JP2019162502A - 電気外科高周波装置を制御する方法及び装置、並びに高周波装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このものは、高周波外科の一部として、切断したり、凝固したりというような標準的な適用から離れて、更なる分野(中空臓器を閉じたり、生物学的組織を接続したり、或いは、腫瘍除去等の状況)において、適用が増加している。
そのような行為において、電気外科器具は、処理すべき組織に高周波電流を流し、それにより、組織が改変されることになる。
これら特殊な適用を行う間、高周波の伝達は、外科医によるのではなく、該器具が電気的に接続される高周波発生装置によって、自動的に制御され、計測され、そして終了される。
あるプロセスパラメータが誤って設定されると、満足できない結果や、さらには、患者への損傷さえあり得る、状況を生じかねない。
この点が、装置の起動の前に、いかなる時も全てのパラメータが正しく調整されていることを保証できねばならないということの理由となる。
電気外科器具上、及び/又は、同器具の高周波発生装置上の、様々な安全機能により、ユーザの該当する操作なしに、高周波は起動しないようになっている。
手動で操作可能なスライドを用いることにより、器具の電極が、器具内に収納される休止位置から、器具から突出する焼灼位置へと移動できる。
ここで、該休止位置にあるとすると、ロックアウトスイッチは、自動的に電極を高周波電流源/高周波発生装置から切断する。
電極が休止位置にあると、スライドは、追加的に、電極を手動起動するための起動スイッチ群の機械的ロック手段に相当する。しかるに、起動スイッチ群は、焼灼位置にあるスライドにより解放され、手動操作可能となる。
発生装置の設定を考慮せずに、ユーザにより、手動で器具のロックや解放が実行されるのは、不利益である。
該クランプは、組織を凝固するための電流が供給されるべき、2つの互いに移動可能な、ジョーを備える。
起動させるには、クランプのユーザにより、ハンドスイッチが選択的かつ手動で操作されなければならない。
更に、ハンドスイッチの操作が可能な第1位置から、ハンドスイッチの操作及びクランプの起動が不可能な第2位置へ向けて、ロックアウトスイッチは、また該クランプのユーザにより、手動で操作されねばならない。
他の実施の形態では、ハンドスイッチ及びロックアウトスイッチの両方が、電気的に閉じられ、それにより、クランプの起動を可能としなければならない。
発生装置への何らのフィードバックなしに、器具の手動ロック及び手動解放がユーザにより同様になされなければならないという点は、不利益である。
このものは、高周波電流が印加される2つのジョー部分を有する双極性クランプと、起動回路と、高周波発生装置とを備える。
クランプへの高周波電流の供給は、起動スイッチにより、制御可能である。
操作エラーに対する保護を行うため、この装置は、該ジョー部分が凝固に不適な位置にあると想定されると、クランプへの電流供給を遮断する安全手段を備える。
このものは、単にクランプの意図しない起動を防止するというに過ぎない。
該メスは、ユーザにより、3つの異なる位置に移動可能なスライドスイッチを備え、それにより、起動スイッチがロックされたり、解放されたりすることが可能である。
第1位置では、起動スイッチがブロックされる。
第2位置では、このものは、該メスの刃に、凝固電流又はゼロ電流のいずれかが供給されるように、動作することになっている。
第3位置では、起動スイッチが解放され、それにより、該メスの刃には、凝固電流か、切断電流か、或いは、ゼロ電流かの、いずれかが供給されることになる。
このように、該手動制御によると、あらゆる凝固電流、又は切断電流は、外科医による該当する解除操作後に限り、届けられ得るという点が、保証されるものである。
ここで、上記プロセスが誤った設定に対する安全機能とリンクすることなく、該起動/設定が該メスのユーザにより手動でなされるという点は、不利益である。
しかしながら、装置又はプロセスに係る高周波起動に先立ち、即ち、器具に高周波電流を供給するよりも前に、装置のユーザにより、入力又は該当するプロセスパラメータのモニタがなされねばならず、それにより状況次第で、発生装置の誤設定が回避されることが保証されなければならない。
しかしながら、該当する適用に依存して、単一の又は複数の該パラメータ(例えば、高周波エネルギのレベルおよび進行等)は、変化し得るものであって、この変化に適応できねばならず、それにより、一方では、成功裏に希望の処置がなされねばならず、他方では、組織への更なる損傷が回避されねばならない。
このものは、オペレータが、高周波エネルギの出力を(わずかだけ)上昇側又は下降側に訂正できるようにする。
プロセスパラメータの変更後、新設定が行われる迄の間、後続する全ての起動は、当該パラメータ群により実行されることになる。
順次実行されるべき適用の条件又は要件は、前の適用から変わり得るにもかかわらず、プロセスパラメータを、手動で/視覚的にチェックしたり、それに応じて調整したりすることを、失念する危険がある。
本方法は、
始めに、該高周波発生装置が、該高周波発生装置をユーザによって起動できないロック状態にある、ステップaと、
該ステップaからスタートし、該電気外科器具により実行されるべき適用が、該ユーザにより(手動で)強制的にセットされる、ステップbと、
該ステップbが行われたら、該高周波発生装置が自動的に、該高周波発生装置が該ユーザにより起動され得るアンロック状態に移行する、ステップcと、
該高周波装置及び/又はそれに接続される該電気外科器具が希望の適用を実行するために、該ユーザにより起動されるか、又は起動可能な、ステップdと、
該ステップdにおいて、該ユーザ側の起動後に、該高周波発生装置が自動的に該ロック状態に移行する、ステップeとを含む。
該高周波発生装置がユーザ側で起動できないロック状態にあり、
少なくとも、ユーザ側において、該電気外科器具で実行されるべき適用が設定されることにより、自動的にアンロック状態へ移行し、該アンロック状態において、該高周波発生装置はユーザ側において起動可能であるか又は起動され、
該電気外科高周波装置に接続される該電気外科器具へのユーザ側の起動(処理サイクルの完了)後に、自動的にロック状態へ移行する。
該器具は、双極性又は単極性のいずれの種類でも良い。
当該適用の例は、腸の封止、切除或いは吻合を含む。
本発明は、さらに異なる組織種類(小腸、大腸、直腸、胃、食道)への適用を可能とし、それと同時に、異なる数の組織層への適用を可能とする。
外科医又はユーザは、好ましくは高周波発生装置上において、予備的設定を行うのみであり、そうして該装置は、該予備的設定に基づき、例えばデータベースからの選択により、それぞれの適用に特有のプロセスパラメータの設定を自動的に調整するものである。
本発明によれば、高周波発生装置を起動可能とするために、ユーザが、絶対不可避的に、まず(又、改めて行う都度)実施されるべき適用を選択しなければならない。
誤ったプロセスパラメータ或いは誤った適用に基づく高周波発生装置の起動(それは、患者に損傷を及ぼす結果となり得るのであるが)は、有利なことに防止され得る。なぜなら、ユーザ側において、(適用−即ち、特定の処理サイクルに先立つ都度)、再び、装置の設定、或いは、適用の選択がなされている場合に限り、起動が可能となるからである。
さらに有利なことには、誤った装置設定による動作結果を招来し得る、装置設定又は適用選択の失念を防止することもできる。
電流強度、電圧、周波数、振幅、振幅波形、電流の持続時間、強度、これらと同様に、その進行具合、切断点/完了基準などの、特定のパラメータ群は、各適用とリンクするものである。
これらのプロセスパラメータ群は、正しく調整され、各適用のために使用されねばならず、それによって、満足のいく結果を保証でき、且つ、患者の損傷を回避することが可能となる。
各適用は、例えばデータベース中に、関連付けられた、対応プロセスパラメータ群を有する。
かかるデータベースは、装置内又は器具中の記憶素子上に置かれても良い。
その時にのみ、高周波発生装置は再びアンロックされ得る。
このように、装置設定は失念されないという点が保証される。
本発明の一実施の形態によれば、方法のステップdにおけるユーザの起動により、又はそのせいで、高周波発生装置は、自動的にロック状態に復帰する。
本発明の他の実施の形態によれば、適用の設定後予め定められた期間にわたり起動がなければ、高周波発生装置が再びロック状態に自動的に復帰するという、用意がなされる。
さらに、直近の高周波適用完了後所定期間が経過した後に、自動ロック動作、即ち、(方法のステップeにおける)高周波発生装置のロック状態への復帰が、発生するようにしても良い。
また、同様のパラメータ設定を伴う後続する起動要求群がある識別回数(例えば、「2」)だけあるときに、該発生装置はロック状態に復帰しても良い。
各適用の設定及び選択は、高周波発生装置上でなし得る。右行為は、(例えば、タッチスクリーン上の、又はそれ以外の、装置メニュー)上において、高周波発生装置の表示スクリーン上のキーを押し下げること、音声指示又は音声認識、(例えば、起動群間に配置されるべきニュートラルポジションを有する)ロータリーノブ、電気外科器具そのもの上(例えば、起動群間に配置されるべきニュートラルポジションを有する)ロータリーノブや、該器具上のキー群等々により、なし得る。
ある実施の形態では、適用を選択するためのロータリーノブが追加的に押し下げられてもよく、それにより、選択された高周波プロセスが開始されたり、名宛てされた適用が確認され得るようにしても良い。
本発明の特別な形態によれば、選択された適用が、装置により告知される。
この点は、装置設定が外科医自身によってはなされず、手術スタッフにより成された場合に意味を持つようにしても良く、また有利なことには、高周波発生装置の起動に先立ち、外科医に選択された適用の正しさを、彼自身で納得し得るようにしても良い。
更なる提案によれば、同一又は類似のパラメータ群により複数の適用を行い得る特別のオペレーションモードの間、オペレータの意図的な決定(例えば、起動装置を長時間操作すること、或いは、起動装置を素早く二重又は多重に操作すること)により、安全方法が無効にされても良い。
有利なことには、器具は、高周波装置に接続される間中、自動的に識別されても良い。
安全手段は、高周波装置の器具メモリに保持されるパラメータ中に置かれる場合にのみ、リンクされる。
この点に関し、可能な適用群に関するデータは、同様に、器具メモリ内に置かれても良い。
従って、高周波装置は、任意に交換可能な、既知構造からなるタイプの、電気外科器具1を備える。該器具1は、例えば、互いに相対的に移動可能な2本のシザーズ枝と、高周波電流を選択的に該シザーズ枝(或いは、その上に配置される電極)に印加するための操作キー群を有するハンドルとを備える、バイポーラ鉗子等である。
さらに、キーボードのような入力装置5と、ディスプレイ/モニタ4のような出力装置とが、設けられる。
しかしながら、モニタとして、所謂タッチスクリーン(組み合わせ入出力装置)を実装することも可能である。
最後に、コントロールユニット3は、電流源/発生装置2に接続される。必要とあれば、コントロールユニット3は、目的とする適用−即ち、特定の高周波電流を提供するための、特定の前提条件に基づいて電流源/発生装置2を起動し、そしてそれを制御するものである。
入力装置4及び出力装置5は、このコントロールユニット3に接続される。
また、入力装置4及び出力装置5は、コントロールユニット3内に統合されても良い。
一般に、要素群2、3、4及び5は、装置(例えば、発生装置)内に設置される。
そうして、選択された適用は、出力装置4に表示されることになる。
コントロールユニット3は、選択された適用に関連するパラメータの機能として、本発明による特定の処理フローに基づき、高周波発生装置2を操作する。
図1は、そのようなプロセス起動の流れを示す概略図である。
この入力は、例えば、いくつかの可能な適用群中から特定の適用を選択すること、又は、あるプロセスパラメータ群を選択することを含み得る。
高周波発生装置2の自動ロックが取り消され、それにより、同装置がユーザの側において、起動できたり、又は起動されたりするのは、該各選択変数、又は該各適用が(強制的な手段として)入力される場合に限られる。
第3ステップにて、高周波プロセス(処置サイクル)が実行される。即ち、(選択された適用に関連する動作パラメータに)該当する高周波電流が器具1に供給される状態において、ユーザ選択の適用が実行される。
第3ステップ後、即ち、電気外科器具1の終動時、適用(処置サイクル)が完了した後、許可信号がコントロールユニット3によって無効にされ、それ故、適用を選択し、かつ、そのため再び許可信号を生成しない限り、ユーザ側の起動が不可能なロック状態に、高周波発生装置2は自動的に戻る。
装置がスタートアップした後、”parameter input”という名の論理変数に、「false(偽)」という値が代入される。
これにより、当分の間、高周波発生装置2がロックされ、(例えば、該器具1を操作しても)ユーザにより、該装置(2)をアンロックとしたり、或いは、起動したりすることができなくなる。
もし起動要求がない(false)がならば、プログラムは無限ループ内にとどまり、起動要求があるかいなかをチェックし続けることになる。
この決定が「真」(true)という結果になれば、ルーチンは次決定に移る。
その決定が「偽」(false)という結果になれば、ユーザに選択された適用は存在せず、エラーメッセージが出力され、ルーチンは、”parameter input”又は”selection input”という名の変数に「偽」という値が代入される初期状態に戻る。
その結果が「真」(true)という結果になれば、高周波発生装置2のロックが解除され、選択された適用に該当する動作パラメータがセットされ、(例えば、器具1に対する)ユーザ側の起動の後に、ルーチンは、選択された高周波プロセスを実行可能となる。
装置のスタートアップが終わると、「ブロックされた」又は「ロックされた」状態が自動的に優勢となる。
これは、高周波発生装置2が、ユーザ側の起動が行えない、ロック状態にあることを意味する。
この状態において、例えば、対応する起動ボタンを押し下げることにより、ユーザが起動指示を行うと、高周波装置は、自動的にエラーメッセージを発行する。
起動は、行なわれない。
この状態において、例えば、起動ボタンを押し下げることにより、ユーザは、起動を(一度)行なうことができ、起動が行われる。即ち、高周波発生装置2は活性となり、選択された適用に該当する高周波電流を器具に供給し、適用の完了後に、再びロックされることになる。
かかる偏りは、全ての選択可能な適用に関するものであっても良いし、特定の選択可能な適用にのみ関するものであっても良い。
さらに、処置サイクルが未だ開始されていなくとも、適用の選択後、特定の時間間隔が終了したら、再び許可信号を取り消すタイマのような、付加的な安全機能があっても良い。
このものは、高周波外科の一部として、切断したり、凝固したりというような標準的な処置から離れて、更なる分野(中空臓器を閉じたり、生物学的組織を接続したり、或いは、腫瘍除去等の状況)において、処置が増加している。
そのような行為において、電気外科器具は、処理すべき組織に高周波電流を流し、それにより、組織が改変されることになる。
これら特殊な処置を行う間、高周波の伝達は、外科医によるのではなく、該器具が電気的に接続される高周波発生装置によって、自動的に制御され、計測され、そして終了される。
あるプロセスパラメータが誤って設定されると、満足できない結果や、さらには、患者への損傷さえあり得る、状況を生じかねない。
この点が、装置の起動の前に、いかなる時も全てのパラメータが正しく調整されていることを保証できねばならないということの理由となる。
電気外科器具上、及び/又は、同器具の高周波発生装置上の、様々な安全機能により、ユーザの該当する操作なしに、高周波は起動しないようになっている。
手動で操作可能なスライドを用いることにより、器具の電極が、器具内に収納される休止位置から、器具から突出する焼灼位置へと移動できる。
ここで、該休止位置にあるとすると、ロックアウトスイッチは、自動的に電極を高周波電流源/高周波発生装置から切断する。
電極が休止位置にあると、スライドは、追加的に、電極を手動起動するための起動スイッチ群の機械的ロック手段に相当する。しかるに、起動スイッチ群は、焼灼位置にあるスライドにより解放され、手動操作可能となる。
発生装置の設定を考慮せずに、ユーザにより、手動で器具のロックや解放が実行されるのは、不利益である。
該クランプは、組織を凝固するための電流が供給されるべき、2つの互いに移動可能な、ジョーを備える。
起動させるには、クランプのユーザにより、ハンドスイッチが選択的かつ手動で操作されなければならない。
更に、ハンドスイッチの操作が可能な第1位置から、ハンドスイッチの操作及びクランプの起動が不可能な第2位置へ向けて、ロックアウトスイッチは、また該クランプのユーザにより、手動で操作されねばならない。
他の実施の形態では、ハンドスイッチ及びロックアウトスイッチの両方が、電気的に閉じられ、それにより、クランプの起動を可能としなければならない。
発生装置への何らのフィードバックなしに、器具の手動ロック及び手動解放がユーザにより同様になされなければならないという点は、不利益である。
このものは、高周波電流が印加される2つのジョー部分を有する双極性クランプと、起動回路と、高周波発生装置とを備える。
クランプへの高周波電流の供給は、起動スイッチにより、制御可能である。
操作エラーに対する保護を行うため、この装置は、該ジョー部分が凝固に不適な位置にあると想定されると、クランプへの電流供給を遮断する安全手段を備える。
このものは、単にクランプの意図しない起動を防止するというに過ぎない。
該メスは、ユーザにより、3つの異なる位置に移動可能なスライドスイッチを備え、それにより、起動スイッチがロックされたり、解放されたりすることが可能である。
第1位置では、起動スイッチがブロックされる。
第2位置では、このものは、該メスの刃に、凝固電流又はゼロ電流のいずれかが供給されるように、動作することになっている。
第3位置では、起動スイッチが解放され、それにより、該メスの刃には、凝固電流か、切断電流か、或いは、ゼロ電流かの、いずれかが供給されることになる。
このように、該手動制御によると、あらゆる凝固電流、又は切断電流は、外科医による該当する解除操作後に限り、届けられ得るという点が、保証されるものである。
ここで、上記プロセスが誤った設定に対する安全機能とリンクすることなく、該起動/設定が該メスのユーザにより手動でなされるという点は、不利益である。
しかしながら、装置又はプロセスに係る高周波起動に先立ち、即ち、器具に高周波電流を供給するよりも前に、装置のユーザにより、入力又は該当するプロセスパラメータのモニタがなされねばならず、それにより状況次第で、発生装置の誤設定が回避されることが保証されなければならない。
しかしながら、該当するアプリケーションに依存して、単一の又は複数の該パラメータ(例えば、高周波エネルギのレベルおよび進行等)は、変化し得るものであって、この変化に適応できねばならず、それにより、一方では、成功裏に選択された処置がなされねばならず、他方では、組織への更なる損傷が回避されねばならない。
このものは、オペレータが、高周波エネルギの出力を(わずかだけ)上昇側又は下降側に訂正できるようにする。
プロセスパラメータの変更後、新設定が行われる迄の間、後続する全ての起動は、当該パラメータ群により実行されることになる。
順次実行されるべきアプリケーションの条件又は要件は、前のアプリケーションから変わり得るにもかかわらず、プロセスパラメータを、手動で/視覚的にチェックしたり、それに応じて調整したりすることを、失念する危険がある。
本方法は、
始めに、該高周波発生装置が、該高周波発生装置をユーザによって起動できないロック状態とする、ステップaと、
該電気外科器具により実行されるべきアプリケーションを受信する、ステップbと、
該ステップbの後、該高周波発生装置は自動的に、該高周波発生装置が該ユーザにより起動され得るアンロック状態に移行する、ステップcと、
該高周波装置及び/又はそれに接続される該電気外科器具が選択されたアプリケーションを実行するために起動可能な、ステップdと、
該ステップdにおける起動後に、該高周波発生装置が自動的に該ロック状態に移行する、ステップeとを含む。
該高周波発生装置がユーザ側で起動できないロック状態にあり、
少なくとも、ユーザ側において、該電気外科器具で実行されるべきアプリケーションが設定されることにより、自動的にアンロック状態へ移行し、該アンロック状態において、該高周波発生装置はユーザ側において起動可能であるか又は起動され、
該電気外科高周波装置に接続される該電気外科器具へのユーザ側の起動(処理サイクルの完了)後に、自動的にロック状態へ移行する。
該器具は、双極性又は単極性のいずれの種類でも良い。
当該アプリケーションの例は、腸の封止、切除或いは吻合を含む。
本発明は、さらに異なる組織種類(小腸、大腸、直腸、胃、食道)へのアプリケーションを可能とし、それと同時に、異なる数の組織層へのアプリケーションを可能とする。
外科医又はユーザは、好ましくは高周波発生装置上において、予備的設定を行うのみであり、そうして該装置は、該予備的設定に基づき、例えばデータベースからの選択により、それぞれのアプリケーションに特有のプロセスパラメータの設定を自動的に調整するものである。
本発明によれば、高周波発生装置を起動可能とするために、ユーザが、絶対不可避的に、まず(又、改めて行う都度)実施されるべきアプリケーションを選択しなければならない。
誤ったプロセスパラメータ或いは誤ったアプリケーションに基づく高周波発生装置の起動(それは、患者に損傷を及ぼす結果となり得るのであるが)は、有利なことに防止され得る。なぜなら、ユーザ側において、(アプリケーション−即ち、特定の処理サイクルに先立つ都度)、再び、装置の設定、或いは、アプリケーションの選択がなされている場合に限り、起動が可能となるからである。
さらに有利なことには、誤った装置設定による動作結果を招来し得る、装置設定又はアプリケーション選択の失念を防止することもできる。
電流強度、電圧、周波数、振幅、振幅波形、電流の持続時間、強度、これらと同様に、その進行具合、切断点/完了基準などの、特定のパラメータ群は、各アプリケーションとリンクするものである。
これらのプロセスパラメータ群は、正しく調整され、各アプリケーションのために使用されねばならず、それによって、満足のいく結果を保証でき、且つ、患者の損傷を回避することが可能となる。
各アプリケーションは、例えばデータベース中に、関連付けられた、対応プロセスパラメータ群を有する。
かかるデータベースは、装置内又は器具中の記憶素子上に置かれても良い。
その時にのみ、高周波発生装置は再びアンロックされ得る。
このように、装置設定は失念されないという点が保証される。
本発明の一実施の形態によれば、方法のステップdにおけるユーザの起動により、又はそのせいで、高周波発生装置は、自動的にロック状態に復帰する。
本発明の他の実施の形態によれば、アプリケーションの設定後予め定められた期間にわたり起動がなければ、高周波発生装置が再びロック状態に自動的に復帰するという、用意がなされる。
さらに、直近の高周波アプリケーション完了後所定期間が経過した後に、自動ロック動作、即ち、(方法のステップeにおける)高周波発生装置のロック状態への復帰が、発生するようにしても良い。
また、同様のパラメータ設定を伴う後続する起動要求群がある識別回数(例えば、「2」)だけあるときに、該発生装置はロック状態に復帰しても良い。
各アプリケーションの設定及び選択は、高周波発生装置上でなし得る。右行為は、(例えば、タッチスクリーン上の、又はそれ以外の、装置メニュー)上において、高周波発生装置の表示スクリーン上のキーを押し下げること、音声指示又は音声認識、(例えば、起動群間に配置されるべきニュートラルポジションを有する)ロータリーノブ、電気外科器具そのもの上(例えば、起動群間に配置されるべきニュートラルポジションを有する)ロータリーノブや、該器具上のキー群等々により、なし得る。
ある実施の形態では、アプリケーションを選択するためのロータリーノブが追加的に押し下げられてもよく、それにより、選択された高周波プロセスが開始されたり、名宛てされたアプリケーションが確認され得るようにしても良い。
本発明の特別な形態によれば、選択されたアプリケーションが、装置により告知される。
この点は、装置設定が外科医自身によってはなされず、手術スタッフにより成された場合に意味を持つようにしても良く、また有利なことには、高周波発生装置の起動に先立ち、外科医に選択されたアプリケーションの正しさを、彼自身で納得し得るようにしても良い。
更なる提案によれば、同一又は類似のパラメータ群により複数のアプリケーションを行い得る特別のオペレーションモードの間、オペレータの意図的な決定(例えば、起動装置を長時間操作すること、或いは、起動装置を素早く二重又は多重に操作すること)により、安全方法が無効にされても良い。
有利なことには、器具は、高周波装置に接続される間中、自動的に識別されても良い。
安全手段は、高周波装置の器具メモリに保持されるパラメータ中に置かれる場合にのみ、リンクされる。
この点に関し、可能なアプリケーション群に関するデータは、同様に、器具メモリ内に置かれても良い。
従って、高周波装置は、任意に交換可能な、既知構造からなるタイプの、電気外科器具1を備える。該器具1は、例えば、互いに相対的に移動可能な2本のシザーズ枝と、高周波電流を選択的に該シザーズ枝(或いは、その上に配置される電極)に印加するための操作キー群を有するハンドルとを備える、バイポーラ鉗子等である。
さらに、キーボードのような入力装置4と、ディスプレイ/モニタのような出力装置5とが、設けられる。
しかしながら、モニタとして、所謂タッチスクリーン(組み合わせ入出力装置)を実装することも可能である。
最後に、コントロールユニット3は、電流源/発生装置2に接続される。必要とあれば、コントロールユニット3は、目的とするアプリケーション−即ち、特定の高周波電流を提供するための、特定の前提条件に基づいて電流源/発生装置2を起動し、そしてそれを制御するものである。
入力装置4及び出力装置5は、このコントロールユニット3に接続される。
また、入力装置4及び出力装置5は、コントロールユニット3内に統合されても良い。
一般に、要素群2、3、4及び5は、装置(例えば、発生装置)内に設置される。
そうして、選択されたアプリケーションは、出力装置5に表示されることになる。
コントロールユニット3は、選択されたアプリケーションに関連するパラメータの機能として、本発明による特定の処理フローに基づき、高周波発生装置2を操作する。
図1は、そのようなプロセス起動の流れを示す概略図である。
この入力は、例えば、いくつかの可能なアプリケーション群中から特定のアプリケーションを選択すること、又は、あるプロセスパラメータ群を選択することを含み得る。
高周波発生装置2の自動ロックが取り消され、それにより、同装置がユーザの側において、起動できたり、又は起動されたりするのは、該各選択変数、又は該各アプリケーションが(強制的な手段として)入力される場合に限られる。
第3ステップにて、高周波プロセス(処置サイクル)が実行される。即ち、(選択されたアプリケーションに関連する動作パラメータに)該当する高周波電流が器具1に供給される状態において、ユーザ選択のアプリケーションが実行される。
第3ステップ後、即ち、電気外科器具1の終動時、アプリケーション(処置サイクル)が完了した後、許可信号がコントロールユニット3によって無効にされ、それ故、アプリケーションを選択し、かつ、そのため再び許可信号を生成しない限り、ユーザ側の起動が不可能なロック状態に、高周波発生装置2は自動的に戻る。
装置がスタートアップした後、”parameter input”という名の論理変数に、「false(偽)」という値が代入される。
これにより、当分の間、高周波発生装置2がロックされ、(例えば、該器具1を操作しても)ユーザにより、該装置(2)をアンロックとしたり、或いは、起動したりすることができなくなる。
もし起動要求がない(false)がならば、プログラムは無限ループ内にとどまり、起動要求があるかいなかをチェックし続けることになる。
この決定が「真」(true)という結果になれば、ルーチンは次決定に移る。
その決定が「偽」(false)という結果になれば、ユーザに選択されたアプリケーションは存在せず、エラーメッセージが出力され、ルーチンは、”parameter input”又は”selection input”という名の変数に「偽」という値が代入される初期状態に戻る。
その結果が「真」(true)という結果になれば、高周波発生装置2のロックが解除され、選択されたアプリケーションに該当する動作パラメータがセットされ、(例えば、器具1に対する)ユーザ側の起動の後に、ルーチンは、選択された高周波プロセスを実行可能となる。
装置のスタートアップが終わると、「ブロックされた」又は「ロックされた」状態が自動的に優勢となる。
これは、高周波発生装置2が、ユーザ側の起動が行えない、ロック状態にあることを意味する。
この状態において、例えば、対応する起動ボタンを押し下げることにより、ユーザが起動指示を行うと、高周波装置は、自動的にエラーメッセージを発行する。
起動は、行なわれない。
この状態において、例えば、起動ボタンを押し下げることにより、ユーザは、起動を(一度)行なうことができ、起動が行われる。即ち、高周波発生装置2は活性となり、選択されたアプリケーションに該当する高周波電流を器具に供給し、アプリケーションの完了後に、再びロックされることになる。
かかる偏りは、全ての選択可能なアプリケーションに関するものであっても良いし、特定の選択可能なアプリケーションにのみ関するものであっても良い。
さらに、処置サイクルが未だ開始されていなくとも、アプリケーションの選択後、特定の時間間隔が終了したら、再び許可信号を取り消すタイマのような、付加的な安全機能があっても良い。
Claims (12)
- 電気外科高周波装置を制御する方法であって、前記高周波装置は、
電気外科器具(1)と、
高周波発生装置(2)又は類似の電流源であって、高周波電流を発生又は提供するものとを備え、
前記高周波発生装置(2)は、前記電気外科器具(1)に電気的に接続され、ユーザ側の起動により前記高周波電流を前記電気外科器具(1)に届けるものであって、前記方法は、
始めに、前記高周波発生装置(2)が、前記高周波発生装置(2)を起動ボタンの押し下げによって起動できないロック状態にある、ステップaと、
前記ステップaからスタートし、前記電気外科器具(1)により実行されるべきアプリケーションであって、パラメータの入力を含むものがセットされる、ステップbと、
前記ステップbが行われたら、前記高周波発生装置(2)が自動的に、前記高周波発生装置(2)が前記起動ボタンの押し下げにより起動され得るアンロック状態に移行する、ステップcと、
前記パラメータの入力を含み、且つ選択された前記アプリケーションを実行するために、前記高周波発生装置(2)が起動状態に変化する、ステップdと、
前記ステップdにおける、前記ユーザ側の起動後に、前記高周波発生装置(2)が自動的に前記ロック状態に移行する、ステップeと、
アプリケーションタイプに係るユーザ側の入力後予め定められた期間、前記高周波発生装置(2)が起動されない場合、前記高周波発生装置(2)は前記ロック状態に自動的に移行する、ステップfとを含むことを特徴とする方法。 - 前記高周波装置が起動された後、又はアプリケーションが実行された後に、前記高周波発生装置(2)は前記ステップaにおいて前記ロック状態となることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記起動の直後、前記起動の完了時、又は前記起動の完了時後所定期間経過後に、前記高周波発生装置(2)が自動的に前記ロック状態に移行することを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
- 前記高周波発生装置(2)に接続される器具(1)がそれ自身にデータレコードを保持していなければ、前記接続される器具(1)は、自動的に識別され、かつ預けられたデータレコードに関連付けられることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の方法。
- 前記ステップeにおいて前記高周波発生装置(2)が前記ロック状態に移行することが抑制されるか、及び/又は、前記ステップeが前記器具(1)の交換後に限って自動的に実行されるか、に関する指示を前記データレコードが含んでいることを特徴とする請求項4に記載の方法。
- 所定時間又は所定回数前記高周波発生装置(2)を起動する起動装置が操作されると、前記ロック状態が取り消されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の方法。
- 前記ロック状態にある前記高周波発生装置(2、3、4、5)を起動することが試みられると、エラーメッセージ又は表示メッセージが出力されることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の方法。
- 高周波発生装置又は電流源(2)および電気外科器具(1)を備える外科高周波装置の電子制御装置(3)であって、
前記制御装置(3)は、制御対象としての、前記高周波発生装置又は前記電流源(2)に接続されるのに適合しており、
入力装置(5)又は前記入力装置(5)用のポートであって、選択された前記高周波装置で使用される特定のタイプのアプリケーションであってパラメータの入力を含むものが事前調整済みで起動可能であるか、又は、ユーザ側において事前調整済みで起動されるものと、
現在起動しているアプリケーションを表示するための、出力装置(4)又は前記出力装置(4)用のポートと、
アプリケーションに係る処置サイクルのスタート前に毎回、前記選択されたアプリケーションが再びユーザ側で起動されている場合のみ、前記制御装置(3)が前記高周波発生装置/電流源(2)に許可信号をそれを介して出力し、かつ
アプリケーションタイプに係るユーザ側の入力後予め定められた期間、当該アプリケーションがユーザ側において起動されない場合、前記高周波発生装置(2)をロック状態へ切り替える、制御ポート(3a)とを備える、電子制御装置(3)。 - 電気外科高周波装置であって、
電気外科器具(1)と、
高周波電流を発生する高周波発生装置(2)とを備え、
前記高周波発生装置(2)は、前記電気外科器具(1)に電気的に接続され、ユーザ側の起動により、前記高周波電流を前記電気外科器具(1)へ届け、
前記高周波発生装置(2)は、請求項1から7のいずれかに記載の方法を実行すべく配設される電気外科高周波装置。 - 各種複数の器具が前記高周波発生装置(2)に接続可能であることを特徴とする請求項9に記載の電気外科高周波装置。
- ユーザ側において、アプリケーション又はプロセスパラメータを選択するための、操作ユニット(5)が、キーボード、キー群、スライダー、トグルスイッチ、ディスプレイスクリーン、ロータリーノブ、又は、音声指示/認識システムとして、実現されることを特徴とする請求項9又は10に記載の電気外科高周波装置。
- 前記操作ユニット(5)が前記高周波発生装置(2)上、及び/又は、前記電気外科器具(1)上、或いは前記電気外科器具(1)の部品上に、配置されることを特徴とする請求項11に記載の電気外科高周波装置。
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