JP2017221658A - 硬性内視鏡システム - Google Patents
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Abstract
【課題】管体の外径を抑制しつつ高解像の観察像を取得できる硬性内視鏡システムを提供する。【解決手段】直線状の管体110と、管体110の一端側に設けられた対物レンズ151と、管体の一端側とは反対の他端側に設けられた接眼レンズ152と、管体110の、接眼レンズ152より更に他端側に設けられた結像レンズ153と、結像レンズ153によって結像される像を光電変換する撮像素子121と、照明光を投射する照明素子141と、結像レンズ153と撮像素子121の間に設けられ、結像レンズ153から出射される少なくとも一部の光束を撮像素子側へ導くと共に、照明素子141から出射される少なくとも一部の照明光を結像レンズ側へ導く分割光学素子131とを備え、対物レンズ151、接眼レンズ152および結像レンズ153を含む光学系の入射瞳径が、管体110の外径の60%以上である硬性内視鏡システム100。【選択図】図1
Description
本発明は、硬性内視鏡システムに関する。
可撓性のない挿入部を有する硬性内視鏡が知られている。硬性内視鏡は、挿入部の先端
に配置された対物光学系により形成される観察像を、リレー光学系によって基端側に伝達
する。観察対象は、例えば被検者の体内組織であるので、硬性内視鏡は、多くの場合にお
いて、観察対象を照射する照射部を有する。照射部は、例えば、光源と接続した光ファイ
バーを基端部から先端部まで挿通して、先端部から観察対象を照射する構成を有する(例
えば、特許文献1)。
に配置された対物光学系により形成される観察像を、リレー光学系によって基端側に伝達
する。観察対象は、例えば被検者の体内組織であるので、硬性内視鏡は、多くの場合にお
いて、観察対象を照射する照射部を有する。照射部は、例えば、光源と接続した光ファイ
バーを基端部から先端部まで挿通して、先端部から観察対象を照射する構成を有する(例
えば、特許文献1)。
硬性内視鏡は、被検者の体内に挿通されて用いられることもあり、管体の外径は小さい
ほど好ましい。しかし、管体の内部に光ファイバーを挿通すると、光学系として利用でき
る径が小さくなってしまう。近年、硬性内視鏡は、観察像を撮像素子で光電変換してディ
スプレイで観察する硬性内視鏡システムとして利用されつつあるが、光学系の瞳径が小さ
くシステム全体として、観察像の解像度が十分得られないという問題があった。もしくは
、管体と撮像光学系の隙間からファイバーによって外から光を導く方法では解像度を得る
ために瞳径を大きくするとファイバー部分の面積が十分に確保できず、光量が不足してし
まう問題があった。
ほど好ましい。しかし、管体の内部に光ファイバーを挿通すると、光学系として利用でき
る径が小さくなってしまう。近年、硬性内視鏡は、観察像を撮像素子で光電変換してディ
スプレイで観察する硬性内視鏡システムとして利用されつつあるが、光学系の瞳径が小さ
くシステム全体として、観察像の解像度が十分得られないという問題があった。もしくは
、管体と撮像光学系の隙間からファイバーによって外から光を導く方法では解像度を得る
ために瞳径を大きくするとファイバー部分の面積が十分に確保できず、光量が不足してし
まう問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、管体の外径を抑制し
つつ高解像の観察像を取得できる硬性内視鏡システムを提供するものである。
つつ高解像の観察像を取得できる硬性内視鏡システムを提供するものである。
本発明の第1の態様における硬性内視鏡システムは、直線状の管体と、管体の一端側に
設けられた対物レンズと、管体の一端側とは反対の他端側に設けられた接眼レンズと、管
体の、接眼レンズより更に他端側に設けられた結像レンズと、結像レンズによって結像さ
れる像を光電変換する撮像素子と、照明光を投射する照明素子と、結像レンズと撮像素子
の間に設けられ、結像レンズから出射される少なくとも一部の光束を撮像素子側へ導くと
共に、照明素子から出射される少なくとも一部の照明光を結像レンズ側へ導く分割光学素
子とを備え、対物レンズ、接眼レンズおよび結像レンズを含む光学系の入射瞳径が、管体
の外径の60%以上である。
設けられた対物レンズと、管体の一端側とは反対の他端側に設けられた接眼レンズと、管
体の、接眼レンズより更に他端側に設けられた結像レンズと、結像レンズによって結像さ
れる像を光電変換する撮像素子と、照明光を投射する照明素子と、結像レンズと撮像素子
の間に設けられ、結像レンズから出射される少なくとも一部の光束を撮像素子側へ導くと
共に、照明素子から出射される少なくとも一部の照明光を結像レンズ側へ導く分割光学素
子とを備え、対物レンズ、接眼レンズおよび結像レンズを含む光学系の入射瞳径が、管体
の外径の60%以上である。
本発明の第2の態様における硬性内視鏡システムは、直線状の管体と、管体の一端側に
設けられた対物レンズと、管体の一端側とは反対の他端側に設けられた接眼レンズと、管
体の、接眼レンズより更に他端側に設けられた結像レンズと、結像レンズによって結像さ
れる像を光電変換する撮像素子と、照明光を投射する照明素子と、対物レンズと接眼レン
ズの間に設けられ、対物レンズから出射される少なくとも一部の光束を接眼レンズ側へ導
くと共に、照明素子から出射される少なくとも一部の照明光を対物レンズ側へ導く分割光
学素子と、照明素子と分割光学素子の間に設けられ、照明光を平行光にするコリメート光
学系とを備え、対物レンズ、接眼レンズおよび結像レンズを含む光学系の入射瞳径が、管
体の外径の60%以上である。
設けられた対物レンズと、管体の一端側とは反対の他端側に設けられた接眼レンズと、管
体の、接眼レンズより更に他端側に設けられた結像レンズと、結像レンズによって結像さ
れる像を光電変換する撮像素子と、照明光を投射する照明素子と、対物レンズと接眼レン
ズの間に設けられ、対物レンズから出射される少なくとも一部の光束を接眼レンズ側へ導
くと共に、照明素子から出射される少なくとも一部の照明光を対物レンズ側へ導く分割光
学素子と、照明素子と分割光学素子の間に設けられ、照明光を平行光にするコリメート光
学系とを備え、対物レンズ、接眼レンズおよび結像レンズを含む光学系の入射瞳径が、管
体の外径の60%以上である。
本発明により、管体の外径を抑制しつつ高解像の観察像を取得できる硬性内視鏡システ
ムを提供できる。
ムを提供できる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲にかかる発明を
以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を
解決するための手段として必須であるとは限らない。
以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を
解決するための手段として必須であるとは限らない。
図1は、本発明の第1実施形態にかかる硬性内視鏡システム100の全体概略図である
。硬性内視鏡システム100は、外観的には、直線状の管体110と、これにケーブルで
接続される制御部200および表示部210を主な構成要素とする。図は、管体110を
断面図で表し、管体110に収容される主な要素を示している。
。硬性内視鏡システム100は、外観的には、直線状の管体110と、これにケーブルで
接続される制御部200および表示部210を主な構成要素とする。図は、管体110を
断面図で表し、管体110に収容される主な要素を示している。
管体110は、例えばステンレス管であり、可撓性を有しない。本実施形態においては
、管体110の中心軸が、光学系の光軸OPと一致する。管体110の内部には、複数の
レンズが設置されている。具体的には、観察対象に向けられる先端側である一端から、基
端側である他端へ向かって順に、対物レンズ151、リレーレンズ161、接眼レンズ1
52、および結像レンズ153が設置されている。管体110の他端には、撮像素子12
1が設置されている。
、管体110の中心軸が、光学系の光軸OPと一致する。管体110の内部には、複数の
レンズが設置されている。具体的には、観察対象に向けられる先端側である一端から、基
端側である他端へ向かって順に、対物レンズ151、リレーレンズ161、接眼レンズ1
52、および結像レンズ153が設置されている。管体110の他端には、撮像素子12
1が設置されている。
対物レンズ151は、観察対象の観察像を形成し、リレーレンズ161は、対物レンズ
151で形成された観察像を伝達し、接眼レンズ152は、伝達された観察像を結像させ
る。さらに、結像レンズ153は、一旦結像された観察像を、撮像素子121の受光面の
大きさに合わせて、当該受光面上に再結像させる。
151で形成された観察像を伝達し、接眼レンズ152は、伝達された観察像を結像させ
る。さらに、結像レンズ153は、一旦結像された観察像を、撮像素子121の受光面の
大きさに合わせて、当該受光面上に再結像させる。
それぞれのレンズは、複数のレンズから構成されても良い。例えば、対物レンズ151
は、負、正、正の3 枚のレンズから構成される。また、一組のリレーレンズ161は、
光軸方向に対象に配列された正、負、正、負、正の5枚のレンズによって構成される。特
に、3枚目の正レンズは、リレー長を確保すべく、光軸方向の長さが直径より大きいロッ
ドレンズを用いても良い。また、リレーレンズ161は、管体110の長さに応じて、複
数組設置されても良い。図1に示す本実施形態においては、3組のリレーレンズ161が
設置されている。
は、負、正、正の3 枚のレンズから構成される。また、一組のリレーレンズ161は、
光軸方向に対象に配列された正、負、正、負、正の5枚のレンズによって構成される。特
に、3枚目の正レンズは、リレー長を確保すべく、光軸方向の長さが直径より大きいロッ
ドレンズを用いても良い。また、リレーレンズ161は、管体110の長さに応じて、複
数組設置されても良い。図1に示す本実施形態においては、3組のリレーレンズ161が
設置されている。
撮像素子121は、例えばCMOSセンサであり、受光面で結像した光学像を光電変換
して、画素信号として出力する。管体110の基端部に設けられた回路基板220は、撮
像素子121が出力した画素信号をレベル調整してA/D変換し、画素データとして制御
部200へ送信する。
して、画素信号として出力する。管体110の基端部に設けられた回路基板220は、撮
像素子121が出力した画素信号をレベル調整してA/D変換し、画素データとして制御
部200へ送信する。
結像レンズ153と撮像素子121の間には、ハーフミラー131が光軸OPに対して
斜交するように設置されている。ハーフミラー131は、結像レンズ153から出射され
る一部の光束を撮像素子121側へ透過させる分割光学素子である。ハーフミラー131
に対して撮像素子121と共役の位置には光源141が設置される。管体110は、光源
141を収容するための枝管140を有し、枝管140の内部空間は、管体110の内部
空間と連通している。光源141は、例えば高輝度LEDが二次元的に配列されたLED
パネルから成る照明素子であり、回路基板220によって駆動される。光源141からハ
ーフミラー131へ向けて出射された照射光は、その一部がハーフミラー131によって
結像レンズ153側へ反射される。
斜交するように設置されている。ハーフミラー131は、結像レンズ153から出射され
る一部の光束を撮像素子121側へ透過させる分割光学素子である。ハーフミラー131
に対して撮像素子121と共役の位置には光源141が設置される。管体110は、光源
141を収容するための枝管140を有し、枝管140の内部空間は、管体110の内部
空間と連通している。光源141は、例えば高輝度LEDが二次元的に配列されたLED
パネルから成る照明素子であり、回路基板220によって駆動される。光源141からハ
ーフミラー131へ向けて出射された照射光は、その一部がハーフミラー131によって
結像レンズ153側へ反射される。
制御部200は、例えばCPUであり、回路基板220へ制御信号を送信することによ
り、撮像素子121による画像取得を開始させたり、光源141を点灯させたりする。ま
た、回路基板220から画像データを受け取り、表示画像信号に変換して表示部210に
表示させる。表示部210は、例えばLCDパネルによるディスプレイであり、撮像素子
121で光電変換され、制御部200で画像処理された観察対象の観察像を表示する。な
お、本実施形態においては、制御部200および表示部210を含めて硬性内視鏡システ
ム100として説明するが、硬性内視鏡システムは、制御部200および表示部210の
少なくとも一方を外部機器として接続する構成であっても良い。
り、撮像素子121による画像取得を開始させたり、光源141を点灯させたりする。ま
た、回路基板220から画像データを受け取り、表示画像信号に変換して表示部210に
表示させる。表示部210は、例えばLCDパネルによるディスプレイであり、撮像素子
121で光電変換され、制御部200で画像処理された観察対象の観察像を表示する。な
お、本実施形態においては、制御部200および表示部210を含めて硬性内視鏡システ
ム100として説明するが、硬性内視鏡システムは、制御部200および表示部210の
少なくとも一方を外部機器として接続する構成であっても良い。
図2は、管体110の内部へ光学系を収容する様子を示す図である。単レンズとしての
各レンズは、管体110の内壁に遊嵌する円環状の支持環111に支持される。支持環1
11は、例えば樹脂によって形成される。支持環111は、レンズ190を支持して、管
体110の内部で面倒れしない程度に、光軸方向の厚みを有する。
各レンズは、管体110の内壁に遊嵌する円環状の支持環111に支持される。支持環1
11は、例えば樹脂によって形成される。支持環111は、レンズ190を支持して、管
体110の内部で面倒れしない程度に、光軸方向の厚みを有する。
本実施形態においては、観察対象を照射する照射光が基端側から先端側へ進み、観察像
が先端側から基端側へ伝達されるので、レンズ190の両側に迷光を軽減する迷光軽減処
理が施される。具体的には、例えば、レンズ190の有効径を囲むように、先端側に前側
開口絞り112が、基端側に後側開口絞り113が設けられる。各開口絞りのエッジ断面
は、レンズ190の表面から遠ざかる方向へ開くようにテーパが設けられる。前側開口絞
り112および後側開口絞り113は、支持環111と一体に形成されても良いし、別体
で形成されて支持環111に取り付けられても良い。
が先端側から基端側へ伝達されるので、レンズ190の両側に迷光を軽減する迷光軽減処
理が施される。具体的には、例えば、レンズ190の有効径を囲むように、先端側に前側
開口絞り112が、基端側に後側開口絞り113が設けられる。各開口絞りのエッジ断面
は、レンズ190の表面から遠ざかる方向へ開くようにテーパが設けられる。前側開口絞
り112および後側開口絞り113は、支持環111と一体に形成されても良いし、別体
で形成されて支持環111に取り付けられても良い。
迷光軽減処理としては、有効径の外側に黒色塗装を施す処理であっても良い。また、す
べての単レンズに迷光軽減処理を施さなくても良い。例えば、リレーレンズ161を構成
する各レンズに迷光軽減処理を施しても良い。
べての単レンズに迷光軽減処理を施さなくても良い。例えば、リレーレンズ161を構成
する各レンズに迷光軽減処理を施しても良い。
レンズとレンズの間隔は、調整環116を介在させることによって調整する。調整環1
16は、管体110の内壁に遊嵌する円環状のスペーサである。調整環116は、例えば
樹脂によって形成される。
16は、管体110の内壁に遊嵌する円環状のスペーサである。調整環116は、例えば
樹脂によって形成される。
レンズ190を支持する支持環111および調整環116は、管体110の先端側開口
から順番に内部に挿入される。隣接する支持環111と調整環116は、例えば接着剤に
より相互に連結される。このような組み付け作業を経て、図1で示したようなレンズ構成
を実現する。なお、ハーフミラー131、撮像素子121等は、管体110の基端側から
組み付けられる。なお、支持環111は、複数のレンズをまとめて支持する構造であって
も良い。
から順番に内部に挿入される。隣接する支持環111と調整環116は、例えば接着剤に
より相互に連結される。このような組み付け作業を経て、図1で示したようなレンズ構成
を実現する。なお、ハーフミラー131、撮像素子121等は、管体110の基端側から
組み付けられる。なお、支持環111は、複数のレンズをまとめて支持する構造であって
も良い。
また、調整環116は、図示する円筒状の構造でなくても良く、レンズ間隔を調整でき
る構造であれば良い。例えば、先端側と基端側でそれぞれ支持環111に接する2つの円
環体を、管体110の内壁に沿って光軸方向に延びる複数の連結棒で接続した構造体であ
っても良い。
る構造であれば良い。例えば、先端側と基端側でそれぞれ支持環111に接する2つの円
環体を、管体110の内壁に沿って光軸方向に延びる複数の連結棒で接続した構造体であ
っても良い。
ここで、光源から出射した照射光が管体110の内壁面等で反射される方が、出射光の
利用効率の観点からは好ましい。したがって、出射光の利用効率の観点からは、管体11
0の内壁等に鏡面処理を施すことが好ましい。しかし、本実施形態においては、同一の内
部空間を観察像の伝達にも利用するので、撮像素子121に結像する光学像をより鮮明に
する観点を優先させる。そこで、本実施形態においては、管体110の内壁および調整環
116に、反射防止処理を施している。具体的には、反射防止処理として、梨地処理を施
したり、黒色塗装を施したり、薄膜反射防止シートを貼着したりする。
利用効率の観点からは好ましい。したがって、出射光の利用効率の観点からは、管体11
0の内壁等に鏡面処理を施すことが好ましい。しかし、本実施形態においては、同一の内
部空間を観察像の伝達にも利用するので、撮像素子121に結像する光学像をより鮮明に
する観点を優先させる。そこで、本実施形態においては、管体110の内壁および調整環
116に、反射防止処理を施している。具体的には、反射防止処理として、梨地処理を施
したり、黒色塗装を施したり、薄膜反射防止シートを貼着したりする。
対物レンズ、接眼レンズ、結像レンズからなる硬性内視鏡システムの焦点距離トータル
f(t)は(式1)で定義される。
f(t)=f(a)/f(b)×f(c) …(式1)
f(t):焦点距離トータル
f(a):対物レンズ焦点距離
f(b):接眼レンズ焦点距離
f(c):結像レンズ焦点距離
f(t)は(式1)で定義される。
f(t)=f(a)/f(b)×f(c) …(式1)
f(t):焦点距離トータル
f(a):対物レンズ焦点距離
f(b):接眼レンズ焦点距離
f(c):結像レンズ焦点距離
一方、光学系の入射瞳径をD(レンズ有効径)とすると、硬性内視鏡システムの総合F
値は(式2)で定義される。
F=f(t)÷D …(式2)
値は(式2)で定義される。
F=f(t)÷D …(式2)
また、回折限界rは(式3)で表される。
r=1.22×F×λ …(式3)
F:総合F値
λ:可視光波長 代表値:Green 550nm
r=1.22×F×λ …(式3)
F:総合F値
λ:可視光波長 代表値:Green 550nm
焦点距離トータルf(t)は結像の大きさを決めるので、結像の大きさが同じであれば
、焦点距離トータルf(t)は同じ値となる。入射瞳径Dが管体の外径Sに対して約50
%の従来技術の総合F値に対して、本発明を用いて入射瞳径Dを管体の外径Sに対して約
100%とすると総合F値は1/2になるので、回折限界rは1/2になり、同じ撮像素
子サイズに対して2倍の解像度を実現できる硬性内視鏡システムが構築できる。
、焦点距離トータルf(t)は同じ値となる。入射瞳径Dが管体の外径Sに対して約50
%の従来技術の総合F値に対して、本発明を用いて入射瞳径Dを管体の外径Sに対して約
100%とすると総合F値は1/2になるので、回折限界rは1/2になり、同じ撮像素
子サイズに対して2倍の解像度を実現できる硬性内視鏡システムが構築できる。
図3は、管体110の外径Sと入射瞳径Dとの関係を説明する図である。本実施形態に
おいては、照射光を導光するための光ケーブルを挿通させるスペースを必要とせず、観察
像を伝達させるレンズ有効径の内部を照射光が通過する構成としたので、管体110の外
径Sに対して各レンズの有効径を大きくすることができる。より具体的には、管体110
の外径をφSとし、対物レンズ151、接眼レンズ152および結像レンズ153を含む
光学系の入射瞳径をφDとすると、(φS>)φD>(0.6×φS)を達成できた。例
えば、φS=10.0mm+αの場合は、φDは最大10mmを確保できる。
おいては、照射光を導光するための光ケーブルを挿通させるスペースを必要とせず、観察
像を伝達させるレンズ有効径の内部を照射光が通過する構成としたので、管体110の外
径Sに対して各レンズの有効径を大きくすることができる。より具体的には、管体110
の外径をφSとし、対物レンズ151、接眼レンズ152および結像レンズ153を含む
光学系の入射瞳径をφDとすると、(φS>)φD>(0.6×φS)を達成できた。例
えば、φS=10.0mm+αの場合は、φDは最大10mmを確保できる。
ここで、観察対象を観察するために必要な光学系全体としての焦点距離トータルf(t
)を23mmと設定すると、この光学系の総合F値は、F=23/10=2.3となる。
この光学系の、可視波長550nmにおける回折限界rは、1.22×0.55×2.3
=1.56μmとなる。ベイヤー配列のカラー撮像素子の画素数に対する解像度の係数は
経験的に0.8程度であり、回折限界rに0.8を乗じれば解像可能な画素ピッチが求め
られる。上記の回折限界rに0.8を乗じて画素ピッチを計算すると1.56×0.8=
1.25μmとなる。すなわち、ベイヤー配列を採用する撮像素子の場合、画素ピッチ1
.25μmを超えて画素数を増やしたとしても解像することはできない。
)を23mmと設定すると、この光学系の総合F値は、F=23/10=2.3となる。
この光学系の、可視波長550nmにおける回折限界rは、1.22×0.55×2.3
=1.56μmとなる。ベイヤー配列のカラー撮像素子の画素数に対する解像度の係数は
経験的に0.8程度であり、回折限界rに0.8を乗じれば解像可能な画素ピッチが求め
られる。上記の回折限界rに0.8を乗じて画素ピッチを計算すると1.56×0.8=
1.25μmとなる。すなわち、ベイヤー配列を採用する撮像素子の場合、画素ピッチ1
.25μmを超えて画素数を増やしたとしても解像することはできない。
1.25μm×1.25μmの画素サイズ(1.25μmの画素ピッチ)は、現時点に
おいて実用化されており、例えば1/3インチサイズのCMOSセンサで4K(約800
万画素)の撮像素子を製作可能である。このようなCMOSセンサを撮像素子121とし
て利用すれば、4Kの解像度で観察像を表示させる硬性内視鏡システムを実現することが
できる。
おいて実用化されており、例えば1/3インチサイズのCMOSセンサで4K(約800
万画素)の撮像素子を製作可能である。このようなCMOSセンサを撮像素子121とし
て利用すれば、4Kの解像度で観察像を表示させる硬性内視鏡システムを実現することが
できる。
1.25μm画素ピッチの4K撮像素子を用いて硬性内視鏡システムを実現するために
は、回折限界rを1.25μm以下にする必要がある。Greenの可視光波長550n
mにおける回折限界rを1.25μm以下とするために、上述したようにベイヤー配列を
用いた場合の回折限界rの係数が0.8であることから、総合F値はF=1.25/1.
22/0.55/0.8=2.3以下を満たす必要がある。総合F値をF=2.3以下と
するためには、焦点距離トータルf(t)が23mmである場合、入射瞳径Dを約10m
m以上にする必要がある。
は、回折限界rを1.25μm以下にする必要がある。Greenの可視光波長550n
mにおける回折限界rを1.25μm以下とするために、上述したようにベイヤー配列を
用いた場合の回折限界rの係数が0.8であることから、総合F値はF=1.25/1.
22/0.55/0.8=2.3以下を満たす必要がある。総合F値をF=2.3以下と
するためには、焦点距離トータルf(t)が23mmである場合、入射瞳径Dを約10m
m以上にする必要がある。
同様に、2.4μm画素ピッチの2K撮像素子を用いて硬性内視鏡システムを実現する
ためには、総合F値はF=2.4/1.22/0.55/0.8=4.5以下を満たす必
要がある。つまり、焦点距離トータルf(t)が23mmである場合、現状の2K(約2
00万画素)の撮像に必要な入射瞳径Dは約5mm以上であり、4K撮像に必要な入射瞳
径10mmは、2K撮像に必要な入射瞳径5mmの2倍であることがわかる。
また、硬性内視鏡はトロッカ―と呼ばれる挿入口の大きさ以下にする必要があるため、
一般的に管体の外径Sは10mm+αである。これは被検者の体内に挿通され、挿入口が
大きいほど患者の負荷が大きくなるため、今後も挿入口が大きくなる見込みはない。
すなわち2Kより大きい解像度が要求されるのであれば、2K撮像に必要な入射瞳径5
mmよりも少なくとも1mm大きくする必要があり、つまり、入射瞳径Dを管体の外径S
に対して6mm/10mm=60%以上にすることが、硬性内視鏡システムにおいて2K
より大きい解像度で観察像を表示させる条件となる。
ためには、総合F値はF=2.4/1.22/0.55/0.8=4.5以下を満たす必
要がある。つまり、焦点距離トータルf(t)が23mmである場合、現状の2K(約2
00万画素)の撮像に必要な入射瞳径Dは約5mm以上であり、4K撮像に必要な入射瞳
径10mmは、2K撮像に必要な入射瞳径5mmの2倍であることがわかる。
また、硬性内視鏡はトロッカ―と呼ばれる挿入口の大きさ以下にする必要があるため、
一般的に管体の外径Sは10mm+αである。これは被検者の体内に挿通され、挿入口が
大きいほど患者の負荷が大きくなるため、今後も挿入口が大きくなる見込みはない。
すなわち2Kより大きい解像度が要求されるのであれば、2K撮像に必要な入射瞳径5
mmよりも少なくとも1mm大きくする必要があり、つまり、入射瞳径Dを管体の外径S
に対して6mm/10mm=60%以上にすることが、硬性内視鏡システムにおいて2K
より大きい解像度で観察像を表示させる条件となる。
次に、以上に説明した第1実施形態にかかる硬性内視鏡システム100の変形例につい
ていくつか説明する。図4は、本発明の第2実施形態にかかる硬性内視鏡システム101
の部分概略図である。図示する部分以外の構成は第1実施形態にかかる硬性内視鏡システ
ム100と同様であるので、省略する。
ていくつか説明する。図4は、本発明の第2実施形態にかかる硬性内視鏡システム101
の部分概略図である。図示する部分以外の構成は第1実施形態にかかる硬性内視鏡システ
ム100と同様であるので、省略する。
硬性内視鏡システム101は、ハーフミラー131がリレーレンズ161と接眼レンズ
152の間に設置されている点で、硬性内視鏡システム100と異なる。ハーフミラー1
31をリレーレンズ161と接眼レンズ152の間に配置する場合には、光源141と撮
像素子121とをハーフミラー131に対して共役の位置に配置する必要が無い。一方、
光源141から照射される照射光を平行光にしてハーフミラー131に入射させることが
好ましいので、光源141とハーフミラー131との間に、照射光をコリメートするコリ
メートレンズ171を設置する。
152の間に設置されている点で、硬性内視鏡システム100と異なる。ハーフミラー1
31をリレーレンズ161と接眼レンズ152の間に配置する場合には、光源141と撮
像素子121とをハーフミラー131に対して共役の位置に配置する必要が無い。一方、
光源141から照射される照射光を平行光にしてハーフミラー131に入射させることが
好ましいので、光源141とハーフミラー131との間に、照射光をコリメートするコリ
メートレンズ171を設置する。
図5は、本発明の第3実施形態にかかる硬性内視鏡システム102の部分概略図である
。図示する部分以外の構成は第1実施形態にかかる硬性内視鏡システム100と同様であ
るので、省略する。
。図示する部分以外の構成は第1実施形態にかかる硬性内視鏡システム100と同様であ
るので、省略する。
硬性内視鏡システム100は、ハーフミラー131を用いたので、光源141を出射し
た照射光の約半分が透過してしまってロスとなり、また、観察像の光束の約半分が反射さ
れて撮像素子121に届かなかった。そこで、硬性内視鏡システム102では、ハーフミ
ラー131の代わりに、P偏光を反射しS偏光を透過する偏光ビームスプリッタ32を設
置する。そして、偏光ビームスプリッタ132と結像レンズ153の間に、直交する偏光
成分に1/4波長分の位相差を生じさせる波長板181を設置する。さらに、偏光ビーム
スプリッタ132と光源141の間に、S偏光をP偏光に変換し、P偏光をP偏光のまま
とする偏光変換素子182を設置する。
た照射光の約半分が透過してしまってロスとなり、また、観察像の光束の約半分が反射さ
れて撮像素子121に届かなかった。そこで、硬性内視鏡システム102では、ハーフミ
ラー131の代わりに、P偏光を反射しS偏光を透過する偏光ビームスプリッタ32を設
置する。そして、偏光ビームスプリッタ132と結像レンズ153の間に、直交する偏光
成分に1/4波長分の位相差を生じさせる波長板181を設置する。さらに、偏光ビーム
スプリッタ132と光源141の間に、S偏光をP偏光に変換し、P偏光をP偏光のまま
とする偏光変換素子182を設置する。
このような硬性内視鏡システム102においては、光源141から出射した照射光は、
すべてP偏光に変換されて偏光ビームスプリッタ132で反射され、観察対象により多く
到達する。また、波長板81は、円偏光で到達する観察像をS偏光に変換するので、観察
像は、偏光ビームスプリッタ132を反射することなく透過して撮像素子121へ到達す
る。したがって、観察像は、より明るく撮像素子121の受光面に結像する。なお、P偏
光とS偏光の関係は逆であっても構わない。また、光源141の光量が十分であれば、偏
光変換素子182の設置を省いても構わない。
すべてP偏光に変換されて偏光ビームスプリッタ132で反射され、観察対象により多く
到達する。また、波長板81は、円偏光で到達する観察像をS偏光に変換するので、観察
像は、偏光ビームスプリッタ132を反射することなく透過して撮像素子121へ到達す
る。したがって、観察像は、より明るく撮像素子121の受光面に結像する。なお、P偏
光とS偏光の関係は逆であっても構わない。また、光源141の光量が十分であれば、偏
光変換素子182の設置を省いても構わない。
以上、第3実施形態にかかる硬性内視鏡システム102は、第1実施形態にかかる硬性
内視鏡システム100をベースとして、偏光ビームスプリッタ132、波長板181、偏
光変換素子182を設置したが、第2実施形態にかかる硬性内視鏡システム101をベー
スとして、これらを設置しても良い。すなわち、図4で示したハーフミラー131の代わ
りに偏光ビームスプリッタ132を設置し、偏光ビームスプリッタ132とリレーレンズ
161(間接的には対物レンズ151)との間に波長板181を設置する。また、偏光ビ
ームスプリッタ132と光源141との間に偏光変換素子182を設置する。このように
配置しても、第3実施形態にかかる硬性内視鏡システム102と同様の効果を享受するこ
とができる。
内視鏡システム100をベースとして、偏光ビームスプリッタ132、波長板181、偏
光変換素子182を設置したが、第2実施形態にかかる硬性内視鏡システム101をベー
スとして、これらを設置しても良い。すなわち、図4で示したハーフミラー131の代わ
りに偏光ビームスプリッタ132を設置し、偏光ビームスプリッタ132とリレーレンズ
161(間接的には対物レンズ151)との間に波長板181を設置する。また、偏光ビ
ームスプリッタ132と光源141との間に偏光変換素子182を設置する。このように
配置しても、第3実施形態にかかる硬性内視鏡システム102と同様の効果を享受するこ
とができる。
100、101、102 硬性内視鏡システム、110 管体、111 支持環、112
前側開口絞り、113 後側開口絞り、116 調整環、121 撮像素子、131
ハーフミラー、132 偏光ビームスプリッタ、140 枝管、141 光源、151
対物レンズ、152 接眼レンズ、153 結像レンズ、161 リレーレンズ、171
コリメートレンズ、181 波長板、182 偏光変換素子、190 レンズ、191
入射瞳、200 制御部、210 表示部、220 回路基板
前側開口絞り、113 後側開口絞り、116 調整環、121 撮像素子、131
ハーフミラー、132 偏光ビームスプリッタ、140 枝管、141 光源、151
対物レンズ、152 接眼レンズ、153 結像レンズ、161 リレーレンズ、171
コリメートレンズ、181 波長板、182 偏光変換素子、190 レンズ、191
入射瞳、200 制御部、210 表示部、220 回路基板
Claims (3)
- 直線状の管体と、
前記管体の一端側に設けられた対物レンズと、
前記管体の前記一端側とは反対の他端側に設けられた接眼レンズと、
前記管体の、前記接眼レンズより更に前記他端側に設けられた結像レンズと、
前記結像レンズによって結像される像を光電変換する撮像素子と、
照明光を投射する照明素子と、
前記結像レンズと前記撮像素子の間に設けられ、前記結像レンズから出射される少なく
とも一部の光束を前記撮像素子側へ導くと共に、前記照明素子から出射される少なくとも
一部の照明光を前記結像レンズ側へ導く分割光学素子と
を備え、
前記対物レンズ、前記接眼レンズおよび前記結像レンズを含む光学系の入射瞳径が、前
記管体の外径の60%以上である硬性内視鏡システム。 - 前記結像レンズと前記分割光学素子の間に設けられた波長板を備え、
前記分割光学素子は、前記波長板から出射された光束を前記撮像素子側へ導く偏光ビー
ムスプリッタである請求項1に記載の硬性内視鏡システム。 - 前記偏光ビームスプリッタと前記照明素子の間に、前記照明素子から出射される照明光
を、前記偏光ビームスプリッタが前記結像レンズ側へ導くことができる偏光光に変換する
偏光変換素子を備える請求項2に記載の硬性内視鏡システム。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016116039 | 2016-06-10 | ||
| JP2016116039 | 2016-06-10 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017221658A true JP2017221658A (ja) | 2017-12-21 |
Family
ID=60687583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017113237A Pending JP2017221658A (ja) | 2016-06-10 | 2017-06-08 | 硬性内視鏡システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2017221658A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019239578A1 (ja) * | 2018-06-15 | 2019-12-19 | オリンパス株式会社 | 対物光学系及びそれを用いた硬性鏡用光学系、硬性鏡 |
| JP2020034658A (ja) * | 2018-08-28 | 2020-03-05 | 株式会社住田光学ガラス | 硬性鏡用のリレー光学系 |
| CN111158136A (zh) * | 2018-11-07 | 2020-05-15 | 北京威斯顿亚太光电仪器有限公司 | 一种偏振光同轴照明的纤维内窥镜 |
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| CN114176483A (zh) * | 2021-12-16 | 2022-03-15 | 重庆西山科技股份有限公司 | 偏振光内窥镜装置摄像头光学系统、摄像头及内窥镜装置 |
| JP2022519213A (ja) * | 2019-02-08 | 2022-03-22 | リバウンド セラピュティクス コーポレーション | 照明付きカニューレ・システム |
| CN114355604A (zh) * | 2022-01-21 | 2022-04-15 | 天津恩泽生医疗科技有限公司 | 一次性硬管内窥镜光学系统 |
-
2017
- 2017-06-08 JP JP2017113237A patent/JP2017221658A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN111158137A (zh) * | 2018-11-07 | 2020-05-15 | 北京威斯顿亚太光电仪器有限公司 | 一种同轴照明的纤维内窥镜 |
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| JP7239821B2 (ja) | 2019-03-25 | 2023-03-15 | 株式会社Jvcケンウッド | 硬性内視鏡システム |
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