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JP2015002854A - マガジンおよび残数表示ユニット - Google Patents

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JP2015002854A
JP2015002854A JP2013129733A JP2013129733A JP2015002854A JP 2015002854 A JP2015002854 A JP 2015002854A JP 2013129733 A JP2013129733 A JP 2013129733A JP 2013129733 A JP2013129733 A JP 2013129733A JP 2015002854 A JP2015002854 A JP 2015002854A
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菊池 徹
Toru Kikuchi
徹 菊池
義教 田所
Yoshinori Tadokoro
義教 田所
栄一 橘高
Eiichi Kittaka
栄一 橘高
伸昭 湯浅
Nobuaki Yuasa
伸昭 湯浅
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Japan Tobacco Inc
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Abstract

【構成】本発明のマガジン100は、複数の商品(たばこ商品60)が搭載される搭載部10と、搭載部10に沿って前後移動する押板20と、を備える。搭載部10は、搭載される商品(たばこ商品60)の最前位置を規定するための商品停止部(前壁部13)を有し、これより前方に巻部材31がうず巻状に巻かれてなる巻体30が設けられている。巻体30から繰り出される巻部材31の先端は押板20に連結されており、押板20の前後移動に連動して巻部材31の繰り出し量が変化する。加えて巻部材31が所定箇所(表示窓40)においてマガジン100の外部から視認されることによって商品(たばこ商品60)の残数を報知可能である。
【作用】残数表示に関連する部材である巻体30を搭載部10に搭載される商品(たばこ商品60)の前方の空間を利用して設置することができ、これにより商品(たばこ商品60)の残数を報知する可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の商品が前後方向に一列に搭載されるマガジンに関する。特に、複数のマガジンを上下方向に積み上げ可能なマガジンであって、商品残数をマガジンの外部から確認可能なマガジンおよび残数表示ユニットに関する。
コンビニエンスストアなどの店舗では、様々な商品がいわゆる什器(商品陳列棚)に陳列されている。
多様な商品のうち、例えばたばこ商品などの特定の商品を陳列するための什器は、電子キャッシュレジスタなどの販売処理装置が載置されたレジカウンタ上またはその周辺に配置されることが一般的である。ここでいうたばこ商品とは、実際に喫煙される紙巻たばこではなく、複数の紙巻たばこを収容している直方体状のパッケージを意味している。
什器の棚には、複数の商品を前後方向に一列に搭載するための商品搭載用の容器が複数設置される。上記商品搭載用の容器は一般的にはマガジン、カートリッジまたはホルダーなどと呼ばれている。以下、かかる容器をマガジンと呼称する。
ところでマガジンに搭載された商品の残数が減ってくると、店舗従業員は、商品を適宜補充する必要がある。したがって商品の個数を人為的に数えなくとも、商品の残数が減ってきたことを認識したいという要望があった。これに対し、マガジンの搭載部に搭載されている商品が所定個数以下となったことを表示する下記技術が提案されている。
即ち、特許文献1は、載品台の下部に渦巻状板バネの巻体が係着された商品繰り出し器の発明(以下、「従来技術1」ともいう)が開示されている。上記巻体は、載品台に載置された商品の下部であって、載品台の底面より下方向に張り出した位置において設置されている。
従来技術1の載品台の上部には押出体が設けられており、上記巻体から繰り出された板バネは、上記押出体の下部の係止部に係止されている。加えて、商品の残数に応答する数字が板バネに付され、当該数字が、載品台の下部のスカート部に設けられた透孔より視認可能となっている(同文献図5)。以上の構成を備える従来技術1は、載品台に載置される商品の残数がマガジンの外部から把握可能である。
実開平3−69459号公報
本発明のマガジンは、複数の商品が前後方向に一列に搭載される搭載部と、上記搭載部に沿って前後移動するように設けられた押板と、を備えるマガジンであって、上記搭載部は、搭載される上記商品の最前位置を規定するための商品停止部を有し、上記商品停止部より前方に巻部材がうず巻状に巻かれてなる巻体が設けられており、上記巻体から繰り出される上記巻部材の先端が上記押板に連結されていることによって、上記押板の前後移動に連動して上記巻体から繰り出される上記巻部材の繰り出し量が変化するとともに、上記巻部材が所定箇所において上記マガジンの外部から視認されることによって上記商品の残数を報知可能であることを特徴とする。
また本発明の残数表示ユニットは、複数の商品が前後方向に一列に搭載される搭載部と、上記搭載部に沿って前後移動するように設けられた押板と、を備えるマガジンに対し装着される残数表示ユニットであって、巻部材がうず巻状に巻かれてなる巻体と、上記巻体を収容する枠体と、を有し、上記巻体から繰り出された上記巻部材は、繰り出された量によって視認態様が変化する領域を有することを特徴する。
本発明の第一実施形態におけるマガジンの側面図である。 本発明の第一実施形態におけるマガジンの平面図である。 本発明の第一実施形態におけるマガジンの裏面図である。 本発明の第一実施形態におけるマガジンの正面図であり、商品の残数が所定数N(Nは自然数)を上回る状態を示す。 本発明の第一実施形態におけるマガジンの正面図であり、残数表示ユニットを装着する前の状態を示す。 図6Aは本発明の第一実施形態に用いられる残数表示ユニットの正面図であり、図6Bは、同残数表示ユニットの背面図である。 図6Aに示す残数表示ユニットのB−B断面図である。 図2に示すマガジンのA−A部分拡大断面図である。 本発明の第一実施形態におけるマガジンの正面図であり、商品の残数が所定数以下である状態を示す。 本発明の第二実施形態におけるマガジンの平面図である。 本発明の第二実施形態におけるマガジンの裏面図である。 図11に示すマガジンのD−D断面図である。 本発明の第二実施形態におけるマガジンの縁部に設けられる凹凸面を含む部分平面図であり、図13Aは、リング状の突条形状の凸部が規則的に設けられてなる凹凸面の態様を示し、図13Bは、斜線状の突条形成の凸部が規則的に設けられてなる凹凸面の態様を示しい、図13Cは、繊維状体である凸部が密集して植設してなる凹凸面の態様を示す。 図14Aおよび図14Bは図10に示すマガジンのC−C断面図であり、図14Aは商品を押す押板が前方に移動する状態を示し、図14Bは商品を押す押板が手動により後方に押し戻される状態を示す。 図15Aおよび図15Bは、図2に示すマガジンに関し、図10に示すマガジンのC−C断面に相当する位置で切断したときのマガジンの断面図であり、図15Aは商品を押す押板が前方に移動する状態を示し、図15Bは商品を押す押板が手動により後方に押し戻される状態を示す。
以下、本発明について、図面を用いて説明する。すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は適宜に省略する。尚、本実施の形態では図面上、前後左右上下の方向を規定して説明する場合がある。しかし、これは構成要素の相対関係を簡単に説明するために便宜的に規定するものであり、本発明を実施する製品の製造時や使用時の方向を限定するものではない。特にマガジンに関連する前後は、マガジンの正面側を前方向、背面側を後方向とする。またマガジンに関連する左右は、マガジンの幅方向であって正面側から観察したときの左右をいう。
また本発明の各種の構成要素は、個々に独立した存在である必要はなく、一つの構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等を許容する。
また本実施形態に示される各構成要素は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜、他の実施態様に転用可能である。
第一実施形態は、第一の本発明のマガジンの実施態様に関し、巻体を用い搭載される商品の残数を表示可能なマガジンに関する。
第二実施形態は、第二の本発明のマガジンの実施態様に関し、搭載部の底板部における縁部に凹凸面を有するマガジンに関する。
<第一実施形態>
図1から図9を用いて本発明の第一実施形態について説明する。図1は、本発明の第一実施形態におけるマガジン100の側面図である。図2は、本発明の第一実施形態におけるマガジン100の平面図である。図3は、本発明の第一実施形態におけるマガジン100の裏面図である。図4は、本発明の第一実施形態におけるマガジン100の正面図であり、たばこ商品60の残数が所定数N(Nは自然数)を上回る状態を示す。図5は、本発明の第一実施形態におけるマガジン100の正面図であり、残数表示ユニット200を装着する前の状態を示す。
図6Aは、本発明の第一実施形態に用いられる残数表示ユニット200の正面図であり、図6Bは、同残数表示ユニット200の背面図である。図7は、図6Aに示す残数表示ユニット200のB−B断面図である。図8は、図2に示すマガジン300のA−A部分拡大断面図である。図9は、本発明の第一実施形態におけるマガジン300の正面図であり、たばこ商品60の残数が所定数以下である状態を示す。
尚、図2および図3は、たばこ商品60の図示を省略している。
図1から図3に示すとおり、本実施形態に係るマガジン100は、複数の商品(たばこ商品60)が前後方向に一列に搭載される搭載部10と、搭載部10に沿って前後移動するように設けられた押板20と、を備える。搭載部10は、搭載される商品(たばこ商品60)の最前位置を規定するための商品停止部である前壁部13を有する。
商品停止部である前壁部13より前方に巻部材31がうず巻状に巻かれてなる巻体30が設けられている。
巻体30から繰り出される巻部材31の先端は、押板20に連結されている。これにより、押板20の前後移動に連動して巻体30から繰り出される巻部材31の繰り出し量が変化する。また、これとともに、巻部材31が所定箇所である表示窓40においてマガジン100の外部から視認されることによって商品(たばこ商品60)の残数を報知可能である。
ここで、商品停止部より前方に巻体30が設けられているとは、巻体30の全体が、完全に商品停止部よりも前方に位置することを意味する。ただし、巻体30から繰り出された巻部材31が、商品停止部よりも後方に伸長することを除外するものではない。
上記構成を備えるマガジン100は、搭載部10における最前位置に位置するたばこ商品60(60a)よりも前方に、巻体30が設けられる。このため、たばこ商品60の前方空間を有効に利用してたばこ商品60の残数の報知を行うことができる。本実施の形態において、残数の報知は、巻部材31がマガジン100の所定箇所において、前方または後方から視認されることによって行われる。換言すると、上記所定箇所は、マガジン100の前方または後方から視認される領域に設けられる。特には上記所定箇所は、マガジン100の前方から視認される領域に設けられる。
即ち、本実施形態にかかるマガジン100は、巻体30の設置位置と、たばこ商品60の搭載位置とが上下方向において重ならないので、巻体30を設けることによるマガジン100の上下寸法の拡張を強制しない。
本実施形態に係るマガジン100は、搭載部10、押板20、付勢部材としてのリール90を備えている。
搭載部10は、複数の商品(例えば、たばこ商品60)が前後方向に一列に搭載されるトレーである。押板20は、搭載部10に沿って前後に移動するように設けられている。付勢部材(リール90)は、押板20を前方に付勢する手段である。押板20は、最後列のたばこ商品60である、たばこ商品60bの背面を前方に付勢する。最前列のたばこ商品60である、たばこ商品60aが搭載部10から取り出されると、押板20は残りの商品を前方に移動させる。
巻体30は、巻部材31がうず巻状に巻かれて構成される。巻部材31は、うず巻きの中心に位置する基端32と、繰り出される側の端部である先端33とを有する、長尺部材である。上記長尺部材は、適度な幅寸法を有するリボン状の部材を含む。商品停止部よりも前方に設置されるとともに、巻部材31の先端33が押板20に連結されており、押板20の前後移動に連動して、巻部材31の繰り出し量が変化する。また、これとともに、巻部材31が所定箇所である表示窓40においてマガジン100の外部から視認されることによって商品(たばこ商品60)の残数を報知する。即ち、巻体30は、マガジン100において残数表示部材である。
巻体30は、押板20が前後に移動可能な範囲において最後方に引き下げられたとき、巻部材31の繰り出し量が最大となる。そして、押板20が前進するにつれて、巻部材31は、巻体30に巻き取られるため、繰り出し量が小さくなる。搭載部10に搭載されるたばこ商品60が搭載部10から取り出されて残数が減じるごとに、押板20が前進する。そのため、巻部材31の繰り出し量は、搭載部10に搭載されるたばこ商品60の残数と対応させることが可能である。また所定箇所を通過する巻部材31の特定の箇所と、搭載部10に搭載されるたばこ商品60の残数とを関連づけることが可能である。
たとえば巻体30は、弾性エネルギを蓄積できる部材であって、繰り出された巻部材31を自己の弾性エネルギにより巻き取り可能な部材である。具体例としては、巻体30が巻バネであってよい。
また巻体30は、自己において弾性エネルギを蓄積できない部材であってもよい。具体的には、巻部材31が、巻き取り可能な柔軟性と適度なこしを備えた部材からなり、これがロール状に巻かれるとともに、巻部材31の基端32が、巻き取り方向に回転可能な回転軸に固定されていてもよい。上記回転軸は、たとえば図4に示す中心軸53に対して巻き取り方向に回転可能な回転力を与えることによって構成することができる。
上述のとおり、本実施形態にかかるマガジン100は、押板20を前方に付勢する付勢部材(リール90)を、巻体30とは別体として有している。
巻体30とは別の付勢部材(リール90)を備えることによって、たばこ商品60を前方へ押す押板20の付勢を確実にするとともに巻体の設計の自由度を上げることができる。
巻体30と、別体である付勢部材(リール90)を備える態様において、特に、巻体30の付勢力よりも、別体である付勢部材(リール90)の付勢力が大きいことが好ましい。
ただし、巻体30として、弾性エネルギを蓄積できる部材であって、繰り出された巻部材31を自己の弾性エネルギにより巻き取り可能な部材を選択した場合には、巻体30の弾性エネルギにより押板20を巻体30に引き付ける方向に付勢することができる。押板20を巻体30に引き付ける方向とは、押板20が前進する方向である。したがって本発明は、別体で設けられる、押板20を前方に付勢する付勢部材を省略する態様を含む。
即ち、巻部材31の先端33が押板20に連結されていることから、巻体30の巻き取り力を、押板20を前進するための付勢力としても利用しうる。ここでいう巻体30の巻き取り力とは、自己において蓄積される弾性エネルギにより巻部材31を巻き取る力および上記回転可能な回転軸による巻部材31の巻き取り力のいずれも含む。したがって、本実施形態は変形例として、付勢部材であるリール90を省略し、巻体30だけで、押板20を前方に付勢する態様を含む。付勢部材を省略する上記変形例では、例えば、巻体30を搭載部10の幅方向の略中央に設置することができる。かかる場合には巻体30より繰り出された巻部材31は、押板20の幅方向の中心を含む領域に連結することができる。より具体的には、例えば挟持部23の下面において幅中心を含む領域に巻部材31の先端領域を連結することができる。また異なる態様として、図1から図3に示すマガジン100において付勢部材であるリール90を省略したこと以外は同様の構成とすることもできる。即ち、巻体30の幅方向中心が、搭載部10の幅方向中心から外れた位置になるよう、巻体30を設置した状態で、押板20の付勢部材として兼用することもできる。
マガジン100において、商品停止部は前壁部13である。即ち、搭載部10の最前に搭載されるたばこ商品60(60a)の前面は前壁部13の背面に当接することにより前進が規制される。巻体30は、商品停止部である前壁部13より前方に設けられている。
即ち、搭載部10は、搭載部10の前縁を仕切る前壁部13を有する。本実施形態にかかるマガジン100において、前壁部13は、商品停止部としても機能している。
本実施形態において、商品停止部は、押板20により後方より前方に向けて前進力を付与されたたばこ商品60の前進を規制することができる部材である。
前壁部13よりもさらに前方に巻体30を設けることによって、搭載部10の前方方向の空間を有効に利用することができる。また、巻体30を設置するためのスペースを、搭載部10の内部に求めず、前方の開放された空間に求めるため、既存の残数表示機能のないマガジンに巻体30を設け、マガジン100を構成することが可能である。
マガジン100における前壁部13は、二重の板状部、すなわち前板部13aおよび後板部13bを備える。たばこ商品60(60a)の最前位置は、後板部13bの背面にたばこ商品60(60a)が当接することにより規制される。
前壁部13の前板部13aは底板部11の前端より上方に向けて垂直に起立している。後板部13bは、前板部13aから後方に離間した位置において底板部11より垂直に起立している。したがって前板部13aと後板部13bとの間には一定のスペースが確保されており、商品ラベル(図示略)などが差し込まれるラベルホルダ17として利用することができる。
ただし、本発明における商品停止部は、前壁部13に限定されるものではない。たとえば、図示省略するが、搭載部10の前方領域であって前壁部13より後方側において、前壁部13とは別体である商品停止部が設けられていてもよい。商品停止部は、板状体であってもよいし、押板20によって前方に押されるたばこ商品60の前進を規制することができる範囲で、棒状部材、凸状部材などの任意の形状のストッパーであってよい。
巻体30から繰り出される巻部材31は、搭載部10に搭載されるたばこ商品60の残数と対応して所定箇所から視認される際の視認態様が変化する。これによって、搭載部10に搭載されているたばこ商品60の残数が所定数N(Nは自然数)以下であることを表す残数情報を示すことができる。
搭載されるたばこ商品60の残数が少なくなるほど、押板20が前進し、これによって、巻部材31が巻体30に巻き取られるため、繰り出し量が小さくなる。したがって、繰り出し量が所定の量になったときと、たばこ商品60が所定数になったときとを連関させて、巻部材31の所定の領域の視認態様を予め変化させておく。そして、視認態様の変化を所定箇所から確認することによってたばこ商品60の残数を明確に知ることができる。
残数情報とは、上記視認態様の変化によりマガジン100の外部から所定箇所を視認する者に与えられるたばこ商品60の残数に関する情報である。例えば、所定数Nが「3」である場合には、たばこ商品60の残数が4個であるときと、たばこ商品60の残数が3個であるときにマガジン100における所定箇所から視認される巻部材31の視認態様が変化する。視認態様の変化は、たとえば、巻部材31の所定の領域ごとに着色される色を変更し、あるいは、巻部材31の所定の領域に、たばこ商品60の残数に対応する数字を付することなどで対応することができる。
巻部材31の所定の領域の視認態様を変化させる手段は特に限定されないが、たとえば、巻部材31の所定の位置Sにおいて巻部材31を区画し、基端32の側と、先端33の側とを異なる色で着色する手段を挙げることができる(たとえば図3)。かかる態様では、押板20が後方にあるときには、所定箇所から、巻部材31aの領域に付された色が視認される。そして押板20が前進することによって巻部材31は、基端32側に巻き取られて繰り出し量が減少し、たばこ商品60が所定数となったときに巻部材31b に付された色が視認されることとなる。
図3において、巻部材31aに対し巻部材31bを異なる色で着色したことを示すために、表示窓40から視認される巻部材31bの面を斜線で示した。
巻部材31の所定の領域の視認態様を変化させる手段の異なる態様としては、たばこ商
品60の残数に合わせて、所定箇所から視認される巻部材31の所定の領域に、残数に対応する数字を付しておくこともできる。
ただし、たばこ商品60は、銘柄により厚み方向の寸法が異なる場合がある。したがって、たとえば標準的な形状のたばこ商品60の厚みを勘案して、巻部材31に上記数字を付すとよい。
たばこ商品60の銘柄により厚み方向の寸法が異なるという観点からは、先に述べたとおり、所定の位置Sにより巻部材31を区画し、位置Sを境に付される色を分ける態様が好ましい。たばこ商品60の残数と、巻部材31の繰り出し量が標準よりややずれたとしても、そのずれをカバー出来得るからである。尚、本実施形態では、巻部材31を一か所の位置Sで区画して、基端32の側と先端33の側とにおいて、2色に色分けした例を示した。しかし着色の態様はこれに限定されず、位置Sを巻部材31の長さ方向に3以上設け、3色以上の領域を色分けし、残数の程度をマガジンの外部から段階的に視認させてもよい。
次に、巻体30の設置の例について図8を用いて詳細に説明する。
マガジン100は、巻体30を収容する枠体50を有している。枠体50は、搭載部10に装着されている。
かかる構成によれば、巻体30自体を搭載部10に装着する場合に比べて、安定して巻体30をマガジン100に装着することができる。
枠体50は、巻体30の前方において起立する前面部51を有している。前面部51には、表示窓40が設けられている。表示窓40の後方側に巻体30が位置しており、表示窓40を介して、巻部材31がマガジン100の外部から視認可能である。
表示窓40を設けることにより、たばこ商品60の残数を示す領域(即ち、表示窓40の内部)と、それ以外の領域とを区画化することにより、残数表示の視認性を向上させることができる。
図4および図9に示されるように、マガジン100は、前面部51の左下に表示窓40が設けられている。巻体30は、表示窓40の後方側に位置している。
前面部51の下側領域であって左右いずれかに寄って表示窓40が設けられることにより、前面部51の前面の中央部を任意の表示領域として有効に利用することができる。マガジン100では、上記表示領域に、マガジン番号として「12」が付されている。これば複数のマガジン100を幅方向および上下方向に多段に積み上げて利用する際に、たばこ商品60の購入者がたばこ商品60の銘柄ではなく、マガジン番号を指し示して希望の銘柄を指定することに役立つ。
マガジン100は、たばこ商品60の残数が所定数を上回るとき、巻部材31aが表示窓40から視認される(図4)。またマガジン100は、たばこ商品60の残数が所定数以下となったとき、巻部材31bが表示窓40から視認される(図9)。表示窓40から視認される巻部材31bの面は、巻部材31aとは異なる色で着色されていることを図9においては斜線で示した。巻部材31aは、たばこ商品60の残数が所定数を上回るとき、表示窓40に面する領域であり、巻部材31bは、たばこ商品60の残数が所定数以下となったときに、表示窓40に面する領域である。
たばこ商品60の残数報知を効果的に行うためには、前面部51の前面を任意の色で着色し、これと異なる色を付した巻部材31を、表示窓40を介して視認させるとよい。尚、ここでいう色とは、有彩色だけではなく無彩色を含む。
たとえば、前面部51の前面を黒、白、あるいは灰色などの無彩色とし、巻部材31における位置Sより基端32の側である巻部材31aを上記無彩色とし、位置Sより先端33の側である巻部材31bを彩度の高い赤色などとすることが好ましい。これにより、巻部材31bが表示窓40から視認されたとき、たばこ商品60の残数が所定数以下となったことを良好に報知することができる。即ち、前面部51の前面の色に対し、巻部材31bが明度、彩度および色相のうち少なくともいずれか1つが異なる色であれば、巻部材31の繰り出し量が所定量以下となったときにたばこ商品60の残数が所定数以下となったことを報知可能である。
また逆に、前面部51の前面の色に対し、巻部材31aが明度、彩度および色相のうち少なくともいずれか1つが異なる色であれば、巻部材31の繰り出し量が所定量未満であるとき、たばこ商品60の残数が所定数を上回っていることを報知可能である。
尚、ここでいう巻部材31aおよび巻部材31bの色とは、少なくとも、表示窓40から視認される側の面の色をいう。
本実施形態の変形例として、巻部材31の一部が枠体50の外側に引き出され、枠体50の外部における所定の位置を経由するとともに、当該所定の位置にてマガジン100の外部から巻部材31が視認される態様を含む。即ち、巻部材31による残数の表示は、表示窓40において示される態様に限定されず、例えば表示窓40を省略し、枠体50の外部に、たばこ商品60の残数を報知するための所定箇所を設けることもできる。
枠体50は、マガジン100の幅方向において巻体30を外部と区画する側面部52を有している(図6から図8)。巻部材31の基端32は、巻体30の中心軸53に接合している。中心軸53の両端である端部54は、側面部52の内側面に留められている(図6)。
上記両端である端部54を結ぶ直線と、中心軸53の伸長線とは一致した直線(以下、「取り付け直線」と称する)である。巻部材31の繰り出し方向に対し、上記取り付け直線が略垂直となっている。このため、枠体50において、巻体30の取り付け姿勢が安定する。
側面部52に対する中心軸53の留め方は、巻体30の態様によって、適宜変更することができる。たとえば、上述するとおり、巻体30が巻きバネなどであって、自己において弾性エネルギを蓄積可能な部材である場合には、中心軸53の端部は側面部52に固定して留めることができる。また、巻体30自体には弾性エネルギを蓄積して巻部材31を巻き取る機能がない場合には、巻部材31の巻き取り方向に回転可能に中心軸53を側面部52に対して軸支するとよい。かかる場合には、中心軸53を所望の回転方向に付勢するための付勢部材が設けられる。上記付勢部材としては、たとえばねじりばねなどが挙げられる。
図8に示されるとおり、中心軸53の高さ位置は、搭載部10の底板部11よりも高い位置にある。巻体30の下端は、押板20の挟持部23の底面と略同等の高さにある。
尚、中心軸53を用いて巻体30の収容姿勢を安定する態様は本実施形態の一例である。本実施形態は、巻体30を枠体50に収容し、かつ、巻体30から巻部材31が繰り出し、且つ、繰り出した巻部材31を巻き取る動作を許容する他の種々の態様を包含する。例えば、枠体50の内部において、巻体30の幅方向および上下方向の移動を規制する規制部を設け、収容された巻体30の姿勢が実質的に枠体50の内部において変更されないよう構成することもできる。また枠体50の寸法を、巻体30を収容するために過不足ない大きさにし、枠体50を構成する壁面で、巻体30の幅方向、前後方向および上下方向の動作を規制することもできる。
本実施形態にかかるマガジン100において、枠体50は、搭載部10に着脱可能に係止されている。
より具体的には、枠体50は、下方向に開口のフック55を備える。フック55を、上方より前板部13aと後板部13bとの間のスペースに差し込むことにより、枠体50が吊り下げされた状態で、搭載部10に着脱可能に係止されている。
枠体50は、着脱可能であることから、修理や交換が容易である。
図8に示すとおり、枠体50は、前面部51と対向する背面部56を有している。フック55は背面部56の上辺から後方に前板部13aの厚み寸法程度、延伸する上底部55aと、上底部55aの後端から下垂してなる下垂部55bとからなる(図8)。背面部56の後方側の面と、前板部13aの前面と、は当接しており、これによって枠体50の吊り下げ姿勢が安定する。
枠体50を搭載部10に着脱可能に係止する手段は、フック55に限定されない。たとえば、枠体50の両側面である、側面部52、側面部52から後方に伸長する二本の腕部を設け、二本の腕部で搭載部10の両側壁である、側壁部12、12を挟み込んで、枠体50を搭載部10に係止することができる(図示省略)。あるいは、背面部56と前板部13aとに互いに引き合う磁性体部を設け、磁力により枠体50を搭載部10に係止してもよい(図示省略)。
また本発明は、取り外しを繰り返しできない状態で、枠体50が搭載部に対し装着される態様を含む。かかる態様では、例えば接着テープ、接着剤、任意の留め具などで枠体50を搭載部10に接合してよい。
枠体50に収容された巻体30は、以下のとおり押板20と連結されている。
枠体50を構成する背面部56は、下部であって表示窓40の後方に前後方向に貫通する第一通路57が形成されている(図7)。また、前壁部13であって底板部11より下方に延伸する領域に第二通路58が形成されている(図5)。図8に示すとおり、第一通路57と、第二通路58とは、枠体50を搭載部10に装着したとき対面する。枠体50が搭載部10に装着された状態で、巻部材31の先端33は、第一通路57および第二通路58を前方から後方に向けて通過し挟持部23の底面まで伸長している。そして先端33を含む巻部材31の先端領域が挟持部23の底面に連結されている。
枠体50に設けられた第一通路57と搭載部10に設けられた第二通路58とが、対面して連通しており、これらの通路を通過する巻部材31は、前方から後方へと伸長可能となり、押板20と連結可能となる。
第一通路57および第二通路58は、前後方向に巻部材31を通すことが可能な通路であればよく、例えば前後方向に貫通する孔、あるいは任意の方向から切り込まれた切り込み部等であってよい。マガジン100は、図8に示すとおり、前後方向に貫通する孔である第一通路57および第二通路58を備える。
巻体30の設置位置が、搭載部10の左右の側壁部12のいずれか一方に寄っている場合には、後方に伸長する巻部材31が挟持部23と連結可能なように、挟持部23の側面から側壁部12に延伸する延伸部59を設けてもよい(たとえば図2、図3)。
マガジン100の底板部11の下方であって搭載部10の幅方向略中央には、リール90より繰り出されるリール紐501が存在する。
したがって、押板20に搭載された巻体30を幅方向のいずれか一方に寄って設置し、幅方向略中央領域を除く位置で巻部材31を前後方向に伸長させることにより、リール紐501と巻部材31との接触を避けることができる。
搭載部10はたばこ商品60を載置するための底板部11を有しており、巻部材31は、底板部11の下方を通って押板20に連結されている(図3、図8)。
図8に示されるとおり、押板20の底部は、底板部11と平行に配置され底板部11の上面に対して摺動する摺動板21と、摺動板21との協働で底板部11を挟持する挟持部23と、を有している。
図3から理解容易であるが、底板部11は、搭載部10の前後方向に延在するスリット11aを有するとともにスリット11aの幅方向に隣接する縁部65を有している。摺動板21と挟持部23とにより縁部65を挟み込むことによって押板20が前後方向に移動可能に設けられている。巻部材31は、挟持部23に連結している。
かかる構成により、巻部材31は、たばこ商品60との接触および対面が回避されている。たばこ商品60も、巻部材31も、押板20の前進により動作するところ、たばこ商品60と、巻部材31と、が底板部11を介して物理的に離間しているために、一方の動作が他方の動作を阻害する恐れがない。
本実施形態にかかるマガジン100は、複数の商品(たばこ商品60)が前後方向に一列に搭載される搭載部10と、搭載部10に沿って前後移動するように設けられた押板20と、を備える既存のマガジンに対し、本発明の残数表示ユニット200を装着することにより構成すことが可能である。
図7に示すように、残数表示ユニット200は、巻部材31がうず巻状に巻かれてなる巻体30と、巻体30を収容する枠体50と、を有している。巻体30から繰り出された巻部材31は、繰り出された量によって視認態様が変化する領域を有する。上記領域は、具体的には上述する色分けされた巻部材31aおよび巻部材31bである。また図示省略する他の上記領域の例としては、たばこ商品60の残数に対応する数字の付された巻部材31でもよい。
ここでいう装着は、繰り返して着脱可能とする装着、繰り返して着脱することを予定しない装着を含む。繰り返して着脱することを予定しない装着としては、たとえば枠体の一部を既存のマガジンに接着する態様が挙げられる。
残数表示ユニット200は、既存のマガジンに装着することによって、当該既存のマガジンに残数報知機能を付与することが可能である。
たとえば残数表示ユニット200は、搭載部10の前面に装着するための係止部を備えることができる。上記係止部は、フック55を含み、上述する係止部と同様であるためここでは詳細の説明を割愛する。
残数表示ユニット200は、上記係止部を備えることにより、既存のマガジンに容易に装着することができる上、繰り返して着脱可能である。
巻部材31は、先端領域201を押板20に対し着脱可能に連結するための連結部を有していてもよい。
例えば、図8において示す挟持部23に対向する先端領域201において、挟持部23に着脱可能に連結するための連結部を備えていてもよい。当該連結部の連結を可能とするために、挟持部23の側にも、補助連結部を設けることもできる。
より具体的には、挟持部23の側に前方に凸のフックである補助連結部を設け、一方、先端領域201の側に後方に凸のフックである連結部を設け、これらを係合させることにより、互いを着脱可能に連結させることが可能である。あるいは、挟持部23の側に補助連結部として補助磁性体部を設け、且つ先端領域201の側に、補助磁性体部に吸着する磁性体部を設け、これらを吸着させることにより、互いを着脱可能に連結させることも可能である。
上記連結部を備えることにより、残数表示ユニット200を既存のマガジンに、繰り返し着脱することを、より容易に実現することができる。また残数表示ユニット200の修理や交換などのときにも、着脱が容易にであって取り扱性が向上する。
以下、本実施形態のマガジン100を詳細に説明する。
図1から図3に示すように、搭載部10は、上方に向けて開口する半筐体状に形成されている。搭載部10は、底板部11と、左右一対の側壁部12と、底板部11の前端に対して垂直に設けられた前壁部13と、底板部11の後端に対して垂直に設けられた後壁部14と、を有する。
前壁部13の前板部13aは底板部11の前端より上方に向けて垂直に起立している。後板部13bは、前板部13aから僅かに後方に離間した位置において底板部11より垂直に起立している。
前壁部13は、上述のとおり、前板部13aと後板部13bとにより、商品ラベル(図示略)などが差し込まれるラベルホルダ17を構成している。
後壁部14も、二重の板状部、すなわち前板部14aおよび後板部14bからなる。
後壁部14の前板部14aは底板部11の後端に対して直交するように設けられ、後壁部14の後板部14bは、前板部14aから僅かに後方に離間した位置において前板部14aと一体的に設けられている。
前板部14aと後板部14bとの間には、商品ラベル(図示略)などが差し込まれるラベルホルダ18が形成されている。
左右の側壁部12は、底板部11の左右両端に対してそれぞれ直交するように設けられ、底板部11よりも上方に起立し、且つ、底板部11よりも下方へ垂下している。
搭載部10は、例えば、無色透明樹脂などにより構成することができる。また搭載部10の任意の領域を着色面としてもよい。
マガジン100の一つの使用態様としては、上下方向および左右方向に多数の棚を備える什器に、マガジン100を設置してマガジン積層構造体を構成する態様が挙げられる。ブレード19は、マガジン100を什器の棚に設置する際に、什器の棚の底面に設けられた凹部に篏合させてマガジン100の設置の姿勢を安定化させるための部材である。什器に設置されたマガジン100の設置の姿勢を安定化させるための手段はこれに限定されず、たとえば、什器の棚の底面に凸部を設け、一方、当該凸部に篏合する凹部をマガジン100の底板部11の下面に設けておき、これらを篏合させてもよい。
搭載部10は、底板部11と、左右の側壁部12と、前壁部13の後板部13bと、後壁部14の前板部14aと、により囲まれた半筐体状の領域に、複数のたばこ商品60を縦置きで前後に列をなすように収容可能となっている。例えば、搭載部10には、最大で標準寸法の15個のたばこ商品60を搭載可能となっている。尚、たばこ商品60は銘柄により前後方向寸法が異なるため、搭載部10におけるたばこ商品60の搭載数は、銘柄によって異なる場合がある。
底板部11には、該底板部11に押板20を連結するためのスリット11aが、前後方向に延在するように形成されている。このスリット11aは、例えば、底板部11の幅方向中央に位置している。
底板部11の上面におけるスリット11aの両脇には、底板部11の上面より上方に起立し、前後方向に延在する突条部16が形成されている。たばこ商品60は、これら突条部16間に架設されるようにして、搭載部10に搭載される。たばこ商品60は、押板20により前方に移動される際に、これら突条部16と、左右の側壁部12と、にガイドされて前方に摺動する。
突条部16の前端部は、前方に向けて上り傾斜した傾斜部16aとなっており、最前列に前送りされたたばこ商品60(たばこ商品60a)はこの傾斜部16aの傾斜に沿って上方に持ち上げられるようになっている。
底板部11の前端部上面において、左右の突条部16の間の部分には、リール90の後述する留め具520を係止固定する係止部11bが形成されている。この係止部11bは、例えば、左右の突条部16の傾斜部16aの間に配置され、傾斜部16aよりも上には突出していない。このため、係止部11bがたばこ商品60の移動を阻害しないようになっている。
押板20のリール保持部25には、リール90が嵌着されている。リール90は、巻体30とは別体に設けられた、押板20に対する付勢部材である。リール90のリール紐501は、背板22の適切な箇所に形成された図示しない開口を介して、背板22の前方に導出されている(図3)。
リール紐501の先端には、留め具520が固定されている。この留め具520は、底板部11の前端部上面に設けられた係止部11bに係止固定されている。リール90のケース91内には、図示しない板バネが渦巻き状に収納され、その板バネの一端にリール紐501の基端部が連結されている。板バネは、リール紐501をケース91内に引き込む方向へと、リール紐501を付勢している。このため、押板20は、リール紐501により、前方に(係止部11b側に)引っ張られている。この引っ張り力により、押板20の背板22が最後列のたばこ商品60(たばこ商品60b)の背面を前方に付勢している。
搭載部10のたばこ商品60が残り1個になったときに、このたばこ商品60を搭載部10の最前部に移動できるように、押板20の移動範囲が設定されている。
リール紐501は、左右一対の突条部16の間、またはスリット11a内において前後方向に延在し、突条部16により支持されるたばこ商品60と干渉しないようになっている。
以上に説明する第一実施態様にかかるマガジン100は、搭載部10の前方に残数表示ユニット200が装着されてなる構成を示した。しかし本実施態様はこれに限定されるものではない。
たとえば本実施形態にかかるマガジン100の変形例として、搭載部10は、搭載部10の前縁を仕切る前壁部13を有し、前壁部13とは別体である商品停止部が、前壁部13よりも後方側に位置していてもよい。このとき巻体30は、前後方向において前壁部13と上記商品停止部との間に設けることができる。換言すると、搭載部10の内部において、前壁部13とは異なる商品停止部と巻体30とを設けることができる。
かかる変形例において、巻体30は、底板部11の上面に設けることができる。
かかる変形例において、巻体30の設置位置は、たばこ商品60の上下方向において重複しない。したがって、巻体30の設置により、変形例であるマガジンの上下寸法の拡張が強制されない。しかも前壁部13よりも後方に巻体30が設置されるため、変形例であるマガジンの前方において巻体30が物理的障害となることがない。
<第二実施形態>
ところで、マガジン100は、図2に示すとおりスリット11aの幅方向に隣接する縁部65を有する。マガジン100は、摺動板21と挟持部23とにより縁部65を挟み込むことによって押板20が前後方向に移動可能に設けられている(例えば図8)。
図15Aに示すとおり、かかる構成によれば、図示省略するたばこ商品60を搭載する搭載部10において、押板20は、たばこ商品60が抜き取られるごとに前進する。この際、リール90などの付勢部材の付勢力により押板20は前後方向に傾斜することなく平坦な姿勢で移動することが可能である。このとき、摺動板21の底面と縁部65の上面とは当接するが、当接面積が充分に大きいため摩擦力が分散され、押板20の前進方向への移動がスムーズである。
あるいは、マガジン100は、図示省略する変形例として、縁部65の上面に、任意で前後方向に延伸する突条部を設ける態様を採用することもできる。かかる態様においても、突条部(図示省略)の上端と摺動板21の底面とが当接し、ライン状の当接箇所が確保されるため、摩擦力が局所に集中することなく、押板20の前進はスムーズである。
さらに摺動板21と挟持部23との間には、連結部24が設けられている。連結部24の上下方向の長さは、縁部65の厚み寸法より僅かに大きい。そのため、押板20が平坦な姿勢で前進する限り、挟持部23の上面と縁部65との底面との間にはクリアランスが形成される。したがって、押板20が前進するとき、挟持部23の上面と縁部65との間には実質的に摩擦力が発生しないか、発生したとしても押板20の前進を妨げるほどのものではない。
ところが、マガジン100において押板20を手動で後方に押し下げるとき、押板20の動きがスムーズでなくなる場合があり、押し戻し作業がし難い場合があった。
上記課題の発生について本発明者らは以下のとおりに推測した。
即ち、図15Bに示すとおり、背板22を指で保持し後方に押板20を押し戻そうとすると、上記クリアランスの分だけ背板22が後方側に傾き、これに連動して摺動板21および挟持部23も後方側に傾く。すると、摺動板21の後方側の端部と縁部65とが部分的に接触するとともに、挟持部23の前方側の端部と縁部65とが部分的に接触する。このとき、接触部分において摩擦力が局所的に集中し、押板20の後方への移動の弊害となると推察された。
そこで本発明者らは、上記課題を検討し、縁部65の上面または下面に凹凸面を形成することにより、上記課題を解決することに成功した。
尚、第二実施形態は、図10から図14を用いて説明する。図10は、本発明の第二実施形態におけるマガジン300の平面図である。図11は、本発明の第二実施形態におけるマガジン300の裏面図である。図12は、図11に示すマガジン300のD−D断面図である。図13は、本発明の第二実施形態におけるマガジン300の縁部65に設けられる凹凸面70を含む部分平面図である。図13Aは、リング状突条部701である凸部が規則的に設けられてなる凹凸面70Aの態様を示す。図13Bは、斜線状突条部702である凸部が規則的に設けられてなる凹凸面70Bの態様を示す。図13Cは、繊維体703が密集して植設してなる凹凸面70Cの態様を示す。図14は、図10に示すマガジン300のC−C断面図である。図14Aはたばこ商品60を押す押板20が前方に移動する状態を示し、図14Bはたばこ商品60を押す押板20が手動により後方に押し戻される状態を示す。マガジン300の課題を説明するために用いる図15は、縁部において凹凸面を有しないマガジン100の断面図である。図15Aはたばこ商品60を押す押板20が前方に移動する状態を示し、15Bはたばこ商品60を押す押板20が手動により後方に押し戻される状態を示す。
尚、図10から図15は、いずれもたばこ商品60、巻体30および枠体50の図示を省略する。マガジン300は、縁部65に凹凸面70を設けたこと以外は、マガジン100と同様に構成することが可能である。したがって、マガジン300の特徴部について図10から図14に示し、その他の構成は適宜、マガジン100の説明を適用することができる。また、マガジン100における残数表示ユニット200の装着を割愛することによっても、マガジン300において示される構成は実現可能であり、またこれによる特有の効果を享受することができる。
即ち、第二実施形態にかかるマガジン300は、搭載部10において商品(たばこ商品60)を載置するための底板部11を有する。底板部11は、搭載部10の前後方向に延在するスリット11aを有するとともにスリット11aの幅方向に隣接する縁部65を有する。
押板20の底部は、底板部11に沿って配置され底板部11の上面に対して摺動する摺動板21と、摺動板21との協働で縁部65を挟持する挟持部23と、を有している。
ここで縁部65の上面または縁部65の下面は凹凸面70を有する。凹凸面70は、例えば、後述する梨地面である。
本実施形態において、凹凸面70に設けられる凸部と、摺動板21または挟持部23と、の接触は以下の(I)および/または(II)の態様である。
(I)縁部65の上面には、凹凸面70における凸部(例えば後述する梨地面における凸部)が、摺動板21の前後寸法内および幅寸法内の複数箇所において設けられ、上記凸部と摺動板21とが複数箇所で接触可能である。
(II)縁部65の下面には、凹凸面70における凸部(例えば後述する梨地面における凸部)が、挟持部23の前後寸法内および幅寸法内の複数箇所において設けられ、上記凸部と挟持部23とが複数箇所で接触可能である。
凹凸面70は、複数の凸部および凹部から構成される。凹凸面70は、平坦な面に凹部が設けられたことによって、凹部と凹部との間が実質的に凸部となった態様、または平坦な面に凸部が設けられたことによって、凸部と凸部との間が実質的に凹部となった態様を含む。
マガジン300は、上記構成により、摺動板21と縁部65、挟持部23と縁部65との接触面において、多点接触が可能となる。したがって、摺動板21と縁部65、挟持部23と縁部65との接触箇所が局所的に集中することを回避することができる。これにより、押板20を後方側に手動で押し戻す際に円滑に押板20を動作させることが可能である。
図10に示すように、マガジン300は、縁部65の上面(図中、格子線で示す領域)において凹凸面70が形成されている。凹凸面70は、摺動板21の裏面と対向しており、両者は、当接可能である。
凹凸面70は、例えば梨地加工により形成された梨地面である。梨地面は微小な凹凸が不規則的に形成された面であり、縁部65において幅方向にも前後方向にも微細な凹凸を付与することができる。したがって、梨地面である凹凸面70と対向する摺動板21の面は、搭載部10の幅方向および前後方向のいずれにおいても、複数箇所で梨地面の凸部と接触可能である。
押板20が手動で押し戻されて縁部65と摺動板21との接触面が極小化した場合であっても、後方に向けて移動する摺動板21の面において、不規則的に形成された微小な凹凸が接触と非接触とを繰り返すため、摩擦力の集中を回避することができる。
また図11に示すように、マガジン300は、縁部65の下面にも格子状にて図示する領域に凹凸面70が形成されている。上記下面に形成された凹凸面70は、挟持部23の上面と対応しており、両者は、当接可能である。凹凸面70は、例えば梨地加工により形成された梨地面であってもよいが、縁部65の上面に設けられた凹凸面70とは異なる態様の凹凸により構成されていてもよい。即ち、縁部65の上面および下面に形成される凹凸面は、同一の凹凸形状であってもよいし、異なる凹凸形状であってもよい。押板20が手動で押し戻されて縁部65と摺動板21との接触面が極小化した場合であっても、摩擦力の集中を回避することができることは、上述で摺動板21と縁部65とに関し説明した内容と同様である。
本実施形態において、縁部65における凹凸面は、上面側だけに設けられる場合、下面側だけに設けられる場合、上面および下面のいずれにも設けられる場合を包含する。
上下面に凹凸面が設けられる場合には、摺動板21および挟持部23の両方に対し、局所的な接触による摩擦力の集中という課題を解決することができる。
図10および図11に示すように、マガジン300は、縁部65における凹凸面70を、押板20の前後移動の領域に亘って設けることができる。
押板20の前後移動の領域に亘るとは、押板20の前後移動の領域の全体を意味する。即ち、押板20に備わる摺動板21または挟持部23の前後方向の移動領域の全体において、これらと対向する縁部65の全体に凹凸面70を設けることができる。
かかる構成よれば、搭載部10において搭載されるたばこ商品60が全てなくなったときに押板20が位置する箇所から、規定の全個数のたばこ商品60を搭載したときに押板20が位置する箇所まで、押板20をスムーズに手動で押し下げることが可能である。
あるいは、図示省略するが、凹凸面70は、縁部65の前後方向における一部領域に設けられてもよい。即ち、凹凸面70は、凹凸面70を備えることによる効果を特に要する領域に選択的に設けることもできる。たとえば、凹凸面70は、縁部65の前方領域に選択的に設けてもよい。押板20が搭載部10の最前端に到達した後、手動で後方に引き下げられるとき、引下げ開始時の押板20の動きだしが不良である場合には、このように縁部65の前方領域に選択的に凹凸面70を設けることにより、上記問題を解決可能である。
例えば、図12に示すようにスリット11aは、底板部11において一段低い位置に設けられていてもよい。即ち、底板部11における縁部65が、底板部11の他の領域よりも一段低い位置に設けられてもよい。図12において示される、摺動板21の底面に当接する面が縁部65である。
摺動板21の底面と縁部65の上面における凹凸面70とが当接しているとともに、挟持部23の上面と縁部65との間は連結部24のクリアランスの分だけ、離間している。
ただし、図示省略するが縁部65の底面における凹凸面70に設けられた凹凸の高さが、上記クリアランス以上である場合には、挟持部23と縁部65の底面における凹凸面70とは当接する場合がある。
凹凸面70は梨地面に限定されず、その他の種々の態様を含む。例えば、図13Aに示すように、凹凸面70を構成する凸部を、縁部65において規則的に配列した曲線または直線、またはこの組み合わせでなる突条部とすることができる。図13Aは、曲線の凸部として、リング状突条部701である凸部が規則的に設けられてなる凹凸面70Aの態様を示す。リング状突条部701の内部および外部が凹部となっており、縁部65において幅方向および前後方向に小さな凹凸を規則的に繰り返すパターンとなっている。
また異なる凹凸面70の例として、凹凸面70を構成する凸部を、縁部65において不規則的に形成された曲線または直線、またはこの組み合わせでなる突条部とすることができる。図13Bは、斜線状突条部702である凸部が規則的に設けられてなる凹凸面70Bの態様を示す。斜線状突条部702は、スリット11aを介して並列する2列の縁部65において、互いが交差する方向に傾斜した直線状である。換言すると、並列する2列の縁部65において、斜線状突条部702はハの字状に向かいあっている。
また異なる凹凸面70の例として、凹凸面70を構成する凸部が、縁部65に植設された繊維体703であって、密集して凹凸面70を構成してもよい。
縁部65と摺動板21または挟持部23との間に繊維体703が密集することより、縁部65と摺動板21または挟持部23とが対面するとき、両者の間に弾性が付与される。そのため、縁部65と摺動板21または挟持部23とにおいて摩擦を高める集中的な接所を回避することができる。
ここで繊維体703は、縁部65上において直立するもの、および任意の角度に傾斜し、あるいは撓むものを含む。
また繊維体703の密集とは、繊維体703と摺動板21または挟持部23とが接触したときに、繊維体703の束の厚みにより、摺動板21または挟持部23が縁部65の基板となる面と接触しない程度の量をいう。
繊維体703は、縁部65の下面と挟持部23との距離よりも短い態様、上記距離と略同等の態様および上記距離よりも長い態様のいずれも含む。ここでいう距離とは、縁部65が植設された面から挟持部23の上面までの距離をいう。
図14を用いて、マガジン300が前後に移動する動作について説明する。例えば、マガジン300は、凹凸面70として繊維体703が密集して植設されてなる態様を例に説明する。
図14Aに示すように、繊維体703は、縁部65と、縁部65に対面する摺動板21または挟持部23と、の間の距離を上回る長さを有している。
縁部65と摺動板21との間、あるいは縁部65と挟持部23との間において、繊維体703が弾力のあるスペーサとなり、前方に移動する押板20の安定感を良好にし得る。
押板20が前進する際に、通過する凹凸面70Cでは、摺動板21および挟持部23に接触する繊維体703が、前方へ深く傾斜してなぎ倒された状態となる。押板20が通過した後は、繊維体703は自己の弾力で起立した状態が復元される。
ただし本実施形態は、なぎ倒された方向に癖付されて、植設当初の起立状態が維持されなくなった繊維体703を包含する。
本実施形態において押板20がリール90の付勢力により前進するとき、押板20は実質的に前後に傾斜することなくフラットな状態で前進する。このとき、凹凸面70を介して、摺動板21および縁部65、並びに挟持部23および縁部65は、いずれも局所的な摩擦を発生することなくスムーズに前進する。
次に図14Bを用いて、マガジン300が手動で後方に移動する動作について説明する。背板22が指で保持されて手動で後方に押板20が押し戻されるとき、図14Aとは逆方向に繊維体703がなぎ倒される。図示省略する連結部24により設けられたクリアランスには、繊維体703は密集しているため、摺動板21および挟持部23の後方への傾斜は、生じ難くなっている。または摺動板21および挟持部23の後方への傾斜が生じた場合にも、傾斜角度が、繊維体703が植設される前よりも小さい。
凹凸面70を備えるマガジン300は、押板20が前後方向に移動するとき、摺動板21または挟持部23の縁部65に対する対向面における任意の箇所と、凹凸面70における複数の凸部(例えば繊維体703)と、が、接触と非接触を繰り返す。
そのため、図15を用いて説明した従来のマガジンにおいても問題となっていた、縁部65および摺動板21、縁部65および挟持部23とにおける局所的な摩擦の集中を回避することができる。
本実施形態において、押板20が手動で後方に押し戻される際の、縁部65と、摺動板21または挟持部23と、の局所的な摩擦の集中の回避は、繊維体703以外の凹凸面においても同様に生じる効果である。
本実施形態にかかるマガジン300において、摺動板21または挟持部23と、上記凸部との多点接触に関し、好ましい態様の一つとしては、押板20が前後方向に移動する際に、凸部との接触箇所が幅方向にずれていく態様を挙げることができる。
即ち、前後方向における任意の箇所において、摺動板21または挟持部23と、これに対面する上記凸部と、の接触箇所を第一接触箇所とする。そして、前後方向における上記任意の箇所とは異なる他の箇所において、摺動板21または挟持部23と、これに対面する上記凸部と、の接触箇所を第二接触箇所とする。このとき、上記第一接触箇所と上記第二接触箇所とは、幅方向において異なる位置にある。
例えば、図13Bまたは図13Cのごとく、押板20が前後方向に移動するとき、摺動板21または挟持部23の縁部65に対する対向面における任意の箇所と、凹凸面70における複数の凸部と、の接触点が幅方向にずれていくことが好ましい。
かかる構成によれば、摺動板21あるいは挟持部23が縁部65に集中的に当接しする箇所を有しないので、凸部との接触により摺動板21あるいは挟持部23が局所的に摩耗することを回避することができる。
以上に説明する縁部65に設けられた凹凸面は、縁部65を構成する部材の表面を加工形成することにより設けられてもよい。たとえば縁部65が樹脂材料により構成される場合に当該樹脂材料によりなる縁部65の表面に型押し加工するなどして凹凸形状を付与することができる。
あるいは基材の一方の面が、所望の凹凸面である貼り付け材料を用い、当該貼り付け材料の他方の面を縁部65に貼りつけることにより、縁部65に凹凸面を設けることもできる。例えば、貼り付け材料としては、一方の面に所望の凹凸面が形成されており、他方の面に粘着材料が付与されたテープあるいはシールなどであってよい。
上記実施形態は、以下の技術思想を包含するものである。
(1)複数の商品が前後方向に一列に搭載される搭載部と、前記搭載部に沿って前後移動するように設けられた押板と、を備えるマガジンであって、
前記搭載部は、搭載される前記商品の最前位置を規定するための商品停止部を有し、
前記商品停止部より前方に巻部材がうず巻状に巻かれてなる巻体が設けられており、
前記巻体から繰り出される前記巻部材の先端が前記押板に連結されていることによって、前記押板の前後移動に連動して前記巻体から繰り出される前記巻部材の繰り出し量が変化するとともに、前記巻部材が所定箇所において前記マガジンの外部から視認されることによって前記商品の残数を報知可能であることを特徴とするマガジン。
(2)前記巻体から繰り出される前記巻部材は、前記搭載部に搭載される前記商品の残数と対応して前記所定箇所から視認される際の視認態様が変化することによって、前記搭載部に搭載されている前記商品の残数が所定数N(Nは自然数)以下であることを表す残数情報を示す上記(1)に記載のマガジン。
(3)前記押板を前方に付勢する付勢部材を、前記巻体とは別体として有する上記(1)または(2)に記載のマガジン。
(4)前記搭載部は前記商品を載置するための底板部を有し、
前記巻部材は、前記底板部の下方を通って前記押板に連結されている上記(1)から(3)のいずれか一項に記載のマガジン。
(5)前記押板の底部は、前記底板部と平行に配置され前記底板部の上面に対して摺動する摺動板と、前記摺動板との協働で前記底板部を挟持する挟持部と、を有するとともに、
前記底板部は、前記搭載部の前後方向に延在するスリットを有するとともに前記スリットの幅方向に隣接する縁部を有しており、
前記摺動板と前記挟持部とにより前記縁部を挟み込むことによって前記押板が前後方向に移動可能に設けられており、
前記巻部材が、前記挟持部に連結している上記(4)に記載のマガジン。
(6)前記搭載部は、前記搭載部の前縁を仕切る前壁部を有し、
前記巻体は、前記前壁部より前方に設けられている上記(1)から(5)のいずれか一項に記載のマガジン。
(7)前記巻体を収容する枠体を有し、
前記枠体が前記搭載部に装着されている上記(1)から(6)のいずれか一項に記載のマガジン。
(8)前記枠体は、前記巻体の前方において起立する前面部を有し、
前記前面部には、表示窓が設けられており、
前記表示窓を介して、前記巻部材が前記マガジンの外部から視認可能である上記(7)に記載のマガジン。
(9)前記枠体は、前記マガジンの幅方向において前記巻体を外部と区画する側面部を有し、
前記巻部材の基端が接合する前記巻体の中心軸の端部が、前記側面部の内側面に留められている上記(7)または(8)に記載のマガジン。
(10)前記枠体が、前記搭載部に着脱可能に係止されている上記(7)から(9)のいずれか一項に記載のマガジン。
(11)前記搭載部は、前記搭載部の前縁を仕切る前壁部を有し、
前記商品停止部は、前記前壁部よりも後方側に位置し、
前記巻体は、前後方向において前記前壁部と前記商品停止部との間に設けられている、上記(1)から(5)のいずれか一項に記載のマガジン。
(12)前記搭載部は前記商品を載置するための底板部を有し、
前記底板部は、前記搭載部の前後方向に延在するスリットを有するとともに前記スリットの幅方向に隣接する縁部を有するとともに、
前記押板の底部は、前記底板部に沿って配置され前記底板部の上面に対して摺動する摺動板と、前記摺動板との協働で前記縁部を挟持する挟持部と、を有しており、
前記縁部の上面または下面は凹凸面を有し、
下記(I)および/または(II)である上記(1)から(11)のいずれか一項に記載のマガジン、
(I)前記縁部の上面には、前記凹凸面における凸部が、前記摺動板の前後寸法内および幅寸法内の複数箇所において設けられ、前記凸部と前記摺動板とが複数箇所で接触可能である、
(II)前記縁部の下面には、前記凹凸面における凸部が、前記挟持部の前後寸法内および幅寸法内の複数箇所において設けられ、前記凸部と前記挟持部とが複数箇所で接触可能である。
(13)前記押板が前後方向に移動するとき、前記摺動板または前記挟持部の前記縁部に対する対向面における任意の箇所と、前記凹凸面における複数の凸部と、が、接触と非接触を繰り返す上記(12)に記載のマガジン。
(14)前記縁部における凹凸面が、前記押板の前後移動の領域に亘る上記(12)または(13)に記載のマガジン。
(15)前後方向における任意の箇所において、前記摺動板または前記挟持部と、これに対面する前記凸部と、の接触箇所を第一接触箇所とし、
前後方向における前記任意の箇所とは異なる他の箇所において、前記摺動板または前記挟持部と、これに対面する前記凸部と、の接触箇所を第二接触箇所としたとき、
前記第一接触箇所と前記第二接触箇所とは、幅方向において異なる位置にある上記(12)から(14)のいずれか一項に記載のマガジン。
(16)前記凹凸面が、梨地面である上記(12)から(15)のいずれか一項に記載のマガジン。
(17)前記凸部が、前記縁部に植設された繊維体であって、密集して前記凹凸面を構成する上記(12)から(15)のいずれか一項に記載のマガジン。
(18)前記繊維体は、前記縁部と、前記縁部に対面する前記摺動板または前記挟持部と、の間の距離を上回る長さを有する上記(17)に記載のマガジン。
(19)前記凸部が、前記縁部において規則的に配列した曲線または直線、またはこの組み合わせでなる突条部である上記(12)から(15)のいずれか一項に記載のマガジン。
(20)前記凸部が、前記縁部において不規則的に形成された曲線または直線、またはこの組み合わせでなる突条部である上記(12)から(15)のいずれか一項に記載のマガジン。
(21)複数の商品が前後方向に一列に搭載される搭載部と、前記搭載部に沿って前後移動するように設けられた押板と、を備えるマガジンに対し装着される残数表示ユニットであって、
巻部材がうず巻状に巻かれてなる巻体と、
前記巻体を収容する枠体と、を有し、
前記巻体から繰り出された巻部材は、繰り出された量によって視認態様が変化する領域を有することを特徴する残数表示ユニット。
(22)前記搭載部の前面に装着するための係止部を備える上記(21)に記載の残数表示ユニット。
(23)前記巻部材は、先端領域を前記押板に対し着脱可能に連結するための連結部を有する上記(21)または(22)に記載の残数表示ユニット。
また上記第二実施形態は、以下の技術思想を包含するものである。
(付記1)複数の商品が前後方向に一列に搭載される搭載部と、前記搭載部に沿って前後移動するように設けられた押板と、を備えるマガジンであって、前記搭載部は前記商品を載置するための底板部を有し、
前記底板部は、前記搭載部の前後方向に延在するスリットを有するとともに前記スリットの幅方向に隣接する縁部を有するとともに、
前記押板の底部は、前記底板部に沿って配置され前記底板部の上面に対して摺動する摺動板と、前記摺動板との協働で前記縁部を挟持する挟持部と、を有しており、
前記縁部の上面または下面は凹凸面を有し、
下記(I)および/または(II)であるマガジン、
(I)前記縁部の上面には、前記凹凸面における凸部が、前記摺動板の前後寸法内および幅寸法内の複数箇所において設けられ、前記凸部と前記摺動板とが複数箇所で接触可能である、
(II)前記縁部の下面には、前記凹凸面における凸部が、前記挟持部の前後寸法内および幅寸法内の複数箇所において設けられ、前記凸部と前記挟持部とが複数箇所で接触可能である。
10・・・搭載部、11・・・底板部、11a・・・スリット、11b・・・係止部、12・・・側壁部、13・・・前壁部、13a・・・前板部、13b・・・後板部、14・・・後壁部、14a・・・前板部、14b・・・後板部、16・・・突条部、16a・・・傾斜部、17・・・ラベルホルダ、18・・・ラベルホルダ、19・・・ブレード、20・・・押板、21・・・摺動板、22・・・背板、23・・・挟持部、24・・・連結部、25・・・リール保持部、30・・・巻体、31・・・巻部材、31a・・・巻部材、31b・・・巻部材、32・・・基端、33・・・先端、40・・・表示窓、50・・・枠体、51・・・前面部、52・・・側面部、53・・・中心軸、54・・・端部、55・・・フック、55a・・・上底部、55b・・・下垂部、56・・・背面部、57・・・第一通路、58・・・第二通路、59・・・延伸部、60・・・たばこ商品、60a・・・たばこ商品、60b・・・たばこ商品、65・・・縁部、70・・・凹凸面、70A・・・凹凸面、70B・・・凹凸面、70C・・・凹凸面、90・・・リール、91・・・ケース、100・・・マガジン、200・・・表示ユニット、201・・・先端領域、300・・・マガジン、501・・・リール紐、520・・・留め具、701・・・リング状突条部、702・・・斜線状突条部、703・・・繊維体、S・・・位置

Claims (23)

  1. 複数の商品が前後方向に一列に搭載される搭載部と、前記搭載部に沿って前後移動するように設けられた押板と、を備えるマガジンであって、
    前記搭載部は、搭載される前記商品の最前位置を規定するための商品停止部を有し、
    前記商品停止部より前方に巻部材がうず巻状に巻かれてなる巻体が設けられており、
    前記巻体から繰り出される前記巻部材の先端が前記押板に連結されていることによって、前記押板の前後移動に連動して前記巻体から繰り出される前記巻部材の繰り出し量が変化するとともに、前記巻部材が所定箇所において前記マガジンの外部から視認されることによって前記商品の残数を報知可能であることを特徴とするマガジン。
  2. 前記巻体から繰り出される前記巻部材は、前記搭載部に搭載される前記商品の残数と対応して前記所定箇所から視認される際の視認態様が変化することによって、前記搭載部に搭載されている前記商品の残数が所定数N(Nは自然数)以下であることを表す残数情報を示す請求項1に記載のマガジン。
  3. 前記押板を前方に付勢する付勢部材を、前記巻体とは別体として有する請求項1または2に記載のマガジン。
  4. 前記搭載部は前記商品を載置するための底板部を有し、
    前記巻部材は、前記底板部の下方を通って前記押板に連結されている請求項1から3のいずれか一項に記載のマガジン。
  5. 前記押板の底部は、前記底板部と平行に配置され前記底板部の上面に対して摺動する摺動板と、前記摺動板との協働で前記底板部を挟持する挟持部と、を有するとともに、
    前記底板部は、前記搭載部の前後方向に延在するスリットを有するとともに前記スリットの幅方向に隣接する縁部を有しており、
    前記摺動板と前記挟持部とにより前記縁部を挟み込むことによって前記押板が前後方向に移動可能に設けられており、
    前記巻部材が、前記挟持部に連結している請求項4に記載のマガジン。
  6. 前記搭載部は、前記搭載部の前縁を仕切る前壁部を有し、
    前記巻体は、前記前壁部より前方に設けられている請求項1から5のいずれか一項に記載のマガジン。
  7. 前記巻体を収容する枠体を有し、
    前記枠体が前記搭載部に装着されている請求項1から6のいずれか一項に記載のマガジン。
  8. 前記枠体は、前記巻体の前方において起立する前面部を有し、
    前記前面部には、表示窓が設けられており、
    前記表示窓を介して、前記巻部材が前記マガジンの外部から視認可能である請求項7に記載のマガジン。
  9. 前記枠体は、前記マガジンの幅方向において前記巻体を外部と区画する側面部を有し、
    前記巻部材の基端が接合する前記巻体の中心軸の端部が、前記側面部の内側面に留められている請求項7または8に記載のマガジン。
  10. 前記枠体が、前記搭載部に着脱可能に係止されている請求項7から9のいずれか一項に記載のマガジン。
  11. 前記搭載部は、前記搭載部の前縁を仕切る前壁部を有し、
    前記商品停止部は、前記前壁部よりも後方側に位置し、
    前記巻体は、前後方向において前記前壁部と前記商品停止部との間に設けられている、請求項1から5のいずれか一項に記載のマガジン。
  12. 前記搭載部は前記商品を載置するための底板部を有し、
    前記底板部は、前記搭載部の前後方向に延在するスリットを有するとともに前記スリットの幅方向に隣接する縁部を有するとともに、
    前記押板の底部は、前記底板部に沿って配置され前記底板部の上面に対して摺動する摺動板と、前記摺動板との協働で前記縁部を挟持する挟持部と、を有しており、
    前記縁部の上面または下面は凹凸面を有し、
    下記(I)および/または(II)である請求項1から11のいずれか一項に記載のマガジン、
    (I)前記縁部の上面には、前記凹凸面における凸部が、前記摺動板の前後寸法内および幅寸法内の複数箇所において設けられ、前記凸部と前記摺動板とが複数箇所で接触可能である、
    (II)前記縁部の下面には、前記凹凸面における凸部が、前記挟持部の前後寸法内および幅寸法内の複数箇所において設けられ、前記凸部と前記挟持部とが複数箇所で接触可能である。
  13. 前記押板が前後方向に移動するとき、前記摺動板または前記挟持部の前記縁部に対する対向面における任意の箇所と、前記凹凸面における複数の凸部と、が、接触と非接触を繰り返す請求項12に記載のマガジン。
  14. 前記縁部における凹凸面が、前記押板の前後移動の領域に亘る請求項12または13に記載のマガジン。
  15. 前後方向における任意の箇所において、前記摺動板または前記挟持部と、これに対面する前記凸部と、の接触箇所を第一接触箇所とし、
    前後方向における前記任意の箇所とは異なる他の箇所において、前記摺動板または前記挟持部と、これに対面する前記凸部と、の接触箇所を第二接触箇所としたとき、
    前記第一接触箇所と前記第二接触箇所とは、幅方向において異なる位置にある請求項12から14のいずれか一項に記載のマガジン。
  16. 前記凹凸面が、梨地面である請求項12から15のいずれか一項に記載のマガジン。
  17. 前記凸部が、前記縁部に植設された繊維体であって、密集して前記凹凸面を構成する請求項12から15のいずれか一項に記載のマガジン。
  18. 前記繊維体は、前記縁部と、前記縁部に対面する前記摺動板または前記挟持部と、の間の距離を上回る長さを有する請求項17に記載のマガジン。
  19. 前記凸部が、前記縁部において規則的に配列した曲線または直線、またはこの組み合わせでなる突条部である請求項12から15のいずれか一項に記載のマガジン。
  20. 前記凸部が、前記縁部において不規則的に形成された曲線または直線、またはこの組み合わせでなる突条部である請求項12から15のいずれか一項に記載のマガジン。
  21. 複数の商品が前後方向に一列に搭載される搭載部と、前記搭載部に沿って前後移動するように設けられた押板と、を備えるマガジンに対し装着される残数表示ユニットであって、
    巻部材がうず巻状に巻かれてなる巻体と、
    前記巻体を収容する枠体と、を有し、
    前記巻体から繰り出された巻部材は、繰り出された量によって視認態様が変化する領域を有することを特徴する残数表示ユニット。
  22. 前記搭載部の前面に装着するための係止部を備える請求項21に記載の残数表示ユニット。
  23. 前記巻部材は、先端領域を前記押板に対し着脱可能に連結するための連結部を有する請求項21または22に記載の残数表示ユニット。
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