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JP2012238766A - 円筒型太陽電池の設置方法 - Google Patents

円筒型太陽電池の設置方法 Download PDF

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博久 平木
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Abstract

【課題】従来では設置面とはされていなかった場所をその設置に利用することで、設置コストを大幅に低減できる設置方法を提供すること。
【解決手段】複数の円筒型太陽電池からなる太陽光発電装置において前記複数の円筒型太陽電池の設置方法であって、前記複数の円筒型太陽電池を、平面内に略平行に配列保持し、太陽光の照射を必要とする場所の上方に設置し、前記太陽光が前記各円筒型太陽電池間から当該場所を照射できるよう当該各円筒型太陽電池の配列間隔を調整する。
【選択図】図3

Description

本発明は、円筒型太陽電池の設置方法に関するものである。
太陽光利用システムにおいては、一般に、太陽電池を平面内に多数隙間無く配置して平面状となした太陽光発電パネルが普及している(特許文献1、2参照)。
この太陽光発電パネルは、周知のように、パネル表面への太陽光の直射による発電のみであり、パネル裏面への反射による発電はできず、また、太陽光発電パネルが設置される場所は、太陽光発電パネルで覆われて太陽光が照射されないから、太陽光の照射が必要な場所には設置できないなど、設置場所は限定され、その自由度は低い。
これに対して、米国のソリンドラ社により開発された円筒型太陽電池では、360度全周面が太陽光の照射で発電でき、かつ、相互に間隔を空けて配置できるため、設置場所が太陽光の照射が必要な場所であるかどうかは問われず、太陽光発電パネルと比較してその設置場所の自由度は高い。
特許文献1は屋根上での太陽光発電パネルの利用形態を示す文献であり、特許文献2は農地での太陽光発電パネルの利用形態を示す文献である。
特開2011―001800号公報 特開2003―224288号公報
そこで、本発明は、360度全周面が太陽光の照射で発電でき、かつ、相互に間隔を空けて配置できるという円筒型太陽電池の特徴を活用し、円筒型太陽電池の設置の自由度をより高めた設置方法を提供するものである。
本発明による設置方法は、複数の円筒型太陽電池を設置場所上方に互いに略平行且つ一定間隔を空けて配置するステップと、被要求発電電力と共に、設置場所における太陽光の要求照射量または設置場所における太陽光の要求遮断量に応じて前記複数の円筒型太陽電池の配列数および/または配列間隔を調整するステップと、前記複数の円筒型太陽電池の発電電力を所定の電気設備に供給するステップとを具備することを特徴とする。
前記設置場所は、農地または栽培ハウスまたは日除け場所であることが好ましい。
前記被要求発電電力には、例えば、設置場所が水田であれば、その水田への給水ポンプの作動に要求される電力とか、栽培ハウスであれば、その栽培ハウス内の空調設備とか給水設備等の作動に要求される電力などがある。
設置場所における太陽光の要求照射量には、設置場所が例えば水田である場合、水稲の生育に必要とする太陽光の照射量があり、また、設置場所における太陽光の要求遮断量には、設置場所が公園等の日除けをする場所である場合、日除けに必要とする太陽光の遮断量がある。
設置場所が太陽光の照射量が多く要求される設置場所である場合、円筒型太陽電池の配列間隔を広くし、設置場所が太陽光の遮断量が多く要求される設置場所である場合、円筒型太陽電池の配列間隔を狭くするとよい。
好ましくは、前記設置方法は、複数の円筒型太陽電池を農地の上方で該農地から所定高さの位置に互いに略平行で且つ一定間隔を空けて配置するステップと、前記複数の円筒型太陽電池の配列数と配列間隔とを調整して、各円筒型太陽電池間を前記農地に向けて通過する太陽光の通過量と、前記複数の円筒型太陽電池の発電電力とを制御するステップと、前記複数の円筒型太陽電池の発電電力を前記農地の耕作に用いる電気設備に供給するステップとを具備する。
好ましくは、前記設置方法は、複数の円筒型太陽電池を栽培ハウスの内部上方または栽培ハウスの外部上方に配置するステップと、前記複数の円筒型太陽電池の配列数と配列間隔とを調整して、各円筒型太陽電池間を通過する太陽光の通過量と、前記複数の円筒型太陽電池の発電電力とを制御するステップと、前記複数の円筒型太陽電池の発電電力を前記栽培ハウス内の電気設備に供給するステップとを具備する。
好ましくは、前記設置方法は、複数の円筒型太陽電池を日除け場所の上方所定高さの位置に互いに平行且つ所定間隔を空けて配置するステップと、前記複数の円筒型太陽電池により前記日除け場所において必要とする日陰が発生するよう前記間隔と配列数とを調整するステップと、前記複数の円筒型太陽電池が発電した電力を、当該日除け場所を管理する電気設備の電力源として、利用するステップと、を具備する。
前記日除け場所としては校庭、園庭、公園等で、例えばベンチが置かれたり、ブランコが設置されたりして、例えば夏の暑い日差しを避けたい場所がある。
本発明によれば、設置場所を例えば水田や畑地等の農地や栽培ハウスとし、その場所に円筒型太陽電池を設置しても、各円筒型太陽電池の配列間隔を太陽光が各円筒型太陽電池間から当該農地を照射できるよう調整することにより、その農地や栽培ハウスで栽培される農作物に必要な太陽光を照射させることができると共に、円筒型太陽電池の配列数を調整して栽培ハウスで用いる電気設備に必要な電力を供給することができる。したがって、本発明では、太陽光発電パネルの場合に必要としていた農地以外に太陽光発電パネルの設置場所の確保を必要としなくなり、設置の自由度が高くなる。加えて、本発明によれば、そうした農地以外に円筒型太陽電池の設置場所を確保することが不要であるから、そうした設置場所を必要としていた従来の平面型太陽光発電パネルよりも、設置コストを低減することができる。
さらに、本発明によれば、設置場所が、校庭、園庭、公園等で、例えばベンチが置かれたり、ブランコが設置されたりするなどして、日除け場所とされている場合に、各円筒型太陽電池を日除け場所に所要の日陰が発生するよう利用することができると共に、それら各円筒型太陽電池を日除け場所を管理する電気設備の電力源として利用することができる。
図1(a)は円筒型太陽電池の側面図、図1(b)は図1(a)のA−A線の断面図、図1(c)は円筒型太陽電池に対する太陽光の照射の説明に用いる図である。 図2(a)は太陽光発電装置の概略斜視図、図2(b)は太陽光発電装置の拡大横側面図である。 図3は実施形態の設置方法により円筒型太陽電池を設置した太陽光利用システムを示す図である。 図4は実施形態の設置方法により円筒型太陽電池を設置した別の太陽光利用システムを示す図である。 図5は実施形態の設置方法により円筒型太陽電池を設置したさらに別の太陽光利用システムを示す図である。 図6は実施形態の設置方法により円筒型太陽電池を設置したさらに別の太陽光利用システムを示す図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態に係る円筒型太陽電池の設置方法を詳細に説明する。
まず、図1を参照して、円筒型太陽電池を説明する。図1(a)は、円筒型太陽電池の側面、図1(b)は図1(a)のA−A線に沿う断面図である。この円筒型太陽電池1は、軸方向に延びる円筒型の内管2と、これと同心で且つ軸方向に延びる円筒型の外管3との二重管構造であり、内管2の外周面に発電層として銅、インジウム、ガリウム、セレンの4つの元素からなる化合物半導体膜(CIGS膜)4を形成し、この化合物半導体膜4の外面と外管3の内面との間に集光促進層5を形成して、円筒型に形成されたものである。外管3の両端は金属キャップ6で密閉されている。両端には電極7が突出しており、両端の電極3間に直流電力を出力するようになっている。この円筒型太陽電池1は、外周が円筒型で全周360度太陽光照射で発電可能であるために、図1(c)で示すように、直射光だけでなく、散乱光、反射光も、発電のために利用することができ、発電効率が高い。
図2を参照して、図1で説明した円筒型太陽電池を複数備えて構成される太陽光発電装置を説明する。図2(a)は太陽光発電装置の概略斜視図、図2(b)は太陽光発電装置の拡大横側面図である。
これらの図を参照して、太陽光発電装置10は、複数の円筒型太陽電池11を含み、これら複数の円筒型太陽電池11は、対向する一対のL型の枠体12により、平面内で互いに略平行に配列保持されている。枠体12は、垂直枠部12aと、水平枠部12bとでL型になっている。図示例では、枠体12は説明の都合で対向する一対で示すが、この枠体12と直交する方向で対向する一対の枠体を含め、全体で四辺形状にして円筒型太陽電池を配列保持してもよい。
枠体12には脚部13が等間隔に複数取り付けられている。脚部13の個数や形態等は、円筒型太陽電池の配列個数や重量等に応じて決めることができる。
対向する一対の枠体12の垂直枠部12aの内側面には電力取出電極12bが設けられている。電力取出電極12bは、円筒型太陽電池11の配列方向に沿って帯状に設けられている。電力取出電極12bは、円筒型太陽電池11の両端から突出する電極11aに接触する。この接触により円筒型太陽電池11の出力電力は、電力取出電極25bに取り出される。各円筒型太陽電池11は、それぞれの両端電極11aが、電力取出電極12bに共通接触することで、互いに並列接続される。各枠体12には、電力ケーブル14が取り付けられている。電力ケーブル14は、一端側が電力取出電極12bに図示略の構造により接続されている。
枠体12の水平枠部12bの底面には、円筒型太陽電池11の設置部(図示略)が複数形成されている。この設置部は円筒型太陽電池11の配列間隔に合わせて形成されている。この設置部全てに円筒型太陽電池を配置したり、1つ置き、あるいは2つ置きに各設置部に円筒型太陽電池を配置したりして、円筒型太陽電池の配列個数を選択してもよい。
太陽光発電装置10は、設置環境に合わせて、枠体12の前記設置部への円筒型太陽電池11の配列個数を設定したり、円筒型太陽電池11の配列間隔を調整したり、あるいは脚部13の脚長を調整して円筒型太陽電池の設置高さを調整できることが好ましい。脚長調整が可能な脚部13としては、図示しないが、例えば、外筒内に内筒を摺動可能に挿入し、これら両筒を連結ボルトで固定連結できるようにしても構成することができる。太陽光発電装置10は、水平面に対して最大30度程度の傾きで傾きを調整できるようにして、円筒型太陽電池11の配列面全体を太陽光に向けられるようにしてもよい。
次に、図3を参照して、円筒型太陽電池の設置方法を、この設置方法を用いた太陽光利用システムに基づき説明する。この太陽光利用システム15は、太陽光発電装置16の出力を、電力ケーブル17を経由して、制御器18に供給する。そして、太陽光発電装置16を設置する場所は水田19の上方である。太陽光発電装置16における複数の円筒型太陽電池11は、該水田19から所定高さの位置において互いに平行で且つ一定間隔を空けて配置されている。
制御器18は、太陽光発電装置16における各円筒型太陽電池11が発電する出力に基づいて、給水ポンプ20を作動し、送水管21から水田19に給水制御する。水田19には図示略の水位センサが配置されており、制御器18は、水田19の水位を示す水位センサの出力に基づき、水位が一定以下に低いと給水ポンプ20を作動して給水し、水位が一定以上に高いと給水ポンプ20の作動を停止する。
このような太陽光利用システム15において、太陽光発電装置16は、枠体16aと、この枠体16aに配列された複数の円筒型太陽電池16bと、脚部16cとを有する。
そして、本実施の形態の設置方法では、複数の円筒型太陽電池16bを枠体16aに配列して、水田19の上方において上記したように所定高さの位置に略水平に設置するとともに、水稲23の生育に必要とする太陽光22が複数の円筒型太陽電池16b間から水田19を照射できる配列間隔で、且つ、給水ポンプ20等の電気設備の作動に必要とする電力を発電できる配列個数で、各円筒型太陽電池16bの設置を調整する。
図3では円筒型太陽電池16bは水平面内に配列されているが、水平面に対して所望の傾斜角度、例えば最大30度で傾斜して設置してもよい。例えば、円筒型太陽電池16bを水平面に対し南向き最大30度で傾斜させて設置できることが好ましい。この設置方法として、例えば南側で対向する一対の脚部16cの脚長さを反対側で対向する一対の脚部16cのそれより相対的に短くして前記傾斜角度を調整するとよい。
図3では円筒型太陽電池16bは、水田19の上方全体を覆うごとく設置しているが、必要とする電力や水田19の面積などに応じて水田19の上方一部を覆うように配置してもよい。
円筒型太陽電池16bの配列間隔の調整に関して、例えば、一対の枠体16aの垂直枠部に形成されている電力取出電極に各円筒型太陽電池16bの両端電極に接触させつつ、枠体16aの水平枠部上を、円筒型太陽電池16bを、上記調整する配列間隔に合わせて摺動させ、所要の位置で固定することで、各円筒型太陽電池16bの配列間隔を調整するようにしてもよく、また、円筒型太陽電池16bの配列個数を増減することで配列間隔を調整するようにしてもよい。
この調整により、太陽光22は、円筒型太陽電池16bの配置間の隙間から水田19を照射することができ、水田19で水稲23の生育栽培ができる。また、脚部16cを高さ方向に伸縮可能にして円筒型太陽電池16bの配置高さを調整できるようにしてもよい。
この実施形態による設置方法では、水田や畑地等、太陽光の照射が必要な場所の上方に複数の円筒型太陽電池16bを配列し、各円筒型太陽電池16b間から前記場所に太陽光を少なくとも必要とする量だけ照射できるよう、各円筒型太陽電池16bの配列間隔を調整可能にしたので、前記場所上方に円筒型太陽電池16bが配置されていても、そうした場所に太陽光を照射できると共に、平板形状の太陽光発電パネルとは異なって、前記場所以外に、円筒型太陽電池16bの設置場所を確保する必要がなくなり、設置コストを格段に低減することができるようになった。
この実施形態では農地は水田であったが、水田に限定されるものではなく、水田も含め農地の全てに適用することができる。
図4を参照して上記太陽光発電装置を利用した別の太陽光利用システムを説明する。この太陽光利用システムでは、栽培ハウスに適用している。図4に示す太陽光利用システム24は、栽培ハウス25内に、太陽光発電装置26と、複数の栽培槽27と、栽培槽27に給水する給水設備28と、栽培ハウス25内の温湿度を制御する空調設備29と、これら給水設備28と空調設備29とを制御する制御器30と、を備える。
制御器30は、栽培槽27内の図示略の水位や温度や湿度のセンサからの出力に基づき、給水設備28と空調設備29とを制御し、栽培槽27内の農作物の管理をする。農作物は特に限定しないが、例えば水稲でよい。水田が例えば海水で浸された場合、水田は海水中の塩分により水稲栽培ができなくなる、いわゆる塩害となる。図4の実施形態の太陽光利用システムは、栽培槽27で水稲栽培することができるので、水田が塩害の被害を受けるなどして、水田の水稲栽培から栽培槽27での水稲栽培に切り替える場合などには、特に有効なシステムである。栽培槽27では水耕栽培もすることができる。もちろん、栽培槽27での水稲栽培の場合、栽培ハウス25は不要である。
この太陽光利用システム24においては、太陽光発電装置26は、枠体26aと、この枠体26aに配列された複数の円筒型太陽電池26bと、を有する。脚部は図示を略するが、例え栽培ハウス25内の図示略の柱などを代用してもよい。そして、円筒型太陽電池26bは、太陽光の照射を必要とする栽培槽27の上方に設置されているが、太陽光31は、円筒型太陽電池26bの配置間の隙間から栽培槽27を照射することができ、栽培ハウス25内で各種農作物の栽培ができる。
この実施形態による設置方法では、栽培ハウス25の栽培槽27の上方に複数の円筒型太陽電池26bを配列し、各円筒型太陽電池26b間から栽培槽27に太陽光を照射できるよう、これら円筒型太陽電池26bの配列間隔を調整するようにしたので、栽培槽27に太陽光を照射できると共に、栽培槽27での栽培の邪魔をすることなく栽培ハウス25内に円筒型太陽電池26bの設置場所を確保できるので、その設置コストを低減することができるようになった。
実施形態の設置方法は、農地や栽培ハウスに適用したが、円筒型太陽電池が設置される場所であれば、その設置形態は何でもよい。
図5を参照して上記太陽光発電装置を利用したさらに別の太陽光利用システムを説明する。この太陽光利用システム32では、図4のそれと同様に栽培ハウスに適用している。図5に示す太陽光利用システム32は、太陽光発電装置34を栽培ハウス33外で且つ該ハウス33の直上に、設置している。太陽光発電装置34は、枠体34aと、この枠体34aに配列された複数の円筒型太陽電池34bと、を有する。脚部は図示を略する。なお、35は栽培槽、36は給水設備、37は空調設備、38は制御器である。この太陽光利用システム32では、太陽光発電装置34を栽培ハウス33外に配置したので、栽培ハウス33内スペースを広く活用することができる。
図6を参照して上記太陽光発電装置を利用したさらに別の太陽光利用システムを説明すると、この太陽光発電装置41は学校の校庭、保育所や幼稚園の園庭、公園、等で日除けに利用する場所40に設置する。この太陽光発電装置41は、枠体41aに略平行に一定数の円筒型太陽電池41bを配列して1セットの太陽電池モジュールとし、これを場所40の大きさに合わせて必要セット数、組み付けたものである。この太陽光発電装置41には、枠体41aに複数の脚部41cを取り付けて休憩用ベンチ42等が配備された場所40に設置される。この太陽光発電装置41は、学校の校庭、保育所や幼稚園の園庭等の日除け場所40に設置し、学校、保育所、幼稚園等の図示略の電気設備が必要とする電力を賄うことができるようになっている。
太陽光発電装置41における複数の円筒型太陽電池41bの配列間隔を広狭に調整できるようにすることで、それら円筒型太陽電池41bによりその場所40で日陰ができる面積つまり太陽光が遮断される量を調整し、上記場所40が公園である場合、複数の円筒型太陽電池41bでその場所40に日陰ができ、その場所40に設置したベンチ42に座って休憩したりすることができるようにしてもよい。そして、これら太陽光発電装置41が発電した電力は、それら場所の近傍に設置した夜間照明灯43の電力に利用するため、その管理設備44で太陽光発電装置41の発電電力を昼間に逐電し、その逐電した電力を、夜間、夜間照明灯43で利用できるようにしてもよい。
15 太陽光利用システム
16 太陽光発電装置
16a 枠体
16b 円筒型太陽電池
16c 脚部
17 電力ケーブル
18 制御器
19 水田
20 給水ポンプ
21 送水管
22 太陽光

Claims (1)

  1. 複数の円筒型太陽電池を設置場所上方に互いに略平行且つ一定間隔を空けて配置するステップと、
    被要求発電電力と共に、設置場所における太陽光の要求照射量または設置場所における太陽光の要求遮断量に応じて前記複数の円筒型太陽電池の配列数および/または配列間隔を調整するステップと、
    前記複数の円筒型太陽電池の発電電力を所定の電気設備に供給するステップと、
    を具備することを特徴とする円筒型太陽電池の設置方法。
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