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JP2022121909A - 情報管理システム、情報送信装置、および情報送信プログラム - Google Patents

情報管理システム、情報送信装置、および情報送信プログラム Download PDF

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JP2022121909A JP2021018894A JP2021018894A JP2022121909A JP 2022121909 A JP2022121909 A JP 2022121909A JP 2021018894 A JP2021018894 A JP 2021018894A JP 2021018894 A JP2021018894 A JP 2021018894A JP 2022121909 A JP2022121909 A JP 2022121909A
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凌大 山本
Takahiro Yamamoto
英記 榊原
Hideki Sakakibara
浩司 土川
Koji Tsuchikawa
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Hoshizaki Corp
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Abstract

【課題】簡単な構成でより確実にデータを記録することができる情報管理システムの提供【解決手段】複数の測定装置12が測定する測定データを管理するための管理サーバ50と、複数の測定装置12のそれぞれと管理サーバ50とに対して通信可能な情報送信装置20と、を含む情報管理システム1であって、情報送信装置20は、複数の測定装置12のそれぞれから測定データを含む管理情報を取得する取得部22と、取得部22が複数の測定装置12のそれぞれから取得した管理情報を記憶する記憶部23と、取得部22が複数の測定装置12のそれぞれから管理情報を取得した後に、記憶部23に記憶された管理情報を管理サーバに送信する送信部24と、を備え、取得部22は、所定の周期で、複数の測定装置12のそれぞれに対し、順次、管理情報の送信を要求するとともに記憶部23に送る構成を備える。【選択図】図3

Description

ここに開示される技術は、情報管理システム、情報送信装置、および情報送信プログラムに関する。
従来より、食品の製造、加工、調理、および販売等に際し、HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)に沿った衛生管理の実施について義務化が進められている。HACCPでは、工程ごとに原材料由来や工程中に発生し得る危害要因と、この危害要因を除去・低減するための重要管理点(CCP)と、を設定し、重要管理点が正しく管理されているかを適切な頻度で確認し、記録することが求められる。重要管理点の一例として、典型的には、冷蔵庫や冷凍庫の庫内温度が挙げられる。
HACCPの導入の対象は、食品を取り扱う全ての事業者であり、重要管理点は事業分野ごとに異なり得るが、重要管理点を適切な頻度で、自動的にかつ確実に記録するシステムの提供が求められる。HACCP対応の衛生管理システムとして、例えば、特許文献1に記載の衛生管理システムが挙げられる。この衛生管理システムは、食品の危害管理の重要管理点である温度等に係る測定データを情報送信装置が複数の測定装置から取得し、管理サーバに送信して管理することで、センサノード等の高価な専用機器を用いる必要がない構成とされている。
特開2020-017174号公報
ところで、インターネットなどで使用される通信プロトコルのなかには、通信を確立してからデータを送信するコネクション型と、通信の確立を行わずにデータを送信するコネクションレス型の通信プロトコルとが知られている。信頼性の求められるデータ通信にはコネクション型の通信プロトコルが採用されるものの、コネクション型の通信であっても何らかの通信障害が生じたときに、送信情報の破損や損失が生じ得るという課題がある。この通信障害によるデータの破損・損失の問題は、不特性多数の人が利用する施設における衛生管理システムや、多数の重要管理点についての測定および記録を行う衛生管理システムにおいて、特に顕著となり得る。
ここに開示される技術は、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、簡単な構成でより確実にデータを記録することができる情報管理システムを提供することを目的とする。またここに開示される技術は、簡単な構成でより確実にデータを送信することができる情報送信装置を提供する。さらに他の側面において、ここに開示される技術は、コンピュータをこの情報送信装置として機能させる情報送信プログラムとを提供する。
本技術は、複数の測定装置が測定する測定データを管理するため管理サーバと、複数の前記測定装置のそれぞれと前記管理サーバとに対して通信可能な情報送信装置と、を含む情報管理システムを提供する。ここで、前記情報送信装置は、複数の前記測定装置のそれぞれから前記測定データを含む管理情報を取得する取得部と、前記取得部が複数の前記測定装置のそれぞれから取得した前記管理情報を記憶する記憶部と、前記取得部が複数の前記測定装置のそれぞれから前記管理情報を取得した後に、前記記憶部に記憶された前記管理情報を前記管理サーバに送信する送信部と、を備える。前記取得部は、所定の周期で、複数の前記測定装置のそれぞれに対し、順次、前記管理情報の送信を要求する構成を備えている。
上記構成によると、測定装置と管理サーバとの間に情報送信装置が備えられており、測定装置が測定する測定データを含む管理情報を、それぞれの測定装置から異なるタイミングで取得して送信するようになっている。これにより、人手による記録作業を増やさずに、管理情報を正確に記録を保存することができる。より詳細には、複数の測定装置から管理情報を受け取るに際し、複数の測定装置から同時に情報送信装置に管理情報が送られる事態を避けることができ、例えば通信干渉に起因する管理情報の破損や損失等を抑制することができる。また、管理情報は、測定装置から管理サーバに送られる間に、情報送信装置において一旦記憶される。そのため、万一、いずれかのタイミングで通信障害が生じて管理情報が破損または損失したとき、情報送信装置に管理情報が保存されているか否かで、通信障害の原因となった箇所が、測定装置と情報送信装置との間の区間であるか、情報送信装置と管理サーバとの間の区間であるか、を判別することができる。これにより異常を確認することができ、通信障害の対策を検討したり、対策を施すことができるために有用である。また、通信障害の原因となった箇所が情報送信装置と管理サーバとの間の区間である場合は、情報送信装置に記憶されている管理情報をバックアップとして利用することができ、管理サーバにおいて管理するデータの全体的な欠損を抑制することができる。
本技術の好適な一態様において、複数の前記測定装置のうちの少なくとも一つは、温度管理庫に具備され、前記温度管理庫の庫内温度を計測する温度計測器である。上記構成によると、例えば温度管理庫に予め備えられた温度計測器が随時計測する庫内温度データについて、この庫内温度データを含む管理情報を適切な頻度で、従来よりも簡便かつ確実に管理サーバに送信し、記録することができる。したがって、このような情報管理システムは、例えば、HACCPに沿った衛生管理に適用すると、その利点が明瞭に発揮されるために好ましい。
本技術の好適な一態様において、複数の前記測定装置のうちの少なくとも一つは、前記温度管理庫に付加的に設置された温度計測器である。上記構成によると、例えば温度管理庫に予め備えられた温度計測器の他に、付加的に備えられた温度計測器によって計測される温度データについても、適切な頻度で、従来よりも簡便かつ確実に管理サーバに送信し、記録することができる。したがって、このような情報管理システムは、例えば、国際医療機能評価機関によるJCI(Joint Commission International)認証を取得している医療機関における医薬品等の温度管理に適用すると、その利点が明瞭に発揮されるために好ましい。
本技術の好適な一態様において、前記情報送信装置は、複数の前記測定装置のそれぞれに接続され、接続された前記測定装置が測定する前記管理情報を取得することができる複数の無線子機と、複数の前記無線子機のそれぞれとの間で無線通信を行うことができる無線親機と、をさらに含み、前記取得部は、異なるタイミングで複数の前記無線子機のそれぞれが前記管理情報の取得と無線親機への送信とを実行するように、前記無線親機に対して指示する構成を備えている。上記構成において、情報送信装置は、一度に複数の無線親機と無線子機とを通信させることも可能である。しかしながら、無線通信は有線通信とは異なり必然的に伝送媒体が共通化されるため、干渉が起きやすく、無線親機と無線子機の接続が途切れたり動作が鈍ったりする虞がある。また、同じ周波数チャネルにおいて同じタイミングで送信される情報(例えば、パケット)が衝突すると、情報の破損または損失が生じ得る。したがって、管理情報の取得に際して無線通信を行う情報送信装置に対して本技術を適用すると、上記の利点がいかんなく発揮されるために好ましい。
本技術の好適な一態様において、前記情報送信装置は、前記取得部が複数の前記測定装置のそれぞれから取得した前記管理情報に含まれる前記測定データが、前記測定装置が測定するデータとして妥当と考えられる所定の正常範囲内にあるかどうかを判断し、前記測定データが前記正常範囲内にない異常データであるときは、前記取得部に対して、前記異常データの取得先である前記測定装置から、前記測定データを含む前記管理情報を再度取得させるリトライ部、を備えている。データの送受信に際しては、何らかの影響で通信が一時的に不安定になることがあり、測定データが真値とは異なる値として送受信される場合があり得る。上記構成によると、情報送信装置は、測定装置から取得した測定データが妥当でない異常データと考えられる場合、その測定装置からの測定データの取得をリトライするため、異常データが不安定な通信等によって一時的に異常データとなった場合は、正常なデータを取得しなおすことができる。また、リトライにより再度異常データを取得した場合は、その異常データの信頼性を高めることができる。これにより、従来よりも信頼性の高いデータの確認と記録とを行うことができる。かかる構成は、情報送信装置がワイヤレス干渉の生じ易い無線通信を行うシステムに適用すると、特に効果的に機能するために好適である。
本技術の好適な一態様において、前記記憶部は、複数の前記測定装置から取得される前記管理情報を1年分以上記録可能な容量を備えている。このような構成によると、情報送信装置を管理サーバのバックアップとして利用することができ、管理情報をより一層確実に記録し、保管することができる。また、管理情報が1年分以上確実に保管されることで、季節の変化を考慮した管理情報の分析を行うことができる。さらに、記憶部の容量を、例えば、当該管理情報の記録等について規定する法律によって義務付けられている保存期間、あるいは、推奨されている保存期間の管理情報を記録可能な程度とすることで、必要な保存期間についての管理情報を情報送信装置においてバックアップとして保管することができる。
本技術の好適な一態様において、前記送信部は、前記取得部が複数の前記測定装置から前記管理情報の取得を開始してから、複数の前記測定装置の全てから前記管理情報の取得を完了するまでの所定の情報取得時間だけ遅れた前記所定の周期で、前記記憶部に記憶された複数の前記管理情報をひとつの情報のかたまりとして前記管理サーバに送信する構成を備えている。上記構成によると、情報送信装置から管理サーバに複数の管理情報をまとめて送信することができ、管理情報のそれぞれにヘッダー情報を付与する必要がなく、全体として送信すべき管理情報の量を削減することができる。その結果、通信に要する時間(延いては通信料)と電力とを削減することができ、より低コストな情報通信が可能とされる。
本技術の好適な一態様において、前記管理サーバは、前記送信部から前記管理情報を受け取ると、前記送信部に対して前記管理情報の受領を伝える応答パケットを送信するように構成されており、前記送信部は、前記管理サーバに対して前記管理情報を送信したのち、一定期間内に前記管理サーバから前記応答パケットを受領しないときは、通信異常が起きたことを示すエラーログを前記管理サーバに送信する構成を備えている。上記構成によると、管理サーバが管理する管理情報に欠損があるとき、この管理情報の欠損が、測定装置と情報送信装置との間の通信異常に起因するものか、情報送信装置と管理サーバとの間の通信異常に起因するものか、を確実に判断することができる。これにより、その後の通信異常の抑制のための適切な対策をとることができる。
本技術の好適な一態様において、前記管理サーバは、前記管理サーバは、前記所定の周期に従って前記情報送信装置から前記管理情報が送られてこないときは、前記情報送信装置に対して、前記管理情報を送ることを要求する要求コマンドを送信する構成を備えている。上記構成によると、一時的なネットワーク異常によって情報送信装置からの管理情報の送信が遅延しているときは、要求コマンドに応じるかたちで情報送信装置から管理情報が送信されるためにデータ欠損を防止することができる。一方で、一時的ではないネットワーク障害(例えば、通信異常)によって情報送信装置からの管理情報の送信が遅延しているときはデータ欠損が生じるものの、データ欠損の原因がネットワーク障害によるものであることを確認することができる。これにより、データの欠損を抑制し、より確実に管理情報を記録することができる。
本技術の好適な一態様において、前記管理サーバは、前記情報送信装置に対して前記要求コマンドを送信したのち、前記情報送信装置から前記管理情報が送られてこないときは、通信異常と判断して通信エラーを発報する構成を備えている。管理サーバと情報送信装置との間の情報の送受信に際しては、管理サーバから情報送信装置に対して都度情報の送信を要求する構成とすることが知られている。これに対し、上記構成によると、一時的なネットワーク異常または通信異常が予想されるときのみ管理サーバから情報送信装置に対して管理情報の送信を要求すればよい。これにより、通信料と通信に要する電力とを削減することができ、より低コストな情報通信が可能とされる。
また他の側面において、本技術は、上記のいずれかの情報管理システムに用いられる前記情報送信装置を提供する。この情報送信装置は、複数の測定装置が測定する測定データを管理するための管理サーバと、複数の前記測定装置のそれぞれと前記管理サーバとに対して通信可能な情報送信装置と、を含む情報管理システムに用いられる前記情報送信装置であって、複数の前記測定装置のそれぞれから前記測定データを含む管理情報を取得する取得部と、前記取得部が複数の前記測定装置のそれぞれから取得した前記管理情報を記憶する記憶部と、前記取得部が複数の前記測定装置のそれぞれから前記管理情報を取得した後に、前記記憶部に記憶された前記管理情報を前記管理サーバに送信する送信部と、を備え、前記取得部は、所定の周期で、複数の前記測定装置のそれぞれに対し、順次、前記管理情報の送信を要求するとともに前記記憶部に送る構成を備えている。
さらに本技術は、コンピュータを、上記情報送信装置として機能させる、情報送信プログラムをも提供する。この情報送信プログラムは、コンピュータを、複数の測定装置が測定する測定データを管理するための管理サーバと、複数の前記測定装置のそれぞれと前記管理サーバとに対して通信可能な情報送信装置と、を含む情報管理システムに用いられる前記情報送信装置における、複数の前記測定装置のそれぞれから前記測定データを含む管理情報を取得する取得手段と、前記取得手段が複数の前記測定装置のそれぞれから取得した前記管理情報を記憶する記憶手段と、前記取得手段が複数の前記測定装置のそれぞれから前記管理情報を取得した後に、前記記憶手段に記憶された前記管理情報を前記管理サーバに送信する送信手段であって、所定の周期で、複数の前記測定装置のそれぞれに対し、順次、前記管理情報の送信を要求するとともに前記記憶手段に送る送信手段、として機能させる。
ここに開示される技術によると、簡単な構成でより確実にデータを記録することができる情報管理システムが提供される。またここに開示される技術によると、簡単な構成でより確実にデータを送信することができるデータ送信装置と、その情報送信プログラムとが提供される。
一実施形態に係る情報管理システムの構成を模式的に示す図 一実施形態に係る情報管理システムの要部の構成例を示すブロック図 一実施形態に係る情報送信装置の管理情報の送受信について例示するフロー図 一実施形態に係る情報管理システムにおける測定データの妥当性を判断するフロー図 他の実施形態に係る情報管理システムの構成を模式的に示す図 他の実施形態に係る情報管理システムの要部の構成例を示すブロック図 他の実施形態に係る情報管理システムにおける管理サーバの処理フロー図 他の実施形態に係る情報送信装置の管理情報の送受信について例示するフロー図
≪実施形態1≫
ここに開示される技術について、図1から図4を適宜参照しつつ説明する。図1は、一実施形態に係る情報管理システム1の全体構成を示す図である。本実施形態の情報管理システム1は、監視の対象である温度監視対象装置10の温度情報に関するデータを、インターネットを経由して、離れたところ(ここではクラウド上)に設けられた温度データ管理サーバ50(管理サーバの一例)に保存(記録)するためのシステムである。なお、以下の図面において、複数の同一部材については、一の部材に符号を付して、他の部材の符号は省略することがある。
情報管理システム1は、温度監視対象装置10と、情報送信装置20(情報送信装置の一例)と、管理サーバ50と、を備える。この情報管理システム1は、例えば、所定の通信機能を備える情報処理装置40によって管理サーバ50にアクセスできる構成を備えている。なお、情報送信装置20と管理サーバ50とにおける通信は、2とおりの通信プロトコルのいずれかに基づいて実行することができ、例えば、送信したいデータの種類に応じて適切な通信プロトコルを選択して使用することができる。なお、2とおりの通信プロトコルのうち、第1の通信プロコトルは、送信先にデータが到達することを保証しないプロトコルである。第1の通信プロトコルは、例えば、UDP(User Datagram Protocol)である。また、第2の通信プロトコルは、送信先にデータが到達することを保証するプロトコルである。第2の通信プロトコルは、例えば、TCP(Transmission Control Protocol)である。以下、各要素について説明する。
本実施形態における温度監視対象装置10は、ホテル等の厨房に設置された複数の冷却貯蔵庫(温度管理庫の一例。例えば、冷蔵庫や冷凍庫。)である。冷却貯蔵庫は、詳細には図示しないものの、大まかには、断熱構造を有しその内部に貯蔵庫を備える断熱箱体と、この貯蔵庫を冷却するための冷却装置と、冷却装置の駆動を制御する制御装置と、を備えている。冷却装置は、既知の冷却サイクルによって貯蔵庫内の空気を冷却できるように構成されている。制御装置は、貯蔵庫の庫内温度を計測することができる温度測定装置12(測定装置の一例)と通信可能に構成されており、この温度測定装置12が測定する庫内温度が、所定の冷却設定温度となるように、冷却装置の駆動を制御する構成を備えている。温度測定装置12は、例えば、1つの貯蔵庫に1つずつ備えられているとよい。なお、図1にしめすように、本実施形態では、簡便のために、1つの温度監視対象装置10に1つの温度測定装置12が備えられている場合について示しているが、1つの温度監視対象装置10に備えられる温度測定装置12の数はこれに限定されない。また、情報管理システム1が、2台以上の温度監視対象装置10を含む場合について示しているが、温度監視対象装置10の数はこれに限定されず、3台または4台以上(例えば、5台以上、20台以下、例えば10台等)であってよい。また、複数の冷却貯蔵庫について予め設定される冷却温度は、同一の温度であってもよいし、それぞれが独立して異なる温度であってもよい。
管理サーバ50は、温度監視対象装置10が測定する温度測定データを含む管理情報を記録して管理する要素であり、サーバ記憶部51を備える限りその構成は厳密には限定されない。本実施形態の管理サーバ50は、例えば、図2に示すように、各種情報等を送受信するインターフェイス(I/F)と、制御プログラムの命令を実行する中央演算処理装置(central processing unit:CPU)と、CPUが実行するプログラムを格納したROM(read only memory)と、プログラムを展開するワーキングエリアとして使用されるRAM(random access memory)と、管理情報等の各種の情報を記憶するサーバ記憶部51と、計時機能を有する第2計時装置C2等を有するコンピュータを主体として構成されている。サーバ記憶部51は、不揮発性メモリによって構成されており、その記憶内容はたとえ管理サーバ50の電源がオフとされても保持される。サーバ記憶部51は、例えばHDD(Hard Disk Drive)であってよい。また、管理サーバ50は、外部システム連携用のAPI(Application Programming Interface)を通じたインターネット経由で、情報処理装置40等の外部システムに対し、管理情報を分析するためのソフトウェア(典型的には、SaaS:Software as a Service)を提供できるように構成されている。
情報処理装置40は、インターネット経由で管理サーバ50にアクセスすることができるものであればよく、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等の各種の情報処理装置を採用することができる。本実施形態の情報処理装置40は、管理サーバ50にアクセスすることで、管理サーバ50が提供するソフトウェアを使用して、管理情報を閲覧、処理、分析等することができる。情報処理装置40の設置場所は制限されない。ユーザは、情報処理装置40を利用することで、任意の場所から管理サーバ50にアクセスすることができ、管理サーバ50に蓄積された管理情報を基に、温度監視対象装置10等の管理や各種の分析を行うことができる。
情報送信装置20は、この情報管理システム1における情報送信を主体的にとり行う要素である。情報送信装置20は、例えば、図2に示すように、エッジPC21と、データ通信システム28と、を備えている。
エッジPC21は、各種情報等を送受信するインターフェイス(I/F)と、制御プログラムの命令を実行する中央演算処理装置(central processing unit:CPU)と、CPUが実行するプログラム(情報送信プログラムの一例)を格納したROM(read only memory)と、プログラムを展開するワーキングエリアとして使用されるRAM(random access memory)と、計時機能を有する計時装置C1等を有するコンピュータを主体として構成されている。なお、ROMに格納されるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から公知のセットアッププログラム等を用いてRAMにインストールされてもよいし、所定のサーバ等から有線または無線を介してインストールされてもよい。可搬型記録媒体は、例えばCD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、USB(Universal Serial Bus)メモリ等であってよい。エッジPC21は、温度監視対象装置10の比較的近傍に設置される。エッジPC21は、温度監視対象装置10が設置される厨房に配されていてもよいし、例えば、後述するデータ通信システム28の通信が可能な範囲において、温度監視対象装置10から離れた場所(例えば、厨房とは異なる事務所)に配されてもよい。
データ通信システム28は、エッジPC21の指示により、温度監視対象装置10に備えられる温度測定装置12が測定する測定データを、温度測定装置12から取り出してエッジPC21に送るための要素であり、無線親機28Aと、無線子機28Bと、を備えている。無線親機28Aと無線子機28Bとは、データ送信のための無線通信が可能な構成を備えている。データ通信システム28は、例えば、特定小電力無線、簡易無線、および構内無線等のいずれかの無線通信が可能なものであってよく、例えば、IEEE(米国電気電子学会)で標準規格として規定される周波数の電波や、電波法施行規則第6条第1項、同条第3項、同条第4項第1~4号(特に、第2号、第4号)等に規定される電波を使用するデータ通信システムが挙げられる。本実施形態におけるデータ通信システム28は、周波数帯域が429MHz帯または920MHz帯(一例として、スマートユーティリティーネットワーク用のWi-SUN(IEEE802.15.4g))等の低周波数の電波による通信を採用している。この周波数帯域の電波は、例えば2.4GHz帯の電波と比較して周波数が低いため、障害物を回り込んで届く特性を持ち、電波到達性が高いという利点がある。また、空中線電力を、例えば、50mW以下(例えば、10~20mW程度)の低い値に抑えられるという利点も有する。本実施形態において、1つの情報送信装置20は、1つの無線親機28Aを備えている。しかしながら、1つの情報送信装置20に備えられる無線親機28Aは2つ以上であってもよい。1つの無線親機28Aは、2つ以上の無線子機28B(例えば、X台。Xは2以上の自然数であり、例えば10台。)と通信可能に構成されている。
無線親機28Aは、エッジPC21と無線通信可能な位置に備えられている。無線親機28Aは、例えば、エッジPC21の内部に組み込まれていてもよいし、エッジPC21の外部に一体的に備えられていてもよいし、エッジPC21から離間した位置に配されていてもよい。無線子機28Bは、温度監視対象装置10に具備されている測定装置12に対して通信可能に備えられている。典型的には、無線子機28Bは、例えば、温度監視対象装置10の制御装置に通信可能に備えられており、制御装置を介して、測定装置12が測定した測定データを取得できるように構成されている。データ通信システム28において、無線親機28Aは、エッジPC21の指示を受けて、無線子機28Bに対して測定装置12が測定した測定データを取得するように要求するようになっている。無線子機28Bは、無線親機28Aからの要求に基づいて、制御装置を介して測定データを取得し、無線親機28Aに送信するようになっている。
また上記のエッジPC21は、取得部22と、記憶部23と、送信部24とを備え、さらに付加的に、リトライ部25を備えている。記憶部23は、管理情報等の各種の情報を記憶する要素であり、不揮発性メモリによって構成され、その記憶内容はたとえエッジPC21の電源がオフとされても保持される。記憶部23は、例えばHDD(Hard Disk Drive)であってよく、複数の測定装置12から取得する管理情報を所定の保管期間(例えば1年以上、好ましくは2年以上)管理することができる容量を備えている。記憶部23は、管理情報の継続的な蓄積によって残容量がなくなると、記録時が古いデータから消去して容量を確保するように構成されていてもよい。取得部22、送信部24、およびリトライ部25は、例えば、電子回路やマイクロコンピュータ等のハードウェアで構成されていてもよいし、CPUがコンピュータプログラムを実行することにより機能的に実現されるように構成されていてもよい。
取得部22は、複数の測定装置12のそれぞれから当該測定装置12が測定した測定データを含む管理情報を取得する要素である。取得部22は、所定の周期T1で、複数の測定装置12のそれぞれに対し、順次、管理情報の送信を要求するとともに、送信された管理情報を記憶部23に送る構成を備えている。
記憶部23は、複数の測定装置12のそれぞれから取得した管理情報を取得部22から受け取り、その管理情報を記憶する構成を備えている。また、送信部24は、取得部22が複数の測定装置12のそれぞれから管理情報を取得した後に、記憶部23に記憶された複数の測定装置12についての管理情報を管理サーバ50に送信する構成を備えている。
以上の構成の情報管理システム1によると、例えば以下のようにして、複数の測定装置12(温度監視対象装置10)の温度が管理サーバ50に記憶される。すなわち、例えば図3に示すように、取得部22は、所定の周期T1で、複数の測定装置12(例えば、n=1,2,…,X、nは1以上の自然数)のそれぞれに対し、順次、管理情報の送信を要求する。
具体的には、まず、エッジPC21における取得部22は、無線親機28Aに対して、1つ目の測定装置12(n=1)について、測定データを含む管理情報の送信を要求する(工程S101)。ここで、管理情報とは、例えば、測定装置12が測定した測定データに対応する情報(ここでは温度情報)、当該測定装置12の識別子(ID)に関する情報、および、通信状況に関する情報、を含む。すると、無線親機28Aは、まず、1つ目の測定装置12に接続している第1の無線子機28Bに対し、当該1つ目の測定装置12についての管理情報の取得を要求する(工程S102)。第1の無線子機28Bは、無線親機28Aからの要求に基づいて、1つ目の測定装置12の制御装置を介して当該測定装置12が測定した測定データを含む管理情報を要求し(工程S103)、これを取得する(工程S104)。そして第1の無線子機28Bは、この管理情報を無線親機28Aに送信する(工程S105)。このとき、無線子機28Bは、無線親機28Aからの送信要求に応答したことを示す応答パケットを、管理情報とともに無線親機28Aに送信してもよい(以下も同様である)。無線親機28Aは、受け取った管理情報をエッジPC21に送り、送られた管理情報は記憶部23に記憶される(工程S106)。これにより、1つ目の測定装置12の管理情報をエッジPC21に記録することができる。
引き続き、エッジPC21における取得部22は、無線親機28Aに対して、2つ目の測定装置12(n=2)について、測定データを含む管理情報の送信を要求する(工程S107)。無線親機28Aは、2つ目の測定装置12(n=2)に接続している第2の無線子機28Bに対し、当該2つ目の測定装置12についての管理情報の取得を要求する(工程S108)。第2の無線子機28Bは、無線親機28Aからの要求に基づいて、制御装置を介して2つ目の測定装置12が測定した測定データを含む管理情報を要求し(工程S109)、これを取得する(工程S110)。そして第2の無線子機28Bは、この管理情報を無線親機28Aに送信する(工程S111)。無線親機28Aは、受け取った管理情報をエッジPC21に送り、送られた管理情報は記憶部23に記憶される(工程S112)。これにより、2つ目の測定装置12について、管理情報の取得が終了する。
エッジPC21は、所定の順番で、複数の測定装置12について、管理情報の取得を繰り返す。そして、エッジPC21における取得部22は、無線親機28Aに対して、最後のXこ目の測定装置12(n=X)について、測定データを含む管理情報の送信を要求する(工程S121)。無線親機28Aは、Xこ目の測定装置12に接続している第Xの無線子機28Bに対し、当該Xこ目の測定装置12についての管理情報の取得を要求する(工程S122)。第Xの無線子機28Bは、無線親機28Aからの要求に基づいて、制御装置を介してXこ目の測定装置12が測定した測定データを含む管理情報を要求し(工程S123)、これを取得する(工程S124)。そして第Xの無線子機28Bは、この管理情報を無線親機28Aに送信する(工程S125)。無線親機28Aは、受け取った管理情報をエッジPC21に送り、送られた管理情報は記憶部23に記憶される(工程S126)。これにより、当該周期における、エッジPCによる全ての測定装置12についての管理情報の取得(記録)が終了する。
すると、次に、エッジPC21における送信部24は、記憶部23に記憶された管理情報を一つずつ順に管理サーバ50に送信する。具体的には、送信部24は、まず、記憶部23に記憶された1つ目の測定装置12(n=1)についての管理情報を管理サーバ50に送信する(工程S201)。管理サーバ50は、エッジPCとのデータの送受信に際し、送信部24から送られた管理情報を受領すると、受け取った管理情報をサーバ記憶部51に記録するとともに、受領したことを示す応答パケットをエッジPC21に送信する(工程S202)。応答パケットを受け取ると、送信部24は、記憶部23に記憶された2つ目の測定装置12(n=2)についての管理情報を管理サーバ50に送信する(工程S203)。管理サーバ50は、同様に、送信部24から送られた管理情報を受領すると、受け取った管理情報をサーバ記憶部51に記録するとともに、受領したことを示す応答パケットをエッジPC21に送信する(工程S204)。エッジPC21の送信部24は、所定の順番で、複数の測定装置12についての管理情報を、管理サーバ50に送信することを繰り返す。そして、送信部24は、最後の測定装置12(n=X)についての管理情報を管理サーバ50に送信する(工程S211)。管理サーバ50は、同様に、送信部24から送られた管理情報を受領すると、受け取った管理情報をサーバ記憶部51に記録するとともに、受領したことを示す応答パケットをエッジPC21に送信する(工程S212)。これにより、当該周期における、全ての測定装置12の管理情報について、管理サーバ50への送信と記録とが終了する。
その後、所定の時間T1が経過すると、エッジPC21は、次の周期における、全ての測定装置12の管理情報について、管理サーバ50への送信と記録とを開始する(工程S101~S212)。情報管理システム1は、以上の工程を、所定の周期T1で繰り返すことにより、温度監視対象装置10について、複数の測定装置12(温度監視対象装置10)の温度を、所定の頻度で、自動的に管理サーバ50に記憶することができる。
なお、図3に示すように、1つの周期T1において、全ての測定装置12についての管理情報を各測定装置12からエッジPC21へ送信するのに要する時間は、例えば、T2である。また、1つの周期T1において、全ての測定装置12についての管理情報をエッジPCから管理サーバ50へ送信するのに要する時間は、例えば、T3である。そして、取得部22がデータ通信システム28に対して管理情報の送信を要求する所定の周期T1は、次の関係:T1>T2+T3;を満たすとよい。周期T1は、温度監視対象装置10やそれに設置される測定装置12の数、データ通信システム28の通信速度、およびエッジPC21と管理サーバ50との間の通信速度を考慮して適宜設定することができるが、例えば、1~120分間程度の低周期とすることができ、一例として1~60分間(例えば、15分間)程度などとすることができる。
以上の情報管理システム1におけるデータ送信において、リトライ部25は、取得部22が取得した管理情報に含まれる測定データについて評価する。具体的には、リトライ部25は、取得部22が複数の測定装置12のそれぞれから管理情報を取得するたびに、図4に示すように、その管理情報に含まれる測定データDが、測定装置12が測定するデータとして妥当と考えられる所定の正常範囲内にあるかどうかを判断する。そして、測定データDが、所定の正常範囲内にあるときは、そのまま測定データDを記憶部23に記憶させる。その一方で、測定データDが正常範囲内にない異常データであるときは、取得部22に対して、異常データの取得先である測定装置から、測定データDを含む管理情報を再度取得させる指示を送るように構成されている。このように、情報送信装置20は、測定装置12から取得した測定データDが妥当でない異常データと考えられる場合、その測定装置12からの測定データDの取得をリトライする。これにより、異常データが、不安定な通信等によって一時的に異常データとなった場合は、リトライにより正常なデータを取得しなおすことができる。また、リトライにより再度異常データを取得した場合は、その異常データの信頼性を高めることができ、測定装置12ないしは温度監視対象装置10の異常な状態を把握することができる。データの送受信に際しては、何らかの影響で通信が一時的に不安定になることがあり、測定データが真値とは異なる値として送受信される場合があり得るが、これにより、従来よりも信頼性の高いデータの確認と記録とを行うことができる。このような構成は、情報送信装置20がワイヤレス干渉の生じ易い無線通信を行うシステムに適用すると、特に効果的に機能するために好適である。
上記構成の情報管理システム1は、複数の測定装置12が測定する測定データを管理するための管理サーバ50と、複数の測定装置12のそれぞれと管理サーバ50とに対して通信可能な情報送信装置20と、を含む。情報送信装置20は、複数の測定装置12のそれぞれから測定データを含む管理情報を取得する取得部22と、取得部22が複数の測定装置12のそれぞれから取得した管理情報を記憶する記憶部23と、取得部22が複数の測定装置12のそれぞれから管理情報を取得した後に、記憶部23に記憶された管理情報を管理サーバ50に送信する送信部24と、を備える。取得部22は、所定の周期で、複数の測定装置12のそれぞれに対し、順次、管理情報の送信を要求するとともに記憶部23に送る構成を備えている。
上記構成によると、測定装置12と管理サーバ50との間に情報送信装置20が備えられており、情報送信装置20は、測定装置12が測定する管理情報を、それぞれの測定装置12から異なるタイミングで取得して管理サーバ50に送信するようになっている。これにより、複数の管理情報を送受信するに際し、複数の測定装置12から同時に情報送信装置20に管理情報が送られる事態を避けることができ、例えば通信干渉に起因する管理情報の破損や損失等を抑制することができる。また、管理情報は、測定装置12から管理サーバ50に送られる間に、情報送信装置20において一旦記憶される。そのため、いずれかのタイミングで通信障害が生じて管理情報が破損または損失したときには、情報送信装置20に管理情報が保存されているか否かで、通信障害の原因となった箇所が、測定装置12と情報送信装置20との間の区間であるか、情報送信装置20と管理サーバ50との間の区間であるか、を判別することができる。これにより通信障害の対策を検討したり、対策を施すことができるために有用である。また、通信障害の原因となった箇所が情報送信装置20と管理サーバ50との間の区間である場合は、情報送信装置20に記憶されている管理情報をバックアップとして利用することができ、管理サーバにおいて管理するデータの全体的な欠損を抑制することができる。
上記構成において、複数の測定装置12は、温度監視対象装置10としての冷却貯蔵庫(温度管理庫)に具備され、冷却貯蔵庫の庫内温度を計測する温度計測器である。このような構成によると、例えば冷却貯蔵庫に予め備えられた温度計測器が随時計測する庫内温度データについて、この庫内温度データを含む管理情報を適切な頻度で、従来よりも簡便かつ確実に管理サーバ50に送信し、記録することができる。したがって、このような情報管理システム1は、例えば、HACCPに沿った衛生管理に適用すると、その利点が明瞭に発揮されるために好ましい。
上記構成において、情報送信装置20は、複数の測定装置12のそれぞれに接続され、接続された測定装置12が測定する管理情報を取得することができる複数の無線子機28Bと、複数の無線子機28Bのそれぞれとの間で無線通信を行うことができる無線親機28Aと、をさらに含み、取得部22は、異なるタイミングで複数の無線子機28Bのそれぞれが管理情報の取得と無線親機28Aへの送信とを実行するように、無線親機28Aに対して指示する構成を備えている。上記構成において、情報送信装置20は、一度に複数の無線親機28Aと無線子機28Bとを通信させることも可能である。しかしながら、無線通信は有線通信とは異なり必然的に伝送媒体が共通化されるため、干渉が起きやすく、無線親機28Aと無線子機28Bの接続が途切れたり動作が鈍ったりする虞がある。また、同じ周波数チャネルにおいて同じタイミングで送信される情報(例えばパケット)が衝突すると、情報の破損または損失が生じ得る。したがって、管理情報の取得に際して無線通信を行う情報送信装置20に対して本技術を適用すると、ワイヤレス干渉をより確実に抑制することができ、本技術の利点がいかんなく発揮されるために好ましい。
なお、情報送信装置20と管理サーバ50との間のデータ送信において、送信部24は、1つの測定装置12についての管理情報ごとに、管理情報を送信していた。しかしながら、送信部24は、複数の測定装置12についての管理情報全てをひとつの情報のかたまりとして、管理サーバ50に送信(パケット送信)してもよい。この場合、送信部24は、例えば、1周期T1分の管理情報のかたまりを、周期T1で管理サーバ50に送ることができる。より具体的には、取得部22が複数の測定装置12から管理情報の取得を開始してから、複数の測定装置12の全てから管理情報の取得を完了するまでの所定の情報取得時間(図3における時間T2に相当)だけ遅れた所定の周期T1で、記憶部23に記憶された複数の管理情報をひとつの情報のかたまりとして管理サーバ50に送信することができる。このような構成によると、情報送信装置20から管理サーバ50に複数の管理情報をまとめて送信することができ、管理情報のそれぞれにヘッダー情報を付与する必要がなく、全体として送信すべき管理情報の量を削減することができる。その結果、通信に要する時間(延いては通信料)と電力とを削減することができ、より低コストな情報通信が可能とされる。
≪実施形態2≫
実施形態2に係る情報管理システム101について、図5から図7を参照しつつ説明する。情報管理システム101は、病院等における薬剤管理に利用されるシステムである。温度監視対象装置10は、薬剤を適切な温度で保管する薬剤管理庫であり、処置室や薬剤管理室等に設置される。
ここで、温度監視対象装置10には、薬剤管理庫に内蔵され薬剤管理庫の庫内温度の制御に利用される温度計測器である測定装置12と、薬剤管理庫から独立した温度計測器であり、薬剤管理庫の庫内に設置される第2測定装置112と、が備えられている。図5において、温度監視対象装置10配置台のみが図示されているが、温度監視対象装置10は複数台が設置されていてもよい。また、温度監視対象装置10が配される処置室や薬剤管理室等には、室内の温度を計測する第3測定装置114が備えられている。第2測定装置112は、測定装置12が故障した場合等において庫内の温度を記録するために用いられる温度計測器である。第2測定装置112および第3測定装置114は、JCIによる医療機能評価において求められる要素であり、例えば、温度データロガーであってよい。この情報管理システム101においては、情報管理システム101のエッジPC21は、病院事務室等に配されており、温度監視対象装置10の設置場所との関係により、有線または無線で測定装置12および第2測定装置112等と通信可能に構成されている。また、病院事務室には、情報管理システム101において異常を知らせる警告灯42が備えられている。警告灯42は、インターネット回線を介して、管理サーバ150と通信可能に構成されている。図5において、警告灯42は、エッジPC21を介してインターネット回線および管理サーバ150に接続する態様となっているが、警告灯42は、エッジPC21を介さずに、インターネット回線および管理サーバ150と接続可能な構成とされていてもよい。情報管理システム101の管理サーバ150は、データ要求部52と、報知部53と、を備えている。これらのデータ要求部52および報知部53は、独立して、電子回路やマイクロコンピュータ等のハードウェアで構成されていてもよいし、CPUがコンピュータプログラムを実行することにより機能的に実現されるように構成されていてもよい。その他の構成については上記実施形態1と同様であってよく、同様の構成、作用および効果についての説明は省略する。
データ要求部52は、所定の周期T1に従って情報送信装置20から管理情報が送られてこないときは、情報送信装置20に対して、管理情報を送ることを要求する要求コマンドを送信するように構成されている。また、報知部53は、情報送信装置20に対して上記要求コマンドを送信したのち、情報送信装置20から管理情報が送られてこないときに、通信異常と判断して通信エラーを発報するように構成されている。
具体的には、情報送信装置20が正常に機能し、かつ、通信状況が良好な状態では、情報送信装置20は少なくとも所定の周期T1で管理情報を管理サーバ150に送信する。したがって、データ要求部52は、例えば図7に示すように、所定の周期T1内に情報送信装置20から管理情報が送られてきたかを確認する(工程S11)。データ要求部52は、所定の周期T1内に情報送信装置20から管理情報が送られてきている間は特別な動作を起こさずに情報送信装置20を監視する(工程S11においてYes)。一方で、データ要求部52は、所定の周期T1が経過しても情報送信装置20から管理情報が送られてこない場合は(工程S11においてNo)、情報送信装置20に対して、管理情報を送ることを要求する要求コマンドを送信する(工程S12)。これにより、一時的なネットワーク異常によって情報送信装置20からの管理情報の送信が遅延しているときは、要求コマンドに応じるかたちで情報送信装置20から管理情報が送信される。これにより、管理サーバ150に蓄積される管理情報のデータ欠損を抑制することができる。一方で、一時的ではないネットワーク障害(例えば、通信異常)によって情報送信装置からの管理情報の送信が遅延しているときはデータ欠損が生じるものの、データ欠損の原因がネットワーク障害によるものであることを確認することができる。これにより、データの欠損を抑制し、より確実に管理情報を記録することができる。
データ要求部52が要求コマンドを送信した後は、報知部53が情報送信装置20からの管理情報の送信の有無を監視する(工程S13)。報知部53は、要求コマンドの送信後、所定の期間(例えば数秒、一例として2~5秒間、例えば3秒間)内に情報送信装置20から管理情報が送られてきたときは、特別な動作を起こさない(工程S13においてYes)。一方で、報知部53は、所定の期間が経過しても情報送信装置20から管理情報が送られてこないときには(工程S13においてNo)、情報管理システム101における通信環境において通信異常が生じていると判断し、通信エラーを発報する(工程S14)。通信エラーの発報は、例えば、警告灯42を点灯させることや、データ要求部52が提供するアプリケーションソフトウェアにてユーザの使用する情報処理装置40に警告を表示させること、予め登録されたユーザのメールアドレスにメールを送信すること、予め登録されたユーザの電話番号に異常を知らせるメッセージを連絡すること、温度監視対象装置10や情報管理システム101の管理会社にメールや電話等で連絡すること、等であってよい。
なお、従来、管理サーバ150と情報送信装置20との間の情報の送受信に際しては、管理サーバ150から情報送信装置20に対して情報の送信を要求したときに、情報送信装置20が管理サーバ150に情報を送信する構成とする通信方式が知られている。これに対し、上記構成によると、一時的なネットワーク異常または通信異常が予想されるときのみ管理サーバ150から情報送信装置20に対して管理情報の送信を要求がなされる。これにより、不要な通信を行う必要がなく、通信料と通信に要する電力とを削減することができ、より低コストな情報通信が可能とされる。
また、上記構成において、温度監視対象装置10に備えられる複数の測定装置のうちの少なくとも一つは、温度管理庫に付加的に設置された第2測定装置112(付加的に設置された温度計測器の一例)、または、室内の温度を計測する第3測定装置114(付加的に設置された温度計測器の一例)である。これらの第2測定装置112および第3測定装置114はそれぞれ、例えば、情報送信装置20に備えられるエッジPC21および無線親機28Aの少なくとも一方と通信可能な無線センサであってよく、さらに簡単なデータ処理機能を備えるセンサノードであってもよい。温度を計測することができる無線センサまたはセンサノードは、例えば、消費電流が非常に小さい(例えば、10~300μA程度)ために好ましい。これら第2測定装置112および第3測定装置114により取得される測定データは、測定装置12により取得される測定データと同様に管理サーバ150に送られてもよい。また、温度監視対象装置10が測定装置12を予め備えている場合は、これら第2測定装置112および第3測定装置114により取得される測定データは、測定装置12が計測する測定データの付加的な情報として、測定装置12の測定データと紐づけられ、測定装置12の測定データを含む管理情報として管理サーバ150に送られてもよい。
これにより、例えば温度管理庫に予め備えられた温度計測器の他に、付加的に備えられた温度計測器によって計測される温度データについても、適切な頻度で、従来よりも簡便かつ確実に管理サーバに送信し、記録することができる。したがって、このような構成は、例えば、制御装置から温度情報を取り出すことのできない温度監視対象装置10について、情報管理システム101によって温度管理をする場合に適用すると、特に有用となる。また、このような情報管理システムは、一つの温度監視対象装置10に対して二つ以上の計測装置によって温度を計測し、記録することが可能となる。そのため、例えば、JCI認証を取得している医療機関における医薬品等の温度管理に適用すると、その利点が明瞭に発揮されるために好ましい。
<他の実施形態>
ここに開示される技術は、上記の実施形態に開示されたものに限定されるものではなく、例えば、以下の態様もここに開示される技術範囲に含まれる。また、ここに開示される技術は、その本質から逸脱しない範囲において種々変更された態様で実施することができる。
(1)上記実施形態において、監視対象装置は冷却貯蔵庫であり、測定装置は温度測定装置であった。しかしながら、監視対象装置はこれに限定されず、例えば、オーブン、ラピッドチラー、ブラストチラー、配膳車、製氷機、薬品保管庫等であってよい。また、測定装置は温度測定装置に限定されず、湿度センサ、変位センサ(ひずみセンサ)、振動センサ、音声センサ、光度センサ、紫外線センサ、開閉センサ(近接センサ)、煙センサ、ガスセンサ等の各種のセンサであってよい。
(2)上記実施形態において、管理情報は、インターネットを通じて情報送信装置から管理サーバに送られていたが、管理情報の伝送媒体は、インターネットに限定されず、イントラネット、エクストラネット等の他の情報通信網であってもよい。
(3)上記実施形態において、管理情報は、無線通信によって測定装置から情報送信装置に送られていたが、これに限定されない。測定装置と情報送信装置との間の伝送媒体は、無線であってもよいし、有線であってもよいし、これらの複合であってもよい。同様に、測定装置と情報送信装置との間や、情報通信装置と管理サーバとの間には、必要に応じて、上記実施形態に開示されていない、ブロードバンドルーターや、ハブ(スイッチングハブ)、無線アクセスポイント等の、無線中継装置および/または有線中継装置等が含まれていてもよい。
(4)上記実施形態1において、情報送信装置20は、一つのエッジPC21に対して、一つの無線親機28Aを備えていた。ここで、例えば、測定装置12の数が多いとき(例えば、60以上)、一つの無線親機28Aに対する無線子機28Bの数が増えてしまい、それぞれの測定装置12から異なるタイミングで管理情報を受け取ると、一つの周期T1において全ての測定装置12から管理情報を取得するのに要する時間T2が長大化してしまい、適切な頻度での管理情報の記録が困難になる虞がある。このような場合、情報送信装置20は、一つのエッジPC21に対して、複数のデータ通信システム28を備えていてもよい。換言すると、情報送信装置20は、一つのエッジPC21に対して、複数の無線親機28Aと、それぞれの無線親機28Aについて、当該無線親機28Aと通信可能な複数の無線子機28Bと、を備えていてもよい。これにより、管理情報を取得するのに要する時間T2を短縮することができ、通信コストを低減することができる。
(5)上記実施形態1の工程S102~S103,S108~S109,S122~S123等において(図3参照)、無線子機28Bは、無線親機28Aからの要求に基づいて、測定装置12の制御装置を介して当該測定装置12が測定した測定データを含む管理情報を要求し、当該管理情報を取得するようにし、取得した管理情報を無線親機28Aに送信するようにしていた。しかしながら、無線親機28Aと無線子機28Bとの通信形態は、この例に限定されない。無線子機28Bは、例えば、図8に模式的に例示するように、無線親機28Aからの指示とは関係なく、所定の周期で測定装置12が測定した測定データを含む管理情報を取得する構成を備えていてもよい。そして、無線子機28Bは、無線親機28Aから測定データの要求があったときに(S102)、当該要求に基づいて、測定装置12から取得した測定データを含む管理情報(典型的には、測定装置12から取得した最新の管理情報)を無線親機28Aに送信する(S105)構成を備えていてもよい。このような構成によると、無線子機28Bが測定装置12に対してデータを取得しに行く工程(例えば、図3におけるS103,S104)とその時間とを削減することができる。これにより、各測定装置12からエッジPC21へ管理情報を送信するのに要する時間T2’を短縮することができ、その結果、より多量の測定データをより短時間で管理サーバ50に送信することができる。このことにより、情報送信装置20は、周期T1でより多くの測定装置12の管理情報を管理サーバ50に送信したり、また、より短い周期T2でより高い頻度で測定装置12の管理情報を管理サーバ50に送信したりすることができる。
(6)上記実施形態1において、管理サーバ50は、送信部24から管理情報を受け取ると、送信部24に対して管理情報の受領を伝える応答パケットを送信するように構成されている。ここで、送信部24は、管理サーバ50に対して管理情報を送信したのち、所定の期間(例えば数秒、一例として2~5秒間、例えば3秒間)内に管理サーバ50から応答パケットを受領しないときは、付加的に通信異常が起きたことを示すエラーログを管理サーバ50に送信するエラーログ送信部を備えていてもよい。上記構成によると、送信部24が管理サーバ50から応答パケットを受信しなかったデータ送信については、管理サーバ50にエラーログが記録される。これにより、管理サーバ50が管理する管理情報に欠損があるとき、エラーログが有ると、管理情報の欠損が測定装置と情報送信装置との間の通信異常に起因するものであると判断することができ、エラーログがない場合は、情報送信装置と管理サーバとの間の通信異常に起因するものであると判断することができる。これにより、管理情報の欠損の原因位置を大まかに特定することができ、その後の通信異常の抑制のための適切な対策をとることができる。
1,101…情報管理システム、10…温度監視対象装置、12…温度測定装置、12…測定装置、20…情報送信装置、21…エッジPC、22…取得部、23…記憶部、24…送信部、25…リトライ部、28…データ通信システム、28A…無線親機、28B…無線子機、40…情報処理装置、42…警告灯、50,150…管理サーバ、51…サーバ記憶部、52…データ要求部、53…報知部、112…第2測定装置、114…第3測定装置

Claims (12)

  1. 複数の測定装置が測定する測定データを管理するための管理サーバと、複数の前記測定装置のそれぞれと前記管理サーバとに対して通信可能な情報送信装置と、を含む情報管理システムであって、
    前記情報送信装置は、
    複数の前記測定装置のそれぞれから前記測定データを含む管理情報を取得する取得部と、
    前記取得部が複数の前記測定装置のそれぞれから取得した前記管理情報を記憶する記憶部と、
    前記取得部が複数の前記測定装置のそれぞれから前記管理情報を取得した後に、前記記憶部に記憶された前記管理情報を前記管理サーバに送信する送信部と、
    を備え、
    前記取得部は、所定の周期で、複数の前記測定装置のそれぞれに対し、順次、前記管理情報の送信を要求する構成を備えている、情報管理システム。
  2. 複数の前記測定装置のうちの少なくとも一つは、温度管理庫に具備され、前記温度管理庫の庫内温度を計測する温度計測器である、請求項1に記載の情報管理システム。
  3. 複数の前記測定装置のうちの少なくとも一つは、前記温度管理庫に付加的に設置された温度計測器である、請求項2に記載の情報管理システム。
  4. 前記情報送信装置は、
    複数の前記測定装置のそれぞれに接続され、接続された前記測定装置が測定する前記管理情報を取得することができる複数の無線子機と、
    複数の前記無線子機のそれぞれとの間で無線通信を行うことができる無線親機と、
    をさらに含み、
    前記取得部は、異なるタイミングで複数の前記無線子機のそれぞれが前記管理情報の取得と無線親機への送信とを実行するように、前記無線親機に対して指示する構成を備えている、請求項1~3のいずれか1項に記載の情報管理システム。
  5. 前記情報送信装置は、
    前記取得部が複数の前記測定装置のそれぞれから取得した前記管理情報に含まれる前記測定データが、前記測定装置が測定するデータとして妥当と考えられる所定の正常範囲内にあるかどうかを判断し、前記測定データが前記正常範囲内にない異常データであるときは、前記取得部に対して、前記異常データの取得先である前記測定装置から、前記測定データを含む前記管理情報を再度取得させるリトライ部、
    を備えている、請求項1~4のいずれか1項に記載の情報管理システム。
  6. 前記記憶部は、複数の前記測定装置から取得される前記管理情報を1年分以上記録可能な容量を備えている、請求項1~5のいずれか1項に記載の情報管理システム。
  7. 前記送信部は、
    前記取得部が複数の前記測定装置から前記管理情報の取得を開始してから、複数の前記測定装置の全てから前記管理情報の取得を完了するまでの所定の情報取得時間だけ遅れた前記所定の周期で、前記記憶部に記憶された複数の前記管理情報をひとつの情報のかたまりとして前記管理サーバに送信する構成を備えている、請求項1~6のいずれか1項に記載の情報管理システム。
  8. 前記管理サーバは、前記送信部から前記管理情報を受け取ると、前記送信部に対して前記管理情報の受領を伝える応答パケットを送信するように構成されており、
    前記送信部は、前記管理サーバに対して前記管理情報を送信したのち、一定期間内に前記管理サーバから前記応答パケットを受領しないときは、通信異常が起きたことを示すエラーログを前記管理サーバに送信する構成を備えている、請求項1~7のいずれか1項に記載の情報管理システム。
  9. 前記管理サーバは、前記所定の周期に従って前記情報送信装置から前記管理情報が送られてこないときは、前記情報送信装置に対して、前記管理情報を送ることを要求する要求コマンドを送信する構成を備えている、請求項1~8のいずれか1項に記載の情報管理システム。
  10. 前記管理サーバは、前記情報送信装置に対して前記要求コマンドを送信したのち、前記情報送信装置から前記管理情報が送られてこないときは、通信異常と判断して通信エラーを発報する構成を備えている、請求項9に記載の情報管理システム。
  11. 複数の測定装置が測定する測定データを管理するための管理サーバと、複数の前記測定装置のそれぞれと前記管理サーバとに対して通信可能な情報送信装置と、を含む情報管理システムに用いられる前記情報送信装置であって、
    複数の前記測定装置のそれぞれから前記測定データを含む管理情報を取得する取得部と、
    前記取得部が複数の前記測定装置のそれぞれから取得した前記管理情報を記憶する記憶部と、
    前記取得部が複数の前記測定装置のそれぞれから前記管理情報を取得した後に、前記記憶部に記憶された前記管理情報を前記管理サーバに送信する送信部と、
    を備え、
    前記取得部は、所定の周期で、複数の前記測定装置のそれぞれに対し、順次、前記管理情報の送信を要求するとともに前記記憶部に送る構成を備えている、情報送信装置。
  12. コンピュータを、複数の測定装置が測定する測定データを管理するための管理サーバと、複数の前記測定装置のそれぞれと前記管理サーバとに対して通信可能な情報送信装置と、を含む情報管理システムに用いられる前記情報送信装置における、
    複数の前記測定装置のそれぞれから前記測定データを含む管理情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が複数の前記測定装置のそれぞれから取得した前記管理情報を記憶する記憶手段と、
    前記取得手段が複数の前記測定装置のそれぞれから前記管理情報を取得した後に、前記記憶手段に記憶された前記管理情報を前記管理サーバに送信する送信手段であって、所定の周期で、複数の前記測定装置のそれぞれに対し、順次、前記管理情報の送信を要求するとともに前記記憶手段に送る送信手段、
    として機能させる、情報送信プログラム。
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