JP2015216408A - Semiconductor light emitting device - Google Patents
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Abstract
【課題】光取り出し効率や取り扱い性を向上できる半導体発光装置を提供する。【解決手段】実施形態によれば、半導体発光装置は、凹凸が設けられた第1の面と、その反対側の第2の面と、発光層とを有する積層体と、前記発光層を含む領域における前記第2の面に設けられたp側電極と、前記発光層を含まない領域における前記第2の面に設けられたn側電極と、前記第1の面上に設けられた蛍光体層と、前記第1の面と前記蛍光体層との間で前記第1の面の前記凹凸に沿って設けられ、上面に凹凸が設けられた密着層と、を備えている。【選択図】図21A semiconductor light-emitting device capable of improving light extraction efficiency and handleability is provided. According to an embodiment, a semiconductor light emitting device includes a laminate having a first surface provided with irregularities, a second surface opposite to the first surface, a light emitting layer, and the light emitting layer. A p-side electrode provided on the second surface in the region; an n-side electrode provided on the second surface in the region not including the light emitting layer; and a phosphor provided on the first surface. And a contact layer provided along the unevenness of the first surface between the first surface and the phosphor layer, and having an unevenness on the upper surface. [Selection] Figure 21
Description
本発明の実施形態は、半導体発光装置に関する。 Embodiments described herein relate generally to a semiconductor light emitting device.
光取り出し面上には電極が設けられず、光取り出し面の反対側にp側電極及びn側電極が設けられた構造の半導体発光装置において、光取り出し面上の構造には、光取り出し効率や取り扱い性を損ねない構造が求められる。 In a semiconductor light emitting device having a structure in which an electrode is not provided on the light extraction surface and a p-side electrode and an n-side electrode are provided on the opposite side of the light extraction surface, the structure on the light extraction surface has light extraction efficiency and A structure that does not impair handling is required.
本発明の実施形態は、光取り出し効率や取り扱い性を向上できる半導体発光装置を提供する。 Embodiments of the present invention provide a semiconductor light-emitting device that can improve light extraction efficiency and handleability.
実施形態によれば、半導体発光装置は、凹凸が設けられた第1の面と、その反対側の第2の面と、発光層とを有する積層体と、前記発光層を含む領域における前記第2の面に設けられたp側電極と、前記発光層を含まない領域における前記第2の面に設けられたn側電極と、前記第1の面上に設けられた蛍光体層と、前記第1の面と前記蛍光体層との間で前記第1の面の前記凹凸に沿って設けられ、上面に凹凸が設けられた密着層と、を備えている。 According to the embodiment, the semiconductor light-emitting device includes a stacked body including a first surface provided with unevenness, a second surface opposite to the first surface, a light-emitting layer, and the first surface in a region including the light-emitting layer. A p-side electrode provided on the second surface, an n-side electrode provided on the second surface in a region not including the light emitting layer, a phosphor layer provided on the first surface, An adhesion layer provided along the unevenness of the first surface between the first surface and the phosphor layer, and having an unevenness on the upper surface.
以下、図面を参照し、実施形態について説明する。なお、各図面中、同じ要素には同じ符号を付している。 Hereinafter, embodiments will be described with reference to the drawings. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same element in each drawing.
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の半導体発光装置1の模式断面図である。
(First embodiment)
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view of a semiconductor
半導体発光装置1は、発光層13を含む半導体層15を有する。また、半導体層15は、第1の面15aと、その反対側の第2の面を有する。第2の面側に電極及び配線部が設けられ、電極及び配線部の設けられていない第1の面15aから主として光が外部に出射される。
The semiconductor
半導体層15は、第1の半導体層11と第2の半導体層12を有する。第1の半導体層11及び第2の半導体層12は、例えば窒化ガリウムを含む。第1の半導体層11は、例えば、下地バッファ層、n型GaN層などを含む。第2の半導体層12は、p型GaN層、発光層(活性層)13などを含む。発光層13は、青、紫、青紫、紫外光などを発光する材料を用いることができる。
The
半導体層15の第2の面は凹凸形状に加工され、凸部は発光層13を含む。その凸部の表面である第2の半導体層12の表面には、p側電極16が設けられている。すなわち、p側電極16は、発光層13を有する領域における第2の面に設けられている。
The second surface of the
半導体層15の第2の面において凸部の横には、発光層13を含まない領域が設けられ、その領域の第1の半導体層11の表面に、n側電極17が設けられている。すなわち、n側電極17は、発光層13を含まない領域における第2の面に設けられている。
On the second surface of the
図4(b)に示すように、半導体層15の第2の面において、発光層13を含む第2の半導体層12の面積は、発光層13を含まない第1の半導体層11の面積よりも広い。
As shown in FIG. 4B, the area of the
また、図5(b)に示すように、半導体層15において、発光層13を含む領域に設けられたp側電極16の方が、発光層13を含まない領域に設けられたn側電極17よりも面積が広い。これにより、広い発光領域が得られる。なお、図5(b)に示すp側電極16及びn側電極17のレイアウトは一例であって、これに限らない。
Further, as shown in FIG. 5B, in the
半導体層15の第2の面側には、第1の絶縁膜(以下、単に絶縁膜と言う)18が設けられている。絶縁膜18は、半導体層15、p側電極16及びn側電極17を覆っている。また、絶縁膜18は、発光層13及び第2の半導体層12の側面を覆って保護している。
A first insulating film (hereinafter simply referred to as an insulating film) 18 is provided on the second surface side of the
なお、絶縁膜18と半導体層15との間に別の絶縁膜(例えばシリコン酸化膜)が設けられることもある。絶縁膜18は、例えば、微細開口のパターニング性に優れたポリイミド等の樹脂である。あるいは、絶縁膜18としてシリコン酸化膜やシリコン窒化膜等の無機膜を用いてもよい。
Note that another insulating film (for example, a silicon oxide film) may be provided between the
絶縁膜18は、半導体層15の第1の面15a上には設けられていない。絶縁膜18は、半導体層15における第1の面15aから続く側面15cを覆って保護している。
The insulating
絶縁膜18における、半導体層15の第2の面とは反対側の面上に、p側配線層21とn側配線層22とが互いに離間して設けられている。
On the surface of the insulating
p側配線層21は、p側電極16に達して絶縁膜18に形成された複数の第1の開口18a内にも設けられ、p側電極16と電気的に接続されている。n側配線層22は、n側電極17に達して絶縁膜18に形成された第2の開口18b内にも設けられ、n側電極17と電気的に接続されている。
The p-
p側配線層21においてp側電極16に対する反対側の面には、p側金属ピラー23が設けられている。p側配線層21、p側金属ピラー23、および後述するシード層として使われる金属膜19は、本実施形態におけるp側配線部を構成する。
A p-
n側配線層22においてn側電極17に対する反対側の面には、n側金属ピラー24が設けられている。n側配線層22、n側金属ピラー24、および後述するシード層として使われる金属膜19は、本実施形態におけるn側配線部を構成する。
An n-
絶縁膜18には、第2の絶縁膜として例えば樹脂層25が積層されている。樹脂層25は、p側配線部の周囲及びn側配線部の周囲を覆っている。また、樹脂層25は、p側金属ピラー23とn側金属ピラー24との間に充填されている。
For example, a
p側金属ピラー23の側面およびn側金属ピラー24の側面は、樹脂層25で覆われている。p側金属ピラー23におけるp側配線層21に対する反対側の面は、樹脂層25から露出し、p側外部端子23aとして機能する。n側金属ピラー24におけるn側配線層22に対する反対側の面は、樹脂層25から露出し、n側外部端子24aとして機能する。
The side surface of the p-
p側外部端子23a及びn側外部端子24aは、実装基板に形成されたパッドに、はんだ、その他の金属、導電性材料等の接合材を介して接合される。
The p-side
樹脂層25における同じ面(図1における下面)で露出するp側外部端子23aとn側外部端子24aとの間の距離は、絶縁膜18上でのp側配線層21とn側配線層22との間の距離よりも大きい。p側外部端子23aとn側外部端子24aとは、実装基板への実装時にはんだ等によって相互に短絡しない距離を隔てて離れている。
The distance between the p-side
p側配線層21は、プロセス上の限界まで、n側配線層22に近づけることができ、p側配線層21の面積を広くできる。この結果、p側配線層21とp側電極16との接触面積の拡大を図れ、電流分布及び放熱性を向上できる。
The p-
p側配線層21が複数の第1の開口18aを通じてp側電極16と接する面積は、n側配線層22が第2の開口18bを通じてn側電極17と接する面積よりも大きい。よって、発光層13への電流分布が向上し、且つ発光層13の熱の放熱性が向上できる。
The area where the p-
絶縁膜18上に広がるn側配線層22の面積は、n側配線層22がn側電極17と接する面積よりも大きい。
The area of the n-
実施形態によれば、n側電極17よりも広い領域にわたって形成された発光層13によって高い光出力を得ることができる。なおかつ、発光層13を含む領域よりも狭い領域に設けられたn側電極17が、より面積の大きなn側配線層22として実装面側に引き出されている。
According to the embodiment, a high light output can be obtained by the
第1の半導体層11は、n側電極17、金属膜19およびn側配線層22を介して、n側外部端子24aを有するn側金属ピラー24と電気的に接続されている。発光層13を含む第2の半導体層12は、p側電極16、金属膜19およびp側配線層21を介して、p側外部端子23aを有するp側金属ピラー23と電気的に接続されている。
The
p側金属ピラー23はp側配線層21よりも厚く、n側金属ピラー24はn側配線層22よりも厚い。p側金属ピラー23、n側金属ピラー24および樹脂層25のそれぞれの厚さは、半導体層15よりも厚い。なお、ここでの「厚さ」は、図1において上下方向の厚さを表す。
The p-
また、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24のそれぞれの厚さは、半導体層15、p側電極16、n側電極17および絶縁膜18を含む積層体の厚さよりも厚い。なお、各金属ピラー23、24のアスペクト比(平面サイズに対する厚みの比)は1以上であることに限らず、その比は1よりも小さくてもよい。すなわち、金属ピラー23、24は、その平面サイズよりも厚さが小さくてもよい。
In addition, the thickness of each of the p-
実施形態によれば、半導体層15を形成するために使用した後述する基板10が除去されても、p側金属ピラー23、n側金属ピラー24および樹脂層25によって、半導体層15を安定して支持し、半導体発光装置1の機械的強度を高めることができる。
According to the embodiment, the
p側配線層21、n側配線層22、p側金属ピラー23およびn側金属ピラー24の材料としては、銅、金、ニッケル、銀などを用いることができる。これらのうち、銅を用いると、良好な熱伝導性、高いマイグレーション耐性及び絶縁材料との優れた密着性が得られる。
As a material of the p-
樹脂層25は、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24を補強する。樹脂層25は、実装基板と熱膨張率が同じもしくは近いものを用いるのが望ましい。そのような樹脂層25として、例えばエポキシ樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂などを一例として挙げることができる。
The
また、p側外部端子23a及びn側外部端子24aを介して、半導体発光装置1を実装基板に実装した状態において、はんだ等を介して半導体層15に加わる応力を、p側金属ピラー23とn側金属ピラー24が吸収することで緩和することができる。
Further, in a state where the semiconductor
p側配線層21及びp側金属ピラー23を含むp側配線部は、複数の第1の開口18a内に設けられ相互に分断された複数のビア21aを介して、p側電極16に接続されている。このため、p側配線部による高い応力緩和効果が得られる。
The p-side wiring portion including the p-
あるいは、図15(b)に示すように、1つの大きな第1の開口18a内に設けられ、ビア21aよりも平面サイズの大きなポスト21cを介して、p側配線層21をp側電極16に接続させてもよく、この場合、いずれも金属であるp側電極16、p側配線層21及びp側金属ピラー23を通じた、発光層13の放熱性の向上を図れる。
Alternatively, as shown in FIG. 15B, the p-
後述するように、半導体層15を形成するときに使った基板10は第1の面15a上から除去される。このため、半導体発光装置1を低背化できる。
As will be described later, the
半導体層15の第1の面15aには、微小な凹凸が形成されている。第1の面15aに対して、例えばアルカリ系溶液を使ったウェットエッチング(フロスト処理)を行い、凹凸が形成される。発光層13の発光光の主たる取り出し面である第1の面15aに凹凸を設けることで、様々な角度で第1の面15aに入射する光を全反射させることなく第1の面15aの外側に取り出すことが可能となる。
On the
第1の面15a上には、蛍光体層30が設けられている。蛍光体層30は、透明樹脂31と、透明樹脂31中に分散された複数の粒子状または粉末状の蛍光体32とを有する。
A
透明樹脂31は、発光層13の発光光及び蛍光体32の発光光に対する透過性を有し、例えば、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、フェニル樹脂などを用いることができる。
The
蛍光体32は、発光層13の発光光(励起光)を吸収し波長変換光を発光可能である。このため、半導体発光装置1は、発光層13の発光光と、蛍光体32の波長変換光との混合光を出射可能である。
The
例えば、蛍光体32が黄色光を発光する黄色蛍光体とすると、GaN系材料である発光層13の青色光と、蛍光体32における波長変換光である黄色光との混合色として、白色または電球色などを得ることができる。なお、蛍光体層30は、複数種の蛍光体(例えば、赤色光を発光する赤色蛍光体と、緑色光を発光する緑色蛍光体)を含む構成であってもよい。
For example, when the
蛍光体層30の上面上には、透明膜35が設けられている。透明膜35は、発光層13の発光光及び蛍光体32の発光光に対する透過性を有する。例えば、透明膜35は、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜、アクリル樹脂膜である。
A
透明膜35は、蛍光体層30の透明樹脂31よりも粘着性(タック性)が低い。したがって、後述するように、透明膜35に貼り付けられた図14(a)に示すカバーテープ85を透明膜35から一定の速度で剥離するのに要する力は、蛍光体層30の透明樹脂31に貼り付けられたカバーテープ85を透明樹脂31から一定の速度で剥離するのに要する力よりも小さい。
The
また、透明膜35は、蛍光体層30よりも薄い。このため、透明膜35中での横方向の光拡散を抑えて、光取り出し面に対して垂直な方向への光の指向性を強めることができる。
Further, the
また、透明膜35の厚さを、透明膜35中での光の波長の1/4以下にすると、蛍光体層30と透明膜35との界面、および透明膜35と空気層との界面での光反射を抑え、高い光取り出し効率が得られる。
Further, when the thickness of the
次に、図2(a)〜図13(b)を参照して、実施形態の半導体発光装置1の製造方法について説明する。図2(a)〜図13(b)は、ウェーハ状態における一部の領域を表す。
Next, with reference to FIG. 2A to FIG. 13B, a method for manufacturing the semiconductor
図2(a)は、基板10の主面(図2(a)における下面)に、第1の半導体層11及び第2の半導体層12を形成した積層体を示す。図2(b)は、図2(a)における下面図に対応する。
2A shows a stacked body in which the
基板10の主面上に第1の半導体層11が形成され、その上に発光層13を含む第2の半導体層12が形成される。窒化ガリウムを含む第1の半導体層11及び第2の半導体層12は、例えばサファイア基板上にMOCVD(metal organic chemical vapor deposition)法で結晶成長させることができる。あるいは、基板10としてはシリコン基板を用いることもできる。
A
第1の半導体層11における基板10に接する面が、半導体層15の第1の面15aであり、第2の半導体層12の表面が半導体層15の第2の面15bである。
The surface in contact with the
次に、図示しないレジストを用いた例えばRIE(Reactive Ion Etching)法で、図3(a)及びその下面図である図3(b)に示すように、半導体層15を貫通して基板10に達する溝80を形成する。溝80は、ウェーハ状態の基板10上で例えば格子状に形成され、半導体層15を基板10上で複数のチップに分離する。
Next, by RIE (Reactive Ion Etching) method using a resist (not shown), as shown in FIG. 3A and its bottom view, FIG. A reaching
なお、半導体層15を複数に分離する工程は、後述する第2の半導体層12の選択的除去後、あるいは電極の形成後に行ってもよい。
The step of separating the
次に、図示しないレジストを用いた例えばRIE法で、図4(a)及びその下面図である図4(b)に示すように、第2の半導体層12の一部を除去して、第1の半導体層11の一部を露出させる。第1の半導体層11が露出された領域は、発光層13を含まない。
Next, a part of the
次に、図5(a)及びその下面図である図5(b)に示すように、半導体層15の第2の面にp側電極16とn側電極17を形成する。p側電極16は、第2の半導体層12の表面に形成される。n側電極17は、第1の半導体層11の露出面に形成される。
Next, as shown in FIG. 5A and a bottom view thereof, FIG. 5B, the p-
p側電極16及びn側電極17は、例えば、スパッタ法、蒸着法等で形成される。p側電極16とn側電極17は、どちらを先に形成してもよいし、同じ材料で同時に形成してもよい。
The p-
p側電極16は、発光層13の発光光に対して反射性を有する、例えば、銀、銀合金、アルミニウム、アルミニウム合金等を含む。また、p側電極16の硫化、酸化防止のため、金属保護膜(バリアメタル)を含む構成であってもよい。
The p-
また、p側電極16とn側電極17との間や、発光層13の端面(側面)にパッシベーション膜として、例えばシリコン窒化膜やシリコン酸化膜をCVD(chemical vapor deposition)法で形成してもよい。また、各電極と半導体層とのオーミックコンタクトをとるための活性化アニールなどは必要に応じて実施される。
Further, for example, a silicon nitride film or a silicon oxide film may be formed as a passivation film between the p-
次に、基板10の主面上の露出している部分すべてを図6(a)に示す絶縁膜18で覆った後、例えばウェットエッチングにより絶縁膜18をパターニングし、絶縁膜18に選択的に第1の開口18aと第2の開口18bを形成する。第1の開口18aは複数形成され、各々の第1の開口18aはp側電極16に達する。第2の開口18bはn側電極17に達する。
Next, after all the exposed portions on the main surface of the
絶縁膜18としては、例えば、感光性ポリイミド、ベンゾシクロブテン(Benzocyclobutene)などの有機材料を用いることができる。この場合、レジストを使わずに、絶縁膜18に対して直接露光及び現像が可能である。
As the insulating
あるいは、シリコン窒化膜やシリコン酸化膜などの無機膜を絶縁膜18として使用してもよい。絶縁膜18が無機膜の場合、絶縁膜18上に形成したレジストをパターニングした後のエッチングによって第1の開口18a及び第2の開口18bが形成される。
Alternatively, an inorganic film such as a silicon nitride film or a silicon oxide film may be used as the insulating
次に、絶縁膜18の表面、第1の開口18aの内壁(側壁及び底部)、および第2の開口18bの内壁(側壁及び底部)に、図6(b)に示すように、金属膜19を形成する。金属膜19は、後述するメッキのシードメタルとして使われる。
Next, as shown in FIG. 6B, a
金属膜19は、例えばスパッタ法で形成される。金属膜19は、例えば、絶縁膜18側から順に積層されたチタン(Ti)と銅(Cu)との積層膜を含む。あるいは、チタン膜の代わりにアルミニウム膜を使ってもかまわない。
The
次に、図6(c)に示すように、金属膜19上に選択的にレジスト91を形成し、金属膜19を電流経路としたCu電解メッキを行う。
Next, as shown in FIG. 6C, a resist 91 is selectively formed on the
これにより、図7(a)及びその下面図である図7(b)に示すように、金属膜19上に、選択的にp側配線層21とn側配線層22が形成される。p側配線層21及びn側配線層22はメッキ法により同時に形成される例えば銅材料からなる。
As a result, the p-
p側配線層21は、第1の開口18a内にも形成され、金属膜19を介してp側電極16と電気的に接続される。n側配線層22は、第2の開口18b内にも形成され、金属膜19を介してn側電極17と電気的に接続される。
The p-
p側配線層21及びn側配線層22のメッキに使ったレジスト91は、溶剤もしくは酸素プラズマを使って、除去される。
The resist 91 used for plating the p-
次に、図8(a)及びその下面図である図8(b)に示すように、金属ピラー形成用のレジスト92を形成する。レジスト92は、前述のレジスト91よりも厚い。なお、前の工程でレジスト91は除去せずに残し、そのレジスト91にレジスト92を重ねて形成してもよい。レジスト92には、第1の開口92aと第2の開口92bが形成されている。
Next, as shown in FIG. 8A and a bottom view thereof, FIG. 8B, a resist 92 for forming metal pillars is formed. The resist 92 is thicker than the resist 91 described above. Note that the resist 91 may be left without being removed in the previous step, and the resist 92 may be formed over the resist 91. The resist 92 has a
そして、レジスト92をマスクに用いて、金属膜19を電流経路としたCu電解メッキを行う。これにより、図9(a)及びその下面図である図9(b)に示すように、p側金属ピラー23とn側金属ピラー24が形成される。
Then, using the resist 92 as a mask, Cu electrolytic plating is performed using the
p側金属ピラー23は、レジスト92に形成された第1の開口92a内であって、p側配線層21の表面上に形成される。n側金属ピラー24は、レジスト92に形成された第2の開口92b内であって、n側配線層22の表面上に形成される。p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24は、メッキ法により同時に形成される例えば銅材料からなる。
The p-
レジスト92は、図10(a)に示すように、例えば溶剤もしくは酸素プラズマを用いて除去される。この後、金属ピラー23、n側金属ピラー24、p側配線層21およびn側配線層22をマスクにして、金属膜19の露出している部分をウェットエッチングにより除去する。これにより、図10(b)に示すように、p側配線層21とn側配線層22との金属膜19を介した電気的接続が分断される。
As shown in FIG. 10A, the resist 92 is removed using, for example, a solvent or oxygen plasma. Thereafter, the exposed portion of the
次に、図11(a)に示すように、絶縁膜18に対して樹脂層25を積層する。樹脂層25は、p側配線層21、n側配線層22、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24を覆う。
Next, as shown in FIG. 11A, a
樹脂層25は、絶縁性を有する。また、樹脂層25に、例えばカーボンブラックを含有させて、発光層13の発光光に対して遮光性を与えてもよい。
The
次に、図11(b)に示すように、基板10を除去する。基板10がサファイア基板の場合、例えばレーザーリフトオフ法によって基板10を除去することができる。具体的には、基板10の裏面側から第1の半導体層11に向けてレーザ光が照射される。レーザ光は、基板10に対して透過性を有し、第1の半導体層11に対しては吸収領域となる波長を有する。
Next, as shown in FIG. 11B, the
レーザ光が基板10と第1の半導体層11との界面に到達すると、その界面付近の第1の半導体層11はレーザ光のエネルギーを吸収して分解する。第1の半導体層11はガリウム(Ga)と窒素ガスに分解する。この分解反応により、基板10と第1の半導体層11との間に微小な隙間が形成され、基板10と第1の半導体層11とが分離する。
When the laser light reaches the interface between the
レーザ光の照射を、設定された領域ごとに複数回に分けてウェーハ全体にわたって行い、基板10を除去する。
Laser light irradiation is performed over the entire wafer in multiple times for each set region, and the
基板10がシリコン基板の場合には、エッチングによって基板10を除去することができる。
When the
基板10の主面上に形成された前述した積層体は、半導体層15よりも厚いp側金属ピラー23、n側金属ピラー24および樹脂層25によって補強されているため、基板10がなくなっても、ウェーハ状態を保つことが可能である。
Since the above-described laminate formed on the main surface of the
また、樹脂層25も、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24を構成する金属も、半導体層15に比べて柔軟な材料である。そのような柔軟な支持体に半導体層15は支持されている。そのため、基板10上に半導体層15をエピタキシャル成長させる際に生じた大きな内部応力が、基板10の剥離時に一気に開放されても、半導体層15が破壊されるのを回避できる。
The
基板10が除去された半導体層15の第1の面15aは洗浄される。例えば、希フッ酸等で、第1の面15aに付着したガリウム(Ga)を除去する。
The
その後、例えば、KOH(水酸化カリウム)水溶液やTMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)等で、第1の面15aをウェットエッチングする。これにより、結晶面方位に依存したエッチング速度の違いによって、図12(a)に示すように、第1の面15aに凹凸が形成される。あるいは、レジストでパターニングした後にエッチングを行って、第1の面15aに凹凸を形成してもよい。第1の面15aに凹凸が形成されることで、光取り出し効率を向上できる。
Thereafter, the
次に、図12(b)に示すように、第1の面15a上に蛍光体層30を形成する。蛍光体層30は、隣り合う半導体層15間の絶縁膜18上にも形成される。
Next, as shown in FIG. 12B, the
蛍光体32が分散された液状の透明樹脂31を、例えば、印刷、ポッティング、モールド、圧縮成形などの方法によって第1の面15a上に供給した後、熱硬化させる。
The liquid
さらに、蛍光体層30の上面上には、透明膜35が形成される。透明膜35が、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜などの無機膜の場合、例えばCVD法で透明膜35を形成することができる。透明膜35が樹脂材料である場合、液状樹脂を蛍光体層30上に供給した後、硬化させることで、透明膜35を形成することができる。あるいは、フィルム状の透明膜35を蛍光体層30上に接着させてもよい。
Further, a
次に、樹脂層25の表面(図12(b)における下面)を研削し、図13(a)及びその下面図である図13(b)に示すように、p側外部端子23a及びn側外部端子24aを露出させる。
Next, the surface of the resin layer 25 (the lower surface in FIG. 12 (b)) is ground, and as shown in FIG. 13 (a) and FIG. The
その後、前述した溝80の位置で、透明膜35、蛍光体層30、絶縁膜18および樹脂層25を切断し、複数の半導体発光装置1に個片化する。例えば、ダイシングブレードを用いて切断する。あるいは、レーザ照射によって、切断してもよい。
Thereafter, the
ダイシング時、基板10はすでに除去されている。さらに、溝80には、半導体層15は存在しないため、ダイシング時に半導体層15が受けるダメージを回避することができる。また、個片化後の追加工程なしで、半導体層15の端部(側面)が絶縁膜18で覆われて保護された構造が得られる。
At the time of dicing, the
なお、個片化された半導体発光装置1は、ひとつの半導体層15を含むシングルチップ構造でも、複数の半導体層15を含むマルチチップ構造であってもよい。
The singulated semiconductor
ダイシングされる前までの前述した各工程は、ウェーハ状態で一括して行われるため、個片化された個々のデバイスごとに、配線及びパッケージングを行う必要がなく、大幅な生産コストの低減が可能になる。すなわち、個片化された状態で、すでに配線及びパッケージングが済んでいる。このため、生産性を高めることができ、その結果として価格低減が容易となる。 The above-described processes before dicing are performed all at once in the wafer state, so there is no need to perform wiring and packaging for each individual device, and the production cost can be greatly reduced. It becomes possible. That is, wiring and packaging have already been completed in the state of being separated. For this reason, productivity can be improved and as a result, price reduction becomes easy.
半導体発光装置1は、図14(a)に示すように、透明膜35がカバーテープ85に貼り付けられた状態で、樹脂層25側から切断される。
As shown in FIG. 14A, the semiconductor
そして、個片化された半導体発光装置1は、カバーテープ85から剥離されて、図14(b)に示すように、樹脂層25、金属ピラー23及び24を下方に向けた状態で、ケース100の凹部101内に収納される。
Then, the separated semiconductor
実施形態によれば、半導体発光装置1は、蛍光体層30の透明樹脂31よりも粘着性が低い透明膜35を介してカバーテープ85に貼り付けられる。このため、蛍光体層30を損傷させることなく、カバーテープ85から半導体発光装置1を容易に剥離させることができる。すなわち、実施形態によれば、個片化後の半導体発光装置1の取り扱い性を向上できる。
According to the embodiment, the semiconductor
なお、透明膜35は、図15(a)に示すように、半導体発光装置の側面(蛍光体層30の側面、絶縁膜18の側面および樹脂層25の側面)に設けられていてもよい。
As shown in FIG. 15A, the
蛍光体層30上に透明膜35を形成せずにダイシングし、個片化された個々の半導体発光装置の上面及び側面に対して、例えばスプレーコート法で透明膜35を形成することで、図15(a)の構造を得ることができる。
Dicing without forming the
半導体発光装置の側面にも低粘着性の透明膜35が設けられることで、図14(b)に示すように半導体発光装置がケース100の凹部101内に収容された状態で、半導体発光装置の側面が凹部101の側壁に接しても、半導体発光装置の側面を凹部101の側壁に対して容易に引き離すことができ、半導体発光装置のケース100からの取り出しを妨げない。
By providing the low-viscosity
また、第1の面15a上には、図16(a)〜(c)および図17に示す半導体発光装置2のように、レンズ36が設けられていてもよい。レンズ36は凹形状に限らず、凸形状であってもよい。
Further, on the
図16(a)は、第1実施形態の変形例の半導体発光装置2の模式斜視図である。図16(b)は、図16(a)におけるA−A断面図である。図16(c)は、図16(a)におけるB−B断面図である。
FIG. 16A is a schematic perspective view of a semiconductor
図17は、半導体発光装置2を実装基板200上に実装した構成を有する発光モジュールの模式断面図である。
FIG. 17 is a schematic cross-sectional view of a light emitting module having a configuration in which the semiconductor
図16(a)及び(c)に示すように、p側金属ピラー23の一部の側面は、半導体層15の第1の面15a及び第2の面と異なる面方位の第3の面25bで、樹脂層25から露出している。その露出面は、外部の実装基板に実装するためのp側外部端子23bとして機能する。
As shown in FIGS. 16A and 16C, a part of the side surface of the p-
第3の面25bは、半導体層15の第1の面15a及び第2の面に対して略垂直な面である。樹脂層25は、例えば矩形状の4つの側面を有し、そのうちのひとつの側面が第3の面25bとなっている。
The
その同じ第3の面25bで、n側金属ピラー24の一部の側面が樹脂層25から露出している。その露出面は、外部の実装基板に実装するためのn側外部端子24bとして機能する。
A part of the side surface of the n-
また、図16(a)に示すように、p側配線層21の一部の側面21bも、第3の面25bで樹脂層25から露出し、p側外部端子として機能する。同様に、n側配線層22の一部の側面22bも、第3の面25bで樹脂層25から露出し、n側外部端子として機能する。
Further, as shown in FIG. 16A, a part of the
p側金属ピラー23において、第3の面25bで露出しているp側外部端子23b以外の部分は、樹脂層25で覆われている。また、n側金属ピラー24において、第3の面25bで露出しているn側外部端子24b以外の部分は、樹脂層25で覆われている。
In the p-
また、p側配線層21において、第3の面25bで露出している側面21b以外の部分は、樹脂層25で覆われている。さらに、n側配線層22において、第3の面25bで露出している側面22b以外の部分は、樹脂層25で覆われている。
Further, in the p-
この半導体発光装置2は、図17に示すように、第3の面25bを実装基板200の実装面201に向けた姿勢で実装される。第3の面25bで露出しているp側外部端子23b及びn側外部端子24bは、それぞれ、実装面201に形成されたパッド202に対してはんだ203を介して接合されている。実装基板200の実装面201には配線パターンも形成されており、パッド202はその配線パターンと接続されている。
As shown in FIG. 17, the semiconductor
第3の面25bは、光の主な出射面である第1の面15aに対して略垂直である。したがって、第3の面25bを下方の実装面201側に向けた姿勢で、第1の面15aは実装面201の上方ではなく、横方向を向く。すなわち、半導体発光装置2は、実装面201を水平面とした場合に横方向に光が放出される、いわゆるサイドビュータイプの半導体発光装置である。
The
このようなサイドビュータイプの半導体発光装置2においても、蛍光体層30上に低粘着性の透明膜35を設けることで、カバーテープ85に対する半導体発光装置2の剥離を容易に行うことができ、取り扱い性を向上できる。
In such a side view type semiconductor
(第2実施形態)
図18は、第2実施形態の半導体発光装置3の模式断面図である。
(Second Embodiment)
FIG. 18 is a schematic cross-sectional view of the semiconductor
第2実施形態の半導体発光装置3は、第1の面15a上の構成が、第1実施形態の半導体発光装置1と異なる。半導体層15、p側電極16、n側電極17、絶縁膜18、p側配線層21、n側配線層22、p側金属ピラー23、n側金属ピラー24、および樹脂層25を含む、第1の面15aの反対側の構成は、第1実施形態と同じである。
The semiconductor
第2実施形態の半導体発光装置3によれば、第1の面15a上に透明積層膜40が設けられている。透明積層膜40は、蛍光体を含まず、発光層13の発光光に対して透過性を有する。
According to the semiconductor
半導体層15は窒化ガリウムを含む。そして、透明積層膜40は、窒化ガリウムの屈折率(約2.4)と、空気の屈折率(1.0)との間の屈折率を有する。
The
透明積層膜40は、第1の面15aに接して設けられた有機膜41と、有機膜41上に設けられ、有機膜41よりも屈折率が小さい1層以上の透明膜42とを含む。
The transparent
有機膜41は、炭素を含む化合物であり、発光層13の発光光に対して透過性を有する。有機膜41の屈折率は、窒化ガリウムの屈折率より低く、空気の屈折率より高い。有機膜41は、例えば、屈折率が1.50〜1.65のエポキシ樹脂や、屈折率が1.60〜1.75のメラミン樹脂などの熱可塑性樹脂を用いることができる。また、有機膜41は、エポキシ樹脂とシリコーン樹脂とを混合したハイブリッド材料を用いることもできる。
The
有機膜41は第1の面15aの凹凸を被覆し、有機膜41の上面は平坦である。有機膜41は、無機膜よりも平坦性を確保しやすく、光学設計、取り扱い性、実装性を容易にする。
The
有機膜41上に設けられた透明膜42も、発光層13の発光光に対して透過性を有する。透明膜42の屈折率は、有機膜41の屈折率より低く、空気の屈折率より高い。透明膜42は、例えば、屈折率が1.45〜1.60のシリコーン樹脂、屈折率が1.40〜1.60のポリカーボネート樹脂などを用いることができる。あるいは、透明膜42は、CVD法やスパッタ法により成膜可能なシリコン酸化膜、シリコン窒化膜を用いることもできる。
The
図18では、透明膜42は1層しか表されない、透明膜42は複数設けてもよい。その場合、複数の透明膜42は、有機膜41側に設けられた膜ほど屈折率が高く、空気層側に設けられた膜ほど屈折率が低くなるようにする。
In FIG. 18, only one layer of the
第2実施形態によれば、窒化ガリウムを含む第1の面15a上に、窒化ガリウムと空気との間の屈折率を有し、第1の面15a側ほど屈折率が高く、空気層側ほど屈折率が低い複数の膜の積層膜である透明積層膜40を設けている。これにより、第1の面15aを通じた光の取り出し方向で、媒質の屈折率が大きく変化するのを防いで、光の取り出し効率を向上できる。
According to the second embodiment, the
なお、第2実施形態の半導体発光装置3においても、複数のビア21aに限らず、図15(b)に示すように、ビア21aよりも平面サイズの大きな1つのポスト21cを介して、p側配線層21をp側電極16に接続させてもよく、この場合、いずれも金属であるp側電極16、p側配線層21及びp側金属ピラー23を通じた、発光層13の放熱性の向上を図れる。
In the semiconductor
また、第2実施形態の半導体発光装置3においても、p側金属ピラー23の下面でなく側面を露出させてp側外部端子とし、n側金属ピラー24の下面でなく側面を露出させてn側外部端子として、サイドビュータイプの半導体発光装置にすることができる。
Also in the semiconductor
図19(a)は、第1実施形態の半導体発光装置の変形例を表す模式断面図である。 FIG. 19A is a schematic cross-sectional view illustrating a modification of the semiconductor light emitting device of the first embodiment.
図19(a)に示す半導体発光装置では、p側電極16の表面及び側面に、p側電極16を覆うp側パッド51が設けられている。p側電極16は、半導体層15に含まれるガリウム(Ga)と合金を形成可能な、例えば、ニッケル(Ni)、金(Au)およびロジウム(Rh)のうちの少なくとも1つを含む。p側パッド51は、p側電極16よりも発光層13の発光光に対する反射率が高く、主成分として例えば銀(Ag)を含む。また、p側パッド51は、p側電極16を酸化や腐食から保護する。
In the semiconductor light emitting device shown in FIG. 19A, p-
また、n側電極17の表面及び側面に、n側電極17を覆うn側パッド52が設けられている。n側電極17は、半導体層15に含まれるガリウム(Ga)と合金を形成可能な、例えば、ニッケル(Ni)、金(Au)およびロジウム(Rh)のうちの少なくとも1つを含む。n側パッド52は、n側電極17よりも発光層13の発光光に対する反射率が高く、主成分として例えば銀(Ag)を含む。また、n側パッド52は、n側電極17を酸化や腐食から保護する。
An n-
半導体層15の第2の面におけるp側電極16の周囲およびn側電極17の周囲には、例えばシリコン酸化膜、シリコン窒化膜などの絶縁膜53が設けられている。絶縁膜53は、p側電極16とn側電極17との間、およびp側パッド51とn側パッド52との間に設けられている。
An insulating
絶縁膜53上、p側パッド51上およびn側パッド52上には、例えばシリコン酸化膜、シリコン窒化膜などの絶縁膜54が設けられている。また、絶縁膜54は、半導体層15の側面15cにも設けられ、側面15cを覆っている。
On the insulating
絶縁膜54上には、p側配線層21とn側配線層22が設けられている。p側配線層21は、絶縁膜54に形成された第1の開口54aを通じてp側パッド51に接続されている。n側配線層22は、絶縁膜54に形成された第2の開口54bを通じてn側パッド52に接続されている。
On the insulating
この構造においても、p側配線層21は、図に示すように複数のビア21aを介してp側パッド51に接続されてもよいし、あるいは、ビア21aよりも平面サイズの大きな1つのポストを介してp側パッド51に接続されてもよい。
Also in this structure, the p-
p側配線層21上には、p側配線層21よりも厚いp側金属ピラー23が設けられている。n側配線層22上には、n側配線層22よりも厚いn側金属ピラー24が設けられている。
A p-
絶縁膜54に対して樹脂層25が積層されている。樹脂層25は、p側配線層21及びp側金属ピラー23を含むp側配線部と、n側配線層22及びn側金属ピラー24を含むn側配線部を覆っている。ただし、p側金属ピラー23におけるp側配線層21に対する反対側の面(図において下面)は樹脂層25から露出され、p側外部端子23aとして機能する。同様に、n側金属ピラー24におけるn側配線層22に対する反対側の面(図において下面)は樹脂層25から露出され、n側外部端子24aとして機能する。
A
あるいは、p側金属ピラー23の側面と、n側金属ピラー24の側面を露出させて、サイドビュータイプの半導体発光装置とすることもできる。
Alternatively, the side surface of the p-
樹脂層25は、基板10上で半導体層15を複数に分離する前述した溝80内に、絶縁膜54を介して充填される。したがって、半導体層15の側面15cは、無機膜である絶縁膜54と、樹脂層25とで覆われて保護されている。
The
図19(a)に示す第1の面15aより下の構造において、第1の面15a上に、図19(b)に示すように、透明積層膜40を設けてもよい。透明多層膜40の構成および機能は、第2実施形態と同じである。
In the structure below the
また、前述した実施形態において、p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24を設けずに、p側配線層21及びn側配線層22を実装基板のパッドに対して接合させてもよい。
In the embodiment described above, the p-
また、p側配線層21とp側金属ピラー23とは別体であることに限らず、p側配線層21とp側金属ピラー23とを同じ工程で一体に設けてp側配線部を構成してもよい。同様に、n側配線層22とn側金属ピラー24とは別体であることに限らず、n側配線層22とn側金属ピラー24とを同じ工程で一体に設けてn側配線部を構成してもよい。
In addition, the p-
第1実施形態の半導体発光装置1において、透明膜35は蛍光体層30の上面に連続膜として形成されることに限らず、図20(a)に示すように、島状、あるいは部分的に形成されても、蛍光体層30上に低粘着性の透明膜35が存在するため、カバーテープ85に対する半導体発光装置1の剥離を容易に行うことができ、取り扱い性を向上できる。また、半導体発光装置の側面に形成される透明膜35についても、図20(b)に示すように、島状、あるいは部分的に形成されてもよい。
In the semiconductor
(第3実施形態)
図21(a)は、第3実施形態の半導体発光装置の模式断面図である。
(Third embodiment)
FIG. 21A is a schematic cross-sectional view of the semiconductor light emitting device of the third embodiment.
第3実施形態の半導体発光装置は、半導体層15の第1の面15aと蛍光体層30との間に設けられた密着層37を有する。密着層37は、蛍光体を含まず、発光層13の発光光に対して透過性を有する。
The semiconductor light emitting device of the third embodiment includes an
密着層37は、第1の面15aの凹凸に沿ってコンフォーマルに形成され、蛍光体層30よりも薄い。密着層37の上面にも、第1の面15aの凹凸を反映した凹凸が形成されている。その密着層37の凹凸面上に蛍光体層30が設けられている。
The
密着層37は、例えば、シリコン酸化膜(SiO2膜)、シリコン窒化膜(SiN膜)、スピンコート法で形成されたガラス膜(SOG(spin on glass)膜)、シリコン酸窒化膜(SiON膜)、炭化シリコン膜(SiC膜)、炭素含有シリコン酸化膜(SiOC膜)の少なくとも1つを含む。
The
密着層37は、半導体層15よりも蛍光体層30に対する密着力が高い。すなわち、密着層37に接着された蛍光体層30を密着層37から剥離するのに要する力は、半導体層15に接着された蛍光体層30を半導体層15から剥離するのに要する力よりも大きい。このため、半導体層15に対する蛍光体層30の剥離を防いで信頼性を向上できる。
The
図28は、密着層37の有無、さらには密着層37の材料による蛍光体層30の密着強度(MPa)を比較したグラフである。密着強度は、スタッドプル法(引っ張り試験)で求めた値である。
FIG. 28 is a graph comparing the presence or absence of the
密着層無しは、密着層37を設けずに第1の面15a上に直接蛍光体層30を設けた構造を表す。この場合、第1の面15aに対する蛍光体層30の密着強度は約2.0(MPa)である。
“No adhesion layer” represents a structure in which the
密着層37としてSOG膜を設けた場合、蛍光体層30の密着強度は約3.0(MPa)である。密着層37としてSiO2膜を設けた場合、蛍光体層30の密着強度は約3.5(MPa)である。密着層37としてSiN膜を設けた場合、蛍光体層30の密着強度は約4.7(MPa)である。
When an SOG film is provided as the
この図28のグラフより、密着層37を設けた構造は、密着層37を設けない構造よりも蛍光体層30の密着強度を高くできる。さらに、密着層30の材料としては、SOG膜よりもSiO2膜の方が蛍光体層30との密着強度は高く、SiO2膜よりもSiN膜の方が蛍光体層30との密着強度が高い。
From the graph of FIG. 28, the structure in which the
また、窒化ガリウムを含む第1の面15a上に、窒化ガリウムの屈折率と空気の屈折率との間の屈折率を有する密着層37が設けられている。このため、第1の面15aを通じた光の取り出し方向で、媒質の屈折率が大きく変化するのを防いで、光の取り出し効率を向上できる。
An
図23(a)は、蛍光体層30の上面に前述した透明膜35が設けられた図1の構造において、第1の面15aと蛍光体層30との間に密着層37を設けた構造を表す。
FIG. 23A shows a structure in which an
密着層37によって半導体層15との密着性を高める対象となる第1の面15a上の透明体としては、蛍光体層30に限らず、図23(b)に示すように、前述した第2実施形態の透明積層膜40であってもよい。
The transparent body on the
すなわち、密着層37は、第1の面15aと透明積層膜40の有機膜41との間に設けられ、半導体層15よりも有機膜41に対する密着力が高い。すなわち、密着層37に接着された有機膜41を密着層37から剥離するのに要する力は、半導体層15に接着された有機膜41を半導体層15から剥離するのに要する力よりも大きい。このため、半導体層15に対する有機膜41、ひいては透明積層膜40の剥離を防いで信頼性を向上できる。
That is, the
また、図23(b)に示す半導体発光装置では、透明積層膜40の透明膜42の上面に、透明膜35が設けられている。
Further, in the semiconductor light emitting device shown in FIG. 23B, a
透明膜35は、透明膜42よりも粘着性(タック性)が低い。したがって、透明膜35に貼り付けられた図14(a)に示すカバーテープ85を透明膜35から一定速度で剥離するのに要する力は、透明膜42に貼り付けられたカバーテープ85を透明膜42から一定速度で剥離するのに要する力よりも小さい。
The
すなわち、図23(b)の半導体発光装置は、透明膜42よりも粘着性が低い透明膜35を介してカバーテープ85に貼り付けられる。このため、透明積層膜40を損傷させることなくカバーテープ85から半導体発光装置を容易に剥離させることができ、個片化後の半導体発光装置の取り扱い性を向上できる。
That is, the semiconductor light emitting device of FIG. 23B is attached to the
図24(a)は、図15(a)の構造において、第1の面15aと蛍光体層30との間に密着層37を設けた構造を表す。図24(b)は、図15(b)の構造において、第1の面15aと蛍光体層30との間に密着層37を設けた構造を表す。図24(b)の構造において、図21(b)に示すように、蛍光体層30上の透明膜35はなくてもよい。
FIG. 24A shows a structure in which an
図25は、図17に示すサイドビュータイプの構造において、第1の面15aと蛍光体層30との間に密着層37を設けた構造を表す。なお、図25の構造において、図17に示すレンズ36は設けていないが、密着層37上にレンズ36を設けてもよい。図25の構造において、図22(a)に示すように、蛍光体層30における第1の面15aに対する反対側の面上の透明膜35はなくてもよい。
FIG. 25 shows a structure in which an
図26(a)は、図19(a)に示す構造において、第1の面15aと蛍光体層30との間に密着層37を設けた構造を表す。この図26(a)の構造において、図22(b)に示すように、蛍光体層30上の透明膜35はなくてもよい。
FIG. 26A shows a structure in which an
図26(b)は、図19(b)に示す構造において、透明積層膜40の透明膜42の上面に透明膜35を設けた構造を表す。さらに、図26(b)の構造では、蛍光体層30上に透明膜35が設けられている。
FIG. 26B shows a structure in which a
図27(a)は、図20(a)に示す構造において、第1の面15aと蛍光体層30との間に密着層37を設けた構造を表す。図27(b)は、図20(b)に示す構造において、第1の面15aと蛍光体層30との間に密着層37を設けた構造を表す。
FIG. 27A shows a structure in which an
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 Although several embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented by way of example and are not intended to limit the scope of the invention. These novel embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the scope of the invention. These embodiments and modifications thereof are included in the scope and gist of the invention, and are included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
1〜3…半導体発光装置、10…基板、11…第1の半導体層、12…第2の半導体層、13…発光層、15…半導体層、15a…第1の面、16…p側電極、17…n側電極、18…絶縁膜、21…p側配線層、22…n側配線層、23…p側金属ピラー、24…n側金属ピラー、25…樹脂層、30…蛍光体層、31…透明樹脂、32…蛍光体、35…透明膜、37…密着層、40…透明積層膜、41…有機膜、42…透明膜、85…カバーテープ、100…ケース
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1-3 ... Semiconductor light-emitting device, 10 ... Board | substrate, 11 ... 1st semiconductor layer, 12 ... 2nd semiconductor layer, 13 ... Light emitting layer, 15 ... Semiconductor layer, 15a ... 1st surface, 16 ...
Claims (13)
前記発光層を含む領域における前記第2の面に設けられたp側電極と、
前記発光層を含まない領域における前記第2の面に設けられたn側電極と、
前記第1の面上に設けられた蛍光体層と、
前記第1の面と前記蛍光体層との間で前記第1の面の前記凹凸に沿って設けられ、上面に凹凸が設けられた密着層と、
を備えた半導体発光装置。 A laminate having a first surface provided with irregularities, a second surface opposite to the first surface, and a light emitting layer;
A p-side electrode provided on the second surface in the region including the light emitting layer;
An n-side electrode provided on the second surface in a region not including the light emitting layer;
A phosphor layer provided on the first surface;
An adhesion layer provided between the first surface and the phosphor layer along the unevenness of the first surface, and an upper surface having unevenness;
A semiconductor light emitting device comprising:
前記樹脂の上にも前記密着層を介して前記蛍光体層が設けられている請求項1または2に記載の半導体発光装置。 Further comprising a light-shielding resin provided around the laminate,
The semiconductor light-emitting device according to claim 1, wherein the phosphor layer is also provided on the resin via the adhesion layer.
前記発光層を含む領域における前記第2の面に設けられたp側電極と、
前記発光層を含まない領域における前記第2の面に設けられたn側電極と、
前記第1の面上に設けられ、前記窒化ガリウムの屈折率と空気の屈折率との間の屈折率を有し、蛍光体を含まない透明積層膜と、
前記第1の面と前記透明積層膜との間で前記第1の面の前記凹凸に沿って設けられ、上面に凹凸が設けられた密着層と、
を備え、
前記透明積層膜は、
前記密着層に接して設けられた有機膜と、
前記有機膜上に設けられ、前記有機膜よりも屈折率が低い1層以上の透明膜であって、前記有機膜側に設けられた膜ほど屈折率が高い透明膜と、
を有する半導体発光装置。 A laminated body having a first surface provided with unevenness, a second surface opposite to the first surface, and a light emitting layer, and including gallium nitride;
A p-side electrode provided on the second surface in the region including the light emitting layer;
An n-side electrode provided on the second surface in a region not including the light emitting layer;
A transparent laminated film that is provided on the first surface and has a refractive index between the refractive index of the gallium nitride and the refractive index of air, and does not include a phosphor;
An adhesion layer provided between the first surface and the transparent laminated film along the irregularities of the first surface, and an upper surface having irregularities;
With
The transparent laminated film is
An organic film provided in contact with the adhesion layer;
One or more transparent films provided on the organic film and having a refractive index lower than that of the organic film, the transparent film having a higher refractive index as the film is provided on the organic film side;
A semiconductor light emitting device.
前記第1の絶縁膜上に設けられ、前記第1の開口を通じて前記p側電極と電気的に接続されたp側配線部と、
前記第1の絶縁膜上に設けられ、前記第2の開口を通じて前記n側電極と電気的に接続されたn側配線部と、
をさらに備えた請求項1〜8のいずれか1つに記載の半導体発光装置。 A first insulating film provided on the second surface side and having a first opening communicating with the p-side electrode and a second opening communicating with the n-side electrode;
A p-side wiring portion provided on the first insulating film and electrically connected to the p-side electrode through the first opening;
An n-side wiring portion provided on the first insulating film and electrically connected to the n-side electrode through the second opening;
The semiconductor light-emitting device according to claim 1, further comprising:
前記第1の開口内及び前記第1の絶縁膜上に設けられたp側配線層と、
前記p側配線層上に設けられ、前記p側配線層よりも厚いp側金属ピラーと、
を有し、
前記n側配線部は、
前記第2の開口内及び前記第1の絶縁膜上に設けられたn側配線層と、
前記n側配線層上に設けられ、前記n側配線層よりも厚いn側金属ピラーと、
を有する請求項9〜12のいずれか1つに記載の半導体発光装置。 The p-side wiring portion is
A p-side wiring layer provided in the first opening and on the first insulating film;
A p-side metal pillar provided on the p-side wiring layer and thicker than the p-side wiring layer;
Have
The n-side wiring portion is
An n-side wiring layer provided in the second opening and on the first insulating film;
An n-side metal pillar provided on the n-side wiring layer and thicker than the n-side wiring layer;
The semiconductor light-emitting device according to claim 9, comprising:
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