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JP2616503B2 - アドレス設定装置 - Google Patents

アドレス設定装置

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JP2616503B2
JP2616503B2 JP3000443A JP44391A JP2616503B2 JP 2616503 B2 JP2616503 B2 JP 2616503B2 JP 3000443 A JP3000443 A JP 3000443A JP 44391 A JP44391 A JP 44391A JP 2616503 B2 JP2616503 B2 JP 2616503B2
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JP
Japan
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雅道 奥野
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/10Plc systems
    • G05B2219/11Plc I-O input output
    • G05B2219/1113Address setting

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  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マスタ・スレーブ型の
制御形態をとり、マスタ装置に対し共通の信号線路に複
数のスレーブ装置が接続される装置間接続方式をとるシ
ステムにおけるスレーブ装置の共通信号線路上のアドレ
ス設定方式に関する。
【0002】近年、情報処理システムに於ける長時間連
続運転の必要性がますます重要となっている。前記の様
な装置間接続方式により構成される情報処理システムに
於いても同様であり、その結果としてシステム稼働状態
でのスレーブ装置の増設あるいは撤去、即ち、活性増設
・撤去が可能である事が必要とされ始めている。
【0003】
【従来の技術】図3は従来のスレーブ装置間のアドレス
設定方式を説明する図である。マスタ・スレーブ型の装
置間接続方式をとるシステムに於けるスレーブ装置のア
ドレス設定方式の基本方式は、本願出願人が先願してい
る特開平01−135150号公報『ネットワークのノ
ードアドレス設定方式』に開示されている。以下、同公
開公報からの抜粋を記述する。
【0004】図3において、1 はマスタノード、3,3aは
共通の信号線路、2 はスレーブノード、21,22 は信号伝
送の断・接を行うスイッチ、24は制御信号発生部、26は
アドレス設定部を示している。
【0005】なお、本図3にはスレーブノードとして1
つの構成だけを示しているが、実際には同様のノードが
順次複数個接続される。このアドレス設定方式は、各ス
レーブノード 2内を通る共通信号線路 3,3a 中に信号伝
送の断・接を行うスイッチ 21,22を設け、1個のマスタ
ノード 1が1づつスレーブノード 2のアドレスを設定し
ながら該スイッチ 21,22を接状態にして隣接するスレー
ブノード 2を順次ネットワークに結合するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】該アドレスの設定は、
マスタノード 1が「アドレス設定コマンド」を発行する
ことで行われるが、該「アドレス設定コマンド」は、各
スレーブノード 2に固有な識別子(ID) (アドレス) を設
定するコマンドであるので、該スレーブノード 2を選択
する機能がなく、各スレーブノード 2は該スレーブノー
ド 2に設定されるアドレスとは無関係に取り込むことが
でき、該アドレスが一度設定されると、再度、アドレス
を設定することができないように構成されている。
【0007】若し、システム稼働中にスレーブノード 2
の増設, あるいは、撤去作業を行った場合、図示されて
いないシステムコンソールから、人手により、マスタノ
ード1にアドレス設定を指示し、該マスタノード1のアド
レス設定指示部 11 から、上記「アドレス設定コマン
ド」を発行し、唯1回のアドレス設定を行うことによ
り、該増設したスレーブノード2にあるアドレスを設定
することができる。
【0008】然しながら、この従来方式では、人手によ
る、アドレス設定である為、設定ミスが起こる可能性が
ある。従って、このアドレス設定ミスを解消する為、従
来方式においては、電源の再投入を行い、人手による再
割り付け指示が必要であった。該再割り付け指示後は、
マスタノード 1から、自動的に、各スレーブノード 2
に、例えば、順番にアドレスが設定されることになる。
【0009】従って、この従来方式では、電源の再投入
を必要とする為、最近必要とされるようになってきた、
活性増設・撤去ができないという問題があった。本発明
は上記従来の欠点に鑑み、マスタ・スレーブの制御形態
をとり、マスタ装置に対して共通の信号線路に複数のス
レーブ装置が接続される装置間接続方式をとるシステム
において、活性増設・撤去を行っても、正しくアドレス
を設定することができる装置間のアドレス設定方式を提
供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の問題点は下記の如
くに構成されたアドレス設定装置によって解決される。
【0011】
【0012】マスタ装置 1と信号線路 3,3a により接続
された複数のスレーブ装置 2にそれぞれ設けられるアド
レス設定装置であって、各スレーブ装置 2からのアドレ
ス要求信号を受信する手段 14 と、各スレーブ装置 2の
アドレスをクリアするアドレスクリア指示を送信する手
段 15 と、各スレーブ装置 2に設定するアドレスを送信
する手段 11 とを備えたマスタ装置 1に対して、アドレ
ス未割り付け状態時にアドレス割り付け要求信号を送
出する手段 (要求信号発生部 27)と、前記アドレス割り
付け要求信号を送出している間は、隣接するスレーブ
装置2との信号線路を断状態に制御する手段 (スイッチ
21,22および制御信号発生部24)と、マスタ装置 1から送
信されてきたアドレスを設定する手段 (アドレス設定部
26)と、マスタ装置 1から送信されてきたアドレスクリ
ア指示 (アドレスクリア指示部15)により前記アドレス
設定手段 (アドレス設定部 26)のアドレスをクリアする
手段 (アドレスクリア検出部 28)とを備え、 前記マスタ
装置 1に接続されたスレーブ装置 2の少なくとも1つが
アドレス未割り付け状態となった場合に、該スレーブ装
置 2内のアドレス設定装置からのアドレス割り付け要求
信号を受信したマスタ装置 1が送信するアドレスクリ
ア指示と、それに続くアドレスを受信することで、スレ
ーブ装置 2のアドレスを再設定するように構成する。
【0013】
【作用】本発明においては、各スレーブ装置には、アド
レスが未割り付けの状態時にマスタ装置に対しアドレス
割り付け要求信号を送出する機構と、マスタ装置から
の指示によりアドレスのクリアを行う機構を設ける。
【0014】又、マスタ装置には、スレーブ装置から上
がってきたアドレス割り付け要求信号を検出する機構
と、全スレーブ装置に対してアドレスのクリアを指示す
る機構とを設ける。
【0015】従って、システム稼働中にスレーブ装置が
増設されたことにより、該増設されたスレーブ装置のア
ドレスが設定されていないことに起因して、上記アドレ
ス割り付け要求信号が上がってきた場合、マスタ装置
は、例えば、全スレーブ装置に対しアドレスのクリアを
指示した後、アドレスの再割り付けを行うようにしてい
る。
【0016】即ち、システム稼働中に於いてスレーブ装
置の増設作業を行った場合は、アドレス未割り付けの増
設スレーブ装置からアドレス割り付け要求信号が上が
ってくるので、それをトリガとして全スレーブ装置のア
ドレスをクリアした後、再割り付けを行う。
【0017】又、システム稼働中に於いてスレーブ装置
の撤去作業を行った場合は、システムに電源投入時に登
録されたスレーブ装置のアドレスの内、マスタ装置の呼
びかけに対し応答しないスレーブ装置が発生するので、
それをトリガとして全スレーブ装置のアドレスをクリア
した後、再割り付けを行う。
【0018】又、他の方式として、システム稼働中に於
いてスレーブ装置の増設作業を行った場合は、アドレス
未割り付けの増設スレーブ装置からアドレス割り付け要
求信号が上がってくるので、それをトリガとして、全
スレーブ装置のアドレスをセンスして、欠番, あるい
は、最後のアドレスの次のアドレスから、任意のアドレ
スを選択して、該増設されたスレーブ装置に、上記セン
スしたアドレスとは異なるアドレスを設定するようにし
てもよい。
【0019】若し、システム稼働中に於いてスレーブ装
置の撤去作業を行った場合は、システムに電源投入時に
登録されたスレーブ装置のアドレスの内、マスタ装置の
呼びかけに対し応答しないスレーブ装置が発生するの
で、それをトリガとして上記アドレスのセンスを行い、
アドレスの欠番を認識するのみとするようにしてもよ
い。
【0020】このように作用するので、本発明において
は、スレーブ装置の増設・撤去に伴い、各スレーブ装置
に対するアドレスの割り付け (再割り付けも含む) を、
電源投入等の人手を介することなく行うことができ、所
謂、活性増設・撤去を行うことができる効果が得られ
る。
【0021】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述す
る。図1は、本発明の構成を示す一実施例を示した図で
あり、図2は本発明によるスレーブ装置の増設・撤去時
の動作を説明する図である。
【0022】本発明においては、各スレーブ装置 2に
は、アドレスが未割り付けの状態時にマスタ装置 1に対
しアドレス割り付け要求信号を送出する要求信号発生
部 27と、マスタ装置 1からの指示によりアドレスのク
リアを行うアドレスクリア検出部 28 とを設ける。
【0023】又、マスタ装置 1には、スレーブ装置 2か
ら上がってきたアドレス割り付け要求信号を検出する
要求信号検出部 14 と、全スレーブ装置 2に対しアドレ
スのクリアを指示するアドレスクリア指示部 15 とを設
ける。
【0024】そして、システム稼働中にスレーブ装置が
増設されたことにより、該増設されたスレーブ装置のア
ドレスが設定されていないことに起因して、アドレス割
り付け要求信号が上がってきた場合、マスタ装置 1
は、例えば、全スレーブ装置 2に対しアドレスのクリア
を指示した後、該全スレーブ装置 2から上がってきる要
求信号が消える迄、手前に接続されているスレーブ装
置 2から順番に、アドレスの再割り付けを行うようする
手段が本発明を実施するのに必要な手段である。尚、全
図を通して同じ符号は同じ対象物を示している。
【0025】以下、図1,図2を用いて、本発明のアド
レス設定装置を説明する。尚、請求項中の「アドレス割
り付け要求信号を送出する手段」、「信号線路を断状態
に制御する手段」、「アドレスを設定する手段」、「ア
ドレスをクリアする手段」は、下記実施例中の「要求信
号発生手段 27 」、「スイッチ 21,22および制御信号発
生部 24 」、「アドレス設定部 26 」、「アドレスクリ
ア検出部 28 」にそれぞれ対応している。先ず、図1に
おいて、スレーブ装置 2は共通信号線路 3,3a を介して
マスタ装置 1と接続されている。マスタ装置 1は、例え
ば、アドレス設定指示部 11 と、応答検出部 12 と、イ
ンタフェース部 13 と要求信号検出部 14 と、アドレ
スクリア指示部 15 とから構成される。
【0026】又、スレーブ装置 2は、スイッチ 21,22
と、処理装置 23 とから構成され、処理装置 23 内に
は、例えば、制御信号発生部 24 と、送受信インタフェ
ース部 25 と、アドレス設定部 26 と、要求信号発生部
27 と、アドレスクリア検出部 28 とが置かれている。
【0027】マスタ装置 1とスレーブ装置 2の電源が投
入された時、スレーブ装置 2はアドレスが未割り付け状
態にあるので、本発明の場合、要求信号発生部 27 にお
いてアドレス割り付け要求信号が発生し、送受信イン
タフェース部 25 及び共通信号線路 3を介してマスタ装
置 1に送出される。
【0028】マスタ装置 1は、要求信号検出部 14 にお
いて、インタフェース部 13 を介して共通信号線路 3上
にアドレス割り付け要求信号を検出すると、アドレス
設定指示部 11 から共通信号線路 3を介して、スレーブ
装置 2のアドレス設定部 26 に対しアドレスの設定を行
う。
【0029】スレーブ装置 2は、アドレス設定部 26 に
アドレスが設定されると、上記要求信号発生部 27 に対
して、上記アドレス割り付け要求信号のリセット及
び、制御信号発生部 24 に対しスイッチ 21,22の "オ
ン" を指示する。
【0030】該スイッチ 21,22が "オン" すると、共通
信号線路 3には、隣接スレーブ装置2との信号線路 3aが
接続される。新たに接続された隣接スレーブ装置 2から
マスタ装置 1に対しアドレス割り付け要求信号が送出
されている為、マスタ装置1は、該接続された隣接スレ
ーブ装置 2に対し、上記最初のスレーブ装置 2とは別の
アドレスを同じ手順で割付ける。以下、スレーブ装置 2
が共通信号線路 3に接続される毎に、マスタ装置 1は、
互いに異なるアドレスを割り付け続ける。
【0031】マスタ装置 1は共通信号線路 3,3a に接続
されるスレーブ装置 2がなくなって、上記アドレス割り
付け要求信号が下った("オフ")ことを検出すると、ス
レーブ装置 2に対するアドレスの割り付けが終了した事
を認識する。
【0032】本発明のマスタ装置 1, 及び、スレーブ装
置 2では、上記のように動作するので、図2に示す様な
場合、即ち、電源投入時のアドレスの割り付けが終了し
てシステムが稼働中の状態で、スレーブ装置 2の増設,
或いは、撤去が行われた場合の動作について述べる。
【0033】増設の場合は、増設されたスレーブ装置 2
a からアドレス割り付け要求信号が発生した事を、撤
去(あるいは障害発生)の場合は、マスタ装置 1の呼び
かけに対し、スレーブ装置 2a が応答しなくなった事
を、起因としてマスタ装置 1は全スレーブ装置 2,2a の
アドレスの再割り付けを行う。
【0034】具体的には、図1において、マスタ装置 1
は、既にアドレスが割り付けられているスレーブ装置 2
のアドレスクリア検出部 28 に対し、アドレスクリア指
示部15 からアドレスのクリアを指示する。
【0035】スレーブ装置 2はアドレスクリア検出部 2
8 が、該マスタ装置 1からのアドレスクリア指示を検
出すると、アドレス設定部 26 に設定されているアドレ
スをクリアし、要求信号発生部 27 からアドレス割り付
け要求信号を発生し、制御信号発生部 24 からスイッ
チ 21,22をオフする。
【0036】以上の手順で、全スレーブ装置 2はアドレ
ス未割り付け状態となり、この後、前述したアドレスの
割り付け動作が繰り返される。撤去の場合、該撤去され
たことを、マスタ装置 1から特定の呼び掛けコマンド
対し、該撤去されたスレーブ装置 2からの応答がない
ことをトリガとして、全スレーブ装置 2,2a のアドレス
の再割り付けを行う。該再割り付けの動作は、上記増設
の場合と同じである。
【0037】上記の実施例においては、スレーブ装置 2
a の増設, 或いは、撤去が行われた場合、全スレーブ装
置 2,2a のアドレスをクリアして、再割り付けを行う例
で説明したが、例えば、該増設されたスレーブ装置 2a
からアドレス割り付け要求信号が発生した事を、撤去
(あるいは障害発生)の場合は、マスタ装置 1の呼びか
けに対し、スレーブ装置 2a が応答しなくなった事を起
因として、全スレーブ装置 2,2a のアドレスをセンスし
て、欠番, 或いは、最後番のアドレスを認識(例えば、
従属接続されているスレーブ装置 2の途中にあるスレー
ブ装置 2a を一旦撤去して、そこを共通信号路線 3a で
接続した場合には、欠番が得られ、該撤去した所に、新
たなスレーブ装置 2b を設置した場合には、該共通信号
線路 3aが、一旦切断されるので、該増設スレーブ装置
2b よりマスタ装置 1側のスレーブ装置 2のアドレスが
最後のアドレスとなり、従属接続されているスレーブ装
置2の最後にスレーブ装置 2c を増設した場合には、文
字通り、増設前の最終位置にあるスレーブ装置 2のアド
レスが最後のアドレスとなる) し、該欠番のアドレス,
或いは、最後のアドレスの次のアドレスを、前述のアド
レス設定コマンドを用いて、送出することにより、該増
設されたスレーブ装置 2b,又は、2cに、該アドレスが設
定され、上記アドレス割り付け要求信号を“オフ”と
することで、上記のように、全スレーブ装置 2,2a,2cを
クリアして再割り付けを行うことなく、既存のスレーブ
装置 2のアドレスとは異なるアドレスを割り付けること
ができる。
【0038】又、撤去の場合には、上記アドレス割り付
け要求信号が認識されないこと, 或いは、前述のよう
に、マスタ装置 1からの呼びかけに対して応答がないこ
とで、該撤去が認識できるので、全スレーブ装置 2のア
ドレスをセンスして、欠番を認識するのみで、特に、何
もしないことでも、システムとしての稼働を続けること
ができる。
【0039】上記で説明した、全スレーブ装置 2,2b,又
は、2cのアドレスをクリアして、再割り付けを行うと、
各スレーブ装置 2,2b,又は、2cのアドレスと、設置位置
とを対応付けることができるので、障害時のスレーブ装
置 2の認識に便利であるというメリットが得られるが、
絶対的な条件ではないことはいう迄もないことである。
【0040】尚、上記活性増設・撤去作業において、共
通の信号線路 3,3a の接続替えに伴い、マスタ装置 1か
らの送信線(S) に、雑音により、種々の擬似コマンドが
発生することが考えられる。
【0041】この擬似コマンドの内、センスコマンド,
アドレスクリアコマンド等については、特に、問題はな
いが、例えば、上記従来技術, 及び、本実施例の説明で
は触れなかった切り離しコマンドが発生すると、該共通
の信号線路 3,3a の接続替えを行った以降に接続されて
いるスレーブ装置 2が切り離されてしまい、以後、如何
なるコマンドも受付ることができなくなる問題が生じる
恐れがある。
【0042】この場合には、ハードウェア的には、例え
ば、該活性増設・撤去作業時での上記信号線路 3,3a の
挿抜を検出する回路を設け、該信号線路 3,3a が挿抜さ
れたことを検出して、マスタ装置 1からの入力回路を閉
塞するようにして、上記擬似コマンドが入力されないよ
うにする等して対処することができる。
【0043】又、システムコンソールでの運用監視機構
で、該スレーブ装置 2の接続状態が異常であることを認
識した時点で、該増設・撤去作業を行った箇所の以降に
接続されているスレーブ装置の電源を再投入する等し
て、初期状態に戻すことにより、上記アドレス割り付け
要求信号を発生させることで、所期の状態にすること
が可能であるので、本発明を妨げる要因となることはな
い。
【0044】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
アドレス設定装置は、マスタ・スレーブの制御形態をと
り、マスタ装置に対して共通の信号線路に複数のスレー
ブ装置が接続される装置間接続方式をとるシステムにお
いて、各スレーブ装置から隣接するスレーブ装置に接続
される共通信号線路中に制御信号により信号線路の断・
接を行うスイッチ手段と、アドレスが設定されたとき
に、該スイッチ手段を接状態に駆動する制御信号発生部
と、アドレス設定部を持つスレーブ装置に、少なくと
も、アドレス未割り付け状態時にアドレス割り付け要求
信号を送出する要求信号発生部を設け、システム稼働
中に、マスタ装置が上記1つ又は複数個のスレーブ装置
からのアドレス割り付け要求信号を検出したとき、該
1つ又は複数個のスレーブ装置からのアドレス割り付け
要求信号が検出されている間、各スレーブ装置のアド
レス設定部に、互いに異なるアドレスを選択的に設定す
るようにしたものであるので、スレーブ装置の増減に伴
い、例えば、アドレスの再割り付けが人手を介在する事
なく処理でき、最近要求されることが多い活性増設・撤
去を行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す一実施例を示した図
【図2】本発明によるスレーブ装置の増設・撤去時の動
作を説明する図
【図3】従来のスレーブ装置間のアドレス設定方式を説
明する図
【符号の説明】
1 マスタノード/マスタ装置 3,3a 共通信号線路, 又は、共通の信号線路 2 スレーブノード/スレーブ装置 2a,2b,2c 増設(撤去)されたスレーブ装置 11 アドレス設定指示部 12 応答検出部 13 インタフェース部 14 要求信号検出部 15 アドレスクリア指示部, 21,22 スイッチ 23 処理装置 24 制御信号発生部 25 送受信インタフェース部 26 アドレス設定部 27 要求信号発生部 28 アドレスクリア検出部 アドレス割り付け要求信号 アドレスのクリア指示

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタ装置と信号線路により接続された
    複数のスレーブ装置にそれぞれ設けられるアドレス設定
    装置であって、各スレーブ装置からのアドレス要求信号を受信する手段
    と、各スレーブ装置のアドレスをクリアするアドレスク
    リア指示を送信する手段と、各スレーブ装置に設定する
    アドレスを送信する手段とを備えたマスタ装置に対し
    て、 アドレス未割り付け状態時にアドレス割り付け要求信号
    を送出する手段と、前記アドレス割り付け要求信号を
    している間は、隣接するスレーブ装置との信号線路を
    断状態に制御する手段と、 マスタ装置から送信されてきたアドレスを設定する手段
    と、 マスタ装置から送信されてきたアドレスクリア指示によ
    り前記アドレス設定手段のアドレスをクリアする手段
    を備え、 前記マスタ装置に接続されたスレーブ装置の少なくとも
    1つがアドレス未割り付け状態となった場合に、該スレ
    ーブ装置内のアドレス設定装置からのアドレス割り付け
    要求信号を受信したマスタ装置が送信するアドレスクリ
    ア指示と、それに続くアドレスを受信することで、スレ
    ーブ装置のアドレスを再設定する ことを特徴とするアド
    レス設定装置。
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