JP2535293B2 - 昼夜兼用武器照準装置 - Google Patents
昼夜兼用武器照準装置Info
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F41—WEAPONS
- F41G—WEAPON SIGHTS; AIMING
- F41G1/00—Sighting devices
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B23/00—Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、武器の照準装置に関
し、特に、昼間及び夜間の両方に使用できる改良された
武器照準装置に関する。
し、特に、昼間及び夜間の両方に使用できる改良された
武器照準装置に関する。
【0002】
【従来の技術】拳銃や小銃などの武器を使用する軍人や
法律執行者は、永年に亘って、照準を改良することに尽
力している。射撃の正確さを改良することにより、射手
は、自分自身の能力と生残りの可能性とを増加するとと
もに、近くにいる無実の人に危害を与えるおそれを小さ
くする。
法律執行者は、永年に亘って、照準を改良することに尽
力している。射撃の正確さを改良することにより、射手
は、自分自身の能力と生残りの可能性とを増加するとと
もに、近くにいる無実の人に危害を与えるおそれを小さ
くする。
【0003】ほとんどすべての拳銃及び小銃には、機械
的な照準装置が設けられている。通常の照準装置は、銃
身の先端側に立設した第1部材と、銃身の後部に立設し
た第2部材とで構成されている。2個の部材は、等高を
なしている。
的な照準装置が設けられている。通常の照準装置は、銃
身の先端側に立設した第1部材と、銃身の後部に立設し
た第2部材とで構成されている。2個の部材は、等高を
なしている。
【0004】この照準装置を使用するには、射手は、銃
身を長手方向に見通して、2個の部材の頂点を目標に合
致させる。通常、2個の部材の一方又は両方を、水平及
び垂直方向に調節できるようにし、それぞれの射手に応
じて、照準装置を調整できるようにしてある。
身を長手方向に見通して、2個の部材の頂点を目標に合
致させる。通常、2個の部材の一方又は両方を、水平及
び垂直方向に調節できるようにし、それぞれの射手に応
じて、照準装置を調整できるようにしてある。
【0005】また、光学望遠鏡を機械的な照準装置に組
合せて使用することも、一般的に行われている。この望
遠鏡は、武器の上面の照準装置と射手との間に装着さ
れ、たとえば3倍の拡大率を有するものである。射手
は、望遠鏡を通して、照準装置とともに、遠距離にある
目標を視認することができる。
合せて使用することも、一般的に行われている。この望
遠鏡は、武器の上面の照準装置と射手との間に装着さ
れ、たとえば3倍の拡大率を有するものである。射手
は、望遠鏡を通して、照準装置とともに、遠距離にある
目標を視認することができる。
【0006】この照準装置と望遠鏡との組合せにより、
射手は、遠距離の目標に正確に狙いをつけて、射撃する
ことができる。しかし、この照準装置は、昼間の明るい
条件下でのみ、使用可能なものである。
射手は、遠距離の目標に正確に狙いをつけて、射撃する
ことができる。しかし、この照準装置は、昼間の明るい
条件下でのみ、使用可能なものである。
【0007】近代の技術は、武器の照準分野にも大きな
進歩をもたらせている。最も注目すべきものは、レーザ
の使用により、照準の正確さが著しく改善されたことで
ある。
進歩をもたらせている。最も注目すべきものは、レーザ
の使用により、照準の正確さが著しく改善されたことで
ある。
【0008】武器用のレーザ照準装置は、武器の上部に
装着された低出力レーザを備えている。出力したレーザ
は、武器の銃身と平行方向に指向する。レーザにより形
成された光点は、射手が狙いをつけるための標線を提供
する。
装着された低出力レーザを備えている。出力したレーザ
は、武器の銃身と平行方向に指向する。レーザにより形
成された光点は、射手が狙いをつけるための標線を提供
する。
【0009】射手は、レーザの光点を、所望の目標に単
に照射するだけでよい。目標上のレーザ光点を視認する
こことによって、射手は、武器が正確に狙いをつけてい
るか否かについてのフイードバック情報を、即座に知る
とができる。
に照射するだけでよい。目標上のレーザ光点を視認する
こことによって、射手は、武器が正確に狙いをつけてい
るか否かについてのフイードバック情報を、即座に知る
とができる。
【0010】レーザ照準装置を使用すれば、比較的経験
の浅い射手でも、目標を正確に射撃することができる。
の浅い射手でも、目標を正確に射撃することができる。
【0011】レーザ照準装置における重大な欠点は、レ
ーザ光は他人にも見えるため、レーザ光を光源まで追跡
して、射手を発見できることにある。これにより、射手
の位置を暴露されて、敵の反撃を受ける危険性が生じ
る。
ーザ光は他人にも見えるため、レーザ光を光源まで追跡
して、射手を発見できることにある。これにより、射手
の位置を暴露されて、敵の反撃を受ける危険性が生じ
る。
【0012】このことは、夜間、敵がレーザ照準装置に
よって発生する赤外線ビームを視認し得る暗視装置を使
用する場合に、重大な問題になる。
よって発生する赤外線ビームを視認し得る暗視装置を使
用する場合に、重大な問題になる。
【0013】この問題を解決するために、受動型照準装
置が考えられている。改良された受動型照準装置は、光
放射ダイオード(LED)などの赤色光源を、武器の銃身
の後端に近い個所に装着し、銃身の先端側に、組合せミ
ラーをLEDに対向して装着したものである。
置が考えられている。改良された受動型照準装置は、光
放射ダイオード(LED)などの赤色光源を、武器の銃身
の後端に近い個所に装着し、銃身の先端側に、組合せミ
ラーをLEDに対向して装着したものである。
【0014】ミラーには、赤色光を反射するが、その他
の波長の光は透過させるコーティングをほどこしてあ
る。LEDからの赤色光は、ミラーで反射して、銃身と
平行方向の平行光になって射手に指向され、銃身の方向
と一致する無限遠の位置に、赤色LEDの虚像を形成す
る。
の波長の光は透過させるコーティングをほどこしてあ
る。LEDからの赤色光は、ミラーで反射して、銃身と
平行方向の平行光になって射手に指向され、銃身の方向
と一致する無限遠の位置に、赤色LEDの虚像を形成す
る。
【0015】この虚像は、射手用の標線を形成するが、
他の者には見えない。射手は、ミラーを透して、遠距離
の目標と、武器の照準点に懸吊されたLEDの虚像とを
視認する。射手は、虚像を所望の目標に合致させて、武
器の狙いをつける。
他の者には見えない。射手は、ミラーを透して、遠距離
の目標と、武器の照準点に懸吊されたLEDの虚像とを
視認する。射手は、虚像を所望の目標に合致させて、武
器の狙いをつける。
【0016】従来の装置では、ミラーの位置を、銃身に
合わせて、かつ、それぞれの射手に応じて調整し得るよ
うに、調節可能としてある。この受動型赤色光点照準装
置は、目標を照射したり、射手の位置を暴露したりする
ことなく、目標を正確に射撃することができるものであ
る。
合わせて、かつ、それぞれの射手に応じて調整し得るよ
うに、調節可能としてある。この受動型赤色光点照準装
置は、目標を照射したり、射手の位置を暴露したりする
ことなく、目標を正確に射撃することができるものであ
る。
【0017】この種の受動型装置の問題点は、昼間しか
使えないということである。夜間には、射手は、赤色光
を見ることはできても、遠距離にある目標を見ることが
できない。
使えないということである。夜間には、射手は、赤色光
を見ることはできても、遠距離にある目標を見ることが
できない。
【0018】この問題を改善するためには、夜間用の暗
視装置が有効である。この暗視装置は、周囲の光を増幅
して像を作るものである。この装置を使用する場合に
は、月や星などの、いくらかの光が必要である。
視装置が有効である。この暗視装置は、周囲の光を増幅
して像を作るものである。この装置を使用する場合に
は、月や星などの、いくらかの光が必要である。
【0019】外光は、暗視装置で増幅されて、人間の眼
で視認可能な出力像を形成する。最近の暗視装置は、低
レベルの可視外光を増幅する画像増幅技術を使用し、ま
た、赤外線スペクトルからも可視光線を形成する。
で視認可能な出力像を形成する。最近の暗視装置は、低
レベルの可視外光を増幅する画像増幅技術を使用し、ま
た、赤外線スペクトルからも可視光線を形成する。
【0020】画像増幅装置は、受光した外光を電子パタ
ーンに変換する手段と、電子パターンをりん光スクリー
ンに投射して、観察者が視認できる光像とする手段とを
備えている。そこで射手は、接眼部に設けたレンズを透
して、この光像を観察する。
ーンに変換する手段と、電子パターンをりん光スクリー
ンに投射して、観察者が視認できる光像とする手段とを
備えている。そこで射手は、接眼部に設けたレンズを透
して、この光像を観察する。
【0021】暗視装置は、武器自体に装着してもよく、
あるいは、射手の顔マスク又はヘルメットに装着できる
よう、防塵眼鏡としてもよい。
あるいは、射手の顔マスク又はヘルメットに装着できる
よう、防塵眼鏡としてもよい。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】暗視装置を武器に装着
するには、通常、3倍拡大率の昼間用光学望遠鏡を使用
する。一方、防塵眼鏡の形で使用するようにした暗視装
置では、3倍拡大率の代わりに、等倍の倍率しか使用で
きず、機能的にやや不十分なものとなる。
するには、通常、3倍拡大率の昼間用光学望遠鏡を使用
する。一方、防塵眼鏡の形で使用するようにした暗視装
置では、3倍拡大率の代わりに、等倍の倍率しか使用で
きず、機能的にやや不十分なものとなる。
【0023】夜間あるいは暗黒の条件においても、射手
が正確に照準できるようにした、内蔵標線を備える受動
型赤色光点照準装置を、単一の光学望遠鏡に組合せた暗
視装置が開発されている。しかし、射手は、同じ装置
を、昼間に使用することはできない。
が正確に照準できるようにした、内蔵標線を備える受動
型赤色光点照準装置を、単一の光学望遠鏡に組合せた暗
視装置が開発されている。しかし、射手は、同じ装置
を、昼間に使用することはできない。
【0024】昼間に暗視装置を使用すると、内蔵した画
像増幅管を迅速に損傷させることになる。したがって、
昼間には射手は、組み込まれた暗視用赤色光点照準装置
を武器から取外し、昼間用の赤色光点照準装置と交換し
なければならない。
像増幅管を迅速に損傷させることになる。したがって、
昼間には射手は、組み込まれた暗視用赤色光点照準装置
を武器から取外し、昼間用の赤色光点照準装置と交換し
なければならない。
【0025】この場合、照準装置を交換するごとに、毎
回、武器及び射手に応じて、再調節あるいは再整合をし
なければならない。
回、武器及び射手に応じて、再調節あるいは再整合をし
なければならない。
【0026】さらに、射手は、昼間用の赤色光点照準装
置と、夜間に使用するための暗視望遠鏡と赤色光点照準
装置を組合せた装置との両方を、持ち運ばねばならない
こととなる。
置と、夜間に使用するための暗視望遠鏡と赤色光点照準
装置を組合せた装置との両方を、持ち運ばねばならない
こととなる。
【0027】ほとんどの法律執行者及び軍人は、既に、
上述したような暗視装置を装着した顔マスクあるいはヘ
ルメットを使用しているので、暗視望遠鏡と赤色光点照
準装置を組合せた装置を使用することは、装備が重複す
ることになる。
上述したような暗視装置を装着した顔マスクあるいはヘ
ルメットを使用しているので、暗視望遠鏡と赤色光点照
準装置を組合せた装置を使用することは、装備が重複す
ることになる。
【0028】従来は、暗視能力を有する組合せ望遠鏡と
赤色光点照準装置とを、昼間と夜間とで交換して使用し
ていた。これらの組合せ装置は、蝶着した複数個のミラ
ーを内蔵しており、昼間に使用する場合には、画像増幅
管を外した光路で、目標の像と標線光点とを観察できる
ようになつている。
赤色光点照準装置とを、昼間と夜間とで交換して使用し
ていた。これらの組合せ装置は、蝶着した複数個のミラ
ーを内蔵しており、昼間に使用する場合には、画像増幅
管を外した光路で、目標の像と標線光点とを観察できる
ようになつている。
【0029】射手は、必要に応じて、外光を画像増幅管
に向けるように、ミラーの位置を再設定することができ
る。
に向けるように、ミラーの位置を再設定することができ
る。
【0030】この組合せ望遠鏡は、射手が、赤色光点照
準装置を昼間と夜間の両方に使用できるようにするもの
であるが、武器の重量が増加し、寸法が大きく、かつ、
構造が複雑になる。特に、暗視望遠鏡を使用しない昼間
には、これが問題になる。
準装置を昼間と夜間の両方に使用できるようにするもの
であるが、武器の重量が増加し、寸法が大きく、かつ、
構造が複雑になる。特に、暗視望遠鏡を使用しない昼間
には、これが問題になる。
【0031】さらに、このような組合せ装置における問
題点は、複数個の可動ミラーの取付位置が狂いやすく
て、使用不能になることである。
題点は、複数個の可動ミラーの取付位置が狂いやすく
て、使用不能になることである。
【0032】そこで、赤色光点照準装置に暗視装置を組
合せた昼夜兼用照準装置の実現が要望されている。
合せた昼夜兼用照準装置の実現が要望されている。
【0033】また、赤色光点照準装置と暗視装置とを組
合せて、昼間と夜間との使用に際して、赤色光点照準装
置を再調整することなく、交換できるようにした昼夜兼
用照準装置の実現が要望されている。
合せて、昼間と夜間との使用に際して、赤色光点照準装
置を再調整することなく、交換できるようにした昼夜兼
用照準装置の実現が要望されている。
【0034】また、赤色光点照準装置と暗視装置とを組
合せて、昼間に使用する場合には、暗視装置を簡単に取
り外せるようにした昼夜兼用照準装置の実現が要望され
ている。
合せて、昼間に使用する場合には、暗視装置を簡単に取
り外せるようにした昼夜兼用照準装置の実現が要望され
ている。
【0035】また、ヘルメットあるいは顔マスクに装着
した暗視装置を、赤色光点照準装置とに組合せた昼夜兼
用照準装置の実現が要望されている。
した暗視装置を、赤色光点照準装置とに組合せた昼夜兼
用照準装置の実現が要望されている。
【0036】そこで本発明の主な目的は、赤色光点照準
装置に暗視装置を組合せた昼夜兼用照準装置を提供する
ことである。
装置に暗視装置を組合せた昼夜兼用照準装置を提供する
ことである。
【0037】本発明の第2の目的は、昼間と夜間とで交
換する際に、赤色光点照準装置を再調整する必要がない
昼夜兼用照準装置を提供することである。
換する際に、赤色光点照準装置を再調整する必要がない
昼夜兼用照準装置を提供することである。
【0038】本発明の第3の目的は、赤色照準装置に暗
視装置を組合せて、武器を昼間に使用する場合に、暗視
装置を簡単に取り外すことができるようにした昼夜兼用
照準装置を提供することである。
視装置を組合せて、武器を昼間に使用する場合に、暗視
装置を簡単に取り外すことができるようにした昼夜兼用
照準装置を提供することである。
【0039】本発明の第4の目的は、ヘルメットあるい
は顔マスクに装着した暗視装置と、赤色光点照準装置と
を組合せた昼夜兼用照準装置を提供することである。
は顔マスクに装着した暗視装置と、赤色光点照準装置と
を組合せた昼夜兼用照準装置を提供することである。
【0040】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、次のとおりに構成されている。
めに、本発明は、次のとおりに構成されている。
【0041】銃身を備える武器用の昼間及び夜間に使用
できる照準装置であって、光源と、組合せミラーと、武
器に装着する手段とを備え、銃身の方向と実質的に整合
する無限遠の距離に、光源の虚像を標線として形成する
照準部と、受光した像を増幅するための着脱可能な暗視
部と、暗視部を、照準部の後方に実質的に直線的に整合
させて、武器に着脱可能に装着し、暗視部を透して標線
を可視的に表示する手段とを備える昼夜兼用武器照準装
置。
できる照準装置であって、光源と、組合せミラーと、武
器に装着する手段とを備え、銃身の方向と実質的に整合
する無限遠の距離に、光源の虚像を標線として形成する
照準部と、受光した像を増幅するための着脱可能な暗視
部と、暗視部を、照準部の後方に実質的に直線的に整合
させて、武器に着脱可能に装着し、暗視部を透して標線
を可視的に表示する手段とを備える昼夜兼用武器照準装
置。
【0042】光源を、赤色光を放射する発光ダイオード
(LED)とすることが望ましい。
(LED)とすることが望ましい。
【0043】ミラーを、赤色光のみを反射する透明材料
で形成し、武器の後方を向く凹面の反射面を有するもの
とすることが望ましい。
で形成し、武器の後方を向く凹面の反射面を有するもの
とすることが望ましい。
【0044】照準部に、ミラーを保持するとともに、ミ
ラーが側方から見えないように、ミラーの周縁を覆うハ
ウジングを設けることが望ましい。
ラーが側方から見えないように、ミラーの周縁を覆うハ
ウジングを設けることが望ましい。
【0045】暗視部を、対物レンズと、接眼部と、対物
レンズと接眼部との間に設置されて受光像を増幅する画
像増幅手段とで構成することが望ましい。
レンズと接眼部との間に設置されて受光像を増幅する画
像増幅手段とで構成することが望ましい。
【0046】ミラーの直径を、対物レンズの直径よりも
小とすることが望ましい。
小とすることが望ましい。
【0047】暗視部を装着手段により装着した場合に、
接眼部を透して視認される光源の像を、銃身に実質的に
直線的に整合させて形成させるようにすることが望まし
い。
接眼部を透して視認される光源の像を、銃身に実質的に
直線的に整合させて形成させるようにすることが望まし
い。
【0048】暗視部は、単眼望遠鏡であることが望まし
い。
い。
【0049】昼間に使用する場合に、暗視部を武器から
取外せることが望ましい。
取外せることが望ましい。
【0050】対物レンズは、3倍の拡大率を備えること
が望ましい。
が望ましい。
【0051】銃身を備える武器用の昼間及び夜間に使用
できる照準装置であって、武器の射手用に標線を形成す
るための、実質的に銃身と整合する方向の無限遠の距離
に光源の虚像を形成する照準部と、受光像を増幅し、照
準部の視野に含まれる視野を有する着脱可能な暗視部と
を備え、もって、武器に対する暗視部の整合を不要とし
た昼夜兼用武器照準装置。
できる照準装置であって、武器の射手用に標線を形成す
るための、実質的に銃身と整合する方向の無限遠の距離
に光源の虚像を形成する照準部と、受光像を増幅し、照
準部の視野に含まれる視野を有する着脱可能な暗視部と
を備え、もって、武器に対する暗視部の整合を不要とし
た昼夜兼用武器照準装置。
【0052】暗視部を、接眼部と、対物レンズと、画像
増幅管と、ハウジングとにより構成するのが望ましい。
増幅管と、ハウジングとにより構成するのが望ましい。
【0053】照準部及び暗視部を、武器の銃身と整合さ
せ、かつ、暗視部を照準部の後方に設置して、射手が、
接眼部を透して標線を視認できるようにして装着する装
着手段を備えることが望ましい。
せ、かつ、暗視部を照準部の後方に設置して、射手が、
接眼部を透して標線を視認できるようにして装着する装
着手段を備えることが望ましい。
【0054】光源が、赤色光を放射する発光ダイオード
(LED)であることが望ましい。
(LED)であることが望ましい。
【0055】照準部を、赤色領域の波長の光のみを反射
する透明材料で形成し、かつ武器の後方に設置した光源
と対向する凹面反射面を有する組合せミラーを備えるこ
とが望ましい。
する透明材料で形成し、かつ武器の後方に設置した光源
と対向する凹面反射面を有する組合せミラーを備えるこ
とが望ましい。
【0056】装着手段を、ハウジングに設けた装着板
と、武器に取付けられて装着板を固定的に係止するキャ
リージとで構成することが望ましい。
と、武器に取付けられて装着板を固定的に係止するキャ
リージとで構成することが望ましい。
【0057】暗視部を装着手段により装着した場合に、
照準部が、光源の像を、接眼部を透して、銃身に直線的
に整合する方向に視認できるようにすることが望まし
い。
照準部が、光源の像を、接眼部を透して、銃身に直線的
に整合する方向に視認できるようにすることが望まし
い。
【0058】暗視部を、昼間に使用する場合に、武器か
ら取り外せるようにすることが望ましい。
ら取り外せるようにすることが望ましい。
【0059】ミラーの直径を、対物レンズの直径よりも
小さくすることが望ましい。
小さくすることが望ましい。
【0060】対物レンズが、3倍の拡大率を有すること
が望ましい。
が望ましい。
【0061】銃身を有する武器を昼間及び夜間に使用す
るための武器照準装置であって、光源の虚像を、銃身と
直線的に整合する方向の無限遠の距離に表示して、武器
の射手に標線を提供する照準部と、照準部を武器に装着
する装着手段と、受光した周囲光を増幅し、視野中に標
線を現出する暗視部、とを備える昼夜兼用武器照準装
置。
るための武器照準装置であって、光源の虚像を、銃身と
直線的に整合する方向の無限遠の距離に表示して、武器
の射手に標線を提供する照準部と、照準部を武器に装着
する装着手段と、受光した周囲光を増幅し、視野中に標
線を現出する暗視部、とを備える昼夜兼用武器照準装
置。
【0062】暗視部を、銃身と直線的に整合させて、か
つ、照準部に対して武器の後方に装着する装着手段を備
えることが望ましい。
つ、照準部に対して武器の後方に装着する装着手段を備
えることが望ましい。
【0063】暗視部を、武器から取り外し得ることが望
ましい。
ましい。
【0064】暗視部を、接眼部と、対物レンズと、接眼
部と対物レンズとの間に設置されて、受光した画像を増
幅する画像増幅手段と、暗視部に付設したハウジングと
から構成することが望ましい。
部と対物レンズとの間に設置されて、受光した画像を増
幅する画像増幅手段と、暗視部に付設したハウジングと
から構成することが望ましい。
【0065】光源が、赤色光を放射する発光ダイオード
(LED)であることが望ましい。
(LED)であることが望ましい。
【0066】照準部が、赤色領域の波長の光のみを反射
する透明材料で形成され、武器の後方に設置した光源と
対向する凹面反射面を有する組合せミラーを備えること
が望ましい。
する透明材料で形成され、武器の後方に設置した光源と
対向する凹面反射面を有する組合せミラーを備えること
が望ましい。
【0067】照準部が、取り外した暗視部を照準部の視
野中で使用するときに、光源の虚像を、接眼部を透して
銃身と直線的に整合する方向に視認させるようにするこ
とが望ましい。
野中で使用するときに、光源の虚像を、接眼部を透して
銃身と直線的に整合する方向に視認させるようにするこ
とが望ましい。
【0068】取り外した暗視部を、射手が着用する顔マ
スクに取付けうるようにしてもよい。
スクに取付けうるようにしてもよい。
【0069】取り外した暗視部を、射手が着用するヘル
メットに取付けうるようにしてもよい。
メットに取付けうるようにしてもよい。
【0070】
【作用】照準部により、銃身と整合する方向の無限遠の
距離に表示された光源の虚像を標線として、目標に合致
させることにより、射手は、正確に目標を狙って射撃す
ることができる。夜間に使用する場合には、照準部のミ
ラーで反射した光を、暗視部の対物レンズに入射させ
て、暗視部の視野の中心に標線を現出させ、目標を狙う
ことができる。
距離に表示された光源の虚像を標線として、目標に合致
させることにより、射手は、正確に目標を狙って射撃す
ることができる。夜間に使用する場合には、照準部のミ
ラーで反射した光を、暗視部の対物レンズに入射させ
て、暗視部の視野の中心に標線を現出させ、目標を狙う
ことができる。
【0071】
【実施例】法律執行者及び軍人は、昼夜いずれの条件に
おいても、武器を正確に照準できることを切実に要求し
ている。図1は、本発明の赤色光点照準部と暗視部とを
組合せた昼夜兼用照準装置を、攻撃用武器に装着した状
態の斜視図である。
おいても、武器を正確に照準できることを切実に要求し
ている。図1は、本発明の赤色光点照準部と暗視部とを
組合せた昼夜兼用照準装置を、攻撃用武器に装着した状
態の斜視図である。
【0072】図2は、1倍又は3倍拡大率の対物レンズ
用の昼夜兼用照準部のブロック図で、暗視部(30)と組合
せて使用する赤色光点照準部(10)を示してある。
用の昼夜兼用照準部のブロック図で、暗視部(30)と組合
せて使用する赤色光点照準部(10)を示してある。
【0073】赤色光点照準部(10)は、光源(12)と組合せ
ミラー(14)とを備えている。光源は、信頼性が高く、軽
量で、かつ、消費電力が少ないとの理由で、赤色光を放
射する発光ダイオード(LED)としてある。
ミラー(14)とを備えている。光源は、信頼性が高く、軽
量で、かつ、消費電力が少ないとの理由で、赤色光を放
射する発光ダイオード(LED)としてある。
【0074】組合せミラー(14)は、透明材料で形成さ
れ、赤領域の波長の光のみを反射し、その他の波長の光
を可視光として透過させるコーティングを施してある。
ミラー(14)は、射手(5)と対向する側を凹面に形成し、
反射光を、無限遠の距離から入射する平行光として反射
させるようにしてある。
れ、赤領域の波長の光のみを反射し、その他の波長の光
を可視光として透過させるコーティングを施してある。
ミラー(14)は、射手(5)と対向する側を凹面に形成し、
反射光を、無限遠の距離から入射する平行光として反射
させるようにしてある。
【0075】暗視部(30)は、接眼部(32)、画像増幅管(3
6)及び対物レンズ(34)を備える。点線で示す外光は、対
物レンズ(34)により画像増幅管(36)に結像する。画像増
幅管(36)は、周知のように、射手(5)が接眼部(32)を透
して視認することができる可視像を形成する。
6)及び対物レンズ(34)を備える。点線で示す外光は、対
物レンズ(34)により画像増幅管(36)に結像する。画像増
幅管(36)は、周知のように、射手(5)が接眼部(32)を透
して視認することができる可視像を形成する。
【0076】画像増幅管(36)は、対物レンズ(34)から投
射された光像を、電子パターンに変換するものである。
電子は増幅されて、蛍光スクリーンに伝送される。蛍光
スクリーンは、電子パターンに応じて、射手が接眼部(3
2)を透して視認できる光像を形成する。
射された光像を、電子パターンに変換するものである。
電子は増幅されて、蛍光スクリーンに伝送される。蛍光
スクリーンは、電子パターンに応じて、射手が接眼部(3
2)を透して視認できる光像を形成する。
【0077】図2に示すように、赤色LED(12)の像
は、ミラー(14)で反射して、対物レンズ(34)の下部に入
射する。この入射光は、鎖線で示すレンズの光軸(62)と
平行であり、画像増幅管(36)の中心に入射する。
は、ミラー(14)で反射して、対物レンズ(34)の下部に入
射する。この入射光は、鎖線で示すレンズの光軸(62)と
平行であり、画像増幅管(36)の中心に入射する。
【0078】暗視部(30)を武器の照準線に整合させてあ
れば、標線光点は、暗視部(30)による緑色の画面中に白
色の光点として、接眼部(32)の視野の中心に表示され
る。
れば、標線光点は、暗視部(30)による緑色の画面中に白
色の光点として、接眼部(32)の視野の中心に表示され
る。
【0079】図3は、赤色光点照準部(10)を単眼暗視望
遠鏡(30)と組合せて、ともに武器(20)に装着した状態を
示す。赤色光点照準部(10)としては、市販されているエ
ルビット・ファルコン赤色光点照準器を示してある。武
器(20)としては、現在、アメリカ合衆国及び世界各国の
軍隊及び警察で使用されているM−16型ライフルを示
してある。
遠鏡(30)と組合せて、ともに武器(20)に装着した状態を
示す。赤色光点照準部(10)としては、市販されているエ
ルビット・ファルコン赤色光点照準器を示してある。武
器(20)としては、現在、アメリカ合衆国及び世界各国の
軍隊及び警察で使用されているM−16型ライフルを示
してある。
【0080】武器(20)は、銃身(22)、握り(24)及び銃床
(26)を有する。上述の構成要素は、どの形式の赤色光点
照準装置及びどの形式の武器にも適用可能であること
は、云うまでもない。
(26)を有する。上述の構成要素は、どの形式の赤色光点
照準装置及びどの形式の武器にも適用可能であること
は、云うまでもない。
【0081】赤色光点照準部(10)は、標準的な武器(20)
に取付けるための装着面(18)を設けたハウジング(16)を
備えている。ハウジング(16)は、武器の銃身(22)に取付
けるための前部取付器(42)及び後部取付器(44)を有して
いる。
に取付けるための装着面(18)を設けたハウジング(16)を
備えている。ハウジング(16)は、武器の銃身(22)に取付
けるための前部取付器(42)及び後部取付器(44)を有して
いる。
【0082】取付器(42)及び(44)を調節することによ
り、赤色光点照準部(10)の銃身(22)の方向に対する整合
位置を変更でき、この調節操作は、射手によって行われ
る。
り、赤色光点照準部(10)の銃身(22)の方向に対する整合
位置を変更でき、この調節操作は、射手によって行われ
る。
【0083】ハウジング(16)の突起部(52)は、ミラー(1
4)を保持する装着リングを形成している。LED(12)
は、射手に近接した位置のハウジング(16)の後部に設け
てある。LED(12)及びミラー(14)は覆ってあり、LE
Dからの反射光は、ハウジング(16)の側面あるいは前面
にいる補助者からは、直接には見えないようにしてあ
る。
4)を保持する装着リングを形成している。LED(12)
は、射手に近接した位置のハウジング(16)の後部に設け
てある。LED(12)及びミラー(14)は覆ってあり、LE
Dからの反射光は、ハウジング(16)の側面あるいは前面
にいる補助者からは、直接には見えないようにしてあ
る。
【0084】赤色光点照準部(10)は、LED(12)の虚像
が、武器(20)の銃身(22)の方向に整合する無限遠の距離
に現われるように、射手によって調整される。射手の眼
が、武器(20)の銃床(26)に対して±20度の範囲にあれ
ば、眼がどの位置にあっても、ミラー(14)に映る赤色光
点の虚像は、銃身(22)の方向と整合する。
が、武器(20)の銃身(22)の方向に整合する無限遠の距離
に現われるように、射手によって調整される。射手の眼
が、武器(20)の銃床(26)に対して±20度の範囲にあれ
ば、眼がどの位置にあっても、ミラー(14)に映る赤色光
点の虚像は、銃身(22)の方向と整合する。
【0085】したがって、射手は、標線光点を所望の目
標の中心に合わせて発射することにより、武器を正確に
照準して、目標を射撃することができる。
標の中心に合わせて発射することにより、武器を正確に
照準して、目標を射撃することができる。
【0086】図3は、赤色光点照準部(10)の後方の武器
(20)上に装着された暗視部(30)を示している。標準的な
暗視部(30)は、単眼望遠鏡型であり、接眼部(32)、対物
レンズ(34)、鏡筒(38)、及び光学系を取付けるハウジン
グ(46)から構成した光学系を有する。
(20)上に装着された暗視部(30)を示している。標準的な
暗視部(30)は、単眼望遠鏡型であり、接眼部(32)、対物
レンズ(34)、鏡筒(38)、及び光学系を取付けるハウジン
グ(46)から構成した光学系を有する。
【0087】鏡筒(38)は、前述した画像増幅管(42)を内
蔵している。周知のように、対物レンズ(34)に入射した
周囲光は、画像増幅管(42)で処理されて、接眼部(32)に
可視像を生じる。
蔵している。周知のように、対物レンズ(34)に入射した
周囲光は、画像増幅管(42)で処理されて、接眼部(32)に
可視像を生じる。
【0088】ハウジング(46)は、暗視部(30)を武器(20)
に取付けるための装着板(48)を備えている。装着板(48)
は、ありみぞ形に形成され、キャリージ(54)に係着され
て、武器(20)に固定されるようにしてある。
に取付けるための装着板(48)を備えている。装着板(48)
は、ありみぞ形に形成され、キャリージ(54)に係着され
て、武器(20)に固定されるようにしてある。
【0089】キャリージ(54)は、装着板(48)を機械的に
固定するが、射手がキャリージ(54)をの係合を外すこと
によって、暗視部(30)を、武器(20)から簡単に取り外す
ことができるようにしてある。
固定するが、射手がキャリージ(54)をの係合を外すこと
によって、暗視部(30)を、武器(20)から簡単に取り外す
ことができるようにしてある。
【0090】本発明の昼夜兼用照準装置を使用する場
合、4種類の操作モードが考えられる。
合、4種類の操作モードが考えられる。
【0091】夜間に使用する場合、射手は、赤色光点照
準部(10)を、装着又は非装着の暗視部(30)と組合せて使
用することができる。図3は、赤色光点照準部(10)と、
前述したように、武器(20)に装着した暗視部(30)とを使
用する、第1の操作モードを示している。
準部(10)を、装着又は非装着の暗視部(30)と組合せて使
用することができる。図3は、赤色光点照準部(10)と、
前述したように、武器(20)に装着した暗視部(30)とを使
用する、第1の操作モードを示している。
【0092】この実施例では、対物レンズ(34)は、3倍
の拡大率で、その直径がミラー(14)よりも大きい。した
がって、暗視部(30)の視野は、赤色光点照準部(10)のミ
ラー(14)の視野よりも大きい。
の拡大率で、その直径がミラー(14)よりも大きい。した
がって、暗視部(30)の視野は、赤色光点照準部(10)のミ
ラー(14)の視野よりも大きい。
【0093】赤色LED(12)の虚像は、画像増幅管(36)
の蛍光スクリーンの中心に、白色光点として現われる。
の蛍光スクリーンの中心に、白色光点として現われる。
【0094】図2のブロック図は、暗視部(30)と上記の
ミラー(14)とを透した補助者(5)の視界線(62)を示す。
対物レンズ(34)が3倍拡大率であるので、接眼部(32)を
透して見る補助者は、視野の一部に、ミラー(14)を介し
た光像を見ることになる。
ミラー(14)とを透した補助者(5)の視界線(62)を示す。
対物レンズ(34)が3倍拡大率であるので、接眼部(32)を
透して見る補助者は、視野の一部に、ミラー(14)を介し
た光像を見ることになる。
【0095】すなわち、この操作モードでは、ミラー(1
4)を透して、部分的に遠距離の目標に照準することがで
きる。上述したように、赤色光点照準部(10)のみを調整
することが必要であり、暗視部(30)を武器(20)と整合さ
せる必要はない。また、暗視部(30)を着脱したときに、
赤色光点照準部(10)を変更する調整は不要である。
4)を透して、部分的に遠距離の目標に照準することがで
きる。上述したように、赤色光点照準部(10)のみを調整
することが必要であり、暗視部(30)を武器(20)と整合さ
せる必要はない。また、暗視部(30)を着脱したときに、
赤色光点照準部(10)を変更する調整は不要である。
【0096】第2の操作モードでは、武器(20)に装着し
た赤色光点照準部(10)を、武器(20)から取り外した暗視
部(30)と組合せて使用する。暗視部(30)は、図6に示す
ヘルメット装着式、あるいは図5に示す顔マスク装着式
のいずれかとすることができる。
た赤色光点照準部(10)を、武器(20)から取り外した暗視
部(30)と組合せて使用する。暗視部(30)は、図6に示す
ヘルメット装着式、あるいは図5に示す顔マスク装着式
のいずれかとすることができる。
【0097】通常、これらの場合、大倍率のレンズでは
射手にとって扱いにくいため、等倍の拡大率のものを使
用する。射手は、これらの暗視部のいずれかを使用し
て、ミラー(14)の視野内に暗視部を位置付けしながら、
赤色光点照準部(10)を使用し続けることができる。
射手にとって扱いにくいため、等倍の拡大率のものを使
用する。射手は、これらの暗視部のいずれかを使用し
て、ミラー(14)の視野内に暗視部を位置付けしながら、
赤色光点照準部(10)を使用し続けることができる。
【0098】前述のように、武器(20)の射界に対応し
て、白色標線光点像が画像増幅管(42)上に形成される。
ただし、標線光点像は、暗視部(30)の視野の中心に表示
されるので、暗視部(30)を、銃身(22)に整合する方向に
保持しなければならない。
て、白色標線光点像が画像増幅管(42)上に形成される。
ただし、標線光点像は、暗視部(30)の視野の中心に表示
されるので、暗視部(30)を、銃身(22)に整合する方向に
保持しなければならない。
【0099】さらに、取り外した暗視部(30)の視野線
は、図2に示すように、ミラー(14)の視野線(64)と一致
しなければならない。
は、図2に示すように、ミラー(14)の視野線(64)と一致
しなければならない。
【0100】第3及び第4の操作モードは、暗視部(30)
を必要とせず、武器(20)から簡単に取り外し得る昼間で
使用するモードである。
を必要とせず、武器(20)から簡単に取り外し得る昼間で
使用するモードである。
【0101】図4は、第3の操作モードを示す。赤色光
点照準部(10)は、追加の調整の必要なしに、作動状態に
保持してある。暗視部(30)の概算重量は、620グラム
であるので、暗視部(30)を取り外せば、武器(20)の有効
重量を相当に軽減できることは明白である。
点照準部(10)は、追加の調整の必要なしに、作動状態に
保持してある。暗視部(30)の概算重量は、620グラム
であるので、暗視部(30)を取り外せば、武器(20)の有効
重量を相当に軽減できることは明白である。
【0102】最後に、第4の操作モードでは、射手は、
3倍拡大率の昼間用望遠鏡を装着することができる。昼
間用望遠鏡は、暗視部(30)に代えて、キャリージ(54)に
装着される。第1の操作モードと同様に、射手は、昼間
用望遠鏡の接眼部の中心に標線光点を視認することがで
きる。
3倍拡大率の昼間用望遠鏡を装着することができる。昼
間用望遠鏡は、暗視部(30)に代えて、キャリージ(54)に
装着される。第1の操作モードと同様に、射手は、昼間
用望遠鏡の接眼部の中心に標線光点を視認することがで
きる。
【0103】上述の改良された昼夜兼用武器照準装置の
実施例を使用すれば、前述した目的及び利点を達成でき
ることは、明らかである。
実施例を使用すれば、前述した目的及び利点を達成でき
ることは、明らかである。
【0104】本発明は、上述した実施例に限定されるも
のではなく、光源を赤色光点のみに限らず、射手に向け
て反射するミラーの光伝達特性に適合する他の色光の部
材を使用してもよい。
のではなく、光源を赤色光点のみに限らず、射手に向け
て反射するミラーの光伝達特性に適合する他の色光の部
材を使用してもよい。
【0105】その他、特許請求の範囲に記載した本発明
の本質を逸脱しない範囲において、本発明の技術分野に
おける慣用技術に基づき、各種の変形、応用等をが可能
であることは云うまでもない。
の本質を逸脱しない範囲において、本発明の技術分野に
おける慣用技術に基づき、各種の変形、応用等をが可能
であることは云うまでもない。
【0106】
(a) 赤色光点照準部と暗視部との組合せにより、昼間
及び夜間のどちらの条件においても、目標を正確に照準
することができる。
及び夜間のどちらの条件においても、目標を正確に照準
することができる。
【0107】(b) 昼間に使用する場合に、暗視部を簡
単に取り外すことができるので、武器の重量を軽減する
ことができる。
単に取り外すことができるので、武器の重量を軽減する
ことができる。
【0108】(c) 赤色光点照準部は、一度、正確に位
置を調整しておけば、暗視部の着脱ごとに再調整する必
要はない。
置を調整しておけば、暗視部の着脱ごとに再調整する必
要はない。
【0109】(d) 赤色光点照準部の標線を現わす光源
の虚像が、射手の位置以外の側方や前方からは見えない
ので、射手の位置を敵に暴露することがない。
の虚像が、射手の位置以外の側方や前方からは見えない
ので、射手の位置を敵に暴露することがない。
【0110】(e) 暗視部は、武器自体に装着する他、
武器から取り外して、顔マスクあるいはヘルメットに装
着する等、必要に応じて各種のモードで使用できる。
武器から取り外して、顔マスクあるいはヘルメットに装
着する等、必要に応じて各種のモードで使用できる。
【図1】赤色光点照準部及び暗視部を備える本発明の昼
夜兼用照準装置を、攻撃型武器に装着した状態を示す斜
視図である。
夜兼用照準装置を、攻撃型武器に装着した状態を示す斜
視図である。
【図2】1倍又は3倍拡大率の対物レンズを備える本発
明の昼夜兼用照準装置の側面図である。
明の昼夜兼用照準装置の側面図である。
【図3】昼夜兼用照準装置を、3倍拡大率の暗視部とと
もに使用する状態を示す側面図である。
もに使用する状態を示す側面図である。
【図4】暗視部を取り外して、昼夜兼用照準装置を1倍
拡大率で使用する状態を示す側面図である。
拡大率で使用する状態を示す側面図である。
【図5】夜間に1倍拡大率で使用する暗視部を、顔マス
クに装着した昼夜兼用照準装置を示す斜視図である。
クに装着した昼夜兼用照準装置を示す斜視図である。
【図6】暗視部をヘルメットに装着した、昼夜兼用照準
装置を示す斜視図である。
装置を示す斜視図である。
(5)射手 (10)赤色光点照準
部 (12)光源 (14)ミラー (16)ハウジング (18)装着面 (20)武器 (22)銃身 (24)握り (26)銃床 (30)暗視部 (32)接眼部 (34)対物レンズ (36)画像増幅管 (38)鏡筒 (42)画像増幅管 (46)ハウジング (48)装着板 (52)突出部 (54)キャリージ (60)顔マスク (70)ヘルメット
部 (12)光源 (14)ミラー (16)ハウジング (18)装着面 (20)武器 (22)銃身 (24)握り (26)銃床 (30)暗視部 (32)接眼部 (34)対物レンズ (36)画像増幅管 (38)鏡筒 (42)画像増幅管 (46)ハウジング (48)装着板 (52)突出部 (54)キャリージ (60)顔マスク (70)ヘルメット
Claims (29)
- 【請求項1】 銃身を備える武器用の昼間及び夜間に使
用できる照準装置であって、 光源と、組合せミラーと、武器に装着する手段とを備
え、銃身の方向と実質的に整合する無限遠の距離に、光
源の虚像を標線として形成する照準部と、 受光した像を増幅するための着脱可能な暗視部と、 暗視部を、照準部の後方に実質的に直線的に整合させ
て、武器に着脱可能に装着し、暗視部を透して、標線を
可視的に表示する手段とを備えてなる昼夜兼用武器照準
装置。 - 【請求項2】 光源が、赤色光を放射する発光ダイオー
ド(LED)である請求項1に記載の昼夜兼用武器照準装
置。 - 【請求項3】 ミラーが、赤色光のみを反射する透明材
料で形成され、武器の後方を向く凹面の反射面を備える
請求項1又は2に記載の昼夜兼用武器照準装置。 - 【請求項4】 照準部に、ミラーを保持するとともに、
ミラーが側方から見えないように、ミラーの周縁を覆う
ハウジングを備える請求項3に記載の昼夜兼用武器照準
装置。 - 【請求項5】 暗視部を、対物レンズと、接眼部と、対
物レンズと接眼部との間に設置されて受光像を増幅する
画像増幅手段とで構成した請求項4に記載の昼夜兼用武
器照準装置。 - 【請求項6】 ミラーの直径を、対物レンズの直径より
も小径とした請求項5に記載の昼夜兼用武器照準装置。 - 【請求項7】 暗視部を装着手段により装着した場合
に、接眼部を透して視認される光源の像を、銃身に実質
的に直線的に整合させて形成させるようにした請求項6
に記載の昼夜兼用武器照準装置。 - 【請求項8】 暗視部が、単眼望遠鏡である請求項7に
記載の昼夜兼用武器照準装置。 - 【請求項9】 昼間に使用する場合に、暗視部を武器か
ら取外しうるようにした請求項7に記載の昼夜兼用武器
照準装置。 - 【請求項10】 対物レンズが、3倍の拡大率を備える
ものである請求項7に記載の昼夜兼用武器照準装置。 - 【請求項11】 銃身を備える武器用の昼間及び夜間に
使用できる照準装置であって、 武器の射手用に標線を形成するための、銃身と実質的に
整合する方向の無限遠の距離に光源の虚像を形成する照
準部と、 受光像を増幅し、照準部の視野に含まれる視野を有する
着脱可能な暗視部とを備え、 それにより、武器に対する暗視部の整合を不要とした昼
夜兼用武器照準装置。 - 【請求項12】 暗視部を、接眼部と、対物レンズと、
画像増幅管と、ハウジングとより構成した請求項11に
記載の昼夜兼用武器照準装置。 - 【請求項13】 照準部及び暗視部を、武器の銃身と整
合させ、かつ、暗視部を照準部の後方に設置し、射手
が、接眼部を透して標線を視認できるように装着する装
着手段を備える請求項12に記載の昼夜兼用武器照準装
置。 - 【請求項14】 光源が、赤色光を放射する発光ダイオ
ード(LED)である請求項13に記載の昼夜兼用武器照
準装置。 - 【請求項15】 照準部が、赤色領域の波長の光のみを
反射する透明材料で形成され、かつ武器の後方に設置し
た光源と対向する凹面反射面を有する組合せミラーを備
える請求項14に記載の昼夜兼用武器照準装置。 - 【請求項16】 装着手段を、ハウジングに設けた装着
板と、武器に取付けられて装着板を固定的に係止するキ
ャリージとで構成した請求項15に記載の昼夜兼用武器
照準装置。 - 【請求項17】 暗視部を装着手段により装着した場合
に、照準部が、光源の像を接眼部を透して、銃身と直線
的に整合する方向に視認できるようにした請求項16に
記載の昼夜兼用武器照準装置。 - 【請求項18】 昼間に使用する場合に、暗視部を武器
から取り外せるようにした請求項17に記載の昼夜兼用
武器照準装置。 - 【請求項19】 ミラーの直径を、対物レンズの直径よ
りも小さくした請求項15に記載の昼夜兼用武器照準装
置。 - 【請求項20】 対物レンズが、3倍の拡大率を備える
ものである請求項15に記載の昼夜兼用武器照準装置。 - 【請求項21】 銃身を有する武器を昼間及び夜間に使
用するための武器照準装置であって、 光源の虚像を、銃身と直線的に整合する方向の無限遠の
距離に表示して、武器の射手に標線を提供する照準部
と、 照準部を武器に装着する装着手段と、 受光した周囲光を増幅し、視野中に標線を現出する暗視
部とを備えてなる昼夜兼用武器照準装置。 - 【請求項22】 暗視部を、銃身と直線的に整合させ、
かつ、照準部に対して武器の後方に装着する装着手段を
備える請求項21に記載の昼夜兼用武器照準装置。 - 【請求項23】 暗視部を、武器から取り外し得るよう
にした請求項21に記載の昼夜兼用武器照準装置。 - 【請求項24】 暗視部を、接眼部と、対物レンズと、
接眼部と対物レンズとの間に設置されて、受光した画像
を増幅する画像増幅手段と、暗視部に付設したハウジン
グとから構成した請求項23に記載の昼夜兼用武器照準
装置。 - 【請求項25】 光源が、赤色光を放射する発光ダイオ
ード(LED)である請求項24に記載の昼夜兼用武器照
準装置。 - 【請求項26】 照準部が、赤色領域の波長の光のみを
反射する透明材料で形成され、かつ武器の後方に設置し
た光源に対向する凹面反射面を有する組合せミラーを備
える請求項25に記載の昼夜兼用武器照準装置。 - 【請求項27】 照準部が、取り外した暗視装置を照準
部の視野中で使用するときに、光源の虚像を、接眼部を
透して銃身と直線的に整合する方向に視認させるように
した請求項26に記載の昼夜兼用武器照準装置。 - 【請求項28】 取り外した暗視部を、射手が着用した
顔マスクに取付けるようにした請求項27に記載の昼夜
兼用武器照準装置。 - 【請求項29】 取り外した暗視部を、射手が着用した
ヘルメットに取付けるようにした請求項27に記載の昼
夜兼用武器照準装置。
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| AU653435B2 (en) | 1994-09-29 |
| EP0545527B1 (en) | 1996-09-04 |
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