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JP2018519944A - バルーンカテーテル - Google Patents

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Abstract

本発明はバルーンを含むカテーテルに関し、このカテーテルは、膨張体と、近位端および遠位端を含むカテーテルシャフトとを含み、カテーテルシャフトは、膨張体に流体を供給することのできる流体用管腔をさらに含む。膨張体は、カテーテルシャフト上で互いに直接隣接するよう縦一列に配置された少なくとも3つのバルーンセグメントによって形成され、これらのバルーンセグメントは、互いから独立して膨張させることができる。

Description

本発明は、拡張可能な管腔内プロテーゼを拡張させて解放するためのカテーテルに関し、該カテーテルは、ステントを拡張させる膨張体と、第1の端部である近位端および遠位端を有するカテーテルシャフトとを有し、該カテーテルシャフトは、前記膨張体に流体を供給するための流体用管腔を有し、前記膨張体は、流体が供給されると膨張可能であるようにカテーテルシャフトに取り付けられている。
この種のカテーテルは従来技術によって知られており、例えば血管の中などにおいて拡張可能な管腔内プロテーゼを拡張するために使用されている。
この種の拡張可能な管腔内プロテーゼ(ステントまたはステントグラフトとも呼ばれる)は、例えば管の狭窄の症例などにおいて使用されることが、従来技術によって知られている。狭窄または閉塞した血管を、バルーンの膨張によって、あるいは他の手段によって広げたり再開通させたりすることができる。
患者の血管がより深刻な閉塞を起こしている場合、高血圧、虚血性障害、脳卒中、心筋梗塞などの原因となることもある。アテローム性動脈硬化は、冠状動脈の血流を妨げたり遮断したりするものであり、虚血性心疾患の主因である。
バルーンカテーテルは、ほとんど常に、鼠径部の方向からガイドワイヤおよびガイドカテーテルを用いて狭窄領域へと導入され、圧力によって膨張させられる。このようにして狭窄が解消され、かつ手術が回避される。また、先に言及した通り、ステント(血管を内側から支えて広げておくためのワイヤーメッシュ)あるいはステントグラフト(カバー付のワイヤーメッシュ)の移植がしばしば行われる。
しかしながら、ステントおよびステントグラフトは、例えば動脈瘤などの治療にも使用される。ここで、動脈瘤とは、血管壁の先天性または後天性の病変の結果、血管が広がったり膨張したりするものと理解される。動脈瘤における膨張は、血管壁全体に影響を及ぼす場合があり、また偽性動脈瘤あるいは解離と呼ばれるものでは、血液が血管の内腔から血管壁の層の間へと流れ込み、層を裂いて分離させてしまう。動脈瘤を治療せずに放置すると、進行期には血管が破裂することもあり、その後患者は内出血に悩まされるようになる。
管の狭窄の治療に使用されるステント/ステントグラフトまたは血管プロテーゼは一般に、管状/中空円筒状の金属製骨組み、または独立した金属製(ステント)スプリングが縦に並べて配置されたものであり、ステントグラフトの場合には、外側の表面が織物やポリマーフィルムによって覆われ、中空筒状体を成している。この目的のために、ステント/ステントグラフトは、一般に圧縮した状態でバルーンカテーテルに装着され、ステントを解放しようとする病変領域までガイドワイヤによって運ばれる。この目的のために、バルーンおよびそれとともにステントあるいはステントグラフトもまた拡張され、血管壁に押し付けられる。ステント/ステントグラフトはこうして塑性的に変形し、バルーンカテーテルに装着されていた状態よりも直径の大きいこの拡張状態が維持される。これによって、病変部も開放状態に維持され、治療の目的が達成される。ステント/ステントグラフトの拡張後、バルーンカテーテルは再び収縮させられ、血管から除去される。
ステント/ステントグラフトが膨張状態にある間、従来技術により知られたバルーンカテーテルのいくつかは、最大30バールもの高圧に曝される。これは、いわゆるノンコンプライアントバルーン、すなわちそのような圧力に抗し、正常な直径を超えて拡張することのない非常に安定性の高いフィルムチューブで作られた構造体を用いることにより、技術的に達成される。これは、血管の過拡張の予防において重要な安全上の特徴である。
このような構造体の短所は、拡張状態にあるバルーンカテーテルがその高い内圧のために常に直線状でなければならないことである。しかしながら、血管の構造により、曲線的なあるいは柔軟な配置がしばしば必要とされる。この状況は、特に病変部が長い場合に非常に不利になる。なぜなら、血管をステントの直線形状へと強制的に変形させ、その形状にとどめることになるからである。
したがって、本発明の目的は、上述した短所を克服することのできるシステムを利用可能にすることである。
本発明によれば、この目的は、拡張可能な管腔内プロテーゼを拡張して解放するためのカテーテルによって達成され、該カテーテルは、自体の膨張によって拡張可能なプロテーゼを拡張させる膨張体と、第1の端部である近位端および遠位端を有するカテーテルシャフトとを有し、該カテーテルシャフトは、前記膨張体に流体を供給するための流体用管腔を有し、さらに、前記膨張体は、流体が供給されると膨張可能であるようにカテーテルシャフトに取り付けられている。本発明のカテーテルは、膨張体が少なくとも3つのバルーンセグメントによって形成され、該バルーンセグメントがカテーテルシャフト上で互いに直接隣接するよう縦一列に配置され、互いから独立して膨張可能であることを特徴とする。
本発明の目的はまた、血管病変、動脈瘤または狭窄の治療のためのステントまたはステントグラフトと本発明のカテーテルとを組み合わせて使用することにより達成される。
これにより、本発明の目的は完全に達成される。
本発明のカテーテルは、その長さ方向にいくつかのセグメント(すなわち少なくとも3つのセグメント)を有し、あるいはその全長がそれらのセグメントから構成されており、セグメントは個別に満たして膨張させることができる。このようなカテーテルを用いることにより、挿入される拡張可能なステント/ステントグラフトもまた、曲がった管の内部で該管を傷つけることなく拡張させることができる。これは、カテーテルの膨張体が複数のセグメントに分割されていること、およびそれらのセグメントを個別にかつ順次的に制御できるという事実により達成される。
バルーンのセグメントは、定義によれば、互いに直接隣接するよう縦一列に配置されることで個別に膨張/拡張させて制御することが可能なセグメントを形成し、適切な場合には、それぞれの端部が互いに接触していてもよい。
本発明のカテーテルの一実施形態によれば、前記カテーテルは、前記バルーンセグメントに順次流体を供給するための流体用管腔を有する。この実施形態において、流体は、1本の流体用管腔によってバルーンセグメントに供給されるが、この場合、適切なシーリング手段および/またはバルブを備えることにより、バルーンセグメントの制御および順次的な拡張を確実に実施することができる。例えば、所定量の流体が1つのバルーンセグメントに供給された後、任意に定義された量の流体が1つ下流に配置された次のバルーンセグメントに順次供給されるようにすることもできる。
本発明のカテーテルのさらなる一実施形態によれば、前記カテーテルは、バルーンセグメントに流体を供給するための流体用管腔をバルーンセグメント毎に1本ずつ有する。したがって、この実施形態では、各バルーンセグメントには該バルーンセグメントを個別にかつ順次的に制御するための流体用管腔が割り当てられている。
この場合、流体は気体または液体、例えば食塩水または放射線不透過性造影剤であってもよく、当分野において膨張体を膨張させるために慣用されている任意の流体であってもよく、これに関しては多くの可能性が当業者に知られているであろう。当業者であれば、液体よりも気体のほうが膨張および収縮をより速く達成できるという事実を考慮するであろう。流体用管腔は、カテーテルシャフト全体を通るものであってもよく、バルーンセグメントの領域のみを通るものであってもよい。流体用管腔は開口部または供給ラインにおいてバルーンセグメントに接しており、各バルーンセグメントはそれぞれ開口部を有し、該開口部を通じて流体が供給される。「開口部」は、バルーンセグメントの内部と流体用管腔の内腔との間の任意の流体接続部、例えば穴、開口部、またはアクセスポイントと理解される。
さらなる一実施形態によれば、バルーンセグメントはそれぞれ2つの端部を有し、該端部においてカテーテルシャフトに固定され、さらに2つの端部の間に延びる中間/中央部を有し、該中間/中央部はカテーテルシャフトに固定されておらず、流体が供給されると膨張することができる。
本発明によれば、少なくとも3つ、好ましくは3〜15、具体的には4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、または15のバルーンセグメントが備えられ、1以上の流体用管腔を介して流体が該バルーンセグメントに供給されることが好ましい。
当業者であれば、現時点での教示に基づいて、かつ使用されるステント/ステントグラフトおよび患者の個別の血管構造を考慮しつつ、バルーンセグメントの具体的な数を決定できるであろう。
本発明のカテーテルにおいて、個々のバルーンセグメントの長さは少なくとも3mm、特に少なくとも5mmまたは7mmであることがさらに好ましく、少なくとも10mm、最大20mmであることがより好ましい。
バルーンの直径は5〜20mmであることが好ましい。
バルーンセグメントの長さについても、当業者であれば、現時点での教示に基づいて、かつバルーンセグメントの数を考慮しつつ、個々の患者または治療対象である管の特定の部分に適した大きさおよび寸法を決定することができるであろう。
本発明の一実施形態によれば、前記カテーテルシャフトはさらに、流体用管腔とは異なるガイドワイヤ用管腔を有する。
本発明のカテーテルのさらなる一実施形態によれば、前記バルーンセグメントはそれぞれ壁を有し、壁厚はそれぞれの場合において、個々のバルーンセグメントのあらゆる部分で一様であってもよく、部分により異なっていてもよい。この実施形態では、バルーンセグメントのうち隣接するバルーンに影響を与える部分の壁厚が、管壁に押し付けられる部分の壁厚と異なるように、すなわちより薄いか厚いかであるように構成してもよく、あるいは1つのバルーンセグメントの壁厚が長さ方向の全体にわたってかつどの部分においても同一であるように構成してもよいことを考慮することは、可能かつ有利である。異なるバルーンセグメントにおいても、それぞれの部分の壁厚は異なっていてもよく、同一であってもよい。
本発明のカテーテルのさらなる一実施形態によれば、前記バルーンセグメントはそれぞれ壁厚を有する壁を有し、該バルーンセグメントの壁厚は異なっていても一様であってもよい。この実施形態において、カテーテルの長さに沿って縦に隣接して配置されているバルーンセグメントの壁厚が互いに異なることを考慮することは可能かつ有利であり、ここでもまた異なる管構造への任意の適合を考慮することができる。
さらに、異なる壁厚を有するバルーンセグメントにおいて、部分によって壁厚が異なっていてもよい。
本発明のカテーテルの一発展形態において、バルーンセグメントの外面は、薬物、親水性コーティング、ヘパリンコーティング、またはこれらの組合せから選択される物質でコーティングされていることが好ましい。
コーティングされたバルーンカテーテルは、従来技術において既知である。罹患している管の開存を補助または促進する任意の医薬物質、例えばラパマイシン、パクリタキセルなどは、原理的にコーティングとして考慮できる。
原理的に、本発明はさらに、血管形成術すなわちステント/ステントグラフトの解放を伴わない狭窄の治療における本発明のカテーテルの使用に関する。拡張可能な管腔内プロテーゼを拡張するための本発明のカテーテルに関する上記の説明がいずれも狭窄を治療するための本発明のカテーテルに適用されることは、明白である。この実施形態では、前記膨張体は、血管の狭窄の拡張に適するよう設計されている。
本発明によれば、好ましい実施形態による膨張性セグメントはバルーンセグメントである。
この場合の「バルーン」は、流体すなわち気体または液体で満たすことができ、少なくとも充満状態において自立しかつ気密/液密であり、実質的に球形である任意の弾性シースと理解される。該シースの形状は、対称であっても非対称であってもよい。
一実施形態によれば、バルーンセグメントはそれぞれ、膨張状態において実質的に球形、卵形/楕円形から選択される形状を有することが好ましい。バルーンセグメントの形状は一般に、バルーンセグメントが形成される材料によってあらかじめ決まるが、バルーンセグメントはいわゆるノンコンプライアントな材料、すなわち所定の寸法を超えて膨張/拡張することのない材料から作製されている。
好ましい一実施形態によれば、バルーンセグメントの形状は、第1の端部および第2の端部を有する細長いものであることが好ましく、ここでの「細長い」は半径方向よりも軸方向に長い任意の形状を包含する。この実施形態では、例えば、バルーンセグメントの近位端が外側へ膨らむよう湾曲し、遠位端が内側へ窪むよう湾曲し、第1のバルーンセグメントの後方に配置された第2のバルーンセグメントの外側へ膨らんだ近位端が第1のバルーンセグメントの内向きの湾曲部に係合していてもよい。ここでの「内側へ」および「外側へ」は、常に個々のバルーンセグメントとの関係において言うものである。さらなる一実施形態において、例えば、最も遠位に配置されたバルーンセグメントは2つの端部に外側へ膨らんだ湾曲部を有するが、これは、その第2の端部に係合する別のバルーンセグメントが存在しないことによる。
ここでの「膨張体」は、例えば流体の供給などによって圧力をかけられると、体積が増加すなわち膨張し得る任意の弾性要素と理解される。
本発明のカテーテルの一発展形態によれば、流体用管腔内にシーリング要素が備えられ、個々の膨張セグメントを制御する。
さらなる実施形態によれば、前記シーリング要素は、流体用管腔内で横方向に制御可能であるよう設計されている。
冒頭で既に言及したように、本発明はさらに、管の狭窄の治療を目的として、拡張可能な管腔内プロテーゼを患者の管内で解放するための上記カテーテルの使用に関し、また拡張可能な管腔内プロテーゼが取付または装着された本発明の上記カテーテルに関する。
本発明はさらに、拡張可能な管腔内プロテーゼを患者の管内で解放する方法に関し、該方法は
a)本発明のカテーテルに装着された拡張可能な管腔内プロテーゼを準備する工程;
b)前記拡張可能な管腔内プロテーゼが装着されたカテーテルを、管内の治療すべき部位まで挿入する工程;および
c)前記拡張可能な管腔内プロテーゼを管内で拡張させて解放するために、バルーンセグメントを順次膨張させる工程
を有する。
本発明の方法の一発展形態において、前記拡張可能な管腔内プロテーゼが管内の湾曲部位で解放されることが好ましい。
前記管は、ヒト患者の血管またはその他の中空器官、例えば胆管もしくは尿道であることが好ましい。
本発明はさらに、患者、好ましくはヒトの管、好ましくは血管またはその他の中空器官の狭窄を治療する方法に関し、該方法は
a)拡張可能な管腔内プロテーゼが任意に装着されていてもよい本発明のカテーテルを準備する工程;
b)工程a)のカテーテルを、管内の治療すべき部位まで挿入する工程;および
c)バルーンセグメントを順次膨張させることによって前記拡張可能な管腔内プロテーゼを前記管内で拡張させて解放し、該管を拡張または再開通させるようにして狭窄を治療する工程
を有する。
本発明のカテーテルのバルーンセグメントを形成する材料あるいはバルーンセグメントに含まれる材料は、好ましくはポリマー、例えばポリウレタン、ポリエーテルポリウレタン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアミド、ならびにこれらのコポリマーおよび混合物を含む群から選択されるポリマーである。
バルーンがコーティングされる実施形態において、医薬活性物質は、バルーンセグメントを形成する材料であるポリマーに含まれていてもよい。別法として、医薬活性物質は、乾燥および/または洗浄されたバルーンセグメントに適用されてもよく、この場合、該医薬活性物質の適用は、好ましくは膨張状態にあるバルーンセグメントに対してなされることが意図される。活性物質の放出を容易にするために、活性物質または活性物質組成物とバルーンセグメントのポリマー膜との相互作用は最小限であることが理想とされる。
以下の説明および添付の図面から、さらなる利点および特徴が明らかになるであろう。
上述した特徴および以下で説明する特徴が、個々に挙げた組合せに限定されず、本発明の範囲から逸脱することなく他の組合せまたは単独で使用できることは理解されるであろう。
本発明の例示的な実施形態を図面に示し、該図面を参照しつつ以下でより詳細に説明する。
本発明のカテーテルの第1の実施形態を示す概略図であり、バルーンセグメントが膨張を始める前の状態(プロテーゼは装着せず)を示す。 図1の実施形態において、近位にあるバルーンセグメントが膨張している状態を示す概略図である。 図1および図2に示す第1の実施形態において、近位のバルーンセグメントと遠位のバルーンセグメントの間にあるバルーンセグメントが膨張している状態を示す概略図である。 図1〜図3に示す第1の実施形態において、すべてのバルーンセグメントが膨張している状態を示す概略図である。 (A)は本発明のカテーテルのさらなる実施形態の概略図であり、(B)はバルーンセグメントの細部概略図である。
図1〜4において、参照符号10は、本発明のカテーテルの例示的な実施形態を指す。該カテーテルは第1の端部である近位端13および遠位端14を有するカテーテルシャフト12を有し、該カテーテルシャフト12は流体用管腔15を有する。
図1に示した本発明のカテーテル10は、さらに膨張体20を有し、該膨張体20は、図1の例において3つのバルーンセグメント21、22、23から成り、これらは互いに直接隣接するよう縦一列に配置され、互いから独立して膨張させることができる。図1〜4に示すバルーンセグメントの形状は、実質的に球形または楕円形である。本発明のカテーテルが3を超える数のバルーンセグメントを有してもよいことは理解されるであろう。
図1〜4に示すように、個々のバルーンセグメントは「実質的に」球形または楕円形の形状を有しており、これは、膨張状態において同一の形状である必要はないが、形状の本質的な特徴は共有していることを意味する。
流体用管腔15には、開口部24、25、26が備えられ、これらの開口部を通じて流体をバルーンセグメント21、22、および23に供給することができる。
図1〜4に示す本発明のカテーテル10は、その近位端13においてさらに制御手段28を有し、この制御手段によって個々のバルーンセグメント21、22、23への流体の供給を制御することができる。
図1〜3に示す実施形態は、図1〜4ではバルーンセグメントが膨張した異なる状態で示しているが、これによれば、制御手段28は制御ケーブル29およびシーリング要素30を含み、このシーリング要素30を用いて、個々のバルーンセグメントがそれぞれの所望の膨張状態に達すると直ちにそれらのバルーンセグメントへの供給ラインを封鎖することができる。
図1〜4に見られるように、シーリング要素30を遠位方向へ、すなわち使用者から遠ざかる方向へと移動させることにより、個々のバルーンセグメントを膨張させるための流体の供給を、バルーンセグメント21、22、および23のへの供給ラインまたは開口部24、25、および26を、自体がこれらの開口部24、25、および26を通過すると直ちに封鎖するシーリング要素30によって制御することができる。
このようにして、バルーンセグメント21、22、および23を順次満たして膨張させることが達成できる。
別法として、個々のバルーンセグメント21、22、23への供給ラインまたは開口部24、25、26が、シーリング素子30がこれらの各々を通過した後に限り開かれるようにして、制御を行うこともできる。
バルーンセグメント21、22、23はそれぞれノンコンプライアントなバルーンセグメントとして設計されているため、所定の空間的範囲においてのみ膨張させることができる。
例として図3を参照すると、バルーンセグメント21、22、23はそれぞれ2つの端部51、52を有し、該端部においてカテーテルシャフトに固定され、中央部53はカテーテルシャフトに固定されておらず、流体の供給により膨張可能であることもわかるであろう。
制御は近位から遠位へ、または遠位から近位へと行うことができ、それに応じてバルーンセグメント21、22、23を、近位から遠位へ、または遠位から近位へと順次的に膨張させることができる。
最後の図5は、本発明のカテーテルのさらなる実施形態100を示し、該カテーテルは第1の端部である近位端113および遠位端114を有するカテーテルシャフト112を有し、該カテーテルシャフト112は流体用管腔115を有する。
図5に示した本発明のカテーテル110は、さらに膨張体120を有し、該膨張体120は、図5の例において3つのバルーンセグメント121、122、123から成り、これらは互いに直接隣接するよう縦一列に配置され、互いから独立して膨張させることができる。図5に示す実施形態において、バルーンセグメント121、122、123の形状は細長く、具体的に言えば、それぞれが第1の端部141および第2の端部142を有する。第1の端部141は、膨張状態において外側(個々のバルーンセグメント121、122、123から見て外側)へと湾曲して膨らみ、第2の端部142は、膨張状態において内側(同様に、同じ個々のバルーンセグメント121、122、123から見て内側)へと湾曲して窪んでいる。第1のバルーンセグメント121の後方に配置された第2のバルーンセグメント122の外側へ膨らんだ第1の端部141が第1のバルーンセグメント121の内向きの湾曲部に係合している。
流体用管腔115には、開口部124、125、126が備えられ、これらの開口部を通じて流体をバルーンセグメント121、122、および123に供給することができる。
図5Aに示す本発明のカテーテル110は、その近位端113においてさらに制御手段128を有し、この制御手段によって個々のバルーンセグメント121、122、123への流体の供給を制御することができる。
図5Aに示す実施形態によれば、制御手段128は同様に制御ケーブル129およびシーリング要素130を含み、このシーリング要素130を用いて、個々のバルーンセグメント121、122、123がそれぞれの所望の膨張状態に達すると直ちにそれらのバルーンセグメントへの供給ラインまたは開口部124、125、126を制御して、例えば封鎖することができる。
さらに、図5Aから、最も遠位に配置されたバルーンセグメント123が、第1の端部と第2の端部がいずれも湾曲して外側へ膨らんだ細長い形状を有することがわかる。この要素を、図5Bに、より詳細に示す。
本発明のカテーテル10、100の例示的実施形態の使用においては、拡張可能なプロテーゼ、例えばステント/ステントグラフト(図示せず)を、通常は圧縮した状態で該カテーテルに装着し、好ましくはガイドワイヤによって管内の所望の部位まで進める。このステント/ステントグラフトが所望の部位、好ましくは管の湾曲部に到達すると、バルーンセグメント21、22、23または121、122、123は、流体の供給によって順次的に次々と(具体的には縦一列に並べられた順に)膨張させられる。このようにして、バルーンセグメントは拡張可能なステント/ステントグラフトを半径方向外側に押して管壁に押し付け、その結果、管壁は支持または再開通されることとなる。
ステント/ステントグラフトが拡張されると、バルーンセグメントは速やかに再収縮させられ、カテーテル10、100は管から除去されるが、ステント/ステントグラフトは管内に留まる。

Claims (16)

  1. 拡張可能な管腔内プロテーゼを拡張するためのカテーテル(10;100)であって、
    − 前記カテーテル(10;100)に任意で装着されている拡張可能なプロテーゼを、自体の膨張によって拡張させる膨張体(20)と、
    − 第1の端部である近位端(13)および遠位端(14)を有し、かつ前記膨張体(20)に流体を供給するための流体用管腔(15)を有するカテーテルシャフト(12)とを有し、
    前記膨張体(20)が、流体が供給されると膨張可能であるようにカテーテルシャフト(12)に取り付けられていること、および
    前記膨張体(20)が少なくとも3つのバルーンセグメント(21,22,23;121,122,123)によって形成され、該バルーンセグメントが前記カテーテルシャフト(12)上で互いに直接隣接するよう縦一列に配置され、互いから独立して膨張可能であること
    を特徴とする、カテーテル。
  2. バルーンセグメント(21,22,23;121,122,123)に順次流体を供給するための単一の流体用管腔(15)を有することを特徴とする、請求項1に記載のカテーテル(10;100)。
  3. バルーンセグメント(21,22,23;121,122,123)のそれぞれに流体を供給するための複数の流体用管腔を有することを特徴とする、請求項1に記載のカテーテル(10;100)。
  4. バルーンセグメント(21,22,23;121,122,123)がそれぞれ2つの端部を有し、該端部においてカテーテルシャフトに固定され、さらに2つの端部の間に延びる中央部を有し、該中央部はカテーテルシャフト(12)に固定されておらず、流体が供給されると膨張できることを特徴とする、先行する請求項のいずれかに記載のカテーテル(10;100)。
  5. 3〜15個のバルーンセグメント(21,22,23;121,122,123)を有し、1以上の流体用管腔(15)を通じてそれらのバルーンセグメントに流体を供給できることを特徴とする、先行する請求項のいずれかに記載のカテーテル(10;100)。
  6. バルーンセグメント(21,22,23;121,122,123)がそれぞれ、少なくとも3mm、特に少なくとも5mm、好ましくは少なくとも10mmの長さを有することを特徴とする、先行する請求項のいずれかに記載のカテーテル(10;100)。
  7. カテーテルシャフト(12)が、流体用管腔(15)とは異なるガイドワイヤ用管腔を有することを特徴とする、先行する請求項のいずれかに記載のカテーテル(10;100)。
  8. バルーンセグメント(21,22,23;121,122,123)がそれぞれ壁を有し、壁厚が、個々のバルーンセグメント(21,22,23;121,122,123)のあらゆる部分で一様であるか、または部分により異なっていることを特徴とする、先行する請求項のいずれかに記載のカテーテル(10;100)。
  9. バルーンセグメント(21,22,23;121,122,123)がそれぞれ壁を有し、壁厚が、バルーンセグメント(21,22,23;121,122,123)により異なるか、または一様であることを特徴とする、先行する請求項のいずれかに記載のカテーテル(10;100)。
  10. バルーンセグメント(21,22,23;121,122,123)の外面が、医薬活性物質、親水性コーティング、ヘパリンコーティング、またはこれらの組合せから選択される物質でコーティングされていることを特徴とする、先行する請求項のいずれかに記載のカテーテル(10;100)。
  11. 流体用管腔(15)内にシーリング要素(30)が備えられ、個々のバルーンセグメント(21,22,23;121,122,123)を制御することを特徴とする、先行する請求項のいずれかに記載のカテーテル(10;100)。
  12. シーリング要素(30)が、流体用管腔(15)内で横方向に制御可能であるように設計されていることを特徴とする、請求項11に記載のカテーテル(10;100)。
  13. 拡張可能な管腔内プロテーゼが装着されていることを特徴とする、先行する請求項のいずれかに記載のカテーテル(10;100)。
  14. 管の狭窄の治療を目的として、拡張可能な管腔内プロテーゼを患者の管内で解放するための、請求項1〜12のいずれかに記載のカテーテル(10;100)の使用。
  15. 拡張可能な管腔内プロテーゼを患者の管内で解放するための方法であって、
    a)請求項1〜12のいずれかに記載のカテーテル(10;100)に装着された拡張可能な管腔内プロテーゼを準備する工程;
    b)前記拡張可能な管腔内プロテーゼが装着されたカテーテル(10;100)を、管内の治療すべき部位まで挿入する工程;および
    c)前記拡張可能な管腔内プロテーゼを管内で拡張させて解放するために、バルーンセグメント(21,22,23;121,122,123)を順次膨張させる工程
    を含む方法。
  16. 前記拡張可能な管腔内プロテーゼが管内の湾曲部位で解放される、請求項15に記載の方法。
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