JP2013102246A - 基板コンベヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
上記基板コンベヤを、さらに、搬送部に支持された回路基板の側縁部の下面を支持して搬送部から浮き上がらせる押上部材と、搬送部の上方においてその搬送部に平行に延び、押上部材により押し上げられる回路基板の側縁部を受け、押上部材と共同して回路基板の側縁部を挟む受け部材と、回路基板を下方から支持する支持ピンユニット704と、押上部材と支持ピンユニット704とを昇降させる昇降装置とを含むものとするとともに、昇降装置を、その昇降装置が押上部材を受け部材と共同して回路基板を挟む位置まで上昇させた後に、その昇降装置の一部であるエアシリンダ720が支持ピンユニット704を回路基板の下面に接触する位置まで上昇させるものとする。
【選択図】図35
Description
また、別の望ましい態様においては、前記基板支持部材が、前記回路基板の裏面に装着されている電子回路部品に接触した場合に弾性変形し、電子回路部品の存在を許容しつつ回路基板を支持する軟質支持部材を含むものとされる。それにより、回路基板の裏面に既に電子回路部品が装着されていても、基板支持部材は回路基板を電子回路部品ごと支持することができ、回路基板の裏面の状態によって基板支持部材の配置を変えずに済み、複数種類の回路基板の支持に共用することができる。
さらに別の望ましい態様においては、前記昇降制御部が、前記昇降部材が前記第一昇降部により設定高さまで上昇させられることに応じて、前記第二昇降部に前記基板支持部材の上昇を開始させるものとされる。上記設定高さは、例えば、押上部材が受け部材と共同して回路基板を挟んだ後に、基板支持部材が回路基板の下面に接触するタイミングで第二昇降部を作動させる高さに設定される。
その支持部材の支持面を含む支持平面より上方に突出した突出位置と、支持平面以下の引込位置とに移動可能な検出子と、
その検出子を前記引込位置から前記突出位置へ向かう方向に付勢する検出子付勢装置と、
それら支持部材,検出子および検出子付勢装置を、脆性基板を支持する支持位置とその支持位置より下方の退避位置とに昇降させる昇降装置と、
前記検出子の前記突出位置への移動を検知する突出検知器と、
前記支持部材による脆性基板の支持状態において、前記突出検知器により前記検出子の前記突出位置への突出が検知された場合に、脆性基板が割れたと判定する割れ判定部と
を含むことを特徴とする基板支持装置。
(2)前記検出子,前記検出子付勢装置および前記突出検知器が、水平方向に距離を隔てて複数組設けられた(1)項に記載の基板支持装置。
脆性基板の割れを複数箇所において検出することができ、割れ検出の信頼性が向上する。
(3)さらに、
前記脆性基板の上面に当接してその脆性基板を受ける受け部材と、
前記昇降装置により上昇させられ、脆性基板の側縁部を前記受け部材に押し付ける押付部材と
を含み、かつ、前記複数組の検出子,検出子付勢装置および突出検知器が、前記側縁部に直角な方向に距離を隔てて設けられた2組以上を含む(2)項に記載の基板支持装置。
基板支持装置が検出子,検出子付勢装置および突出検知器を2組含むのであれば、2組の検出子等が側縁部に直角な方向に距離を隔てて設けられ、3組以上含むのであれば、3組以上の検出子等の全部が側縁部に直角な方向に距離を隔てて設けられてもよく、2組以上であって、全部の組数より少ない組の検出子等が側縁部に直角な方向に距離を隔てて設けられ、残りは、側縁部に直角な方向においては、2組以上の検出子等のいずれかと同じ位置に設けられてもよい。
脆性基板の側縁部が受け部材と押付部材とによって挟まれて保持される場合、脆性基板は側縁部にほぼ平行な割れ目において割れ易く、2組以上の検出子等が側縁部に直角な方向に距離を隔てて設けられることにより、割れ検出の確実さが増す。
(4)前記支持部材が、発泡材から成り、脆性基板の下面に面接触してその脆性基板を支持する軟支持部材を含む (1)項ないし(3)項のいずれかに記載の基板支持装置。
軟支持部材は、1つでも複数でもよい。軟支持部材の脆性基板の下面に対する接触面積
(軟支持部材が1つの場合は、その1つの軟支持部材の接触面積、軟支持部材が複数の場合は、複数の軟支持部材の各接触面積の合計)は、脆性基板の下面の面積の20%以上であればよく、40%以上、60%以上であることが望ましい。
支持部材の脆性基板への接触時に脆性基板が割れる恐れが少なく、また、作業ヘッドによって脆性基板に作業が施される際に加えられる衝撃が軟支持部材により吸収され、脆性基板が割れ難い。あるいは脆性基板の振動が良好に抑制される。
(5)前記検出子が前記軟支持部材を厚さ方向に貫通して形成された貫通穴内に上下方向に相対移動可能に配設された(4)項に記載の基板支持装置。
検出子を脆性基板の軟支持部材によって支持される箇所に配設し、基板の割れを検出することができる。
(6)前記昇降装置により昇降させられる昇降部材と、
前記脆性基板の上面に当接してその脆性基板を受ける受け部材と、
前記昇降部材に対して相対的に昇降可能に設けられ、昇降部材の上昇に基づいて上昇させられ、脆性基板を前記受け部材に押し付ける押付部材と、
その押付部材を前記昇降部材に対して相対的に上昇方向に付勢する押付部材付勢装置と
を含む(1)項ないし(5)項のいずれかに記載の基板支持装置。
昇降部材は、押付部材が脆性基板を受け部材に押し付けた状態から更に上昇させられる。この上昇は、押付部材付勢装置の作用により、昇降部材が押付部材に対して上昇することにより許容される。押付部材は、昇降部材と押付部材との相対移動に基づいて生じる押付部材付勢装置の付勢力によって脆性基板を受け部材に押し付けるが、この付勢力は、昇降部材が押付部材付勢装置を介することなく、押付部材を直接上昇させ、脆性基板を受け部材に押し付けさせる場合に脆性基板に作用する力より小さく、脆性基板の割れを回避しつつ、確実に保持することができる。
(7)前記昇降部材の上昇限度を規定する上昇限度規定部を含む(6)項に記載の基板支持
装置。
上昇限度規定部は、昇降部材そのものの上昇を阻止する構成とされてもよく、昇降装置による昇降部材の上昇を止める構成とされてもよい。いずれにしても昇降部材の上昇限度が規定されることにより、押付部材付勢装置による昇降部材と押付部材との相対移動の許容が限度に達し、昇降部材と押付部材とが一体的に上昇する状態となって脆性基板に過大な押付力が作用することが回避される。あるいは、押付部材付勢装置が弾性部材の弾性力に基づいて付勢力を発生させるものである場合に、弾性部材の弾性変形量が過大となって弾性力が過大となり、押付部材が過大な押付力を脆性基板に加えることが回避される。
(11)水平な直線部を含む閉曲線に沿って周回するコンベヤベルトと、
そのコンベヤベルトの前記直線部に対応する部分である搬送部に支持されて搬送される回路基板の側縁を案内する案内面を備えた案内レールと、
前記搬送部に支持された回路基板の側縁部の下面を支持して前記搬送部から浮き上がらせる押上部材と、
前記搬送部の上方においてその搬送部に平行に延び、前記押上部材により押し上げられる回路基板の側縁部を受け、押上部材と共同して回路基板の側縁部を挟む受け部材と
を含み、回路基板を搬送方向に搬送する基板コンベヤにおいて、
前記受け部材に、その受け部材の自由端縁(先端縁)から下方へ垂下した垂下部を設けるとともに、前記案内レールに、前記垂下部が前記押上部材に対向する作用位置と、その作用位置から退避した退避位置とに移動可能に保持させ、かつ、前記受け部材の少なくとも前記垂下部にその垂下部を直角に横切る少なくとも1つの切欠を設けることにより垂下部を複数の部分垂下部とするとともに、前記案内レールの少なくとも前記案内面に、前記受け部材が前記退避位置へ移動した状態では前記複数の部分垂下部の各々を収容する収容凹部を形成したことを特徴とする基板コンベヤ。
受け部材が作用位置に位置する状態では、回路基板は垂下部により受けられ、受け部材の自由端縁より下方において受けられる。そのため、回路基板が上面に段差があり、作業装置により作業が施される被作業面が受け部材により受けられる被受け面より上方に位置
するものである場合、被作業面を、受け部材の自由端縁の下面以下の予め定められた位置に位置させて作業を施すことができる。
また、受け部材が退避位置に位置する状態では、部分垂下部が収容凹部内に収容されて案内面より引っ込んでいるため、回路基板は受け部材により受けられず、側縁部の上面が開放され、被作業面の一部として作業を施すことができる。この場合、回路基板は、押上部材により部分垂下部の下端より上方へ押し上げられるが、部分垂下部は搬送方向に間隔を隔てて位置し、それら部分垂下部の間に案内面があるため、回路基板は案内面に案内されつつ、昇降させられる。垂下部は切欠が設けられず、搬送方向に長いものとされることも可能であるが、その場合には、垂下部の下端縁以上の部分に案内面がなく、回路基板が案内面により案内されることなく昇降させられることとなり、搬送方向に直角な方向にずれ、下降時に収容凹部の下端縁に引っ掛かる恐れがあるのに対し、垂下部を複数の部分垂下部とすれば、案内面を残し、その案内面に回路基板を案内させつつ良好に昇降させることができる。
(12)前記受け部材の前記搬送方向に平行な方向に離れた複数箇所に、その搬送方向に直角な方向に延びる長穴が形成される一方、頭部を備えた雄ねじ部材が、前記複数の長穴の各々を貫通して前記案内レールの上面に形成された雌ねじ穴に螺合され、前記頭部と前記案内レールの上面とにより、前記受け部材がその受け部材の前記作用位置と退避位置とへの移動を許容する状態で挟まれた(11)項に記載の基板コンベヤ。
雄ねじ部材が雌ねじ穴に固く締め込まれた状態において、雄ねじ部材の頭部と案内レールの上面との隙間を、受け部材の長穴の周辺部の厚さより僅かに大きく保つ隙間規定部が設けられることが望ましい。例えば、雄ねじ部材を、受け部材の長穴の周辺部の厚さより僅かに長い大径部を備えた段付きねじとしたり、雄ねじ部材に受け部材の長穴の周辺部の厚さより僅かに長いスリーブを嵌合することにより目的を達し得、これら大径部やスリーブが隙間規定部を構成することとなる。
簡単な構成でありながら、搬送方向に平行な方向に離れた複数箇所において受け部材の案内レールからの浮上がりを規制し、作用位置において回路基板の側縁部を正確な高さで受けさせることができる。
(13)前記案内レールと前記受け部材との一方に弾性的に突出方向に付勢された係合突部が設けられ、前記案内レールと前記受け部材との他方に、前記係合突部と係合して前記受け部材を前記作用位置と前記退避位置とにそれぞれ位置決めする2つの係合凹部が設けられた(11)項または(12)項に記載の基板コンベヤ。
受け部材を、作用位置と退避位置とに選択的に保つことができる。係合突部と2つの係合凹部との組合わせから成る位置保持部が、受け部材の長手方向に隔たった2箇所以上に設けられることが望ましい。
(14)前記係合突部が、ボールプランジャのボールにより構成された(13)項に記載の基板コンベヤ。
(15)前記受け部材が前記作用位置に位置させられた状態で、前記押上部材を回路基板を介して前記受け部材に当接する第一上昇位置まで上昇させ、前記受け部材が前記退避位置に位置させられた状態で、前記押上部材を前記第一上昇位置より高い第二上昇位置へ上昇させる昇降装置を含む(11)項ないし(14)項のいずれかに記載の基板コンベヤ。
受け部材が作用位置に位置する状態では、回路基板の上昇端は垂下部によって決まるが、受け部材が退避位置に位置する状態では、回路基板を受けるものがないため、回路基板を垂下部によって受けられる場合より高い位置へ上昇させることができる。
(21)水平な直線部を含む閉曲線に沿って周回するコンベヤベルトと、
そのコンベヤベルトの前記直線部に対応する部分である搬送部に支持されて搬送される回路基板の側縁を案内する案内面を備えた案内レールと、
前記搬送部に支持された回路基板の側縁部の下面を支持して前記搬送部から浮き上がらせる押上部材と、
前記搬送部の上方においてその搬送部に平行に延び、前記押上部材により押し上げられる回路基板の側縁部を受け、押上部材と共同して回路基板の側縁部を挟む受け部材と、
前記回路基板を下方から支持する基板支持部材と、
前記押上部材と前記基板支持部材とを昇降させる昇降装置と
を含み、回路基板を搬送方向に搬送する基板コンベヤであって、
前記昇降装置が、
前記押上部材を押し上げる昇降部材と、
その昇降部材を昇降させる第一昇降部と、
前記昇降部材に保持され、その昇降部材に対して前記基板支持部材を相対的に昇降させる第二昇降部と、
前記押上部材が前記第一昇降部により前記受け部材と共同して回路基板を挟む位置まで上昇させられた後に、前記基板支持部材が前記第二昇降部により前記回路基板の下面に接触する位置まで上昇させられるように、前記第一昇降部と前記第二昇降部とを制御する昇降制御部と
を含む基板コンベヤ。
押上部材が受け部材と共同して回路基板の側縁部を挟む前に、基板支持部材が回路基板の下面に接触すれば、回路基板をずらしてしまう恐れがあるのに対し、回路基板が押上部材と受け部材とに挟まれた状態で基板支持部材に回路基板を支持させることができ、回路基板がずれることなく支持される。
(22)前記基板支持部材が、前記回路基板の裏面に装着されている電子回路部品に接触した場合に弾性変形し、電子回路部品の存在を許容しつつ回路基板を支持する軟質支持部材を含む(21)項に記載の基板コンベヤ。
基板支持部材は、電子回路部品の存在を許容しつつ回路基板の下面に接触してそれを支持するものでもよく、回路基板の下面には接触せず、電子回路部品を介して回路基板を支持するものでもよい。後者の基板支持部材は、例えば、弾性部材により形成されるものとされ、あるいはクッション機能を有するものとされ、回路基板の下面に接触する位置への上昇の途中に電子回路部品があれば止まり、弾性変形やクッション作用により、電子回路部品に当接しない基板支持部材の回路基板の下面への接触を許容する。
本項に係る発明によれば、回路基板の裏面に既に電子回路部品が装着されていても、基板支持部材は回路基板を電子回路部品ごと支持することができ、回路基板の裏面の状態によって基板支持部材の配置を変えずに済み、複数種類の回路基板の支持に共用することができる。
(21)項に係る発明は、基板支持部材が回路基板の下面のみを支持するものである場合にも有効であるが、本項におけるように、基板支持部材が自身の弾性変形により電子回路部品の存在を許容するものである場合に、特に有効である。
(23)前記昇降制御部が、前記昇降部材が前記第一昇降部により設定高さまで上昇させられることに応じて、前記第二昇降部に前記基板支持部材の上昇を開始させるものである(21)項または(22)項に記載の基板コンベヤ。
設定高さは、押上部材が受け部材と共同して回路基板を挟んだ後に、基板支持部材が回路基板の下面に接触するタイミングで第二昇降部を作動させる高さに設定される。
(31)それぞれ、回路基板を支持する基板支持装置と、その基板支持装置に支持された回路基板に電子回路部品を装着する装着装置とを備え、互いに隣接して配列された複数台の電子回路部品装着機と、
それら複数台の電子回路部品装着機を貫通して設けられ、それらに回路基板を搬入し、それらから搬出する基板コンベヤと
を含む電子回路部品装着システムであって、
前記基板支持装置の各々が、互いに独立な昇降装置により昇降させられる昇降部材を備え、かつ、当該電子回路部品装着システムが、
前記複数台の電子回路部品装着機に跨って配置され、前記基板コンベヤにより各電子回路部品装着機に搬入された回路基板を支持してその基板コンベヤから浮き上がらせる共通支持台と、
その共通支持台を前記複数の昇降部材の1つに固定する一方、その1つの昇降部材以外
の昇降部材に、前記共通支持台を弾性部材を介して支持させる共通支持台取付装置と
を含む電子回路部品装着システム。
例えば、複数の電子回路部品装着機に跨る長さを有する回路基板を共通支持台に支持させ、複数の装着装置に共同して電子回路部品を装着させることができる。
複数台の昇降装置によって共通支持台を昇降させれば、1台の昇降装置によって昇降させる場合のように、上昇速度が低下したり、搬送方向に長い共通支持台の昇降部材によって支持されていない部分が垂れ下がったりすることがないが、複数の昇降装置を完全に同期させて昇降させることは容易ではなく、案内部にこじりが発生して作動不能に陥るおそれがある。案内部を長くすれば、こじりの発生を回避し得るが昇降装置の大形化を避け得ない。それに対し、共通支持台が1つの昇降部材以外の昇降部材には弾性部材を介して支持されていれば、大きなこじり力が発生することが回避される。例えば、共通支持台の上昇時に、共通支持台の弾性部材を介して支持されている部分にも押上力が加えられ、上昇させられる。しかも、弾性部材の弾性変形により、共通支持台が固定された昇降部材とそれ以外の昇降部材との昇降の多少のずれは許容されるため、大きなこじり力が発生することがなく、複数の昇降装置が支障なく作動し得る。例えば、上昇時に複数の昇降装置のいずれかの作動速度が大きければ、その昇降装置に対する負荷が大きくなって作動速度が低下する一方、他の昇降装置の負荷が小さくなって作動速度が上昇し、ほぼ同じ速度で上昇することとなるのである。
なお、弾性部材は、複数の昇降部材がそれぞれ上昇端位置まで上昇させられた状態で、共通支持台を丁度水平に支持する寸法まで弾性変形させられた状態となるものとされることが望ましい。また、本発明の効果は、昇降装置がエアシリンダのように安価ではあるが作動速度の正確な制御がむつかしいものである場合に特に有効である。
(32)前記1つの昇降部材以外の昇降部材と、前記共通支持台のその昇降部材に対向する部分とのいずれか一方に、設定範囲内において昇降可能に設けられたスプリングリテーナと、
そのスプリングリテーナと前記一方との間に配設され、スプリングリテーナを前記昇降部材と共通支持台との他方に向かって付勢するスプリングと
を含み、そのスプリングが前記弾性部材として機能する(31)項に記載の電子回路部品装着システム。
(33)前記基板コンベヤが、前記複数台の電子回路部品装着機に跨る長さの基板キャリヤを搬送可能なものであり、前記共通支持台が、前記基板キャリヤに位置決めされかつ相対的に上昇可能に保持された複数の回路基板の各々を下方から支持して前記基板キャリヤから浮き上がらせる複数の基板支持突部を備えた(31)項または(32)項に記載の電子回路部品装着システム。
複数の回路基板は、直接搬送部に支持させて搬送させてもよいが、複数の回路基板の停止位置間にずれが生じ易い。それに対し、基板キャリヤに位置決めさせて搬送し、基板キャリヤを所定の位置に停止させれば、複数の回路基板を相互の位置ずれなく停止させることができる。
なお、基板キャリヤの使用による回路基板の搬送は、前記(11)〜(15),(21)〜(23)および以下に説明する(41),(51),(61),(71),(72),(81),(91),(101),(111)にそれぞれ記載の基板コンベヤにも適用可能である。基板キャリヤは、回路基板を位置決めする位置決め装置を備え、回路基板を位置決め支持して基板コンベヤにより搬送され、基板キャリヤを所定の位置に停止させることにより、回路基板の停止位置が決められる。
(41)(a)互いに水平方向に隔たって、水平な回転軸線のまわりに回転可能な2つのプ
ーリと、(b)それらプーリに巻き掛けられたコンベヤベルトとを含み、そのコンベヤベル
トの周回により、そのコンベヤベルトの前記2つのプーリの間において直線的に延びる搬送部により回路基板を支持して搬送する基板コンベヤであって、
前記搬送部の下方に、その搬送部に直角な回転軸線のまわりに回転可能に配設されて搬送部を支持する支持ローラと、前記搬送部に沿って延び、その搬送部を下方から支持する支持レールとの両方が配設されたことを特徴とする基板コンベヤ。
搬送部は支持ローラの回転によって軽快に移動させられるとともに、支持レールとの間の摩擦により移動が適度に抑えられる。例えば、搬送部を支持レールのみに支持させることも可能であるが、回路基板が重いものである場合には搬送部と支持レールとの摩擦抵抗が過大となり、回路基板の円滑な搬送が妨げられる。一方、支持ローラのみに支持させれば、搬送部は軽快に移動可能となるが、回路基板を停止させるために2つのプーリの一方の回転が阻止されても搬送部および回路基板が速やかに停止せず、余分に移動してしまう。搬送部が停止させられる場合、回路基板は慣性力により移動を続けようとするが、この移動は、搬送部と回路基板との間の摩擦力によって阻止される。上記摩擦力は、主として搬送部の支持ローラに支持された部分と回路基板との間に生じるのであるが、接触面積が小さいため、充分な摩擦力が得られにくい。また、支持ローラは搬送部に殆ど抵抗力を加えないため、搬送部自体も停止しにくい。そのために、搬送部および回路基板が余分に移動してしまうのである。それに対し、搬送部の一部を支持レールに支持させれば、搬送部と支持レールとの間に適度な摩擦力が生じるとともに、搬送部と回路基板との接触面積が増して両者間の摩擦力も適度な大きさとなり、結局、搬送部と回路基板とが適切な位置に停止させられることとなる。
中央部に支持レールを1つ設け、その支持レールの両側に少なくとも1つずつの支持ローラを配設することも、2つの支持レールの間に少なくとも1つの支持ローラを配設することも可能である。しかし、支持ローラも支持レールもそれぞれ複数ずつ設けることが望ましい場合が多い。
(51)(a)互いに水平方向に隔たって、水平な回転軸線のまわりに回転可能な2つのプ
ーリと、(b)それらプーリに巻き掛けられたコンベヤベルトとを含み、そのコンベヤベル
トの周回により、そのコンベヤベルトの前記2つのプーリの間において直線的に延びる搬送部により回路基板を支持して搬送する基板コンベヤが複数直列に配設された基板コンベヤ列であって、
前記コンベヤベルトの互いに隣接するものの、それぞれ前記プーリに巻き掛けられた部分の間に配設され、上端が、ほぼ、前記搬送部に接する平面である接平面上に位置し、それらコンベヤベルトに搬送される回路基板を下方から支持する付加支持部材を含む基板コンベヤ列。
例えば、回路基板の被搬送部の搬送方向における長さが、隣接する2つの基板コンベヤの各搬送部の間隔より短い場合、一方の搬送部により搬送されて来た回路基板の搬送部に支持されている後端部より支持されていない先端部の方が長くなれば、先端部が上記接平面より下に下がる。この先端部は下流側のコンベヤベルトのプーリに巻き掛けられた部分によって支持されて、再び接平面まで上昇させられるのが普通であるが、コンベヤベルト間における回路基板の受け渡しが滑らかに行われないことになる。
それに対し、本項の基板コンベヤ列においては、付加支持部材によって支持されることにより、回路基板の先端部の下降が防止される。また、回路基板の被搬送部が隣接する2つの基板コンベヤの搬送部の間隔より長いものである場合、付加支持部材があっても、その上端が回路基板の被搬送面より上の位置にはなく、搬送を妨げない。
(61)水平な直線部を含む閉曲線に沿って周回するコンベヤベルトと、
そのコンベヤベルトの前記直線部に対応する部分である搬送部に支持されて搬送される回路基板の側縁を案内する案内面を備えた案内レールと、
前記搬送部に支持された回路基板の側縁部の下面を支持して前記搬送部から浮き上がらせる押上部材と、
その押上部材を昇降させる昇降装置と、
前記搬送部の上方においてその搬送部に平行に延び、前記押上部材により押し上げられる回路基板の側縁部を受け、押上部材と共同して回路基板の側縁部を挟む受け部材と
を含み、回路基板を搬送方向に搬送する基板コンベヤであって、
前記受け部材が前記搬送方向において複数の部分受け部材に分割され、それら複数の部分受け部材の少なくとも1つが、前記案内レールに、前記押上部材と共同して回路基板の側縁部を挟む作用位置において固定され、前記複数の部分受け部材の別の少なくとも1つ
が、前記案内レールに、前記作用位置と、その作用位置から前記押上部材と対向しない退避位置とに移動可能に取り付けられたことを特徴とする基板コンベヤ。
移動可能な部分受け部材である可動部分受け部材が作用位置に位置する状態では、回路基板の側縁部が押上部材と可動部分受け部材とにより挟まれ、保持された状態で回路基板に作業を施すことができる。また、可動部分受け部材が退避位置に位置する状態では、回路基板の側縁部の上面が開放され、作業を施すことができる。1つの部分受け部材を作用位置と退避位置とに移動可能に設けることにより、2つの態様で回路基板に対して作業を施すことができ、受け部材を交換する場合に比較して容易に作業態様を変更することができる。
回路基板の上昇端は、可動部分受け部材が作用位置にある場合、側縁部が可動部分受け部材により受けられることにより決められ、可動部分受け部材が退避位置にある場合、案内レールに作用位置において固定された部分受け部材である固定部分受け部材に、押上部材が回路基板を挟むことなく当接することにより規定される。
(71)水平な直線部を含む閉曲線に沿って周回するコンベヤベルトと、
そのコンベヤベルトの前記直線部に対応する部分である搬送部に支持されて搬送される回路基板の側縁を案内する案内面を備えた案内レールと
を含み、回路基板を搬送方向に搬送する基板コンベヤであって、
前記コンベヤベルトの前記搬送部の前記搬送方向における上流側の端部に対向して設けられ、前記搬送方向の上流側から下流側に向かうに従って前記搬送部に漸近する向きに傾斜した案内面を有し、回路基板の側縁部が前記搬送部から浮き上がっている場合にその側縁部を前記搬送部に接触ないし近接する位置へ案内する案内部が設けられたことを特徴とする基板コンベヤ。
回路基板の浮き上がった側縁部は、案内部に案内されて搬送部に接触ないし近接させられることにより、搬送方向において案内部の前後においては搬送部にほぼ平行となる状態が得られる。
(72)前記コンベヤベルト,前記案内レールおよび前記案内部が、前記搬送方向に直角な方向に距離を隔てかつ前記案内面が互いに対向する状態で2組設けられるとともに、前記搬送方向において前記案内部に隣接する位置に、互いに対向する発光部と受光部とを備え、それら発光部と受光部との一方が、前記搬送部により搬送される回路基板より上方に位置し、発光部と受光部との他方が回路基板より下方に位置する透過型の基板検出器が設けられた(71)項に記載の基板コンベヤ。
発光部および受光部が、回路基板より上方と下方とに設けられることにより、発光部から受光部に向かって放射される光は回路基板を斜めに横切ることとなり、基板検出器の検出領域が上下方向において広くなる。その上、案内部の前後においては回路基板の側縁部の浮上がりが抑えられるため、回路基板の搬送方向における上流側端(前端)や下流側端(後端)が確実に検出領域内を通り、回路基板の搬入あるいは搬出が正確に検出される。回路基板の側縁部の浮上がりは、搬送方向において案内部に近い部分ほど抑えられるため、基板検出器は搬送方向において、案内部による抑え効果が得られる範囲内に設けられる。
(81)水平な直線部を含む閉曲線に沿って周回するコンベヤベルトと、
そのコンベヤベルトの前記直線部に対応する部分である搬送部に支持されて搬送される回路基板の側縁を案内する案内面を備えた案内レールと、
前記搬送部に支持された回路基板の側縁部の下面を支持して前記搬送部から浮き上がらせる押上部材と、
その押上部材を昇降させる昇降装置と、
前記搬送部の上方においてその搬送部に平行に延び、前記押上部材により押し上げられる回路基板の側縁部を受け面により受け、押上部材と共同して回路基板の側縁部を挟む受け部材と、
前記回路基板の側縁部が前記押上部材と受け部材とに挟まれて固定されたことを検出する基板固定検出装置と
を含み、回路基板を搬送方向に搬送する基板コンベヤであって、前記基板固定検出装置が、
接触子と被検出部とを一体的に備えて回動軸線まわりに回動可能であり、常には前記接触子の下端が前記受け部材の前記受け面より下方に位置し、回路基板の側縁部が前記押上部材により押し上げられるにつれて側縁部により前記受け面の位置へ移動させられる検出部材と、
前記接触子が前記受け面より下方に位置する状態では前記被検出部を検出せず、前記接触子が前記受け面の位置へ移動させられた状態では前記被検出部を検出するセンサ部と
を含むことを特徴とする基板コンベヤ。
接触子は回路基板によって移動させられ、回路基板がちょうど受け面に当接させられて押上部材と受け部材とに挟まれた状態において接触子が受け面の位置へ移動させられ、回路基板の保持が検出される。回路基板に検出部材を回動させ、センサ部に被検出部を検出させるため、昇降装置が押上部材を上昇させる量に基づいて回路基板の保持を検出する場合に比較して回路基板の固定検出の信頼性が高くなる。
(91)水平な直線部を含む閉曲線に沿って周回するコンベヤベルトと、
そのコンベヤベルトの前記直線部に対応する部分である搬送部に支持されて搬送される回路基板の側縁を案内する案内面を備えた案内レールと、
前記回路基板の側縁部を下方から押し上げて前記コンベヤベルトの前記搬送部から浮き上がらせる押上部材と、
基端部が前記案内レールに保持され、先端部が片持ち状に前記搬送部の上方へ延び出し、その先端部の下面である受け面によって前記前記回路基板の側縁部の上面を受け、その側縁部を前記押上部材と共同して挟む受け部材と
を含む基板コンベヤにおいて、
前記受け部材の前記基端部を、前記案内レールに、前記先端部の前記受け面が前記押上部材の上方に位置する作用位置と、その作用位置から前記案内面と直交する方向に退避した退避位置とに移動可能に保持させるとともに、前記受け面を、その受け部材の前記先端部側から前記基端部側に向かうに従って上昇する向きに傾斜させたことを特徴とする基板コンベヤ。
搬送方向と直交する方向に移動可能に設けられた受け部材は、その移動を案内する案内部との間に隙間が存在するため、押付部材によって回路基板の側縁部が押し付けられるとき、先端部側が浮き上がらされて受け面の向きが変わり、案内面に対して直角でなくなって回路基板が受け面の向きに沿って上反りする。それに対し、受け面を予め傾斜させておけば、受け部材の先端部の浮上がりによる受け面の案内面に対する傾斜が軽減され、直角に近くなり、あるいは直角となって回路基板の反りが軽減され、回路基板に対する作業が精度良く行われる。
受け部材の受け面は、前記押上部材が回路基板の側縁部を受け面に押し付けた際に、受け部材が案内レールに保持された基端部側に対して先端部側が相対的に浮き上がる向きに回動した状態で、丁度案内面に直角となる(通常は、水平になる)角度だけ傾斜させられることが望ましいが、小角度であれば、丁度案内面に直角となる角度より小さい角度で傾斜させられてもよく、大きい角度で傾斜させられてもよい。前者の場合、傾斜させられない場合よりは回路基板の上反りが減少させられ、後者であれば、受け部材が回動した状態で受け面は、ちょうど水平な状態より前下がりに(先端部側ほど下方となる向きに)傾斜し、回路基板を下反り気味に押さえ、上反りが除去される。
受け面の傾斜角度は、0.4度以上であればよく、1度以上、1.5度以上とすることが望ましい。
(101)水平な直線部を含む閉曲線に沿って周回するコンベヤベルトと、
そのコンベヤベルトの前記直線部に対応する部分である搬送部に支持されて搬送される回路基板の側縁を案内する案内面を備えた案内レールと
を含み、回路基板を搬送方向に搬送する基板コンベヤであって、
前記コンベヤベルトの回路基板の側縁部を支持する支持面に接触して設けられ、コンベ
ヤベルトの周回に伴って前記支持面を清掃する清掃ブラシが設けられたことを特徴とする基板コンベヤ。
コンベヤベルトの周回に伴って清掃ブラシはコンベヤベルトに対して相対移動し、コンベヤベルトの支持面に付着したごみや埃等を払い落とす。それにより、支持面の汚れによる支持面の摩擦係数の低下が抑制され、基板コンベヤの回路基板搬送機能が向上する。本項に係る発明は、コンベヤベルトを停止させることにより、摩擦力によって回路基板を停止させ、位置決めする形式の基板コンベヤにおいて特に有効である。
(111)水平な直線部を含む閉曲線に沿って周回するコンベヤベルトと、
そのコンベヤベルトの前記直線部に対応する部分である搬送部に支持されて搬送される回路基板の側縁を案内する案内面を備えた案内レールと、
前記搬送部に支持された回路基板の側縁部の下面を支持して前記搬送部から浮き上がらせる押上部材と、
前記搬送部の上方においてその搬送部に平行に延び、前記押上部材により押し上げられる回路基板の側縁部を受け、押上部材と共同して回路基板の側縁部を挟む受け部材と
を含み、回路基板を搬送方向に搬送する基板コンベヤにおいて、
前記押上部材を昇降させるために昇降させられる昇降部材に、回路基板の帯電電荷を中和するイオンを含むガスを噴射するイオナイザが配設されたことを特徴とする基板コンベヤ。
回路基板の静電気が除去され、静電気の悪影響が排除される。例えば、回路基板に装着された電子回路部品の帯電による破壊が回避され、また、基板コンベヤが電子回路部品を回路基板に装着する電子回路部品装着機へ回路基板を搬送するものである場合に、電子回路部品の正常な装着が静電気により妨げられることが回避される。
各装着モジュール10はそれぞれ、図2に示すように、モジュール本体18と、それぞれモジュール本体18に設けられた基板搬送装置20,基板支持装置22,部品供給装置24,部品装着装置26,基準マーク撮像装置(図示省略),部品撮像装置28および制御装置30とを備えている。
は、X軸方向においてモジュール本体18の幅より広い範囲で移動可能である。したがって、互いに隣接する装着モジュール10の装着作業領域は、X軸方向の端部において互いに重なり合っている。
本基板搬送装置20は、図1に示すように、2レーンの基板コンベヤ100,102を備え、回路基板をX軸方向に平行な方向に搬送する。回路基板の搬送には基板コンベヤ100,102の少なくとも一方が使用されるが、複数の装着モジュール10の各々において使用される基板コンベヤは、複数の装着モジュール10を貫通して装着モジュール10に回路基板を搬入し、装着モジュール10から搬出する基板コンベヤないし基板コンベヤ列を構成する。基板コンベヤ100,102は同一の構成を備えているため、基板コンベヤ100を代表的に説明する。
すように、前記搬送部128の下方に複数の支持ローラ138および複数、本基板コンベヤ100では2つの支持レール140が配設されており、それぞれ図7および図8に示すように、搬送部128を下方から支持する。2つの支持レール140はそれぞれ搬送部128に沿って延び、搬送方向に平行な方向に距離を隔てて設けられている。支持ローラ138は、側板116の2つの支持レール140の間の部分と、2つの支持レール140の列の両端に隣接する部分とにそれぞれ、複数ずつ、プーリ122,124の回転軸線と平行であり、搬送部128に直角な回転軸線のまわりに回転可能に取り付けられている。
受け部材120は、図6に示すように、3つの部分受け部材200,202,204に分割されている。これら部分受け部材200,202,204のうち真中の部分受け部材202は、電子回路部品の装着が予定されている全種類の回路基板の搬送方向に平行な方向の長さの最大長さより長く、案内レール118上に搬送部128に平行に設けられ、その自由端縁であるコンベヤベルト126側の端縁から下方へ垂下して垂下部210(図5参照)が形成されるとともに、案内レール118に搬送方向に直角な方向に移動可能に設けられ、可動受け部材とされている。
切る複数の切欠212が適宜の間隔を隔てて、本部分受け部材202では等間隔で設けられ、垂下部210が複数の部分垂下部214とされている。案内レール118の前記案内面180には、図9(b)に示すように、案内レール118の上面と案内面180とに開口
させられ、複数の部分垂下部214の各々を収容する複数の収容凹部216が形成されており、部分受け部材202は、図11に示すように、部分垂下部214が押上部材160に対向する作用位置と、図9(c)および図15に示すように、作用位置から退避し、収容
凹部216に収容された退避位置とに移動させられる。複数の部分垂下部214のそれぞれ押上部材160と対向する下向きの面の集合が受け面218を構成している。
り直接支持されるのはヒートシンク272であるが、その支持は回路基板の支持である。搬送部128により支持されたヒートシンク付回路基板264は、部品装着面266が被受け面270より上方に位置するため、部品装着面266を基準高さに位置させるためには、被受け面270が基準高さより下方において受け部材120によって受けられることが必要であり、そのために垂下部210が設けられ、垂下部210の垂下長さ(部分受け部材202の下面からの突出長さ)は、部品装着面266と被受け面270との高さの差に等しい長さとされている。また、ヒートシンク付回路基板264は、図13(a)に示す
ように、搬送部128により支持される被支持部276の搬送方向に平行な方向の長さがヒートシンク付回路基板264全体の長さより短く、隣接する2つの装着モジュール10の各基板コンベヤ100の搬送部128間の距離より短く、側縁部268には搬送方向に隔たった2箇所に被支持部276が設けられている。
である接平面308(図16参照)より0.5mm下方の位置まで延び出させられて支持部310が設けられ、ガイド300,302が、コンベヤベルト126により搬送される回路基板を下方から支持する付加支持部材としても機能するようにされている。付加支持部材の上端は、接平面以下の位置に位置させられて回路基板の搬送を妨げず、接平面に近い位置にあって回路基板を搬送部とほぼ同様に支持して落下を防止し、接平面の1mm以下の距離下方に位置させられればよい。支持部310の上端面には、図18に示すように、搬送方向における上流側の端部および下流側の端部にそれぞれ、丸味付け312が施され、回路基板の側端部を案内する案内部を構成している。面取りが施されて案内部が構成されてもよい。案内部は支持部の少なくとも搬送方向における上流側の端部に設けられればよい。なお、付加支持部材は、回路基板を下方から支持可能な作用状態と、前記回路基板を下方から支持不能な非作用状態とを取り得るものとしてもよい。付加支持部材を作用位置から下降させて非作用状態としても、取り外すことにより非作用状態としてもよい。付加支持部材の下降は、手動で行われてもよく、移動装置により自動で行われてもよい。
基板支持装置22は、図15に示すように、支持台320と、支持台320上に着脱可能に取り付けられる少なくとも1つの支持部材322とを含み、基板支持装置昇降装置324により昇降させられる。支持台320は大きさが異なる複数種類の回路基板の支持に使用可能な大きさを有する。回路基板を支持する支持部材の種類は様々であるが、支持部材322は、負圧によって回路基板を吸着し、保持する保持型の支持部材とされている。
ーダ付サーボモータにより構成され、可動部材の位置制御精度が高い。また、複数の装着モジュール10の各制御装置30のコンピュータは通信ケーブルによって互いに接続され、データのやり取り等を行うようにされている。
置に位置させられ、下面基準で電子回路部品の装着が行われる回路基板462については、図21(b)に示すように、押上部材160と共同して回路基板の側縁部を挟まない状態
となる退避位置に退避させられる。両端の部分受け部材は、図示は省略するが、作用位置
において固定される。
接触子516が切欠518の底面520に当接することにより規定され、その状態では、
接触子516の先端部の下端が受け面522より下方に位置し、ドグ532が、側板116に取り付けられたセンサ536から外れた状態となる。センサ536は、例えば、非接触型センサの一種である反射型の光電センサとされてセンサ部を構成し、図26および図27(b)に示すように、接触子516の下端が受け面522と同一面内に位置する状態で
は、ドグ532がセンサ536により検出される。なお、図示は省略するが、基準サイドフレーム110には、例えば、前記受け部材450が設けられる。
方に位置し、ドグ632がセンサ536から外れた非検出位置に位置し、回路基板540の側縁部が押上部材160により押し上げられるにつれて、検出部材510は側縁部によりスプリング534の付勢力に抗して回動させられ、図27(b)に示すように、接触子5
16の下端が受け面522の位置へ回動させられる。その状態では、検出部材510が検出位置に至り、ドグ532がセンサ536により検出され、回路基板540の側縁部が押上部材160と受け部506とによって挟まれたことが検出され、それに基づいて基板支持装置昇降装置の昇降台の上昇が止められる。検出部材510,センサ536およびスプリング534が基板固定検出装置542を構成している。接触子516および受け面522が搬送方向に距離を隔てた複数箇所にあるため、搬送方向に平行な方向の寸法が異なる複数種類の回路基板のいずれも受け面522により受けられるとともに、接触子516に接触して検出部材510を回動させることができ、受け部506と押上部材160とによる固定が検出される。
材574の先端部ないし自由端部側から、案内レール118に保持された基端部側に向かうに従って、上昇する向きに傾斜させられている。この傾斜角度は、本部分受け部材574では2度とされている。
送方向における前後において搬送部128とほぼ平行な姿勢となる。その上、検出器280,282は、検出領域が上下方向において広くされており、基板搬入検出器280による回路基板の搬送方向における上流側端の検出に基づいて回路基板の停止位置が精度良く制御され、基板搬出検出器282による回路基板の下流側端の検出に基づいて回路基板の搬出が確実に検出される。案内突部580,582の搬送方向における検出器280,282に対する位置は、回路基板の側縁部ができるだけ水平な状態で検出領域を通る位置に設定される。案内突部580,582はそれぞれ、回路基板の搬送方向における両側にそれぞれ案内面584,586を有するため、回路基板が正逆いずれの方向に移動させられても、その側縁部を搬送部128との間へ導くことができる。あるいは1対のサイドフレーム110,112において案内レール118を共通とすることができる。案内突部580,582には案内面584のみを設けてもよい。
位置に位置する部分受け部材574の受け面592との間に挟まれるとき、部分受け部材574は移動可能に設けられていて案内レール118との間に隙間があるため、押上部材160に押されて延出し部590が僅かに回動させられ、基端部に対して浮き上がらされて水平ではなくなる。しかし、受け面592は傾斜面とされているため、延出し部590が浮き上がらされた状態において受け面592が水平となり、回路基板594の側縁部を水平に押さえ、回路基板594が水平な姿勢で保持される。
位置する引込位置へ移動可能である。ピン638は、スプリング644により引込位置から突出位置へ向かう方向に付勢されている。
基板支持装置昇降装置324および昇降装置606が昇降装置を構成し、連結部材668が昇降部材を構成し、コンピュータのセンサ650の出力信号に基づいて脆性基板688の割れを判定する部分が割れ判定部を構成し、装着ヘッド34の作動を止める部分が作動停止部を構成し、部分受け部材682,684が上昇限度規定部を構成している。
本基板支持装置600においては、支持部材604が2つの昇降装置324,606により、2段階に昇降させられるようにされているが、昇降装置606は省略してもよい。
基板支持装置700は、支持台702と、支持台702に取り付けられた支持ピンユニット704とを含み、支持台702は前記基板コンベヤ100の基板支持装置昇降装置324の昇降台350(図示省略)上に着脱可能に固定される。支持ピンユニット704の支持台702に着脱可能に固定されたユニット本体706には、支持ピン群708が昇降可能に設けられている。支持ピン群708は、基台710上に突設されたスポンジ製の軟質支持部材たる複数の支持ピン712を含む。基台710には、その中央の下面にピストン716が突設されるとともに、ユニット本体706に形成されたシリンダボア718に気密にかつ軸方向に摺動可能に嵌合されてエアシリンダ720を構成し、エア源722からエア室724へのエアの供給は制御弁たる電磁方向切換弁726により制御される。
支持台702が昇降部材を構成し、基板支持装置昇降装置324が第1昇降部を構成し、エアシリンダ720が第2昇降部を構成している。また、リミットスイッチ752が検知器を構成し、制御装置30の基板支持装置昇降装置324およびエアシリンダ720を制御し、リミットスイッチ752による支持台702の設定高さへの上昇の検知に基づいて電磁方向切換弁726を切り換え、エアシリンダ720へのエアの供給を許容させる部分および電磁方向切換弁726と共に昇降制御部を構成している。
0が昇降可能に設けられるとともに、共通支持台802との間に配設された弾性部材たるスプリング812により、上流側の昇降台350に向かって付勢されている。スプリングリテーナ810は、図39に示すように、頭部814を有する頭付きのボルト816および2つのナット818,820を含む。ボルト816は、共通支持台802に形成された上下方向の貫通穴824に、頭部814が昇降台350と対向する状態で摺動可能に嵌合され、貫通穴824から突出した雄ねじ部826にナット818,820が螺合されている。スプリング812は、頭部814と共通支持台802との間に配設され、2つのナット818,820の雄ねじ部826への螺合位置の調節により、頭部814の位置が調節可能である。共通支持台802にはまた、図38に示すように、2つの昇降台350にそれぞれ対応する2箇所ずつにボルト828が螺合され、位置決め部を構成している。
着モジュール10の各基板支持装置昇降装置324の昇降台350が上昇させられ、共通支持台802を上昇させる。共通支持台802は、下流側の装着モジュール10の昇降台350と一体的に上昇させられるが、上流側の装着モジュール12の昇降台350は、スプリングリテーナ810を介して共通支持台802を上昇させる。スプリング812は予圧縮されて配設されており、その予圧縮およびボルト816の頭部814の位置の調節は、2つの昇降台350が同じ高さに位置する状態で頭部814が昇降台350に当接し、ナット818,820が共通支持台802から僅かに離れた状態で、共通支持台802がちょうど水平な姿勢となるように行われる。そのため、2つの昇降台350の上昇にずれがあれば、共通支持台802の自由端側を支持する昇降台350がスプリング812を圧縮し、あるいはボルト816から離間して、その昇降台350を昇降させるエアシリンダ352に作用する負荷が変化し、2つの昇降台350がほぼ同じ速度で上昇させられ、共通支持台802を上昇させる。
板キャリヤ870の開口872に嵌合され、回路基板868をピン874に対して上昇させ、基板キャリヤ870から浮き上がらせる。共通支持台802と基板キャリヤ870との間に搬送方向のずれがあっても、案内部854に案内されて基板キャリヤ870が移動し、ずれが修正されて基板吸着突部840が開口872に嵌合される。そして、共通支持台802の基板吸着突部840の周囲の部分が基板キャリヤ870に当接し、搬送部128から持ち上げる。基板吸着突部840の高さおよびピン874の高さは、回路基板をピン874から外れることなく、支持する大きさに設定されている。2つの昇降台350の上昇端位置は、前記ボルト828が基板コンベヤ100の側板116に当接することにより規定され、回路基板868の部品装着面が前記基準高さに位置させられる。共通支持台802の上昇端を決めることにより2つの昇降台350の上昇端位置が決められるのであり、スプリング812の予圧縮量の設定およびボルト816の頭部814の位置の調節により、2つの昇降台350の上昇端位置が等しく、共通支持台802の姿勢が水平となる状態が得られる。
また、ピン等、位置決め部材は、回路基板を搬送方向と直角な方向にのみ位置決めするように設けられてもよい。
Claims (4)
- 水平な直線部を含む閉曲線に沿って周回するコンベヤベルトと、
そのコンベヤベルトの前記直線部に対応する部分である搬送部に支持されて搬送される回路基板の側縁を案内する案内面を備えた案内レールと、
前記搬送部に支持された回路基板の側縁部の下面を支持して前記搬送部から浮き上がらせる押上部材と、
前記搬送部の上方においてその搬送部に平行に延び、前記押上部材により押し上げられる回路基板の側縁部を受け、押上部材と共同して回路基板の側縁部を挟む受け部材と、
前記回路基板を下方から支持する基板支持部材と、
前記押上部材と前記基板支持部材とを昇降させる昇降装置と
を含み、回路基板を搬送方向に搬送する基板コンベヤであって、
前記昇降装置が、前記押上部材を前記受け部材と共同して回路基板を挟む位置まで上昇させた後に、前記基板支持部材を前記回路基板の下面に接触する位置まで上昇させるものであることを特徴とする基板コンベヤ。 - 前記昇降装置が、
前記押上部材を押し上げる昇降部材と、
その昇降部材を昇降させる第一昇降部と、
前記昇降部材に保持され、その昇降部材に対して前記基板支持部材を相対的に昇降させる第二昇降部と、
前記押上部材が前記第一昇降部により前記受け部材と共同して回路基板を挟む位置まで上昇させられた後に、前記基板支持部材が前記第二昇降部により前記回路基板の下面に接触する位置まで上昇させられるように、前記第一昇降部と前記第二昇降部とを制御する昇降制御部と
を含む請求項1に記載の基板コンベヤ。 - 前記基板支持部材が、前記回路基板の裏面に装着されている電子回路部品に接触した場合に弾性変形し、電子回路部品の存在を許容しつつ回路基板を支持する軟質支持部材を含む請求項1または2に記載の基板コンベヤ。
- 前記昇降制御部が、前記昇降部材が前記第一昇降部により設定高さまで上昇させられることに応じて、前記第二昇降部に前記基板支持部材の上昇を開始させるものである請求項2または3に記載の基板コンベヤ。
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