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JP2025080308A - 電力変換装置 - Google Patents

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JP2025080308A
JP2025080308A JP2023193383A JP2023193383A JP2025080308A JP 2025080308 A JP2025080308 A JP 2025080308A JP 2023193383 A JP2023193383 A JP 2023193383A JP 2023193383 A JP2023193383 A JP 2023193383A JP 2025080308 A JP2025080308 A JP 2025080308A
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直也 藪内
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

Figure 2025080308000001
【課題】スイッチ素子の共振による制御部の故障を防止することができる電力変換装置を提供する。
【解決手段】並列接続されたスイッチ素子12a,12bと、スイッチ素子12a,12bをオン状態にする第1の制御信号が出力される出力端子10cc及びスイッチ素子12a,12bをオフ状態にする第2の制御信号が出力される出力端子10eeを備える制御部10と、出力端子10ccとゲート端子12agとの間の経路上に設けられたインピーダンス変換部123aと、出力端子10ccとゲート端子12bgとの間の経路上に設けられたインピーダンス変換部123bと、出力端子10ccからインピーダンス変換部123aまでの経路又は出力端子10ccからインピーダンス変換部123bまでの経路の何れか一方と、第2の制御信号の電位を規定するゲートオフ電位Veeとの間に接続された保護機能部50と、を備える。
【選択図】図3

Description

本開示は、パワーエレクトロニクス分野におけるインバータ又はコンバータ等の電力変換装置に関する。
電力変換装置は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)といったスイッチ素子を備える。電動パワートレインに用いられる電力変換装置は、電力容量を増大させるために、1アームに対してスイッチ素子が複数個並列に接続される。並列に接続されたスイッチ素子は同時にスイッチングされる。
但し、スイッチ素子間の特性差、又は電力変換装置の主回路若しくは制御回路のインダクタンスのばらつきに起因して、スイッチ素子間でスイッチングのタイミングにずれが生じることがある。このようなタイミングのずれがあると、タイミングのずれに起因する電流のアンバランスが発生する。例えば、最も早くスイッチングしたスイッチ素子に電流が集中することで、損失が増大してスイッチ素子が破壊する虞がある。
また、電力変換装置において、スイッチ素子間でスイッチングのタイミングにずれが生じると、このずれに起因してドレイン-ソース間電圧に電位差が生じる。スイッチ素子間の電位差があると、スイッチ素子とその寄生容量との間のインダクタンス、制御ライン(例えば、スイッチ素子であるトランジスタのゲートライン又はソースライン)のインダクタンス成分に起因する共振現象が生じる。このような共振現象が生ずると、制御部(例えば、スイッチ素子をオン又はオフするためのスイッチング制御信号を出力するゲート駆動回路)に過大な電圧が印加されて破壊される虞がある。特に、この不具合は、スイッチ素子を高速にスイッチングした場合に顕著に表れる。
上述した不具合を解消するため、スイッチ素子間の共振現象の発端となるスイッチ素子間のスイッチングのタイミングのずれを抑制する電力変換装置が提案されている。例えば、特許文献1の電力変換装置は、並列接続された複数の半導体モジュールと、これら半導体モジュールを駆動するゲート駆動回路と、各半導体モジュールに設けられ、半導体モジュールとゲート駆動回路又は他の半導体モジュールとの間を接続するゲート配線とを備える。この電力変換装置では、ゲート閾値電圧が低い半導体モジュールであるほど、上記のゲート配線のインピーダンスを低くすることで、オフ動作において、各半導体モジュールに供給されるゲート電流値が同じ値となるようにしている。
特開2020-156304号公報
しかしながら、電力変換装置において、スイッチ素子間でスイッチングのタイミングが揃っていても、各スイッチ素子の主回路のインピーダンスにばらつきがあると、各スイッチ素子の内部ダイオードによるリカバリ電流が発生するタイミングが異なってしまう。このため、例えば、スイッチ素子であるトランジスタのドレイン-ソース間電圧Vdsに電圧差が生じる。このドレイン-ソース間電圧Vdsの電圧差に起因してスイッチ素子間に生じた共振現象によって、スイッチ素子を駆動するための制御部が故障する虞が考えられる。
本開示は上記事情に鑑みてなされたものであり、スイッチ素子の共振による制御部の故障を防止することができる電力変換装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示の一態様による電力変換装置は、第1の制御端子を有する第1のスイッチ素子と、前記第1のスイッチ素子に並列に接続され、第2の制御端子を有する第2のスイッチ素子と、前記第1のスイッチ素子及び前記第2のスイッチ素子をオン状態にする第1の制御信号が出力される第1の出力端子と、前記第1のスイッチ素子及び前記第2のスイッチ素子をオフ状態にする第2の制御信号が出力される第2の出力端子と、を有する制御部と、前記第1の出力端子又は前記第2の出力端子と前記第1の制御端子との間の経路上に設けられた第1のインピーダンス変換部と、前記第1の出力端子又は前記第2の出力端子と前記第2の制御端子との間の経路上に設けられた第2のインピーダンス変換部と、前記第1の出力端子から前記第1のインピーダンス変換部までの経路又は前記第1の出力端子から前記第2のインピーダンス変換部までの経路の何れか一方と、前記第2の制御信号の電位を規定する電位規定部との間に接続された保護機能部と、を備える。
本開示によれば、共振現象が発生した際に保護機能部が動作することで、制御部にかかる共振電圧を抑制できる。これにより、本開示に係る電力変換装置は、スイッチ素子間の共振現象による制御部の故障を防止することができる。
本開示の実施の形態1による電力変換装置の概略構成を示す回路部である。 本開示の実施の形態1による電力変換装置が備えるスイッチ素子群の構成を示す回路図である。 図2に示すスイッチ素子群のより詳細な構成を示す回路図である。 図2に示すスイッチ素子群における電圧及び電流の経時変化を示す波形図である。 図3示す制御部及びスイッチ素子群の等価回路である。 実施の形態1において、スイッチ素子群に設けられるスイッチ素子及び制御部の出力端子にかかる電圧の経時変化を示す波形図である。 本開示の実施の形態2による電力変換装置の構成の一部を示す回路部である。 実施の形態2において、スイッチ素子群に設けられるスイッチ素子にかかる電圧並びにダイオード及び保護機能部に流れる電流の経時変化を示す波形図である。 本開示の実施の形態2による電力変換装置の変形例に係る構成の一部を示す図である。 本開示の実施の形態3による電力変換装置の構成の一部を示す回路部である。 本開示の実施の形態1~3による電力変換器の第1変形例を示す回路図である。 本開示の実施の形態1~3による電力変換器の第2変形例を示す回路図である。 本開示の実施の形態1~3による電力変換器の第3変形例を示す回路図である。
以下、図面を参照して、本開示の実施の形態による電力変換装置について詳細に説明する。
〔実施の形態1〕
図1は、本開示の実施の形態1による電力変換装置の概略構成を示す回路部である。図1に示す電力変換装置1はインバータ回路である。電力変換装置1の入力段には、直流電源2が接続されており、電力変換装置1の出力段には、負荷であるモータ3が接続されている。直流電源2は、バッテリである直流蓄電池であり、直流電圧を出力する。電力変換装置1が電気自動車又はハイブリッド自動車に適用されるインバータ回路である場合は、直流電源2として、例えば100V以上の電圧を出力するニッケル水素電池又はリチウムイオン電池等の二次電池が用いられる。
電力変換装置1は、図1に示す通り、制御部10、平滑コンデンサ11、6つのスイッチ素子群12~17、電圧センサ回路20、及び電流センサ回路21a~21cを備える三相インバータ回路である。電力変換装置1は、直流電源2から出力される直流電圧を三相交流に変換して三相の出力端子Vu,Vv,Vwに出力する。三相交流は、出力端子Vu,Vv,Vwからモータ3に供給される。モータ3は、例えば、発電機或いは電動機が備えるモータである。
平滑コンデンサ11は、電力変換装置1の入力段において、直流電源2に対して並列接続されるように設けられており、電力変換装置1によって変換される三相交流から電圧リプル及びノイズを除去する。スイッチ素子群12~17はそれぞれ、制御線32a~32fを介して入力される制御部10の制御信号に基づいてスイッチング動作を行う。
スイッチ素子群12,13は直列接続されており、スイッチ素子群14,15は直列接続されており、スイッチ素子群16,17は直列接続されている。直列接続されたスイッチ素子群12,13からなる回路、直列接続されたスイッチ素子群14,15からなる回路、直列接続されたスイッチ素子群16,17からなる回路は、平滑コンデンサ11に対して並列接続されている。スイッチ素子群12,13の接続点P1、スイッチ素子群14,15の接続点P2、及びスイッチ素子群16,17の接続点P3はそれぞれ、出力端子Vu,Vv,Vwに接続されている。尚、スイッチ素子群12,14,16は上アーム側に配置され、スイッチ素子群13,15,17は下アーム側に配置されている。
詳細は後述するが、スイッチ素子群12~17はそれぞれ、複数のスイッチ素子を備える。スイッチ素子群12~17が備える複数のスイッチ素子は、半導体スイッチ素子であり、例えば、MOSFETが用いられる。尚、スイッチ素子は、IGBTとダイオードとによって構成されたものを用いてもよい。以下では、スイッチ素子群12~17が備えるスイッチ素子が、MOSFETであるものとする。
ここで、スイッチ素子群12~17のスイッチングとは、スイッチ素子群12~17が備える複数のスイッチ素子の制御端子に制御電圧を印加し、その複数のスイッチ素子の端子対間を導通にするオン状態と非導通にするオフ状態とを切り替える動作である。例えば、スイッチ素子群12が備える複数のMOSFETのゲート端子(制御端子)に制御電圧を印加し、その複数のMOSFETのソース端子とドレイン端子との間(端子対間)を導通にするオン状態と非導通にするオフ状態とを切り替える動作である。
図2は、本開示の実施の形態1による電力変換装置が備えるスイッチ素子群の構成を示す回路図である。尚、図2では、図1に示す6つのスイッチ素子群12~17のうちのスイッチ素子群12,13のみを図示している。尚、他のスイッチ素子群14~17もスイッチ素子群12,13と同様の構成である。
図2に示す通り、スイッチ素子群12は、並列接続されたスイッチ素子12aとスイッチ素子12bとを備える。スイッチ素子12a,12bは、端子対であるドレイン端子とソース端子とを有する。スイッチ素子12a,12bのドレイン端子は、配線の寄生インダクタンスL12a,L12bを介して互いに接続され、スイッチ素子12a,12bのソース端子は互いに接続されている。尚、ソース端子間にも配線の寄生インダクタンスは存在するが、本実施の形態では説明を簡単にするために省略する。
また、スイッチ素子群13は、並列接続されたスイッチ素子13aとスイッチ素子13bとを備える。スイッチ素子13a,13bは、スイッチ素子12a,12bと同様に、端子対であるドレイン端子とソース端子とを有する。スイッチ素子13a,13bのドレイン端子は互いに接続され、スイッチ素子13a,13bのソース端子は、配線の寄生インダクタンスL13a,L13bを介して互いに接続されている。尚、ドレイン端子間にも配線の寄生インダクタンスは存在するが、本実施の形態では説明を簡単にするために省略する。
スイッチ素子群12に設けられるスイッチ素子12a,12bが上アーム側のスイッチ素子であり、スイッチ素子群13に設けられるスイッチ素子13a,13bが下アーム側のスイッチ素子である。図2に示す通り、スイッチ素子12a,12b及びスイッチ素子13a,13bのドレイン-ソース間、ドレイン-ゲート間、及びゲート-ソース間には、寄生容量が存在する。
図3は、図2に示すスイッチ素子群のより詳細な構成を示す回路図である。尚、図3においては、図2中のスイッチ素子群13を省略し、スイッチ素子群12のみを図示している。また、図3においては、スイッチ素子12aのドレイン端子12ad、ソース端子12as、及びゲート端子12ag、並びに、スイッチ素子12bのドレイン端子12bd、ソース端子12bs、ゲート端子12bgを明示している。
加えて、図3においては、スイッチ素子12aにおけるドレイン-ソース間の寄生容量Cds1、ドレイン-ゲート間の寄生容量Cdg1、及びゲート-ソース間寄生容量Cgs1を明示している。同様に、スイッチ素子12bにおけるドレイン-ソース間の寄生容量Cds2、ドレイン-ゲート間の寄生容量Cdg2、及びゲート-ソース間寄生容量Cgs2も明示している。
図3に示す通り、スイッチ素子群12は、並列接続されたスイッチ素子12a,12bに加えて、抵抗素子121a,121b、抵抗素子122a,122b、インピーダンス変換部123a,123b、及び保護機能部50を備える。尚、インピーダンス変換部123a,123bはダイオードとして説明する。抵抗素子121aは、インピーダンス変換部123aと直列接続されており、抵抗素子121bは、インピーダンス変換部123bと直列接続されている。抵抗素子121a及びインピーダンス変換部123aは、第1回路を構成し、抵抗素子121b及びインピーダンス変換部123bは、第2回路を構成する。
直列接続された抵抗素子121aとインピーダンス変換部123aとからなる回路は、制御部10の出力端子10ccとスイッチ素子12aのゲート端子12agとの間に接続されている。また、直列接続された抵抗素子121bとインピーダンス変換部123bとからなる回路は、制御部10の出力端子10ccとスイッチ素子12bのゲート端子12bgとの間に接続されている。尚、インピーダンス変換部123aは、アノード側が抵抗素子121aに接続され、カソード側がゲート端子12agに接続されている。また、インピーダンス変換部123bは、アノード側が抵抗素子121bに接続され、カソード側がゲート端子12bgに接続されている。抵抗素子122aは、制御部10の出力端子10eeとスイッチ素子12aのゲート端子12agとの間に接続されている。また、抵抗素子122bは、制御部10の出力端子10eeとスイッチ素子12bのゲート端子12bgとの間に接続されている。
また、図3に示す通り、保護機能部50は、制御部10の出力端子10ccと、電位規定部としてのゲートオフ電位Veeに接続されている。この保護機能部50は、スイッチ素子12aとスイッチ素子12bとの間に生じた電位差によって共振現象が生じた場合に、制御部10の出力端子10ccにかかる電圧を抑制して、制御部10の故障を防止するために設けられる。尚、保護機能部50は、例えばダイオードであって、アノード側がゲートオフ電位Veeに接続され、カソード側が出力端子10ccに接続されている。
制御部10は、出力端子10cc,10eeに加えて、スイッチ素子101,102を備える。スイッチ素子101は、出力端子10ccとゲートオン電位Vccとに接続されており、スイッチ素子102は、出力端子10eeとゲートオフ電位Veeとに接続されている。スイッチ素子101がオン状態、スイッチ素子102がオフ状態になると、出力端子10ccからゲートオン電位Vccが出力される。これに対し、スイッチ素子101がオフ状態、スイッチ素子102がオン状態になると、出力端子10eeからゲートオフ電位Veeが出力される。尚、ゲートオン電位Vcc及びゲートオフ電位Veeは、基準電位端子10sの電位を基準とした電位である。
尚、図3に示す抵抗素子121a,121b、抵抗素子122a,122b、インピーダンス変換部123a,123b、及び保護機能部50は、スイッチ素子群12についてのものである。図3に示す抵抗素子121a,121b、抵抗素子122a,122b、インピーダンス変換部123a,123b、及び保護機能部50と同様のものがスイッチ素子群13~17の各々にも設けられる。
図4は、図2に示すスイッチ素子群における電圧及び電流の経時変化を示す波形図である。図4を用いて、図2に示すスイッチ素子群の特性について説明する。尚、配線の寄生インダクタンスL12a,L12bは大きさが異なっており、同様に、配線の寄生インダクタンスL13a,L13bは大きさが異なっているとする。
まず、上アーム側のスイッチ素子12a,12b及び下アーム側のスイッチ素子13a,13bが全てオフ状態である場合を考える(時刻t0)。この状態の場合には、モータ3側からスイッチ素子12a,12bに電流I12a,I12bが流れ込む。この電流I12a,I12bはそれぞれ、スイッチ素子12a,12bの内部ダイオードを介してソース端子側からドレイン端子側に流れる。このため、スイッチ素子12a,12bの内部ダイオードは導通状態であり、スイッチ素子12a,12bのドレイン-ソース間電圧Vds1,Vds2は0Vである。尚、スイッチ素子13a,13bはオフ状態であるため、ドレイン電流I13a,I13bは0Aである。
次に、上アーム側のスイッチ素子12a,12b及び下アーム側のスイッチ素子13a,13bが全てオフ状態から、下アーム側のスイッチ素子13a,13bがオン状態になった場合を考える。この状態の場合には、図3に示す通り、ドレイン電流I13a,I13bが増加する。しかしながら、スイッチ素子13a,13bがオン状態になるタイミングが同じでも、配線の寄生インダクタンスの違いによって電流が偏る。例えば、時刻t1において、スイッチ素子13aのドレイン端子に流入するドレイン電流I13aは、スイッチ素子13bのドレイン端子に流入するドレイン電流I13bよりも大きくなる。
一方、時刻t1にて、スイッチ素子12aの内部ダイオードに流れる電流I12aは、スイッチ素子12bの内部ダイオードに流れる電流I12bよりも小さくなる。このため、スイッチ素子12aの内部ダイオードに流れる電流が先に0Aとなり、内部ダイオードに逆回復(リカバリ)が発生する。
その後、スイッチ素子12aのドレイン-ソース間の寄生容量が充電されて、ドレイン-ソース間電圧Vds1が上昇する。これに対し、スイッチ素子12bの内部ダイオードは導通状態であるため、ドレイン-ソース間電圧Vds2は、ほぼ0Vである。例えば、時刻t2では、ドレイン-ソース間電圧Vds1が0Vではなく、ドレイン-ソース間電圧Vds2がほぼ0Vになるため、スイッチ素子12aとスイッチ素子12bとの間に電位差が生じる。
このように、図2に示すスイッチ素子群では、配線の寄生インダクタンスの違いがあると、スイッチ素子12aとスイッチ素子12bとの間に電位差が生じるという特性がある。このような特性を有していると、スイッチ素子12a,12bの間に生ずる共振現象によって、スイッチ素子12a,12bを駆動するための制御部10が故障する虞が考えられる。このような故障を防止するため、図3に示す保護機能部50が設けられている。
図5は、図3に示す制御部及びスイッチ素子群の等価回路である。図5を用いて、図3に示す制御部及びスイッチ素子群の動作について説明する。いま、スイッチ素子12aのドレイン-ソース間電圧Vds1が、スイッチ素子12bのドレイン-ソース間電圧Vds2よりも先に立ち上がったとする。つまり、スイッチ素子12aのドレイン-ソース間電圧Vds1が0Vよりも大きな電圧になり、スイッチ素子12bのドレイン-ソース間電圧Vds2が0Vの状態であるとする。
インピーダンス変換部123bの両端に印加される電圧をV1a、抵抗素子121bの両端に印加される電圧をV1b、抵抗素子121aの両端に印加される電圧をV1c、インピーダンス変換部123aの両端に印加される電圧V1dとする。これら電圧V1a,V1b,V1c,V1dと、スイッチ素子12aのドレイン-ソース間電圧Vds1との関係は、Vds1×α=V1a+V1b+V1c+V1dとなる。つまり、ドレイン-ソース間電圧Vds1の一部は、インピーダンス変換部123a,123b及び抵抗素子121a,121bに印加される。尚、αは分圧係数である。
制御部10の出力端子10ccとスイッチ素子12bのゲート端子12bgとの間に印加される電圧をV1とする。この電圧V1と、インピーダンス変換部123bの両端に印加される電圧V1a、抵抗素子121bの両端に印加される電圧V1bとの関係は、V1=V1a+V1bとなる。また、スイッチ素子群12がオフ状態の場合には、制御部10のスイッチ素子101もオフ状態であり、スイッチ素子101の端子対は高インピーダンスになる。このため、スイッチ素子101の両端に印加される電圧V2と、制御部10の出力端子10ccとスイッチ素子12bのゲート端子12bgとの間に印加される電圧をV1との関係は、V1=V2-Vccとなる。ここで、スイッチ素子101の両端に印加される電圧V2がゲートオン電位Vccよりも十分大きいとすると、電圧V1と電圧V2とはほぼ等しくなる。
ここで、インピーダンス変換部123aは順方向の電圧のため、オン状態となり数Ω以下の低インピーダンス状態となる。これに対し、インピーダンス変換部123bには逆方向の電圧が印加されてオフ状態になるため、インピーダンス変換部123bの両端子間のインピーダンスは数kΩ以上の状態になる。つまり、インピーダンス変換部123bのインピーダンスは、インピーダンス変換部123a及び抵抗素子121a,121bよりも十分高くなる。
よって、インピーダンス変換部123b、抵抗素子121b、抵抗素子121a、及びインピーダンス変換部123aにそれぞれ印加される電圧V1a,V1b,V1c,V1dの関係は、V1a≫V1b+V1c+V1dとなる。前述の通り、ドレイン-ソース間電圧Vds1の一部は、インピーダンス変換部123a,123b及び抵抗素子121a,121bに印加されるが、前述した関係によって、Vds1×α≒V1a≒V1≒V2となり、基準電位端子10sは、出力端子10ccよりも高い電位となる。
このとき、保護機能部50には、ゲートオフ電位Veeを介して順方向電圧が印加されるため、保護機能部50がオン状態になり、出力端子10ccの電位はVeeとなる。これにより、スイッチ素子12aとスイッチ素子12bとの間の電位差によって共振現象が生じた場合に、制御部10の出力端子10ccにかかる電圧が抑制され、制御部10の故障を防止することができる。
図6は、実施の形態1において、スイッチ素子群に設けられるスイッチ素子及び制御部の出力端子にかかる電圧の経時変化を示す波形図である。尚、図6において、「実施の形態」は、保護機能部50が設けられている場合の波形であり、「比較例」は、保護機能部50が設けられていない場合の波形である。ここでは、スイッチ素子12aのドレイン-ソース間電圧Vds1が、スイッチ素子12bのドレイン-ソース間電圧Vds2よりも先に立ち上がったとする。つまり、スイッチ素子12aのドレイン-ソース間電圧Vds1が0Vよりも大きな電圧になり、スイッチ素子12bのドレイン-ソース間電圧Vds2が0Vであるとする。
図6に示す通り、「比較例」では、時刻t10において、制御部10の出力端子10ccに過大な電圧が印加される。これに対し、「実施の形態」では、時刻t10において、制御部10の出力端子10ccにかかる電圧が抑制される。このように、本実施の形態では、スイッチ素子12aとスイッチ素子12bとの間の電位差によって共振現象が生じても、保護機能部50によって制御部10の出力端子10ccにかかる電圧が抑制されている。その結果として、制御部10の故障が防止される。
〔実施の形態2〕
図7は、本開示の実施の形態2による電力変換装置の構成の一部を示す回路部である。尚、実施の形態2による電力変換装置の全体構成は図1に示すものと同様である。図7は、図3に相当する図である。図7に示す通り、実施の形態2による電力変換装置は、実施の形態1による電力変換装置とは、制御部10の出力端子10ccとゲートオフ電位Veeとの間にダイオード103が設けられている点が異なる。ダイオード103は、アノード側がゲートオフ電位Veeに接続され、カソード側が出力端子10ccに接続されている。このダイオード103は、例えば、制御部10がIC(Integrated Circuit)である場合に、内部回路を保護するために設けられる。
図8は、実施の形態2において、スイッチ素子群に設けられるスイッチ素子にかかる電圧並びにダイオード及び保護機能部に流れる電流の経時変化を示す波形図である。尚、図8において、「実施の形態」は、保護機能部50が設けられている場合の波形であり、「比較例」は、保護機能部50が設けられていない場合の波形である。尚、実施の形態1と同様に、スイッチ素子12aのドレイン-ソース間電圧Vds1が、スイッチ素子12bのドレイン-ソース間電圧Vds2よりも先に立ち上がったとする。つまり、スイッチ素子12aのドレイン-ソース間電圧Vds1が0Vよりも大きな電圧になり、スイッチ素子12bのドレイン-ソース間電圧Vds2が0Vであるとする。
図8に示す通り、「比較例」では、スイッチ素子12aのドレイン-ソース間電圧Vds1が立ち上がると、制御部10の出力端子10ccに電圧が印加される。このとき、ダイオード103は順方向の電圧が印加されてオン状態になるため、ダイオード103に流れる電流I103が過大になり、制御部10が故障する虞がある。これに対し、「実施の形態」では、スイッチ素子12aのドレイン-ソース間電圧Vds1が立ち上がると、ダイオード103及び保護機能部50には順方向の電圧が印加されてオン状態になる。このとき、保護機能部50に電流I50が流れ、ダイオード103に流れる電流I103が低減されるため、制御部10の故障を防止することができる。
ここで、保護機能部50の順方向電圧Vfは、制御部10が備えるダイオード103の順方向電圧Vfよりも小さいことが望ましい。例えば、保護機能部50のダイオードをショットキーバリアダイオードとすることで、保護機能部50の順方向電圧Vfを、制御部10が備えるダイオード103の順方向電圧Vfよりも小さくすることができる。保護機能部50の順方向電圧Vfを、制御部10が備えるダイオード103の順方向電圧Vfよりも小さくすることで、保護機能部50に流れる電流I50がより多くなり、ダイオード103に流れる電流I103が更に低減される。これにより、より効果的に制御部10の故障を防止することができる。
図9は、本開示の実施の形態2による電力変換装置の変形例に係る構成の一部を示す図である。図9に示す通り、本変形例は、保護機能部50を、スイッチ素子としたものである。保護機能部50のスイッチ素子は、スイッチ素子12a,12bがオフ状態のときに、オン状態になるよう制御部10によって制御される。一般的に、スイッチ素子はダイオードよりも、オン状態のときの導通抵抗が小さい。例えば、保護機能部50のスイッチ素子をMOSFETとすることで、導通抵抗が小さい保護機能部50に更に多くの電流が流れ、ダイオード103に流れる電流が更に低減される。これにより、より効果的に制御部10の故障を防止することができる。
〔実施の形態3〕
図10は、本開示の実施の形態3による電力変換装置の構成の一部を示す回路部である。尚、実施の形態3による電力変換装置の全体構成は図1に示すものと同様である。図10は、図3,7に相当する図である。図10に示す通り、実施の形態3による電力変換装置は、実施の形態2による電力変換装置とは、スイッチ素子124a,124bが設けられている点が異なる。
スイッチ素子124aは、スイッチ素子12aのゲート端子12agとゲートオフ電位Veeとの間に設けられており、スイッチ素子124bは、スイッチ素子12bのゲート端子12bgとゲートオフ電位Veeとの間に設けられている。これらスイッチ素子12a,12bは、スイッチ素子12a,12bがオフ状態のときに、オン状態になるよう制御部10によって制御される。
スイッチ素子124a,124bはゲートオフ電位Veeに接続されている。このため、スイッチ素子124a又はスイッチ素子124bがオン状態になると、共振現象によって生じた共振電流はスイッチ素子12aのゲート端子12ag又はスイッチ素子12bのゲート端子12bgを介してゲートオフ電位Veeに向かって流れる。この共振電流は、保護機能部50に流れるため、ダイオード103に流れる電流が低減される。よって、共振電流による制御部10の故障を防止することができる。
尚、スイッチ素子12a,12b間の電位差による共振現象は、その電位差が大きいほど顕著に発生する。例えば、スイッチングタイミング、リカバリのタイミングのずれを抑えることができても、スイッチング速度(dV/dt)が速いと、僅かなタイミングのずれが生じても、スイッチ素子12a,12b間の電位差が発生してしまう。このため、実施の形態1~実施の形態3による電力変換装置1は、高速にスイッチングする、即ち、電位差が発生しやすいスイッチ素子を備えた電力変換装置に適用することにより、格段な効果を発揮する。例えば、スイッチ素子12a,12bがワイドバンドギャップ半導体(例えば、SiC素子)であるほど共振が発生しやすい。よって、電力変換装置1が備えるスイッチ素子群12~17は、ワイドバンドギャップ半導体を用いて生成された素子を備えることで、制御部10の故障を防止することができる。
〔実施の形態の変形例〕
図11は、本開示の実施の形態1~3による電力変換器の第1変形例を示す回路図である。尚、図11は、図3に相当する図である。図11に示す通り、電力変換器の第1変形例は、インピーダンス変換部123a,123bをそれぞれ、抵抗素子122a,122bに直列に接続したものである。具体的に、インピーダンス変換部123aは、アノード側がゲート端子12agに接続され、カソード側が抵抗素子1211に接続されている。また、インピーダンス変換部123bは、アノード側がゲート端子12bgに接続され、カソード側が抵抗素子122bに接続されている。抵抗素子122a及びインピーダンス変換部123aは、第1回路を構成し、抵抗素子122b及びインピーダンス変換部123bは、第2回路を構成する。インピーダンス変換部123a,123bが抵抗素子122a,122bに直列に接続されていても、実施の形態1と同様の効果を奏する。尚、図7,9,10に示す回路も、同様の構成とすることができる。
図12は、本開示の実施の形態1~3による電力変換器の第2変形例を示す回路図である。尚、図12は、図3に相当する図である。図12に示す通り、電力変換器の第2変形例は、電位規定部としてのゲートオフ電位Veeを0Vとし、基準電位端子10sの電位と同電位としたものである。つまり、本変形例では、基準電位端子10sが電位規定部とされている。このような構成としても、実施の形態1と同様の効果を奏する。尚、図7,9,10に示す回路も、同様の構成とすることができる。
図13は、本開示の実施の形態1~3による電力変換器の第3変形例を示す回路図である。尚、図13は、図3に相当する図である。図13に示す通り、電力変換器の第3変形例は、抵抗素子121aとインピーダンス変換部123aとの接続点と、ゲートオフ電位Veeとの間に保護機能部50を設けたものである。具体的に、保護機能部50のダイオードは、アノード側がゲートオフ電位Veeに接続され、カソード側が抵抗素子121aとインピーダンス変換部123aとの接続点に接続されている。
尚、図13では、保護機能部50におけるダイオードのカソード側が、抵抗素子121aとインピーダンス変換部123aとの接続点に接続されている例を示しているが、これに限られるわけではない、保護機能部50におけるダイオードのカソード側は、出力端子10ccからインピーダンス変換部123aまでの経路と、出力端子10ccからインピーダンス変換部123bまでの経路との何れか一方と接続されていればよい。
以上、本開示の実施の形態による電力変換装置について説明したが、本開示は上記実施の形態に制限されることなく本開示の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、実施の形態1~3による電力変換装置1は、インバータ回路に限定されるものではなく、コンバータ回路であってもよい。
また、実施の形態1~3による電力変換装置1は、スイッチ素子群12~17において2つのスイッチ素子を並列に接続した構成に限定されるものではなく、3つ以上のスイッチ素子を並列に接続した構成であってもよい。また、実施の形態1~3に係る電力変換装置1が備えるインピーダンス変換部123a,123bは、MOSFET等のスイッチ素子、或いはインダクタであってもよい。また、実施の形態1~3では、スイッチ素子群12に着目して説明したが、他のスイッチ素子群13~17についても同様の構成であってもよい。
尚、上述した実施の形態及び変形例を適宜組み合わせることも可能である。また、上述した実施の形態のそれぞれの任意の構成要素の変形若しくは実施の形態のそれぞれにおいて任意の構成要素の省略が可能である。
1…電力変換装置、10…制御部、10cc,10ee…出力端子、12~17…スイッチ素子群、12a,12b,13a,13b…スイッチ素子、12ag,12bg…ゲート端子、50…保護機能部、103…ダイオード、123a,123b…インピーダンス変換部、124a,124b…スイッチ素子、Vcc…ゲートオン電位、Vee…ゲートオフ電位。

Claims (6)

  1. 第1の制御端子を有する第1のスイッチ素子と、
    前記第1のスイッチ素子に並列に接続され、第2の制御端子を有する第2のスイッチ素子と、
    前記第1のスイッチ素子及び前記第2のスイッチ素子をオン状態にする第1の制御信号が出力される第1の出力端子と、前記第1のスイッチ素子及び前記第2のスイッチ素子をオフ状態にする第2の制御信号が出力される第2の出力端子と、を有する制御部と、
    前記第1の出力端子又は前記第2の出力端子と前記第1の制御端子との間の経路上に設けられた第1のインピーダンス変換部と、
    前記第1の出力端子又は前記第2の出力端子と前記第2の制御端子との間の経路上に設けられた第2のインピーダンス変換部と、
    前記第1の出力端子から前記第1のインピーダンス変換部までの経路又は前記第1の出力端子から前記第2のインピーダンス変換部までの経路の何れか一方と、前記第2の制御信号の電位を規定する電位規定部との間に接続された保護機能部と、
    を備える電力変換装置。
  2. 前記制御部は、前記電位規定部と前記第1の出力端子との間に接続された第1のダイオードを備える、請求項1記載の電力変換装置。
  3. 前記保護機能部は、順方向電圧の大きさが、前記第1のダイオードの順方向電圧の大きさよりも小さなダイオードである、請求項2記載の電力変換装置。
  4. 前記保護機能部は、前記第1のスイッチ素子及び前記第2のスイッチ素子がオフ状態のときにオン状態にされるスイッチ素子である、請求項2に記載の電力変換装置。
  5. 前記電位規定部と前記第1の制御端子との間に設けられた第3のスイッチ素子と、
    前記電位規定部と前記第2の制御端子との間に設けられた第4のスイッチ素子と、
    を更に備え、
    前記第3のスイッチ素子及び前記第4のスイッチ素子は、前記第1のスイッチ素子及び前記第2のスイッチ素子がオフ状態のときにオン状態にされる、
    請求項2記載の電力変換装置。
  6. 前記第1のスイッチ素子及び前記第2のスイッチ素子は、ワイドバンドギャップ半導体を用いて生成された素子である、請求項1から請求項5の何れか一項に記載の電力変換装置。
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