JP2025059390A - Sensor Module - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、センサーモジュールに関する。 The present invention relates to a sensor module.
所定の検出軸に基づく慣性を検出する角速度センサーを有するセンサーデバイスを搭載したセンサーモジュールとして、特許文献1に記載のものが、知られている。
特許文献1には、センサーモジュールとして、基板の表面に実装されたセンサーデバイスと、基板の側面に実装されたセンサーデバイスとを備えたセンサーモジュールが記載されている。
2. Description of the Related Art Japanese Patent Laid-Open No. 2006-133663 discloses a sensor module incorporating a sensor device having an angular velocity sensor that detects inertia based on a predetermined detection axis.
このようなセンサーモジュールでは、基板に実装されるセンサーデバイスの特性の経時的な信頼性について、さらなる改善が望まれている。 In such sensor modules, further improvement is desired in terms of the reliability over time of the characteristics of the sensor devices mounted on the substrate.
本願の一態様に係るセンサーモジュールは、第1面と、第1貫通孔とを有する基板と、前記第1面に設けられ、第1軸の物理量を検出する第1センサーデバイスと、前記第1貫通孔に設けられ、前記第1軸に対して垂直な第2軸の物理量を検出する第2センサーデバイスと、前記第2センサーデバイスを前記第1貫通孔内の第1側面に固定する第1固定部と、前記第2センサーデバイスを前記第1貫通孔内の第2側面に固定する第2固定部と、を備える。 A sensor module according to one aspect of the present application includes a substrate having a first surface and a first through hole, a first sensor device provided on the first surface and configured to detect a physical quantity of a first axis, a second sensor device provided in the first through hole and configured to detect a physical quantity of a second axis perpendicular to the first axis, a first fixing part that fixes the second sensor device to a first side surface within the first through hole, and a second fixing part that fixes the second sensor device to a second side surface within the first through hole.
本願の一態様に係るセンサーモジュールは、第1面と、第1貫通孔及び第2貫通孔とを有する基板と、前記第1面に設けられ、第1軸の物理量を検出する第1センサーデバイスと、前記第1貫通孔に設けられ、前記第1軸に対して垂直な第2軸の物理量を検出する第2センサーデバイスと、前記第2貫通孔に設けられ、前記第1軸および前記第2軸に対して垂直な第3軸の物理量を検出する第3センサーデバイスと、前記第2センサーデバイスを前記第1貫通孔内の第1側面に固定する第1固定部と、前記第2センサーデバイスを前記第1貫通孔内の第2側面に固定する第2固定部と、前記第3センサーデバイスを前記第2貫通孔内の第1側面に固定する第3固定部と、前記第3センサーデバイスを前記第2貫通孔内の第2側面に固定する第4固定部と、を備える。 A sensor module according to one aspect of the present application includes a substrate having a first surface, a first through hole, and a second through hole, a first sensor device provided on the first surface and configured to detect a physical quantity of a first axis, a second sensor device provided in the first through hole and configured to detect a physical quantity of a second axis perpendicular to the first axis, a third sensor device provided in the second through hole and configured to detect a physical quantity of a third axis perpendicular to the first axis and the second axis, a first fixing part that fixes the second sensor device to a first side surface within the first through hole, a second fixing part that fixes the second sensor device to a second side surface within the first through hole, a third fixing part that fixes the third sensor device to a first side surface within the second through hole, and a fourth fixing part that fixes the third sensor device to a second side surface within the second through hole.
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
なお、以下の各図面においては各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
また、以下では、説明の便宜上、互いに直交する3つの軸をX軸、Y軸およびZ軸とし、X軸に平行な方向を「X軸方向」、Y軸に平行な方向を「Y軸方向」、Z軸に平行な方向を「Z軸方向」とも言う。また、各軸の矢印方向先端側を「プラス側」とも言い、反対側を「マイナス側」とも言う。また、以下では、Z軸方向に見ることを「平面視」とも言い、Z軸を含む断面に対してX軸方向またはY軸方向から見ることを「断面視」とも言う。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
In the drawings, the dimensions of the components may be shown on different scales in order to make the components easier to see.
For ease of explanation, the three mutually orthogonal axes are referred to as the X-axis, Y-axis, and Z-axis, and the direction parallel to the X-axis is also referred to as the "X-axis direction," the direction parallel to the Y-axis is also referred to as the "Y-axis direction," and the direction parallel to the Z-axis is also referred to as the "Z-axis direction." The tip side of the arrow direction of each axis is also referred to as the "plus side," and the opposite side is also referred to as the "minus side." In addition, hereinafter, viewing in the Z-axis direction is also referred to as the "planar view," and viewing from the X-axis or Y-axis direction with respect to a cross section including the Z-axis is also referred to as the "cross-sectional view."
さらに、以下の説明において、ある構成の上面との記載は、当該構成のZ軸方向プラス側の面、例えば「基板の上面」は基板のZ軸方向プラス側の面、を示すものとする。また、ある構成の下面との記載は、当該構成のZ軸方向マイナス側の面、例えば「基板の下面」は基板のZ軸方向マイナス側の面、を示すものとする。また、ある構成の左側面との記載は、当該構成のX軸方向マイナス側の面、ある構成の右側面との記載は、当該構成のX軸方向プラス側の面、ある構成の前面との記載は、当該構成のY軸方向マイナス側の面、およびある構成の背面との記載は、当該構成のY軸方向プラス側の面、を示すものとする。 Furthermore, in the following description, the term "top surface" refers to the surface of the configuration on the positive side in the Z-axis direction, for example, "top surface of the board" refers to the surface of the board on the positive side in the Z-axis direction. Furthermore, the term "bottom surface" refers to the surface of the configuration on the negative side in the Z-axis direction, for example, "bottom surface of the board" refers to the surface of the board on the negative side in the Z-axis direction. Furthermore, the term "left side surface" refers to the surface of the configuration on the negative side in the X-axis direction, the term "right side surface" refers to the surface of the configuration on the positive side in the X-axis direction, the term "front surface" refers to the surface of the configuration on the negative side in the Y-axis direction, and the term "back surface" refers to the surface of the configuration on the positive side in the Y-axis direction.
1.実施形態1
実施形態1に係るセンサーモジュール100を図1から図10を参照して説明する。
図1は、センサーモジュール100が自動車などの被装着面71に固定された状態を示す斜視図である。図2は、図1のセンサーモジュール100を被装着面71側から見た状態を示す斜視図である。図3は、センサーモジュール100の分解斜視図である。図4は、基板15の斜視図である。図5Aは、センサーデバイスの実装状態を示す拡大平面図である。図5Bは、図5AのB-B線に沿う断面図である。図6は、図2のA-A線に沿う断面斜視図である。図7は、変形例1に係る基板15の斜視図である。図8は、変形例2に係る基板15の斜視図である。図9は、変形例3に係るセンサーデバイスの実装状態を示す拡大平面図である。図10は、変形例4に係るセンサーデバイスの実装状態を示す拡大平面図である。
1.
A
FIG. 1 is a perspective view showing a state in which a
本実施形態において、センサーモジュール100は、自動車や、ロボットなどの被装着装置の姿勢や、挙動を検出する慣性計測装置(IMU:Inertial Measurement Unit)である。ここで、被装着装置は、運動体と言い換えることができる。挙動は、慣性運動量と言い換えることができる。
In this embodiment, the
図1に示すように、センサーモジュール100は、平面形状が略正方形で、立体形状が直方体のアウターケース1を有する。センサーモジュール100のサイズは、例えば、正方形の一辺の長さが約3cmで、厚さが約1cmである。
As shown in FIG. 1, the
アウターケース1内には、複数のセンサーデバイスが実装された基板15を備える。本実施形態では、複数のセンサーデバイスとして、X軸の角速度センサー、Y軸の角速度センサー、Z軸の角速度センサー、および3軸の加速度センサーとを備える。換言すると、センサーモジュール100は、6軸のモーションセンサーである。
The
アウターケース1の底面8には、ネジ穴2が形成されている。この2ヶ所のネジ穴2に、ネジ70を通すことで、センサーモジュール100は、自動車などの被装着装置の被装着面71に、固定されて、使用される。
Two
図2に示すように、センサーモジュール100の被装着面側からみた表面には、開口部21が形成されている。開口部21の内部には、プラグ型のコネクター16が配置されている。コネクター16は、複数のピンを有する。コネクター16には、被装着装置から図示しないソケット型のコネクターが接続される。センサーモジュール100は、コネクター16を介して、被装着装置から電力を供給され、被装着装置に検出データなどの電気信号を送信する。
As shown in FIG. 2, an
1.1.センサーモジュールの構成
図3は、センサーモジュール100の分解斜視図であり、図2と同じ方向から見た状態を示す。
図3に示すように、センサーモジュール100は、アウターケース1、接合部材12、センサーユニット10などから構成されている。具体的には、アウターケース1の内側3に、接合部材12を介在させて、センサーユニット10を挿入した構成となっている。
1.1 Configuration of the Sensor Module FIG. 3 is an exploded perspective view of the
3, the
アウターケース1は、アルミニウムを箱状に削り出した台座である。材質は、アルミニウムに限定するものではなく、亜鉛やステンレスなど他の金属や、樹脂、または、金属と樹脂の複合材などを用いても良い。
The
アウターケース1は、蓋のない箱状であり、その内側3は、底面5、接合面6、および側壁4で囲まれた内部空間となっている。
アウターケース1の内部空間には、接合部材12を介して、センサーユニット10が収納される。接合部材12は、アウターケース1の接合面6およびセンサーユニット10の接合面22に沿ったリング状の形状をした、1mm程度の厚さのパッキンである。
The
The
センサーユニット10は、インナーケース20と基板15とから構成される。
インナーケース20は、基板15を支持する部材であり、アウターケース1の内側3に収まる形状となっている。詳しくは、平面的には、正方形の2つの頂点部分の角を面取りした6角形であり、その中に長方形の貫通穴である開口部21と、基板15を支持する側の面に設けられた凹部31とが形成されている。
The
The
図2に示すように、インナーケース20の上面27は、アウターケース1の上面7よりも低くなっている。
図示しないが、インナーケース20の下面には、基板15を位置決めするための案内ピンや支持面が形成されている。
基板15は、当該案内ピンや支持面により位置決めされてインナーケース20の裏面に接着される。
As shown in FIG. 2 , the
Although not shown, guide pins and a support surface for positioning the
The
1.2.センサーデバイスの実装構造
図4に示すように、基板15には、複数のセンサーデバイス17x,17y,17z,18が実装される。
基板15は、複数のスルーホールが形成された多層基板であり、具体的には、ガラスエポキシ基板である。なお、ガラスエポキシ基板に限定するものではなく、コンポジット基板や、セラミック基板などのリジット基板でもよい。
1.2 Mounting Structure of Sensor Devices As shown in FIG. 4, a plurality of
The
図4に示すように、本実施形態では、基板15には、複数のセンサーデバイス17x,17y,17z,18、コネクター16、および制御IC19が実装される。なお、基板15には、その他にも複数の電子部品が実装されている。
As shown in FIG. 4, in this embodiment, a plurality of
センサーデバイス17xは、X軸方向における1軸の角速度を検出するセンサー素子を含む角速度センサーであり、好適には、パッケージ内に検出回路と出力回路とが一緒にパッケージングされる。
センサーデバイス17yは、Y軸方向における1軸の角速度を検出するセンサー素子を含む角速度センサーであり、好適には、パッケージ内に、検出回路と出力回路とが一緒にパッケージングされる。
センサーデバイス17zは、Z軸方向における1軸の角速度を検出するセンサー素子を含む角速度センサーであり、好適には、パッケージ内に、検出回路と出力回路とが一緒にパッケージングされる。
The
The
The
本実施形態において、センサーデバイス17x,17y,17zが有するセンサー素子は、水晶を振動子として用い、振動する物体に加わるコリオリの力から角速度を検出する振動ジャイロセンサーである。なお、センサー素子は、振動子としてセラミックや、シリコンを用いたセンサーであってもよい。
In this embodiment, the sensor elements of the
本実施形態において、センサーデバイス17zは、第1軸の物理量を検出する第1センサーデバイスの一例である。センサーデバイス17xは、第2軸の物理量を検出する第2センサーデバイスの一例である。センサーデバイス17yは、第3軸の物理量を検出する第3センサーデバイスの一例である。第1軸の物理量、第2軸の物理量、第3軸の物理量は、Z軸周りの角速度、X軸周りの角速度、Y軸周りの角速度である。第1軸の物理量、第2軸の物理量、第3軸の物理量は、Z軸方向の加速度、X軸方向の加速度、Y軸方向の加速度であってもよい。
In this embodiment,
センサーデバイス18は、X軸、Y軸、Z軸の3軸の加速度センサーであり、1デバイスで、X軸の加速度、Y軸の加速度、およびZ軸の加速度を検出可能な加速度センサーである。本実施形態において、センサーデバイス18は、シリコン基板をMEMS技術で加工した静電容量型の加速度センサーである。
The
コネクター16は、プラグ型のコネクターであり、X軸方向に等ピッチで配置された2列の接続端子を備えている。本実施形態において、コネクター16は、1列10ビンで合計20ピンの接続端子を有するが、端子数は、設計仕様に応じて適宜変更しても良い。
The
制御IC19は、MCU(Micro Controller Unit)であり、不揮発性メモリーを含む記憶部や、A/Dコンバーターなどを内蔵しており、センサーモジュール100の各部を制御する。
記憶部には、加速度、および角速度を検出するための順序と内容を規定したプログラムや、検出データをデジタル化してパケットデータに組込むプログラム、付随するデータなどが記憶されている。
The
The memory unit stores a program that defines the sequence and content for detecting acceleration and angular velocity, a program that digitizes the detected data and incorporates it into packet data, and associated data.
基板15の上面15aには、センサーデバイス17zが実装される。換言すると、基板15の上面15aは、センサーデバイス17zが実装される実装面である。
基板15は、2つの貫通孔41,42を有する。貫通孔41および貫通孔42は、それぞれ基板15を、Z軸方向に貫通する。本実施形態において、貫通孔41は、第1貫通孔の一例である。貫通孔42は、第2貫通孔の一例である。
The
The
図5Aに示すように、貫通孔41の平面形状は、Y軸方向に長辺を有する長方形である。したがって、貫通孔41の立体形状は、直方体である。貫通孔41は、その内部に4つの内側面41a,41b,41c,41dを有する。貫通孔42は、X軸方向に長辺を有する長方形である。貫通孔42は、貫通孔41と同様に、その内部に4つの内側面を有する。
As shown in FIG. 5A, the planar shape of through
貫通孔41には、センサーデバイス17xが実装される。センサーデバイス17xは、基板15の貫通孔41に挿入され、貫通孔41の内側面41a,41bに固定される。
本実施形態では、センサーデバイス17xは、貫通孔41において、対向する2つの長辺側の内側面41a,41bに実装される。貫通孔41の2つの内側面41a,41bは、それぞれセンサーデバイス17xが実装される実装面である。
The
In this embodiment, the
センサーデバイス17xは、センサーデバイス17xの右側面17xaと左側面17xbとが、貫通孔41において、対向する2つの長辺側の内側面41a,41bにそれぞれ沿うように、固定される。本実施形態において、対向する2つの長辺側の内側面41a,41bのうちの基板15の中央側の一方、換言すると、貫通孔41のX軸方向プラス側の内側面41aは、第1側面の一例であり、基板15の外側の他方、換言すると、貫通孔41のX軸方向マイナス側の内側面41bは、第2側面の一例である。また、センサーデバイス17xの右側面17xaおよび左側面17xbは、センサーデバイス17xの対向する2面の一例である。
The
図5Bに示すように、センサーデバイス17xは、その一部が、貫通孔41の上面側の開口からZ軸方向プラス側に、および貫通孔41の下面側の開口からZ軸方向マイナス側に、飛び出した状態で実装されている。換言すると、センサーデバイス17xは、基板15の上面15aからZ軸方向プラス側に突出する第1部分17x1と、基板15の下面15bからZ軸方向マイナス側に突出する第2部分17x2とを有する。本実施形態において、基板15の上面15aは、第1面の一例であり、基板15の下面15bは、第2面の一例である。
As shown in FIG. 5B, the
図4に示すように、センサーデバイス17yは、その第1部分17y1が、貫通孔42の上面の開口からZ軸方向プラス側に飛び出している。また、図示しないが、センサーデバイス17yは、その一部が、貫通孔42の下面の開口からZ軸方向マイナス側に飛び出している。換言すると、センサーデバイス17yは、基板15の上面15aからZ軸方向プラス側に突出する第1部分17y1と、基板15の下面15bからZ軸方向マイナス側に突出する第2部分とを有する。
As shown in FIG. 4, the first portion 17y1 of the
図5Bに示すように、基板15は、複数の電極33a,33bを有する。電極33aは、基板15の上面15aにおいて、センサーデバイス17xの電極35aに対応して設けられる。電極33bは、基板15の下面15bにおいて、センサーデバイス17xの電極35bに対応して設けられる。
As shown in FIG. 5B, the
電極33aと電極35aとは、半田37aによって、電気的に接続される。電極33bと電極35bとは、半田37bによって、電気的に接続される。本実施形態において、半田37a,37bは、導電部の一例である。
基板15とセンサーデバイス17xとは、固定部61a,61b,62a,62bによって、接合される。換言すると、センサーデバイス17xは、固定部61a,61b,62a,62bによって、センサーデバイス17xの4カ所が、基板15に固定される。したがって、センサーデバイス17xの固定状態が、経時変化等によって、変化することが抑制され、センサーデバイス17xの特性が変化することを抑制することができる。
The
固定部61aは、電極33a、電極35a、および半田37aを覆って設けられる。固定部61bは、電極33b、電極35b、および半田37bを覆って設けられる。
本実施形態において、固定部61aは、第1固定部の一例である。固定部62aは、第2固定部の一例である。例えば、固定部61aは、センサーデバイス17xを貫通孔41の内側面41aに固定しており、固定部62aは、センサーデバイス17xを貫通孔41の内側面41bに固定している。
The fixing
In the present embodiment, the fixing
なお、固定部61aの役割は、センサーデバイス17xと貫通孔41の内側面41aの位置関係が一定になるように固定することであり、図5Bのように、センサーデバイス17xと貫通孔41の内側面41aが接するように固定してもよいし、センサーデバイス17xと貫通孔41の内側面41aの間に所定のスペースを有するように固定してもよい。固定部62aも同様であり、図5Bのように、センサーデバイス17xと貫通孔41の内側面41bが接するように固定してもよいし、センサーデバイス17xと貫通孔41の内側面41bの間に所定のスペースを有するように固定してもよい。
The role of the fixing
固定部61a,61b,62a,62bは、ガラス転移温度(TG)が使用温度範囲以上である樹脂であり、いずれも同じ材料が用いられる。固定部61a,61b,62a,62bに同じ材料のものを用いることで、熱応力の影響が均等になる。したがって、センサーデバイス17xの特性の経時的変化を抑制することができ、センサーデバイス17xの特性の経時的な信頼性を向上させることができる。
The fixing
固定部61aと固定部61bとは、基板15の上面15aと下面15bとで、対称な構造を有する。固定部62aと固定部62bとは、基板15の上面15aと下面15bとで、対称な構造を有する。このように、固定部61aおよび固定部61b、ならびに固定部62aおよび固定部62bを、それぞれ対称な構造とすることで、固定部61a,61b,62a,62bに用いる樹脂の線膨張係数や応力の影響を抑制することができる。したがって、センサーデバイス17xの特性の経時的変化を抑制することができ、センサーデバイス17xの特性の経時的な信頼性を向上させることができる。
The fixing
図4に示すように、貫通孔42には、センサーデバイス17yが実装される。センサーデバイス17yは、基板15の貫通孔42に挿入され、貫通孔42の内側面42a,42bに固定される。
As shown in FIG. 4, a
本実施形態では、センサーデバイス17yは、貫通孔42において、対向する2つの長辺側の内側面42a,42bに実装される。貫通孔42の2つの内側面42a,42bは、それぞれセンサーデバイス17yが実装される実装面である。
In this embodiment, the
センサーデバイス17yは、センサーデバイス17yの前面17yaと背面17ybとが、貫通孔42において、2つの長辺側の内側面42a,42bにそれぞれ沿うように、固定される。本実施形態において、対向する2つの長辺側の内側面42a,42bのうちの基板15の中央側の一方、換言すると、貫通孔42のY軸方向マイナス側の内側面42aは、第1側面の一例であり、基板15の外側の他方、換言すると、貫通孔42のY軸方向プラス側の内側面42bは、第2側面の一例である。また、センサーデバイス17yの前面および背面は、センサーデバイス17yの対向する2面の一例である。
The
基板15とセンサーデバイス17yとは、固定部63a,64aによって、接合される。また、図示しないが、基板15の下面15bには、固定部61aと同様に、固定部63aと対称な構造を有する固定部と、固定部62aと同様に、固定部64aと対称な構造を有する固定部とが設けられる。
固定部63aは、電極33a、電極35a、および半田37aを覆って設けられる。本実施形態において、固定部63aは、第3固定部の一例である。固定部64aは、第4固定部の一例である。
The
The fixing
図6に示すように、基板15は、アウターケース1とインナーケース20との間の空間に配置される。また、センサーデバイス17z、センサーデバイス17y、および図示しないセンサーデバイス17x,18は、インナーケース20の凹部31と重なる領域に配置される。
As shown in FIG. 6, the
基板15の上面15aには、インナーケース20によって、コネクター16が配置されている領域と、センサーデバイス17zなどが配置される領域とが形成される。コネクター16は、インナーケース20の開口部21から露出する。また、コネクター16の周辺の基板15の上面15aは、水や空気の進入を防ぐように、接着剤によってインナーケース20と接着されている。
The
1.3.変形例
前述した実施形態は多様に変形され得る。以下に具体的な変形の態様を例示する。
1.3 Modifications The above-described embodiment may be modified in various ways. Specific modifications are exemplified below.
1.3.1.変形例1
図7に示すように、変形例1において、基板15は、スリット43とスリット44とを有する。
スリット43は、Y軸方向プラス側が開口されている。換言すると、貫通孔41の4つの内側面のうちのY軸方向プラス側の内側面を有さないものが、スリット43である。なお、スリット43は、第1貫通孔の一例である。
1.3.1.
As shown in FIG. 7, in the first modification, the
The slit 43 is open on the positive side in the Y axis direction. In other words, the slit 43 is the one of the four inner surfaces of the through
スリット44は、X軸方向プラス側が開口されている。換言すると、貫通孔42の4つの内側面のうちのX軸方向プラス側の内側面を有さないものが、スリット44である。なお、スリット44は、第2貫通孔の一例である。
The slit 44 is open on the positive side in the X-axis direction. In other words, the slit 44 is the one of the four inner surfaces of the through
スリット43には、センサーデバイス17xが実装される。センサーデバイス17xは、基板15のスリット43に挿入され、スリット43の内側面43a,43bに固定される。
変形例1では、センサーデバイス17xは、スリット43において、対向する2つの長辺側の内側面43a,43bに実装される。スリット43の2つの内側面は、それぞれセンサーデバイス17xが実装される実装面である。
The
In the first modification, the
センサーデバイス17xは、センサーデバイス17xの左側面17xbと右側面17xaとがスリット43の2つの内側面43a,43bにそれぞれ沿うように、固定される。変形例1において、対向する2つの長辺側の内側面43a,43bのうちの基板15の中央側の一方、換言すると、スリット43のX軸方向プラス側の内側面43aは、第1側面の一例であり、基板15の外側の他方、換言すると、スリット43のX軸方向マイナス側の内側面43bは、第2側面の一例である。
The
変形例1では、センサーデバイス17xをスリット43に挿入する際に、スリット43のY軸方向プラス側の開口を利用することができる。具体的には、センサーデバイス17xを、スリット43のY軸方向プラス側の開口から挿入して、Y軸方向マイナス側にスライドさせることで、センサーデバイス17xを所望の実装位置に配置することができる。したがって、センサーデバイス17xを、貫通孔41のZ軸方向から挿入するよりも、センサーデバイス17xを所望の実装位置に容易に配置することができる。
In the first modification, when inserting the
スリット44には、センサーデバイス17yが実装される。センサーデバイス17yは、基板15のスリット44に挿入され、スリット44の内側面44a,44bに固定される。
変形例1では、センサーデバイス17yは、スリット44において、対向する2つの長辺側の内側面44a,44bに実装される。スリット44の2つの内側面44a,44bは、それぞれセンサーデバイス17yが実装される実装面である。
The
In the first modification, the
センサーデバイス17yは、センサーデバイス17yの前面17yaと背面17ybとがスリット44の2つの内側面44a,44bにそれぞれ沿うように、固定される。変形例1において、対向する2つの長辺側の内側面44a,44bのうちの基板15の中央側の一方、換言すると、スリット44のY軸方向マイナス側の内側面44aは、第1側面の一例であり、基板15の外側の他方、換言すると、スリット44のY軸方向プラス側の内側面44bは、第2側面の一例である。
The
変形例1では、センサーデバイス17yをスリット44に挿入する際に、スリット44のX軸方向プラス側の開口を利用することができる。具体的には、センサーデバイス17yを、スリット44のX軸方向プラス側の開口から挿入して、X軸方向マイナス側にスライドさせることで、センサーデバイス17yを所望の実装位置に配置することができる。したがって、センサーデバイス17yを、貫通孔42のZ軸方向から挿入するよりも、センサーデバイス17yを所望の実装位置に容易に配置することができる。
In the first modification, when inserting the
1.3.2.変形例2
図8に示すように、変形例2において、基板15は、切り欠き45と切り欠き46とを有する。
切り欠き45は、X軸方向マイナス側が開口されている。換言すると、貫通孔41の4つの内側面のうちのX軸方向マイナス側の内側面を有さないものが、切り欠き45である。なお、切り欠き45は、第1貫通孔の一例である。
1.3.2.
As shown in FIG. 8, in the second modification, the
The cutout 45 is open on the negative side in the X-axis direction. In other words, the cutout 45 is the one of the four inner surfaces of the through
切り欠き46は、Y軸方向プラス側が開口されている。換言すると、貫通孔42の4つの内側面のうちのY軸方向プラス側の内側面を有さないものが、切り欠き46である。本変形例において、切り欠き46は、第2貫通孔の一例である。
The notch 46 is open on the positive side in the Y axis direction. In other words, the one of the four inner surfaces of the through
切り欠き45には、センサーデバイス17xが実装される。センサーデバイス17xは、基板15の切り欠き45に挿入され、切り欠き45の内側面45a,45cに固定される。
変形例2では、センサーデバイス17xは、切り欠き45において、長辺側の内側面45aと短辺側の内側面45bとに実装される。切り欠き45の長辺側の内側面45aと短辺側の内側面45cとは、それぞれセンサーデバイス17xが実装される実装面である。なお、センサーデバイス17xは、切り欠き45において、長辺側の内側面45aと短辺側の内側面45dとに実装されてもよい。
The
In the second modification, the
センサーデバイス17xは、センサーデバイス17xの右側面17xaと前面17xcとが切り欠き45の連続する2つの内側面45a,45cにそれぞれ沿うように、固定される。変形例2において、長辺側の内側面45a、換言すると、切り欠き45のX軸方向プラス側の内側面45aは、第1側面の一例であり、短辺側の2つの内側面45c,45dのうちの一方、換言すると、切り欠き45のY軸方向マイナス側の内側面45cは、第2側面の一例である。また、センサーデバイス17xの右側面17xaと前面17xcとは、連続する2面の一例である。
The
基板15とセンサーデバイス17xとは、固定部61a,65aによって、接合される。また、図示しないが、基板15の下面15bには、固定部61aと対称な構造を有する固定部と、固定部65aと対称な構造を有する固定部とが設けられる。変形例2において、固定部61aは、第1固定部の一例である。固定部65aは、第2固定部の一例である。
The
変形例2では、センサーデバイス17xを切り欠き45に挿入する際に、切り欠き45のX軸方向マイナス側の開口を利用することができる。
したがって、センサーデバイス17xを、貫通孔41のZ軸方向から挿入するよりも、センサーデバイス17xを所定の実装位置に容易に配置することができる。
In the second modification, when inserting the
Therefore, the
切り欠き46には、センサーデバイス17yが実装される。センサーデバイス17yは、基板15の切り欠き46に挿入され、切り欠き46の内側面46a,46cに固定される。
The
変形例2では、センサーデバイス17yは、切り欠き46において、長辺側の内側面46aと短辺側の内側面46dとに実装される。切り欠き46の長辺側の内側面46aと短辺側の内側面46dとは、それぞれセンサーデバイス17yが実装される実装面である。なお、センサーデバイス17yは、切り欠き46において、長辺側の内側面46aと短辺側の内側面46cとに実装されてもよい。
In the second modification, the
センサーデバイス17yは、センサーデバイス17yの右側面17ydと前面17yaとが切り欠き46の連続する2つの内側面46a,46dにそれぞれ沿うように、固定される。変形例2において、長辺側の内側面46a、換言すると、切り欠き46のY軸方向マイナス側の内側面46aは、第1側面の一例であり、短辺側の2つの内側面46c,46dのうちの一方、換言すると、切り欠き46のX軸方向プラス側の内側面46dは、第2側面の一例である。また、センサーデバイス17yの右側面17ydと前面17yaとは、連続する2面の一例である。
The
基板15とセンサーデバイス17yとは、固定部63a,66aによって、接合される。また、図示しないが、基板15の下面15bには、固定部63aと対称な構造を有する固定部と、固定部66aと対称な構造を有する固定部とが設けられる。変形例2において、固定部63aは、第3固定部の一例である。固定部66aは、第4固定部の一例である。
The
変形例2では、センサーデバイス17yを切り欠き46に挿入する際に、切り欠き46のY軸方向プラス側の開口を利用することができる。
したがって、センサーデバイス17yを、貫通孔42のZ軸方向から挿入するよりも、センサーデバイス17yを所定の実装位置に容易に配置することができる。
In the second modification, when inserting the
Therefore, the
1.3.3.変形例3
図9に示すように、変形例3では、センサーデバイス17xは、貫通孔41に挿入され、貫通孔41の内側面41a,41cに固定される。
変形例3では、センサーデバイス17xは、貫通孔41において、長辺側の内側面41aと当該長辺側の内側面41aに連続する短辺側の内側面41cとに実装される。センサーデバイス17xは、センサーデバイス17xの右側面17xaと前面17xcとが貫通孔41の2つの内側面41a,41cにそれぞれ沿うように、固定される。変形例3において、長辺側の内側面41a、換言すると、貫通孔41のX軸方向プラス側の内側面41aは、第1側面の一例であり、短辺側の内側面41c、換言すると、貫通孔41のY軸方向マイナス側の内側面41cは、第2側面の一例である。センサーデバイス17xの右側面17xaおよび前面17xcは、センサーデバイス17xの連続する2面の一例である。
As shown in FIG. 9 , in the third modification, the
In the third modification, the
固定部65aは、貫通孔41において、Y軸方向マイナス側の短辺に沿って設けられる。図示しないが、基板15の下面15bには、固定部65aと対称な構造を有する固定部が設けられる。
The fixing
基板15とセンサーデバイス17xとは、固定部61a,61b,65a,および固定部65aと対称な構造を有する固定部によって、接合される。換言すると、センサーデバイス17xは、その4カ所が、各固定部によって、基板15に固定される。したがって、センサーデバイス17xの固定状態が、経時変化等によって、変化することが抑制され、センサーデバイス17xの特性が変化することを抑制することができる。
The
1.3.4.変形例4
図10に示すように、変形例4では、センサーデバイス17xは、貫通孔41に挿入され、貫通孔41の内側面に固定される。
変形例4では、センサーデバイス17xは、貫通孔41において、貫通孔41の対向する短辺側の2つの内側面41a,41c,41dに実装される。センサーデバイス17xは、センサーデバイス17xの前面17xcと背面17xdとが、貫通孔41において、対向する2つの内側面41c,41dに沿うように、固定される。変形例4において、短辺側の対向する2つの内側面41c,41dの一方、換言すると、貫通孔41のY軸方向マイナス側の内側面41cは、第1側面の一例であり、短辺側の対向する2つの内側面41c,41dの他方、換言すると、貫通孔41のY軸方向プラス側の内側面41dは、第2側面の一例である。センサーデバイス17xの前面17xcと背面17xdとは、対向する2面の一例である。
As shown in FIG. 10 , in the fourth modification, a
In the fourth modification, the
固定部65aは、貫通孔41において、Y軸方向マイナス側の短辺に沿って設けられる。図示しないが、基板15の下面15bには、固定部65aと対称な構造を有する固定部が設けられる。
固定部67aは、貫通孔41において、Y軸方向プラス側に短辺に沿って設けられる。図示しないが、基板15の下面15bには、固定部67aと対称な構造を有する固定部が設けられる。
The fixing
The fixing
基板15とセンサーデバイス17xとは、固定部65a,固定部65aと対称な構造を有する固定部67a,および固定部67aと対称な構造を有する固定部によって、接合される。換言すると、センサーデバイス17xは、その6カ所が、各固定部によって、基板15に固定される。したがって、センサーデバイス17xの固定状態が、経時変化等によって、変化することが抑制され、センサーデバイス17xの特性が変化することを抑制することができる。なお、固定部61a,61bは、省略してもよいし、実施形態1にて説明した固定部62a,62bを追加してもよい。
The
上述した実施形態では、センサーモジュール100は、6軸のモーションセンサーとして記載したが、センサーモジュール100は、6軸のモーションセンサーに限定されない。例えば、X軸の角速度センサー、Y軸の角速度センサー、およびZ軸の角速度センサーを備えた3軸の角速度センサー、または、X軸の加速度センサー、Y軸の加速度センサー、およびZ軸の加速度センサーを備えた3軸の加速度センサーであってもよい。
また、センサーモジュール100は、アウターケース1およびインナーケース20の一方または両方を有さない構成であってもよい。換言すると、基板15または基板15に相当する回路構成をセンサーモジュール100と言い換えてもよい。例えば、基板15または基板15に相当する回路構成が、被装着装置の回路基板に組み込まれる場合である。
In the above-described embodiment, the
Furthermore, the
上述した実施形態では、好適な例として、センサーデバイス17xは、その4カ所が、各固定部によって基板15に固定される例を記載した。しかし、要求される性能によっては、4カ所の固定部のうちの1カ所を省略して、3カ所で、基板15に固定される構成としてもよい。
In the above-described embodiment, as a preferred example, the
上述した実施形態において、貫通孔41および貫通孔42が設けられる位置は、図4に示した位置に限定されない。例えば、貫通孔41は、センサーデバイス17zとセンサーデバイス18との間に設けられてもよい。また、貫通孔42は、センサーデバイス18とコネクター16との間に設けられてもよい。
In the above-described embodiment, the positions at which the through
以上、述べたとおり、本実施形態のセンサーモジュール100によれば、以下の効果を得ることができる。
本実施形態のセンサーモジュール100は、第1面としての基板15の上面15aと、第1貫通孔としての貫通孔41とを有する基板15と、基板15の上面15aに設けられ、第1軸の物理量を検出する第1センサーデバイスとしてのセンサーデバイス17zと、貫通孔41に設けられ、第1軸に対して垂直な第2軸の物理量を検出する第2センサーデバイスとしてのセンサーデバイス17xと、センサーデバイス17xを貫通孔41内の第1側面としての貫通孔41のX軸方向プラス側の内側面41aに固定する第1固定部としての固定部61aと、センサーデバイス17xを貫通孔41内の第2側面としての貫通孔41のX軸方向マイナス側の内側面41bに固定する第2固定部としての固定部62aと、を備える。
As described above, according to the
The
このように、本実施形態のセンサーモジュール100は、センサーデバイス17xを、基板15の貫通孔41内のX軸方向プラス側の内側面41aに固定する固定部61aと、基板15の貫通孔41内のX軸方向マイナス側の内側面41bに固定する固定部62aと、を備える。
したがって、センサーデバイス17xの特性の経時的変化を抑制することができ、センサーデバイス17xの特性の経時的な信頼性を向上させることができる。
In this manner, the
Therefore, it is possible to suppress changes in the characteristics of the
本実施形態のセンサーモジュール100において、第1固定部としての固定部61aは、第2センサーデバイスとしてのセンサーデバイス17xの対向する2面のうちの一方の右側面17xa側に配置され、第2固定部としての固定部62aは、センサーデバイス17xの対向する2面のうちの他方の左側面17xb側に配置される。
In the
したがって、センサーデバイス17xは、センサーデバイス17xの対向する2面のそれぞれに配置された固定部61aおよび固定部62aによって、基板15の貫通孔41の2つの内側面41a,41bにおいて、それぞれ固定される。よって、センサーデバイスの片面のみが、基板に固定される特許文献1に記載のものと比べて、本実施形態のものは、センサーデバイス17xの特性の経時的変化をより抑制することができる。
Therefore, the
本実施形態のセンサーモジュール100において、第1固定部としての固定部61aは、第2センサーデバイスとしてのセンサーデバイス17xの連続する2面のうちの一方の右側面17xa側に配置され、第2固定部としての固定部65aは、センサーデバイス17xの連続する2面のうちの他方の前面17xc側に配置される。
In the
したがって、センサーデバイス17xは、センサーデバイス17xの連続する2面のそれぞれに配置された固定部61aおよび固定部65aによって、基板15の貫通孔41の2つの内側面41a,41cにおいて、それぞれに固定される。よって、センサーデバイスの片面のみが、基板に固定される特許文献1に記載のものと比べて、本実施形態のものは、センサーデバイス17xの特性の経時的変化をより抑制することができる。
Therefore, the
本実施形態のセンサーモジュール100は、第1面としての基板15の上面15aに対向する第2面としての基板15の下面15bを有し、第2センサーデバイスとしてのセンサーデバイス17xは、基板15の上面15aから突出する第1部分17x1と、基板15の下面15bから突出する第2部分17x2とを有する。
したがって、貫通孔41に嵌挿されたセンサーデバイス17xの特性の経時的変化を抑制することができる。
The
Therefore, the change over time in the characteristics of the
本実施形態のセンサーモジュール100は、基板15と第2センサーデバイスとしてのセンサーデバイス17xとを電気的に接続する導電部としての半田37aを有し、第1固定部としての固定部61aは、半田37aを覆うように設けられる。
このように、固定部61aは、半田37aを覆うように設けられる。したがって、基板15とセンサーデバイス17xとの電気的接続の信頼性が向上し、センサーデバイス17xの特性の経時的変化を抑制することができる。
The
In this manner, the fixing
本実施形態のセンサーモジュール100において、第1固定部としての固定部61aの材質と第2固定部としての固定部62aの材質とは、同じである。
したがって、熱応力による影響が均等になるため、センサーデバイス17xの特性の経時的変化を抑制することができる。
In the
Therefore, the effect of thermal stress is uniform, and changes in the characteristics of the
本実施形態のセンサーモジュール100は、第1面としての基板15の上面15aと、第1貫通孔としての貫通孔41及び第2貫通孔としての貫通孔42とを有する基板15と、基板15の上面15aに設けられ、第1軸の物理量を検出する第1センサーデバイスとしてのセンサーデバイス17zと、貫通孔41に設けられ、第1軸に対して垂直な第2軸の物理量を検出する第2センサーデバイスとしてのセンサーデバイス17xと、貫通孔42に設けられ、第1軸および第2軸に対して垂直な第3軸の物理量を検出する第3センサーデバイスとしてのセンサーデバイス17yと、センサーデバイス17xを貫通孔41内の第1側面としての貫通孔41のX軸方向プラス側の内側面41aに固定する第1固定部としての固定部61aと、センサーデバイス17xを貫通孔41内の第2側面としての貫通孔41のX軸方向マイナス側の内側面41bに固定する第2固定部としての固定部62aと、センサーデバイス17yを貫通孔42内の第1側面としての貫通孔42のY軸方向マイナス側の内側面42aに固定する第3固定部としての固定部63aと、センサーデバイス17yを貫通孔42内の第2側面としての貫通孔42のY軸方向プラス側の内側面42bに固定する第4固定部としての固定部64aと、を備える。
The
このように、本実施形態のセンサーモジュール100は、センサーデバイス17xを、基板15の貫通孔41内のX軸方向プラス側の内側面41aに固定する固定部61aと、基板15の貫通孔41内のX軸方向マイナス側の内側面41bに固定する固定部62aと、センサーデバイス17yを、基板15の貫通孔42内のY軸方向マイナス側の内側面42aに固定する固定部63aと、基板15の貫通孔42内のY軸方向プラス側の内側面42bに固定する固定部64aと、を備える。
したがって、センサーデバイス17xおよびセンサーデバイス17yの特性の経時的変化を抑制することができ、センサーデバイス17xおよびセンサーデバイス17yの特性の経時的な信頼性を向上させることができる。
In this manner, the
Therefore, it is possible to suppress changes over time in the characteristics of the
本実施形態のセンサーモジュール100において、第1貫通孔としての貫通孔41内の第1側面としての貫通孔41のX軸方向プラス側の内側面41aと第2側面としての貫通孔41のX軸方向マイナス側の内側面41bとは、互いに対向し、第2貫通孔としての貫通孔42内の第1側面としての貫通孔42のY軸方向マイナス側の内側面42aと第2側面としての貫通孔42のY軸方向プラス側の内側面42bとは、互いに対向する。
In the
したがって、センサーデバイス17xは、貫通孔41の対向する2つの内側面41a,41bにそれぞれに固定され、センサーデバイス17yは、貫通孔42の対向する2つの内側面42a,42bにそれぞれに固定される。よって、センサーデバイスの片面のみが、基板に固定される特許文献1に記載のものと比べて、センサーデバイス17xおよびセンサーデバイス17yの特性の経時的変化をより抑制することができる。
Therefore, the
2.実施形態2
実施形態2に係るセンサーモジュール100について、図11から図12Bを参照して説明する。
図11は、実施形態2に係るセンサーモジュール100の断面斜視図であり、図2のA-A線に沿う位置で切断した断面構造を示す説明図である。図12Aは、センサーデバイス17xの実装状態を示す拡大平面図である。図12Bは、図12AのC-C線に沿う断面図である。なお、実施形態1と同じ構成には、同じ符号を付して、説明を省略する。
2.
The
Fig. 11 is a cross-sectional perspective view of the
図11に示すように、基板15の上面15aとインナーケース20の凹部31との間に空間は、充填部材50で満たされる。充填部材50は、例えば、半導体実装で用いられるモールド材などを用いることができるが、ガラス転移温度(TG)が、上述した固定部61a,62a,63a,64a等に用いた材料のガラス転移温度よりも低い材料を用いることが好ましい。
As shown in FIG. 11, the space between the
図12Aおよび図12Bに示すように、充填部材50は、基板15の上面15aにおいて、センサーデバイス17x、固定部61a、固定部62a、貫通孔41を覆って設けられる。より具体的には、充填部材50は、センサーデバイス17xの右側面17a、左側面17xb、前面17xc、および背面17xdと基板15との間を埋めるように設けられる。
As shown in Figures 12A and 12B, the filling
換言すると、センサーデバイス17xの右側面17aは、基板15の上面15a側の固定部61aおよび充填部材50、並びに図示しない基板15の下面15b側の固定部61bにより、貫通孔41のX軸方向プラス側の内側面41aに固定される。センサーデバイス17xの左側面17xbは、基板15の上面15a側の固定部62aおよび充填部材50、並びに図示しない基板15の下面15b側の固定部62bにより、貫通孔41のX軸方向マイナス側の内側面41bに固定される。センサーデバイス17xの前面17xcは、充填部材50により、貫通孔41のY軸方向マイナス側の内側面41cに固定される。センサーデバイス17xの背面17xdは、充填部材50により、貫通孔41のY軸方向プラス側の内側面41dに固定される。
In other words, the right side surface 17a of the
このように、センサーデバイス17xは、固定部61a,61b,62a,62bに加えて、充填部材50によって、さらに、固定される。よって、センサーデバイス17xの特性の経時的変化をさらに抑制することができる。
In this way, the
また、センサーデバイス17xは、基板15の上面15aと下面15bとで、対称の構造に設けられた固定部61aおよび固定部61b、並びに固定部62aおよび固定部62bによって、固定されているため、充填部材50を基板15の上面15a側のみに設けても、充填部材50による応力の影響を抑制しつつ、センサーデバイス17xの特性の経時的変化を抑制することができる。なお、充填部材50は、基板15の下面15bと底面5との間にも設けてもよい。充填部材50は設けずに省略してもよい。
In addition, the
本実施形態において、貫通孔41のY軸方向マイナス側の内側面41cは、第3側面の一例であり、充填部材50は、第3固定部の一例である。また、貫通孔41のY軸方向プラス側の内側面41dは、第4側面の一例であり、充填部材50は、第4固定部の一例である。
In this embodiment, the inner surface 41c on the negative side of the through
以上、述べたとおり、実施形態2のセンサーモジュール100によれば、実施形態1の効果に加え、以下の効果を得ることができる。
As described above, the
実施形態2のセンサーモジュール100は、第1貫通孔としての貫通孔41は、第1側面としての貫通孔41のX軸方向プラス側の内側面41aに連続する第3側面としての貫通孔41のY軸方向マイナス側の内側面41cと、第2側面としての貫通孔41のX軸方向マイナス側の内側面41bに連続する第4側面としてのY軸方向プラス側の内側面41dとを有し、第2センサーデバイスとしてのセンサーデバイス17xを貫通孔41のY軸方向マイナス側の内側面41cに固定する第3固定部としての充填部材50と、センサーデバイス17xをY軸方向プラス側の内側面41dに固定する第4固定部としての充填部材50と、を備える。
In the
したがって、センサーデバイス17xは、さらに、充填部材50によって、固定される。よって、センサーデバイス17xの特性の経時的変化をさらに抑制することができる。
Therefore, the
3.実施形態3
実施形態3では、センサーモジュール100を備えた電子機器を説明する。
以下では、電子機器の例として、自動車などの移動体の例と、スマートフォンなどの携帯機器の例と、を説明する。
3.
In the third embodiment, an electronic device including the
In the following, examples of electronic devices will be described, including a moving object such as an automobile and a portable device such as a smartphone.
3.1.携帯機器の概要
図13は、実施形態3に係る電子機器としての携帯機器の斜視図であり、携帯機器の一例としてのスマートフォン110の構成を示す図である。
13 is a perspective view of a portable device as an electronic device according to the third embodiment, and shows the configuration of a
スマートフォン110は、センサーモジュール100を搭載する。
センサーモジュール100によって検出された検出信号は、制御部111に出力され、制御部111は、受信した検出信号からスマートフォン110の姿勢や挙動を認識して、表示部に表示されている表示画像を変化させたり、警告音や効果音を鳴らしたり、振動モーターを駆動して本体を振動させることができる。
The
The detection signal detected by the
また、センサーモジュール100は、スマートフォン110以外の他の携帯機器に搭載してもよい。例えば、スマートウオッチ、携帯型の活動量計、HMD(Head Mounted Display)、モバイルPC(Personal Computer)、タブレットPC、カメラ、PDA(Personal Digital Assistants)などの携帯機器に、センサーモジュール100を搭載してもよい。これによって、携帯機器は、センサーモジュール100からの検出信号によって、携帯機器の姿勢や挙動を認識して、表示画像を変化させたり、警告音や効果音を鳴らしたり、振動モーターを駆動して本体を振動させたりなどをすることができる。
The
このように本実施形態において、スマートフォン110などの携帯機器は、センサーモジュール100を搭載する。したがって、本実施形態によれば、センサーモジュール100を備えた携帯機器の信頼性を向上させることができる。
In this manner, in this embodiment, a mobile device such as a
3.2.移動体の概要
図14は、実施形態3に係る電子機器としての移動体の斜視図であり、移動体の一例としての自動車130の構成を示す図である。
3.2. Overview of Mobile Object FIG. 14 is a perspective view of a mobile object serving as an electronic device according to the third embodiment, showing the configuration of an
自動車130は、センサーモジュール100を搭載する。
センサーモジュール100は、車体131の姿勢を検出して、検出信号を出力する。検出信号は、角速度信号および加速度信号を含む。センサーモジュール100の検出信号は、車体131の姿勢を制御する車体姿勢制御装置132に供給される。
車体姿勢制御装置132は、その信号に基づいて車体131の姿勢を検出し、検出結果に応じてサスペンションの硬軟を制御したり、個々の車輪133のブレーキを制御したりする。
The
The
The vehicle body
また、センサーモジュール100の検出信号は、他にもキーレスエントリー、イモビライザー、カーナビゲーションシステム、カーエアコン、アンチロックブレーキシステム(ABS)、エアバック、TPMS(Tire Pressure Monitoring System)、エンジンコントロール、自動運転用慣性航法の制御機器、およびハイブリッド自動車や電気自動車の電池モニター等のECU(Electronic Control Unit)などにおいて、活用してもよい。
The detection signal of the
また、センサーモジュール100は、自動車130以外の他の移動体に搭載してもよい。他の移動体は、例えば、二足歩行ロボット、電車、ラジコン飛行機、ラジコンヘリコプター、ドローン、農業機械、建築機械である。センサーモジュール100を搭載した移動体は、センサーモジュール100の検出信号を、移動体の姿勢制御や位置計測などに活用できる。
The
このように本実施形態において、自動車130などの移動体は、センサーモジュール100を搭載する。したがって、本実施形態によれば、センサーモジュール100を備えた移動体の信頼性を向上させることができる。
In this manner, in this embodiment, a moving body such as an
以上、好適な実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されない。また、本発明の各部の構成は、上述の実施形態の同様の機能を発揮する任意の構成に置換でき、また、任意の構成を付加できる。 Although the above describes a preferred embodiment, the present invention is not limited to the above embodiment. Furthermore, the configuration of each part of the present invention can be replaced with any configuration that exhibits the same function as the above embodiment, and any configuration can be added.
1…アウターケース、2…ネジ穴、3…内側、4…側壁、5…底面、6…接合面、7…上面、8…底面、10…センサーユニット、12…接合部材、15…基板、15a…上面、15b…下面、16…コネクター、17x,17y,17z,18…センサーデバイス、17xa…右側面、17xb…左側面、17xc…前面、17xd…背面、17x1…第1部分、17x2…第2部分、17ya…前面、17yb…背面、17yd…右側面、19…制御IC、20…インナーケース、21…開口部、22…接合面、27…上面、31…凹部、33a,33b,35a,35b…電極、37a,37b…半田、41,42…貫通孔、41a,41b,41c,41d,42a,42b,43a,43b,44a,44b…内側面、43,44…スリット、45,46…切り欠き、50…充填部材、61a,61b,62a,62b,63a,64a,65a,66a,67a…固定部、70…ネジ、71…被装着面、100…センサーモジュール、110…スマートフォン、111…制御部、130…自動車、131…車体、132…車体姿勢制御装置、133…車輪。 1...outer case, 2...screw hole, 3...inside, 4...side wall, 5...bottom, 6...joint surface, 7...top, 8...bottom, 10...sensor unit, 12...joint member, 15...substrate, 15a...top, 15b...bottom, 16...connector, 17x, 17y, 17z, 18...sensor device, 17xa...right side, 17xb...left side, 17xc...front, 17xd...rear, 17x1...first part, 17x2...second part, 17ya...front, 17yb...rear, 17yd...right side, 19...control IC, 20...inner case, 21...opening, 22...joint surface, 27...top, 31 ...recess, 33a, 33b, 35a, 35b...electrodes, 37a, 37b...solder, 41, 42...through holes, 41a, 41b, 41c, 41d, 42a, 42b, 43a, 43b, 44a, 44b...inner surfaces, 43, 44...slits, 45, 46...notches, 50...filling member, 61a, 61b, 62a, 62b, 63a, 64a, 65a, 66a, 67a...fixing parts, 70...screws, 71...mounting surface, 100...sensor module, 110...smartphone, 111...control unit, 130...automobile, 131...vehicle body, 132...vehicle body attitude control device, 133...wheels.
Claims (9)
前記第1面に設けられ、第1軸の物理量を検出する第1センサーデバイスと、
前記第1貫通孔に設けられ、前記第1軸に対して垂直な第2軸の物理量を検出する第2センサーデバイスと、
前記第2センサーデバイスを前記第1貫通孔内の第1側面に固定する第1固定部と、
前記第2センサーデバイスを前記第1貫通孔内の第2側面に固定する第2固定部と、を備える、
センサーモジュール。 A substrate having a first surface and a first through hole;
A first sensor device provided on the first surface and configured to detect a physical quantity of a first axis;
a second sensor device provided in the first through hole and configured to detect a physical quantity of a second axis perpendicular to the first axis;
a first fixing portion that fixes the second sensor device to a first side surface within the first through hole;
a second fixing portion that fixes the second sensor device to a second side surface within the first through hole,
Sensor module.
前記第2固定部は、前記第2センサーデバイスの対向する2面のうちの他方に配置される、
請求項1に記載のセンサーモジュール。 the first fixed portion is disposed on one of two opposing surfaces of the second sensor device;
the second fixing portion is disposed on the other of the two opposing surfaces of the second sensor device;
The sensor module according to claim 1 .
前記第2固定部は、前記第2センサーデバイスの連続する2面のうちの他方に配置される、
請求項1に記載のセンサーモジュール。 the first fixing portion is disposed on one of two continuous surfaces of the second sensor device;
the second fixing portion is disposed on the other of two consecutive surfaces of the second sensor device;
The sensor module according to claim 1 .
前記第2センサーデバイスは、前記第1面から突出する第1部分と、前記第2面から突出する第2部分とを有する、
請求項1に記載のセンサーモジュール。 the substrate has a second surface opposite to the first surface,
the second sensor device has a first portion protruding from the first surface and a second portion protruding from the second surface.
The sensor module according to claim 1 .
前記第1固定部は、前記導電部を覆うように設けられる、
請求項1に記載のセンサーモジュール。 a conductive portion electrically connecting the substrate and the second sensor device;
The first fixed portion is provided to cover the conductive portion.
The sensor module according to claim 1 .
請求項1に記載のセンサーモジュール。 The material of the first fixed portion and the material of the second fixed portion are the same.
The sensor module according to claim 1 .
前記第2センサーデバイスを前記第3側面に固定する第3固定部と、
前記第2センサーデバイスを前記第4側面に固定する第4固定部と、を備える、
請求項1に記載のセンサーモジュール。 the first through hole has a third side surface continuous with the first side surface and a fourth side surface continuous with the second side surface,
a third fixing portion that fixes the second sensor device to the third side surface;
a fourth fixing portion that fixes the second sensor device to the fourth side surface,
The sensor module according to claim 1 .
前記第1面に設けられ、第1軸の物理量を検出する第1センサーデバイスと、
前記第1貫通孔に設けられ、前記第1軸に対して垂直な第2軸の物理量を検出する第2センサーデバイスと、
前記第2貫通孔に設けられ、前記第1軸および前記第2軸に対して垂直な第3軸の物理量を検出する第3センサーデバイスと、
前記第2センサーデバイスを前記第1貫通孔内の第1側面に固定する第1固定部と、
前記第2センサーデバイスを前記第1貫通孔内の第2側面に固定する第2固定部と、
前記第3センサーデバイスを前記第2貫通孔内の第1側面に固定する第3固定部と、
前記第3センサーデバイスを前記第2貫通孔内の第2側面に固定する第4固定部と、を備える、
センサーモジュール。 A substrate having a first surface and a first through hole and a second through hole;
A first sensor device provided on the first surface and configured to detect a physical quantity of a first axis;
a second sensor device provided in the first through hole and configured to detect a physical quantity of a second axis perpendicular to the first axis;
a third sensor device provided in the second through hole and configured to detect a physical quantity of a third axis perpendicular to the first axis and the second axis;
a first fixing portion that fixes the second sensor device to a first side surface within the first through hole;
a second fixing portion that fixes the second sensor device to a second side surface within the first through hole;
a third fixing portion that fixes the third sensor device to a first side surface within the second through hole;
a fourth fixing portion that fixes the third sensor device to a second side surface in the second through hole,
Sensor module.
前記第2貫通孔内の前記第1側面と前記第2側面とは、互いに対向する、
請求項8に記載のセンサーモジュール。 The first side surface and the second side surface of the first through hole face each other,
The first side surface and the second side surface of the second through hole face each other.
The sensor module according to claim 8.
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2023169453A JP2025059390A (en) | 2023-09-29 | 2023-09-29 | Sensor Module |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2023169453A JP2025059390A (en) | 2023-09-29 | 2023-09-29 | Sensor Module |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2025059390A true JP2025059390A (en) | 2025-04-10 |
Family
ID=95289085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2023169453A Pending JP2025059390A (en) | 2023-09-29 | 2023-09-29 | Sensor Module |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2025059390A (en) |
-
2023
- 2023-09-29 JP JP2023169453A patent/JP2025059390A/en active Pending
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