JP2014072809A - 画像生成装置、画像生成方法、画像生成装置用プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】より自然な立体画像を生成する画像生成装置等を提供する。
【解決手段】複数の撮像手段(20)が設置された設置方向に関連する走査方向に走査して、第1画像30aと第2画像30bとにおいて対応する特徴点を求め(S6)、対応する特徴点の間の距離より、特徴点における奥行情報を算出し(S7)、オクルージョンノイズを、奥行情報から軽減し(S20)、処理された奥行情報に基づき、走査方向における特徴点の間の画素における奥行情報を補完し(S22)、走査方向とは異なる方向において、補完された奥行情報の関連性を増加させ(S23)、走査方向とは異なる方向に関連性が増加された奥行情報に対して、走査方向とは異なる方向における平均化を行い(S24)、走査方向とは異なる方向に平均化された奥行情報と、第1画像および第2画像の少なくとも一方とから、視点が異なる多視点画像を生成する(S9)。
【選択図】図4
【解決手段】複数の撮像手段(20)が設置された設置方向に関連する走査方向に走査して、第1画像30aと第2画像30bとにおいて対応する特徴点を求め(S6)、対応する特徴点の間の距離より、特徴点における奥行情報を算出し(S7)、オクルージョンノイズを、奥行情報から軽減し(S20)、処理された奥行情報に基づき、走査方向における特徴点の間の画素における奥行情報を補完し(S22)、走査方向とは異なる方向において、補完された奥行情報の関連性を増加させ(S23)、走査方向とは異なる方向に関連性が増加された奥行情報に対して、走査方向とは異なる方向における平均化を行い(S24)、走査方向とは異なる方向に平均化された奥行情報と、第1画像および第2画像の少なくとも一方とから、視点が異なる多視点画像を生成する(S9)。
【選択図】図4
Description
本発明は、立体画像用の画像を生成する画像生成装置、画像生成方法、画像生成装置用プログラムに関する。
従来、臨場感のある裸眼式立体視を可能とするため、2つのカメラを用いて撮影された2つの画像(ステレオ画像)を用いて、2つのカメラの間の位置から撮像された場合の中間画像を生成して多眼化することが行われている。例えば、特許文献1には、被写体の映像を結像する第1結像レンズ部と、第1撮影素子と、を有する第1画像取得部と、第2結像レンズ部と、これによって結像された映像を受ける複数のレンズがアレイ状に配列された第1レンズアレイ部と、第2撮影素子と、を有する第2画像取得部とを備え、第2画像取得部は、第1画像取得部に対して被写体から見て水平方向に離れて配置される立体映像撮影装置が開示されている。
ところで、先行技術では、オプティカルフローをグルーピングする処理をしているが、オクルージョンが存在し、ステレオ画像から奥行に関する情報を単に求めようとする場合、単純にグルーピング化しただけでは、オクルージョンによるノイズを含んでしまい、自然な立体画像を生成することが難しかった。
そこで、本発明は上記の問題点等に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、より自然な立体画像を生成する画像生成装置等を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数の撮像手段により第1位置から撮像された第1画像と第2位置から撮像された第2画像との入力を受け付ける画像入力手段と、前記第1画像および第2画像から、前記第1画像および第2画像の特徴点を抽出する特徴点抽出手段と、前記複数の撮像手段が設置された設置方向に関連する走査方向に、前記第1画像および第2画像を走査して、前記第1画像と第2画像とにおいて前記走査方向における対応する特徴点を求める対応点探索手段と、前記対応する特徴点の間の距離より、前記特徴点における奥行情報を算出する奥行情報算出手段と、前記第1画像および第2画像のうち一方の画像では存在し他方の画像では存在しないオクルージョンによる生ずるオクルージョンノイズを、前記奥行情報から軽減するオクルージョンノイズ軽減手段と、前記オクルージョンノイズ軽減手段により処理された奥行情報に基づき、前記走査方向における前記特徴点の間の画素における奥行情報を補完する走査方向補完手段と、前記走査方向とは異なる方向において、前記補完された奥行情報の関連性を増加させる関連性増加手段と、前記走査方向とは異なる方向に関連性が増加された奥行情報に対して、前記走査方向とは異なる方向における平均化を行う第1平均化手段と、前記走査方向とは異なる方向に平均化された奥行情報と、前記第1画像および第2画像の少なくとも一方とから、視点が異なる多視点画像を生成する多視点画像生成手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像生成装置において、前記オクルージョンノイズ軽減手段が、前記走査方向において、所定の前記特徴点の近辺にある特徴点における前記奥行情報に基づき、前記所定の特徴点の奥行情報を削除するか否かを判定して、当該削除すると判定した場合、前記所定の特徴点の奥行情報を削除することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像生成装置において、前記オクルージョンノイズ軽減手段が、前記走査方向において、前記所定の特徴点の奥行情報と、前記所定の特徴点の近辺にある特徴点における前記奥行情報との差が、所定値以上の場合、前記所定の特徴点の奥行情報を削除することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の画像生成装置において、前記関連性増加手段が、前記走査方向とは異なる方向において、所定の画素の近辺にある画素における前記奥行情報に基づき、前記所定の画素における奥行情報を変えることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像生成装置において、前記関連性増加手段が、前記走査方向とは異なる方向において、前記所定の画素の近辺にある2つの画素における前記奥行情報の平均と、前記所定の画素の奥行情報との差が、所定値以上の場合、前記所定の画素の奥行情報を前記平均の奥行情報とすることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の画像生成装置において、前記補完された奥行情報に対して、前記走査方向における平均化を行う第2平均化手段を更に備えたことを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載の画像生成装置において、前記第1画像および第2画像が動画であって、前記走査方向とは異なる方向に平均化された奥行情報を、前記動画のフレーム間で平均化するフレーム間平均手段を更に備えたことを特徴する。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか1項に記載の画像生成装置において、前記多視点画像生成手段が、前記第1位置および第2位置に対する前記第3位置の位置関係に従い、前記第1画像における前記走査方向とは異なる方向に平均化された奥行情報と、前記第2画像における前記走査方向とは異なる方向に平均化された奥行情報とから、前記第3画像における前記走査方向とは異なる方向に平均化された奥行情報を求め、当該第1画像、第2画像および第3画像における奥行情報と、前記第1画像と、第2画像とから、立体画像を生成することを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、画像生成装置が、画像を生成する画像生成方法であって、複数の撮像手段により第1位置から撮像された第1画像と第2位置から撮像された第2画像との入力を受け付ける画像入力ステップと、前記第1画像および第2画像から、前記第1画像および第2画像の特徴点を抽出する特徴点抽出ステップと、前記複数の撮像手段が設置された設置方向に関連する走査方向に、前記第1画像および第2画像を走査して、前記第1画像と第2画像とにおいて前記走査方向における対応する特徴点を求める対応点探索ステップと、前記対応する特徴点の間の距離より、前記特徴点における奥行情報を算出する奥行情報算出ステップと、前記第1画像および第2画像のうち一方の画像では存在し他方の画像では存在しないオクルージョンによる生ずるオクルージョンノイズを、前記奥行情報から軽減するオクルージョンノイズ軽減ステップと、前記オクルージョンノイズ軽減ステップにおいて処理された奥行情報に基づき、前記走査方向における前記特徴点の間の画素における奥行情報を補完する走査方向補完ステップと、前記走査方向とは異なる方向において、前記補完された奥行情報の関連性を増加させる関連性増加ステップと、前記走査方向とは異なる方向に関連性が増加された奥行情報に対して、前記走査方向とは異なる方向における平均化を行う第1平均化ステップと、前記走査方向とは異なる方向に平均化された奥行情報と、前記第1画像および第2画像の少なくとも一方とから、視点が異なる多視点画像を生成する多視点画像生成ステップと、を有することを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、コンピュータを、複数の撮像手段により第1位置から撮像された第1画像と第2位置から撮像された第2画像との入力を受け付ける画像入力手段、前記第1画像および第2画像から、前記第1画像および第2画像の特徴点を抽出する特徴点抽出手段、前記複数の撮像手段が設置された設置方向に関連する走査方向に、前記第1画像および第2画像を走査して、前記第1画像と第2画像とにおいて前記走査方向における対応する特徴点を求める対応点探索手段、前記対応する特徴点の間の距離より、前記特徴点における奥行情報を算出する奥行情報算出手段、前記第1画像および第2画像のうち一方の画像では存在し他方の画像では存在しないオクルージョンによる生ずるオクルージョンノイズを、前記奥行情報から軽減するオクルージョンノイズ軽減手段、前記オクルージョンノイズ軽減手段により処理された奥行情報に基づき、前記走査方向における前記特徴点の間の画素における奥行情報を補完する走査方向補完手段、前記走査方向とは異なる方向において、前記補完された奥行情報の関連性を増加させる関連性増加手段、前記走査方向とは異なる方向に関連性が増加された奥行情報に対して、前記走査方向とは異なる方向における平均化を行う第1平均化手段、および、前記走査方向とは異なる方向に平均化された奥行情報と、前記第1画像および第2画像の少なくとも一方とから、視点が異なる多視点画像を生成する多視点画像生成手段として機能させる。
本発明によれば、撮像した画像の特徴点における奥行情報から、オクルージョンによる生ずるオクルージョンノイズを軽減した上で、走査方向とは異なる方向において、奥行情報の関連性を増加させ、平均化しているので、人間にとって違和感の少ない正確な奥行情報が算出され、この奥行情報に基づき、より自然な立体画像を生成できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、画像生成システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.画像生成システムの構成および機能の概要]
(1.1 画像生成システム1の構成および機能)
(1.1 画像生成システム1の構成および機能)
まず、本発明の一実施形態に係る画像生成システムの構成および概要機能について、図1を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る画像生成システム1の概要構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、画像生成システム1は、所定の位置で撮像された被写体5の画像から仮想位置から撮像した場合の画像を生成する画像生成装置10と、所定の位置で被写体5を撮像する撮像装置(撮像手段の一例)20と、を備えている。
画像生成装置10は、左右2つの撮像装置20(20a、20b)により撮像された複数の動画画像の画像データの入力を受け付ける画像入力手段10aと、受け付けた画像データを、左右の動画画像に分離するLR分離手段10bと、動画の1フレームにおいて、左右の画像を縮小し、ガウスフィルタをかける画像縮小・フィルタ手段10cと、RGB信号のカラーの画像データからグレースケールの画像を求めるグレースケール変換手段10dと、左右それぞれの画像の特徴点を求め、求めた特徴点内から、所定処理により特徴点を選択する特徴点選択手段10eと、グレースケールの左右の画像から対応する特徴点を求めるパターンマッチング手段10fと、対応する特徴点に基づき、奥行きに関する情報を画像データに対応させたデプスマップを構成するデプスマップ構築手段10gと、時間的に前のフレームにおけるデプスマップとの平均化を行うデプスマップ時間平均化手段10hと、時間的に前のフレームにおけるデプスマップを記憶するデプスマップ記憶手段10iと、時間平均化されたデプスマップと、1フレーム左右の画像から、3次元の表示の画像を合成する画像合成手段10jと、合成された画像を表示する表示部13と、を有する。
ここで、デプスマップとは、画像の画素毎に奥行情報を示したマップである。
撮像装置20は、撮像手段の一例である左目用の撮像装置20aと、右目用の撮像装置20bとを有し、ステレオカメラを構成する。被写体5に対して、例えば、水平方向に、撮像装置20aと、撮像装置20bとは、所定の距離を置いて設置される。撮像装置20aが設置される位置が、第1位置の一例であり、撮像装置20bが設置される位置が、第2位置の一例である。撮像装置20a、20bは、静止画を撮像するスチルカメラ、または、動画を撮像するビデオカメラであり、解像度や、色の階調等に関して同一の性能を有する。撮像装置20a、20bの出力は、デジタル出力であるが、アナログ出力の撮像装置の場合は、A/D変換器を有し、デジタル信号を出力する。
撮像装置20aは、被写体5を左寄りから撮影し、左目用の画像(第1位置で撮像された第1画像の一例)を出力する。撮像装置20bは、被写体5を右寄りから撮影し、右目用の画像(第2位置で撮像された第2画像の一例)を出力する。
撮像装置20aおよび撮像装置20bは、画像生成装置10の画像入力手段10aに接続される。
(1.2 画像生成装置10の構成および機能)
次に、画像生成装置10の構成および機能について、図2を用いて説明する。
図2は、画像生成装置10の概要構成の一例を示すブロック図である。
次に、画像生成装置10の構成および機能について、図2を用いて説明する。
図2は、画像生成装置10の概要構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、画像生成装置10は、例えば、パーソナルコンピュータやサーバ装置等であり、通信部11と、記憶部12と、表示部13と、操作部14と、入出力インターフェース部15と、システム制御部16とを備えている。そして、システム制御部16と入出力インターフェース部15とは、システムバス17を介して接続されている。
通信部11は、画像生成装置10の外部等とのデータや信号の送受信を行う。例えば、ネットワーク接続に使用される。
記憶部12は、例えば、ハードディスクドライブ等からなり、オペレーティングシステム、制御用のプログラムや画像処理用のプログラム等を記憶する。動画の場合、1フレーム前のデプスマップを記憶する。
表示部13は、例えば、液晶表示素子またはEL(Electro Luminescence)素子等によって構成されている。表示部13には、撮像装置20により撮像された被写体5の画像や、生成された画像が表示される。また、表示部13は、レンチキュラーレンズ、パララックスバリア等のスクリーンを有する。
操作部14は、例えば、キーボードおよびマウス等によって構成されている。
入出力インターフェース部15は、撮像装置20aおよび撮像装置20bの出力端に直接接続される部分で、画像入力手段10aの機能を実現するインターフェースである。撮像装置20(20a、20b)、通信部11および記憶部12とシステム制御部16とのインターフェースである。
システム制御部16は、例えば、CPU16aと、ROM16bと、RAM16cとを有する。システム制御部16は、CPU16aが、ROM16bや、RAM16cや、記憶部12に記憶された各種プログラムを読み出して実行する。例えば、システム制御部16は、画像処理のプログラムを実行し、特徴点選択手段10e、パターンマッチング手段10f、デプスマップ構築手段10g、デプスマップ時間平均化手段10h、画像合成手段10j等の機能を実現する。なお、システム制御部16は、記録媒体から各種プログラムを読み出し、実行してもよい。
(1.3 仮想的な撮像装置の位置)
次に、仮想的な撮像装置の位置(仮想位置)について図3を用いて説明する。
図3は、撮像装置20a、20bの位置と、仮想的な撮像装置の位置との位置関係の一例を示す模式図である。
次に、仮想的な撮像装置の位置(仮想位置)について図3を用いて説明する。
図3は、撮像装置20a、20bの位置と、仮想的な撮像装置の位置との位置関係の一例を示す模式図である。
図3に示すように、撮像装置20aと撮像装置20bとは、x方向(例えば水平方向)に距離Lで設置されている。撮像装置20aと撮像装置20bとの間に、仮想的な撮像装置25が、例えば、3台設定される。撮像装置25a、撮像装置25b、および、撮像装置25cは等間隔に設定される。撮像装置20aの設置位置の第1位置0を基準として、撮像装置20bの設置位置の第2位置Lとすると、第3位置の一例として、撮像装置25aの場合、位置L/4、撮像装置25bの場合、位置L/2、撮像装置25cの場合、位置3L/4が設定される。ここで、仮想的な撮像装置25により撮像された場合の画像を第3画像の一例とする。なお、視点が8つの場合、仮想的な撮像装置25が6台設置される。
[2.画像生成システムの動作]
(2.1 画像生成システムの動作)
次に、本発明の1実施形態に係る画像生成システムの動作について図4から図12を用いて説明する。
図4は、画像生成装置の動作例を示すフローチャートである。図5は、撮像装置により撮像された画像の一例を示す模式図である。図6は、撮像された画像に対するスキャン方向の一例を示す模式図である。図7は、特徴点の選択の一例を示す模式図である。図8は、対応する特徴点の一例を示す模式図である。図9は、対応する特徴点を探索する際の類似度の一例を示すグラフである。図10は、ノイズ処理をする前のデプスマップの一例を示す模式図である。図11は、生成されたデプスマップの一例を示す模式図である。図12は、多視点映像生成の一例を示す模式図である。図13は、多視点映像生成の一例を示す模式図である。
(2.1 画像生成システムの動作)
次に、本発明の1実施形態に係る画像生成システムの動作について図4から図12を用いて説明する。
図4は、画像生成装置の動作例を示すフローチャートである。図5は、撮像装置により撮像された画像の一例を示す模式図である。図6は、撮像された画像に対するスキャン方向の一例を示す模式図である。図7は、特徴点の選択の一例を示す模式図である。図8は、対応する特徴点の一例を示す模式図である。図9は、対応する特徴点を探索する際の類似度の一例を示すグラフである。図10は、ノイズ処理をする前のデプスマップの一例を示す模式図である。図11は、生成されたデプスマップの一例を示す模式図である。図12は、多視点映像生成の一例を示す模式図である。図13は、多視点映像生成の一例を示す模式図である。
まず、画像生成システムの動作として、画像生成装置10のシステム制御部16は、図3に示すように、第3位置の一例として、仮想的な撮像装置25a、25b、25cの位置(例えば、L/4、L/2、3L/4)を予め設定しておく。
次に、図4に示すように、画像生成装置10は、左右の画像の入力を受け付ける(ステップS1)。具体的には、画像生成装置10のシステム制御部16は、図5に示すように、被写体5を左側から撮像した画像30a(第1画像の一例)を、撮像装置20aから受け付け、右側から撮像した画像30b(第2画像の一例)を、撮像装置20bから受け付ける。画像30aは、撮像装置20aの位置(第1位置の一例)から撮像した画像であり、画像30bは、撮像装置20bの位置(第2位置の一例)から撮像した画像である。なお、画像のデータは、RGB信号のデータである。
このように、画像生成装置10は、複数の撮像手段により第1位置から撮像された第1画像と第2位置から撮像された第2画像との入力を受け付ける画像入力手段の一例として機能する。
なお、画像30aおよび画像30bは、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)のサイドバイサイド映像で、画像30aおよび画像30bは、横方向(x方向)に0.50倍してある。また、左右の画像はコンピュータグラフィックスで作成された画像でもよい。
次に、画像生成装置10は、画像を画像Lと画像Rとに分離する(ステップS2)。具体的には、システム制御部16は、LR分離手段10bの一例として、サイドバイサイド映像を、画像L(画像30a)と画像R(画像30b)とに分離する。なお、既に分離されている状態であれば、この処理を省略してもよい。
次に、画像生成装置10は、画像を縮小する(ステップS3)。システム制御部16は、画像縮小・フィルタ手段10cの一例として、以下の処理の高速化を図るため、左右の高解像度の画像30a、30bを、例えば、縦1/3、横1/3に縮小する。そして、システム制御部16は、縮小した画像に対して、ガウスフィルタをかけ、ぼやけた画像を生成する。
次に、画像生成装置10は、グレースケール変換する(ステップS4)。システム制御部16は、グレースケール変換手段10dの一例として、縮小しガウスフィルタをかけた各画像30a、30bを、輝度値(明度)に変換してグレースケールに変換する。
次に、画像生成装置10は、特徴点を選択する(ステップS5)。具体的には、システム制御部16は、特徴点選択手段10eの一例として、図6に示すよう、グレースケールに変換された画像30a、30bを、x方向にスキャンして、1画素毎に、隣り合う画素との明るさの差分を求める。この明るさの差分を固有値とする。例えば、x方向にスキャンした1ライン分の画像データ(ラインデータ)における固有値は、図7に示すようになる。そして、システム制御部16は、図7に示すように、固有値が、設定した閾値を越えた値(例えば、固有値が10以上)を持つ画素の座標を特徴点の画素40a、41aとして選択して抽出する。なお、スキャン方向のx方向は、第1位置と第2位置とを結ぶ方向の一例である。なお、また、ヘッセ行列や、エッジ強度等から固有値を求めてもよい。
このように、画像生成装置10は、第1画像および第2画像から、第1画像および第2画像の特徴点を抽出する特徴点抽出手段の一例として機能する。
次に、画像生成装置10は、対応する特徴点を探索する(ステップS6)。システム制御部16は、パターンマッチング手段10fの一例として、図8に示すように、例えば、左の縮小されたグレースケールの画像30aを用いて得られた特徴点の画素40a、41aの位置のパターンを、パターンマッチングにより、右の縮小されたグレースケールの画像30bから探し出し、対応点として採用する。なお、パターンマッチングは、既存のパターンマッチングでよく、例えば、システム制御部16は、画像30aの特徴点位置のパターンをテンプレートして、SAD(Sum of Absolute Difference)、SSD(Sum of Squared Difference)、正規化相互相関法により、パターンマッチングを行う。
図9に示すように、システム制御部16は、パターンマッチングにより得られた最も類似しているパターン位置(対応点)と特徴点位置の距離(x座標のずれ)から、特徴点の奥行情報を算出する。システム制御部16は、算出された奥行情報をデプス値Sと定義し、この奥行情報を画素毎(特に、特徴点である画素毎)に記憶する。例えば、左の画像30aを基準画像、右の画像30bを比較画像とし、特徴点位置をPrefとし、比較画像(画像30b)でマッチした点(対応点)の位置をPcmpとしたとき、
デプス値Sは、
S=Pref−Pcmp
となる。このデプス値は、マイナスからプラスの値を取る。右画像30aの左側に対応点があったらプラス、右側にあったらマイナスとなる。
デプス値Sは、
S=Pref−Pcmp
となる。このデプス値は、マイナスからプラスの値を取る。右画像30aの左側に対応点があったらプラス、右側にあったらマイナスとなる。
図10に示すように、各画素におけるデプス値を当てはめてデプスマップの原型(ノイズ処理する前のデプスマップ)が得られる。なお、このデプスマップの原型には、特徴点でない画素において、デプス値が決まっていない。さらに、このデプスマップの原型には、画像30aおよび画像30bのうち一方の画像では存在し他方の画像では存在しないオクルージョンによる生ずるオクルージョンノイズが存在する。例えば、オクルージョンにより、画像30aに存在し、画像30bに存在しない特徴点があるので、特徴点の対応関係が不正確になり、正確でないデプス値になる。また、対応点がない特徴点にデプス値が割り当てられるノイズも存在する。
このように、画像生成装置10は、複数の撮像手段が設置された設置方向に関連する走査方向(例えば、x方向)に、第1画像および第2画像を走査して、第1画像と第2画像とにおいて走査方向における対応する特徴点を求める対応点探索手段の一例として機能する。また、画像生成装置10は、対応する特徴点の間の距離より、特徴点における奥行情報(例えば、デプス値)を算出する奥行情報算出手段の一例として機能する。
次に、画像生成装置10は、デプスマップを構築する(ステップS7)。デプスマップの原型には、オクルージョンノイズ等のノイズや、デプス値が求まっていない画素が存在するので、デプスマップの原型から、ノイズ等を取り除いた自然なデプスマップを構築する必要がある。そのため、画像生成装置10は、デプスマップ構築手段10gの一例として、デプスマップの原型に対して、横方向(x方向)にLPF(low-pass filter)を適用する処理(横方向ローパスフィルタ処理)、横方向平均を適用する処理(横方向平均化処理)、横方向FILLを適用する処理(横方向補完処理)、縦方向(y方向)にLPFを適用する処理(縦方向ローパスフィルタ処理)、縦方向に平均を適用する処理(縦方向平均化処理)を順に行う。デプスマップを構築する処理により、図11に示すように、動画における1フレーム分のデプスマップが生成される。なお、デプスマップを構築する処理に関して、デプスマップの構築のサブルーチンにおいて詳細に説明する。なお、画像生成装置10は、左の画像30aまたは右の画像30bに対するデプスマップのみでも、左の画像30aおよび右の画像30bに対するデプスマップを構築してもよい。
次に、画像生成装置10は、デプスマップの時間平均を求める(ステップS8)。システム制御部16は、デプスマップ時間平均化手段10hの一例として、1フレーム前に時間平均化されたデプスマップ(PAST_DEPTH)を記憶部12から読み出し、1フレーム前のデプスマップと、構築されたデプスマップ(CURRENT_DEPTH)との時間平均化処理を行い、時間平均化されたデプスマップ(USE_DEPTH)を求める。
USE_DEPTH=α×PAST_DEPTH+(1−α)×CURRENT_DEPTH
ここで、1フレーム前のデプスマップと、構築されたデプスマップとのブレンド率αは、0.0〜1.0である。
USE_DEPTH=α×PAST_DEPTH+(1−α)×CURRENT_DEPTH
ここで、1フレーム前のデプスマップと、構築されたデプスマップとのブレンド率αは、0.0〜1.0である。
そして、システム制御部16は、デプスマップ記憶手段10iの一例として、記憶部12において、1フレーム前に時間平均化されたデプスマップ(PAST_DEPTH)を、求めた時間平均化されたデプスマップ(USE_DEPTH)に書き換え、次のフレームのデプスマップのブレンドに使用する。
ステップ7において、構築されたデプスマップは、動画に適用したときに、前フレームと現フレームで大きく変化する場合がある。それが観測者(視聴者)にとって不自然な立体画像になる要因となる。それを回避するために、時間平均化処理により、デプスの変化量を緩衝させることで自然なデプスマップを表現している。なお、時間平均化処理により、量子化誤差、圧縮によるノイズ、蛍光灯の点滅による誤差が軽減される。
このように、画像生成装置10は、第1画像および第2画像が動画であって、走査方向とは異なる方向に平均化された奥行情報を、動画のフレーム間で平均化するフレーム間平均手段の一例として機能する。
次に、画像生成装置10は、デプスマップと原画像を合成する(ステップS9)。システム制御部16は、画像合成手段10jの一例として、ステップS3において、画像が縮小され、縮小された画像に対して構築されたデプスマップであるので、デプスマップを表示画像の解像度まで単純に引き伸ばし拡大する。
そして、図12に示すように、システム制御部16は、左の画像30aのデプスマップの場合、この拡大された拡大デプスマップと、画像30aとを合成して、多視点画像を生成する。
なお、多視点画像を生成する前に、画像生成装置10は、高解像度の画像30aが、表示画面のサイズと乖離があるようであれば、必要に応じて画像30aを拡大してから、多視点画像を生成する。例えば、サイドバイサイドの画像であれば、幅が半分しかないので、必要に応じて横方向に2倍する。
画像生成装置10のシステム制御部16は、図12に示すように、画像30aのラインデータの画素を、デプスマップにおけるデプス値と視点の位置とに応じて、シフトすることより、各視点の画像を生成する。デプスマップにおけるデプス値が大きい値ほど、視点に応じて、左の画像30aの画素が左にシフトされる。このずれの度合いを変化させることで多視点画像が生成できる。なお、画像生成装置10は、右の画像30bのデプスマップと右の画像30bとから多視点画像を生成してもよいし、左右の画像30a、30bのデプスマップと、左右の画像30a、30bとから多視点画像を生成してもよい。
画素の走査方向におけるシフト量shiftは、下記計算式で求める。
shift = ((Sight-1)/8) × Coef ×Depth(x,y)
shift = ((Sight-1)/8) × Coef ×Depth(x,y)
ここで、Sightは視点番号であって、1〜8と変動する。Coefは、係数であって、例えば、1.0とする。Depth(x,y)は、xy座標のデプス値であって、−10〜10の値が入るものとする。
画像生成装置10が、この計算を行うことによって、xy座標の画素の必要シフト量が視点毎に求まり、視点毎の画像が生成される。なお、シフトしただけでは、画素が存在しない空きがあるので、図13に示すように、画像生成装置10が、空きの両端のデプス値を比較し、デプス値が低い方の画素の値により空きを埋める。また、この多視点画像生成方法は、上記の計算式のようにシフト量が簡易に求まり、メモリが少なく、処理が早くなる。
このように、画像生成装置10は、走査方向とは異なる方向に平均化された奥行情報と、第1画像および第2画像の少なくとも一方とから、視点が異なる多視点画像を生成する多視点画像生成手段の一例として機能する。
次に、画像生成装置10は、合成された画像を表示する(ステップS10)。図14に示すように、システム制御部16は、合成された画像の一例である多視点画像を表示部13に表示する。例えば、裸眼式の3次元の画像へフォーマット変換するために、画像生成装置10は、多視点画像の画素のRGBデータのそれぞれを、各視点(第3位置の一例)に応じて割り当て、表示部13に表示する。多視点画像を画素単位で並べることにより、多重化して表示部13の画面に表示することで立体視を行う。
このように、画像生成装置10は、第1位置および第2位置に対する第3位置の位置関係に従い、第1画像における走査方向とは異なる方向に平均化された奥行情報と、第2画像における走査方向とは異なる方向に平均化された奥行情報とから、第3画像における走査方向とは異なる方向に平均化された奥行情報を求め、当該第1画像、第2画像および第3画像における奥行情報と、第1画像と、第2画像とから、立体画像を生成する多視点画像生成手段の一例として機能する。
(2.2 デプスマップ構築のサブルーチン)
次に、デプスマップ構築のサブルーチンについて、図15から図18を用いて説明する。
図15は、デプスマップの構築のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。図16は、デプスマップのラインデータにおけるx方向ローパスフィルタ処理の一例を示す模式図である。図17は、デプスマップのラインデータにおけるx方向平均処理の一例を示す模式図である。図18は、デプスマップのラインデータにおけるx方向FILL処理の一例を示す模式図である。
次に、デプスマップ構築のサブルーチンについて、図15から図18を用いて説明する。
図15は、デプスマップの構築のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。図16は、デプスマップのラインデータにおけるx方向ローパスフィルタ処理の一例を示す模式図である。図17は、デプスマップのラインデータにおけるx方向平均処理の一例を示す模式図である。図18は、デプスマップのラインデータにおけるx方向FILL処理の一例を示す模式図である。
図15に示すように、画像生成装置10は、デプスマップの原型に横方向(x方向)にLPFを適用する(ステップS20)。具体的には、画像生成装置10のシステム制御部16が、特徴点における奥行情報を有するデプスマップの原型に、横方向ローパスフィルタをかけることにより、パターンマッチングで得られた奥行情報からノイズを除去する。なお、この処理はライン毎に実施される。
図15に示すように、間欠的に特徴点の画素におけるデプス値が存在している。画像生成装置10は、走査方向xに先頭の特徴点の画素からデプス値を順次参照していく。例えば、画像生成装置10は、処理対象の特徴点(所定の特徴点の一例)の画素のデプス値depthとすると、走査方向xにおいて、1つ前の特徴点の画素のデプス値pre_depth(所定の特徴点の近辺にある特徴点における奥行情報の一例)と、さらに1つ前の特徴点の画素のデプス値pre_pre_depth(所定の特徴点の近辺にある特徴点における奥行情報の一例)とから、次式のように、差の絶対値を求める。
D1=abs(pre_pre_depth − depth)
D2=abs(pre_depth − depth)
D1=abs(pre_pre_depth − depth)
D2=abs(pre_depth − depth)
図16に示すように、画像生成装置10は、値D1、D2が、所定の閾値θ1以下の場合(D1<=θ and D2<=θ1)、その特徴点の画素のデプス値は残し、それ以外の場合は、その特徴点の画素を削除する。画像生成装置10は、この処理を各ラインデータに対応したデプスマップの原型に対して行う。なお、走査方向xにおいて、先頭の2点の特徴点の画素のデプス値は、処理対象としない。また、デプス値を残した場合でも、削除した場合でも、デプス値pre_pre_depthをデプス値pre_depthに入れ替え、デプス値pre_depthをデプス値depthに入れ替えて、次の処理対象の特徴点に移る。なお、閾値θ1は、D1とD2とに対して異なってもよい。
このように、画像生成装置10は、処理対象の特徴点の画素のデプス値と、1つ前の特徴点の画素のデプス値と、2つ前の特徴点の画素のデプス値とから、デジタルフィルタのローパスフィルタのような処理をすることによって、オクルージョンノイズ軽減処理(横方向ローパスフィルタ)を行う。特に、スパイクノイズ的な雑音が取り除かれる。また、アンダーシュート的な周りの特徴点のデプス値に比べ窪んだところが取り除かれる。なお、オクルージョンノイズ軽減処理は、処理対象の特徴点の画素のデプス値、1つ前または1つ後の特徴点の画素のデプス値により行ってもよい。また、オクルージョンノイズ軽減処理は、処理対象の特徴点の画素のデプス値と、1つ前の特徴点の画素のデプス値と、2つ前の特徴点の画素のデプス値と、2つ前の特徴点の画素のデプス値とにより行ってもよい。また、オクルージョンノイズ軽減処理は、特徴点の画素を削除せず、通常のデジタルフィルタのローパスフィルタのように、デプス値は下げる処理でもよい。
このように、画像生成装置10は、第1画像および第2画像のうち一方の画像では存在し他方の画像では存在しないオクルージョンによる生ずるオクルージョンノイズを、奥行情報から軽減するオクルージョンノイズ軽減手段の一例として機能する。また、画像生成装置10は、走査方向において、所定の特徴点の近辺にある特徴点における奥行情報に基づき、所定の特徴点の奥行情報を削除するか否かを判定して、当該削除すると判定した場合、所定の特徴点の奥行情報を削除するオクルージョンノイズ軽減手段の一例として機能する。また、画像生成装置10は、走査方向において、所定の特徴点の奥行情報と、所定の特徴点の近辺にある特徴点における奥行情報との差(例えば、D1、D2)が、所定値(例えば、θ1)以上の場合、所定の特徴点の奥行情報を削除するオクルージョンノイズ軽減手段の一例として機能する。
次に、画像生成システム1は、横方向(x方向)平均を適用する(ステップS21)。システム制御部16が、横方向ローパスフィルタによるオクルージョンによるノイズが削除された状態から、走査方向における特徴点の画素におけるデプス値の平均化を行う。例えば、図17に示すように、システム制御部16が、平均における中心のデプス値を支配的にするために奇数個の特徴点の画素を用いて、次式により平均化を行う。
平均のデプス値=(d1+d2+d2+d3)/4
平均のデプス値=(d1+d2+d2+d3)/4
ここで、デプス値d2は、処理対象の特徴点の画素のデプス値、デプス値d1は、走査方向xにおいて1つ前の特徴点の画素のデプス値、デプス値d3は、走査方向xにおいて1つ後の特徴点の画素のデプス値である。
このように、画像生成装置10は、補完された奥行情報に対して、走査方向における平均化を行う第2平均化手段の一例として機能する。
なお、横方向平均処理は省略してもよいが、この処理によって、デプス値がより平滑化される効果と、ノイズがより除去される効果によって、より自然なデプスマップが生成される。なお、ハードウェアで演算を容易化するため2のべき乗個の画素で実行することが好ましい。
次に、画像生成装置10は、x方向FILLを適用する(ステップS22)。図18に示すように、ステップS21において平均化されたデプスマップの原型を記憶する記憶部12には、特徴点の画素のデプス値が間欠的に存在している。特徴点に対応しない画素におけるデプス値を求める必要があるため、特徴点間の画素におけるデプス値を埋める必要がある。具体的には、システム制御部16が、図18に示すように、デプス値が設定されていない画素の両側または片側に、デプス値が存在するので、そのデプス値の高い値を用いて、デプス値が設定されていない箇所を埋めて、デプス値を補完する。
このように、画像生成装置10は、オクルージョンノイズ軽減手段により処理された奥行情報に基づき、走査方向における特徴点の間の画素における奥行情報を補完する走査方向補完手段の一例として機能する。
次に、画像生成装置10は、縦方向(y方向)LPFを適用する(ステップS23)。ステップS22において、デプス値が埋められた時点では、y方向に関連が薄いデプスマップが生成されている。縦方向(走査方向とは異なる方向の一例)の関連を増すために縦方向LPF処理を行う。具体的には、システム制御部16が、処理対象の画素(所定の画素の一例)のデプス値C_DEPTH、処理対象の画素から1つ上(y方向と逆)の画素のデプス値PRE_DEPTH(所定の画素の近辺にある画素における奥行情報の一例)、処理対象の画素から1つ下(y方向)のデプス値NXT_DEPTH(所定の画素の近辺にある画素における奥行情報の一例)とすると、
A_DEPTH=(PRE_DEPTH + NXT_DEPTH)/2
D=abs(C_DEPTH −A _DEPTH)
を算出する。
A_DEPTH=(PRE_DEPTH + NXT_DEPTH)/2
D=abs(C_DEPTH −A _DEPTH)
を算出する。
D>θ2の場合、システム制御部16が、処理対象の画素のデプス値に、デプス値A_DEPTHを代入する。システム制御部16が、この処理を全ての画素に対して行う。
このように、画像生成装置10は、処理対象の画素のデプス値と、y方向に隣接する画素のデプス値とから、デジタルフィルタのローパスフィルタのような処理をすることによって、y方向に関連性が高いデプス値に変換する関連性増加処理(縦方向ローパスフィルタ)を行う。なお、関連性増加処理は、処理対象の画素の近傍の画素のデプス値を用いればよく、y方向や隣接する画素に限らず、斜め方向の画素や隣接先の画素でもよい。
このように、画像生成装置10は、走査方向とは異なる方向(例えば、y方向)において、補完された奥行情報の関連性を増加させる関連性増加手段の一例として機能する。また、画像生成装置10は、走査方向とは異なる方向において、所定の画素の近辺にある画素における奥行情報に基づき、所定の画素における奥行情報を変える関連性増加手段の一例として機能する。また、画像生成装置10は、走査方向とは異なる方向において、所定の画素の近辺にある2つの画素における奥行情報の平均(例えば、A_DEPTH)と、所定の画素の奥行情報との差(例えば、D)が、所定値(例えば、θ2)以上の場合、所定の画素の奥行情報を平均の奥行情報とする関連性増加手段の一例として機能する。
次に、画像生成装置10は、縦方向(y方向)平均を適用する(ステップS24)。具体的には、システム制御部16が、縦方向ローパスフィルタを施したデプス情報に対して平均化を行う。すなわち、システム制御部16が、縦複数ラインを用いて、ラインの平均化を行い、デプスマップが構築される。例えば、ライン(y軸の値をyとする)の平均値を求めたいとき、システム制御部16が、ラインの各画素において、y方向に、y−3からy+3までのデプス値の7つの総和を算出する。そして、システム制御部16が、この総和に、更にyのデプス値を再度加え、8で割って、ラインyの平均値を求める。システム制御部16が、この縦方向平均化処理を全てのラインにおいて行い、デプスマップを構築する。
このように、画像生成装置10は、走査方向とは異なる方向に関連性が増加された奥行情報に対して、走査方向とは異なる方向における平均化を行う第1平均化手段の一例として機能する。
以上、本実施形態によれば、撮像した画像の特徴点における奥行情報から、オクルージョンによる生ずるオクルージョンノイズを軽減した上で、走査方向(x方向)とは異なる方向(y方向)において、奥行情報の関連性を増加させ、平均化しているので、人間にとって違和感の少ない正確な奥行情報が算出され、この奥行情報に基づき、より自然な立体画像を生成できる。
また、リアルタイムでステレオ画像を多視点の立体映像に変換できる。また、高解像度映像で、リアルタイムで、高精度な、ステレオ多視点変換を可能にする。
ステップS3において、画像を縮小した後でデプスマップを構築しているので、デプスマップの構築を簡素化できる。また、画像を縮小することにより、3D化に適したデプスマップを高速に生成できる。
また、横方向ローパスフィルタとして、走査方向(ラインデータ上にある特徴点)において、所定の特徴点の近辺にある特徴点における奥行情報に基づき、所定の特徴点の奥行情報を削除するか否かを判定して、削除すると判定したときに、所定の特徴点の奥行情報を削除する場合、オクルージョンによって正確でない奥行情報が削除され、横方向平均化処理、横方向補完処理に、オクルージョンの影響が及ばなくなるので、より自然な立体画像を生成できる。
また、横方向ローパスフィルタとして、走査方向において、所定の特徴点の奥行情報と、所定の特徴点の近辺にある特徴点における奥行情報との差が、所定値以上の場合、所定の特徴点の奥行情報を削除する場合、奥行情報の差を求めて、差が大きい場合に削除しているので、精度よくオクルージョンを削除できる。なお、突出したデプス値(x方向において近辺の特徴点のデプス値に比べ、デプス値が極端に大きい場合、または、極端に小さい場合)は、オクルージョンである場合が多い。さらに、2段階に差D1、D2を求めて、差D1、D2に対して、判定を行う場合、さらに精度よくオクルージョンを削除できる。
走査方向とは異なる方向(例えば、y方向)において、所定の画素の近辺にある画素における奥行情報に基づき、所定の画素における奥行情報を変える場合、y方向に近辺にある画素とのデプス値の関連性が高まり、より自然なデプスマップを構築できる。
また、走査方向とは異なる方向において、所定の画素の近辺にある2つの画素における前記奥行情報の平均と、所定の画素の奥行情報との差が、所定値以上の場合、所定の画素の奥行情報を前記平均の奥行情報とするときに、差が大きい場合、代わりに平均をデプス値と用いるので、滑らかな、より自然なデプスマップを構築できる。
また、補完された奥行情報に対して、走査方向(x方向)における平均化を行う場合、更にノイズを軽減でき、より自然なデプスマップを構築できる。
また、第1画像(画像30a)および第2画像(画像30b)が動画であって、走査方向とは異なる方向(例えばy方向)に平均化された奥行情報を、動画のフレーム間で平均化する場合、動画でも自然な立体画像を生成できる。
また、第1位置および第2位置に対する第3位置の位置関係に従い、第1画像(画像30a)における走査方向とは異なる方向(例えば、y方向)に平均化された奥行情報と、第2画像(画像30b)における走査方向とは異なる方向に平均化された奥行情報とから、第3画像(間の視点の画像)における走査方向とは異なる方向に平均化された奥行情報を求め、第1画像、第2画像および第3画像における奥行情報と、第1画像と、第2画像とから、立体画像を生成する場合、視覚の角度に応じて、細かく、立体を再現できる。
次に、ステップS5の特徴点の選択の変形例について図19および図20を用いて説明する。
図19は、特徴点の選択の第1変形例を示す模式図である。図20は、特徴点の選択の第2変形例を示す模式図である。
図19に示すように、画像生成装置10は、ステップS5において、特徴点を選択する際、各画素における固有値において、x方向に同士で勝ち抜き選を行い、勝ち抜き回数で条件を満たしたものを特徴点として選択してもよい。例えば、勝ち抜き選の一例として、x方向の隣と比較して固有値の値が高い画素を残すという勝ち抜き選が挙げられる。この場合、画像の絵の特性による依存が少なく、安定して特徴点が選択される。なお、図19では、勝ち抜き1回で選択された特徴点を示す。
また、図20に示すように、ステップS5で選択された特徴点に対して、高い固有値をもつ特徴点の画素42a、43aに挟まれた領域にある箇所にある画素を、新たに特徴点の画素45a、46aとして追加してもよい。高い固有値を中央としてパターンマッチングすることが最適というわけではなく、固有値の周辺の強いパターンを用いてパターンマッチングするのが効果的である。よって、そのパターンの一部を含むように特徴点を選択すると、パターンマッチングにおける良い探索が可能となる。このように、特徴点を追加することにより、デプスマップの確度、精度を高めることができる。なお、追加する特徴点は、高い固有値をもつ特徴点の隣接する画素でもよいし、1点でも、3点でも構わない。また、特徴点の画素42a、43aの中央を追加する特徴点としてもよい。
なお、撮像装置20aおよび撮像装置20bが、水平方向(x方向)以外に設置されていてもよい。例えば、上下方向(y方向)に設置されている場合、スキャン方向はy方向が好ましい。
また、レンチキュラーレンズ方式の3次元ディスプレイに限らず、パララクスバリア方式の3次元ディスプレイに適用してもよい。または、複数視点を要する3次元ディスプレイにも適用してよい。
さらに、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではない。上記各実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
1:画像生成システム
10:画像生成装置
20(20a、20b):撮像装置(撮像手段)
30(30a、30b):画像(第1画像、第2画像)
40a、40b、41a、41b、42a、43a、45a、46a:特徴点の画素(特徴点)
10:画像生成装置
20(20a、20b):撮像装置(撮像手段)
30(30a、30b):画像(第1画像、第2画像)
40a、40b、41a、41b、42a、43a、45a、46a:特徴点の画素(特徴点)
Claims (10)
- 複数の撮像手段により第1位置から撮像された第1画像と第2位置から撮像された第2画像との入力を受け付ける画像入力手段と、
前記第1画像および第2画像から、前記第1画像および第2画像の特徴点を抽出する特徴点抽出手段と、
前記複数の撮像手段が設置された設置方向に関連する走査方向に、前記第1画像および第2画像を走査して、前記第1画像と第2画像とにおいて前記走査方向における対応する特徴点を求める対応点探索手段と、
前記対応する特徴点の間の距離より、前記特徴点における奥行情報を算出する奥行情報算出手段と、
前記第1画像および第2画像のうち一方の画像では存在し他方の画像では存在しないオクルージョンによる生ずるオクルージョンノイズを、前記奥行情報から軽減するオクルージョンノイズ軽減手段と、
前記オクルージョンノイズ軽減手段により処理された奥行情報に基づき、前記走査方向における前記特徴点の間の画素における奥行情報を補完する走査方向補完手段と、
前記走査方向とは異なる方向において、前記補完された奥行情報の関連性を増加させる関連性増加手段と、
前記走査方向とは異なる方向に関連性が増加された奥行情報に対して、前記走査方向とは異なる方向における平均化を行う第1平均化手段と、
前記走査方向とは異なる方向に平均化された奥行情報と、前記第1画像および第2画像の少なくとも一方とから、視点が異なる多視点画像を生成する多視点画像生成手段と、
を備えたことを特徴とする画像生成装置。 - 請求項1に記載の画像生成装置において、
前記オクルージョンノイズ軽減手段が、前記走査方向において、所定の前記特徴点の近辺にある特徴点における前記奥行情報に基づき、前記所定の特徴点の奥行情報を削除するか否かを判定して、当該削除すると判定した場合、前記所定の特徴点の奥行情報を削除することを特徴とする画像生成装置。 - 請求項2に記載の画像生成装置において、
前記オクルージョンノイズ軽減手段が、前記走査方向において、前記所定の特徴点の奥行情報と、前記所定の特徴点の近辺にある特徴点における前記奥行情報との差が、所定値以上の場合、前記所定の特徴点の奥行情報を削除することを特徴とする画像生成装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の画像生成装置において、
前記関連性増加手段が、前記走査方向とは異なる方向において、所定の画素の近辺にある画素における前記奥行情報に基づき、前記所定の画素における奥行情報を変えることを特徴とする画像生成装置。 - 請求項4に記載の画像生成装置において、
前記関連性増加手段が、前記走査方向とは異なる方向において、前記所定の画素の近辺にある2つの画素における前記奥行情報の平均と、前記所定の画素の奥行情報との差が、所定値以上の場合、前記所定の画素の奥行情報を前記平均の奥行情報とすることを特徴とする画像生成装置。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の画像生成装置において、
前記補完された奥行情報に対して、前記走査方向における平均化を行う第2平均化手段を更に備えたことを特徴とする画像生成装置。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の画像生成装置において、
前記第1画像および第2画像が動画であって、
前記走査方向とは異なる方向に平均化された奥行情報を、前記動画のフレーム間で平均化するフレーム間平均手段を更に備えたことを特徴する画像生成装置。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載の画像生成装置において、
前記多視点画像生成手段が、前記第1位置および第2位置に対する前記第3位置の位置関係に従い、前記第1画像における前記走査方向とは異なる方向に平均化された奥行情報と、前記第2画像における前記走査方向とは異なる方向に平均化された奥行情報とから、前記第3画像における前記走査方向とは異なる方向に平均化された奥行情報を求め、当該第1画像、第2画像および第3画像における奥行情報と、前記第1画像と、第2画像とから、立体画像を生成することを特徴とする画像生成装置。 - 画像生成装置が、画像を生成する画像生成方法であって、
複数の撮像手段により第1位置から撮像された第1画像と第2位置から撮像された第2画像との入力を受け付ける画像入力ステップと、
前記第1画像および第2画像から、前記第1画像および第2画像の特徴点を抽出する特徴点抽出ステップと、
前記複数の撮像手段が設置された設置方向に関連する走査方向に、前記第1画像および第2画像を走査して、前記第1画像と第2画像とにおいて前記走査方向における対応する特徴点を求める対応点探索ステップと、
前記対応する特徴点の間の距離より、前記特徴点における奥行情報を算出する奥行情報算出ステップと、
前記第1画像および第2画像のうち一方の画像では存在し他方の画像では存在しないオクルージョンによる生ずるオクルージョンノイズを、前記奥行情報から軽減するオクルージョンノイズ軽減ステップと、
前記オクルージョンノイズ軽減ステップにおいて処理された奥行情報に基づき、前記走査方向における前記特徴点の間の画素における奥行情報を補完する走査方向補完ステップと、
前記走査方向とは異なる方向において、前記補完された奥行情報の関連性を増加させる関連性増加ステップと、
前記走査方向とは異なる方向に関連性が増加された奥行情報に対して、前記走査方向とは異なる方向における平均化を行う第1平均化ステップと、
前記走査方向とは異なる方向に平均化された奥行情報と、前記第1画像および第2画像の少なくとも一方とから、視点が異なる多視点画像を生成する多視点画像生成ステップと、
を有することを特徴とする画像生成方法。 - コンピュータを、
複数の撮像手段により第1位置から撮像された第1画像と第2位置から撮像された第2画像との入力を受け付ける画像入力手段、
前記第1画像および第2画像から、前記第1画像および第2画像の特徴点を抽出する特徴点抽出手段、
前記複数の撮像手段が設置された設置方向に関連する走査方向に、前記第1画像および第2画像を走査して、前記第1画像と第2画像とにおいて前記走査方向における対応する特徴点を求める対応点探索手段、
前記対応する特徴点の間の距離より、前記特徴点における奥行情報を算出する奥行情報算出手段、
前記第1画像および第2画像のうち一方の画像では存在し他方の画像では存在しないオクルージョンによる生ずるオクルージョンノイズを、前記奥行情報から軽減するオクルージョンノイズ軽減手段、
前記オクルージョンノイズ軽減手段により処理された奥行情報に基づき、前記走査方向における前記特徴点の間の画素における奥行情報を補完する走査方向補完手段、
前記走査方向とは異なる方向において、前記補完された奥行情報の関連性を増加させる関連性増加手段、
前記走査方向とは異なる方向に関連性が増加された奥行情報に対して、前記走査方向とは異なる方向における平均化を行う第1平均化手段、および、
前記走査方向とは異なる方向に平均化された奥行情報と、前記第1画像および第2画像の少なくとも一方とから、視点が異なる多視点画像を生成する多視点画像生成手段として機能させる画像生成装置用プログラム。
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2012
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