JP2562666Y2 - ばら物貯蔵ヤードのシート掛け装置 - Google Patents
ばら物貯蔵ヤードのシート掛け装置Info
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- Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はばら物貯蔵ヤードのシー
ト掛け装置に係り、特にスタッカ等のばら物荷役装置を
利用して機械的にパイルを覆い隠せるように構成したば
ら物貯蔵ヤードのシート掛け装置に関するものである。
ト掛け装置に係り、特にスタッカ等のばら物荷役装置を
利用して機械的にパイルを覆い隠せるように構成したば
ら物貯蔵ヤードのシート掛け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、一般に火力発電所
等、ばら物の貯蔵ヤード1にあっては、ばら物(石炭,
鉱石等)の積み付けにスタッカ2を用い、ばら物の切り
出しにリクレーマ3を用い、船4とスタッカ2との間、
リクレーマ3とボイラ(図示せず)との間をコンベヤ
5,6でそれぞれ連結してばら物の搬入と搬出とを行う
ようになっている。そして、風によるばら物のパイル7
(積山)からの粉塵の舞い上がりを防ぐために、パイル
7の側方にパイル7に散水を施すための散水ノズル8を
設けたり、粉塵の拡散を防ぐためにパイル7を取り囲む
ように遮風フェンス9を設けたりしている。
等、ばら物の貯蔵ヤード1にあっては、ばら物(石炭,
鉱石等)の積み付けにスタッカ2を用い、ばら物の切り
出しにリクレーマ3を用い、船4とスタッカ2との間、
リクレーマ3とボイラ(図示せず)との間をコンベヤ
5,6でそれぞれ連結してばら物の搬入と搬出とを行う
ようになっている。そして、風によるばら物のパイル7
(積山)からの粉塵の舞い上がりを防ぐために、パイル
7の側方にパイル7に散水を施すための散水ノズル8を
設けたり、粉塵の拡散を防ぐためにパイル7を取り囲む
ように遮風フェンス9を設けたりしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、散水ノズル、
遮風フェンスにあっては、その散水時間や散水時期、フ
ェンスの高さが、気温、地温、風向き、風の強さ等の天
候や気候の予測に基づいて決定されているため、予測を
越えたときの発塵をも完全に防ぐことができるというも
のではない。このため、最近は、散水ノズル、遮風フェ
ンスといった発塵対策の他に、パイルをシートで覆い、
粉塵の舞い上がりや拡散を抑えるという方法が検討され
ているが、上方から見て幅が約47mにも及ぶ石炭のパ
イルを人出によってシートで覆い隠すという方法は、こ
れに多くの労力と時間とをかけなければならないという
問題がある。
遮風フェンスにあっては、その散水時間や散水時期、フ
ェンスの高さが、気温、地温、風向き、風の強さ等の天
候や気候の予測に基づいて決定されているため、予測を
越えたときの発塵をも完全に防ぐことができるというも
のではない。このため、最近は、散水ノズル、遮風フェ
ンスといった発塵対策の他に、パイルをシートで覆い、
粉塵の舞い上がりや拡散を抑えるという方法が検討され
ているが、上方から見て幅が約47mにも及ぶ石炭のパ
イルを人出によってシートで覆い隠すという方法は、こ
れに多くの労力と時間とをかけなければならないという
問題がある。
【0004】本考案の目的は、シート掛けを機械によっ
て簡単に行えるようにしたばら物貯蔵ヤードのシート掛
け装置を提供することにある。
て簡単に行えるようにしたばら物貯蔵ヤードのシート掛
け装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
考案は、パイルの両側にその長手方向に間隔を隔てて配
設されこれよりパイル頂上に索を渡すための第1ウイン
チと、スタッカ等のばら物荷役装置のブームコンベヤに
取り付けられパイル両側の第1ウインチの索とそれぞれ
接続されてこれを張り緩めするための第2ウインチと、
上記パイルを覆うべくパイル両側において少なくとも2
台の第1ウインチの索に、これに沿って折り畳み可能に
吊り下げられたシートと、上記パイルの両側にそれぞれ
配設されシート後端部の引留め位置を調節するための第
3ウインチと、上記シートをパイル頂上に引き込んで拡
開すべく上記ブームコンベヤに取り付けられた第4ウイ
ンチとを備えたものである。
考案は、パイルの両側にその長手方向に間隔を隔てて配
設されこれよりパイル頂上に索を渡すための第1ウイン
チと、スタッカ等のばら物荷役装置のブームコンベヤに
取り付けられパイル両側の第1ウインチの索とそれぞれ
接続されてこれを張り緩めするための第2ウインチと、
上記パイルを覆うべくパイル両側において少なくとも2
台の第1ウインチの索に、これに沿って折り畳み可能に
吊り下げられたシートと、上記パイルの両側にそれぞれ
配設されシート後端部の引留め位置を調節するための第
3ウインチと、上記シートをパイル頂上に引き込んで拡
開すべく上記ブームコンベヤに取り付けられた第4ウイ
ンチとを備えたものである。
【0006】
【作用】パイル両側の第1ウインチを駆動して索を繰り
出す。スタッカ等のばら物荷役装置のブームコンベヤを
パイル頂上側へ下げる。パイル両側に第2ウインチの索
を下ろすために第2ウインチを駆動する。パイル両側に
第2ウインチの索をそれぞれ下す。パイル両側の第3ウ
インチをそれぞれ駆動してシートの引留め位置を決定す
る。パイル両側に第4ウインチの索を下ろすために第4
ウインチを駆動する。パイル両側に第4ウインチの索を
下ろす。パイル両側で第2ウインチと第1ウインチの索
を接続し、第2ウインチの索を巻き戻して第1ウインチ
の索を緊張する。第4ウインチを駆動してシートをパイ
ル頂面側へ引き寄せて拡開させ、その後、第2ウインチ
を繰り出してパイル両側の第1ウインチの索及びシート
をパイルに着床させる。着床後、シートの先端部同士を
金具等で接続し第2ウインチの索をシートの先端部から
切り離し一列のシート掛けを終える。
出す。スタッカ等のばら物荷役装置のブームコンベヤを
パイル頂上側へ下げる。パイル両側に第2ウインチの索
を下ろすために第2ウインチを駆動する。パイル両側に
第2ウインチの索をそれぞれ下す。パイル両側の第3ウ
インチをそれぞれ駆動してシートの引留め位置を決定す
る。パイル両側に第4ウインチの索を下ろすために第4
ウインチを駆動する。パイル両側に第4ウインチの索を
下ろす。パイル両側で第2ウインチと第1ウインチの索
を接続し、第2ウインチの索を巻き戻して第1ウインチ
の索を緊張する。第4ウインチを駆動してシートをパイ
ル頂面側へ引き寄せて拡開させ、その後、第2ウインチ
を繰り出してパイル両側の第1ウインチの索及びシート
をパイルに着床させる。着床後、シートの先端部同士を
金具等で接続し第2ウインチの索をシートの先端部から
切り離し一列のシート掛けを終える。
【0007】ばら物荷役装置を移動させて、パイルの長
手方向において順次シート掛けを繰り返しパイルをシー
トで多列に覆う。
手方向において順次シート掛けを繰り返しパイルをシー
トで多列に覆う。
【0008】
【実施例】以下に、本考案の好適一実施例を添付図面に
基づいて詳述する。
基づいて詳述する。
【0009】図1には、積み付けられたばら物(石炭,
鉱石等)のパイルを斜め上方から見た図が示されてい
る。
鉱石等)のパイルを斜め上方から見た図が示されてい
る。
【0010】ばら物貯蔵ヤード1には、これに積み付け
られたばら物のパイル7を覆ってパイル7からの発塵を
防止すべくシート掛け装置が設けられている。
られたばら物のパイル7を覆ってパイル7からの発塵を
防止すべくシート掛け装置が設けられている。
【0011】このシート掛け装置は、パイル7両側の路
肩10にその長手方向に間隔をおいて多数配設されパイ
ル7頂上に第1索11を張り渡すための第1ウインチ1
2と、パイル7側方を移動するスタッカ2のブームコン
ベヤ13先端部のベース14に取り付けられ、第1索1
1の先端と接続されてこれをパイル7頂上に引き込んで
緊張するための第2ウインチ15と、パイル7両側の多
数台の第1ウインチ12のうち、隣り合う第1ウインチ
12の第1索11にシャックル等の吊り金具16を介し
てそれぞれカーテン状に吊り下げられたシートであっ
て、拡開されたときにそれぞれパイル7の斜面の少なく
とも上半分と少なくともパイル7頂面の半分を覆い得る
ように裁断されたメッシュシート17と、パイル7両側
に設けられメッシュシート17の後端部の引留め位置を
調節するための第3ウインチ18と、パイル7両側のシ
ートをそれぞれパイル7頂上に引き込んで拡開すべく上
記ベース14に取り付けられた第4ウインチ19とから
構成されている。
肩10にその長手方向に間隔をおいて多数配設されパイ
ル7頂上に第1索11を張り渡すための第1ウインチ1
2と、パイル7側方を移動するスタッカ2のブームコン
ベヤ13先端部のベース14に取り付けられ、第1索1
1の先端と接続されてこれをパイル7頂上に引き込んで
緊張するための第2ウインチ15と、パイル7両側の多
数台の第1ウインチ12のうち、隣り合う第1ウインチ
12の第1索11にシャックル等の吊り金具16を介し
てそれぞれカーテン状に吊り下げられたシートであっ
て、拡開されたときにそれぞれパイル7の斜面の少なく
とも上半分と少なくともパイル7頂面の半分を覆い得る
ように裁断されたメッシュシート17と、パイル7両側
に設けられメッシュシート17の後端部の引留め位置を
調節するための第3ウインチ18と、パイル7両側のシ
ートをそれぞれパイル7頂上に引き込んで拡開すべく上
記ベース14に取り付けられた第4ウインチ19とから
構成されている。
【0012】図2は、メッシュシート17の構造を具体
的に示しており、図3はメッシュシート17を折り畳ん
だ状態で回収しておくために路肩10に設けられたハン
ガスタンドを示している。
的に示しており、図3はメッシュシート17を折り畳ん
だ状態で回収しておくために路肩10に設けられたハン
ガスタンドを示している。
【0013】図1に示すように、メッシュシート17
は、拡開されたときにパイル7の右斜面(又は左斜面)
の少なくとも上半分と少なくともパイル7の頂面の右半
分(又は左半分)を覆い得るように、幅10m,長さ4
0mの長方形に裁断され、図1,図2に示すようにその
長手方向に間隔を隔てて骨材20が取り付けられること
により、カーテン状に折り畳めるようになっている。そ
して図2に示すように骨材20の直ぐ下の部分に設けら
れた両端の穴21をそれぞれポール状の部材に差し込む
ことにより、折り畳んだ状態のままでポール掛けできる
ようになっている。また、U字状の吊り金具16は、こ
れら骨材20の両端に一体に取り付けられている(な
お、メッシュシート17の穴21を補強するために、穴
21の縁周りにカシメ等によって金属の縁取りリングを
取付けておくことも可能である。)。
は、拡開されたときにパイル7の右斜面(又は左斜面)
の少なくとも上半分と少なくともパイル7の頂面の右半
分(又は左半分)を覆い得るように、幅10m,長さ4
0mの長方形に裁断され、図1,図2に示すようにその
長手方向に間隔を隔てて骨材20が取り付けられること
により、カーテン状に折り畳めるようになっている。そ
して図2に示すように骨材20の直ぐ下の部分に設けら
れた両端の穴21をそれぞれポール状の部材に差し込む
ことにより、折り畳んだ状態のままでポール掛けできる
ようになっている。また、U字状の吊り金具16は、こ
れら骨材20の両端に一体に取り付けられている(な
お、メッシュシート17の穴21を補強するために、穴
21の縁周りにカシメ等によって金属の縁取りリングを
取付けておくことも可能である。)。
【0014】図3に示すようにハンガスタンド22は、
路肩10に固定される脚23の上部に、第3ウインチ1
8により路肩10側に引き寄せられて、折り畳まれるメ
ッシュシート17の穴21に差し込まれるポール24を
有し、また、第1ウインチ12の第1索11を円滑にガ
イドするための滑車26を有している。なお、第3ウイ
ンチ18は、ばら物貯蔵ヤード1に沿わせて設けられた
空気圧ラインの空気で作動するようになっており、第1
ウインチ12,第2ウインチ15,第4ウインチ19は
油圧又は電気で駆動されるようになっている。
路肩10に固定される脚23の上部に、第3ウインチ1
8により路肩10側に引き寄せられて、折り畳まれるメ
ッシュシート17の穴21に差し込まれるポール24を
有し、また、第1ウインチ12の第1索11を円滑にガ
イドするための滑車26を有している。なお、第3ウイ
ンチ18は、ばら物貯蔵ヤード1に沿わせて設けられた
空気圧ラインの空気で作動するようになっており、第1
ウインチ12,第2ウインチ15,第4ウインチ19は
油圧又は電気で駆動されるようになっている。
【0015】ここで、シートにメッシュシート17を用
いたのは、これを広げるときと広げ終えたときの双方に
おいて、風による舞い上がりが全面コーティングを施し
たものと比べて大巾に少なく、かつ全面コーティングを
施したものと比べて遜色のない発塵抑制効果を得ること
ができるからである。また、パイル7の横断方向に対を
成すメッシュシート17によって、パイル7の頂面及び
両斜面の上半分を覆うようにしたのは、風による発塵
は、パイル7の頂面側が大部分を占め、パイル7の裾野
側では殆ど発生することがないという経験によるもので
ある。
いたのは、これを広げるときと広げ終えたときの双方に
おいて、風による舞い上がりが全面コーティングを施し
たものと比べて大巾に少なく、かつ全面コーティングを
施したものと比べて遜色のない発塵抑制効果を得ること
ができるからである。また、パイル7の横断方向に対を
成すメッシュシート17によって、パイル7の頂面及び
両斜面の上半分を覆うようにしたのは、風による発塵
は、パイル7の頂面側が大部分を占め、パイル7の裾野
側では殆ど発生することがないという経験によるもので
ある。
【0016】次にシート掛け装置によるシート掛けにつ
いて説明する。
いて説明する。
【0017】(A)シート掛け… スタッカ2によるばら物の積み付けが終了した後、図1
に示すように、路肩10の第1ウインチ12とベース1
4の第2ウインチ15とを結ぶラインがパイル7の斜面
と略平行となる高さ位置までスタッカ2のブームコンベ
ヤ13をパイル7の頂面側へ下げ、第2ウインチ15を
駆動して第2索27を繰り出す。
に示すように、路肩10の第1ウインチ12とベース1
4の第2ウインチ15とを結ぶラインがパイル7の斜面
と略平行となる高さ位置までスタッカ2のブームコンベ
ヤ13をパイル7の頂面側へ下げ、第2ウインチ15を
駆動して第2索27を繰り出す。
【0018】第2索27の先端に重り(図示せず)を取
り付け、これを銃などでパイル7両側の路肩10へと打
ち出す。
り付け、これを銃などでパイル7両側の路肩10へと打
ち出す。
【0019】第4ウインチ19を駆動して第4索28を
繰り出す。
繰り出す。
【0020】第4索の先端に重り(図示せず)を取り付
け、これを銃などでパイル7両側の路肩10へと打ち出
す。
け、これを銃などでパイル7両側の路肩10へと打ち出
す。
【0021】路肩10で第2索27の先端から重りを外
し、第2索27の先端と第1ウインチ12の第1索11
の先端とをシヤックル等の金具29で接続し、第4索2
8の先端から重りを外し、第4索28の先端をメッシュ
シート17の先端部に金具30を介して接続する。
し、第2索27の先端と第1ウインチ12の第1索11
の先端とをシヤックル等の金具29で接続し、第4索2
8の先端から重りを外し、第4索28の先端をメッシュ
シート17の先端部に金具30を介して接続する。
【0022】第2ウインチ15を巻き戻してパイル7両
側の第1索11を緊張する。
側の第1索11を緊張する。
【0023】緊張後、メッシュシート17の後端部の位
置が斜面の半分の位置まで移動し得る長さとなるまでパ
イル7両側の第3ウインチ18を繰り出し、その後、第
4ウインチ19を駆動してパイル7両側のメッシュシー
ト17をパイル7頂面側へ引き寄せる。
置が斜面の半分の位置まで移動し得る長さとなるまでパ
イル7両側の第3ウインチ18を繰り出し、その後、第
4ウインチ19を駆動してパイル7両側のメッシュシー
ト17をパイル7頂面側へ引き寄せる。
【0024】この結果、メッシュシート17は拡開され
る。
る。
【0025】左右一対のメッシュシート17の拡開を終
えたならば、第2ウインチ15の第2索及び第4ウイン
チ19の第4索28を繰り出してメッシュシート17を
パイル7に着床させる。
えたならば、第2ウインチ15の第2索及び第4ウイン
チ19の第4索28を繰り出してメッシュシート17を
パイル7に着床させる。
【0026】左右のメッシュシート17の先端部同士を
接続金具31で接続する。
接続金具31で接続する。
【0027】第2ウインチ15の第2索27を第1索1
1から切り離し、第4索28をメッシュシート17の先
端部から切り離し、その後は、第3索32を適宜巻き戻
して、メッシュシート17の弛みを取る。
1から切り離し、第4索28をメッシュシート17の先
端部から切り離し、その後は、第3索32を適宜巻き戻
して、メッシュシート17の弛みを取る。
【0028】この作業をパイル7の長手方向において順
次繰り返してパイル7をメッシュシート17で覆い、パ
イル7表面からの発塵を防ぐ。
次繰り返してパイル7をメッシュシート17で覆い、パ
イル7表面からの発塵を防ぐ。
【0029】(A)シート外し… メッシュシート17の先端部同士を接続する接続金具3
1,31を外して、第2索27の先端と第1索11の先
端とを金具29で接続し、その後、第2ウインチ15を
巻き戻して第1索11を緊張する。メッシュシート17
は、その自重によって第1索11に沿って自然に滑り落
ち、図3に示すように、ポール24に吊り下げられる。
1,31を外して、第2索27の先端と第1索11の先
端とを金具29で接続し、その後、第2ウインチ15を
巻き戻して第1索11を緊張する。メッシュシート17
は、その自重によって第1索11に沿って自然に滑り落
ち、図3に示すように、ポール24に吊り下げられる。
【0030】この後、第3ウインチ18を巻き取ってメ
ッシュシート17の格納を完了する。
ッシュシート17の格納を完了する。
【0031】なお、本実施例の説明にあっては、ばら物
荷役装置としてスタッカ2を用いるという説明をした
が、パイル7からばら物を切り出すためのリクレーマ3
や、スタッカ2とリクレーマの両方の機能をもつスタッ
カリクレーマを用いることも当然可能である。また、第
2ウインチ15及び第3ウインチ18は、ハンガスタン
ド22に一体的に取り付けるようにしても構わない。
荷役装置としてスタッカ2を用いるという説明をした
が、パイル7からばら物を切り出すためのリクレーマ3
や、スタッカ2とリクレーマの両方の機能をもつスタッ
カリクレーマを用いることも当然可能である。また、第
2ウインチ15及び第3ウインチ18は、ハンガスタン
ド22に一体的に取り付けるようにしても構わない。
【0032】
【考案の効果】以上要するに本考案によれば、メッシュ
シート掛けの機械化を達成することができ、シート掛け
に要する労力と時間とを節減することができるという優
れた効果を発揮する。
シート掛けの機械化を達成することができ、シート掛け
に要する労力と時間とを節減することができるという優
れた効果を発揮する。
【図1】本考案の好適一実施例を示す斜視図である。
【図2】メッシュシートを示す斜視図である。
【図3】ハンガスタンドを示す図である。
【図4】従来のばら物貯蔵ヤードを示す斜視図である。
2 スタッカ 7 パイル 12 第1ウインチ 13 ブームコンベヤ 15 第2ウインチ 17 メッシュシート 18 第3ウインチ 19 第4ウインチ
Claims (2)
- 【請求項1】 パイルの両側にその長手方向に間隔を隔
てて配設されこれよりパイル頂上に索を渡すための第1
ウインチと、スタッカ等のばら物荷役装置のブームコン
ベヤに取り付けられパイル両側の第1ウインチの索とそ
れぞれ接続されてこれを張り緩めするための第2ウイン
チと、上記パイルを覆うべくパイル両側において少なく
とも2台の第1ウインチの索に、これに沿って折り畳み
可能に吊り下げられたシートと、上記パイルの両側にそ
れぞれ配設されシート後端部の引留め位置を調節するた
めの第3ウインチと、上記シートをパイル頂上に引き込
んで拡開すべく上記ブームコンベヤに取り付けられた第
4ウインチとを備えたことを特徴とするばら物貯蔵ヤー
ドのシート掛け装置。 - 【請求項2】 上記シートがメッシュシートから構成さ
れている請求項1記載のばら物貯蔵ヤードのシート掛け
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3297193U JP2562666Y2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | ばら物貯蔵ヤードのシート掛け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3297193U JP2562666Y2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | ばら物貯蔵ヤードのシート掛け装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH072314U JPH072314U (ja) | 1995-01-13 |
| JP2562666Y2 true JP2562666Y2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=12373790
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3297193U Expired - Fee Related JP2562666Y2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | ばら物貯蔵ヤードのシート掛け装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2562666Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190064985A (ko) * | 2017-12-01 | 2019-06-11 | 주식회사 포스코 | 복포 장치 및 방법 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102090732B1 (ko) * | 2018-09-19 | 2020-03-19 | 주식회사 포스코플랜텍 | 이동형 커튼식 저장물 밀폐장치 |
| KR102090733B1 (ko) * | 2018-09-19 | 2020-03-19 | 주식회사 포스코플랜텍 | 이동형 도어식 저장물 밀폐장치 |
-
1993
- 1993-06-18 JP JP3297193U patent/JP2562666Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190064985A (ko) * | 2017-12-01 | 2019-06-11 | 주식회사 포스코 | 복포 장치 및 방법 |
| KR102033632B1 (ko) * | 2017-12-01 | 2019-10-17 | 주식회사 포스코 | 복포 장치 및 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH072314U (ja) | 1995-01-13 |
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