JP2021039634A - クーポン発行装置およびオイル交換促進システム - Google Patents
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Abstract
【課題】特定のサービス店での車両のオイル交換を積極的に促すこと。【解決手段】サーバ装置40は、車両に搭載された内燃機関の潤滑油のオイル残量に関する情報を取得する潤滑油情報取得部441と、潤滑油情報取得部441により取得されたオイル残量に関する情報に基づいて、潤滑油の交換の必要性を判定する潤滑油交換判定部442と、潤滑油交換判定部442により潤滑油の交換が必要と判定されると、車両に搭載された車載端末、この車両のユーザに向けた割引クーポンを発行するクーポン発行部445と、を備える。【選択図】図6
Description
本発明は、クーポン発行装置およびこれを備えるオイル交換促進システムに関する。
この種の技術として、例えば特許文献1記載の車両用サービスサポート装置が開示されている。特許文献1記載の車両用サービスサポート装置は、車両のオイル交換の時期を案内し、入庫可能なサービス店をナビゲーション装置に出力する。
しかしながら、特許文献1記載の車両用サービスサポート装置は、直ちにオイル交換が必要なときには最寄りのサービス店を案内するが、適正なオイル交換時期にあっては交換の案内を通知するのみである。そのため、ドライバは適正なオイル交換時期にあっては任意のサービス店にてオイル交換を行ってしまい、上述の車両用サービスサポート装置では特定のサービス店でのオイル交換を積極的に促すことができない。
本発明の一態様であるクーポン発行装置は、車両に搭載された内燃機関の潤滑油に関する情報を取得する潤滑油情報取得部と、潤滑油情報取得部により取得された潤滑油情報に基づいて、潤滑油の交換の必要性を判定する潤滑油交換判定部と、潤滑油交換判定部により潤滑油の交換が必要と判定されると、車両に搭載された車載端末、この車両を運転するドライバまたはこの車両の所有者に向けたクーポンを発行するクーポン発行部と、を備える。
本発明の他の態様であるオイル交換促進システムは、上述のクーポン発行装置と、車両に搭載され、潤滑油情報を取得してクーポン発行装置に送信可能な通信制御ユニットと、車両に搭載され、クーポン発行装置と通信可能な車載端末、この車両のドライバが有し、クーポン発行装置と通信可能なドライバ端末およびこの車両の所有者が有し、クーポン発行装置と通信可能な所有者端末のいずれかと、を備える。
本発明によれば、特定のサービス店での車両のオイル交換を積極的に促すことができる。
以下、図1〜図6を参照して本発明の一実施形態について説明する。本発明の実施形態に係るクーポン発行装置は、車両に搭載される内燃機関の潤滑油(例えばエンジンオイル)の交換を、特定のサービス店(例えば車両を購入した自動車販売店)にて行わせることを積極的に促すために用いられる。
車両に搭載される内燃機関の潤滑油は、走行距離や使用期間に応じて劣化する消耗品であることから、必ずしも車両を購入した自動車販売店による定期点検時に交換されるとは限らない。そのため車両の所有者は、オイル残量、走行距離や使用期間等に応じて内燃機関の潤滑油を交換することになるが、手軽さや低コスト等の観点から、上述の自動車販売店にて交換を行わず、近隣にある自動車用品販売店等にて交換する場合がある。
一方で、昨今の車両には、車両の状態を示す情報を車外に送信可能な通信制御ユニットを備えているものもある。車両の状態を示す情報としては、例えば、オイルレベルセンサにより取得されるオイル残量、油圧センサにより取得される油圧、走行距離検出センサにより取得される積算走行距離、残バッテリセンサにより取得されるバッテリ残量、残燃料センサにより取得される燃料残量、車内温度センサにより取得される車内温度およびタイヤ空気圧センサにより取得されるタイヤ空気圧等がある。
このような車両に対しては、オイル量や油圧、もしくは走行距離等に基づいた適正なオイル交換時期に関する情報(データ)も容易に取得することができる。例えば、オイル残量に基づいて適正なオイル交換時期を判定すべくオイル残量に関する情報を取得したり、油圧に基づいて適正なオイル交換時期を判定すべく油圧に関する情報を取得したり、走行距離に基づいて適正なオイル交換時期を判定すべく走行距離に関する情報を取得したりすることができる。
そこで、本実施形態に係るクーポン発行装置は、車両に搭載される内燃機関の潤滑油に関する情報、特に潤滑油の交換時期に関する情報(例えばオイル残量、油圧および走行距離等)を、車両に搭載される通信制御ユニットを介して取得する。そして、取得した情報に基づいて該潤滑油の交換の必要性を判定する。例えば、オイル残量が所定値以下になっていたり、油圧が所定圧以下になっていたり、走行距離が所定距離に達していたりすると、潤滑油の交換が必要と判定する。
そして、交換が必要と判定した場合には、車両、当該車両のドライバまたは当該車両の所有者に向けた、特定のサービス店(例えば車両を購入した自動車販売店)にて使用可能なクーポンを発行する。発行されたクーポンは、車両に搭載された車載端末、ドライバや所有者の有するユーザ端末に向けて配信されたり、ドライバや所有者に向けて郵送されたりする。
これにより、クーポンを受け取ったドライバや所有者は、当該クーポンを使用可能な特定のサービス店(例えば車両を購入した自動車販売店)にて積極的にオイル交換を行うようになる。特に、適正なオイル交換時期にタイミングよくクーポンが送られてくることから、クーポンを受け取ったドライバや所有者は、より積極的にクーポンを使用可能な特定のサービス店にてオイル交換を行うようになる。
このように、本実施形態に係るクーポン発行装置を用いることで、特定のサービス店(例えば車両を購入した自動車販売店)での車両のオイル交換を積極的に促すことが可能になる。そして、車両のドライバや所有者においては、クーポンを使用してオイル交換を行うことでオイル交換に係るコストを抑えることができるとともに、特定のサービス店が車両を購入した自動車販売店であれば、当該自動車販売店による高技術力を有する整備を受けることができる。また特定のサービス店が特定の自動車用品販売店や特定のガソリンスタンド、特定の整備工場等であれば、オイル交換のコストを抑えることができるとともに、付帯サービスを受けることができる。一方、作業を行う特定のサービス店においては、例えば、車両のドライバ等が来店することでコミュニケーションを図ることが可能になり、オイル交換以外の点検や車検等の依頼を受け易くなる。また、ドライバ等との新車の商談等を行う機会を得ることができるようになる。
本実施形態に係るオイル交換促進システムでは、上述のクーポン発行装置と、車両に搭載され、潤滑油に関する情報を取得してクーポン発行装置に送信可能な通信制御ユニットと、車両に搭載され、クーポン発行装置と通信可能な車載端末、車両のドライバが有し、クーポン発行装置と通信可能なドライバ端末および所有者が有し、クーポン発行装置と通信可能な所有者端末のいずれかと、を用い、特定のサービス店での車両のオイル交換を積極的に促すオイル交換促進サービスを提供する。
以下の実施形態においては、車両のドライバと車両の所有者とは同一人物(以下、単に「ユーザ」ともいう)であり、ドライバ端末および所有者端末は、ともにユーザが有するユーザ端末である。このようなクーポン発行装置を用いたオイル交換促進サービスの提供を良好に実現するため、本実施形態では、以下のようなサーバ装置を用いたオイル交換促進システムを提供する。
図1は、本発明の実施形態に係るサーバ装置40を有するオイル交換促進システム100の概略構成図であり、図2は、図1に示すユーザ端末30に表示される割引クーポンを模式的に示す図である。図1に示すように、本実施形態に係るオイル交換促進システム100では、クーポン発行装置はサーバ装置40により構成され、車両1に搭載される通信制御ユニットはテレマティクス制御ユニット20(以下、単に「TCU20」ともいう)により構成される。また図2に示すように、本実施形態に係るクーポンは、いわゆる割引クーポンである。
図1に示すように、オイル交換促進システム100は、車両1に搭載される車載端末10と、車両1に搭載されるTCU20と、車両1のユーザが有するユーザ端末30と、上述のオイル交換促進サービスを提供する事業体(特定のサービス店)が有するサーバ装置40とを備える。車載端末10、TCU20およびユーザ端末30は、サーバ装置40と無線通信可能に構成される。
オイル交換促進サービスを提供する事業体(特定のサービス店)としては、ユーザが車両1を購入した自動車販売店(自動車販売ディーラー)、特定の自動車用品販売店(カー用品店)や特定のガソリンスタンド、特定の整備工場等があるが、車両に関する知識や技術力の観点から、ユーザが車両1を購入した自動車販売店(自動車販売ディーラー)が適している。
オイル交換促進サービスを利用するユーザA〜Cは、オイル交換促進サービスを提供する事業体に必要な情報を予め登録した者である。必要な情報としては、ユーザに関する情報および車両に関する情報とがあり、これらについては後述する。
各ユーザA〜Cが有し、クーポンが配信されるユーザ端末30A〜30Cは、当該サービスの提供に供される専用端末でもよいが、ユーザ自身が所有するユーザ端末30A〜30Cが適している。本実施形態においては、ユーザ自身が所有する各ユーザ端末30A〜30Cにオイル交換促進サービスを利用するためのアプリケーションが保存されており、図2に示すように、このアプリケーションを介して各ユーザ端末30(30A〜30C)に割引クーポンが配信される。
ユーザA〜Cが所有する車両1A〜1Cには、セダン、ワゴン、ミニバン、SUV、スポーツ、クーペ、コンパクトカー、軽自動車等の車格の異なるタイプの4輪車両が含まれ、それぞれ使用されるオイルの種類やオイル量等が異なる。例えば図1には、ユーザAが所有するセダン1A、ユーザBが所有するミニバン1B、ユーザCが所有するスポーツタイプ1Cが示されている。各車両1A〜1Cには、車載端末10A〜10CおよびTCU20A〜20Cが搭載されている。
図3は、図1に示すオイル交換促進システム100の要部構成を示すブロック図である。図3に示すように、車載端末10、TCU20、ユーザ端末30およびサーバ装置40は、無線通信網、インターネット網、電話回線網などの通信ネットワーク50に接続される。なお、図3には、便宜上、車載端末10およびTCU20を搭載する車両1と、この車両を所有するユーザが有するユーザ端末30とが1台ずつ示されているが、実際には、通信ネットワーク50には、オイル交換促進サービスを利用可能なユーザが有する複数の車両1およびユーザ端末30が接続される。
車載端末10は、車両1に搭載されるナビゲーション装置により構成される。図3に示すように、車載端末10は、通信部11と、入力部12と、出力部13と、記憶部14と、演算部15とを有する。車載端末10には、車両1に搭載されるセンサ群16が接続され、図示は省略するが、車両1の各部を操作するアクチュエータも接続される。
通信部11は、通信ネットワーク50を介してサーバ装置40と無線通信可能に構成される。入力部12は、ユーザが操作可能な各種スイッチやボタン、音声を入力可能なマイク等を有する。出力部13は、画像等を表示可能なモニタや音声を出力可能なスピーカ等を有する。サーバ装置40から配信される割引クーポンは、出力部13(例えばモニタ)に表示される。また、車載端末10の通信部11に代えて、TCU20あるいはユーザ端末30を介してサーバ装置40と接続してもよい。
記憶部14は、図示しない揮発性または不揮発性メモリを有する。記憶部14には、演算部15が実行する各種のプログラムや各種のデータ等が記憶される。例えば記憶部14には、メモリが担う機能的構成として、アプリデータベース141と、地図データベース142とを有する。
アプリデータベース141は、ユーザによってインストールまたはプリインストールされた任意のアプリケーションを実行するプログラムおよび情報を記憶する。本実施形態では、アプリデータベース141には、オイル交換促進サービスを利用するためのアプリケーションを実行するためのプログラムおよびこれに必要な情報が記憶され、アプリデータベース141は、オイル交換促進サービス利用時に参照される。地図データベース142には、ナビゲーションを実行するプログラムおよびナビゲーションに必要な地図情報が記憶され、地図データベース142は、ナビゲーション利用時に参照される。
演算部15はCPUを有し、入力部12を介して入力された信号、センサ群16で検出された信号、通信部11を介して車両1の外部から受信した信号、および記憶部14に記憶されたプログラムやデータ等に基づいて所定の処理を実行し、通信部11、出力部13、記憶部14および車両1の各部のアクチュエータに制御信号を出力する。
例えば演算部15は、入力部12を介して入力された信号に基づいて、車両1のナビゲーションを実行する。また演算部15は、センサ群16で検出された信号、通信部11を介して車両1の外部から受信した信号、および記憶部14に記憶されたプログラムやデータ等に基づいて、オイル交換促進サービスを利用するためのアプリケーションを実行する。例えば演算部15は、出力部13に割引クーポンを表示させる。
センサ群16は、一例として、GPS衛星からの信号を受信して車両1の位置を検出するGPSセンサ161を有する。GPSセンサ161が検出した車両1の位置情報は、演算部15によって、通信部11を介して所定時間毎にサーバ装置40に送信される。なお、図示は省略するが、車速を検出する車速センサ、加速度を検出する加速度センサ、角速度を検出するジャイロセンサなどもセンサ群16に含まれる。
図4は、図1に示す車両1の車両情報を取得するECU61およびTCU20の要部構成を示すブロック図であり、図5は、図4に示す各ECUの要部構成を示すブロック図である。図4に示すように、車両1は、サーバ装置40に送信する潤滑油の交換時期に関する情報を取得する機能的構成として、TCU20と、複数のECU(電子制御装置)61とを有する。
TCU20は、通信部21と、記憶部22と、起動部23と、演算部24と、を有する。通信部21は、通信ネットワーク50を介してユーザ端末30およびサーバ装置40と無線通信可能に構成される。記憶部22は図示しない揮発性または不揮発性メモリを有し、記憶部22には、演算部24が実行する各種のプログラムやデータ等が記憶される。起動部23は、通信部21を介してサーバ装置40からECU起動信号を受信すると、演算部24を起動させる。
演算部24はCPUを有し、各ECU61を介して取得した情報、通信部21を介してTCU20の外部(例えばサーバ装置40)から受信した情報、起動部23から受信した信号、および記憶部22に記憶されたプログラムおよびデータ等に基づいて所定の処理を実行し、通信部21、記憶部22、各ECU61に制御信号を出力する。
例えば演算部24は、通信部21を介してECU起動信号が入力されると、各ECU61を識別するECU識別IDに基づいて起動するECU61を識別し、通信バス64を介して各ECU61にECU起動信号を出力する。
また演算部24は、通信部21に制御信号を出力し、TCU20とサーバ装置40との間の信号の送受信を制御する。例えば演算部24は、各ECU61から車両情報が出力されたとき、出力された車両情報の制御信号を、通信部21を介して、車両IDとともにサーバ装置40に送信する。
各ECU61は通信バス64を介して接続されており、車両1の車載ネットワーク60を構成する。本実施形態における車載ネットワーク60は、いわゆるCAN(コントローラ・エリア・ネットワーク)である。なお、車載ネットワークは、例えば、LIN(ローカル・インターコネクト・ネットワーク)等のその他の通信規格を用いることもできる。
図5に示すように、各ECU61は、記憶部61aと、起動部61bと、演算部61cとを有する。各ECU61には、センサ群62が接続されている。記憶部61aは図示しない揮発性または不揮発性メモリを有し、記憶部61aには、演算部61cが実行する各種のプログラムやデータ等が記憶される。また記憶部61aには、演算部61cが出力した車両情報の制御信号等が記憶される。起動部61bは、通信バス64を介してTCU20からECU起動信号を受信すると、演算部61cを起動させる。
演算部61cはCPUを有し、通信バス64を介して入力された信号、センサ群62で検出された信号、起動部61bから受信した信号、および記憶部61aに記憶された各種プログラムやデータ等に基づいて所定の処理を実行し、記憶部61aおよびTCU20に車両情報の制御信号を出力する。
本実施形態においては、図4に示すように、車載ネットワーク60は、オイルECU611と、油圧ECU612と、メータECU613と、バッテリECU614と、燃料ECU615と、ゲートウェイECU63とを備えて構成される。図示はしないが、車載ネットワーク60には、上記以外にも、例えば、エアコンECU、タイヤ空気圧ECU、先進運転支援システム(ADAS)ECUおよび自動運転(AD)ECU等を備えていてもよい。
オイルECU611には、車両1に搭載される内燃機関の潤滑油(エンジンオイル)の残量(以下、単に「オイル残量」ともいう)を検出するオイルレベルセンサ621が接続されている。オイルECU611は、オイルレベルセンサ621によって検出されるオイル残量の制御信号を、記憶部61aおよびTCU20に出力する。なお、オイル残量を検出するオイルレベルセンサには、フロート式のレベルセンサ(例えば、特開2017-36948号公報参照)と、ヒータ式のレベルセンサ(例えば、特開2004−176566号公報参照)とがあるが、本実施形態に係るオイルレベルセンサ621は、何れのセンサを用いることができる。
油圧ECU612には、車両1に搭載される内燃機関の潤滑油(エンジンオイル)の油圧を検出する油圧センサ622が接続されている。油圧ECU612は、油圧センサ622によって検出される油圧の制御信号を、記憶部61aおよびTCU20に出力する。
メータECU613には、車両1のメータ類(図示せず)が接続されており、メータECU613は、各メータ類が検出するメータ表示に関するデータを、記憶部61aおよびTCU20に出力する。例えばメータECU613には、車両1の積算走行距離を検出するオドメータ、および平均燃費を検出するアベレージメータ等が接続されており、メータECU613はこれらが検出する積算走行距離や平均燃費に関するデータを、記憶部61aおよびTCU20に出力する。
バッテリECU614には、車両1に搭載されるバッテリ(図示せず)の残量を検出する残バッテリセンサ624が接続されている。バッテリECU614は、残バッテリセンサ624によって検出されるバッテリ残量の制御信号を、記憶部61aおよびTCU20に出力する。
燃料ECU615には、車両1の燃料タンク(図示せず)に残った燃料の残量を検出する残燃料センサ625が接続されており、燃料ECU615は、残燃料センサ625によって検出される燃料残量の制御信号を、記憶部61aおよびTCU20に出力する。
ゲートウェイECU63は、複数の車載ネットワークを繋いで通信ネットワーク間でのECU信号のやり取りを中継する。本実施形態では、ゲートウェイECU63は、車載ネットワーク60とTCU20とを繋いで、各種の制御信号のやり取りを中継する。
ユーザ端末30は、ユーザにより操作されるパーソナルコンピュータやスマートフォンに代表される携帯無線端末等により構成される。図3に示すように、ユーザ端末30は、通信部31と、入力部32と、出力部33と、記憶部34と、演算部35とを有する。
通信部31は、通信ネットワーク50を介してサーバ装置40と無線通信可能に構成される。入力部32は、ユーザが操作可能な各種スイッチやボタンおよび音声を入力可能なマイクを有する。ユーザは、入力部32を介してユーザ情報及び車両情報を入力する。ユーザ情報には、ユーザの住所、氏名、連絡先等が含まれる。車両情報には、車両1の車種、年式、車体番号および車両番号等が含まれる。ユーザは、ユーザ情報および車両情報を入力して会員登録した後にユーザIDおよび車両IDが発行され、オイル交換促進サービスの提供を利用可能になる。
出力部33は、画像等を表示可能なモニタおよび音声を出力可能なスピーカを有する。サーバ装置40から配信される割引クーポンは、出力部33(例えばモニタ)に表示される(図2参照)。
記憶部34は、図示しない揮発性または不揮発性メモリを有する。記憶部34には、演算部35が実行する各種のプログラムや、各種のデータが記憶される。例えば記憶部34は、メモリが担う機能的構成として、アプリデータベース341を有する。アプリデータベース341は、ユーザによってインストールまたはプリインストールされた任意のアプリケーションを実行するプログラムおよび情報を記憶する。本実施形態では、アプリデータベース341には、オイル交換促進サービスを利用するためのアプリケーションを実行するためのプログラムおよびこれに必要な情報が記憶され、アプリデータベース341は、オイル交換促進サービス利用時に参照される。
演算部35はCPUを有し、入力部32を介して入力された信号、通信部31を介してユーザ端末30の外部から受信した信号、および記憶部34に記憶されたプログラムやデータ等に基づいて所定の処理を実行し、通信部31、入力部32および記憶部34に制御信号を出力する。例えば演算部35は、通信部31に制御信号を出力し、ユーザ端末30とサーバ装置40との間の信号の送受信を制御する。例えば演算部35は、通信部31を介して送信された割引クーポンの制御信号を出力部33に表示させる。
図6は、図3に示すサーバ装置40の要部構成を示すブロック図である。サーバ装置40は、例えばオイル交換促進サービスを提供する事業体に設けられる。サーバ装置40は、その一部をクラウド上で仮想サーバ機能を利用して構成することもできる。図6に示すように、サーバ装置40は、通信部41と、入出力部42と、記憶部43と、演算部44とを有する。
通信部41は、通信ネットワーク50を介して、車載端末10、TCU20およびユーザ端末30とそれぞれ無線通信可能に構成される。入出力部42は、例えばキーボード、マウス、モニタ、タッチパネル等を有する。
記憶部43は、図示しない揮発性または不揮発性メモリを有する。記憶部43には、演算部44が実行する各種プログラムや各種データ等が記憶される。記憶部43は、メモリが担う機能的構成として、ユーザデータベース431と、車両データベース432と、サービス店データベース433と、を有する。
ユーザデータベース431は、ユーザ端末30(入力部32)を介して入力された各ユーザの住所、氏名、連絡先等のユーザ情報をユーザIDとともに記憶する。車両データベース432は、ユーザ端末30(入力部32)を介して入力された各ユーザの所有する車両1の車種、年式、車体番号、車両番号等の車両情報および潤滑油を交換した場所等を車両IDとともに記憶する。サービス店データベース433は、車両1のオイル交換が可能なサービス店を記憶する。例えばサービス店データベース433は、自動車販売店(自動車販売ディーラー)、自動車用品販売店(カー用品店)、ガソリンスタンドおよび整備工場等を記憶する。
演算部44は、CPUを有する。演算部44は、通信部41を介してサーバ装置40の外部から受信した信号、入出力部42を介して入力された信号、および記憶部43に記憶されたプログラムやデータ等に基づいて所定の処理を実行し、通信部41、入出力部42および記憶部43に制御信号を出力する。
演算部44は、プロセッサが担う機能的構成として、潤滑油情報取得部441と、潤滑油交換判定部442と、位置情報取得部443と、交換場所推定部444と、クーポン発行部445と、クーポン配信部446と、を有する。
潤滑油情報取得部441は、車両1の内燃機関(例えばエンジン)の潤滑油(例えばエンジンオイル)に関する情報を取得する。具体的には、潤滑油情報取得部441は潤滑油の交換時期に関する情報を取得する。
本実施形態においては、潤滑油情報取得部441は、オイルECU611を起動させるECU起動信号を、通信部41を介してTCU20に送信する。TCU20は、上述のECU起動信号を受信すると、通信バス64を介してECU起動信号をオイルECU611に送信する。オイルECUは、ECU起動信号を受信すると、オイルレベルセンサ621によって検出されるオイル残量の制御信号を、通信バス64を介して記憶部61aおよびTCU20に出力する。TCU20に出力されたオイル残量の制御信号は、通信部21を介してサーバ装置40に送信され、通信部41を介して潤滑油情報取得部441に入力される。すなわち、潤滑油情報取得部441は、オイルECU611を起動させるECU起動信号を出力することでオイル残量を取得する。
潤滑油情報取得部441は、車両1を起動すると、所定時間毎にオイルECU611を起動させるECU起動信号を送信し、所定時間毎にオイル残量を取得する。なお、潤滑油情報取得部441は、例えば、車両1の起動時および停止時にオイル残量を取得する構成であってもよく、オイル残量に変化があると取得する構成であってもよい。また車両の停止時においても、所定時間毎に取得する構成であってもよい。所定時間は、1分毎であってもよく、30分毎または1時間毎であってもよい。
潤滑油交換判定部442は、潤滑油情報取得部441が取得した潤滑油情報に基づいて、潤滑油の交換の必要性を判定する。具体的には、潤滑油情報取得部441が取得した潤滑油のオイル残量に基づいて潤滑油の交換の必要性を判定する。例えば潤滑油交換判定部442は、オイル残量が所定値よりも低くなっている場合には、潤滑油の交換が必要と判定する。あるいは、前回の潤滑油交換から所定距離を走行、あるいは所定期間が経過した時点で潤滑油交換が必要と判定する。
位置情報取得部443は、車両1の位置情報を取得する。位置情報取得部443は、車両1のGPSセンサ161が検出し、演算部15によって通信部11を介して送信される車両1の位置情報を受け付ける。
交換場所推定部444は、潤滑油情報取得部441が取得する潤滑油情報と位置情報取得部443が取得する位置情報とに基づいて、潤滑油が交換された場所を推定する。例えば、交換場所推定部444は、潤滑油情報取得部441が取得する潤滑油情報が変化した場所を、位置情報取得部443が取得する位置情報に基づいて推定する。具体的には、潤滑油情報取得部441が取得するオイル残量が増えた場所を、位置情報取得部443が取得する位置情報に基づいて推定する。本実施形態においては、交換場所推定部444は、サービス店データベース433に記憶された車両1のオイル交換が可能な特定のサービス店に関連つけて推定する。
クーポン発行部445は、潤滑油交換判定部442により潤滑油の交換が必要と判定された場合に、車両1に搭載された車載端末10およびユーザの有するユーザ端末30に向けたクーポンを発行する。クーポン発行部445は、特定のサービス店(例えば、車両1を購入した自動車販売店)にて使用可能な割引クーポンを発行する。
またクーポン発行部445は、交換場所推定部444により交換場所が推定された場合、すなわち、車両1のオイル交換が行われたと判定された場合、交換場所推定部444が推定する交換場所における上述の割引クーポンの使用の可否を判定する。そして、該交換場所が上述の割引クーポンを使用できない場所と判定した場合に、車載端末10およびユーザ端末30に向けた上述の割引クーポンを発行する。
例えばクーポン発行部445は、交換場所推定部444が交換場所を自動車用品販売店と推定した場合、この自動車用品販売店にて、車両1を購入した自動車販売店で使用可能な割引クーポンを使用可能か否かの判定を行う。そして、使用不可と判定した場合には、当該割引クーポンを発行する。
この場合の上述の割引クーポンの発行のタイミングは、交換場所推定部444が交換場所を推定したとき、および次回のオイル交換が行われるタイミング(潤滑油交換判定部442により判定される次回の判定時)が好ましい。自動車用品販売店では使用できず、車両1を購入した自動車販売店でのみ使用可能な割引クーポンを発行することで、ユーザは、積極的に車両1を購入した自動車販売店にオイル交換をしに行くようになる。
またクーポン発行部445は、交換場所推定部444が推定する交換場所が割引クーポンを使用できる場所から所定以上離れている場合に、該交換場所が割引クーポンを使用できない場所と判定する。例えばクーポン発行部445は、交換場所推定部444が推定する交換場所が車両1を購入した自動車販売店よりも50m以上離れている場所であった場合、交換場所が車両1を購入した自動車販売店でないと考えられることから、該交換場所が割引クーポンを使用できない場所と判定する。
クーポン配信部446は、クーポン発行部445が発行した割引クーポンを、車載端末10およびユーザ端末30に配信する。クーポン配信部446は、通信部41を介してクーポン発行部445が発行した割引クーポンを配信する。クーポン配信部446により配信された割引クーポンは、車載端末10の出力部13(モニタなど)およびユーザ端末30の出力部33(モニタなど)に出力される。
次に、上述のように構成されたオイル交換促進システム100におけるサーバ装置40の作用について説明する。ユーザが車両1を起動させると、TCU20から車両1の起動信号がサーバ装置40に送信される。サーバ装置40が車両1の起動情報を取得すると、潤滑油情報取得部441が所定時間毎にオイルECU611を起動させるECU起動信号を送信し、所定時間毎にオイル残量を取得する。例えば1分毎にオイル残量を取得する。
そして、潤滑油情報取得部441が取得したオイル残量に基づいて、潤滑油交換判定部442が潤滑油の交換が必要と判定すると、クーポン発行部445が割引クーポンを発行し、クーポン配信部446が車載端末10およびユーザ端末30に向けて割引クーポンを配信する。
また交換場所推定部444は、潤滑油情報取得部441が取得するオイル残量が変化(増加)したことからユーザがオイル交換を行ったと判定すると、当該オイル交換を行った場所を推定する。そして、クーポン発行部445は、オイル交換を行った場所が車両1を購入した自動車販売店(特定のサービス店)でないと推定すると、車両1を購入した自動車販売店(特定のサービス店)で次回のオイル交換に使用可能な割引クーポンを発行する。クーポン発行部445は、車両1のユーザがオイル交換を行った後、および次回のオイル交換のタイミングで割引クーポンを発行する。発行された割引クーポンは、クーポン配信部446により車載端末およびユーザ端末に配信されるとともに、次回のオイル交換のタイミングでユーザに郵送される。
本実施形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)サーバ装置40は、車両1に搭載された内燃機関の潤滑油のオイル残量に関する情報を取得する潤滑油情報取得部441と、潤滑油情報取得部441により取得されたオイル残量に関する情報に基づいて、潤滑油の交換の必要性を判定する潤滑油交換判定部442と、潤滑油交換判定部442により潤滑油の交換が必要と判定されると、車両1に搭載された車載端末10、この車両1のユーザに向けた割引クーポンを発行するクーポン発行部445と、を備える。
(1)サーバ装置40は、車両1に搭載された内燃機関の潤滑油のオイル残量に関する情報を取得する潤滑油情報取得部441と、潤滑油情報取得部441により取得されたオイル残量に関する情報に基づいて、潤滑油の交換の必要性を判定する潤滑油交換判定部442と、潤滑油交換判定部442により潤滑油の交換が必要と判定されると、車両1に搭載された車載端末10、この車両1のユーザに向けた割引クーポンを発行するクーポン発行部445と、を備える。
この構成により、適正なオイル交換時期に、特定の自動車販売店、例えば、自車両を購入した自動車販売店で使用可能なクーポンがタイミングよく発行されるので、自車両を購入した自動車販売店に積極的にオイル交換に行くことになる。
(2)サーバ装置40は、クーポン発行部445が発行した割引クーポンを、車載端末10、およびユーザ端末30に配信するクーポン配信部446をさらに備える。郵送する場合と異なり、割引クーポンを配信することでユーザが割引クーポンを無くしにくくなり、割引クーポンを使用してもらいやすくなる。
(3)サーバ装置40は、車両1の位置情報を取得する位置情報取得部443と、潤滑油情報取得部441が取得する潤滑油情報と位置情報取得部443が取得する位置情報とに基づいて、潤滑油が交換された場所を推定する交換場所推定部444と、をさらに備える。クーポン発行部445は、交換場所推定部444が推定する交換場所に基づいて割引クーポンを発行する。例えば当該場所が車両1を購入した自動車販売店(特定のサービス店)でないと推定すると、車両1を購入した自動車販売店(特定のサービス店)で次回のオイル交換に使用可能な割引クーポンを発行する。これにより、オイル交換が行われてしまった場合においても、次回のオイル交換を、例えば自車両を購入した自動車販売店(特定のサービス店)にて行ってもらえる可能性が高くなる。
(4)クーポン発行部445は、交換場所推定部444が推定する交換場所における割引クーポンの使用の可否を判定し、該交換場所が割引クーポンを使用できない場所と判定した場合に、車載端末10およびユーザ端末30に向けた割引クーポンを発行する。これにより、オイル交換が行われてしまった場合においても、次回のオイル交換を、割引クーポンを使用可能な、例えば自車両を購入した自動車販売店(特定のサービス店)にて行ってもらえる可能性が高くなる。
(5)クーポン発行部445は、交換場所が割引クーポンを使用できる場所から所定以上離れている場合に、該交換場所が割引クーポンを使用できない場所と判定する。これにより、オイル交換を行った場所が、自車両を購入した自動車販売店(特定のサービス店)か否かの判定が容易となる。
(6)潤滑油情報取得部441は、車両1に搭載されたTCU20を介して潤滑油情報を取得する。例えば、車両1に搭載される内燃機関の潤滑油は、走行距離や使用期間に応じて劣化する消耗品であることから、必ずしも車両1を購入した自動車販売店による定期点検時に交換されるとは限らない。そのため車両1のユーザは、オイル残量、走行距離や使用期間等に応じて内燃機関の潤滑油を交換することになるが、手軽さや低コスト等の観点から、上述の自動車販売店にて交換を行わず、近隣にある自動車用品販売店等にて交換する場合がある。
一方で、昨今の車両1には、車両1の状態を示す情報を車外に送信可能なTCU20を備えているものもある。このような車両1に対しては、オイル量や油圧、もしくは走行距離等に基づいた適正なオイル交換時期に関する情報(データ)も容易に取得することができる。例えば、オイル残量に基づいて適正なオイル交換時期を判定すべくオイル残量に関する情報を取得することができる。
TCU20から取得される情報を用いて潤滑油の交換時期を判定し、特定のサービス店、例えば、自車両を購入した自動車販売店で使用可能な割引クーポンを発行することで、自車両を購入した自動車販売店にて積極的にオイル交換を行うようになる。特に、適正なオイル交換時期を判定したタイミングで割引クーポンが発行されるので、より積極的に、自車両を購入した自動車販売店にてオイル交換を行うようになる。
(7)オイル交換促進システム100は、上述のサーバ装置40と、車両1に搭載され、潤滑油情報を取得してサーバ装置40に送信可能なTCU20と、車両1に搭載され、サーバ装置40と通信可能な車載端末10および車両1のユーザが有し、サーバ装置40と通信可能なユーザ端末と、を備える。この構成により、適正なオイル交換時期に、特定の自動車販売店、例えば、自車両を購入した自動車販売店で使用可能なクーポンがタイミングよく発行されるので、自車両を購入した自動車販売店に積極的にオイル交換に行くことになる。
上記実施形態では、オイル残量に関する情報を取得して、オイル残量に基づいて潤滑油の交換が必要か否かを判定したが、本発明はこれに限定されない。潤滑油の交換が必要か否かの判定は、例えば、油圧や走行距離に基づいて判定する構成であってもよい。例えば油圧が所定値よりも低下している場合に交換が必要と判定したり、前回交換してから所定の走行距離に到達している場合に交換が必要と判定したりする構成であってもよい。
上記実施形態では、発行したクーポンを車両に搭載される車載端末、およびドライバや所有者の有するユーザ端末に向けて配信する構成を用いて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、発行されたクーポンを車両のドライバや所有者に郵送する構成であってもよい。
上記実施形態では、特定のサービス店として、ドライバや所有者が有する車両を購入した自動車販売店を用いて説明したが、本発明はこれに限定されない。特定のサービス店は、例えば、特定の自動車用品販売店や特定のガソリンスタンド、特定の整備工場等であってもよい。
上記実施形態では、ユーザが所有する車両1として4輪車両を用いて説明したが、本発明はこれに限定されない。ユーザが所有する車両としては、例えば2輪車両や3輪車両であってもよい。
上記実施形態では、クーポンとしてオイル交換の割引クーポンを用いて説明したが、例えば、洗車サービス券、用品割引券および点検割引券等であってもよい。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施形態により本発明が限定されるものではない。
1 車両、10 車載端末、20 TCU、30 ユーザ端末、40 サーバ装置(クーポン発行装置)、60 車載ネットワーク、61 ECU、100 オイル交換促進システム、441 潤滑油情報取得部、442 潤滑油情報判定部、443 位置情報取得部、444 交換場所推定部、445 クーポン発行部、446 クーポン配信部
Claims (7)
- 車両に搭載された内燃機関の潤滑油に関する情報を取得する潤滑油情報取得部と、
前記潤滑油情報取得部により取得された潤滑油情報に基づいて、前記潤滑油の交換の必要性を判定する潤滑油交換判定部と、
前記潤滑油交換判定部により前記潤滑油の交換が必要と判定されると、前記車両に搭載された車載端末、該車両を運転するドライバまたは該車両の所有者に向けたクーポンを発行するクーポン発行部と、を備えることを特徴とするクーポン発行装置。 - 請求項1に記載のクーポン発行装置において、
前記クーポン発行部が発行したクーポンを、前記車載端末、前記ドライバが有するドライバ端末または前記所有者が有する所有者端末に配信するクーポン配信部をさらに備えることを特徴とするクーポン発行装置。 - 請求項1または2に記載のクーポン発行装置において、
前記車両の位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記潤滑油情報取得部が取得する前記潤滑油情報と前記位置情報取得部が取得する前記位置情報とに基づいて、前記潤滑油が交換された場所を推定する交換場所推定部と、をさらに備え、
前記クーポン発行部は、前記交換場所推定部が推定する交換場所に基づいて前記クーポンを発行する、ことを特徴とするクーポン発行装置。 - 請求項3に記載のクーポン発行装置において、
前記クーポン発行部は、前記交換場所推定部が推定する交換場所における前記クーポンの使用の可否を判定し、該交換場所が前記クーポンを使用できない場所と判定した場合に、前記車載端末、前記ドライバまたは前記所有者に向けた前記クーポンを発行する、ことを特徴とするクーポン発行装置。 - 請求項4に記載のクーポン発行装置において、
前記クーポン発行部は、前記交換場所が前記クーポンを使用できる場所から所定以上離れている場合に、該交換場所が前記クーポンを使用できない場所と判定する、ことを特徴とするクーポン発行装置。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載のクーポン発行装置において、
前記潤滑油情報取得部は、前記車両に搭載された通信制御ユニットを介して前記潤滑油情報を取得する、ことを特徴とするクーポン発行装置。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載のクーポン発行装置と、
前記車両に搭載され、前記潤滑油情報を取得して前記クーポン発行装置に送信可能な通信制御ユニットと、
前記車両に搭載され、前記クーポン発行装置と通信可能な車載端末、前記車両のドライバが有し、前記クーポン発行装置と通信可能なドライバ端末および所有者が有し、前記クーポン発行装置と通信可能な所有者端末のいずれかと、を備えることを特徴とするオイル交換促進システム。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2019161767A JP2021039634A (ja) | 2019-09-05 | 2019-09-05 | クーポン発行装置およびオイル交換促進システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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Country Status (1)
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022189142A (ja) * | 2021-06-10 | 2022-12-22 | トヨタ自動車株式会社 | 情報処理装置および情報処理方法 |
| WO2023176221A1 (ja) * | 2022-03-15 | 2023-09-21 | 本田技研工業株式会社 | 消耗部品の交換時位置特定システム及び消耗部品の交換時位置特定方法 |
-
2019
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| JP7457050B2 (ja) | 2022-03-15 | 2024-03-27 | 本田技研工業株式会社 | 消耗部品の交換時位置特定システム及び消耗部品の交換時位置特定方法 |
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