JP3081417B2 - スイッチング電源 - Google Patents
スイッチング電源Info
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Description
るスイッチング式直流安定化電源装置に関するものであ
る。
源の構成を示す。従来の交流入力のスイッチング電源の
構成は、商用交流電源1、全波整流器2と、それを構成
するダイオ−ド3、4、5、6、平滑コンデンサ7、ト
ランス8と、その1次巻線9、2次巻線10、スイッチ
素子11、整流平滑回路12、負荷13、制御回路14
よりなる。この従来の交流入力のスイッチング電源の動
作は商用交流電源1の入力を全波整流器2で整流し、平
滑コンデンサ7で、リプルの少ない直流に平滑した後、
スイッチ素子11を入力商用交流周波数よ (2) り高い周波数で、オン、オフすることによって、トラン
ス8の1次巻線9に交流電圧が与えられ、その出力は、
トランス8の2次巻線10から整流平滑回路に与えられ
て整流平滑し、直流の出力電圧として負荷13に与えら
れる。ここで、制御回路14は、該、整流平滑回路12
の出力電圧を検出して、それが既定の電圧となるよう
に、スイッチ素子11をオン、オフする。以上のように
この構成は、商用交流電源1の入力を安定な直流電圧に
交換し、出力する機能を持っている。
の他の構成を示す。同図中、図7と同一構成部分には、
同一符号を付し、その説明を省略する。図1の構成と異
なる部分は、トランス8の3次巻線15、整流回路16
とそれを構成している第1のダイオ−ド17、と第2の
ダイオ−ド18である。この動作は、スイッチ素子11
が入力商用交流周波数より高い周波数で、オン、オフ
し、オフの期間に、トランス8の励磁エネルギ−を該ト
ランス8の3次巻線15から整流回路16を介して、平
滑コンデンサ7に蓄えておき、該平滑コンデンサ7の電
圧Vaをスイッチング電源の定電圧動作をするための最
低動作電圧よりも高く設定しておくと、入力電圧Vin
(2)が該平滑コンデンサ7の電圧Vaよりも高い期間に
は、全波整流器2を介して、入力電流がトランス8の1
次巻線9に流れ、また、この期間には、ダイオ−ド18
はオフしている。次に入力電圧Vin(2)が該平滑コンデ
ンサ7の電圧Vaよりも低くなると、全波整流器がオフ
して、代わりに該平滑コンデンサ7からダイオ−ド18
を介して、トランス8に電力を送り出す。このようにし
て、商用サイクルの全周期に渡って、定電圧動作が可能
になる。ここで、この従来の構成では、全波整流器2の
出力端子に平滑コンデンサ7は、直接、接続されていな
いので突入電流は無く、さらに、交流入力電圧Vin(2)
が平滑コンデンサ7の電圧Vaよりも高い期間に、既定
の入力電流が流れ、力率が高くなる。
には、以下のような問題点がある。図10は、従来の交
流入力スイッチング電源の構成(図7)の動作波形を示
す。同図(a)のVin(1)は、商用交流電源の電圧に対
する全波整流器2の出力電圧を示し、図(b)Iin(1)
は商用交流電源1からの入力電流の波形を示す。同図か
らわかるように、入力電流がサ−ジ状になり、力率が極
めて低いという問題がある。図11は、従来の交流入力
スイッチング電源の他の構成(図8)の動作波形を示
す。同図(a)中、Vin(2)は商用交流電源1の電圧に
対する全波整流器2の出力電圧を示し、図(b)Iin
(2)は、商用交流電源1からの入力電流の波形を示す。
またVaは、平滑コンデンサ7の電圧であり、図(c)
Iaは平滑コンデンサ7からダイオ−ド18を通ってト
ランス8に流れる電流波形である。同図からわかるよう
に、入力電流波形の外形は、ほゞ矩形波となっているの
で、全波整流器2の直前か直後に高周波リプル除去用の
ロ−パスフィルタを使用すれば、入力電流波形を概ね矩
形波にすることができ、従来の第1の構成に比べ、格段
に力率を高くすることができる。しかし、図11が示す
ように力率を高くするためには入力電流Iin(2)が流れ
る期間を長くする必要があり、このためには、平滑コン
デンサ7の電圧Vaを入力電圧Vin(2)のピ−ク値より
も、かなり低く設定する必要がある。そこで、該平滑コ
ンデンサ7の電圧が低いため、瞬断保持時間が短いとい
う問題がある。
で、1組のスイッチ素子と制御回路からなる簡単な構成
で、高力率で、瞬断保持時間の長い交流入力スイッチン
グ電源を提供することを目的とする。
された全波整流器の出力端子間にトランスの1次巻線と
スイ (4) ッチ素子の直列回路を接続し、該トランスの2次巻線に
整流平滑回路を介して負荷を接続し、また、その出力電
圧を検出して既定の電圧になるようにスイッチ素子を制
御する制御回路を有するスイッチング電源において、該
トランスの3次巻線を整流回路を介して平滑コンデンサ
に接続し、該平滑コンデンサの一方の端子をダイオ−ド
を介して該トランスの4次巻線の一方の端子に接続し、
該平滑コンデンサの他方の端子は該全波整流器の出力端
子のマイナス側に接続し、該トランスの4次巻線の他方
の端子は、該全波整流器の出力端子のプラス側に接続す
る。
る。本発明の構成は、商用交流電源19、全波整流器2
0、全波整流器20を構成している第1のダイオ−ド2
1、第2のダイオ−ド22、第3のダイオ−ド23、第
4のダイオ−ド24、整流回路25と、それを構成して
いる第5のダイオ−ド26、平滑コンデンサ27、第6
のダイオ−ド28、トランス29とその1次巻線30、
2次巻線31、3次巻線32、4次巻線33、スイッチ
素子34、整流平滑回路35と、それを構成している第
7のダイオ−ド36、第8のダイオ−ド37、インダク
タ38、コンデンサ39、負荷40、制御回路41より
なる。
作波形図であり、トランス29の各巻線の巻線を、それ
ぞれ1次巻線30が、N1、2次巻線31がN2、3次巻
線32がN3、4次巻線33がN4とし全波整流器20の
出力側の電圧をVin(3)、全波整流器20を介して流れ
る入力電流をIin(3)、b点の電圧、即ち、平滑コンデ
ンサ27の電圧をVb、平滑コンデンサ27からダイオ
−ド28を介して流れる電流をIbとする。またVcはV
c=Vb×N1/N1+N4で等出される電圧である。動作
は、スイッチ素子34が入力商用交流周波数より高い周
波数で、オン、オフし、オフの期間にトランス29の励
磁エネルギ−を該トランス29の3 (5) 次巻線32から整流回路25を介して平滑コンデンサ2
7に蓄えておき、該平滑コンデンサ27の電圧Vbを、
スイッチング電源の定電圧制御をするための最低動作電
圧よりも高く設定しておくと、入力電圧Vin(3)が、該
平滑コンデンサ27の電圧Vbと、トランス29の1次
巻線30の巻数N1と、4次巻線33の巻数N4とから算
出されるVc=Vb×N1/N1+N4の電圧よりも高くな
ると全波整流器20を介して既定の入力電流Iin(3)が
トランス29に流れ、また、この期間にはダイオ−ド28
は、オフしている。次に、入力電圧Vin(3)が前記Vcの
電圧よりも低くなると、全波整流器20がオフして代わ
りに該平滑コンデンサ27からダイオ−ド28を介して
該トランス29の4次巻線33に電流Ibが流れる。こ
のようにして商用サイクルの全周期に渡って定電圧動作
が可能となる。
流器20の出力端子に、平滑コンデンサ27は、直接、
接続されていないので、突入電流は無く、さらに、交流
入力電圧Vin(3)が、前記の平滑コンデンサ27の電圧
Vbと、トランス29の巻数から算出される電圧Vcより
も高い期間に、既定の電流が流れ、この電流波形の外形
は図9(b)のIin(3)に示すように、ほゞ矩形波とな
っているので、全波整流器20の直前か直後に高周波リ
プル除去用のロ−パスフィルタを使用すれば、入力電流
波形を概ね矩形波にすることができ力率を高くすること
ができる。ここで、本発明の実施例では力率を高くする
ためには従来の交流入力スイッチング電源の平滑コンデ
ンサ7の電圧Vaと同様に前記、算出電圧Vcを入力電圧
Vin(3)のピ−ク値よりも、かなり低くする必要があ
る。しかし、この実施例では、該Vcを低く設定しても
トランス29の1次巻線30の巻数N1と、4次巻線3
3の巻数N4の巻数比を変えることによって、平滑コン
デンサ27の電圧Vbは、任意に設定することが可能で
あり、該Vbを高く設定しておけば瞬断保持時間を充分
長くすることができる。
図1と同一構成部分には、同一符号を付し、その説明を
省略する。図1の構成と異なる部分は、平滑コンデンサ
27とダイオ−ド28の位置が逆になっており、それと
同時に整流回路25の出力端子が平滑コンデンサ27の
端子間に接続するようにしたものである。
回路42をダイオ−ド43、44及びインダクタ45で
構成した例を示すもので、この動作はスイッチ素子34
がオンの期間にトランス29からのエネルギ−をインダ
クタ45に蓄え、スイッチ素子34がオフの期間に該イ
ンダクタ45のエネルギ−を平滑コンデンサ27に送る
ようにしたものである。
比し、平滑コンデンサ27とダイオ−ド28の位置が逆
になっており、それと同時に整流回路器42の出力端子
が平滑コンデンサ27の端子間に接続するように構成し
たものである。
回路46をインダクタ47とダイオ−ド48、49によ
り構成した例を示すもので、スイッチ素子34がオンの
期間に、トランス29からのエネルギ−をインダクタ4
7に蓄え、スイッチ素子34がオフの期間に該インダク
タ47のエネルギ−を平滑コンデンサ27に送ってい
る。
に比し、平滑コンデンサ27とダイオ−ド28の位置が
逆になっており、それと同時に整流回路46の出力端子
が平滑コンデンサ2つの端子間に接続するようにしたも
のである。動作と効果は他の実施例と同等であるので省
略する。
ング電源に対し、簡単な構成で、力率を高くすることが
でき、さらに従来の交流入力スイッチング電源に比べる
と、力率を高くすると同時に平滑コンデンサ27の電圧
を任意に高く設定することが可能なので、瞬断保持時間
を長くすることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】交流電源に接続された全波整流器の出力端
子間にトランスの1次巻線とスイッチ素子の直列回路を
接続し、該トランスの2次巻線に整流平滑回路を接続
し、該整流平滑回路の出力端子間に接続された負荷に電
力を供給すると同時に、該整流平滑回路の出力電圧を検
出して既定の電圧になるように該スイッチ素子を制御す
る制御回路を有するスイッチング電源において該トラン
スの3次巻線を整流回路を介して平滑コンデンサを接続
し、該平滑コンデンサの一方の端子を、ダイオードを介
して、該トランスの4次巻線の一方の端子に接続し、該
平滑コンデンサの他方の端子は、該全波整流器の出力端
子のマイナス側に接続し、該トランスの4次巻線の他方
の端子は、該全波整流器の出力端子のプラス側に接続す
ることを特徴とするスイッチング電源。 - 【請求項2】交流電源に接続された全波整流器の出力端
子間にトランスの1次巻線とスイッチ素子の直列回路を
接続し、該トランスの2次巻線に整流平滑回路を接続
し、該整流平滑回路の出力端子間に接続された負荷に電
力を供給すると同時に該整流平滑回路の出力電圧を検出
して既定の電圧になるように該スイッチ素子を制御する
制御回路を有するスイッチング電源において該トランス
の3次巻線を整流回路を介して平滑コンデンサを接続
し、該平滑コンデンサの一方の端子を、該トランスの4
次巻線の一方の端子に接続し、該平滑コンデンサの他方
の端子は、ダイオードを介して該全波整流器の出力端子
のマイナス側に接続し、該トランスの4次巻線の他方の
端子は、該全波整流器20の出力端子のプラス側に接続
することを特徴とするスイッチング電源。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05188708A JP3081417B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | スイッチング電源 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05188708A JP3081417B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | スイッチング電源 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0723565A JPH0723565A (ja) | 1995-01-24 |
| JP3081417B2 true JP3081417B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=16228413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05188708A Expired - Lifetime JP3081417B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | スイッチング電源 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3081417B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP05188708A patent/JP3081417B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0723565A (ja) | 1995-01-24 |
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