JP2536938B2 - 使い捨てオムツ - Google Patents
使い捨てオムツInfo
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- JP2536938B2 JP2536938B2 JP1287091A JP28709189A JP2536938B2 JP 2536938 B2 JP2536938 B2 JP 2536938B2 JP 1287091 A JP1287091 A JP 1287091A JP 28709189 A JP28709189 A JP 28709189A JP 2536938 B2 JP2536938 B2 JP 2536938B2
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- tape
- diaper
- elastic member
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Description
側域における対向側に取り付けられているテープファス
ナーの自由端域を着脱するためにオムツの前側域におけ
る外面に取り付けられている指示テープに関する。
ファスナーの自由端域を接着するための目盛などの目標
部位を示す、外面シートの補強を兼ねる指示テープ(タ
ーゲットテープと称されている)がオムツの前側域に取
り付けられている使い捨てオムツが実用に供されてい
る。さらに具体的には、オムツの腰囲りに沿って該腰囲
りを締め付けるための弾性部材が取り付けられたオムツ
にあっては、オムツの前側域を正面からみたとき、指示
テープは、該弾性部材の下側縁に接触または近接して取
り付けられている。
して該腰囲りを着用者の当該部位に締め付けるために
は、テープファスナーの自由端域を弾性部材が横たわる
域に接着して弾性部材に正常な引っ張り力が与えられる
ようにしてあることが好ましい。しかし、テープファス
ナーの自由端域を接着すべき指示テープが弾性部材が横
たわる域に対して下方向にずれて位置するから、テープ
ファスナーの自由端域は該位置に接着することになる
が、そうすると、弾性部材の前記応力を充分に利用する
ことができない。
は、テープファスナーの自由端がオムツの前側域におけ
る外上方向部位に接着するにもかかわらず、指示テープ
が該部位からずれる下側に位置しているため該指示テー
プを利用することができない。
性部材との関係について格別の配慮がなされておらず、
そのため該弾性部材の強い収縮力を受けて該指示テープ
の機能を阻害するような皺を派生するものが少なくな
い。
での着用者でも、指示テープおよび腰囲り弾性部材を共
に有効に利用することができるように指示テープを取り
付けてある使い捨てオムツを提供することにある。
成態様においては、各指示テープが、オムツの前側域に
おける対向側に取り付けられ、該前側域を正面からみた
とき、該各支持テープの長さ方向におけるほぼ内側半分
域がオムツ本体の前側域における腰囲り弾性部材の下側
縁から下方向へ離間しかつ該各指示テープの長さ方向に
おけるほぼ外側半分域の少なくとも一部が該弾性部材の
上面における前記外面シートの上面に位置している。
の構成態様においては、指示テープが、オムツの前側域
における対向側間に一連に取り付けられ、該前側域を正
面からみたとき、該指示テープの長さ方向における中央
域が該オムツ本体の前側域における腰囲り弾性部材の下
側縁から下方向へ離間しかつ該指示テープの長さ方向に
おける両側域の少なくとも一部が該弾性部材の上面にお
ける外面シートの上面に位置している。
における外端に非伸縮域を有し、該非伸縮域の上面にお
ける前記外面シートの上面に前記指示テープの少なくと
も外側域の一部が位置している。
と、以下のとおりである。
る。オムツ本体1は、前側域2と、後側域3とからな
り、これらの腰囲りおよび腰囲りのそれぞれに沿って取
り付けられている後記弾性部材4,5と、後側域3におけ
る対向側に取り付けられているテープファスナー6と、
前側域2における対向側に取り付けられている指示テー
プ7とを含んでいる。
および後側面図である。オムツ本体1は、透液性内面シ
ート8と、不透液性外面シート9と、内面シート8およ
び外面シート9の間に介在する吸液性コア10とからなっ
ている。
へ伸縮するようにそれぞれ伸長せしめられて内面シート
8および外面シート9の間に接着剤で接着されている。
ただし、腰囲り弾性部材4の長さ方向両端に非伸縮部4a
を有している。非伸縮部4aを設けるには、当該部を前述
のように伸長せしめなければよい。
が生じるように、前側域2における外面シート9の外面
に接着剤で接着されている。指示テープ7は、前側域2
の横方向へ細長くて、その上下側縁が緩やかな曲線で画
成され、該指示テープの長さ方向における内端から外端
へ上方向に傾斜している。さらに、指示テープ7は、該
指示テープの長さ方向におけるほぼ内側半分域7aが前側
域2における腰囲り弾性部材4の下側縁から下方向へ離
間し、かつ、該指示テープの長さ方向におけるほぼ外側
半分域7bの上側部が該弾性部材の非伸縮部4aの上面にお
ける外面シート9の上面に位置している。
ある。この実施例における指示テープ17は、前記両指示
テープ7の内端をその幅で直状に連続させたものに相当
し、該指示テープの長さ方向における中央域17aからそ
の両外側域17bがそれぞれ上方向へ傾斜している。さら
に、指示テープ17は、中央域17aがオムツ本体1の前側
域2における腰囲り弾性部材4の下側縁から下方向へ離
間し、かつ、該両外側域の上側部が該弾性部材の非伸縮
部4aの上面における外面シート9の上面に位置してい
る。
スナー6は上質紙・不織布など、内面シート8は不織布
・多孔性プラスチックフィルムなど、外面シート9はプ
ラスチックフィルム・撥水処理された不織布など、指示
テープ7,17はプラスチックフィルム・上質紙・不織布な
どからそれぞれ作られている。図示していないが、指示
テープ7,17の表面には、テープファスナー6の自由端域
を接着する目標部位を示す目盛などが表示される。
に示すように、着用するときは、テープファスナー6の
自由端域を指示テープ7の所要部位に接着して組み立
て、取り外すときは、テープファスナー6の自由端域を
指示テープ7から離脱する。
部材4、テープファスナー6および指示テープ7(17)
の関係を第2図ないし第4図を参照して説明すると、着
用者の腰囲りサイズが小さい場合には、テープファスナ
ー6の自由端域を指示テープ7の内側半分域7a(指示テ
ープ17の中央域17a)の適宜部位に接着し、一方、着用
者の腰囲りサイズが大きい場合には、テープファスナー
6の自由端域を指示テープ7の外側半分域7b(指示テー
プ17の両外側域17b)の適宜部位に接着することにな
る。
も、その引っ張り応力、換言すると、収縮力が強く集中
する。ところで、指示テープ7の内側半分域7a(指示テ
ープ17の中央域17a)は、腰囲り弾性部材4の収縮力が
強い中央域における下側縁から下方向に離間している。
すなわち、腰囲り弾性部材4の伸縮軸から外れているか
ら、テープファスナー6の自由端域を指示テープ7の内
側半分域7a(指示テープ17の中央域17a)に接着したと
き、腰囲り弾性部材4の強い収縮力を直接受けることが
少なく、そのため指示テープ7(17)の機能を阻害する
ような皺が派生することが少ない。一方、指示テープ7
の外側半分域7b(指示テープ17の両外側域17b)は、腰
囲り弾性部材4の両外側域の上面に重なっている、すな
わち、該弾性部材の伸縮軸に位置しているが、腰囲り弾
性部材4の両外側域はその中央域よりも収縮力が弱いか
ら、前記同様な皺が派生することが少ない。とくに、腰
囲り弾性部材4の両端に非伸縮域4aが設けられている
と、指示テープ7の外側半分域7b(指示テープ17の両外
側域17b)における前記皺の派生がかなり少なくなる。
配置されているから、腰囲りが下限サイズから上限サイ
ズまでの着用者が、テープファスナーの自由端域を指示
テープに接着することができる。しかも、テープファス
ナーの自由端域を指示テープのいずれの部位に接着して
も、腰囲り弾性部材の収縮力を強く受けて該指示テープ
の機能を阻害するような皺が派生することが少ない。
り弾性部材および指示テープの機能を阻害することなく
それぞれ有効に利用することができ、実用に供してきわ
めて有益である。
図、第2図はオムツの前側面図、第3図はオムツの後側
面図、第4図は他の実施例にかかるオムツの前側面図で
ある。 1:オムツ本体、2:前側域 3:後側域、4:弾性部材 6:テープファスナー、7,17:指示テープ 7a:内側半分域、7b:外側半分域 17a:中央域、17b:両外側域
Claims (3)
- 【請求項1】内面シートおよび外面シートを含むオムツ
本体の前側域および後側域における腰囲りに沿う該内面
シートおよび該外面シートの間に一体的に取り付けられ
該腰囲り方向へ伸縮する各弾性部材と、前記後側域にお
ける腰囲り対向側に取り付けられている各テープファス
ナーと、前記前側域における前記外面シートの外面外向
側に取り付けられ前記各テープファスナーの自由端域を
着脱するための、該前側域の横方向に細長い各指示テー
プとを有する使い捨てオムツにおいて、 前記オムツ本体の前側域を正面からみたとき、前記各指
示テープは、該指示テープの長さ方向におけるほぼ内側
半分域が該オムツ本体の前側域における前記弾性部材の
下側縁から下方向へ離間しかつ該指示テープの長さ方向
におけるほぼ外側半分域の少なくとも一部が該弾性部材
の上面における前記外面シートの上面に位置しているこ
とを特徴とする前記オムツ。 - 【請求項2】内面シートおよび外面シートを含むオムツ
本体の前側域および後側域における腰囲りに沿う該内面
シートおよび該外面シートの間に一体的に取り付けられ
該腰囲り方向へ伸縮する各弾性部材と、前記後側域にお
ける腰囲り対向側に取り付けられている各テープファス
ナーと、前記前側域における前記外面シートの外面外向
側間に一連に取り付けられ前記各テープファスナーの自
由端域を着脱するための、該前側域の横方向に細長い指
示テープとを有する使い捨てオムツにおいて、 前記オムツ本体の前側域を正面からみたとき、前記指示
テープは、該指示テープの長さ方向における中央域が該
オムツ本体の前側域における前記弾性部材の下側縁から
下方向へ離間しかつ該指示テープの長さ方向における両
外側域の少なくとも一部が該弾性部材の上面における前
記外面シートの上面に位置していることを特徴とする前
記オムツ。 - 【請求項3】前記弾性部材が長さ方向における外端に非
伸縮域を有し、該非伸縮域の上面における前記外面シー
トの上面に前記指示テープの少なくとも外側域の一部が
位置している請求項1または2記載のオムツ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1287091A JP2536938B2 (ja) | 1989-11-02 | 1989-11-02 | 使い捨てオムツ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1287091A JP2536938B2 (ja) | 1989-11-02 | 1989-11-02 | 使い捨てオムツ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03146059A JPH03146059A (ja) | 1991-06-21 |
| JP2536938B2 true JP2536938B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=17712937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1287091A Expired - Lifetime JP2536938B2 (ja) | 1989-11-02 | 1989-11-02 | 使い捨てオムツ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2536938B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5383871A (en) * | 1993-06-03 | 1995-01-24 | The Procter & Gamble Company | Absorbent articles having a closure system providing sustained dynamic fit |
| JP4652724B2 (ja) * | 2003-08-19 | 2011-03-16 | ユニ・チャーム株式会社 | 使い捨て吸収性物品及びその製造方法 |
-
1989
- 1989-11-02 JP JP1287091A patent/JP2536938B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03146059A (ja) | 1991-06-21 |
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