JP2016122181A - 偏光板及び液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
Description
[2]硬化性樹脂組成物は、光拡散剤を含有することを特徴とする[1]に記載の偏光板。
[3]第一の粘着剤層が、拡散粘着剤層である[1]または[2]に記載の偏光板。
[4]機能性樹脂層が、輝度向上フィルムを有する層である[1]〜[3]のいずれかに記載の偏光板。
[5]活性エネルギー線硬化性化合物は、分子内に少なくとも1個の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する(メタ)アクリル系化合物を含む[1]〜[4]のいずれかに記載の偏光板。
[6]活性エネルギー線硬化性化合物は、カチオン重合性化合物を含む[1]〜[5]のいずれかに記載の偏光板。
[7]カチオン重合性化合物は、分子内に少なくとも1個のオキシラン環を有する化合物を含む[6]に記載の偏光板。
[8]第一の粘着剤層の厚みが、0.1〜10μmである[1]〜[7]のいずれかに記載の偏光板。
[9]偏光子の第一の保護層が積層された側とは反対側に、第二の保護層を有する[1]〜[8]のいずれかに記載の偏光板。
[10]第二の保護層が、熱可塑性樹脂フィルムである[9]に記載の偏光板。
[11]第二の保護層の偏光子が積層された側とは反対側に、第二の粘着剤層を有する[9]又は[10]に記載の偏光板。
[12]第二の粘着剤層の第二の保護層が積層された側とは反対側の表面に剥離フィルムが積層された[11]に記載の偏光板。
[13][1]〜[11]のいずれかに記載の偏光板と、液晶セルとを有する液晶表示装置。
偏光子は、光学軸に平行な振動面をもつ直線偏光を吸収し、光学軸に直交する振動面をもつ直線偏光を透過する性質を有する光学フィルムが好ましく、具体的には、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムに二色性色素(ヨウ素又は二色性有機染料)が吸着配向された偏光子が挙げられる。
偏光子の厚みは、通常30μm以下であり、好ましくは25μm以下、より好ましくは15μm以下、さらに好ましくは10μm以下、特に好ましくは7μm以下である。なお、偏光子としてポリビニルアルコール系樹脂層に二色性色素を吸着配向させたものを適用する場合は、ポリビニルアルコール系樹脂単体を延伸して偏光子を得てもよいし、基材などにポリビニルアルコール系樹脂の溶液を塗工して乾燥させた後、基材と共に延伸させ、基材を除去して偏光子を得てもよい。基材と共に延伸する場合は、厚さが7μm以下の偏光子の作製が容易である。
本発明の偏光板は、偏光子の片側に第一の保護層が積層されている。そしてかかる第一の保護層は、活性エネルギー線硬化性化合物を含有する硬化性樹脂組成物を硬化させて形成される硬化層である。活性エネルギー線硬化性化合物とは、活性エネルギー線(例えば、紫外線、可視光、電子線、X線など)の照射により硬化し得る化合物を意味する。活性エネルギー線硬化性化合物は、カチオン重合性化合物であってもよいし、ラジカル重合性化合物であってもよいし、カチオン重合性化合物とラジカル重合性化合物とを両方を含んでいてもよい。
硬化性樹脂組成物は、ラジカル重合性化合物またはカチオン重合性化合物を含むことが好ましく、ラジカル重合性化合物およびカチオン重合性化合物を含むことがより好ましい。ラジカル重合性化合物およびカチオン重合性化合物を含む場合、第一の保護層の硬度を高める効果が期待でき、さらには硬化性樹脂組成物の粘度や硬化速度などの調整がより一層容易に行えるようになる。
ラジカル重合性化合物としては、分子内に少なくとも1個の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する化合物(以下、「(メタ)アクリル系化合物」と称することがある。)、分子内に少なくとも1個の(メタ)アクリルアミド基を有する化合物(以下、「(メタ)アクリルアミド系化合物」と称することがある。)などを挙げることができる。なお、「(メタ)アクリロイルオキシ基」とは、メタクリロイルオキシ基又はアクリロイルオキシ基を意味し、(メタ)アクリルアミド基とはメタクリロイルアミド基又はアクリロイルアミド基を意味する。
Q3が水酸基を有するアルキル基である例として、ヒドロキシアルキル基が挙げられる。Q3がアミノ基を有するアルキル基である例として、アミノアルキル基、N−アルキルアミノアルキル基及びN,N−ジアルキルアミノアルキル基が挙げられる。Q2とQ3とが互いに結合して、−CH2−が酸素原子に置換されていてもよい5員環又は6員環を形成するとき、その5員環又は6員環の例をN−位でカルボニル(C=O)につながる基の形で掲げると、1−ピロリジニル(C4H8N−)、2−オキサゾリジノン−3−イル〔C2H4OC(=O)N−〕、 ピペリジノ(C5H10N−)、モルホリノ(C2H4OC2H4N−)などが挙げられる。
ポリエステルポリオールは、上記したポリオール類と多塩基性カルボン酸またはその無水物との脱水縮合反応により得られるものである。多塩基性カルボン酸またはその無水物としては、コハク酸、無水コハク酸、アジピン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、無水イタコン酸、トリメリット酸、無水トリメリット酸、ピロメリット酸、無水ピロメリット酸、フタル酸、無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸などがある。
ポリエーテルポリオールは、ポリアルキレングリコールのほか、上記ポリオール類又はジヒドロキシベンゼン類とアルキレンオキサイドとの反応により得られるポリオキシアルキレン変性ポリオールなどが挙げられる。
カチオン重合性化合物としては、分子内に少なくとも1個のオキセタン環(4員環エーテル)を有する化合物(以下、単に「オキセタン化合物」と称することがある。)、分子内に少なくとも1個のオキシラン環(3員環エーテル)を有する化合物(以下、単に「エポキシ化合物」と称することがある。)などを挙げることができる。
また、硬化性樹脂組成物がカチオン重合性化合物を含有する場合、カチオン重合性化合物の含有量は、硬化性組成物100重量部に対して、通常10〜99重量部であり、好ましくは40〜99重量部である。
硬化性樹脂組成物が、活性エネルギー線硬化性化合物としてラジカル重合性化合物を含有する場合、硬化性樹脂組成物はラジカル重合開始剤を含むことが好ましい。ラジカル重合開始剤は、活性エネルギー線の照射により、(メタ)アクリル系化合物などのラジカル重合性化合物の重合を開始できるものであればよく、公知のものを使用することができる。ラジカル重合開始剤としては、アセトフェノン、3−メチルアセトフェノン、ベンジルジメチルケタール、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル−2−モルホリノプロパン−1−オン及び2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オンのようなアセトフェノン系開始剤;ベンゾフェノン、4−クロロベンゾフェノン及び4,4’−ジアミノベンゾフェノンのようなベンゾフェノン系開始剤;ベンゾインプロピルエーテル及びベンゾインエチルエーテルのようなベンゾインエーテル系開始剤;4−イソプロピルチオキサントンのようなチオキサントン系開始剤;その他、キサントン、フルオレノン、カンファーキノン、ベンズアルデヒド、アントラキノンなどが挙げられる。
硬化性樹脂組成物が、活性エネルギー線硬化性化合物としてオキセタン化合物やエポキシ化合物等のカチオン重合性化合物を含む場合、その硬化性樹脂組成物には通常、カチオン重合開始剤が配合される。カチオン重合開始剤を使用すると、第一の保護層形成時に必要な温度上昇幅を小さくすることができる。このため偏光子の耐熱性や偏光子の膨張による歪を考慮しなくとも、偏光子との密着性がより良好な保護層を形成することができる。
ベンゼンジアゾニウム ヘキサフルオロアンチモネート、ベンゼンジアゾニウム ヘキサフルオロホスフェート、ベンゼンジアゾニウム ヘキサフルオロボレートなど。
ジフェニルヨードニウム テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジフェニルヨードニウム ヘキサフルオロホスフェート、ジフェニルヨードニウム ヘキサフルオロアンチモネート、ジ(4−ノニルフェニル)ヨードニウム ヘキサフルオロホスフェートなど。
トリフェニルスルホニウム ヘキサフルオロホスフェート、トリフェニルスルホニウム ヘキサフルオロアンチモネート、トリフェニルスルホニウム テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、4,4′−ビス〔ジフェニルスルホニオ〕ジフェニルスルフィド ビスヘキサフルオロホスフェート、4,4′−ビス〔ジ(β−ヒドロキシエトキシ)フェニルスルホニオ〕ジフェニルスルフィド ビスヘキサフルオロアンチモネート、4,4′−ビス〔ジ(β−ヒドロキシエトキシ)フェニルスルホニオ〕ジフェニルスルフィド ビスヘキサフルオロホスフェート、7−〔ジ(p−トルイル)スルホニオ〕−2−イソプロピルチオキサントン ヘキサフルオロアンチモネート、7−〔ジ(p−トルイル)スルホニオ〕−2−イソプロピルチオキサントン テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、4−フェニルカルボニル−4′−ジフェニルスルホニオ−ジフェニルスルフィド ヘキサフルオロホスフェート、4−(p−tert−ブチルフェニルカルボニル)−4′−ジフェニルスルホニオ−ジフェニルスルフィド ヘキサフルオロアンチモネート、4−(p−tert−ブチルフェニルカルボニル)−4′−ジ(p−トルイル)スルホニオ−ジフェニルスルフィド テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートなど。
キシレン−シクロペンタジエニル鉄(II) ヘキサフルオロアンチモネート、クメン−シクロペンタジエニル鉄(II) ヘキサフルオロホスフェート、キシレン−シクロペンタジエニル鉄(II) トリス(トリフルオロメチルスルホニル)メタナイドなど。
硬化性樹脂組成物は、光拡散剤を含むことが好ましい。光拡散剤は、光を拡散させる機能を有する。第一の保護層を形成する硬化性樹脂組成物に光拡散剤を含有させることにより、第一の粘着剤層が光拡散剤を含む拡散粘着剤層である場合、光拡散剤の含有率を小さくすることができ、偏光板の湿熱耐久性をより向上させることができる。光拡散剤は、粒子であることが好ましく、硬化性樹脂組成物を構成するベースポリマーとは屈折率が異なる粒子であることがより好ましい。光拡散剤としては、無機化合物からなる粒子や有機化合物(ポリマー)からなる粒子が挙げられる。アクリル系ポリマーを含めて、粘着剤層を構成するベースポリマーは、1.4前後の屈折率を示すことが多いので、そこに配合する光拡散剤は、その屈折率が1〜2程度のものから、適宜選択すればよい。第一の粘着剤層を構成するベースポリマーと光拡散剤との屈折率差は、通常0.01以上であり、また液晶表示装置の明るさと視認性の観点から、0.01〜0.5とするのが好ましい。光拡散剤として使用する粒子は、球形のものが好ましく、単分散に近いものがより好ましく、平均粒径が2〜6μm程度の範囲にある粒子がさらに好ましい。
[その他の成分]
硬化性樹脂組成物は、必要に応じてさらに光増感剤を含有してもよい。光増感剤を含有することにより、カチオン重合及び/又はラジカル重合の反応性が高まり、第一の保護層の機械的強度や第一の保護層の密着性を向上させることができる。光増感剤としては、カルボニル化合物、有機硫黄化合物、過硫化物、レドックス系化合物、アゾ化合物、ジアゾ化合物、ハロゲン化合物、光還元性色素などが挙げられる。
レベリング剤の含有量は、活性エネルギー線硬化性化合物100重量部に対して0.01 〜1重量部であることが好ましく、0.1 〜0.7重量部であることがより好ましく、0.2〜0.5重量部であることがさらに好ましい。含有量が 0.01重量部未満であると、濡れ性や表面の均一性の改善が十分でない傾向があり、またこの添加量が1重量部を超えると、第一の保護層の密着性が低下する傾向がある。
本発明の偏光板において、偏光子における第一の保護層が積層された側とは反対側に第二の保護層を有することが好ましい。第二の保護層は、偏光子に積層されていることが好ましい。第二の保護層としては、上述の第一の保護層と同様に硬化性樹脂組成物を硬化させて得られる層、または熱可塑性樹脂フィルムが挙げられる。第二の保護層が、上述の第一の保護層と同様に硬化性樹脂組成物を硬化させて得られる層である場合、第一の保護層および第二の保護層を形成する硬化性樹脂組成物は、同じ硬化性樹脂組成物であってもよいし、異なる硬化性樹脂組成物であってもよい。第二の保護層が、硬化性樹脂組成物を硬化させて得られる層である場合、偏光板は両面に保護フィルムを有しない偏光板であり、第二の保護層が熱可塑性樹脂フィルムである場合、偏光板は片面に保護フィルムを有する偏光板である。本発明の偏光板においては、第二の保護層が熱可塑性樹脂フィルムであることが好ましい。
熱可塑性樹脂フィルムとしては、酢酸セルロース系樹脂、シクロオレフィン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエステル系樹脂など、当分野において従来から保護フィルムの形成材料として広く用いられている材料から形成されたフィルムを使用することができる。量産性及び接着性の観点から、熱可塑性樹脂フィルムは、酢酸セルロース系樹脂フィルムまたはシクロオレフィン系樹脂フィルムが好ましい。また、表面処理層を設けることの容易性及び光学特性が良好であるという点から、酢酸セルロース系樹脂フィルムがより好ましい。
第二の保護層として、熱可塑性樹脂フィルムを採用する場合、通常5〜100μm、好ましくは10〜80μmであり、より好ましくは50μm以下である。熱可塑性樹脂フィルムの厚さが、薄すぎると強度が低下し、加工性に劣る傾向にあり、厚すぎると、透明性が低下したり、偏光板の重量が大きくなったりする傾向にある。
本発明の偏光板は、第一の保護層における偏光子から遠い側の面に第一の粘着剤層が積層されている。さらに本発明の偏光板は、第二の保護層における偏光子から遠い側に第二の粘着剤層を有することが好ましい。第二の粘着剤層は第二の保護層に積層されていることがより好ましい。第二の粘着剤層を有する偏光板は、かかる第二の粘着剤層を介して、液晶セルに直接貼合することができる。本明細書においては、第一の粘着剤層と第二の粘着剤層とをまとめて粘着剤層ということがある。
粘着剤層を形成する粘着剤組成物は、アクリル系ポリマー、シリコーン系ポリマー、ポリエステル、ポリウレタン、ポリエーテルなどのベースポリマーを含むことが好ましい。なかでも、アクリル系ポリマーをベースポリマーとする粘着剤(アクリル系粘着剤)のように、光学的な透明性や接着性に優れ、適度な濡れ性や凝集力を保持し、さらに耐候性や耐熱性などを有し、加熱や加湿の条件下で浮きや剥がれなどの剥離問題を生じないものを選択して使用することがより好ましい。アクリル系粘着剤としては、メチル基、エチル基及びブチル基等の炭素数が20以下のアルキル基が(メタ)アクリル酸のオキシ基に結合したアルキルエステルと、(メタ)アクリル酸や(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチルなどのアクリル系モノマーとを、配合して重合させたアクリル系共重合体が、ベースポリマーとして有用である。ベースポリマーのガラス転移温度としては、25℃以下であることが好ましく、0℃以下であることがより好ましい。また、ベースポリマーの重量平均分子量は、100000以上であることが好ましい。
第一の粘着剤層が拡散粘着剤層である場合、光拡散剤の含有率は、光拡散剤が配合された第一の保護層に必要とされるヘイズ値や、第一の保護層を有する偏光板が適用される液晶表示装置の明るさなどを考慮して、適宜決められるが、一般には、粘着剤組成物のベースポリマー100重量部に対して、3〜50重量部であり、好ましくは5〜45重量部である。
第二の保護層として熱可塑性樹脂フィルムを採用する場合であって、第二の保護層と偏光子とが積層されている場合、偏光子と第二の保護層とは、通常接着剤又は粘着剤により貼合される。これらフィルムの貼合に際し、接着性を向上させるために、偏光子及び/又は第二の保護層の貼合面に、プラズマ処理、コロナ処理、紫外線照射処理、フレーム(火炎)処理、ケン化処理、溶剤処理などの表面処理を適宜施してもよい。ケン化処理としては、水酸化ナトリウムや水酸化カリウムのようなアルカリの水溶液に浸漬する方法が挙げられる。
水系接着剤を構成するポリビニルアルコール系樹脂は、市販品を使用することができる。例えば、(株)クラレから販売されている“PVA−117H”、“KL−318、“KM−118”及び“CM−318”、日本合成化学工業(株)から販売されている“ゴーセノール(登録商標) NH−20”、“ゴーセファイマー(登録商標)Z”シリーズ、“ゴーセファイマー(登録商標) K−210”及び“ゴーセナール(登録商標) T−330”(以上、いずれも商品名)などが挙げられる。
これらの架橋剤のなかでも、水溶性のポリアミドエポキシ樹脂をはじめとするエポキシ化合物や、アルデヒド類、メチロールメラミン、グリオキシル酸のアルカリ金属又はアルカリ土類金属塩などが好適に使用できる。
本発明の偏光板は、前記第一の粘着剤層における、第一の保護層側とは反対側の面に機能性樹脂層が積層される。機能性樹脂層が、本発明の偏光板の最外層となることが好ましい。機能性樹脂層は、偏光板に種々の光学的な機能を付与する樹脂フィルムを含む層のことをいい、かかる樹脂フィルムとしては位相差フィルム、輝度向上フィルムなどが挙げられる。機能性樹脂層は、輝度向上フィルムが好ましい。
本発明の偏光板は、以下の工程(i)〜(iii)を含む方法により製造することができる。なお、工程(i)及び工程(ii)の順序は、制限されるものではなく、工程(ii)を先に行ってもよいし、これらの工程を同時に行なってもよい。
工程(ii) 機能性樹脂層の片面に、第一の粘着剤層を積層する工程、
工程(iii)前記第一の保護層と、前記第一の粘着剤層とを貼合する工程。
また、偏光子の一方の面に、第一の保護層、第一の粘着剤層及び機能性樹脂層を、この順に積層して、本発明の偏光板を製造することもできる。以下では、工程(i)〜(iii)をこの順に含む方法により本発明の偏光板を製造する方法について主に説明するが、製造方法はこの方法に何ら制限されるものではない。
上記の工程(i)では、基材への塗布層形成工程、塗布層貼合工程、塗布層硬化工程及び基材除去工程を含む工程により、偏光子層の片面に保護層を積層する。
また、工程(i)を行う別の方法として、第一の保護層を形成する硬化性樹脂組成物を偏光子に直接塗工し、活性エネルギー線を照射する又は加熱することにより、硬化性樹脂組成物からなる塗布層を硬化させ、第一の保護層を形成する方法も挙げられる。
工程(ii)では、機能性樹脂層に第一の粘着剤層を積層する。まず、第一の粘着剤層の積層は、剥離フィルムを使用する方法、機能性樹脂層上に粘着剤組成物を塗布する方法などにより行うことができる。剥離フィルムを使用する方法は、離型処理が施された剥離フィルムの離型処理面に、粘着剤組成物を塗布して粘着剤層を形成し、得られた粘着剤層と機能性樹脂層とを積層させることにより行うことができる。また、保護フィルム上に粘着剤組成物を塗布する方法は、機能性樹脂層上に粘着剤組成物を塗布して粘着剤層を形成させることにより行うことができる。この方法では、得られた粘着剤層に剥離フィルムを積層して第一の粘着剤層表面を保護しておくことが好ましい。
工程(iii)では、前記第一の保護層と、前記第一の粘着剤層とを貼合し、偏光板を得る。なお、本発明の偏光板には、さらに偏光子における第一の保護層側とは反対側に第二の保護層および第二の粘着剤層をこの順に有することが好ましい。第二の保護層として硬化性樹脂組成物を採用する場合は、前記第一の保護層を形成する方法と同様の方法で、第二の保護層を形成することができる。また、第二の保護層として、熱可塑性樹脂フィルムを採用する場合は、熱硬化性樹脂フィルムおよび/または偏光子の貼合面に上記接着剤を塗布して、両者を貼合することで第二の保護層を形成することができる。第二の粘着剤層を積層する方法としては、前記第一の粘着剤層を積層する方法と同様の方法が挙げられる。
本発明の偏光板は、液晶表示装置を構成する偏光板として好適に使用することができる。通常、液晶表示装置においては、一対の偏光板が、液晶セルの視認側と光源側とに貼合されている。本発明の液晶表示装置が備える偏光板の少なくとも1つは、本発明の偏光板である。さらに本発明の偏光板は、一対の偏光板のうち、光源側に配置される偏光板であることが好ましい。この場合、もう一方の偏光板には、公知の偏光板を使用することができる。本発明の偏光板において、偏光子と第一の粘着剤層との間に第一の保護層を有することで、密着力を高めることが可能となる。
さらに第二の粘着剤層を有する本発明の偏光板は、液晶セルを構成するガラス基板に、第二の粘着剤層を介して直接貼り付けることができるので有用である。第二の粘着剤層および剥離フィルムを有する偏光板をガラス基板に積層するには、該偏光板から剥離フィルムを剥がし、露出した第二の粘着剤層面をガラス基板の表面に貼り合わせればよい。
図2を参照して、本発明の液晶表示装置をさらに詳しく説明する。図2は、本発明の液晶表示装置の一例を示す概略図である。図2に示す液晶表示装置は、バックライト8と偏光板10とがバックライトテープ7を介して貼合されている。また偏光板10と液晶セル5とは、偏光板10の図示されていない第二の粘着剤層32を介して貼合されている。なお、図2に示す偏光板6は、本発明の偏光板であってもよいし、公知の偏光板であってもよい。
“セロキサイド(登録商標) 2021P”:3,4−エポキシシクロヘキシルメチル 3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、ダイセル化学(株)から入手。
“OXT−221”:ビス(3−エチル−3−オキセタニルメチル)エーテル、東亞合成(株)から入手。
“A−DCP”:トリシクロデカンジメタノールジアクリレート、新中村化学(株)から入手。
から入手。
“アデカオプトマー(登録商標) SP−150”:4,4′−ビス〔ジフェニルスルホニオ〕ジフェニルスルフィド ビスヘキサフルオロホスフェート系の光カチオン重合開始剤、プロピレンカーボネート溶液の形で(株)ADEKAから入手。
“イルガキュア(登録商標) 907”:2−メチル−1−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−モルホリノプロパン−1−オン、BASFジャパン(株)から入手。
“ダロキュア(登録商標) 1173”:2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン、BASFジャパン(株)から入手。
“アートパール(登録商標) SE−006T”: アクリルビーズ、粒径6μm、根上工業(株)から入手。
“SH710”:シリコーン系レベリング剤、東レ・ダウコーニング(株)から入手。
以下の各成分を混合して、硬化性樹脂組成物A〜Fをそれぞれ調製したものであるが、光カチオン重合開始剤“アデカオプトマー SP−150”は、プロピレンカーボネート溶液のものを使用しているが、以下ではその有効成分量で表示している。
“セロキサイド(登録商標) 2021P” 70部
“OXT−221” 30部
“アデカオプトマー(登録商標) SP−150” 2.25部
“SH710” 0.2部
“セロキサイド(登録商標) 2021P” 35部
“OXT−221” 15部
“A−DCP” 50部
“アデカオプトマー(登録商標) SP−150” 1.13部
“ダロキュア(登録商標) 1173” 2.25部
“SH710” 0.2部
“セロキサイド(登録商標) 2021P” 35部
“OXT−221” 15部
“A−DCP” 50部
“アデカオプトマー(登録商標) SP−150” 1.13部
“ダロキュア(登録商標) 1173” 2.25部
“アートパール(登録商標) SE−006T” 5部
“SH710” 0.2部
“セロキサイド(登録商標) 2021P” 35部
“OXT−221” 15部
“A−DCP” 50部
“アデカオプトマー(登録商標) SP−150” 1.13部
“ダロキュア(登録商標) 1173” 2.25部
“アートパール(登録商標) SE−006T” 10部
“SH710” 0.2部
“セロキサイド(登録商標) 2021P” 35部
“OXT−221” 15部
“A−DCP” 50部
“アデカオプトマー(登録商標) SP−150” 1.13部
“ダロキュア(登録商標) 1173” 2.25部
“アートパール(登録商標) SE−006T” 20部
“SH710” 0.2部
平均重合度約2400、ケン化度99.9モル%以上で厚さ20μmのポリビニルアルコールフィルムを、乾式で約4倍に一軸延伸し、さらに緊張状態を保ったまま、40℃の純水に1分間浸漬した後、ヨウ素/ヨウ化カリウム/水の重量比が 0.05/10/100の水溶液に28℃で60秒間浸漬した。その後、ヨウ化カリウム/ホウ酸/水の重量比が8.5/7.5/100の水溶液に68℃で300秒間浸漬した。引き続き、10℃の純水で20秒間洗浄した後、65℃で乾燥して、一軸延伸されたポリビニルアルコールフィルムにヨウ素が吸着配向している偏光子を作製した。偏光子の厚さは 7μmであった。
“クラレポバール(登録商標) KL318”:カルボキシル基変性ポリビニルアルコール、(株)クラレから入手。
“スミレーズレジン(登録商標) 650”:水溶性ポリアミドエポキシ樹脂(固形分濃度30%の水溶液)、住化ケムテックス(株)から入手。
以下の各成分を混合して、水系接着剤を調製したが、エポキシ系架橋剤“スミレーズレジン 650”は水溶液のものを使用しているが、以下ではその有効成分量で表示している。
“純水” 100部
“クラレポバール(登録商標) KL318” 1.8部
“スミレーズレジン(登録商標) 650” 0.9部
製造例2で作製した偏光子の片面に、製造例3で調製した水系接着剤を塗布し、トリアセチルセルロース系フィルムからなる保護層〔コニカミノルタオプト(株)製、KC2UA、厚さ25μm 、第二の保護層と呼ぶ〕を、もう一方の面に純水を塗布し、ポリエチレン系フィルム〔東レフィルム加工(株)製、トレテック(登録商標)7332、厚さ30μm〕を貼合した。これを60℃で3分乾燥した後、ポリエチレン系フィルムを剥がし、片面に第二の保護層を有する偏光板Aを作製した。
(1)偏光板の作製
製造例1で調製した硬化性樹脂組成物Aを、厚さ50μm のシクロオレフィン系フィルム〔日本ゼオン(株)製の商品名“ZEONOR”〕の片面に、バーコーターにより硬化後の膜厚が約5μmとなるように塗工した。その塗工面に、製造例4で作製した偏光板Aの偏光子側に貼合し、積層体を作製した。この積層体のシクロオレフィン系フィルム側からベルトコンベア付き紫外線照射装置〔ランプはフュージョンUVシステムズ社製の“Dバルブ”使用〕により積算光量が500mJ/cm2となるように紫外線を照射し、硬化性樹脂組成物を硬化させ、その後積層体からシクロオレフィン系フィルムを剥離した。こうして、第一の保護層(硬化性樹脂組成物の硬化物)/偏光子/接着剤層/第二の保護層からなる偏光板を作製した。
実施例1において、表1に記載の硬化性樹脂組成物に変更したこと以外は、実施例1と同様に偏光板を作製した。
実施例2において、第一の粘着剤層として厚さ15μm、ヘイズ36%である拡散粘着剤層Bを用いたこと以外は、実施例2と同様に偏光板を作製した。
実施例3において、第一の粘着剤層として拡散粘着剤層Bを用いたこと以外は、実施例3と同様に偏光板を作製した。
実施例4において、第一の粘着剤層として拡散粘着剤層Bを用いたこと以外は、実施例4と同様に偏光板を作製した。
実施例5において、第一の粘着剤層として拡散粘着剤層Bを用いたこと以外は、実施例5と同様に偏光板を作製した。
実施例2において、第一の粘着剤層として厚さ15μm、ヘイズ50%である拡散粘着剤層Cを用いたこと以外は、実施例2と同様に偏光板を作製した。
実施例3において、第一の粘着剤層として拡散粘着剤層Cを用いたこと以外は、実施例3と同様に偏光板を作製した。
実施例4において、第一の粘着剤層として拡散粘着剤層Cを用いたこと以外は、実施例4と同様に偏光板を作製した。
実施例5において、第一の粘着剤層として拡散粘着剤層Cを用いたこと以外は、実施例5と同様に偏光板を作製した。
第一の保護層を積層しなかったこと以外、すなわち偏光子に直接第一の粘着剤層を積層したこと以外は、実施例1と同様に偏光板を作製した。
第一の保護層を積層しなかったこと以外、すなわち偏光子に直接第一の粘着剤層を積層したこと以外は、実施例9と同様に偏光板を作製した。
第一の保護層を積層しなかったこと以外、すなわち偏光子に直接第一の粘着剤層を積層したこと以外は、実施例13と同様に偏光板を作製した。
(1)で作製した偏光板の、第二の保護層の偏光子と反対側に、第二の粘着剤層として厚さ20μmのアクリル系粘着剤の層を設けた。この際、第二の保護層と第二の粘着剤層の各貼合面にコロナ処理を施した。その後、偏光子の吸収軸と平行方向が長辺となるように、60mm×110mmの大きさに裁断し、その第二の粘着剤層側で無アルカリガラス〔コーニング社製の商品名“EAGLE XG”〕に貼合した。このサンプルに、温度50℃、圧力5kg/cm2(490.3kPa)で1時間オートクレーブ処理を施した後、温度23℃、相対湿度55%の環境下で24時間放置した。このサンプルについて、温度65℃、相対湿度90%の環境に100時間放置し、外観の変化を観察した。その際、変化がなかったものを○、剥がれや浮きなどが見られたものを×とし、結果を表1の「湿熱耐久性」の欄に示した。
上記(1)で作製した偏光板を、JIS K 7136に準拠したヘイズメーター(HM−150型、(株)村上色彩技術研究所製)により、第二の保護層側から入射するように偏光板を設置し、偏光板のへイズを測定した。
Claims (13)
- 機能性樹脂層、第一の粘着剤層、硬化性樹脂組成物の硬化物である第一の保護層、及び偏光子が、この順に積層された偏光板であって、
硬化性樹脂組成物は、活性エネルギー線硬化性化合物を含有することを特徴とする偏光板。 - 硬化性樹脂組成物は、光拡散剤を含有することを特徴とする請求項1に記載の偏光板。
- 第一の粘着剤層が、拡散粘着剤層である請求項1または2に記載の偏光板。
- 機能性樹脂層が、輝度向上フィルムを有する層である請求項1〜3のいずれかに記載の偏光板。
- 活性エネルギー線硬化性化合物は、分子内に少なくとも1個の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する(メタ)アクリル系化合物を含む請求項1〜4のいずれかに記載の偏光板。
- 活性エネルギー線硬化性化合物は、カチオン重合性化合物を含む請求項1〜5のいずれかに記載の偏光板。
- カチオン重合性化合物は、分子内に少なくとも1個のオキシラン環を有する化合物を含む請求項6に記載の偏光板。
- 第一の粘着剤層の厚みが、0.1〜10μmである請求項1〜7のいずれかに記載の偏光板。
- 偏光子の第一の保護層が積層された側とは反対側に、第二の保護層を有する請求項1〜8のいずれかに記載の偏光板。
- 第二の保護層が、熱可塑性樹脂フィルムである請求項9に記載の偏光板。
- 第二の保護層の偏光子が積層された側とは反対側に、第二の粘着剤層を有する請求項9又は10に記載の偏光板。
- 第二の粘着剤層の第二の保護層が積層された側とは反対側の表面に剥離フィルムが積層された請求項11に記載の偏光板。
- 請求項1〜11のいずれかに記載の偏光板と、液晶セルとを有する液晶表示装置。
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