JP2025109074A - プラズマ発生用のアンテナ及びそれを備えるプラズマ処理装置 - Google Patents
プラズマ発生用のアンテナ及びそれを備えるプラズマ処理装置Info
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Abstract
【課題】通電による電蝕を防止するプラズマ生成アンテナを提供する。
【解決手段】アンテナは、2つの導体要素31と、隣り合う前記導体要素31の間で絶縁する絶縁要素32と、前記導体要素31と電気的に直列接続された容量素子33で、前記導体要素31の一方に接続された第1の電極33Aと、前記導体要素31の他方に接続され、前記第1の電極33Aに対向した第2の電極33Bと、前記第1の電極33A及び前記第2の電極33Bの間の空間をある液体誘電体とからなる容量素子33と、前記第1の電極31Aと前記一方の導体要素31との間、及び前記第2の電極33Bと前記他方の導体要素31との間にそれぞれにスペーサ部材34とを備え、前記導体要素31と前記スペーサ部材34とが互いに異なる金属で構成され、前記スペーサ部材34の表面に、酸化被膜、又は前記導体要素と同じ金属からなる金属被膜が形成されているアンテナ。
【選択図】図2
【解決手段】アンテナは、2つの導体要素31と、隣り合う前記導体要素31の間で絶縁する絶縁要素32と、前記導体要素31と電気的に直列接続された容量素子33で、前記導体要素31の一方に接続された第1の電極33Aと、前記導体要素31の他方に接続され、前記第1の電極33Aに対向した第2の電極33Bと、前記第1の電極33A及び前記第2の電極33Bの間の空間をある液体誘電体とからなる容量素子33と、前記第1の電極31Aと前記一方の導体要素31との間、及び前記第2の電極33Bと前記他方の導体要素31との間にそれぞれにスペーサ部材34とを備え、前記導体要素31と前記スペーサ部材34とが互いに異なる金属で構成され、前記スペーサ部材34の表面に、酸化被膜、又は前記導体要素と同じ金属からなる金属被膜が形成されているアンテナ。
【選択図】図2
Description
本発明は、高周波電流が流されて誘導結合型のプラズマを発生させるためのアンテナ、及び当該アンテナを備えたプラズマ処理装置に関するものである。
アンテナに高周波電流を流し、それにより生じる誘導電界によって誘導結合型のプラズマ(略称ICP)を発生させ、この誘導結合型のプラズマを用いて基板に処理を施すプラズマ処理装置が従来から提案されている。
このような誘導結合型のプラズマを生成するためのアンテナとして、特許文献1に示すように、誘導素子(L)と容量素子(C)とが直列接続されたLCアンテナが考えられている。具体的にこのLCアンテナは、少なくとも2つの導体要素と、当該2つの導体要素の間に設けられてそれらを絶縁する絶縁要素と、2つの導体要素との間に電気的に直列接続された容量素子とを備えている。そして容量素子は、一方の導体要素と電気的に接続された第1の電極と、他方の導体要素と電気的に接続されるとともに、第1の電極に対向して配置された第2の電極と、第1の電極及び前記第2の電極の間の空間を満たす液体である誘電体とからなる容量素子とを構成されている。誘電体とする液体としては、アンテナを冷却する冷却液が利用される。
ところで上記したようなLCアンテナでは、導体要素を構成する金属パイプと、容量素子を構成する各電極との間にスペーサを介在させることがある。この場合、容量素子を構成する各電極とスペーサとは同種金属(例えばアルミニウム)から構成され、導体要素を構成する金属パイプは、スペーサ及び各電極とは異なる金属(例えば銅)により構成されることが多い。このような態様において、アンテナに対して長時間の通電を行うと、アンテナ内を流れる冷却液の存在下で互いに異なる金属からなるスペーサと導体要素とが接触することで電蝕(異種金属接触腐食)が起こり、相対的に卑な金属であるアルミニウムからなるスペーサの表面が局部的に腐食してしまう。そうすると、スペーサにおいて高抵抗な領域と低抵抗な領域とが生じてしまい、低抵抗な領域に電流が流れることで当該領域が局所的に加熱し、ねじ切れる恐れがある。
本発明は、上記問題点を解決すべくなされたものであり、長時間の通電による電蝕を防止し、アンテナを長寿命化することをその主たる課題とするものである。
すなわち本発明の一態様におけるアンテナは、高周波電流が流されて、プラズマを発生させるためのものであって、少なくとも2つの導体要素と、互いに隣り合う前記導体要素の間に設けられて、それら導体要素を絶縁する絶縁要素と、互いに隣り合う前記導体要素と電気的に直列接続された容量素子であって、互いに隣り合う前記導体要素の一方と電気的に接続された第1の電極と、互いに隣り合う前記導体要素の他方と電気的に接続されるとともに、前記第1の電極に対向して配置された第2の電極と、前記第1の電極及び前記第2の電極の間の空間を満たす液体である誘電体とからなる容量素子と、前記第1の電極と前記一方の導体要素との間、及び前記第2の電極と前記他方の導体要素との間にそれぞれ介在するスペーサ部材とを備え、前記導体要素と前記スペーサ部材とが互いに異なる金属により構成されており、前記スペーサ部材の表面に、酸化被膜、又は前記導体要素と同じ金属からなる金属被膜が形成されていることを特徴とする。
このような構成であれば、スペーサ部材の表面に、酸化被膜又は導体要素と同じ金属からなる金属被膜が形成されているので、誘電体を構成する例えば冷却液等の液体中における異種金属接触を防止することができる。これにより、長時間の通電による電蝕(異種金属接触腐食)を防止し、アンテナを長寿命化し、プラズマ処理装置の信頼性を向上することができる。
前記アンテナの具体的態様としては、前記導体要素、前記絶縁要素及び前記スペーサ部材は管状をなすものであり、前記容量素子は、前記絶縁要素の内部に設けられており、前記誘電体が、前記導体要素、前記絶縁要素及び前記スペーサ部材の内部に流れる冷却液であるものが挙げられる。
また前記態様のアンテナは、前記導体要素と前記スペーサ部材は互いに同軸上に配置され、かつ前記金属パイプの内側周面により形成される流路と前記スペーサ部材の内側周面により形成される流路は、流路径が互いに同一であることが好ましい。
このようにすれば、流路を構成する導体要素の内側周面とスペーサ部材の内側周面とを面一にすることができるので、流路抵抗を小さくするとともに、異種金属接触腐食が起こりうる箇所を低減することができる。
このようにすれば、流路を構成する導体要素の内側周面とスペーサ部材の内側周面とを面一にすることができるので、流路抵抗を小さくするとともに、異種金属接触腐食が起こりうる箇所を低減することができる。
また前記態様のアンテナは、前記酸化被膜又は前記金属被膜は、少なくとも、前記スペーサ部材の内側周面における前記導体要素との隣接領域に形成されているのが好ましい。
このようにすれば、スペーサ部材の内側周面において、異種金属接触腐食が起こりやすい導体要素との隣接領域に酸化被膜又は金属被膜を形成することで、少ない被膜量で異種金属接触腐食を効率的に防止することができる。
この場合、前記スペーサ部材の内側周面の全面に形成すれば、異種金属接触腐食をより確実に防止することができる。
このようにすれば、スペーサ部材の内側周面において、異種金属接触腐食が起こりやすい導体要素との隣接領域に酸化被膜又は金属被膜を形成することで、少ない被膜量で異種金属接触腐食を効率的に防止することができる。
この場合、前記スペーサ部材の内側周面の全面に形成すれば、異種金属接触腐食をより確実に防止することができる。
また本発明の他の一態様におけるアンテナは、高周波電流が流されて、プラズマを発生させるためのものであって、少なくとも2つの導体要素と、互いに隣り合う前記導体要素の間に設けられて、それら導体要素を絶縁する絶縁要素と、互いに隣り合う前記導体要素と電気的に直列接続された容量素子であって、互いに隣り合う前記導体要素の一方と電気的に接続された第1の電極と、互いに隣り合う前記導体要素の他方と電気的に接続されるとともに、前記第1の電極に対向して配置された第2の電極と、前記第1の電極及び前記第2の電極の間の空間を満たす液体である誘電体とからなる容量素子と、前記第1の電極と前記一方の導体要素との間、及び前記第2の電極と前記他方の導体要素との間にそれぞれ介在するスペーサ部材とを備え、前記導体要素と前記スペーサ部材とが互いに異なる金属により構成されており、前記スペーサ部材と前記導体要素との間に絶縁シートが介在していることを特徴とする。
このような構成であれば、スペーサ部材と導体要素との間に絶縁シートを介在させることで、スペーサ部材と導体要素とを物理的に接触しないように離間させることができ、液体中におけるスペーサ部材と導体要素との異種金属接触による電蝕を防止することができ、アンテナを長寿命化できる。しかも絶縁シートの厚みを十分に小さいものにしておけば、スペーサ部材と導体要素と絶縁シートがコンデンサとして機能し、スペーサ部材と金属パイプとの間を電気的に接続することができる。
本発明のさらに別の一態様におけるアンテナは、高周波電流が流されて、プラズマを発生させるためのアンテナであって、少なくとも2つの導体要素と、互いに隣り合う前記導体要素の間に設けられて、それら導体要素を絶縁する絶縁要素と、互いに隣り合う前記導体要素と電気的に直列接続された容量素子であって、互いに隣り合う前記導体要素の一方と電気的に接続された第1の電極と、互いに隣り合う前記導体要素の他方と電気的に接続されるとともに、前記第1の電極に対向して配置された第2の電極と、前記第1の電極及び前記第2の電極の間の空間を満たす液体である誘電体とからなる容量素子と、前記第1の電極と前記一方の導体要素との間、及び前記第2の電極と前記他方の導体要素との間にそれぞれ介在するスペーサ部材とを備え、前記導体要素と前記スペーサ部材とが互いに同じ金属により構成されていることを特徴とする。
このような構成であれば、導体要素とスペーサ部材とが互いに同じ金属により構成されているので、長時間の通電によってもこれらの部材間において異種金属接触腐食が起こり得ず、アンテナを長寿命化し、プラズマ処理装置の信頼性を向上することができる。
また本発明の一態様のプラズマ処理装置は、真空排気されかつガスが導入される真空容器と、前記真空容器内に配置された前記した本発明の各態様のアンテナと、前記アンテナに高周波電流を流す高周波電源とを備え、前記アンテナによって発生させたプラズマを用いて基板に処理を施すように構成されていることを特徴とする。
また本発明の別の一態様のプラズマ処理装置は、真空排気されかつガスが導入される処理室と、前記処理室外に配置された前記した本発明の各態様のアンテナと、前記アンテナに高周波電流を流す高周波電源とを備え、前記アンテナによって発生させたプラズマを用いて前記処理室内の基板に処理を施すように構成されていることを特徴とする。
このようなプラズマ処理装置であれば、前記した本発明のアンテナと同様の作用効果を奏することができる。
このように構成した本発明によれば、長時間の通電による電蝕を防止し、アンテナを長寿命化することが可能となる。
以下、発明の一実施形態の成膜装置及び成膜方法について、図面を参照しながら説明する。
<装置構成>
本実施形態のプラズマ処理装置100は、誘導結合型のプラズマPを用いて基板Wに処理を施すものである。ここで、基板Wは、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等のフラットパネルディスプレイ(FPD)用の基板、フレキシブルディスプレイ用のフレキシブル基板等である。また、基板Wに施す処理は、例えば、プラズマCVD法による膜形成、エッチング、アッシング、スパッタリング等である。
本実施形態のプラズマ処理装置100は、誘導結合型のプラズマPを用いて基板Wに処理を施すものである。ここで、基板Wは、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等のフラットパネルディスプレイ(FPD)用の基板、フレキシブルディスプレイ用のフレキシブル基板等である。また、基板Wに施す処理は、例えば、プラズマCVD法による膜形成、エッチング、アッシング、スパッタリング等である。
なお、このプラズマ処理装置100は、プラズマCVD法によって膜形成を行う場合はプラズマCVD装置、エッチングを行う場合はプラズマエッチング装置、アッシングを行う場合はプラズマアッシング装置、スパッタリングを行う場合はプラズマスパッタリング装置とも呼ばれる。
具体的にプラズマ処理装置100は、図1に示すように、真空排気され且つガス7が導入される真空容器2と、真空容器2内に配置された直線状のアンテナ3と、真空容器2内に誘導結合型のプラズマPを生成するための高周波をアンテナ3に印加する高周波電源4とを備えている。なお、アンテナ3に高周波電源4から高周波を印加することによりアンテナ3には高周波電流IRが流れて、真空容器2内に誘導電界が発生して誘導結合型のプラズマPが生成される。
真空容器2は、例えば金属製の容器であり、その内部は真空排気装置6によって真空排気される。真空容器2はこの例では電気的に接地されている。
真空容器2内に、例えば流量調整器(図示省略)及びアンテナ3に沿う方向に配置された複数のガス導入口21を経由して、ガス7が導入される。ガス7は、基板Wに施す処理内容に応じたものにすれば良い。例えば、プラズマCVD法によって基板Wに膜形成を行う場合には、ガス7は、原料ガス又はそれを希釈ガス(例えばH2)で希釈したガスである。より具体例を挙げると、原料ガスがSiH4の場合はSi膜を、SiH4+NH3の場合はSiN膜を、SiH4+O2の場合はSiO2膜を、SiF4+N2の場合はSiN:F膜(フッ素化シリコン窒化膜)を、それぞれ基板W上に形成することができる。
また、真空容器2内には、基板Wを保持する基板ホルダ8が設けられている。この例のように、基板ホルダ8にバイアス電源9からバイアス電圧を印加するようにしても良い。バイアス電圧は、例えば負の直流電圧、負のバイアス電圧等であるが、これに限られるものではない。このようなバイアス電圧によって、例えば、プラズマP中の正イオンが基板Wに入射する時のエネルギーを制御して、基板Wの表面に形成される膜の結晶化度の制御等を行うことができる。基板ホルダ8内に、基板Wを加熱するヒータ81を設けておいても良い。
アンテナ3は、真空容器2内における基板Wの上方に、基板Wの表面に沿うように(例えば、基板Wの表面と実質的に平行に)配置されている。真空容器2内に配置するアンテナ3は、1つでも良いし、複数でも良い。
アンテナ3の両端部付近は、真空容器2の相対向する側壁をそれぞれ貫通している。アンテナ3の両端部を真空容器2外へ貫通させる部分には、絶縁部材11がそれぞれ設けられている。この各絶縁部材11を、アンテナ3の両端部が貫通しており、その貫通部は例えばパッキン12によって真空シールされている。各絶縁部材11と真空容器2との間も、例えばパッキン13によって真空シールされている。なお、絶縁部材11の材質は、例えば、アルミナ等のセラミックス、石英、又はポリフェニンサルファイド(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等のエンジニアリングプラスチック等である。
さらに、アンテナ3において、真空容器2内に位置する部分は、直管状の絶縁カバー10により覆われている。この絶縁カバー10の両端部は絶縁部材11によって支持されている。なお、絶縁カバー10の両端部と絶縁部材11間はシールしなくても良い。絶縁カバー10内の空間にガス7が入っても、当該空間は小さくて電子の移動距離が短いので、通常は空間にプラズマPは発生しないからである。なお、絶縁カバー10の材質は、例えば、石英、アルミナ、フッ素樹脂、窒化シリコン、炭化シリコン、シリコン等である。
絶縁カバー10を設けることによって、プラズマP中の荷電粒子がアンテナ3を構成する金属パイプ31に入射するのを抑制することができるので、金属パイプ31に荷電粒子(主として電子)が入射することによるプラズマ電位の上昇を抑制することができると共に、金属パイプ31が荷電粒子(主としてイオン)によってスパッタされてプラズマPおよび基板Wに対して金属汚染(メタルコンタミネーション)が生じるのを抑制することができる。
アンテナ3の一端部である給電端部3aには、整合回路41を介して高周波電源4が接続されており、他端部である終端部3bは直接接地されている。なお、終端部3bは、コンデンサ又はコイル等を介して接地しても良い。
上記構成によって、高周波電源4から、整合回路41を介して、アンテナ3に高周波電流IRを流すことができる。高周波の周波数は、例えば、一般的な13.56MHzであるが、これに限られるものではない。
アンテナ3は、内部に冷却液CLが流通する流路を有する中空構造のものである。具体的にアンテナ3は、図2~図4に示すように、少なくとも2つの管状をなす金属製の導体要素31(以下、「金属パイプ31」という。)と、互いに隣り合う金属パイプ31の間に設けられて、それら金属パイプ31を絶縁する管状の絶縁要素32(以下、「絶縁パイプ32」という。)と、互いに隣り合う金属パイプ31と電気的に直列接続された容量素子であるコンデンサ33とを備えている。
本実施形態では金属パイプ31の数は2つであり、絶縁パイプ32及びコンデンサ33の数は各1つである。以下の説明において、一方の金属パイプ31を「第1の金属パイプ31A」、他方の金属パイプを「第2の金属パイプ31B」ともいう。なお、アンテナ3は、3つ以上の金属パイプ31を有する構成であってもしても良く、この場合、絶縁パイプ32及びコンデンサ33の数はいずれも金属パイプ31の数よりも1つ少ないものになる。
なお、冷却液CLは、真空容器2の外部に設けられた循環流路14によりアンテナ3を流通するものであり、前記循環流路14には、冷却液CLを一定温度に調整するための熱交換器などの温調機構141と、循環流路14において冷却液CLを循環させるためのポンプなどの循環機構142とが設けられている。冷却液CLとしては、電気絶縁の観点から、高抵抗の水が好ましく、例えば純水またはそれに近い水が好ましい。その他、例えばフッ素系不活性液体などの水以外の液冷媒を用いても良い。
金属パイプ31は、内部に冷却液CLが流れる直線状の流路31xが形成された直管状をなすものである。そして、金属パイプ31の少なくとも長手方向一端部の外周部には、雄ねじ部31aが形成されている。本実施形態の金属パイプ31は、雄ねじ部31aが形成された端部とそれ以外の部材とを別部品により形成してそれらを接合しているが、単一の部材から形成しても良い。なお、複数の金属パイプ31を接続する構成との部品の共通化を図るべく、金属パイプ31の長手方向両端部に雄ねじ部31aを形成して互換性を持たせておくことが望ましい。金属パイプ31の材質は、例えば、銅、アルミニウム、これらの合金、ステンレス等である。
絶縁パイプ32は、内部に冷却液CLが流れる直線状の流路32xが形成された直管状をなすものである。そして、絶縁パイプ32の軸方向両端部の側周壁には、金属パイプ31の雄ねじ部31aと螺合して接続される雌ねじ部32aが形成されている。また、絶縁パイプ32の軸方向両端部の側周壁には、雌ねじ部32aよりも軸方向中央側に、コンデンサ33の各電極33A、33Bを嵌合させるための凹部32bが周方向全体に亘って形成されている。本実施形態の絶縁パイプ32は、単一の部材から形成しているが、これに限られない。なお、絶縁パイプ32の材質は、例えば、アルミナ、フッ素樹脂、ポリエチレン(PE)、エンジニアリングプラスチック(例えばポリフェニンサルファイド(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)など)等である。
コンデンサ33は、絶縁パイプ32の内部に設けられており、具体的には、絶縁パイプ32の冷却液CLが流れる流路32xに設けられている。
具体的にコンデンサ33は、互いに隣り合う金属パイプ31の一方(第1の金属パイプ31A)と電気的に接続された第1の電極33Aと、互いに隣り合う金属パイプ31の他方(第2の金属パイプ31B)と電気的に接続されるとともに、第1の電極33Aに対向して配置された第2の電極33Bとを備えており、第1の電極33A及び第2の電極33Bの間の空間を冷却液CLが満たすように構成されている。つまり、この第1の電極33A及び第2の電極33Bの間の空間を流れる冷却液CLが、コンデンサ33を構成する誘電体となる。
各電極33A、33Bは、概略回転体形状をなすとともに、その中心軸に沿って中央部に主流路33xが形成されている。具体的に各電極33A、33Bは、金属パイプ31における絶縁パイプ32側の端部に電気的に接触するフランジ部331と、当該フランジ部331から絶縁パイプ32側に延出した延出部332とを有している。本実施形態の各電極33A、33Bは、フランジ部331及び延出部332を単一の部材から形成しても良いし、別部品により形成してそれらを接合しても良い。電極33A、33Bの材質は、例えば、アルミニウム、銅、これらの合金等である。
また、フランジ部331には、厚み方向に複数の貫通孔331hが形成されている。このフランジ部331に貫通孔331hを設けることによって、フランジ部331による冷却液CLの流路抵抗を小さくするとともに、絶縁パイプ32内での冷却液CLの滞留、及び、絶縁パイプ32内に気泡が溜まることを防ぐことができる。
延出部332は、円筒形状をなすものであり、その内部に主流路33xが形成されている。第1の電極33Aの延出部332及び第2の電極33Bの延出部332は、互いに同軸上に配置されている。つまり、第2の電極33Bの延出部332の内部に第1の電極33Aの延出部332が挿し込まれた状態で設けられている。これにより、第1の電極33Aの延出部332と第2の電極33Bの延出部332との間に、流路方向に沿った円筒状の空間が形成される。
このように構成された各電極33A、33Bは、絶縁パイプ32の側周壁に形成された凹部32bに嵌合されている。具体的には、絶縁パイプ32の軸方向一端側に形成された凹部32bに第1の電極33Aが嵌合され、絶縁パイプ32の軸方向他端側に形成された凹部32bに第2の電極33Bが嵌合されている。このように各凹部32bに各電極33A、33Bを嵌合させることによって、第1の電極33Aの延出部332及び第2の電極33Bの延出部332は、互いに同軸上に配置される。また、各凹部32bの軸方向外側を向く面に各電極33A、33Bのフランジ部331の端面が接触することによって、第1の電極33Aの延出部332に対する第2の電極33Bの延出部332の挿入寸法が規定される。
本実施形態では、第1の金属パイプ31Aと第1の電極33Aの間、及び第2の金属パイプ31Bと第2の電極33Bの間のそれぞれに、スペーサ部材34が設けられている。スペーサ部材34は、概略回転体形状(具体的には概略短管形状)をなすとともに、その中心軸に沿って中央部に流路34xが形成されている。スペーサ部材34の材質は、例えば、アルミニウム、銅及びこれらの合金等である。
スペーサ部材34における絶縁パイプ32側の端部は、各電極33A、33Bのフランジ部331に周方向全体に亘って接触している。具体的には、スペーサ部材34の一方の軸方向端面は、フランジ部331の軸方向端面に周方向全体に亘って接触している。またスペーサ部材34における金属パイプ31側の端部は、各金属パイプ31A、31Bの端部に周方向に亘って接触している。具体的にはスペーサ部材34の他方の軸方向端面は、金属パイプ31の軸方向端面(先端面)に周方向全体に亘って接触している。このようにして、金属パイプ31とスペーサ部材34と各電極33A、33Bは電気的に接続される。
スペーサ部材34により形成される流路34xの流路径と、金属パイプにより形成される流路31xの流路径はたがいに同一である。そしてこれらの部材は同軸上に配置されることで、流路34x、31xを形成するそれぞれの内側周面が面一となっている。
また、絶縁パイプ32の各凹部32bに各電極33A、33B及びスペーサ部材34を嵌合させるとともに、当該絶縁パイプ32の雌ねじ部32aに金属パイプ31の雄ねじ部31aを螺合させることによって、金属パイプ31の先端面がスペーサ部材34に接触して、各電極33A、33B及びスペーサ部材34が、絶縁パイプ32と金属パイプ31との間に挟まれて固定される。このように本実施形態のアンテナ3は、金属パイプ31、絶縁パイプ32、スペーサ部材、第1の電極33A及び第2の電極33Bが同軸上に配置された構造となる。なお、金属パイプ31及び絶縁パイプ32の接続部は、真空及び冷却液CLに対するシール構造を有している。本実施形態のシール構造は、雄ねじ部31aの基端部に設けられたパッキン等のシール部材により実現されている。なお、管用テーパねじ構造を用いても良い。
この構成において、第1の金属パイプ31Aから冷却液CLが流れてくると、冷却液CLは、第1の電極33Aの主流路33x及び貫通孔331hを通じて、第2の電極33B側に流れる。第2の電極33B側に流れた冷却液CLは、第2の電極33Bの主流路33x及び貫通孔331hを通じて第2の金属パイプ31Bに流れる。このとき、第1の電極33Aの延出部332と第2の電極33Bの延出部332との間の円筒状の空間が冷却液CLに満たされて、当該冷却液CLが誘電体となりコンデンサ33が構成される。
そして本実施形態のアンテナ3では、各電極33A、33Bとスペーサ部材34は同種金属から構成されており、金属パイプ31と、各電極33A、33B及びスペーサ部材34とは異種金属から構成されている。具体的に本実施形態では、各電極33A、33Bとスペーサ部材34はアルミニウムから構成され、金属パイプ31は銅により構成されている。そして本実施形態では、冷却水CL中における、金属パイプ31とスペーサ部材34間の異種金属接触腐食(ガルバニック腐食)を避けるべく、スペーサ部材34の表面は、アルマイト処理が施されることにより、酸化被膜(酸化アルミニウム被膜)が形成されている。この酸化被膜は、スペーサ部材34の表面のうち、少なくとも、流路34xを形成する内表面34aにおいて、金属パイプ31と隣接する領域に形成されており、好ましくは内表面34aの全体に形成されている。さらに好ましくは、スペーサ部材34の表面の全体に酸化被膜が形成されている。また本実施形態では、各電極33A、33Bの表面にも酸化被膜が形成されている。酸化被膜の厚みは、例えば約5μm~約20μmであるが、これに限らない。
<本実施形態の効果>
このように構成された本実施形態のアンテナ3によれば、スペーサ部材34の表面が、アルマイト処理を施すことにより形成した酸化被膜により覆われているので、冷却液CL中における、金属パイプ31との間での異種金属接触を防止することができる。これにより、長時間の通電による電蝕(異種金属接触腐食)を防止し、アンテナ3を長寿命化し、プラズマ処理装置100の信頼性を向上することができる。
このように構成された本実施形態のアンテナ3によれば、スペーサ部材34の表面が、アルマイト処理を施すことにより形成した酸化被膜により覆われているので、冷却液CL中における、金属パイプ31との間での異種金属接触を防止することができる。これにより、長時間の通電による電蝕(異種金属接触腐食)を防止し、アンテナ3を長寿命化し、プラズマ処理装置100の信頼性を向上することができる。
なお、本発明のプラズマ発生用のアンテナ前記実施形態に限られるものではない。
例えば前記実施形態では、スペーサ部材34の表面にアルマイト処理を施すことにより、金属パイプ31との間での異種金属接触腐食を防止するようにしていたがこれに限らない。他の実施形態では、図5に示すように、スペーサ部材34と金属パイプ31のそれぞれの対向面の間に絶縁シート35を介在させ、スペーサ部材34と金属パイプ31とを物理的に離間させるようにしてもよい。この態様では、スペーサ部材34と金属パイプ31と絶縁シート35が、コンデンサとして機能し、スペーサ部材34と金属パイプ31の間は電気的に接続される。絶縁シート35は、例えばフッ素樹脂等の樹脂材料により構成された、厚さ数μmのものである。この場合、スペーサ部材34の表面にはアルマイト処理が施されていてもよいし、施されていなくてもよい。
例えば前記実施形態では、スペーサ部材34の表面にアルマイト処理を施すことにより、金属パイプ31との間での異種金属接触腐食を防止するようにしていたがこれに限らない。他の実施形態では、図5に示すように、スペーサ部材34と金属パイプ31のそれぞれの対向面の間に絶縁シート35を介在させ、スペーサ部材34と金属パイプ31とを物理的に離間させるようにしてもよい。この態様では、スペーサ部材34と金属パイプ31と絶縁シート35が、コンデンサとして機能し、スペーサ部材34と金属パイプ31の間は電気的に接続される。絶縁シート35は、例えばフッ素樹脂等の樹脂材料により構成された、厚さ数μmのものである。この場合、スペーサ部材34の表面にはアルマイト処理が施されていてもよいし、施されていなくてもよい。
さらに他の実施形態では、金属パイプ31とスペーサ部材34とが異種金属からなる場合に、スペーサ部材34の表面を、金属パイプ31を構成する金属と同種の金属膜により被覆するようにしてもよい。例えば、金属パイプ31が銅からなり、スペーサ部材34がアルミニウムからなる場合に、スペーサ部材34の表面を銅メッキにより被覆するようにしてもよい。
また前記実施形態では、金属パイプ31と、各電極33A、33B及びスペーサ部材34とは異種金属から構成されていたがこれに限らない。他の実施形態では、金属パイプ31と、各電極33A、33Bと、スペーサ部材34とが、同種金属(例えば銅)から構成されていてもよい。これによっても、スペーサ部材34と金属パイプ31との間での異種金属接触腐食を防止することができる。
前記実施形態のプラズマ処理装置100ではアンテナ3が基板Wの処理室内に配置されたものであったが、図6に示すように、アンテナ3を処理室18外に配置したものであってもよい。この場合、複数のアンテナ3は、真空容器2内において誘電体窓19によって処理室18とは区画されたアンテナ室20に配置されている。なお、アンテナ室20は真空排気装置21によって真空排気される。このプラズマ処理装置100であれば、処理室18の圧力などの条件と、アンテナ室20の圧力などの条件とを個別に制御することができ、プラズマPの発生を効率的にできるとともに、基板Wの処理を効率的にできる。
その上、前記実施形態では、アンテナは直線状をなすものであったが、湾曲又は屈曲した形状であっても良い。この場合、金属パイプが湾曲又は屈曲した形状であっても良いし、絶縁パイプが湾曲又は屈曲した形状であっても良い。
加えて、導体要素及び絶縁要素は、1つの内部流路を有する管状をなすものであったが、2以上の内部流路を有するもの、或いは、分岐した内部流路を有するものであっても良い。また、導体要素及び/又は絶縁要素が中実のものであっても良い。
前記実施形態の電極において延出部は、円筒状であったが、その他の角筒状であっても良いし、平板状又は湾曲又は屈曲した板状であっても良い。
なお、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
3 ・・・アンテナ
31 ・・・導体要素
32 ・・・絶縁要素
33 ・・・容量素子
33A・・・第1の電極
33B・・・第2の電極
34 ・・・スペーサ部材
31 ・・・導体要素
32 ・・・絶縁要素
33 ・・・容量素子
33A・・・第1の電極
33B・・・第2の電極
34 ・・・スペーサ部材
Claims (9)
- 高周波電流が流されて、プラズマを発生させるためのアンテナであって、
少なくとも2つの導体要素と、
互いに隣り合う前記導体要素の間に設けられて、それら導体要素を絶縁する絶縁要素と、
互いに隣り合う前記導体要素と電気的に直列接続された容量素子であって、互いに隣り合う前記導体要素の一方と電気的に接続された第1の電極と、互いに隣り合う前記導体要素の他方と電気的に接続されるとともに、前記第1の電極に対向して配置された第2の電極と、前記第1の電極及び前記第2の電極の間の空間を満たす液体である誘電体とからなる容量素子と、
前記第1の電極と前記一方の導体要素との間、及び前記第2の電極と前記他方の導体要素との間にそれぞれ介在するスペーサ部材とを備え、
前記導体要素と前記スペーサ部材とが互いに異なる金属により構成されており、
前記スペーサ部材の表面に、酸化被膜、又は前記導体要素と同じ金属からなる金属被膜が形成されているアンテナ。 - 前記導体要素、前記絶縁要素及び前記スペーサ部材は管状をなすものであり、
前記容量素子は、前記絶縁要素の内部に設けられており、
前記誘電体が、前記導体要素、前記絶縁要素及び前記スペーサ部材の内部に流れる冷却液である請求項1に記載のアンテナ。 - 前記導体要素と前記スペーサ部材は互いに同軸上に配置され、かつ
前記金属パイプの内側周面により形成される流路と前記スペーサ部材の内側周面により形成される流路は、流路径が互いに同一である請求項2に記載のアンテナ。 - 前記酸化被膜又は前記金属被膜は、少なくとも、前記スペーサ部材の表面における前記導体要素との隣接領域に形成されている請求項3に記載のアンテナ。
- 前記酸化被膜又は前記金属被膜は、前記スペーサ部材の表面全面に形成されている請求項4に記載のアンテナ。
- 高周波電流が流されて、プラズマを発生させるためのアンテナであって、
少なくとも2つの導体要素と、
互いに隣り合う前記導体要素の間に設けられて、それら導体要素を絶縁する絶縁要素と、
互いに隣り合う前記導体要素と電気的に直列接続された容量素子であって、互いに隣り合う前記導体要素の一方と電気的に接続された第1の電極と、互いに隣り合う前記導体要素の他方と電気的に接続されるとともに、前記第1の電極に対向して配置された第2の電極と、前記第1の電極及び前記第2の電極の間の空間を満たす液体である誘電体とからなる容量素子と、
前記第1の電極と前記一方の導体要素との間、及び前記第2の電極と前記他方の導体要素との間にそれぞれ介在するスペーサ部材とを備え、
前記導体要素と前記スペーサ部材とが互いに異なる金属により構成されており、
前記スペーサ部材と前記導体要素との間に絶縁シートが介在しているアンテナ。 - 高周波電流が流されて、プラズマを発生させるためのアンテナであって、
少なくとも2つの導体要素と、
互いに隣り合う前記導体要素の間に設けられて、それら導体要素を絶縁する絶縁要素と、
互いに隣り合う前記導体要素と電気的に直列接続された容量素子であって、互いに隣り合う前記導体要素の一方と電気的に接続された第1の電極と、互いに隣り合う前記導体要素の他方と電気的に接続されるとともに、前記第1の電極に対向して配置された第2の電極と、前記第1の電極及び前記第2の電極の間の空間を満たす液体である誘電体とからなる容量素子と、
前記第1の電極と前記一方の導体要素との間、及び前記第2の電極と前記他方の導体要素との間にそれぞれ介在するスペーサ部材とを備え、
前記導体要素と前記スペーサ部材とが互いに同じ金属により構成されているアンテナ。 - 真空排気されかつガスが導入される真空容器と、
前記真空容器内に配置された請求項1~7のいずれか一項に記載のアンテナと、
前記アンテナに高周波電流を流す高周波電源とを備え、
前記アンテナによって発生させたプラズマを用いて基板に処理を施すように構成されているプラズマ処理装置。 - 真空排気されかつガスが導入される処理室と、
前記処理室外に配置された請求項1~7のいずれか一項に記載のアンテナと、
前記アンテナに高周波電流を流す高周波電源とを備え、
前記アンテナによって発生させたプラズマを用いて前記処理室内の基板に処理を施すように構成されているプラズマ処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024002779A JP2025109074A (ja) | 2024-01-11 | 2024-01-11 | プラズマ発生用のアンテナ及びそれを備えるプラズマ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024002779A JP2025109074A (ja) | 2024-01-11 | 2024-01-11 | プラズマ発生用のアンテナ及びそれを備えるプラズマ処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2025109074A true JP2025109074A (ja) | 2025-07-24 |
Family
ID=96473634
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2024002779A Pending JP2025109074A (ja) | 2024-01-11 | 2024-01-11 | プラズマ発生用のアンテナ及びそれを備えるプラズマ処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2025109074A (ja) |
-
2024
- 2024-01-11 JP JP2024002779A patent/JP2025109074A/ja active Pending
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