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JP3171240B2 - 抵抗素子、それを用いた半導体装置およびこれらの製造方法 - Google Patents

抵抗素子、それを用いた半導体装置およびこれらの製造方法

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JP3171240B2
JP3171240B2 JP00480998A JP480998A JP3171240B2 JP 3171240 B2 JP3171240 B2 JP 3171240B2 JP 00480998 A JP00480998 A JP 00480998A JP 480998 A JP480998 A JP 480998A JP 3171240 B2 JP3171240 B2 JP 3171240B2
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resistance
wiring layer
low
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material film
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NEC Corp
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Publication date
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  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
  • Non-Adjustable Resistors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抵抗素子に関し、
特にフリップフロップ回路を用いたスタティック・ラン
ダム・アクセス・メモリ(以下、SRAMと記す)にお
いてMOSFETや薄膜トランジスタと共に用いられる
高抵抗負荷等の抵抗素子、およびそれを用いた半導体装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、図1にSRAMセルの回路図を示
す。このSRAMセルの回路は、トランスファトランジ
スタTa1、Ta2及びドライバトランジスタTd1、
Td2及び負荷素子R1、R2及びビット線BL1、B
L2及びワード線WL1、WL1’及び電源線Vcc及
び接地線Vssからなるフリップ・フロップ回路を構成
している。
【0003】一般に図1に示すSRAMは、マトリクス
状に複数個配置され、ワード線WLで行方向のセルが選
択され、ビット線BLで列方向のセルが選択され、その
交点に位置するセルの記憶情報が読み書きされるように
なっている。ここで、ワード線WL1、WL1’は、同
一のワード線ドライバ(不図示)につながって同一の信
号が供給される。
【0004】次に、ワード線WL1がHレベルになり、
図1に示すセルが選択され、このセルに記憶された情報
を読み出す場合の動作を説明する。いま交点D1がHレ
ベルで、交点D2がLレベルになっているとする。交点
D1がHレベルであると、ドライバトランジスタTd2
はONになり、抵抗R2に電流が流れて交点D2がLレ
ベルになる。これがドライバトランジスタTd1のゲー
トに入力され、トランジスタTd1はOFF状態になる
ので、抵抗R1には電流が流れず交点D1はHレベルに
なる。このようにフリップフロップ回路は第1の安定状
態になっている。
【0005】ワード線WL1がHレベルになっている
と、トランスファトランジスタTa1、Ta2はONに
なり、交点D1、D2のレベルがビット線BL1,BL
2にそれぞれ出力され、図示しないセンスアンプやドラ
イバアンプを通して外部に出力される。
【0006】近年、記憶容量がますます大規模化し、ビ
ット線BLは長くなる傾向にある。ビット線BLが長く
なると信号が伝搬する時間が長くなるだけでなく、配線
抵抗や寄生容量も増加するので読み書きに要する時間が
一層長くなってしまう。
【0007】図1に示した負荷素子R1、R2は、従来
Vcc配線の一部の直線部分に設けられていたが、ビッ
トラインBL1、BL2を短くして配線抵抗を低減する
目的や、調整しうる負荷抵抗値の幅を広げる目的等のた
めに、Vcc配線を屈曲させ、なおかつこの屈曲部に負
荷素子を設けることが求められている。
【0008】図16に、負荷素子を含むVcc配線部分
を示した。このように、Vccからシェアドコンタクト
SC1、SC2(それぞれD2、D1と接続してい
る。)に至る配線が屈曲しており、屈曲部分に負荷素子
R1、R2が形成されている。
【0009】このようなパターンの負荷素子R1、R2
の形成は、例えば特開平9−219494号公報に記載
されている方法を適用して行うことができる。
【0010】例えば、図17に示すVcc配線パターン
を高抵抗の半絶縁性ポリシリコン層11で形成した後、
図18に示すように負荷素子R1、R2となる部分をフ
ォトレジスト12(12a、12b)でマスクし、マス
クされていない部分にイオン注入して低抵抗化する。そ
うすると、マスクされた部分は高抵抗のまま残るので負
荷素子とし働き、低抵抗化された部分は通常の配線とし
て機能する。
【0011】しかし、図16に示されるような低抵抗部
分と高抵抗部分との境界が、配線に対して直交するよう
なパターンを形成しようとすると、目ずれが生じたとき
に、高抵抗部の長さが変化するために正確な抵抗値が得
られない問題があった。図18中の12aは正規の位置
のフォトレジストパターンを示し、12bは目ずれが生
じたときのフォトレジストパターンを示したものであ
る。フォトレジストパターン12aと12bによって半
絶縁性ポリシリコン層11の配線が覆われる長さを比較
すると明らかなように、負荷素子R2を形成する方のフ
ォトレジストパターンが右下側、右側および下側にずれ
ると負荷素子R2の抵抗値が低下し、左上側、左側およ
び上側にずれると抵抗が増加する。
【0012】また、抵抗が単に変動するばかりでなく、
このフリップ・フロップ回路のようにR1とR2が対に
なる場合には、一方の抵抗値が大きくなるような目ずれ
が起きたときは他方の抵抗値が小さくなるために、対に
なる抵抗同士のバランスが極めて悪くなる問題があっ
た。このため、メモリセルを構成するフリップフロップ
回路の対称性が悪くなり、第1の安定状態から第2の安
定状態への書き換えが難しくなったり、外乱で第2の安
定状態から第1の安定状態へ変わってしまうなどの問題
があった。
【0013】また、フリップフロップ回路では、負荷素
子R1またはR2のいずれか一方に必ず電流が流れる構
成になっている。この電流値は負荷素子R1、R2の抵
抗値で決まり、抵抗値が小さいほどフリップフロップ回
路に流れる電流は大きくなる。一つのSRAM当たりの
電流量のばらつきが小さくても、記憶容量が大きいとS
RAM全体の消費電流のばらつきは大きくなってしま
う。抵抗値がばらついても消費電流の製品規格を満たす
ようにするためには、抵抗値を予め大きく設定しておか
なければならない。しかし、負荷素子R1、R2を大き
くしすぎると、スタンバイ特性やα線に対するソフトエ
ラー率が悪くなり、さらに製造工程におけるマージンが
減少し、歩留まりや生産性が低下する問題があった。
【0014】このように、ビット線の長さを短くしつ
つ、抵抗値のばらつきを如何に少なくするかが重要な問
題となってきている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の問題点に鑑みてなされたものであり、製造工程に
おいて、多少のマスク目ずれが生じても安定した抵抗値
が得られる抵抗素子、それを用いた半導体装置、および
それらの製造方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、屈曲角θを持
つ屈曲部を有し、この屈曲部を含む領域に設けられた高
抵抗部と、低抵抗部とからなる配線層で形成された抵抗
素子において、前記低抵抗部と高抵抗部との境界が、前
記屈曲角θの2等分線に対して概ね平行の直線となって
いることを特徴とする抵抗素子に関する。
【0017】また、本発明は、屈曲角θの屈曲部を有
し、この屈曲部を含む領域に設けられた高抵抗部と、低
抵抗部とからなる配線層で形成された抵抗素子の製造方
法において、基板上に全面に低抵抗材料膜を形成する工
程と、後に形成される配線層の屈曲部を含む領域に開口
を有し、この開口が配線層パターン横切る線が、屈曲角
θの2等分線に対して概ね平行の直線になるマスクを形
成する工程と、このマスク開口から露出した前記低抵抗
材料膜をエッチングする工程と、引き続き全面に高抵抗
材料膜を形成する工程と、前記低抵抗材料膜および高抵
抗材料膜をパターニングして配線構造を形成する工程と
を有することを特徴とする抵抗素子の製造方法に関す
る。
【0018】また、本発明は、屈曲角θの屈曲部を有
し、この屈曲部を含む領域に設けられた高抵抗部と、低
抵抗部とからなる配線層で形成された抵抗素子の製造方
法において、基板上に全面に低抵抗材料膜を形成する工
程と、この低抵抗材料膜を形状加工して、配線層を形成
する工程と、この配線層の屈曲部を含む領域に開口を有
し、配線層パターン横切る線が、屈曲角θの2等分線に
対して概ね平行の直線になるマスクを形成する工程と、
このマスク開口から露出した前記低抵抗材料膜で形成さ
れた配線層をエッチングする工程と、この工程により、
除去された配線層を少なくとも覆うように高抵抗材料膜
を用いて配線層を形成する工程とを有することを特徴と
する抵抗素子の製造方法に関する。
【0019】また、本発明は、屈曲角θを持つ屈曲部を
有し、この屈曲部を含む領域に設けられた高抵抗部と、
低抵抗部とからなる配線層で形成された抵抗素子の製造
方法において、基板上に全面に高抵抗材料膜を形成する
工程と、後に形成される配線層の屈曲部を含む領域を覆
い、配線層パターンを横切る線が、屈曲角θの2等分線
に対して概ね平行の直線になるマスクを形成する工程
と、このマスクを用いて高抵抗材料膜を低抵抗化する工
程とを有することを特徴とする抵抗素子の製造方法に関
する。
【0020】また、本発明は、屈曲角θを持つ屈曲部を
有し、この屈曲部を含む領域に設けられた高抵抗部と、
低抵抗部とからなる配線層で形成された抵抗素子の製造
方法において、基板上に全面に高抵抗材料膜を形成する
工程と、この高抵抗材料膜を形状加工して、配線層を形
成する工程と、この配線層の屈曲部を含む領域を覆い、
配線層パターン横切る線が、屈曲角θの2等分線に対し
て概ね平行の直線になるマスクを形成する工程と、この
マスクを用いてマスクで覆われていない部分の高抵抗材
料膜を低抵抗化する工程とを有することを特徴とする抵
抗素子の製造方法に関する。
【0021】
【0022】
【発明の実施の形態】本発明では、図2に示すように、
配線20に高抵抗部21が屈曲部を含む領域に設けられ
ている。本発明において、屈曲部とは図2(a)のよう
に、必ずしも一回だけ曲がっている場合だけではなく、
図2(b)、(c)に示すように、2回以上曲がってい
てもよい。即ち、高抵抗部21が形成される領域内21
aで屈曲部が含まれていればよく、図2(a)〜(c)
で、高抵抗部21を挟む低抵抗部22aと22bが、図
3に示すように屈曲角θをなすように曲がっている場合
も含むものである。また、低抵抗部22a、22bは、
配線の都合上折れ曲がって配線されることがあるが、本
発明でいう屈曲角θは、高抵抗部が形成される領域21
aに直近する低抵抗部のなす角度をいう。
【0023】図4は、図2(a)に示した配線の高抵抗
部21と低抵抗部22a、22bおよび境界23の位置
関係を示す図である。本発明では、高抵抗部21の両側
に配置される低抵抗部22aと22bのなす屈曲角θの
2等分線25に対して、境界23が、概ね平行になるよ
うに配置されている。
【0024】本発明は図4に示すように、θが90°で
ある場合に、最も効果が大きいが、図5に示すようにθ
が鈍角である場合にも適用することが可能であり、同様
に低抵抗部22aと22bのなす屈曲角θの2等分線2
5に対して、境界23が、概ね平行になるように配置さ
れる。θが鋭角の場合にも同様に適用することが可能で
ある。
【0025】また、境界23と2等分線25は、なるべ
く平行になるように形成する。例えば±10°以内であ
れば通常の目的では許容することができるが、好ましく
は±5°以内である。
【0026】また、本発明において抵抗素子が形成され
る基板とは、抵抗素子が使用される用途によって適宜選
択されるものであり、本発明の抵抗素子が半導体装置に
用いられる場合は通常半導体基板であり、その半導体基
板にはFET、トランジスタ、その他の半導体素子、層
間絶縁膜等が形成されていてもよい。また、本発明は、
セラミック基板やプリント配線基板上に印刷形成される
抵抗素子にも適用することができる。
【0027】本発明の構成により、マスクパターンの目
ずれが生じた場合でも、抵抗値の変動を最小に抑えるこ
とができる。図2〜図5では、単独の抵抗素子を示した
が、2個の抵抗素子が対になる場合、または複数の抵抗
素子を並べて使用する場合等において、各抵抗素子間の
抵抗のばらつきを最小にすることができる。
【0028】本発明の抵抗素子が用いられる半導体装置
としては、2つの抵抗素子を対で用いるフリップ・フロ
ップ回路で構成されたSRAM、差動増幅器、抵抗の配
列を用いるD−A変換素子等に幅広く用いることができ
る。
【0029】
【実施例】[実施例1]本発明の抵抗素子を負荷として
用いたフリップ・フロップ回路で構成されたSRAMに
ついて、図6において、配線の屈曲に合わせたX1−X
2に沿った断面を展開した図を用いて説明する。
【0030】まず、図7(a)に示すように、半導体基
板1上に素子分離領域となるフィールド酸化膜2を20
0〜500nm形成する。
【0031】次に、図7(b)に示すようにゲート酸化
膜3となるシリコン酸化膜を3〜10nm形成し、続い
てトランジスタTd1のゲート電極4−1および配線4
−2となる例えばポリシリコン膜と高融点シリサイド膜
とを積層した膜を50〜300nm堆積する。続いて、
ポリシリコン膜と高融点シリサイド膜とを積層した膜を
リソグラフィー技術とエッチング技術を用いてゲート電
極4−1と配線4−2を形成する。その後、不純物イオ
ンを注入し、ソースやドレイン領域となる拡散層D1、
D2、S1を形成する。尚、D1、D2、S1は、図1
に示す点と対応している。
【0032】次に、図7(c)に示すように層間絶縁膜
5を形成し、リソグラフィー技術とエッチング技術を用
いてシェアドコンタクト6を開口する。これは、図1の
SC1に対応する。
【0033】次に、図8(d)に示すように電源線とな
る配線を形成するために、低抵抗材料膜として全面にP
またはAsがドープされたポリシリコン膜7を30〜1
00nm堆積する。PまたはAsのドープの方法は、C
VD法によってポリシリコン膜の成長時に同時にドープ
する方法であっても、ノンドープのポリシリコン膜を堆
積した後にイオン注入法によってドープする方法であっ
てもいずれでもよい。また、ポリシリコン膜7中のPま
たはAsの不純物濃度は1×1019〜1×1022atm
/cm3にする。続いて、ポリシリコン膜7を加工する
ためのマスクとしてマスク開口27を有するフォトレジ
スト8を形成する。
【0034】図12は、このフォトレジスト8の平面図
を示したものであり、さらに詳細には図13に示すよう
に、後の工程で形状が整えられて形成される配線20に
対して、開口27の端が交わる線26が、配線の屈曲角
θの2等分線25に対してなるべく平行になるようにマ
スクを形成する。ここでマスク開口の形状は、図12、
13で示した長方形である必要はなく、線26が2等分
線25に対して所望の角度を満たしていれば、どのよう
な多角形であってもよい。
【0035】次に、開口27から露出しているポリシリ
コン膜7をエッチングし、その後、フォトレジスト8を
除去して図8(e)までの構造を得る。
【0036】次に、図9(f)に示すように、高抵抗材
料膜として全面にポリシリコン膜またはSIPOS膜9
を20〜150nm堆積する。このSIPOS膜(半絶
縁性ポリシリコン膜、Semi-Insulating Polycrystallin
e Silicon)は、CVD法にてSiH4とN2Oとの混合
ガスを用いて形成することができる。その後、フォトレ
ジスト10を用いて、ポリシリコン膜7、7a、7b、
ポリシリコン膜またはSIPOS膜9を最終的な配線形
状に加工する。このときのフォトレジスト10の平面図
は、図14に示す通りであり、この図のように配線の屈
曲角が90°で、配線と開口の端が45°で交わる場合
には、フォトレジスト10に対する前記のフォトレジス
ト8の位置が、正規の相対位置である8aにあっても、
目ずれしたときの相対位置である8bにあっても、マス
ク開口によって区切られる配線の長さが同一であること
がわかる。即ち、得られる抵抗素子の抵抗値に変動がな
いことがわかる。
【0037】尚、屈曲角が90°でない場合であって
も、配線の屈曲角θの2等分線25に対してなるべく平
行になるようにマスクを形成することで、抵抗素子の変
動を最小限に抑えることができる。また、完全に平行で
なくとも例えば、平行から±10°以内であれば通常の
目的では許容することができるが、好ましくは±5°以
内である。
【0038】次に、図9(g)に示すように、フォトレ
ジスト10を除去して、本実施例のSRAMを完成す
る。
【0039】この実施例では、低抵抗部はポリシリコン
膜7a、7bとポリシリコン膜またはSIPOS膜9と
が積層されており、高抵抗部はポリシリコン膜またはS
IPOS膜9が単層となっている。
【0040】この実施例で、配線幅を0.25μm、高
抵抗部の長さを0.8μmとしたところ、約1011Ωの
抵抗素子が精度良く、ばらつきなく得られた。また、負
荷素子部分が屈曲しているためにSRAMのビットライ
ンの配線抵抗も問題とならず、さらに抵抗値のばらつき
を抑えることができるので、予め抵抗値を大きくしなく
ても消費電流の製品規格を満たすことができる。さら
に、スタンバイ特性やアルファ線によるソフトエラー率
も小さかった。
【0041】この実施例では、高抵抗部分と低抵抗部分
を先に形成した後に配線の形状を形成したが、先に低抵
抗材料膜で配線形状を形成しておき、それからフォトレ
ジストを用いて屈曲部の配線を除去し、除去された部分
に再度高抵抗材料膜を形成して高抵抗部と低抵抗部から
なる配線を形成してもよい。
【0042】[実施例2]本実施例では、実施例1と同
様に本発明の抵抗素子をSRAMに用いた場合をついて
説明する。図10及び図11は、製造工程を説明する図
であり、図6において、配線の屈曲に合わせたX1−X
2に沿った断面を展開した図である。
【0043】まず、図7(a)〜(c)に示すように実
施例1と同様に層間絶縁膜5まで形成した後、図10
(a)に示すように、高抵抗材料膜として全面にポリシ
リコン膜またはSIPOS膜11を30〜150nm堆
積する。続いて、イオン注入のマスクとしてフォトレジ
スト12を形成し、続いてPまたはAsのイオン注入を
ドーズ量1×1014〜1×1016atm/cm2で行
う。
【0044】次に、図10(b)に示すように、フォト
レジスト12を除去する。PまたはAsがイオン注入さ
れた部分であるポリシリコン膜またはSIPOS膜11
bは低抵抗部となり、PまたはAsがイオン注入されて
いない部分であるポリシリコン膜またはSIPOS膜1
1aは高抵抗部となる。
【0045】次に、図11(c)に示すように、ポリシ
リコン膜またはSIPOS膜11a、11bを配線形状
に加工するためのマスクとなるフォトレジスト13を形
成する。
【0046】次に、図11(d)に示すように、ポリシ
リコン膜またはSIPOS膜11a、11bをエッチン
グした後、フォトレジスト13を除去してSRAMを完
成する。
【0047】ここで形成されたイオン注入されていない
SIPOS膜11aとイオン注入されたSIPOS膜1
1bからなる配線パターンとフォトレジスト12の相対
位置関係を図15に示す。このように本実施例において
も、実施例1と同様にフォトレジスト12(12a、1
2b)の端が配線パターンと交わる線が、配線の屈曲角
θの2等分線に対してなるべく平行になるように形成さ
れている。このため、フォトレジスト12の正規の相対
位置である12aから目ずれが生じた場合の位置12b
にずれた場合でも、フォトレジストによって覆われる配
線長が同一であるので、抵抗素子の抵抗値に変動がな
く、また対になる抵抗素子間のばらつきも生じない。
【0048】尚、この場合も実施例1と同様に、屈曲角
が90°でない場合であっても、配線の屈曲角θの2等
分線25に対してなるべく平行になるようにマスクを形
成することで、抵抗素子の変動を最小限に抑えることが
できる。また、完全に平行でなくとも例えば、平行から
±10°以内であれば通常の目的では許容することがで
きるが、好ましくは±5°以内である。
【0049】このようにして得られた抵抗素子を備えた
SRAMは、実施例1と同様に優れた特性を示した。
【0050】この実施例では、ポリシリコン膜またはS
IPOS膜11にイオン注入した後に、エッチングして
配線形状を形成したが、先に配線形状を形成した後に、
低抵抗部となる個所の高抵抗材料膜をイオン注入により
低抵抗化してもよい。
【0051】実施例1、2では、SRAMの負荷素子と
して用いられる抵抗素子を例にとって説明したが、SR
AMに限定されるものではなく、配線幅、高抵抗部の長
さ等は、目的の抵抗値に応じて適宜定めることができ
る。
【0052】また、用いることができる材料も、抵抗素
子が使用される用途に合わせて適宜選択することが好ま
しく、実施例1では、低抵抗部を形成するための配線と
してドープしたポリシリコンを用いたが、他の用途で
は、例えばAl等の金属等のその他の導電性材料を用い
ることもできる。さらに、実施例2におけるイオン注入
量も目的に合わせて適宜調整することができる。
【0053】[実施例3](参考例) この実施例は、本発明のさらに異なる形態であり、図1
9(a)、(b)に示すように、配線20が屈曲し、高
抵抗部21を挟む低抵抗部22aと22bが平行になる
ように構成される。この場合、高抵抗部21と低抵抗部
22a、22bとの境界23が、配線20に対して図示
したように直角になるように形成されていても、斜めに
形成されていてもよい。
【0054】この配線構造の製造は、実施例1または2
に準じて行うことができる。その場合、マスク境界28
が配線20のパターンを横切る線が、図示したように直
角になっていても、斜めになっていてもいずれでもよ
い。
【0055】この実施例によれば、実施例1、2と同様
に狭い領域に、正確な抵抗値の抵抗素子を形成すること
ができる。
【0056】[実施例4]実施例1または2の製造方法
が適用されるSRAMの構造は、特に限定はされるもの
ではないが、その1例を図20から図24を用いてさら
に詳細に説明する。
【0057】図20は、このSRAM構造の一つのメモ
リセルを示す平面図であり、直線A1−A1’(この線
はビットコンタクトBC2の中心を通る。)と直線A2
−A2’(この線はビットコンタクトBC1の中心を通
る。)の間、および直線B1−B1’(この線はグラン
ドコンタクトGC1の中心を通る。)と直線B2−B
2’(この線はビットコンタクトGC2の中心を通
る。)の間で囲まれる長方形がメモリセル単位である。
そして、横方向にはこのメモリセル単位が多数個繰り返
されてセルが並び、上下縦方向では、隣接するセル同士
が反転対称形となるよう繰り返されてセルが並んでい
る。
【0058】図20において、電源線Vccおよびそれ
につながる負荷素子R1、R2を斜線で示し、接地線V
ssを太い実線で示し、記憶ノード拡散層D1、D2、
ソースS1、S2等の活性領域とフィールド酸化膜領域
を点線で示した。波線は隣接セルにつながっていること
を示す。
【0059】このSRAM構造では、ワード線WL1、
WL1’は、ビット線BL1、BL2に垂直な方向に2
本配置し、記憶ノード拡散層D1、D2はビット線BL
1、BL2に対し斜めに配置し、ワード線WL1、WL
1’とは垂直に交差するように途中からビット線BL
1、BL2と同一方向に配置する。また、ドライバトラ
ンジスタTd1、Td2は2本のワード線WL1とWL
1’との間にビット線BL1、BL2と斜めに配置す
る。すなわち、この構造のメモリセルは、トランスファ
トランジスタTa1、Ta2のチャネル方向とドライバ
トランジスタTd1、Td2のチャネル方向とが斜めに
配置され、ビット線とはドライバトランジスタのチャネ
ル方向が斜めに、トランスファトランジスタのチャネル
方向が平行に配置されている。また、ドライバトランジ
スタTd1、Td2及びトランスファトランジスタTa
1、Ta2のゲートはソース、ドレインの間に配置す
る。
【0060】次に図21〜図24を用いて下層側から説
明する。
【0061】図21には、活性領域、ゲート電極、グラ
ンドコンタクトGC1、GC2シェアドコンタクトSC
1、SC2、ビットコンタクトBC1、BC2のそれぞ
れのパターンを示す。活性領域はワード線WL1、WL
1’の間で斜め、例えば45度の角度で配置し、ワード
線WL1、WL1’と交差する部分は垂直に配置する。
ドライバトランジスタTd1、Td2のゲート電極は、
ワード線WL1とWL1’との間に斜め、例えば45度
の角度で活性領域と直交するように配置する。トランス
ファトランジスタTa1、Ta2のゲート電極は、ワー
ド線WL1、WL1’である。グランドコンタクトGC
1、GC2は、ドライバトランジスタTd1、Td2を
挟み記憶ノード拡散層D1、D2と反対側に配置する。
また、グランドコンタクトは、隣り合うセルと共通に使
用する。シェアドコンタクトSC1、SC2は、ドライ
バトランジスタTd1、Td2のゲート電極がそれぞれ
相対する記憶ノード拡散層D2、D1まで延在し、ゲー
ト電極と記憶ノード拡散層D1、D2の両方に接続する
ように配置する。ビットコンタクトBC1、BC2は、
ワード線WL1、WL1’を挟み記憶ノード拡散層D
l、D2と反対側に配置する。
【0062】図22には、接地線Vssのパターンを示
す。なお、図22の接地線Vssは、1層目の配線であ
るゲートの上に2層目の配線として用いた場合のパター
ンである。従って、接地線Vssは、後工程で形成する
シェアドコンタクトSC1、SC2及びビットコンタク
トBC1、BC2から一定の距離を確保して配置する。
【0063】図23には、電源線Vcc及び負荷素子R
1、R2のパターンを示す。電源線Vccは、ワード線
と同一方向に、ビットコンタクトBC1、BC2から一
定の距離を確保して配置する。本発明では、負荷素子R
1、R2は、電源線VccとシェアドコンタクトSC
1、SC2とを結ぶ配線の屈曲部を高抵抗とすることで
構成される。製造方法は、実施例1または実施例2に示
した方法に準じて行うことができる。
【0064】また、本実施例では、高抵抗型SRAMに
おける説明を記載したが、TFT型SRAMにおいても
同様に形成できる。
【0065】図24には、ビット線BL1、BL2のパ
ターンを示す。ビット線BL1、BL2は、ワード線W
L1、WL1’と垂直方向に2本配置する。
【0066】この実施例のSRAM構造では、ドライバ
トランジスタTd1、Td2をワード線WL1、WL
1’に対し斜めに配置し、ドライバトランジスタTd
1、Td2のチャネル方向がトランスファトランジスタ
Ta1、Ta2のチャネル方向に対して斜めに配置し、
且つドライバトランジスタTd1、Td2およびトラン
スファトランジスタTa1、Ta2のゲートはソース、
ドレインに対して垂直に配置している。
【0067】従って、縦横比の小さいセルレイアウトが
実現し、ビット線の長さを短くできるのでビット線容量
が低減し、また、重ね合わせの際の目ズレが生じてもメ
モリセル内のトランジスタのアンバランスが起こらない
ので動作上メモリセルの安定性が優れており、さらに負
荷抵抗R1、R2の抵抗値の正確でアンバランスがない
ので、SRAMセルの最低動作電圧を減少させることが
できる。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、製造工程において、多
少のマスク目ずれが生じても抵抗値の変動がほとんどな
く、多数の抵抗素子を同時に製造する場合でも抵抗素子
間のばらつきが小さい抵抗素子が得られる。
【0069】また、この抵抗素子を用いたSRAMは、
負荷素子部分が屈曲しているためにSRAMのビットラ
インの配線抵抗も問題とならず、さらにスタンバイ特性
やアルファ線によるソフトエラー率も小さい。
【図面の簡単な説明】
【図1】SRAMの回路を示す図である。
【図2】本発明の抵抗素子の屈曲部を示す図である。
【図3】本発明の抵抗素子の屈曲部を示す図である。
【図4】本発明の抵抗素子における屈曲角θ、高抵抗
部、低抵抗部およびその境界の位置関係を説明する図で
ある。
【図5】本発明の抵抗素子における屈曲角θ、高抵抗
部、低抵抗部およびその境界の位置関係を説明する図で
ある。
【図6】実施例1および2で説明したSRAMの負荷素
子が形成される配線を示す図である。
【図7】実施例1の製造工程を説明する工程断面図であ
る。
【図8】図7に引き続き、実施例1の製造工程を説明す
る工程断面図である。
【図9】図7、図8に引き続き、実施例1の製造工程を
説明する工程断面図である。
【図10】実施例2の製造工程を説明する工程断面図で
ある。
【図11】図10に引き続き、実施例2の製造工程を説
明する工程断面図である。
【図12】実施例1で用いたフォトレジストマスクを示
す図である。
【図13】実施例1で用いたフォトレジストマスクと配
線の位置関係を示す図である。
【図14】実施例1で用いたフォトレジストマスクと配
線の位置関係を示す図である。
【図15】実施例2で用いたフォトレジストマスクと配
線の位置関係を示す図である。
【図16】従来のSRAMにおける負荷抵抗(高抵抗
部)と低抵抗部の位置関係を説明する図である。
【図17】SRAMにおける高抵抗の半絶縁性ポリシリ
コンで形成した配線パターンを示す図である。
【図18】従来のSRAMにおける高抵抗の半絶縁性ポ
リシリコンで形成した配線パターンと、イオン注入する
ためのマスクの位置関係を示す図である。
【図19】参考例の抵抗素子の形態を示す図である。
【図20】本発明の抵抗素子が適用されるSRAM構造
の1例を示す図である。
【図21】本発明の抵抗素子が適用されるSRAM構造
のレイアウトの部分図である。
【図22】本発明の抵抗素子が適用されるSRAM構造
のレイアウトの部分図である。
【図23】本発明の抵抗素子が適用されるSRAM構造
のレイアウトの部分図である。
【図24】本発明の抵抗素子が適用されるSRAM構造
のレイアウトの部分図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 フィールド酸化膜 3 ゲート酸化膜 4 ゲート電極 5 層間絶縁膜 6 シェアドコンタクト 7、7a、7b ポリシリコン膜 8 フォトレジスト 8a フォトレジストの正規の位置 8b フォトレジストの目ずれした場合の位置 9 ポリシリコン膜またはSIPOS膜 10 フォトレジスト 11 ポリシリコン膜またはSIPOS膜 12 フォトレジスト 12a フォトレジストの正規の位置 12b フォトレジストの目ずれした場合の位置 20 配線 21 高抵抗部 22、22a、22b 低抵抗部 23 高抵抗部と低抵抗部の境界 25 屈曲角θの2等分線 26 フォトレジスト開口の端が配線と交わる線 27 フォトレジスト開口 28 マスク境界
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 21/822 (56)参考文献 特開 昭59−172761(JP,A) 特開 平1−260849(JP,A) 特開 昭58−30151(JP,A) 特開 昭54−140488(JP,A) 特開 昭62−199046(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/04 H01C 7/00 H01C 13/00 H01C 17/06 H01L 21/265 H01L 21/822

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屈曲角θを持つ屈曲部を有し、この屈曲
    部を含む領域に設けられた高抵抗部と、低抵抗部とから
    なる配線層で形成された抵抗素子において、 前記低抵抗部と高抵抗部との境界が、前記屈曲角θの2
    等分線に対して概ね平行の直線となっていることを特徴
    とする抵抗素子。
  2. 【請求項2】 前記高抵抗部がポリシリコンまたは半絶
    縁性ポリシリコンで形成され、前記低抵抗部がドープさ
    れたポリシリコンで形成されている請求項1記載の抵抗
    素子。
  3. 【請求項3】 屈曲角θを持つ屈曲部を有し、この屈曲
    部を含む領域に設けられた高抵抗部と、低抵抗部とから
    なる配線層で形成された抵抗素子の製造方法において、 基板上に全面に低抵抗材料膜を形成する工程と、 後に形成される配線層の屈曲部を含む領域に開口を有
    し、この開口が配線層パターンを横切る線が、屈曲角θ
    の2等分線に対して概ね平行の直線になるマスクを形成
    する工程と、 このマスク開口から露出した前記低抵抗材料膜をエッチ
    ングする工程と、 引き続き全面に高抵抗材料膜を形成する工程と、 前記低抵抗材料膜および高抵抗材料膜をパターニングし
    て配線構造を形成する工程とを有することを特徴とする
    抵抗素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 屈曲角θを持つ屈曲部を有し、この屈曲
    部を含む領域に設けられた高抵抗部と、低抵抗部とから
    なる配線層で形成された抵抗素子の製造方法において、 基板上に全面に低抵抗材料膜を形成する工程と、 この低抵抗材料膜を形状加工して、配線層を形成する工
    程と、 この配線層の屈曲部を含む領域に開口を有し、配線層パ
    ターンを横切る線が、屈曲角θの2等分線に対して概ね
    平行の直線になるマスクを形成する工程と、 このマスク開口から露出した前記低抵抗材料膜で形成さ
    れた配線層をエッチングする工程と、 この工程により、除去された配線層を少なくとも覆うよ
    うに高抵抗材料膜を用いて配線層を形成する工程とを有
    することを特徴とする抵抗素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記高抵抗材料がポリシリコンまたは半
    絶縁性ポリシリコンであり、前記低抵抗材料がドープさ
    れたポリシリコンである請求項3または4記載の抵抗素
    子。
  6. 【請求項6】 屈曲角θを持つ屈曲部を有し、この屈曲
    部を含む領域に設けられた高抵抗部と、低抵抗部とから
    なる配線層で形成された抵抗素子の製造方法において、 基板上に全面に高抵抗材料膜を形成する工程と、 後に形成される配線層の屈曲部を含む領域を覆い、配線
    層パターンを横切る線が、屈曲角θの2等分線に対して
    概ね平行の直線になるマスクを形成する工程と、 このマスクを用いて高抵抗材料膜を低抵抗化する工程と
    を有することを特徴とする抵抗素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 屈曲角θを持つ屈曲部を有し、この屈曲
    部を含む領域に設けられた高抵抗部と、低抵抗部とから
    なる配線層で形成された抵抗素子の製造方法において、 基板上に全面に高抵抗材料膜を形成する工程と、 この高抵抗材料膜を形状加工して、配線層を形成する工
    程と、 この配線層の屈曲部を含む領域を覆い、配線層パターン
    を横切る線が、屈曲角θの2等分線に対して概ね平行の
    直線になるマスクを形成する工程と、 このマスクを用いてマスクで覆われていない部分の高抵
    抗材料膜を低抵抗化する工程とを有することを特徴とす
    る抵抗素子の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記高抵抗材料は、ポリシリコンまたは
    半絶縁性ポリシリコンであり、低抵抗化する工程がイオ
    ン注入によって行われることを特徴とする請求項6また
    は7記載の抵抗素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1または2記載の抵抗素子を備え
    た半導体装置。
  10. 【請求項10】 請求項3〜請求項8のいずれかに記載
    の抵抗素子の製造方法を一工程として含む半導体装置の
    製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項1または2記載の抵抗素子を負
    荷素子として用いたフリップ・フロップ回路を備えたS
    RAM。
  12. 【請求項12】 請求項3〜請求項8のいずれかに記載
    の抵抗素子の製造方法を一工程として含むフリップ・フ
    ロップ回路を備えたSRAMの製造方法。
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