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JP2603026B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Publication number
JP2603026B2
JP2603026B2 JP4104409A JP10440992A JP2603026B2 JP 2603026 B2 JP2603026 B2 JP 2603026B2 JP 4104409 A JP4104409 A JP 4104409A JP 10440992 A JP10440992 A JP 10440992A JP 2603026 B2 JP2603026 B2 JP 2603026B2
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JP
Japan
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word line
cover
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word
line
Prior art date
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Application number
JP4104409A
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English (en)
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JPH0629496A (ja
Inventor
誠一 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4104409A priority Critical patent/JP2603026B2/ja
Priority to US08/036,691 priority patent/US5372963A/en
Publication of JPH0629496A publication Critical patent/JPH0629496A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2603026B2 publication Critical patent/JP2603026B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates

Landscapes

  • Element Separation (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置の製造方
法に係わり、特にチャネルストップ用のフィ−ルドイオ
ンインプランテ−ションを改良した半導体装置の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な不揮発性半導体記憶装置
の製造方法によれば、フィ−ルド酸化膜を基板上に形成
してソ−ス領域等の素子形成領域を区画した後、基板上
にワ−ド線等を形成する。しかし、このような製造方法
では、例えばソ−ス領域とワ−ド線との間に合せ余裕が
必要であり、メモリセルの微細化の妨げとなる。
【0003】このような問題を解決するため、ワ−ド線
をマスクにフィ−ルド酸化膜をエッチングして基板表面
を露出させ、ソ−ス領域を形成する、という製造方法が
考案されている。このようなワ−ド線に対して自己整合
的にソ−ス領域を形成する、という製造方法を、本明細
書では、以下SAS(Self Aligned Source )プロセス
と呼ぶ。(参考文献:Process and device technologie
s for 16Mbit EPROMswith large-tilt -angle implante
d P-pocket cell,Y Ohshima et al.,IEDM Technical Di
gest,December 9,1990,p.95〜p.98)
【0004】SASプロセスには、ソ−ス領域とワ−ド
線との間に合せ余裕が必要なく、メモリセルを微細化し
易いという利点を有するものの、フィ−ルド酸化膜をエ
ッチングしてソ−ス領域を得るために、フィ−ルド酸化
膜下のチャネルストッパ領域とソ−ス拡散層とが接触し
てしまう、という問題がある。これらの領域はともに、
高い不純物濃度を有しており、特にチャネルストッパ領
域が基板と同じ導電型であるため、ソ−ス拡散層の基板
に対する耐圧が低下する。これは、例えばソ−スに高い
電圧を加えてフロ−ティングゲ−トの電子を引き抜くタ
イプのフラッシュEEPROMでは、大きな問題とな
る。微細化とともにチャネルストッパ領域の不純物濃度
は上げていかなくてはならないが、セルのトンネル酸化
膜は簡単にはスケ−リングできないので、ソ−スに印加
する電位はあまり下げられない。
【0005】また、従来、チャネルストッパ層は、フィ
−ルド酸化膜12下全体に形成されている。このため、
チャネルストッパ層に含まれる不純物がチャネル領域に
拡散し、例えばトランジスタのしきい値を上昇させる、
所謂“狭チャネル効果”を誘発している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、メモリ
セルの微細化のために、SASプロセスを使用すると、
高濃度の拡散層どうしが接触し、特にソ−ス拡散層の基
板に対する耐圧が充分に確保できなくなる。また、チャ
ネルストッパ層は、フィ−ルド酸化膜下に全体的に形成
されているため、狭チャネル効果を生じやすい。即ち、
チャネルストッパ層を構成している不純物は、装置に悪
影響を及ぼす、という問題がある。
【0007】この発明は、上記のような点に鑑みて為さ
れたもので、その目的は、チャネルストッパ層を構成し
ている不純物による装置への悪影響を減ずることができ
る半導体装置の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明では、半導体基板上に素子分離
領域を形成し、この基板上に素子形成領域を得て、前記
素子分離領域上から前記素子形成領域上に跨がるよう
に、互いに並行する少なくとも3つの第1、第2、第3
のワード線を形成し、少なくとも前記第1のワード線と
前記第2のワード線との相互間上を覆うように第1のカ
バーを形成し、前記第1のカバー、並びに前記第1、第
2、第3のワード線をマスクに用いて、前記第2のワー
ド線と前記第3のワード線との相互間の前記素子分離領
域を除去し、ソース線形成部を得る。さらに、前記第2
のワード線と前記第3のワード線との相互間に得られた
前記ソース線形成部を少なくとも覆い、前記第1のワー
ド線と前記第2のワード線との相互間に開孔部を有する
第2のカバーを形成し、前記第2のカバーをマスクに用
いて、チャネルストッパ形成用の不純物を、前記第1の
ワード線と前記第2のワード線との相互間の前記素子分
離領域を通過させて前記基板内に導入し、前記素子分離
領域下の前記基板内に、前記ソース線形成部から離され
たチャネルストッパを形成することを特徴とする。ま
た、請求項2に係る発明では、請求項1に係る発明にお
いて、前記第2のカバーの開孔部を、前記第1のワード
線と前記第2のワード線との相互間の前記素子分離領域
上に形成し、この工程に用いられるフォトマスクのマス
ク合わせを、少なくとも前記第1および第2のワード線
に対して行うことを特徴とする。また、請求項3に係る
発明では、請求項1に係る発明において、前記第2のカ
バーの開孔部を、前記第1のワード線と前記第2のワー
ド線との相互間の前記素子分離領域上に形成するととも
に、前記第2のカバーの開孔部を前記第1のワード線お
よび前記第2のワード線それぞれの上に掛けることを特
徴とする。また、請求項4に係る発明では、請求項1乃
至請求項3いずれか一つに係る発明において、前記第2
のカバーを形成した後、この第2のカバーをマスクに用
いて前記素子分離領域の膜厚を減らす工程を、さらに具
備することを特徴とする。また、請求項5に係る発明で
は、請求項1に係る発明において、前記第2のカバーの
開孔部を、前記第1のワード線と前記第2のワード線と
の相互間の前記素子分離領域および前記素子領域が露出
されるように形成するとともに、前記第2のカバーの開
孔部を前記第1のワード線および前記第2のワード線そ
れぞれの上に掛け、前記第2のカバーが前記ソース線形
成部のみを覆うようにすることを特徴とする。また、請
求項6に係る発明では、請求項3乃至請求項5いずれか
一つに係る発明において、前記チャネルストッパ形成用
の不純物を導入する前に、前記第1乃至第3のワード線
それぞれの上に、不純物の導入障壁となる膜を形成して
おくことを特徴とする。また、請求項7に係る発明で
は、請求項1乃至請求項6いずれか一つに係る発明にお
いて、前記チャネルストッパ形成用の不純物は、イオン
注入法を用いて前記基板内に導入され、前記イオンは、
前記基板に対して所定角度傾けられて前記開孔部より注
入されることを特徴とする。また、請求項8に係る発明
では、請求項7に係る発明において、前記イオンの注入
は、前記半導体基板を回転させて行うことを特徴とす
る。また、請求項9に係る発明では、請求項1に係る発
明において、前記第1のカバーを、前記第1のワード線
と前記第2のワード線との相互間上のうち、前記素子形
成領域およびその近傍を覆うように形成し、この第1の
カバー、並びに前記第1、第2、第3のワード線をマス
クに用いて、前記第2のワード線と前記第3のワード線
との相互間の前記素子分離領域を除去し、ソース線形成
部を得るとともに、前記第1のワード線と前記第2のワ
ード線との相互間の前記素子分離領域の部分を除去する
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記請求項1乃至請求項9に係る発明にあって
は、第1、第2、第3のワード線を形成し、第1のワー
ド線と第2のワード線との相互間上を覆う第1のカバー
を形成し、第1カバー、第1、第2、第3のワード線を
マスクに用いて、第2のワード線と第3のワード線との
相互間の素子分離領域を除去することで、ソース線形成
部を得る。そして、ソース線形成部を得た後、このソー
ス線形成部を覆うとともに、第1のワード線と第2のワ
ード線との相互間に開孔部を有する第2のカバーを形成
し、第2のカバーをマスクに用いて、チャネルストッパ
形成用の不純物を、第1のワード線と第2のワード線と
の相互間の素子分離領域を通過させて半導体基板内に導
入することで、ソース線形成部から離されたチャネルス
トッパを形成する。このように、ソース線形成部から離
されたチャネルストッパを形成することで、高濃度の接
合を解消できる。このため、ソースの半導体基板に対す
る耐圧の劣化を抑制することができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例によ
り説明する。この説明において全図に渡り同一の部分に
は同一の参照符号を付し、重複する説明は避けることに
する。
【0011】図1〜図5は、この発明の第1の実施例に
係わるフラッシュEEPROMの製造方法を工程順に示
した図で、図1(a)はパタ−ン平面図、図1(b)は
図1(a)中の1b−1b線に沿う断面図、図1(c)
は図1(a)中の1c−1c線に沿う断面図、…、図5
(a)はパタ−ン平面図、図5(b)は図5(a)中の
5b−5b線に沿う断面図、図5(c)は図5(a)中
の5c−5c線に沿う断面図である。
【0012】図1に示すように、例えばP型のシリコン
基板10上に、LOCOS法を用いて、基板10上の選
ばれた部分にのみ、実質的にビット線方向に直線状に延
びるフィ−ルド酸化膜12を形成し、基板上に、実質的
に直線状となる素子形成領域14を得る。この素子形成
領域14には、例えば基板10の表面が露出する。ま
た、図1に示すフィ−ルド酸化膜形成工程においては、
チャネルストッパを形成するためのP型不純物のイオン
注入(フィ−ルドイオンインプランテ−ション)は行わ
ない。図1に示す工程において、その都合上、基板と同
一導電型の不純物を導入されることがあっても構わない
が、その導入により得られるP型領域の不純物濃度は、
一般のチャネルストッパに必要とされる不純物濃度より
も低くされることが必要である。
【0013】次に、図2に示すように、素子形成領域1
4に露出した基板10の表面を熱酸化する。これによ
り、素子形成領域14上には、例えばトンネル効果が得
られるような膜厚に設定されたゲート酸化膜(SiO
2 )16が形成される。次いで、基板10の上方に第1
層目ポリシリコン層を形成する。この第1層目ポリシリ
コン層は、後に浮遊ゲートとなる。次いで、第1層目ポ
リシリコン層に、ワード線方向に隣接する浮遊ゲートど
うしを分離するためのスリットを形成する。次いで、第
1層目ポリシリコン層の表面を熱酸化、あるいはCVD
法によりシリコン酸化膜を基板10上方に堆積する等し
て、浮遊ゲートとワード線(制御ゲート)とを絶縁する
ための絶縁膜18を形成する。この絶縁膜18は、例え
ばSiO2 /SiNX /SiO2 の3層構造の複合絶縁
膜であっても良い。次いで、基板10の上方に第2層目
ポリシリコン層を形成する。次いで、第2層目ポリシリ
コン層を、所定のワード線パターンにパターニングし、
さらにパターニングを続行し、絶縁膜18、第1層目ポ
リシリコン層をパターニングする。これにより、第1層
目ポリシリコン層で成る浮遊ゲート20、第層目ポリ
シリコン層で成るワード線(制御ゲート)221 〜22
3 が得られる。
【0014】次に、図3に示すように、ワ−ド線221
とワ−ド線222 との相互間、すなわち、将来形成され
るメモリセルのビット線接続部(ドレイン)側を覆うよ
うに、フォトリソグラフィ法を用いてレジスト24を形
成する。この時、ワ−ド線223 においても、将来形成
されるメモリセルのビット線接続部(ドレイン)側をレ
ジスト24で覆う。次いで、レジスト24とワ−ド線2
1 〜223 とをマスクに用い、例えばRIE法等によ
りフィ−ルド酸化膜12を除去する。これにより、ソ−
ス線形成部26が得られる。このソ−ス線形成部26に
は、例えば基板10の表面が露出する。尚、このエッチ
ングには、シリコン酸化膜をエッチングし易く、反対に
シリコンはエッチングし難い周知のエッチング方法を用
いれば良い。図3に示されるように、SASプロセスで
は、ソ−ス線の幅およびその形成位置が、ワ−ド線のパ
タ−ニングによって決定される。
【0015】次に、図4に示すように、レジスト24を
除去した後、新たにレジストを塗布し、ホトリソグラフ
ィ法によりレジスト28を形成する。このレジスト28
は、フィ−ルド酸化膜12上で、ソ−ス線形成部26か
ら距離D1あるいはD2分離れている位置に形成された
開孔部30を有している。次いで、レジスト28をマス
クに用い、開孔部30を介して、チャネルストッパを形
成するためのP型の不純物、例えばボロンイオン32を
基板10内に注入する。このイオン注入は、フィ−ルド
酸化膜12を貫通させ、基板10内に所望の量が到達す
るように行われる。この段階では、すでにフィ−ルド酸
化膜12の形成や、制御ゲ−ト221 〜223 と浮遊ゲ
−ト20とを絶縁する絶縁膜18の形成は終了してお
り、ボロンイオン32の注入後の高温熱工程は限られて
いる。従って、注入されたボロンが横方向に拡散しチャ
ネル領域にしみ出してトランジスタの特性を変動させ
る、という所謂狭チャネル効果をも、この実施例では、
フィ−ルド酸化後にチャネルストッパ用の不純物を注入
するので、ボロンが高温熱工程に晒されなくなる、とい
う点からほぼ解決できる。さらに、この実施例ではワ−
ド線221 〜223 と素子形成領域14との交差点、す
なわち、チャネル近傍がレジスト28で覆われており、
この点からも、狭チャネル効果を防止する効果が高めら
れている。
【0016】また、図4に示す工程で用いられるフォト
マスクのマスク合わせは、ワ−ド線221 〜223 に対
して行なわれることが望ましい。なぜならば、ソ−ス線
形成部26からの開孔部30までの距離D1あるいはD
2を精度良くコントロ−ルでき、将来形成されるN+
ソ−ス領域とP+ 型チャネルストッパ層とが接触すると
いう問題を、より確実に回避することが可能となるため
である。
【0017】次に、図5に示すように、レジスト28を
除去した後、ワ−ド線221 〜223 およびフィ−ルド
酸化膜12をマスクに、基板10内に、N型不純物であ
る、ヒ素あるいはリンをイオン注入する。これにより、
素子形成領域14およびソ−ス線形成部26にそれぞ
れ、メモリセルトランジスタのN+ 型ドレイン領域34
およびN+ 型ソ−ス領域36が形成される。尚、図5
中、参照符号38は、P+ 型チャネルストッパ層であ
る。
【0018】この後、特に図示しないが、基板上方にシ
リコン酸化膜等で成る層間絶縁膜を形成し、この層間絶
縁膜にドレイン領域34に到達するコンタクト孔を形成
し、このコンタクト孔を介してドレイン領域34に電気
的に接続される、アルミニウム等で成るビット線をワ−
ド線221 〜223 と直交する方向に形成する。このよ
うな、図5に示される工程以後は、上記の他、周知の技
術を適用できることはもちろんである。
【0019】上記第1の実施例に係わる製造方法によれ
ば、特に図5に示されるように、P+ 型チャネルストッ
パ層38をN+ 型ソ−ス領域36から離して形成できる
ため、N+ 型ソ−ス領域36とP+ 型チャネルストッパ
層38とが互いに接触しなくなる。従って、N+ 型ソ−
ス領域36のP型基板10に対する耐圧が劣化すること
を防止できる。
【0020】また、狭チャネル効果も、フィ−ルド酸化
膜12形成後にチャネルストッパ形成用のボロンを基板
10内に注入すること、およびチャネル近傍に上記ボロ
ンが注入されないこと、から防止することができる。次
に、上記第1の実施例の変形例について説明する。
【0021】図6は第1の実施例の変形例に係わる注入
方法を示す図で、図6(a)はパタ−ン平面図、図6
(b)は図6(a)中の6b−6b線に沿う断面図、図
6(c)は図6(a)中の6c−6c線に沿う断面図で
ある。
【0022】実効的にチャネルストッパ層として働くボ
ロン濃度の濃い領域を、横方向に長く取りたい場合、特
に図6(b)および(c)に示すように、ボロンイオン
32のビ−ムを基板10への垂線に対して所定の角度傾
け、開孔部30より基板10内に注入する。このような
方法によれば、開孔部30の開孔面積よりも、注入領域
の面積を拡げることができ、チャネルストッパ層の横方
向の面積、すなわち、平面的な面積を拡げることができ
る。
【0023】この方法によれば、単に開孔部30の間口
を広げてボロンイオン32のビ−ムを基板10に対して
垂直にして注入する方法より、特に基板10とフィ−ル
ド酸化膜12との界面のボロン濃度を高めやすくでき
る、という効果が得られる。これは、次のような点から
である。基板10に対してイオンを垂直に注入する方法
では、開孔部30の間口を広げると開孔部30がバ−ズ
ビ−クにかかってしまう。バ−ズビ−クの部分は酸化膜
の膜厚が薄いため、イオンを基板10に対して垂直に注
入すると、イオンは容易に酸化膜を貫通して基板10の
深いところまで打ち込まれてしまう。しかし、基板10
に対してイオンを斜めに注入する方法によれば、フィ−
ルド酸化膜12中を斜めにイオンが飛ぶようになる。こ
のため、バ−ズビ−クの部分であっても、イオンは酸化
膜中を長い距離飛ぶようになり、基板10とフィ−ルド
酸化膜12との界面近傍にイオンを集中して注入するこ
とが可能となる。
【0024】上記変形例は、例えば以下に説明する方法
により達成される。まず、第1の方法として、ボロンイ
オンを斜めに2つの方向から、基板10内に注入する。
また、第2の方法として、ボロンイオンを斜めに1つの
方向から注入し、ボロンイオンの注入方向は固定したま
ま、基板10を回転させる。イオンビ−ムの角度として
は、シリコン基板10の素子形成面を(100)面とし
た時、ワ−ド線と平行な方向に、7度以上の角度が良
い。尚、図6を参照して説明した上記工程は、図4を参
照して説明した工程に対応している。次に、上記第1の
実施例のその他の変形例について説明する。
【0025】図7は第1の実施例のその他の変形例に係
わる注入方法を示す図で、図7(a)はパタ−ン平面
図、図7(b)は図7(a)中の7b−7b線に沿う断
面図、図7(c)は図7(a)中の7c−7c線に沿う
断面図である。
【0026】膜厚が厚いフィ−ルド酸化膜12を貫通さ
せてイオンを注入しようとすると、高価な高加速イオン
注入装置が必要となる上に、不純物の分布も、深さ方向
にブロ−ドになり、さらにフィ−ルド酸化膜12の膜厚
のバラツキで注入される不純物量が影響されやすい。そ
こで、特に図7(b)および(c)に示すように、フィ
−ルド酸化膜12を多少エッチングし、その膜厚を薄く
しておく。このような方法によれば、フィ−ルド酸化膜
12の膜厚が薄くなるので、イオン注入の加速電圧をさ
ほど大きくしなくても、フィ−ルド酸化膜12下の基板
10内にイオンを注入することができる。また、低加速
電圧でイオンを打ち込むほうが、高加速電圧でイオンを
打ち込むよりも、不純物の分布が深さ方向にブロ−ドに
なりにくい。さらに、フィ−ルド酸化膜12の膜厚のバ
ラツキで注入される不純物量の影響も低減することがで
きる。
【0027】上記変形例は、例えば以下に説明する方法
により達成される。すなわち、チャネルストッパ形成用
のレジスト28を形成し、次いで、このレジスト28を
マスクに用いてフィ−ルド酸化膜12をエッチングし、
フィ−ルド酸化膜12の膜厚を減らす。然る後、チャネ
ルストッパ形成用のボロンイオン32を、レジスト28
をマスクに用いて注入する。
【0028】尚、図7を参照して説明した上記工程は、
図4を参照して説明した工程に対応している。この変形
例は、図6を参照して説明したイオンを基板に対して斜
めに打つ、という変形例と組み合わせての実施が可能で
あることは勿論である。次に、この発明の第2の実施例
に係わる製造方法について説明する。
【0029】図8は、この発明の第2の実施例に係わる
フラッシュEEPROMの製造方法の主要な工程を示し
た図で、図8(a)はパタ−ン平面図、図8(b)は図
8(a)中の8b−8b線に沿う断面図、図8(c)は
図8(a)中の8c−8c線に沿う断面図である。
【0030】図8に示すように、チャネルストッパ形成
用の不純物を通過させるための開孔部30は、ワ−ド線
221 〜223 上にかかっていても良い。ワ−ド線22
1 〜223 には厚いゲ−ト電極層(ポリシリコン層等)
があるため、ボロンイオン32が基板10まで到達しに
くい。このため、例えば低加速電圧である等の条件がそ
ろえば、ワ−ド線221 〜223 がマスクとなり、結果
として、チャネルストッパ層とソ−ス領域とは接触しな
くなる。また、図8では、開孔部30が、ソ−ス線形成
部26から距離D1あるいはD2分離れているが、これ
はマスクずれが起こっても開孔部30がソ−ス線形成部
26上にかからないようにしているためである。
【0031】また、特に図8(c)に示すように、ワ−
ド線221 〜223 上には、これらと自己整合的に形成
されたシリコン酸化膜40が形成されている。このシリ
コン酸化膜40は必ずしも形成される必要はないが、ワ
−ド線221 〜223 上にシリコン酸化膜40を形成し
ておくことにより、チャネルストッパ層形成用のボロン
イオン32のマスキング効果をより高められる、という
効果を得ることができる。
【0032】尚、図8を参照して説明した第2の実施例
は、図4を参照して説明した工程に対応している。第2
の実施例においても、図6を参照して説明したイオンを
基板に対して斜めに打つ、という変形例、および図7を
参照して説明したフィ−ルド酸化膜の膜厚を減じてお
く、という変形例と組み合わせての実施が可能である。
次に、この発明の第3の実施例に係わる製造方法につい
て説明する。
【0033】図9は、この発明の第3の実施例に係わる
フラッシュEEPROMの製造方法の主要な第1の工程
を示した図で、図9(a)はパタ−ン平面図、図9
(b)は図9(a)中の9b−9b線に沿う断面図、図
9(c)は図9(a)中の9c−9c線に沿う断面図、
同様に図10は、主要な第2の工程を示した図で、図1
0(a)はパタ−ン平面図、図10(b)は図10
(a)中の10b−10b線に沿う断面図、図10
(c)は図10(a)中の10c−10c線に沿う断面
図である。
【0034】図9に示すように、レジスト28は、ソ−
ス形成部26上のみを覆うように形成されても良い。そ
して、特に図9(b)に示すように、フィ−ルド酸化膜
12や素子形成領域14が露出した開孔部30を介し
て、ボロンイオン32を基板10内に注入する。この
時、加速電圧は、基板10とフィ−ルド酸化膜12との
界面でボロンの濃度をできるだけ高くなるように設定さ
れる。また、特に図9(c)には、ワ−ド線221 〜2
3 上にシリコン酸化膜40が形成されているが、第2
の実施例同様に、このシリコン酸化膜40は必ずしも形
成される必要はない。また、図9では、開孔部30が、
ソ−ス線形成部26から距離D1あるいはD2分離れて
いるが、これはマスクずれが起こっても開孔部30がソ
−ス線形成部26上にかからないようにしているためで
ある。
【0035】次に、図10に示すように、レジスト28
を除去した後、図5を参照して説明した方法と同様に、
ワ−ド線221 〜223 およびフィ−ルド酸化膜12を
マスクに用いて、基板10内にN型不純物である、ヒ素
あるいはリンをイオン注入する。これにより、素子形成
領域14およびソ−ス線形成部26にそれぞれ、メモリ
セルトランジスタのN+ 型ドレイン領域34およびN+
型ソ−ス領域36が形成される。この時、図9に示す工
程で素子形成領域14から基板10内に注入されたボロ
ンは、そのままP型拡散層42として活性化される。こ
のP型拡散層42は、ソ−ス〜ドレイン間のパンチスル
−を防止する目的で形成される所謂P−ポケット層とし
て用いることができる。次に、上記第3の実施例の変形
例について説明する。
【0036】図11は第3の実施例の変形例に係わる注
入方法を示す図で、図11(a)はパタ−ン平面図、図
11(b)は図11(a)中の11b−11b線に沿う
断面図、図11(c)は図11(a)中の11c−11
c線に沿う断面図である。
【0037】図11に示すように、比較的低い加速電圧
でワ−ド線221 〜223 に対して平行な方向で、かつ
基板10に対して所望の角度傾け、レジスト28をマス
クにボロンイオン32を注入する。このような方法によ
れば、特に図11(b)に示すように、ボロンイオン3
2がフィ−ルド酸化膜12下の基板10内に、もぐり込
むような形で注入される。従って、フィ−ルド酸化膜1
2の膜厚の薄い領域と基板10との界面、例えばバ−ズ
ビ−ク下と基板10との界面に、ボロンを集中させるこ
とができる。このように、フィ−ルド酸化膜12の膜厚
の薄い領域と基板10との界面にボロンが集中されるよ
うになれば、上記薄い領域の直下において反転防止の効
果が高まる。このため、例えばドレイン領域34どうし
のパンチスル−抑制効果がより高められる、という効果
を得ることができる。
【0038】上記変形例は、例えば以下に説明する方法
により達成される。まず、第1の方法として、ボロンイ
オンを斜めに2つの方向かつワ−ド線221 〜223
平行な方向から、基板10内に注入する。また、第2の
方法として、ボロンイオンを斜めに1つの方向から注入
し、基板10を180度回転させてから、上記の注入方
向と同一の方向から再度注入する。イオンビ−ムの角度
としては、シリコン基板10の素子形成面を(100)
面とした時、ワ−ド線と平行な方向に、7度以上の角度
が良い。
【0039】また、この変形例は、第3の実施例で説明
した工程の後に引き続き行う、あるいは第3の実施例で
説明した工程に先行して行う、ようにしても良い。なぜ
ならば、この変形例は、フィ−ルド酸化膜12の膜厚の
薄い領域下の基板10内にボロンをもぐりこませるた
め、低加速電圧で打ち込むことが望まれる。従って、フ
ィ−ルド酸化膜12の膜厚の厚い領域下には、ボロンが
打ち込まれなくなる恐れがあり、これを補償する意味
で、例えば基板10に垂直な方向から、フィ−ルド酸化
膜12を貫通できるような高加速電圧でボロンを注入す
る。
【0040】また、特に図11(c)に示すように、ワ
−ド線221 〜223 上には、シリコン酸化膜40が形
成されている。このシリコン酸化膜40は、マスキング
効果の向上の他、特に開孔部30からチャネル部が露出
するような第3の実施例では、次のような効果を得るこ
とができる。ボロンイオン32を、基板10に対して斜
めに注入したり、あるいは高加速電圧で注入したりする
と、チャネル部に無用なボロンイオン32が注入される
恐れがある。そこで、シリコン酸化膜40をワ−ド線2
1 〜223 上に形成し、開孔部30の実質的な深さを
より深くする。すると、例えばイオン注入時において問
題となっている所謂“シャド−効果”の作用が好ましい
意味で発生し、チャネル部に無用なボロンイオン32の
注入を防止することもできる。
【0041】第1および第2の実施例と、第3の実施例
との実施に際する使い分けは、ドレイン領域34と基板
10との間に非常に高い耐圧が要求される装置には、ド
レイン領域34とチャネルストッパ38とが互いに接触
しない第1、第2の実施例を選ぶことが好ましい。ま
た、ドレイン領域34と基板10との間にさほど高い耐
圧が要求されない装置には、フォトリソグラフィ法が簡
単となる第3の実施例を選ぶことが好ましい。次に、こ
の発明の第4の実施例に係わる製造方法について説明す
る。
【0042】図12は、この発明の第4の実施例に係わ
るフラッシュEEPROMの製造方法の主要な第1の工
程を示した図で、図12(a)はパタ−ン平面図、図1
2(b)は図12(a)中の12b−12b線に沿う断
面図、図12(c)は図12(a)中の12c−12c
線に沿う断面図、同様に図13は、主要な第2の工程を
示した図で、図13(a)はパタ−ン平面図、図13
(b)は図13(a)中の13b−13b線に沿う断面
図、図13(c)は図13(a)中の13c−13c線
に沿う断面図である。
【0043】第1の実施例の変形例として、フィ−ルド
酸化膜12の膜厚を減じてからチャネルストッパ形成用
の不純物を基板10に注入する、という方法を説明し
た。この第4の実施例は、上記の方法に準ずるその他の
方法である。
【0044】すなわち、図12に示すようにSASプロ
セスに用いられるレジスト24を、レジスト241 〜2
8 のように複数に分割し、かつレジスト241 〜24
8 各々によって、素子形成領域14のうち、ドレイン形
成部およびその近傍を覆うようにする。
【0045】次に、図13に示すように、図3を参照し
て説明した方法と同様な方法により、レジスト241
248 をマスクに用いてフィ−ルド酸化膜12を除去す
る。すると、特に図13(b)に示されるように、チャ
ネルストッパ形成用の不純物が注入されるべき箇所のフ
ィ−ルド酸化膜12も除去される。
【0046】このような方法であると、1回のエッチン
グ工程で、ソ−ス線形成部26上のフィ−ルド酸化膜1
2とチャネルストッパ層形成部上のフィ−ルド酸化膜1
2とを同時に除去することができる。よって、工程の増
加なしに、例えば第1の実施例における変形例で説明し
たような効果が得られる構造とすることができる。
【0047】
【0048】尚、この発明は、上記実施例に限られるも
のではなく、EPROM、EEPROMといったその他
の不揮発性半導体記憶装置に用いることも可能であるこ
とは、勿論である。さらに、EPROMのようにソ−ス
耐圧をあまり必要としないデバイスにおいては、上記実
施例にかかるプロセスを、単にチャネル不純物濃度上昇
を防止する目的で用いることもできる。その場合は、ソ
−ス領域をレジストにて覆う必要は必ずしもない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、チャネルストッパ層を構成している不純物の装置へ
及ぼす悪影響を減ずることができる半導体装置の製造方
法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1の実施例に係わる製造方
法の主要な第1の工程を示した図で、(a)はパタ−ン
平面図、(b)は(a)中の1b−1b線に沿う断面
図、(c)は(a)中の1c−1c線に沿う断面図であ
る。
【図2】図2はこの発明の第1の実施例に係わる製造方
法の主要な第2の工程を示した図で、(a)はパタ−ン
平面図、(b)は(a)中の2b−2b線に沿う断面
図、(c)は(a)中の2c−2c線に沿う断面図であ
る。
【図3】図3はこの発明の第1の実施例に係わる製造方
法の主要な第3の工程を示した図で、(a)はパタ−ン
平面図、(b)は(a)中の3b−3b線に沿う断面
図、(c)は(a)中の3c−3c線に沿う断面図であ
る。
【図4】図4はこの発明の第1の実施例に係わる製造方
法の主要な第4の工程を示した図で、(a)はパタ−ン
平面図、(b)は(a)中の4b−4b線に沿う断面
図、(c)は(a)中の4c−4c線に沿う断面図であ
る。
【図5】図5はこの発明の第1の実施例に係わる製造方
法の主要な第5の工程を示した図で、(a)はパタ−ン
平面図、(b)は(a)中の5b−5b線に沿う断面
図、(c)は(a)中の5c−5c線に沿う断面図であ
る。
【図6】図6はこの発明の第1の実施例の変形例に係わ
る注入方法を示す図で、(a)はパタ−ン平面図、
(b)は(a)中の6b−6b線に沿う断面図、(c)
は(a)中の6c−6c線に沿う断面図である。
【図7】図7はこの発明の第1の実施例のその他の変形
例に係わる注入方法を示す図で、(a)はパタ−ン平面
図、(b)は(a)中の7b−7b線に沿う断面図、
(c)は(a)中の7c−7c線に沿う断面図である。
【図8】図8はこの発明の第2の実施例に係わる製造方
法の主要な工程を示した図で、(a)はパタ−ン平面
図、(b)は(a)中の8b−8b線に沿う断面図、
(c)は(a)中の8c−8c線に沿う断面図である。
【図9】図9はこの発明の第3の実施例に係わる製造方
法の主要な第1の工程を示した図で、(a)はパタ−ン
平面図、(b)は(a)中の9b−9b線に沿う断面
図、(c)は(a)中の9c−9c線に沿う断面図であ
る。
【図10】図10はこの発明の第3の実施例に係わる製造
方法の主要な第2の工程を示した図で、(a)はパタ−
ン平面図、(b)は(a)中の10b−10b線に沿う断面
図、(c)は(a)中の10c−10c線に沿う断面図であ
る。
【図11】図11はこの発明の第3の実施例の変形例に係
わる注入方法を示す図で、(a)はパタ−ン平面図、
(b)は(a)中の11b−11b線に沿う断面図、(c)
は(a)中の11c−11c線に沿う断面図である。
【図12】図12はこの発明の第4の実施例に係わる製造
方法の主要な第1の工程を示した図で、(a)はパタ−
ン平面図、(b)は(a)中の12b−12b線に沿う断面
図、(c)は(a)中の12c−12c線に沿う断面図であ
る。
【図13】図13はこの発明の第4の実施例に係わる製造
方法の主要な第2の工程を示した図で、(a)はパタ−
ン平面図、(b)は(a)中の13b−13b線に沿う断面
図、(c)は(a)中の13c−13c線に沿う断面図であ
る。
【符号の説明】
10…P型シリコン基板、12…フィ−ルド酸化膜、1
4…素子形成領域、221 〜223 …ワ−ド線、24,
241 〜248 …レジスト、26…ソ−ス線形成部、2
8…レジスト、32…ボロンイオン、34…N+ 型ドレ
イン領域、36…N+ 型ソ−ス領域、36、38…P+
型チャネルストッパ層、40…シリコン酸化膜。

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に素子分離領域を形成し、
    この基板上に素子形成領域を得る工程と、 前記素子分離領域上から前記素子形成領域上に跨がるよ
    うに、互いに並行する少なくとも3つの第1、第2、第
    3のワード線を形成する工程と、 少なくとも前記第1のワード線と前記第2のワード線と
    の相互間上を覆うように第1のカバーを形成する工程
    と、 前記 第1のカバー、並びに前記第1、第2、第3のワー
    ド線をマスクに用いて、前記第2のワード線と前記第3
    のワード線との相互間の前記素子分離領域を除去し、ソ
    ース線形成部を得る工程と、前記第2のワード線と前記第3のワード線との相互間に
    得られた 前記ソース線形成部を少なくとも覆い、前記第
    1のワード線と前記第2のワード線との相互間に開孔部
    を有する第2のカバーを形成する工程と、 前記 第2のカバーをマスクに用いて、チャネルストッパ
    形成用の不純物を、前記第1のワード線と前記第2のワ
    ード線との相互間の前記素子分離領域を通過させて前記
    基板内に導入し、前記素子分離領域下の前記基板内に、
    前記ソース線形成部から離されたチャネルストッパを形
    する工程と を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第2のカバーの開孔部を、前記第1
    のワード線と前記第2のワード線との相互間の前記素子
    分離領域上に形成し、この工程に用いられるフォトマス
    クのマスク合わせを、少なくとも前記第1および第2の
    ワード線に対して行うことを特徴とする請求項1に記載
    の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2のカバーの開孔部を、前記第1
    のワード線と前記第2のワード線との相互間の前記素子
    分離領域上に形成するとともに、前記第2のカバーの開
    孔部を前記第1のワード線および前記第2のワード線そ
    れぞれの上に掛けることを特徴とする請求項1に記載の
    半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第2のカバーを形成した後、この第
    2のカバーをマスクに用いて前記素子分離領域の膜厚を
    減らす工程を、さらに具備することを特徴とする請求項
    1乃至請求項3いずれか一項に記載の半導体装置の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 前記第2のカバーの開孔部を、前記第1
    のワード線と前記第2のワード線との相互間の前記素子
    分離領域および前記素子領域が露出されるように形成す
    るとともに、前記第2のカバーの開孔部を前記第1のワ
    ード線および前記第2のワード線それぞれの上に掛け、
    前記第2のカバーが前記ソース線形成部のみを覆うよう
    にすることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 前記チャネルストッパ形成用の不純物を
    導入する前に、前記第1乃至第3のワード線それぞれの
    上に、不純物の導入障壁となる膜を形成しておくことを
    特徴とする請求項乃至請求項5いずれか一項に記載の
    半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記チャネルストッパ形成用の不純物
    は、イオン注入法を用いて前記基板内に導入され、前記
    イオンは、前記基板に対して所定角度傾けられて前記開
    孔部より注入されることを特徴とする請求項1乃至請求
    項6いずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記イオンの注入は、前記半導体基板を
    回転させて行うことを特徴とする請求項7に記載の半導
    体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第1のカバーを、前記第1のワード
    線と前記第2のワード線との相互間上のうち、前記素子
    形成領域およびその近傍を覆うように形成し、この第1
    のカバー、並びに前記第1、第2、第3のワード線をマ
    スクに用いて、前記第2のワード線と前記第3のワード
    線との相互間の前記素子分離領域を除去し、ソース線形
    成部を得るとともに、前記第1のワード線と前記第2の
    ワード線との相互間の前記素子分離領域の部分を除去す
    ることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造
    方法。
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