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JP2020085954A - レンズ付き光ファイバの接続構造、及びレンズ付き光ファイバにおける端面の曲率半径の設定方法 - Google Patents

レンズ付き光ファイバの接続構造、及びレンズ付き光ファイバにおける端面の曲率半径の設定方法 Download PDF

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JP2020085954A
JP2020085954A JP2018215257A JP2018215257A JP2020085954A JP 2020085954 A JP2020085954 A JP 2020085954A JP 2018215257 A JP2018215257 A JP 2018215257A JP 2018215257 A JP2018215257 A JP 2018215257A JP 2020085954 A JP2020085954 A JP 2020085954A
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Naofumi Maruyama
直文 丸山
直樹 三須
Naoki Misu
直樹 三須
壽英 斎藤
Toshihide Saito
壽英 斎藤
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Abstract

【課題】PC接続時の接続損失の増大を抑制しつつ、PC接続の押圧力の増大を抑制するレンズ付き光ファイバの接続構造を提供する。【解決手段】光ファイバ2の先端にロッド状のGRINレンズ3を同軸に融着したレンズ付き光ファイバ1どうしをPC接続するレンズ付き光ファイバの接続構造であって、レンズ付き光ファイバは、球面研磨された端面を有し、端面の曲率半径Rが式(1)及び式(2)に示す条件を満たす。(W/2a)≦1・・・(1)、a=(R・F・(3/4)・(1−v2/E))1/3・・・(2)。ここで、W:ビーム径、a:接触面の半径、F:PC接続時の押圧力、v:GRINレンズのポアソン比、E:GRINレンズのヤング率。【選択図】図1

Description

本発明は、レンズ付き光ファイバの接続構造、及びレンズ付き光ファイバにおける端面の曲率半径の設定方法に係り、より詳細には、光ファイバの先端にロッド状のGRINレンズを同軸に融着したレンズ付き光ファイバどうしをPC接続するのに好適なレンズ付き光ファイバの接続構造、及び端面の曲率半径の設定方法に関する。
光信号を伝送する光ファイバを接続する光コネクタとして、単芯用のSC(Single fiber Coupling)型光コネクタや、多芯用のMT(Mechanically Transferable)型光コネクタなどが知られている。光コネクタによって光ファイバどうしを接続するには、フレネル反射による接続損失を低減するために、互いの端面を突き合せて物理的に接触させるPC(Physical Contact)接続が一般に採用されている。例えば、SC型光コネクタなどの単芯用の光コネクタでは、光ファイバの端面をコネクタに装着されたフェルールの端面ごと球面研磨して、コネクタ内の押圧ばねによる押圧力によって光ファイバの端面どうしを圧着することで、PC接続を実現している。コネクタには、通常、押圧力が10N(ニュートン)のばねが組み込まれている。
また、光通信ネットワークにおいて、光信号を伝送する光ファイバどうしを接続するに際し、効率良く低損失で接続できるように、光ファイバの先端にロッド状のGRIN(Gradient Index)レンズを同軸に融着したレンズ付き光ファイバ(lensed fiber)が知られている(特許文献1参照)。
そして、レンズ付き光ファイバにおいて、GRINレンズを光ファイバと同径とすることによって、レンズ付き光ファイバどうしのPC接続においても、光コネクタを流用することが可能となっている。
特開2003−227963号公報
ところで、近年、光ファイバの多芯高密度化が進み、1つのコネクタで接続される光ファイバの本数が増加している。個々の光ファイバをPC接続するためのばね力(押圧力)を維持したまま、1つのコネクタで接続される光ファイバの本数を増加させると、コネクタ内のばね力の合計が増大する。その結果、ばね力の合計がコネクタの材料強度に対して過大となってしまうおそれがある。さらに、多数のコネクタを一度に光接続するバックプレーン光コネクタにおいては、強いばね力によってバックプレーンが歪んだり、破損したりするおそれがある。
一方、コネクタ内のばね力の合計を抑制したまま、1つのコネクタで接続される光ファイバの本数を増加させると、光ファイバ1本あたりのばね力が低下することになる。光ファイバをPC接続するためのばね力が低下すると、PC接続により圧着される接触面の直径が小さくなる。その結果、特に、光ファイバのコアから出射したビームがGRINレンズによって拡径するレンズ付き光ファイバにあっては、ビーム径が接触面の直径よりも大きくなって、フレネル反射等による接続損失が増大してしまうおそれがある。
そこで、本発明は、PC接続時の接続損失の増大を抑制しつつ、PC接続の押圧力の増大を抑制することができるレンズ付き光ファイバの接続構造、及びレンズ付き光ファイバにおける端面の曲率半径の設定方法を提供することを目的としている。
本発明に係るレンズ付き光ファイバの接続構造は、光ファイバの先端にロッド状のGRINレンズを同軸に融着したレンズ付き光ファイバどうしをPC接続するレンズ付き光ファイバの接続構造であって、前記レンズ付き光ファイバは、球面研磨された端面を有し、前記端面の曲率半径Rが式(1)及び式(2)に示す条件を満たすことを特徴としている。
(W/2a)≦1 ・・・(1)
a=(R・F・(3/4)・(1−v/E))1/3 ・・・(2)
ここで、
a:レンズ付き光ファイバのPC接続時の圧着した接触面の半径、
W:前記接触面を含む平面におけるビーム径、
F:一対のレンズ付き光ファイバあたりのPC接続時の押圧力、
v:GRINレンズのポアソン比、
E:GRINレンズのヤング率。
本発明に係るレンズ付き光ファイバにおける端面の曲率半径の設定方法は、光ファイバの先端にロッド状のGRINレンズを同軸に融着したレンズ付き光ファイバにおける球面研磨された端面の曲率半径を設定する方法であって、前記端面の曲率半径Rを式(1)及び式(2)に示す条件を満たすように設定することを特徴としている。
(W/2a)≦1 ・・・(1)
a=(R・F・(3/4)・(1−v/E))1/3 ・・・(2)
ここで、
a:レンズ付き光ファイバのPC接続時の圧着した接触面の半径、
W:前記接触面を含む平面におけるビーム径、
F:一対のレンズ付き光ファイバあたりのPC接続時の押圧力、
v:GRINレンズのポアソン比、
E:GRINレンズのヤング率。
本発明のレンズ付き光ファイバの接続構造によれば、本発明では、レンズ付き光ファイバの端面の曲率半径Rが、上記の式(1)及び式(2)に示す条件を満たすことにより、PC接続時の接続損失の増大を抑制しつつ、PC接続の押圧力の増大を抑制することができる。
また、本発明のレンズ付き光ファイバにおける端面の曲率半径の設定方法によれば、レンズ付き光ファイバの端面の曲率半径Rを、上記の式(1)及び式(2)に示す条件を満たすように設定することにより、PC接続時の接続損失の増大を抑制しつつ、PC接続の押圧力の増大を抑制することができる。
(a)は、本発明の実施形態に係るレンズ付き光ファイバの接続構造の一例について、非接続時の状態を示す模式図であり、(b)は、本発明の実施形態に係るレンズ付き光ファイバの接続構造の一例について、PC接続時の状態を示す模式図である。 レンズ付き光ファイバのGRINレンズの端面のPC接続時の圧着変形を説明する模式図である。 レンズ付き光ファイバの端面の導波路占有率との関係を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
本実施形態に係るレンズ付き光ファイバの接続構造は、光ファイバ2の先端にロッド状のGRINレンズ3を同軸に融着したレンズ付き光ファイバ1どうしをPC接続するためのものである。
本実施形態において、レンズ付き光ファイバ1どうしをPC接続するにあたり、光ファイバ2の先端に融着するGRINレンズ3を、光ファイバ2と同径(例えば、125μm)とすることで、SC型光コネクタやMT型光コネクタなどの公知の光コネクタを用いることができる。
ここで、図1(a)及び図1(b)は、光コネクタ内のバネにより互いの端面を圧着することによって、レンズ付き光ファイバ1どうしをPC接続する例を、光コネクタの図示を省略して、一対のレンズ付き光ファイバ1に着目して示す模式図であり、図1(a)は、接続前の状態を示し、図1(b)は、接続時の状態を示している。
かかるレンズ付き光ファイバ1にあっては、例えば、GRINレンズ3の長さを入射光波長の1/4とすることで、光ファイバ2のコア21からGRINレンズ3内に入射した光を拡径して、GRINレンズ3どうしの接触面4から平行光として出射させることができる。図1(b)において、一方のGRINレンズ3内を伝搬して、接触面4を含む平面で、一方のGRINレンズ3から出射して他方のGRINレンズ3に入射し、他方のGRINレンズ3内を伝搬するビーム光を鎖線で示す。
かかるレンズ付き光ファイバ1どうしのPC接続にあっては、接触面4におけるビーム光のビーム径Wが光ファイバ2のコア21の直径よりも大きくなる結果、次のような利点を有する。
(1)接触面4に埃などの異物が挟まった場合でも接続損失を低減することができる。
(2)ハイパワー伝送において、接触面4での光のエネルギー密度を低減できるため、焼き付きの発生を抑制することができる。
さらに、ビーム光を、ビーム径が拡径された平行光として接触面4を通過させることによって、軸ずれ、角度ずれなどのミスアライメントに起因する損失を低減して、効率良く低損失でPC接続が可能になる。
なお、本実施形態において、GRINレンズ3には、クラッドのない屈折率分布型レンズのほか、GI(Graded Index)光ファイバなども含まれるものとし、屈折率分布(Gradient Index)によりレンズ機能を発現するものであれば、特に限定されない。
また、光ファイバ2の先端に融着するGRINレンズ3の長さは、上記した例に限らず、GRINレンズ3の屈折率分布や開口数(Numerical Aperture)などに応じて、所望の出射特性が得られるように適宜調整することができる。さらに、GRINレンズ3は、その出射特性を調整するために、開口数の異なるものを二種以上つなげて一体としたものであってもよい。GRINレンズ3の具体的な形態は特に限定されない。
ところで、PC接続時のフレネル反射による接続損失を低減するためには、拡径したビーム光が、全て、接触面4内で一方のGRINレンズ3内から他方のGRINレンズ3に入射する必要がある。そのためには、接触面4を含め平面上でビーム径(直径)Wのビーム光の円形の断面積S1=((W/2)×π)が、直径2aの円形の接触面4の面積S2=(a×π)よりも狭いことが条件となる。PC接続において接触面4上で円形のビーム光と接触面4とは実質的に同心円であるため、この条件は、次の(A)式で与えられる。
((W/2)×π)/(a×π)=(W/2a)≦1 ・・・(A)
さらに、ビーム径(直径)W、及び接触面4の直径2aは、いずれも正の値であるため、上記の(A)式は、次の(1)式で表される。
(W/2a)≦1 ・・・(1)
上記の(1)式中の、接触面4を含む平面Pにおけるビーム径Wは、上述したように、GRINレンズ3の屈折率分布や開口数(Numerical Aperture)などに応じて適宜設定することができる。
一方、上記の(1)式中の、レンズ付き光ファイバ1どうしをPC接続したときの圧着した接触面4の半径aは、以下に説明するようにして求めることができる。
ここで、図2に、PC接続されたレンズ付き光ファイバのGRINレンズ3端面31の圧着変形を模式的に示す。同図において、PC接続前の輪郭を破線で示し、PC接続された輪郭を実線で示す。また、図面の理解を容易にするため、PC接続時の接触面4を太線で示す。
一対のレンズ付き光ファイバ1の球面研磨された端面31どうしを突き当てたPC接続は、実質的に球体どうしを圧着させた球体接触と見做すことができる。このため、レンズ付き光ファイバ1どうしをPC接続したときの接触面の半径aは、ヘルツの公式において、球体どうしの曲率半径R、ポアソン比v及びヤング率Eが互いに等しい場合として、次の(2)式で与えられる。
a=(R・F・(3/4)・(1−v/E))1/3 ・・・(2)
ここで、上記の(2)式中、
R:レンズ付き光ファイバ1のPC接続前の端面31の曲率半径、
Fは、一対のレンズ付き光ファイバ1あたりのPC接続時の押圧力、
vは、GRINレンズ3のポアソン比、
Eは、GRINレンズ3のヤング率
をそれぞれ表す。
なお、上記の(2)式中の押圧力Fは、レンズ付き光ファイバ1を装着したコネクタ内の押圧ばね(図示せず)により与えられる。
上記の(2)式に示すように、接触面4の半径aは、曲率半径Rと押圧力Fとの積に1/3乗に比例している。すなわち、曲率半径Rを大きくすれば、接触面4の半径aを小さくすることなく、押圧力Fを小さくすることができることが分かる。
したがって、接触面4の半径aが上記の(1)式を満たすように、曲率半径Rを設定すれば、PC接続時の接続損失の増大を抑制しつつ、PC接続の押圧力の増大を抑制することができる。
ここで、表1に、ビーム径W=45μmの場合において、一対のレンズ付き光ファイバあたりの押圧力としてのばね力F=10N,5N、4N及び3Nのときの曲率半径R(mm)に応じた導波路占有率(%)の計算結果を示す。
なお、導波路占有率(%)は、上記の(A)式において示した、((W/2)×π)/(a×π)の値である。
また、計算にあたって、GRINレンズ3のポアソン比v=0.17、ヤング率E=72とした。
Figure 2020085954
さらに、図3に、上記の表1に示した計算結果をプロットしたグラフを示す。図3のグラフでは、ばね力F=10N、5N、4N及び3Nのときの計算値を、それぞれ白丸、黒四角、白三角、及び黒丸でプロットしている。
なお、図3のグラフにおいては、導波路占有率が100%を超える部分の図示を省略している。
上記の表1及び図3のグラフから、
・ばね力F=10N、かつ曲率半径R=1mmのとき、
・ばね力F=5N、かつ曲率半径R=1及び2mmのとき、
・ばね力F=4N、かつ曲率半径R=1、2,及び3mmのとき、及び
・ばね力F=3N、かつ曲率半径R=1、2,3,及び4mmのとき、
には、導波路占有率が100%を超えてしまっているため、上記の式(1)及び式(2)の条件を満たさず、ビーム径Wが接触面4の直径2aよりも大きくなり、接続損失が増大してしまうことが分かる。
ここで、一対のレンズ付き光ファイバあたりのばね力F=10,5,4,及び3Nのときに、導波路占有率が100%となる曲率半径Rを計算すると、表2のようになる。
Figure 2020085954
上記の表2に示すように、ビーム径W=45μmの場合、例えば、ばね力F=10Nの場合には、曲率半径R=1.35mm以上であれば良いが、ばね力F=5Nの場合には、曲率半径R=2.70mm以上である必要がある。したがって、本実施形態において、例えば、ばね力Fを5Nに抑制する場合には、GRINレンズ3の端面31の曲率半径Rを2.70mm以上に設定すれば良いことが分かる。
また、GRINレンズ3の端面31は、PC接続するために、平面ではなく、球面研磨された球面である必要があるため、端面31の曲率半径Rは有限値を有する。
以上、本発明について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明は、前述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能である。
例えば、光コネクタの球面研磨に関する技術としては、光ファイバをフェルールに挿入して、接着剤により固定した状態で、フェルール先端を球面研磨することが一般に知られている。本発明において、レンズ付き光ファイバの端面を球面研磨するには、フェルールに挿入、固定した状態でフェルールとともに球面研磨を施してもよいが、レンズ付き光ファイバを適当な治具に保持して、その端面を球面研磨してから、フェルールに保持して互いの端面を圧着するようにしてもよい。また、フェルールは単芯用であっても、多芯用であってもよい。
1 レンズ付き光ファイバ
2 光ファイバ
3 GRINレンズ
4 接触面
21 コア
31 端面

Claims (2)

  1. 光ファイバの先端にロッド状のGRINレンズを同軸に融着したレンズ付き光ファイバどうしをPC接続するレンズ付き光ファイバの接続構造であって、
    前記レンズ付き光ファイバは、球面研磨された端面を有し、
    前記端面の曲率半径Rが式(1)及び式(2)に示す条件を満たす
    ことを特徴とする、レンズ付き光ファイバの接続構造。
    (W/2a)≦1 ・・・(1)
    a=(R・F・(3/4)・(1−v/E))1/3 ・・・(2)
    ここで、
    a:レンズ付き光ファイバのPC接続時の圧着した接触面の半径、
    W:前記接触面を含む平面におけるビーム径、
    F:一対のレンズ付き光ファイバあたりのPC接続時の押圧力、
    v:GRINレンズのポアソン比、
    E:GRINレンズのヤング率。
  2. 光ファイバの先端にロッド状のGRINレンズを同軸に融着したレンズ付き光ファイバにおける球面研磨された端面の曲率半径を設定する方法であって、
    前記端面の曲率半径Rを式(1)及び式(2)に示す条件を満たすように設定する
    ことを特徴とする、レンズ付き光ファイバにおける端面の曲率半径の設定方法。
    (W/2a)≦1 ・・・(1)
    a=(R・F・(3/4)・(1−v/E))1/3 ・・・(2)
    ここで、
    a:レンズ付き光ファイバのPC接続時の圧着した接触面の半径、
    W:前記接触面を含む平面におけるビーム径、
    F:一対のレンズ付き光ファイバあたりのPC接続時の押圧力、
    v:GRINレンズのポアソン比、
    E:GRINレンズのヤング率。
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