JP2013504078A - 特定の場所の領域を表す蒸発量を推定するための方法およびシステム、蒸発量を推定するためのデータロガー装置およびデータロギングキット - Google Patents
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Abstract
Description
特定の場所の温度センサから気温情報を受信するステップと、
受信した気温情報を用いて、実質的に数十分ごとに、特定の場所に関連する平均気温、気温の標準偏差および気温の歪み度を決定するステップと、
特定の場所に関連する、少なくとも決定した平均気温、気温の標準偏差および気温の歪み度を用いることにより、特定の場所に関連する顕熱フラックスを実質的に数十分ごとに決定するステップと
を含む。
特定の場所の温度センサから気温情報を受信するステップと、
受信した気温情報を用いて、実質的に数十分ごとに、特定の場所での少なくとも平均気温、気温の標準偏差および気温の歪み度を決定するステップと、
特定の場所での土壌熱フラックスを示す土壌熱フラックス情報を受信するステップと、
特定の場所での放射収支量を示す放射収支量情報を受信するステップと、
特定の場所に関連する、少なくとも決定した平均気温、気温の標準偏差および気温の歪み度を用いることにより、特定の場所での顕熱フラックスを実質的に数十分ごとに決定するステップと、
決定した顕熱フラックス、受信した土壌熱フラックス情報および受信した放射収支量情報を用いることにより、特定の場所での蒸発量の推定値を実質的に数十分ごとに決定するステップと
を含む。
実質的にリアルタイムで気温の構造関数CT 2を決定するステップと、
決定した気温の構造関数CT 2を用いて実質的にリアルタイムで屈折率の構造パラメタCn 2を決定するステップと
を含んでもよい。
第1および第2の気温センサのそれぞれによって測定された気温の間の気温差情報を受信するステップと、
受信した気温差情報および第1の温度センサと第2の温度センサの間のセンサ距離を用いて、気温の構造関数CT 2を決定するステップと
を含んでもよい。
特定の場所に関連する相対湿度情報を受信するステップと、
特定の場所に関連する風速情報を受信するステップと、
草の基準蒸発量を決定するステップと、
背が高い作物の基準蒸発量を決定するステップと
をさらに含んでもよい。
特定の場所の温度センサから気温情報を受信するように構成された気温受信機モジュールと、
受信した気温情報を用いて、実質的に数十分ごとに、特定の場所での少なくとも平均気温、気温の標準偏差および気温の歪み度を決定するように動作可能なプロセッサと、
特定の場所の土壌熱フラックスを示す土壌熱フラックス情報を受信するように構成された土壌熱フラックス受信機モジュールと、
特定の場所に関連する放射収支量を示す放射収支量情報を受信するように構成された放射収支量受信機モジュールと、
特定の場所での少なくとも決定した平均気温、気温の標準偏差および気温の歪み度を実質的に数十分ごとに用いることにより、特定の場所に関連する顕熱フラックスを実質的にリアルタイムで決定するように構成された顕熱フラックス決定モジュールと、
少なくとも決定した顕熱フラックス、受信した土壌熱フラックス情報および受信した放射収支量情報を用いることにより、特定の場所の蒸発量のレベルの推定値を実質的にリアルタイムで決定するように構成された蒸発量決定モジュールと
を備える。
実質的にリアルタイムで気温の構造関数CT 2を決定し、
決定した気温の構造関数CT 2を用いて実質的にリアルタイムで屈折率の構造パラメタCn 2を決定する
ように構成してもよい。
第1および第2の気温センサのそれぞれによって測定された気温の間の気温差情報を受信し、
第1の温度センサと第2の温度センサの間のセンサ距離を決定または受信し、
受信した気温差情報および決定または受信したセンサ距離を用いて、気温の構造関数CT 2を決定する
ように構成してもよい。
特定の場所の温度センサから気温情報を受信させ、
受信した気温情報を用いて、実質的に数十分ごとに、特定の場所に関連する平均気温、気温の標準偏差および気温の歪み度を決定させ、
特定の場所に関連する土壌熱フラックスを示す土壌熱フラックス情報を受信させ、
特定の場所に関連する放射収支量を示す放射収支量情報を受信させ、
特定の場所に関連する、少なくとも決定した平均気温、気温の標準偏差および気温の歪み度を実質的に数十分ごとに用いることにより、特定の場所に関連する顕熱フラックスを実質的に数十分ごとに決定させ、
少なくとも決定した顕熱フラックス、受信した土壌熱フラックス情報および受信した放射収支量情報を用いることにより、特定の場所の蒸発量のレベルの推定値を実質的に数十分ごとに決定させる。
実質的にリアルタイムで気温の構造関数CT 2を決定させ、
決定した気温の構造関数CT 2を用いて実質的にリアルタイムで屈折率の構造パラメタCn 2を決定させてもよい。
第1および第2の気温センサのそれぞれによって測定された気温の間の気温差情報を受信させ、
第1の温度センサと第2の温度センサの間のセンサ距離を決定または受信させ、
受信した気温差情報および決定または受信したセンサ距離を用いて、気温の構造関数CT 2を決定させてもよい。
特定の場所の温度センサから気温情報を受信するための手段と、
受信した気温情報を用いて、実質的に数十分ごとに、特定の場所に関連する平均気温、気温の標準偏差および気温の歪み度を決定するための手段と、
特定の場所に関連する土壌熱フラックスを示す土壌熱フラックス情報を受信するための手段と、
特定の場所に関連する放射収支量を示す放射収支量情報を受信するための手段と、
特定の場所に関連する、少なくとも決定した平均気温、気温の標準偏差および気温の歪み度を用いることにより、特定の場所に関連する顕熱フラックスを実質的に数十分ごとに決定するための手段と、
少なくとも決定した顕熱フラックス、受信した土壌熱フラックス情報および受信した放射収支量情報を用いることにより、特定の場所の蒸発量のレベルの推定値を実質的に数十分ごとに決定するための手段と
を含む。
実質的にリアルタイムで気温の構造関数CT 2を決定するための手段と、
決定した気温の構造関数CT 2を用いて実質的にリアルタイムで屈折率の構造パラメタCn 2を決定するための手段と
を備えてもよい。
第1および第2の気温センサのそれぞれによって測定された気温の間の気温差情報を受信するための手段と、
第1の温度センサと第2の温度センサの間のセンサ距離を決定または受信するための手段と、
受信した気温差情報および決定または受信したセンサ距離を用いて、気温の構造関数CT 2を決定するための手段と
をさらに備えてもよい。
上記のデータロガー装置と、
第1の気温センサおよび
第1の気温センサから予め定められた水平センサ距離だけ間隔を空けた第2の気温センサ
を備える気温差センサと
を備える。
LE=LETV=Rnet−S−HTV
に従って減じることにより、蒸発量の推定値LEを決定するようにモジュール28を構成してもよいことが理解されよう。
a3+pa+q=0
ここで、
Gはデータロガーのアースを指し、
Hはデータロガーの高アナログチャネルを指し、
Lはデータロガーの低アナログチャネルを指す
ことに留意されたい。
H=ρcpu*T* (1)
であり、ここで、ρは空気の密度(kgm−3)、cpは一定圧力での空気の比熱容量(Jkg−1K−1)、u*は摩擦速度(ms−1)、T*(K)は温度スケーリングパラメタである。MOSTを使うと、T*は
T*=CT・(z−d)1/3・[f(ζ)]−1/2 (2)
により与えられる。ここで、z(m)は測定高度(m)、dはゼロ面変位(m)(キャノピー高度のほぼ0.67倍)、ζ=(z−d)/LはMOSTの半経験的な無次元関数
f(ζ)=4.9(1−7ζ)−2/3 (3)
の変数である。ここで、Lはオブコフ長(m)であり、
u*=0.14U (5)
を用いて水平風速Uから推定した摩擦速度である。上式(1)から(5)を解析的に解いてHを求めることはできないことが理解されよう。したがって、モジュール26はオフラインの反復法を用いる。式(1)から(5)を組み合わせると、Lを帰納的に変化させることにより、式(1)を用いてLとHを推定することが可能になる。表計算プログラムを介してこれらの計算を行うようにモジュール26を構成してもよい。
K=LETV/ET0
以下では、本発明によるシステムの1つの詳細な実施態様の主要な要素について記載する。
1.PCカード記憶装置、携帯電話の機能、筐体、バッテリー、および計器の支柱をもつデータロガー。典型的には、Campbell Scientific Inc.(米国ユタ州Logan)から入手可能なCR3000データロガーで十分であり、本発明者はすべての試験にそれを用いた。
2.歪み度を補正したHTVを簡易に測定するための命令と、HTVを出力する命令を含むデータロガープログラム。
3.センサ、すなわち、放射収支計、(1つまたは複数の)土壌熱フラックス・プレート、土壌・温度センサ、および高頻度で気温を測定するための(3つ組または並列の)細線熱電対。
4.データロガープログラムの一部としての、Rnet−S−HTVからのLEの最終的なオンライン計算。
3次の気温構造関数からの顕熱フラックス
本システムによって高頻度で気温を測定し、気温の平均値、標準偏差および歪み度を記憶することにより、顕熱フラックスを決定することが可能になる。しかしながら、MOSTを用いても顕熱フラックスの方向を決定することはできないため、表面更新解析で一般に用いられる3次の気温構造関数を用いて、顕熱フラックスの方向を決定する。土壌熱フラックスおよび放射収支量の測定値と併せて決定した顕熱フラックス、ならびにキャノピーおよび温度センサの高度の知識により、MOSTを用いて、他の方法に対し較正することを要さずに、いわゆる慣性層についてほぼリアルタイムで蒸発量を推定することが可能になる。したがって、本システムは、MOSTを適用する慣性層に関してリアルタイムで蒸発量を推定する観測点に近くなる。
2次、3次および5次の気温構造関数を数十分ごとに蓄積する場合は、MOSTを用いずに、表面更新を用いて顕熱フラックス(HSR)をオフラインで推定できることを示した。したがって、温度分散測定の手順は、2次、3次および5次の気温構造関数を記憶することを含むように拡張してもよい。これらの関数により、いわゆる表面更新方法を用いてオフラインで顕熱フラックスを計算することが可能になる。表面更新方法では、H=HSRを計算するために大変な反復法をする必要がある。
大気の別の重要な属性は気温構造関数CT 2であり、そこから屈折率の構造パラメタCn 2を計算することができる。パラメタCT 2は、
相対湿度と風速も測定する場合は、草の基準蒸発量と背が高い作物の基準蒸発量(ET0)も、ペンマン・モンティス法を用いてオンラインで数十分ごとに計算してもよい。したがって、作物因子をK=LETV/ET0からオンラインで決定してもよい。
jは遅れの個数であり、そのjについて、r=i/jは時間遅れになる(例えば、j=1遅れとした場合、r=1/(10Hz)=0.1秒である)。
Claims (31)
- 特定の場所の領域を表す蒸発量を推定する方法であって、
前記特定の場所の温度センサから気温情報を受信するステップと、
受信した前記気温情報を用いて、実質的に数十分ごとに、前記特定の場所での少なくとも平均気温、前記気温の標準偏差および前記気温の歪み度を決定するステップと、
前記特定の場所での土壌熱フラックスを示す土壌熱フラックス情報を受信するステップと、
前記特定の場所での放射収支量を示す放射収支量情報を受信するステップと、
前記特定の場所に関連する、少なくとも決定した前記平均気温、前記気温の標準偏差および前記気温の歪み度を用いることにより、前記特定の場所での顕熱フラックスを実質的に数十分ごとに決定するステップと、
決定した前記顕熱フラックス、受信した前記土壌熱フラックス情報および受信した前記放射収支量情報を用いることにより、前記特定の場所での前記蒸発量の推定値を実質的に数十分ごとに決定するステップと
を含む方法。 - 実質的にリアルタイムか、ほぼリアルタイムか、または数十分ごとに蒸発量を推定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
- 動かすことができるかまたは持ち運ぶことができ、実質的にリアルタイムで前記気温の歪み度を決定する統計モーメント関数を備えるデータロガー装置から、前記気温の前記歪み度を示す前記気温情報を受信するステップを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記データロガーから受信した前記気温情報に関連する統計モーメント情報から実質的にリアルタイムで前記気温の前記歪み度を決定するステップを含む、請求項3に記載の方法。
- 実質的にリアルタイムで気温の構造関数CT 2を決定するステップと、
決定した前記気温の構造関数CT 2を用いて実質的にリアルタイムで屈折率の構造パラメタCn 2を決定するステップと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 第1および第2の気温センサのそれぞれによって測定された気温の間の気温差情報を受信するステップと、
受信した前記気温差情報および前記第1の温度センサと前記第2の温度センサの間のセンサ距離を用いて、前記気温の構造関数CT 2を決定するステップと
をさらに含む、請求項5に記載の方法。 - 慣性副層内で気温の歪み度を調整することを含む温度分散方法によって前記顕熱フラックスを決定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記温度分散方法がモニン・オブコフの相似則(「MOST」)に依拠している、請求項7に記載の方法。
- 決定した前記屈折率の構造パラメタCn 2を用いて、MOSTを用いた反復法を介してオフラインで前記顕熱フラックスを決定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
- ユーザが指定した時間遅れについての気温構造関数を介して、粗度副層について前記顕熱フラックスを決定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
- 2次、3次および5次の気温構造関数をそれぞれ決定するステップと、前記気温構造関数を用いて、表面更新方法を介してオフラインで顕熱フラックスを決定するステップとを含む、請求項10に記載の方法。
- 前記蒸発量の推定値を決定するステップが、決定した前記顕熱フラックスと受信した前記土壌熱フラックスを前記放射収支量から減じることを含む、請求項1に記載の方法。
- 特定の場所の領域を表す蒸発量を推定するためのシステムであって、
前記特定の場所の温度センサから気温情報を受信するように構成された気温受信機モジュールと、
受信した前記気温情報を用いて、実質的に数十分ごとに、前記特定の場所での少なくとも平均気温、前記気温の標準偏差および前記気温の歪み度を決定するように動作可能なプロセッサと、
前記特定の場所の土壌熱フラックスを示す土壌熱フラックス情報を受信するように構成された土壌熱フラックス受信機モジュールと、
前記特定の場所に関連する放射収支量を示す放射収支量情報を受信するように構成された放射収支量受信機モジュールと、
前記特定の場所での少なくとも決定した前記平均気温、前記気温の標準偏差および前記気温の歪み度を実質的に数十分ごとに用いることにより、前記特定の場所に関連する顕熱フラックスを実質的にリアルタイムで決定するように構成された顕熱フラックス決定モジュールと、
少なくとも決定した前記顕熱フラックス、受信した前記土壌熱フラックス情報および受信した前記放射収支量情報を用いることにより、前記特定の場所の前記蒸発量のレベルの推定値を実質的にリアルタイムで決定するように構成された蒸発量決定モジュールと
を備えるシステム。 - 前記気温受信機モジュールが、動かすことができるかまたは持ち運ぶことができるデータロガー装置と通信可能なように連結され、前記データロガー装置が、実質的にリアルタイムで前記気温の前記歪み度を決定する統計モーメント関数を適用するように構成されている、請求項13に記載のシステム。
- 慣性副層内で気温の歪み度を調整することを含む温度分散方法によって前記顕熱フラックスを決定するように、前記顕熱フラックス決定モジュールが構成されている、請求項13に記載のシステム。
- 前記温度分散方法がモニン・オブコフの相似則(MOST)に依拠している、請求項15に記載のシステム。
- 実質的にリアルタイムで気温の構造関数CT 2を決定し、
決定した前記気温の構造関数CT 2を用いて実質的にリアルタイムで屈折率の構造パラメタCn 2を決定する
ように構成されている、請求項13に記載のシステム。 - 第1および第2の気温センサのそれぞれによって測定された気温の間の気温差情報を受信し、
前記第1の温度センサと前記第2の温度センサの間のセンサ距離を決定または受信し、
受信した前記気温差情報および決定または受信した前記センサ距離を用いて、前記気温の構造関数CT 2を決定する
ようにさらに構成されている、請求項17に記載のシステム。 - Campbell Scientific,Incによって製造されたCR3000、CR5000およびCR9000(X)ユニットのモデルからなる群より選択された基盤装置を前記データロガー装置が含む、請求項14に記載のシステム。
- 機械によって実行されたときに、前記機械に、
特定の場所の温度センサから気温情報を受信させ、
受信した前記気温情報を用いて、実質的に数十分ごとに、前記特定の場所に関連する平均気温、前記気温の標準偏差および前記気温の歪み度を決定させ、
前記特定の場所に関連する土壌熱フラックスを示す土壌熱フラックス情報を受信させ、
前記特定の場所に関連する放射収支量を示す放射収支量情報を受信させ、
前記特定の場所に関連する、少なくとも決定した前記平均気温、前記気温の標準偏差および前記気温の歪み度を実質的に数十分ごとに用いることにより、前記特定の場所に関連する顕熱フラックスを実質的に数十分ごとに決定させ、
少なくとも決定した前記顕熱フラックス、受信した前記土壌熱フラックス情報および受信した前記放射収支量情報を用いることにより、前記特定の場所の前記蒸発量のレベルの推定値を実質的に数十分ごとに決定させる
命令を組み込んだ、機械読取り可能な媒体。 - 前記機械読取り可能な命令が、機械によって実行されたときに、前記機械にさらに、
実質的にリアルタイムで気温の構造関数CT 2を決定させ、
決定した前記気温の構造関数CT 2を用いて実質的にリアルタイムで屈折率の構造パラメタCn 2を決定させる、
請求項20に記載の機械読取り可能な媒体。 - 前記機械読取り可能な命令が、機械によって実行されたときに、前記機械に、
第1および第2の気温センサのそれぞれによって測定された気温の間の気温差情報を受信させ、
前記第1の温度センサと前記第2の温度センサの間のセンサ距離を決定または受信させ、
受信した前記気温差情報および決定または受信した前記センサ距離を用いて、前記気温の構造関数CT 2を決定させる
請求項21に記載の機械読取り可能な媒体。 - データロガー装置によって読み取られるように構成されている、請求項20に記載の機械読取り可能な媒体。
- データロガー装置によって実行可能な埋め込みのコードを含む、請求項20に記載の機械読取り可能な媒体。
- 特定の場所の温度センサから気温情報を受信するための手段と、
受信した前記気温情報を用いて、実質的に数十分ごとに、前記特定の場所に関連する平均気温、前記気温の標準偏差および前記気温の歪み度を決定するための手段と、
前記特定の場所に関連する土壌熱フラックスを示す土壌熱フラックス情報を受信するための手段と、
前記特定の場所に関連する放射収支量を示す放射収支量情報を受信するための手段と、
前記特定の場所に関連する、少なくとも決定した前記平均気温、前記気温の標準偏差および前記気温の歪み度を用いることにより、前記特定の場所に関連する顕熱フラックスを実質的に数十分ごとに決定するための手段と、
少なくとも決定した前記顕熱フラックス、受信した前記土壌熱フラックス情報および受信した前記放射収支量情報を用いることにより、前記特定の場所の前記蒸発量のレベルの推定値を実質的に数十分ごとに決定するための手段と
を含むデータロガー装置。 - 実質的にリアルタイムで気温の構造関数CT 2を決定するための手段と、
決定した前記気温の構造関数CT 2を用いて実質的にリアルタイムで屈折率の構造パラメタCn 2を決定するための手段と
をさらに備える、請求項25に記載のデータロガー装置。 - 第1および第2の気温センサのそれぞれによって測定された気温の間の気温差情報を受信するための手段と、
前記第1の温度センサと前記第2の温度センサの間のセンサ距離を決定または受信するための手段と、
受信した前記気温差情報および決定または受信した前記センサ距離を用いて、前記気温の構造関数CT 2を決定するための手段と
をさらに備える、請求項26に記載のデータロガー装置。 - 前記気温の前記歪み度を決定するための適当な統計モーメント命令を適用するように構成されている、請求項25に記載のデータロガー装置。
- 3次の前記モーメント、前記平均気温および前記気温の標準偏差から歪み度を決定するように構成されている、請求項28に記載のデータロガー装置。
- Campbell Scientific,Incによって製造されたCR3000、CR5000およびCR9000(X)ユニットのモデルからなる群より選択された基盤装置を備える、請求項28に記載のデータロガー装置。
- 請求項25に記載のデータロガー装置と、
第1の気温センサおよび
前記第1の気温センサから予め定められたセンサ距離だけ間隔を空けた第2の気温センサ
を備える気温差センサと
を備えるデータロギングキット。
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