JP2025011501A - 車両用電子キー - Google Patents
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Abstract
【課題】ズボンのポケットや鞄等に車両用電子キーを入れている状態において、ユーザーの意図しない操作釦の操作がされた場合に誤操作である判断を可能とし、誤操作による車両のドアロック及びドアアンロックを抑制することを可能とする。
【解決手段】車両のドアロック及びドアアンロックを行うための操作釦と、前記操作釦の操作に基づく操作信号を送信する操作信号送信部と、前記操作釦の操作によって光を出射する発光部と、前記発光部から出射された光の反射光を受光する受光部と、前記受光部が前記反射光を受光した場合は、前記操作信号送信部に前記操作釦の操作に基づく前記操作信号を送信させない制御部と、を備える車両用電子キーを提供する。
【選択図】図1
【解決手段】車両のドアロック及びドアアンロックを行うための操作釦と、前記操作釦の操作に基づく操作信号を送信する操作信号送信部と、前記操作釦の操作によって光を出射する発光部と、前記発光部から出射された光の反射光を受光する受光部と、前記受光部が前記反射光を受光した場合は、前記操作信号送信部に前記操作釦の操作に基づく前記操作信号を送信させない制御部と、を備える車両用電子キーを提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両用の電子キーに関するものである。
従来、車両のキーレスエントリーシステムにおいて、車両用電子キーの操作釦の誤操作による車両のドアロック及びドアアンロックを防止するシステムが知られている(下記特許文献1参照)。
従来技術によると、車両用電子キーの施錠操作釦と解錠操作釦の同時押し操作、または略同時押し操作をすることで、車両のドアロック及びドアアンロックをする操作信号の送信を停止する送信停止モードに切り替え、未然に操作釦の誤操作を防ぐことができる。送信停止モードの解除は、再度施錠操作釦と解錠操作釦の同時押し操作、または略同時押し操作をすることで可能となる。
しかし、従来技術において、操作信号の送信停止モードに切り替えるには、ユーザーがその都度、施錠操作釦と解錠操作釦の同時押し操作、または略同時押し操作を行う必要があり、送信停止モードを解除する際にも操作が必要なことからユーザーにとって手間がかかる。
また、送信停止モードを設定していても、例えば、車両用電子キーがズボンのポケットや鞄に入れられた状態において、何かしらの外力によって施錠操作釦及び解錠操作釦の両方についてユーザーの意図しない同時押し操作がされてしまった場合には、送信停止モードが解除される恐れがあり、送信停止モードが解除された場合は、その状態においてユーザーの意図しない誤操作を防ぐことはできない。
本発明は、このような事情に対処するために提案されたものである。すなわち、ズボンのポケットや鞄等に車両用電子キーを入れている状態において、ユーザーの意図しない操作釦の操作がされた場合に誤操作である判断を可能とし、誤操作である判断をした際には操作信号の送信を実行しないことにより、誤操作による車両のドアロック及びドアアンロックを抑制することを目的とする。
このような課題を解決するために、本発明に係る車両用電子キーは、車両のドアロック及びドアアンロックを行うための操作釦と、前記操作釦の操作に基づく操作信号を送信する操作信号送信部と、前記操作釦の操作によって光を出射する発光部と、前記発光部から出射された光の反射光を受光する受光部と、前記受光部が前記反射光を受光した場合は、前記操作信号送信部に前記操作釦の操作に基づく前記操作信号を送信させない制御部と、を備える。
本発明によって、ズボンのポケットや鞄等に車両用電子キーを入れている状態において、ユーザーの意図しない操作釦の操作がされた場合に誤操作である判断を可能とし、誤操作による車両のドアロック及びドアアンロックを抑制することを可能とする。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の説明において、同一の符号は同一の機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
本発明における車両用電子キー1は、釦操作によって車両2のドアロック及びドアアンロックを行うキーレスエントリーシステムに対応した電子キーであって、少なくとも図1に示す構成を有するものである。
車両用電子キー1には、制御部10が設けられている。制御部10は、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサや電気回路、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等の記憶素子を備えて構成することができる。車両用電子キー1を構成する各構成要素同士はバスを介して信号等の送受信が可能に設けられている。後述する操作釦20、操作信号送信部30、発光部41及び受光部42は、制御部10によって制御される。
車両用電子キー1には、車両2のドアロック及びドアアンロックを行う操作釦20が設けられており、操作釦20は、施錠操作釦21と解錠操作釦22とを備えている。ユーザーは、車両用電子キー1に備えられる施錠操作釦21及び解錠操作釦22を操作して車両2のドアロック及びドアアンロックを行う。制御部10は、施錠操作釦21及び解錠操作釦22に内蔵されるスイッチ(不図示)が入力されることで操作釦20の操作を検知する。スイッチの入力は、例えば、ユーザーが操作釦20を押下操作することでされる。
車両用電子キー1には、操作釦20の操作に基づいて操作信号OSを送信する操作信号送信部30が設けられている。車両2は、操作信号送信部30から送信される操作信号OSを受信することで、受信した操作信号OSに基づいてドアロックまたはドアアンロックする。制御部10は、検知した操作釦20の操作に基づいて操作信号送信部30に操作信号OSの送信を命令する。例えば、解錠操作釦22の操作を検知したら解錠操作に基づく操作信号OSを操作信号送信部30に送信させる。
車両用電子キー1には、操作釦20の操作によって発光し、光を出射する発光部41が設けられている。発光部41は、発光回路(不図示)を備えており、操作釦20が操作されると信号情報を有する光を出射する。信号情報とは、例えば、特定の点滅パターンや、光の強度によって成るものであり、後述する受光部42で受光した光が、発光部41から出射された光であることを判定可能とするための情報である。発光部41から出射される光は、例えば、赤外線が想定されるが、これに限られず、信号情報を有して発光可能なものであればよく、可視光であってもよい。
車両用電子キー1には、受光部42が設けられている。受光部42は、受光回路(不図示)を備えている。受光部42に備えられる受光回路は、発光部41に備えられる発光回路に対応する回路となっており、受光した光が発光部41から出射された光であるか否かの判定が可能である。受光部42は、発光部41から出射された光を受光したと判定した場合は、制御部10に受光信号を送信する。発光部41から出射された以外の光を受光した場合は、制御部10への受光信号の送信は行わない。ここでいう受光回路とは、受光素子による光検出回路等を指す。
発光部41と受光部42との間には、仕切壁50が設けられている(図2参照)。仕切壁50は、発光部41から出射される光が直に受光部42に入射しないように設けられる。発光部41及び受光部42は仕切壁50を挟んで、例えば、車両用電子キー1の先端付近などの、ユーザーが操作釦20を操作した際に、発光部41から出射される光をユーザーの手が遮り難い位置に設けられる。
次に、図2及び図3を用いて車両用電子キー1の動作について説明する。
図2に示すように、操作釦20が操作されると、まず発光部41が発光し出射光αが出射され、その後、操作信号送信部30から操作信号OSが送信される。操作釦20の操作後、発光部41の発光と操作信号OSの送信では、発光部41の発光の方が早く実行され、発光部41が発光してから所定時間が経過した後に操作信号送信部30から操作信号OSが送信される。所定時間とは、例えば0.1秒程度の時間である。この時出射される出射光αは、前述したように特定の点滅パターンや、光の強度による信号情報を有している。
図2に示すように、操作釦20が操作されると、まず発光部41が発光し出射光αが出射され、その後、操作信号送信部30から操作信号OSが送信される。操作釦20の操作後、発光部41の発光と操作信号OSの送信では、発光部41の発光の方が早く実行され、発光部41が発光してから所定時間が経過した後に操作信号送信部30から操作信号OSが送信される。所定時間とは、例えば0.1秒程度の時間である。この時出射される出射光αは、前述したように特定の点滅パターンや、光の強度による信号情報を有している。
図3に、車両用電子キー1から操作信号OSが送信されない場合における例を示す。図3は、車両用電子キー1が、例えば、鞄の中や、ズボンのポケットの中等の閉空間にある状態であり、すなわち、発光部41から出射される出射光αを反射させる反射面RSを、出射光αの出射方向に有する状態である。
操作釦20が操作されると、図2の時と同様に発光部41が発光し、出射光αが出射される。出射された出射光αは閉空間の反射面RSに当たると、反射光βとなって反射する。そして、図示するように、受光部42が反射光βを受光すると、操作信号送信部30から操作信号OSは送信されない。この時、反射光βは出射光αと同様の信号情報を有している。受光部42は、反射光βを受光したと判定した時は、受光信号を制御部10に送信し、制御部10は、受光部42から受光信号を受信した場合は、操作信号送信部30に操作信号OSの送信を命令しない。
図3において、出射光αが出射されてから受光部42が反射光βを受光するまでの時間は所定時間(例えば0.1秒)以内である。すなわち、出射光αの出射から操作信号OSの送信までの所定時間とは、閉空間において出射光αの出射から受光部42が反射光βを受光するまでの十分な時間として設けられ、出射光αの出射から所定時間以内に受光部42が反射光βを受光した場合は、その時の操作釦20の操作を閉空間におけるユーザーによる操作以外の誤操作とみなし、操作信号OSの送信を行わない。
制御部10は、受光部42から受光信号を受信しない場合は、出射光αが出射されてから所定時間後に操作信号送信部30に操作信号OSの送信を命令する。このため、受光部42が反射光βではない別の光を受光した場合に、操作信号OS送信が行われないことはない。
次に、図4を用いて車両用電子キー1の誤操作の例を説明する。図4は、図2、図3に示した車両用電子キー1の右側面図であるが、わかりやすく説明するために発光部41及び受光部42を図示している。
図4は、ズボンのポケットに車両用電子キー1と物体Aとが一緒に入れられている状態である。図4に示すように、車両用電子キー1は閉空間に一緒に入れられる物体Aと、ユーザーの身体Bに挟まれている状態であり、このような状態において矢印で図示するような外力Pが加わると、外力Pによって物体Aが操作釦20に押し込まれ、操作釦20の操作がされてしまう場合がある。
物体Aによって操作釦20が操作されると、発光部41が発光し出射光αが出射される。出射された出射光αは閉空間(ズボンの内側)の反射面RSに当たると反射光βとなって反射する。そして、図示するように、受光部42が反射光βを受光すると、操作信号送信部30による操作信号OSの送信はされない。このように、閉空間においてユーザー以外による操作釦20の操作がされた場合において、操作信号OSの送信を行わないことで、誤操作によるユーザーの意図しない車両2のドアロック及びドアアンロックを抑制する。
また、ズボンのポケット内に車両用電子キー1のみが入れられている状態であった場合でも、物体Aを介さず外力Pが閉空間の外側から直に操作釦20の操作をした際にも操作信号OSの送信は行われないので、同様に誤操作によるユーザーの意図しない車両2のドアロック及びドアアンロックを抑制することができる。
次に、図5を用いて車両用電子キー1の制御フローについて説明する。
制御部10は、操作釦20の操作を監視している(ステップS01)。操作釦20の操作の監視は、施錠操作釦21及び解錠操作釦22のスイッチの入力の検知によって行う。施錠操作釦21または解錠操作釦22のスイッチの入力を検知すると、制御部10は操作釦20の操作がされたと判断する。制御部10は、操作釦20が操作されたと判断すると(ステップS01―YES)、発光部41に発光命令を送信し、発光部41は発光し、信号情報を有する出射光αを出射する(ステップS02)。制御部10による操作釦20の操作の監視は、操作釦20の操作を検知するまで行う(ステップS01―NO)。
制御部10は、操作釦20の操作を監視している(ステップS01)。操作釦20の操作の監視は、施錠操作釦21及び解錠操作釦22のスイッチの入力の検知によって行う。施錠操作釦21または解錠操作釦22のスイッチの入力を検知すると、制御部10は操作釦20の操作がされたと判断する。制御部10は、操作釦20が操作されたと判断すると(ステップS01―YES)、発光部41に発光命令を送信し、発光部41は発光し、信号情報を有する出射光αを出射する(ステップS02)。制御部10による操作釦20の操作の監視は、操作釦20の操作を検知するまで行う(ステップS01―NO)。
発光部41が発光すると、制御部10は、受光部42が反射光βを受光したかを判断する。すなわち、受光部42からの受光信号の受信を待機する(ステップS03)。制御部10は、受光部42から受光信号を受信した場合は、受光部42が反射光βを受光したと判断する(ステップS03―YES)。制御部10が、受光部42が反射光βを受光したと判断した場合は、操作信号OSの送信を命令せずに処理を終了する。
対して、制御部10が、受光部42が反射光βを受光したと判断しない場合は(ステップS03―NO)、受光部42が反射光βを受光しない状態で所定時間が経過したかを計測する(ステップS04)。所定時間が経過していない場合は(ステップS04―NO)、ステップS03に戻る。受光部42が反射光βを受光しない状態で所定時間が経過した場合は(ステップS04―YES)、制御部10は、操作信号送信部30に操作釦20の操作に基づく操作信号OSの送信を命令し、操作信号送信部30は命令に従って操作信号OSを送信する(ステップS05)。操作信号送信部30により操作信号OSが送信されると、一連の処理を終了する。処理が終了すると、再び制御部10は処理を開始し、操作釦20の操作の監視を行う。
このように、操作釦20の操作から操作信号OSの送信までに所定時間を設け、受光部42による反射光βの受光によって、操作釦20の操作が閉空間での操作であるか否かの判断を行うことで、操作釦20の誤操作を検知し、誤操作によるユーザーの意図しない車両2のドアロック及びドアアンロックを抑制する。
ここまでの説明では、発光部41及び受光部42は車両用電子キー1の先端に設けられているものとしたが、発光部41及び受光部42は、ユーザーが操作釦20を操作する際に、車両用電子キー1を掴む手が出射光αの出射方向に設けられないような位置であれば、車両用電子キー1の先端以外にも設けられていてよい。
図6を用いて、発光部41及び受光部42が複数設けられる車両用電子キー1Aについて説明する。車両用電子キー1Aは先端の他に、操作釦20が設けられている面に設けられ、先端に設けられる発光部41と異なる方向に光を出射する発光部41と、受光部42が設けられている。ここでは、車両用電子キー1Aの先端に設けられる発光部41及び受光部42を第1発光部411及び第1受光部421とし、操作釦20が設けられている面に設けられる発光部41及び受光部42を第2発光部412及び第2受光部422とする。また、第1発光部411から出射される出射光αを第1出射光α1とし、第2発光部412から出射される出射光αを第2出射光α2とする。車両用電子キー1Aのそれ以外の構成については車両用電子キー1と同様である。
図6は、例えば、物体Aの取り出し口が開口している鞄に車両用電子キー1Aが入れられている状態であり、すなわち、一部に反射面RSが設けられないような閉空間に車両用電子キー1Aが入れられている状態である。
図示の閉空間において、車両用電子キー1Aの周辺には複数の物体Aがあり、ここでは車両用電子キー1Aの操作釦20を操作する物体Aを物体A1とする。物体A1によって操作釦20が操作されると、第1発光部411及び第2発光部412は発光し、第1出射光α1及び第2出射光α2を出射する。
第1出射光α1は、出射されると図示するように鞄の開口部分に向かって直進してゆき、第1出射光α1の出射方向には反射面RSは存在しないため第1出射光α1は反射しない。一方で、第2発光部412から第1出射光α1とは異なる方向に出射された第2出射光α2は、出射方向に物体A2が設けられており、物体A2の外面が反射面RSとなることで第2出射光α2は反射面RSに当たり反射光βとなって反射する。
反射光βは、第2受光部422に入り、第2受光部422は反射光βを受光する。第2受光部422は、反射光βを受光すると制御部10に受光信号を送信し、制御部10は受光信号を受信すると操作信号送信部30に操作信号OSの送信命令を行わない。
このように、発光部41及び受光部42が複数設けられ、それぞれ異なる方向に出射光αを出射する車両用電子キー1Aであれば、図6に示すような、一部に反射面RSを有しない閉空間において操作釦20の操作がされた場合であっても誤操作を検知し、誤操作によるユーザーの意図しない車両2のドアロック及びドアアンロックを抑制することができる。
ここまでの説明では、操作釦20の誤操作による車両2のドアロック及びドアアンロックを抑制するとしたが、車両2の盗難等に備える観点で、解錠操作釦22の誤操作のみを抑制するとしてもよい。盗難に備える点では、誤操作によって車両2がドアアンロックされるのは危険であっても、ドアロックされる分には問題ない。例えば、施錠操作釦21の操作時には発光部41は発光せず、解錠操作釦22の操作時のみ発光部41を発光させるとしてもよい。こうすることにより、誤操作によるドアアンロックのみを抑制することが可能となる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は説明した実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
1,1A:車両用電子キー、2:車両、
10:制御部、20:操作釦、21:施錠操作釦、22:解錠操作釦、
30:操作信号送信部、41:発光部、42:受光部、50:仕切壁、
411:第1発光部、412:第2発光部、
421:第1受光部、422:第2受光部、
A,A1,A2:物体、B:身体、OS:操作信号、P:外力、RS:反射面、
α:出射光、β:反射光、α1:第1出射光、α2:第2出射光
10:制御部、20:操作釦、21:施錠操作釦、22:解錠操作釦、
30:操作信号送信部、41:発光部、42:受光部、50:仕切壁、
411:第1発光部、412:第2発光部、
421:第1受光部、422:第2受光部、
A,A1,A2:物体、B:身体、OS:操作信号、P:外力、RS:反射面、
α:出射光、β:反射光、α1:第1出射光、α2:第2出射光
Claims (4)
- 車両のドアロック及びドアアンロックを行うための操作釦と、
前記操作釦の操作に基づく操作信号を送信する操作信号送信部と、
前記操作釦の操作によって光を出射する発光部と、
前記発光部から出射された光の反射光を受光する受光部と、
前記受光部が前記反射光を受光した場合は、前記操作信号送信部に前記操作釦の操作に基づく前記操作信号を送信させない制御部と、を備える車両用電子キー。 - 前記発光部から出射される光は信号情報を有し、
前記受光部は、
前記信号情報を有する光を受光した場合に、前記発光部によって出射された光の反射光を受光したと判定する請求項1に記載の車両用電子キー。 - 前記発光部及び前記受光部は、
ユーザーが前記操作釦の操作をした際に前記発光部から出射される光の出射方向にユーザーの操作手が設けられ難い位置に設けられる請求項1に記載の車両用電子キー。 - 前記発光部及び前記受光部が複数設けられている請求項3に記載の車両用電子キー。
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