JP2021531816A - 骨髄系由来サプレッサー細胞亜集団の検出および単離 - Google Patents
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Abstract
【選択図】図5A
Description
本出願は、2018年8月3日に出願された米国仮特許出願第62/714,512号の利益を主張するものであり、これは全体として引用によって本明細書に組み込まれる。
本明細書に言及される全ての刊行物、特許、および特許出願は、あたかも個々の刊行物、特許、または特許出願が参照によって組み込まれるように具体的かつ個別に示されるかのように、同じ程度まで参照により本明細書に組み込まれる。
生体試料中の骨髄系由来サプレッサー細胞(MDSC)を精製する方法と、生体試料からの骨髄系由来サプレッサー細胞(MDSC)単離された集団を調製する方法とが本明細書に開示される。いくつかの実施形態では、生体試料中のMDSC(またはMDSCの集団)を同定する方法も本明細書に開示され、上記方法は、(i)高レベルの好中球バイオマーカー;(ii)低レベルの単球バイオマーカー;(iii)低レベルのCD16;および、(iv)低レベルのSiglec−9を含む生体試料から細胞を検出する工程を含んでいる。いくつかの実施形態では、好中球バイオマーカーは高レベルのCD15である。いくつかの実施形態では、単球バイオマーカーは低レベルのCD14である。
本明細書に記載された方法で使用するために、キットと製品も提供される。いくつかの実施形態では、キットは、バイアル、チューブなどの1つ以上の容器を収納するために仕切られる担体、包装、または容器を含み、容器の各々は本明細書に記載される方法で使用される別々の要素の1つを含む。適切な容器は、例えば、ボトル、バイアル、注射器、および試験管を含む。容器は、ガラスまたはプラスチックなどの様々な材料から形成される。
本明細書で使用される用語は、特定の事例のみを記載することを目的としており、本発明を制限することを意図していない。以下の用語は、当業者によるこうした用語の理解に加えて、本明細書で使用されるような用語の意味を説明するために議論される。本明細書および添付の請求項において使用されるように、単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈が明確に別段の規定をしていない限り、複数の指示対象を含む。あらゆる随意の要素を除外するために請求項を書くことにさらに留意する。したがって、この記述は、請求項の要素の記載に関連して「もっぱら」、「唯一の」のような排他的な用語の使用、または「否定的」な限定の使用の先行的な根拠としての役割を果たすことを意図している。
健康な個体からの骨髄系由来サプレッサー細胞(MDSC)集団は、(1)全血試料、(2)顆粒球試料、および(3)バフィーコート試料を含む末梢血の調製物から分析された。顆粒球とバフィーコートの試料は、図1で概説したように調製された。図1に示すように、MDSCは通常、バフィーコート層で他の低密度単核細胞と共精製されるが、高密度顆粒球(例えば、好中球および好酸球)は通常、赤血球と一緒の層に沈降する。
代表的な健康な個体と代表的な膵臓癌患者からの骨髄系由来サプレッサー細胞(MDSC)集団は、(1)全血試料、(2)顆粒球試料、および(3)バフィーコート試料を含む末梢血の調製物から分析された。顆粒球とバフィーコートの試料は、実施例1に一般的に記載されるように調製された。
近年、Condamineらは、CD11b+CD14−CD15+/CD66b+多形核(顆粒球型)骨髄系由来サプレッサー細胞(PMN−MDSCs)において、レクチン型酸化LDL受容体−1(LOX−1)が最も過剰に発現している細胞表面タンパク質の1つであること、および、LOX−1が、一般的にLOX−1の発現を欠く好中球とPMN−MDSCsを区別できる可能性があることを報告した。Condamine, et al., Sci. Immunol. Aug. 5, 2016; 1(2):aaf8943を参照。健康な個体と膵臓癌患者の両方におけるCD16+/CD16−MDSC亜集団におけるLOX−1の発現を調べるために、全血、顆粒球、およびバフィーコートの試料からの細胞を、実施例1に記載した抗体(CD3、CD19、CD56、CD123、Siglec−8、CD14、およびCD15)に加えて、LOX−1、CD66b、CD16、およびSiglec−9に対する抗体で染色した。その後、これらの細胞を、実施例1に記載のフローサイトメトリー分析とゲーティングにかけた。次に、CD15高/CD14低MDSCs細胞を、上記のようにCD16低とCD16高のMDSC亜集団を区別するためにゲートした。その後、CD16低/Siglec−9低とCD16高/Siglec−9高のMDSC亜集団をさらに分析することで、これらの細胞におけるCD66bとLOX−1のレベルを特徴付けた。
膵臓癌患者におけるフローサイトメトリーで観察されたCD16低/Sig9低MDSCの数の増加に基づき、健康な患者と膵臓癌患者の別のコホートから末梢血を採取することで、CD16低/Sig9低MDSC亜集団をより正確かつ定量的に決定した。全血試料を、実施例1に記載された抗体(CD3、CD19、CD56、CD123、Siglec−8、CD14、およびCD15)に加えて、CD16、Siglec−3、Siglec−5、およびSiglec−9に対する抗体で染色し、実施例1に記載されるようなフローサイトメトリー分析とゲーティングにかけることで、CD15高/CD14低MDSCを選択した。その後、CD15高/CD14低MDSCを、低レベルのCD16(「CD16低」)を有するMDSC亜集団についてさらにゲートした。
健康な患者または膵臓癌患者のバフィーコート末梢血試料から分離した細胞を、CD3、CD19、CD56、CD123、Siglec−8、CD14、CD15、およびCD16に対する抗体で前述のように染色し、図7で一般的に示されているように、その後の分析のためにFACSで選別した。膵臓癌の多形核細胞(顆粒球)も、実施例1で記載したように一般的に収穫した。健康な個体からのCD4+およびCD8+T細胞を磁気濃縮し、Cell Trace Violetで蛍光標識し、一方向混合リンパ球反応(「MLR」)で使用して、CD15+/CD14−/CD16+(「CD16+」)またはCD15+/CD14−/CD16−(「CD16−」)MのDSCに反応したCD8+またはCD4+T細胞増殖を測定した。
異なるMDSC亜集団(CD15+/CD14−/CD16−(「CD16+」)またはCD15+/CD14−/CD16−(「CD16−」)MDSCなど)は、(例えば、癌患者からの)バフィーコート末梢血試料から単離され、図7に一般的に示されているように、その後の分析のためにFACS選別される。単離されたMDSC細胞亜集団に存在する核酸は、MDSCに影響を受けた癌の検出と治療に有用なバイオマーカーを同定するために、次世代シーケンシング(例えば、変化したmRNA転写物を同定するための全トランスクリプトームRNAシーケンシング、または、例えば、SNP、CNV、および/またはDNA再配列事象を同定するための全ゲノム/エクソームシーケンシング)にかけられる。次世代シーケンシングによって発見された潜在的な新規バイオマーカーはその後、(例えば、フローサイトメトリーによって)本明細書に一般的に記載されているように検証される。
膵臓腺癌に罹患している60歳の男性が、ゲムシタビンを含む癌の化学療法を開始する。化学療法を開始する前に、第1の血液試料が採取され、本明細書で以前に記載したように、CD15+/CD14−/Siglec−9−/CD16−MDSCsの量が決定される。4週間の化学療法後、第2の血液試料が採取され、CD15+/CD14−/Siglec−9−/CD16−MDSCsの量が測定決定される。第1の血液試料から第2の血液試料へのCD15+/CD14−/Siglec−9−/CD16−MDSCsの量または相対的な割合の増加は、ゲムシタビンが有効でないことを示す。これを受けて、化学療法剤は、ゲムシタビンから、5−FU/ロイコボリン、イリノテカン、およびオキシリプラチンを含む薬物のカクテルに変更される。
Claims (152)
- 生体試料中の骨髄系由来サプレッサー細胞(MDSC)の集団を同定する方法であって、前記方法は、(i)高レベルの好中球バイオマーカー;(ii)低レベルの単球バイオマーカー;(iii)低レベルのCD16;および、(iv)低レベルのSiglec−9を含む生体試料から細胞を検出する工程を含む、方法。
- 低レベルのSiglec−5を含む細胞を検出する工程をさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 高レベルのCD33(Siglec−3)を含む細胞を検出する工程をさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 低レベルのSiglec−5と高レベルのCD33(Siglec−3)を含む細胞を検出する工程をさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 好中球バイオマーカーはCD15を含む、請求項1−4のいずれか1つに記載の方法。
- 単球バイオマーカーはCD14を含む、請求項1−5のいずれか1つに記載の方法。
- 低レベルの好酸球バイオマーカーを含む細胞を検出する工程をさらに含み、好酸球バイオマーカーはSiglec−8である、請求項1−6のいずれか1つに記載の方法。
- 低レベルの好塩基球バイオマーカーを含む細胞を検出する工程をさらに含み、好塩基球バイオマーカーはCD123である、請求項1−7のいずれか1つに記載の方法。
- 低レベルのリンパ球バイオマーカーを含む細胞を検出する工程をさらに含む、請求項1−8のいずれか1つに記載の方法。
- リンパ球バイオマーカーは、CD3、CD19、CD56、またはこれらの組み合わせを含む、請求項9に記載の方法。
- 高レベルとは発現の閾値レベルよりも上の発現のレベルであり、低レベルとは発現の閾値レベルよりも下の発現のレベルである、請求項1−10のいずれか1つに記載の方法。
- 生体試料は血液試料である、請求項1−11のいずれか1つに記載の方法。
- 生体試料は全血またはバフィーコートである、請求項12に記載の方法。
- 生体試料は組織試料である、請求項1−11のいずれか1つに記載の方法。
- MDSCの集団は抗体またはその抗原結合フラグメントを使用して検出される、請求項1−14のいずれか1つに記載の方法。
- MDSCの集団はフローサイトメトリーを使用して検出される、請求項1−15のいずれか1つに記載の方法。
- MDSCの集団は酵素結合免疫吸着測定法(ELISA)を使用して検出される、請求項1−15のいずれか1つに記載の方法。
- MDSCの集団は細胞表面バイオマーカーの単細胞解析を使用して検出される、請求項1−16のいずれか1つに記載の方法。
- MDSCの集団は単細胞RNA配列決定を使用して検出される、請求項1−14のいずれか1つに記載の方法。
- MDSCの集団の正の同定は癌の存在を示す、請求項1−19のいずれか1つに記載の方法。
- 癌は固形腫瘍である、請求項20に記載の方法。
- 癌は膵臓癌である、請求項20または21に記載の方法。
- 癌は肺癌である、請求項20または21に記載の方法。
- 癌は結腸癌である、請求項20または21に記載の方法。
- 癌は乳癌である、請求項20または21に記載の方法。
- 癌は胃癌である、請求項20または21に記載の方法。
- 癌は食道癌である、請求項20または21に記載の方法。
- 癌は卵巣癌である、請求項20または21に記載の方法。
- 癌は子宮癌である、請求項20または21に記載の方法。
- 癌は前立腺癌である、請求項20または21に記載の方法。
- 癌は膀胱癌である、請求項20または21に記載の方法。
- 癌は肝臓癌である、請求項20または21に記載の方法。
- 癌は胆管細胞癌である、請求項20または21に記載の方法。
- 癌は神経内分泌腫瘍である、請求項20または21に記載の方法。
- 癌は消化管間質腫瘍である、請求項20または21に記載の方法。
- 癌は肉腫である、請求項20または21に記載の方法。
- 癌は脳癌である、請求項20または21に記載の方法。
- 癌は皮膚癌である、請求項20または21に記載の方法。
- 癌は黒色腫である、請求項20または21に記載の方法。
- 癌は液性腫瘍である、請求項20に記載の方法。
- 癌は多発性骨髄腫である、請求項20または40に記載の方法。
- 癌は急性骨髄性白血病である、請求項20または40に記載の方法。
- 癌は急性リンパ性白血病である、請求項20または40に記載の方法。
- 癌は慢性骨髄性白血病である、請求項20または40に記載の方法。
- 癌は慢性リンパ性白血病である、請求項20または40に記載の方法。
- 生体試料は、癌を発症させるリスクの高い個体に由来する、請求項1−45のいずれか1つに記載の方法。
- 生体試料は、癌を以前有していた個体に由来し、骨髄系由来サプレッサー細胞の正の同定は癌の再発を示す、請求項1−45のいずれか1つに記載の方法。
- 生体試料は癌と診断された個体に由来する、請求項1−45のいずれか1つに記載の方法。
- 個体は積極的な監視または積極的な治療を受けている、請求項45−48のいずれか1つに記載の方法。
- 生体試料から骨髄系由来サプレッサー細胞(MDSC)の精製された集団を調製する方法であって、前記方法は、(i)高レベルの好中球バイオマーカー;(ii)低レベルの単球バイオマーカー;(iii)低レベルのCD16;および、(iv)低レベルのSiglec−9を含むMDSCの集団を単離する工程を含む、方法。
- MDSCの集団はさらに、低レベルのSiglec−5を含む、請求項50に記載の方法。
- MDSCの集団はさらに、高レベルのCD33(Siglec−3)を含む、請求項50に記載の方法。
- MDSCの集団はさらに、低レベルのSiglec−5と高レベルのCD33(Siglec−3)を含む、請求項50に記載の方法。
- 好中球バイオマーカーはCD15を含む、請求項50−53のいずれか1つに記載の方法。
- 単球バイオマーカーはCD14を含む、請求項50−54のいずれか1つに記載の方法。
- MDSCの集団はさらに、低レベルの好酸球バイオマーカーを含み、好酸球バイオマーカーは、Siglec−8である、請求項50−55のいずれか1つに記載の方法。
- MDSCの集団はさらに、低レベルの好塩基球バイオマーカーを含み、好塩基球バイオマーカーはCD123である、請求項50−56のいずれか1つに記載の方法。
- MDSCの集団はさらに、低レベルのリンパ球バイオマーカーを含む、請求項50−57のいずれか1つに記載の方法。
- リンパ球バイオマーカーは、CD3、CD19、CD56、またはこれらの組み合わせを含む、請求項58に記載の方法。
- 高レベルとは発現の閾値レベルよりも上の発現のレベルであり、低レベルとは発現の閾値レベルよりも下の発現のレベルである、請求項50−59のいずれか1つに記載の方法。
- 生体試料は血液試料である、請求項50−60のいずれか1つに記載の方法。
- 生体試料は全血またはバフィーコートである、請求項61に記載の方法。
- 生体試料は組織試料である、請求項50−60のいずれか1つに記載の方法。
- MDSCの集団は蛍光活性化細胞選別(FACS)を使用して単離される、請求項50−63のいずれか1つに記載の方法。
- 請求項50−65のいずれか1つの方法によって得られた、精製された骨髄系由来サプレッサー細胞。
- 好中球バイオマーカーを検出することができる薬剤、単球バイオマーカーを検出することができる薬剤、CD16を検出することができる薬剤、およびSiglec−9を検出することができる薬剤を含む、キット。
- Siglec−5を検出することができる薬剤をさらに含む、請求項66に記載のキット。
- CD33(Siglec−3)を検出することができる薬剤をさらに含む、請求項66に記載のキット。
- Siglec−5とCD33(Siglec−3)を検出することができる薬剤をさらに含む、請求項66に記載のキット。
- 好中球バイオマーカーを検出することができる薬剤は、CD15に結合する抗体またはその抗原結合フラグメントを含む、請求項66−69のいずれか1つに記載に記載のキット。
- 単球バイオマーカーを検出することができる薬剤は、CD14に結合する抗体またはその抗原結合フラグメントを含む、請求項66−70のいずれか1つに記載に記載のキット。
- CD16を検出することができる薬剤は、CD16に結合する抗体またはその抗原結合フラグメントを含む、請求項66−71のいずれか1つに記載に記載のキット。
- Siglec−9を検出することができる薬剤は、Siglec−9に結合する抗体またはその抗原結合フラグメントを含む、請求項66−72のいずれか1つに記載に記載のキット。
- Siglec−5を検出することができる薬剤は、Siglec−5に結合する抗体またはその抗原結合フラグメントを含む、請求項67、または69−73のいずれか1つに記載に記載のキット。
- CD33(Siglec−3)を検出することができる薬剤は、CD33(Siglec−3)に結合する抗体またはその抗原結合フラグメントを含む、請求項68−74のいずれか1つに記載に記載のキット。
- Siglec−5を検出することができる薬剤は、Siglec−5に結合する抗体またはその抗原結合フラグメントを含み、CD33(Siglec−3)を検出することができる薬剤は、CD33(Siglec−3)に結合する抗体またはその抗原結合フラグメントを含む、請求項69−73のいずれか1つに記載に記載のキット。
- 好酸球バイオマーカーを検出することができる薬剤をさらに含み、好酸球バイオマーカーは、Siglec−8である、請求項66−76のいずれか1つに記載のキット。
- 好酸球バイオマーカーを検出することができる薬剤は、Siglec−8に結合する抗体またはその抗原結合フラグメントを含む、請求項77に記載に記載のキット。
- 好塩基球バイオマーカーを検出することができる薬剤をさらに含み、好塩基球バイオマーカーはCD123である、請求項66−78のいずれか1つに記載のキット。
- 好塩基球バイオマーカーを検出することができる薬剤は、CD123に結合する抗体またはその抗原結合フラグメントを含む、請求項79に記載のキット。
- リンパ球バイオマーカーを検出することができる薬剤をさらに含む、請求項66−80のいずれか1つに記載のキット。
- リンパ球バイオマーカーを検出することができる薬剤は、CD3、CD19、CD56、またはこれらの組み合わせに結合する1つ以上の抗体またはその抗原結合フラグメントを含む、請求項81に記載に記載のキット。
- 患者の癌を処置する方法であって、前記方法は、
患者に抗癌治療を投与する工程を含み、
ここで、患者からの生体試料は、(i)高レベルの好中球バイオマーカー;(ii)低レベルの単球バイオマーカー;(iii)低レベルのCD16;および、(iv)低レベルのSiglec−9を含む骨髄系由来サプレッサー細胞(MDSC)の集団を含むものと同定されている、方法。 - MDSCの集団はさらに、低レベルのSiglec−5を含む、請求項83に記載の方法。
- MDSCの集団はさらに、高レベルのCD33(Siglec−3)を含む、請求項83または84に記載の方法。
- 好中球バイオマーカーはCD15を含む、請求項83−85のいずれか1つに記載の方法。
- 単球バイオマーカーはCD14を含む、請求項83−86のいずれか1つに記載の方法。
- MDSCの集団はさらに、低レベルの好酸球バイオマーカーを含み、好酸球バイオマーカーは、Siglec−8である、請求項83−87のいずれか1つに記載の方法。
- MDSCの集団はさらに、低レベルの好塩基球バイオマーカーを含み、好塩基球バイオマーカーはCD123である、請求項83−88のいずれか1つに記載の方法。
- MDSCの集団はさらに、低レベルのリンパ球バイオマーカーを含む、請求項83−89のいずれか1つに記載の方法。
- リンパ球バイオマーカーは、CD3、CD19、CD56、またはこれらの組み合わせを含む、請求項90に記載の方法。
- 高レベルとは発現の閾値レベルよりも上の発現のレベルであり、低レベルとは発現の閾値レベルよりも下の発現のレベルである、請求項83−91のいずれか1つに記載の方法。
- 生体試料は血液試料である、請求項83−92のいずれか1つに記載の方法。
- 生体試料は全血またはバフィーコートである、請求項93に記載の方法。
- 生体試料は組織試料である、請求項83−92のいずれか1つに記載の方法。
- 患者の生体試料からのMDSCの集団を同定する工程をさらに含む、請求項83−95のいずれか1つに記載の方法。
- MDSCの集団を同定する工程は、抗体またはその抗原結合フラグメントを使用して検出することを含む、請求項96に記載の方法。
- MDSCの集団を同定する工程は、フローサイトメトリーを使用して検出することを含む、請求項96または97に記載の方法。
- MDSCの集団を同定する工程は、酵素結合免疫吸着測定法(ELISA)を使用して検出することを含む、請求項96または97に記載の方法。
- MDSCの集団を同定する工程は、細胞表面バイオマーカーの単細胞解析を使用して検出することを含む、請求項96−98のいずれか1つに記載の方法。
- MDSCの集団を同定する工程は、単細胞RNA配列決定を使用して検出することを含む、請求項96に記載の方法。
- MDSCの集団の正の同定は癌の存在を示す、請求項96−101のいずれか1つに記載の方法。
- 患者は、癌を発症させるリスクが高い、請求項83−102のいずれか1つに記載の方法。
- 患者は、癌を以前有していたことがあり、骨髄系由来サプレッサー細胞の正の同定は癌の再発を示す、請求項96−101のいずれか1つに記載の方法。
- 患者は癌と診断されている、請求項83−101のいずれか1つに記載の方法。
- 患者は積極的な監視または積極的な治療を受けている、請求項83−105のいずれか1つに記載の方法。
- 癌は固形腫瘍である、請求項83−106からのいずれか1つに記載の方法。
- 癌は膵臓癌である、請求項83−107のいずれか1つに記載の方法。
- 癌は肺癌である、請求項83−107のいずれか1つに記載の方法。
- 癌は結腸癌である、請求項83−107のいずれか1つに記載の方法。
- 癌は乳癌である、請求項83−107のいずれか1つに記載の方法。
- 癌は胃癌である、請求項83−107のいずれか1つに記載の方法。
- 癌は食道癌である、請求項83−107のいずれか1つに記載の方法。
- 癌は卵巣癌である、請求項83−107のいずれか1つに記載の方法。
- 癌は子宮癌である、請求項83−107のいずれか1つに記載の方法。
- 癌は前立腺癌である、請求項83−107のいずれか1つに記載の方法。
- 癌は膀胱癌である、請求項83−107のいずれか1つに記載の方法。
- 癌は肝臓癌である、請求項83−107のいずれか1つに記載の方法。
- 癌は胆管細胞癌である、請求項83−107のいずれか1つに記載の方法。
- 癌は神経内分泌腫瘍である、請求項83−107のいずれか1つに記載の方法。
- 癌は消化管間質腫瘍である、請求項83−107のいずれか1つに記載の方法。
- 癌は肉腫である、請求項83−107のいずれか1つに記載の方法。
- 癌は脳癌である、請求項83−107のいずれか1つに記載の方法。
- 癌は皮膚癌である、請求項83−107のいずれか1つに記載の方法。
- 癌は黒色腫である、請求項83−107のいずれか1つに記載の方法。
- 癌は液性腫瘍である、請求項83−106のいずれか1つに記載の方法。
- 癌は多発性骨髄腫である、請求項83−106のいずれか1つに記載の方法。
- 癌は急性骨髄性白血病である、請求項83−106のいずれか1つに記載の方法。
- 癌は急性リンパ性白血病である、請求項83−106のいずれか1つに記載の方法。
- 癌は慢性骨髄性白血病である、請求項83−106のいずれか1つに記載の方法。
- 癌は慢性リンパ性白血病である、請求項83−106のいずれか1つに記載の方法。
- 癌は膵臓癌である、請求項82−107のいずれか1つに記載の方法。
- 抗癌治療は第2の抗癌治療の代わりに投与される、請求項83−103のいずれか1つに記載の方法。
- 抗癌治療は第2の抗癌治療に加えて投与される、請求項83−103のいずれか1つに記載の方法。
- 第2の抗癌治療はあらかじめ患者に投与されている、請求項133または134に記載の方法。
- 抗癌治療はあらかじめ患者に投与されている、請求項83−135のいずれか1つに記載の方法。
- 患者の第2の生体試料はMDSCの集団を含むものとして同定されている、請求項83−136のいずれか1つに記載の方法。
- 生体試料と第2の生体試料との間のMDSCの集団のサイズの比較に基づいて、患者に投与された抗癌治療の量を変える工程をさらに含む、請求項137に記載の方法。
- 生体試料と第2の生体試料との間のMDSCの集団のサイズの比較に基づいて、患者に投与された抗癌治療を変更する工程をさらに含む、請求項137に記載の方法。
- 抗癌治療は化学療法である、請求項83−139のいずれか1つに記載の方法。
- 抗癌治療は免疫療法である、請求項83−139のいずれか1つに記載の方法。
- 抗癌治療はホルモン療法である、請求項83−139のいずれか1つに記載の方法。
- 抗癌治療は幹細胞移植である、請求項83−139のいずれか1つに記載の方法。
- 抗癌治療は放射線療法である、請求項83−139のいずれか1つに記載の方法。
- 抗癌治療は手術である、請求項83−139のいずれか1つに記載の方法。
- 抗癌治療は小分子薬物である、請求項83−139のいずれか1つに記載の方法。
- 抗癌治療は抗体またはその抗原結合フラグメントである、請求項83−139のいずれか1つに記載の方法。
- 抗癌治療はチェックポイント阻害剤である、請求項83−139のいずれか1つに記載の方法。
- 抗癌治療はキナーゼ阻害剤である、請求項83−139のいずれか1つに記載の方法。
- 抗癌治療は遺伝子編集治療である、請求項83−139のいずれか1つに記載の方法。
- 抗癌治療は細胞療法である、請求項83−139のいずれか1つに記載の方法。
- 細胞療法は、キメラ抗原受容体(CAR)−T細胞療法またはトランスジェニックT細胞受容体(tg−TCR)T細胞療法である、請求項151に記載の方法。
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