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JP2512953B2 - 紙葉類分離機構 - Google Patents

紙葉類分離機構

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Publication number
JP2512953B2
JP2512953B2 JP62203663A JP20366387A JP2512953B2 JP 2512953 B2 JP2512953 B2 JP 2512953B2 JP 62203663 A JP62203663 A JP 62203663A JP 20366387 A JP20366387 A JP 20366387A JP 2512953 B2 JP2512953 B2 JP 2512953B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pickup roller
paper sheet
phase
roller
pressing force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62203663A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6448732A (en
Inventor
豊 加古
厳紀 内海
善雄 福留
利一 加藤
邦尚 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP62203663A priority Critical patent/JP2512953B2/ja
Publication of JPS6448732A publication Critical patent/JPS6448732A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2512953B2 publication Critical patent/JP2512953B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Conveying Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は紙葉類分離機構に関し、特に環流式現金自動
取扱い装置における紙幣の如く、種々の状態の紙葉を多
数枚分離送出するのに好適な紙葉類分離機構に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の装置としては、例えば、特開昭61−13
0139号公報に開示されている装置が知られている。この
装置は、円形断面を有する(以下、これを、「円形の」
という)ピックアップローラを用いており、該ピックア
ップローラの回転位相とは無関係に、押圧力を検知し制
御するように構成されていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術においては、ピックアップローラが円形
でかつ均一な素材で構成されたものである場合以外は考
慮されておらず、例えば、ピックアップローラが円形で
はあっても、部分的に高摩擦係数部材で構成されている
場合、あるいは、偏芯したものの如く円形でない場合に
は、押圧力が紙葉類の状態や枚数により変動してしま
い、取出し精度等に高い信頼性が得られないという問題
があった。すなわち、上述の如く、ピックアップローラ
が円形ではあっても、部分的にゴム等の弾力性を有する
高摩擦係数部材で構成されている場合には、ピックアッ
プローラの紙葉類取出し動作時に、ピックアップローラ
の上記高摩擦係数部材部分が弾性変形して凹んだ形にな
り、上記高摩擦係数部材部分または突出部分と紙葉との
当接位置がピックアップローラ方向に若干ずれ、また、
上述の偏芯したものの如く円形でない場合には、ピック
アップローラの紙葉取出し動作時に、ピックアップロー
ラの上記突出部分と紙葉との当接位置が紙葉を載置して
いる押板方向に若干ずれる可能性がある。そして、これ
に何等の対応策を講じない場合には、ピックアップロー
ラの紙葉押圧力が変動する訳である。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、ピックアップローラが円形で均一な素
材で構成されたものである場合以外にも、紙葉類に対す
る押圧力を一定にすることが可能な紙葉類分離機構を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の上記目的は、部分的に高摩擦係数部材で構成
されたピックアップローラにより取出した紙葉類を分離
部に送り込んで、一枚一枚に分離・送出する紙葉類分離
機構において、前記ピックアップローラの紙葉類押圧力
を検知する押圧力検知手段と、前記ピックアップローラ
の高摩擦係数部材の位置関係に基づく位相を検知する位
相検知手段とを設け、該位相検知手段が前記ピックアッ
プローラの特定の位相を検知したときの、前記ピックア
ップローラと最上位の紙葉類との高さ方向の当接位置を
一定とする如く制御することを特徴とする紙葉類分離機
構によって達成される。
〔作用〕
本発明においては、紙葉類の分離送出中、円形でない
ピックアップローラは、紙葉類に対して振動的に位置を
変えながら回転するものである。上記ピックアップロー
ラの位相を検知する位相検知手段は、ピックアップロー
ラの位相を検知し、例えば、円形でないピックアップロ
ーラの半径の一番大きい部分が紙葉類に当接しているタ
イミングを紙葉類押圧制御部に伝える。紙葉類押圧制御
部は、このタイミングに、上記ピックアップローラの紙
葉類押圧力を検知する押圧力検知手段の出力を見て、ピ
ックアップローラの位置(高さ)が、基準位置となるよ
うに紙葉類押圧を制御することにより、円形でないピッ
クアップローラの半径の一番大きい部分での紙葉類押圧
力を一定に制御することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例である紙幣分離機構の要
部を示す構成図であり、図において、1は一部分にゴム
ライニング部1−1を有するフィードローラ、2はこれ
に対向するゴムライニングを有するゲートローラ、5は
上記フィードローラ1の軸3からブラケット4により上
下方向に揺動自在に支持されており、一部分にゴムライ
ニング部5−1を有するピックアップローラを示してい
る。
6は上記ブラケット4を介して上記ピックアップロー
ラ5を、紙幣7の方向(図の下方)に付勢するバネであ
り、上記ブラケット4の先端部に対応する位置には、ピ
ックアップローラ5の位置が高く、紙幣7への押圧力が
基準より大きいときにライト、ピックアップローラ5の
位置が低く、紙幣7への押圧力が基準より小さいときに
ダークを検知する如き、センサ8が設けられている。な
お、上記バネ6の下端は、図示されていない本装置のフ
レーム部分に固定されている。
上記フィードローラ1の軸3とピックアップローラ5
の軸9は、同期して回転する如く、歯付きベルト11と歯
付きプーリ10−1,10−2により連結されており、上記フ
ィードローラ1の軸3は、図示されていないモータ(分
離モータ)と連結され、駆動される如く構成されてい
る。
また、上記フィードローラ1の軸3には、ピックアッ
プローラ5のゴム部5−1と略同形状の、センサ遮光板
12を設け、ピックアップローラ5のゴム部5−1が紙幣
7に当接していることを検知できる位置に、センサ13が
設けられている。
なお、15はスライドレール14に案内される押板であ
り、ベルト16を介して押板モータ17により駆動される如
く構成されている。
前記センサ8および13の出力信号は、押圧制御部18に
送られ、上記押板モータ17を制御する如く構成されてい
る。押圧制御部18は、第2図に示す如く、センサ8およ
び13の出力信号が入力される第一のアンドゲート20,パ
ルス発生器からのパルス信号と上記第一のアンドゲート
20の出力が入力される第二のアンドゲート21,増幅器22
から構成されている。この押圧制御部18の機能は、セン
サ13が、ピックアップローラ5のゴム部5−1が紙幣7
に当接していることを検知し、かつ、センサ8が、ピッ
クアップローラ5の位置が低く、紙幣7への押圧力が基
準より小さいことを検知しているときに、押圧モータ17
を、押板15を押上げる如く駆動するものである。
上述の如く構成された本実施例の動作を、以下説明す
る。
ピックアップローラ5は、前記フィードローラ1とと
もに、前述の図示されていない分離モータによって駆動
され、押板15上の紙幣7を一枚ずつ分離し、図の左方に
取出す如く動作する。
この際、上記押圧制御部18の機能により、上記センサ
13が、ピックアップローラ5のゴム部5−1が紙幣7に
当接していることを検知した状態で、センサ8が、ピッ
クアップローラ5の位置が低いことを検知している場合
には、上記押圧制御部18が、押圧モータ17を駆動して、
押板15を押上げる如く動作する。これにより、ゴム部5
−1が紙幣7に当接しているときのピックアップローラ
5の位置(高さ)はいつも一定となり、前記バネ6の伸
びが一定となることから、ピックアップローラ5のゴム
部5−1が紙幣7に作用する際の押圧力を一定に保つこ
とはできるものである。
本実施例によれば、円形でないピックアップローラを
用いる場合でも、この円形でないピックアップローラの
位相を検知して、押圧力制御を行うので、押圧力を正確
に一定に保つことができ、紙葉類の分離・送出を安定化
する効果がある。
なお、上記実施例においては、本発明を紙幣分離機構
に適用した例を示したが、本発明はこれに限定されるべ
きものではなく、他の紙葉類の分離・送出に広く利用可
能なものである。
〔発明の効果〕
以上に述べた如く、本発明によれば、ピックアップロ
ーラがその一部に高摩擦係数部材を有する円形のものや
変形形状を有するものである場合以外にも、紙葉類に対
する押圧力を一定にすることが可能な紙葉類分離機構を
実現できるという顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である紙幣分離機構の要部を
示す構成図、第2図は押圧制御部の構成例を示す図であ
る。 1:フィードローラ、1−1:ゴムライニング部、2:ゲート
ローラ、4:ブラケット、5:ピックアップローラ、5−1:
ゴムライニング部、61:バネ、7:紙幣、8:センサ、13:セ
ンサ、15:押板、17:押板モータ、18:押圧制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 利一 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式 会社日立製作所旭工場内 (72)発明者 松浦 邦尚 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式 会社日立製作所旭工場内 (56)参考文献 特開 昭62−111834(JP,A) 特開 昭60−197540(JP,A) 特開 昭57−57140(JP,A) 実開 昭58−176824(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】部分的に高摩擦係数部材で構成されたピッ
    クアップローラにより取出した紙葉類を分離部に送り込
    んで、一枚一枚に分離・送出する紙葉類分離機構におい
    て、前記ピックアップローラの紙葉類押圧力を検知する
    押圧力検知手段と、前記ピックアップローラの高摩擦係
    数部材の位置関係に基づく位相を検知する位相検知手段
    とを設け、該位相検知手段が前記ピックアップローラの
    特定の位相を検知したときの、前記ピックアップローラ
    と最上位の紙葉類との高さ方向の当接位置を一定とする
    如く制御することを特徴とする紙葉類分離機構。
JP62203663A 1987-08-17 1987-08-17 紙葉類分離機構 Expired - Lifetime JP2512953B2 (ja)

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JPS6448732A JPS6448732A (en) 1989-02-23
JP2512953B2 true JP2512953B2 (ja) 1996-07-03

Family

ID=16477790

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