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JP2581476B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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Publication number
JP2581476B2
JP2581476B2 JP6302566A JP30256694A JP2581476B2 JP 2581476 B2 JP2581476 B2 JP 2581476B2 JP 6302566 A JP6302566 A JP 6302566A JP 30256694 A JP30256694 A JP 30256694A JP 2581476 B2 JP2581476 B2 JP 2581476B2
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JP
Japan
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JP6302566A
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JPH08161248A (ja
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和男 杁山
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置に関し、特
にTCP/IP(トランスミッションコントロールプロ
トコル/インターネットプロトコル)手順のTELNE
Tプロトコルを使用して相手装置との間でオンライン処
理を行うクライアント/サーバ、サーバ/クライアント
型の情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的なUNIXでは、TELN
ETサーバの上位にはログインプロセスが、TELNE
Tクライアントの上位にはユーザが、TELNETの下
位にはTCPが存在する。ここでのユーザとはTELN
ETの利用者を意味し、装置内のアプリケーションプロ
グラムまたは装置のオペレータを意味する。
【0003】自装置がクライアントの場合、TELNE
TはユーザからのOPENコマンドを受け付け、コネク
ションを確立する。ユーザは該当コネクションを使用し
て、データの送信・受信を行う。ログアウト時にコネク
ションが切断される。あるいは何らかの障害によるコネ
クション切断時にログアウトされる。再びTELNET
を使用してデータ転送を行うためには、ユーザはOPE
Nコマンドを発行し、コネクションを確立しなければな
らない。
【0004】自装置がサーバの場合、TELNETは常
にWELL KNOWNポートでLISTENしてお
り、相手装置からのコネクション確立時に、ログインプ
ロセスを生成する。相手装置からのコネクション確立
は、通常、相手装置のユーザが相手装置のTELNET
クライアントに対してOPENコマンドを発行した時に
行われる。ログインプロセスは該当コネクションを使用
して、データの送信、受信を行う。
【0005】ログアウト時にコネクションが切断され、
あるいは何らかの障害によるコネクション切断時にログ
アウトされると、ログインプロセスは削除される。再び
TELNETを使用してデータ転送を行うためには、相
手ユーザがOPENコマンドを発行し、コネクションを
確立しなければならない。
【0006】また、他の従来例として特開平5−346
898号公報を参照すると、クライアントとサーバ間に
コネクションを確立してこのコネクションによりデータ
通信を行うTCP/IPによるクライアント/サーバシ
ステムの例が開示されており、図19にその概略ブロッ
ク図が示されている。
【0007】本システムでは、クライアント1及びサー
バ2が、UNIXをオペレーティングシステムとして使
用しており、OSI参照モデルの3層、4層プロトコル
としてTCP/IP、1層、2層プロトコルとしてイー
サネット等を使用しており、伝送路3を介して接続され
ている。
【0008】クライアント1は、コネクションを介して
データ送受信を行うと共に、送受信時のエラーや、ケー
ブル等の接続時、サーバ2側のコネクションクローズ処
理を検出してコネクションのクローズ指示及びコネクシ
ョン確立要求出力の指示を行うデータ送受信処理部11
と、データ送受信処理部11からの指示によりコネクシ
ョンが確立されるまでサーバ2に対しコネクション確立
要求を送信し続けるコネクション確立要求部12と、デ
ータ送受信処理部11からの指示によりコネクションを
クローズするコネクション制御部13と、をTCPレイ
ヤに有する。
【0009】サーバ2は、データ送受信処理部11と同
様にコネクションを介してデータ送受信を行うと共に、
送受信時のエラーや、ケーブル等の接続時、クライアン
ト1側のコネクションクローズ処理を検出してコネクシ
ョンのクローズ指示及びコネクション確立要求出力の指
示を行うデータ送受信処理部21と、クライアント1の
コネクション確立要求部12からの要求に対してコネク
ション確立処理を行うコネクション確立受動部22と、
コネクション受動部22により確立されたコネクション
を正規なものとし、古いコネクション(プロセス)をク
ローズするプロセス制御部23と、データ送受信処理部
23からの指示によりコネクションをクローズするコネ
クション制御部24と、をTCPレイヤに有する。
【0010】これにより、クライアント1、サーバ2間
では、コネクション通信型伝送形態、即ちソケットイン
タフェースにより確立したコネクション両端の各TCP
ポート(通信ポート)を介してデータ通信が行われる。
【0011】この例では、クライアントとサーバ間のデ
ータ送受信時にエラーが発生した場合、データ送受信処
理部11がそれを検知してコネクション制御部13にコ
ネクションをクローズさせると共に、コネクション確立
要求部12に新たなコネクションが確立されるまでコネ
クション確立要求を出力し続ける。
【0012】サーバ側では、クライアント側のコネクシ
ョンのクローズ処理をデータ送受信処理部21が検知し
て、コネクション確立受動部22、コネクション制御部
24に指示を送り、コネクション制御部24がコネクシ
ョンクローズを行うと共に、コネクション受動部22が
常時コネクション確立要求待ちになる。
【0013】こうすることにより、通信時のエラー発生
時には自動的にコネクション確立要求を出力して新たな
コネクションを確立することになり、よって自動的なコ
ネクション復旧が可能となっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前著の従来例において
は、自装置と相手装置とのユーザはコネクションの存在
を前提として処理を行わなければならない。つまり、コ
ネクション確立と共に処理を開始し、コネクション切断
と共に処理を終了する必要があり、処理の自由度が低い
という問題点がある。
【0015】また、自装置と相手装置とのユーザ自身が
コネクションを管理し、コネクション確立、切断のオペ
レーションを行う必要があるので、ユーザの処理が複雑
になるという問題もある。
【0016】また、何らかの障害によりコネクションが
切断された場合、その時点で自装置と相手装置とのユー
ザの処理は打ち切られ、中断したところから処理を再開
するには、再びどちらかのユーザ自身の装置のTELN
ETに対してOPENコマンドを発行しコネクションを
確立しなければならない。そして処理がどこで打ち切ら
れたかを調査し、必要であれば復旧処理を行う必要があ
り、手間がかかるという問題がある。
【0017】特開平5−346898号公報のクライア
ント/サーバシステムでは、通信時にエラーが発生する
と、コネクションをクローズして、新たなコネクション
要求を生成してコネクション確立を行うようになってい
るために、ユーザ自身がコネクションを管理するという
処理の複雑さはないものの、コネクションを前提として
動作する点に代わりはなく、やはりコネクション切断時
に処理は打ち切られ、中断したところから処理を再開す
るには、上述の従来例と同様の問題がある。
【0018】本発明の目的は、アプリケーションプログ
ラムによりTELNETを使用してデータ転送を行うに
際してコネクションの確立を前提とすることなく処理の
簡便性の向上、回線障害時の復旧の容易化及び高速化を
図り得るようにした情報処理装置を提供することであ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、TCP
/IP手順のTELNETプロトコルを使用して相手装
置との間でオンライン処理を行うクライアント/サー
バ、サーバ/クライアント型の情報処理装置であって、
端末指向型のアプリケーションプログラムと、自装置が
オンライン処理を行う全相手装置に関する定義情報を格
納した定義情報格納手段と、前記アプリケーションプロ
グラムからデータ送信要求を受けて相手装置へのデータ
送信を行うためのデータ送信手段と、前記アプリケーシ
ョンプログラムからデータ受信要求を受けて相手装置か
らの受信データを前記アプリケーションプログラムへ通
知するためのデータ受信手段と、自装置がクラインアン
トの場合、前記アプリケーションプログラムからのデー
タ送信要求及びデータ受信要求に応答して前記定義情報
に応じてコネクション確立をなすクライアントコネクシ
ョン確立手段と、自装置がサーバの場合、相手装置から
コネクション確立の要求に応答してコネクション確立を
行うサーバコネクション確立手段と、コネクショク切断
を検知して回線障害として前記アプリケーションプログ
ラムへ通知する障害通知手段と、を含むことを特徴とす
る情報処理装置が得られる。
【0020】
【作用】自装置内の端末指向型のアプリケーションプロ
グラムは、単に相手装置とのデータ送信要求やデータ受
信要求のみを発行するようにし、これ等データ送受信要
求に基づくコネクション管理はコネクション管理部にて
行うようにして、アプリケーションプログラムはコネク
ションの確立を前提とする必要がなく単にデータ送受信
要求のみのオペレーションをサポートするだけで良くな
り、またコネクションを前提としていないので、コネク
ションの有無にかかわらずデータ転送の不可は回線障害
という形でアプリケーションプログラムへ通知すること
ができ、よってアプリケーションプログラムの作成管理
が極めて簡単となる。
【0021】
【実施例】次に本願発明の情報処理装置の一実施例につ
いて図面を参照にして説明する。
【0022】図1を参照すると、本願発明の一実施例で
ある情報処理装置200は、以下の機能部を有してい
る。すなわち、全相手装置に関する定義情報260と、
端末指向型のアプリケーションプログラム110からの
データ送信要求およびデータ受信要求を受け付け、また
アプリケーションプログラム110に対して受信データ
および回線障害を通知するアプリケーションプログラム
管理部210と、定義情報260に基づき相手装置との
間にコネクションを確立するコネクション管理部220
と、TELNETサーバ130およびTELNETクラ
イアント140を使用して相手装置との間でデータを送
信、受信するデータ転送部230と、ユーザ120から
のコマンドを受け付けるユーザ管理部240と、定義情
報260を動的に変更する定義情報管理部250とを含
んで構成される。
【0023】さらに自装置全体100は、アプリケーシ
ョンプログラム110と、ユーザ120と、TELNE
Tサーバ130と、TELNETクライアント140
と、TCP/IP処理部150と、情報処理装置200
とを含んで構成されている。この自装置100は通常L
ANである回線300に接続される。また、ユーザ12
0はアプリケーションプログラムまたは自装置のオペレ
ータである。
【0024】図2(A)を参照すると、定義情報260
は、あらかじめ使用が見込まれるコネクション1本単位
に1行定義され、アプリケーションプログラムが指定す
る相手装置名261、相手装置のアドレス情報262、
装置情報263、無通信状態の時間監視のためのタイマ
値264、クライアントのコネクション確立の選択情報
265などを含む。同じ相手装置に関して複数の行を定
義しても良い。
【0025】図2(B)を参照すると、装置情報263
は、TELNETのターミナルタイプ名、自装置がクラ
イアントとなるかサーバとなるかの種別、その相手装置
との間で使用できるTELNETオプションの種類など
を含む。この他にログイン情報として、ユーザ名、パス
ワードなどを含んでも良い。
【0026】図2(C)を参照すると、選択情報265
は、4種類有り、それぞれデータ送信要求時、データ受
信要求時に、クライアントのコネクションを確立する
か、不可であるかの区別を示す。通常0番は指定しな
い。
【0027】図3(A),(B)を参照すると、自装置
100のTELNETクライアント140は相手装置の
400のTELNETサーバとの間でTELNETデー
タを送信、受信し、TELNETサーバ130はTEL
NETクライアント420との間でTELNETデータ
を送信、受信する。TELNETサーバ410とTEL
NETクライアント420は、TELNETサーバ13
0とTELNETクライアント140と同じである必要
はない。また相手装置400は情報処理装置200を実
装する必要はない。
【0028】次に本発明の情報処理装置の上記一実施例
の動作について図面を参照して説明する。
【0029】図4を参照すると、アプリケーションプロ
グラム管理部210は、アプリケーションプログラム1
10からのデータ送信要求を受け付ける。そして、装置
名261に対応する無通信監視タイマをタイマ値264
でリセットする。そして、コネクション管理部220に
送信要求を受け渡す。なお、データ送信要求は相手装置
名261と送信するデータから構成される。また、全相
手装置名261に対応する全無通信監視タイマは情報処
理装置200起動時にタイマ値264でスタートする。
【0030】図5を参照すると、アプリケーションプロ
グラム管理部210は、アプリケーションプログラム1
10からデータ受信要求を受け付ける。そして、装置名
261に対応する無通信監視タイマをタイマ値264で
リセットする。そして、コネクション管理部220に受
信要求を受け渡す。なお、データ受信要求は相手装置名
261から構成される。
【0031】図6を参照すると、アプリケーションプロ
グラム管理部210は、データ転送部230から受信し
たデータを受け付ける。そして、アプリケーションプロ
グラム110に受信データを通知する。
【0032】図7を参照すると、アプリケーションプロ
グラム管理部210は、コネクション管理部220から
回線障害を受け付ける。そして、該当相手装置に対して
送信要求を、後述するFIFOのキューに登録済みのア
プリケーションプログラム110があれば送信障害を通
知する。また、該当相手装置に対して受信要求を、同じ
く後述するFIFOのキューに登録済みのアプリケーシ
ョンプログラム110があれば受信障害を通知する。障
害を通知すべきアプリケーションプログラム110がな
ければ何もしない。
【0033】図8を参照すると、コネクション管理部2
20は、アプリケーションプログラム管理部210から
データ送信要求を受け付ける。そして、当該装置名26
1の相手装置間に既にコネクションがあれば、データ転
送部230に送信要求を受け渡す。コネクションがな
く、装置情報263でサーバが指定されていたら、アプ
リケーションプログラム管理部に当該装置の回線障害を
通知する。
【0034】クライアントが指定されており、選択情報
265で0番または2番が指定されていたら、アプリケ
ーションプログラム管理部に当該装置の回線障害を通知
する。1番または3番が指定されていたら、送信要求を
一時的にFIFOのキューに登録する。そして、定義情
報260に従い、TELNETクライアント140を使
用して、コネクションを確立する。
【0035】図9を参照すると、コネクション管理部2
20は、アプリケーションプログラム管理部210から
データ受信要求を受け付ける。そして、当該装置名26
1の相手装置間に既にコネクションがある、または、装
置情報263でサーバが指定されている、または、選択
情報265で0番または1番が指定されていたら、デー
タ転送部230に受信要求を受け渡す。
【0036】コネクションがなく、クライアントが指定
されており、選択情報265で2番または3番が指定さ
れていたら、受信要求を一時的にFIFOのキューに登
録する。そして、定義情報260に従い、TELNET
クライアント140を使用して、コネクションを確立す
る。
【0037】図8で説明したデータ送信要求時とは異な
りデータ受信要求時は、データ転送が不可の状態でも回
線障害とはしない。これは、データの送信は自装置の動
作により発生するが、データの受信は相手装置の動作に
より発生するためである。つまりアプリケーションプロ
グラムから見ると、データ転送が可でも不可でも、デー
タが相手装置から届かなければ処理は同じであるからで
ある。
【0038】図10を参照すると、コネクション管理部
220は相手装置からコネクション確立を要求される
と、定義情報260に従い、TELNETサーバ130
を使用して、コネクションを確立する。
【0039】図11を参照すると、コネクション管理部
220は、相手装置との間のコネクションが確立する
と、図18で説明したFIFOのキューからデータ送信
要求を取り出す。そして、データ転送部230に送信要
求を受け渡す。
【0040】また、図9で説明したFIFOのキューか
らデータ受信要求を取り出す。そして、データ転送部2
30に受信要求を受け渡す。これらを両方のキューが空
になるまで繰り返す。
【0041】図12を参照すると、コネクション管理部
220は、相手装置との間のコネクションが切断される
と、あるいは、コネクションの確立が失敗すると、当該
装置の図8で説明したFIFOのキューに登録されてい
るデータ送信要求を全て破棄する。また、図9で説明し
たキューに登録されているデータ受信要求を全て破棄す
る。また、後の図14で説明するデータ転送部が登録し
たデータ送信要求を全て破棄する。また、後の図15で
説明するデータ転送部が登録したデータ受信要求を全て
破棄する。
【0042】そして、アプリケーションプログラム管理
部に当該装置の回線障害を通知する。
【0043】図13を参照すると、コネクション管理部
220は、図4で説明した無通信監視タイマが予め定め
られた一定時間をタイムアウトすると、当該装置との間
にコネクションがあれば、TELNETサーバ130、
または、TELNETクライアント140を使用して、
当該コネクションを切断する。
【0044】図14を参照すると、データ転送部230
は、アプリケーションプログラム管理部から受け渡され
たデータ送信要求をデータ送信中を意味するキューに登
録する。そして、TELNETサーバ130、または、
TELNETクライアント140を使用して、相手装置
に対してデータを送信する。送信が完了すると、前記の
キューから送信要求を削除する。
【0045】図15を参照すると、データ転送部230
は、アプリケーションプログラム管理部から受け渡され
たデータ受信要求をデータ受信中を意味するキューに登
録する。
【0046】図16を参照すると、データ転送部230
は、TELNETサーバ130、または、TELNET
クライアント140からデータの受信を通知されると、
該当コネクションに対応する装置名261に対して、図
15で説明したFIFOのキューにデータ受信要求が登
録されていれば、その受信要求を削除する。そして、ア
プリケーションプログラム管理部210に当該アプリケ
ーションプログラム110のデータ受信を通知する。デ
ータ受信要求が登録されていなければ、受信したデータ
を破棄する。
【0047】図17を参照すると、ユーザ管理部240
は、ユーザから自装置に対するコマンドを受け付ける。
コマンドが選択情報265の変更要求であれば、定義情
報管理部250にコマンドを受け渡す。
【0048】図18を参照すると、定義情報管理部25
0は、ユーザ管理部240からコマンドを受け渡される
と、指定された相手装置の装置情報263がクライアン
トである場合のみ処理を行う。まず、選択情報265を
コマンドの指定に従い変更する。そして、当該装置との
間にコネクションがなく、かつ、選択情報265が2番
または3番に変更されたら、アプリケーションプログラ
ム管理部に当該装置の回線障害を通知する。
【0049】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、TELNETを使用して相手装置とデータの送
信、受信を行うアプリケーションプログラムは、コネク
ションの確立のオペレーションをする必要がなくなる。
よって、データ転送を行うためには、データの送信要求
と受信要求という2種類のオペレーションのみサポート
すればよい。そして、コネクションの有無に関わらず、
データ転送の不可は回線障害という形態で通知されるの
で、アプリケーションプログラムの作成が非常に容易に
なる。
【0050】また、自装置がクライアントとなる場合、
アプリケーションプログラムがデータ転送のオペレーシ
ョンを発行しなければコネクションを確立しない。
【0051】および、アプリケーションプログラムがデ
ータ転送のオペレーションを行わない無通信時間を監視
し不必要なコネクション切断するので、自装置の資源を
有効に活用できる。
【0052】また、コネクションの存在を前提とせずに
アプリケーションプログラムは動作できるようになるの
で、回線障害などによりコネクションが切断されても、
処理の継続性を保てる。
【0053】そして、自装置がクライアントの場合、ア
プリケーションプログラムがデータ転送のオペレーショ
ンを発行すれば自動的にコネクションが再確立されるの
で、障害時の復旧が非常に素早く、かつ容易に行うこと
ができる。
【0054】さらに、相手装置も本発明の情報処理装置
を実装していれば、人の介入の必要のない全自動の障害
復旧システムを構築できる。
【0055】また、自装置がクライアントの場合、選択
情報によりコネクションの確立を停止する。および、そ
の選択情報を動的に変更できるので、コネクション確立
の失敗、再確立のようなアプリケーションプログラムの
ループを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】(A)は本発明の一実施例における相手装置に
関する定義情報の一例を示す図、(B)は本発明の一実
施例における相手装置に関する定義情報内の装置情報の
一例を示す図、(C)は本発明の一実施例における相手
装置に関する定義情報内の選択情報の一例を示す図であ
る。
【図3】本発明の一実施例におけるデータ転送の概要を
示す図である。
【図4】本発明の一実施例におけるアプリケーションプ
ログラム管理部のデータ送信要求動作の流れ図である。
【図5】本発明の一実施例におけるアプリケーションプ
ログラム管理部のデータ受信要求動作の流れ図である。
【図6】本発明の一実施例におけるアプリケーションプ
ログラム管理部のデータ受信通知動作の流れ図である。
【図7】本発明の一実施例におけるアプリケーションプ
ログラム管理部の回線障害通知動作の流れ図である。
【図8】本発明の一実施例におけるコネクション管理部
のデータ送信要求動作の流れ図である。
【図9】本発明の一実施例におけるコネクション管理部
のデータ受信要求動作の流れ図である。
【図10】本発明の一実施例におけるコネクション管理
部のサーバのコネクション確立開始動作の流れ図であ
る。
【図11】本発明の一実施例におけるコネクション管理
部のコネクション確立完了動作の流れ図である。
【図12】本発明の一実施例におけるコネクション管理
部のコネクション切断完了動作の流れ図である。
【図13】本発明の一実施例におけるコネクション管理
部のコネクション切断開始動作の流れ図である。
【図14】本発明の一実施例におけるデータ転送部のデ
ータ送信要求動作の流れ図である。
【図15】本発明の一実施例におけるデータ転送部のデ
ータ受信要求動作の流れ図である。
【図16】本発明の一実施例におけるデータ転送部のデ
ータ受信通知動作の流れ図である。
【図17】本発明の一実施例におけるユーザ管理部のコ
マンド受け付け動作の流れ図である。
【図18】本発明の一実施例における定義情報管理部の
コマンド受け付け動作の流れ図である。
【図19】従来のTCP/IPクライアント、サーバシ
ステムの例を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 自装置全体 110 アプリケーションプログラム 120 ユーザ 130 TELNETサーバ(自装置) 140 TELNETクライアント(自装置) 150 TCP/IP処理部 200 情報処理装置 210 アプリケーションプログラム管理部 220 コネクション管理部 230 データ転送部 240 ユーザ管理部 250 定義情報管理部 260 定義情報 261 装置名 262 アドレス情報 263 装置情報 264 無通信監視タイマ値 265 選択情報 300 回線 400 相手装置 410 TELNETサーバ(相手装置) 420 TELNETクライアント(相手装置)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 TCP/IP手順のTELNETプロト
    コルを使用して相手装置との間でオンライン処理を行う
    クライアント/サーバ、サーバ/クライアント型の情報
    処理装置であって、 端末指向型のアプリケーションプログラムと、 自装置がオンライン処理を行う全相手装置に関する定義
    情報を格納した定義情報格納手段と、 前記アプリケーションプログラムからデータ送信要求を
    受けて相手装置へのデータ送信を行うためのデータ送信
    手段と、 前記アプリケーションプログラムからデータ受信要求を
    受けて相手装置からの受信データを前記アプリケーショ
    ンプログラムへ通知するためのデータ受信手段と、 自装置がクラインアントの場合、前記アプリケーション
    プログラムからのデータ送信要求及びデータ受信要求に
    応答して前記定義情報に応じてコネクション確立をなす
    クライアントコネクション確立手段と、 自装置がサーバの場合、相手装置からコネクション確立
    の要求に応答してコネクション確立を行うサーバコネク
    ション確立手段と、 コネクショク切断を検知して回線障害として前記アプリ
    ケーションプログラムへ通知する障害通知手段と、 を含むことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記アプリケーションプログラムが相手
    装置に対してデータ通信要求やデータ受信要求を発行し
    ない無通信時間をカウントするカウント手段と、このカ
    ウント手段が予め定められた所定時間をカウントしたと
    き、前記コネクションを切断するコネクション切断手段
    とを更に含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理
    装置。
  3. 【請求項3】 外部からのコマンドに応答して前記定義
    情報を変更自在な定義情報管理手段を更に有し、前記コ
    ネクションの確立のための定義情報を変更自在としたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
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