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JP2020114373A - 靴の踵部分開閉機構 - Google Patents

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JP2020114373A JP2019102639A JP2019102639A JP2020114373A JP 2020114373 A JP2020114373 A JP 2020114373A JP 2019102639 A JP2019102639 A JP 2019102639A JP 2019102639 A JP2019102639 A JP 2019102639A JP 2020114373 A JP2020114373 A JP 2020114373A
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Abstract

【課題】踵を収納する踵ホルダが靴を履いた状態において確実に保持されるので履き心地にはなんら問題のない靴の踵部分開閉機構を提供することを目的とするものである。【解決手段】前記踵ホルダの足底部の下面に下向きに垂設した係合用フックは、前記踵ホルダの足底部を使用者が踵で踏み込んだ際に、前記靴踵部に設けた前記フック係合部に係合して前記踵ホルダを正常位置に保持し、かつ、前記フック係合部を前記弾性体バネの付勢力に抗して後退させて、前記係合用フックをフック係合部から解放することにより、前記踵ホルダの足底部を前記踵ホルダ弾性支持部材により上方に押し上げて靴の足挿入口を開き、足を靴に納めやすい角度にすることができるようにした。【選択図】図4

Description

本発明は靴を着脱容易とする靴の踵部分開閉機構に関する。
従来のこの種の靴としては特開平11−127907号公報(特許文献1参照)に示されたような、足の踵部が載置される踵底部と、該踵底部の後部に立設して足の踵部後面を覆って当接する靴の当接片とを略直角に一体に結合した踵受け台を形成し、該踵受け台の踵底部と当接片の後端部に回動軸を埋設し、踵受け台が回動軸を中心にして回動するように構成したものが知られている。
そして、踵底部の中心部に弾性体バネを固着して踵底部を上方に押し上げるように弾性を保持し、かつ前記踵底部の先端に設けたフック突出部と係止する靴踵部のフック係止部を設けてある。
しかしながら、特開平11−127907号公報(特許文献1参照)の第1発明(図1、図2)、第2発明(図3〜図6)および第3発明(図7、図8)においては踵を収納するL字形部分は靴を履いた状態における確実な保持手段がなく、常に弾性体バネに押されてL字形部分に開こうとする力が作用し、履き心地が悪いという問題点があった。
また第4発明(図9、図10)および第5発明(図11、図12)においては押しボタンが靴の側面に突出しているために、歩行中等に靴が押しボタンに接触して誤動作が起きやすいという問題点があった。
そこで本発明者は、特願2010−107782号(特開2011−234840号公報、特許文献2参照)において、靴の踵部分に収納され、足の踵部が保持される足底部と足後部とからなるL字形の踵ホルダと、該踵ホルダをその後端部に取り付けた回動軸によって回動可能に保持するとともに、前記踵ホルダの足底部を押し上げる踵ホルダ弾性支持部材を備えた靴踵部と、前記踵ホルダの足底部の下面に下向きに垂設した係合用フックと、前記靴踵部の前方位置との間に弾性体バネを固着して靴踵部内に保持され、常態では前記係合用フックに係合するように付勢されているフック係合部とを有し、
前記踵ホルダの足底部の下面に下向きに垂設した係合用フックは、前記踵ホルダの足底部を使用者が踵で踏み込んだ際に、前記靴踵部に設けた前記フック係合部に係合して前記踵ホルダを正常位置に保持し、
かつ、前記係合用フックを前記弾性体バネの付勢力に抗して後退させて、前記フックを係合部から解放することにより、前記踵ホルダの足底部を前記踵ホルダ弾性支持部材により上方に押し上げて靴の足挿入口を開き、足を靴に納めやすい角度にすることができるようにしたことを特徴とする靴の踵部分開閉機構を提案した。
特開平11−127907号公報 特開2011−234840号公報(特願2010−107782号)
しかしながら、特願2010−107782号(特開2011−234840号公報、特許文献2参照)においては、それを構成する部品数が多く、構造が複雑なために耐久性に乏しいという問題点があった。
そこでこの発明は、足の踵部を楽に抜くことができ、足を靴から容易に離脱することができる構造の靴の踵部分開閉機構であって、踵を収納する踵ホルダが靴を履いた状態において確実に保持されるので履き心地にはなんら問題がなく、また構造が単純で大幅にコストを抑えることが可能な靴の踵部分開閉機構を提供することを目的とするものである。
すなわちこの発明の靴の踵部分開閉機構は、靴の踵部分に収納され、足の踵部が保持される足底部と足後部とからなるL字形の踵ホルダと、該踵ホルダをその屈曲部に取り付けた回動軸によって回動可能に保持するとともに、前記踵ホルダの足底部を押し上げる踵ホルダ弾性支持部材を備えた靴踵部と、前記踵ホルダの足底部の下面に下向きに垂設した係合用フックと、前記靴踵部の前方位置との間に弾性体バネを介装して靴踵部内に保持され、常態では前記係合用フックに係合するように付勢されているフック係合部とを有し、
前記踵ホルダの足底部の下面に下向きに垂設した係合用フックは、前記踵ホルダの足底部を使用者が踵で踏み込んだ際に、前記靴踵部に設けた前記フック係合部に係合して前記踵ホルダを正常位置に保持し、
かつ、前記フック係合部を前記弾性体バネの付勢力に抗して後退させて、前記係合用フックをフック係合部から解放することにより、前記踵ホルダの足底部を前記踵ホルダ弾性支持部材により上方に押し上げて靴の足挿入口を開き、足を靴に納めやすい角度にすることができるようにしたことを特徴とするものである。
この発明の靴の踵部分開閉機構において、前記フック係合部は、前記弾性体バネの反対側において、前記靴踵部の後方から突出させた押しボタンを備え、該押しボタンを押すことにより前記係合用フックを前記弾性体バネの付勢力に抗して後退させ、前記係合用フックをフック係合部から解放するようにしたことをも特徴とするものである。
この発明の靴の踵部分開閉機構において、前記踵ホルダ弾性支持部材は、前記靴踵部に垂直方向に内蔵したコイル状スプリングからなることをも特徴とするものである。
この発明の靴の踵部分開閉機構において、前記靴の後端部分は、前記踵ホルダの回動に伴って伸縮自在としてあることをも特徴とするものである。
さらにこの発明の靴の踵部分開閉機構は、靴の踵部分に収納され、足の踵部が保持される足底部と足後部とからなるL字形の踵ホルダと、足の側部が保持される足底部と足側部とからなる左右一対のL字形の側部ホルダとを備え、該踵ホルダおよび一対の側部ホルダをその屈曲部に取り付けた回動軸によって回動可能に保持するとともに、前記踵ホルダおよび一対の側部ホルダの足底部を押し上げる側部ホルダ弾性支持部材を備えた靴踵部と、前記踵ホルダの足底部の下面に下向きに垂設した係合用フックと、前記靴踵部の前方位置との間に弾性体バネを介装して靴踵部内に保持され、常態では前記係合用フックに係合するように付勢されているフック係合部とを有し、
前記踵ホルダの足底部の下面に下向きに垂設した係合用フックは、前記踵ホルダの足底部を使用者が踵で踏み込んだ際に、前記靴踵部に設けた前記フック係合部に係合して前記踵ホルダおよび一対の側部ホルダを正常位置に保持し、
かつ、前記フック係合部を前記弾性体バネの付勢力に抗して後退させて、前記係合用フックをフック係合部から解放することにより、前記踵ホルダおよび一対の側部ホルダの足底部を前記側部ホルダ弾性支持部材により上方に押し上げて靴の足挿入口を開き、足を靴に納めやすい角度にすることができるようにしたことをも特徴とするものである。
以上の説明から既に明らかなように第1発明の靴の踵部分開閉機構は、踵を収納する踵ホルダが靴を履いた状態において確実に保持されるので履き心地にはなんら問題がなく、また靴の側面に押しボタン等の余分の突起物がないので、歩行中等に靴の一方が他方の靴の押しボタン等に接触して誤動作が起きるという問題もない。
さらにほとんどのパーツが靴踵部に収納されているため機能性に優れ、かつ維持管理がしやすいというメリットがある。
第2発明の靴の踵部分開閉機構において、前記フック係合部は、前記弾性体バネの反対側において、前記靴踵部の後方から突出させた押しボタンを備え、該押しボタンを押すことにより前記係合用フックを前記弾性体バネの付勢力に抗して後退させ、前記係合用フックをフック係合部から解放するので、フックと係合ピンの着脱が確実かつ迅速に行うことができる。
第3発明の靴の踵部分開閉機構において、前記踵ホルダ弾性支持部材は、前記靴踵部に垂直方向に内蔵したコイル状スプリングからなっているので、前記踵ホルダの回動機構の作動を長期間にわたって保証することができる。
第4発明の靴の踵部分開閉機構は、前記靴の後端部分が前記踵ホルダの回動に伴って伸縮自在としてあり、この発明の目的とする靴の履きやすさはもちろん、靴としての基本的な機能を損なうことがない。
第5発明の靴の踵部分開閉機構は、足の踵部が保持される足底部と足後部とからなるL字形の踵ホルダと、足の側部が保持される足底部と足側部とからなる左右一対のL字形の側部ホルダとを備えており、かつ側部ホルダを踵ホルダと連動するようにしてあるので、この発明の目的とする靴の履きやすさはもちろん、靴としての基本的な機能を損なうことがない。
この発明の靴の踵部分開閉機構を適用した靴を示し、踵ホルダを閉じた状態の側面断面図である。 その概略斜視図である。 踵ホルダを開いた状態の側面断面図である。 その概略斜視図である。 この発明の靴の踵部分開閉機構を示し、靴踵部を常態の位置に保持した状態の斜視図である。 押しボタンを押して係合用フックを前記弾性体バネの付勢力に抗して後退させた状態の斜視図である。 係合用フックの係合状態が解除されて踵ホルダが開いている状態の靴の踵部分開閉機構の側面断面図である。 踵ホルダを踏み込む途中の状態の靴の踵部分開閉機構の側面断面図である。 踵ホルダをさらに踏み込んで係合用フックをフック係合部に係合させようとしている状態の靴の踵部分開閉機構の側面断面図である。 踵ホルダと靴踵部とが結合した状態の側面断面図である。 押しボタンを押して係合用フックをフック係合部から解除しようとしている状態の側面断面図である。 押しボタンを押して係合用フックを前記弾性体バネの付勢力に抗して後退させ、係合を解除しつつある状態の側面断面図である。 係合が解除されて踵ホルダが開いている状態の靴の踵部分開閉機構の側面断面図である。 この発明の靴の踵部分開閉機構を適用した靴の他の例を示し、踵ホルダを閉じた状態の側面断面図である。 その概略斜視図である。 踵ホルダおよび側部ホルダを開いた状態の側面断面図である。 その概略斜視図である。 この発明の靴の踵部分開閉機構を示し、靴踵部を常態の位置に保持した状態の斜視図である。 押しボタンを押して係合用フックを前記弾性体バネの付勢力に抗して後退させた状態の斜視図である。 踵ホルダおよび側部ホルダを閉じた状態の側面斜視図である。 踵ホルダおよび側部ホルダを開いた状態の側面斜視図である。
以下図面に基いて、この発明の靴の踵部分開閉機構の実施の形態を詳細に説明する。
図1ないし図4に示すように、この発明の靴の踵部分開閉機構を適用した靴においては、靴11を履く時は、靴11の踵ホルダ12が常時は上方に撥ね上げられ、さらに靴11の踵部が開いてあるので(図1および図2参照)足先を挿入し易く、足の踵を挿入するときも踵ホルダ12は踵の押し込みによって自動的に回動して(図3および図4参照)、正常位置に保持することができる。
このようにして、靴11の踵部が足裏に密着して、身体を屈めることなくそのままの姿勢で靴11を履くことができ、靴べら等の補助具を不要とすることができる。
図において14は、靴11の後端部分13の両側に設けたゴム等の弾性素材からなる伸縮部材で、前記踵ホルダ12の回動に伴って伸縮するよう構成されている。
以下、この発明の靴の踵部分開閉機構21の1実施例を詳細に説明する。
この実施例の靴の踵部分開閉機構21は図1ないし図6に示すように、靴の踵部分に収納され、足の踵部が保持される足底部22と足後部23とからなるL字形の踵ホルダ12と、該踵ホルダ12をその屈曲部に取り付けた回動軸24によって回動可能に保持する靴踵部25とを備えている。
図において26は、前記踵ホルダ12の足底部22下面から下向きに垂設した係合用フックである。
さらに前記靴踵部25は、上面を開口した容器状ハウジング31と、前記ハウジング31の長さ方向に沿って所定の間隔で配設した一対の棒状ガイド32と、その間に差し渡された仕切り板33とを備えている。
そして、前記仕切り板33の前方側の前記一対の棒状ガイド32上にはそれぞれコイル状ばね34が介装されており、前記仕切り板33と前記靴踵部25の容器状ハウジング31前壁との間において弾発力が作用するようになっている。
より詳しくは、前記一対の棒状ガイド32の隙間において、前記仕切り板33と前記靴踵部25の容器状ハウジング31後壁との間には、後方に向いた庇35aを備えたフック係合部35を搭載したスライド台36が差し渡されている。このスライド台36は、前記コイル状ばね34の弾発力によって常態では後方に向けて付勢されている。
図において37は、前記靴踵部25の容器状ハウジング31の前方に垂直方向に向けて配設された踵ホルダ弾性支持部材で、より大きなコイル状ばねで構成されていて前記踵ホルダ12の足底部22を押し上げるためのものである。
また38は、前記スライド台36の後端に取り付けられ、前記靴踵部25後部から突出させた押しボタンである。
図7ないし図10は靴を履くときの靴の踵部分開閉機構の動きを説明するためのものである。
<図7>
前記踵ホルダ12の足底部22が前記踵ホルダ弾性支持部材37により上方に押し上げられた状態である。
<図8>
そこで前記踵ホルダ12の足底部22を足の踵で押し込むと、前記踵ホルダ弾性支持部材37の弾発力に抗して押下げられた前記係合用フック26の先端はフック係合部35の庇35aに当接する。
<図9>
そのまま前記踵ホルダ12の足底部22を足の踵で押し込むと、前記係合用フック26の先端はフック係合部35の庇35aに係合してフック係合部35を後退させる。
<図10>
さらに前記踵ホルダ12の足底部22を足の踵で押し込むと、前記踵ホルダ弾性支持部材37は最下端まで押下げられ、前記係合用フック26の先端はフック係合部35の庇35aの先端を通過し、庇35aの下面と係合し、前記踵ホルダ弾性支持部材37は前記踵ホルダ12の足底部22を押し上げなくなって、前記踵ホルダ12は靴を履いた正常位置に保持される。
図11ないし図13は靴を脱ぐときの靴の踵部分開閉機構の動きを説明するためのものである。
<図11>
前記係合用フック26の先端はフック係合部35の庇35aの下面と係合し、前記踵ホルダ12は靴を履いた正常位置に保持された状態である。
<図12>
次いで、前記スライド台36の後端に取り付けられ、前記靴踵部25後部から突出させた押しボタン38に矢印方向の負荷を掛けて、前記コイル状ばね31の付勢力に抗して後退させる。
<図13>
そのまま後退を続けると、前記係合用フック26の先端はフック係合部35の庇35aとの係合を解かれる。
その際、前記踵ホルダ12の足底部22は前記踵ホルダ弾性支持部材37により上方に押し上げられた状態となる。
次に、この発明の靴の踵部分開閉機構の実施の形態の他の例を図14ないし図21に基いて詳細に説明する。
この実施例の靴の踵部分開閉機構41は図14ないし図19に示すように、靴の踵部分に収納され、足の踵部が保持される足底部43aと足後部43bとからなるL字形の踵ホルダ42と、足の側部が保持される足底部46と足側部47とからなる左右一対のL字形の側部ホルダ44,45とを備えており、該踵ホルダ42および側部ホルダ44,45をその屈曲部に取り付けた回動軸49によって回動可能に保持する靴踵部48とを備えている。
図において50は、前記踵ホルダ42の足底部43a下面から下向きに垂設した係合用フックである。
さらに前記靴踵部48は、上面を開口した容器状ハウジング51と、前記ハウジング51の長さ方向に沿って所定の間隔で配設した一対の棒状ガイド52と、その間に差し渡されたスライド台53とを備えている。
そして、前記スライド台53の前方側の前記一対の棒状ガイド52上にはそれぞれコイル状ばね54が介装されており、前記スライド台53と前記靴踵部48の容器状ハウジング51前壁との間において弾発力が作用するようになっている。
より詳しくは、前記一対の棒状ガイド52の隙間において、前記スライド台53には後方に向いた庇55aを備えたフック係合部55が搭載されている。このスライド台53は、前記コイル状ばね54の弾発力によって常態では後方に向けて付勢されている。
図において56はスライド台53の位置決めのためのスペーサ(ストッパ)、57は前記靴踵部48の容器状ハウジング51の前方に垂直方向に向けて配設された側部ホルダ弾性支持部材で、より大きなコイル状ばねで構成されていて前記側部ホルダ44,45の足底部46を押し上げるためのものである。
また58は、前記スライド台53の後端に取り付けられ、前記靴踵部48後部から突出させた押しボタンである。
図20は靴を履いている状態を示す概略斜視図であり、図21は靴を脱いでいる状態の概略斜視図である。
<図20>
前記踵ホルダ42の足底部43aが前記側部ホルダ44,45の足底部46を介して前記側部ホルダ弾性支持部材57を押し下げて、前記係合用フック50の先端がフック係合部55の庇55aの下面と係合することにより、前記踵ホルダ42および側部ホルダ44,45が靴を履いた正常位置に保持されている。
<図21>
前記スライド台53の後端に取り付けられ、前記靴踵部48後部から突出させた押しボタン58に矢印方向の負荷をかけて、前記コイル状バネ54の付勢力に抗して前記スライド台53を移動させ、前記係合用フック50とフック係合部55の庇55aとの係合を解いて、前記側部ホルダ弾性支持部材57が前記側部ホルダ44,45の足底部46を介して前記踵ホルダ42が押し上げることにより、前記踵ホルダ42および側部ホルダ44,45が靴を脱いでいる状態の正常位置に保持されている。
なお、図18〜図21において、側部ホルダ44側の側部ホルダ弾性支持部材57は図示を省略している。
この発明の靴の踵部分開閉機構は、通常の紳士靴のみならず婦人靴やその他の踵部分を立設した履物類のみならず、革靴、ゴム靴、スニーカーその他の履物にも適用できることはいうまでもない。
11 靴
12 踵ホルダ
13 靴の後端部分
14 伸縮部材
21 靴の踵部分開閉機構
22 足底部
23 足後部
24 回動軸
25 靴踵部
26 係合用フック
31 容器状ハウジング
32 棒状ガイド
33 仕切り板
34 コイル状ばね
35 フック係合部
35a 庇
36 スライド台
37 踵ホルダ弾性支持部材
38 押しボタン
41 靴の踵部分開閉機構
42 踵ホルダ
43a 足底部
43b 足後部
44,45 側部ホルダ
46 足底部
47 足側部
48 靴踵部
49 回動軸
50 係合用フック
51 容器状ハウジング
52 棒状ガイド
53 スライド台
54 コイル状ばね
55 フック係合部
55a 庇
56 スペーサ(ストッパ)
57 側部ホルダ弾性支持部材
58 押しボタン

Claims (5)

  1. 靴の踵部分に収納され、足の踵部が保持される足底部と足後部とからなるL字形の踵ホルダと、該踵ホルダをその屈曲部に取り付けた回動軸によって回動可能に保持するとともに、前記踵ホルダの足底部を押し上げる踵ホルダ弾性支持部材を備えた靴踵部と、前記踵ホルダの足底部の下面に下向きに垂設した係合用フックと、前記靴踵部の前方位置との間に弾性体バネを介装して靴踵部内に保持され、常態では前記係合用フックに係合するように付勢されているフック係合部とを有し、
    前記踵ホルダの足底部の下面に下向きに垂設した係合用フックは、前記踵ホルダの足底部を使用者が踵で踏み込んだ際に、前記靴踵部に設けた前記フック係合部に係合して前記踵ホルダを正常位置に保持し、
    かつ、前記フック係合部を前記弾性体バネの付勢力に抗して後退させて、前記係合用フックをフック係合部から解放することにより、前記踵ホルダの足底部を前記踵ホルダ弾性支持部材により上方に押し上げて靴の足挿入口を開き、足を靴に納めやすい角度にすることができるようにしたことを特徴とする靴の踵部分開閉機構。
  2. 前記フック係合部は、前記弾性体バネの反対側において、前記靴踵部の後方から突出させた押しボタンを備え、該押しボタンを押すことにより前記係合用フックを前記弾性体バネの付勢力に抗して後退させ、前記係合用フックをフック係合部から解放するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の靴の踵部分開閉機構。
  3. 前記踵ホルダ弾性支持部材は、前記靴踵部に垂直方向に内蔵したコイル状スプリングからなることを特徴とする請求項1に記載の靴の踵部分開閉機構。
  4. 前記靴の後端部分は、前記踵ホルダの回動に伴って伸縮自在としてあることを特徴とする請求項1に記載の靴の踵部分開閉機構。
  5. 靴の踵部分に収納され、足の踵部が保持される足底部と足後部とからなるL字形の踵ホルダと、足の側部が保持される足底部と足側部とからなる左右一対のL字形の側部ホルダとを備え、該踵ホルダおよび一対の側部ホルダをその屈曲部に取り付けた回動軸によって回動可能に保持するとともに、前記踵ホルダおよび一対の側部ホルダの足底部を押し上げる側部ホルダ弾性支持部材を備えた靴踵部と、前記踵ホルダの足底部の下面に下向きに垂設した係合用フックと、前記靴踵部の前方位置との間に弾性体バネを介装して靴踵部内に保持され、常態では前記係合用フックに係合するように付勢されているフック係合部とを有し、
    前記踵ホルダの足底部の下面に下向きに垂設した係合用フックは、前記踵ホルダの足底部を使用者が踵で踏み込んだ際に、前記靴踵部に設けた前記フック係合部に係合して前記踵ホルダおよび一対の側部ホルダを正常位置に保持し、
    かつ、前記フック係合部を前記弾性体バネの付勢力に抗して後退させて、前記係合用フックをフック係合部から解放することにより、前記踵ホルダおよび一対の側部ホルダの足底部を前記側部ホルダ弾性支持部材により上方に押し上げて靴の足挿入口を開き、足を靴に納めやすい角度にすることができるようにしたことを特徴とする靴の踵部分開閉機構。
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