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JP2015017154A - ポリフッ化ビニリデン粒子の製造方法 - Google Patents

ポリフッ化ビニリデン粒子の製造方法 Download PDF

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洋平 山本
大地 岡田
Daichi Okada
大地 岡田
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Abstract

【課題】β相を有するポリフッ化ビニリデン粒子の製造方法を提供する。【解決手段】先ず、主にα相で構成されたα相ポリフッ化ビニリデン粒子の表面をイオン液体2で被覆する(ステップS1)。次に、イオン液体で被覆されたα相ポリフッ化ビニリデン粒子を100〜150℃の温度条件下で15分〜24時間加熱する(ステップS2)。そして、これらの工程を行うことにより、少なくとも一部がβ相化したβ相ポリフッ化ビニリデン粒子を製造することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、β相を有するポリフッ化ビニリデン粒子の製造方法に関する。より詳しくは、ポリフッ化ビニリデンからなる強誘電性ナノ粒子を製造する方法に関する。
ポリフッ化ビニリデン(以下、PVDFともいう。)は、強誘電性高分子であり、圧電素子や強誘電体メモリなどへの応用が検討されている(例えば、特許文献1,2参照。)。一方、PVDFには複数の結晶構造が存在し、その結晶多形のうちβ型結晶構造のみが強誘電性を示すが、最も安定な結晶構造は常誘電性であるα型結晶構造であるため、強誘電性を発現させるためには、PVDFをβ型結晶構造にする必要がある。
そこで、例えば特許文献1に記載の半導体装置では、PVDFを半導体基板上に蒸着した後、β相への相転移が起こる温度又はβ相を示す温度で急速冷却することで、β相のPVDF層を形成している。また、特許文献2に記載の方法では、塩を含む溶媒にPVDFを溶解したものを基板上に塗布し、乾燥及び結晶化させた後、高温でアニーリングすることにより、β相のPVDF膜を形成している。また、従来、イオン液体を用いてβ相のPVDFシートを形成する方法も報告されている(非特許文献1)。
特表2009−510761号公報 特開2010−45059号公報
"Ionic-liqiud-induced ferroelectric polarization in poly(vinylidene fluoride)"、Feipeng Wang 他5名、APPLIED PHYSICS LETTERS、2012年、No.100、062903
しかしながら、前述した特許文献1,2及び非特許文献1に記載の技術は、いずれも基板上にβ型結晶構造(β相)を有するPVDF膜又はPVDF層を形成する技術である。そして、特許文献1,2及び非特許文献1に記載の方法はいずれも、β相に相転移させるために、PVDFを融解温度まで加熱しているため、粒子形状のものを得ることはできず、また、原料に粒子を用いたとしてもその形状を維持することはできない。即ち、これら特許文献1,2及び非特許文献1に記載の方法は、PVDF粒子の製造方法に適用することはできない。
このように、β型結晶構造(β相)を有するPVDF粒子を製造する方法については、未だ確立されていない。特に、ポリフッ化ビニリデンからなる強誘電性ナノ粒子は、3次元コロイドフォトニック結晶などを構築することが可能であるため、PVDFナノ粒子を製造することが可能になれば、強誘電高分子材料の用途が更に広がることが予想される。
そこで、本発明は、β相を有するポリフッ化ビニリデン粒子の製造方法を提供することを主目的とする。
本発明に係るポリフッ化ビニリデン粒子の製造方法は、主にα相で構成されたα相ポリフッ化ビニリデン粒子の表面をイオン液体で被覆する工程と、前記イオン液体で被覆されたα相ポリフッ化ビニリデン粒子を100〜150℃の温度条件下で15分〜24時間加熱する工程と、を有し、少なくとも一部がβ相化したβ相ポリフッ化ビニリデン粒子を得る。
前記イオン液体で被覆されたα相ポリフッ化ビニリデン粒子を加熱する工程では、加熱温度を120℃以上、加熱時間を1時間以上とすることができる。
前記イオン液体で被覆する工程は、前記イオン液体を含む溶液に、前記α相ポリフッ化ビニリデン粒子を添加して混合した後、前記溶液から溶媒を除去することにより、前記α相ポリフッ化ビニリデン粒子の表面を前記イオン液体で被覆してもよい。
又は、前記イオン液体で被覆する工程は、基板上に、前記α相ポリフッ化ビニリデン粒子を含む懸濁液を滴下した後、イオン液体を含む溶液を滴下し、乾燥することにより、前記α相ポリフッ化ビニリデン粒子の表面を前記イオン液体で被覆することもできる。
その場合、前記基板上に滴下された懸濁液から溶媒を揮発させた後、前記基板に前記イオン液体を含む溶液を滴下してもよい。
また、前記加熱する工程を、減圧条件下又は不活性ガス雰囲気下で行ってもよい。
一方、前記β相ポリフッ化ビニリデン粒子は、例えば、α相からなるコア部と、β相からなるシェル部とで構成されたコアシェル構造となる。
また前記β相ポリフッ化ビニリデン粒子は、ナノ粒子とすることもできる。
本発明によれば、粒子形状を保持したまま、強誘電性を示すβ相を有するポリフッ化ビニリデン粒子を製造することができる。
本発明の実施形態のPDVF粒子の製造方法を示すフローチャート図である。 A〜Cは図1に示す各工程におけるPDVF粒子の状態を模式的に示す図である。 イオン液体を添加し、140℃で24時間加熱した後のPVDFナノ粒子(β相PVDFナノ粒子)の状態を示す電子顕微鏡写真である。 加熱温度とβ相化の関係を示すX線回折パターンを示す図である。 Aは加熱時間とβ相化の関係を示すX線回折パターンを示す図であり、Bは加熱時間とβ(200)ピーク強度との関係を示す図である。 AはPVDFコロイド結晶を示す電子顕微鏡写真であり、Bはその構造色を示す光学顕微鏡写真である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付の図面を参照して、詳細に説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
(第1の実施形態)
先ず、本発明の第1の実施形態に係るポリフッ化ビニリデン(PVDF)粒子の製造方法について説明する。図1は本実施形態のPVDF粒子の製造方法を示すフローチャート図であり、図2A〜Cは各工程におけるPDVF粒子の状態を模式的に示す図である。図1に示すように、本実施形態のPVDF粒子の製造方法においては、α相PVDF粒子の表面をイオン液体で被覆する被覆工程(ステップS1)と、イオン液体で被覆されたα相PVDF粒子を加熱する加熱工程(ステップS2)とを行い、β相PVDF粒子を得る。
ここで、「α相PVDF粒子」とは、図2Aに示すように、その大部分がα相1aで構成されているPVDF粒子をいう。また、「β相PVDF粒子」は、図2Cに示すように、少なくとも一部がβ相1bで構成されているPVDF粒子であり、その大部分がβ相で構成されているものだけでなく、一部にβ相1bを有し、強誘電性を示すものも含む。
[ステップS1:被覆工程]
被覆工程では、図2Bに示すように、α相PVDF粒子1aを、イオン液体2で被覆する。その際、イオン液体2は、特に限定されず、アンモニウム系、イミダゾリウム系、ピリジニウム系、脂肪族系、ホスホネート系、スルホニウム系及びヨウ素系などの各種イオン液体を使用することができる。各種イオン液体の中でも、アニオンが硝酸イオン(NO )であるものが、アニオンのイオン半径の観点から好ましく、1-ethyl-3-methylimidazolium nitrate([EMIM]NO)がより好ましい。アニオンが硝酸イオンのイオン液体を使用することにより、β相形成を促進することができる。
α相PVDF粒子1aを、イオン液体2で被覆する方法は、特に限定されるものではないが、例えば、イオン液体を、アセトニトリルなどのイオン液体は溶解するがPVDFは溶解しない溶媒で希釈した溶液を使用することができる。その場合、所定量のイオン液体を含有する溶液に、α相PVDF粒子を加えて十分に混合した後、溶媒を揮発させて除去すればよい。
[ステップS2:加熱工程]
加熱工程では、図2Bに示すイオン液体2で被覆されたα相PVDF粒子1aを、特定の条件で加熱する。その際、加熱温度は100〜150℃の温度条件下で15分〜24時間とする。これにより、例えば、図2Cに示すように、α相PVDF粒子1aの表面にβ相1bが形成された所謂コアシェル構造のβ相PVDF粒子が得られる。
加熱温度が100℃未満の場合、β相への相転移が生じないか、又は生じたとしてもわずかである。また、加熱温度が150℃を超えると、PVDFが融解し、粒子形状を保持できなくなる。一方、加熱時間が15分未満の場合、β相の形成が不十分となり、また、加熱温度が24時間を超えると、各PVDF粒子の融合が顕著になる。そこで、本実施形態のPVDF粒子の製造方法では、PVDFの融点よりも少し低い100〜150℃の温度条件下で、15分〜24時間の範囲で加熱処理する。
なお、α相PVDF粒子1aの加熱温度は120℃以上、加熱時間は1時間以上とすることが好ましく、これにより安定的かつ均一にβ相を形成することができる。
前述した加熱工程は、大気中の酸素や水分などによるダメージや劣化を防止するため、減圧条件下又は不活性ガス雰囲気下で行うことが好ましい。
以上のように、本実施形態のPVDF粒子の製造方法では、イオン液体で被覆したα相PVDF粒子を、特定条件で加熱処理しているため、粒子形状を保持したまま、結晶構造をβ相化することができる。これにより、α相からなるコア部と、β相からなるシェル部とで構成されたコアシェル構造のβ相PVDF粒子が得られる。本実施形態のPVDF粒子の製造方法は、特に、粒子径の小さなものの製造に好適であり、前述した方法でα相PVDFナノ粒子を処理することにより、強誘電性を示すβ相PVDFナノ粒子を得ることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係るPVDFコロイド結晶の製造方法について説明する。本実施形態のコロイド結晶の製造方法では、前述した第1の実施形態と同様に、α相PVDF粒子の表面をイオン液体で被覆する被覆工程と、イオン液体で被覆されたα相PVDF粒子を加熱する加熱工程とを行う。
[被覆工程]
本実施形態のコロイド結晶の製造方法では、先ず、α相PVDF粒子の懸濁液を調整する。その際、溶媒にはテトラヒドロフランなどのPVDFを溶解しない溶媒を使用することができる。そして、この懸濁液を基板上に滴下する。その際用いる基板としては、シリコン基板、石英基板、ガラス基板又はフッ素化単分子膜を形成する表面処理が施された基板などが挙げられる。その後、徐々に懸濁液の溶媒を揮発させることにより、基板上にα相PVDF粒子の懸濁液を集積化する。
引き続き、α相PVDF粒子が集積化された基板上に、イオン液体を含む溶液を滴下し、溶媒を揮発させて除去し、乾燥させる。ここで、イオン液体を希釈する溶媒としては、前述した第1の実施形態と同様に、アセトニトリルなどのイオン液体は溶解するがPVDFは溶解しない溶媒を使用することができる。これにより、基板上に集積化された各α相PVDF粒子の表面をイオン液体で被覆する。
[加熱工程]
次に、基板上に集積化され、イオン液体で被覆されたα相PVDF粒子を100〜150℃、好ましくは120〜150℃の温度条件下で15分〜24時間、好ましくは1〜24時間加熱する。これにより、β相PVDF粒子が集積化されたコロイド結晶が得られる。
以上のように、本実施形態のコロイド結晶の製造方法では、基板上に集積化したα相PVDF粒子をイオン液体で被覆した後、特定条件で加熱処理しているため、粒子形状が保持され、欠陥の少ないコロイド結晶を作製することができる。その結果高性能のフォトニック結晶を実現することが期待できる。
以下、本発明の実施例により、本発明の効果について具体的に説明する。本実施例においては、以下に示す方法でPVDFナノ粒子及びコロイド結晶を作製し、その特性を評価した。
<PVDFナノ粒子>
α相PVDFナノ粒子(Aldrich社製、Mw=534000、直径200nm):300mgに対して、[EMIM]NOを20質量%含有する溶液(溶媒:アセトニトリル)を5mg添加し(PVDF:[EMIM]NO=85:15)、ピペットを用いて混合した。次に、減圧条件下で、溶媒であるアセトニトリルを揮発させ、イオン液体で被覆されたα相PVDFナノ粒子を乾固させた。得られた粉末を、グローブボックス中に設置されたホットプレート上で、減圧条件下で140℃に加熱し、その状態で24時間加熱して、β相PVDFナノ粒子を得た。
図3はイオン液体を添加し、140℃で24時間加熱した後のPVDFナノ粒子(β相PVDFナノ粒子)の状態を示す電子顕微鏡写真である。図3に示すように、本実施例では、形状を保持したまま、PVDFナノ粒子をβ相化することができた。
また、加熱条件を変えて、同様の方法でβ相PVDFナノ粒子を作製し、その影響を確認した。図4は加熱温度とβ相化の関係を示すX線回折パターンを示す図である。図4に示す結果において、加熱温度は、120℃までは30℃間隔で、120℃以上は10℃間隔で変更した。また、図5は、加熱温度を140℃としたときの結果である。
図4に示すように、加熱温度が90℃以下では、α相に由来するピークのみ見られ、β相化は確認できなかった。一方、PVDFの融点(151〜178℃)よりも少し低い120〜150℃では、β相の(200)のピークが生じ、β相化が確認された。更に、加熱温度が160℃以上でもβ相化は起こるが、微粒子が融解し、粒子形状を保持することができなかった。このため、図4に示すX線回折パターンでは、加熱温度が160℃以上のものでは、α相及びβ相のいずれに由来するピークも強度が低下し、特に、β相に由来するピークは、融解によりほぼ確認することはできない状態になった。
図5Aは加熱時間とβ相化の関係を示すX線回折パターンを示す図であり、図5Bは加熱時間とβ(200)ピーク強度との関係を示す図である。なお、図5A及び図5Bはα相PVDF粒子とイオン液体とを、質量比で、100:15の割合で混合した場合の結果である。図5に示すように、加熱前はα相に由来するピークしか確認されなかったが、加熱を開始することによりβ相の(200)のピークが生じ、24時間加熱後に冷却しても、消滅することはなかった。また、図5Bに示すように、β(200)のピーク強度は、加熱時間が長くなるに従い増加し、10時間の加熱で、加熱前の約4倍の強度となった。
<コロイド結晶>
気相蒸着法によりフッ素化単分子膜を形成したシリコン基板上に、α相PVDFナノ粒子Aldrich社製、Mw=534000、直径200nm)を、2質量%含有する懸濁液(溶媒:テトラヒドロフラン)を滴下した。その後、基板を立てかけて、大気中、室温下で、2日間かけて溶媒を揮発させ、基板上にα相PVDFナノ粒子を集積化した。
次に、α相PVDFナノ粒子を集積化した基板上、[EMIM]NOを1〜4質量%含有する溶液(溶媒:アセトニトリル)を滴下し、溶媒であるアセトニトリルを揮発させて、α相PVDFナノ粒子をイオン液体で被覆し、乾燥させた。その後、基板を140℃のホットプレート上で、24時間加熱処理し、β相PVDFからなるコロイド結晶を得た。
図6AはPVDFコロイド結晶を示す電子顕微鏡写真であり、図6Bはその構造色を示す光学顕微鏡写真である。図6A及び図6Bに示すように、本実施例では、結晶性の高いコロイド結晶が得られた。
本発明により製造されたβ相PVDF粒子は、例えばレーザー波長変換素子、紫外レーザー発振素子、波長選択フィルター、ナノサイズの強誘電素子、蓄電素子、圧電素子、強誘電メモリーなど、強誘電材料を使用する種々の用途に使用することができる。
1a α相PVDF
1b β相PVDF
2 イオン液体

Claims (8)

  1. 主にα相で構成されたα相ポリフッ化ビニリデン粒子の表面をイオン液体で被覆する工程と、
    前記イオン液体で被覆されたα相ポリフッ化ビニリデン粒子を100〜150℃の温度条件下で15分〜24時間加熱する工程と、
    を有し、
    少なくとも一部がβ相化したβ相ポリフッ化ビニリデン粒子を得るポリフッ化ビニリデン粒子の製造方法。
  2. 前記イオン液体で被覆されたα相ポリフッ化ビニリデン粒子を加熱する工程において、加熱温度を120℃以上、加熱時間を1時間以上とする請求項1に記載のポリフッ化ビニリデン粒子の製造方法。
  3. 前記イオン液体で被覆する工程は、前記イオン液体を含む溶液に、前記α相ポリフッ化ビニリデン粒子を添加して混合した後、前記溶液から溶媒を除去することにより、前記α相ポリフッ化ビニリデン粒子の表面を前記イオン液体で被覆する請求項1又は2に記載のポリフッ化ビニリデン粒子の製造方法。
  4. 前記イオン液体で被覆する工程は、基板上に、前記α相ポリフッ化ビニリデン粒子を含む懸濁液を滴下した後、イオン液体を含む溶液を滴下し、乾燥することにより、前記α相ポリフッ化ビニリデン粒子の表面を前記イオン液体で被覆する請求項1又は2に記載のポリフッ化ビニリデン粒子の製造方法。
  5. 前記基板上に滴下された懸濁液から溶媒を揮発させた後、前記基板に前記イオン液体を含む溶液を滴下する請求項4に記載のポリフッ化ビニリデン粒子の製造方法。
  6. 前記加熱する工程を、減圧条件下又は不活性ガス雰囲気下で行う請求項1〜5のいずれか1項に記載のポリフッ化ビニリデン粒子の製造方法。
  7. 前記β相ポリフッ化ビニリデン粒子は、α相からなるコア部と、β相からなるシェル部とで構成されたコアシェル構造である請求項1〜6のいずれか1項に記載のポリフッ化ビニリデン粒子の製造方法。
  8. 前記β相ポリフッ化ビニリデン粒子は、ナノ粒子である請求項1〜7のいずれか1項に記載のポリフッ化ビニリデン粒子の製造方法。
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