[go: up one dir, main page]

JP2015082228A - 保険提示システム、方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

保険提示システム、方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2015082228A
JP2015082228A JP2013220143A JP2013220143A JP2015082228A JP 2015082228 A JP2015082228 A JP 2015082228A JP 2013220143 A JP2013220143 A JP 2013220143A JP 2013220143 A JP2013220143 A JP 2013220143A JP 2015082228 A JP2015082228 A JP 2015082228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insurance
information
aircraft
customer
premium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013220143A
Other languages
English (en)
Inventor
朋康 井上
Tomoyasu Inoue
朋康 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Peach Aviation Ltd
Original Assignee
Peach Aviation Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Peach Aviation Ltd filed Critical Peach Aviation Ltd
Priority to JP2013220143A priority Critical patent/JP2015082228A/ja
Publication of JP2015082228A publication Critical patent/JP2015082228A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

【課題】航空機の通常運航に支障を生じた際に、これによって顧客が被る損害を補償するための保険であって、航空機の通常運航に支障を来たし得る事情に応じた合理的な保険料によって提供される保険を顧客に提示する。
【解決手段】変動情報の入力が受け付けられると、特定処理部11により、変動情報が関係する航空機が特定される。これに応じて保険情報記憶部1Cと変数記憶部1Dから夫々、特定した航空機についての基本保険料と変動情報に応じた変数が抽出されると共に、算出処理部13によって保険料が算出されると、当該算出された保険料が更新登録される。保険料の更新は変動情報の受付に応じて随時実行され、顧客から、保険の加入申込の入力を受け付けた際には、顧客に対して加入申込時の保険料が提示される。
【選択図】図1

Description

本発明は、航空機の通常運航に支障を来たした場合に、これによって生じる顧客の損害等を補償するための保険であって、航空機の通常運航に支障を来たす可能性のある情報に基づいて、合理的な保険料からなる保険を顧客に提示する技術に関する。
近時、日本国内において本格的なLCC(low-cost carrier)ビジネスモデルをベースにした航空会社の参入が相次いだ。
LCCは、機材の稼働率を高めることにより、革新的な低価格で航空運賃を提供できることで社会の注目を集め、認知されてきた。しかし、同時に次のような課題が浮き彫りになり、潜在的顧客を含めた利用者の中で大きな関心を集めている。
まず、LCCでは、機材繰りや整備等の事由でダイヤが乱れた場合、他のダイヤに与える影響範囲が大きい。
また、価格を低く抑えている分、欠航等のイレギュラー発生時における費用、代替移動手段、宿泊費の保証がないか、あっても少ない。
この点、旅行での不測の事態に備えた保険については例えば、特許文献1では、契約可能な旅行保険の旅行保険情報を格納するデータベースを有し、旅行者のクレジットカード情報に付帯されている保険内容と、旅行者の旅行に関する旅行情報を取得すると、これらの情報に基づいて、旅行者に提供すべき旅行保険の旅行保険情報をデータベースから検索するシステムが記載されている。
特開2003−108768号公報
上記特許文献1に代表されるように、旅行保険に関するシステム等は幾つも見受けられる。
しかしながら、航空機のダイヤの乱れによって生じる顧客の損害を補償する保険であって、航空機のダイヤの乱れを生む様々な事情に応じた合理的な料金の保険を提供するものはこれまでなかった。
そこで、本発明は、航空機の通常運航に支障を生じた際に、これによって顧客が被る損害を補償するための保険であって、航空機の通常運航に支障を来たし得る事情に応じた合理的な保険料によって提供される保険を顧客に提示することを目的とする。
また併せて、顧客について保険の適用があった場合に、当該顧客に対し、搭乗予定であった航空機の代替便を自動的に案内することを目的とする
上記目的を達成するため、航空機の欠航ないしは遅延による顧客の損害を補償する保険であって、所定の固定条件情報に従って設定された基本保険料と、航空機の欠航ないしは遅延を引き起こし得る変動情報に基づいて算出された保険料の保険を顧客に提示するシステムであって、上記航空機ごとに、上記基本保険料と上記顧客に提示する保険料に係る情報を記憶する保険情報記憶手段と、上記変動情報ごとに、上記保険料を算出するための変数を記憶する変数記憶手段と、上記航空機の運航予定に関する情報を記憶する運航情報記憶手段と、上記変動情報の入力を受け付ける変動情報受付手段と、上記変動情報に基づき、上記運航情報記憶手段を参照して、所定の条件に従って上記変動情報が関係する航空機を特定する第一の特定処理手段と、上記保険情報記憶手段を参照して、上記特定した航空機についての基本保険料を抽出する第一の抽出処理手段と、上記変数記憶手段を参照して、上記変動情報に応じた変数を抽出する第二の抽出処理手段と、上記抽出した基本保険料と変数に基づき、上記保険料を算出する第一の算出処理手段と、上記保険情報記憶手段を参照して、上記保険料を、上記算出した保険料に更新する更新処理手段と、上記顧客から、搭乗予定の航空機情報と共に、上記保険の加入申込の入力を受け付ける申込受付手段と、上記保険情報記憶手段を参照して、上記搭乗予定の航空機情報に基づき、加入申込時の保険料を抽出する第三の抽出処理手段と、上記顧客に対して、上記加入申込を受け付けた保険の保険料として、上記抽出した保険料を所定の端末上に出力して提示する保険料提示手段と、を有することを特徴とする。
また、上記航空機ごとに、予約情報を記憶する予約情報記憶手段と、上記保険を申し込んだ顧客に関する情報と、当該顧客が搭乗予定の航空機に関する情報とを関連付けて記憶する申込情報記憶手段と、上記航空機が欠航あるいは遅延した場合に、所定の端末上から、上記保険を申し込むと共に、上記欠航あるいは遅延した航空機に搭乗予定であった顧客の顧客情報と共に、当該顧客についての保険の適用申請の入力を受け付ける申請受付手段と、上記申込情報記憶手段を参照して、上記受け付けた顧客情報に基づき、上記顧客が搭乗予定であった航空機を特定する第二の特定処理手段と、上記運航情報記憶手段を参照して、上記特定した航空機の代替便を検索する検索処理手段と、上記予約情報記憶手段を参照して、上記検索の結果発見された代替便の空席の有無を判別する判別処理手段と、上記代替便の運賃に対して、上記保険内容に従った割引料金を適用し、上記保険を申し込んでいた顧客に対して提示する代替便の運賃を算出する第二の算出処理手段と、上記判別の結果、空席があった場合に、上記保険を申し込むと共に、上記欠航あるいは遅延した航空機に搭乗予定であった顧客に対し、代替便の案内と共に、上記算出した代替便の運賃を所定の端末上に出力する代替便案内手段と、をさらに有するものとしてもよい。
また、上記顧客が利用する顧客端末と、ネットワークを介して通信可能に構成され、上記航空機ごとに、予約情報を記憶する予約情報記憶手段と、上記保険を申し込んだ顧客に関する情報と、当該顧客が搭乗予定の航空機に関する情報とを関連付けて記憶する申込情報記憶手段と、上記航空機が欠航あるいは遅延した場合に、上記申込情報記憶手段を参照して、上記保険を申し込むと共に、上記欠航あるいは遅延した航空機に搭乗予定であった顧客と、当該顧客が搭乗予定であった航空機を特定する第二の特定処理手段と、上記運航情報記憶手段を参照して、上記特定した航空機の代替便を検索する検索処理手段と、上記予約情報記憶手段を参照して、上記検索の結果発見された代替便の空席の有無を判別する判別処理手段と、上記代替便の運賃に対して、上記保険内容に従った割引料金を適用し、上記保険を申し込んでいた顧客に対して提示する代替便の運賃を算出する第二の算出処理手段と、上記判別の結果、空席があった場合に、上記保険を申し込むと共に、上記欠航あるいは遅延した航空機に搭乗予定であった顧客の顧客端末に対し、代替便の案内と共に、上記算出した代替便の運賃に係る情報を送信する代替便案内手段と、をさらに有するものとしてもよい。
上記変動情報には、出発地又は到着地の天候情報、あるいは他の便の遅延・欠航情報が含まれるものとしてもよい。
また、本発明の別の観点に係る保険提示方法は、航空機の欠航ないしは遅延による顧客の損害を補償する保険であって、所定の固定条件情報に従って設定された基本保険料と、航空機の欠航ないしは遅延を引き起こし得る変動情報に基づいて算出された保険料の保険を顧客に提示する方法であって、上記航空機ごとに、上記基本保険料と上記顧客に提示する保険料に係る情報を記憶する保険情報記憶手段と、上記変動情報ごとに、上記保険料を算出するための変数を記憶する変数記憶手段と、上記航空機の運航予定に関する情報を記憶する運航情報記憶手段と、を有するコンピュータにより、上記変動情報の入力を受け付ける処理と、上記変動情報に基づき、上記運航情報記憶手段を参照して、所定の条件に従って上記変動情報が関係する航空機を特定する処理と、上記保険情報記憶手段を参照して、上記特定した航空機についての基本保険料を抽出する処理と、上記変数記憶手段を参照して、上記変動情報に応じた変数を抽出する処理と、上記抽出した基本保険料と変数に基づき、上記保険料を算出する処理と、上記保険情報記憶手段を参照して、上記保険料を、上記算出した保険料に更新する処理と、上記顧客から、搭乗予定の航空機情報と共に、上記保険の加入申込の入力を受け付ける処理と、上記保険情報記憶手段を参照して、上記搭乗予定の航空機情報に基づき、加入申込時の保険料を抽出する処理と、上記顧客に対して、上記加入申込を受け付けた保険の保険料として、上記抽出した保険料を所定の端末上に出力して提示する処理と、を実行することを特徴とする。
また、本発明のさらに別の観点に係るコンピュータプログラムは、航空機の欠航ないしは遅延による顧客の損害を補償する保険であって、所定の固定条件情報に従って設定された基本保険料と、航空機の欠航ないしは遅延を引き起こし得る変動情報に基づいて算出された保険料の保険を顧客に提示するためのプログラムであって、上記航空機ごとに、上記基本保険料と上記顧客に提示する保険料に係る情報を記憶する保険情報記憶手段と、上記変動情報ごとに、上記保険料を算出するための変数を記憶する変数記憶手段と、上記航空機の運航予定に関する情報を記憶する運航情報記憶手段と、を有するコンピュータに対し、上記変動情報の入力を受け付ける処理と、上記変動情報に基づき、上記運航情報記憶手段を参照して、所定の条件に従って上記変動情報が関係する航空機を特定する処理と、上記保険情報記憶手段を参照して、上記特定した航空機についての基本保険料を抽出する処理と、上記変数記憶手段を参照して、上記変動情報に応じた変数を抽出する処理と、上記抽出した基本保険料と変数に基づき、上記保険料を算出する処理と、上記保険情報記憶手段を参照して、上記保険料を、上記算出した保険料に更新する処理と、上記顧客から、搭乗予定の航空機情報と共に、上記保険の加入申込の入力を受け付ける処理と、上記保険情報記憶手段を参照して、上記搭乗予定の航空機情報に基づき、加入申込時の保険料を抽出する処理と、上記顧客に対して、上記加入申込を受け付けた保険の保険料として、上記抽出した保険料を所定の端末上に出力して提示する処理と、を実行させる。
本発明によれば、航空機の通常運航に支障を生じた際に、これによって顧客が被る損害を補償するための保険を顧客に提供することができると共に、当該保険の保険料は、航空機の通常運航に支障を来たし得る事情に応じた合理的なものとすることができる。
また、顧客について保険の適用があった場合に、当該顧客に対し、搭乗予定であった航空機の代替便を自動的に案内することができる。
本発明の実施形態に係る保険提示システムが備える機能部を示した機能ブロック図である。 本実施形態に係る。保険提示システムにおいて、運航情報記憶部に記憶されるデータの一例を示した図である。 本実施形態に係る保険提示システムにおいて、予約情報記憶部に記憶されるデータの一例を示した図である。 本実施形態に係る保険提示システムにおいて、保険情報記憶部に記憶されるデータの一例を示した図である。 本実施形態に係る保険提示システムにおいて、変数記憶部に記憶されるデータの一例を示した図である。 本実施形態に係る保険提示システムにおいて、申込情報記憶部に記憶されるデータの一例を示した図である。 本実施形態に係る保険提示システムによる一連の処理の流れのうち、変動情報を受け付けてから保険料が更新されるまでの処理の流れを示した処理フロー図である。 本実施形態に係る保険提示システムによる一連の処理の流れのうち、顧客から保険の加入申込を受け付けてから、当該申し込みが登録されるまでの処理の流れを示した処理フロー図である。 本実施形態に係る保険提示システムによる一連の処理の流れのうち、顧客から保険の適用申請を受け付けてから、当該顧客に対して代替便を案内するまでの処理の流れを示した処理フロー図である。 本発明の別の実施形態に係る保険提示システムによる一連の処理の流れのうち、所定の航空機について、保険が適用が可能な状況が発生した場合に、当該保険の適用対象となる顧客に対して代替便を案内するまでの処理の流れを示した処理フロー図である。
以下、本発明の実施形態に係る保険提示システムについて、図を参照して説明する。
本実施形態に係る保険提示システムは、航空機の欠航ないしは遅延による顧客の損害を補償する保険であって、所定の固定条件情報に従って設定された基本保険料と、航空機の欠航ないしは遅延を引き起こし得る変動情報に基づいて算出された保険料の保険を顧客に提示するものである。
ここで、本実施形態における変動情報とは、航空機がダイヤ通りに運航することを妨げる事象に関する情報である。例えば、全国各地の空港の気象情報のほか、他の航空機の遅延や欠航に関する情報等が含まれ、広く、予め設定されているダイヤに沿った航空機の運航に影響を及ぼし得る情報が含まれている。
保険提示システムでは、図1に示されるように、情報の処理及び管理を担うセンターサーバ1と、保険の加入対象たる顧客から情報を受け付けたり、各種の情報を当該顧客に提供したりするためのユーザ端末2とがネットワークNWを介して通信可能に構成されている。
なお、ネットワークNWは、インターネット等の公衆回線のほか、LAN(Local Area Network)などによって構成される。
センターサーバ1は、システムの運営者等の下に設置され、複数のユーザ端末2と情報の送受を行う。
このセンターサーバ1は、CPU(Central Processing Unit)などの演算装置、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などの記憶装置により、運航情報記憶部1A、予約情報記憶部1B、保険情報記憶部1C、変数記憶部1D、申込情報記憶部1E、特定処理部11、抽出処理部12、算出処理部13、更新処理部14、検索処理部15、判別処理部16、及び通信処理部17からなる機能ブロックを構成する。
運航情報記憶部1Aは、航空機の運航予定に関する情報を記憶する記憶部である。
この運航情報記憶部1Aには例えば、図2に示されるように、航空機を識別する航空機IDごとに、発着地や発着日時に係る情報が関連付けて記憶されている。
この運航情報記憶部1Aを参照することにより、所定の航空機の運航予定を詳細に把握することができる。
予約情報記憶部1Bは、航空機ごとに、顧客の予約情報を記憶する記憶部である。
この予約情報記憶部1Bには例えば、図3に示されるように、航空機を識別する航空機IDごとに、座席の予約状況に係る情報が記憶されている。
予約状況に係る情報には、航空機内の座席ごとの予約の有無や予約者に関する情報が含まれている。
保険情報記憶部1Cは、航空機ごとに、基本保険料と顧客に提示する保険料に係る情報を記憶する記憶部である。
この保険情報記憶部1Cには例えば、図4に示されるように、プランごとに保険を識別する保険IDごとに、保険の基本料、基本料から所定の変動情報に応じて算出された保険料、及び保険の内容が関連付けて記憶されている。
この保険情報記憶部1Cを参照することにより、保険料を算出するのに必要な基本料のほか、顧客に提示する保険の内容を把握することができる。
なお、保険の基本料は、所定の固定条件に基づいて予め設定されている。
ここでいう固定条件とは、短期的には大きな状況あるいは状態の変動が発生しにくく、中長期的には固定的な指標として示すことのできる条件をいう。具体的には、発着地の文化等の地域特性、通貨等の経済指標、国内線・国際線の別、過去の運航実績、発着地として使用する空港の混雑具合や滑走路本数といった空港のインフラ情報、顧客からのアンケート情報、保険加入者数の平均値などである。
この固定条件についても、中長期的には変動し得ることから、変動があった際には基本料を変更するものとしてもよい。また、上記した例示した固定条件は、項目によっては固定条件としても変動情報としても構成することができ、システムの仕様に応じて任意に設定するものとしてもよい。
また、保険の内容に係る情報には、保険の適用条件、保険が適用される場合の支払金額、あるいは保険が適用される場合の代替便等の利用料の割引額等といった補償内容に関する情報などが含まれる。
変数記憶部1Dは、変動情報ごとに、保険料を算出するための変数を記憶する記憶部である。
この変数記憶部1Dには例えば、図5に示されるように、変動情報ごとに、保険の基本料に乗じて保険料を算出するための変数が記憶されており、この変数は、変動情報の内容に応じて細かく設定されている。
申込情報記憶部1Eは、保険を申し込んだ顧客に関する情報と、当該顧客が搭乗予定の航空機に関する情報とを関連付けて記憶する記憶部である。
この申込情報記憶部1Eには例えば、図6に示されるように、保険の申し込みを識別する申込IDごとに、保険の申し込みを行った顧客たる申込者に関する申込者情報、及び申込内容に関する情報が記憶される。
申込内容に関する情報には、保険の申し込みを行った顧客が搭乗する予定の航空機を識別する航空機ID、及び当該顧客が実際に申し込んだ保険を識別する保険IDが含まれている。
特定処理部11は、外部から受け付けた変動情報に基づき、運航情報記憶部1Aを参照して、所定の条件に従って変動情報が関係する航空機を特定する処理と、保険を申し込んだ顧客から保険の適用申請を受け付けた際に、当該顧客の顧客情報に基づき、申込情報記憶部1Eを参照して、顧客が搭乗予定であった航空機を特定する処理とを実行する。
航空機を特定する処理は、新たな変動情報が受け付けられた際に、当該変動情報による影響を受ける可能性のある航空機を特定する処理である。
ここで、上述のとおり変動情報には例えば、全国各地の空港の気象情報や、航空機の遅延や欠航に関する情報など、広く、予め設定されたスケジュールに沿った航空機の運航に影響を及ぼし得る情報が含まれている。
そして、所定の航空機について変動情報が関係するか否かは例えば、当該所定の航空機の発着地や発着日時の情報と、変動情報に含まれる発着地や発着日時の情報など、対応する項目同士を対比することによって判断される。より具体的には、変動情報に、所定の空港における悪天候の情報が含まれている場合、当該所定の空港を到着地として出発予定の航空機については、変動情報が関係するものと判断される。
また、顧客が搭乗予定であった航空機を特定する処理は、所定の航空機の欠航あるいは遅延が発生し、当該航空機に搭乗予定であった顧客から保険の適用申請を受け付けた際に、当該顧客が搭乗予定であった航空機を特定する処理である。この処理によって得られる情報に基づき、保険の申請を適用した顧客に対し、欠航あるいは遅延した航空機に代替する代替便を検索することができる。
抽出処理部12は、保険情報記憶部1Cを参照して、変動情報が関係するものとして特定処理部11によって特定された航空機についての基本保険料を抽出する処理、変数記憶部1Dを参照して、変動情報に応じた変数を抽出する処理、及び、保険情報記憶部1Cを参照して、顧客の搭乗予定の航空機情報に基づき、保険への加入申込時の保険料を抽出する処理を実行する。
基本保険料や変数を抽出する処理は、外部から変動情報が受け付けられた際に、当該変動情報を反映した保険料を算出するために実行される。
また、保険への加入申込時の保険料を抽出する処理は、顧客から、搭乗予定の航空機情報と共に、上記保険の加入申込の入力を受け付けた際に実行される処理である。保険料は変動情報に応じて随時変更されるため、加入申込時の保険料を抽出することによって、その時の状況に応じた保険料を顧客に提示することができる。
算出処理部13は、抽出処理部12によって抽出されたた基本保険料と変数に基づき、保険料を算出する処理と、代替便の運賃に対して、保険内容に従った割引料金を適用し、保険を申し込んでいた顧客に対して提示する代替便の運賃を算出する処理とを実行する。
保険料を算出する処理は、基本保険料に対して、変動情報に応じて予め設定されていた変数を乗じることによって実行される。
また、顧客に対して提示する代替便の運賃を算出する処理において、当該運賃は保険を適用した場合のものであり、当該代替便の正規料金から、適用される保険の保険内容として予め定められていた割引料金を割り引くことによって算出される。
更新処理部14は、算出処理部13により、所定の保険の保険料が、新たに受け付けられた変動情報に応じて新たに算出された際に、保険情報記憶部1Cに記憶されている保険料を更新する処理を実行する。
検索処理部15は、保険を申し込んでいた顧客から保険の適用申請を受け付けられ、特定処理部11によって当該顧客が搭乗予定であったと航空機が特定された際に、運航情報記憶部1Aを参照して、当該航空機の代替便を検索する処理を実行する。
この代替便の検索処理においては、保険の適用を申請した顧客が搭乗予定であった航空機の情報に基づき、同一の発着地、当該搭乗予定であった航空機の出発日時以降の航空機を検索条件とするなどして、該当する航空機を検索する。
判別処理部16は、予約情報記憶部1Bを参照して、検索処理部15による検索の結果発見された代替便の空席の有無を判別す処理を実行する。
通信処理部17は、ネットワークNWを介して、ユーザ端末2と所定のプロトコルに従ったデータの送受信処理を実行する処理部である。
この通信処理部17により、ユーザ端末2から各種のデータを受信したり、逆にユーザ端末2に対して各種のデータを送信したりすることができる。
ユーザ端末2は、保険の加入対象たる顧客あるいは保険に加入した顧客から情報を受け付けたり、各種の情報を当該顧客に提供したりするための端末であって、例えば、航空会社のスタッフが操作する端末や、顧客が搭乗手続を行うための端末として構成される。このような端末として構成される場合には通常、ユーザ端末2は空港内に複数設置されている。
また、ユーザ端末2は、顧客が所持するタブレット端末や携帯電話機等によって構成することもできる。
このユーザ端末2は、CPU(Central Processing Unit)などの演算装置、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などの記憶装置により、通信処理部21及び入出力処理部22からなる機能ブロックを構成する。
通信処理部21は、ネットワークNWを介して、センターサーバ1と所定のプロトコルに従ったデータの送受信処理を実行する処理部である。
この通信処理部21により、センターサーバ1から各種のデータを受信したり、逆にセンターサーバ1に対して各種のデータを送信したりすることができる。
入出力処理部22は、各種のデータの入力を受け付けるキーボードやタッチパネル等の入力手段と、各種のデータを出力するディスプレイ等の出力手段によって実現される。
以下、本実施形態に係る保険提示システムによる処理の流れについて、図7〜9を参照して説明する。
まず、図7を参照して、センターサーバ1において、変動情報が受け付けられてから保険料が更新されるまでの処理について説明する。
まず、天候の悪化や欠航など、航空機の通常運航に支障を来し得る情報として変動情報の入力が受け付けられる(S101)。
変動情報の入力受付は、変動情報を配信する所定のサーバ等からインターネット等のネットワークを介して受け付けるものであってもよいし、外部から得られた変動情報を管理者等がセンターサーバ1に直接、入力されるものであってもよい。
変動情報の入力が受け付けられると、当該変動情報が関係する航空機が特定される(S102)。
この処理では、特定処理部11によって、変動情報に基づき、運航情報記憶部1Aを参照して、所定の条件に従って変動情報が関係する航空機が特定される。
ここで、所定の条件は、航空機の発着地の一致や、発着日時から一定の時間等として構成され、予め設定されている。
これに応じて抽出処理部12は、保険情報記憶部1Cを参照して、特定処理部11によって特定した航空機についての基本保険料を抽出する(S103)。
さらに抽出処理部12は、変動情報に基づき、変数記憶部1Dを参照して、変動情報に応じた変数を抽出する(S104)。
基本保険料と変数が抽出され、変動情報を算出するのに必要な数値が揃うと、算出処理部13により、当該基本保険料に変数を乗じて保険料を算出する(S105)。
新たに受け付けた変動情報を反映した保険料が算出されると、更新処理部14により、保険情報記憶部1Cを参照して、保険料が当該算出された保険料に更新される(S106)。
以上の処理により、変動情報に応じて随時、保険料が更新され、その時々の状況に応じた適切な保険料を把握することができる。
次に、航空機を利用する顧客から保険の加入申込を受け付け、当該申込が登録されるまでの処理について、図8を参照して説明する。
まず、ユーザ端末2上から、保険の加入申込の入力を受け付ける(S201)。
加入申込に応じて、抽出処理部12は保険情報記憶部1Cを参照し、加入申込を受けた保険の保険料及び保険内容に関する情報を抽出する(S202)。
そして、ユーザ端末2を介して、保険料と共に保険を提示する(S203)。
保険料と保険内容に納得した顧客たる申込者から保険加入の同意を受け付けると、申込情報記憶部1Eに当該申込を登録する
申込の登録にあたっては、保険の申し込みごとに申し込みを識別する申込IDが発行され、当該申込IDに関連付けて、保険の申し込みを行った顧客たる申込者に関する申込者情報、及び申込内容に関する情報が記憶される。なお、申込内容に関する情報には、保険の申し込みを行った顧客が搭乗する予定の航空機を識別する航空機ID、及び当該顧客が実際に申し込んだ保険を識別する保険IDなどが含まれる。
これに続いて、保険の申込者たる顧客から、保険の適用申請を受け付けた場合の処理について、図9を参照して説明する
まず、保険の申込者たる顧客が搭乗予定であった航空機に欠航や遅延等、保険の適用が受けられる事象が発生した際、センターサーバ1はユーザ端末2を介して、保険の申込者たる顧客から、当該顧客の情報と共に、保険の適用申請の入力を受け付ける(S301)。
これに応じて特定処理部11は、申込情報記憶部1Eを参照して、顧客から受け付けた申込者情報に基づき、当該顧客が搭乗予定であった航空機を特定する(S302)。
顧客が搭乗予定であった航空機が特定されると、検索処理部15により、運航情報記憶部1Aが参照され、当該特定された航空機の代替便が検索される(S303)。
顧客が搭乗予定であった航空機の代替便を検索する処理では、検索処理部15によって運航情報記憶部1Aが参照され、保険の適用を申請した顧客が搭乗予定であった航空機と同一の発着地、当該搭乗予定であった航空機の出発日時以降の航空機等を検索条件として、検索条件に一致する航空機が代替便として検索される。
代替便を検索した結果、顧客に案内できる代替便が発見されなかった場合には、案内できる代替便がない旨のメッセージを当該顧客に伝え、予め保険の内容にしたがって定められた料金を返金するなどして、一連の処理を終了する(S304)。
一方、代替便を検索した結果、代替便が発見された場合には、判別処理部16によって予約情報記憶部1Bが参照された、検索の結果発見された代替便の空席の有無が判別される(S305)。
代替便について、空席がなかった場合には、案内できる代替便がない旨のメッセージを顧客に伝え、予め保険の内容にしたがって定められた料金を返金するなどして、一連の処理を終了する(S304)。
一方、代替便の空席を検索した結果、空席が発見された場合には、算出処理部13により、保険を適用した場合の代替便の運賃が算出される(S306)。
この処理では、保険情報記憶部1Cが参照され、適用される保険の保険内容として予め定められていた割引料金に係る情報が抽出されると共に、代替便の正規料金から当該割引料金を割り引くことによって算出される。
保険を適用した場合の代替便の運賃が算出されると、ユーザ端末2に対し、代替便の案内と共に、当該算出された代替便の運賃に係る情報を送信し、ユーザ端末2上にこれらの情報を出力させる(S307)。
これにより、顧客が案内された代替便への変更を希望したときは、代替便の航空券の購入や搭乗手続等が実行される。
以上の本実施形態に係る保険提示システムによれば、航空機の通常運航に影響を与える事象の変化を反映して、その時々の状況において合理的な保険料の保険を顧客に提示することができる。
また、顧客に保険が適用される場合に、自動的に代替便を案内することができるので便利である。
次に、本発明の別の実施形態に係る保険提示システムについて説明する。
本実施形態に係る保険提示システムでは、航空機の通常運航に支障を来たす事象が発生し、所定の保険について適用が可能な状況となった場合において、当該適用が可能な保険の加入者に対し、システムの運営者側から、顧客が搭乗予定であった航空機の代替便を案内する。
本実施形態に係る保険提示システムは、上述した保険提示システムと同様のシステム構成からなる一方、所定の保険について適用が可能な状況となった場合、特定処理部11はさらに、申込情報記憶部1Eを参照して、当該適用が可能な状況に至った保険の申込者を特定する。
そして、当該特定された申込者たる顧客が所持するユーザ端末2に対し、加入した保険の適用がある旨と共に、代替便の案内を送信する。
具体的な処理の流れについて、図10を参照して説明する。
まず、保険の申込者たる顧客が搭乗予定であった航空機に欠航や遅延等、保険の適用が受けられる事象が発生し、所定の保険について適用が可能な状況に至ると(S401)、センターサーバ1は、特定処理部11により、申込情報記憶部1Eを参照して、当該適用が可能な状況に至った保険の申込者たる顧客を特定する(S402)。
さらに特定処理部11により、申込情報記憶部1Eが参照され、当該特定された顧客から受け付けた申込者情報に基づき、当該特定された顧客が搭乗予定であった航空機が特定される(S403)。
顧客が搭乗予定であった航空機が特定されると、検索処理部15により、運航情報記憶部1Aが参照され、当該特定された航空機の代替便が検索される(S404)。
なお、顧客が搭乗予定であった航空機の代替便を検索する処理は上述と同様に検索処理部15によって実行される。
代替便を検索した結果、顧客に案内できる代替便が発見されなかった場合には、保険の適用がある旨と共に、案内できる代替便がない旨のメッセージを当該顧客の顧客端末2宛に送信するなどした上で、予め保険の内容にしたがって定められた料金を返金するなどし、一連の処理を終了する(S405)。
一方、代替便を検索した結果、代替便が発見された場合には、判別処理部16によって予約情報記憶部1Bが参照された、検索の結果発見された代替便の空席の有無が判別される(S406)。
代替便について、空席がなかった場合には、保険の適用がある旨と共に、案内できる代替便がない旨のメッセージを当該顧客の顧客端末2宛に送信するなどした上で、予め保険の内容にしたがって定められた料金を返金するなどし、一連の処理を終了する(S405)。
一方、代替便の空席を検索した結果、空席が発見された場合には、算出処理部13により、保険を適用した場合の代替便の運賃が算出される(S407)。
この処理では上述のとおり、保険情報記憶部1Cが参照され、適用される保険の保険内容として予め定められていた割引料金に係る情報が抽出されると共に、代替便の正規料金から当該割引料金を割り引くことによって算出される。
保険を適用した場合の代替便の運賃が算出されると、ユーザ端末2に対し、保険が適用可能な事態が発生したことにより、保険の適用を受けられる旨、及び代替便の案内と共に、当該算出された代替便の運賃に係る情報を送信し、ユーザ端末2上にこれらの情報を出力させる(S408)。
本実施形態によれば、顧客は自ら、保険の適用がある事態が発生しているか否かを把握しなくとも、自動的に案内されるので便利である。
なお、以上の本発明の実施形態においては、保険の適用がある状態に至った場合、顧客に対し航空機の代替便を案内するものとしたが、空港近くの宿泊施設など、その他の代替手段を顧客に提示するようにすることもできる。
1 センターサーバ
1A 運航情報記憶部
1B 予約情報記憶部
1C 保険情報記憶部
1D 変数記憶部
1E 申込情報記憶部
11 特定処理部
12 抽出処理部
13 算出処理部
14 更新処理部
15 検索処理部
16 判別処理部
17 通信処理部
2 ユーザ端末
21 通信処理部
22 入出力処理部
NW ネットワーク

Claims (6)

  1. 航空機の欠航ないしは遅延による顧客の損害を補償する保険であって、所定の固定条件情報に従って設定された基本保険料と、航空機の欠航ないしは遅延を引き起こし得る変動情報に基づいて算出された保険料の保険を顧客に提示するシステムであって、
    上記航空機ごとに、上記基本保険料と上記顧客に提示する保険料に係る情報を記憶する保険情報記憶手段と、
    上記変動情報ごとに、上記保険料を算出するための変数を記憶する変数記憶手段と、
    上記航空機の運航予定に関する情報を記憶する運航情報記憶手段と、
    上記変動情報の入力を受け付ける変動情報受付手段と、
    上記変動情報に基づき、上記運航情報記憶手段を参照して、所定の条件に従って上記変動情報が関係する航空機を特定する第一の特定処理手段と、
    上記保険情報記憶手段を参照して、上記特定した航空機についての基本保険料を抽出する第一の抽出処理手段と、
    上記変数記憶手段を参照して、上記変動情報に応じた変数を抽出する第二の抽出処理手段と、
    上記抽出した基本保険料と変数に基づき、上記保険料を算出する第一の算出処理手段と、
    上記保険情報記憶手段を参照して、上記保険料を、上記算出した保険料に更新する更新処理手段と、
    上記顧客から、搭乗予定の航空機情報と共に、上記保険の加入申込の入力を受け付ける申込受付手段と、
    上記保険情報記憶手段を参照して、上記搭乗予定の航空機情報に基づき、加入申込時の保険料を抽出する第三の抽出処理手段と、
    上記顧客に対して、上記加入申込を受け付けた保険の保険料として、上記抽出した保険料を所定の端末上に出力して提示する保険料提示手段と、を有する、
    ことを特徴とする保険提示システム。
  2. 上記航空機ごとに、予約情報を記憶する予約情報記憶手段と、
    上記保険を申し込んだ顧客に関する情報と、当該顧客が搭乗予定の航空機に関する情報とを関連付けて記憶する申込情報記憶手段と、
    上記航空機が欠航あるいは遅延した場合に、所定の端末上から、上記保険を申し込むと共に、上記欠航あるいは遅延した航空機に搭乗予定であった顧客の顧客情報と共に、当該顧客についての保険の適用申請の入力を受け付ける申請受付手段と、
    上記申込情報記憶手段を参照して、上記受け付けた顧客情報に基づき、上記顧客が搭乗予定であった航空機を特定する第二の特定処理手段と、
    上記運航情報記憶手段を参照して、上記特定した航空機の代替便を検索する検索処理手段と、
    上記予約情報記憶手段を参照して、上記検索の結果発見された代替便の空席の有無を判別する判別処理手段と、
    上記代替便の運賃に対して、上記保険内容に従った割引料金を適用し、上記保険を申し込んでいた顧客に対して提示する代替便の運賃を算出する第二の算出処理手段と、
    上記判別の結果、空席があった場合に、上記保険を申し込むと共に、上記欠航あるいは遅延した航空機に搭乗予定であった顧客に対し、代替便の案内と共に、上記算出した代替便の運賃を所定の端末上に出力する代替便案内手段と、をさらに有する、
    請求項1記載の保険提示システム。
  3. 上記顧客が利用する顧客端末と、ネットワークを介して通信可能に構成され、
    上記航空機ごとに、予約情報を記憶する予約情報記憶手段と、
    上記保険を申し込んだ顧客に関する情報と、当該顧客が搭乗予定の航空機に関する情報とを関連付けて記憶する申込情報記憶手段と、
    上記航空機が欠航あるいは遅延した場合に、上記申込情報記憶手段を参照して、上記保険を申し込むと共に、上記欠航あるいは遅延した航空機に搭乗予定であった顧客と、当該顧客が搭乗予定であった航空機を特定する第二の特定処理手段と、
    上記運航情報記憶手段を参照して、上記特定した航空機の代替便を検索する検索処理手段と、
    上記予約情報記憶手段を参照して、上記検索の結果発見された代替便の空席の有無を判別する判別処理手段と、
    上記代替便の運賃に対して、上記保険内容に従った割引料金を適用し、上記保険を申し込んでいた顧客に対して提示する代替便の運賃を算出する第二の算出処理手段と、
    上記判別の結果、空席があった場合に、上記保険を申し込むと共に、上記欠航あるいは遅延した航空機に搭乗予定であった顧客の顧客端末に対し、代替便の案内と共に、上記算出した代替便の運賃に係る情報を送信する代替便案内手段と、をさらに有する、
    請求項1記載の保険料提示システム。
  4. 上記変動情報には、出発地又は到着地の天候情報、あるいは他の便の遅延・欠航情報が含まれる、
    請求項1乃至3いずれかの項に記載の保険提示システム。
  5. 航空機の欠航ないしは遅延による顧客の損害を補償する保険であって、所定の固定条件情報に従って設定された基本保険料と、航空機の欠航ないしは遅延を引き起こし得る変動情報に基づいて算出された保険料の保険を顧客に提示する方法であって、
    上記航空機ごとに、上記基本保険料と上記顧客に提示する保険料に係る情報を記憶する保険情報記憶手段と、
    上記変動情報ごとに、上記保険料を算出するための変数を記憶する変数記憶手段と、
    上記航空機の運航予定に関する情報を記憶する運航情報記憶手段と、を有するコンピュータにより、
    上記変動情報の入力を受け付ける処理と、
    上記変動情報に基づき、上記運航情報記憶手段を参照して、所定の条件に従って上記変動情報が関係する航空機を特定する処理と、
    上記保険情報記憶手段を参照して、上記特定した航空機についての基本保険料を抽出する処理と、
    上記変数記憶手段を参照して、上記変動情報に応じた変数を抽出する処理と、
    上記抽出した基本保険料と変数に基づき、上記保険料を算出する処理と、
    上記保険情報記憶手段を参照して、上記保険料を、上記算出した保険料に更新する処理と、
    上記顧客から、搭乗予定の航空機情報と共に、上記保険の加入申込の入力を受け付ける処理と、
    上記保険情報記憶手段を参照して、上記搭乗予定の航空機情報に基づき、加入申込時の保険料を抽出する処理と、
    上記顧客に対して、上記加入申込を受け付けた保険の保険料として、上記抽出した保険料を所定の端末上に出力して提示する処理と、を実行する、
    ことを特徴とする保険提示方法。
  6. 航空機の欠航ないしは遅延による顧客の損害を補償する保険であって、所定の固定条件情報に従って設定された基本保険料と、航空機の欠航ないしは遅延を引き起こし得る変動情報に基づいて算出された保険料の保険を顧客に提示するためのプログラムであって、
    上記航空機ごとに、上記基本保険料と上記顧客に提示する保険料に係る情報を記憶する保険情報記憶手段と、
    上記変動情報ごとに、上記保険料を算出するための変数を記憶する変数記憶手段と、
    上記航空機の運航予定に関する情報を記憶する運航情報記憶手段と、を有するコンピュータに対し、
    上記変動情報の入力を受け付ける処理と、
    上記変動情報に基づき、上記運航情報記憶手段を参照して、所定の条件に従って上記変動情報が関係する航空機を特定する処理と、
    上記保険情報記憶手段を参照して、上記特定した航空機についての基本保険料を抽出する処理と、
    上記変数記憶手段を参照して、上記変動情報に応じた変数を抽出する処理と、
    上記抽出した基本保険料と変数に基づき、上記保険料を算出する処理と、
    上記保険情報記憶手段を参照して、上記保険料を、上記算出した保険料に更新する処理と、
    上記顧客から、搭乗予定の航空機情報と共に、上記保険の加入申込の入力を受け付ける処理と、
    上記保険情報記憶手段を参照して、上記搭乗予定の航空機情報に基づき、加入申込時の保険料を抽出する処理と、
    上記顧客に対して、上記加入申込を受け付けた保険の保険料として、上記抽出した保険料を所定の端末上に出力して提示する処理と、を実行させる、
    コンピュータプログラム。

JP2013220143A 2013-10-23 2013-10-23 保険提示システム、方法、及びコンピュータプログラム Pending JP2015082228A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013220143A JP2015082228A (ja) 2013-10-23 2013-10-23 保険提示システム、方法、及びコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013220143A JP2015082228A (ja) 2013-10-23 2013-10-23 保険提示システム、方法、及びコンピュータプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015082228A true JP2015082228A (ja) 2015-04-27

Family

ID=53012795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013220143A Pending JP2015082228A (ja) 2013-10-23 2013-10-23 保険提示システム、方法、及びコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015082228A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018116971A1 (ja) * 2016-12-22 2018-06-28 Necソリューションイノベータ株式会社 搭乗予定者誘導装置、搭乗予定者誘導方法、及びプログラム記録媒体
JP2019505900A (ja) * 2015-12-23 2019-02-28 スイス リインシュランス カンパニー リミテッド 飛行軌道予測システム及び飛行軌道基盤自動化遅延リスク移転システム及びその対応する方法
JP2020194512A (ja) * 2019-05-24 2020-12-03 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
WO2023223601A1 (ja) * 2022-05-18 2023-11-23 株式会社ブリヂストン 情報処理装置、情報処理システム、非一時的なコンピュータ読取可能な媒体、及び情報処理方法
JP7503515B2 (ja) 2020-07-13 2024-06-20 東京海上日動火災保険株式会社 情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09134500A (ja) * 1995-11-09 1997-05-20 Fujitsu Ltd 乗り継ぎ情報管理方法及びシステム
JP2001527667A (ja) * 1996-12-31 2001-12-25 プライスライン・ドット・コム・インコーポレーティッド 航空券を購入するためのオプションを価格付け、販売及び行使する方法、装置及びプログラム
JP2002175407A (ja) * 2000-12-07 2002-06-21 Cosmos Insurance Brokers:Kk 保険設計方法及び保険設計システム
US8280633B1 (en) * 2009-02-10 2012-10-02 Strategic Design Federation W, Inc. Weather risk estimation system and method
US20130066659A1 (en) * 2011-08-23 2013-03-14 Stephen C. Denison Travel arrangement service and methods of determining alternative routes

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09134500A (ja) * 1995-11-09 1997-05-20 Fujitsu Ltd 乗り継ぎ情報管理方法及びシステム
JP2001527667A (ja) * 1996-12-31 2001-12-25 プライスライン・ドット・コム・インコーポレーティッド 航空券を購入するためのオプションを価格付け、販売及び行使する方法、装置及びプログラム
JP2002175407A (ja) * 2000-12-07 2002-06-21 Cosmos Insurance Brokers:Kk 保険設計方法及び保険設計システム
US8280633B1 (en) * 2009-02-10 2012-10-02 Strategic Design Federation W, Inc. Weather risk estimation system and method
US20130066659A1 (en) * 2011-08-23 2013-03-14 Stephen C. Denison Travel arrangement service and methods of determining alternative routes

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019505900A (ja) * 2015-12-23 2019-02-28 スイス リインシュランス カンパニー リミテッド 飛行軌道予測システム及び飛行軌道基盤自動化遅延リスク移転システム及びその対応する方法
WO2018116971A1 (ja) * 2016-12-22 2018-06-28 Necソリューションイノベータ株式会社 搭乗予定者誘導装置、搭乗予定者誘導方法、及びプログラム記録媒体
CN110121730A (zh) * 2016-12-22 2019-08-13 日本电气方案创新株式会社 预约乘客引导设备、预约乘客引导方法和程序记录介质
JPWO2018116971A1 (ja) * 2016-12-22 2019-10-24 Necソリューションイノベータ株式会社 搭乗予定者誘導装置、搭乗予定者誘導方法、及びプログラム記録媒体
JP2020194512A (ja) * 2019-05-24 2020-12-03 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP7503515B2 (ja) 2020-07-13 2024-06-20 東京海上日動火災保険株式会社 情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム
WO2023223601A1 (ja) * 2022-05-18 2023-11-23 株式会社ブリヂストン 情報処理装置、情報処理システム、非一時的なコンピュータ読取可能な媒体、及び情報処理方法
EP4492316A4 (en) * 2022-05-18 2025-06-11 Bridgestone Corporation INFORMATION PROCESSING DEVICE, INFORMATION PROCESSING SYSTEM, NON-TRANSITIOUS COMPUTER-READABLE RECORDING MEDIUM AND INFORMATION PROCESSING METHOD

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Trépanier et al. Individual trip destination estimation in a transit smart card automated fare collection system
JP2015082228A (ja) 保険提示システム、方法、及びコンピュータプログラム
KR20160052403A (ko) 재조정을 위한 동적 패키징
JP2020046949A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP2009181542A (ja) 情報出力システム、情報配信装置、情報配信プログラム、及び情報出力方法
WO2015049801A1 (ja) 乗客誘導システム、および乗客誘導方法
KR20160087289A (ko) 렌터카 관리 시스템
JP2012128395A (ja) 情報表示装置及び情報表示プログラム
JPWO2015033453A1 (ja) 料金払戻しシステムおよびその方法
US10402755B2 (en) Transportation service information providing apparatus, and transportation service information providing method
US20240046385A1 (en) Journey and charge presentations at mobile devices
US11869366B1 (en) Airline flight operations support
KR20100004406A (ko) 여행 가이드 매칭 서비스 방법 및 시스템
JP6351381B2 (ja) 交通手段付き宿泊プランの生成システム、方法、及びコンピュータプログラム
KR20130142213A (ko) 스마트폰을 이용한 대리운전 시스템 및 그 운영방법
JP5854798B2 (ja) 駅務機器、駅務システム、および、代替えルートの案内方法
KR101987889B1 (ko) 빅 데이터 분석을 통한 배송 의뢰 정보 제공 방법
US8036947B2 (en) System and method for differential payment
US20190258966A1 (en) Exchanges with automatic consideration of factors associated with the exchanges
KR20140114297A (ko) 휴대 단말, 기록 매체, 지출 정보 관리 방법, 및 지출 정보 관리 시스템
KR20160034223A (ko) 여행 관련 서비스를 위한 회사 승인
KR102224587B1 (ko) 여행 계획 생성 관리 서비스 제공 방법 및 여행 계획 생성 관리 서비스 제공 시스템
KR20090073742A (ko) 네트워크 기반의 정보화기기 호출 제어 시스템 및 제어방법
JP5628133B2 (ja) 名寄せ装置及び名寄せ方法
KR20170082731A (ko) 여행정보 제공 및 예약시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161021

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171101

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180424