JP2021059941A - Portable toilet device - Google Patents
Portable toilet device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021059941A JP2021059941A JP2019185967A JP2019185967A JP2021059941A JP 2021059941 A JP2021059941 A JP 2021059941A JP 2019185967 A JP2019185967 A JP 2019185967A JP 2019185967 A JP2019185967 A JP 2019185967A JP 2021059941 A JP2021059941 A JP 2021059941A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- toilet bowl
- water supply
- buttocks
- toilet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03D—WATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
- E03D1/00—Water flushing devices with cisterns ; Setting up a range of flushing devices or water-closets; Combinations of several flushing devices
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03D—WATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
- E03D9/00—Sanitary or other accessories for lavatories ; Devices for cleaning or disinfecting the toilet room or the toilet bowl; Devices for eliminating smells
- E03D9/08—Devices in the bowl producing upwardly-directed sprays; Modifications of the bowl for use with such devices ; Bidets; Combinations of bowls with urinals or bidets; Hot-air or other devices mounted in or on the bowl, urinal or bidet for cleaning or disinfecting
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Hydrology & Water Resources (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Non-Flushing Toilets (AREA)
Abstract
【課題】外部の駆動源を用いることなくおしりを水洗浄可能であり、かつ、持ち運びが可能なポータブル便器装置を提供する。【解決手段】ポータブル便器装置(1)は、排泄物が貯留される汚物貯留タンク(2)と、前記汚物貯留タンク(2)の上方に設けられた便鉢(4)と、洗浄水が貯留可能な給水タンク(3)と、前記便鉢(4)内に前記給水タンク(3)の洗浄水を放水可能に取り付けられたおしり洗浄ノズル(5)と、前記給水タンク(3)及び前記おしり洗浄ノズル(5)に接続され、前記給水タンク(3)の洗浄水を送水可能に構成され、動力が不要の送水機構と、を備える。【選択図】図1PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a portable toilet device capable of washing a buttocks with water without using an external drive source and being portable. SOLUTION: A portable toilet device (1) stores a sewage storage tank (2) in which excrement is stored, a toilet bowl (4) provided above the sewage storage tank (2), and wash water. A possible water supply tank (3), a tail cleaning nozzle (5) mounted in the toilet bowl (4) so that the cleaning water of the water supply tank (3) can be discharged, the water supply tank (3), and the tail. It is connected to the cleaning nozzle (5), is configured to be able to supply the cleaning water of the water supply tank (3), and is provided with a water supply mechanism that does not require power. [Selection diagram] Fig. 1
Description
本開示は、ポータブル便器装置に関する。 The present disclosure relates to a portable toilet bowl device.
キャンプ等の野外活動や介護用として、持ち運びが可能な水洗式の便器装置が利用されている。例えば、特許文献1には、便鉢を備えるシート部が保持タンクの上方に連結されて構成され、水洗機能を備える便器装置が開示されている。
A portable flush toilet device is used for outdoor activities such as camping and for long-term care. For example,
上下水道、電気等のインフラストラクチャーが整っていない国では、トイレが設置されていない家がある。このような国では、近隣のトイレが設置されている家等のトイレを借りて用便したり、野外で用便したりしている。 In countries where infrastructure such as water and sewage and electricity is not in place, some houses do not have toilets. In such countries, toilets such as houses with nearby toilets are rented for stools or used outdoors.
野外での用便は衛生面や環境汚染の点で問題となっている。夜間等は近隣の家にトイレを借りに行き難い。そのような国においては、簡易に設置できるポータブル便器装置の普及が望まれている。 Outdoor stools are a problem in terms of hygiene and environmental pollution. It is difficult to go to a nearby house to rent a toilet at night. In such countries, the spread of portable toilet devices that can be easily installed is desired.
用便後におしりを水で洗浄する文化を有する地域がある。このような地域においても、貧困層の家庭等ではトイレを備えない家があり、ポータブル便器装置の使用が有効である。しかし、特許文献1の便器装置は、用便後におしりを洗浄できない。特許文献1の便器装置は運搬可能に構成されているため、便鉢が小型である。その結果、便鉢内で、手桶、ホース、携帯型のおしり洗浄専用の洗浄装置等を使用して、おしりを洗浄するスペースが無い。
Some areas have a culture of washing the buttocks with water after stool. Even in such areas, some poor households do not have toilets, and it is effective to use portable toilets. However, the toilet bowl device of
上記事情を踏まえ、本開示は、外部の駆動源を用いることなくおしりを水洗浄可能であり、かつ、持ち運びが可能なポータブル便器装置を提供することを目的とする。 In view of the above circumstances, it is an object of the present disclosure to provide a portable toilet device capable of washing the buttocks with water without using an external drive source and being portable.
本開示に係るポータブル便器装置は、排泄物が貯留される汚物貯留タンクと、前記汚物貯留タンクの上方に設けられた便鉢と、洗浄水が貯留可能な給水タンクと、前記便鉢内に前記洗浄水を放水可能に取り付けられたおしり洗浄ノズルと、前記給水タンク及び前記おしり洗浄ノズルに接続され、前記給水タンクの前記洗浄水を送水可能に構成され、動力が不要の送水機構と、を備える。 The portable toilet device according to the present disclosure includes a filth storage tank for storing excrement, a toilet bowl provided above the filth storage tank, a water supply tank capable of storing wash water, and the toilet bowl. It is provided with a toilet cleaning nozzle attached so that cleaning water can be discharged, and a water supply mechanism connected to the water supply tank and the toilet cleaning nozzle so that the cleaning water of the water supply tank can be supplied and does not require power. ..
以下、第一実施形態に係るポータブル便器装置1について図面を参照して説明する。図面において、同一および類似の何れかの部分には同一の符号を付して、重複する説明を省く場合がある。以下の説明では、特に断らない限り、ポータブル便器装置1が組み立てられた状態における各部材の姿勢について説明する。以下の説明では、ポータブル便器装置1が載置される床部から鉛直に延びる方向を縦方向Hと称し、縦方向Hに直交する一方向を幅方向Wと称し、縦方向H及び幅方向Wに直交する方向を前後方向Dと称する。前後方向Dは、ポータブル便器装置1の使用者が使用時に向く方向を前方Fと称し、前方Fの逆方向で使用者の背面側を後方Rと称する。床部とは、建物の床の他、地面を含む。床部はポータブル便器装置1の設置面である。
Hereinafter, the
図1は、第一実施形態に係るポータブル便器装置1(以下、「便器装置1」と称する。)の使用時の態様を示した斜視図である。図2は、便器装置1を上方から見た斜視図であり、図2では、便蓋14および便座13の図示を省略している。便器装置1は、図1に示すように、立体形状を有する。便器装置1は、上部に便鉢4および便座13を備える。本実施形態に係る便器装置1は、使用者が便座13上に座って使用する着座式の便器装置の例である。便器装置1は、上下水道に連結されておらず、電源等の外部の駆動源を用いることなく使用可能に構成されている。便器装置1は、持ち運びが可能であり、任意の場所に設置可能である。
FIG. 1 is a perspective view showing a mode when the portable toilet device 1 (hereinafter, referred to as “
外部の駆動源とは、ガス、油等の燃料、電気、水等、使用過程で補給が必要な原料を用いて駆動する動力を指す。便器装置1は、例えば、モータや電気設備等の動力を用いずに使用可能である。
The external drive source refers to a power driven by using a fuel such as gas or oil, electricity, water, or other raw materials that need to be replenished in the process of use. The
便器装置1は、汚物貯留タンク2と、便鉢4と、給水タンク3と、おしり洗浄ノズル5と、送水機構8とを備える。
The
本実施形態では、便器装置1は、分離可能な上部品12と下部品11とにより構成されている例を示す。便器装置1は、下部品11が床部に載置され、下部品11の上方に上部品12が載せられている。下部品11と上部品12とが縦方向Hに並べられ、後述する連結具9により互いに連結されて構成されている。
In the present embodiment, the
下部品11は、汚物貯留タンク2と、連結部114と、蓋機構16と、排水口と、排水蓋とを備える。上部品12は、便鉢4、おしり洗浄ノズル5、および送水機構8を備える。上部品12には、さらに、便座13、便蓋14、便鉢洗浄ノズル7、給水口17、給水蓋171、および連結具9を備える。
The
汚物貯留タンク2は、排泄物が貯留されるタンクである。下部品11は、内部が空洞の成形体であり、空洞部分が汚物貯留タンク2を構成している。下部品11の下面は平坦である。図1および図2に示すように、汚物貯留タンク2は、上面112の略中央部に開口部115が形成されている。開口部115は、便鉢4の排出口41と連通可能な開口である。
The
図6に示すように、下部品11の上面112には、蓋機構16が設けられている。蓋機構16は、開閉操作部162と、スライド板161と、スライドレール(不図示)とを備えている。開閉操作部162とスライド板161とは固定されている。スライドレールは、開口部115の上端部および下部品11の上面112に形成されている。スライド板161がスライドレールに沿ってスライド可能に構成されている。スライド板161は、開口部115に対して前後方向Dにスライドして開口部115を開閉する。蓋機構16は、衛生面の観点から、用便時以外は汚物貯留タンク2の開口部115を閉じた状態とすることが好ましい。蓋機構16は、汚物貯留タンク2の開口部115が閉口可能な構成であればよいため、便鉢4の排出口41側に設けられていてもよい。
As shown in FIG. 6, a
蓋機構16は、図6に示すスライド式の形態に限定されない。便鉢4の排出口41と汚物貯留タンク2の開口部115との間に、開閉可能に設けられた蓋であればよい。
The
下部品11の前後方向Dの後面の上部には、排水口が形成されている。排水口は、汚物貯留タンク2に溜められた汚物を廃棄する際に使用される開口である。排水口は、排水蓋により開閉可能に構成されている。
A drainage port is formed on the upper portion of the rear surface of the
下部品11の幅方向Wの両側面113には、それぞれ連結部114が形成されている。係合部は、下部品11の前後方向Dの略中央部において、下部品11の側面113よりも幅方向Wに窪んで形成されている。係合部は、後述する上部品12の連結具9が係合可能に形成されている。
Connecting
上部品12は、上部に便鉢4を備え、便鉢4の下面側の内部が空洞の成形体であり、空洞部分が給水タンク3を構成している。給水タンク3は、洗浄水が貯留可能なタンクである。
The
給水口17は、給水タンク3へ洗浄水を注入するための開口である。給水口17は、上部品12の上面121の後部に形成されている。給水口17には、給水蓋171が着脱可能に設けられている。
The
便鉢4は、上部品12の上部に形成されている。図1および図2に示すように、便鉢4は、上部品12の上部に開口している。便鉢4の下部には、排出口41が形成されている。便鉢4は、上部品12の上部から下部の排出口41に向かって窪んだボウル形状を有する。便鉢4は、上部品12の上下面に貫通して形成されており、排水口は、上部品12の下部に開口している。便鉢4の上部の周囲は略平面形状を有する。
The
図2に示すように、便鉢4の後部の上部であり、かつ、幅方向Wの略中央部に凹部43が形成されている。凹部43は、便鉢4の後端面よりも後方に窪んで形成されている。凹部43には、おしり洗浄ノズル5が取り付けられている。おしり洗浄ノズル5は、給水タンク3から洗浄水が放水可能に構成されている。おしり洗浄ノズル5は、洗浄水が放水されたときに、使用者のおしりを洗浄可能な位置に設けられている。
As shown in FIG. 2, a
図5に示すように、おしり洗浄ノズル5は、凹部43の後端面44から前方Fに向かって突出して設けられている。おしり洗浄ノズル5には、前端から後端まで貫通する孔が形成されており、かつ、前端に放水口51が形成されている。おしり洗浄ノズル5の後端は、凹部43に固定され、かつ後述する水回路80に連通している。おしり洗浄ノズル5は、多関節機構を備え、放水口51の向きを任意の向きに調整可能に構成されている。図5に示す例では、おしり洗浄ノズル5の基部52に対して、後方Rから順に第一関節部53および第二関節部54が連結されている。基部52と第一関節部53との連結部分は球面で接触しており、第一関節部53と第二関節部54との連結部分も球面で接触している。したがって、第一関節部53は、基部52に対して360度回転可能に構成されている。第二関節部54は第一関節部53に対して360度回転可能に構成されている。図5では、放水口51を備える第二関節部54が後方Rの第一関節部53に対して傾いている状態を示している。第一関節部53も、後方Rの基部52に対して傾斜可能に構成されている。したがって、おしり洗浄ノズル5の放水口51の向きを多段階に調整可能である。
As shown in FIG. 5, the
おしり洗浄ノズル5の第一関節部53および第二関節部54は、手動によりそれぞれの向きを変更可能であり、かつ、外力が負荷されない自然状態では、第一関節部53および第二関節部54の位置が保持される程度の摩擦力を有する。おしり洗浄ノズルの構造は多関節機構に限定されない。例えば、姿勢を保持可能な蛇腹ホースなど、ノズル角度の手動調節かつ姿勢維持が可能なものであれば他の機構を用いてもよい。
The first
便器装置1は、さらに、便鉢洗浄ノズル7を備える。便鉢洗浄ノズル7は、便鉢4の上部の内面42に取り付けられている。本実施形態では、便鉢洗浄ノズル7は、便鉢4の幅方向Wの両端部に2箇所設けられている。2つの便鉢洗浄ノズル7は、前後方向Dの略中央部に設けられている。2つの便鉢洗浄ノズル7は、開口方向が互いに異なる。図1に示す例では、着座使用時の使用者の左手側の便鉢洗浄ノズル7が前方に向かって開口し、右手側の便鉢洗浄ノズル7が後方に向かって開口している。便鉢洗浄ノズル7は、吐水口71が前後方向Dに沿って開口している。給水タンク3の洗浄水が吐水されると、便鉢4の内面42に沿って旋回しながら下降し、便鉢4の内面42を洗浄可能に構成されている。
The
送水機構8は、給水タンク3及びおしり洗浄ノズル5に接続されている。送水機構8は、外部の駆動源を用いることなく給水タンク3の洗浄水がおしり洗浄ノズル5から放水するように送水可能に構成されている。送水機構8は、動力が不要の送水装置である。本実施形態では、便鉢洗浄ノズル7も備えているため、送水機構8は、便鉢洗浄ノズル7にも接続されている。送水機構8は、外部の駆動源を用いることなく給水タンク3の洗浄水を便鉢洗浄ノズル7からも放水可能に構成されている。
The
図3および図4に示すように、送水機構8は、水回路80を有する。水回路80は、手動ポンプ6、吸水管62、第一チューブ81、第二チューブ82、第三チューブ83、および切換弁84を有する。手動ポンプ6は、ポンプが袋状構造を有し、且つ、容積式の液体ポンプである。袋状構造とは、フレキシブル性及び形状復元性を有するポンプの構造である。容積式の液体ポンプとは、水の移送方向を送水側に規制する逆止弁がポンプの1次側及び2次側に搭載された液体ポンプである。送水機構8は、手動ポンプ6により給水タンク3から洗浄水を吸い上げて、水回路80に供給可能に構成されている。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
手動ポンプ6は、例えばベローズ式のポンプ操作部61を備える。ポンプ操作部61は、上部品12の後端部に上方に突出して設けられている。具体的には、使用者が便座13に着座したときの右手側の後端部に設けられている。ポンプ操作部61は、上部品12の上面よりも上方に突出している。
The
図1および図3に示すように、ベローズ式のポンプ操作部61の下端に吸水管62と第一チューブ81とが連結されている。吸水管62は縦方向Hに延びており、下端開口が給水タンク3の下部に位置する。給水タンク3に洗浄水が溜められた状態では、吸水管62の下端開口は洗浄水内に埋没している。吸水管62の上端は、手動ポンプ6および第一チューブ81に連通している。
As shown in FIGS. 1 and 3, the
吸水管62、第一チューブ81、第二チューブ82、および第三チューブ83は、給水タンク3内に設けられている。切換弁84は、給水タンク3内に配置され、上部品12の筐体である給水タンク3の外壁に固定されている。切換弁84の切換ハンドル85は、便鉢4よりも幅方向Wの外側において、外部に露出している。切換ハンドル85は、ハンドルに対応する。上部品12の幅方向Wの一方側の側面122に上部品12の外面が窪むハンドル用凹部123が形成されている。本実施形態では、使用者が着座したときの右手側にハンドル用凹部123が形成されている。ハンドル用凹部123の壁部に切換弁84が固定され、切換ハンドル85が突出している。切換ハンドル85は、ハンドル用凹部123内に収容され、切換ハンドル85が外方に突出しないように設けられている。ハンドル用凹部123は、上方および側方に開口しており、使用者が上方および側方の何れかから切換ハンドル85を回転操作しやすい位置に配置されている。
The
切換ハンドル85は、縦方向H、幅方向W、および前後方向Dにおいて、上部品12の外縁よりも内側に位置する。縦方向H、幅方向W、および前後方向Dにおいて、切換ハンドル85よりも外方に上部品12の筐体の一部が配置されている。切換ハンドル85が上部品12の外縁よりも突出しないため、切換ハンドル85に外部の物品等が接触し難く、破損を防ぐ。縦方向H、幅方向W、および前後方向Dは、縦横高さ方向に対応する。
The switching handle 85 is located inside the outer edge of the
第一チューブ81は、ポンプ操作部61と切換弁84とに接続されている。第二チューブ82は、切換弁84とおしり洗浄ノズル5とに接続されている。第三チューブ83は、切換弁84と、便鉢洗浄ノズル7に接続されている。本実施形態では、便鉢洗浄ノズル7を2つ備えるため、第三チューブ83は、切換弁84よりも下流側で2つに分岐し、各便鉢洗浄ノズル7に接続されている。
The
切換ハンドル85の切換位置により、給水経路が第二チューブ82および第三チューブ83の何れかに切り替えられる。送水機構8は、使用者がポンプ操作部61を掴んで複数回圧縮および圧縮解除を繰り返す手動操作により、手動ポンプ6の内圧変化が生じることで、吸水管62が給水タンク3内の洗浄水を吸引し、第一チューブ81側に水を流す。第一チューブ81に供給された洗浄水は、切換ハンドル85の切換位置に応じて、切換弁84を経由して第二チューブ82および第三チューブ83の何れかに流れる。
The water supply path is switched to either the
上部品12の上部には、さらに、便座13および便蓋14が設けられている。上部品12の後端部の幅方向Wの中央部であって、手動ポンプ6のポンプ操作部61と、給水口17との間に、平面視矩形の支持部124が設けられている。支持部124は、幅方向Wの両側に縦方向Hに沿う支持側面125が形成されている。図1に示すように、各支持側面125には、便座13および便蓋14の支持軸18が形成されている。便座13および便蓋14は公知の形状を有する。便座13および便蓋14にそれぞれ不図示の支持孔19が形成されている。各支持孔19が支持軸18に係合されて、便座13および便蓋14が上部品12に取り付けられている。便座13および便蓋14は、支持軸18を中心として回動可能に取り付けられている。
A
上部品12の幅方向Wの両側面122には、連結具9が取り付けられている。連結具9は、下部品11の連結部114に幅方向Wの外方から係合可能に構成されている。連結具9が下部品11の連結部114と係合したとき、上部品12は、下部品11に対して固定される。連結具9が連結部114との係合が解除されると、上部品12は、下部品11と分離可能な状態となる。
次に、便器装置1の使用態様について説明する。使用前に、給水タンク3に洗浄水を溜める。給水蓋を開け、給水口17から洗浄水を所定の満水位置を上限として貯水する。給水蓋を閉じ、上部品12を下部品11の上部に載せる。このとき、上部品12の連結具9を下部品11の連結部114に位置合わせすると、便鉢4の排出口41が下部品11の開口部115に位置決めされる。連結具9を連結部114に連結させると、上部品12が下部品11に係合される。
Next, the usage mode of the
予め、切換ハンドル85は、水回路80が第二チューブ82側に通水される位置に設定しておく。蓋機構16の開閉操作部162は後方Rに押し込まれており、便鉢4と汚物貯留タンク2とがスライド板161で仕切られた状態としておく。おしり洗浄ノズル5は、前方Fかつ上方を向いた状態に予め調整しておく。
The switching handle 85 is set in advance at a position where the
使用者が便蓋14を開け、便座13上に座る。用便後、使用者は、右手でポンプ操作部61を握り、ポンプ操作部61を圧縮および圧縮解除する手動操作を複数回繰り返す。その結果、手動ポンプ6の内圧が上昇し、吸水管62から洗浄水が組み上げられ、第二チューブ82側に流れる。手動ポンプ6の内圧により、洗浄水は、おしり洗浄ノズル5の放水口51から勢いよく放水される。おしり洗浄ノズル5から洗浄水が放水されると、使用者のおしりに洗浄水が掛かり、おしり洗浄が行える。
The user opens the
使用者は、用便の前後の任意のタイミングでおしり洗浄ノズル5の放水口51の向きを所望の向きに手動で調整する。着座時のおしり洗浄位置は、使用者によって異なる。便器装置1は、おしり洗浄ノズル5の放水口51の向きを任意の向きに調整可能であるため、各使用者にとって最適な位置におしり洗浄ノズル5の放水口51の向きを調整できる。
The user manually adjusts the direction of the
おしり洗浄後、切換ハンドル85を回転させ、切換弁84の給水経路を第三チューブ83側に切り替える。続いて、おしり洗浄時と同様に、ポンプ操作部61を手動操作すると、便鉢洗浄ノズル7から洗浄水が吐水される。便鉢洗浄ノズル7から吐水された洗浄水は、便鉢4の内面42に沿って、旋回流を形成しながら下方に流れ、排出口41に向かって流れる。この結果、洗浄水により便鉢4の内面42が水洗される。
After cleaning the buttocks, the switching
続いて、使用者は、開閉操作部162を前方Fに引くと、スライド板161が前方Fに移動し、排出口41と、汚物貯留タンク2の開口部115とが連通する。便鉢4は、汚物貯留タンク2の上方に設けられている。そのため、便鉢4の内部に溜まった排泄物および洗浄水が重力により汚物貯留タンク2内に流入する。その後、開閉操作部162を後方Rに押すと、スライド板161が後方Rに移動して、開口部115が閉鎖される。
Subsequently, when the user pulls the opening /
汚物貯留タンク2は複数回使用可能な容量を備える。そのため、用便後、毎回汚物を廃棄処理する必要はない。汚物の廃棄を行うときは、連結具9による連結を解除し、上部品12と下部品11とを分離させる。下部品11の排出口41の排出蓋を開け、汚物を廃棄する。給水タンク3内の洗浄水が減少した場合は、給水蓋を開けて再び洗浄水を補給すればよい。再び、下部品11と上部品12とを連結具9により連結させると、便器装置1は繰り返し使用できる。
The
便器装置1の上記使用態様は一例であり、使用者により使用時の手順は適宜変更可能である。例えば、便鉢洗浄とおしり洗浄の順番は使用者によって異なる。例えば、スライド板を用便の前に開け、用便後、おしり洗浄および便鉢洗浄を終えた後にスライド板を閉めてもよい。
The above-mentioned usage mode of the
本実施形態に係る便器装置1によれば、おしりを洗浄水で洗浄可能であり、かつ、持ち運びが可能なポータブル便器装置を提供できる。
According to the
上記実施形態に係る便器装置1は、送水機構8により外部の駆動源を用いることなくおしり洗浄ノズル5に洗浄水を送水し、おしり洗浄ノズル5から洗浄水を放水できる。そのため、電源設備が無い場所でも使用できる。便器装置1は、給水タンク3に溜めた洗浄水を使っておしり洗浄ノズル5から洗浄水を放水可能であるため、上水道設備が無い場所でも使用できる。便器装置1は、電源等、外部の駆動源が無い場合でも、送水機構8によりおしり洗浄ノズル5から洗浄水を十分な水勢で放水できる。
In the
便器装置1は、おしり洗浄ノズル5の向きが手動で調整可能である。そのため、外部の駆動源を用いることなく、使用者の所望の位置におしり洗浄ノズル5の向きを容易に調整できる。
In the
便器装置1は、手動の液体ポンプにより便鉢洗浄ノズル7から洗浄水を吐水できる。このため、外部の駆動源を用いることなく便鉢4を水洗できる。したがって、電源等、外部の駆動源が無い場合でも便器装置1の衛生状態を良好な状態に保てる。
The
便器装置1は、切換弁84により、洗浄水の放水先をおしり洗浄ノズル5と便鉢洗浄ノズル7との間で切り替えられる。つまり、給水タンク3の洗浄水をおしり洗浄ノズル5と便鉢洗浄ノズル7とで兼用できる。この結果、一つの給水タンク3でおしり洗浄ノズル5用と便鉢洗浄ノズル7用の洗浄水を供給できる。加えて、水回路80の構成を単純化できる。これにより、便器装置1の部品点数を削減でき、軽量化、低コスト化に寄与する。その結果、移動可能な便器装置1の利便性を向上できる。
In the
便器装置1は、ポンプがフレキシブル性及び形状復元性を有する袋状構造であり、且つ、水の移送方向を送水側に規制する逆止弁がポンプの1次側及び2次側に搭載された容積式の液体ポンプを備える。このため、外部の駆動源を用いることなく、十分な水勢でおしり洗浄ノズル5から洗浄水を放水できる。同様に、便鉢洗浄ノズル7からも十分な水勢で洗浄水を吐水できる。
The
便器装置1は、汚物貯留タンク2を備えるため、下水道設備が無い場所でも使用できる。
Since the
本実施形態に係る便器装置1によれば、例えば、おしりを洗浄する文化を有する地域の人々であって、インフラストラクチャーの整備が進んでいない地域の人々も利便性に優れた便器装置を提供できる。この他、災害時やキャンプ時等においても、快適なトイレ環境を提供できる。
According to the
便器装置1は、汚物貯留タンク2および給水タンク3が、上部品12および下部品11の筐体を兼ねた構成であるため、簡易な構成であり且つ軽量化を図ることができる。
Since the
便器装置1は、切換弁84が給水タンク3内に配置されているため、切換弁84に外力が掛かることに起因する破損が生じ難い。切換ハンドル85が、ハンドル用凹部123内に収容されているため、上部品12の外部に露出する切換ハンドル85に外力が掛かることに起因する破損が生じ難い。
Since the switching
上記実施形態では、おしり洗浄ノズル5の向きの調整手段の一例として、多関節機構を備える例を示した。おしり洗浄ノズル5は、放水口51の向きを調整可能であり、自然状態で放水口51の向きが保持可能な構成であればよい。おしり洗浄ノズルの向きの調整手段は、例えば、姿勢が保持可能な蛇腹式のノズル等を採用してもよい。
In the above embodiment, an example including an articulated mechanism is shown as an example of the means for adjusting the orientation of the
便器装置の不使用時に便蓋14を閉位置にすると衛生面の観点で好ましい。便蓋14は、必須の構成ではない。
It is preferable from the viewpoint of hygiene that the
上記実施形態では、便鉢洗浄ノズル7を2つ備える例を示した。便鉢洗浄ノズルの数はこれに限定されない。便鉢洗浄ノズルは一つであってもよいし、複数であってもよい。
In the above embodiment, an example including two toilet
上記実施形態では、手動ポンプ6として、ポンプがフレキシブル性及び形状復元性を有する袋状構造であり、且つ、水の移送方向を送水側に規制する逆止弁がポンプの1次側及び2次側に搭載された 容積式の液体ポンプを採用した例を示した。手動ポンプはポンプがフレキシブル性及び形状復元性を有する袋状構造であり、且つ、水の移送方向を送水側に規制する逆止弁がポンプの1次側及び2次側に搭載された容積式の液体ポンプに限定されない。手動ポンプは、例えば、蓄圧式の液体ポンプであってもよい。蓄圧式ポンプ機構は、上部品12内において、洗浄水の上方に存在する気体を加圧する機構を有し、且つ、便鉢及びおしりの洗浄水の各経路を適宜遮断可能なバルブとで構成される。洗浄前に、予めポンプのバルブを閉じた状態として、加圧機構により、気体の内圧を大気圧より上昇させる。その後、バルブを開けたときに、気体の膨張力で洗浄水が各チューブを経由し、各洗浄ノズルに押し出される。
In the above embodiment, as the
次に第二実施形態に係る便器装置1Aについて図7を参照して説明する。以下の説明において既に説明したものと共通の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。本実施形態に係る便器装置1Aは、便鉢4の周囲に使用者が足を載せ、しゃがんで使用するいわゆるスクワット型の便器装置1Aの例である。便座13および便蓋14を備えない点、および寸法が第一実施形態と異なる。
Next, the
便器装置1Aは、スクワット型であるため、全体の寸法が、第一実施形態に係る便器装置1に比べて縦方向Hに短い。便器装置1Aは、便器装置1Aの上面121Aでしゃがんで使用する態様である。そのため、物理的な安定性および使用者の心理的な安心感を得るため、縦方向Hの高さが低い。使用者が足を載せるため、上部品12における便鉢4の周囲の上面121Aの面積が第一実施形態に係る便器装置1に比べて広い。加えて、縦方向Hの高さが低くても、第一実施形態に比べて、平面積が広いため、給水タンク3および汚物貯留タンク2の容量は、第一実施形態に係る便器装置1と同様の容量にできる。
Since the
上面121Aには、足置き部128が設けられている。足置き部128は、使用者の足を安定支持するため、表面が粗く、かつ、リブ状の凹凸が設けられている。この他、足置き部にゴム等の摩擦力が高い部材が取り付けられていてもよい。
A
便器装置1Aの使用態様を説明する。使用者は、おしり洗浄ノズル5側に背中が位置するようにしゃがんで使用する。この使用状態において、手動ポンプ6は、使用者の右手側に設けられている。したがって、第一実施形態に係る便器装置1と手動ポンプ6の位置が異なる。本実施形態では、上部品12の側面122に、幅方向Wの外方に突出した切換弁収容部126が形成されている。切換弁収容部126に切換弁84が収容され、切換ハンドル85が切換弁収容部126の上面127から突出して設けられている。切換弁収容部126の上面127は、上部品12の上面121よりも低い。切換ハンドル85は、上部品12の上面121よりも下方に位置する。切換ハンドル85は、使用者の右手側となる側面122に設けられている。
The usage mode of the
使用者が右手でポンプ操作部61を複数回、圧縮および圧縮解除する手動操作を行うと、第一実施形態と同様におしり洗浄ノズル5から洗浄水が放水される。用便後、使用者が右手で切換ハンドル85を操作し、続いて、ポンプ操作部61を再度手動操作すると、便鉢洗浄ノズル7から洗浄水が吐水されて便鉢4が水洗される。その後の動作は第一実施形態と同様である。
When the user performs a manual operation of compressing and decompressing the pump operation unit 61 a plurality of times with his / her right hand, the cleaning water is discharged from the
本実施形態に係る便器装置1Aによれば、第一実施形態と同様に、おしりを水で洗浄可能であり、かつ、持ち運びが可能なポータブル便器装置1Aを提供できる。
According to the
本実施形態に係る便器装置1Aによれば、スクワット型であっても、外部の駆動源が無くかつ上下水道設備が無い場所であっても、おしりを洗浄可能な便器装置1Aを提供できる。加えて、便鉢4も水洗可能である。
According to the
本実施形態に係る便器装置1Aによれば、切換弁収容部126内に切換弁84が収容されているため、切換弁84が外部に露出せず、保護可能である。切換ハンドル85は、上部品12の上面121よりも下方に位置するため、使用者の足が切換ハンドル85に接触することを防げる。
According to the
本実施形態では、便器装置1Aの上部品12の上部に足置き部が設けられた例を示した。足置き部は必須の構成ではない。例えば、第一実施形態に係る便器装置1Aの便蓋14および便座13を備えず、便器装置1の周囲に別途足置き部を配置する構成であってもよい。この場合、ポンプ操作部61および切換ハンドル85の位置は、使用者がしゃがんだ状態で右手前方に配置することが好ましい。
In the present embodiment, an example in which a footrest portion is provided on the
第一実施形態および第二実施形態では、おしり洗浄ノズル5と便鉢洗浄ノズル7とを、共通の水回路80を用いて洗浄水を供給する例を示した。水回路の構成はこれに限定されない。例えば、おしり洗浄ノズル5と便鉢洗浄ノズル7とで、それぞれ独立した水回路を備え、手動ポンプを2つ備える構成であってもよい。
In the first embodiment and the second embodiment, an example is shown in which the
第一実施形態および第二実施形態では、おしり洗浄ノズル5および便鉢洗浄ノズル7の給水タンク3を共用する例を示した。便器装置1は、給水タンク3を独立して設けてもよい。
In the first embodiment and the second embodiment, an example in which the
次に第三実施形態に係る便器装置1Bについて図8を参照して説明する。以下の説明において既に説明したものと共通の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図8に示すように、本実施形態に係る便器装置1Bは、第一実施形態と同様に着座型の便器装置の例である。便器装置1Bは上部品12Bの形態が第一実施形態と異なる。便器装置1Bは、おしり洗浄ノズル5の放水口51の向きが調整可能である。そのため、おしり洗浄ノズル5が便鉢洗浄ノズルの機能を兼ねる。したがって、本実施形態に係る便器装置1Bは、便鉢洗浄ノズルおよび切換弁を備えない点が第一実施形態と異なる。
Next, the
便器装置1Bは、送水機構8に、手動ポンプ6と、吸水管62と、第一チューブ81Bとを備える。図7では、吸水管は図示を省略する。手動ポンプ6および吸水管62の構成は第一実施形態と同様である。第一チューブ81Bは、上流端が手動ポンプ6の下方において、手動ポンプ6および吸水管62と接続され、下流端811がおしり洗浄ノズル5に直接接続されている。したがって、第一実施形態のハンドル用凹部123および切換ハンドル85も備えない。
The
便器装置1Bの使用態様について説明する。使用者は、おしり洗浄ノズル5の放水口51を上方に向けた状態で、便座13に着座して用便する。用便後、第一実施形態と同様の操作によりおしり洗浄ノズル5から洗浄水を放水させ、おしり洗浄を行う。その後、使用者は、おしり洗浄ノズル5の放水口51の向きを便鉢4の内面42に沿う向きに手動で変更する。続いて、ポンプ操作部61を手動操作しておしり洗浄ノズル5から再び洗浄水を吐水させる。おしり洗浄ノズル5は、十分な水勢で吐水されるため、洗浄水は、第一実施形態と同様に、便鉢4の内面42に沿って旋回しながら下降し、便鉢4を水洗できる。その後の態様は第一実施形態と同様である。
The usage mode of the
本実施形態に係る便器装置1Bによれば、上記実施形態と同様に、おしりを水で洗浄可能であり、かつ、持ち運びが可能なポータブル便器装置を提供できる。
According to the
便器装置1Bによれば、外部の駆動源が無くかつ上下水道設備が無い場所であっても、おしりを洗浄可能な便器装置1Aを提供できる。加えて、便鉢4も水洗可能である。便器装置1Bによれば、より簡易な構成でおしり洗浄ノズル5および便鉢4の水洗を実現できる。
According to the
第一実施形態および第三実施形態に係る便器装置1,1Bでは、後方Rに手動ポンプ6を設ける例を示した。手動ポンプの位置はこれに限定されない。例えば、使用者が便座13上に着座した状態で、右手側の前方Fに手動ポンプを配置してもよい。同様に、第一実施形態の切換ハンドル85も右手側の前方Fに配置してもよい。
In the
以上、本開示の実施形態について図面を参照して詳述した。具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、設計変更等も含まれる。上述の実施形態において示した構成要素は適宜に組み合わせて構成することが可能である。 The embodiments of the present disclosure have been described in detail with reference to the drawings. The specific configuration is not limited to this embodiment, and includes design changes and the like. The components shown in the above-described embodiment can be appropriately combined and configured.
1、1A,1B…ポータブル便器装置、2…汚物貯留タンク、3…給水タンク、4…便鉢、5…おしり洗浄ノズル、6…手動ポンプ、7…便鉢洗浄ノズル、8…送水機構、11…下部品、12…上部品、51…放水口、41…排出口、80…水回路、84…切換弁、85…切換ハンドル(ハンドル)、115…開口部 1, 1A, 1B ... Portable toilet device, 2 ... Waste storage tank, 3 ... Water supply tank, 4 ... Toilet bowl, 5 ... Butt cleaning nozzle, 6 ... Manual pump, 7 ... Toilet bowl cleaning nozzle, 8 ... Water supply mechanism, 11 ... Lower part, 12 ... Upper part, 51 ... Water outlet, 41 ... Discharge port, 80 ... Water circuit, 84 ... Switching valve, 85 ... Switching handle (handle), 115 ... Opening
Claims (11)
前記汚物貯留タンクの上方に設けられた便鉢と、
洗浄水が貯留可能な給水タンクと、
前記便鉢内に前記洗浄水を放水可能に取り付けられたおしり洗浄ノズルと、
前記給水タンク及び前記おしり洗浄ノズルに接続され、前記給水タンクの前記洗浄水を送水可能に構成され、動力が不要の送水機構と、
を備えるポータブル便器装置。 A filth storage tank that stores excrement and
A toilet bowl provided above the waste storage tank and
A water tank that can store wash water and
A buttocks cleaning nozzle installed in the toilet bowl so that the cleaning water can be discharged,
A water supply mechanism that is connected to the water supply tank and the buttocks cleaning nozzle, is configured to be able to supply the cleaning water of the water supply tank, and does not require power.
A portable toilet bowl device equipped with.
請求項1に記載のポータブル便器装置。 The portable toilet device according to claim 1, wherein the direction of the water outlet of the buttocks washing nozzle can be manually changed.
請求項1または請求項2に記載のポータブル便器装置。 The portable toilet device according to claim 1 or 2, which is mounted in the toilet bowl and includes a toilet bowl cleaning nozzle for discharging the cleaning water to the toilet bowl.
前記水回路に設けられた切換弁と、を備え、
前記水回路は、前記切換弁により、前記洗浄水の放水先を、前記おしり洗浄ノズルと前記便鉢洗浄ノズルとの間で切り替え可能であり、
前記給水タンクの前記洗浄水が、前記前記おしり洗浄ノズル及び前記便鉢洗浄ノズルの給水に兼用される
請求項3に記載のポータブル便器装置。 The water supply mechanism includes a water supply tank, a tail cleaning nozzle, and a water circuit connected to the toilet bowl cleaning nozzle.
A switching valve provided in the water circuit is provided.
In the water circuit, the discharge destination of the washing water can be switched between the tail washing nozzle and the toilet bowl washing nozzle by the switching valve.
The portable toilet device according to claim 3, wherein the washing water of the water supply tank is also used for supplying water to the buttocks washing nozzle and the toilet bowl washing nozzle.
前記切換弁のハンドルが前記給水タンクの外部に露出しており、且つ、前記給水タンクの縦横高さ方向における外縁より内側に収納されている
請求項4に記載のポータブル便器装置。 The water circuit of the water supply mechanism is provided in the water supply tank.
The portable toilet device according to claim 4, wherein the handle of the switching valve is exposed to the outside of the water supply tank and is housed inside the outer edge of the water supply tank in the vertical and horizontal height directions.
前記手動ポンプが、前記おしり洗浄ノズルの放水と前記便鉢洗浄ノズルの放水とに兼用可能に構成される
請求項3から請求項5のいずれか一項に記載のポータブル便器装置。 The water supply mechanism includes a manual pump.
The portable toilet device according to any one of claims 3 to 5, wherein the manual pump can be used for both the water discharge of the buttocks cleaning nozzle and the water discharge of the toilet bowl cleaning nozzle.
前記手動ポンプの手動操作により、前記給水タンクの前記洗浄水が前記おしり洗浄ノズルから放水可能に構成される
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のポータブル便器装置。 The water supply mechanism includes a manual pump.
The portable toilet device according to any one of claims 1 to 5, wherein the washing water of the water supply tank can be discharged from the buttocks washing nozzle by manual operation of the manual pump.
請求項7に記載のポータブル便器装置。 The manual pump has a bag-like structure having flexibility and shape restoration, and check valves that regulate the water transfer direction to the water supply side are mounted on the primary side and the secondary side of the manual pump. The portable toilet device according to claim 7, which is a positive displacement liquid pump.
請求項6または請求項7に記載のポータブル便器装置。 The portable toilet device according to claim 6 or 7, wherein the manual pump is a pressure-accumulation type liquid pump.
前記下部品には、前記便鉢に連通可能な開口部が形成された前記汚物貯留タンクが設けられ、
前記上部品には、前記便鉢と、前記おしり洗浄ノズルと、前記送水機構とが設けられ、
前記上部品と前記下部品とが連結された状態において、前記便鉢に形成された排出口と、前記汚物貯留タンクに形成された開口部とが連通可能に構成されている
請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のポータブル便器装置。 Including the lower part and the upper part detachably connected to the upper part of the lower part.
The lower component is provided with the sewage storage tank having an opening that allows communication with the toilet bowl.
The upper part is provided with the toilet bowl, the buttocks cleaning nozzle, and the water supply mechanism.
According to claim 1, the discharge port formed in the toilet bowl and the opening formed in the sewage storage tank are configured to be communicable in a state where the upper part and the lower part are connected. Item 9. The portable toilet device according to any one of items 9.
請求項10に記載のポータブル便器装置。 The portable toilet device according to claim 10, wherein the upper component includes the water supply tank.
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019185967A JP2021059941A (en) | 2019-10-09 | 2019-10-09 | Portable toilet device |
| PCT/JP2020/042049 WO2021070973A1 (en) | 2019-10-09 | 2020-11-11 | Portable toilet device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019185967A JP2021059941A (en) | 2019-10-09 | 2019-10-09 | Portable toilet device |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2021059941A true JP2021059941A (en) | 2021-04-15 |
Family
ID=75379819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2019185967A Pending JP2021059941A (en) | 2019-10-09 | 2019-10-09 | Portable toilet device |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2021059941A (en) |
| WO (1) | WO2021070973A1 (en) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USD984605S1 (en) * | 2020-01-28 | 2023-04-25 | Jcdecaux San Francisco Llc | Toilet |
| PL446556A1 (en) * | 2023-10-30 | 2025-05-05 | Wojskowy Instytut Medyczny - Państwowy Instytut Badawczy | Micturition device for collecting urine and method of controlling the micturition device as well as method of operating the micturition device |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49126466A (en) * | 1972-11-29 | 1974-12-04 | ||
| JPH08243053A (en) * | 1995-03-10 | 1996-09-24 | Horie Keiko | Handy bottom washer |
| JPH09273203A (en) * | 1996-04-05 | 1997-10-21 | Minosuke Kasatani | Western-style closet with local part washing water flush device |
| JP2000008442A (en) * | 1998-06-23 | 2000-01-11 | Hiroshi Fujita | Toilet device |
| JP2002364051A (en) * | 2001-06-07 | 2002-12-18 | Inax Corp | Flushing type stool |
| JP2018506665A (en) * | 2015-09-22 | 2018-03-08 | 青▲島▼▲創▼▲恵▼▲実▼▲業▼有限公司 | Portable gap water discharge toilet |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0538149Y2 (en) * | 1986-05-07 | 1993-09-27 | ||
| JPH10121543A (en) * | 1996-10-18 | 1998-05-12 | Rinfuoosu Kogyo Kk | Simple water washing pump device which also serves as cleaning pump |
| JP4591774B2 (en) * | 2004-09-28 | 2010-12-01 | アイシン精機株式会社 | Portable toilet |
| JP4934404B2 (en) * | 2006-11-01 | 2012-05-16 | 株式会社フジエ | Portable toilet with sanitary washing device |
| US20130091626A1 (en) * | 2011-10-12 | 2013-04-18 | Ahmed I.S.I. Al-Jafar | Wheelchair with toilet, bidet, waste storage tank and discharge |
-
2019
- 2019-10-09 JP JP2019185967A patent/JP2021059941A/en active Pending
-
2020
- 2020-11-11 WO PCT/JP2020/042049 patent/WO2021070973A1/en not_active Ceased
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49126466A (en) * | 1972-11-29 | 1974-12-04 | ||
| JPH08243053A (en) * | 1995-03-10 | 1996-09-24 | Horie Keiko | Handy bottom washer |
| JPH09273203A (en) * | 1996-04-05 | 1997-10-21 | Minosuke Kasatani | Western-style closet with local part washing water flush device |
| JP2000008442A (en) * | 1998-06-23 | 2000-01-11 | Hiroshi Fujita | Toilet device |
| JP2002364051A (en) * | 2001-06-07 | 2002-12-18 | Inax Corp | Flushing type stool |
| JP2018506665A (en) * | 2015-09-22 | 2018-03-08 | 青▲島▼▲創▼▲恵▼▲実▼▲業▼有限公司 | Portable gap water discharge toilet |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| WO2021070973A1 (en) | 2021-04-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5813063A (en) | Portable sink | |
| US7216374B2 (en) | Smart toilet seat | |
| US8978173B1 (en) | Portable toilet | |
| WO2021070973A1 (en) | Portable toilet device | |
| US9560942B2 (en) | Portable toilet having a tilting bowl with pour spout | |
| KR101299122B1 (en) | Folding toilet bowl installed in wall | |
| US11708688B2 (en) | Personal perineal cleansing system and methods | |
| US20130091626A1 (en) | Wheelchair with toilet, bidet, waste storage tank and discharge | |
| KR101589697B1 (en) | Manual Type Bidet Device | |
| JP2024045828A (en) | Mobile toilet | |
| CN112119191B (en) | toilet device | |
| KR100965853B1 (en) | Outdoor chairs with water storage | |
| KR102007945B1 (en) | Smart toliet bowl | |
| WO2013003436A2 (en) | Portable compact toilet enclosure | |
| TWI331179B (en) | ||
| US20230374765A1 (en) | Personal Perineal Cleansing System and Methods | |
| US20240401321A1 (en) | Powered commode including bidet | |
| CN205530550U (en) | Deodorant toilet bowl of foam splashproof | |
| CN108894297B (en) | Folding toilet | |
| US12173491B2 (en) | ADA-compliant temporary sink | |
| FR2671961A1 (en) | Autonomous combined sanitary unit for the disabled or those with reduced mobility | |
| JP2019019550A (en) | Temporary toilet | |
| CN216360768U (en) | Movable folding closestool | |
| CN101240564A (en) | sanitary equipment | |
| WO2006002256A2 (en) | Self-contained sanitary system |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20210127 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210924 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220823 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20230228 |