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JP2020513882A - 優位軸航行センサ - Google Patents

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JP2020513882A
JP2020513882A JP2019532949A JP2019532949A JP2020513882A JP 2020513882 A JP2020513882 A JP 2020513882A JP 2019532949 A JP2019532949 A JP 2019532949A JP 2019532949 A JP2019532949 A JP 2019532949A JP 2020513882 A JP2020513882 A JP 2020513882A
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ハイン、マシュー
ジェイ. フォスター、ダニエル
ジェイ. フォスター、ダニエル
ビスワナサン、ラジュ
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Boston Scientific Scimed Inc
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Scimed Life Systems Inc
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    • G01V3/08Electric or magnetic prospecting or detecting; Measuring magnetic field characteristics of the earth, e.g. declination, deviation operating with magnetic or electric fields produced or modified by objects or geological structures or by detecting devices
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Abstract

センサアセンブリは第1の磁界センサ及び第2の磁界センサを備えている。第1の磁界センサは、第1の基板と、第1の長さに延在する第1の長尺状磁界センサ構成要素とを備えている。第2の磁界センサは、第2の基板と、第1の長さより短い第2の長さに延在する第2の長尺状磁界センサ構成要素とを備えている。第1の磁界センサは、感知される磁界に対して第2の磁界センサよりも高い感度を有する。

Description

本開示は、物を追跡するためのシステム、方法、及びデバイスに関する。より具体的には、本開示は、医療手技において使用される医療用デバイスを電磁気的に追跡するためのシステム、方法、及びデバイスに関する。
様々なシステム、方法、及びデバイスが、医療用デバイスを追跡するために使用可能である。追跡システムは、追跡される医療用デバイス中の少なくとも1つの追跡センサによって感知される、外部生成された磁界を使用することが可能である。外部生成された磁界は固定座標系を提供し、追跡センサは該センサの位置及び配向を固定座標系に関連付けて測定するために磁界を感知する。
例1において、センサアセンブリは第1の磁界センサ及び第2の磁界センサを備えている。第1の磁界センサは、第1の基板と、第1の長さに延在する第1の長尺状磁界センサ構成要素とを備えている。第2の磁界センサは、第2の基板と、第1の長さより短い第2の長さに延在する第2の長尺状磁界センサ構成要素とを備えている。第1の磁界センサは、感知される磁界に対して第2の磁界センサよりも高い感度を有する。
例2では、第1の長尺状磁界センサ構成要素は第1のフラックスガイドであり、かつ第2の長尺状磁界センサは第2のフラックスガイドである、例1のセンサアセンブリ。
例3では、第1の磁界センサは第1のフラックスガイドに隣接して配置された第1の磁気抵抗(MR:magneto−resistive)感知素子を備え、かつ第2の磁界センサは第2のフラックスガイドに隣接して配置された第2のMR感知素子を備えている、例2のセンサアセンブリ。
例4では、第1及び第2のMR感知素子は、巨大磁気抵抗感知素子、トンネル磁気抵抗感知素子、ホール効果感知素子、超巨大磁気抵抗感知素子、異常磁気抵抗感知素子、及びスピンホール感知素子のうちの1つである、例3のセンサアセンブリ。
例5では、第1の長尺状磁界センサ構成要素は第1の異方性磁気抵抗(AMR:anisotropic−magneto−resistive)感知素子であり、第2の長尺状磁界センサ構成要素は第2のAMR感知素子である、例1のセンサアセンブリ。
例6では、第1の磁界センサは第1の軸に沿って磁界の第1の成分を感知するように構成され、第2の磁界センサは第2の軸に沿って磁界の第2の成分を感知するように構成されている、例1〜5のいずれかのセンサアセンブリ。
例7では、第1の磁界センサ及び第2の磁界センサは共通の基板に結合されている、例1〜6のいずれかのセンサアセンブリ。
例8では、第3の基板と、第1の長さより短い第3の長さに延在する第3の長尺状磁界センサ構成要素とを備えている第3の磁界センサをさらに具備している、例1〜7のいずれかのセンサアセンブリ。
例9では、第1の磁界センサは第2の磁界センサの少なくとも2倍高感度である、例1〜8のいずれかのセンサアセンブリ。
例10では、システムは、磁界を生成するように構成された磁界発生装置と、長手軸を有するプローブであってその先端部又は先端部近くに配置されたセンサアセンブリを有しているプローブとを備えている。センサアセンブリは、長手軸に沿った第1の長さを有する第1の磁界センサを備えている。センサアセンブリはさらに、第1の長さより短く長手軸に沿った第2の長さ、及び第1の長さより短く長手軸に垂直な軸に沿った第3の長さを有する、第2の磁界センサをも備えている。
例11では、第1の磁界センサは長手軸に沿って磁界の第1の成分を感知するように構成され、第2の磁界センサは第2の軸に沿って磁界の第2の成分を感知するように構成され、かつ第1の磁気センサは、磁界の第2の成分に関する第2の磁界センサの感度よりも高い、磁界の第1の成分に対する感度を有している、例10のシステム。
例12では、第1の磁界センサは第1の磁気抵抗(MR)感知素子を備え、第2の磁界センサは第2のMR感知素子を備え、第1のMR感知素子は第2のMR感知素子よりも長い、例10〜12のいずれかのシステム。
例13では、第1の磁界センサは第1のフラックスガイドを備え、第2の磁界センサは第2のフラックスガイドを備え、かつ第1のフラックスガイドは第2のフラックスガイドよりも長い、例10のシステム。
例14では、第1の磁界センサは第1の磁気抵抗(MR)感知素子を備え、第2の磁界センサは第2のMR感知素子を備え、かつ第1及び第2の磁界センサは、巨大磁気抵抗感知素子、トンネル磁気抵抗感知素子、ホール効果感知素子、超巨大磁気抵抗感知素子、異常磁気抵抗感知素子、及びスピンホール感知素子のうちの1つである、例13のシステム。
例15では、長手軸及び第2の軸とは異なる第3の軸に沿って磁界の第3の成分を感知するように構成された第3の磁界センサをさらに具備している、例10〜14のいずれかのシステム。
例16では、センサアセンブリは、第1の基板と、第1の長さに延在する第1の長尺状磁界センサ構成要素とを有する第1の磁界センサを備えている。センサアセンブリはさらに、第2の基板を有し、かつ第1の長さより短い第2の長さに延在する第2の長尺状磁界センサ構成要素を有する第2の磁界センサを備えている。第1の磁界センサは、感知される磁界に対して第2の磁界センサよりも高い感度を有する。
例17では、第1の長尺状磁界センサ構成要素は第1のフラックスガイドであり、かつ第2の長尺状磁界センサは第2のフラックスガイドである、例16のセンサアセンブリ。
例18では、第1の磁界センサは第1のフラックスガイドに隣接して配置された第1の磁気抵抗(MR)感知素子を備え、かつ第2の磁界センサは第2のフラックスガイドに隣接して配置された第2のMR感知素子を備えている、例17のセンサアセンブリ。
例19では、第1及び第2のMR感知素子は、巨大磁気抵抗感知素子、トンネル磁気抵抗感知素子、ホール効果感知素子、超巨大磁気抵抗感知素子、異常磁気抵抗感知素子、及びスピンホール感知素子のうちの1つである、例18のセンサアセンブリ。
例20では、第1の長尺状磁界センサ構成要素は第1の異方性磁気抵抗(AMR)感知素子であり、第2の長尺状磁界センサ構成要素は第2のAMR感知素子である、例16のセンサアセンブリ。
例21では、第1の磁界センサは第1の軸に沿って磁界の第1の成分を感知するように構成され、第2の磁界センサは第2の軸に沿って磁界の第2の成分を感知するように構成されている、例16のセンサアセンブリ。
例22では、第1の磁界センサ及び第2の磁界センサは共通の基板に結合されている、例16のセンサアセンブリ。
例23では、第3の基板と、第1の長さより短い第3の長さに延在する第3の長尺状磁界センサ構成要素とを備えた第3の磁界センサをさらに具備している、例22のセンサアセンブリ。
例24では、センサアセンブリは、第1の軸に沿って配向された感知軸を有する第1の磁界センサを備えている。第1の磁界センサは、第1の軸に沿って磁界の第1の成分を感知するように構成される。センサアセンブリはさらに、第1の軸に垂直な第2の軸に沿って配向された第2の磁界センサを備えている。第2の磁界センサは、第2の軸に沿って磁界の第2の成分を感知するように構成される。第1の磁界センサは、磁界の第2の成分に関する第2の磁界センサの感度より高い、磁界の第1の成分に対する感度を有している。
例25では、第1の磁界センサは第1の軸に沿った第1の長さに沿って延在するコイルであり、第2の磁界センサは第2の軸に沿った第2の長さに延在するコイルであり、かつ第1の長さは第2の長さよりも長い、例24のセンサアセンブリ。
例26では、第1及び第2の磁界センサはコイルであり、かつ第1のコイルは第2のコイルよりもコイルの巻き数が多い、例24〜25のいずれかのセンサアセンブリ。
例27では、第1の磁界センサは第1の磁気抵抗(MR)感知素子及び第1の軸に沿った第1の長さに延在する第1のフラックスガイドを備え、第2の磁界センサは第2のMR感知素子及び第2の軸に沿った第2の長さに延在する第2のフラックスガイドを備え、かつ第1の長さは第2の長さよりも長い、例24のセンサアセンブリ。
例28では、第1及び第2のMR感知素子は、巨大磁気抵抗感知素子、トンネル磁気抵抗感知素子、ホール効果感知素子、超巨大磁気抵抗感知素子、異常磁気抵抗感知素子、及びスピンホール感知素子のうちの1つである、例27のセンサアセンブリ。
例29では、第1の磁界センサは第1の軸に沿って第1の長さに延在する第1の異方性磁気抵抗(AMR)感知素子を備え、第2の磁界センサは第2の軸に沿って第2の長さに延在する第2のAMR感知素子を備え、かつ第1の長さは第2の長さよりも長い、例24のセンサアセンブリ。
例30では、システムは、磁界を生成するように構成された磁界発生装置と、長手軸を有するプローブであってその先端部又は先端部近くに配置されたセンサアセンブリを有しているプローブとを備えている。センサアセンブリは第1の磁界センサ及び第2の磁界センサを備えている。第1の磁界センサは、第1の基板と、長手軸に沿って第1の長さに延在する第1の長尺状磁界センサ構成要素とを備えている。第2の磁界センサは、第2の基板と、第1の長さより短い第2の長さに延在する第2の長尺状磁界センサ構成要素とを備えている。第1の磁界センサは、感知される磁界に対して第2の磁界センサよりも高い感度を有する。
例31では、第1の磁界センサは、磁界を感知して第1の磁界センサの配置及び配向を示す第1の追跡信号を生成するように構成され、かつ第2の磁界センサは、磁界を感知して第1の磁界センサの配向を示す第2の追跡信号を生成するように構成されている、例30のシステム。
例32では、第1及び第2の生成された信号を受信して第1の磁界センサの位置及び配向を決定するように構成された制御器回路構成をさらに具備している、例31のシステム。
例33では、第1の追跡信号は第1の磁気感知素子によって生成され、かつ第2の追跡信号は第2の磁気感知素子によって生成される、例31〜32のいずれかのシステム。
例34では、第1及び第2の磁気感知素子は、巨大磁気抵抗感知素子、トンネル磁気抵抗感知素子、ホール効果感知素子、超巨大磁気抵抗感知素子、異常磁気抵抗感知素子、スピンホール感知素子、巨大磁気インピーダンス感知素子、及びフラックスゲート感知素子のうちの1つである、例33のシステム。
例35では、第1の磁界センサ及び第2の磁界センサは共通の基板に結合されている、例30〜34のいずれかのシステム。
多数の実施形態が開示されているが、本発明のさらに他の実施形態は、本発明の例証の実施形態を示しかつ説明する以降の詳細な説明から、当業者には明白となろう。従って、図面及び詳細な説明は本来例証であって限定的ではないと見なされるべきである。
本開示のある実施形態による追跡システムを示す模式図。 本開示のある実施形態によるセンサアセンブリを示す模式図。 本開示のある実施形態によるプローブを示す断面模式図。 本開示のある実施形態によるプローブを示す断面模式図。 本開示のある実施形態によるプローブを示す断面模式図。 本開示のある実施形態によるプローブを示す断面模式図。
本開示には様々な改変及び代替形態が可能であるが、具体的な実施形態は図中の例で示されており、かつ以下に詳細に説明される。しかしながら趣旨は、本開示を説明された特定の実施形態に限定することではない。それどころか、本開示は、添付の特許請求の範囲によって定義されるような本発明の範囲内にある全ての改変形態、等価物、及び代替形態に及ぶように意図されている。
詳細な説明
医療手技の際、プローブ(例えばカテーテル)のような医療用デバイスは患者の脈管系及びカテーテルルーメンのうち少なくともいずれかを通して患者に挿入される。患者の体内のプローブの位置及び配向を追跡するために、プローブに磁界センサを備え付けることが可能である。プローブがより小型化するか、より多くの構成要素を担持するかのうち少なくともいずれか一方につれて、磁界センサのために利用可能な空間すなわち実際の場所は減少する。従って本開示のある実施形態は、緻密な幾何構造を備えたセンサアセンブリを備えているシステム、方法、及びデバイスに関する。
図1は、センサアセンブリ102、磁界発生装置104、制御器106、及びプローブ108(例えばカテーテル、イメージングプローブ、診断プローブ)を備えている追跡システム100を例証する略図である。センサアセンブリ102は、プローブ108の中に、例えばプローブ108の先端部に配置可能である。追跡システム100は、センサアセンブリ102の、かつ従ってプローブ108の、位置及び配向を測定するように構成される。磁界発生装置104によって生成された磁界は、センサアセンブリ102の位置及び配向が生成された磁界に対して測定されるように、追跡システム100に座標系を提供する。追跡システム100は、プローブ108が患者に挿入され、かつセンサアセンブリ102が患者の体内のプローブ108の位置を追跡しやすくするために使用される場合の医療手技において、使用することが可能である。
センサアセンブリ102は、制御器106がセンサアセンブリ102との間で様々な信号を送受信するように、有線又は無線の通信経路によって制御器106に通信可能に結合されている。磁界発生装置104は、1以上の磁界を生成するように構成されている。例えば、磁界発生装置104は、少なくとも3つの磁界B1、B2、及びB3を生成するように構成される。磁界B1、B2、及びB3の各々は、図1に矢印によって示されるように、異なる方向に向けられている。磁界B1は水平方向の磁界であり、磁界B2は鉛直方向の磁界であり、磁界B3は図1のページの中へ向かう磁界である。制御器106は、センサアセンブリ102(かつ従ってプローブ108)の追跡を支援するための磁界B1、B2、及びB3のうち1以上を生成するために、有線又は無線の通信経路を介して磁界発生装置104を制御するように構成されている。
センサアセンブリ102は、生成された磁界を感知し、かつセンサアセンブリ102の位置及び配向を示している追跡信号を最大で6自由度(すなわちx、y、及びzの計測値、並びにピッチ角、ヨー角、及びロール角)で提供するように構成される。一般に、追跡システムが追跡することのできる自由度は、磁界センサ及び磁界発生装置の数に依存する。例えば、磁界センサを1つしか備えていない追跡システムはロール角を追跡することはできず、よって5自由度(すなわちx、y、及びz座標、並びにピッチ角及びヨー角)のみでの追跡に制限される。これは、単一の磁界センサによって感知される磁界は、その単一の磁界センサが「ローリングされる」につれて変化することはないからである。そのため、センサアセンブリ102は少なくとも2つの磁界センサ、110A及び110Bを備えている。磁界センサは、誘導形感知コイル及び様々な感知素子のうち少なくともいずれかのようなセンサを備えることが可能であり、感知素子は例えば磁気抵抗(MR)感知素子(例えば異方性磁気抵抗(AMR:anisotropic magneto−resistive)感知素子、巨大磁気抵抗(GMR:giant magneto−resistive)感知素子、トンネル磁気抵抗(TMR:tunneling magneto−resistive)感知素子、ホール効果感知素子、超巨大磁気抵抗(CMR:colosal magneto−resistive)感知素子、異常磁気抵抗(EMR:extraordinary magneto−resistive)感知素子、スピンホール感知素子など)、巨大磁気インピーダンス(GMI:giant magneto−impedance)感知素子、及びフラックスゲート感知素子のうち少なくともいずれかである。加えて、センサアセンブリ102及びプローブ108のうち少なくともいずれかは、温度センサ、超音波センサなどのような他の種類のセンサを特色とすることが可能である。
センサアセンブリ102は、磁界B1、B2、及びB3の各々を感知し、かつ感知した磁界B1、B2、及びB3の各々に相当する信号を制御器106に提供するように、構成される。制御器106は、通信経路を介してセンサアセンブリ102から信号を受け取り、かつ生成された磁界B1、B2、及びB3に関連してのセンサアセンブリ102及びプローブ108の配置及び位置を決定する。
磁界センサには、磁界センサの素子を駆動又は起動するための電圧又は電流による動力供給が可能である。磁界センサ素子は電圧又は電流を受け取り、かつ生成された磁界のうち1又はそれ以上に応答して磁界センサ素子は感知信号を生成し、該信号は制御器106に送信される。制御器106は、磁界センサへの電圧又は電流の量を制御し、かつ磁界B1、B2、及びB3のうち1以上を生成する磁界発生装置104を制御するように、構成される。制御器106は、磁界センサからの感知信号を受け取り、かつ磁界B1、B2、及びB3に関連してのセンサアセンブリ102(かつ従ってプローブ108)の位置及び配向を決定するように、構成される。制御器106は、互いに相互作用するか又は共に組み合わされる、ファームウェア、集積回路、及びソフトウェアモジュールのうち少なくともいずれかを使用して実装可能である。例えば、制御器106は、プロセッサにより実行するためのコンピュータ読取可能命令/コードを備えてもよい。そのような命令は、非一時的なコンピュータ読取可能媒体に記憶されて、実行のためのプロセッサへと移動されてもよい。いくつかの実施形態では、制御器106は、1以上の特定用途向け集積回路、並びに磁気的な追跡信号及び情報を制御及び処理するのに適切な他の形態の回路類、のうち少なくともいずれか一方において実装可能である。
図2は、図1の追跡システム100のような追跡システムにおいて使用され、かつ図1のプローブ108のようなプローブ中に配置されることが可能な、センサアセンブリ200を示す。センサアセンブリ200は3つの磁界センサ(すなわち第1の磁界センサ202A、第2の磁界センサ202B、及び第3の磁界センサ202C)を有するものとして示されているが、センサアセンブリ200は磁界センサを2個しか有していないことも3個を超える磁界センサを有することもありうると理解されたい。さらに、磁界センサ202A〜Cは様々な配置構成に順序付けることが可能である。いくつかの実施形態では、センサアセンブリ200はフレックス回路アセンブリの一部である。
図2は、各磁界センサ202A〜Cについて、MR感知素子すなわち、第1のMR感知素子204A、第2のMR感知素子204B、及び第3のMR感知素子204Cを備えているものとして示している。MR感知素子は、GMR感知素子、TMR感知素子、ホール効果感知素子、CMR感知素子、EMR感知素子、スピンホール感知素子などであってよい。MR感知素子は、図1の磁界発生装置104によって生成されるもののような磁界を感知し、かつ応答の感知信号を生成するように、構成される。
各々の磁界センサ202A〜Cはさらに、少なくとも1つの長尺状磁界センサ構成要素:206A、206B、及び206Cを備えている。いくつかの実施形態では、長尺状磁界センサ構成要素はフラックスガイドである。フラックスガイドは、磁束を集めてMR感知素子へと方向付けるように構成可能であり、該MR感知素子は生成された磁界を感知し、かつ感知した生成された磁界を示す感知信号を生成する。
第1の磁界センサ202Aは第1のセンサ基板208Aを備え、第2の磁界センサ202Bは第2のセンサ基板208Bを備え、第3の磁界センサ202Cは第3のセンサ基板208Cを備えている。いくつかの実施形態では、MR感知素子及び長尺状磁界センサ構成要素は、センサ基板への結合及び配置のうち少なくともいずれか一方がなされる。第1の磁界センサ202A及び第2の磁界センサ202Bは、共通のセンサアセンブリ基板210の上に配置された状態で示されており、該基板はフレックス回路の一部を形成することが可能である。第3の磁界センサ202Cは、別のセンサアセンブリ基板212の上に配置された状態で示されており、該基板は共通のセンサアセンブリ基板210に結合され、共通のセンサアセンブリ基板210に対して直角に配向されており、かつフレックス回路の一部を形成可能である。
図2に示されるように、第1の磁界センサ202Aは、MR感知素子204Aに隣接して配置された複数のフラックスガイド206Aを備えている。フラックスガイド206Aは、センサアセンブリ200の長手軸216に垂直な軸214に沿って長さL−Aを有する。図1のプローブ108のようなプローブに実装された時、センサアセンブリ200の長手軸214はプローブの長手軸と平行になりうる。第2の磁界センサ202Bのフラックスガイド206Bは、第2のMR感知素子204Bに隣接して配置される。フラックスガイド206Bは、センサアセンブリ200の長手軸214に沿った方向の長さL−Bを有する。図2に示されるように、第2の磁界センサ202Bのフラックスガイド206Bの長さL−Bは、第1の磁界センサ202Aの長さL−Aより長い。その結果、第2の磁界センサ202Bは、第1の磁界センサ202Aの全長よりも長い全長を有する。より長いフラックスガイド206Bは、より短いフラックスガイド206Aによって第1のMR感知素子204Aへと方向付けられる磁束の量と比較して、より多くの磁束を第2のMR感知素子204Bに方向付ける。そのため、第2の磁界センサ202Bは、第1の磁界センサの感度よりも高い、磁界への感度を有するものと特徴付けることが可能である。換言すれば、所与の磁界の大きさについて、第2の磁界センサ202Bはより大きな応答感知信号を生成し、該信号がセンサアセンブリ200の位置及び配向を測定するために使用される。この感度の増大は、より長いフラックスガイド206Bによって第2のMR感知素子204Bへと方向付けられる磁束の増大に起因する。
第2の磁界センサ202Bの長いフラックスガイド206Bは、該フラックスガイド206B(かつ従って第2の磁界センサ202B)が、他の磁界センサと比較して高い感度を提供するためにプローブの長手軸においてより長くなるように設計されるという点で、プローブの幾何学的形状を活用している。他の磁界センサの感度に対して第2の磁界センサ202Bの感度が高いことにより、センサアセンブリ200全体の感知性能が高まる。上述のように、単一のセンサは最大で5自由度(すなわちx、y、z、ピッチ、及びヨー)で感知するように構成可能である。第2の磁界センサ202Bはセンサアセンブリ200の他の磁界センサよりも高感度であるので、第2の磁界センサ202Bによって生成される感知信号は、他の磁界センサによって生成される感知信号に対して優位を占めることが可能である。そのため、第1及び第3の磁界センサ202A及び202Cの感度は、第2の磁界センサ202Bほど高感度である必要はなく、従ってより小型化されることが可能であり、このことはセンサアセンブリ200の全体的な大きさを縮小することができる。いくつかの実施形態では、より高感度の磁界センサは他の磁界センサよりも2〜10倍高感度であることが可能である。いくつかの実施形態では、より高感度の磁界センサは他の磁界センサよりも最大で5倍高感度であることが可能である。
磁界センサ202A〜Cによって生成された感知信号は、センシングアセンブリ200から図1の制御器106のような制御器へ、無線によるか又は1以上の導体を介して送信可能である。図2は、磁界センサ202A、202B、及び202Cのうちの1つにそれぞれ対応している3つの導体218A、218B、及び218Cを示している。
図2のセンサアセンブリ200のように、下記に説明されるセンサアセンブリ実施形態は、センサのうち少なくとも1つが他の磁界センサよりも高感度である、複数の磁界センサを利用する。そのようなセンサアセンブリは、カテーテルのようなプローブの幾何学的形状を活用する。下記に説明されるセンサアセンブリ実施形態はプローブと共に使用されるものとされているが、該センサアセンブリは他の環境でも利用可能であることを理解されたい。
図3は、図1の追跡システム100のような追跡システムにおいて使用可能なセンサアセンブリ300を示す。センサアセンブリ300は、図1のプローブ108のようなプローブ301の先端部に配置されて示されている。センサアセンブリ300は3つの磁界センサ(すなわち第1の磁界センサ302A、第2の磁界センサ302B、及び第3の磁界センサ302C)を有するものとして示されているが、センサアセンブリ300は磁界センサを2個しか持たないことも3個を超える磁界センサを有することも考えられることを理解されたい。さらに、磁界センサ302A〜Cは様々な配置構成に順序付けることが可能である。図3の磁界センサは、互いに直角に配置構成された誘導形感知コイルである。
図3に示されるように、第1の磁界センサ302Aは、プローブ301の長手軸304に垂直な方向に長さL−Aに延在する。第2の磁界センサ302Bは、長手軸304と平行な方向に長さL−Bに延在する。第2の磁界センサ302Bの長さL−Bは、第1の磁界センサ302Aの長さL−Aよりも長い。いくつかの実施形態では、第2の磁界センサ302Bは第1の磁界センサ302Aより少なくとも1.25倍長い。いくつかの実施形態では、第2の磁界センサ302Bは第1の磁界センサ302Aの少なくとも2倍の長さである。いくつかの実施形態では、第2の磁界センサ302Bは第1の磁界センサ302Aよりも1.25〜2倍長い。
より長いということの結果として、第2の磁界センサ202Bは、第1の磁界センサの感度よりも高い、磁界への感度を有するものと特徴付けることが可能である。換言すれば、所与の磁界の大きさについて、第2の磁界センサ202Bはより大きな応答感知信号を生成し、該信号がセンサアセンブリ300の位置及び配向を測定するために使用される。磁界センサ302A〜Cは、様々な手段306によって共に結合されかつ互いに対して配向されることが可能である。いくつかの実施形態では、結合及び配向の手段306には、磁界センサ302A〜Cをエポキシ、ポッティング材などの中に保持することが挙げられる。いくつかの実施形態では、結合及び配向の手段306には、様々なセンサを結合するために射出成形を使用することが含まれる。磁界センサ302A〜Cによって生成された感知信号は、センシングアセンブリ300から図1の制御器106のような制御器へ、無線によるか又は1以上の導体を介して送信可能である。
図4は、図1の追跡システム100のような追跡システムにおいて使用可能なセンサアセンブリ400を示す。センサアセンブリ400は、図1のプローブ108のようなプローブ401の先端部に配置されて示されている。センサアセンブリ400は3つの磁界センサ(すなわち第1の磁界センサ402A、第2の磁界センサ402B、及び第3の磁界センサ402C)を有するものとして示されているが、センサアセンブリ400は磁界センサを2個しか持たないことも3個を超える磁界センサを有することも考えられることを理解されたい。さらに、磁界センサ402A〜Cは様々な配置構成に順序付けることが可能である。図4の磁界センサは、互いに直角に配置構成された誘導形感知コイルである。
図4に示されるように、第1の磁界センサ402Aは、プローブ401の長手軸404に垂直な方向に延在し、かつ巻き数N−Aを有する。第2の磁界センサ402Bは、長手軸404と平行な方向の長さに延在し、かつ巻き数N−Bを有する。第2の磁界センサ402Bは、第1の磁界センサ402Aの巻き数N−Aよりも多くの巻き数N−Bを有する。いくつかの実施形態では、第2の磁界センサ302Bは第1の磁界センサ302Aの少なくとも1.25倍の巻き数を備えている。いくつかの実施形態では、第2の磁界センサ302Bは第1の磁界センサ302Aの少なくとも2倍の巻き数を備えている。いくつかの実施形態では、第2の磁界センサ302Bは第1の磁界センサ302Aの1.25〜2倍の巻き数を備えている。
より多くの巻き数を有する結果として、第2の磁界センサ402Bは、第1の磁界センサの感度よりも高い、磁界への感度を有するものと特徴付けることが可能である。換言すれば、所与の磁界の大きさについて、第2の磁界センサ402Bはより大きな応答感知信号を生成し、該信号がセンサアセンブリ400の位置及び配向を測定するために使用される。磁界センサ402A〜Cは、様々な手段406によって共に結合されかつ互いに対して配向されることが可能である。いくつかの実施形態では、結合及び配向の手段406には、磁界センサ402A〜Cをエポキシ、ポッティング材などの中に保持することが挙げられる。いくつかの実施形態では、結合及び配向の手段306には、様々なセンサを結合するために射出成形を使用することが含まれる。磁界センサ402A〜Cによって生成された感知信号は、センシングアセンブリ400から図1の制御器106のような制御器へ、無線によるか又は1以上の導体を介して送信可能である。
図5は、図1の追跡システム100のような追跡システムにおいて使用可能なセンサアセンブリ500を示す。センサアセンブリ500は、図1のプローブ108のようなプローブ501の先端部に配置されて示されている。センサアセンブリ500は3つの磁界センサ(すなわち第1の磁界センサ502A、第2の磁界センサ502B、及び第3の磁界センサ502C)を有するものとして示されているが、センサアセンブリ500は磁界センサを2個しか持たないことも3個を超える磁界センサを有することも考えられることを理解されたい。さらに、磁界センサ502A〜Cは様々な配置構成に順序付けることが可能である。いくつかの実施形態では、センサアセンブリ500はフレックス回路アセンブリの一部である。
図5の各磁界センサは少なくとも1つの長尺状磁界センサ構成要素504A、504B、及び504Cを備えており、該長尺状磁界センサ構成要素はAMR感知素子であってよい。第1の磁界センサ502Aは第1のセンサ基板506Aを備え、第2の磁界センサ502Bは第2のセンサ基板506Bを備え、かつ第3の磁界センサ502Cは第3のセンサ基板506Cを備えている。各々の長尺状磁界センサ構成要素は、そのそれぞれのセンサ基板に結合されるか又は該センサ基板上に配置されることが可能である。第1の磁界センサ502A及び第2の磁界センサ502Bは、共通のセンサアセンブリ基板508の上に配置された状態で示されており、該基板はフレックス回路の一部を形成することが可能である。第3の磁界センサ502Cは、別のセンサアセンブリ基板510の上に配置された状態で示されており、該基板は共通のセンサアセンブリ基板508に結合され、共通のセンサアセンブリ基板508に対して垂直に配向されており、かつフレックス回路の一部を形成可能である。
図5に示されるように、AMR感知素子504A−Cはそれぞれ、関連する長さすなわちL−A、L−Bなどを有する。第1のAMR感知素子504Aは、プローブ501の長手軸514に垂直な軸512に沿って長さL−Aを有する。第2の磁界センサ502Bの中の第2のAMR感知素子504Bは、プローブ501の長手軸514に沿って長さL−Bを有する。第2のAMR感知素子504Bの長さL−Bは、第1のAMR感知素子504Aの長さL−Aよりも長い。その結果、第2の磁界センサ502Bは、第1の磁界センサ502Aの全長よりも長い全長を有する。AMR感知素子504Bがより長いことから、第2の磁界センサ502Bは、第1の磁界センサの感度よりも高い、磁界への感度を有するものと特徴付けることが可能である。換言すれば、所与の磁界の大きさについて、第2の磁界センサ502Bはより大きな応答感知信号を生成し、該信号がセンサアセンブリ500の位置及び配向を測定するために使用される。
図6は、図1の追跡システム100のような追跡システムにおいて使用することが可能なセンサアセンブリ600を示す。センサアセンブリ600は、図1のプローブ108のようなプローブ601の先端部に配置されて示されている。センサアセンブリ600は4つの磁界センサ(すなわち第1の磁界センサ602A、第2の磁界センサ602B、第3の磁界センサ602C、及び第4の磁界センサ602D)を有するものとして示されているが、センサアセンブリ600は磁界センサを2個しか持たないことも3個を超える磁界センサを有することも考えられることを理解されたい。さらに、磁界センサ602A〜Cは様々な配置構成に順序付けることが可能である。いくつかの実施形態では、センサアセンブリ600はフレックス回路アセンブリの一部である。
磁界センサ602A〜Dは、誘導形感知コイル、並びに様々な感知素子であって例えばMR感知素子(例えばAMR感知素子、GMR感知素子、TMR感知素子、ホール効果感知素子、CMR感知素子、EMR感知素子、スピンホール感知素子など)、GMI感知素子、及び/又はフラックスゲート感知素子、のうち少なくともいずれかのようなセンサを備えうる。
図6は、その主要な感知方向がプローブ601の長手軸606に垂直な軸604に沿うように配置及び配向された、第1の磁界センサ602Aを示している。第2の磁界センサ602Bは、その主要な感知方向がプローブ601の長手軸606と平行であるように配置及び配向されている。同様に、第3の磁界センサ602Cは、その主要な感知方向がプローブ601の長手軸606と平行であるように配置及び配向されている。第4の磁界センサ602Dは、プローブ601の長手軸606に対して直角である軸に沿って配置及び配向されている。第1、第2、及び第3の磁界センサ602A〜Cは共通の基板608の上に配置されて示されているが、磁界センサは、個別の基板上、共通の基板上への配置、基板を用いないエポキシ、ポッティング材などの中への保持、及びこれらの組み合わせ、のうち少なくともいずれかを行うことが可能であることを理解されたい。第4の磁界センサ602Dは、別のセンサアセンブリ基板610の上に配置された状態で示されており、該基板は共通のセンサアセンブリ基板608に結合され、共通のセンサアセンブリ基板608に対して直角に配向されており、かつフレックス回路の一部を形成可能である。
第2及び第3の磁界センサ602B及び602Cの主要な感知方向は同じ軸に沿って配向されているので、この2つの磁界センサは第1及び第4の磁界センサ602A及び602Dの感度と比較してより高い感度を提供することが可能である。換言すれば、所与の磁界の大きさについて、第2の磁界センサ202B及び第3の磁界センサ202Cは、他の磁界センサの応答感知信号と比較して、組み合わされたより大きな応答感知信号を生成する。
簡潔にして理解を容易にするために、上記に説明され図中に示された要素は一定の縮尺では描かれておらず、またある種の特徴を省略する場合があるということに、留意すべきである。そのため、図面は要素の相対的な大きさ又は他の特徴の不在を必ずしも示してはいない。
議論された典型的な実施形態に対し、本発明の範囲から逸脱することなく様々な改変及び追加が為されることが可能である。例えば、上述の実施形態は特定の特徴を指しているが、本発明の範囲は、異なる組み合わせの特徴を有する実施形態及び記載された特徴の全てを備えてはいない実施形態も含んでいる。従って、本発明の範囲は、全てのそのような代替形態、改変形態及び変更形態を特許請求の範囲の範囲内に入るものとして、その全ての等価物と共に、包含するように意図されている。

Claims (15)

  1. センサアセンブリであって、
    第1の基板と、第1の長さに延在する第1の長尺状磁界センサ構成要素とを備えている第1の磁界センサ、及び
    第2の基板と、第1の長さより短い第2の長さに延在する第2の長尺状磁界センサ構成要素とを備えている第2の磁界センサを具備しており、
    第1の磁界センサは、感知される磁界に対して第2の磁界センサよりも高い感度を有する、センサアセンブリ。
  2. 第1の長尺状磁界センサ構成要素は第1のフラックスガイドであり、かつ第2の長尺状磁界センサは第2のフラックスガイドである、請求項1に記載のセンサアセンブリ。
  3. 第1の磁界センサは第1のフラックスガイドに隣接して配置された第1の磁気抵抗(MR)感知素子を備え、かつ第2の磁界センサは第2のフラックスガイドに隣接して配置された第2のMR感知素子を備えている、請求項2に記載のセンサアセンブリ。
  4. 第1及び第2のMR感知素子は、巨大磁気抵抗感知素子、トンネル磁気抵抗感知素子、ホール効果感知素子、超巨大磁気抵抗感知素子、異常磁気抵抗感知素子、及びスピンホール感知素子のうちの1つである、請求項3に記載のセンサアセンブリ。
  5. 第1の長尺状磁界センサ構成要素は第1の異方性磁気抵抗(AMR)感知素子であり、第2の長尺状磁界センサ構成要素は第2のAMR感知素子である、請求項1に記載のセンサアセンブリ。
  6. 第1の磁界センサは第1の軸に沿って磁界の第1の成分を感知するように構成され、第2の磁界センサは第2の軸に沿って磁界の第2の成分を感知するように構成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のセンサアセンブリ。
  7. 第1の磁界センサ及び第2の磁界センサは共通の基板に結合されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載のセンサアセンブリ。
  8. 第3の基板と、第1の長さより短い第3の長さに延在する第3の長尺状磁界センサ構成要素とを備えている第3の磁界センサをさらに具備している、請求項1〜7のいずれか1項に記載のセンサアセンブリ。
  9. 第1の磁界センサは第2の磁界センサの少なくとも2倍高感度である、請求項1〜8のいずれか1項に記載のセンサアセンブリ。
  10. システムであって、
    磁界を生成するように構成された磁界発生装置、並びに、
    長手軸を有するプローブであってその先端部又は先端部近くに配置されたセンサアセンブリを有しており、前記センサアセンブリは、
    長手軸に沿った第1の長さを有する第1の磁界センサと、
    第1の長さより短く長手軸に沿った第2の長さ、及び第1の長さより短く長手軸に垂直な軸に沿った第3の長さを有する、第2の磁界センサと
    を備えているプローブ、を具備しているシステム。
  11. 第1の磁界センサは長手軸に沿って磁界の第1の成分を感知するように構成され、第2の磁界センサは第2の軸に沿って磁界の第2の成分を感知するように構成され、かつ第1の磁気センサは、磁界の第2の成分に関する第2の磁界センサの感度よりも高い、磁界の第1の成分に対する感度を有している、請求項10に記載のシステム。
  12. 第1の磁界センサは第1の磁気抵抗(MR)感知素子を備え、第2の磁界センサは第2のMR感知素子を備え、第1のMR感知素子は第2のMR感知素子よりも長い、請求項10〜12のいずれか1項に記載のシステム。
  13. 第1の磁界センサは第1のフラックスガイドを備え、第2の磁界センサは第2のフラックスガイドを備え、かつ第1のフラックスガイドは第2のフラックスガイドよりも長い、請求項10に記載のシステム。
  14. 第1の磁界センサは第1の磁気抵抗(MR)感知素子を備え、第2の磁界センサは第2のMR感知素子を備え、かつ第1及び第2の磁界センサは、巨大磁気抵抗感知素子、トンネル磁気抵抗感知素子、ホール効果感知素子、超巨大磁気抵抗感知素子、異常磁気抵抗感知素子、及びスピンホール感知素子のうちの1つである、請求項13に記載のシステム。
  15. 長手軸及び第2の軸とは異なる第3の軸に沿って磁界の第3の成分を感知するように構成された第3の磁界センサをさらに具備している、請求項10〜14のいずれか1項に記載のシステム。
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