JP3154761B2 - 画像再生装置及び画像記録装置 - Google Patents
画像再生装置及び画像記録装置Info
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- JP3154761B2 JP3154761B2 JP24589991A JP24589991A JP3154761B2 JP 3154761 B2 JP3154761 B2 JP 3154761B2 JP 24589991 A JP24589991 A JP 24589991A JP 24589991 A JP24589991 A JP 24589991A JP 3154761 B2 JP3154761 B2 JP 3154761B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mode
- recording
- image
- frames
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Digital Magnetic Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は二つの異なる記録再生モ
ードを有するディジタルVTR等の画像再生装置及び画
像記録装置に関する。
ードを有するディジタルVTR等の画像再生装置及び画
像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビジョンに比較して高精細な
画像が得られるHDTVの出現によって、従来フィルム
によって記録していた映画の制作をHDTVで行おうと
する試みがなされている。HDTVを用いることによっ
て、記録した後直ちに記録状態の確認ができまた編集や
特殊効果を簡単に低コストで行うことができる。
画像が得られるHDTVの出現によって、従来フィルム
によって記録していた映画の制作をHDTVで行おうと
する試みがなされている。HDTVを用いることによっ
て、記録した後直ちに記録状態の確認ができまた編集や
特殊効果を簡単に低コストで行うことができる。
【0003】しかし映画の1秒あたりのコマ数は24コ
マ、HDTVのコマ数は30コマと異なるために、HD
TVで制作した映画(30コマ)を上映する際には、専
用の変換(例えば2−3方式による変換)を行う装置を
用いて24コマに変換しなければなず、この変換におけ
る劣化が問題となっていた。
マ、HDTVのコマ数は30コマと異なるために、HD
TVで制作した映画(30コマ)を上映する際には、専
用の変換(例えば2−3方式による変換)を行う装置を
用いて24コマに変換しなければなず、この変換におけ
る劣化が問題となっていた。
【0004】この問題に対して、特開平2−89478
号公報に開示されているように、ヘッドドラムの回転数
およびテープの送り速度をHDTVを記録再生するとき
の24/30として毎秒24コマの映画の信号を記録再
生できるようにした画像記録再生装置が考案されてい
る。この画像記録再生装置は、従来のハイビジョン用の
VTRに、24コマで記録再生する映画モードを加え、
もともと30コマで動作するハイビジョン用のVTRを
24コマの映画モードで動作させて、24コマで映画を
制作することにより、画質を劣化させるコマ数の変換を
不要とするという考え方に基づくものである。
号公報に開示されているように、ヘッドドラムの回転数
およびテープの送り速度をHDTVを記録再生するとき
の24/30として毎秒24コマの映画の信号を記録再
生できるようにした画像記録再生装置が考案されてい
る。この画像記録再生装置は、従来のハイビジョン用の
VTRに、24コマで記録再生する映画モードを加え、
もともと30コマで動作するハイビジョン用のVTRを
24コマの映画モードで動作させて、24コマで映画を
制作することにより、画質を劣化させるコマ数の変換を
不要とするという考え方に基づくものである。
【0005】しかしながら、映画を制作する場合には、
カメラやVTR以外に編集器やイフェクトスイッチャー
などの機材が必要である。上記のような考え方による
と、これらの機材全てについて24コマで動作するもの
を用意しなければならず、コストがかさむという問題が
あった。
カメラやVTR以外に編集器やイフェクトスイッチャー
などの機材が必要である。上記のような考え方による
と、これらの機材全てについて24コマで動作するもの
を用意しなければならず、コストがかさむという問題が
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、HDTV
を映画の制作に利用する際に、記録機器としてのVTR
を毎秒24コマで記録できるようにした従来の画像記録
再生装置では、編集や特殊効果を与える機器についても
24コマで動作する特殊なものが必要となり設備投資が
多額となってしまうという問題があった。
を映画の制作に利用する際に、記録機器としてのVTR
を毎秒24コマで記録できるようにした従来の画像記録
再生装置では、編集や特殊効果を与える機器についても
24コマで動作する特殊なものが必要となり設備投資が
多額となってしまうという問題があった。
【0007】本発明は以上の点を鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、30コマで記録した画像
を24コマで再生でき、24コマで記録した画像を30
コマで再生でき、映画制作に必要な編集や特殊効果を与
える機材については従来の30コマの機材をそのまま使
用できるようにした画像再生装置及び画像記録装置を提
供することにある。
で、その目的とするところは、30コマで記録した画像
を24コマで再生でき、24コマで記録した画像を30
コマで再生でき、映画制作に必要な編集や特殊効果を与
える機材については従来の30コマの機材をそのまま使
用できるようにした画像再生装置及び画像記録装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像再生装
置及び画像記録装置は、一画面あたりの情報量が同一な
n画面/秒の画像情報とm画面/秒の画像情報と(n,
mは整数)をそれぞれ再生、記録することが可能な第1
のモードと第2のモードとを有する。そして、画像再生
装置は、第1のモードと第2のモードのうちいずれかを
選択するモード選択部と、記録媒体に記録された画像情
報の再生を選択されたモードで行う再生部とを備えてお
り、第2のモードが選択され、かつ、再生しようとする
記録媒体に第1のモードに対応する時間情報が画像情報
と共に記録されている場合に、この記録媒体に記録され
ている時間情報を第2のモードに対応る時間情報に変更
し、変更された時間情報に従って、再生部における再生
を行うことを特徴とする。一方、画像記録装置は、第1
のモードと第2のモードのうちいずれかを選択するモー
ド選択部と、選択されたモードで記録媒体への画像情報
の記録を行う記録部と、記録媒体に画像情報と共に記録
される時間情報が対応すべきモードが前記の選択された
モードと異なる場合に、モードの変換を指示する指示部
とを備えており、記録部では、この指示部からの指示を
受けて、前記の選択されたモードに対応する時間情報を
もう一方のモードに対応する時間情報に変更し、変更さ
れた時間情報を画像情報と共に記録することを特徴とす
るものである。
置及び画像記録装置は、一画面あたりの情報量が同一な
n画面/秒の画像情報とm画面/秒の画像情報と(n,
mは整数)をそれぞれ再生、記録することが可能な第1
のモードと第2のモードとを有する。そして、画像再生
装置は、第1のモードと第2のモードのうちいずれかを
選択するモード選択部と、記録媒体に記録された画像情
報の再生を選択されたモードで行う再生部とを備えてお
り、第2のモードが選択され、かつ、再生しようとする
記録媒体に第1のモードに対応する時間情報が画像情報
と共に記録されている場合に、この記録媒体に記録され
ている時間情報を第2のモードに対応る時間情報に変更
し、変更された時間情報に従って、再生部における再生
を行うことを特徴とする。一方、画像記録装置は、第1
のモードと第2のモードのうちいずれかを選択するモー
ド選択部と、選択されたモードで記録媒体への画像情報
の記録を行う記録部と、記録媒体に画像情報と共に記録
される時間情報が対応すべきモードが前記の選択された
モードと異なる場合に、モードの変換を指示する指示部
とを備えており、記録部では、この指示部からの指示を
受けて、前記の選択されたモードに対応する時間情報を
もう一方のモードに対応する時間情報に変更し、変更さ
れた時間情報を画像情報と共に記録することを特徴とす
るものである。
【0009】
【作用】まず、上記の構成において例えば、nを映画の
コマ数と等しい24とし、mをHDTVのコマ数と等し
い30として説明する。本発明によれば、まず、モード
選択部で第2のモード(30コマ)を選択して再生を行
う場合、画像が30コマで記録された記録媒体に対して
はそのまま再生処理を行い、画像が24コマで記録され
た記録媒体に対しては、記録された24コマ用の時間情
報を30コマ用に変換して、この変換した時間の情報に
従って画像を再生することにより、24コマで記録され
た画像情報信号を30コマモードで再生することができ
る。そして、モード選択部で第2のモード(30コマ)
を選択して記録を行う場合、30コマモードに対応した
記録媒体を作成したければそのまま記録処理を行い、選
択したモードと異なる24コマモードに対応した記録媒
体を作成したければ、記録媒体に入力画像と共に記録す
ることになる時間情報を24コマ用のものに設定し直し
て、この新たに設定した時間情報を記録することによ
り、入力画像信号のコマ数に関わりなく画像が所望のモ
ードで記録された記録媒体を得ることができる。尚、上
述した第1のモード(24コマ)と第2のモード(30
コマ)とを全て入れ替えた動作も可能である。
コマ数と等しい24とし、mをHDTVのコマ数と等し
い30として説明する。本発明によれば、まず、モード
選択部で第2のモード(30コマ)を選択して再生を行
う場合、画像が30コマで記録された記録媒体に対して
はそのまま再生処理を行い、画像が24コマで記録され
た記録媒体に対しては、記録された24コマ用の時間情
報を30コマ用に変換して、この変換した時間の情報に
従って画像を再生することにより、24コマで記録され
た画像情報信号を30コマモードで再生することができ
る。そして、モード選択部で第2のモード(30コマ)
を選択して記録を行う場合、30コマモードに対応した
記録媒体を作成したければそのまま記録処理を行い、選
択したモードと異なる24コマモードに対応した記録媒
体を作成したければ、記録媒体に入力画像と共に記録す
ることになる時間情報を24コマ用のものに設定し直し
て、この新たに設定した時間情報を記録することによ
り、入力画像信号のコマ数に関わりなく画像が所望のモ
ードで記録された記録媒体を得ることができる。尚、上
述した第1のモード(24コマ)と第2のモード(30
コマ)とを全て入れ替えた動作も可能である。
【0010】映画制作の際にはこの画像記録再生装置を
用いて、24コマモードで記録を行い編集するときには
これを30コマモードで再生する。こうすることにより
従来からある30コマ用の編集装置や特殊効果装置の使
用が可能となる。編集が終了したテープは再び24コマ
モードで再生すれば画質を劣化させることなく効率的に
映画の制作を行うことができる。
用いて、24コマモードで記録を行い編集するときには
これを30コマモードで再生する。こうすることにより
従来からある30コマ用の編集装置や特殊効果装置の使
用が可能となる。編集が終了したテープは再び24コマ
モードで再生すれば画質を劣化させることなく効率的に
映画の制作を行うことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0012】図2はHDTVの1画面の画素数を示す図
である。カラー映像信号は輝度信号Yと色差信号Pr,
Pbのコンポネント信号であり、信号帯域は輝度信号は
色差信号の2倍となっている。図2は輝度信号の画素数
を示したものであり、色差信号の画素数はカッコに示し
たように水平方向のサンプル数が輝度信号の半分となっ
ている。1画面はテレビジョン信号の1フレームに相当
し、水平方向に2200サンプル、垂直方向に1125
ラインで構成されており、そのうち水平方向の1920
サンプル、垂直方向の1035ラインが有効画素となっ
ている。またコマ数は通常のHDTVでは1秒間に30
フレーム、映画の場合には24フレームのコマ数となっ
ている。有効画素以外の部分はブランキング情報であり
必ずしも記録する必要はない。
である。カラー映像信号は輝度信号Yと色差信号Pr,
Pbのコンポネント信号であり、信号帯域は輝度信号は
色差信号の2倍となっている。図2は輝度信号の画素数
を示したものであり、色差信号の画素数はカッコに示し
たように水平方向のサンプル数が輝度信号の半分となっ
ている。1画面はテレビジョン信号の1フレームに相当
し、水平方向に2200サンプル、垂直方向に1125
ラインで構成されており、そのうち水平方向の1920
サンプル、垂直方向の1035ラインが有効画素となっ
ている。またコマ数は通常のHDTVでは1秒間に30
フレーム、映画の場合には24フレームのコマ数となっ
ている。有効画素以外の部分はブランキング情報であり
必ずしも記録する必要はない。
【0013】図3はディジタルVTRのテープパターン
を示したものである。テープ301上には複数のセグメ
ント302-1〜10が記録される。それぞれのセグメント
は8本のトラック303-1〜8で構成されており10セ
グメントで1フレームが構成される。
を示したものである。テープ301上には複数のセグメ
ント302-1〜10が記録される。それぞれのセグメント
は8本のトラック303-1〜8で構成されており10セ
グメントで1フレームが構成される。
【0014】図4はヘッドドラムの構成を示す図であ
り、ヘッドドラム401上には180度対向して記録再
生ヘッド402が8個ずつ取り付けられており、半回転
で1セグメントを記録するように構成されている。
り、ヘッドドラム401上には180度対向して記録再
生ヘッド402が8個ずつ取り付けられており、半回転
で1セグメントを記録するように構成されている。
【0015】通常のHDTVである30フレームモード
で記録再生する場合にはこのヘッドドラム401は毎秒
150回転で回転し、映画の24フレームモードで記録
再生する場合には120回転で回転するようになってい
る。
で記録再生する場合にはこのヘッドドラム401は毎秒
150回転で回転し、映画の24フレームモードで記録
再生する場合には120回転で回転するようになってい
る。
【0016】また、テープ403の送り速度は24フレ
ームモードで記録再生する場合には30フレームモード
で記録再生する場合の4/5の速度にし、どちらのモー
ドでもテープ上のトラック形状が同一となるようにして
いる。
ームモードで記録再生する場合には30フレームモード
で記録再生する場合の4/5の速度にし、どちらのモー
ドでもテープ上のトラック形状が同一となるようにして
いる。
【0017】以上のように本実施例ではどちらのモード
でもテープ上のトラック形状、1画面あたりのデータ
数、1トラックあたりのデータ数、1画面を記録するト
ラック数を同一にしているので、24フレームモードで
記録したテープを30フレームモードで再生することも
その逆の可能になる。次に実際に映画を制作する場合に
代表的手順について簡単に説明する。
でもテープ上のトラック形状、1画面あたりのデータ
数、1トラックあたりのデータ数、1画面を記録するト
ラック数を同一にしているので、24フレームモードで
記録したテープを30フレームモードで再生することも
その逆の可能になる。次に実際に映画を制作する場合に
代表的手順について簡単に説明する。
【0018】図6は撮像対象を記録する構成を示してい
る。ビデオカメラ501、VTR502はともに24フ
レームモードで動作する。VTR502によって24フ
レームモードで動作する。VTR502によって24フ
レームモードで記録されたテープは編集を行うためにV
TR503にセットされる。また同様に他の24フレー
ムモードで記録済みのテープがVTR504にセットさ
れる。VTR503、504の出力信号はイフェクトス
イッチャ505の入力端子に接続され、特殊効果が与え
られ切り替えられた信号506は記録用のVTR507
の入力端子に接続され記録される。これらの機器503
から507の動作は編集器508によって制御される。
制御に必要なタイミング基準は各VTRから編集器に供
給されるタイムコード信号である。また、この編集シス
テムはすべて30フレームモードで動作するのでVTR
を除いた機器は従来のHDTV機器を使用することがで
きる。
る。ビデオカメラ501、VTR502はともに24フ
レームモードで動作する。VTR502によって24フ
レームモードで動作する。VTR502によって24フ
レームモードで記録されたテープは編集を行うためにV
TR503にセットされる。また同様に他の24フレー
ムモードで記録済みのテープがVTR504にセットさ
れる。VTR503、504の出力信号はイフェクトス
イッチャ505の入力端子に接続され、特殊効果が与え
られ切り替えられた信号506は記録用のVTR507
の入力端子に接続され記録される。これらの機器503
から507の動作は編集器508によって制御される。
制御に必要なタイミング基準は各VTRから編集器に供
給されるタイムコード信号である。また、この編集シス
テムはすべて30フレームモードで動作するのでVTR
を除いた機器は従来のHDTV機器を使用することがで
きる。
【0019】編集が終了したテープはVTR9で24フ
レームモードで再生され、そのままディスプレー10上
に映出されたり、キネレコ11によってフィルム上に焼
き付けられる。
レームモードで再生され、そのままディスプレー10上
に映出されたり、キネレコ11によってフィルム上に焼
き付けられる。
【0020】図6の映画制作手順によれば、VTR50
2、VTR509は24コマの記録再生機能を備えてい
れば良い。しかし、VTR503、VTR504は24
コマモードで記録されたテープを30コマモードで再生
する機能を有しなければならないし、VTR507は、
30コマモードで動作させながら24コマの情報を記録
する機能が必要である。
2、VTR509は24コマの記録再生機能を備えてい
れば良い。しかし、VTR503、VTR504は24
コマモードで記録されたテープを30コマモードで再生
する機能を有しなければならないし、VTR507は、
30コマモードで動作させながら24コマの情報を記録
する機能が必要である。
【0021】このような機能を可能にする本実施例のV
TRの構成について次に説明する。図1は本実施例に関
る画像記録再生装置(ディジタルVTR)の要部を示す
簡易ブロック図である。左半分が記録のための部分(記
録部101)、右半分が再生のための部分(再生部10
2)となっている。
TRの構成について次に説明する。図1は本実施例に関
る画像記録再生装置(ディジタルVTR)の要部を示す
簡易ブロック図である。左半分が記録のための部分(記
録部101)、右半分が再生のための部分(再生部10
2)となっている。
【0022】まず記録時の動作について説明する。記録
コンポーネント信号Y,Pb,PrはVTRの入力端子
1、2、3に接続される。それぞれの信号はA/Dコン
バータ4、5、6でディジタル信号に変換され、記録信
号処理回路7に入力される。記録信号処理回路7は図2
に示したビデオ信号の有効画素データを実施にテープ上
に記録する記録信号に変換するための回路である。つま
り、ここで、有効画素データは、オーディオデータ(図
では省略)や、制御データ発生器8で発生される制御デ
ータとともに誤り訂正のための誤り訂正符号化が施れ
さ、同期符号が付加され、8チャンネルのデータとなっ
た後変調されて記録アンプ9に供給される。制御データ
には記録モード(24コマであるか30コマであるか)
を示すモードデータ、フレーム番号、トラック番号、タ
イムコードなどが含まれている。記録アンプ(REC.AM
P.)9で電流増幅された8チャンネルの信号はヘッドド
ラム10上の16個のヘッド(図4の402)に180
度毎に切り替えて供給され、テープ11上に記録され
る。
コンポーネント信号Y,Pb,PrはVTRの入力端子
1、2、3に接続される。それぞれの信号はA/Dコン
バータ4、5、6でディジタル信号に変換され、記録信
号処理回路7に入力される。記録信号処理回路7は図2
に示したビデオ信号の有効画素データを実施にテープ上
に記録する記録信号に変換するための回路である。つま
り、ここで、有効画素データは、オーディオデータ(図
では省略)や、制御データ発生器8で発生される制御デ
ータとともに誤り訂正のための誤り訂正符号化が施れ
さ、同期符号が付加され、8チャンネルのデータとなっ
た後変調されて記録アンプ9に供給される。制御データ
には記録モード(24コマであるか30コマであるか)
を示すモードデータ、フレーム番号、トラック番号、タ
イムコードなどが含まれている。記録アンプ(REC.AM
P.)9で電流増幅された8チャンネルの信号はヘッドド
ラム10上の16個のヘッド(図4の402)に180
度毎に切り替えて供給され、テープ11上に記録され
る。
【0023】一方再生時は、ヘッドドラム10上の16
個のヘッドによってテープ11より読みとられた信号
が、180度毎に切り替えられた8チャンネルの信号と
してプリアンプ12に入力され、以後の信号処理に必要
なレベルまで増幅された後、再生信号処理回路13に供
給される。再生信号処理回路13では、電磁変換の過程
で受けた特性の変化を等化回路で補償した後2値データ
を検出し、時間軸誤差を補償した後記録時と逆の処理を
行い復調し、誤り訂正した後ブランキング情報を付加し
て、ビデオデータを得る。得られたビデオデータはD/
Aコンバータ14、15、16に出力されて、ディジタ
ルデータからアナログ信号に変換され、輝度信号Y、色
差信号Pr、PbがVTRの出力端子17、18、19
から出力される。次に、図1中時間に関する情報を担う
部分について説明する。
個のヘッドによってテープ11より読みとられた信号
が、180度毎に切り替えられた8チャンネルの信号と
してプリアンプ12に入力され、以後の信号処理に必要
なレベルまで増幅された後、再生信号処理回路13に供
給される。再生信号処理回路13では、電磁変換の過程
で受けた特性の変化を等化回路で補償した後2値データ
を検出し、時間軸誤差を補償した後記録時と逆の処理を
行い復調し、誤り訂正した後ブランキング情報を付加し
て、ビデオデータを得る。得られたビデオデータはD/
Aコンバータ14、15、16に出力されて、ディジタ
ルデータからアナログ信号に変換され、輝度信号Y、色
差信号Pr、PbがVTRの出力端子17、18、19
から出力される。次に、図1中時間に関する情報を担う
部分について説明する。
【0024】記録時のA/Dコンバータでのサンプリン
グクロックや記録信号処理回路7のタイミングパルス信
号は、記録タイミング回路(REC.TIMING)20から供給
される。記録タイミング回路20のタイミング基準は、
入力輝度信号Yからシンクセパレータ(SYNC.SEPA.)2
1によって抽出される同期信号である。また、再生時に
再生信号処理回路13に供給されるタイミングパルス信
号やD/Aコンバータの変換クロックは、再生タイミン
グ回路(P/B TIMING)22から供給される。再生タイミ
ング回路22のタイミング基準は、VTR外部から供給
される外部基準同期信号からシンクセパレータ(SYNC.S
EPA.)23によって抜き出されるものである。
グクロックや記録信号処理回路7のタイミングパルス信
号は、記録タイミング回路(REC.TIMING)20から供給
される。記録タイミング回路20のタイミング基準は、
入力輝度信号Yからシンクセパレータ(SYNC.SEPA.)2
1によって抽出される同期信号である。また、再生時に
再生信号処理回路13に供給されるタイミングパルス信
号やD/Aコンバータの変換クロックは、再生タイミン
グ回路(P/B TIMING)22から供給される。再生タイミ
ング回路22のタイミング基準は、VTR外部から供給
される外部基準同期信号からシンクセパレータ(SYNC.S
EPA.)23によって抜き出されるものである。
【0025】テープ上の位置を表すタイムコード信号
は、通常再生速度のみならず、早送りや巻き戻し時にも
読みとる必要があるため、テープ上の長手トラックにも
記録される。タイムコード発生器(TGG) 24は制御回路
34からの初期設定情報25を受けてタイムコード信号
を発生し、記録TCアンプ26に与える。記録TCアン
プ26はタイムコード信号を電流増幅し交流バイアスを
加えてタイムコードヘッド(TC HEAD) 27をドライブ
し、テープ11上にタイムコード信号を記録する。再生
時は、タイムコードヘッド27によってテープ11上か
ら読みとられた信号が、再生TCアンプ28によって増
幅されタイムコード処理回路(TCR) 29で処理されて、
タイムコード出力端子30から外部に出力される。テー
プが停止しているときにはタイムコードヘッド27から
の出力が得られないため、代わりにヘッドドラム10の
回転ヘッドによって読みとられた時間情報31を再生信
号処理回路13から得られるように構成されている。以
下に、本実施例装置の場合に応じた動作の流れを、図7
のフローチャートを参照しながら説明する。
は、通常再生速度のみならず、早送りや巻き戻し時にも
読みとる必要があるため、テープ上の長手トラックにも
記録される。タイムコード発生器(TGG) 24は制御回路
34からの初期設定情報25を受けてタイムコード信号
を発生し、記録TCアンプ26に与える。記録TCアン
プ26はタイムコード信号を電流増幅し交流バイアスを
加えてタイムコードヘッド(TC HEAD) 27をドライブ
し、テープ11上にタイムコード信号を記録する。再生
時は、タイムコードヘッド27によってテープ11上か
ら読みとられた信号が、再生TCアンプ28によって増
幅されタイムコード処理回路(TCR) 29で処理されて、
タイムコード出力端子30から外部に出力される。テー
プが停止しているときにはタイムコードヘッド27から
の出力が得られないため、代わりにヘッドドラム10の
回転ヘッドによって読みとられた時間情報31を再生信
号処理回路13から得られるように構成されている。以
下に、本実施例装置の場合に応じた動作の流れを、図7
のフローチャートを参照しながら説明する。
【0026】図6のVTR502のように24コマモー
ドで記録を行う場合(S2記録)は、VTRのオペレー
タはコントロールパネル(OCP) 32上の24コマモード
ボタン33を押す(S1 Yes)。このコントロールパネ
ル32と次の制御回路34とがモード選択部103を構
成する。制御回路34は24コマモードを表す制御信号
35を以下に記す必要な回路に供給する。この信号によ
り、まず、記録タイミング回路20で発生されるクロッ
クは標準のHDTVモード(74.25MHz)の4/
5の59.4MHzとなり、タイミングパルスの周期は
1.25倍となり(S3)、図2、図3に示したように
画像を処理することができる。そして、制御データ発生
器8は記録モード(ここでは24コマ)を示すモード信
号を発生する(S4)とともに、タイムコードを24フ
レームで一巡するコードにする(S4)。これらのモー
ド信号及びタイムコードは、上述したように記録信号処
理回路7を通してテープ上に記録される。同様に、テー
プ上の長手トラックに記録するタイムコードは、タイム
コード発生器24で切り替えられて24フレームで一巡
するコードとなる(S4)。以上の制御データ発生器8
とタイムコード発生器24が時間情報設定部104を構
成する。さらに、この制御回路34からのモード(ここ
では24コマ)を表す制御信号35がサーボ回路36に
与えられることにより、ドラムモータ37、キャプスタ
ンモータ38の回転速度が変化し、ドラムとキャプスタ
ンの回転速度は標準のHDTVモードの4/5になる。
即ち、ヘッドドラムの回転数及びテープの送り速度が4
/5になる。即ち、ヘッドドラムの回転数及びテープの
送り速度が4/5になる(S5)。あとは、このような
設定のもとで、上で説明した記録時の動作を行う(S
6)。
ドで記録を行う場合(S2記録)は、VTRのオペレー
タはコントロールパネル(OCP) 32上の24コマモード
ボタン33を押す(S1 Yes)。このコントロールパネ
ル32と次の制御回路34とがモード選択部103を構
成する。制御回路34は24コマモードを表す制御信号
35を以下に記す必要な回路に供給する。この信号によ
り、まず、記録タイミング回路20で発生されるクロッ
クは標準のHDTVモード(74.25MHz)の4/
5の59.4MHzとなり、タイミングパルスの周期は
1.25倍となり(S3)、図2、図3に示したように
画像を処理することができる。そして、制御データ発生
器8は記録モード(ここでは24コマ)を示すモード信
号を発生する(S4)とともに、タイムコードを24フ
レームで一巡するコードにする(S4)。これらのモー
ド信号及びタイムコードは、上述したように記録信号処
理回路7を通してテープ上に記録される。同様に、テー
プ上の長手トラックに記録するタイムコードは、タイム
コード発生器24で切り替えられて24フレームで一巡
するコードとなる(S4)。以上の制御データ発生器8
とタイムコード発生器24が時間情報設定部104を構
成する。さらに、この制御回路34からのモード(ここ
では24コマ)を表す制御信号35がサーボ回路36に
与えられることにより、ドラムモータ37、キャプスタ
ンモータ38の回転速度が変化し、ドラムとキャプスタ
ンの回転速度は標準のHDTVモードの4/5になる。
即ち、ヘッドドラムの回転数及びテープの送り速度が4
/5になる。即ち、ヘッドドラムの回転数及びテープの
送り速度が4/5になる(S5)。あとは、このような
設定のもとで、上で説明した記録時の動作を行う(S
6)。
【0027】図6のVTR503、504のように編集
の再生機として使用するとき(S10再生)には、VT
Rのオペレータはコントロールパネル32上の30コマ
モードボタン39(S7 Yes)と、変換ボタン40を押
す(S8 Yes)。変換ボタン40はこの場合のように2
4コマモードで記録されたテープを30コマモードで再
生する場合と、後で述べるように30コマモードで24
コマの信号を記録する場合に押す必要がある。
の再生機として使用するとき(S10再生)には、VT
Rのオペレータはコントロールパネル32上の30コマ
モードボタン39(S7 Yes)と、変換ボタン40を押
す(S8 Yes)。変換ボタン40はこの場合のように2
4コマモードで記録されたテープを30コマモードで再
生する場合と、後で述べるように30コマモードで24
コマの信号を記録する場合に押す必要がある。
【0028】変換ボタン40が押されると、変換モード
を示す信号41が以下に記す必要な回路に供給される。
24コマモードで記録された信号は、同じ時間に相当す
るテープの長さが30コマモードの4/5になっている
ため、24コマモードで記録したものをそのまま30コ
マモードで再生すると、時間表示が通常の1.25倍の
早さになってしまう。これでは、図6に示したように編
集装置等他の機器と組み合わせて動作させる場合に不都
合が生じる。そこで、この場合のタイムコード処理回路
29は、24フレームで一巡するように記録されたタイ
ムコードを30フレームで一巡するコードに変換して、
出力端子30から外部に出力し(S12)、あとは上で
説明した再生時の動作を行う(S13)ことにより、2
4コマモードで記録されたテープを30コマモードで再
生することができる。このタイムコード処理回路29が
時間情報変更部105を構成する。
を示す信号41が以下に記す必要な回路に供給される。
24コマモードで記録された信号は、同じ時間に相当す
るテープの長さが30コマモードの4/5になっている
ため、24コマモードで記録したものをそのまま30コ
マモードで再生すると、時間表示が通常の1.25倍の
早さになってしまう。これでは、図6に示したように編
集装置等他の機器と組み合わせて動作させる場合に不都
合が生じる。そこで、この場合のタイムコード処理回路
29は、24フレームで一巡するように記録されたタイ
ムコードを30フレームで一巡するコードに変換して、
出力端子30から外部に出力し(S12)、あとは上で
説明した再生時の動作を行う(S13)ことにより、2
4コマモードで記録されたテープを30コマモードで再
生することができる。このタイムコード処理回路29が
時間情報変更部105を構成する。
【0029】図6のVTR507のように編集の記録機
として動作させる場合(S10記録)も、上述した再生
機と同様、コントロールパネル上で30コマモードボタ
ン39(S7 Yes)と変換ボタン40をセットする(S
8 Yes)。変換モード信号41は記録のための部分のう
ち制御データ発生器8とタイムコード発生器24に供給
される。30コマモードで記録していても実際には24
コマモードのテープを制作する事が目的であるからテー
プ上の情報は24コマモードと同一の内容となっていな
ければならない。30コマモードのテープの内容と24
コマモードのテープの内容とで異なる点は、一つは記録
される制御データのうちの記録モードを示すモード信号
でありもう一つはタイムコード信号である。制御データ
発生器8は、変換モード信号41を受けて、24コマモ
ードであることを示すモード信号を記録信号処理回路7
に与える(S11)とともに、30フレームで一巡する
タイムコード情報を24フレームで一巡するコードに変
換して記録信号処理回路7に供給する(S12)。ま
た、タイムコード発生器24も同様に、24フレームで
一巡するコードに変換して(S12)、テープ11上の
長手トラックに記録する。これにより、30コマモード
で記録の動作を行い(S13)ながら出来上ったテープ
には24コマモードの信号が記録されていることにな
る。
として動作させる場合(S10記録)も、上述した再生
機と同様、コントロールパネル上で30コマモードボタ
ン39(S7 Yes)と変換ボタン40をセットする(S
8 Yes)。変換モード信号41は記録のための部分のう
ち制御データ発生器8とタイムコード発生器24に供給
される。30コマモードで記録していても実際には24
コマモードのテープを制作する事が目的であるからテー
プ上の情報は24コマモードと同一の内容となっていな
ければならない。30コマモードのテープの内容と24
コマモードのテープの内容とで異なる点は、一つは記録
される制御データのうちの記録モードを示すモード信号
でありもう一つはタイムコード信号である。制御データ
発生器8は、変換モード信号41を受けて、24コマモ
ードであることを示すモード信号を記録信号処理回路7
に与える(S11)とともに、30フレームで一巡する
タイムコード情報を24フレームで一巡するコードに変
換して記録信号処理回路7に供給する(S12)。ま
た、タイムコード発生器24も同様に、24フレームで
一巡するコードに変換して(S12)、テープ11上の
長手トラックに記録する。これにより、30コマモード
で記録の動作を行い(S13)ながら出来上ったテープ
には24コマモードの信号が記録されていることにな
る。
【0030】上記の機器504〜508が行う編集作業
は、24コマモードで記録したテープの単位時間あたり
の長さが30コマモードの4/5になっており、このテ
ープを30コマモードのヘッドドラムの回転数及びテー
プの送り速度で動かすので、24コマモードで編集を行
う場合の1.25倍の早さで行えることになる。このこ
とをわかりやすく示すため、長手トラック601上のタ
イムコードとビデオトラック602との関係を、タイム
コードが24コマのとき(a)とこれを30コマに変換
したとき(b)とを対応させて、図5に示しておく。
は、24コマモードで記録したテープの単位時間あたり
の長さが30コマモードの4/5になっており、このテ
ープを30コマモードのヘッドドラムの回転数及びテー
プの送り速度で動かすので、24コマモードで編集を行
う場合の1.25倍の早さで行えることになる。このこ
とをわかりやすく示すため、長手トラック601上のタ
イムコードとビデオトラック602との関係を、タイム
コードが24コマのとき(a)とこれを30コマに変換
したとき(b)とを対応させて、図5に示しておく。
【0031】図6のVTR509のように、24コマモ
ードの信号が記録されているテープを単に24コマモー
ドで再生する場合(S2再生)は、コントロールパネル
上のスイッチは、24コマモードボタン33がオン(S
1 Yes)、変換ボタン40はオフとする。すると、制御
回路34から24コマモードを表す制御信号35がサー
ボ回路36に与えられ、ドラムとキャプスタンの回路速
度が標準の30コマモードの4/5になる(S5)。
ードの信号が記録されているテープを単に24コマモー
ドで再生する場合(S2再生)は、コントロールパネル
上のスイッチは、24コマモードボタン33がオン(S
1 Yes)、変換ボタン40はオフとする。すると、制御
回路34から24コマモードを表す制御信号35がサー
ボ回路36に与えられ、ドラムとキャプスタンの回路速
度が標準の30コマモードの4/5になる(S5)。
【0032】また図6には示さなかったが、標準のHD
TV信号を記録再生する場合には言うまでもなく、30
コマモードボタン39をオン(S7 Yes)、変換ボタン
40はオフ(S8 No)として通常の使用(S9)が可能
である。
TV信号を記録再生する場合には言うまでもなく、30
コマモードボタン39をオン(S7 Yes)、変換ボタン
40はオフ(S8 No)として通常の使用(S9)が可能
である。
【0033】尚、上記の実施例では、VTR502で2
4コマモードで24コマの信号を記録し、VTR503
で30コマモードで24コマモードの信号を再生し、V
TR507で30コマモードで24コマの信号を記録
し、VTR509で24コマモードで24コマの信号を
再生する手順をとったが、これを例えば、VTR502
で24コマモードで30コマの信号を記録し、VTR5
03で30コマモードで30コマモードの信号を再生し
(標準)、VTR507で30コマモードで30コマの
信号を記録し(標準)、VTR509で24コマモード
で30コマの信号を再生する手順をとることもできる。
このような手順をとるときは、VTR502、509で
24コマモードボタン33、変換ボタンを共にオンにす
る。
4コマモードで24コマの信号を記録し、VTR503
で30コマモードで24コマモードの信号を再生し、V
TR507で30コマモードで24コマの信号を記録
し、VTR509で24コマモードで24コマの信号を
再生する手順をとったが、これを例えば、VTR502
で24コマモードで30コマの信号を記録し、VTR5
03で30コマモードで30コマモードの信号を再生し
(標準)、VTR507で30コマモードで30コマの
信号を記録し(標準)、VTR509で24コマモード
で30コマの信号を再生する手順をとることもできる。
このような手順をとるときは、VTR502、509で
24コマモードボタン33、変換ボタンを共にオンにす
る。
【0034】また、上記の実施例では、変換ボタンを手
動でオン/オフしていたが、テープに記録された記録モ
ードを示すモード信号を検知し、このモード信号が24
コマのときに30コマモードボタンが押されているなら
ば、自動的に変換モード信号41を出力する回路を設け
てもよい。
動でオン/オフしていたが、テープに記録された記録モ
ードを示すモード信号を検知し、このモード信号が24
コマのときに30コマモードボタンが押されているなら
ば、自動的に変換モード信号41を出力する回路を設け
てもよい。
【0035】本実施例では図2に示したような画素構成
の信号について説明したが他の画素構成の信号であって
も1画面あたりの情報量を同一にできる信号であれば差
し支えない。同様に、圧縮された信号であっても1画面
あたりの情報量が同一となるように1フレーム以下で完
結するような圧縮方式を用いたものならば適用が可能で
ある。また、ヘッドの構成、テープ上の記録トラックの
構成等についても他の実施態様が取り得ることは言うま
でもない。
の信号について説明したが他の画素構成の信号であって
も1画面あたりの情報量を同一にできる信号であれば差
し支えない。同様に、圧縮された信号であっても1画面
あたりの情報量が同一となるように1フレーム以下で完
結するような圧縮方式を用いたものならば適用が可能で
ある。また、ヘッドの構成、テープ上の記録トラックの
構成等についても他の実施態様が取り得ることは言うま
でもない。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、映
画制作をする場合に映画の24フレームモードで記録し
たテープをHDTVの30フレームモードで編集するこ
とができるので編集器やイフェクトスイッチャなどの機
器に24フレームの特殊なものを用意しなくとも従来の
機器を使用できるため経済的効果が大きい。また編集作
業が通常の1.25倍の早さで行えるという効果も有す
る。このように、高精細な映画制作に好適な画像再生装
置及び画像記録装置を実現できる等の実用上多大なる効
果が奏せられる。
画制作をする場合に映画の24フレームモードで記録し
たテープをHDTVの30フレームモードで編集するこ
とができるので編集器やイフェクトスイッチャなどの機
器に24フレームの特殊なものを用意しなくとも従来の
機器を使用できるため経済的効果が大きい。また編集作
業が通常の1.25倍の早さで行えるという効果も有す
る。このように、高精細な映画制作に好適な画像再生装
置及び画像記録装置を実現できる等の実用上多大なる効
果が奏せられる。
【図1】 本発明の一実施例に関る画像記録再生装置
(ディジタルVTR)の構成を示すブロック図。
(ディジタルVTR)の構成を示すブロック図。
【図2】 記録信号を説明するための図。
【図3】 テープ上のトラックを説明するための図。
【図4】 ヘッドドラムの説明図。
【図5】 タイムコードを24コマ用から30コマ用に
変換したときのテープとタイムコードとの関係を表す概
念図。
変換したときのテープとタイムコードとの関係を表す概
念図。
【図6】 映画制作のシステムを説明するための図。
【図7】 本実施例の装置の動作の流れを表すフローチ
ャート。
ャート。
1、2、3 入力端子 4、5、6 A/Dコン
バータ 7 記録信号処理回路 8 制御データ発生器 9 記録アンプ 10 ヘッドドラム 1
1 テープ 12 プリアンプ 13 再生信号処理回路 14、15、16 D/Aコンバータ 17、1
8、19 出力端子 20 記録タイミング回路 21、23 シンク
セパレータ 22 再生タイミング回路 24 タイムコード
発生器 25 初期設定情報 26 記録TCアンプ 27 タイムコードヘッド 28 再生TCアン
プ 29 タイムコード処理回路 30 タイムコー
ド出力端子 32 オペレータコントロールパネル 33 2
4コマモードボタン 34 制御回路 35 制御信号 36
サーボ回路 37 ドラムモータ 38 キャプスタンモータ 39 30コマモードボタン 40 変換ボタン 41 変換モード信号 101 記録部 102 再生部 103
モード選択部 104 時間情報設定部 105 時間情報変更
部 301 テープ(記録媒体) 302-1〜10 セ
グメント 303-1〜8 トラック 401 ヘッドドラム 402 記録再生ヘッド 403 テープ(記録媒体) 501、502、503、504、507、509 V
TR 505 スイッチャ 508 編集器 5
10 ディスプレー 511 キネレコ 601 ビデオトラック 602 長手トラック
バータ 7 記録信号処理回路 8 制御データ発生器 9 記録アンプ 10 ヘッドドラム 1
1 テープ 12 プリアンプ 13 再生信号処理回路 14、15、16 D/Aコンバータ 17、1
8、19 出力端子 20 記録タイミング回路 21、23 シンク
セパレータ 22 再生タイミング回路 24 タイムコード
発生器 25 初期設定情報 26 記録TCアンプ 27 タイムコードヘッド 28 再生TCアン
プ 29 タイムコード処理回路 30 タイムコー
ド出力端子 32 オペレータコントロールパネル 33 2
4コマモードボタン 34 制御回路 35 制御信号 36
サーボ回路 37 ドラムモータ 38 キャプスタンモータ 39 30コマモードボタン 40 変換ボタン 41 変換モード信号 101 記録部 102 再生部 103
モード選択部 104 時間情報設定部 105 時間情報変更
部 301 テープ(記録媒体) 302-1〜10 セ
グメント 303-1〜8 トラック 401 ヘッドドラム 402 記録再生ヘッド 403 テープ(記録媒体) 501、502、503、504、507、509 V
TR 505 スイッチャ 508 編集器 5
10 ディスプレー 511 キネレコ 601 ビデオトラック 602 長手トラック
Claims (2)
- 【請求項1】 記録媒体から再生する単位時間あたりの
画像情報の量が互いに異なる第1のモードと第2のモー
ドを有する画像再生装置であって、 前記第1のモードまたは前記第2のモードを選択するモ
ード選択手段と、 このモード選択手段で第2のモードが選択され、前記記
録媒体に前記第1のモードに対応する時間情報が画像情
報と共に記録されている場合に、この記録媒体に記録さ
れている時間情報を前記第2のモードに対応する時間情
報に変更し、変更された時間情報に従って、前記記録媒
体に記録されている画像情報を再生する再生手段とを具
備したことを特徴とする画像再生装置。 - 【請求項2】 記録媒体に記録する単位時間あたりの画
像情報の量が互いに異なる第1のモードと第2のモード
を有する画像記録装置であって、 前記第1のモードまたは前記第2のモードを選択するモ
ード選択手段と、 このモード選択手段により選択されたモードで前記記録
媒体への画像情報の記録を行う記録手段と、 前記記録媒体に画像情報と共に記録される時間情報が対
応すべきモードが前記モード選択手段で選択されたモー
ドと異なる場合に、モードの変換を指示する指示手段と
を具備し、 前記記録手段は、前記指示手段による指示を受けて、前
記モード選択手段で選択されたモードに対応する時間情
報をもう一方のモードに対応する時間情報に変更し、変
更された時間情報を画像情報と共に記録することを特徴
とする画像記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24589991A JP3154761B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 画像再生装置及び画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24589991A JP3154761B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 画像再生装置及び画像記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0591467A JPH0591467A (ja) | 1993-04-09 |
| JP3154761B2 true JP3154761B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=17140479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24589991A Expired - Fee Related JP3154761B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 画像再生装置及び画像記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3154761B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6033701A (en) * | 1994-12-06 | 2000-03-07 | Hirsch; Gerald Phillip | Hydraulic pressure sterilization and preservation of foodstuff and feedstuff |
| JP3551887B2 (ja) | 2000-04-03 | 2004-08-11 | 日本電気株式会社 | 動画像再生方法および装置 |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP24589991A patent/JP3154761B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0591467A (ja) | 1993-04-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |