JP2016151489A - 建設機械の尿素水濃度測定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】尿素水の濃度を常に正確に測定することができる建設機械の尿素水濃度測定装置を提供する。【解決手段】尿素水濃度測定装置10は、尿素水A内に配置されて超音波Wを発信・受信する超音波発信・受信部21と、尿素水A内に配置されて超音波発信・受信部21から発信された超音波Wを超音波発信・受信部21に反射する超音波反射部22と、尿素水A内に配置されて超音波発信・受信部21の発信・受信面21bや超音波反射部22の反射面22bに付着した気泡Bを除去するための超音波振動子23と、制御部30とを備える。制御部30は、超音波発信・受信部21が超音波反射部22から超音波Wを受信したときの受信状況を用いて尿素水Aの濃度を測定し、且つ、受信状況が正常か否かを判断して正常でないと判断した場合に超音波振動子23を作動させる。【選択図】図4
Description
本発明は、建設機械の尿素水濃度測定装置に関する。
昨今のディーゼルエンジンが搭載された油圧ショベル等の建設機械には、排気ガス規制に対応するために尿素SCRシステムが設けられている。この尿素SCRシステムは、尿素水を利用して排気ガス中の窒素酸化物を還元して排気ガスを浄化するものである。
また、この尿素SCRシステムは、尿素水噴射装置、尿素水噴射装置に接続された尿素水ポンプ、尿素水ポンプに接続された尿素水タンクを備えている。
ここで、尿素SCRシステムによる排気ガスの浄化方法を説明する。尿素水ポンプは、尿素水タンクから尿素水を吸い上げて尿素水噴射装置に供給する。尿素水噴射装置は、尿素水ポンプから供給された尿素水を、エンジンの排気通路内に配置されたSCR触媒の前段側に噴射して、排気ガス中の窒素酸化物に尿素水を添加する。尿素水は排気ガスの熱により加水分解されてアンモニアが生成される。このアンモニアは、SCR触媒において窒素酸化物を無害な窒素に還元する。余剰のアンモニアは後段の酸化触媒により酸化されて無害な窒素と水になる。
また、尿素SCRシステムでは、尿素水の濃度(品質)が十分でないと排気ガス中の窒素酸化物を十分に還元することができない、つまり排気ガスを十分に浄化することができない。そのため、例えば超音波を用いて尿素水の濃度を測定する尿素水濃度測定装置が使用されている(特許文献1参照)。
従来の尿素水濃度測定装置は、尿素水内に配置されて超音波を発信・受信する超音波発信・受信部と、尿素水内に配置されて超音波発信・受信部から発信された超音波を超音波発信・受信部に反射する超音波反射部と、超音波発信・受信部が超音波反射部から超音波を受信したときの受信状況を用いて尿素水の濃度を測定する制御部とを備えている。
しかしながら、従来の尿素水濃度測定装置においては、運転中に尿素水の温度が急激に上昇すると尿素水の一部が気化して気泡が発生する場合がある。特に、油圧ショベル等の建設機械では、トラックとは異なり作業中に走行することが少ないため、尿素水タンクに走行風(冷却風)が当たりにくく尿素水の温度が上昇しやすく、気泡が発生しやすい。
この気泡が、超音波発信・受信部の発信・受信面や超音波反射部の反射面に付着すると、超音波発信・受信部は超音波を正常に発信・受信できず、超音波反射部は超音波を正常に反射できない。したがって、制御部は正常な受信状況を得ることができず、尿素水の濃度を正確に測定することができない。その結果、尿素SCRシステムは、排気ガスを正常に浄化することができなくなる。
本発明は、以上の問題を鑑みて成されたものであり、尿素水の濃度を常に正確に測定することができる建設機械の尿素水濃度測定装置を提供することを目的とする。
本発明者等は、鋭意研究の結果、前記課題を解決するために以下のような建設機械の尿素水濃度測定装置を採用した。
本発明の建設機械の尿素水濃度測定装置は、建設機械に設けられる尿素SCRシステムに使用する尿素水の濃度を超音波を用いて測定する建設機械の尿素水濃度測定装置であって、
前記尿素水内に配置されて前記超音波を発信・受信する超音波発信・受信部と、
前記尿素水内に配置されて前記超音波発信・受信部から発信された前記超音波を受けて前記超音波発信・受信部に反射する超音波反射部と、
前記尿素水内に配置されて前記超音波発信・受信部の発信・受信面や前記超音波反射部の反射面に付着した気泡を除去するための超音波振動子と、
前記超音波発信・受信部が前記超音波反射部から前記超音波を受信したときの受信状況を用いて前記尿素水の濃度を測定し、且つ、前記受信状況が正常か否かを判断して正常でないと判断した場合に前記超音波振動子を作動させる制御部と
を備えることを特徴する。
前記尿素水内に配置されて前記超音波を発信・受信する超音波発信・受信部と、
前記尿素水内に配置されて前記超音波発信・受信部から発信された前記超音波を受けて前記超音波発信・受信部に反射する超音波反射部と、
前記尿素水内に配置されて前記超音波発信・受信部の発信・受信面や前記超音波反射部の反射面に付着した気泡を除去するための超音波振動子と、
前記超音波発信・受信部が前記超音波反射部から前記超音波を受信したときの受信状況を用いて前記尿素水の濃度を測定し、且つ、前記受信状況が正常か否かを判断して正常でないと判断した場合に前記超音波振動子を作動させる制御部と
を備えることを特徴する。
本発明の建設機械の尿素水濃度測定装置では、超音波発信・受信部の発信・受信面や超音波反射部の反射面に気泡が付着しても超音波振動子により除去するようにした。これにより超音波発信・受信部は超音波を常に正常に発信・受信することが可能になり、超音波反射部は超音波を常に正常に反射することが可能になる。したがって、制御部は正常な受信状況を常に得ることが可能になる。よって、本発明の建設機械の尿素水濃度測定装置は、尿素水の濃度を常に正確に測定することができる。その結果、尿素SCRシステムは、排気ガスを常に正常に浄化することができる。
以下、本発明の実施の形態を図にしたがって説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態を示す油圧ショベル1の右側面図である。この油圧ショベル1は、走行体2と、走行体2上に旋回可能に設けられた旋回体3と、旋回体3の前側に設けられた掘削作業等を行う作業装置4とを備えている。
図1は、本発明の第1の実施の形態を示す油圧ショベル1の右側面図である。この油圧ショベル1は、走行体2と、走行体2上に旋回可能に設けられた旋回体3と、旋回体3の前側に設けられた掘削作業等を行う作業装置4とを備えている。
旋回体3上には、前側に運転室5が設けられ、後側に機械室6が設けられている。機械室6の後側にはカウンタウエイト7が設けられている。機械室6には、図示しないがエンジン(ディーゼルエンジン)、油圧ポンプ、作動油タンク、燃料タンク、旋回体3を駆動する旋回モータ、尿素SCRシステム、エンジン冷却装置等が格納されている。
次に、尿素SCRシステムについて説明する。尿素SCRシステムは、周知のように、排気ガス中の窒素酸化物を還元して排気ガスを浄化するものである。
図2に示すように尿素SCRシステム101は、尿素SCRシステム本体102(後処理装置)と、尿素SCRシステム本体102に尿素水を添加する尿素水添加装置103とを備えている。
尿素SCRシステム本体102は、エンジン110の排気通路110a内に上流側から順に配置された前段酸化触媒104、SCR触媒105、後段酸化触媒106を備えている。なお、前段酸化触媒104は必ずしも配置されなくても良い。
尿素水添加装置103は、尿素水タンク107、尿素水タンク107に尿素水供給管211で接続された尿素水ポンプ108、尿素水ポンプ108に尿素水供給管212で接続された尿素水噴射装置109を備えている。尿素水噴射装置109の噴射位置は、前段酸化触媒104とSCR触媒105との間に設定されている。
ここで、尿素SCRシステム101による排気ガスの浄化方法を説明する。尿素水ポンプ108は、尿素水タンク107から尿素水を吸い上げて尿素水噴射装置109に供給する。尿素水噴射装置109は、尿素水ポンプ108から供給された尿素水を前段酸化触媒104とSCR触媒105との間に噴射する。
前段酸化触媒104は、エンジン110の排気ガス中の炭化水素と一酸化炭素を酸化して無害な二酸化炭素と水にする。前段酸化触媒104を通過した排気ガス中の窒素酸化物には、尿素水噴射装置109から噴射された尿素水が添加される。尿素水は排気ガスの熱により加水分解されてアンモニアが生成される。このアンモニアは、SCR触媒105において窒素酸化物を無害な窒素に還元する。余剰のアンモニアは後段酸化触媒106により酸化されて無害な窒素と水になる。
また、図2に示すように、尿素水ポンプ108と尿素水タンク107との間には、尿素水戻し管213が接続されている。この尿素水戻し管213は、尿素水ポンプ108から尿素水噴射装置109に供給されなかった(窒素酸化物の還元に使用されなかった)尿素水を尿素水タンク107に戻すために使用されるものである。
次に、尿素水タンク107について説明する。この尿素水タンク107は、図1に示すように旋回体3上において機械室6の前側に設けられている。この尿素水タンク107はカバー8で覆われている。
図3は、尿素水タンク107の内部を示す図である。この尿素水タンク107は、タンク本体171を備えている。このタンク本体171は箱形の中空状に形成されている。
タンク本体171の上部の角部には、尿素水の給水口172が設けられている。この給水口172には、キャップ173等の栓部材が着脱可能に装着されている。
タンク本体171の上面171aの中央部分には開口部171bが設けられている。この開口部171bには、尿素水の供給・解凍ユニット201が閉塞して取り付けられている。この供給・解凍ユニット201は、タンク本体171内に貯留されている尿素水Aを尿素水ポンプ108に供給したり、タンク本体171内で凍結している尿素水(図示せず)を解凍したりするために使用されるものである。
供給・解凍ユニット201は、開口部171bを閉塞する蓋体202と、蓋体202に一端(上端)が結合された支持棒203と、支持棒203の他端(下端)に結合されてタンク本体171内に配置された支持板204とを備える。
さらに、供給・解凍ユニット201は、蓋体202を貫通して下端が支持板204に配置された尿素水供給管211と、蓋体202を貫通して設けられた尿素水戻し管213(図2参照)及びエンジン冷却水管(図示せず)と、蓋体202を貫通して設けられた空気抜き管214を備えている。
支持棒203は、下端がタンク本体171内の底部付近まで延びて配置されている。支持板204は板状に形成されており、その中央部分に支持棒203の下端が結合されてタンク本体171内の底部付近に配置されている。
尿素水供給管211は、タンク本体171内に貯留されている尿素水Aを尿素水ポンプ108へ供給するために使用されるものである。尿素水供給管211の一端側は、タンク本体171内の支持板204において支持棒203の左側(一方側)の部分に結合されている。尿素水供給管211の他端側は、図2に示すように尿素水ポンプ108に接続されている。
尿素水戻し管213は、図3に図示しないが、一端側が蓋体202を貫通してタンク本体171内に配置されている。エンジン冷却水管は、タンク本体171内にエンジン冷却水を通過させて、タンク本体171内で凍結している尿素水を解凍するものである。このエンジン冷却水管は、図示しないが、タンク本体171内で例えばU字状に折り返されて配置されている。エンジン冷却水管の両端側は蓋体202を貫通してエンジン冷却水の循環配管(図示せず)に接続されている。この循環配管は、エンジン冷却装置を構成するものである。
空気抜き管214は、タンク本体171内の空気を逃がすために使用されるものである。空気抜き管214の一端側は、蓋体202を貫通してタンク本体171内に配置されている。空気抜き管214の他端側は、タンク本体171の外部に配置されている。
タンク本体171の底面171cの中央部分にはドレン穴171dが設けられている。このドレン穴171dには、キャップ175等の栓部材が着脱可能に装着されている。
また、図示しないが、尿素水タンク107には液面センサが設けられている。この液面センサは、蓋体202を貫通してタンク本体171内の底部付近まで延びて設けられている。この液面センサは、尿素水Aの液面の位置を検出するものである。
次に、本発明の尿素水濃度測定装置について説明する。図4は、尿素水濃度測定装置10の構成を示す図である。この尿素水濃度測定装置10は、尿素SCRシステム101に使用する尿素水Aの濃度を超音波Wを用いて測定するものである。この尿素水濃度測定装置10は、尿素水タンク107に設けられており、尿素水濃度測定装置本体20と、尿素水濃度測定装置本体20の動作を制御する制御部30とを備えている。
尿素水濃度測定装置本体20は、図3に示すようにタンク本体171内に貯留されている尿素水A内、具体的にはタンク本体171内の支持板204において支持棒203の右側(他方側)に配置されている。
図4に示すように、尿素水濃度測定装置本体20は、超音波発信・受信部21と、超音波反射部22と、超音波振動子23と、温度センサ24とを備えている。
超音波発信・受信部21は、支持板204の上面の左側部分に設けられている。この超音波発信・受信部21は、超音波Wを発信・受信するものである。この超音波発信・受信部21の右側部分には超音波Wの発信・受信板21aが設けられている。この発信・受信板21aの右側面は超音波Wを発信・受信する発信・受信面21bとなっている。
超音波反射部22は、支持板204の上面の右側部分に超音波発信・受信部21と対向して設けられている。この超音波反射部22は、超音波発信・受信部21から発信された超音波Wを受けて超音波発信・受信部21に反射するものである。この超音波反射部22の左側部分には超音波Wの反射板22aが設けられている。この反射板22aの左側面は超音波Wの反射面22bとなっている。この反射面22bは、超音波発信・受信部21の発信・受信面21bと対向している。
超音波振動子23は、支持板204の上面において超音波発信・受信部21と超音波反射部22との間に設けられている。具体的には、この超音波振動子23は、支持板204の上面に複数の取付部材25により取り付けられており、この状態で超音波Wの発生面23aである上面の左右側の部分の上方に、超音波発信・受信部21の発信・受信面21bと、超音波反射部22の反射面22bが位置している。
また、この超音波振動子23は、周知のように振動して超音波Wを発生して、この超音波Wを尿素水A中に伝えて、超音波発信・受信部21の発信・受信面21bや超音波反射部22の反射面22bに付着した気泡Bを除去するものである。前述したように超音波振動子23の上面は超音波Wが発生する発生面23aとなっている。なお、気泡Bは、運転中に尿素水Aの温度が上昇して尿素水Aの一部が気化して発生する。
温度センサ24は、支持板204の下面において超音波発信・受信部21の下側に配置されて取付部材26により取り付けられている。この温度センサ24は、尿素水Aの温度を測定するものである。
制御部30は、図3に示すように、尿素水タンク107の蓋体202の上面に設けられている。この制御部30は、超音波発信・受信部21、超音波振動子23、温度センサ24にそれぞれハーネス31〜33で接続されており、これらの機器の動作を制御する。
また、制御部30は、超音波発信・受信部21が超音波反射部22から超音波Wを受信したときの受信状況を用いて尿素水Aの濃度を測定する。具体的には、例えば、超音波発信・受信部21と超音波反射部22との間の往復距離と、超音波Wを発信してから受信までにかかる時間とから応答速度を算出する。そして制御部30は、算出した応答速度を、尿素水Aの既存の濃度に対応する既存の応答速度に照らして尿素水Aの濃度を求める。さらに制御部30は、温度センサ24で測定された温度に応じた濃度の補正を行い、最終的な濃度を得る。
また、制御部30は、受信状況が正常か否かを判断して正常でないと判断した場合には超音波振動子23を作動させる。これについて以下に具体的に説明する。
制御部30は、受信状況が正常であると判断する尿素水Aの濃度の許容範囲をあらかじめ設定する。この許容範囲の設定方法は、例えば図5に示すように、正常な品質の尿素水の濃度C0に対して所定の濃度C1を加えた許容上限濃度C0+C1と、正常な品質の尿素水の濃度C0に対して所定の濃度C2を減じた許容下限濃度C0−C2を設定する。なお、所定の濃度C1、C2は、濃度C0の数パーセント程度の値に設定される。
制御部30は、上記のように許容範囲(C0+C1〜C0−C2)を設定した上で、測定した尿素水Aの濃度が許容範囲(C0+C1〜C0−C2)から外れているか否かを判断して外れていると判断したときに受信状況が正常でないと判断して超音波振動子23を作動させる。
具体的には、制御部30は、測定した尿素水Aの濃度が許容範囲の上限(C0+C1)を上回ったとき、あるいは図5に示すように許容範囲の下限(C0−C2)を下回ったときに受信状況が正常でないと判断して超音波振動子23を作動させる。
以上のように構成されている尿素水濃度測定装置10において、次に動作を説明する。
制御部30は、最初に超音波発信・受信部21と温度センサ24を作動させる。超音波発信・受信部21は、発信・受信面21bから、超音波反射部22の反射面22bに向けて超音波Wを発信する。超音波反射部22は、超音波発信・受信部21から発信された超音波Wを反射面22bで受けて超音波発信・受信部21の発信・受信面21bに反射する。超音波発信・受信部21の発信・受信面21bは、超音波反射部22の反射面22bから反射された超音波Wを受信する。
制御部30は、超音波発信・受信部21が超音波Wを受信したときの受信状況を用いて、前述した方法で尿素水Aの濃度を求め、さらに温度センサ24で測定された温度に応じた濃度の補正を行い、最終的な濃度を得る。続いて、制御部30は、得られた(測定した)尿素水Aの濃度が、図5に示す許容範囲(C0+C1〜C0−C2)から外れているか否か(許容範囲内にあるか否か)を判断する。
ここで、超音波発信・受信部21の発信・受信面21bや超音波反射部22の反射面22bに気泡Bが付着すると、超音波発信・受信部21は超音波Wを正常に発信・受信できず、超音波反射部22は超音波Wを正常に反射できなくなる。このため、受信状況が正常でなくなり、測定した尿素水Aの濃度は許容範囲(C0+C1〜C0−C2)から外れる。
制御部30は、測定した尿素水Aの濃度が許容範囲(C0+C1〜C0−C2)から外れていると判断したときには受信状況が正常でないと判断し、超音波発信・受信部21を停止して超音波振動子23を所定時間作動させる。これにより超音波振動子23は所定時間振動して発生面23aから超音波Wを発生し、その超音波Wを気泡Bに伝えて振動させる。
制御部30は、所定時間経過したら超音波振動子23を停止する。このときに気泡Bが発信・受信面21bや反射面22bから剥がれて浮き上がり除去される(図6参照)。続いて、制御部30は、超音波発信・受信部21を作動させて尿素水Aの濃度を測定し、許容範囲(C0+C1〜C0−C2)から外れているか否かを判断する。
制御部30は、測定した尿素水Aの濃度が許容範囲(C0+C1〜C0−C2)から外れていると判断したときには超音波発信・受信部21を再度停止して超音波振動子23を所定時間作動させる。気泡の除去を確実に行うため、超音波振動子23を所定回数作動させる(超音波振動子23のオン・オフを所定回数繰り返す)。この結果、発信・受信面21bや反射面22bに付着した気泡Bが十分に除去される。
以上説明したように本実施の形態の尿素水濃度測定装置10では、超音波発信・受信部21の発信・受信面21bや超音波反射部22の反射面22bに気泡Bが付着しても超音波振動子23により除去するようにした。これにより超音波発信・受信部21は超音波Wを常に正常に発信・受信することが可能になり、超音波反射部22は超音波を常に正常に反射することが可能になる。したがって、制御部30は正常な受信状況を常に得ることが可能になる。よって、本実施の形態の尿素水濃度測定装置10は、尿素水Aの濃度を常に正確に測定することができる。その結果、尿素SCRシステム101は、排気ガスを常に正常に浄化することができる。
また、本実施の形態の尿素水濃度測定装置10では、超音波発信・受信部21と超音波反射部22と超音波振動子23とを支持板204に取り付けることで一体化した。これにより超音波発信・受信部21と超音波反射部22と超音波振動子23をメンテナンス等する際にこれらの部品の取り付け・取り外し作業を一体化した状態で行うことが可能になる。よって、本実施の形態の尿素水濃度測定装置10は、装置全体の取り付け・取り外し作業の作業効率を上げることができる。
さらに、本実施の形態の尿素水濃度測定装置10では、超音波発信・受信部21と超音波反射部22と超音波振動子23とを既存の部材(支持板204)に取り付けて一体化したので、一体化するために新たな部品を用意する必要がない。よって、本実施の形態の尿素水濃度測定装置10は、超音波発信・受信部21と超音波反射部22と超音波振動子23とを一体化するためのコストも抑えることができる。
また、本実施の形態の尿素水濃度測定装置10では、制御部30は、受信状況が正常である場合の尿素水Aの濃度の許容範囲(C0+C1〜C0−C2)を設定し、測定した尿素水Aの濃度が許容範囲(C0+C1〜C0−C2)から外れているか否かを判断して許容範囲(C0+C1〜C0−C2)から外れていると判断したときに受信状況が正常でないと判断して超音波振動子23を作動させるようにした。
つまり、制御部30は、超音波振動子23の作動の判断条件として、測定した尿素水Aの濃度を流用した。このため、超音波振動子23の作動の判断のために新たな条件を用意する必要がないので、コストを抑えて気泡Bを除去することが可能になる。よって、本実施の形態の尿素水濃度測定装置10は、尿素水Aの濃度をコストを抑えつつ常に正確に測定することができる。
(第2の実施の形態)
図7は、本発明の第2の実施の形態の尿素水濃度測定装置100の構成を示す図である。図7において第1の実施の形態と同様な部分には同じ符号を付し、異なる部分を中心にして説明する。
図7は、本発明の第2の実施の形態の尿素水濃度測定装置100の構成を示す図である。図7において第1の実施の形態と同様な部分には同じ符号を付し、異なる部分を中心にして説明する。
第1の実施の形態の尿素水濃度測定装置10では単一の超音波振動子23を使用したが、本実施の形態の尿素水濃度測定装置100では複数(2つ)の超音波振動子123,123を使用している。
左側の超音波振動子123は、支持板204の上面において超音波発信・受信部21の発信・受信面21bの右側(前側)近傍に配置されて取付部材125により取り付けられ、制御部30にハーネス132で接続されている。
右側の超音波振動子123は、支持板204の上面において超音波反射部22の反射面22bの左側(前側)近傍に配置されて取付部材125により取り付けられ、制御部30にハーネス132で接続されている。双方の超音波振動子123,123は、上面が超音波Wの発生面123aとなる。
以上のように構成されている尿素水濃度測定装置100は、2つの超音波振動子123,123を作動させると左側の超音波振動子123は発生面123aから超音波Wを発生し、超音波発信・受信部21の発信・受信面21bに付着した気泡Bを除去する。また、右側の超音波振動子123は発生面123aから超音波Wを発生し、超音波反射部22の反射面22bに付着した気泡Bを除去する。
したがって、本実施の形態の尿素水濃度測定装置100は、第1の実施の形態の尿素水濃度測定装置10に比べて、小型の超音波振動子を用いて気泡Bを除去することが可能になるので、低コスト化を図ることができる。
(第3の実施の形態)
図8は、本発明の第3の実施の形態の尿素水濃度測定装置200の構成を示す図である。図8において第1の実施の形態と同様な部分には同じ符号を付し、異なる部分を中心にして説明する。
図8は、本発明の第3の実施の形態の尿素水濃度測定装置200の構成を示す図である。図8において第1の実施の形態と同様な部分には同じ符号を付し、異なる部分を中心にして説明する。
上記の実施の形態の尿素水濃度測定装置10、100では超音波振動子を支持板204の上面に設けたが、本実施の形態の尿素水濃度測定装置200では超音波振動子223が超音波反射部222に設けられている(内蔵されている)。
具体的に説明すると、超音波反射部222は上記の実施の形態の超音波反射部22と同じ大きさであり、その左側に設けられている反射板222aの内部に超音波振動子223が組み込まれ、制御部30にハーネス32で接続されている。また、反射板222aの左側面が超音波Wの反射面222bとなり、超音波振動子223の左側面が超音波Wの発生面223aとなっている。
以上のように構成されている尿素水濃度測定装置200は、超音波振動子223を作動させると発生面223aから超音波Wを発生し、発生面223aと反射面222bに付着している気泡Bを除去する。さらに、尿素水濃度測定装置200は、超音波Wにより超音波発信・受信部21の発信・受信面21bに付着している気泡Bを除去する。
したがって、本実施の形態の尿素水濃度測定装置200は、超音波振動子223を超音波反射部222に内蔵したことで、上記の実施の形態の尿素水濃度測定装置10、100に比べて単一で且つ小型の超音波振動子を用いて気泡Bを除去することが可能になるので、低コスト化を図ることができる。
さらに、本実施の形態の尿素水濃度測定装置200は、超音波振動子223の支持板204に対する取り付け・取り外しの作業が不要となるため、装置全体の取り付け・取り外しの作業の作業効率を上げることができる。
以上、本発明にかかる実施の形態を例示したが、上記の実施の形態は本発明の内容を限定するものではない。また、本発明の請求項の範囲を逸脱しない範囲であれば、各種の変更等は可能である。
例えば、実施の形態では、従来の尿素水濃度測定装置に新たに超音波振動子を追加したが、制御部が超音波発信・受信部を振動させて超音波振動子と同じ周波数の超音波を発生するように制御して超音波発信・受信部を超音波振動子として構成しても良い。これにより、新たに超音波振動子を用意する必要がないので低コスト化を図ることができる。
また、実施の形態では、尿素水濃度測定装置本体を支持板に設置したが、設置場所は支持板に限定しなくても良く、尿素水に常時浸漬する位置であれば、例えばタンク本体の底部に設置しても良い。また、制御部の設置位置はタンク本体の内部、外部どちらでも良い。
また、実施の形態では、排気ガス中の窒素酸化物を低減させる液体の還元剤として尿素水のみを使用し、この場合に本発明を適用した例を説明したが、液体の還元剤として尿素水とアルコール溶液を混合したものでも本発明を適用することは可能である。
1 油圧ショベル(建設機械)
10、100、200 尿素水濃度測定装置
21 超音波発信・受信部
21b 発信・受信面
22、222 超音波反射部
22b、222b 反射面
23、123、223 超音波振動子
30 制御部
101 尿素SCRシステム
A 尿素水
B 気泡
W 超音波
10、100、200 尿素水濃度測定装置
21 超音波発信・受信部
21b 発信・受信面
22、222 超音波反射部
22b、222b 反射面
23、123、223 超音波振動子
30 制御部
101 尿素SCRシステム
A 尿素水
B 気泡
W 超音波
Claims (5)
- 建設機械に設けられる尿素SCRシステムに使用する尿素水の濃度を超音波を用いて測定する建設機械の尿素水濃度測定装置であって、
前記尿素水内に配置されて前記超音波を発信・受信する超音波発信・受信部と、
前記尿素水内に配置されて前記超音波発信・受信部から発信された前記超音波を受けて前記超音波発信・受信部に反射する超音波反射部と、
前記尿素水内に配置されて前記超音波発信・受信部の発信・受信面や前記超音波反射部の反射面に付着した気泡を除去するための超音波振動子と、
前記超音波発信・受信部が前記超音波反射部から前記超音波を受信したときの受信状況を用いて前記尿素水の濃度を測定し、且つ、前記受信状況が正常か否かを判断して正常でないと判断した場合に前記超音波振動子を作動させる制御部と
を備えることを特徴する建設機械の尿素水濃度測定装置。 - 請求項1に記載の建設機械の尿素水濃度測定装置において、
前記超音波振動子は、前記超音波反射部に設けられていることを特徴とする建設機械の尿素水濃度測定装置。 - 請求項1または請求項2に記載の建設機械の尿素水濃度測定装置において、
前記制御部は、前記超音波発信・受信部を振動させて前記超音波振動子と同じ周波数の超音波を発生するように制御して当該超音波発信・受信部を前記超音波振動子として構成したことを特徴とする建設機械の尿素水濃度測定装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の建設機械の尿素水濃度測定装置において、
前記超音波発信・受信部と前記超音波反射部と前記超音波振動子とを一体化したことを特徴とする建設機械の尿素水濃度測定装置。 - 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の建設機械の尿素水濃度測定装置において、
前記制御部は、前記受信状況が正常である場合の前記尿素水の濃度の許容範囲を設定し、測定した前記尿素水の濃度が当該許容範囲から外れているか否かを判断して当該許容範囲から外れていると判断したときに前記受信状況が正常でないと判断して前記超音波振動子を作動させることを特徴とする建設機械の尿素水濃度測定装置。
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| JP2015029011A JP2016151489A (ja) | 2015-02-17 | 2015-02-17 | 建設機械の尿素水濃度測定装置 |
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|---|---|
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-
2015
- 2015-02-17 JP JP2015029011A patent/JP2016151489A/ja active Pending
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