JP2023111752A - 吸収性物品 - Google Patents
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着用者の主に下腹部に当接する前身頃と、着用者の主に股間部に当接する股部と、着用者の主に臀部に当接する後見頃と、が長手方向にこの順に連接され、
前記後見頃には幅方向両側から外方に突出するように配置される、ファスニングテープと、これに係合可能な固定手段と、を有し、
前記吸収性物品の肌側表面に少なくとも一部が固定された根元部を有し、幅方向両側を前記前身頃から前記股部を経て前記後身頃まで延びる一対の立体ギャザーを有し、
前記立体ギャザーは、前記前身頃から前記股部の途中部までの前側領域に設けられた前側立体ギャザーと、前記股部の前記途中部から前記後身頃までの後側領域に設けられた後側立体ギャザーと、を有し、
前記一対の立体ギャザーは、前記前側立体ギャザーと前記後側立体ギャザーとは長手方向寸法が異なり、前記前側立体ギャザーの長手方向寸法:前記後側立体ギャザーの長手方向寸法=1:1乃至3:2の比であり、
前記一対の立体ギャザーの前記根元部の、前記前側立体ギャザーの幅方向間隔:前記後側立体ギャザーの幅方向間隔=7:8乃至3:4の比であり、
前記一対の立体ギャザーの幅方向における先端間隔は、長手方向に沿って所定長さである、吸収性物品。
(2)前記一対の前記前側立体ギャザーと、前記一対の前記後側立体ギャザーとの間に、両者の前記根元部の前記幅方向間隔の違いを調整する接合領域を有する、上記(1)の吸収性物品。
(3)前記接合領域は、長さ20mm以上かつ1000mm2以上2500mm2以下の面積で設けられる、上記(2)の吸収性物品。
(4)前記接合領域がホットメルト塗布領域である、上記(2)又は(3)の吸収性物品。
(5)サイドパネルをさらに有し、前記サイドパネルにミシン目が付与されている、上記(1)乃至(4)のいずれかの吸収性物品。
以下、図面を参照しつつ、本実施形態の吸収性物品50について説明する。図1及び図2はインナー(尿取りパッド51)を内部に収納したアウター(吸収性物品50)を示す。図3及び図4は、吸収性物品50を示す。これらの図面は吸収性物品50中の各構成部材の形状や寸法、大小関係等を規定するものではない。
第1に、後見頃の幅が前見頃の幅より大きく、厚さのある高吸収ワイドパッドを手早く立体ギャザー内へ収納することができる。これにより、従来の立体ギャザー根元間隔が狭く収まらないアウターより介助者の着用負担を大幅に軽減できる。
第2に、従来技術とは異なり、立体ギャザー間隔(左右一対の立体ギャザーの先端同士の幅方向距離)は従来通り長手方向に沿って一定の距離であるため、糸ゴム等の弾性伸縮部材の収縮力により、立体ギャザーの張力により高吸収ワイドパッドをアウター表面側に押さえることができる。このため、インナーパッドの着用位置を安定して固定することができる。
第3に、着用時に臀部周りで立体ギャザーがめくれ上がることが抑制される。
第4に、大型の高吸収ワイドパッドをインナーとして使用しても、着用者が寝返り等で体勢を変えても、よれにくい点が挙げられる。インナーパッドが安定的に固定され、インナーパッドが撚れにくいことから、パッドが大型の厚いパットであっても、撚れて部分的に重なることで着用者の肌を圧迫することを抑制できる。
接合領域が狭すぎると、前側立体ギャザー及び後側立体ギャザーの幅方向の隙間からモレが生じ易い傾向があり、広すぎるとパッド収納を阻害する傾向がある。面積が狭すぎる又は長さが20mm以下だとインナーパッド51の上下ズレを抑えられず、広すぎると脚周りの剛性がでてしまい着用感が低下する。接合領域の形状は方形が好ましい。
一対の立体ギャザー40は、吸収性物品50の外形を構成する外装体90の肌側表面において、吸収体1の幅方向両側又は吸収体1の非肌側表面の幅方向両端部を前身頃60から股部70を経て後身頃80まで長手方向に延びるように配置されている。本実施形態では、立体ギャザー40は、前身頃60から股部70の途中部に至る前側領域71に設けられた立体ギャザー48と、股部80の途中部から後身頃80に至る後側領域81に設けられた立体ギャザー49と、を有する。一対の立体ギャザー40の少なくとも一部は、吸収性物品50の肌側表面にホットメルト接着剤等で接合されて固定されている。前述の肌側表面に接合及び固定された部分を根元部41とし、前側立体ギャザー48は根元部48Aを有し、後側立体ギャザー49は根元部49Aを有する。本実施形態では、前側立体ギャザー48における2つの根元部間の幅方向間隔、後側立体ギャザー49における2つの根元部間の幅方向間隔を、前側立体ギャザー48の根元部間の幅方向間隔(図1及び図3において線分XXで示される間隔)と、後側立体ギャザー45の根元部間の幅方向間隔(図1及び図3において線分XYで表される間隔)と、が異なる幅(長さ)で設けられている。
弾性伸縮部材40aは、シート部材40bの自由端(他端)付近に長手方向に沿って配設され、該自由端に起立性を付与し、シート部材40bの自由端及びその近傍領域を着用者の体型に合わせて変形可能にする。シート部材40bは、本実施形態では幅方向一端(固定端)が吸収体1のバックシート30の肌側面の幅方向両端付近に固定され、幅方向途中部が吸収体1のトップシート10の肌側面の幅方向両端付近に固定され、幅方向他端が起立性を有する自由端である。シート部材40bの固定端(幅方向一端)の固定位置は、本実施形態に限定されず、例えば、吸収体1において、バックシート30の非肌側面、内部に吸収コア20を収納したトップシート10とバックシート30との各縁辺の全部又は一部接合体の肌側面又は非肌側面の幅方向両端付近、トップシート10の肌側面の幅方向両端付近等が挙げられる。前側立体ギャザー48及び立体ギャザー49は同一のシート部材40bで構成される。
前身頃60及び後身頃80は、吸収体1の前側端部(腹側端部)及び後方端部(背側端部)に、それぞれ、不織布等を含む外装体素材により形成されたものである。また、股部70は、前身頃60と後身頃80との間に介在し、これらと同様に、不織布等を含む外装体素材により形成されたものである。
本実施形態の吸収性物品50は、バックシートフィルムの下腹部及び背側部16の幅方向両側端部に形成された一対のサイドフラップ62と、背側部16の各サイドフラップ62の、幅方向の外側端部である、自由端側の幅方向側端部に設けられたサイドパネル63と、サイドパネル63の幅方向の外側端部である、自由端側の幅方向側端部に設けられた2股のファスニングテープ64とを有している。本実施形態の吸収性物品50は、サイドフラップ62、サイドパネル63及びファスニングテープ64を有しない実施形態をも包含する。また、サイドパネル63とファスニングテープ64とは、別々の部材により形成されたものでも、両者が一体となって形成されたものでもよい。また、本実施形態において、一のサイドパネル63上の2つのファスニングテープ64は、吸収性物品50の長手方向に離間して設けられていてもよい。ファスニングテープ64は肌側面に、下腹部と背側部16とを締結するための面ファスナーを構成するフック部材からなる締結手段を備えるとともに、各ファスニングテープ64の幅方向の外側端部の先端部には、2股に分かれたつまみしろを設けてもよい。サイドパネル63には分割可能となるミシン目を付与してもよい。一方、下腹部の衣類側表面には、面ファスナーを構成するループ部材で形成されたターゲットテープ65を設けてもよい。吸収性物品50を着用者に着用するときは、各ファスニングテープ64が、締結手段としてループ部材で構成されたターゲットテープ65に固定される。これにより、本実施形態の吸収性物品50をテープ止めタイプ紙おむつの構成とすることができる。これに限定されず、ウエスト部において前身頃60と後身頃80とを幅方向端部で連結し、パンツ状に一体化した吸収性物品50としてもよい。
また、サイドパネル63上の略長さ方向中央又はその近傍を手で切断分割できるミシン目66を付与することができる。これによりミシン目66からタブ部を長く分割することができ、係合位置をより広く自由に選択することが可能になる。体型により吸収性物品50と着用者の身体とを適切に密着させる張力を着用時に発現させることができる。
吸収体1は、図2に示すように、肌側から非肌側に向けて積層した、トップシート10、吸収コア20、及びバックシート30を基本単位とするものである。本実施形態の吸収体1は、トップシート10の肌側面の幅方向両端付近に、長手方向に延びる一対の立体ギャザー40を有している。吸収体1には公知の種々の改変を施すことができる。以下、トップシート10、吸収コア20、バックシート30、及び立体ギャザー40の順に各部材の構成をさらに詳しく説明する。
トップシート10は、吸収性シート90及び吸収コア20に向けて体液を速やかに通過させる液透過性のシート状基材である。トップシート10は、着用者の肌に当接する場合あることから、柔らかな感触で、肌に刺激を与えない基材が好ましい。該基材としては、例えば、親水性シート、同種又は異種の親水性シートの積層体である複合不織布、開口ポリエチレンフィルム等の開口性フィルム、ポリエチレンフォーム、ウレタンフォーム等の発泡フィルム等が挙げられる。親水性シートとしては、例えば、ポリプロピレンやポリエチレン等の合成樹脂からなる合成繊維、レーヨン等の再生繊維、綿等の天然繊維等を用いて作製された、エアスルー不織布、サーマルボンド不織布、スパンレース不織布、スパンボンド不織布等が挙げられる。
吸収コア20は、その長手方向の寸法(最大長さ)が、例えば、100mm以上800mm以下の範囲、150mm以上500mm以下の範囲、又は270mm以上500mm以下の範囲である。吸収コア20の幅方向の寸法(最大幅)は、例えば、50mm以上500mm以下の範囲、60mm以上400mm以下の範囲、又は70mm以上105mm以下の範囲である。また、吸収コア20の平面視形状が砂時計型である場合は、長手方向寸法が180mm以上800mm以下の範囲、着用者の腹部及び背部にそれぞれ当接する腹側部及び背側部の幅方向寸法がともに60mm以上400mm以下の範囲であり、着用者の股間部に当接する股部の幅方向寸法が90mm以上250mm以下の範囲である。吸収コア20の全面又は一部にエンボス加工を施してもよい。吸収コア20の平面視形状としては、例えば、砂時計型、Iの字状、長方形、4角が丸まった角丸四角形、長円等が挙げられる。吸収コア20は、上層(肌側)に配置された上層吸収体と、下層(非肌側)に配置された下層吸収体との積層体でもよい。
吸収性繊維は、一般に生理用ナプキンや紙おむつ、尿取りパッド等の吸収性物品に使用されるものであれば特に制限はなく、例えば、フラッフパルプ、コットン、レーヨン、アセテート、ティシュー、吸収紙、親水性不織布等が挙げられる。これらの中でも、吸収性の観点から、フラッフパルプが好ましい。フラッフパルプとしては、木材パルプ(例えば、サウザンパインやダグラスファー等の針葉樹晒クラフトパルプ(N-BKP))、合成繊維、樹脂繊維、非木材パルプ等の綿状解繊物等が挙げられる。吸収コア20に吸収性繊維としてフラッフパルプを用いた場合、吸収性繊維の坪量は、例えば100g/m2以上800g/m2以下の範囲又は325g/m2以上615g/m2以下の範囲である。これにより、肌触りを損なわずに、より多くの体液を吸収できる。
高吸収性ポリマーとしては、体液を吸収し、かつ、逆流を防止できるものであれば特に制限はなく、ポリアクリル酸塩、ポリアスパラギン酸塩、(デンプン-アクリル酸)グラフト共重合体、(アクリル酸-ビニルアルコール)共重合体、(イソブチレン-無水マレイン酸)共重合体及びそのケン化物等が挙げられる。これらの中でも、重量当たりの吸収量の観点から、ポリアクリル酸塩が好ましく、ポリアクリル酸アルカリ金属塩がより好ましく、ポリアクリル酸ナトリウムが更に好ましい。高吸収性ポリマーは、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて使用できる。
バックシート30は、吸収コア20が保持する体液が衣類を濡らさないような液不透過性を備えた基材を用いて形成されればよく、該基材としては、例えば、樹脂フィルム、樹脂フィルムと不織布との積層体である複合シート等が挙げられる。複合シートに用いられる不織布としては、製法を特に限定せず、例えば、スパンボンド不織布、メルトブロー不織布等の単層不織布、スパンボンド不織布/メルトブロー不織布積層体、スパンボンド不織布/メルトブロー不織布/スパンボンド不織布積層体等の複合不織布、これらの複合材料等が挙げられる。また、樹脂フィルムとしては、例えば、ポリエステル、ポリビニルアルコール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンとポリプロピレンの複合フィルム等が挙げられる。
吸収体1は、公知の製造方法により製造できるが、例えば、トップシート10とバックシート30との間に吸収コア20を配置する工程と、トップシート10の縁辺とバックシート30の縁辺とを一部又は全周に亘ってホットメルト接着剤やヒートエンボス、超音波エンボス、高周波エンボス等を用いて固定する工程と、を含む製造方法が挙げられる。必要に応じて、レッグギャザー、ウエストギャザー、サイドフラップ等を設けることができる。
吸収性物品50の製造方法としては、特に制限はなく、従来公知の方法を採用でき、例えば、前身頃60、股部70、及び後身頃80の所定の形状を有する外装不織布シート及びバックシートフィルムを用意する工程と、外装不織布シートとバッグシートフィルムとを含む外装体素材の肌側表面に吸収体1を配設し、さらに立体キャザー40を配設する工程と、前身頃60のターゲットテープ65と後身頃80のファスニングテープ64とを接続する工程と、を含む製造方法等が挙げられる。ファスニングテープ64は、あらかじめ、サイドパネル63の基材表面に締結手段を接着し、所定の形状に切断してサイドパネル63とし、これをサイドフラップ62に接合してもよい。
表1に示す構成を有するアウター用のテープ止めタイプ吸収性物品、及び表2に示す構成を有するインナー用のテープ止め尿取りパッドをそれぞれ作製し、パネラー10名に着用してもらい、次のモニター評価に供した。結果を表3に示す。
パネラー10名に一晩(8時間以上、実績10~14時間)着用してもらい、圧迫感の有無について回答を得た。
(交換作業性)
10名のパネラーに、上記のテープ止めタイプ吸収性物品の着用、交換を実施した介護スタッフに、着用後にインナー用のテープ止め尿取りパッド交換時の作業性(テープ止めへインナーパッドを容易に納めることが出来るか)について回答を得た。
(漏れの有無)
10名のパネラーに、上記のテープ止めタイプ吸収性物品の着用、交換を実施した介護スタッフに、漏れ及びインナーパッドのズレ、ヨレが見られたかについて回答を得た。
回答は以下の基準で評価した。
○:「圧迫感を感じなかった」「漏れ、ズレ、ヨレが見られなかった」「インナーパッド交換時にテープ止めへインナーパッドが納めやすかった」が8人以上10人以下のとき
△:「圧迫感を感じなかった」「漏れ、ズレ、ヨレが見られなかった」「インナーパッド交換時にテープ止めへインナーパッドが納めやすかった」が5人以上7人以下のとき
×:「圧迫感を感じなかった」「漏れ、ズレ、ヨレが見られなかった」「インナーパッド交換時にテープ止めへインナーパッドが納めやすかった」がいないか4人以下のとき
結果を表3に示す。
(実施例1)長時間使用後、良好なモニター結果を得た。立体ギャザー根元間隔の前後の幅の比がインナーパッドの幅を適切に収納し、接合封入領域がインナーの前後のズレを有効に抑えることができた。
(実施例2)立体ギャザー根元間隔が異なる前側領域と後側領域の長さの比を変更した。良好な使用感であったとの結果が得られた。
(実施例3)立体ギャザー根元間隔を若干変更した。同様に良好な使用感であったとの結果が得られた。後側領域の立体ギャザー根元間隔を広くした。実施例2と同様に良好な使用感であったとの結果が得られた。
(実施例4)接合領域を狭くした。インナーパッドの前後のズレは有効に抑えられており、良好なモニター結果であった。
(実施例5)接合領域の長さ、幅を変更した。同様にインナーパッドの前後のズレは有効に抑えられており、良好なモニター結果であった。
(実施例6)接合領域の長さ、幅を変更し大きくした。同様にインナーパッドの前後のズレは有効に抑えられており、着用の違和感もなく良好だった。
(実施例7)接合封入領域の長さ、幅を変更し大きくした。同様にインナーパッドの前後のズレは有効に抑えられており、着用の違和感もなく良好だった。
(比較例1)前側領域と後側領域の長さの比を変更した。インナーパッドの収まりが悪く着用中にズレが生じ漏れに至った。交換作業性もインナーパッドが入れにくく低評価であった。
(比較例2)比較例1と同様に前側領域と後側領域の長さの比を変更したず、インナーパッドの収まりが悪くモレが生じ、低評価であった。
(比較例3)立体ギャザー根元部間の幅方向間隔を変更した。インナーパッドの収納性が悪化しモレの発生、交換作業性の低下となった。
(比較例4)後側領域の立体ギャザー根元部間の幅方向間隔をかなり広く変更した。インナーパッドの交換作業性は良いがインナーパッドがずれることによる着用の違和感、モレ防止性が悪化した。
(比較例5)接合領域を長さを規定より小さくした。インナーパッドの前後のズレが生じ漏れに至った。またインナーのズレによる着用の違和感も生じていた。
(比較例6)接合領域の面積を規定より大きくした。インナーパッドの前後のズレは抑制できたが少し脚周りに剛性がでてしまい着用感が若干悪化した。
(比較例7)接合領域の面積を規定より小さくした。インナーパッドの前後のズレによるモレが生じた。交換作業性、着用感に問題はなかった。
10、11 トップシート
15 後側スロットコート線
16 前側スロットコート線
17 スロットコート領域
20、21 吸収コア
30、31 バックシート
40、45 立体ギャザー
41、48A、49A 根元部
42 接合領域
48 前側立体ギャザー
49 後側立体ギャザー
50、51 吸収性物品
60 前身頃
62 サイドフラップ
63 サイドパネル
64 ファスニングテープ
65 ターゲットテープ
66 ミシン目
70 股部
71 前側領域
80 後身頃
81 後側領域
90 外装体
Claims (5)
- アウターとして使用するテープ止めタイプの吸収性物品であって、
着用者の主に下腹部に当接する前身頃と、着用者の主に股間部に当接する股部と、着用者の主に臀部に当接する後見頃と、が長手方向にこの順に連接され、
前記後見頃には幅方向両側から外方に突出するように配置される、ファスニングテープと、これに係合可能な固定手段と、を有し、
前記吸収性物品の肌側表面に少なくとも一部が固定された根元部を有し、幅方向両側を前記前身頃から前記股部を経て前記後身頃まで延びる一対の立体ギャザーを有し、
前記立体ギャザーは、前記前身頃から前記股部の途中部までの前側領域に設けられた前側立体ギャザーと、前記股部の前記途中部から前記後身頃までの後側領域に設けられた後側立体ギャザーと、を有し、
前記一対の立体ギャザーは、前記前側立体ギャザーと前記後側立体ギャザーとは長手方向寸法が異なり、前記前側立体ギャザーの長手方向寸法:前記後側立体ギャザーの長手方向寸法=1:1乃至3:2の比であり、
前記一対の立体ギャザーの前記根元部の、前記前側立体ギャザーの幅方向間隔:前記後側立体ギャザーの幅方向間隔=7:8乃至3:4の比であり、
前記一対の立体ギャザーの幅方向における先端間隔は、長手方向に沿って所定長さである、吸収性物品。 - 前記一対の前記前側立体ギャザーと、前記一対の前記後側立体ギャザーとの間に、両者の前記根元部の前記幅方向間隔の違いを調整する接合領域を有する、請求項1に記載の吸収性物品。
- 前記接合領域は、長さ20mm以上かつ1000mm2以上2500mm2以下の面積で設けられる、請求項2に記載の吸収性物品。
- 前記接合領域がホットメルト塗布領域である、請求項2又は請求項3に記載の吸収性物品。
- サイドパネルをさらに有し、前記サイドパネルにミシン目が付与されている、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の吸収性物品。
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