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JP2020501405A - マルチキャリアウェイクアップ無線フレームのための波形コーディング - Google Patents

マルチキャリアウェイクアップ無線フレームのための波形コーディング Download PDF

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JP2020501405A JP2019521666A JP2019521666A JP2020501405A JP 2020501405 A JP2020501405 A JP 2020501405A JP 2019521666 A JP2019521666 A JP 2019521666A JP 2019521666 A JP2019521666 A JP 2019521666A JP 2020501405 A JP2020501405 A JP 2020501405A
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フン スー、ジュン
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シュム アウ、クォック
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ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
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Abstract

連続するオン/オフ・キーイング(OOK)データビットを時間領域において連続するマルチキャリア変調シンボル上にマッピングするために波形コーディングが適用され、各マルチキャリア変調シンボルは、交互のサブキャリアが周波数領域において1と0に設定されるサブキャリアのセットを含む。波形コード化されたマルチキャリア変調シンボルはキャリア周波数にアップコンバートされ無線チャネルを介して送信されるデータ信号を提供する。

Description

[関連出願の相互参照]本出願は、2017年2月6日に出願された「マルチキャリアウェイクアップ無線フレームのための波形コーディング」という名称の米国仮特許出願第62/455、365号、および「マルチキャリアウェイクアップ無線フレームのための波形コーディング」という名称の米国特許出願第15/654、250号に対する優先権を主張し、これらの全ての内容は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本願は、ウェイクアップ無線機などでの低データ速度を使用して通信するための方法およびシステムに関する。
無線通信において、利用可能な電力の効率的な使用がシステム設計の主な目的の一つである。インターネット・オブ・シングス(IoT)アプリケーションなどの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)デバイスは、限られた電力供給(例えば、再充電可能または再充電不可能なバッテリにより供給される)に依存することが多い。そのようなデバイスの例は、物理的現象、例えば、水位または温度を測定する、遠隔地に位置するセンサデバイスおよび身体の機能、例えば脈拍数を測定するウェアラブル機器を含んでもよい。
そのようなデバイスは、低デューティサイクルで動作するように設計されてもよい(例えば、アクセスポイント(AP)と一日に一回だけ通信する)ため、WLAN受信機回路が常にオン状態にあるのは適切ではない場合があるかもしれない。WLAN受信機回路のための適切なスリープモードおよび適切なウェイクアップメカニズムが提供されていない場合、デバイスの限られた電源(例えば、バッテリ)はすぐに使い尽くされてしまうかもしれない。ウェイクアップメカニズムは、APとデバイスとの間でのウェイクアップ信号の通信を必要としてもよい。
ウェイクアップ無線機(WUR)を含む低データ速度受信機システムは、消費電力が制限される。従って、単純な検出アルゴリズムを使用してWURにより検出可能な送信済みウェイクアップ信号が必要とされている。
第1の態様によれば、データ信号を提供する方法が提供されている。この方法は、時間領域において、連続するオン/オフ・キーイング(OOK)マッピングデータビットを連続するマルチキャリア変調シンボル上に波形コーディングする段階を含む。各マルチキャリア変調シンボルは、サブキャリアが周波数領域において、1と0とに交互に設定されるサブキャリアのセットを含む。波形コード化されたマルチキャリア変調シンボルは、キャリア周波数にアップコンバートされ、データ信号を提供する。データ信号は、無線チャネルを介して送信される。
任意に、前述の実施形態のいずれかにおいて、各マルチキャリア変調シンボルは、時間領域において先頭に追加されたガードインターバルを含む。
任意に、前述の実施形態のいずれかにおいて、各マルチキャリア変調シンボルのサブキャリアは、直交するサブキャリアであり、各マルチキャリア変調シンボルは合計N個のサブキャリアを含み、サブキャリアのセットは、M個の連続サブキャリアを含み、ここで、N>Mが成立し、M個のサブキャリアを除いた全てのサブキャリアはゼロに設定されている。
任意に、前述の実施形態のいずれかにおいて、N=64およびM=13であり、M個のサブキャリアのうちの7個は1に設定され、M個のサブキャリアの残りのうち交互に並んだ6個のサブキャリアは0に設定される。
任意に、前述の実施形態のいずれかにおいて、サブキャリアは312.5kHzのキャリア間間隔(SS)を有し、各マルチキャリア変調シンボルは、ガードインターバルを含む4マイクロ秒の継続時間(長さ)を有する。
任意に、前述の実施形態のいずれかにおいて、M個のサブキャリアは、N個のサブキャリアのうちの中央サブキャリアを含む。
任意に、前述の実施形態のいずれかにおいて、M個のサブキャリアのうちの7個のサブキャリアは中央サブキャリアより低い周波数を有し、M個のサブキャリアのうちの5個のサブキャリアは、中央サブキャリアよりも高い周波数を有する。中央サブキャリアは、ヌルサブキャリアである。
任意に、前述の実施形態のいずれかにおいて、当該方法はさらに、先頭に追加されたガードインターバルを含む時間領域サンプルマルチキャリア変調シンボルの波形をメモリに格納する段階を含む。連続するマルチキャリア変調シンボルの各々は、波形のコピーを含む。
任意に、前述の実施形態のいずれかにおいて、波形コーディングは、連続するデータビットを連続するマルチキャリア変調シンボル上にマンチェスターコード化することを含む。
任意に、前述の実施形態のいずれかにおいて、各マルチキャリア変調シンボルは、0.8マイクロ秒の追加されたガードインターバルを含む4マイクロ秒の継続時間(長さ)を有する。各マンチェスターコード化シンボルは、次の内の1つでバイナリ1を表し、次のうちの他方でバイナリ0を表す。(i)先行2マイクロ秒期間が、後続の2マイクロ秒期間よりエネルギーレベルが高いおよび(ii)先行2マイクロ秒期間が、後続の2マイクロ秒期間よりエネルギーレベルが低い。
任意に、前述の実施形態のいずれかにおいて、データ信号は、低速データ信号である。
任意に、前述の実施形態のいずれかにおいて、データ信号は、ウェイクアップ信号である。
第2の態様によると、データ信号を送信するためのデバイスが提供されている。このデバイスは、時間領域において、連続するオン/オフ・キーイング(OOK)マッピングデータビットを連続するマルチキャリア変調シンボル上に波形コーディングするように構成された波形コーディングモジュールを含む。各マルチキャリア変調シンボルは、サブキャリアが周波数領域において1と0とに交互に設定されているサブキャリアのセットを含む。変調器は、波形コード化されたマルチキャリア変調シンボルをキャリア周波数にアップコンバートして、データ信号を提供し、無線チャネルを介してデータ信号を送信するように構成される。
任意に、前述の実施形態のいずれかにおいて、各マルチキャリア変調シンボルは、時間領域において先頭に追加されたガードインターバルを含む。
任意に、前述の実施形態のいずれかにおいて、各マルチキャリア変調シンボルのサブキャリアは、直交するサブキャリアである。各マルチキャリア変調シンボルは、合計N個のサブキャリアを含む。サブキャリアのセットは、M個の連続サブキャリアを含み、ここで、N>Mが成立し、M個のサブキャリアを除いた全てのサブキャリアはゼロに設定される。
任意に、前述の実施形態のいずれかにおいて、N=64であり、M=13である。M個のサブキャリアの内の7個のサブキャリアは1に設定され、M個のサブキャリアの内の残りのうち交互に並んだ6個のサブキャリアはゼロに設定される。サブキャリアは、312.5kHzのキャリア間間隔(SS)を有している。各マルチキャリア変調シンボルは、ガードインターバルを含む4マイクロ秒の継続時間(長さ)を有している。
任意に、前述の実施形態のいずれかにおいて、M個のサブキャリアは、N個のサブキャリアの中央サブキャリアを有している。M個のサブキャリアのうちの7個のサブキャリアは、中央サブキャリアより低い周波数を有し、M個のサブキャリアのうちの5個のサブキャリアは、中央サブキャリアよりも高い周波数を有する。中央サブキャリアは、ヌルサブキャリアである。
任意に、前述の実施形態のいずれかにおいて、デバイスはさらに先頭に追加されたガードインターバルを含む時間領域サンプルマルチキャリア変調シンボルの波形を格納するメモリを含む。連続するマルチキャリア変調シンボルの各々は、波形のコピーを含む。
任意に、前述の実施形態のいずれかにおいて、波形コーディングは、連続するデータビットを連続するマルチキャリア変調シンボルにマンチェスターコード化することを含む。各マルチキャリア変調シンボルは、0.8マイクロ秒の追加されたガードインターバル期間を含む4マイクロ秒の継続時間(長さ)を有する。マンチェスターコード化シンボルの各々は、次のうちの1つでバイナリ1を表し、次のうちの他方でバイナリ0を表す。(i)後続の2マイクロ秒期間より高いエネルギーレベルを有する先行2マイクロ秒期間(ii)後続の2マイクロ秒期間より低いエネルギーレベルを有する先行2マイクロ秒期間。
第3の態様によると、データ信号を受信するためのステーションが提供されている。当該ステーションは、無線通信チャネルを介してデータ信号を受信して、デコードするように構成される受信機を含む。当該データ信号は、連続する波形コード化シンボルを含む。各波形コード化シンボルは、時間領域で波形コード化されたマルチキャリア変調シンボルをデータビットに組み込んでいる。
各マルチキャリア変調シンボルは、サブキャリアが1と0とに交互に設定される、サブキャリアのセットを有している。
受信機は、波形コード化シンボル間の電力分布を決定し、当該電力分布に基づき受信されたシンボルが0または1に対応するのかを決定するように構成される。
ここで、例として、本出願の例示的な実施形態を示す添付の図面を参照する。
APと、ウェイクアップ無線回路を有する例示的なステーションとの間の通信を示すブロック図である。
ウェイクアップフレームの一例のフレームフォーマットを示す。
OFDMシステムを示すブロック図である。
様々なOFDM信号のビットエラー率(BER)性能を比較して示すチャートである。
様々なOFDM信号のパケットエラー率(PER)性能を比較して示すチャートである。
さらなる例示的な実施形態によるウェイクアップパケットコード化および復号システムを示すブロック図である。
図6のシステムにより生成された例示的な波形の時間領域表現を示す。
例示的な実施形態を示すための、シミュレーションされた事例の解析手順の一例を示す。
第1の事例における、1および0のサブシンボルについての周波数領域電力分布を示す。 第1の事例における、1および0のサブシンボルについての周波数領域電力分布を示す。
第2の事例における、1および0のサブシンボルについての周波数領域電力分布を示す。 第2の事例における1および0のサブシンボルについての周波数領域電力分布を示す。
第3の事例における、「1」および「0」のサブシンボルについて周波数領域電力分布を示す。 第3の事例における、「1」および「0」のサブシンボルについて周波数領域電力分布を示す。
受信機での4MHzローパスフィルタ有りの性能とローパスフィルタ無しの性能とを比較する、第1の事例についてのBER性能を比較して示す。
受信機での20MHzローパスフィルタ有りの性能とローパスフィルタ無しの性能とを比較する、第2の事例についてのBER性能を比較して示す。
受信機での5MHzローパスフィルタ有りの性能とローパスフィルタ無しの性能とを比較する、第3の事例についてのBER性能を比較して示す。
別の例示的な実施形態によるウェイクアップパケットコード化および復号システムを示すブロック図である。
図18のシステムで用いられる例示的な波形の周波数領域表現および時間領域表現を示す。
図18のシステムにおいて用いられる例示的なコード化された波形の時間領域表現を示す。
低速データ信号を提供するための例示的な方法を示すフローチャートである。
異なる図面において、類似の構成要素に類似の参照番号が用いられてもよい。
無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)のような無線ネットワークで動作することを目的としたマシンタイプのデバイスまたはセンサデバイスのようなユーザデバイスまたはステーションは、より高い電力のWLANトランシーバ回路に加えて、別個の低電力ウェイクアップ無線機(WUR)回路を有してもよい。概して、WUR回路はウェイクアップ信号を受信して検出するように設計された低電力受信機回路であり、いくつかの例では、メインのWLANトランシーバ回路の簡易化されたバージョンであってもよく、集積回路(IC)またはチップに実装されてもよい。WUR回路は、デバイスのWLANトランシーバ回路または他の同様の回路との通信を行うため、WUR回路がWLANトランシーバ回路をウェイクアップ状態にするまで、WLANトランシーバ回路はスリープ状態で電力を節約してもよい。WUR回路は、WUR回路がアクセスポイント(AP)からのウェイクアップ信号を(典型的には、WLAN装置と関連するAP)検出する場合、WLANトランシーバ回路または他の同様の回路をウェイクアップ状態にする。
この点に関して、図1は、例示的なAP102およびAP102と関連する例示的なステーション104(例えば、低デューティサイクルWLAN装置または他の無線デバイス)を示す模式図である。例示的なステーション104は、WLANトランシーバ回路106(例えば、Wi−Fiトランシーバ)およびWUR回路108(単にWUR108とも称される)を含む。AP102は、WLANトランシーバ回路110を含む。例示的な実施形態において、WUR108は、送信機を有しておらず、必要なときに、WLANトランシーバ回路106をウェイクアップ状態にする機能を有す単純な低電力受信機である。
図1は、スリープ状態のWLAN受信機回路106をウェイクアップ状態にするために通信され得る一連の例示的な信号を示す。AP102は、ウェイクアップフレーム(WUF)200(以下でさらに記載)を、ウェイクアップ信号152を、保持するステーション104に送信してよい。WUF200はWUR回路108により検出され、WUR回路108は内部ウェイクアップ信号154をWLAN受信機回路106に送信し、WLAN受信機回路106がスリープモードにある場合、WLANトランシーバ回路106をウェイクアップ状態にする。WLANトランシーバ回路106は、この後ACK信号156をAP102に送信する。この後AP102とステーション104との間の適切な情報交換158(WLANトランシーバ回路106を介して)が行われてもよい。情報交換158が終了した後、WLANトランシーバ回路106はスリープ状態に戻ってもよい。
図1は、ウェイクアップ信号152がWLANトランシーバ回路106と関連するWUR回路108へ伝達されることを示すが、本開示に記載されるプロセスおよびシステムは、ウェイクアップメカニズムから利益を得ることができる他の無線受信機回路を含む他の回路に適用可能であり得る。
例示的な実施形態において、ウェイクアップ信号152は、マルチキャリア変調を用いて通信される。OFDMベースのOOKデータを含むウェイクアップ無線フレーム
いくつかの用途において、ウェイクアップ信号152へのOFDMの使用は、シングルキャリア変調と比較して、より短いフレーム長の使用を可能にしてもよい。さらに、OFDMは、フェージングチャネルの等化を単純化してもよい。さらに、WUF200と他のWLAN通信との両方に類似のOFDM技術を使用することは、ステーション104への既存のWLAN実装の再使用を可能にし、実装コストを低減させることに役立つとしてよい。
図2は、例示的なWUF200の例示的なフレームフォーマットを示す。図2に示される様々なブロックの高さは、各部分の相対的な帯域幅(BW)を示す。図2の例において、WUF200は、ウェイクアップ部分またはウェイクアップパケット(WUP)250に追加されたレガシープリアンブル210を含む。WUP250はWUR基準信号フィールド252、WUR信号(SIG)フィールド254、MACヘッダ262、フレーム本体264およびフレームチェックシーケンス(FCS)266を含む。例示的な実施形態において、WUR基準信号フィールド252は、ウェイクアッププリアンブル、例えば、疑似ノイズ(PN)シーケンスを有してもよく、MACヘッダ262は受信機アドレスを有してもよい。MACヘッダ262、フレーム本体264およびFCS266は、まとめてWUR部分250のペイロードと称されてもよい。
レガシープリアンブル210は、WUF200を送信中、全ての宛先でないWLAN装置をサイレント状態にするように機能する。レガシープリアンブル210は、レガシーショートトレーニングフィールド(L−STF)、レガシーロングトレーニングフィールド(L−LTF)およびレガシー信号(L−SIG)フィールドを含んでもよい。レガシー規格によると、レガシープリアンブル210の帯域幅は、概して20MHzである。図2の例は、WUP250の帯域幅が、レガシープリアンブル210の帯域幅より狭いことを示しており、例えば、WUP250の帯域幅は5MHzであるが、他の帯域幅も適切であり得る。レガシープリアンブル210は、他のIEEE802.11装置との共存に用いられるが、いくつかの例において、レガシープリアンブル210は省略され得る。
WUR基準信号252はパケット検出および同期のために提供される。いくつかの例において、WUR基準信号は、他のフレームとは異なるものとしてWUP250を検出するためにWUR108によって使用され得るショートトレーニングフィールド(STF)およびロングトレーニングフィールド(LTF)を含んでもよい。いくつかの例において、WUR108は、WUR基準信号252に含まれるもの以外の追加情報を必要とせず、ウェイクアップフレーム200の長さを短くすることを可能にするので、ウェイクアップフレーム200を処理するために、WUR108によって要求される電力はより少ない。しかしながら他の実施形態において、WUR108におけるより高度の機能を可能にするために、WUP250のさらなるフィールドに含まれる追加情報が必要とされ得る。
例示的な実施形態において、OFDMベースのマルチキャリア変調(MCM)がWUP250に用いられ、結果として得られる波形は20MHz未満の帯域幅を有する。OFDM波形は、通常、サブキャリアまたはトーン間隔(SS)、サブキャリアまたはトーンの数(M)、およびサイクリックプレフィックスまたはガードインターバル長TGIを含む一連の無線パラメータ(numerology)属性によって定義されている。異なる実施形態において、異なる無線パラメータ(numerologies)を使用することができる。使用され得る例示的な無線パラメータセットは、以下の通りである:サブキャリアの総数M=16(1個のDCヌルサブキャリアを含み、残り15個が利用可能なサブキャリアである)、サブキャリア間隔SS=312.5kHz、TGI=有効シンボル期間Tの1/4、有効なシンボル期間T=3.2μs、および合計シンボル期間Ttot=4μs。
M=16およびSS=312.5kHzとすると、結果として得られる信号帯域幅は5MHzである。減少したサブキャリアのセットを伴うが、この無線パラメータは、IEEE802.11a規格の無線パラメータに類似していると認識され、802.11a規格のために確立された、いくつかの回路設計態様の再使用を可能にする。サブキャリア間の間隔(SS)は、有益シンボル長Tの逆数であるため、サブキャリアは直交している。
これに関して、図3はOFDMベースのシステムを示す基本システムブロック図である。特に、図3は、APトランシーバ110およびWUR回路108において、WUP250に適用されるプロセスフローを示す。いくつかの例において、WUR回路108において実行されるように示される各処理ブロック412、414、416は、一般的な集積回路の一部であるモジュールまたはエレメントとして実装され得る動作を表す。同様に、APトランシーバ110で実行されるように示される各処理ブロック402、404、406は、例えば、一般的な集積回路のモジュールまたはエレメントとして実装され得る動作を表す。
図3に示されるように、WUP250はAPトランシーバ110へのバイナリソース401入力として提供される。一例において、バイナリソース401の入力は、オン/オフ・キーイング(OOK)を用いてマッピングされる。いくつかの例において、誤り訂正を適用する及び/又はデータを圧縮する(例えば、KビットをNビット符号語にコード化する)ブロックコード化を、ブロックコード化動作402により、バイナリソース401に適用できるが、そのようなコード化は任意である。
この後OFDMシンボル生成動作404がOOKマッピングデータビットに実行され、対応するOFDMベースのシンボルが生成される。例示的な実施形態において、N個のデータビットはN個の連続シンボルになるように、各データビットは、1つのOFDMベースのシンボルにより表される。従って、各シンボルごとに、OFDMシンボル生成部404を使用して、対応するOFDMシンボル(図3のアイテム430によって表される)の全ての直交するサブキャリアにわたって、同一のデータビットを変調する。上述の無線パラメータを使用した例では、OFDMシンボル430は、サブキャリア間隔SS=312.5kHzを有するM=16個のサブキャリアS−からSを有し、中央サブキャリアのうちの1つ(例えば、S)がDCヌルトーンとして使用され、残りの15個のサブキャリア(例えば、S−8からS−1およびSからS)の各々が同一のデータビットで変調されている。従って、そのような例において、3個の連続するデータビット1、0、1は、対応する3個のOFDMシンボルを有し得る。第1のデータビット1=>シンボル430(1): S−8、7={1、1、1、1、1、1、1、1、DC、1、1、1、1、1、1、1}第2のデータビット0=>シンボル430(2)S−8、7={0、0、0、0、0、0、0、0、DC、0、0、0、0、0、0、0}第3のデータビット1=>シンボル430(3):S−8、7={1、1、1、1、1、1、1、1、DC、1、1、1、1、1、1、1}
M=16である上述の例において、OFDMシンボル生成動作は、16ポイント逆高速フーリエ変換(IFFT)405を使用して、OFDMシンボル430を生成する。上記の例示の波形パラメータを使用すると、OFDMシンボル430の帯域幅は5MHzである。
OFDMシンボル430へのガードインターバル挿入は、GI挿入操作406において生じる。上記の例示的な無線パラメータにおいて、TGIは有効なシンボル期間の1/4である(また、IFFT期間とも称される)。OFDMシンボル430は、この後チャネルキャリア周波数にアップコンバートされ、無線ネットワークチャネル410を介して送信される。例示的な実施形態において、802.11に用いられるのと同一の送信フィルタを使用して、スペクトルフィルタリングを提供し、M個のサブキャリア以外の任意のエッジトーンを含む送信されたOFDMシンボルが、20MHzのスペクトルマスク未満であることを保証する。
従って、APトランシーバ110はWUP250に含まれるデータをコード化し、対応するOOKマッピングOFDMベースのWUP信号250Tをチャネル410に送信し、元のソースWUP250からの各データビットは、単一のOFDMシンボルとしてエンコードされる。
WUR108において、OFDMベースのWUP信号250TがWUR108において受信され、ベースバンドにダウンコンバートされる。エンベロープ検出動作412および硬判定操作414をこの後用いて、WUP250に対応するN個のビットをダウンコンバートされた信号に含まれるN個のシンボルから抽出する。例示的な実施形態において、OFDMベースのWUP信号の設計は、チャネルの推定または等化を実行することなく、エンベロープ検出を正確にWUR108で実行できるようになっている。WUR108は、GI除去およびFFT処理を含まないため従来のOFDM受信機のようには動作せず、むしろWUR108はWUPデータビットを回復する上で、エンベロープ検出/硬判定操作412/414に依存する。この点に関して、エンベロープ検出動作412は一連のシフトレジスタ422を有するローパスフィルタ(LPF)420に依存する。例示的な実施形態において、ローパスフィルタの係数の数(タップとも称される)は、アクティブサブキャリアの数にガードインターバルに対する有効なシンボルタイムの比率(TGI/T)を乗じたものと等しくなるように選択される。例えば、上記の無線パラメータを用いると、M=16であり、TGIは有効なシンボルタイムの1/4であり、LPF係数の数は4である。各シフトレジスタ422は、入力シンボルとは異なる様に具体的に選択される所定の値で初期化される。
硬判定操作414は、「0」または「1」のビット出力を決定するために、決定閾値レベルをエンベロープ検出動作412の出力に適用するように構成される。例示的な実施形態において、硬判定操作414によって適用される閾値は、APトランシーバ110とWUR108との間のチャネル410の品質に応じて設定される。いくつかの用途において、決定閾値はWUR108を含むステーション104が初期化されるときに設定され、いくつかの用途において、WUR108は、連続的にあるいは周期的にチャンネル品質を監視し、監視されているチャンネル品質に応じて、硬判定操作414により適用される閾値を適応的に変更するように構成されてもよい。一例において、チャンネル品質は、チャネルの信号対雑音比に基づいて、またはソースと受信機との間の変調およびコード化方式(MCS)の関数に応じて決定される。
硬判定操作414のNビット出力は回復されたWUP250Rを提供する(APトランシーバ110でブロックコード化が実行される場合、中間ブロック復号操作416が適用される)。回復されたWUP250Rは、例えばメインのWLANトランシーバ回路106のための内部ウェイクアップ信号154に関する情報および命令を含んでもよい。
少なくともいくつかの構成において、OOKマッピングOFDMベースのWUP信号は低電力の簡易化されたWUR108が実装されることを可能にすることが上記から理解される。
上述されているように、異なる実施形態において、異なる波形パラメータがAPトランシーバ110で適用され得る。この点に関して、代替的な実施形態において、当該システムは既存の802.11aパラメータを使用するが、64個の利用可能なサブキャリアのうちの一部のみを使用するように構成され、無線パラメータは以下のようになる;利用可能なサブキャリアの数64、しかしM個の中央のサブキャリアのみが使用され、ここでM=14であり(1つのDCヌルサブキャリアを含む)、サブキャリア間隔SS=312.5kHzであり、TGIは有効なシンボル期間Tの1/4であり、有効なシンボル期間T=3.2μsであり、合計シンボル期間Ttot=4μsである。M=14およびSS=312.5kHzの場合、結果として得られる信号帯域幅は4.375MHzである。そのような実施形態において、OFDMシンボルの14個のサブキャリアのうち13個のサブキャリアは、同じOOKマッピングデータビットで変調され(中央サブキャリアがDCヌルである)、そして残りの50個のサブキャリアはゼロに設定される。
従って、そのような例において、3つの連続するデータビット1、0、1は、対応する3つのOFDMシンボルを有することになる。 第1のデータビット1=>:S−7、6={1、1、1、1、1、1、1、DC、1、1、1、1、1、1};S−32、−8およびS7、31全て=0
第2のデータビット0=>S−7、6={0、0、0、0、0、0、0、DC、0、0、0、0、0、0};S−32、−8およびS7、31全て=0 第3のデータビット1=>S−7、6={1、1、1、1、1、1、1、DC、1、1、1、1、1、1};S−32、−8およびS7、31全て=0
図4および5は、図3のシステムに関連して、様々なOFDMベースのシンボル構成のためのシミュレートされた性能を比較して示す。図4および図5はそれぞれ、ビットエラー率(BER)およびパケットエラー率(PER)を示す。
図4および5によって表された例において、全ての検出方法は、チャネルの推定または等化なしの非コヒーレントエンベロープ検出である。シミュレーションにおいて、96ビットのWUP長が用いられた。図4および5のラベルは、DCヌルを除く利用可能なサブキャリアの数および使用されているトーンの数(例えば、64−13は、13個のトーンが占有された状態の64個のサブキャリアを意味する)およびハミングコードが使用されたか否かを識別する。WUPの長さは、96ビットであった。示されているように、1つのOFDMシンボルは、ハミングコード無しでテストされた。適用されたとき、ハミングコードは、7つのコード化ビットおよび1ビット修正機能を有する4つの情報ビットを使用した。
図に示されているように、13個のトーンのみが繰り返し入力ビット(非コヒーレント64−13)に占有されている状態の64トーンOFDMシンボルは、(7、4)ハミングコード(ハミングコードを使用した非コヒーレント64−13)を有する同一のOFDMシンボルとほとんど同一の性能を示すが、23dBと30dBとの間のSNR範囲は除く。1個のDCおよび7個のエッジトーンを除く、全ての64トーンが繰り返し入力ビット(ハミングコードを使用した非コヒーレント64−64)によって占有された状態の64トーンOFDMシンボルの性能は、ハミングコードを使用した非コヒーレント64−13より、約15dB優れた性能を示す。
最初に記載されたOFDM方式、すなわち、15個のトーンが繰り返し入力ビットに占有された状態(ハミングコードを使用した非コヒーレント16−15)の16トーンOFDMシンボルおよび4個のタップ付きLPFフィルタ(即ち、フィルタ係数の数は、有効なシンボルタイムに対するガードインターバル期間の比率をサブキャリアの数に乗じたものに等しい)は図4および5に示されたシミュレーションにおいて最も優れた性能を提供する。図から分かるように、タップの数を20に増やしても、性能は改善されず、実際、ハミングコードを使用した非コヒーレント16−15と20タップLPF曲線とに見られるように、準最適性能が提供される。OFDMベースのマンチェスターコード化MCMデータを有するウェイクアップ無線フレーム
さらなる例示的な実施形態によるウェイクアップ無線フレームが以下で記載される。
WUR用のOFDMベースおよびOOK(オン/オフ・キーイング)変調波形設計が、Minyoung Parkおよびその他(「16/0341r0、LP−WUR」(低電力ウェイクアップ受信機)フォローアップ、IEEE802.11 LRLP TIG、2016年3月)によって提案されており、データ1の場合、64個のサブキャリアのうち13個のサブキャリアのみが占有されており、データ0の場合、64個のサブキャリア全てがゼロに割り当てられている。しかしながら、連続データオフシンボル(データ0)のケースに関連する無エネルギー伝達状態は、いくつかの802.11装置(およびおそらく802.11以外の規格に準拠する装置)との共存問題を生じる可能性がある。さらなる提案(Eunsung Parkおよびその他、「16/1144r0」WUR性能に関する詳細調査、IEEE802.11 WUR SG、2016年9月)はマンチェスターコード化を導入して、無エネルギー伝達状態によって引き起こされる問題を改善する。しかしながら、少なくともいくつかのシミュレーションにおいて、マンチェスターコード化などの追加の波形コーディングは、元の帯域幅(BW)内で信号を乱す可能性があることが確認され、特定の帯域幅のRFフィルタを有するWURによって、WURフレームは正しく検出できない。
従って、波形コーディングが適用された場合に、帯域幅の乱れを軽減するWURフレーム構成のための例示的な実施形態が本明細書に開示されている。特に、例示的な実施形態において、マンチェスターコード化は、時間領域において、図3および4に関して最初に上記されたOFDM波形に関連して、OOKデータに適用される。すなわち、以下のパラメータ属性セットを有する波形であるサブキャリアの総数M=16(1つのDCヌルサブキャリアを含み、15個の利用可能なサブキャリアが残る)、サブキャリア間隔SS=312.5kHz、TGI=有効なシンボル期間Tの1/4、有効なシンボル期間T=3.2μs、合計シンボル期間Ttot=4μs。M=16およびSS=312.5kHzであると、結果として得られる信号帯域幅は5MHzである。
この点に関して、図6は、OOKベースのデータのマンチェスターコード化を利用するOFDMベースのMCMシステムを示す基本システムブロック図である。特に、図6は、APトランシーバ110およびWUR回路108で、WUP250に適用されたプロセスフローを示す。いくつかの例において、WUR回路108で実行されるものとして示される各処理ブロック612、614、416は、一般的な集積回路の一部であるモジュールまたはエレメントとして実装され得る動作を表す。同様に、APトランシーバ110で実行されたとして示される各処理ブロック402、604、606は、例えば、一般的な集積回路のモジュールまたはエレメントとして実装され得る動作を表す。
図6に示されるように、APトランシーバ110へのOOKマッピングバイナリソース401入力としてWUP250は提供される。いくつかの例において、誤り訂正を適用及び/又はデータを圧縮するためのブロックコード化(例えば、KビットをNビット符号語にエンコードする)は、ブロックコード化動作402により、バイナリソース401に適用可能であるが、そのようなエンコーディングは任意である。
APトランシーバ110は、以下のような無線パラメータを有するOFDM波形を出力するように構成されるOFDM波形生成動作604を含み、M=16(SがDCヌルに使用される)、T=3.2μs、SS=312.5kHzであり、15個の全ての利用可能なサブキャリアが(S−8からS−1およびSからS)が「1」に設定される。OFDM波形生成部604の出力としての、OFDMシンボルに対するOFDM波形710の図示の例が、図7の時間領域において示されている。図示の例において、OFDM波形710は、「1」が15個のサブキャリアに変調され、サブキャリアの1つは(例えばS)DCヌルとして使用される、16ポイント逆高速フーリエ変換(IFFT)操作の出力を表す。図6の実施形態において、OFDM波形生成部604は効果的に同一の波形を連続的に生成し、従って、OFDM波形生成部604が単にサンプル波形を繰り返しており、サンプル波形が格納されてもよく、OFDM波形生成部604におけるIFFT演算の必要がなくなる。
図6の例において、マンチェスターコード化動作606を使用して、N個のデータビットをOFDM波形710上にコード化する。周知のように、技術分野において、マンチェスターコード化(位相コード化(PE)としても知られている)は、各データビットのエンコードは等しい時間の低から高か、あるいは高から低の何れかであるラインコードである。従って、OFDM波形に関連して、OFDMシンボルは、効率的に等しい持続時間の2つのサブシンボルに分割され、各「0」ビットは2つのサブシンボルのセットとしてエンコードされ、各「1」ビットは2つのサブシンボルのセットとしてエンコードされる。例示的な実施形態において、このエンコードは下記の表に示される通りである(しかし他の実施形態において、逆コード化を使用できる)。
表1:OOKデータビットのマンチェスターコード化
マンチェスターコード化動作606は、時間領域において、PEコーディングをOFDM波形710に適用し、これに関して、図7および8はそれぞれ、データ「1」シンボル720−1およびデータ「0」シンボル720−0(本明細書においてデータシンボル720と総称される)を生成するために、時間領域および周波数領域において、OFDM波形710に適用されるコーディングを示す。
例示的な実施形態において、データシンボル720を生成する場合、20MHzという標準802.11サンプリングレートが、マンチェスターコード化動作606によって適用される。これに関して、T=3.2μsの基本OFDM波形有効シンボル期間は64個のサンプルを含む。典型的な802.11構成において、合計シンボル期間Ttotが4.0μsとなるように0.8μsのGI挿入が生じ、これは20MHzの80サンプルに対応する。例示的な実施形態において、合計シンボル期間Ttotが4.0μsを有するシンボルを出力するために、マンチェスターコード化動作606はGIの等価物を含めるように構成される。従って、データ「1」の場合、出力シンボル720−1は、OFDM波形710からコピーされた40個のサンプルを含む期間Ts1=Ttot/2=2.0μsの第1のサブシンボルSUBを含み、その後に、40個のサンプルを含む期間Ts2=Ttot/2=2.0μsの第2のサブシンボルSUBが続き、サブキャリア値は強制的に「0」になる。データ「0」出力シンボル720−0の場合、上記の順序は逆になる。
従って、例示的な実施形態において、2つのマルチキャリア変調(MCM)サブシンボルとして、各OOKマッピングデータビットは、マンチェスターコード化動作606の出力で表され、N個のデータビットは、合計2N個の連続するサブシンボルを含むN個のシンボルになる。結果として得られるMCMシンボルはこの後チャネルキャリア周波数にアップコンバートされ、無線ネットワークチャネル410を介してマンチェスターコード化されたOFDMベースのMCM WUP信号250T−MCMとして送信される。例示的な実施形態において、802.11に使用されたのと同一の送信フィルタを使用して、スペクトルフィルタリングを提供しM個のサブキャリア以外の任意のエッジトーンを含む送信されたOFDMシンボルが、20MHzのスペクトルマスクに含まれることを保証する。
WUR108において、OFDMベースのWUP信号250T−MCMがWUR108において、ウェイクアップ信号152の一部として受信され、ベースバンドにダウンコンバートされる。例示的な実施形態において、ウェイクアップ信号152にエンコードされた1つまたは複数のWUR基準信号252及び/又はレガシープリアンブル210は、WUR108がサンプルタイミングを入力シンボル境界に同期させることを可能にする。電力検出動作612は、それぞれの受信されたシンボル720Rの電力分布を測定し、具体的には各受信されたシンボル720Rにおける第1のサブシンボルおよび第2のサブシンボルの電力レベルを決定するように構成される。20MHzのサンプリング・レートの例において、第1のサブシンボルSUBおよび第2のサブシンボルSUBの各々は、40個のサンプルを含む。決定ブロック614は、シンボルの前半と後半との間で電力分布を比較し、該当するデータ「0」または「1」の決定を行うように構成される。図示されている例において、第1のサブシンボルの平均電力の大きさが第2のサブシンボルの平均電力の大きさより大きい場合、受信されたシンボル720Rがデータ「1」として復号され、第2のサブシンボルの平均電力の大きさが、第1のサブシンボルの平均電力の大きさより大きい場合、受信されたシンボル720Rはデータ「0」として復号される。WUP250Rは回復される(ブロックコード化がAPトランシーバ110で行われた場合、中間ブロック復号操作416が適用される)。例えば、回復されたWUP250Rは、メインのWLANトランシーバ回路106のための内部ウェイクアップ信号154に関する情報および命令を含んでもよい。
例示的な実施形態において、ローパスフィルタ620は電力検出動作612に含まれ、電力解析の前に、ローパスフィルタリングを受信シンボル720Rに適用する。例示的な実施形態において、フィルタの帯域幅は、伝送帯域幅より大きい。
上記のマンチェスターコード化OFDMベースのMCMWUPの解析は、次の3つのMCMパラメータの事例を比較することにより行われた:第1の事例(事例1)は64個のサブキャリアのうち13のトーン占有を使用した、第2の事例(事例2)は64個のサブキャリアのうち56のトーン占有を使用した、第3の事例は、上記の例示的な実施形態に示されているように、16個のサブキャリアのうち15のトーン占有を使用した。図8は、3つの事例について、BW解析を行る手順をグラフで示す。解析において、波形コーディング(WFC)は時間領域で適用され、周波数領域において、電力分布を得るために(各サブキャリアの大きさの二乗)、FFTが、サブキャリアに対して行われた(ガードインターバル(GI)無し)。図9、図10、図11、図12、図13、および図14は、周波数領域における結果として得られる電力分布を示す。図9および10は、事例1に関する4MHzを超えるエネルギー漏出を示し、エネルギー漏出の結果、受信機の性能は悪くなる。
図15、16および17は、3つの事例のビットエラー率(BER)性能をそれぞれ示す。各事例の元のBWはそれぞれ4MHz、20MHz、および5MHzであり、図15、16および17は、受信機で4MHz(事例2および3は、20および5MHz)のローパスフィルタ(LPF)を使用する場合の性能と、LPFを使用しない場合の性能との間の性能を比較して示す。図15は、第1の事例についてのBER性能比較を示し、受信機において4MHzのローパスフィルタが有る場合の性能とローパスフィルタが無い場合の性能を比較し、図16は、第2の事例についてのBER性能比較を示し、受信機における20MHzのローパスフィルタ有りの性能とローパスフィルタ無しの性能とを比較し、図17は、第3の事例についてのBER性能比較を示し、受信機における5MHzローパスフィルタ有りの性能とローパスフィルタ無しの性能とを比較する。
これらのシミュレーションは、RF障害(搬送周波数オフセットおよび位相ノイズ)を考慮したAWGNチャネルについて得られる。図15、16および17から分かるように、LPFが受信機に適用される場合、事例1では性能の低下が深刻である一方、事例3においては、性能の低下が最小限である。事例2の場合、1トーン当たりのTX電力はナローバンド送信(他の2つの事例)より低く、受信機でLPFが使用されていないとしても、他の2つの事例と比較して劣った性能を引き起こし得る。交互キャリアマンチェスターコード化MCMデータのウェイクアップ無線フレーム
ウェイクアップ無線フレームの更なる例示的な実施形態を記載する上記のように、WUR用のOFDMベースおよびOOK(オン/オフ・キーイング)変調波形設計が、Minyoung Parkおよびその他「16/0341r0、LP−WUR(低電力ウェイクアップ受信機)フォローアップ」、IEEE802.11 LRLP TIG、2016年3月によって提案されており、データ1の場合、64個のサブキャリアのうち13個のサブキャリアのみが占有されている一方、データ0の場合、64個のサブキャリアの全てがゼロに割り当てられている。上記のように、更なる提案(Eunsung Parkおよびその他、「16/1144r0、WUR性能に関する詳細調査」、IEEE802.11 WUR SG、2016年9月)により、エネルギー伝達状態がないことにより生じた問題の改善のために適用されたマンチェスターコード化を導入する。Eunsung Parkおよびその他は、マンチェスターコード化は、全64トーンの内、7つの交互の中央のトーン(DCトーンを除く)に適用されるという解決策を開示した。Eunsung Parkおよびその他によると、マンチェスターコード化を行った後、ガードインターバルが追加される。14個の中央のトーンのうち7個を使用することにより、14個の中央のトーンのうち13個が使用される場合よりエネルギー漏出が少ないが、マンチェスターコード化無しでは、フェージングチャネル上の性能は、OOKコード化波形に対してで、ほとんどゲインを示さない。
従って、エネルギー漏出を軽減しつつ、フェージングチャネル上の性能を改善し得るWURフレーム波形コーディングのためのさらなる実施形態が本明細書に開示されている。一例において、ガードインターバル挿入後、マンチェスターコード化はOFDM波形のサブキャリアのサブセットに時間領域において適用される。
これに関して、図18はOOKベースのデータのマンチェスターコード化を利用する更なるOFDMベースのMCMシステムを示す基本システムブロック図である。図18のシステムは、図6のシステムに類似しており、相違点は図面および記載から明らかである。図18は、APトランシーバ110およびWUR回路108においてWUP250に適用されたプロセスフローを示す。いくつかの例において、WUR回路108において実行されたとして示される各処理ブロック612、614、1416は、一般的な集積回路の一部であるモジュールまたはエレメントとして実装され得る動作を表す。同様に、APトランシーバ110において実行されたとして示される各処理ブロック1402、1804、1806は、例えば、一般的な集積回路のモジュールまたはエレメントとして実装され得る動作を表す。
図18に示されるように、WUP250はAPトランシーバ110へのOOKマッピングバイナリソース401入力として提供される。特に、いくつかの例において、OOKバイナリソース401は、波形コード化されることになっているWUP250の部分のためのソースデータビット(WUP250の波形コード化(WFC)部分268、図2参照)を含み、例えば、WUR−SIG245、MAC−ヘッダ262、フレーム本体264およびFCS266データフィールドを含む。いくつかの例において、誤り訂正を適用し、及び/又はデータを圧縮するための前方誤り訂正(FEC)エンコーディング(例えば、KビットをNビット符号語にエンコードする)は、FECエンコード操作1402によってバイナリソース401に適用することができるが、そのようなエンコードは任意である。
APトランシーバ110は、OFDM波形ソース1804を含む。一例において、OFDM波形ソース1804は、図19に示される例示的な時間領域におけるOFDMシンボル波形1920のような、事前に生成されたOFDM波形の時間領域バージョンを格納するメモリ305を含む。特に、例示的な実施形態において、64ポイント逆高速フーリエ変換(IFFT)演算1802も行うOFDM波形生成部1801を使用して、周波数領域のOFDMシンボル1930を生成し、OFDMシンボル1930において1つおきの中央サブキャリアのサブセットは1に設定され、残りのサブキャリアは0に設定される。図19のシンボル1930の図示されている例において、中央サブキャリアSはDCヌルであり、7つの1つおきのサブキャリアS−7、S−5、S−3、S−1、S、S、Sは1に設定される。残りのサブキャリアS−32からS−8、S−6、S−4、S−2、S、S、SからS31の各々は0に設定されている。図示されている例において、シンボル1930は、以下の無線パラメータを有する従来の802.11OFDMシンボルから導出される。サブキャリアの数は64個であり、使用されるサブキャリアの数M=13(S−7からS、SはDCヌルに使用される)であり、有効シンボル期間T=3.2μsであり、サブキャリア間隔SS=312.5kHzであり、13個の中央サブキャリアのうち、7個の1つおきのサブキャリアは「1」に設定される。図19に示されるように、シンボル1930の有効な帯域幅(BW)は、13X312.5kHz=4.1MHzである。
図19におけるOFDM波形1910は、OFDMシンボル1930の時間領域バージョンを表す。例示的な実施形態において、OFDM波形生成部1801も、時間領域において動作して、従来の0.8μsサイクリックプレフィックスCP部分をOFDM波形1910の終端からコピーして、それを付加して、ガードインターバル(GI)を提供するGI挿入操作1802を含み、その結果、OFDMシンボル波形1920は、Ttot=4μsの合計シンボル長を有する。例示的な実施形態において、20MHzという標準的な802.11のサンプリングレート、OFDMシンボル波形1920はGIを構成する16個のサンプルを含む80個のサンプルを含む。
上述のように、例示的な実施形態において、シンボル波形1920を提供するためにOFDMシンボル生成部1801によって行われる動作は、OFDM波形ソース1804を使用して、WUP250を送信する前の構成時間に行われており、AP Tx/Rx110によるWUP250の送信時に、事前に格納されたシンボル波形1920を連続してコピーするので、WUP250のために使用される各シンボル波形のためのIFFT演算の必要がなくなる。少なくともいくつかの例示的な実施形態において、OFDM波形生成部1801は構成可能であり、上記の無線パラメータとは異なる無線パラメータを有するシンボル波形1920を生成するのに使用することが可能で、必要に応じて、格納された波形1920は変更可能である。
図18の例において、マンチェスターコード化動作1806のような波形コード化操作を使用して、N個のデータビットをN個の連続するOFDMシンボル波形1920にコード化して、WUP250のWFC部分268を生成する。上述されているように、マンチェスターコード化(位相符号(PE)としても知られている)はラインコードであり、各データビットのコード化は、等しい時間において、低から高または高から低の何れかである。従って、OFDM波形に関連して、OFDMシンボルは等しい持続時間の2つのサブシンボルに効果的に分割され、各「0」ビットは2つのサブシンボルのセットとしてエンコードされ、各「1」ビットは2つのサブシンボルのセットとしてエンコードされる。例示的な実施形態において、エンコードは、表1に示されている通りである。
マンチェスターコード化動作1806は、時間領域において、PEコーディングをOFDMシンボル波形1920に適用し、これに関して、図20は、データ「1」シンボル2020−1およびデータ「0」シンボル2020−0(一般的に、本明細書においてデータシンボル2020と総称される)を生成するべく、時間領域において、OFDMシンボル波形1920に適用されたコーディングをグラフで示す。
いくつかの例示的な実施形態において、データシンボル2020を生成する場合に、20MHzの標準802.11サンプリングレートが、マンチェスターコード化動作1806によって適用される。従って、データ「1」の場合、出力シンボル2020−1は、ソースOFDMシンボル波形1920からコピーされた40個のサンプルを含む期間Ts1=Ttot/2=2.0μsの第1のサブシンボルSUBを含み、その後に、40個のサンプルを含む期間Ts2=Ttot/2=2.0μsの第2のサブシンボルSUBが続き、サブシンボルSUB2において、サブキャリア値は強制的に「0」になる。データ「0」の出力シンボル2020−0の場合、上記の順序が逆になる。
いくつかの例において、マンチェスターコード化動作1806において各OOKデータビットをコード化するのに使用されるOFDMシンボル波形1910の数は、2以上であってもよい。例として、いくつかの実施形態において、2つのOFDMシンボル波形1910が各データビットに使用され、例えば、データビット「1」はOFDMシンボル波形1910の期間全体のコピーと、その後に全てのサブキャリアが強制的に「0」にされた同一の期間を含む。データビット「0」は「ゼロ」シンボル波形と、その後にOFDMシンボル波形1910の全期間によって表される。そのような例において、各データビットのマンチェスターコード化は2つのOFDMシンボルにわたって適用され、図20を参照すると、Ttotは4μsではなく8μsであり、Ts1およびTs2はそれぞれ4μsである。Ts1の対応するサンプルの数は、40サンプルではなく、80サンプルとなるであろう。したがって、ソースOFDMシンボル波形1920のOFDMシンボル長およびGI長は変わらないとしても、Ttot、Ts1およびTs2を、性能に応じて、マンチェスターコード化信号におけるオン/オフ位置について新しい期間に調整することができる。この場合、N個のデータビットは、常にN個のOFDMシンボルとして表されるわけではない。
いくつかの例示的な実施形態において、マンチェスターコード化動作1806に適用される合計のシンボル期間およびサンプリング・レートは上記の従来の802.11パラメータと異なり得る。さらに、いくつかの例示的な実施形態において、マンチェスターコード化動作1806に適用されるシンボル期間およびサンプリング・レートは、サンプリング・レート(および結果として得られる帯域幅)とシンボル長の調整を可能にするように構成可能であってもよく、それにより、送信されたウェイクアップ信号152をオペレータおよび受信デバイスの要件に合わせて構成することが可能になる。
図18を再度参照すると、例示的な実施形態において、各OOKマッピングデータビットは、2つのマルチキャリア変調(MCM)サブシンボル(2020−1または2020−0)として、マンチェスターコード化動作1806の出力において表されており、N個のデータビットは、各々が2個の連続するサブシンボルを含んでいるN個のシンボルをもたらす。例示的な実施形態において、WURREF信号252がWFC部分268に追加され、その結果WUP250が生じる。レガシープリアンブル210が必要とされる構成において、アップコンバージョンの前に、レガシープリアンブル210をWUP250に追加することが可能である。結果として得られるWURフレーム200(WFC部分268のマンチェスターコード化OFDMベースのMCMシンボル、追加されたWUR REF信号252、および必要な場合、追加されたレガシープリアンブル210を含む)は、アップコンバート変調器308においてチャネルキャリア周波数にアップコンバートされ、無線ネットワークチャネル410を介して、RFウェイクアップ信号152として送信される。例示的な実施形態において、802.11に使用された0のと同一の送信フィルタは、スペクトルフィルタリングを提供するために使用され、M個のサブキャリアを超えた任意のエッジトーンを含む送信されたOFDMシンボルは20MHzのスペクトルマスクに含まれることを保証する。
WUR108において、OFDMベースのWUP250は、ウェイクアップ信号152の一部としてWUR108において受信され、ダウンコンバート変調器310においてベースバンドにダウンコンバートされる。例示的な実施形態において、ウェイクアップ信号152にエンコードされたWUR基準信号252及び/又はレガシープリアンブル210のうちの1つまたは複数は、WUR108がサンプルタイミングを入力WUP250のWFC部分268に含まれるWFCシンボル720Rの入力シンボル境界に同期させることを可能にする。電力検出動作612は、受信された各WFCシンボル720Rの電力分布を測定して、特に各受信シンボル720Rにおける第1のサブシンボルおよび第2のサブシンボルの電力レベルを決定するように構成される。20MHzのサンプリング・レートの例において、第1のサブシンボルSUBと第2のサブシンボルSUBとの各々は、40個のサンプルを含む。決定ブロック614は、シンボルの前半と後半との間の電力分布を比較し、対応するデータ「0」または「1」の決定を行うように構成される。図示されている例において、第1のサブシンボルの平均電力の大きさが、第2のサブシンボルの平均電力の大きさより大きい場合、受信シンボル720Rはデータ「1」として復号され、仮に、第2のサブシンボルの平均電力の大きさが、第1のサブシンボルの平均電力の大きさより大きい場合、受信シンボル720Rはデータ「0」として復号される。決定ブロック614の出力は、受信されたWUP250のWFC部分268からの回復データである(ブロックコード化がAPトランシーバ110において発生した場合、中間FECデコード動作1416が適用された状態で)。WFC部分268からの回復データは、例えば、メインのWLANトランシーバ回路106のための内部ウェイクアップ信号154に関する情報および命令を含んでもよい。
例示的な実施形態において、電力解析の前にローパスフィルタリングを受信シンボル720Rに適用するために、ローパスフィルタ(LPF)620が電力検出動作612に、または612の前に含まれている。例示的な実施形態において、フィルタの帯域幅は、伝送帯域幅を上回る。
図21は、低速データ信号を提供するための例示的な方法2100を示すためのフローチャートである。方法2100は、低速データ信号の送信機により実行されてもよく、例えば、図18がAPのウェイクアップ信号152の送信を示すように、トランシーバ110において実行される。
2102において、入力データビットが受信される。入力データビットは、例えば、上記のようにWUP250の部分268のデータビットであってもよいし、他の低速データ信号のデータビットであってもよい。入力データビットは、OOKを使用してマッピングされてもよい。
2104において、連続するオン/オフ・キーイング(OOK)マッピングデータビットを、時間領域において、連続するマルチキャリア変調シンボル上に波形コーディングし、各マルチキャリア変調シンボルは、交互のサブキャリアが、周波数領域において、1と0とに設定される、サブキャリアのセットを含む。
2108において、連続マルチキャリアシンボルはキャリア周波数にアップコンバートされ、データ信号を提供する。
2110において、データ信号は、無線チャネルを介して送信される。
本開示は、開示された方法およびシステムの例を実装するための特定の例示的なアルゴリズムおよび計算を提供してもよい。しかしながら、本開示はいかなる特定のアルゴリズムまたは計算によっても拘束されない。
本開示によると、特定の順序でステップを行う方法およびプロセスが説明されているが、方法およびプロセスの1つ又は複数のステップを省略しても、適宜変更してもよい。説明された順序以外の順序で、適宜、1つ又は複数のステップを実行することができる。
本開示は、少なくとも一部において、方法に関連して説明されるが、当業者は、本開示は上記の方法の側面および特徴のうち少なくとも一部を実現するための様々なコンポーネントにも関すること理解し、実現はハードウェアコンポーネント、ソフトウェアまたはその2つのの任意の組み合わせによるものである。
本開示は、特許請求の範囲の主題から逸脱することなく他の特定の形態で実施されてもよい。記載された例示的な実施形態は、全てに関して、例示的で非限定的とみなされるべきである。明確に説明されていない代替的な実施形態を作成するために、上記の1または複数の実施形態からの選択された特徴は組み合わされてもよく、そのような組み合わせに適した特徴は、本開示の範囲において理解される。
開示された範囲における全ての値および部分的範囲もまた開示される。本明細書に開示され示されたシステム、デバイスおよびプロセスは、特定の数のエレメント/コンポーネントを含んでもよいが、システム、デバイスおよびアセンブリは、そのようなエレメント/コンポーネントより多くのあるいはより少ないエレメント/コンポーネントを含むように変更されてもよい。例えば、開示されているエレメント/コンポーネントののいずれかは単数として言及されるが、本明細書に開示された実施形態は、複数のそのようなエレメント/コンポーネントを含むように変更されてもよい。
本明細書に記載された主題は、技術における全ての適切な変更をカバーし包含するように意図されている。

Claims (20)

  1. 時間領域において、連続するオン/オフ・キーイング(OOK)マッピングデータビットを連続するマルチキャリア変調シンボルに波形コーディングする段階であって、各マルチキャリア変調シンボルは、サブキャリアが交互に、周波数領域において、1と0とに設定されるサブキャリアのセットを有する、波形コーディングする段階と、
    波形コード化された前記マルチキャリア変調シンボルをキャリア周波数にアップコンバートしてデータ信号を提供する段階と、
    無線チャネルを介して、前記データ信号を送信する段階と
    を備えるデータ信号を提供する方法。
  2. 各マルチキャリア変調シンボルは、時間領域において先頭に追加されたガードインターバルを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 各マルチキャリア変調シンボルのサブキャリアは直交するサブキャリアであり、各マルチキャリア変調シンボルは合計でN個のサブキャリアを有しており、前記サブキャリアのセットはM個の連続するサブキャリアを有しており、N>Mが成立し、前記M個のサブキャリアを除いたサブキャリアの全てはゼロに設定される、請求項2に記載の方法。
  4. N=64およびM=13であり、前記M個のサブキャリアのうちの7個のサブキャリアは1に設定され、前記M個のサブキャリアのうちの交互に配置されている6個のサブキャリアは0に設定される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記サブキャリアは312.5kHzのキャリア間間隔(SS)を有し、各マルチキャリア変調シンボルは前記ガードインターバルを含む4マイクロ秒の継続時間(長さ)を有する、請求項4に記載の方法。
  6. 前記M個のサブキャリアは前記N個のサブキャリアのうちの中央サブキャリアを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記M個のサブキャリアのうちの7個のサブキャリアは、前記中央サブキャリアより低い周波数を有し、前記M個のサブキャリアのうちの5個のサブキャリアは、前記中央サブキャリアより高い周波数を有し、前記中央サブキャリアはヌルサブキャリアである、請求項6に記載の方法。
  8. 先頭に追加されたガードインターバルを含む時間領域サンプルマルチキャリア変調シンボルの波形をメモリに格納する段階であって、前記連続するマルチキャリア変調シンボルの各々は前記波形のコピーを有する、格納する段階を備える、請求項2から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 波形コーディングは、前記連続するデータビットを前記連続するマルチキャリア変調シンボル上にマンチェスターコード化する段階を有する、請求項8に記載の方法。
  10. 各マルチキャリア変調シンボルは、0.8マイクロ秒の先頭に追加されたガードインターバル期間を有する4マイクロ秒の継続時間(長さ)を有しており、各マンチェスターコード化シンボルは、(i)先行2マイクロ秒期間が、後続の2マイクロ秒期間よりエネルギーレベルが高いおよび(ii)先行2マイクロ秒期間が、後続の2マイクロ秒期間よりエネルギーレベルが低い、のうちの1つとしてバイナリ1を表し、他方としてバイナリ0を表す、請求項9に記載の方法。
  11. 前記データ信号は低速データ信号である、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記データ信号はウェイクアップ信号である、請求項11に記載の方法。
  13. データ信号を送信するためのデバイスであって、
    連続するオン/オフ・キーイング(OOK)マッピングデータビットを、時間領域において、連続するマルチキャリア変調シンボル上に波形コーディングするように構成された波形コーディングモジュールであって、各マルチキャリア変調シンボルは、サブキャリアが交互に、周波数領域において1と0とに設定されるサブキャリアのセットを含む、波形コーディングモジュールと、
    波形コード化された前記マルチキャリア変調シンボルをキャリア周波数にアップコンバートしてデータ信号を提供し、無線チャネルを介して、前記データ信号を送信するように構成される変調器と
    を備える
    デバイス。
  14. 各マルチキャリア変調シンボルは時間領域において先頭に追加されたガードインターバルを含む、請求項13に記載のデバイス。
  15. 各マルチキャリア変調シンボルのサブキャリアは直交するサブキャリアであり、各マルチキャリア変調シンボルは合計でN個のサブキャリアを含み、前記サブキャリアのセットはM個の連続するサブキャリアを含み、N>Mが成立し、前記M個のサブキャリアを除いたサブキャリアの全てはゼロに設定される、請求項14に記載のデバイス。
  16. N=64およびM=13であり、前記M個のサブキャリアのうちの7個のサブキャリアが1に設定され、前記M個のサブキャリアのうちの交互に配置されている6個の前記サブキャリアが0に設定され、前記サブキャリアは312.5kHzのキャリア間間隔(SS)を有し、各マルチキャリア変調シンボルは前記ガードインターバルを含む4マイクロ秒の継続時間(長さ)を有する、請求項15に記載のデバイス。
  17. 前記M個のサブキャリアはN個の前記サブキャリアのうちの中央サブキャリアを有し、前記M個のサブキャリアのうちの7個のサブキャリアは、前記中央サブキャリアより低い周波数を有し、前記M個のサブキャリアのうちの5個のサブキャリアは、前記中央サブキャリアより高い周波数を有し、前記中央サブキャリアはヌルサブキャリアである、請求項16に記載のデバイス。
  18. 先頭に追加されたガードインターバルを含む時間領域サンプルマルチキャリア変調シンボルの波形をメモリに格納するメモリであって、前記連続するマルチキャリア変調シンボルの各々は前記波形のコピーを含む、メモリを備える、請求項13から17のいずれか一項に記載のデバイス。
  19. 波形コーディングは前記連続するデータビットを前記連続するマルチキャリア変調シンボルにマンチェスターコード化することを有し、各マルチキャリア変調シンボルは0.8マイクロ秒の先頭に追加されたガードインターバル期間を含む4マイクロ秒の継続時間(長さ)を有しており、各マンチェスターコード化シンボルは、(i)先行2マイクロ秒期間が、後続の2マイクロ秒期間よりエネルギーレベルが高いおよび(ii)先行2マイクロ秒期間が、後続の2マイクロ秒期間よりエネルギーレベルが低い、のうちの1つとしてバイナリ1を表し、他方としてバイナリ0を表す、請求項18に記載のデバイス。
  20. 無線通信チャネルを介してデータ信号を受信して復号するように構成される受信機であって、前記データ信号は連続する波形コード化シンボルを含んでおり、波形コード化シンボルは、時間領域において波形コード化されたマルチキャリア変調シンボルをデータビットに組み込んでおり、各マルチキャリア変調シンボルは、交互のサブキャリアが1と0とに設定されるサブキャリアのセットを有する、受信機を備え、
    前記受信機は前記波形コード化シンボル間における電力分布を決定し、受信された前記シンボルが0または1に対応するか否かを前記電力分布に基づいて決定するよう構成される、データ信号を受信するためのステーション。
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