JP2508215Y2 - 管体の接続装置 - Google Patents
管体の接続装置Info
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- JP2508215Y2 JP2508215Y2 JP1992037133U JP3713392U JP2508215Y2 JP 2508215 Y2 JP2508215 Y2 JP 2508215Y2 JP 1992037133 U JP1992037133 U JP 1992037133U JP 3713392 U JP3713392 U JP 3713392U JP 2508215 Y2 JP2508215 Y2 JP 2508215Y2
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 17
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 14
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 14
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 3
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 2
- 210000004072 lung Anatomy 0.000 description 14
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000029058 respiratory gaseous exchange Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000002685 pulmonary effect Effects 0.000 description 1
- 230000000241 respiratory effect Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、高度の安全性および操
作性が要求される呼吸器の面体と肺力弁とを着脱自在に
接続するためなどに好適に実施することができる管体の
接続装置に関する。
作性が要求される呼吸器の面体と肺力弁とを着脱自在に
接続するためなどに好適に実施することができる管体の
接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的な先行技術は、たとえば特公昭5
8−47184(特開昭52−126092)に示され
ている。この先行技術では、本考案の係合部材に相当す
るU字状クリップを、本考案の操作部材に相当するノブ
によって押圧すると、U字状クリップの一対の脚部が相
互に離反する方向に変位して、本考案の凹溝に相当する
環状みぞから離脱し、管体としての弁の抜け止めされた
状態を解除するように構成されている。
8−47184(特開昭52−126092)に示され
ている。この先行技術では、本考案の係合部材に相当す
るU字状クリップを、本考案の操作部材に相当するノブ
によって押圧すると、U字状クリップの一対の脚部が相
互に離反する方向に変位して、本考案の凹溝に相当する
環状みぞから離脱し、管体としての弁の抜け止めされた
状態を解除するように構成されている。
【0003】このような先行技術では、U字状クリップ
の各脚部を相互に離反させて管体の抜け止め状態を解除
するには、比較的大きな力でノブを押圧操作しなければ
ならず、操作性が悪いという問題がある。また、接続さ
れた弁は回り止めされていないので、面体に接続された
状態で容易に角変位してしまい、前記弁に接続される導
気管などが不用意に移動していまうという問題がある。
の各脚部を相互に離反させて管体の抜け止め状態を解除
するには、比較的大きな力でノブを押圧操作しなければ
ならず、操作性が悪いという問題がある。また、接続さ
れた弁は回り止めされていないので、面体に接続された
状態で容易に角変位してしまい、前記弁に接続される導
気管などが不用意に移動していまうという問題がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】したがって本考案の目
的は、接続された管体が不所望に角変位してしまうこと
を防止し、かつ大きな力を要することなしに容易に管体
の抜け止め状態を解除して抜き取ることができるように
した管体の接続装置を提供することである。
的は、接続された管体が不所望に角変位してしまうこと
を防止し、かつ大きな力を要することなしに容易に管体
の抜け止め状態を解除して抜き取ることができるように
した管体の接続装置を提供することである。
【0005】
【課題が解決するための手段】本考案は、各先端部が相
互に離反する方向に屈曲して形成される一対の脚部と、
各脚部を連結する連結部とを有するU字状の弾発性材料
から成る係合部材と、凹溝が形成される管体が挿入され
る挿入孔を有し、前記係合部材の各脚部が挿入孔の内周
面から半径方向内方に部分的に突出して弾発的に嵌まり
込む一対の嵌合孔と、各嵌合孔よりも前記管体の挿入方
向下流側で前記内周面から半径方向内方に突出し、管体
の先端部に形成される切欠きに嵌まり込む回り止め突起
とが設けられる筒体と、筒体の前記嵌合孔から外方に突
出する各先端部を、その筒体の外周面に沿って各先端部
が相互に離反する方向に押圧する一対の押圧部材と、各
押圧部材が部分的に嵌まり込み、各押圧部材を相互に近
接/離反変位自在に案内する一直線方向に延びる案内溝
が形成される操作部材とを含むことを特徴とする管体の
接続装置である。
互に離反する方向に屈曲して形成される一対の脚部と、
各脚部を連結する連結部とを有するU字状の弾発性材料
から成る係合部材と、凹溝が形成される管体が挿入され
る挿入孔を有し、前記係合部材の各脚部が挿入孔の内周
面から半径方向内方に部分的に突出して弾発的に嵌まり
込む一対の嵌合孔と、各嵌合孔よりも前記管体の挿入方
向下流側で前記内周面から半径方向内方に突出し、管体
の先端部に形成される切欠きに嵌まり込む回り止め突起
とが設けられる筒体と、筒体の前記嵌合孔から外方に突
出する各先端部を、その筒体の外周面に沿って各先端部
が相互に離反する方向に押圧する一対の押圧部材と、各
押圧部材が部分的に嵌まり込み、各押圧部材を相互に近
接/離反変位自在に案内する一直線方向に延びる案内溝
が形成される操作部材とを含むことを特徴とする管体の
接続装置である。
【0006】
【作用】本考案に従えば、管体には凹溝が形成されると
ともに、その先端部には切欠きが形成される。このよう
な管体を挿入孔に挿入すると、係合部材の各脚部は相互
に離反する方向に弾発的に変位して前記凹溝内に嵌まり
込み、これによって管体は抜け止めされる。こうして管
体が抜け止めされた状態では、前記切欠き内に筒体の内
周面から突出する回り止め突起が嵌まり込み、これによ
って筒体が角変位してしまうことを防止することができ
る。また操作部材を押圧操作すると、一対の押圧部材は
相互に離反する方向に変位しながら前記筒体の外周面に
沿って外周面から部分的に突出する前記係合部材の先端
部を相互に離反する方向に押圧し、これによって係合部
材の各脚部を挿入された管体の前記凹溝から離脱させて
抜け止め状態を解除し、挿入孔から管体を容易に抜き取
ることができる。前記一対の押圧部材は操作部材に形成
される案内溝に沿って相互に近接/離反変位自在に案内
されるので、操作部材を押圧操作したときには各押圧部
材は筒体の外周面に沿って相互に離反する方向に変位す
ることが可能であり、これによって操作部材の押圧力を
小さくして操作性の向上を図ることができる。
ともに、その先端部には切欠きが形成される。このよう
な管体を挿入孔に挿入すると、係合部材の各脚部は相互
に離反する方向に弾発的に変位して前記凹溝内に嵌まり
込み、これによって管体は抜け止めされる。こうして管
体が抜け止めされた状態では、前記切欠き内に筒体の内
周面から突出する回り止め突起が嵌まり込み、これによ
って筒体が角変位してしまうことを防止することができ
る。また操作部材を押圧操作すると、一対の押圧部材は
相互に離反する方向に変位しながら前記筒体の外周面に
沿って外周面から部分的に突出する前記係合部材の先端
部を相互に離反する方向に押圧し、これによって係合部
材の各脚部を挿入された管体の前記凹溝から離脱させて
抜け止め状態を解除し、挿入孔から管体を容易に抜き取
ることができる。前記一対の押圧部材は操作部材に形成
される案内溝に沿って相互に近接/離反変位自在に案内
されるので、操作部材を押圧操作したときには各押圧部
材は筒体の外周面に沿って相互に離反する方向に変位す
ることが可能であり、これによって操作部材の押圧力を
小さくして操作性の向上を図ることができる。
【0007】
【実施例】図1は、本考案の一実施例の接続装置1およ
びそれに関連する構成を示す側面図である。救助活動な
どに使用される開放式呼吸器の面体3には、接続装置1
が取付けられる取付け部4が設けられ、取付け部4に接
続された接続装置1には肺力弁5が着脱自在に接続され
る。肺力弁5には、空気などのような呼吸用気体が充填
された圧力容器内の減圧された呼吸用気体が供給され、
面体3の装着者の吸引によって面体3内へ供給すること
ができる。また装着者の呼気は、呼気弁6から排出され
る。
びそれに関連する構成を示す側面図である。救助活動な
どに使用される開放式呼吸器の面体3には、接続装置1
が取付けられる取付け部4が設けられ、取付け部4に接
続された接続装置1には肺力弁5が着脱自在に接続され
る。肺力弁5には、空気などのような呼吸用気体が充填
された圧力容器内の減圧された呼吸用気体が供給され、
面体3の装着者の吸引によって面体3内へ供給すること
ができる。また装着者の呼気は、呼気弁6から排出され
る。
【0008】このような開放式呼吸器は、たとえば火災
などの救助活動に用いられるため、救助活動中に肺力弁
5が容易に回転して外れてしまうことは確実に防止しな
ければならず、また肺力弁5が回転すると管継手7に接
続されている導気管などが不所望に移動してしまい、救
助活動に支障をきたすおそれがある。しかも、救助活動
などを終えた後には、肺力弁5を接続装置1から離脱さ
せて所定の収納ケース内に規定どおりに収納しておく必
要があり、このような場合に接続装置1から肺力弁5を
容易かつ確実に抜き取る必要がある。
などの救助活動に用いられるため、救助活動中に肺力弁
5が容易に回転して外れてしまうことは確実に防止しな
ければならず、また肺力弁5が回転すると管継手7に接
続されている導気管などが不所望に移動してしまい、救
助活動に支障をきたすおそれがある。しかも、救助活動
などを終えた後には、肺力弁5を接続装置1から離脱さ
せて所定の収納ケース内に規定どおりに収納しておく必
要があり、このような場合に接続装置1から肺力弁5を
容易かつ確実に抜き取る必要がある。
【0009】図2は接続装置1付近を図1の上方から見
た平面図であり、図3は肺力弁5の斜視図である。前記
接続装置1は、肺力弁5の抜け止めされた状態を解除す
るための操作部材8を有する。この操作部材8を押圧操
作することによって肺力弁5の管体である接続部9が接
続装置1から離脱可能な状態となり、この状態で肺力弁
5を把持して引き抜くことによって容易に肺力弁5を接
続装置1から離脱させることができる。前記接続部9の
先端部には、周方向にたとえば約180度にわたって切
欠かれた切欠き10が形成される。この切欠き10を形
成することによって前記接続部9には約半周だけ係合部
分11が残存している。この係合部分11は、後述する
ように、肺力弁5が接続装置1に接続された状態におい
て回り止め機能を有する。
た平面図であり、図3は肺力弁5の斜視図である。前記
接続装置1は、肺力弁5の抜け止めされた状態を解除す
るための操作部材8を有する。この操作部材8を押圧操
作することによって肺力弁5の管体である接続部9が接
続装置1から離脱可能な状態となり、この状態で肺力弁
5を把持して引き抜くことによって容易に肺力弁5を接
続装置1から離脱させることができる。前記接続部9の
先端部には、周方向にたとえば約180度にわたって切
欠かれた切欠き10が形成される。この切欠き10を形
成することによって前記接続部9には約半周だけ係合部
分11が残存している。この係合部分11は、後述する
ように、肺力弁5が接続装置1に接続された状態におい
て回り止め機能を有する。
【0010】図4は接続装置1の正面側から見た断面図
であり、図5は図4の右側から見た断面図である。前記
接続装置1は、各先端部13a,13bが相互に離反す
る方向に屈曲して形成される一対の脚部14a,14b
と、各脚部14a,14bを連結する連結部15とを有
するU字状の金属製係合部材16と、前記肺力弁5の接
続部9が挿入される挿入孔17を有し、前記係合部材1
6の各脚部14a,14bが挿入孔17の内周面から半
径方向内方に部分的に突出して弾発的に嵌まり込む一対
の嵌合孔18a,18bと、各嵌合孔18a,18bよ
りも前記接続部9の挿入方向A下流側で前記内周面から
半径方向内方に突出し、接続部9の前記切欠き10に嵌
まり込む回り止め突起19が設けられる筒体20と、筒
体20の前記嵌合孔18a,18bから外方に突出する
各先端部13a,13bをその筒体20の外周面21に
沿って各先端部13a,13bが相互に離反する方向に
押圧する一対の押圧部材23a,23bと、各押圧部材
23a,23bが部分的に嵌まり込み、各押圧部材23
a,23bを相互に近接/離反変位自在に案内する一直
線状の案内溝24が形成される前記操作部材8とを含
む。
であり、図5は図4の右側から見た断面図である。前記
接続装置1は、各先端部13a,13bが相互に離反す
る方向に屈曲して形成される一対の脚部14a,14b
と、各脚部14a,14bを連結する連結部15とを有
するU字状の金属製係合部材16と、前記肺力弁5の接
続部9が挿入される挿入孔17を有し、前記係合部材1
6の各脚部14a,14bが挿入孔17の内周面から半
径方向内方に部分的に突出して弾発的に嵌まり込む一対
の嵌合孔18a,18bと、各嵌合孔18a,18bよ
りも前記接続部9の挿入方向A下流側で前記内周面から
半径方向内方に突出し、接続部9の前記切欠き10に嵌
まり込む回り止め突起19が設けられる筒体20と、筒
体20の前記嵌合孔18a,18bから外方に突出する
各先端部13a,13bをその筒体20の外周面21に
沿って各先端部13a,13bが相互に離反する方向に
押圧する一対の押圧部材23a,23bと、各押圧部材
23a,23bが部分的に嵌まり込み、各押圧部材23
a,23bを相互に近接/離反変位自在に案内する一直
線状の案内溝24が形成される前記操作部材8とを含
む。
【0011】前記操作部材8を押圧操作することによっ
て、前記押圧部材23a,23bは、図6の参照符26
a,26bで示されるように下降しながら相互に離反す
る方向に変位して係合部材16の先端部13a,13b
を押圧し、これによって各先端部13a,13bは参照
符27a,27bで示されるように相互に離反する方向
に弾発力に抗して開き、これによって脚部14a,14
bは挿入孔17の内周面から半径方向外方に変位して、
接続部9に形成される凹溝から退避する。この状態で接
続部9を挿入孔17から容易に離脱させることができ
る。
て、前記押圧部材23a,23bは、図6の参照符26
a,26bで示されるように下降しながら相互に離反す
る方向に変位して係合部材16の先端部13a,13b
を押圧し、これによって各先端部13a,13bは参照
符27a,27bで示されるように相互に離反する方向
に弾発力に抗して開き、これによって脚部14a,14
bは挿入孔17の内周面から半径方向外方に変位して、
接続部9に形成される凹溝から退避する。この状態で接
続部9を挿入孔17から容易に離脱させることができ
る。
【0012】このようにして押圧部材23a,23bを
2つの部材に分けて構成することによって、操作部材8
の押圧操作時における押圧力が小さくてすみ、操作性の
向上が図られる。また筒体20には回り止め突起19が
形成され、この回り止め突起19が挿入された接続部9
の切欠き10内に嵌まり込み、これによって回り止め突
起19に係合部分11が係合して、接続部9の回転が阻
止される。
2つの部材に分けて構成することによって、操作部材8
の押圧操作時における押圧力が小さくてすみ、操作性の
向上が図られる。また筒体20には回り止め突起19が
形成され、この回り止め突起19が挿入された接続部9
の切欠き10内に嵌まり込み、これによって回り止め突
起19に係合部分11が係合して、接続部9の回転が阻
止される。
【0013】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、筒体に一
対の嵌合孔を形成して、U字状の係合部材を装着し、こ
の係合部材の一対の脚部を筒体の内周面から半径方向内
方に部分的に突出させた状態として筒体に管体を係止
し、係合部材の各嵌合孔から外方に突出する各先端部
が、操作部材の押圧操作によって各押圧部材が相互に離
反する方向に変位して管体の前記係止状態を解除するよ
うに構成されるので、管体を筒体から抜き取るにあたっ
て、係合部材の各脚部を相互に離反する方向に変位させ
るために大きな力で操作部材を押圧操作する必要がな
く、僅かな力で各脚部を管体の凹溝から離脱させて、管
体を筒体から容易にかつ確実に抜き取ることができる。
しかも、係合部材は筒体の各嵌合孔から各脚部の一部分
だけが内方に突出して構成されるので、係合部材のずれ
などによって各脚部が相互に離反する方向に変位してい
るにもかかわらず、残余の部分が筒体の内周面から半径
方向内方に突出して、管体の抜き取り方向の変位を阻止
してしまうという不具合が生じるおそれはなく、確実に
抜き取ることが可能となる。また管体を筒体に接続する
ときには、上記のように係合部材の各脚部をわずかな力
で相互に離反する方向に変位させることができるので、
換言すれば、係合部材を大きなばね力を有する部材によ
って構成することができ、これによって各脚部が管体の
凹溝内に嵌まり込んだ状態で、管体の筒体から抜き出す
方向への変位に大きな力で抗することができ、これによ
って確実な接続状態を維持することができる。さらに前
記筒体には回り止め突起が形成されるとともに、管体に
は前記回り止め突起が嵌まり込む切欠きが形成されるの
で、管体の回転を確実に阻止することができ、これによ
って管体が不用意に回転して筒体から抜けてしまうこと
を確実に防ぐことができる。
対の嵌合孔を形成して、U字状の係合部材を装着し、こ
の係合部材の一対の脚部を筒体の内周面から半径方向内
方に部分的に突出させた状態として筒体に管体を係止
し、係合部材の各嵌合孔から外方に突出する各先端部
が、操作部材の押圧操作によって各押圧部材が相互に離
反する方向に変位して管体の前記係止状態を解除するよ
うに構成されるので、管体を筒体から抜き取るにあたっ
て、係合部材の各脚部を相互に離反する方向に変位させ
るために大きな力で操作部材を押圧操作する必要がな
く、僅かな力で各脚部を管体の凹溝から離脱させて、管
体を筒体から容易にかつ確実に抜き取ることができる。
しかも、係合部材は筒体の各嵌合孔から各脚部の一部分
だけが内方に突出して構成されるので、係合部材のずれ
などによって各脚部が相互に離反する方向に変位してい
るにもかかわらず、残余の部分が筒体の内周面から半径
方向内方に突出して、管体の抜き取り方向の変位を阻止
してしまうという不具合が生じるおそれはなく、確実に
抜き取ることが可能となる。また管体を筒体に接続する
ときには、上記のように係合部材の各脚部をわずかな力
で相互に離反する方向に変位させることができるので、
換言すれば、係合部材を大きなばね力を有する部材によ
って構成することができ、これによって各脚部が管体の
凹溝内に嵌まり込んだ状態で、管体の筒体から抜き出す
方向への変位に大きな力で抗することができ、これによ
って確実な接続状態を維持することができる。さらに前
記筒体には回り止め突起が形成されるとともに、管体に
は前記回り止め突起が嵌まり込む切欠きが形成されるの
で、管体の回転を確実に阻止することができ、これによ
って管体が不用意に回転して筒体から抜けてしまうこと
を確実に防ぐことができる。
【図1】本考案の一実施例の接続装置1およびそれに関
連する構成を示す側面図である。
連する構成を示す側面図である。
【図2】接続装置1付近を拡大して示す平面図である。
【図3】肺力弁5の斜視図である。
【図4】接続装置1を正面側から見た断面図である。
【図5】図4の右側から見た断面図である。
【図6】操作部材8の押圧操作による押圧部材23a,
23bおよび係合部材16の動作を説明するための図で
ある。
23bおよび係合部材16の動作を説明するための図で
ある。
1 接続装置 3 面体 5 肺力弁 8 操作部材 9 接続部 10 切欠き 11 係合部分 13a,13b 先端部 14a,14b 脚部 15 連結部 16 係合部材 17 挿入孔 18a,18b 嵌合孔 19 回り止め突起 20 筒体 21 外周面 23a,23b 押圧部材 24 案内溝
Claims (1)
- 【請求項1】 各先端部が相互に離反する方向に屈曲し
て形成される一対の脚部と、各脚部を連結する連結部と
を有するU字状の弾発性材料から成る係合部材と、 凹溝が形成される管体が挿入される挿入孔を有し、前記
係合部材の各脚部が挿入孔の内周面から半径方向内方に
部分的に突出して弾発的に嵌まり込む一対の嵌合孔と、
各嵌合孔よりも前記管体の挿入方向下流側で前記内周面
から半径方向内方に突出し、管体の先端部に形成される
切欠きに嵌まり込む回り止め突起とが設けられる筒体
と、 筒体の前記嵌合孔から外方に突出する各先端部を、その
筒体の外周面に沿って各先端部が相互に離反する方向に
押圧する一対の押圧部材と、 各押圧部材が部分的に嵌まり込み、各押圧部材を相互に
近接/離反変位自在に案内する一直線方向に延びる案内
溝が形成される操作部材とを含むことを特徴とする管体
の接続装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992037133U JP2508215Y2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 管体の接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992037133U JP2508215Y2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 管体の接続装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0722756U JPH0722756U (ja) | 1995-04-25 |
| JP2508215Y2 true JP2508215Y2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=12489120
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992037133U Expired - Lifetime JP2508215Y2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 管体の接続装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2508215Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102005023583B4 (de) * | 2005-05-18 | 2011-01-27 | Norma Germany Gmbh | Steckkupplung |
| EP2739362A2 (en) * | 2011-08-01 | 2014-06-11 | 3M Innovative Properties Company | Respiratory assembly including latching mechanism |
| US9510626B2 (en) * | 2013-02-01 | 2016-12-06 | 3M Innovative Properties Company | Sleeve-fit respirator cartridge |
| CN112644844A (zh) * | 2020-12-22 | 2021-04-13 | 赫蕾雪(上海)科技有限公司 | 一种一键开启式结构 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0130099Y2 (ja) * | 1986-09-08 | 1989-09-13 |
-
1992
- 1992-06-02 JP JP1992037133U patent/JP2508215Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0722756U (ja) | 1995-04-25 |
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