JP2024137545A - 情報処理システム、サーバ、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
情報処理システム、サーバ、情報処理方法及びプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】情報処理システム1は、ユーザ端末10と、施設用コンピュータ20と、サーバ30と、サービス提供者用端末40と、を含む。サーバ30は、複合プラットフォーム実行部353と、ユーザ認証処理部352と、ユーザ利用管理部354と、を備える。複合プラットフォーム実行部353は、実世界に存在する人及び施設と、仮想空間におけるユーザ及び施設の情報とが固有の対応関係を有する複合プラットフォームを構築する。ユーザ認証処理部352は、2要素以上の本人認証方法によってユーザ認証を行う。ユーザ認証処理部352は、ユーザ認証が行われたユーザの複合プラットフォームへのアクセスを管理する。ユーザ利用管理部354は、ユーザによる複合プラットフォームの利用を管理する。
【選択図】図6
Description
例えば、仮想空間に設置された店舗において、ユーザが商品の画像を参照し、気に入った商品をオンラインで購入するといったシステムが実現されている。
なお、仮想空間を利用して商品を購入する等の機能を実現した技術は、例えば、特許文献1に記載されている。
例えば、本人確認を厳密に行う必要がある取引や、本人の身体や現物を確認する必要がある取引等は、一般的な商品を販売する場合と同様に仮想空間での取引を実現することは困難である。
特に、患者に発行された処方箋に基づく薬剤の調剤業務等では、患者本人であることの確認、処方される薬剤の調剤、監査、患者への服薬指導等、仮想空間での処理のみでは薬剤の受け渡し(薬剤の交付)に必要な手順を適切に行うことが容易ではなく、仮想空間における取引を実現することが困難なものとなっている。
また、患者本人の確認に加え、仮想空間においてサービスを提供する提供者(医師あるいは薬剤師等)についても、仮想空間における取引においては、実世界における取引よりも成りすまし等の不正を行うことが容易になるため、このような事情も仮想空間における取引を妨げる要因となっている。
即ち、従来の仮想空間を利用した技術においては、仮想空間における情報の信頼性が充分に高いものでないことから、仮想空間を利用して提供可能な機能が制約されたものとなっていた。
実世界に存在する人及び施設と、仮想空間におけるユーザ及び施設の情報とが固有の対応関係を有する複合プラットフォームを構築する複合プラットフォーム構築手段と、
2要素以上の本人認証方法によってユーザ認証を行うユーザ認証手段と、
前記ユーザ認証が行われたユーザの前記複合プラットフォームへのアクセスを管理するアクセス管理手段と、
前記ユーザによる前記複合プラットフォームの利用を管理するユーザ利用管理手段と、
を備えることを特徴とする。
より具体的には、本実施形態に係る情報処理システムにおいて、複合プラットフォームを利用するユーザはアバターとして複合プラットフォーム内を行動することができ、アバターには、当該ユーザの各種情報(本人認証のための情報、本人の既往歴等の医療情報、サービス提供者である場合にはサービスに関する資格情報、その他、本人の個人的な情報)が関連付けられている。
そして、ユーザが他のユーザのアバターとコミュニケーションを取る場合、互いのアバターに関連付けられている情報を必要に応じて選別して授受することが可能となっている。
このように、複合プラットフォームにおけるユーザは、実世界に存在する人等と関連付けられ、高度に認証された状態であるため、複合プラットフォームを介して提供される情報及びコミュニケーションの相手に対する信頼性がより高いものとなる。
そのため、複合プラットフォームを利用するユーザに対し、医師や薬剤師等の専門家から、医学的または薬学的な支援情報を提供すること等が可能となり、従来の仮想空間において提供可能な機能に対する制約を超えて、多様な機能を提供することが可能となる。
即ち、本実施形態に係る情報処理システムによれば、仮想空間を利用した技術において、情報の信頼性をより高め、より多様な機能を提供することが可能となる。
以下、具体的な構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム1のシステム構成を示す図である。
図1に示すように、情報処理システム1は、ユーザ端末10と、施設用コンピュータ20と、サーバ30と、サービス提供者用端末40とを含んで構成され、ユーザ端末10、施設用コンピュータ20、サーバ30及びサービス提供者用端末40はネットワーク50を介して互いに通信可能に構成される。なお、本実施形態に係る情報処理システム1においては、複数のユーザ端末10、施設用コンピュータ20及びサービス提供者用端末40が含まれるが、図1においては、説明の便宜のため、ユーザ端末10、施設用コンピュータ20及びサービス提供者用端末40をそれぞれ1つのみ示している。また、サーバ30は、1つのサーバコンピュータによって構成したり、複数のサーバコンピュータによって構成されるサーバシステムにおいて、仮想的なサーバとして構成したりすることが可能である。
本実施形態において、ユーザが複合プラットフォームにアクセス(ログイン)する場合、2要素認証による本人確認を経るものとする。例えば、ユーザに対して発行されたID及びパスワードの入力に加え、生体認証またはユーザのみが利用可能なトークン生成デバイスで生成したトークンの入力等、2要素の認証情報を使用した本人認証が行われる。ただし、2要素の認証に限らず、3要素以上の認証情報を使用した本人認証を行うことも可能である。
例えば、ユーザ端末10のユーザである患者は、調剤薬局の実店舗(実世界に存在する調剤薬局の店舗)において、本人確認及び使用するユーザ端末10の登録を行うことが可能であり、これにより、ユーザ端末10からのアクセスは、当該患者本人によるアクセスであることが担保される。
このように、アカウント情報の発行時に、高度な本人認証が行われることにより、複合プラットフォームを利用するユーザは、実世界における人と対応していることが保証される。
また、本人認証を2つ以上の方法で行うことも可能であり、例えば、所定のデータベースに登録された生体情報によって、本人認証を行う方法等を追加することとしてもよい。
例えば、薬局に設置される施設用コンピュータ20は、患者に発行された処方箋の内容及び患者に提供された薬剤の履歴を管理する薬歴管理機能、施設用コンピュータ20が設置される調剤薬局における予約管理機能、あるいは、診療報酬を算出する診療報酬明細書(レセプト)作成機能等を備えることができる。また、病院に設置される施設用コンピュータ20は、電子カルテを管理する電子カルテ管理機能、患者の検査値やCT(Computed Tomography)画像等、検査結果のデータを管理する検査結果データベース機能等を備えることができる。
本実施形態において、複合プラットフォームに設置される店舗等の仮想空間上の施設(以下、適宜「仮想施設」と称する。)は、実世界に存在する店舗等の施設(以下、適宜「実施設」と称する。)と対応付けられている。また、複合プラットフォームのユーザは、上述したように、例えば、実世界に存在する店舗等の実施設において、本人確認及び使用するユーザ端末10の登録を行うことにより、複合プラットフォームへのアクセスが許可されている。したがって、複合プラットフォームを介して店舗等の実施設または仮想施設にアクセスするユーザは、本人であることが担保された状態となっている。
本実施形態において、ユーザ端末10のユーザは、サーバ30によって表示された地図(実世界の地図)に含まれる各種実施設を選択し、ユーザ自身のオリジナルの複合プラットフォーム上の地図(ユーザが作成する仮想的な街)に配置することが可能となっている。
図2に示すように、本実施形態において構築される複合プラットフォーム上の仮想的な街では、仮想空間における患者の自宅を中心に、ユーザが店舗等の施設を任意の位置に配置することが可能となっている。
例えば、図2に示す例では、実世界において、ユーザの自宅付近に薬局D1、医院C1、かかりつけ薬剤師P1等が存在し、職場付近に薬局D3、病院H1、専門医E1等が存在している。自宅付近あるいは職場付近は、ユーザが日常的に所在する地域であり、実施設等への物理的なアクセスが容易な領域である。また、図2に示す例では、実世界において、出張・旅行先(国内/海外)付近に薬局D100、地域総合病院H100等が存在し、ユーザの両親宅付近に薬局D5、医院C8、両親のケアを行うケアワーカーW1等が存在している。ただし、薬局D5は不参加施設であるため網掛け表示され、選択できない状態となっている。出張・旅行先付近あるいは両親宅付近は、ユーザが日常的には所在しない地域であり、遠隔地であることから実店舗等へのアクセスが困難な領域である。また、出張・旅行先付近に所在する店舗等の施設は、患者が関わりを持つ頻度・可能性が高くない一方、ユーザの両親宅付近に所在する店舗等の施設は、ユーザの両親が所在する地域であることから、ユーザが関わりを持つ頻度・可能性が高いものである。
例えば、図2に示す例において、複合プラットフォームの自宅周辺には、薬局D1、医院C1、かかりつけ薬剤師P1、薬局D3及びケアワーカーW1等が配置されている。これらは、ユーザが日常的に関わりを持つ頻度・可能性が高い店舗等である。また、複合プラットフォームの自宅周辺と区分された1つの領域において、病院H1及び専門医E1等が配置されている。これらは、過去に行った手術あるいは特定疾患の検査等のために、ユーザが定期的に(半年に1度等)関わりを持つ施設である。また、複合プラットフォームの自宅周辺と区分された他の領域において、医院C8及び薬局D9等が配置されている。これらは、両親の介護等のために、必要が生じた場合にユーザが関わりを持つ施設である。ただし、図2に示す例では、ユーザは両親宅付近に所在する薬局D5の選択を希望するものの、薬局D5は不参加施設であることから、実世界において薬局D5の次に両親宅から距離が近い薬局D9を選択している。
なお、複合プラットフォームにおける店舗等の配置は、患者の必要に応じて、適宜変更することが可能となっている。
サービス提供者としてのユーザは、複合プラットフォームにおける一般のユーザとしての登録に加え、サービス提供者としての適正な資格を証明する情報(以下、「資格情報」と称する。)によって認証されている。例えば、医師であれば、HPKI(Healthcare Public Key Infrastructure)による確認結果を表す資格情報や、各種資格者団体における登録情報との照合結果を表す確認情報等を資格情報として用いることができる。
次に、情報処理システム1における各装置のハードウェア構成を説明する。
情報処理システム1において、各装置はPC、サーバコンピュータあるいはタブレット端末等の情報処理装置によって構成され、その基本的構成は同様である。
図3に示すように、各装置を構成する情報処理装置800は、CPU(Central Processing Unit)811と、ROM(Read Only Memory)812と、RAM(Random Access Memory)813と、バス814と、入力部815と、出力部816と、記憶部817と、通信部818と、ドライブ819と、撮像部820と、を備えている。
RAM813には、CPU811が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
出力部816は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部817は、ハードディスクあるいはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各サーバで管理される各種データを記憶する。
通信部818は、ネットワーク50を介して他の装置との間で行う通信を制御する。
撮像部820は、レンズ及び撮像素子等を備えた撮像装置によって構成され、被写体のデジタル画像を撮像する。
なお、情報処理装置800が施設用コンピュータ20あるいはサーバ30として構成される場合には、撮像部820を省略した構成とすることも可能である。また、情報処理装置800がタブレット端末として構成される場合には、入力部815をタッチセンサによって構成し、出力部816のディスプレイに重ねて配置することにより、タッチパネルを備える構成とすることも可能である。
次に、情報処理システム1における各装置の機能的構成について説明する。
図4は、ユーザ端末10の機能的構成を示すブロック図である。
図4に示すように、ユーザ端末10のCPU811においては、ユーザインターフェース表示制御部(UI表示制御部)151と、ログイン要求部152と、複合プラットフォーム利用管理部153と、が機能する。また、ユーザ端末10の記憶部817には、ユーザ情報記憶部171が形成される。
ログイン要求部152は、UI画面において複合プラットフォームへのログインを要求する操作が行われた場合に、ユーザ情報記憶部171から複合プラットフォームにログインするための情報(以下、「ログイン情報」と称する。)を読み出し、ログインの要求(以下、「ログイン要求」と称する。)のための情報と共に、サーバ30に送信する。ログイン情報には、一般のユーザとしてログインに必要な情報(ユーザ端末10の識別情報及びユーザに関する情報(ユーザ名及びパスワード等))、関係者ユーザとしてログインに必要な情報、または、サービス提供者としてログインに必要な情報が含まれる。なお、本実施形態において、ログイン情報のうち、パスワード等の秘密性を有する情報については、ユーザ情報記憶部171に記憶されないものとし、ログイン要求を行うUI画面において、ユーザによる入力を求めるものとする。ただし、暗号化等のセキュリティを施した上でパスワードをユーザ情報記憶部171に記憶しておき、ログイン情報として送信する際に、復号化して送信することとしてもよい。
図5は、施設用コンピュータ20の機能的構成を示すブロック図である。
施設用コンピュータ20に備えられる機能は、施設用コンピュータ20がいずれの施設に設置されるかに応じて種々異なるものとされる。
ここでは、施設用コンピュータ20が調剤薬局に設置される場合を例に挙げて説明する。
処方箋DB272には、患者に対して発行された処方箋のデータが各患者を識別する情報及び処方箋の受付日と対応付けて記憶されている。施設用コンピュータ20は、実店舗を訪問した患者本人が持参する形態、または、当該実店舗に対応する仮想店舗(仮想空間に設置された調剤薬局)に対してユーザ端末10から送信する形態で提出された処方箋を受け付けることができる。この結果、施設用コンピュータ20が受け付けた処方箋のデータは、患者本人が提出した真正な処方箋であることが担保される。
薬歴DB273には、患者に対して処方された薬剤の履歴(薬歴)のデータが各患者を識別する情報と対応付けて記憶されている。また、薬歴には、薬剤師が患者に対して行った服薬指導の履歴(指導歴)のデータが併せて記憶される。
ヒアリング内容DB275には、「薬の飲み忘れはありますか?」あるいは「服薬後に体調の変化はありますか?」等、患者に対するヒアリング内容(聞き取り項目)の一覧のデータが記憶されている。
薬剤DB276には、薬局において取り扱われる各種薬剤に関するデータが記憶されている。この薬剤に関するデータには、薬剤の名称(一般名)、薬剤コード等に加え、服薬指導文や添付文書の内容が含まれている。
薬歴管理部252は、患者に対して処方された薬剤の履歴(薬歴)を管理する。例えば、薬歴管理部252は、患者に対して新たに処方が行われた場合、今回処方された薬剤の履歴(今回の薬歴)のデータを薬歴DB273に記憶したり、ユーザ端末10から患者の薬歴のデータの送信依頼を受信した場合、依頼された薬歴のデータを薬歴DB273から取得し、ユーザ端末10に送信したりする。
図6は、サーバ30の機能的構成を示すブロック図である。
図6に示すように、サーバ30のCPU811においては、ユーザ識別登録部351と、ユーザ認証処理部352と、複合プラットフォーム実行部353と、ユーザ利用管理部354と、が機能する。また、サーバ30の記憶部817には、ユーザ識別登録データベース(ユーザ識別登録DB)371と、複合プラットフォームデータベース(複合プラットフォームDB)372と、ユーザ利用情報データベース(ユーザ利用情報DB)373と、履歴データベース(履歴DB)374と、が形成される。
なお、本実施形態において、ユーザは複合プラットフォーム内で行動する場合、アバターを生成してアバターを行動させることができ、ユーザ識別登録DB371には、このアバターのデータも記憶することができる。
図7は、サービス提供者用端末40の機能的構成を示すブロック図である。
図7に示すように、サービス提供者用端末40のCPU811においては、ユーザインターフェース表示制御部(UI表示制御部)451と、ログイン要求部452と、複合プラットフォーム利用管理部453と、が機能する。また、サービス提供者用端末40の記憶部817には、ユーザ情報記憶部471が形成される。
ユーザ情報記憶部471には、当該サービス提供者用端末40の使用者であるサービス提供者としてのユーザが複合プラットフォームにログインするための情報(ユーザ名等のアカウント情報、サービス提供者用端末40の識別情報あるいはユーザ登録時に使用した公的なシステムにおける認証情報等)が記憶される。また、ユーザ情報記憶部471には、当該サービス提供者用端末40の使用者がサービス提供者として認証された際の認証情報が記憶される。なお、本実施形態における複合プラットフォームにおいては、サービス提供者としての認証情報に有効期間が設定されている場合、ログイン毎に有効期間内であるか否かが確認される。また、サービス提供者としての認証情報は、廃業や資格喪失等によって更新され得るため、サービス提供者としてのユーザがログインする毎に、当該ユーザの資格情報が適正であるか否かが確認される。
本実施形態における複合プラットフォームでは、ユーザのアバターが実世界と同等または実世界以上の利便性を提供する形態で、情報の利用及び管理を行うことができる。
図8は、本実施形態におけるアバターに備えられた情報の利用及び管理に関する機能を示す模式図である。
図8に示すように、複合プラットフォーム上に形成されるアバターは、アバターとして具現化される情報は実在するユーザ本人の情報と一致するという性質(一致性)、アバターがユーザ本人の情報を持ち運ぶという性質(可搬性)、アバターが情報処理機能を備えるという性質(機能性)、及び、アバターがユーザ本人の意思を代弁するという性質(代弁性)等の特徴を備えている。
また、アバターが可搬性を備えていることにより、複合プラットフォーム上でユーザが行動する場合には、当該ユーザが保有する情報を全て所持した状態で行動することができる。そのため、ユーザが他のユーザのアバターから情報の提示を求められた場合に、直ちに必要な情報を提示することができる。例えば、患者としてのユーザのアバターが医師のアバターから検査値のデータを求められた場合に、実世界の診断では、患者から医師に検査値のデータを直ちに提供することは容易ではない一方、複合プラットフォームにおいては、患者のアバターが情報を所持した状態となっているため、医師が求める検査値のデータを直ちに提供することができる。また、そのため、患者のアバターが提供した検査値のデータを医学的観点からの判断した結果や、検査値のデータとして無効である(基準を超えた古い検査値である等)こと等を医師から患者のアバターに直ちに伝えることができる。なお、本実施形態において、アバターがマイナンバーカードの情報(個人番号等)を所持することが可能であり、この場合、マイナンバーカードに一体化された情報をアバターが所持した状態とすることができる。例えば、マイナンバーカードが健康保険証として利用可能となっている場合には、アバターがマイナンバーカードの情報を所持することで、健康保険証を適宜利用することが可能となる。
図9に示すように、医師が患者であるユーザに診断結果等を説明する場合、患者であるユーザの氏名(図9中の「A山B男」)及び医師の氏名(図9中の「X川Y朗」)が明示された状態で、1対1の対話が行われる。ただし、家族等の関係者ユーザのアバターが説明に同席することとしてもよい。
そして、図10に示すように、患者であるユーザのアバターにおいて、診断結果等を説明する身体の対象部位に、説明されるCT画像が重畳して表示され、身体のいずれの部位における疾患であるかが患者であるユーザにわかり易く示される。
この後、図11に示すように、CT画像が拡大して表示され、対象部位のCT画像を回転、切断、透過、着色する等の視覚的効果を提示しながら、医師のアバターが患者であるユーザのアバターに病状を説明する。
一般に、患者であるユーザはCT画像を表示するアプリケーションを保有していないことから、CT画像のデータを受領したとしても、それを表示することができないところ、本実施形態における複合プラットフォームでは、医師(病院)または複合プラットフォーム側がCT画像を表示するアプリケーションを保有することで、ユーザのアバターを介したコミュニケーションにおいて、CT画像を表示する機能を提供することができる。
なお、ここでは、患者であるユーザの肺のCT画像を表示する例について説明したが、複合プラットフォームにおいて表示可能な画像の種類は特に限定されず、動脈瘤、腫瘍、脳の萎縮等、身体の各種部位の画像を表示することができると共に、CT画像に限らず、MRI(Magnetic Resonance Imaging)画像あるいはX線画像等の各種技術で取得された画像を表示することができる。
次に、情報処理システム1の動作を説明する。
図12は、情報処理システム1が実行するユーザ識別登録処理の流れを示すフローチャートである。
ユーザ識別登録処理は、施設用コンピュータ20あるいはサービス提供者用端末40を介して、新規にユーザの登録を要求する操作が行われることに対応して開始される。
ステップS1において、サーバ30のユーザ識別登録部351は、新規にユーザ登録を行うユーザに関する情報(ユーザ情報)を取得する。具体的には、ユーザ識別登録部351は、電子データとして提供されたユーザに関する情報を読み込んだり、施設用コンピュータ20あるいはサービス提供者用端末40において手動で入力された情報を受け付けたりすることにより、ユーザに関する情報を取得する。このとき、新規にユーザ登録を行うユーザが使用するユーザ端末10の識別情報も併せて取得される。
ステップS3において、ユーザ識別登録部351は、ユーザの本人確認のための情報(身分証明情報)をユーザの本人を認証可能な情報と照合する。例えば、ユーザ識別登録部351は、マイナンバーによる本人の識別情報と、身分証明書による本人の識別情報とを公的なシステム(地方公共団体情報システム機構、自治体、その他、公的な法人等が管理・運営するシステム)に登録された情報と照合して、本人確認を行う。
ユーザの本人確認のための情報が適正ではない場合、ステップS4においてNOと判定されて、処理はステップS5に移行する。
一方、ユーザの本人確認のための情報が適正である場合、ステップS4においてYESと判定されて、処理はステップS6に移行する。
ステップS5において、ユーザ識別登録部351は、ユーザの本人確認のための情報(身分証明情報)が適正でない旨を通知(送信)し、ユーザ識別登録処理は終了する。
当該ユーザがサービス提供者として登録を要求されていない場合、ステップS6においてNOと判定されて、処理はステップS10に移行する。
一方、当該ユーザがサービス提供者として登録を要求されている場合、ステップS6においてYESと判定されて、処理はステップS7に移行する。
ステップS8において、ユーザ識別登録部351は、サービス提供者として登録を要求するユーザの資格情報は適正であるか否かの判定を行う。
サービス提供者として登録を要求するユーザの資格情報が適正ではない場合、ステップS8においてNOと判定されて、処理はステップS9に移行する。
一方、サービス提供者として登録を要求するユーザの資格情報が適正である場合、ステップS8においてYESと判定されて、処理はステップS10に移行する。
ステップS9の後、処理はステップS6に移行する。
ステップS10において、ユーザ識別登録部351は、一意に特定されたユーザとして、新規に登録を行ったユーザに関する情報(ユーザの氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、ユーザを登録した際に確認された本人確認情報(マイナンバー(個人番号)及び身分証明書の情報等))をユーザ識別登録DB371に登録する。なお、本実施形態においては、既にユーザとして登録されている人物が複合プラットフォームにユーザ登録しようとした場合、ユーザ識別登録部351によって2回目以降のユーザ登録の要求は拒絶される。
ステップS11において、ユーザ識別登録部351は、新規に登録を行ったユーザに対して、複合プラットフォームにログインするためのユーザアカウントを発行する。
ステップS11の後、ユーザ識別登録処理は終了する。
図13は、情報処理システム1が実行する複合プラットフォーム構築処理の流れを示すフローチャートである。
複合プラットフォーム構築処理は、サーバ30において複合プラットフォーム構築処理の実行が指示されることに対応して開始される。
ステップS21において、サーバ30の複合プラットフォーム実行部353は、複合プラットフォームDB372に記憶された各種情報に基づいて、複合プラットフォームの仮想空間を構築する。
ユーザからのログイン要求がない場合、ステップS22においてNOと判定されて、ステップS22の処理が繰り返される。
一方、ユーザからのログイン要求がある場合、ステップS21においてYESと判定されて、処理はステップS23に移行する。
ステップS23において、ユーザ認証処理部352は、ログインを要求するユーザ端末10の識別情報及びユーザに関する情報(ユーザ名及びパスワード等を含むユーザ認証情報)を、ユーザ識別登録DB371に記憶されているユーザの認証に関する情報(ユーザアカウントの情報)と照合する。
ユーザを認証可能でない場合、ステップS24においてNOと判定されて、処理はステップS25に移行する。
一方、ユーザを認証可能である場合、ステップS24においてYESと判定されて、処理はステップS26に移行する。
ステップS25の後、処理はステップS22に移行する。
ステップS26において、複合プラットフォーム実行部353は、認証されたユーザのアバターを複合プラットフォーム内に形成する。
ステップS27において、ユーザ認証処理部352は、認証されたユーザはサービス提供者であるか否かの判定を行う。
認証されたユーザがサービス提供者でない場合、ステップS27においてNOと判定されて、処理はステップS33に移行する。
一方、サービス提供者である場合、ステップS27においてYESと判定されて、処理はステップS28に移行する。
ステップS29において、ユーザ認証処理部352は、ユーザの資格情報は適正であるか否かの判定を行う。即ち、ユーザ認証処理部352は、サービス提供者として認証された際の資格情報(HPKIによる確認結果あるいは各種資格者団体における登録情報との照合結果等)と、ログインを要求するユーザ端末10から送信された資格情報とが一致するか否かを判定する。
ユーザの資格情報が適正でない場合、ステップS29においてNOと判定されて、処理はステップS31に移行する。
一方、ユーザの資格情報が適正である場合、ステップS29においてYESと判定されて、処理はステップS30に移行する。
ステップS30の後、処理はステップS32に移行する。
ステップS31において、ユーザ認証処理部352は、ユーザの資格情報が適正でない旨を通知(送信)する。この場合、ログインを要求したユーザは、一般のユーザとしてのログインが許可される。
ステップS32において、複合プラットフォーム実行部353は、サービス提供者としてのユーザのアバターを複合プラットフォーム内に形成する。
他のアバターまたは施設とのコミュニケーションが行われていない場合、ステップS33においてNOと判定されて、処理はステップS35に移行する。
一方、他のアバターまたは施設とのコミュニケーションが行われている場合、ステップS33においてYESと判定されて、処理はステップS34に移行する。
ステップS35において、複合プラットフォーム実行部353は、ユーザが複合プラットフォームからログアウトするための操作を行ったか否かの判定を行う。
ユーザが複合プラットフォームからログアウトするための操作を行っていない場合、ステップS35においてNOと判定されて、処理はステップS33に移行する。
一方、ユーザが複合プラットフォームからログアウトするための操作を行った場合、ステップS35においてYESと判定されて、処理はステップS36に移行する。
ステップS36において、ユーザ認証処理部352は、当該ユーザのログアウト処理を実行する。
ステップS36の後、複合プラットフォーム構築処理が繰り返される。
また、複合プラットフォームを利用するユーザは、当該ユーザが使用するものとして登録されたユーザ端末10を介して、アバターとして複合プラットフォーム内を行動することができ、アバターには、当該ユーザの各種情報(本人認証のための情報、本人の既往歴等の医療情報、サービス提供者である場合にはサービスに関する資格情報、その他、本人の個人的な情報)が関連付けられている。
そのため、複合プラットフォームにおけるユーザは、実世界に存在する人等と関連付けられ、高度に認証された状態であるため、複合プラットフォームを介して提供される情報及びコミュニケーションの相手に対する信頼性がより高いものとなる。
したがって、複合プラットフォームを利用するユーザに対し、医師や薬剤師等の専門家から、医学的または薬学的な支援情報を提供すること等が可能となり、従来の仮想空間において提供可能な機能に対する制約を超えて、多様な機能を提供することが可能となる。
即ち、本実施形態に係る情報処理システムによれば、仮想空間を利用した技術において、情報の信頼性をより高め、より多様な機能を提供することが可能となる。
[変形例1]
上述の実施形態において、本人であることの真正性をより確実なものとするために、例えば、ユーザ本人の申請に基づく情報を根拠とした第1の本人認証と、第1の本人認証によって特定されるユーザ本人を客観的に確認可能な第2の本人認証との少なくとも2つの本人認証を行うことが可能である。第1の本人認証としては、マイナンバー(個人番号)及び身分証明書(運転免許証あるいは健康保険証等)等の本人確認資料を、信用が担保された人(実世界に存在する調剤薬局の店舗に勤務する薬剤師等)が確認する方法を用いることができる。また、第2の本人認証としては、公的なシステムや他の本人認証システム等の第三者機関にアクセスし、第三者機関で本人認証される方法を用いることができる。
例えば、ユーザ識別登録部351がユーザを登録する際に、ユーザ登録を希望する個人に対し、第1の本人認証として、マイナンバー(個人番号)及び身分証明書(運転免許証あるいは健康保険証等)の提示を求めると共に、第2の本人認証として、マイナンバーによる本人の識別情報と、身分証明書による本人の識別情報とを公的なシステム(地方公共団体情報システム機構、自治体、その他、公的な法人等が管理・運営するシステム)に登録された情報と照合することとしてもよい。また、第2の本人認証として、ユーザ本人が所有していることが別途保証されている端末(クレジットカード会社あるいは銀行のアカウントと紐付けられたスマートフォン、携帯電話等)にワンタイムパスワード等の認証用情報を送信し、この認証用情報を入力して本人認証することとしてもよい。
複合プラットフォーム実行部353は、実世界に存在する人及び施設と、仮想空間におけるユーザ及び施設の情報とが固有の対応関係を有する複合プラットフォームを構築する。
ユーザ認証処理部352は、2要素以上の本人認証方法によってユーザ認証を行う。
ユーザ認証処理部352は、ユーザ認証が行われたユーザの複合プラットフォームへのアクセスを管理する。
ユーザ利用管理部354は、ユーザによる複合プラットフォームの利用を管理する。
これにより、実世界に存在する人及び施設(店舗、各種機関、サービス提供場所等の実体的にアクセス可能な対象)と、仮想空間におけるユーザ及び施設の情報とが1対1に対応付けられ、仮想空間と実世界とが明確に関連づけられた複合プラットフォームが構築される。また、複合プラットフォームを利用する各ユーザは高度に本人認証されていると共に、各ユーザの複合プラットフォームへのアクセス及び複合プラットフォームにおける利用(行動)が管理される。
したがって、仮想空間を利用した技術において、情報の信頼性をより高め、より多様な機能を提供することが可能となる。
ユーザ識別登録部351は、本人の申請情報に基づく第1の本人認証処理と、本人の申請情報以外に基づく第2の本人証処理とによってユーザ登録を行う。
ユーザ認証処理部352は、ユーザ識別登録部351で登録されたユーザのユーザ認証を行う。
これにより、複合プラットフォームを利用するユーザにおいて、本人であることの真正性をより確実なものとすることができる。
これにより、複合プラットフォームにおいてサービスを提供するユーザの信頼性を高めることができる。
これにより、複合プラットフォームにおいて、当事者ユーザを中心に、関係者ユーザが医療あるいは介護等に関する情報を授受したり、仮想空間内の行動において協力したりすることが可能となる。
これにより、複合プラットフォームにおいて、実世界に存在する人と固有の対応関係を有するアバターによって、他のユーザ(アバター)とコミュニケーションを取ったり、サービスの提供を受けたりすることができるため、仮想空間を利用した技術において、実世界におけるコミュニケーションやサービスの提供と同等の信頼性を実現することができる。
これにより、情報の提供が必要となったタイミングで、ユーザに関する情報を適宜選択して提供することができるため、実世界において情報を提供するよりも、高い利便性を実現することができる。
例えば、上述の実施形態において、実世界に存在する人及び施設(店舗、各種機関、サービス提供場所等の実体的にアクセス可能な対象)と、仮想空間におけるユーザ及び施設の情報とを1対1に対応させる方法の例について説明したが、これら以外の方法を用いることも可能である。即ち、実世界に存在する人及び施設と、仮想空間におけるユーザ及び施設の情報とが固有の関係を有することが担保されれば、各種識別方法あるいは認証方法等を用いることも可能である。
また、本発明に係る情報処理システム1は、上述の実施形態における各装置によって構成することの他、上述の実施形態における複数の装置の機能を1つの装置にまとめて実装したり、あるいは、1つの装置の機能を複数の装置に分散して実装したりすることが可能である。
換言すると、上述の実施形態における機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理システム1を構成するいずれかのコンピュータに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に示した例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
Claims (9)
- 実世界に存在する人及び施設と、仮想空間におけるユーザ及び施設の情報とが固有の対応関係を有する複合プラットフォームを構築する複合プラットフォーム構築手段と、
2要素以上の本人認証方法によってユーザ認証を行うユーザ認証手段と、
前記ユーザ認証が行われたユーザの前記複合プラットフォームへのアクセスを管理するアクセス管理手段と、
前記ユーザによる前記複合プラットフォームの利用を管理するユーザ利用管理手段と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。 - 本人の申請情報に基づく第1の本人認証処理と、前記本人の申請情報以外に基づく第2の本人証処理とによってユーザ登録を行うユーザ登録手段をさらに備え、
前記ユーザ認証手段は、前記ユーザ登録手段で登録されたユーザのユーザ認証を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記ユーザ認証手段は、前記複合プラットフォームにおいてサービスを提供するサービス提供者として、当該サービスに関する公的な認証情報によってさらに前記ユーザを認証し、当該ユーザについて、サービス提供者として前記複合プラットフォームへのアクセスを許可することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
- 前記ユーザ本人を表す当事者ユーザと、当該当事者ユーザと所定の関係を有するユーザである関係者ユーザと、を前記複合プラットフォームにおける関係として登録するユーザ関係管理手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
- 前記複合プラットフォーム構築手段は、前記複合プラットフォームにおいて前記ユーザを代理する存在であるアバターを形成し、前記複合プラットフォーム内での当該アバターの行動として、前記複合プラットフォームにおけるサービスを利用可能とすることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
- 前記アバターには、実世界における前記ユーザに関する情報が付帯し、前記複合プラットフォームにおいてコミュニケーションを行う他のユーザの前記アバターに、前記ユーザ本人の前記アバターに付帯している情報を選択して提供可能であることを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
- 実世界に存在する人及び施設と、仮想空間におけるユーザ及び施設の情報とが固有の対応関係を有する複合プラットフォーム構築手段と、
2要素以上の本人認証方法によってユーザ認証を行うユーザ認証手段と、
前記ユーザ認証が行われたユーザの前記複合プラットフォームへのアクセスを管理するアクセス管理手段と、
前記ユーザによる前記複合プラットフォームの利用を管理するユーザ利用管理手段と、
を備えることを特徴とするサーバ。 - 情報処理システムが実行する情報処理方法であって、
実世界に存在する人及び施設と、仮想空間におけるユーザ及び施設の情報とが固有の対応関係を有する複合プラットフォーム構築ステップと、
2要素以上の本人認証方法によってユーザ認証を行うユーザ認証ステップと、
前記ユーザ認証が行われたユーザの前記複合プラットフォームへのアクセスを管理するアクセス管理ステップと、
前記ユーザによる前記複合プラットフォームの利用を管理する複合プラットフォーム利用管理ステップと、
を含むことを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータに、
実世界に存在する人及び施設と、仮想空間におけるユーザ及び施設の情報とが固有の対応関係を有する複合プラットフォーム構築機能と、
2要素以上の本人認証方法によってユーザ認証を行うユーザ認証機能と、
前記ユーザ認証が行われたユーザの前記複合プラットフォームへのアクセスを管理するアクセス管理機能と、
前記ユーザによる前記複合プラットフォームの利用を管理する複合プラットフォーム利用管理機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
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