビデオコンテンツを再生するためのボタンである。DVD/CD起動ボタン15Bがユーザによって押下された時、ビデオコンテンツを再生するためのアプリケーションプログラムが自動的に起動される。
本実施形態のコンピュータ10においては、TV放送番組データ、ビデオコンテンツのような動画像データを高画質でLCD17に表示するために、動画像データの再生時にその動画像データの画質を自動的に高画質化する機能が設けられている。
次に、図2を参照して、本コンピュータ10のシステム構成について説明する。
本コンピュータ10は、図2に示されているように、CPU111、ノースブリッジ112、主メモリ113、グラフィクスコントローラ114、高画質化エンジン(HVE; High quality Video Engine)115、TMDS(Rx)処理部116、LVDS(Tx)処理部117、スイッチ118、サウスブリッジ119、BIOS−ROM120、ハードディスクドライブ(HDD)121、光ディスクドライブ(ODD)122、TVチューナ123、およびエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)124等を備えている。
CPU111は本コンピュータ10の動作を制御するために設けられたプロセッサであり、ハードディスクドライブ(HDD)121から主メモリ113にロードされる、オペレーティングシステム(OS)および各種アプリケーションプログラムを実行する。OSは、複数のウィンドウを表示画面上に表示するためのウィンドウシステムを有している。
動画像データ(例えば、TVチューナ123によって受信されたTV放送番組データ、DVDのような記憶メディアに格納されたビデオコンテンツなど)は、通常、その動画像データを再生するためのビデオ再生アプリケーションプログラムに対応するウィンドウ内に表示される。この場合、例えば、ビデオ再生アプリケーションプログラムに対応するウィンドウはデスクトップ画面上に配置され、そのウィンドウ内に動画像データが表示される(ウィンドウモード)。また、本コンピュータ10は、動画像データをLCD17の表示画面上にフルスクリーンモードで表示することもできる。このフルスクリーンモードにおいては、動画像データだけが表示画面上のほぼ全エリアに表示される。この場合、デスクトップ画面、およびビデオ再生アプリケーションプログラム以外の他のアプリケーションプログラムに対応するウィンドウは一切表示されない。また、ビデオ再生アプリケーションプログラムに対応するウィンドウのメニューバーなども表示されず、動画像データだけが表示画面上のほぼ全エリアに表示される。
また、CPU111は、BIOS−ROM120に格納されたシステムBIOS(Basic Input Output System)も実行する。システムBIOSはハードウェア制御のためのプログラムである。
ノースブリッジ112はCPU111のローカルバスとサウスブリッジ119との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ112には、主メモリ113をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、ノースブリッジ112は、AGP(Accelerated Graphics Port)バスなどを介してグラフィクスコントローラ114との通信を実行する機能も有している。
グラフィクスコントローラ114は本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17を制御する表示コントローラである。このグラフィクスコントローラ114はビデオメモリ(VRAM)を有しており、OS/アプリケーションプログラムによってビデオメモリに描画された表示データから、LCD17に表示すべき表示イメージを形成する映像信号を生成する。LCD17に表示すべき表示イメージは、通常は、デスクトップ画面のイメージおよびそのデスクトップ画面上に配置されたウィンドウそれぞれのイメージとから構成される。しかし、動画像データをフルスクリーンモードで表示する場合には、LCD17に表示すべき表示イメージは、動画像データのイメージのみから構成される。したがって、動画像データをフルスクリーンモードで表示する場合には、動画像データの表示イメージのみを形成する映像信号がグラフィクスコントローラ114から出力される。
グラフィクスコントローラ114によって生成された映像信号はライン1およびライン2Aにそれぞれ出力される。ライン1に出力される映像信号は、例えば、LVDS(Low voltage differential Signaling)形式の18ビットの信号から構成されている。また、ライン2Aに出力される映像信号は、例えば、TMDS(Transition Minimized Differential Signaling)形式の24ビットの信号から構成されている。また、グラフィクスコントローラ114は、外部CRT(Cathode Ray Tube)へアナログ映像信号を出力するためのインタフェース、およびアナログ映像信号をSビデオ端子を介して外部に出力するためのインタフェースも有している。
TMDS(Rx)処理部116は、グラフィクスコントローラ114からライン2Aを介して送られてくるTMDS形式の24ビットの信号を24ビットのRGBデジタル信号に変換し、その24ビットのRGBデジタル信号をライン2Bを介して高画質化エンジン(HVE)115に送る。
高画質化エンジン(HVE)115は、グラフィクスコントローラ114によって生成された映像信号を高画質化するための映像処理(以下、画質補正処理という)を実行する映像処理コントローラである。高画質化エンジン(HVE)115はビデオメモリ(VRAM)115Aを有している。画質補正処理はビデオメモリ(VRAM)115A上で実行される。この画質補正処理は動画を高画質化するための動画像専用の映像処理であり、滑らかで高画質の動画像をLCD17に表示するために実行される。この画質補正処理では、動画像の画質を改善するために、コントラスト調整、ブライトネス調整、ヒュー調整、サチュレーション調整、ガンマ補正、ホワイトバランス調整、輝度調整、シャープネス調整、輪郭強調(エッジエンハンスメント)、応答速度向上などの処理を行なうことが可能である。
また高画質化エンジン(HVE)115は、コンポジット入力端子を介して外部のビデオ機器から入力される映像信号に対しても、画質補正処理を施すことができる。
高画質化エンジン(HVE)115によって画質補正された映像信号は、ライン2Cを介してLVDS(Tx)処理部117に送られる。LVDS(Tx)処理部117は、高画質化エンジン(HVE)115から出力される画質補正されたRGBデジタル信号をLVDS(Low voltage differential Signaling)形式の信号に変換し、そのLVDS形式の信号をライン2D上に出力する。なお、外付けのLCDパネルを使用する場合は、LVDS(Tx)処理部117の出力に接続端子が接続される。
さらに、高画質化エンジン(HVE)115は、映像信号の解像度およびアスペクト比を変更するためのスケーリング機能も有している。映像信号のスケーリングは、その映像信号の画質補正処理が実行された後に実行される。スケーリングされた映像信号に対して画質補正を行うよりも、スケーリング前のデータに対して画質補正処理を行い、その画質補正処理された映像信号をスケーリングした方が、動画像を高画質で表示することができる。
スイッチ118は、グラフィクスコントローラ114によって生成される映像信号および高画質化エンジン(HVE)115によって画質補正された映像信号の一方を選択的にLCD17に出力するセレクタとして機能する。このスイッチ118は、ライン1に接続された第1入力端子と、ライン2Dに接続された第2入力端子と、LCD17に接続された出力端子とを有している。スイッチ118は、EC/KBC124から供給されるスイッチ制御信号SWに応じて、第1入力端子および第2入力端子の一方を選択し、その選択した入力端子を出力端子に接続するように構成されている。このスイッチ118の働きにより、本実施形態においては、以下の2つの表示制御モードを用いることが出来る。
(1)ノーマルモード: ノーマルモードにおいては、グラフィクスコントローラ114からの映像信号は高画質化エンジン(HVE)115を経由せずにLCD17に送出される。ノーマルモードは、LCD17に表示される表示イメージに例えば静止画像が含まれる場合に使用される。
(2)高画質モード: 高画質モードにおいては、グラフィクスコントローラ114からの映像信号は高画質化エンジン(HVE)115を経由してLCD17に送出される。高画質モードは、LCD17に表示される表示イメージに例えば静止画像が含まれない場合、つまり動画像データをフルスクリーンモードで表示する場合に使用される。
しかし、上記したスイッチ118の切替えの具体例は一例であり、動画/静止画に係わり無く、常に高画質モードにしてもよい。
サウスブリッジ119は、LPC(Low Pin Count)バス上の各デバイスを制御する。また、サウスブリッジ119は、HDD121、ODD122を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラを内蔵している。さらに、サウスブリッジ119は、TVチューナ123を制御する機能、およびBIOS−ROM120をアクセス制御するための機能も有している。
光ディスクドライブ(ODD)123は、ビデオコンテンツが格納されたDVD、CDなどの記憶メディアを駆動するためのドライブユニットである。TVチューナ123は、TV放送番組のような放送番組データを受信するための受信装置である。
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)124は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)13およびタッチパッド16を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。このエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)124は、ユーザによるパワーボタン14の操作に応じて本コンピュータ10をパワーオン/パワーオフする機能を有している。
さらに、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)124は、LCD17の照明(バックライト等)の輝度を設定変更する機能、I2Cバスを介して高画質化エンジン(HVE)115との通信を行なう機能、およびスイッチ118に対して上述のスイッチ制御信号SWを供給する機能を有している。
次に、図3を参照して、高画質化エンジン(HVE)115の構成例について説明する。
高画質化エンジン(HVE)115は、図示のように、RGB/YUV変換部201、画質補正処理部202、補正パラメータレジスタ203、およびYUV/RGB変換部204等を備えている。
RGB/YUV変換部201は、TMDS(Rx)処理部116を介してグラフィクスコントローラ114から送信される映像信号を24ビットのRGBデジタル信号から24ビットのYUV信号に変換する。画質補正処理部202は、このYUV信号に対して、画質補正(コントラスト調整、ブライトネス調整、ヒュー調整、サチュレーション調整、ガンマ補正、ホワイトバランス調整、輝度調整、シャープネス調整、輪郭強調(エッジエンハンスメント)、応答速度向上など)のための処理を施す。各補正/調整にはLCD17の特性に合った補正値・調整値(以下、単に補正パラメータと称する)が使われ、そのための補正パラメータ(コントラスト、ブライトネス、ヒュー、サチュレーション、ガンマ補正などに関する各種パラメータ)が補正パラメータレジスタ203に格納されている。補正パラメータレジスタ203に格納されている補正パラメータは、EC/KBC124による設定変更が可能となっている。
以下、主要な補正パラメータについて説明する。
コントラストは入力信号の変化に対する出力強度の変化率を変更することで調整する。すなわち、入力信号を横軸、表示される画像の明るさを縦軸としたグラフをプロットした場合、グラフの傾き度合いがコントラストの強さを表現する。コントラストを強くすると、画面中の明るい部分(明部)と暗い部分(暗部)との明るさの差がはっきりするようになり、特に文字などは読みやすくなる。ただし、あまりコントラストを高めると、暗部や明部が表示装置の表現できる明るさの範囲を越え、入力信号を正確に反映できなくなる。これを「黒つぶれ」、「白つぶれ(もしくは白飛び)」と呼ぶ。すなわち、「黒つぶれ」、「白つぶれ」が生じない範囲でコントラストを強くすることが望まれる。
ブライトネスは入力信号にかかわらず、画面全体の明るさを一律に変化させることで調整する。入力信号を横軸、表示される画像の明るさを縦軸としたグラフをプロットした場合、グラフの高さの変化がブライトネスを表現する。ブライトネスの調整は、表示装置が使用される環境の明るさに応じて、見やすさを調整する場合などに有効である。ただし、コントラストの調整の場合と同様、暗部や明部で表示装置の表現範囲を越えた場合、「黒つぶれ」や「白つぶれ」といった現象が発生するので、「黒つぶれ」、「白つぶれ」が生じない範囲でブライトネスを強くすることが望まれる。
色を表す数値と、実際に入出力される色の濃さとの応答特性をガンマという数値で表す。イメージ・スキャナや表示装置、プリンタなどの入出力機器は、それぞれ固有のガンマ値を持っている。システム全体の色補正を行なうために、このガンマ値を調整することをガンマ補正という。ガンマ値は入力信号に応じた出力信号の強度の非直線性の度合いを示すパラメータである。表示装置では、入力信号の値の変化に対して、出力強度(表示装置の場合、出力の明るさ)が直線的に変化するのが理想であるが、実際のデバイスではかならずしもそうはならない。入力信号の強度を0〜1の範囲に正規化した値をI、出力信号の強度を同範囲に正規化した値をOとしたとき、両者の関係はほぼO=Iγという式によって近似できる。このときのγの値をガンマ値と呼ぶ。
YUV/RGB変換部204は、画質補正処理された映像信号を24ビットのYUV信号から18ビットのRGB信号に変換する。このRGB信号は、ライン2Cを介してLVDS(Tx)処理部117に送られる。
なお、図3には図示していないが、高画質化エンジン115はスケーリング処理機能も有しており、スケーリングレジスタに設定されたスケーリングパラメタ情報に従い、画質補正されたYUV信号をスケーリングする。このスケーリング処理により、動画像データのサイズ(解像度)は、LCD17の表示画面のサイズ(パネル解像度)に適したサイズに変更される。スケーリングパラメタ情報は、例えば、動画像データの解像度、動画像データのアスペクト比、およびLCD17のパネル解像度等を含む。
図4は、LCD17のバックライトの輝度を変更する操作があった場合に高画質化エンジン115用の補正パラメータを設定変更するためのインタフェースの例である。
アプリケーション151は、ユーザがホットキー等を用いてLCD17のバックライトの輝度を変更する操作を行った場合に発生する輝度変更イベント(輝度レベルのアップ又はダウン)を検出し、中間モジュール152にその旨を通知する。
中間モジュール152は、アプリケーション151から輝度変更指示の通知を受けると、HCI(Hardware Configuration Interface)を介してシステムBIOS120Aの輝度変更用ファンクションを呼び出し、輝度レベルのアップ又はダウンの指示を通知する。
BIOS120Aは、中間モジュール152から輝度レベルのアップ又はダウンの指示の通知を受けると、自身の輝度変更用ファンクションによって、例えば図5又は図6に示すようなテーブルを参照し、当該指示に従って現在の輝度レベルを例えば1段階アップ又はダウンした後の輝度レベルに対応する高画質化エンジン115用のパラメータの値を導出する。この場合のパラメータの値は、高画質化エンジン115で高画質処理される動画像のコントラスト、ブライトネス、ヒュー、サチュレーション、ガンマ補正値などを決定付ける各種パラメータの値に相当する。上記テーブル上には、LCD17のバックライトの各輝度レベルに対してそれぞれ画像の見栄えが良くなる(画像に白飛びや黒つぶれが生じないようにする)各種パラメータの値が予め登録されている。
図5に示されるテーブルの例では、8段階の輝度レベルに対し、3種類の高画質化エンジン115用パラメータが対応付けられている。すなわち、輝度レベル8にはパラメータA(例えば輝度300Cd〜600Cdに対応する各種パラメータ)が対応付けられ、輝度レベル7〜4にはパラメータB(例えば輝度200Cd〜300Cdに対応する各種パラメータ)が対応付けられ、輝度レベル3〜1にはパラメータC(例えば輝度20Cd〜200Cdに対応する各種パラメータ)が対応付けられている。このテーブルの例を採用した場合、輝度レベルのアップ又はダウンの指示があったときにパラメータの変更を実施する頻度をある程度下げることができ、システムBIOS120A等にかかる負荷を低減できる。
図6に示されるテーブルの例では、8段階の輝度レベルに対し、8種類の高画質化エンジン115用補正パラメータが対応付けられている。すなわち、輝度レベル8にはパラメータD(例えば輝度600Cdに対応する各種パラメータ)が対応付けられ、輝度レベル7にはパラメータE(例えば輝度500Cdに対応する各種パラメータ)が対応付けられ、輝度レベル6にはパラメータF(例えば輝度400Cdに対応する各種パラメータ)が対応付けられ、輝度レベル5にはパラメータG(例えば輝度300Cdに対応する各種パラメータ)が対応付けられ、輝度レベル4にはパラメータH(例えば輝度200Cdに対応する各種パラメータ)が対応付けられ、輝度レベル3にはパラメータI(例えば輝度100Cdに対応する各種パラメータ)が対応付けられ、輝度レベル2にはパラメータJ(例えば輝度50Cdに対応する各種パラメータ)が対応付けられ、輝度レベル1にはパラメータK(例えば輝度20Cdに対応する各種パラメータ)が対応付けられている。このテーブルの例を採用した場合、輝度レベル毎に最適な各種パラメータを細かく設定することができるので、指定された輝度レベルに対して見栄えの良い画像を得ることができる。
上記BIOS120Aの輝度変更用ファンクションは、高画質化エンジン115用のパラメータの値を導出すると、このパラメータの値と輝度レベルを示す値とを、EC/KBC124の中に予め設けられている高画質化エンジン用パラメータレジスタとLCD用パラメータレジスタとにそれぞれ設定(再設定)する。
EC/KBC124は、上記高画質化エンジン用パラメータレジスタに設定された値に応じて、高画質化エンジン115内の補正パラメータレジスタ203に補正パラメータの値を設定(再設定)するとともに、上記LCD用パラメータレジスタに設定された値に応じて、LCD17のバックライトの輝度を設定(再設定)する。
画質化エンジン115は、補正パラメータレジスタ203に設定された補正パラメータを用いて高画質化処理を行い、処理後の画像を、バックライトの輝度が変更された後のLCD17へ出力する。
次に、図7を参照して、LCD17のバックライトの輝度を変更する操作があった場合の動作を説明する。
ユーザがホットキー等を用いてLCD17のバックライトの輝度を変更する操作を行なうと、輝度変更イベント(輝度レベルのアップ又はダウン)が発生する(ステップ11)。
アプリケーション151は、発生した輝度変更イベントを検出すると、中間モジュール152にその旨を通知する(ステップ12)。
中間モジュール152は、アプリケーション151から輝度変更指示の通知を受けると、HCIを介してシステムBIOS120Aの輝度変更用ファンクションを呼び出し、輝度レベルのアップ又はダウンの指示を通知する(ステップ13)。
BIOS120Aは、中間モジュール152から輝度レベルのアップ又はダウンの指示の通知を受けると、自身の輝度変更用ファンクションによって、例えば図5又は図6に示したテーブルを参照し、当該指示に従って現在の輝度レベルを例えば1段階アップ又はダウンした後の輝度レベルに対応する高画質化エンジン115用のパラメータの値を導出する。次いで、BIOS120Aの輝度変更用ファンクションは、導出した高画質化エンジン115用のパラメータの値と輝度レベルを示す値とを、EC/KBC124の中に予め設けられている高画質化エンジン用パラメータレジスタとLCD用パラメータレジスタとにそれぞれ設定(再設定)する(ステップS14)。
EC/KBC124は、上記高画質化エンジン用パラメータレジスタに設定された値に応じて、高画質化エンジン115内の補正パラメータレジスタ203に補正パラメータの値を設定(再設定)するとともに、上記LCD用パラメータレジスタに設定された値に応じて、LCD17のバックライトの輝度を設定(再設定)する(ステップS15)。
画質化エンジン115は、補正パラメータレジスタ203に設定された補正パラメータを用いて高画質化処理を行い、処理後の画像を、バックライトの輝度が変更された後のLCD17へ出力する(ステップS16)。
このように本実施形態によれば、ユーザがバックライトの輝度に関して例えば最大輝度や最小輝度に設定変更した場合であっても、映像の白飛びや黒つぶれが生じることがなく、LCDに表示される映像の品質を均一に保つことができる。
なお、上記実施形態においては、LCD17のバックライトの輝度を変更する操作があった場合について例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、LCD17のフロントライトなど、他の照明の輝度を変更する操作があった場合にも適用可能である。
また、上記実施形態においては、LCD17のバックライトの輝度を変更する操作があった場合について例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の要因で輝度変更イベントが発生した場合にも適用できる。例えば、電源管理においてバッテリ量の増減に伴ってLCD17の照明の輝度が変化するような機構が設けられている場合にも適用可能である。
また、上記実施形態においては、テーブルを参照して輝度レベルから高画質化エンジン115用のパラメータの値を導出する処理をBIOS120Aの輝度変更用ファンクションが行なう場合を例示したが、この処理を代りにEC/KBC124が行なうように構築してもよい。この場合、EC/KBC124内に高画質化エンジン用パラメータレジスタを設ける必要はなく、EC/KBC124はLCD用パラメータレジスタに設定される輝度レベルの値に基づいて高画質化エンジン115用のパラメータの値を導出する。
また、上記実施形態においては、LCD17に表示される表示イメージに静止画像が含まれる場合はグラフィクスコントローラ114からの映像信号は高画質化エンジン115を経由せずに直接LCD17に送出される例を説明したが、動画のみならず静止画についても高画質化エンジン115により色補正等を行なってもよい。また、高画質化処理はYUVの映像信号に対して行なっているが、RGBの映像信号に対して行なってもよい。
また、グラフィクスコントローラ114と高画質化エンジン115とを1つのLSIにて実現することもできる。この場合、グラフィクスコントローラ114および高画質化エンジン115は当該LSI内の2つの信号処理部としてそれぞれ機能する。
また、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10…コンピュータ、17…LCD、15A…TV起動ボタン、15B…DVD/CD起動ボタン、114…グラフィクスコントローラ、115…高画質化エンジン、118…スイッチ、201…RGB/YUV変換部、202…画質補正処理部、203…補正パラメータレジスタ、204…YUV/RGB変換部。

Claims (5)

  1. 照明を有する表示装置と、
    前記表示装置に表示する動画像データを形成する信号を生成する信号処理部と、
    前記照明の輝度に対応するパラメータを用いて前記信号に所定の処理を施す画質処理部と、
    前記画質処理部で前記所定の処理を施す第1のモードと、前記所定の処理を施さない第2のモードとを用いて表示制御を行う表示制御部と、
    を有し、
    前記表示制御部が、前記第1のモードにおいて前記照明の輝度を変更する場合、前記画質処理部が、変更後の輝度に対応するパラメータを用いて前記信号に前記所定の処理を施し、前記所定の処理を施した信号を、前記表示装置に出力することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示制御部は、前記照明の輝度を段階的に変更させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記所定の処理は、前記照明の複数段にわたる輝度の変化に対し、当該輝度が変化する段数よりも少ない段数で各種パラメータの値を変化させる処理を含むことを特徴とする請求項2に情報処理装置。
  4. 前記所定の処理は、少なくともコントラスト、ブライトネス、ヒュー、サチュレーション、およびガンマ補正を決定付ける各種パラメータの値を調整する処理を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 照明を有する表示装置と、前記表示装置に表示する動画像データを形成する信号を生成する信号処理部とを有する情報処理装置の表示制御方法であって、
    画質処理部により、前記照明の輝度に対応するパラメータを用いて前記信号に所定の処理を施し、
    表示制御部により、前記所定の処理を施す第1のモードと、前記所定の処理を施さない第2のモードとを用いて表示制御を行い、
    前記表示制御部が、前記第1のモードにおいて前記照明の輝度を変更する場合、前記画質処理部が、変更後の輝度に対応するパラメータを用いて前記信号に前記所定の処理を施し、前記所定の処理を施した信号を、前記表示装置に出力することを特徴とする表示制御方法。
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