JP3275002B2 - 電気通信システム - Google Patents
電気通信システムInfo
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- JP3275002B2 JP3275002B2 JP2001002481A JP2001002481A JP3275002B2 JP 3275002 B2 JP3275002 B2 JP 3275002B2 JP 2001002481 A JP2001002481 A JP 2001002481A JP 2001002481 A JP2001002481 A JP 2001002481A JP 3275002 B2 JP3275002 B2 JP 3275002B2
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- base station
- handset
- link
- multiplex
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/72—Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
- H04M1/725—Cordless telephones
- H04M1/733—Cordless telephones with a plurality of base stations connected to a plurality of lines
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J3/00—Time-division multiplex systems
- H04J3/02—Details
- H04J3/06—Synchronising arrangements
- H04J3/0602—Systems characterised by the synchronising information used
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J3/00—Time-division multiplex systems
- H04J3/02—Details
- H04J3/06—Synchronising arrangements
- H04J3/0635—Clock or time synchronisation in a network
- H04J3/0638—Clock or time synchronisation among nodes; Internode synchronisation
- H04J3/0652—Synchronisation among time division multiple access [TDMA] nodes, e.g. time triggered protocol [TTP]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/72—Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
- H04M1/725—Cordless telephones
- H04M1/72502—Cordless telephones with one base station connected to a single line
- H04M1/72505—Radio link set-up procedures
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L7/00—Arrangements for synchronising receiver with transmitter
- H04L7/04—Speed or phase control by synchronisation signals
- H04L7/041—Speed or phase control by synchronisation signals using special codes as synchronising signal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Amplifiers (AREA)
- Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
- Telephone Function (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
- Liquid Crystal Substances (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
- Bidirectional Digital Transmission (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【0001】
【発明分野】本発明は、電気通信システムに関し、特に
コードレス電話に適用される。本発明の諸側面はいわゆ
る「CT2」式コードレス電話システムに、また英国貿
易・工業仕様MPT1375に従うシステムに有用であ
る。MPT1375仕様の1989年5月版をここに引
用することで明細書中にその内容が含まれるものとされ
る。
コードレス電話に適用される。本発明の諸側面はいわゆ
る「CT2」式コードレス電話システムに、また英国貿
易・工業仕様MPT1375に従うシステムに有用であ
る。MPT1375仕様の1989年5月版をここに引
用することで明細書中にその内容が含まれるものとされ
る。
【0002】
【背景】コードレス電話システムにおいては、コードま
たは線により接続されないシステム部分間の両方向に通
信内容に対する信号、通常は音声を搬送する手段を与え
る必要がある。更に、システム部分の動作を制御するた
めの他の信号をそれらのシステム部分間で伝送させ、ま
たは通信内容とは別の他の制御メッセージを搬送するこ
とが通常必要である。幾つかの公知の無線電話システム
においては、2方向通信の要件はシステム部分間に2つ
の無線チャネルを設けることにより実現され、各々のチ
ャネルはそれぞれの一方向における通信に使用される。
本発明の一実施例においては、多重化信号構造が提供さ
れ、これは複数の論理チャネルが単一の信号通信チャネ
ルにわたる双方向の通信により支承されることを可能に
する。またこの実施例においては、異なる時点で異なる
多重化構造を用いることにより、コードレス通信リンク
の形成と使用の異なる段階におけるコードレス通信の論
理チャネル構造の差が許容される。従来の無線電話シス
テムにおいては、システム部分が互いに通信可能なよう
にリンクが設定されることを可能にする構成が提供され
なければならない。システム部分の1つが幾つかのルー
チンに同期化されるように動作しているとき、もし第2
の部分が同じルーチンにそれ自体同期化されてない場合
はこの部分が第1部分とリンクを確立することは困難で
ある。本発明の一実施例においては、システム部分の1
方が同期状態にあるときでも、2つのシステム部分間の
リンクの非同期な開始を可能にする構成が提供される。
たは線により接続されないシステム部分間の両方向に通
信内容に対する信号、通常は音声を搬送する手段を与え
る必要がある。更に、システム部分の動作を制御するた
めの他の信号をそれらのシステム部分間で伝送させ、ま
たは通信内容とは別の他の制御メッセージを搬送するこ
とが通常必要である。幾つかの公知の無線電話システム
においては、2方向通信の要件はシステム部分間に2つ
の無線チャネルを設けることにより実現され、各々のチ
ャネルはそれぞれの一方向における通信に使用される。
本発明の一実施例においては、多重化信号構造が提供さ
れ、これは複数の論理チャネルが単一の信号通信チャネ
ルにわたる双方向の通信により支承されることを可能に
する。またこの実施例においては、異なる時点で異なる
多重化構造を用いることにより、コードレス通信リンク
の形成と使用の異なる段階におけるコードレス通信の論
理チャネル構造の差が許容される。従来の無線電話シス
テムにおいては、システム部分が互いに通信可能なよう
にリンクが設定されることを可能にする構成が提供され
なければならない。システム部分の1つが幾つかのルー
チンに同期化されるように動作しているとき、もし第2
の部分が同じルーチンにそれ自体同期化されてない場合
はこの部分が第1部分とリンクを確立することは困難で
ある。本発明の一実施例においては、システム部分の1
方が同期状態にあるときでも、2つのシステム部分間の
リンクの非同期な開始を可能にする構成が提供される。
【0003】無線電気通信システムにおいては、有用な
信号を搬送する無線リンクの能力は妨害物による干渉や
透過などの外部因子に従って変化を受け易い。従って、
エラー検出および補正のために伝送信号を符号化した
り、および/またはリンクの品質が許容値以下になった
ときはリンクの品質をモニタして恐らくは異なる無線チ
ャネル上でのリンクの破壊および再構成などの修復ステ
ップを可能にできると都合がよい。本発明の一実施例に
おいては、2つの論理チャネルが多重化され、一方の論
理チャネルの信号が符号化されてエラー検出を可能に
し、更にこの論理チャネルにおける検出エラーがモニタ
され、他方のチャネルがエラーを受ける程度の測度とし
て使用される。
信号を搬送する無線リンクの能力は妨害物による干渉や
透過などの外部因子に従って変化を受け易い。従って、
エラー検出および補正のために伝送信号を符号化した
り、および/またはリンクの品質が許容値以下になった
ときはリンクの品質をモニタして恐らくは異なる無線チ
ャネル上でのリンクの破壊および再構成などの修復ステ
ップを可能にできると都合がよい。本発明の一実施例に
おいては、2つの論理チャネルが多重化され、一方の論
理チャネルの信号が符号化されてエラー検出を可能に
し、更にこの論理チャネルにおける検出エラーがモニタ
され、他方のチャネルがエラーを受ける程度の測度とし
て使用される。
【0004】無線電気通信システムにおいては、システ
ム内で通信できる多数の通信装置が通常設けられ、それ
らの幾つかはより複数であり、他のものよりも大きな通
信機能を有している。2つの装置が互いに通信するため
には、それらはそれらの能力内で通信しなければならな
い。従って、比較的複雑な装置が複雑でない装置と通信
するときは、それらは複雑でない装置の能力内で通信し
なければならない。しかしながら、複雑な装置が異なる
方法で通信できる他の複雑な装置と通信しているときに
この複雑な装置を上記の特定の方法で通信させることは
効率的ではない。本発明の一実施例においては、装置
は、両装置の能力内にある通信手段を採用するようにコ
ードレス電気通信リンクの形成時に動作(「交渉」動作
と呼ばれることが多い。)を行う。
ム内で通信できる多数の通信装置が通常設けられ、それ
らの幾つかはより複数であり、他のものよりも大きな通
信機能を有している。2つの装置が互いに通信するため
には、それらはそれらの能力内で通信しなければならな
い。従って、比較的複雑な装置が複雑でない装置と通信
するときは、それらは複雑でない装置の能力内で通信し
なければならない。しかしながら、複雑な装置が異なる
方法で通信できる他の複雑な装置と通信しているときに
この複雑な装置を上記の特定の方法で通信させることは
効率的ではない。本発明の一実施例においては、装置
は、両装置の能力内にある通信手段を採用するようにコ
ードレス電気通信リンクの形成時に動作(「交渉」動作
と呼ばれることが多い。)を行う。
【0005】2台の装置がコードレス電気通信リンクに
わたって通信しているときは、これらの装置の動作は互
いに同期化される必要があり、これは他方の装置により
送出された信号の特定の一部を認識する一方の装置によ
りなされ、この信号部分は所定のタイミングを有してい
る。この場合、受信部分が同期に対して認識されるべき
部分として送出信号の異なる部分を不正確に認識する場
合は不正確な同期が生じ得る。本発明の一実施例におい
ては、同期化に使用される部分が同期部分を含まない信
号の他の部分と低い相関を有するようにデータ構造を有
する信号が送出される。更に、この実施例においては、
上記同期部分はそれ自体の時間シフトしたものに対して
低い相関を有する。好適には、同期化に使用される信号
部分は装置間で両方向に送出され、また同期化に使用さ
れ、一方向に送出される信号部分は同期化に使用され、
他の方向に送出される信号部分に対して低い相関を有す
るように構成される。コードレス通信リンクを通して通
信可能な複数の装置が同一領域内に存在し、そのうちの
幾つかが通信チャネルを走査して通信リンクの設定を求
める他の装置を検出しているとき、2台の装置がチャネ
ル上の通信リンクに対して同じ要求を検出し、共に同時
にその要求に応じるという可能性がある。この場合に生
じたチャネル上の干渉により通信リンクを確立する装置
は何も得られない。もし、通信リンクの要求に対してチ
ャネルを走査する際の2台の装置の引き続く動作が同じ
場合は、このような同時的な応答と干渉は通信要求の引
き続く検出と共に発生し易くなる。本発明の一実施例に
おいては、同時的な応答と干渉の引き続く反復の可能性
を低減させるように、上記のような同時的な応答と干渉
を追随する、互いに異なる挙動を有するように幾つかの
装置が配置される。
わたって通信しているときは、これらの装置の動作は互
いに同期化される必要があり、これは他方の装置により
送出された信号の特定の一部を認識する一方の装置によ
りなされ、この信号部分は所定のタイミングを有してい
る。この場合、受信部分が同期に対して認識されるべき
部分として送出信号の異なる部分を不正確に認識する場
合は不正確な同期が生じ得る。本発明の一実施例におい
ては、同期化に使用される部分が同期部分を含まない信
号の他の部分と低い相関を有するようにデータ構造を有
する信号が送出される。更に、この実施例においては、
上記同期部分はそれ自体の時間シフトしたものに対して
低い相関を有する。好適には、同期化に使用される信号
部分は装置間で両方向に送出され、また同期化に使用さ
れ、一方向に送出される信号部分は同期化に使用され、
他の方向に送出される信号部分に対して低い相関を有す
るように構成される。コードレス通信リンクを通して通
信可能な複数の装置が同一領域内に存在し、そのうちの
幾つかが通信チャネルを走査して通信リンクの設定を求
める他の装置を検出しているとき、2台の装置がチャネ
ル上の通信リンクに対して同じ要求を検出し、共に同時
にその要求に応じるという可能性がある。この場合に生
じたチャネル上の干渉により通信リンクを確立する装置
は何も得られない。もし、通信リンクの要求に対してチ
ャネルを走査する際の2台の装置の引き続く動作が同じ
場合は、このような同時的な応答と干渉は通信要求の引
き続く検出と共に発生し易くなる。本発明の一実施例に
おいては、同時的な応答と干渉の引き続く反復の可能性
を低減させるように、上記のような同時的な応答と干渉
を追随する、互いに異なる挙動を有するように幾つかの
装置が配置される。
【0006】コードレスリンクを通して互いに通信する
装置は「ハンドシェーク」信号を交換してリンクを通し
ての装置間の通信がなお満足に行われているかを確認す
る。これらの装置の1つがある期間内にハンドシェーク
信号を受信できないときは、リンクが破壊されていると
結論される。しかしながら、ハンドシェーク信号の受信
を停止している装置は、この装置がリンクは破壊されて
いると結論する期間の終了までそれらの信号をなお送出
しているのが普通である。これらのハンドシェーク信号
が他の装置により満足に受信されているときは、他の装
置は、第1の装置がハンドシェーク信号の送出を停止し
た後の他の期間までリンクの故障に注意することはな
い。従って、送信リンクが1方向でのみ故障した場合
は、装置は遅延され、通常は互いに同期化されることは
ない。本発明の実施例においては、装置がそのハンドシ
ェーク信号の最も新しい受信の第1期間内にハンドシェ
ーク信号を受信できないときは、装置よりリンクが失わ
れていると結論する。しばらくして、装置はハンドシェ
ーク信号を送出し続けるが、もし装置が最も新たなハン
ドシェーク信号から第2のより短かい期間内にハンドシ
ェーク信号を受けていないときは、装置は、それがハン
ドシェーク信号を受けてないことを示す信号を送出す
る。従って、リンクが一方向のみに破壊されたときは、
送信を受け続けている装置は、他の装置が送信の受信を
停止していることが迅速に通知され、そして装置の再確
立動作がより良好に行われる。
装置は「ハンドシェーク」信号を交換してリンクを通し
ての装置間の通信がなお満足に行われているかを確認す
る。これらの装置の1つがある期間内にハンドシェーク
信号を受信できないときは、リンクが破壊されていると
結論される。しかしながら、ハンドシェーク信号の受信
を停止している装置は、この装置がリンクは破壊されて
いると結論する期間の終了までそれらの信号をなお送出
しているのが普通である。これらのハンドシェーク信号
が他の装置により満足に受信されているときは、他の装
置は、第1の装置がハンドシェーク信号の送出を停止し
た後の他の期間までリンクの故障に注意することはな
い。従って、送信リンクが1方向でのみ故障した場合
は、装置は遅延され、通常は互いに同期化されることは
ない。本発明の実施例においては、装置がそのハンドシ
ェーク信号の最も新しい受信の第1期間内にハンドシェ
ーク信号を受信できないときは、装置よりリンクが失わ
れていると結論する。しばらくして、装置はハンドシェ
ーク信号を送出し続けるが、もし装置が最も新たなハン
ドシェーク信号から第2のより短かい期間内にハンドシ
ェーク信号を受けていないときは、装置は、それがハン
ドシェーク信号を受けてないことを示す信号を送出す
る。従って、リンクが一方向のみに破壊されたときは、
送信を受け続けている装置は、他の装置が送信の受信を
停止していることが迅速に通知され、そして装置の再確
立動作がより良好に行われる。
【0007】2台の装置が同期して互いに通信している
場合は、通信リンクの送信品質が損われていなくても、
情報の送出が同期の消失により劣化かれるようになる。
本発明の実施例においては、送出情報のあるものは符号
化されてエラー検出を可能にし、またこのデータにおけ
るエラーの検出が、装置間の同期が失われていることの
表示として使用できる。
場合は、通信リンクの送信品質が損われていなくても、
情報の送出が同期の消失により劣化かれるようになる。
本発明の実施例においては、送出情報のあるものは符号
化されてエラー検出を可能にし、またこのデータにおけ
るエラーの検出が、装置間の同期が失われていることの
表示として使用できる。
【0008】2台の装置が通信リンクを通して同期状態
で互いに通信しているときは、それらの一方は同期マス
タと呼ばれ、他方は同期スレーブと呼ばれ、この場合ス
レーブはマスタ動作にそれ自体同期することが要求され
る。リンクが得られないか、または他の理由のため装置
がリンクを破壊し、再確立することが要求される場合
は、もしスレーブ装置がマスタに同期づけられなくな
り、従ってマスタからのリンク再確立信号を検出できな
ければ、再確立は困難である。本発明の実施例において
は、リンク再確立が要求されるときは、再確立を実施す
る初期信号現示は常にスレーブ装置により送出される。
で互いに通信しているときは、それらの一方は同期マス
タと呼ばれ、他方は同期スレーブと呼ばれ、この場合ス
レーブはマスタ動作にそれ自体同期することが要求され
る。リンクが得られないか、または他の理由のため装置
がリンクを破壊し、再確立することが要求される場合
は、もしスレーブ装置がマスタに同期づけられなくな
り、従ってマスタからのリンク再確立信号を検出できな
ければ、再確立は困難である。本発明の実施例において
は、リンク再確立が要求されるときは、再確立を実施す
る初期信号現示は常にスレーブ装置により送出される。
【0009】リンク中の装置の1つが可搬もしくは移動
自在な場合は、このリンクはその装置の移動により破壊
される。このとき、同じ2台の装置の間でリンクを再確
立することは不可能である。装置の一方が通信路の端
末、例えば送受器であり、他方が単に中継局、例えば通
信ネットワークに結合されたベース局の場合、ユーザの
都合上同一の端末装置を使用して、但し恐らくは異なる
中継装置を使用してリンクを再確立すると好適である。
しかしながら、この場合は、一定の時刻にどの中継装置
の近くに端末装置があるかを通信回路網がモニタするこ
とは困難である。本発明の一実施例においては、端末装
置はリンク再確立における初期信号を送出し、またリン
クはこの送出信号を受ける中継装置を用いて再確立が可
能である。通常端末装置は移動装置、例えば携帯式電話
送受器である。
自在な場合は、このリンクはその装置の移動により破壊
される。このとき、同じ2台の装置の間でリンクを再確
立することは不可能である。装置の一方が通信路の端
末、例えば送受器であり、他方が単に中継局、例えば通
信ネットワークに結合されたベース局の場合、ユーザの
都合上同一の端末装置を使用して、但し恐らくは異なる
中継装置を使用してリンクを再確立すると好適である。
しかしながら、この場合は、一定の時刻にどの中継装置
の近くに端末装置があるかを通信回路網がモニタするこ
とは困難である。本発明の一実施例においては、端末装
置はリンク再確立における初期信号を送出し、またリン
クはこの送出信号を受ける中継装置を用いて再確立が可
能である。通常端末装置は移動装置、例えば携帯式電話
送受器である。
【0010】装置が交代式伝送バースト方式により通信
リンクを通して通信を行っているとき、2台の装置の送
信タイミングが適切でなく、またこれらの送信が正しく
交代する代りに一部重畳する場合通信故障が生じる。本
発明の一実施例においては、1つの装置が、他の装置か
らのバーストを受信した時間からバースト送出のための
タイミングを導出するようにしている。
リンクを通して通信を行っているとき、2台の装置の送
信タイミングが適切でなく、またこれらの送信が正しく
交代する代りに一部重畳する場合通信故障が生じる。本
発明の一実施例においては、1つの装置が、他の装置か
らのバーストを受信した時間からバースト送出のための
タイミングを導出するようにしている。
【0011】電気通信リンクを通して装置が通信すると
き、例えその時点で論理チャネル内に送信されるべき情
報がなくても、リンク保守のためにそのチャネルに属す
る信号を送信する必要がある。このような状況の下でそ
の論理チャネルにランダム信号を送られる場合、この信
号は通信リンクを通して送出されたある有意の信号に偶
然類似する場合があり、そのような場合は信号を受信す
る装置は正しく動作できなくなる。本発明の一実施例に
おいては、論理チャネルに対して特殊な信号構造が与え
られ、この構造はそのチャネルで有用な情報は有さない
が、受信装置の正しくない動作が受信によりもたらされ
る信号には類似しないように選択される。
き、例えその時点で論理チャネル内に送信されるべき情
報がなくても、リンク保守のためにそのチャネルに属す
る信号を送信する必要がある。このような状況の下でそ
の論理チャネルにランダム信号を送られる場合、この信
号は通信リンクを通して送出されたある有意の信号に偶
然類似する場合があり、そのような場合は信号を受信す
る装置は正しく動作できなくなる。本発明の一実施例に
おいては、論理チャネルに対して特殊な信号構造が与え
られ、この構造はそのチャネルで有用な情報は有さない
が、受信装置の正しくない動作が受信によりもたらされ
る信号には類似しないように選択される。
【0012】
【発明の概要】本発明の一側面によれば、電気通信シス
テムが提供され、このシステムにおいては、第1および
第2装置はディジタルデータを搬送する交互バーストに
おいて無線信号を交換することにより無線チャネルを通
して互いに同期時分割2方向通信を行うことができ、こ
れは、時分割2方向通信の間に、第1および第2装置の
1方からの前記バーストの送出が、第1および第2装置
の他方による次のバーストの送出が開始される前に完了
するようになされ、このシステムは、前記バーストにお
けるディジタルデータの第1および第2フォーマットが
前記時分割相互通信に使用され、前記フォーマットの両
者は装置識別符号や1方の装置から他方の装置への命令
などの信号現示データを搬送する第1論理通信チャネル
に対する情報を含み、第1の前記フォーマットは更に、
ディジタル的に符号化された音声などのデータを搬送
し、装置間で通信されるべきである第2論理通信チャネ
ルに対する情報を含み、更に第2の前記フォーマットは
更に、第1フォーマットには含まれず、前記装置がこれ
により他方の前記装置から受信されたバーストのタイミ
ングを決定することを可能にする同期パターンを含むこ
とを特徴とする。
テムが提供され、このシステムにおいては、第1および
第2装置はディジタルデータを搬送する交互バーストに
おいて無線信号を交換することにより無線チャネルを通
して互いに同期時分割2方向通信を行うことができ、こ
れは、時分割2方向通信の間に、第1および第2装置の
1方からの前記バーストの送出が、第1および第2装置
の他方による次のバーストの送出が開始される前に完了
するようになされ、このシステムは、前記バーストにお
けるディジタルデータの第1および第2フォーマットが
前記時分割相互通信に使用され、前記フォーマットの両
者は装置識別符号や1方の装置から他方の装置への命令
などの信号現示データを搬送する第1論理通信チャネル
に対する情報を含み、第1の前記フォーマットは更に、
ディジタル的に符号化された音声などのデータを搬送
し、装置間で通信されるべきである第2論理通信チャネ
ルに対する情報を含み、更に第2の前記フォーマットは
更に、第1フォーマットには含まれず、前記装置がこれ
により他方の前記装置から受信されたバーストのタイミ
ングを決定することを可能にする同期パターンを含むこ
とを特徴とする。
【0013】本発明の他の側面によれば、電気通信方法
が提供され、この方法においては第1および第2装置は
ディジタルデータを搬送する交互バーストにおける無線
信号を交換することにより無線チャネルを通して互いに
同期式時分割相互通信を行い、これは時分割相互通信の
間に第1および第2装置の1方からの前記バーストの送
信が、第1および第2装置の他方による次のバーストの
送信が開始される前に完了するように行われ、この方法
は、前記バーストにおけるディジタルデータの第1およ
び第2フォーマットが前記時分割相互通信に使用され、
前記フォーマットの両者は、装置識別符号や1方の装置
から他方の装置への命令などの信号現示データを搬送す
る第1論理通信チャネルに対する情報を含み、第1およ
び第2フォーマットは更に、ディジタル的に符号化され
た音声などのデータを搬送し、装置間で通信されるべき
第2論理通信チャネルに対する情報を含み、更に第2の
前記フォーマットは更に、第1フォーマットには含まれ
ず、前記装置がこれにより他方の前記装置から受信され
たバーストのタイミングを決定することを可能にする同
期パターンを含むことを特徴とする。
が提供され、この方法においては第1および第2装置は
ディジタルデータを搬送する交互バーストにおける無線
信号を交換することにより無線チャネルを通して互いに
同期式時分割相互通信を行い、これは時分割相互通信の
間に第1および第2装置の1方からの前記バーストの送
信が、第1および第2装置の他方による次のバーストの
送信が開始される前に完了するように行われ、この方法
は、前記バーストにおけるディジタルデータの第1およ
び第2フォーマットが前記時分割相互通信に使用され、
前記フォーマットの両者は、装置識別符号や1方の装置
から他方の装置への命令などの信号現示データを搬送す
る第1論理通信チャネルに対する情報を含み、第1およ
び第2フォーマットは更に、ディジタル的に符号化され
た音声などのデータを搬送し、装置間で通信されるべき
第2論理通信チャネルに対する情報を含み、更に第2の
前記フォーマットは更に、第1フォーマットには含まれ
ず、前記装置がこれにより他方の前記装置から受信され
たバーストのタイミングを決定することを可能にする同
期パターンを含むことを特徴とする。
【0014】好適には、前記第1フォーマットにおい
て、第1論理通信チャネルに対する情報は第2論理通信
チャネルに対する情報の前および後に送信される。好適
には、前記第1フォーマットにおいては、第1チャネル
に対する情報の、第2チャネルに対する情報の後に送出
されるのと同一数のビットが第2チャネルに対する情報
の前に送出される。好適には、第1論理通信チャネルに
対する情報は前記同期パターンの前および後に送出され
る。好適には、前記第2フォーマットにおいて、第1チ
ャネルに対する情報の、前記同期パターンの後に送出さ
れるのと、同一数のビットが前記同期パターンの前に送
出される。好適には、第1チャネルに対するより多くの
情報ビットが第1フォーマットのバーストより第2フォ
ーマットのバーストで送出される。好適には、第1また
は第2フォーマットのいずれかのバーストで第1チャネ
ルに対する情報ビット数が送出されるより第2チャネル
に対するより多くの情報ビットが第1フォーマットのバ
ーストで送出される。
て、第1論理通信チャネルに対する情報は第2論理通信
チャネルに対する情報の前および後に送信される。好適
には、前記第1フォーマットにおいては、第1チャネル
に対する情報の、第2チャネルに対する情報の後に送出
されるのと同一数のビットが第2チャネルに対する情報
の前に送出される。好適には、第1論理通信チャネルに
対する情報は前記同期パターンの前および後に送出され
る。好適には、前記第2フォーマットにおいて、第1チ
ャネルに対する情報の、前記同期パターンの後に送出さ
れるのと、同一数のビットが前記同期パターンの前に送
出される。好適には、第1チャネルに対するより多くの
情報ビットが第1フォーマットのバーストより第2フォ
ーマットのバーストで送出される。好適には、第1また
は第2フォーマットのいずれかのバーストで第1チャネ
ルに対する情報ビット数が送出されるより第2チャネル
に対するより多くの情報ビットが第1フォーマットのバ
ーストで送出される。
【0015】本発明の他の側面によれば、電気通信シス
テムが提供され、このシステムにおいては、第1および
第2の装置は、ディジタルデータを搬送する交互バース
トの形で無線信号を交換することにより無線チャネルを
通して互いに同期式時分割相互通信を行うことができ、
これは、時分割相互通信の間に第1および第2装置の一
方からの前記バーストの送出が、第1および第2装置の
他方による次のバーストの送出が開始される前に完了す
るようになされ、前記システムは、前記第2装置はま
た、装置識別符号などの信号現示データを搬送する、論
理通信チャネルに対するディジタルデータの1つ以上の
部分からなり、ディジタルデータの1つ以上の他の部分
を伴うバーストを非同期的に送信することができ、その
後第2装置はある期間送信を停止して、それが第1装置
からの応答を受信することを可能にし、ディジタルデー
タの各それぞれの前記部分または他の部分は複数回発生
するそれぞれのディジタルデータシーケンスからなり、
更にディジタルデータの各前記他の部分に対するディジ
タルデータシーケンスは同期パターンを与えて前記第1
装置がバーストのタイミングを、この装置がバーストを
受信したときに、決定することを可能にすることを特徴
とする。
テムが提供され、このシステムにおいては、第1および
第2の装置は、ディジタルデータを搬送する交互バース
トの形で無線信号を交換することにより無線チャネルを
通して互いに同期式時分割相互通信を行うことができ、
これは、時分割相互通信の間に第1および第2装置の一
方からの前記バーストの送出が、第1および第2装置の
他方による次のバーストの送出が開始される前に完了す
るようになされ、前記システムは、前記第2装置はま
た、装置識別符号などの信号現示データを搬送する、論
理通信チャネルに対するディジタルデータの1つ以上の
部分からなり、ディジタルデータの1つ以上の他の部分
を伴うバーストを非同期的に送信することができ、その
後第2装置はある期間送信を停止して、それが第1装置
からの応答を受信することを可能にし、ディジタルデー
タの各それぞれの前記部分または他の部分は複数回発生
するそれぞれのディジタルデータシーケンスからなり、
更にディジタルデータの各前記他の部分に対するディジ
タルデータシーケンスは同期パターンを与えて前記第1
装置がバーストのタイミングを、この装置がバーストを
受信したときに、決定することを可能にすることを特徴
とする。
【0016】本発明の他の側面によれば、電気通信の方
法が提供され、この方法においては、ディジタルデータ
を搬送する交互バーストの形で無線信号を交換すること
により第1および第2装置が無線チャネルを通して互い
に時分割相互通信を行い、これはこの時分割相互通信の
間に第1および第2装置の1方からの前記バーストの送
出が第1および第2装置の他方による次のバーストが開
始される前に完了するようになされ、またこの方法は、
前記第1および第2装置が時分割相互通信を行っていな
い時点で、装置識別符号などの信号現示データを搬送す
る論理通信チャネルに対するディジタルデータの1つ以
上の部分からなり、ディジタルデータの1つ以上の他の
部分を伴うバーストを非同期的に送出し、その後第2装
置はある期間送信を停止して該第2装置が第1装置から
の応答を受けることを可能にし、ディジタルデータの各
々それぞれの前記部分または他の部分は複数回発生する
それぞれのディジタルデータシーケンスからなり、更に
ディジタルデータの各々の前記他の部分に対するディジ
タルデータシーケンスは同期パターンを与えて、前記第
1装置がバーストのタイミングを、この装置がそのバー
ストを受信したとき決定することを可能にすることを特
徴とする。
法が提供され、この方法においては、ディジタルデータ
を搬送する交互バーストの形で無線信号を交換すること
により第1および第2装置が無線チャネルを通して互い
に時分割相互通信を行い、これはこの時分割相互通信の
間に第1および第2装置の1方からの前記バーストの送
出が第1および第2装置の他方による次のバーストが開
始される前に完了するようになされ、またこの方法は、
前記第1および第2装置が時分割相互通信を行っていな
い時点で、装置識別符号などの信号現示データを搬送す
る論理通信チャネルに対するディジタルデータの1つ以
上の部分からなり、ディジタルデータの1つ以上の他の
部分を伴うバーストを非同期的に送出し、その後第2装
置はある期間送信を停止して該第2装置が第1装置から
の応答を受けることを可能にし、ディジタルデータの各
々それぞれの前記部分または他の部分は複数回発生する
それぞれのディジタルデータシーケンスからなり、更に
ディジタルデータの各々の前記他の部分に対するディジ
タルデータシーケンスは同期パターンを与えて、前記第
1装置がバーストのタイミングを、この装置がそのバー
ストを受信したとき決定することを可能にすることを特
徴とする。
【0017】好適には、前記時分割相互通信において交
換される前記バーストは全て同じ長さの連続するバース
ト期間において交換され、バーストはバースト期間の異
なる時点で第1装置から第2装置に送信され、また第2
装置から第1装置に送信され、更に前記非同期的に送出
されたバーストにおけるディジタルデータの各々の前記
部分または他の部分は少なくとも前記バースト期間の長
さにわたって継続し、更に各々の前記ディジタルデータ
シーケンスは第1装置がバーストを送出しない前記バー
スト期間の1部の長さの高々半分の期間継続することを
特徴とする。
換される前記バーストは全て同じ長さの連続するバース
ト期間において交換され、バーストはバースト期間の異
なる時点で第1装置から第2装置に送信され、また第2
装置から第1装置に送信され、更に前記非同期的に送出
されたバーストにおけるディジタルデータの各々の前記
部分または他の部分は少なくとも前記バースト期間の長
さにわたって継続し、更に各々の前記ディジタルデータ
シーケンスは第1装置がバーストを送出しない前記バー
スト期間の1部の長さの高々半分の期間継続することを
特徴とする。
【0018】本発明の他の側面によれば電気通信システ
ムが提供され、このシステムにおいては、第1および第
2装置はディジタルデータを搬送する交互バーストにお
いて無線信号を交換することにより無線チャネルを通し
て互いに時分割相互通信を行うことができ、これはこの
時分割相互通信の間に第1および第2装置の1方からの
前記バーストの送出が第1および第2装置の他方による
次のバーストの送出が開始される前に完了するようにな
され、当該システムは、第1の形のバーストにおいて、
装置識別符号や1方の装置から他方の装置への命令など
の信号現示データを搬送する第1論理通信チャネルとデ
ィジタル的に符号化された音声などの装置間で通信され
るべきデータを搬送する第2論理通信チャネルとの両者
に対して情報が送出され、更に第1および第2装置は、
各々のバーストにおいて搬送された第1論理通信チャネ
ルに対する情報量が異なる第1および第2フォーマット
からなる所定の組のフォーマットから第1の形のバース
トに対するフォーマットを、装置の能力に従って選択す
る動作を行うことを特徴とする。
ムが提供され、このシステムにおいては、第1および第
2装置はディジタルデータを搬送する交互バーストにお
いて無線信号を交換することにより無線チャネルを通し
て互いに時分割相互通信を行うことができ、これはこの
時分割相互通信の間に第1および第2装置の1方からの
前記バーストの送出が第1および第2装置の他方による
次のバーストの送出が開始される前に完了するようにな
され、当該システムは、第1の形のバーストにおいて、
装置識別符号や1方の装置から他方の装置への命令など
の信号現示データを搬送する第1論理通信チャネルとデ
ィジタル的に符号化された音声などの装置間で通信され
るべきデータを搬送する第2論理通信チャネルとの両者
に対して情報が送出され、更に第1および第2装置は、
各々のバーストにおいて搬送された第1論理通信チャネ
ルに対する情報量が異なる第1および第2フォーマット
からなる所定の組のフォーマットから第1の形のバース
トに対するフォーマットを、装置の能力に従って選択す
る動作を行うことを特徴とする。
【0019】本発明の他の側面によれば、電気通信の方
法が提供され、この方法においては、ディジタルデータ
を搬送する交互バーストの形で無線信号を交換すること
により第1および第2装置が無線チャネルを通して互い
に時分割相互通信を行い、これはこの時分割相互通信の
間に第1および第2装置の1方からの前記バーストの送
出が第1および第2装置の他方による次のバーストの送
出が開始される前に完了するようになされ、当該方法
は、第1の形のバーストにおいて、装置識別符号や1方
の装置から他方の装置への命令などの信号現示データを
搬送する第1論理通信チャネルとディジタル的に符号化
された音声などの装置の間で通信されるべきデータを搬
送する第2論理通信チャネルに対して情報が送出され、
更に第1および第2装置は、各々のバーストで搬送され
る第1論理通信チャネルに対する情報量が異なる第1お
よび第2フォーマットからなる所定の組のフォーマット
から第1の形のバーストに対するフォーマットを、装置
の能力に従って、選択する動作を行うことを特徴とす
る。
法が提供され、この方法においては、ディジタルデータ
を搬送する交互バーストの形で無線信号を交換すること
により第1および第2装置が無線チャネルを通して互い
に時分割相互通信を行い、これはこの時分割相互通信の
間に第1および第2装置の1方からの前記バーストの送
出が第1および第2装置の他方による次のバーストの送
出が開始される前に完了するようになされ、当該方法
は、第1の形のバーストにおいて、装置識別符号や1方
の装置から他方の装置への命令などの信号現示データを
搬送する第1論理通信チャネルとディジタル的に符号化
された音声などの装置の間で通信されるべきデータを搬
送する第2論理通信チャネルに対して情報が送出され、
更に第1および第2装置は、各々のバーストで搬送され
る第1論理通信チャネルに対する情報量が異なる第1お
よび第2フォーマットからなる所定の組のフォーマット
から第1の形のバーストに対するフォーマットを、装置
の能力に従って、選択する動作を行うことを特徴とす
る。
【0020】好適には、前記交互バーストはバースト期
間内に送出され、1つのバーストはバースト期間内の異
なる時点で各々の方向に送出され、更に前記第1および
第2フォーマットはバーストの送出に対する異なる時間
であるがバースト期間に対する同一の時間長を必要とす
る。好適には、前記第1および第2フォーマットはバー
ストあたり互いに同じ量の第2論理通信チャネルを搬送
する。
間内に送出され、1つのバーストはバースト期間内の異
なる時点で各々の方向に送出され、更に前記第1および
第2フォーマットはバーストの送出に対する異なる時間
であるがバースト期間に対する同一の時間長を必要とす
る。好適には、前記第1および第2フォーマットはバー
ストあたり互いに同じ量の第2論理通信チャネルを搬送
する。
【0021】本発明の他の側面によれば電気通信システ
ムが提供され、このシステムにおいては、ディジタルデ
ータを搬送する交互バーストの形で無線信号を交換する
ことにより第1および第2装置は無線チャネルを通して
互いに時分割相互通信を行うことができ、これは時分割
相互通信の間に第1および第2装置の1方からの前記バ
ーストの送出が第1および第2装置の他方による次のバ
ーストの送出が開始される前に完了するようになされ、
当該システムは、少なくとも幾つかのバーストがバース
トの異なる時点で第1論理チャネルに対する情報と第2
論理チャネルに対する情報からなり、第1論理チャネル
のデータは伝送エラーの検出を可能にするように構成さ
れ、更に各々の前記装置は第2論理チャネルの伝送品質
の表示として当該装置により受信されたバーストの第1
論理チャネルにおける検出エラーを使用することを特徴
とする。
ムが提供され、このシステムにおいては、ディジタルデ
ータを搬送する交互バーストの形で無線信号を交換する
ことにより第1および第2装置は無線チャネルを通して
互いに時分割相互通信を行うことができ、これは時分割
相互通信の間に第1および第2装置の1方からの前記バ
ーストの送出が第1および第2装置の他方による次のバ
ーストの送出が開始される前に完了するようになされ、
当該システムは、少なくとも幾つかのバーストがバース
トの異なる時点で第1論理チャネルに対する情報と第2
論理チャネルに対する情報からなり、第1論理チャネル
のデータは伝送エラーの検出を可能にするように構成さ
れ、更に各々の前記装置は第2論理チャネルの伝送品質
の表示として当該装置により受信されたバーストの第1
論理チャネルにおける検出エラーを使用することを特徴
とする。
【0022】本発明の他の側面によれば電気通信の方法
が提供され、この方法においてはディジタルデータを搬
送する交互バーストの形で無線信号を交換することによ
り第1および第2装置は無線チャネルを通して互いに時
分割相互通信を行い、これはこの時分割相互通信の間に
第1および第2装置の1方からの前記バーストの送出が
第1および第2装置の他方による次のバーストが開始さ
れる前に完了するようになされ、当該方法は、少なくと
も幾つかのバーストがバーストの異なる時間点で第1論
理チャネルに対する情報と第2論理チャネルに対する情
報からなり、第1論理チャネルに対するデータは伝送エ
ラーの検出を可能にするように構成され、更に各々の前
記装置は第2論理チャネルの伝送品質の表示とし当該装
置により受信されたバーストの第1論理チャネルにおけ
る検出エラーを使用することを特徴とする。
が提供され、この方法においてはディジタルデータを搬
送する交互バーストの形で無線信号を交換することによ
り第1および第2装置は無線チャネルを通して互いに時
分割相互通信を行い、これはこの時分割相互通信の間に
第1および第2装置の1方からの前記バーストの送出が
第1および第2装置の他方による次のバーストが開始さ
れる前に完了するようになされ、当該方法は、少なくと
も幾つかのバーストがバーストの異なる時間点で第1論
理チャネルに対する情報と第2論理チャネルに対する情
報からなり、第1論理チャネルに対するデータは伝送エ
ラーの検出を可能にするように構成され、更に各々の前
記装置は第2論理チャネルの伝送品質の表示とし当該装
置により受信されたバーストの第1論理チャネルにおけ
る検出エラーを使用することを特徴とする。
【0023】好適には、第1論理チャネルに対する情報
は第2論理チャネルに対する情報の前および後の両者に
おいて前記バースト中に与えられる。好適には、第1論
理チャネルの検出エラーを使用して前記装置により決定
された第2論理チャネルの伝送品質が所定の基準を満足
しないときは、装置は前記時分割相互通信を再確立する
モードに入る。好適には、所定の基準を満足する第2論
理チャネルの伝送品質の故障を決定する装置は、この装
置が前記モードに入る前に他方の装置にメッセージを送
って他の装置に、当該装置が前記モードに入ろうとして
いる旨を報知する。好適には、前記装置は第2論理チャ
ネルのデータが伝送エラーの検出を可能にする構成はと
らない。
は第2論理チャネルに対する情報の前および後の両者に
おいて前記バースト中に与えられる。好適には、第1論
理チャネルの検出エラーを使用して前記装置により決定
された第2論理チャネルの伝送品質が所定の基準を満足
しないときは、装置は前記時分割相互通信を再確立する
モードに入る。好適には、所定の基準を満足する第2論
理チャネルの伝送品質の故障を決定する装置は、この装
置が前記モードに入る前に他方の装置にメッセージを送
って他の装置に、当該装置が前記モードに入ろうとして
いる旨を報知する。好適には、前記装置は第2論理チャ
ネルのデータが伝送エラーの検出を可能にする構成はと
らない。
【0024】本発明の他の側面によれば電気通信システ
ムが提供され、このシステムにおいてはディジタルデー
タを搬送する交互バーストの形で無線信号を交換するこ
とにより第1および第2装置は無線チャネルを通して互
いに時分割相互通信を行うことができ、これはこの時分
割相互通信の間に第1および第2装置の1方からの前記
バーストの送出が第1および第2装置の他方による次の
バーストの送出が開始される前に完了し、当該システム
は、第1および第2装置の各々が、予め設定された符号
群の1つの同じ装置による連続する送信の間の期間が第
1の所定長さの時間を越えないような速度で、第1およ
び第2の装置が前記無線信号を交換しながら予め設定さ
れた信号符号群の反復する符号を送出し、前記符号群の
第1符号は、送出装置が符号を送出する第1所定長の時
間内に前記符号群のいずれかを送出装置が受信した場合
に通常は送出され、更に前記符号群の第2符号はさもな
ければ通常は送出され、更に第1および第2装置の各々
は、これが第1のものより大きな第2の所定長の時間に
わたって前記第1符号を受信しない場合は時分割相互通
信を再確立するモードに入ることを特徴とする。
ムが提供され、このシステムにおいてはディジタルデー
タを搬送する交互バーストの形で無線信号を交換するこ
とにより第1および第2装置は無線チャネルを通して互
いに時分割相互通信を行うことができ、これはこの時分
割相互通信の間に第1および第2装置の1方からの前記
バーストの送出が第1および第2装置の他方による次の
バーストの送出が開始される前に完了し、当該システム
は、第1および第2装置の各々が、予め設定された符号
群の1つの同じ装置による連続する送信の間の期間が第
1の所定長さの時間を越えないような速度で、第1およ
び第2の装置が前記無線信号を交換しながら予め設定さ
れた信号符号群の反復する符号を送出し、前記符号群の
第1符号は、送出装置が符号を送出する第1所定長の時
間内に前記符号群のいずれかを送出装置が受信した場合
に通常は送出され、更に前記符号群の第2符号はさもな
ければ通常は送出され、更に第1および第2装置の各々
は、これが第1のものより大きな第2の所定長の時間に
わたって前記第1符号を受信しない場合は時分割相互通
信を再確立するモードに入ることを特徴とする。
【0025】本発明の他の側面によれば電気通信の方法
が提供され、この方法においてはディジタルデータを搬
送する交互バーストの形で無線信号を交換することによ
り第1および第2装置は無線チャネルを通して互いに時
分割相互通信を行い、これはこの時分割相互通信の間に
第1および第2装置の1方からの前記バーストの送出
が、第1および第2装置の他方による次のバーストの送
出が開始される前に完了するようになされ、当該方法
は、第1および第2装置の各々が、予め設定された符号
群の1つの同じ装置による引き続く送信の間の期間が第
1の所定長の時間を越えない速さで、前記無線信号を交
換しながら予め設定された信号符号群の1つを反復して
送信し、前記符号群の第1符号は、送信装置が符号を送
出する前の第1所定時間長内に送信装置が前記符号群の
いずれかを受信した場合に、通常は送信され、さもなけ
れば前記符号群の第2符号が通常は送信され、更に第1
および第2装置の各々は、もしこの装置が第1のものよ
り大きな第2所定長の時間の間に前記第1符号を受信し
ていないときは時分割相互通信を再確立するモードに入
ることを特徴とする。
が提供され、この方法においてはディジタルデータを搬
送する交互バーストの形で無線信号を交換することによ
り第1および第2装置は無線チャネルを通して互いに時
分割相互通信を行い、これはこの時分割相互通信の間に
第1および第2装置の1方からの前記バーストの送出
が、第1および第2装置の他方による次のバーストの送
出が開始される前に完了するようになされ、当該方法
は、第1および第2装置の各々が、予め設定された符号
群の1つの同じ装置による引き続く送信の間の期間が第
1の所定長の時間を越えない速さで、前記無線信号を交
換しながら予め設定された信号符号群の1つを反復して
送信し、前記符号群の第1符号は、送信装置が符号を送
出する前の第1所定時間長内に送信装置が前記符号群の
いずれかを受信した場合に、通常は送信され、さもなけ
れば前記符号群の第2符号が通常は送信され、更に第1
および第2装置の各々は、もしこの装置が第1のものよ
り大きな第2所定長の時間の間に前記第1符号を受信し
ていないときは時分割相互通信を再確立するモードに入
ることを特徴とする。
【0026】本発明の他の側面によれば電気通信システ
ムが提供され、このシステムにおいては、ディジタルデ
ータを搬送する交互バーストの形で無線信号を交換する
ことにより相手局ユニットは無線チャネルを通して基地
局と時分割相互通信を行うことができ、これはこの時分
割相互通信の間に相手局ユニットおよび基地局の一方か
らの前記バーストの送信が、相手局ユニットおよび基地
局の他方による次のバーストの送出が開始される前に完
了して相手局ユニットが基地局を介して他の装置と通信
できるようになされ、当該システムは、もし相手局ユニ
ットまたは前記時分割相互通信中の基地局のいずれかが
時分割相互通信の再確立が要求されたと判断した場合
は、それは、相手局ユニットに前記再確立を開始する無
線信号を送信せしめるステップを取ることを特徴とす
る。本発明の他の側面によれば電気通信の方法が提供さ
れ、この方法においては、ディジタルデータを搬送する
交互バーストの形で無線信号を交換することにより相手
局ユニットおよび基地局は無線チャネルを通して互いに
時分割相互通信を行い、これは、この時分割相互通信の
間に相手局ユニットおよび基地局の1方からの前記バー
ストの送出が相手局ユニットおよび基地局の他方による
次のバーストの送出が開始される前に完了して相手局ユ
ニットが基地局を通して他の装置との通信を行うことが
できるさらになされ、当該方法は、相手局ユニットまた
はこれが前記時分割相互通信にある基地局のいずれか
が、時分割相互通信の再確立が要求されたと判断した場
合、それは相手局ユニットに前記再確立を開始する無線
信号を送出せしめるステップを取ることを特徴とする。
ムが提供され、このシステムにおいては、ディジタルデ
ータを搬送する交互バーストの形で無線信号を交換する
ことにより相手局ユニットは無線チャネルを通して基地
局と時分割相互通信を行うことができ、これはこの時分
割相互通信の間に相手局ユニットおよび基地局の一方か
らの前記バーストの送信が、相手局ユニットおよび基地
局の他方による次のバーストの送出が開始される前に完
了して相手局ユニットが基地局を介して他の装置と通信
できるようになされ、当該システムは、もし相手局ユニ
ットまたは前記時分割相互通信中の基地局のいずれかが
時分割相互通信の再確立が要求されたと判断した場合
は、それは、相手局ユニットに前記再確立を開始する無
線信号を送信せしめるステップを取ることを特徴とす
る。本発明の他の側面によれば電気通信の方法が提供さ
れ、この方法においては、ディジタルデータを搬送する
交互バーストの形で無線信号を交換することにより相手
局ユニットおよび基地局は無線チャネルを通して互いに
時分割相互通信を行い、これは、この時分割相互通信の
間に相手局ユニットおよび基地局の1方からの前記バー
ストの送出が相手局ユニットおよび基地局の他方による
次のバーストの送出が開始される前に完了して相手局ユ
ニットが基地局を通して他の装置との通信を行うことが
できるさらになされ、当該方法は、相手局ユニットまた
はこれが前記時分割相互通信にある基地局のいずれか
が、時分割相互通信の再確立が要求されたと判断した場
合、それは相手局ユニットに前記再確立を開始する無線
信号を送出せしめるステップを取ることを特徴とする。
【0027】好適には、送受器は複数の基地局と前記時
分割相互通信を行うことができ、従って前記再確立は、
前記相手局ユニットと、必ずしもこの相手局ユニットが
予め前記通信中であったと同じ基地局ではない前記基地
局との間で行われる。好適には、前記再確立を開始させ
る相手局ユニットにより送信された前記無線信号は、相
手局ユニットが予め直ちに前記通信状態になっていない
とき前記通信の確立を開始させる相手局ユニットにより
送信され、再確立されるべき時分割相互通信の識別信号
を搬送するように修正された無線信号からなる。
分割相互通信を行うことができ、従って前記再確立は、
前記相手局ユニットと、必ずしもこの相手局ユニットが
予め前記通信中であったと同じ基地局ではない前記基地
局との間で行われる。好適には、前記再確立を開始させ
る相手局ユニットにより送信された前記無線信号は、相
手局ユニットが予め直ちに前記通信状態になっていない
とき前記通信の確立を開始させる相手局ユニットにより
送信され、再確立されるべき時分割相互通信の識別信号
を搬送するように修正された無線信号からなる。
【0028】本発明の他の側面によれば電気通信システ
ムが提供され、このシステムにおいてはディジタルデー
タを搬送する交互バーストの形で無線信号を交換するこ
とにより第1および第2装置は無線チャネルを通して互
いに時分割相互通信を行うことができ、これは、この時
分割相互通信の間に第1および第2装置の1方からの前
記バーストの送出が、第1および第2装置の他方による
次のバーストの送出が開始される前に完了するようにな
され、当該システムは、第1論理チャネルを通して装置
間で通信される情報の少なくともあるものはエラー検出
符号を含むワードをなして構成され、更に所定のワード
が装置間の通信のために定められ、これは前記エラー検
出符号は含むが送信装置から受信装置へのメッセージは
ほぼ搬送しないことを特徴とする。
ムが提供され、このシステムにおいてはディジタルデー
タを搬送する交互バーストの形で無線信号を交換するこ
とにより第1および第2装置は無線チャネルを通して互
いに時分割相互通信を行うことができ、これは、この時
分割相互通信の間に第1および第2装置の1方からの前
記バーストの送出が、第1および第2装置の他方による
次のバーストの送出が開始される前に完了するようにな
され、当該システムは、第1論理チャネルを通して装置
間で通信される情報の少なくともあるものはエラー検出
符号を含むワードをなして構成され、更に所定のワード
が装置間の通信のために定められ、これは前記エラー検
出符号は含むが送信装置から受信装置へのメッセージは
ほぼ搬送しないことを特徴とする。
【0029】本発明の他の側面によれば電気通信の方法
が提供され、この方法においてはディジタルデータを搬
送する交互バーストの形で無線信号を交換することによ
り第1および第2装置は無線チャネルを通して互いに時
分割相互通信を行うことができ、これはこの時分割相互
通信の間に第1および第2装置の1方からの前記バース
トの送出が、第1および第2装置の他方による次のバー
ストの送出が開始される前に完了するようになされ、当
該方法は、第1論理チャネルを通しての装置間で通信さ
れる情報の少なくともあるものがエラー検出信号を含む
ワード内が構成され、所定ワードは装置間の通信に対し
て定められ、このワードは前記エラー検出符号を含む
が、送信装置から受信装置へのメッセージは実質的に含
まないことを特徴とする。
が提供され、この方法においてはディジタルデータを搬
送する交互バーストの形で無線信号を交換することによ
り第1および第2装置は無線チャネルを通して互いに時
分割相互通信を行うことができ、これはこの時分割相互
通信の間に第1および第2装置の1方からの前記バース
トの送出が、第1および第2装置の他方による次のバー
ストの送出が開始される前に完了するようになされ、当
該方法は、第1論理チャネルを通しての装置間で通信さ
れる情報の少なくともあるものがエラー検出信号を含む
ワード内が構成され、所定ワードは装置間の通信に対し
て定められ、このワードは前記エラー検出符号を含む
が、送信装置から受信装置へのメッセージは実質的に含
まないことを特徴とする。
【0030】好適には、第1の形の前記ワードの送出は
次のワードのタイミングを示す設定パターンの第1論理
チャネルを通しての送信により先行され、また所定のワ
ードのどの部分も前記設定パターンと同じシーケンスの
データを含まない。
次のワードのタイミングを示す設定パターンの第1論理
チャネルを通しての送信により先行され、また所定のワ
ードのどの部分も前記設定パターンと同じシーケンスの
データを含まない。
【0031】本発明の他の側面によれば電気通信システ
ムが提供され、このシステムにおいては、データを搬送
する交互バーストの形で無線信号を交換することにより
第1および第2装置は無線チャネルを通して互いに時分
割相互通信を行うことができ、これは第1および第2装
置の1方からの前記バーストの送出が、第1および第2
装置の他方による次のバーストの送出が開始される前に
完了するようになされ、当該システムは、第1論理チャ
ネルを通しての装置間で通信される情報の少なくともあ
るものはワードで構成され、また第1の形の前記ワード
の送信は次のワードのタイミングを示す設定パターンの
第1論理チャネルを通しての送信により先行され、また
同一メッセージまたはメッセージの1部を搬送し、同一
データシーケンスを有する第1の形の反復するワードの
間で第1論理チャネルを通して第1の形の異なるワード
か前記設定パターンを含まない所定シーケンスのいずれ
かが送出され、これにより反復する第1の形の前記ワー
ドのデータシーケンスが前記設定パターンを含む場合
は、データシーケンスは十分まれに反復されて、例え受
信装置が第1の形のワードに先行する設定パターンの発
生として反復するワードの前回の送信のデータシーケン
スにおける設定パターンを不当に識別しても反復ワード
の次の送信前に受信装置が設定パターンの送信時に前記
設定パターンを正しく識別することを許容する。
ムが提供され、このシステムにおいては、データを搬送
する交互バーストの形で無線信号を交換することにより
第1および第2装置は無線チャネルを通して互いに時分
割相互通信を行うことができ、これは第1および第2装
置の1方からの前記バーストの送出が、第1および第2
装置の他方による次のバーストの送出が開始される前に
完了するようになされ、当該システムは、第1論理チャ
ネルを通しての装置間で通信される情報の少なくともあ
るものはワードで構成され、また第1の形の前記ワード
の送信は次のワードのタイミングを示す設定パターンの
第1論理チャネルを通しての送信により先行され、また
同一メッセージまたはメッセージの1部を搬送し、同一
データシーケンスを有する第1の形の反復するワードの
間で第1論理チャネルを通して第1の形の異なるワード
か前記設定パターンを含まない所定シーケンスのいずれ
かが送出され、これにより反復する第1の形の前記ワー
ドのデータシーケンスが前記設定パターンを含む場合
は、データシーケンスは十分まれに反復されて、例え受
信装置が第1の形のワードに先行する設定パターンの発
生として反復するワードの前回の送信のデータシーケン
スにおける設定パターンを不当に識別しても反復ワード
の次の送信前に受信装置が設定パターンの送信時に前記
設定パターンを正しく識別することを許容する。
【0032】本発明の他の側面によれば電気通信の方法
が提供され、この方法においては、ディジタルデータを
搬送する交互バーストの形で無線信号を交換することに
より第1および第2装置が無線チャネルを通して互いに
時分割相互通信を行い、これはこの時分割相互通信の間
に第1および第2装置の1方からの前記バーストの送出
が、第1および第2装置の他方による次のバーストの送
信が開始される前に完了するようになされ、当該方法
は、第1論理チャネルを通して装置間で通信される情報
の少なくともあるものがワードで構成され、また第1の
形の前記ワードの送信は次のワードのタイミングを示す
設定パターンの第1論理チャネルを通して送信により先
行され、更に同一メッセージまたはメッセージの1部を
搬送すると共に同一データシーケンスを有する第1の形
の反復するワードの間で第1論理チャネルを通して第1
の形の異なるワードが前記設定パターンを含まない予め
定められたシーケンスのいずれかが送信され、これによ
り第1の形の反復する前記ワードのデータシーケンスが
前記設定パターンを含む場合は、このシーケンスは十分
まれに反復されて、例え受信装置が第1の形のワードに
先行する設定パターンの発生として反復ワードの前回の
送信のデータシーケンスにおける設定パターンを不当に
識別することを許容することを特徴とする。
が提供され、この方法においては、ディジタルデータを
搬送する交互バーストの形で無線信号を交換することに
より第1および第2装置が無線チャネルを通して互いに
時分割相互通信を行い、これはこの時分割相互通信の間
に第1および第2装置の1方からの前記バーストの送出
が、第1および第2装置の他方による次のバーストの送
信が開始される前に完了するようになされ、当該方法
は、第1論理チャネルを通して装置間で通信される情報
の少なくともあるものがワードで構成され、また第1の
形の前記ワードの送信は次のワードのタイミングを示す
設定パターンの第1論理チャネルを通して送信により先
行され、更に同一メッセージまたはメッセージの1部を
搬送すると共に同一データシーケンスを有する第1の形
の反復するワードの間で第1論理チャネルを通して第1
の形の異なるワードが前記設定パターンを含まない予め
定められたシーケンスのいずれかが送信され、これによ
り第1の形の反復する前記ワードのデータシーケンスが
前記設定パターンを含む場合は、このシーケンスは十分
まれに反復されて、例え受信装置が第1の形のワードに
先行する設定パターンの発生として反復ワードの前回の
送信のデータシーケンスにおける設定パターンを不当に
識別することを許容することを特徴とする。
【0033】本発明の他の側面によれば電気通信システ
ムが提供され、このシステムにおいてはディジタルデー
タを搬送する交互バーストの形で無線信号を交換するこ
とにより第1の形の装置が無線チャネルを通して第2の
形の複数の装置のいずれかと時分割相互通信を行うこと
ができ、これはこの時分割相互通信の間に装置の1方か
らの前記バーストが、装置の他方による次のバーストの
送信が開始される前に完了するようになされ、当該シス
テムは、バーストの少なくともあるものは受信装置によ
り非同期的に検出される同期パターンを含み、第1の形
の装置は第1同期パターンまたは第1同期パターンの群
の1つを送出し、また第2の形の装置は第2の同期パタ
ーンまたは第2同期パターンの群の1つを送信し、第1
同期パターンまたは複数のパターンは第2同期パターン
または複数のパターンと異なり、更に第2の形の装置は
前記第2の、または第2の同期パターンの受信に応答せ
ず、これにより第2の形の装置は第2の形の他の装置に
より送信の受信に対応しないことを特徴とする。
ムが提供され、このシステムにおいてはディジタルデー
タを搬送する交互バーストの形で無線信号を交換するこ
とにより第1の形の装置が無線チャネルを通して第2の
形の複数の装置のいずれかと時分割相互通信を行うこと
ができ、これはこの時分割相互通信の間に装置の1方か
らの前記バーストが、装置の他方による次のバーストの
送信が開始される前に完了するようになされ、当該シス
テムは、バーストの少なくともあるものは受信装置によ
り非同期的に検出される同期パターンを含み、第1の形
の装置は第1同期パターンまたは第1同期パターンの群
の1つを送出し、また第2の形の装置は第2の同期パタ
ーンまたは第2同期パターンの群の1つを送信し、第1
同期パターンまたは複数のパターンは第2同期パターン
または複数のパターンと異なり、更に第2の形の装置は
前記第2の、または第2の同期パターンの受信に応答せ
ず、これにより第2の形の装置は第2の形の他の装置に
より送信の受信に対応しないことを特徴とする。
【0034】本発明の他の側面によれば電気通信の方法
が提供され、この方法においてはディジタルデータを搬
送する交互バーストの形で無線信号を交換することによ
り第1の形の装置および複数の第2の形の装置のいずれ
かは無線チャネルを通して互いに時分割相互通信を行
い、これはこの時分割相互通信の間に装置の1方からの
前記バーストの送信が、装置の他方による次のバースト
の送信が開始される前に完了するようになされ、当該方
法は、バーストの少なくとも幾つかが受信装置により非
同期的に検出される同期パターンを含んで受信装置が受
信バーストのタイミングを見出すことを可能にし、第1
の形の装置は第1同期パターンまたは第1同期パターン
の群の1つを送信し、更に第2の形の装置は第2の同期
パターンまたは第2の同期パターンの群の1つを送出
し、第1同期パターンまたは複数のパターンは第2同期
パターンまたは複数のパターンとは異なり、更に第2の
形の装置は前記第2の、または第2の同期パターンの受
信には応答せず、これにより第2の形の装置は第2の形
の他の装置による送信の受信には応答しないことを特徴
とする。
が提供され、この方法においてはディジタルデータを搬
送する交互バーストの形で無線信号を交換することによ
り第1の形の装置および複数の第2の形の装置のいずれ
かは無線チャネルを通して互いに時分割相互通信を行
い、これはこの時分割相互通信の間に装置の1方からの
前記バーストの送信が、装置の他方による次のバースト
の送信が開始される前に完了するようになされ、当該方
法は、バーストの少なくとも幾つかが受信装置により非
同期的に検出される同期パターンを含んで受信装置が受
信バーストのタイミングを見出すことを可能にし、第1
の形の装置は第1同期パターンまたは第1同期パターン
の群の1つを送信し、更に第2の形の装置は第2の同期
パターンまたは第2の同期パターンの群の1つを送出
し、第1同期パターンまたは複数のパターンは第2同期
パターンまたは複数のパターンとは異なり、更に第2の
形の装置は前記第2の、または第2の同期パターンの受
信には応答せず、これにより第2の形の装置は第2の形
の他の装置による送信の受信には応答しないことを特徴
とする。
【0035】好適には、前記時分割相互通信は複数の第
1の形の装置のいずれか1つにより行われ、また第1の
形の装置は前記第1同期パターンまたは第1同期パター
ンの受信には応答せず、これにより第1の形の装置は第
1の形の他の装置による受信には応答しない。好適に
は、各々の前記装置は所定の同期パターンを、他の形の
装置との前記無線信号による通信を開始することを試み
ながら、送出し、更に続いて前記通信が開始された後異
なる所定の同期パターンを送出する。
1の形の装置のいずれか1つにより行われ、また第1の
形の装置は前記第1同期パターンまたは第1同期パター
ンの受信には応答せず、これにより第1の形の装置は第
1の形の他の装置による受信には応答しない。好適に
は、各々の前記装置は所定の同期パターンを、他の形の
装置との前記無線信号による通信を開始することを試み
ながら、送出し、更に続いて前記通信が開始された後異
なる所定の同期パターンを送出する。
【0036】本発明の他の側面によれば電気通信システ
ムが提供され、このシステムにおいてはディジタルデー
タを搬送する交互バーストの形で無線信号を交換するこ
とにより第1および第2装置は無線チャネルを通して互
いに時分割相互通信を行うことができ、これは、時分割
相互通信の間に第1および第2装置の1方からの前記バ
ーストの送信は、第1および第2装置の他方による次の
バーストの送信が開始される前に完了するようになさ
れ、当該システムは、前記送信により送出されたバース
トの少なくとも幾つかが、受信装置により非同期的に検
出されて受信装置が送出されたバーストのタイミングを
見出すことを可能にする同期パターンこのデータビット
を含み更に可変データのビットを含み、また受信装置
は、受信データと同期パターンの記憶されたコピーとの
比較動作が、Kをゼロまたは正の整数として、受信デー
タの単にKビットに過ぎない値をもたらして比較に失敗
したとき受信データ中に同期パターンが存在するとみな
し、更に各々の前記バースト中のゼット配置は、バース
ト中のLビットのデータの引き続くストリングにおいて
L−Kビット以下の可変データが存在することを特徴と
する。
ムが提供され、このシステムにおいてはディジタルデー
タを搬送する交互バーストの形で無線信号を交換するこ
とにより第1および第2装置は無線チャネルを通して互
いに時分割相互通信を行うことができ、これは、時分割
相互通信の間に第1および第2装置の1方からの前記バ
ーストの送信は、第1および第2装置の他方による次の
バーストの送信が開始される前に完了するようになさ
れ、当該システムは、前記送信により送出されたバース
トの少なくとも幾つかが、受信装置により非同期的に検
出されて受信装置が送出されたバーストのタイミングを
見出すことを可能にする同期パターンこのデータビット
を含み更に可変データのビットを含み、また受信装置
は、受信データと同期パターンの記憶されたコピーとの
比較動作が、Kをゼロまたは正の整数として、受信デー
タの単にKビットに過ぎない値をもたらして比較に失敗
したとき受信データ中に同期パターンが存在するとみな
し、更に各々の前記バースト中のゼット配置は、バース
ト中のLビットのデータの引き続くストリングにおいて
L−Kビット以下の可変データが存在することを特徴と
する。
【0037】本発明の他の側面によれば電気通信の方法
が提供され、この方法においてはディジタルデータを搬
送する交互バーストの形で無線信号を交換することによ
り第1および第2装置は無線チャネルを通して互いに時
分割相互通信を行い、これはこの時分割相互通信の間に
第1および第2装置の1方からの前記バーストの送出が
第1および第2装置の他方による次のバーストの送出が
開始される前に完了するようになされ、当該方法は、前
記装置により送信されたバーストの少なくとも幾つか
は、受信装置により非同期的に検出されて受信装置が送
出バーストのタイミングを見出すことを可能にする同期
パターンのデータビットを含み、更に可変データのビッ
トを含み、更に受信送出は、受信データと同期パターン
の記憶されたコピーとの比較動作が、Kをゼロまたは正
の整数として受信データの単にKビットに過ぎない値を
もたらして比較に失敗したとき受信データ中に同期パタ
ーンが存在するとみなし、更に各々の前記バーストのビ
ット配置はバースト中のLビットのデータの引き続くス
トリングにおいて可変データのL−K以下のビットが存
在するように与えられることを特徴とする。
が提供され、この方法においてはディジタルデータを搬
送する交互バーストの形で無線信号を交換することによ
り第1および第2装置は無線チャネルを通して互いに時
分割相互通信を行い、これはこの時分割相互通信の間に
第1および第2装置の1方からの前記バーストの送出が
第1および第2装置の他方による次のバーストの送出が
開始される前に完了するようになされ、当該方法は、前
記装置により送信されたバーストの少なくとも幾つか
は、受信装置により非同期的に検出されて受信装置が送
出バーストのタイミングを見出すことを可能にする同期
パターンのデータビットを含み、更に可変データのビッ
トを含み、更に受信送出は、受信データと同期パターン
の記憶されたコピーとの比較動作が、Kをゼロまたは正
の整数として受信データの単にKビットに過ぎない値を
もたらして比較に失敗したとき受信データ中に同期パタ
ーンが存在するとみなし、更に各々の前記バーストのビ
ット配置はバースト中のLビットのデータの引き続くス
トリングにおいて可変データのL−K以下のビットが存
在するように与えられることを特徴とする。
【0038】好適には、各々の前記バースト中のビット
配置は、バースト中のLビットのデータの引き続くスト
リングにおいて、L−K−6ビットに過ぎない可変デー
タが存在するように与えられる。
配置は、バースト中のLビットのデータの引き続くスト
リングにおいて、L−K−6ビットに過ぎない可変デー
タが存在するように与えられる。
【0039】本発明の他の側面によれば電気通信システ
ムが提供され、このシステムにおいては、ディジタルデ
ータを搬送する交互バーストの形で無線信号を交換する
ことにより第1および第2装置は無線チャネルを通して
互いに時分割相互通信を行うことができ、これはこの時
分割相互通信の間に第1および第2装置の1方からの前
記バーストの送出が、第1および第2装置の他方による
次のバーストの送出が開始される前に完了するようにな
され、当該システムは、バースト中のディジタルデータ
の少なくとも1つのフォーマットは固定値と可変ビット
の反復パターンを有する第1部分と、受信装置により非
同期的に検出されて受信装置がバーストのタイミングを
見出すことを可能にするLビット同期パターンからなる
第2部分とで構成され、また受信装置は、受信データと
同期パターンの記憶されたコピーとの比較動作が、Kを
ゼロまたは正の整数として、受信データの単にKビット
に過ぎない値をもたらし、比較に失敗したとき同期パタ
ーンが受信データ中に存在すると見なし、Lビット同期
パターンと、固定値および可変ビットの反復パターン
は、例えストリング中の全ての可変ビットが一致を与え
るとしても、パターンの繰返えし中の任意の位置から出
発して、反復パターンの引き続くLビットのストリング
がL−Kビット以下の同期パターンに一致するように選
択されることを特徴とする。本発明の他の側面によれば
電気通信の方法が提供され、この方法において、ディジ
タルデータを搬送する交互バーストの形で無線信号を交
換することにより第1および第2装置は無線チャネルを
通して互いに時分割相互通信を行い、これは、この時分
割相互通信の間に第1および第2装置の1方からの前記
バーストの送出が第1および第2装置の他方による次の
バーストの送出が開始される前に完了するようになさ
れ、当該方法は、バースト中のディジタルデータの少な
くとも1フォーマットは固定値と可変ビットの反復パタ
ーンを有する第1部分と受信装置により非同期的に検出
されて受信装置がバーストのタイミングを見出すことを
可能にするLビット同期パターンからなる第2部分とを
備え、また受信装置は、受信データと同期パターンの記
憶されたコピーとの比較動作が、Kをゼロまたは正の整
数として、受動データの単にKビットに過ぎない値をも
たらして比較に失敗したとき同期パターンが受信データ
中に存在すると見なし、Lビット同期パターンおよび固
定値と可変ビットの反復パターンが、パターンの反復の
任意の位置から出発して、反復パターンの連続するLビ
ットのストリングが、例えストリング中の全ての可変ビ
ットが一致を与えても、L−Kビット以下の同期パター
ンに一致するように選択されることを特徴とする。
ムが提供され、このシステムにおいては、ディジタルデ
ータを搬送する交互バーストの形で無線信号を交換する
ことにより第1および第2装置は無線チャネルを通して
互いに時分割相互通信を行うことができ、これはこの時
分割相互通信の間に第1および第2装置の1方からの前
記バーストの送出が、第1および第2装置の他方による
次のバーストの送出が開始される前に完了するようにな
され、当該システムは、バースト中のディジタルデータ
の少なくとも1つのフォーマットは固定値と可変ビット
の反復パターンを有する第1部分と、受信装置により非
同期的に検出されて受信装置がバーストのタイミングを
見出すことを可能にするLビット同期パターンからなる
第2部分とで構成され、また受信装置は、受信データと
同期パターンの記憶されたコピーとの比較動作が、Kを
ゼロまたは正の整数として、受信データの単にKビット
に過ぎない値をもたらし、比較に失敗したとき同期パタ
ーンが受信データ中に存在すると見なし、Lビット同期
パターンと、固定値および可変ビットの反復パターン
は、例えストリング中の全ての可変ビットが一致を与え
るとしても、パターンの繰返えし中の任意の位置から出
発して、反復パターンの引き続くLビットのストリング
がL−Kビット以下の同期パターンに一致するように選
択されることを特徴とする。本発明の他の側面によれば
電気通信の方法が提供され、この方法において、ディジ
タルデータを搬送する交互バーストの形で無線信号を交
換することにより第1および第2装置は無線チャネルを
通して互いに時分割相互通信を行い、これは、この時分
割相互通信の間に第1および第2装置の1方からの前記
バーストの送出が第1および第2装置の他方による次の
バーストの送出が開始される前に完了するようになさ
れ、当該方法は、バースト中のディジタルデータの少な
くとも1フォーマットは固定値と可変ビットの反復パタ
ーンを有する第1部分と受信装置により非同期的に検出
されて受信装置がバーストのタイミングを見出すことを
可能にするLビット同期パターンからなる第2部分とを
備え、また受信装置は、受信データと同期パターンの記
憶されたコピーとの比較動作が、Kをゼロまたは正の整
数として、受動データの単にKビットに過ぎない値をも
たらして比較に失敗したとき同期パターンが受信データ
中に存在すると見なし、Lビット同期パターンおよび固
定値と可変ビットの反復パターンが、パターンの反復の
任意の位置から出発して、反復パターンの連続するLビ
ットのストリングが、例えストリング中の全ての可変ビ
ットが一致を与えても、L−Kビット以下の同期パター
ンに一致するように選択されることを特徴とする。
【0040】好適には、前記反復パターンの引き続くL
ビットの前記ストリングは、例えストリングの全ての可
変ビットが一致を与えても、単にL−K−2ビットに過
ぎない同期パターンに一致する。
ビットの前記ストリングは、例えストリングの全ての可
変ビットが一致を与えても、単にL−K−2ビットに過
ぎない同期パターンに一致する。
【0041】本発明の他の側面によれば電気通信システ
ムが提供され、このシステムにおいては、ディジタルデ
ータを搬送する交互バーストの形で無線信号を交換する
ことにより第1および第2装置は無線チャネルを通して
互いに時分割相互通信を行うことができ、これは、この
時分割相互通信の間に第1および第2装置の1方からの
前記バーストの送出が、第1および第2装置の他方によ
る次のバーストの送出が開始される前に完了するように
なされ、当該システムは、バースト中のディジタルデー
タの少なくとも1フォーマットが、受信装置により非同
期的に検出されて受信装置がバーストのタイミングを見
出すことを可能にするLビット同期パターンで構成さ
れ、また受信装置は、受信データと同期パターンの記憶
されたコピーとの比較動作が、Kをゼロまたは正の整数
として、単にKビットに過ぎない受信データをもたらし
て比較に失敗したとき、受信データ中に同期パターンが
存在すると見なし、同期パターンは固定値ビットで構成
されたバーストの1部に隣接し、更に同期パターンと、
少なくとも、固定値ビットの前記1部の部分と同期パタ
ーンの隣接部分のみからなるバーストの引き続くLビッ
トのストリングとの間の一致数はL−K以下であること
を特徴とする。
ムが提供され、このシステムにおいては、ディジタルデ
ータを搬送する交互バーストの形で無線信号を交換する
ことにより第1および第2装置は無線チャネルを通して
互いに時分割相互通信を行うことができ、これは、この
時分割相互通信の間に第1および第2装置の1方からの
前記バーストの送出が、第1および第2装置の他方によ
る次のバーストの送出が開始される前に完了するように
なされ、当該システムは、バースト中のディジタルデー
タの少なくとも1フォーマットが、受信装置により非同
期的に検出されて受信装置がバーストのタイミングを見
出すことを可能にするLビット同期パターンで構成さ
れ、また受信装置は、受信データと同期パターンの記憶
されたコピーとの比較動作が、Kをゼロまたは正の整数
として、単にKビットに過ぎない受信データをもたらし
て比較に失敗したとき、受信データ中に同期パターンが
存在すると見なし、同期パターンは固定値ビットで構成
されたバーストの1部に隣接し、更に同期パターンと、
少なくとも、固定値ビットの前記1部の部分と同期パタ
ーンの隣接部分のみからなるバーストの引き続くLビッ
トのストリングとの間の一致数はL−K以下であること
を特徴とする。
【0042】本発明の他の側面によれば電気通信の方法
が提供され、この方法においては、ディジタルデータを
搬送する交互バーストの形で無線信号を交換することに
より第1および第2装置は無線チャネルを通して互いに
時分割相互通信を行い、これはこの時分割相互通信の間
に第1および第2装置の1方からの前記バーストの送出
が第1および第2装置の他方による次のバーストの送出
が開始される前に完了するようになされ、当該方法は、
バースト中のディジタルデータの少なくとも1フォーマ
ットが、受信装置により非同期的に検出されて受信装置
がバーストのタイミングを見出すことを可能にするLビ
ット同期パターンで構成され、また受信装置は、受信デ
ータと同期パターンの記憶されたコピーとの比較動作
が、Kをゼロ、または正の整数として、単にKビットに
過ぎない受信データをもたらして比較に失敗したとき同
期パターンが受信データ中に存在するとみなし、同期パ
ターンは固定値ビットで構成されたバーストの1部に隣
接し、更に同期パターンと、少なくとも固定値ビットの
前記部分の1部と同期ビットの隣接部分のみからなるバ
ーストの引き続くLビットのストリングとの間の一致数
はL−K以下であることを特徴とする。
が提供され、この方法においては、ディジタルデータを
搬送する交互バーストの形で無線信号を交換することに
より第1および第2装置は無線チャネルを通して互いに
時分割相互通信を行い、これはこの時分割相互通信の間
に第1および第2装置の1方からの前記バーストの送出
が第1および第2装置の他方による次のバーストの送出
が開始される前に完了するようになされ、当該方法は、
バースト中のディジタルデータの少なくとも1フォーマ
ットが、受信装置により非同期的に検出されて受信装置
がバーストのタイミングを見出すことを可能にするLビ
ット同期パターンで構成され、また受信装置は、受信デ
ータと同期パターンの記憶されたコピーとの比較動作
が、Kをゼロ、または正の整数として、単にKビットに
過ぎない受信データをもたらして比較に失敗したとき同
期パターンが受信データ中に存在するとみなし、同期パ
ターンは固定値ビットで構成されたバーストの1部に隣
接し、更に同期パターンと、少なくとも固定値ビットの
前記部分の1部と同期ビットの隣接部分のみからなるバ
ーストの引き続くLビットのストリングとの間の一致数
はL−K以下であることを特徴とする。
【0043】好適には、異なる状況の下で異なる前記L
ビット同期パターンが使用され、また任意の前記同期パ
ターンと、任意の他の前記同期パターンまたは少なくと
も固定値ビットの前記部分の1部および任意の他の前記
同期パターンの隣接部分のみからなるバーストの引き続
くLビットのストリングとの整合数はL−K以下であ
る。好適には、少なくとも前記同期パターンの幾つかに
対して、前記一致数はL−K−8を越えないようになさ
れる。好適には、前記同期パターンの全てに対して、前
記一致数はL−K−7を越えないようになされる。好適
には、Kをゼロではなく、より好適にはKは2である。
ビット同期パターンが使用され、また任意の前記同期パ
ターンと、任意の他の前記同期パターンまたは少なくと
も固定値ビットの前記部分の1部および任意の他の前記
同期パターンの隣接部分のみからなるバーストの引き続
くLビットのストリングとの整合数はL−K以下であ
る。好適には、少なくとも前記同期パターンの幾つかに
対して、前記一致数はL−K−8を越えないようになさ
れる。好適には、前記同期パターンの全てに対して、前
記一致数はL−K−7を越えないようになされる。好適
には、Kをゼロではなく、より好適にはKは2である。
【0044】本発明の他の側面によれば電気通信システ
ムが提供され、このシステムにおいては、ディジタルデ
ータを搬送する交互バーストの形で無線信号を交換する
ことにより第1および第2装置は無線チャネルを通して
互いに時分割相互通信を行うことができ、これは、この
時分割相互通信の間に第1および第2装置の1方からの
前記バーストの送出が第1および第2装置の他方による
次のバーストの送出が開始される前に完了するようにな
され、当該システムは、バースト中のディジタルデータ
の少なくとも1フォーマットが受信装置により非同期的
に検出されて受信装置がバーストのタイミングを見出す
ことを可能にするLビット同期パターンで構成され、こ
の同期パターンは任意のオフセット量に対して多くて+
2のピーク自己相関サイドローブ値を有し、ここにある
オフセット量における自己相関サイドローブ値は、パタ
ーンのビットと前記オフセット量だけオフセットされた
それ自体の値との一致数マイナスパターンのビットと同
じオフセット量におけるそれ自体の値との不一致数とし
て定められることを特徴とする。
ムが提供され、このシステムにおいては、ディジタルデ
ータを搬送する交互バーストの形で無線信号を交換する
ことにより第1および第2装置は無線チャネルを通して
互いに時分割相互通信を行うことができ、これは、この
時分割相互通信の間に第1および第2装置の1方からの
前記バーストの送出が第1および第2装置の他方による
次のバーストの送出が開始される前に完了するようにな
され、当該システムは、バースト中のディジタルデータ
の少なくとも1フォーマットが受信装置により非同期的
に検出されて受信装置がバーストのタイミングを見出す
ことを可能にするLビット同期パターンで構成され、こ
の同期パターンは任意のオフセット量に対して多くて+
2のピーク自己相関サイドローブ値を有し、ここにある
オフセット量における自己相関サイドローブ値は、パタ
ーンのビットと前記オフセット量だけオフセットされた
それ自体の値との一致数マイナスパターンのビットと同
じオフセット量におけるそれ自体の値との不一致数とし
て定められることを特徴とする。
【0045】本発明の他の側面によれば電気通信の方法
が提供され、この方法においては、ディジタルデータを
搬送する交互バーストの形で無線信号を交換することに
より第1および第2装置は無線チャネルを通して互いに
時分割相互通信を行い、これは、この時分割相互通信の
間に第1および第2装置の1方からの前記バーストの送
出が、第1および第2装置の他方による次のバーストの
送出が開始される前に完了するようになされ、当該方法
は、バースト中のディジタルデータの少なくとも1フォ
ーマットが受信装置により非同期的に検出されて受信装
置がバーストのタイミングを見出すことを可能にするL
ビット同期パターンで構成され、この同期パターンは任
意のオフセット量に対して多くて+2のピーク自己相関
サイドローブ値を有し、ここにあるオフセット量におけ
る自己相関サイドローブ値は、パターンのビットと前記
量だけオフセットされたそれ自体の値との一致数マイナ
スパターンのビットと同一オフセット量におけるそれ自
体の値との間の不一致数として定められることを特徴と
する。本発明の他の側面によれば電気通信システムが提
供され、このシステムにおいては、ディジタルデータを
搬送する交互バーストの形で無線信号を交換することに
より第1および第2装置は無線チャネルを通して互いに
時分割相互通信を行うことができ、これは、この時分割
相互通信の間に第1および第2装置の1方からの前記バ
ーストの送出が、第1および第2装置の他方による次の
バーストの送出が開始される前に完了するようになさ
れ、当該システムは、バースト中のディジタルデータの
少なくとも1フォーマットが、受信装置により非同期的
に検出されて受信装置がバーストのタイミングを見出す
ことを可能にする24ビット同期パターンで構成され、
16進フォーマットで与えられたときの前記同期パター
ンはBE4E50、41B1AF、EB1B05、14
E4FA、0A727D、F58D82、A0D8D
7、および5F2728の1つであることを特徴とす
る。
が提供され、この方法においては、ディジタルデータを
搬送する交互バーストの形で無線信号を交換することに
より第1および第2装置は無線チャネルを通して互いに
時分割相互通信を行い、これは、この時分割相互通信の
間に第1および第2装置の1方からの前記バーストの送
出が、第1および第2装置の他方による次のバーストの
送出が開始される前に完了するようになされ、当該方法
は、バースト中のディジタルデータの少なくとも1フォ
ーマットが受信装置により非同期的に検出されて受信装
置がバーストのタイミングを見出すことを可能にするL
ビット同期パターンで構成され、この同期パターンは任
意のオフセット量に対して多くて+2のピーク自己相関
サイドローブ値を有し、ここにあるオフセット量におけ
る自己相関サイドローブ値は、パターンのビットと前記
量だけオフセットされたそれ自体の値との一致数マイナ
スパターンのビットと同一オフセット量におけるそれ自
体の値との間の不一致数として定められることを特徴と
する。本発明の他の側面によれば電気通信システムが提
供され、このシステムにおいては、ディジタルデータを
搬送する交互バーストの形で無線信号を交換することに
より第1および第2装置は無線チャネルを通して互いに
時分割相互通信を行うことができ、これは、この時分割
相互通信の間に第1および第2装置の1方からの前記バ
ーストの送出が、第1および第2装置の他方による次の
バーストの送出が開始される前に完了するようになさ
れ、当該システムは、バースト中のディジタルデータの
少なくとも1フォーマットが、受信装置により非同期的
に検出されて受信装置がバーストのタイミングを見出す
ことを可能にする24ビット同期パターンで構成され、
16進フォーマットで与えられたときの前記同期パター
ンはBE4E50、41B1AF、EB1B05、14
E4FA、0A727D、F58D82、A0D8D
7、および5F2728の1つであることを特徴とす
る。
【0046】本発明の他の側面によれば電気通信の方法
が提供され、この方法においては、ディジタルデータを
搬送する交互バーストの形で無線信号を交換することに
より第1および第2装置は無線チャネルを通して互いに
時分割相互通信を行い、これは、この時分割相互通信の
間に第1および第2装置の1方からの前記バーストの送
出が、第1および第2装置の他方による次のバーストの
送出が開始される前に完了するようになされ、当該方法
は、バースト中のディジタルデータの少なくとも1フォ
ーマットが、受信装置により非同期的に検出されて受信
装置がバーストのタイミングを見出すことを可能にする
24ビット同期パターンで構成され、16進フォーマッ
トで与えられたときの同期パターンはBE4E50、4
1B1AF、EB1B05、14E4FA、0A727
D、F58D82、A0D8D7、および5F2728
の1つであることを特徴とする。
が提供され、この方法においては、ディジタルデータを
搬送する交互バーストの形で無線信号を交換することに
より第1および第2装置は無線チャネルを通して互いに
時分割相互通信を行い、これは、この時分割相互通信の
間に第1および第2装置の1方からの前記バーストの送
出が、第1および第2装置の他方による次のバーストの
送出が開始される前に完了するようになされ、当該方法
は、バースト中のディジタルデータの少なくとも1フォ
ーマットが、受信装置により非同期的に検出されて受信
装置がバーストのタイミングを見出すことを可能にする
24ビット同期パターンで構成され、16進フォーマッ
トで与えられたときの同期パターンはBE4E50、4
1B1AF、EB1B05、14E4FA、0A727
D、F58D82、A0D8D7、および5F2728
の1つであることを特徴とする。
【0047】本発明は更に上記システムのいずれかで使
用可能な通信装置を含み、また特に第1装置として使用
可能な通信装置および第2装置として使用可能な通信装
置を含む。
用可能な通信装置を含み、また特に第1装置として使用
可能な通信装置および第2装置として使用可能な通信装
置を含む。
【0048】
【実施例】実施例の説明 本明細書においては、ディジタル信号現示技術の通常の
プラスチックに従って、「kビット」および「kワー
ド」は「1000ビット」および「1000ワード」を
意味する「キロビット」および「キロワード」の略語と
して使用される。
プラスチックに従って、「kビット」および「kワー
ド」は「1000ビット」および「1000ワード」を
意味する「キロビット」および「キロワード」の略語と
して使用される。
【0049】(概説)図1は電気通信ネットワーク1に
接続された一連の電気通信装置を概略図示したものであ
る。電気通信ネットワーク1は通常PSTN(公衆交換
電話回路網:Puleltc Switched Telephone Network)が
使用されるが、将来はISDN(ディジタル総合サービ
ス網:Integrated Services Digital Network )がより
一般的に使用され得る。電気通信ネットワーク1は多く
の装置に接続され、またこれらの例として図1は本発明
を実施するコードレス電話装置の基地局3、電話機5、
およびファクシミル機械またはコンピュータ用モデムな
どの他の電気通信装置7を示したものである。これらの
通信装置の各々は回路網リンク9により電気通信回路網
1に接続され、この回路網リンク9は通常有線リンク、
光ファイバリンク、および長距離無線リンクの幾つかま
たは全てを含んでいる。
接続された一連の電気通信装置を概略図示したものであ
る。電気通信ネットワーク1は通常PSTN(公衆交換
電話回路網:Puleltc Switched Telephone Network)が
使用されるが、将来はISDN(ディジタル総合サービ
ス網:Integrated Services Digital Network )がより
一般的に使用され得る。電気通信ネットワーク1は多く
の装置に接続され、またこれらの例として図1は本発明
を実施するコードレス電話装置の基地局3、電話機5、
およびファクシミル機械またはコンピュータ用モデムな
どの他の電気通信装置7を示したものである。これらの
通信装置の各々は回路網リンク9により電気通信回路網
1に接続され、この回路網リンク9は通常有線リンク、
光ファイバリンク、および長距離無線リンクの幾つかま
たは全てを含んでいる。
【0050】図1に示したように、本発明を実施するコ
ードレス電話装置は基地局3および相手局ユニット11
で構成される。相手局ユニットは通常音声通信のための
電話送受器であり、以後送受器と呼ぶことにする。送受
器11は図1において13で概略図示された無線リンク
を通して基地局3と通信し、またこれは送受器11のユ
ーザに対する電気通信回路網1へのアクセスを与える。
ードレス電話装置は基地局3および相手局ユニット11
で構成される。相手局ユニットは通常音声通信のための
電話送受器であり、以後送受器と呼ぶことにする。送受
器11は図1において13で概略図示された無線リンク
を通して基地局3と通信し、またこれは送受器11のユ
ーザに対する電気通信回路網1へのアクセスを与える。
【0051】図1は基地局3あたりただ1台の送受器1
1を示すが、他の図に対しては他の実施例が引用される
が、その場合複数の送受器11は1つの基地局3に係わ
り、従って基地局3は送受器11の任意の選択されたも
のと通信することができ、あるいは若干の場合には基地
局3は異なる無線チャネルの異なる送受器11と同時に
通信することができる。このようなコードレス電話シス
テムの通常の用途には、送受器11の搬送波は公衆的に
得られる地上局3の近傍に行き、地上局3と無線リンク
を設定し、更にこれにより電気通信回路網1にアクセス
することができる公衆テレポイントサービス、個別に番
号を付された増設部を有する局線構内交換および/また
は相互信号システム、増設部が個別に番号を付された国
内または局増設および/または相互通信システムなどが
含まれる。純粋に相互通信の用途の場合には、基地局3
が電気通信回路網1に接続される必要がないことは勿論
である。
1を示すが、他の図に対しては他の実施例が引用される
が、その場合複数の送受器11は1つの基地局3に係わ
り、従って基地局3は送受器11の任意の選択されたも
のと通信することができ、あるいは若干の場合には基地
局3は異なる無線チャネルの異なる送受器11と同時に
通信することができる。このようなコードレス電話シス
テムの通常の用途には、送受器11の搬送波は公衆的に
得られる地上局3の近傍に行き、地上局3と無線リンク
を設定し、更にこれにより電気通信回路網1にアクセス
することができる公衆テレポイントサービス、個別に番
号を付された増設部を有する局線構内交換および/また
は相互信号システム、増設部が個別に番号を付された国
内または局増設および/または相互通信システムなどが
含まれる。純粋に相互通信の用途の場合には、基地局3
が電気通信回路網1に接続される必要がないことは勿論
である。
【0052】ここで、基地局3および送受器11で構成
されたコードレス電話システムの構成および動作につい
て説明する。このシステムは、ここに引用により取り込
まれる英国貿易工業省規格MPT1375に従うもので
あり、更に詳細な内容および規制に関してはこれを参照
すればよい。MPT1375においては、基地局3は通
常「コードレス固定部分」または「CFP」と呼ばれ、
また送受器11は通常「コードレス携帯部分」または
「CPP」と呼ばれ、またその場合は適切な類似の用語
が使用される。用語「固定」および「携帯」は上記の部
分と電気通信回路網1の間でなされる通常の接続の性質
に関係し、基地局3が場所的に移動できないということ
を意味するものではない。
されたコードレス電話システムの構成および動作につい
て説明する。このシステムは、ここに引用により取り込
まれる英国貿易工業省規格MPT1375に従うもので
あり、更に詳細な内容および規制に関してはこれを参照
すればよい。MPT1375においては、基地局3は通
常「コードレス固定部分」または「CFP」と呼ばれ、
また送受器11は通常「コードレス携帯部分」または
「CPP」と呼ばれ、またその場合は適切な類似の用語
が使用される。用語「固定」および「携帯」は上記の部
分と電気通信回路網1の間でなされる通常の接続の性質
に関係し、基地局3が場所的に移動できないということ
を意味するものではない。
【0053】バーストモードの送信およびタイミング 基地局3および送受器11は時分割同時バーストモード
通信による単一無線チャネルを通して互いに通信する。
確立された無線リンクにおける伝送パターンは図2に示
した通りである。図2の上部ラインは基地局3による伝
送を示し、下部ラインは送受器11による伝送を表わ
す。
通信による単一無線チャネルを通して互いに通信する。
確立された無線リンクにおける伝送パターンは図2に示
した通りである。図2の上部ラインは基地局3による伝
送を示し、下部ラインは送受器11による伝送を表わ
す。
【0054】バーストモード伝送システムにおける完全
な周期は2ミリ秒間継続する。それぞれの方向の2つの
データバーストが各々のバースト期間内に送出される。
基地局3がバーストの送信を開始したときの各々の2ミ
リ秒バースト期間は図2の時刻t1で開始される。基地
局3からのバースト送信は、時刻t1の後1ミリ秒より
わずかに小さな時刻t2で終了する。わずかなギャップ
の後、送受器11は時刻t3で伝送バーストを開始し、
この伝送バーストは(ミリ秒よりわずかに小さな時間継
続し、時刻t4で終了する。他のわずかなギャップの
後、次の2ミリ秒伝送期間が開始される。
な周期は2ミリ秒間継続する。それぞれの方向の2つの
データバーストが各々のバースト期間内に送出される。
基地局3がバーストの送信を開始したときの各々の2ミ
リ秒バースト期間は図2の時刻t1で開始される。基地
局3からのバースト送信は、時刻t1の後1ミリ秒より
わずかに小さな時刻t2で終了する。わずかなギャップ
の後、送受器11は時刻t3で伝送バーストを開始し、
この伝送バーストは(ミリ秒よりわずかに小さな時間継
続し、時刻t4で終了する。他のわずかなギャップの
後、次の2ミリ秒伝送期間が開始される。
【0055】伝送期間の長さは基地局3により制御さ
れ、この基地局は、これがバーストの送信を開始する引
き続く時刻t1が2ミリ秒離れることを保証する。基地
局3および送受器11は秒あたり72キロビットでディ
ジタルデータを送出する。従って、各々の2msバース
ト期間は144ビット期間に等価である。後に示すよう
に、使用されるバースト構造に依存して、各々のバース
トは68ビットか66ビットのいずれかで構成される。
このようにして、t1からt2までの期間(またt3か
らt4までの期間)は約0.9167msまたは約0.
9444msのいずれかである。
れ、この基地局は、これがバーストの送信を開始する引
き続く時刻t1が2ミリ秒離れることを保証する。基地
局3および送受器11は秒あたり72キロビットでディ
ジタルデータを送出する。従って、各々の2msバース
ト期間は144ビット期間に等価である。後に示すよう
に、使用されるバースト構造に依存して、各々のバース
トは68ビットか66ビットのいずれかで構成される。
このようにして、t1からt2までの期間(またt3か
らt4までの期間)は約0.9167msまたは約0.
9444msのいずれかである。
【0056】時刻t2と時刻t3の間のギャップ、およ
び時刻t4と次の時刻t1の間のギャップが存在して、
送信および受信モードの間を切り換える時間を基地局3
および送受器11に与え、更に信号のRF伝搬遅延を許
容する。時刻t2と時刻t3の間のギャップの大きさは
送受器11により決定される。バースト期間内の2バー
ストがそれぞれ66ビット長の場合、送受器11は、基
地局3からの受信バーストの最後のビットの終了後その
バーストの5.5ビット期間の第1ビットの送信を開始
する。2つのバーストがそれぞれ68ビットの場合、送
受器は単に3.5ビット期間待機する。信号のRF伝搬
遅延が存在しないと仮定すると、送受器11はわずか後
に基地局3からの送信を受信し、従って送受器11から
の送信はわずか後に開始され、更に時刻t4と次の時刻
t1の間のギャップは従って低減される。システムは各
々のバースト期間内に2ビット期間の累積伝搬遅延(通
常は、各々の最高1ビット期間)に対処することがで
き、なお68ビットバーストが使用されているときでも
最小2.5ビット期間における基地局3が受信から送信
に切り代ることができる。基地局3は送受器11より速
く切り代って(これは最小3.5ビット期間で許容され
る。)送受器11で簡単かつ安価な回路が使用され得
る。
び時刻t4と次の時刻t1の間のギャップが存在して、
送信および受信モードの間を切り換える時間を基地局3
および送受器11に与え、更に信号のRF伝搬遅延を許
容する。時刻t2と時刻t3の間のギャップの大きさは
送受器11により決定される。バースト期間内の2バー
ストがそれぞれ66ビット長の場合、送受器11は、基
地局3からの受信バーストの最後のビットの終了後その
バーストの5.5ビット期間の第1ビットの送信を開始
する。2つのバーストがそれぞれ68ビットの場合、送
受器は単に3.5ビット期間待機する。信号のRF伝搬
遅延が存在しないと仮定すると、送受器11はわずか後
に基地局3からの送信を受信し、従って送受器11から
の送信はわずか後に開始され、更に時刻t4と次の時刻
t1の間のギャップは従って低減される。システムは各
々のバースト期間内に2ビット期間の累積伝搬遅延(通
常は、各々の最高1ビット期間)に対処することがで
き、なお68ビットバーストが使用されているときでも
最小2.5ビット期間における基地局3が受信から送信
に切り代ることができる。基地局3は送受器11より速
く切り代って(これは最小3.5ビット期間で許容され
る。)送受器11で簡単かつ安価な回路が使用され得
る。
【0057】後に説明するように、基地局3と送受器1
1の間の通信はバーストに対して1データ以上の構造を
使用することができる。68ビットバーストはマルチプ
レクス1として知られる1データ構造でのみ生じるが、
マルチプレクス2として知られる第2データ構造は常に
66ビットバーストを使用する。マルチプレクス1を使
用した通信とマルチプレクス2を使用した通信との変化
の間に1方の部分が68ビットマルチプレクス1バース
トを送信し、他方が66ビットマルチプレクス2バース
トを送信している単純な期間の存在が可能である。この
場合、時刻t2とt3の間のギャップおよび時刻t4と
次のt1の間のギャップは対応して変化する。
1の間の通信はバーストに対して1データ以上の構造を
使用することができる。68ビットバーストはマルチプ
レクス1として知られる1データ構造でのみ生じるが、
マルチプレクス2として知られる第2データ構造は常に
66ビットバーストを使用する。マルチプレクス1を使
用した通信とマルチプレクス2を使用した通信との変化
の間に1方の部分が68ビットマルチプレクス1バース
トを送信し、他方が66ビットマルチプレクス2バース
トを送信している単純な期間の存在が可能である。この
場合、時刻t2とt3の間のギャップおよび時刻t4と
次のt1の間のギャップは対応して変化する。
【0058】無線信号(RF)伝搬遅延に加えて基地局
3の回路および送受器11を通して信号遅延が存在す
る。これらの遅延は装置に本質的なので、装置の設計時
に補償可能である。これらの遅延は装置の空中線にのみ
関係する図2には含まれない。ディジタルビットは無線
搬送周波数の周波数変位方式(FSK)として知られる
周波数変調により各データバーストで送信される。
3の回路および送受器11を通して信号遅延が存在す
る。これらの遅延は装置に本質的なので、装置の設計時
に補償可能である。これらの遅延は装置の空中線にのみ
関係する図2には含まれない。ディジタルビットは無線
搬送周波数の周波数変位方式(FSK)として知られる
周波数変調により各データバーストで送信される。
【0059】データバーストの全体にわたる構造は図3
に示される。基地局3と送受器11の一方が送信を停止
する時刻と他方が送信を停止する時刻の間のギャップに
おいて、無線周波数はゼロ振幅を有する。ディジタルデ
ータのバーストを送出するためには、無線周波信号は適
切な振幅で送信されなければならない。他のチャネルに
対する干渉の振幅変調の影響を回避するために、バース
トを送信しようとする部分はデータバーストの開始前に
無線周波信号の送信を開始し、信号の振幅をゆっくりと
増加させる。これは図3でaからbまでの期間で与えら
れる。RF振幅の包絡線は図3の15で示される。
に示される。基地局3と送受器11の一方が送信を停止
する時刻と他方が送信を停止する時刻の間のギャップに
おいて、無線周波数はゼロ振幅を有する。ディジタルデ
ータのバーストを送出するためには、無線周波信号は適
切な振幅で送信されなければならない。他のチャネルに
対する干渉の振幅変調の影響を回避するために、バース
トを送信しようとする部分はデータバーストの開始前に
無線周波信号の送信を開始し、信号の振幅をゆっくりと
増加させる。これは図3でaからbまでの期間で与えら
れる。RF振幅の包絡線は図3の15で示される。
【0060】図3の時刻bでデータバーストの第1ビッ
ト期間が開始される。2進1ビットのデータが周波数変
調により各々のビット期間内に送出され、送出周波数は
論理「1」に対しては搬送波周波数より大きく、論理
「0」に対しては搬送波周波数以下になされる。他のチ
ャネルに対する周波数変調の影響を回避するために、送
信周波数は瞬時には変化できず、従って図3のRF周波
数の包絡線17により示されるように除々に変化する。
図3の時点cは第1ビット期間の終了および第2ビット
期間の開始点を表わす。時点dは最後のビット期間の終
了点を表わす。
ト期間が開始される。2進1ビットのデータが周波数変
調により各々のビット期間内に送出され、送出周波数は
論理「1」に対しては搬送波周波数より大きく、論理
「0」に対しては搬送波周波数以下になされる。他のチ
ャネルに対する周波数変調の影響を回避するために、送
信周波数は瞬時には変化できず、従って図3のRF周波
数の包絡線17により示されるように除々に変化する。
図3の時点cは第1ビット期間の終了および第2ビット
期間の開始点を表わす。時点dは最後のビット期間の終
了点を表わす。
【0061】基地局3および送受器11で使用する幾つ
かの種類のフィルタにより導入される遅延分散のため
に、RF信号の振幅をデータバーストの間にビット期間
の半分に対して時点eまでその振幅の6dB以下に維持
し、全てのデータが受信端で正しく受信され、処理され
ることを保証しなければならない。この半ビット期間は
サフィックスとして知られ、参照番号19で示される。
時点eのサフィックス19の終了に従って、無線周波数
の振幅は除々に減少されて振幅変調の影響を回避するよ
うにし、これはその部分による伝送を終了させる。
かの種類のフィルタにより導入される遅延分散のため
に、RF信号の振幅をデータバーストの間にビット期間
の半分に対して時点eまでその振幅の6dB以下に維持
し、全てのデータが受信端で正しく受信され、処理され
ることを保証しなければならない。この半ビット期間は
サフィックスとして知られ、参照番号19で示される。
時点eのサフィックス19の終了に従って、無線周波数
の振幅は除々に減少されて振幅変調の影響を回避するよ
うにし、これはその部分による伝送を終了させる。
【0062】バーストのデータ構造:MUX1およびM
UX2 基地局3と送受器11の間の通信は3つの論理チャネル
を通して行われる。システムの2部分間には唯1つの無
線チャネルが存在するので、3つの論理チャネルは時分
割多重通信により結合される。確立されたリンクの間の
所定の時点で、基地局3と送受器11は上記のようにバ
ーストを用いて互いに通信し、チャネル間で時分割多重
化を与える予め選択されたデータ構造を有する。得られ
たデータ構造の各々において、各々のバーストは共に多
重化された3つの論理チャネルの2つを搬送する。これ
らのデータ構造の各々はマルチプレクスとして知られ、
「MUX」と略称される。
UX2 基地局3と送受器11の間の通信は3つの論理チャネル
を通して行われる。システムの2部分間には唯1つの無
線チャネルが存在するので、3つの論理チャネルは時分
割多重通信により結合される。確立されたリンクの間の
所定の時点で、基地局3と送受器11は上記のようにバ
ーストを用いて互いに通信し、チャネル間で時分割多重
化を与える予め選択されたデータ構造を有する。得られ
たデータ構造の各々において、各々のバーストは共に多
重化された3つの論理チャネルの2つを搬送する。これ
らのデータ構造の各々はマルチプレクスとして知られ、
「MUX」と略称される。
【0063】リンクが設定され、基地局3と送受器11
の間のバーストが、ユーザが電気通信回路網1を通して
接続される個人または装置とユーザが交換したい情報を
搬送しているときバーストのデータ構造はマルチプレク
ス1(またはMUX1)と呼ばれる形態をなす。これは
図4に示される。マルチプレクス1には、図4aに示し
たマルチプレクス1.2と図4bに示したマルチプレク
ス1.4の2つの形態が可能である。
の間のバーストが、ユーザが電気通信回路網1を通して
接続される個人または装置とユーザが交換したい情報を
搬送しているときバーストのデータ構造はマルチプレク
ス1(またはMUX1)と呼ばれる形態をなす。これは
図4に示される。マルチプレクス1には、図4aに示し
たマルチプレクス1.2と図4bに示したマルチプレク
ス1.4の2つの形態が可能である。
【0064】マルチプレクス1.2においては、各々の
バースト長は66ビットである。第1ビットおよび最終
ビットはD論理チャネルに属するものとして定義され、
また中央の64ビットはB論理チャネルに属するものと
して定義される。Bチャネルは、ユーザが送信または受
信しているデータを搬送する。送受器11が用いられて
電話会話を保持する通常の場合、チャネルBはディジタ
ル的に符号化された音声データを搬送している。
バースト長は66ビットである。第1ビットおよび最終
ビットはD論理チャネルに属するものとして定義され、
また中央の64ビットはB論理チャネルに属するものと
して定義される。Bチャネルは、ユーザが送信または受
信しているデータを搬送する。送受器11が用いられて
電話会話を保持する通常の場合、チャネルBはディジタ
ル的に符号化された音声データを搬送している。
【0065】チャネルDは信号現示データを搬送する。
このデータは、後に説明するように、種々の事物を表わ
すが、チャネルDにより搬送される殆どのデータは2つ
の一般的な形態の1方に割り当てることができる。先
ず、基地局3と送受器11の間には純粋に部分間で無線
リンクを確立または維持するためのデータが送受され
る。このデータには、ハンドシェーク信号や、1方の部
分が他方の部分を認識することを可能にすると共にそれ
らの部分の間で通信リンクが確立されることを許容また
は拒絶する識別および認定符号などが含まれる。第2種
のデータは、受信部分がある動作を取り、あるいは受信
部分に送信部分である動作が生じていることを通知す
る。例えば、ユーザが送受器11上のキーを押圧する
と、この事実はチャネルDにより基地局3に送信され、
また基地局3は送受器11が信号を表示または表示を点
滅させることを指示すると、これはチャネルDに送出さ
れる。
このデータは、後に説明するように、種々の事物を表わ
すが、チャネルDにより搬送される殆どのデータは2つ
の一般的な形態の1方に割り当てることができる。先
ず、基地局3と送受器11の間には純粋に部分間で無線
リンクを確立または維持するためのデータが送受され
る。このデータには、ハンドシェーク信号や、1方の部
分が他方の部分を認識することを可能にすると共にそれ
らの部分の間で通信リンクが確立されることを許容また
は拒絶する識別および認定符号などが含まれる。第2種
のデータは、受信部分がある動作を取り、あるいは受信
部分に送信部分である動作が生じていることを通知す
る。例えば、ユーザが送受器11上のキーを押圧する
と、この事実はチャネルDにより基地局3に送信され、
また基地局3は送受器11が信号を表示または表示を点
滅させることを指示すると、これはチャネルDに送出さ
れる。
【0066】チャネルDデータは定義されたフォーマッ
トを有する符号ワードで送信され、これは後に論じられ
る。図4aに示したように、マルチプレクス1.2にお
ける各々のバーストは単に2ビットのチャネルDデータ
を含むので、それは一連のバーストがチャネルDの単一
符号ワードを送出することを要求する。マルチプレクス
1.4では、図4bに示されるように、チャネルDデー
タは2倍の速度で送出される。このマルチプレクス構造
における各々のバースト長は68ビットである。最初の
2ビットおよび最後の2ビットはチャネルDビットとし
て定義され、また中央の64ビットはチャネルBビット
として定義される。両マルチプレクス1.2、1.4に
おいては、各々のバーストは同一数のチャネルBビット
を搬送し、またそれらの差はバーストあたり搬送される
チャネルDビットの数においてのみ生じることが注目さ
れるべきである。
トを有する符号ワードで送信され、これは後に論じられ
る。図4aに示したように、マルチプレクス1.2にお
ける各々のバーストは単に2ビットのチャネルDデータ
を含むので、それは一連のバーストがチャネルDの単一
符号ワードを送出することを要求する。マルチプレクス
1.4では、図4bに示されるように、チャネルDデー
タは2倍の速度で送出される。このマルチプレクス構造
における各々のバースト長は68ビットである。最初の
2ビットおよび最後の2ビットはチャネルDビットとし
て定義され、また中央の64ビットはチャネルBビット
として定義される。両マルチプレクス1.2、1.4に
おいては、各々のバーストは同一数のチャネルBビット
を搬送し、またそれらの差はバーストあたり搬送される
チャネルDビットの数においてのみ生じることが注目さ
れるべきである。
【0067】マルチプレクス1.4は、これがマルチプ
レクス1.2により許容される速度の2倍でチャネルD
の伝送を許容するので都合がよいが、これはマルチプレ
クス1.4における各々のバーストをマルチプレクス
1.2の各々のバーストより2ビット長く(即ち、66
ビットの代りに68ビット)することにより実現され
る。これは、図2に示したように、マルチプレクス1.
4を用いて2つの部分が通信しているとき、各々の部分
が送信モードと受信モードの間で切り換えられる時刻t
2とt3の間のギャップが5.5ビット期間から3.5
ビット期間へ2ビット期間だけ低減される。時刻t4と
t1の間のギャップも同様に2ビット期間だけ低減され
る。このようにして、マルチプレクス1.4を用いた通
信は、基地局3および送受器11の両者が得られた低減
された時間内に送信および受信モードの間で切り換え可
能な場合にのみ実施することができる。この切換えを十
分速くできない装置はマルチプレクス1.2を使用でき
るだけである。
レクス1.2により許容される速度の2倍でチャネルD
の伝送を許容するので都合がよいが、これはマルチプレ
クス1.4における各々のバーストをマルチプレクス
1.2の各々のバーストより2ビット長く(即ち、66
ビットの代りに68ビット)することにより実現され
る。これは、図2に示したように、マルチプレクス1.
4を用いて2つの部分が通信しているとき、各々の部分
が送信モードと受信モードの間で切り換えられる時刻t
2とt3の間のギャップが5.5ビット期間から3.5
ビット期間へ2ビット期間だけ低減される。時刻t4と
t1の間のギャップも同様に2ビット期間だけ低減され
る。このようにして、マルチプレクス1.4を用いた通
信は、基地局3および送受器11の両者が得られた低減
された時間内に送信および受信モードの間で切り換え可
能な場合にのみ実施することができる。この切換えを十
分速くできない装置はマルチプレクス1.2を使用でき
るだけである。
【0068】好適な実施例における全ての基地局3およ
び送受器11は、これらがマルチプレクス1.4を用い
て通信することができても、マルチプレクス1.2を用
いて通信することができる。基地局3と送受器11の間
の特定の無線リンクにおいては、両部分はマルチプレク
ス1の同じ変形例を使用しなければならない。2つの部
分がマルチプレクス2(即ちMUX2)として知られる
異なるデータ構造と通信するリンクの初期設定の間に、
これらの2つの部分は、マルチプレクス1への切換前、
およびマルチプレクス1への切換前に、マルチプレクス
1のどの変形例が使用されるかを決定する動作(「交
渉」動作としてもよく知られる)を行う。これは、両部
分がマルチプレクス1.4を使用して通信できる場合に
なされる。上記部分のいずれかまたは両者がマルチプレ
クス1.2を単に使用可能なときは、マルチプレクス1
のこの変形例が上記無線リンクのために採用されなけれ
ばならない。
び送受器11は、これらがマルチプレクス1.4を用い
て通信することができても、マルチプレクス1.2を用
いて通信することができる。基地局3と送受器11の間
の特定の無線リンクにおいては、両部分はマルチプレク
ス1の同じ変形例を使用しなければならない。2つの部
分がマルチプレクス2(即ちMUX2)として知られる
異なるデータ構造と通信するリンクの初期設定の間に、
これらの2つの部分は、マルチプレクス1への切換前、
およびマルチプレクス1への切換前に、マルチプレクス
1のどの変形例が使用されるかを決定する動作(「交
渉」動作としてもよく知られる)を行う。これは、両部
分がマルチプレクス1.4を使用して通信できる場合に
なされる。上記部分のいずれかまたは両者がマルチプレ
クス1.2を単に使用可能なときは、マルチプレクス1
のこの変形例が上記無線リンクのために採用されなけれ
ばならない。
【0069】マルチプレクス2の構造は図5に示され
る。このデータ構造は、チャネルBを使用した通信が開
始される前のリンク設定時に使用される。マルチプレク
ス2データ構造においては、チャネルBはいずれも送出
されない。各々のマルチプレクス2データバーストの長
さは66ビットである。最初の16ビットおよび最後の
16ビットはチャネルDに属するものとして定義され、
また中央の34ビットはSチャネルと呼ばれる第3論理
チャネルに属するものとして定義される。Sチャネルの
最初の10ビットはPビットであり、これらはプリアン
ブルを形成し、単に「1」と「0」の間の代替ビットか
らなる。Sチャネルの残る24ビットはWビットであ
り、Sチャネル同期ワードを定義する。
る。このデータ構造は、チャネルBを使用した通信が開
始される前のリンク設定時に使用される。マルチプレク
ス2データ構造においては、チャネルBはいずれも送出
されない。各々のマルチプレクス2データバーストの長
さは66ビットである。最初の16ビットおよび最後の
16ビットはチャネルDに属するものとして定義され、
また中央の34ビットはSチャネルと呼ばれる第3論理
チャネルに属するものとして定義される。Sチャネルの
最初の10ビットはPビットであり、これらはプリアン
ブルを形成し、単に「1」と「0」の間の代替ビットか
らなる。Sチャネルの残る24ビットはWビットであ
り、Sチャネル同期ワードを定義する。
【0070】Sチャネルは、2部分間の無線リンクが確
立されようとするときこれと1部分を同期化するために
使用される。この場合、2つの同期レベルが要求され
る。先ず、2つの部分はビット同期に入らなければなら
ず、従って受信信号を復号化するときの受信部分は受信
信号を正しいタイミングのビットに分割される。第2
に、2つの部分はバースト同期に入らなければならず、
従って、1方の部分は送信するが他方は受信モードにあ
り、次の他方は送信するが第1部分は受信モードにな
り、図2に示された交互バーストの伝送構造を与える。
立されようとするときこれと1部分を同期化するために
使用される。この場合、2つの同期レベルが要求され
る。先ず、2つの部分はビット同期に入らなければなら
ず、従って受信信号を復号化するときの受信部分は受信
信号を正しいタイミングのビットに分割される。第2
に、2つの部分はバースト同期に入らなければならず、
従って、1方の部分は送信するが他方は受信モードにあ
り、次の他方は送信するが第1部分は受信モードにな
り、図2に示された交互バーストの伝送構造を与える。
【0071】リンクがいずれかの方向に確立されている
ときは、送受器11は基地局3から受信する第1無線信
号はマルチプレクス1フォーマットになり、更に基地局
3が送受器11とのリンクの生成を開始しようとする場
合、基地局3が送受器11から受信する第1信号もマル
チプレクス2フォーマットになる。(送受器11がリン
クを開始しているとき、これは先ずマルチプレクス(即
ち、MUX3)と呼ばれる他のデータ構造で送出され、
これは後に説明される。)従って、マルチプレクス2は
2つの部分間で迅速な同期を許容するように設計されて
いる。
ときは、送受器11は基地局3から受信する第1無線信
号はマルチプレクス1フォーマットになり、更に基地局
3が送受器11とのリンクの生成を開始しようとする場
合、基地局3が送受器11から受信する第1信号もマル
チプレクス2フォーマットになる。(送受器11がリン
クを開始しているとき、これは先ずマルチプレクス(即
ち、MUX3)と呼ばれる他のデータ構造で送出され、
これは後に説明される。)従って、マルチプレクス2は
2つの部分間で迅速な同期を許容するように設計されて
いる。
【0072】殆どの基地局3および送受器11は自動周
波数制御装置または自動利得制御回路、または両者を有
している。これらの回路は、無線信号が受信される初期
期間を要求してそれらの制御動作を行うと共に当該部分
による満足な無線受信を確立する。マルチプレクス構造
におけるチャネルDの初めの16ビットはこのような無
線伝送の期間を与え、自動利得制御装置および自動周波
数制御回路が、チャネルSの34ビットが受信される前
に設定されることを許容する。
波数制御装置または自動利得制御回路、または両者を有
している。これらの回路は、無線信号が受信される初期
期間を要求してそれらの制御動作を行うと共に当該部分
による満足な無線受信を確立する。マルチプレクス構造
におけるチャネルDの初めの16ビットはこのような無
線伝送の期間を与え、自動利得制御装置および自動周波
数制御回路が、チャネルSの34ビットが受信される前
に設定されることを許容する。
【0073】SチャネルのPビットの「1010・・
・」プレアンブルパターンにおける引き続くビット値の
反転値はビット期間のタイミングの明瞭な定義を与え、
受信部分が、チャネルSの24ビットW同期ワードが受
信される前に送信部分とビット同期に入ることを可能に
する。同期ワードは、受信データバースト中で受信部分
が探索している所定パターンを有する。このビットパタ
ーンが認識されると、受信部分は、当該24ビットがチ
ャネルSの同期ワードを形成したことを認知する。マル
チプレクス2構造におけるこのワードの位置が定義され
るので、次に受信部分は受信マルチプレクスデータバー
ストのバーストタイミングを決定することができ、従っ
てバースト同期を得ることができる。
・」プレアンブルパターンにおける引き続くビット値の
反転値はビット期間のタイミングの明瞭な定義を与え、
受信部分が、チャネルSの24ビットW同期ワードが受
信される前に送信部分とビット同期に入ることを可能に
する。同期ワードは、受信データバースト中で受信部分
が探索している所定パターンを有する。このビットパタ
ーンが認識されると、受信部分は、当該24ビットがチ
ャネルSの同期ワードを形成したことを認知する。マル
チプレクス2構造におけるこのワードの位置が定義され
るので、次に受信部分は受信マルチプレクスデータバー
ストのバーストタイミングを決定することができ、従っ
てバースト同期を得ることができる。
【0074】チャネルDデータは変化することができ、
また偶然ではあるが、チャネルDの引き続くビットはチ
ャネルSの周期ワードと同一のパターンを有することが
できる。これがチャネルSの同期ワードとして誤って識
別されると、受信部分は正しくないバーストタイミング
を選択することになる。これを防止するために、チャネ
ルDはマルチプレクス2において2つの16ビット部分
に分割され、従ってバーストは破壊されてないストリン
グとしてチャネルD24ビットを含まない。
また偶然ではあるが、チャネルDの引き続くビットはチ
ャネルSの周期ワードと同一のパターンを有することが
できる。これがチャネルSの同期ワードとして誤って識
別されると、受信部分は正しくないバーストタイミング
を選択することになる。これを防止するために、チャネ
ルDはマルチプレクス2において2つの16ビット部分
に分割され、従ってバーストは破壊されてないストリン
グとしてチャネルD24ビットを含まない。
【0075】図2により上記したように、基地局3は、
2ミリ秒間隔でそれからの引き続くデータバーストの伝
送を開始することにより2ミリ秒バースト期間を決定す
る。送受器11はその受信および送信タイミングを基地
局3のタイミングに一致し、従って図2の時分割二重構
造を生成するように構成されなければならない。従っ
て、バースト同期タイミングを決定する場合、基地局3
はマスタとして、送受器11はスレーブとして作用す
る。基地局3は通常送受器11よりも正確なクロックを
含むので、これはバーストモードタイミングの精度の最
大化に都合が良い。更に、基地局3が異なる無線チャネ
ルを用いて異なる送受器11と同時に通信できる場合、
もし2つのリンクに対する送信および受信タイミングが
同期化されない場合このような2つのリンクを維持する
ことは通常は実際的でないかまたは不可能ですらある。
従って、送受器11のタイミングは基地局3のタイミン
グにスレーブされなければならない。
2ミリ秒間隔でそれからの引き続くデータバーストの伝
送を開始することにより2ミリ秒バースト期間を決定す
る。送受器11はその受信および送信タイミングを基地
局3のタイミングに一致し、従って図2の時分割二重構
造を生成するように構成されなければならない。従っ
て、バースト同期タイミングを決定する場合、基地局3
はマスタとして、送受器11はスレーブとして作用す
る。基地局3は通常送受器11よりも正確なクロックを
含むので、これはバーストモードタイミングの精度の最
大化に都合が良い。更に、基地局3が異なる無線チャネ
ルを用いて異なる送受器11と同時に通信できる場合、
もし2つのリンクに対する送信および受信タイミングが
同期化されない場合このような2つのリンクを維持する
ことは通常は実際的でないかまたは不可能ですらある。
従って、送受器11のタイミングは基地局3のタイミン
グにスレーブされなければならない。
【0076】リンク開始およびMUX3 基地局3がリンクを開始しようとする場合、マルチプレ
クス2において送信を開始する。送受器11はオンに切
り換えられるがリンク内で通信していないときは、送受
器11は無線チャネルを走査して、送信が行われている
チャネルを探索する。送受器11が無線伝送を検出した
場合、送受器11は、これがマルチプレクス2であると
いう仮定の下で無線伝送を復号化しようとする。送受器
11は非同期的にこれらの動作を行い、また受信信号が
マルチプレクス2のフォーマットにある場合、チャネル
Sのプレアンブル部分および同期ワードは、送受器11
が送出信号とのビットおよびバースト同期を得ることを
可能にする。この同期が得られると、チャネルDの内容
は復号化され、リンク開始のプロセスが開始可能にな
る。
クス2において送信を開始する。送受器11はオンに切
り換えられるがリンク内で通信していないときは、送受
器11は無線チャネルを走査して、送信が行われている
チャネルを探索する。送受器11が無線伝送を検出した
場合、送受器11は、これがマルチプレクス2であると
いう仮定の下で無線伝送を復号化しようとする。送受器
11は非同期的にこれらの動作を行い、また受信信号が
マルチプレクス2のフォーマットにある場合、チャネル
Sのプレアンブル部分および同期ワードは、送受器11
が送出信号とのビットおよびバースト同期を得ることを
可能にする。この同期が得られると、チャネルDの内容
は復号化され、リンク開始のプロセスが開始可能にな
る。
【0077】送受器11が基地局3との通信リンクを開
始しようとすると問題が生じる。アイドル基地局3、即
ち送受器からの呼びを待機するものは能動基地局、即ち
送受器と既に通信状態にあるものの動作に同期化され
る。従って、アイドル基地局は、能動基地局が受信モー
ドにある間に送受器11からの伝送を受信し得る間に単
に受信窓を有することになる。このアイドル基地局が受
信しようとする機能に対する束縛は、2つの基地局が空
中線を共有する場合は殆ど不可避になる。というのは、
既に通信状態にある基地局の送信機からのRF電力の漏
えいは呼び送受器からの受信電力よりも恐らく大きくな
り、従ってアイドル基地局は、例えこれが受信モードに
あっても、これらの期間に何らかの送受器を検出できな
くなることによる。従って、送受器11は、基地局が2
ミリ秒(144ビット)のバースト期間毎に単に約1ミ
リ秒(72ビット)の受信窓を有することが仮定されな
ければならない。
始しようとすると問題が生じる。アイドル基地局3、即
ち送受器からの呼びを待機するものは能動基地局、即ち
送受器と既に通信状態にあるものの動作に同期化され
る。従って、アイドル基地局は、能動基地局が受信モー
ドにある間に送受器11からの伝送を受信し得る間に単
に受信窓を有することになる。このアイドル基地局が受
信しようとする機能に対する束縛は、2つの基地局が空
中線を共有する場合は殆ど不可避になる。というのは、
既に通信状態にある基地局の送信機からのRF電力の漏
えいは呼び送受器からの受信電力よりも恐らく大きくな
り、従ってアイドル基地局は、例えこれが受信モードに
あっても、これらの期間に何らかの送受器を検出できな
くなることによる。従って、送受器11は、基地局が2
ミリ秒(144ビット)のバースト期間毎に単に約1ミ
リ秒(72ビット)の受信窓を有することが仮定されな
ければならない。
【0078】基地局3と既に通信状態にない送受器11
は基地局3に対して同期化されず、従って送受器11
は、通信相手の基地局3の受信期間に同期化されたタイ
ミングを有するリンク要求信号を送出することができな
くなる。従って、送受器11はマルチプレクス3(即ち
MUX3)と呼ばれる他のデータ構造において非同期的
に送信することによりリンク要求を形成する。マルチプ
レクス3の非同期特性を図6に示す。
は基地局3に対して同期化されず、従って送受器11
は、通信相手の基地局3の受信期間に同期化されたタイ
ミングを有するリンク要求信号を送出することができな
くなる。従って、送受器11はマルチプレクス3(即ち
MUX3)と呼ばれる他のデータ構造において非同期的
に送信することによりリンク要求を形成する。マルチプ
レクス3の非同期特性を図6に示す。
【0079】図6の下部ラインは基地局3の動作タイミ
ングを示したものである。基地局3は時間を複数の送信
期間21に分割し、またこれらの送信期間21の間で送
受器11からの信号を単に受信することができる。図6
の上部ラインはマルチプレクス3において送信する送受
器11の動作状態を示したものである。図6の23で示
した各々のマルチプレクス伝送期間の長さは720ビッ
トであり、10ミリ秒の間継続する。次のマルチプレク
ス3の伝送期間23は288ビット期間だけ分離され、
これは4ミリ秒継続し、その間に送受器は送信モードか
ら受信モードに切り換えられ、基地局3からのマルチプ
レクス2における応答を受信する。このようにして、マ
ルチプレクス3の伝送の全バースト期間は1008ビッ
ト期間、即ち14ミリ秒になる。マルチプレクス3のバ
ースト期間はマルチプレクス1およびマルチプレクス2
に対するバースト期間の7倍になり、またマルチプレク
ス3の伝送は5マルチプレクス1またはマルチプレクス
2バースト期間の間継続する。
ングを示したものである。基地局3は時間を複数の送信
期間21に分割し、またこれらの送信期間21の間で送
受器11からの信号を単に受信することができる。図6
の上部ラインはマルチプレクス3において送信する送受
器11の動作状態を示したものである。図6の23で示
した各々のマルチプレクス伝送期間の長さは720ビッ
トであり、10ミリ秒の間継続する。次のマルチプレク
ス3の伝送期間23は288ビット期間だけ分離され、
これは4ミリ秒継続し、その間に送受器は送信モードか
ら受信モードに切り換えられ、基地局3からのマルチプ
レクス2における応答を受信する。このようにして、マ
ルチプレクス3の伝送の全バースト期間は1008ビッ
ト期間、即ち14ミリ秒になる。マルチプレクス3のバ
ースト期間はマルチプレクス1およびマルチプレクス2
に対するバースト期間の7倍になり、またマルチプレク
ス3の伝送は5マルチプレクス1またはマルチプレクス
2バースト期間の間継続する。
【0080】図6に示したように、各々のマルチプレク
ス3伝送23期間は5サブマルチプレクス部分に分割さ
れる。各々は144ビット長であり、2ミリ秒継続す
る。このようにして、各々のサブマルチプレクスは送信
期間および受信期間を含む基地局3の動作期間と同じ長
間長にわたって継続することになる。
ス3伝送23期間は5サブマルチプレクス部分に分割さ
れる。各々は144ビット長であり、2ミリ秒継続す
る。このようにして、各々のサブマルチプレクスは送信
期間および受信期間を含む基地局3の動作期間と同じ長
間長にわたって継続することになる。
【0081】図7は図6の要部の拡大図である。マルチ
プレクス3の各々のサブマルチプレクスは次に4つの等
しい反復期間に分割される。1サブマルチプレクスで送
信されるデータは各々の反復期間で反復される。各々の
反復期間は36ビット含み、0.5ミリ秒継続する。送
受器11は基地局3に対して同期化されていないので、
基地局3の動作における、マルチプレクス3構造に対す
る信号受信窓のタイミングは予測することはできない。
しかしながら、サブマルチプレクスの各々の36ビット
反復期間は十分短く、従って基地局3は引き続く基地局
伝送期間21の間でサブマルチプレクスの少なくとも1
つの完全な反復期間を受信しなければならない。図7に
おいて、基地局3および送受器11の動作の相対タイミ
ングは、各々のサブマルチプレクスの第3反復期間が完
全に基地局受信期間内に入り、従って基地局3により受
信されるように与えられる。
プレクス3の各々のサブマルチプレクスは次に4つの等
しい反復期間に分割される。1サブマルチプレクスで送
信されるデータは各々の反復期間で反復される。各々の
反復期間は36ビット含み、0.5ミリ秒継続する。送
受器11は基地局3に対して同期化されていないので、
基地局3の動作における、マルチプレクス3構造に対す
る信号受信窓のタイミングは予測することはできない。
しかしながら、サブマルチプレクスの各々の36ビット
反復期間は十分短く、従って基地局3は引き続く基地局
伝送期間21の間でサブマルチプレクスの少なくとも1
つの完全な反復期間を受信しなければならない。図7に
おいて、基地局3および送受器11の動作の相対タイミ
ングは、各々のサブマルチプレクスの第3反復期間が完
全に基地局受信期間内に入り、従って基地局3により受
信されるように与えられる。
【0082】各々の反復期間はマルチプレクス3バース
トの1サブマルチプレクス期間に送出されるデータの完
全なコピーを含むので、基地局3は各々のサブマルチプ
レクスの1反復期間を受信して送受器11により送出さ
れたデータを受信することが単に必要となる。図6に示
したように、マルチプレクス3の初めの4サブマルチプ
レクス期間はチャネルDを搬送するものとして定められ
るが、マルチプレクス3の最後のサブマルチプレクス期
間はチャネルSを搬送するものとして定められる。これ
は、基地局3がチャネルSの反復期間を受信し復号化す
る可能性を最大にする。
トの1サブマルチプレクス期間に送出されるデータの完
全なコピーを含むので、基地局3は各々のサブマルチプ
レクスの1反復期間を受信して送受器11により送出さ
れたデータを受信することが単に必要となる。図6に示
したように、マルチプレクス3の初めの4サブマルチプ
レクス期間はチャネルDを搬送するものとして定められ
るが、マルチプレクス3の最後のサブマルチプレクス期
間はチャネルSを搬送するものとして定められる。これ
は、基地局3がチャネルSの反復期間を受信し復号化す
る可能性を最大にする。
【0083】マルチプレクス3のチャネルSサブマルチ
プレクスの各々の反復期間はチャネルS同期化ワードを
含む。基地局3がこれを検出すると、基地局3は、次の
2つの受信期間の間に、どんなマルチプレクス3伝送期
間も存在しないことを知り、次に引き続く受信期間にお
いて、基地局3はチャネルDの4部分、次に再び同期ワ
ードを含むチャネルS部分を受信すべきである。このよ
うにして、基地局3は、マルチプレクス1およびマルチ
プレクス2信号に対するそれ自身のバースト同期を変更
することなく、送受器11からのマルチプレクス3タイ
ミングに対して一時的に同期化される。
プレクスの各々の反復期間はチャネルS同期化ワードを
含む。基地局3がこれを検出すると、基地局3は、次の
2つの受信期間の間に、どんなマルチプレクス3伝送期
間も存在しないことを知り、次に引き続く受信期間にお
いて、基地局3はチャネルDの4部分、次に再び同期ワ
ードを含むチャネルS部分を受信すべきである。このよ
うにして、基地局3は、マルチプレクス1およびマルチ
プレクス2信号に対するそれ自身のバースト同期を変更
することなく、送受器11からのマルチプレクス3タイ
ミングに対して一時的に同期化される。
【0084】送受器11から受信されたマルチプレクス
3信号の復号化に従って、基地局は引き続くマルチプレ
クス3伝送間の288ビットスペースの間にマルチプレ
クス2で応答することができる。図6に示したように、
上記スペースは十分長く、少なくとも1つの完全な基地
局送信期間21を含むことができる。送受器11が基地
局3からのマルチプレクス2における応答を受信する
と、送受器はマルチプレクス3での送信を停止し、代り
に基地局3のタイミングに同期化されたマルチプレクス
3での送信を実施する。
3信号の復号化に従って、基地局は引き続くマルチプレ
クス3伝送間の288ビットスペースの間にマルチプレ
クス2で応答することができる。図6に示したように、
上記スペースは十分長く、少なくとも1つの完全な基地
局送信期間21を含むことができる。送受器11が基地
局3からのマルチプレクス2における応答を受信する
と、送受器はマルチプレクス3での送信を停止し、代り
に基地局3のタイミングに同期化されたマルチプレクス
3での送信を実施する。
【0085】マルチプレクス3構造のデータ構造は図8
および図9に更に詳細に示される。図8において、各々
のラインは1サブマルチプレクス期間を示している。初
めの4ラインは4チャネルDサブマルチプレクス期間を
示し、第5ラインはチャネルSサブマルチプレクス期間
を示す。第6および第7ラインは、次のマルチプレクス
3伝送前の1マルチプレクス3伝送に続く期間(2サブ
マルチプレクス期間に等しい)を表わす。送受器11は
この期間にマルチプレクス2の応答を受信する。
および図9に更に詳細に示される。図8において、各々
のラインは1サブマルチプレクス期間を示している。初
めの4ラインは4チャネルDサブマルチプレクス期間を
示し、第5ラインはチャネルSサブマルチプレクス期間
を示す。第6および第7ラインは、次のマルチプレクス
3伝送前の1マルチプレクス3伝送に続く期間(2サブ
マルチプレクス期間に等しい)を表わす。送受器11は
この期間にマルチプレクス2の応答を受信する。
【0086】マルチプレクス3伝送の5ラインはそれぞ
れ4反復期間に分割される。初めの4ラインにおいて
は、各々の反復期間は36チャネルDビットを含んでい
る。同じサブマルチプレクスの引き続く反復期間は同等
であるが、次のサブマルチプレクスは異なるチャネルD
情報を搬送する。図8の第5ラインの各々の反復期間は
第5サブマルチプレクスを表わし、チャネルSの36ビ
ットを含んでいる。各々の反復期間におけるチャネルS
データは同等である。かくして、マルチプレクス3で送
信されたデータの全体は図8の単一カラムに収容され
る。
れ4反復期間に分割される。初めの4ラインにおいて
は、各々の反復期間は36チャネルDビットを含んでい
る。同じサブマルチプレクスの引き続く反復期間は同等
であるが、次のサブマルチプレクスは異なるチャネルD
情報を搬送する。図8の第5ラインの各々の反復期間は
第5サブマルチプレクスを表わし、チャネルSの36ビ
ットを含んでいる。各々の反復期間におけるチャネルS
データは同等である。かくして、マルチプレクス3で送
信されたデータの全体は図8の単一カラムに収容され
る。
【0087】図9は図8の単一カラムのデータ構成を詳
細に示した図である。チャネルDにおいてはビットのあ
るもののみが有用なデータを搬送する。36ビット反復
期間の各々は交互論理「1」および「0」のプレアンブ
ル部分を形成する6Pビットと共に開始される。次に、
10データ搬送ビット、次に他の8Pビット、次に他の
10データ搬送ビット、そして最後に他の2Pビットが
存在する。このようにして、各々の反復期間は、8ビッ
トのプレアンブルにより分離された10ビットの2つの
ストレッチに分割されたチャネルDの20データ搬送ビ
ットを収容している。データ搬送ビットはチャネルDで
送出されたデータに依存して任意の値を取ることがで
き、従ってチャネルDのデータビットのパターンがチャ
ネルSの同期ワードに同等か十分に類似することが理論
的には可能である。チャネルDデータが連続的に送出さ
れ、このビットパターンが偶然にそのデータ内に生じた
ときは、基地局3は受信したチャネルD反復期間をチャ
ネルSに属するものと誤って識別し、従ってそれはマル
チプレクス3を不当に復号化することになる。チャネル
Dのデータ搬送ビットを8ビットのプレアンブルにより
分離された10ビットのセクションに分割することによ
り、マルチプレクス3のチャネルDはチャネルS同期ワ
ードのパターンに類似する次のビットパターンを収容で
きなくなる。
細に示した図である。チャネルDにおいてはビットのあ
るもののみが有用なデータを搬送する。36ビット反復
期間の各々は交互論理「1」および「0」のプレアンブ
ル部分を形成する6Pビットと共に開始される。次に、
10データ搬送ビット、次に他の8Pビット、次に他の
10データ搬送ビット、そして最後に他の2Pビットが
存在する。このようにして、各々の反復期間は、8ビッ
トのプレアンブルにより分離された10ビットの2つの
ストレッチに分割されたチャネルDの20データ搬送ビ
ットを収容している。データ搬送ビットはチャネルDで
送出されたデータに依存して任意の値を取ることがで
き、従ってチャネルDのデータビットのパターンがチャ
ネルSの同期ワードに同等か十分に類似することが理論
的には可能である。チャネルDデータが連続的に送出さ
れ、このビットパターンが偶然にそのデータ内に生じた
ときは、基地局3は受信したチャネルD反復期間をチャ
ネルSに属するものと誤って識別し、従ってそれはマル
チプレクス3を不当に復号化することになる。チャネル
Dのデータ搬送ビットを8ビットのプレアンブルにより
分離された10ビットのセクションに分割することによ
り、マルチプレクス3のチャネルDはチャネルS同期ワ
ードのパターンに類似する次のビットパターンを収容で
きなくなる。
【0088】図9に示したさらに、マルチプレクス3の
チャネルSサブマルチプレクスの各々の反復期間は論理
「1」と論理「0」の間を交互変化する12Pビットの
プレアンブルと共に開始される。これにはチャネルS同
期ワードを構成する24Wビットが従っている。マルチ
プレクス3のチャネルSの上記構成により、受信基地局
3が、同期ワードを受信する前にマルチプレクス3信号
とのビット同期を得る機会が最大になる。
チャネルSサブマルチプレクスの各々の反復期間は論理
「1」と論理「0」の間を交互変化する12Pビットの
プレアンブルと共に開始される。これにはチャネルS同
期ワードを構成する24Wビットが従っている。マルチ
プレクス3のチャネルSの上記構成により、受信基地局
3が、同期ワードを受信する前にマルチプレクス3信号
とのビット同期を得る機会が最大になる。
【0089】チャネルS構造 チャネルS構造は非常に簡単であるこの構造は図5に示
したようにマルチプレクス2の24ビットの同期ワード
を伴う10ビットのプレアンブルまたは図9に示したよ
うにマルチプレクス3の24ビット同期ワードを伴う1
2ビットプレアンブルからなる。このプレアンブルは常
に交互に変化する論理「1」と「0」で構成される。
したようにマルチプレクス2の24ビットの同期ワード
を伴う10ビットのプレアンブルまたは図9に示したよ
うにマルチプレクス3の24ビット同期ワードを伴う1
2ビットプレアンブルからなる。このプレアンブルは常
に交互に変化する論理「1」と「0」で構成される。
【0090】好適な実施例のシステムにおいては、4個
のチャネルS同期ワードが存在する。これらのうちの2
つは基地局3のみで使用され、他の2つは送受器11の
みにより使用される。部分がリンクを開始したいとき
は、この部分はCHMと略されるチャネルマーカとして
知られるチャネルS同期ワードを使用する。他の部分が
信号を受信するときは、この部分はSYNCと略される
通常の同期ワードを使用して応答する。2つの部分間で
リンクが、上記応答の受信に続いて、確立されると、第
1部分はその伝送時のチャネルSの同期ワードをCHM
からSYNCのその変形ワードに変化させる。基地局3
に対するCHMの変形ワードはCHMFと略され、固定
部分チャネルマーカと呼ばれ、送受器11に対するチャ
ネルマーカはCHMPと略され、可搬部分チャネルマー
カと呼ばれる。同様に、SYNCの基地局3変形ワード
はSYNCFといわれ、またSYNCの送受器11変形
ワードはSYNCPといわれる。CHMFとCHMPは
互いにビット的に反転し、SYNCとSYNCPは互い
にビット的に反転している。
のチャネルS同期ワードが存在する。これらのうちの2
つは基地局3のみで使用され、他の2つは送受器11の
みにより使用される。部分がリンクを開始したいとき
は、この部分はCHMと略されるチャネルマーカとして
知られるチャネルS同期ワードを使用する。他の部分が
信号を受信するときは、この部分はSYNCと略される
通常の同期ワードを使用して応答する。2つの部分間で
リンクが、上記応答の受信に続いて、確立されると、第
1部分はその伝送時のチャネルSの同期ワードをCHM
からSYNCのその変形ワードに変化させる。基地局3
に対するCHMの変形ワードはCHMFと略され、固定
部分チャネルマーカと呼ばれ、送受器11に対するチャ
ネルマーカはCHMPと略され、可搬部分チャネルマー
カと呼ばれる。同様に、SYNCの基地局3変形ワード
はSYNCFといわれ、またSYNCの送受器11変形
ワードはSYNCPといわれる。CHMFとCHMPは
互いにビット的に反転し、SYNCとSYNCPは互い
にビット的に反転している。
【0091】このようにして、基地局3がリンクを開始
したいときは、それは、チャネルS同期ワードとしてC
HMFを用い、マルチプレクス2を用いてリンク要求を
送信する。この伝送信号を受信した送受器11はチャネ
ルS同期ワードとしてSYNCPを使用してマルチプレ
クス2で応答する。リンクが確立されると、基地局3は
CHMFの代りにチャネルS同期ワードとしてSYNC
Fを使用してそのマルチプレクス2バーストを変化させ
る。
したいときは、それは、チャネルS同期ワードとしてC
HMFを用い、マルチプレクス2を用いてリンク要求を
送信する。この伝送信号を受信した送受器11はチャネ
ルS同期ワードとしてSYNCPを使用してマルチプレ
クス2で応答する。リンクが確立されると、基地局3は
CHMFの代りにチャネルS同期ワードとしてSYNC
Fを使用してそのマルチプレクス2バーストを変化させ
る。
【0092】送受器11がリンクを開始したいときは、
これはチャネルS同期ワードとしてCHMPを使用して
マルチプレクス3でリンク要求を送信する。基地局3に
よりこれが検出されると、基地局はチャネルS同期ワー
ドとしてSYNCFを使用し、マルチプレクス2で応答
する。リンクが確立されると、送受器11は同期ワード
としてSYNCPを用いて、その伝送をマルチプレクス
2に変化させる。
これはチャネルS同期ワードとしてCHMPを使用して
マルチプレクス3でリンク要求を送信する。基地局3に
よりこれが検出されると、基地局はチャネルS同期ワー
ドとしてSYNCFを使用し、マルチプレクス2で応答
する。リンクが確立されると、送受器11は同期ワード
としてSYNCPを用いて、その伝送をマルチプレクス
2に変化させる。
【0093】基地局3または送受器11がチャネルを走
査して他の部分がそれとのリンクを要求しているか否か
を決定すると、これはリンクの設定を望む他の部分が存
在することを示すので、基地局はCHM同期ワードに対
してのみ作用する。SYNC同期ワードが検出される
と、これはチャネルが既に設定されているリンクを収容
することを示し、従ってチャネルS走査している部分は
作用すべきではない。
査して他の部分がそれとのリンクを要求しているか否か
を決定すると、これはリンクの設定を望む他の部分が存
在することを示すので、基地局はCHM同期ワードに対
してのみ作用する。SYNC同期ワードが検出される
と、これはチャネルが既に設定されているリンクを収容
することを示し、従ってチャネルS走査している部分は
作用すべきではない。
【0094】基地局3はCHMPおよびSYNC、即ち
送受器11により送出されるチャネルSの同期ワードを
認識できるように構成されるが、CHMFまたはSYN
CFを認識することはできない。従って、基地局3は、
例え受信されても、他の基地局からのマルチプレクス2
を復号化せず、応答しない。同様に、送受器11はCH
MFおよびSYNCFを単に認識できるが、CHMPお
よびSYNCPは認識できず、従って送受器はマルチプ
レクス2およびマルチプレクス3の伝送を互いから認識
できず、従って送受器はそれら自身の間で直接リンクを
開始させることはできず、しかし基地局とのみ可能であ
る。
送受器11により送出されるチャネルSの同期ワードを
認識できるように構成されるが、CHMFまたはSYN
CFを認識することはできない。従って、基地局3は、
例え受信されても、他の基地局からのマルチプレクス2
を復号化せず、応答しない。同様に、送受器11はCH
MFおよびSYNCFを単に認識できるが、CHMPお
よびSYNCPは認識できず、従って送受器はマルチプ
レクス2およびマルチプレクス3の伝送を互いから認識
できず、従って送受器はそれら自身の間で直接リンクを
開始させることはできず、しかし基地局とのみ可能であ
る。
【0095】ハードウェア 基地局3および送受器11が信号を交換する方法の上記
の説明に従って、ここで基地局3および送受器11自体
について説明する。
の説明に従って、ここで基地局3および送受器11自体
について説明する。
【0096】図10は送受器11の例を示したものであ
る。この送受器11は基地局3と無線リンクをなす信号
を送受器するための空中線25を有する。この空中線2
5は送受器11のケーシングの内側視野外で選択的に設
けられる。送受器11は電話音声通信に使用するスピー
カ29を有し、またその動作を制御するためのキーパッ
ド31を有する。キーパッドの下部4列は従来の電話キ
ーパッドを与え、これは0〜9の数値キー、「ハッシ
ュ」キー、および「*」キーを含む番号がダイアルされ
るなどを許容する。上部列のキー33はユーザが基地局
3との無線リンクを制御することを許容する。適切なキ
ー33を押圧することにより、ユーザは基地局3から送
受器11への呼を受容することができ、または近接基地
局3を通して電気通信回路網1のアクセスを要求するこ
とができる。
る。この送受器11は基地局3と無線リンクをなす信号
を送受器するための空中線25を有する。この空中線2
5は送受器11のケーシングの内側視野外で選択的に設
けられる。送受器11は電話音声通信に使用するスピー
カ29を有し、またその動作を制御するためのキーパッ
ド31を有する。キーパッドの下部4列は従来の電話キ
ーパッドを与え、これは0〜9の数値キー、「ハッシ
ュ」キー、および「*」キーを含む番号がダイアルされ
るなどを許容する。上部列のキー33はユーザが基地局
3との無線リンクを制御することを許容する。適切なキ
ー33を押圧することにより、ユーザは基地局3から送
受器11への呼を受容することができ、または近接基地
局3を通して電気通信回路網1のアクセスを要求するこ
とができる。
【0097】送受器11は電話番号を予め記憶するため
のメモリやディスプレイなどの他の従来の手段を備える
ことができる。ディスプレイ35を有する送受器11の
例が図11に示してある。この送受器は、ディスプレイ
35の有無とは別に図10の送受器と同じである。
のメモリやディスプレイなどの他の従来の手段を備える
ことができる。ディスプレイ35を有する送受器11の
例が図11に示してある。この送受器は、ディスプレイ
35の有無とは別に図10の送受器と同じである。
【0098】図12は送受器構成の概略図である。この
送受器は制御回路37により制御され、この制御回路は
空中線25、マイクロホン27、スピーカ29、および
キーパッド31を与えるキーパッド/ディスプレイユニ
ット39、更に必要ならディスプレイ35に接続され
る。制御回路37およびキーパッド/ディスプレイユニ
ット39には1つ以上のバッテリ41により電力が供給
される。
送受器は制御回路37により制御され、この制御回路は
空中線25、マイクロホン27、スピーカ29、および
キーパッド31を与えるキーパッド/ディスプレイユニ
ット39、更に必要ならディスプレイ35に接続され
る。制御回路37およびキーパッド/ディスプレイユニ
ット39には1つ以上のバッテリ41により電力が供給
される。
【0099】図13は基地局3の例を示したものであ
る。この基地局3はコードレス電話送受器11との通信
用空中線43を有し、また従来の電話接続45を通して
電気通信回路網1に、更に電源結線47を通して従来の
電力源に接続される。
る。この基地局3はコードレス電話送受器11との通信
用空中線43を有し、また従来の電話接続45を通して
電気通信回路網1に、更に電源結線47を通して従来の
電力源に接続される。
【0100】基地局3は更に従来の有線電話送受器4
9、ディスプレイH、およびキーパッド53を備え、こ
れらは基地局3が電気通信回路網1に接続された従来の
電話機として、また電気通信回路網1を含まずにコード
レス電話送受器11と通信可能な相互通信局として使用
されることを可能にする。図14は基地局3の構成を示
す概略図である。この基地局は基地局制御回路55によ
り制御され、この制御回路は有線送受器49、電話機結
線45、および従来の方法でキーパッド53およびディ
スプレイ51を与えるキーパッド/ディスプレイユニッ
ト57に接続される。電源回路59は電源結線47から
電気を受け、制御回路55およびキーパッド/ディスプ
レイユニット57に電源を供給する。またこの電源回路
59はバッテリまたはコンデンサなどの電源蓄積手段を
含み、基地局が、外部電源から断路された場合も制限さ
れた期間動作することを可能にする。
9、ディスプレイH、およびキーパッド53を備え、こ
れらは基地局3が電気通信回路網1に接続された従来の
電話機として、また電気通信回路網1を含まずにコード
レス電話送受器11と通信可能な相互通信局として使用
されることを可能にする。図14は基地局3の構成を示
す概略図である。この基地局は基地局制御回路55によ
り制御され、この制御回路は有線送受器49、電話機結
線45、および従来の方法でキーパッド53およびディ
スプレイ51を与えるキーパッド/ディスプレイユニッ
ト57に接続される。電源回路59は電源結線47から
電気を受け、制御回路55およびキーパッド/ディスプ
レイユニット57に電源を供給する。またこの電源回路
59はバッテリまたはコンデンサなどの電源蓄積手段を
含み、基地局が、外部電源から断路された場合も制限さ
れた期間動作することを可能にする。
【0101】基地局制御回路55は有線送受器49、電
話結線45、および空中線43に接続されたスイッチン
グ手段61を備えている。スイッチング手段61の1つ
の状態においては、このスイッチング手段は電話結線4
5に有線送受器49を接続して、音声信号が無線リンク
を通しての伝送に対して要求されるように制御回路55
により処理されることなしに正常の電話動作を許容す
る。他の状態では、スイッチング手段61は有線送受器
49と空中線43を制御回路55の残部に接続し、従っ
て音声信号は必要に応じて処理されてコードレス送受器
11との無線リンクを通しての通信を許容する有線送受
器49と空中線43の間を通過する。第3状態では、ス
イッチング手段61は電話結線45を有線送受器49の
代りに制御回路55の残部に接続し、基地局3が相手局
送受器11と電気通信回路網1の間の無線リンクのベー
スとして単に作用することを可能にする。
話結線45、および空中線43に接続されたスイッチン
グ手段61を備えている。スイッチング手段61の1つ
の状態においては、このスイッチング手段は電話結線4
5に有線送受器49を接続して、音声信号が無線リンク
を通しての伝送に対して要求されるように制御回路55
により処理されることなしに正常の電話動作を許容す
る。他の状態では、スイッチング手段61は有線送受器
49と空中線43を制御回路55の残部に接続し、従っ
て音声信号は必要に応じて処理されてコードレス送受器
11との無線リンクを通しての通信を許容する有線送受
器49と空中線43の間を通過する。第3状態では、ス
イッチング手段61は電話結線45を有線送受器49の
代りに制御回路55の残部に接続し、基地局3が相手局
送受器11と電気通信回路網1の間の無線リンクのベー
スとして単に作用することを可能にする。
【0102】有線送受器49の機能が要求されない場合
は、基地局3は有線送受器49、ディスプレイ51、キ
ーパッド53、キーパッド/ディスプレイユニット5
7、およびスイッチング手段のいずれも備えなくてよ
い。基地局制御回路55は空中線43および電話結線4
5の両者に固定的に接続される。コードレス送受器11
に関しては、基地局空中線43は基地局3のケース内に
収容可能である。
は、基地局3は有線送受器49、ディスプレイ51、キ
ーパッド53、キーパッド/ディスプレイユニット5
7、およびスイッチング手段のいずれも備えなくてよ
い。基地局制御回路55は空中線43および電話結線4
5の両者に固定的に接続される。コードレス送受器11
に関しては、基地局空中線43は基地局3のケース内に
収容可能である。
【0103】図15は送受器11の回路のブロック図で
ある。マイクロホン27により受信された通話音は電気
信号に変換され、この信号は音声符号器63に送出され
る。音声符号器63はアナログ・ディジタル変換器を備
えており、この変換器はマイクロホン27からのアナロ
グ電気信号を8KHzのサンプリング速度で8ビットデ
ィジタル信号に変換する。これは秒あたり64Kビット
の全ビット速度をもたらす。アナログ・ディジタル変換
は非線形であり、入力に対してパルス符号変調(PC
M)を行う効果を有している。
ある。マイクロホン27により受信された通話音は電気
信号に変換され、この信号は音声符号器63に送出され
る。音声符号器63はアナログ・ディジタル変換器を備
えており、この変換器はマイクロホン27からのアナロ
グ電気信号を8KHzのサンプリング速度で8ビットデ
ィジタル信号に変換する。これは秒あたり64Kビット
の全ビット速度をもたらす。アナログ・ディジタル変換
は非線形であり、入力に対してパルス符号変調(PC
M)を行う効果を有している。
【0104】次に、8ビットデータワードは4ビットデ
ータワードに圧縮され、これによりディジタルデータの
ビット速度は秒あたり32Kビットに低減される。この
圧縮は適応性差分パルス符号変調(ADPCM)により
なされる。この符号化方式においては、各々の4ビット
ワードは絶対サンプル値自体よりもむしろ引き続くサン
プル間の値の変化を表わす。これは、音声信号などの比
較的ゆっくり変化する信号に対しては有効なデータ圧縮
法である。秒あたり32Kビットのデータ流はチャネル
13の内容を与え、秒あたり8Kワードで4ビットパラ
レルワードとしてプログラマブルマルチプレクサ65へ
のチャネルB入力として与えられる。
ータワードに圧縮され、これによりディジタルデータの
ビット速度は秒あたり32Kビットに低減される。この
圧縮は適応性差分パルス符号変調(ADPCM)により
なされる。この符号化方式においては、各々の4ビット
ワードは絶対サンプル値自体よりもむしろ引き続くサン
プル間の値の変化を表わす。これは、音声信号などの比
較的ゆっくり変化する信号に対しては有効なデータ圧縮
法である。秒あたり32Kビットのデータ流はチャネル
13の内容を与え、秒あたり8Kワードで4ビットパラ
レルワードとしてプログラマブルマルチプレクサ65へ
のチャネルB入力として与えられる。
【0105】音声符号器63は、データの隣接ビット間
のビット値の変化の確率を増加させるために、所定のパ
ターンに従って、チャネルBデータの幾つかのビットの
値を反転させる。これは、送受信信号ビットのデータ値
が頻繁に変化する場合より良好に動作する無線送受信シ
ステムの利点のためである。
のビット値の変化の確率を増加させるために、所定のパ
ターンに従って、チャネルBデータの幾つかのビットの
値を反転させる。これは、送受信信号ビットのデータ値
が頻繁に変化する場合より良好に動作する無線送受信シ
ステムの利点のためである。
【0106】プログラマブルマルチプレクサ65は更
に、それぞれの入力でチャネルDデータおよびチャネル
Sデータを受信する。送受器11はマルチプレクス1で
動作しており、プログラマブルマルチプレクサは音声符
号器63から連続的に受信された秒あたり32Kビット
のデータ流を記憶する。プログラマブルマルチプレクサ
65は無線リンクのデータ速度に従い秒あたり72Kビ
ットの無線リンクのバーストモード動作に従ってデータ
をバースト状に出力する。このようにして、プログラマ
ブルマルチプレクサは、2msのバースト期間毎に、音
声符号器63から予め受信され、記憶された64ビット
のチャネルBデータを出力し、チャネルDデータの2ま
たは4ビットの間にチャネルBデータをサンドイッチし
てマルチプレクス1.2またはマルチプレクス1.4デ
ータ流を形成する。
に、それぞれの入力でチャネルDデータおよびチャネル
Sデータを受信する。送受器11はマルチプレクス1で
動作しており、プログラマブルマルチプレクサは音声符
号器63から連続的に受信された秒あたり32Kビット
のデータ流を記憶する。プログラマブルマルチプレクサ
65は無線リンクのデータ速度に従い秒あたり72Kビ
ットの無線リンクのバーストモード動作に従ってデータ
をバースト状に出力する。このようにして、プログラマ
ブルマルチプレクサは、2msのバースト期間毎に、音
声符号器63から予め受信され、記憶された64ビット
のチャネルBデータを出力し、チャネルDデータの2ま
たは4ビットの間にチャネルBデータをサンドイッチし
てマルチプレクス1.2またはマルチプレクス1.4デ
ータ流を形成する。
【0107】プログラマブルマルチプレクサ65からの
データ流バーストは、受信データ流に従って局部発振器
69から受信された無線搬送波周波数を変調する送受器
67に与えられる。得られた無線周波バーストは送信/
受信スイッチ71を介して空中線25に与えられる。送
信/受信スイッチ71は各々のバースト期間の送信部分
の間に送信機67を空中線25に接続すると共に各々の
バースト期間の受信部分の間に空中線25を無線受信機
73に接続する。
データ流バーストは、受信データ流に従って局部発振器
69から受信された無線搬送波周波数を変調する送受器
67に与えられる。得られた無線周波バーストは送信/
受信スイッチ71を介して空中線25に与えられる。送
信/受信スイッチ71は各々のバースト期間の送信部分
の間に送信機67を空中線25に接続すると共に各々の
バースト期間の受信部分の間に空中線25を無線受信機
73に接続する。
【0108】各々のバースト期間の受信部分の間に、受
信機73は局部発振器69からの搬送周波数信号を用い
て空中線25からの受信信号を復調する。復調された秒
あたり72Kビットのデータ流バーストは受信機73に
よりプログラマブルデマルチプレクサ75に与えられ
る。
信機73は局部発振器69からの搬送周波数信号を用い
て空中線25からの受信信号を復調する。復調された秒
あたり72Kビットのデータ流バーストは受信機73に
よりプログラマブルデマルチプレクサ75に与えられ
る。
【0109】プログラマブルデマルチプレクサ75は、
送受器11が動作しているマルチプレクス構造に従っ
て、チャネルB、チャネルS、およびチャネルDの間に
受信データビットを割り当てる。送受器がマルチプレク
ス1で動作しているときは、各々のデータバーストにお
いて受信された64チャネルBビットはプログラマブル
デマルチプレクサ75に記憶され、次に秒あたり8Kワ
ードの4ビットパラレルワードの連続流として音声復号
器77に出力される。
送受器11が動作しているマルチプレクス構造に従っ
て、チャネルB、チャネルS、およびチャネルDの間に
受信データビットを割り当てる。送受器がマルチプレク
ス1で動作しているときは、各々のデータバーストにお
いて受信された64チャネルBビットはプログラマブル
デマルチプレクサ75に記憶され、次に秒あたり8Kワ
ードの4ビットパラレルワードの連続流として音声復号
器77に出力される。
【0110】音声復号器77は基地局3の符号器により
チャネルBデータに施されたビット反転のパターンを反
復して、正しいデータ値を獲得し、次に、秒あたり8K
ワードの速度の8ビットパルス符号変調ワードを得るよ
うに、音声データを符号化するために使用されるADP
CMアルゴリズムの逆を実施する。次に、音声復号器は
PCMディジタル・アナログ変換器でディジタルデータ
をアナログデータに変換し、スピーカ29に出力アナロ
グ信号を与える。スピーカ29はアナログ電気信号をユ
ーザが聞く音声に変換する。
チャネルBデータに施されたビット反転のパターンを反
復して、正しいデータ値を獲得し、次に、秒あたり8K
ワードの速度の8ビットパルス符号変調ワードを得るよ
うに、音声データを符号化するために使用されるADP
CMアルゴリズムの逆を実施する。次に、音声復号器は
PCMディジタル・アナログ変換器でディジタルデータ
をアナログデータに変換し、スピーカ29に出力アナロ
グ信号を与える。スピーカ29はアナログ電気信号をユ
ーザが聞く音声に変換する。
【0111】マルチプレクス1動作の間に、音声符号器
63は秒あたり32Kビットでプログラマブルマルチプ
レクサ65にチャネルBデータを与える。このようにし
て、プログラマブルマルチプレクサ65は、2msバー
スト期間毎に64チャネルBビットを受信する。各々の
マルチプレクス1バーストは64チャネルBビットを搬
送するので、無線リンクは音声符号器63により与えら
れるビット速度に等しい有効平均ビット速度でチャネル
Bを搬送する。同様に、受信チャネルBデータの有効平
均ビット速度はプログラマブルデマルチプレクサ75か
らの連続データ伝送のビット速度を音声復号器77に整
合させる。このようにして、無線リンクの時分割二重バ
ーストモード特性にも係らず、有効な二方向性チャネル
B通信が可能になる。当業者にはよく知られるように、
音声符号器63および音声復号器77は符号器(coder)
/復号器(dewder)またはコデック(codec)として知られ
る単一回路ユニットにより与えられる。
63は秒あたり32Kビットでプログラマブルマルチプ
レクサ65にチャネルBデータを与える。このようにし
て、プログラマブルマルチプレクサ65は、2msバー
スト期間毎に64チャネルBビットを受信する。各々の
マルチプレクス1バーストは64チャネルBビットを搬
送するので、無線リンクは音声符号器63により与えら
れるビット速度に等しい有効平均ビット速度でチャネル
Bを搬送する。同様に、受信チャネルBデータの有効平
均ビット速度はプログラマブルデマルチプレクサ75か
らの連続データ伝送のビット速度を音声復号器77に整
合させる。このようにして、無線リンクの時分割二重バ
ーストモード特性にも係らず、有効な二方向性チャネル
B通信が可能になる。当業者にはよく知られるように、
音声符号器63および音声復号器77は符号器(coder)
/復号器(dewder)またはコデック(codec)として知られ
る単一回路ユニットにより与えられる。
【0112】送受器11の動作はシステムコントローラ
79により制御され、また動作タイミングは、チャネル
Sコントローラ81からの信号に応じて、バースト同期
化を保証するために制御される。システムコントローラ
79は通常マイクロプロセッサベースまたはマイクロコ
ンピュータベース制御システムであり、プログラムメモ
リおよびランダムアクセスメモリを備えている。チャネ
ルSコントローラ81はセパレートマイクロプロセッサ
として実施してもよく、またはシステムコントローラ7
9と同一のプロセッサに対するソフトウェアで実施する
ようにしてもよい。しかし、チャネルSコントローラ8
1により実施される動作の単純性およびその動作の高速
に対する必要性という点から専用のハードウェアとして
実施されるのが好適である。
79により制御され、また動作タイミングは、チャネル
Sコントローラ81からの信号に応じて、バースト同期
化を保証するために制御される。システムコントローラ
79は通常マイクロプロセッサベースまたはマイクロコ
ンピュータベース制御システムであり、プログラムメモ
リおよびランダムアクセスメモリを備えている。チャネ
ルSコントローラ81はセパレートマイクロプロセッサ
として実施してもよく、またはシステムコントローラ7
9と同一のプロセッサに対するソフトウェアで実施する
ようにしてもよい。しかし、チャネルSコントローラ8
1により実施される動作の単純性およびその動作の高速
に対する必要性という点から専用のハードウェアとして
実施されるのが好適である。
【0113】システムコントローラ79はプログラマブ
ルマルチプレクサ65およびプログラマブルデマルチプ
レクサ75に制御信号を送出し、それらにどのマルチプ
レクス構造を採るべきかを指令すると共にそれらが無線
リンクバースト構造に適切に同期付けられるようにタイ
ミング信号を与える。プログラマブルマルチプレクサ6
5およびプログラマブルデマルチプレクサ75は更にシ
ステムコントローラ79に信号を送出して、マルチプレ
クサまたはデマルチプレクサにデータ信号を記憶させる
のに使用されるバッファがオーバーフローに近づいてい
るか空であるかをシステムコントローラに通知する。シ
ステムコントローラ79からの制御信号は、これが送信
機67と受信機73を正しいタイミングで交互に空中線
25に接続するように、送信/受信スイッチ71を制御
する。
ルマルチプレクサ65およびプログラマブルデマルチプ
レクサ75に制御信号を送出し、それらにどのマルチプ
レクス構造を採るべきかを指令すると共にそれらが無線
リンクバースト構造に適切に同期付けられるようにタイ
ミング信号を与える。プログラマブルマルチプレクサ6
5およびプログラマブルデマルチプレクサ75は更にシ
ステムコントローラ79に信号を送出して、マルチプレ
クサまたはデマルチプレクサにデータ信号を記憶させる
のに使用されるバッファがオーバーフローに近づいてい
るか空であるかをシステムコントローラに通知する。シ
ステムコントローラ79からの制御信号は、これが送信
機67と受信機73を正しいタイミングで交互に空中線
25に接続するように、送信/受信スイッチ71を制御
する。
【0114】更にシステムコントローラ79は、送受器
11が所与の時点で動作している無線チャネルを選択す
ると共に高部発振器69に適切な周波数で送信機67お
よび受信機73に供する信号を発生するように指令す
る。貿易産業省による規制に従って英国で使用するよう
になされたシステムでは、送受器11は864.15M
Hzから868.05MHzの範囲で100KHz間隔
で搬送周波数を有する40チャネルのいずれかで動作す
る。システムコントローラ79は局部発振器69にどの
チャネルが選択されているかを通知し、また局部発振器
69はシステムコントローラ79にその出力信号が選択
された周波数に達した時点を通知する。
11が所与の時点で動作している無線チャネルを選択す
ると共に高部発振器69に適切な周波数で送信機67お
よび受信機73に供する信号を発生するように指令す
る。貿易産業省による規制に従って英国で使用するよう
になされたシステムでは、送受器11は864.15M
Hzから868.05MHzの範囲で100KHz間隔
で搬送周波数を有する40チャネルのいずれかで動作す
る。システムコントローラ79は局部発振器69にどの
チャネルが選択されているかを通知し、また局部発振器
69はシステムコントローラ79にその出力信号が選択
された周波数に達した時点を通知する。
【0115】システムコントローラ79は更に制御信号
を音声符号器63および音声復号器77に送出し、ある
時点でチャネルBをミュートさせる。ユーザが上記の時
点で不快なノイズを受けなくて済むようにするには、リ
ンク設定時に、また会話中にリンクを再確立することが
必要になった場合にチャネルBをミュートさせると都合
がよい。
を音声符号器63および音声復号器77に送出し、ある
時点でチャネルBをミュートさせる。ユーザが上記の時
点で不快なノイズを受けなくて済むようにするには、リ
ンク設定時に、また会話中にリンクを再確立することが
必要になった場合にチャネルBをミュートさせると都合
がよい。
【0116】システムコントローラ79は更にチャネル
Dを制御する。これはプログラマブルDマルチプレクサ
75から入チャネルDデータを受信し、プログラマブル
マルチプレクサ65に伝送用の出チャネルDデータを与
える。ある受信チャネルDデータが純粋に使用されてシ
ステムコントローラ79の動作を制御し、ある送信チャ
ネルDデータがシステムコントローラ79内に生成され
る。このようなデータには、無線リンクの確立時に送受
器11と基地局3の間で交換される送信および受信ハン
ドシェーク信号や各種の識別信号が含まれる。しかし、
他の形の送信チャネルDデータがユーザにより取られる
操作を通して与えられ、また他の形の受信チャネルDデ
ータがユーザに与えられなければならない。このため、
システムコントローラ79は更にキーパッドおよびディ
スプレイユニット39との制御信号結線を有している。
Dを制御する。これはプログラマブルDマルチプレクサ
75から入チャネルDデータを受信し、プログラマブル
マルチプレクサ65に伝送用の出チャネルDデータを与
える。ある受信チャネルDデータが純粋に使用されてシ
ステムコントローラ79の動作を制御し、ある送信チャ
ネルDデータがシステムコントローラ79内に生成され
る。このようなデータには、無線リンクの確立時に送受
器11と基地局3の間で交換される送信および受信ハン
ドシェーク信号や各種の識別信号が含まれる。しかし、
他の形の送信チャネルDデータがユーザにより取られる
操作を通して与えられ、また他の形の受信チャネルDデ
ータがユーザに与えられなければならない。このため、
システムコントローラ79は更にキーパッドおよびディ
スプレイユニット39との制御信号結線を有している。
【0117】ユーザが受信器11から電話呼を開始する
と、ダイヤルされるべき電話番号がキーパッド31を通
して入力される。キーの押圧はキーパッド/ディスプレ
イユニット39によりシステムコントローラ79に通知
され、システムコントローラ79はそれらを符号化して
チャネルDの伝送に供する。このようにして、基地局3
はユーザによりダイヤルされた電話番号を通知され、電
気通信回路網1に適当なダイヤル信号を送信することが
できる。
と、ダイヤルされるべき電話番号がキーパッド31を通
して入力される。キーの押圧はキーパッド/ディスプレ
イユニット39によりシステムコントローラ79に通知
され、システムコントローラ79はそれらを符号化して
チャネルDの伝送に供する。このようにして、基地局3
はユーザによりダイヤルされた電話番号を通知され、電
気通信回路網1に適当なダイヤル信号を送信することが
できる。
【0118】基地局が送受器11との無線リンクを開始
すると、電話呼が受信されているので、ユーザは入呼の
存在についての注意が与えられなければならない。この
ため、システムコントローラは音質調整器を(独立して
示してない)制御して可聴通知を与える。更に、システ
ムコントローラ79は、キーパッド/ディスプレイユニ
ットが可視表示、例えば光を与えるように指令する。ユ
ーザが呼を受けたいときは、これは「ライン」キー33
を押すことにより実現される。このことはキーパッド/
ディスプレイユニット39により、システムコントロー
ラ79に通知され、次にシステムコントローラはチャネ
ルDを通して基地局3に通知される。
すると、電話呼が受信されているので、ユーザは入呼の
存在についての注意が与えられなければならない。この
ため、システムコントローラは音質調整器を(独立して
示してない)制御して可聴通知を与える。更に、システ
ムコントローラ79は、キーパッド/ディスプレイユニ
ットが可視表示、例えば光を与えるように指令する。ユ
ーザが呼を受けたいときは、これは「ライン」キー33
を押すことにより実現される。このことはキーパッド/
ディスプレイユニット39により、システムコントロー
ラ79に通知され、次にシステムコントローラはチャネ
ルDを通して基地局3に通知される。
【0119】送受器11がディスプレイ35を備える場
合は、ユーザが呼を受ける前および会話中にシステムコ
ントローラ79からの指令に従って情報がディスプレイ
に表示される。表示されるべきデータはチャネルDを通
して基地局3からシステムコントローラ79により通常
は受信されている。
合は、ユーザが呼を受ける前および会話中にシステムコ
ントローラ79からの指令に従って情報がディスプレイ
に表示される。表示されるべきデータはチャネルDを通
して基地局3からシステムコントローラ79により通常
は受信されている。
【0120】チャネルSコントローラ81はプログラマ
ブルデマルチプレクサ75からチャネルSデータを受信
し、プログラマブルマルチプレクサ65に伝送のための
チャネルSデータを与える。送受器11があきであり、
基地局3が送受器11を呼び出しているかどうかを知る
ために無線チャネルを走査しているとき、システムコン
トローラ79は送信/受信スイッチ71を制御して空中
線25を固定的に受信機73に接続する。無線信号が受
信されると、ビット同期がプログラマブルデマルチプレ
クサ75で実現されるが、チャネルSコントローラ81
はチャネルS同期ワードの認識のために応答し、バース
ト同期を可能にする。バースト同期が得られるまでは、
全ての受信データはチャネルSに潜在的に属するとして
処理され、プログラマブルデマルチプレクサ75により
チャネルSコントローラ81に送出される。チャネルS
コントローラ81はチャネルS同期ワードCHMFを得
るため入データをサーチし、これは基地局3により、こ
れがリンクの設定を望んでいるとき、使用される。
ブルデマルチプレクサ75からチャネルSデータを受信
し、プログラマブルマルチプレクサ65に伝送のための
チャネルSデータを与える。送受器11があきであり、
基地局3が送受器11を呼び出しているかどうかを知る
ために無線チャネルを走査しているとき、システムコン
トローラ79は送信/受信スイッチ71を制御して空中
線25を固定的に受信機73に接続する。無線信号が受
信されると、ビット同期がプログラマブルデマルチプレ
クサ75で実現されるが、チャネルSコントローラ81
はチャネルS同期ワードの認識のために応答し、バース
ト同期を可能にする。バースト同期が得られるまでは、
全ての受信データはチャネルSに潜在的に属するとして
処理され、プログラマブルデマルチプレクサ75により
チャネルSコントローラ81に送出される。チャネルS
コントローラ81はチャネルS同期ワードCHMFを得
るため入データをサーチし、これは基地局3により、こ
れがリンクの設定を望んでいるとき、使用される。
【0121】チャネルSコントローラ81がCHMFを
認識すると、それはシステムコントローラ79に、基地
局チャネルマーカが受信されており、更に受信バースト
のタイミングに同期したフレームクロックを与える。シ
ステムコントローラ79はチャネルSコントローラ81
からのバーストタイミング情報を使用してプログラマブ
ルデマルチプレクサ75の動作タイミングを制御し、こ
れにより基地局3からの他の伝送信号が正しい論理チャ
ネルに復号される。この段階で、プログラマブルデマル
チプレクサ75はマルチプレクス2で動作している。プ
ログラマブルデマルチプレクサ75はマルチプレクス2
のデータ構造に従って受信データをチャネルSとDの間
で分割する。チャネルSコントローラ81に送出された
チャネルSデータが引き続き同期ワードCHMFを含む
と、チャネルSコントローラは引き続きシステムコント
ローラ79へのバースト同期を確認する。
認識すると、それはシステムコントローラ79に、基地
局チャネルマーカが受信されており、更に受信バースト
のタイミングに同期したフレームクロックを与える。シ
ステムコントローラ79はチャネルSコントローラ81
からのバーストタイミング情報を使用してプログラマブ
ルデマルチプレクサ75の動作タイミングを制御し、こ
れにより基地局3からの他の伝送信号が正しい論理チャ
ネルに復号される。この段階で、プログラマブルデマル
チプレクサ75はマルチプレクス2で動作している。プ
ログラマブルデマルチプレクサ75はマルチプレクス2
のデータ構造に従って受信データをチャネルSとDの間
で分割する。チャネルSコントローラ81に送出された
チャネルSデータが引き続き同期ワードCHMFを含む
と、チャネルSコントローラは引き続きシステムコント
ローラ79へのバースト同期を確認する。
【0122】システムコントローラ79はチャネルDで
受信されたデータを復号する。これが、システムコント
ローラ79が受信伝送信号に応答することに導く、シス
テムコントローラはプログラマブルマルチプレクサ65
に適切なバーストタイミングでマルチプレクス2の動作
を開始するように指令し、送信/受信スイッチ71が空
中線25の受信機73および送信機67への接続を交互
に行うように制御する。同時に、システムコントローラ
79はチャネルSコントローラ81に指令してSYNC
P同期ワードをチャネルS入力としてプログラマブルマ
ルチプレクサ65に与える。
受信されたデータを復号する。これが、システムコント
ローラ79が受信伝送信号に応答することに導く、シス
テムコントローラはプログラマブルマルチプレクサ65
に適切なバーストタイミングでマルチプレクス2の動作
を開始するように指令し、送信/受信スイッチ71が空
中線25の受信機73および送信機67への接続を交互
に行うように制御する。同時に、システムコントローラ
79はチャネルSコントローラ81に指令してSYNC
P同期ワードをチャネルS入力としてプログラマブルマ
ルチプレクサ65に与える。
【0123】送受器11のユーザが呼を開始したいと
き、従ってキーパッド31のキー33の1つを押圧した
とき、キーパッド/ディスプレイユニット39はこれを
システムコントローラ79に通知する。システムコント
ローラ79は、あきチャネルが見出されるまで局部発振
器69の周波数を変えることによりRFチャネルを通し
てサーチする。あきチャネルは、受信無線周波エネルギ
ーがしきい値以下のものとして定義される。受信無線周
波エネルギーが全てのチャネルに対してしきい値以上の
とき、最小無線周波エネルギーが受信されるチャネルは
あきチャネルと定義される。
き、従ってキーパッド31のキー33の1つを押圧した
とき、キーパッド/ディスプレイユニット39はこれを
システムコントローラ79に通知する。システムコント
ローラ79は、あきチャネルが見出されるまで局部発振
器69の周波数を変えることによりRFチャネルを通し
てサーチする。あきチャネルは、受信無線周波エネルギ
ーがしきい値以下のものとして定義される。受信無線周
波エネルギーが全てのチャネルに対してしきい値以上の
とき、最小無線周波エネルギーが受信されるチャネルは
あきチャネルと定義される。
【0124】次に、システムコントローラ79はプログ
ラマブルマルチプレクサ65に指令してマルチプレクス
3で動作させ、更にチャネルSコントローラ81に指令
して可搬部分チャネルマーカCHMPをチャネルS同期
ワードとしてプログラマブルマルチプレクサ65に与え
る。送受/受信スイッチ71が制御されて、マルチプレ
クス3動作に要求されるパターンに従って空中線25を
送信機67および受信機63に接続し、またシステムコ
ントローラ79は、送信/受信スイッチ71の切換えが
プログラマブルマルチプレクサ65のマルチプレクス3
動作に同期化されることを保証する。
ラマブルマルチプレクサ65に指令してマルチプレクス
3で動作させ、更にチャネルSコントローラ81に指令
して可搬部分チャネルマーカCHMPをチャネルS同期
ワードとしてプログラマブルマルチプレクサ65に与え
る。送受/受信スイッチ71が制御されて、マルチプレ
クス3動作に要求されるパターンに従って空中線25を
送信機67および受信機63に接続し、またシステムコ
ントローラ79は、送信/受信スイッチ71の切換えが
プログラマブルマルチプレクサ65のマルチプレクス3
動作に同期化されることを保証する。
【0125】プログラマブルデマルチプレクサ75は、
受信期間中に、受信データをチャネルSコントローラ8
1に送出する。この受信データはSYNCFを含むべき
である。この同期ワードが識別されると、チャネルSコ
ントローラ81はシステムコントローラ79に受信信号
のバーストタイミングを与える。次に、システムコント
ローラ79はプログラマブルデマルチプレクサ75に指
令して、受信バーストタイミングに従って受信データを
マルチプレクス2として復号する。受信チャネルデータ
がシステムコントローラ79により復号されると、シス
テムコントローラはプログラマブルマルチプレクサ65
に指令し、チャネルSコントローラ81からのバースト
タイミング信号に同期したタイミングでマルチプレクス
2に切り換える。更に、システムコントローラ79は送
信/受信スイッチ71への制御信号のタイミングを適切
に変化させ、またチャネルSコントローラ81に指令し
てプログラマブルマルチプレクサ65にCHMPの代り
にSYNCPを与える。
受信期間中に、受信データをチャネルSコントローラ8
1に送出する。この受信データはSYNCFを含むべき
である。この同期ワードが識別されると、チャネルSコ
ントローラ81はシステムコントローラ79に受信信号
のバーストタイミングを与える。次に、システムコント
ローラ79はプログラマブルデマルチプレクサ75に指
令して、受信バーストタイミングに従って受信データを
マルチプレクス2として復号する。受信チャネルデータ
がシステムコントローラ79により復号されると、シス
テムコントローラはプログラマブルマルチプレクサ65
に指令し、チャネルSコントローラ81からのバースト
タイミング信号に同期したタイミングでマルチプレクス
2に切り換える。更に、システムコントローラ79は送
信/受信スイッチ71への制御信号のタイミングを適切
に変化させ、またチャネルSコントローラ81に指令し
てプログラマブルマルチプレクサ65にCHMPの代り
にSYNCPを与える。
【0126】変形された送信器11を使用して、音声を
通信するよりもむしろ、例えばディジタルデータを携帯
用パーソナルコンピュータまたはコンピュータ端末に、
およびそれらからやりとりするようにしてもよい。この
場合はマイクロホン27、スピーカ29、およびキーパ
ッド/ディスプレイユニット39はコンピュータまたは
端末に対するインタフェースにより代替され、更に音声
符号器63および音声復号器77の変形が必要になる。
特に、コンピュータまたは端末は通常ディジタルデータ
を与え、受信し、従って音声符号器63のアナログ・デ
ィジタル変換器および音声復号器77のディジタル・ア
ナログ変換器は要求されない。更に、コンピュータデー
タは通常適応性差分パルスコード変調によるデータ圧縮
には適していない。従って、音声符号器63および音声
復号器77のデータ符号化、復号化動作は修正されなけ
ればならない。一方、コンピュータまたは端末が秒あた
り32Kビットのデータ速度で動作するように設定可能
なときは、符号器および復号器は完全に省略することが
できる。
通信するよりもむしろ、例えばディジタルデータを携帯
用パーソナルコンピュータまたはコンピュータ端末に、
およびそれらからやりとりするようにしてもよい。この
場合はマイクロホン27、スピーカ29、およびキーパ
ッド/ディスプレイユニット39はコンピュータまたは
端末に対するインタフェースにより代替され、更に音声
符号器63および音声復号器77の変形が必要になる。
特に、コンピュータまたは端末は通常ディジタルデータ
を与え、受信し、従って音声符号器63のアナログ・デ
ィジタル変換器および音声復号器77のディジタル・ア
ナログ変換器は要求されない。更に、コンピュータデー
タは通常適応性差分パルスコード変調によるデータ圧縮
には適していない。従って、音声符号器63および音声
復号器77のデータ符号化、復号化動作は修正されなけ
ればならない。一方、コンピュータまたは端末が秒あた
り32Kビットのデータ速度で動作するように設定可能
なときは、符号器および復号器は完全に省略することが
できる。
【0127】図16は基地局3の概略ブロック図であ
る。これは単純な基地局であり、有線送受器49、ディ
スプレイ51、およびキーパッド53は含まない。図か
らわかるように、基地局制御回路55の一般構成は送受
器制御回路37のものに類似している。プログラマブル
マルチプレクサ85、送信機87、局部発振器89、送
信/受信スイッチ91、受信機93、およびプログラマ
ブルデマルチプレクサ95は送信機11の対応する部分
と殆ど同時である。基地局3のチャネルSコントローラ
101も、このコントローラが入チャネルSデータのC
HMPおよびSYNCPを認識すると共に、他の径路の
代りに、伝送用のプログラマブルマルチプレクサにCH
MFおよびSYNCFを与えるさらに設計されているこ
とを除くと、送信機11のチャネルSコントローラ81
に類似である。
る。これは単純な基地局であり、有線送受器49、ディ
スプレイ51、およびキーパッド53は含まない。図か
らわかるように、基地局制御回路55の一般構成は送受
器制御回路37のものに類似している。プログラマブル
マルチプレクサ85、送信機87、局部発振器89、送
信/受信スイッチ91、受信機93、およびプログラマ
ブルデマルチプレクサ95は送信機11の対応する部分
と殆ど同時である。基地局3のチャネルSコントローラ
101も、このコントローラが入チャネルSデータのC
HMPおよびSYNCPを認識すると共に、他の径路の
代りに、伝送用のプログラマブルマルチプレクサにCH
MFおよびSYNCFを与えるさらに設計されているこ
とを除くと、送信機11のチャネルSコントローラ81
に類似である。
【0128】システムコントローラ99の動作は送信機
11のシステムコントローラ79のものに類似している
が、若干の差異がある。先ず、基地局3が送受器11と
の無線リンクを設定しようとするとき、基地局3はマル
チプレクス3よりも、マルチプレクス2で送信し、従っ
てこれらの状況におけるプログラマブルマルチプレクサ
85への指令および送信/受信スイッチ91へのタイミ
ング信号は異なっている。
11のシステムコントローラ79のものに類似している
が、若干の差異がある。先ず、基地局3が送受器11と
の無線リンクを設定しようとするとき、基地局3はマル
チプレクス3よりも、マルチプレクス2で送信し、従っ
てこれらの状況におけるプログラマブルマルチプレクサ
85への指令および送信/受信スイッチ91へのタイミ
ング信号は異なっている。
【0129】同様に、基地局3が無線チャネルを走査し
て、送受器11が基地局を呼んでいるか否かを検出して
いるとき、基地局は送受器11がマルチプレクス3を使
用して発呼しているものと予測する。従って、チャネル
Sコントローラ101がシステムコントローラ99に、
送受器チャネルマーカCHMPが受信されていると通知
すると、システムコントローラ99はプログラマブルデ
マルチプレクサ95に指令して、入信号をマルチプレク
ス3のデータ構造を有するものとして処理する。基地局
3が受信マルチプレクス3信号に対する応答を送出する
と、基地局は送受器11がマルチプレクス2に変化した
と予測し、従って基地局は従ってこの時点でプログラマ
ブルデマルチプレクサ95に指令する。
て、送受器11が基地局を呼んでいるか否かを検出して
いるとき、基地局は送受器11がマルチプレクス3を使
用して発呼しているものと予測する。従って、チャネル
Sコントローラ101がシステムコントローラ99に、
送受器チャネルマーカCHMPが受信されていると通知
すると、システムコントローラ99はプログラマブルデ
マルチプレクサ95に指令して、入信号をマルチプレク
ス3のデータ構造を有するものとして処理する。基地局
3が受信マルチプレクス3信号に対する応答を送出する
と、基地局は送受器11がマルチプレクス2に変化した
と予測し、従って基地局は従ってこの時点でプログラマ
ブルデマルチプレクサ95に指令する。
【0130】送受器11のバーストタイミングは、マル
チプレクス3伝送の間を除いて基地局3のタイミングに
従属されるので、チャネルSコントローラ101からシ
ステムコントローラ99により受信されたタイミング情
報はプログラマブルデマルチプレクサ85の動作タイミ
ングの制御には使用されない。プログラマブルマルチプ
レクサ85および送信/受信スイッチ91のタイミング
はシステムコントローラ99の内部クロックにより決定
される。しかし、プログラマブルデマルチプレクサ95
は受信バーストタイミングに従って制御されて、送受器
11からのマルチプレクス3伝送の正しい復号化を可能
にすると共に、送受器11からの伝送に対するRF伝送
遅延の効果を補償する。システムコントローラ99は更
に、送受器11との通信リンクがバースト同期の損失を
通して破壊されたということを決定する1つの方法とし
てチャネルSコントローラ101からの同期タイミング
情報を使用する。
チプレクス3伝送の間を除いて基地局3のタイミングに
従属されるので、チャネルSコントローラ101からシ
ステムコントローラ99により受信されたタイミング情
報はプログラマブルデマルチプレクサ85の動作タイミ
ングの制御には使用されない。プログラマブルマルチプ
レクサ85および送信/受信スイッチ91のタイミング
はシステムコントローラ99の内部クロックにより決定
される。しかし、プログラマブルデマルチプレクサ95
は受信バーストタイミングに従って制御されて、送受器
11からのマルチプレクス3伝送の正しい復号化を可能
にすると共に、送受器11からの伝送に対するRF伝送
遅延の効果を補償する。システムコントローラ99は更
に、送受器11との通信リンクがバースト同期の損失を
通して破壊されたということを決定する1つの方法とし
てチャネルSコントローラ101からの同期タイミング
情報を使用する。
【0131】基地局3のシステムコントローラ99の動
作が送受器11のシステムコントローラ79の動作と異
なる第2領域はそのチャネルDデータの処理にある。電
気通信回路網1から基地局3により受信された信号現示
データはユーザにより送受器11に入力された信号現示
データとは異なり、従って無線リンクを通して各部分に
より受信されたチャネルDデータには対応する差異が存
在する。従って、システムコントローラ99の、そのチ
ャネルDデータの処理の詳細におけるプログラミングは
異なるものとなる。
作が送受器11のシステムコントローラ79の動作と異
なる第2領域はそのチャネルDデータの処理にある。電
気通信回路網1から基地局3により受信された信号現示
データはユーザにより送受器11に入力された信号現示
データとは異なり、従って無線リンクを通して各部分に
より受信されたチャネルDデータには対応する差異が存
在する。従って、システムコントローラ99の、そのチ
ャネルDデータの処理の詳細におけるプログラミングは
異なるものとなる。
【0132】更に、リンク開始中に基地局3がとる作用
は、後に詳述するように、送受器11のものとは異な
り、従ってそれぞれのシステムコントローラ99、79
はこの点で異なってプログラムされる。
は、後に詳述するように、送受器11のものとは異な
り、従ってそれぞれのシステムコントローラ99、79
はこの点で異なってプログラムされる。
【0133】基地局制御回路55は、電話機結線45が
接続されるラインインタフェース103を備えている。
このラインインタフェース103は制御回路の構成にお
いてマイクロホン27、ラウドスピーカ29、およびキ
ーボード/ディスプレイユニット29を代替するもので
ある。通常受信チャネルDデータに応じてシステムコン
トローラ99により出力される信号現示データはライン
インタフェース103により条件付けられ、電話結線4
5上に配置される。電話結線45を通しての電気通信回
路網1から受信された信号はラインインタフェース10
3により同様に解釈され、必要に応じてシステムコント
ローラ99に与えられる。ラインインタフェース103
は更にデコーダ97から復号化されたチャネルBデータ
流を受信し、これを電話結線45上に配置し、更に電話
結線45から音声または他の通信信号を受信し、これら
を符号器83に与える。
接続されるラインインタフェース103を備えている。
このラインインタフェース103は制御回路の構成にお
いてマイクロホン27、ラウドスピーカ29、およびキ
ーボード/ディスプレイユニット29を代替するもので
ある。通常受信チャネルDデータに応じてシステムコン
トローラ99により出力される信号現示データはライン
インタフェース103により条件付けられ、電話結線4
5上に配置される。電話結線45を通しての電気通信回
路網1から受信された信号はラインインタフェース10
3により同様に解釈され、必要に応じてシステムコント
ローラ99に与えられる。ラインインタフェース103
は更にデコーダ97から復号化されたチャネルBデータ
流を受信し、これを電話結線45上に配置し、更に電話
結線45から音声または他の通信信号を受信し、これら
を符号器83に与える。
【0134】ラインインタフェース103の動作方法
は、基地局3が接続される電気通信回路網1の特性に従
って選択される。特に、基地局3が従来のPSTNに接
続されると、ラインインタフェース103は電話機結線
45を通してアナログ信号を送出し受信するが、基地局
3がISDNに接続されると、ラインインタフェース1
03は通常秒あたり64Kビットの第2パルスモード変
調信号を送出し、受信することが要求される。
は、基地局3が接続される電気通信回路網1の特性に従
って選択される。特に、基地局3が従来のPSTNに接
続されると、ラインインタフェース103は電話機結線
45を通してアナログ信号を送出し受信するが、基地局
3がISDNに接続されると、ラインインタフェース1
03は通常秒あたり64Kビットの第2パルスモード変
調信号を送出し、受信することが要求される。
【0135】基地局3が各種の異なる形の送受器11と
通信することを許容するために、符号器83および復号
器97は各種の符号化および復号化動作を実施すること
が許容される。これらの動作には複数の異なる適応性差
分パルス符号変調アルゴリズムを使用することができ
る。更に、これらの動作にはディジタルデータ処理アル
ゴリズムを使用することができ、あるいは信号を変化さ
せずに通過させて上記のように可搬コンピュータおよび
コンピュータ端末形送受器11と共に使用可能にするこ
とができる。リンクの設定手順の間には、基地局3およ
び送受器11はマルチプレクス2で動作しているが、送
受器11は、チャネルDを通して、これが要求する形の
符号化および復号化を表示することができ、次に基地局
3のシステムコントローラ99は、マルチプレクス1の
伝送が開始されると、符号器83および復号器97が従
って動作するように制御する。
通信することを許容するために、符号器83および復号
器97は各種の符号化および復号化動作を実施すること
が許容される。これらの動作には複数の異なる適応性差
分パルス符号変調アルゴリズムを使用することができ
る。更に、これらの動作にはディジタルデータ処理アル
ゴリズムを使用することができ、あるいは信号を変化さ
せずに通過させて上記のように可搬コンピュータおよび
コンピュータ端末形送受器11と共に使用可能にするこ
とができる。リンクの設定手順の間には、基地局3およ
び送受器11はマルチプレクス2で動作しているが、送
受器11は、チャネルDを通して、これが要求する形の
符号化および復号化を表示することができ、次に基地局
3のシステムコントローラ99は、マルチプレクス1の
伝送が開始されると、符号器83および復号器97が従
って動作するように制御する。
【0136】図17はプログラマブルマルチプレクサ6
5、85をブロック形態で示したものである。チャネル
Bデータは、秒あたり8Kワードの速度で4ビットパラ
レルワードとして符号器63、83により出力される。
各々のワードの4ビットは並列に受信され、またこれら
のビットは符号器63、83の動作と同期化された8K
Hz読出しクロックの制御下でプログラマブルマルチプ
レクサのチャネルBエラステックストア105に記憶さ
れる。
5、85をブロック形態で示したものである。チャネル
Bデータは、秒あたり8Kワードの速度で4ビットパラ
レルワードとして符号器63、83により出力される。
各々のワードの4ビットは並列に受信され、またこれら
のビットは符号器63、83の動作と同期化された8K
Hz読出しクロックの制御下でプログラマブルマルチプ
レクサのチャネルBエラステックストア105に記憶さ
れる。
【0137】チャネルDデータはシステムコントローラ
99により8ビットパラレルワードをなして与えられ
る。このデータは間欠的に与えられ、またチャネルDデ
ータの平均速度は使用されるマルチプレクスデータ構造
に依存して変化する。チャネルDデータはチャネルDエ
ラスティックストア107により受信され、またシステ
ムコントローラ99に与えられるクロック信号によりエ
ラスティックストア内にクロックされる。
99により8ビットパラレルワードをなして与えられ
る。このデータは間欠的に与えられ、またチャネルDデ
ータの平均速度は使用されるマルチプレクスデータ構造
に依存して変化する。チャネルDデータはチャネルDエ
ラスティックストア107により受信され、またシステ
ムコントローラ99に与えられるクロック信号によりエ
ラスティックストア内にクロックされる。
【0138】同様にして、チャネルSデータがチャネル
Sエラスティックストア109に与えられ、またチャネ
ルSコントローラ81、101の動作に同期化されたク
ロック信号により上記ストア内にクロックされる。チャ
ネルSエラスティックストア109を排除し、プログラ
マブルマルチプレクサ65、85がデータバースト中に
スロットされる正しいタイミングでチャネルSデータを
チャネルSコントローラ81、101からプログラマブ
ルマルチプレクサ65、85に与えることが可能であ
る。しかし、これにはチャネルSコントローラの動作が
プログラマブルマルチプレクサの動作に対し正確に同期
化されることを必要とし、またバーストのデータ構造
は、それらの間でビットまたはバースト同期の変動があ
る場合は崩壊されることになる。チャネルSエラスティ
ックストア109を使用すると、プログラマブルマルチ
プレクサは、チャネルSデータが、チャネルSコントロ
ーラのタイミングのわずかな差異とは無関係に、チャネ
ルSデータが正しいタイミングでデータバースト内に配
置されることを保証する。更に、チャネルSの内容は通
常は1つのデータバーストから次のものに対して同じな
ので、チャネルSデータ15チャネルSエラスティック
ストア109に記憶可能になると共に反復して読出しが
可能になり、また、チャネルS同期ワードが変更されて
いるときはプログラマブルマルチプレクサに新しいチャ
ネルSデータを単に与えることが必要になる。チャネル
SプレアンブルはチャネルSエラスティックストア10
9に固定的に記憶される。
Sエラスティックストア109に与えられ、またチャネ
ルSコントローラ81、101の動作に同期化されたク
ロック信号により上記ストア内にクロックされる。チャ
ネルSエラスティックストア109を排除し、プログラ
マブルマルチプレクサ65、85がデータバースト中に
スロットされる正しいタイミングでチャネルSデータを
チャネルSコントローラ81、101からプログラマブ
ルマルチプレクサ65、85に与えることが可能であ
る。しかし、これにはチャネルSコントローラの動作が
プログラマブルマルチプレクサの動作に対し正確に同期
化されることを必要とし、またバーストのデータ構造
は、それらの間でビットまたはバースト同期の変動があ
る場合は崩壊されることになる。チャネルSエラスティ
ックストア109を使用すると、プログラマブルマルチ
プレクサは、チャネルSデータが、チャネルSコントロ
ーラのタイミングのわずかな差異とは無関係に、チャネ
ルSデータが正しいタイミングでデータバースト内に配
置されることを保証する。更に、チャネルSの内容は通
常は1つのデータバーストから次のものに対して同じな
ので、チャネルSデータ15チャネルSエラスティック
ストア109に記憶可能になると共に反復して読出しが
可能になり、また、チャネルS同期ワードが変更されて
いるときはプログラマブルマルチプレクサに新しいチャ
ネルSデータを単に与えることが必要になる。チャネル
SプレアンブルはチャネルSエラスティックストア10
9に固定的に記憶される。
【0139】プログラマブルマルチプレクサの多重化動
作はマルチプレクスコントローラ111により制御され
る。これは、システムコントローラ79、99から信号
を受信し、このコントローラにどのマルチプレクス構造
が使用されているかを通知し、更にこのコントローラに
正しいバーストタイミングを与える。マルチプレクサコ
ントローラ111は更にシステムコントローラからクロ
ック信号を受けるかまたはシステムコントローラからの
バーストタイミング信号に同期化された内部クロック発
生器を有する。
作はマルチプレクスコントローラ111により制御され
る。これは、システムコントローラ79、99から信号
を受信し、このコントローラにどのマルチプレクス構造
が使用されているかを通知し、更にこのコントローラに
正しいバーストタイミングを与える。マルチプレクサコ
ントローラ111は更にシステムコントローラからクロ
ック信号を受けるかまたはシステムコントローラからの
バーストタイミング信号に同期化された内部クロック発
生器を有する。
【0140】マルチプレクスコントローラ111の制御
下でチャネルBエラスティックストア105、チャネル
Dエラスティックストア107、およびチャネルSエラ
スティックストア109から信号が読み出されると共に
信号の多重化が信号コンバイナ113で実施される。こ
の信号コンバイナ113はエラスティックストア10
5、107、109の各々からの入力を受信し、かつマ
ルチプレクスコントローラ111により当該信号コンバ
イナ113に与えられる信力選択信号の制御下で出力に
送出されるべき上記入力の1つで受信された信号を受信
する。これと同時に、マルチプレクスコントローラ11
1はエラスティックストア105、107、109に制
御信号を与え、これにより各々のエラスティックストア
は、その信号コンバイナ113に対する入力が出力に接
続されたときその1ビット以上の内容をシリアルビット
流として読み出す。マルチプレクスコントローラ111
はエラスティックストア105、107、109の各々
に72KHzクロックを与え、これによりプログラマブ
ルマルチプレクサにより集められたデータバーストに対
して正しいビット速度で上記ストアから信号が読み出さ
れる。
下でチャネルBエラスティックストア105、チャネル
Dエラスティックストア107、およびチャネルSエラ
スティックストア109から信号が読み出されると共に
信号の多重化が信号コンバイナ113で実施される。こ
の信号コンバイナ113はエラスティックストア10
5、107、109の各々からの入力を受信し、かつマ
ルチプレクスコントローラ111により当該信号コンバ
イナ113に与えられる信力選択信号の制御下で出力に
送出されるべき上記入力の1つで受信された信号を受信
する。これと同時に、マルチプレクスコントローラ11
1はエラスティックストア105、107、109に制
御信号を与え、これにより各々のエラスティックストア
は、その信号コンバイナ113に対する入力が出力に接
続されたときその1ビット以上の内容をシリアルビット
流として読み出す。マルチプレクスコントローラ111
はエラスティックストア105、107、109の各々
に72KHzクロックを与え、これによりプログラマブ
ルマルチプレクサにより集められたデータバーストに対
して正しいビット速度で上記ストアから信号が読み出さ
れる。
【0141】チャネルBエラスティックストア105お
よびチャネルDエラスティックストア107はマルチプ
レクスコントローラ111に制御信号を与え、ストアに
現在記憶されたデータの量を示す。マルチプレクスコン
トローラ111はシステムコントローラ79、99に、
上記ストアのいずれかがほぼオーバーフローであるか否
か、または送信されるマルチプレクス構造が関連するチ
ャネルでデータが送信されることを要求するとき上記ス
トアのいずれもデータを有さないか否かをシステムコン
トローラ79、99に通知する。
よびチャネルDエラスティックストア107はマルチプ
レクスコントローラ111に制御信号を与え、ストアに
現在記憶されたデータの量を示す。マルチプレクスコン
トローラ111はシステムコントローラ79、99に、
上記ストアのいずれかがほぼオーバーフローであるか否
か、または送信されるマルチプレクス構造が関連するチ
ャネルでデータが送信されることを要求するとき上記ス
トアのいずれもデータを有さないか否かをシステムコン
トローラ79、99に通知する。
【0142】図18はプログラマブルマルチプレクサ7
5、95のブロック図である。受信機73、93からの
入復調信号は先ずリタイミングユニット115に与えら
れる。これは、受信信号とのデマルチプレクサのビット
同期を維持するために、受信機により与えられる信号の
レベル変化を連続的にモニタする。次に、入データ信号
が信号分離器117に送出され、一方受信信号ビットタ
イミングに関するデータがデマルチプレックスコントロ
ーラ119に与えられる。デマルチプレクスコントロー
ラ119は信号分離器117にデータ分配信号を与え、
この信号は、信号分離器117が3つの出力、即ち1つ
はチャネルBの各々に対する出力、およびチャネルSと
チャネルDに対する同様の出力の間にその入力で受信さ
れたデータを分配する方法を制御する。
5、95のブロック図である。受信機73、93からの
入復調信号は先ずリタイミングユニット115に与えら
れる。これは、受信信号とのデマルチプレクサのビット
同期を維持するために、受信機により与えられる信号の
レベル変化を連続的にモニタする。次に、入データ信号
が信号分離器117に送出され、一方受信信号ビットタ
イミングに関するデータがデマルチプレックスコントロ
ーラ119に与えられる。デマルチプレクスコントロー
ラ119は信号分離器117にデータ分配信号を与え、
この信号は、信号分離器117が3つの出力、即ち1つ
はチャネルBの各々に対する出力、およびチャネルSと
チャネルDに対する同様の出力の間にその入力で受信さ
れたデータを分配する方法を制御する。
【0143】デマルチプレクスコントローラ119はシ
ステムコントローラ79、99からの制御信号を受け、
コントローラに、入データがどのマルチプレクス構造を
持つものとして処理されるべきかを通知する。もしハン
ドセット11または基地局3が、これと他の部分が11
27を設定したいということを表示することを示す信号
を探索しながら無線チャネルを走査しているときは、デ
マルチプレクスコントローラ119は信号分離器119
の方向づけをし、プログラマブルデマルチプレクサによ
り受信された全てのデータをチャネルSに転送する。チ
ャネルSデータはチャネルSコントローラ81、101
に直接与えられる。このようなエラスティックストアの
チャネルSデータに対する遅延が、チャネルSコントロ
ーラが正しく受信信号のバースト同期を検出することを
防止するとき、どんなエラスティックストアもプログラ
マブルデマルチプレクサのチャネルSに対して使用され
ることはない。入信号のバースト同期が検出されると、
システムコントローラ81、101はデマルチプレクス
コントローラ119は入データが特定のマルチプレクス
構造を持つものとして処理するように指令し、更にデマ
ルチプレクスコントローラ119にバースト同期タイミ
ングを与える。システムコントローラからの指令によれ
ば、デマルチプレクスコントローラ119は信号分離器
117を制御して入データを上記チャネルの間に分配す
る。
ステムコントローラ79、99からの制御信号を受け、
コントローラに、入データがどのマルチプレクス構造を
持つものとして処理されるべきかを通知する。もしハン
ドセット11または基地局3が、これと他の部分が11
27を設定したいということを表示することを示す信号
を探索しながら無線チャネルを走査しているときは、デ
マルチプレクスコントローラ119は信号分離器119
の方向づけをし、プログラマブルデマルチプレクサによ
り受信された全てのデータをチャネルSに転送する。チ
ャネルSデータはチャネルSコントローラ81、101
に直接与えられる。このようなエラスティックストアの
チャネルSデータに対する遅延が、チャネルSコントロ
ーラが正しく受信信号のバースト同期を検出することを
防止するとき、どんなエラスティックストアもプログラ
マブルデマルチプレクサのチャネルSに対して使用され
ることはない。入信号のバースト同期が検出されると、
システムコントローラ81、101はデマルチプレクス
コントローラ119は入データが特定のマルチプレクス
構造を持つものとして処理するように指令し、更にデマ
ルチプレクスコントローラ119にバースト同期タイミ
ングを与える。システムコントローラからの指令によれ
ば、デマルチプレクスコントローラ119は信号分離器
117を制御して入データを上記チャネルの間に分配す
る。
【0144】チャネルBデータはチャネルBエラスティ
ックストア121に提供され、またチャネルDデータは
チャネルDエラスティックストア123に与えられる。
全ての場合に、受信データは秒あたり72Kビットの直
流ビット流の形態をなしている。このデータはデマルチ
プレクスコントローラ119によりストアに与えられる
72KHzクロック信号に従ってエラスティックストア
121、123にクロックされる。リタイミングユニッ
ト115によりデマルチプレクスコントローラ119に
与えられた受信信号ビットタイミング情報はデマルチプ
レクスコントローラ119により使用されて、72KH
zクロックがエラスティックストア121、123によ
り受信されたデータと正しく同期化されることを保証す
る。
ックストア121に提供され、またチャネルDデータは
チャネルDエラスティックストア123に与えられる。
全ての場合に、受信データは秒あたり72Kビットの直
流ビット流の形態をなしている。このデータはデマルチ
プレクスコントローラ119によりストアに与えられる
72KHzクロック信号に従ってエラスティックストア
121、123にクロックされる。リタイミングユニッ
ト115によりデマルチプレクスコントローラ119に
与えられた受信信号ビットタイミング情報はデマルチプ
レクスコントローラ119により使用されて、72KH
zクロックがエラスティックストア121、123によ
り受信されたデータと正しく同期化されることを保証す
る。
【0145】デマルチプレクスコントローラ119はエ
ラスティックストア121、123の動作を制御し、こ
れによりエラスティックストアは単にデータを記憶する
が、このストアに対するデータは信号分離器117によ
り与えられる。これらのエラスティックストアはデマル
チプレクスコントローラ119に、これらのストアが如
何に多くのデータを収容するかについての情報を与え、
またデマルチプレクスコントローラ119は、いずれの
ストアがあきであるか、あるいはオーバーフローをもた
らすかをシステムコントローラ79、99に通知する。
ラスティックストア121、123の動作を制御し、こ
れによりエラスティックストアは単にデータを記憶する
が、このストアに対するデータは信号分離器117によ
り与えられる。これらのエラスティックストアはデマル
チプレクスコントローラ119に、これらのストアが如
何に多くのデータを収容するかについての情報を与え、
またデマルチプレクスコントローラ119は、いずれの
ストアがあきであるか、あるいはオーバーフローをもた
らすかをシステムコントローラ79、99に通知する。
【0146】チャネルBデータは、デコーダ77、97
により供給される4ビットパラレルワードとしてチャネ
ルBエラスティックストア121から読み出される。チ
ャネルBエラスティックストア121に与えられる8K
Hzクロックに従って秒あたり8Kワードで4ビットワ
ードが読み出され、デコーダの動作と同期化される。チ
ャネルD情報は8ビット幅のパラレルワードとしてシス
テムコントローラ79、99により要求されるようにチ
ャネルDエラスティックストア123から読み出され
る。この動作は、システムコントローラによりチャネル
Dエラスティックストア123に与えられる読出しクロ
ック信号に従って実施される。
により供給される4ビットパラレルワードとしてチャネ
ルBエラスティックストア121から読み出される。チ
ャネルBエラスティックストア121に与えられる8K
Hzクロックに従って秒あたり8Kワードで4ビットワ
ードが読み出され、デコーダの動作と同期化される。チ
ャネルD情報は8ビット幅のパラレルワードとしてシス
テムコントローラ79、99により要求されるようにチ
ャネルDエラスティックストア123から読み出され
る。この動作は、システムコントローラによりチャネル
Dエラスティックストア123に与えられる読出しクロ
ック信号に従って実施される。
【0147】図19はシステムコントローラ79、99
の概略図である。システムコントローラはマイクロプロ
セッサ125からなり、また従来の方法でそれに接続さ
れたクロック装置127を有する。アドレス、データお
よび制御信号用バス129はマイクロプロセッサ125
をランダムアクセスメモリ131およびリードオンリメ
モリ133に接続する。ランダムアクセスメモリ131
はマイクロプロセッサ125用の作業メモリを与え、リ
ードオンリメモリ133はマイクロプロセッサ125用
のプログラムを収容する。
の概略図である。システムコントローラはマイクロプロ
セッサ125からなり、また従来の方法でそれに接続さ
れたクロック装置127を有する。アドレス、データお
よび制御信号用バス129はマイクロプロセッサ125
をランダムアクセスメモリ131およびリードオンリメ
モリ133に接続する。ランダムアクセスメモリ131
はマイクロプロセッサ125用の作業メモリを与え、リ
ードオンリメモリ133はマイクロプロセッサ125用
のプログラムを収容する。
【0148】送受器11は少なくとも、基地局3または
1群の基地局3に対するアクセス、または基地局3によ
り与えられる複数の設備の1つに対するアクセスを許容
する符号ワードを獲得するために、使用前に登録動作を
行うことが通常は必要である。このような符号ワードが
安全に記憶されると共に例え電力が装置から除去されて
も(例えば、送受器11のバッテリを変更するとき)維
持されるようにするために、このような符号ワードが記
憶される電気的に変更可能なリードオンリメモリ(EA
ROM)134が与えられることが好適である。他の場
合には、ランダムアクセスメモリ131またはリードオ
ンリメモリ133のいずれかはEAROMであり、また
如何なる個別のEAROM134も与えられないが、こ
れはより高価になるのが普通である。
1群の基地局3に対するアクセス、または基地局3によ
り与えられる複数の設備の1つに対するアクセスを許容
する符号ワードを獲得するために、使用前に登録動作を
行うことが通常は必要である。このような符号ワードが
安全に記憶されると共に例え電力が装置から除去されて
も(例えば、送受器11のバッテリを変更するとき)維
持されるようにするために、このような符号ワードが記
憶される電気的に変更可能なリードオンリメモリ(EA
ROM)134が与えられることが好適である。他の場
合には、ランダムアクセスメモリ131またはリードオ
ンリメモリ133のいずれかはEAROMであり、また
如何なる個別のEAROM134も与えられないが、こ
れはより高価になるのが普通である。
【0149】装置の他の部分は、図15および図16に
示されるようにシステムコントローラに接続される。マ
イクロプロセッサ関係の業者にはよく知られるように、
これらの他の装置は周辺装置またはメモリマップ装置の
いずれかとして接続可能である。メモリマップ装置はバ
ス129に直接接続される。周辺装置は入力/出力イン
タフェース135に接続され、このインタフェースは次
にバス129に接続される。
示されるようにシステムコントローラに接続される。マ
イクロプロセッサ関係の業者にはよく知られるように、
これらの他の装置は周辺装置またはメモリマップ装置の
いずれかとして接続可能である。メモリマップ装置はバ
ス129に直接接続される。周辺装置は入力/出力イン
タフェース135に接続され、このインタフェースは次
にバス129に接続される。
【0150】送受器11または基地局3は活性である
が、無線リンク内では接続されないとき、送受器11は
無線チャネルを走査して他の装置が無線リンクの開始を
求めているか否かを決定する。同時に、システムコント
ローラ79、99は、送受器11の場合には無線リンク
が設定されることを要求してまたは基地局3の場合には
電話呼出し信号が電気通信回路網1から受信されること
を要求してユーザがボタンを押圧するとき、応答しなけ
ればならない。これはシステムコントローラを、このコ
ントローラが送受器11の場合にはキーパッド/ディス
プレイユニット39をポーリングするかまたは基地局3
の場合にはラインインタフェース103をポーリングし
てシステムコントローラが応答しなければならない信号
が受信されているか否かを決定するように、プログラム
することによりなされる。一方、キーパッド/ディスプ
レイユニット39およびリンクインタフェース103は
バス129の制御ラインを通して接続されてマイクロプ
ロセッサ125に対する入力をしゃ断し、これによりシ
ステムコントローラ79、99のチャネル走査動作は、
装置がリンク自体を開始させることを要求する信号が受
信されたときしゃ断される。マイクロプロセッサ制御装
置の構造およびプログラミングにおける上記変形例は当
業者にはよく理解されるものである。
が、無線リンク内では接続されないとき、送受器11は
無線チャネルを走査して他の装置が無線リンクの開始を
求めているか否かを決定する。同時に、システムコント
ローラ79、99は、送受器11の場合には無線リンク
が設定されることを要求してまたは基地局3の場合には
電話呼出し信号が電気通信回路網1から受信されること
を要求してユーザがボタンを押圧するとき、応答しなけ
ればならない。これはシステムコントローラを、このコ
ントローラが送受器11の場合にはキーパッド/ディス
プレイユニット39をポーリングするかまたは基地局3
の場合にはラインインタフェース103をポーリングし
てシステムコントローラが応答しなければならない信号
が受信されているか否かを決定するように、プログラム
することによりなされる。一方、キーパッド/ディスプ
レイユニット39およびリンクインタフェース103は
バス129の制御ラインを通して接続されてマイクロプ
ロセッサ125に対する入力をしゃ断し、これによりシ
ステムコントローラ79、99のチャネル走査動作は、
装置がリンク自体を開始させることを要求する信号が受
信されたときしゃ断される。マイクロプロセッサ制御装
置の構造およびプログラミングにおける上記変形例は当
業者にはよく理解されるものである。
【0151】図20はチャネルSコントローラ81、1
01の概略ブロック図である。チャネルSコントローラ
はCHM同期ワード認識器137およびSYNC同期認
識器139とを備えている。これらは、同期ワードの記
憶された表示と共にプログラマブルデマルチプレクサ7
5、95からチャネルSコントローラに与えられる最も
最近受信されたデータビットを連続的に比較し、チャネ
ルS入力と記憶された同期ワードの間の整合が得られた
ときは常にそれぞれの「CHM認識」信号および「SY
NC認識」信号を与える。認識器137、139はそれ
ぞれ24ビット直列入力シフトレジスタにより実施さ
れ、このレジスタはそれぞれのビット認識器の第1入力
に対するパラレル出力を有し、その第2入力は同期ワー
ドのビットのハードワイヤード表示に接続される。
01の概略ブロック図である。チャネルSコントローラ
はCHM同期ワード認識器137およびSYNC同期認
識器139とを備えている。これらは、同期ワードの記
憶された表示と共にプログラマブルデマルチプレクサ7
5、95からチャネルSコントローラに与えられる最も
最近受信されたデータビットを連続的に比較し、チャネ
ルS入力と記憶された同期ワードの間の整合が得られた
ときは常にそれぞれの「CHM認識」信号および「SY
NC認識」信号を与える。認識器137、139はそれ
ぞれ24ビット直列入力シフトレジスタにより実施さ
れ、このレジスタはそれぞれのビット認識器の第1入力
に対するパラレル出力を有し、その第2入力は同期ワー
ドのビットのハードワイヤード表示に接続される。
【0152】各々の同期ワードに対して、送受器11に
対するバージョンは基地局3に対するバージョンの逆ビ
ットであり、また同期ワード認識器137、139は、
各々のビットコンパレータに対する2つの入力の一方を
反転させることにより、またはシフトレジスタに対する
入力を反転させることにより送受器ワードの認識と基地
局ワードの認識の間で切り換え可能にできる。このよう
にして、認識器は、これらが送受器ワードか基地局ワー
ドのいずれかを認識し得るように形成され、使用時には
どのワードが認識されるかがライン141上の信号によ
り決定され、この信号はチャネルSコントローラが送受
器11または基地局3に設置されているか否かを示すも
のである。
対するバージョンは基地局3に対するバージョンの逆ビ
ットであり、また同期ワード認識器137、139は、
各々のビットコンパレータに対する2つの入力の一方を
反転させることにより、またはシフトレジスタに対する
入力を反転させることにより送受器ワードの認識と基地
局ワードの認識の間で切り換え可能にできる。このよう
にして、認識器は、これらが送受器ワードか基地局ワー
ドのいずれかを認識し得るように形成され、使用時には
どのワードが認識されるかがライン141上の信号によ
り決定され、この信号はチャネルSコントローラが送受
器11または基地局3に設置されているか否かを示すも
のである。
【0153】チャネルSコントローラ81、101は更
にCHM同期ワード発生器143およびSYNC同期ワ
ード発生器145を備える。これらはそれぞれ並列入
力、直列出力24ビットシフトレジスタを設けることに
より構成され、適当な同期ワードを与えるようにハード
ワイヤされた並列入力を有している。各々の同期ワード
発生器143、145はシフトレジスタの入力または出
力を反転させることにより送受器ワードまたは基地局ワ
ードのいずれかを発生できるように設計され、またライ
ン141上の信号はどのワードが発生器の動作時に発生
されるかを決定する。
にCHM同期ワード発生器143およびSYNC同期ワ
ード発生器145を備える。これらはそれぞれ並列入
力、直列出力24ビットシフトレジスタを設けることに
より構成され、適当な同期ワードを与えるようにハード
ワイヤされた並列入力を有している。各々の同期ワード
発生器143、145はシフトレジスタの入力または出
力を反転させることにより送受器ワードまたは基地局ワ
ードのいずれかを発生できるように設計され、またライ
ン141上の信号はどのワードが発生器の動作時に発生
されるかを決定する。
【0154】既に説明したように、送受器11のチャネ
ルSコントローラ81、101は基地局ワードを認識
し、送受器ワードを発生し、一方基地局3のチャネルS
コントローラ81、101は送受器ワードを認識し、基
地局ワードを発生する。同期ワード発生器143、14
5の出力はORゲート147により結合され、プログラ
マブルマルチプレクサ65、85に対するチャネルS入
力として与えられる。
ルSコントローラ81、101は基地局ワードを認識
し、送受器ワードを発生し、一方基地局3のチャネルS
コントローラ81、101は送受器ワードを認識し、基
地局ワードを発生する。同期ワード発生器143、14
5の出力はORゲート147により結合され、プログラ
マブルマルチプレクサ65、85に対するチャネルS入
力として与えられる。
【0155】それぞれの同期ワードが認識されたとき、
「CHM認識」信号および「SYNC認識」信号がそれ
ぞれのライン149、151上のシステムコントローラ
79、99に直接与えられ、更にフレームタイミングコ
ントローラ153に与えられる。フレームタイミングコ
ントローラ153は更に、受信データがどのマルチプレ
クス構造を持つと仮定されるかについての情報、更に無
線リンクの状態についての情報をシステムコントローラ
から受信する。「CHM認識」信号または「SYNC認
識」信号のタイミングをマルチプレクス構造についての
情報と結合することにより、フレームタイミングコント
ローラ153は、システムコントローラ79、99にバ
ーストタイミング情報を与えるフレームクロック信号を
発生することができる。更に、仮定されたバーストタイ
ミングにおけるマルチプレクス2またはマルチプレクス
3データ構造に従ってプログラマブルデマルチプレクサ
75、95が入データをデマルチプレクスするように指
令されていることをリンク状態情報が示すとき、フレー
ムタイミングコントローラは更にシステムコントローラ
79、99にフレームロック信号157を与え、受信同
期ワードのタイミングが上記仮定されたバーストタイミ
ングに従っているか否かを表示する。フレームクロック
信号155およびフレームロック信号157は、既に説
明したように、プログラマブルマルチプレクサ65、8
5およびプログラマブルデマルチプレクサ75、95の
バーストタイミングを制御するものとして上記の事態に
対してシステムコントローラ79、99により使用され
る。
「CHM認識」信号および「SYNC認識」信号がそれ
ぞれのライン149、151上のシステムコントローラ
79、99に直接与えられ、更にフレームタイミングコ
ントローラ153に与えられる。フレームタイミングコ
ントローラ153は更に、受信データがどのマルチプレ
クス構造を持つと仮定されるかについての情報、更に無
線リンクの状態についての情報をシステムコントローラ
から受信する。「CHM認識」信号または「SYNC認
識」信号のタイミングをマルチプレクス構造についての
情報と結合することにより、フレームタイミングコント
ローラ153は、システムコントローラ79、99にバ
ーストタイミング情報を与えるフレームクロック信号を
発生することができる。更に、仮定されたバーストタイ
ミングにおけるマルチプレクス2またはマルチプレクス
3データ構造に従ってプログラマブルデマルチプレクサ
75、95が入データをデマルチプレクスするように指
令されていることをリンク状態情報が示すとき、フレー
ムタイミングコントローラは更にシステムコントローラ
79、99にフレームロック信号157を与え、受信同
期ワードのタイミングが上記仮定されたバーストタイミ
ングに従っているか否かを表示する。フレームクロック
信号155およびフレームロック信号157は、既に説
明したように、プログラマブルマルチプレクサ65、8
5およびプログラマブルデマルチプレクサ75、95の
バーストタイミングを制御するものとして上記の事態に
対してシステムコントローラ79、99により使用され
る。
【0156】フレームタイミングコントローラ153は
更にCHM発生器143およびSYNC発生器145の
いずれかがそれぞれのチャネルS同期ワードをプログラ
マブルマルチプレクサに出力するように要求されたと
き、それらに制御信号を与える。
更にCHM発生器143およびSYNC発生器145の
いずれかがそれぞれのチャネルS同期ワードをプログラ
マブルマルチプレクサに出力するように要求されたと
き、それらに制御信号を与える。
【0157】リンク開始手順 図21は、基地局3が送受器11とのリンクを開始する
とき送受器11および基地局3がとる作用を示す流れ図
である。図22はこの手順の間のデータバースト伝送の
パターンを示したものである。図23および図24は、
送受器11が基地局3とのリンクを開始する場合の対応
する流れ図およびデータバーストシーケンス図である。
とき送受器11および基地局3がとる作用を示す流れ図
である。図22はこの手順の間のデータバースト伝送の
パターンを示したものである。図23および図24は、
送受器11が基地局3とのリンクを開始する場合の対応
する流れ図およびデータバーストシーケンス図である。
【0158】図21および図23において、基地局3が
とる動作に対するものと、送受器11がとる動作に対す
るものとの2つの流れ図が示される。ステップからステ
ップへの動作の流れは太い線で示され、種々のステップ
における装置間での無線信号の伝送は細い線で示してあ
る。
とる動作に対するものと、送受器11がとる動作に対す
るものとの2つの流れ図が示される。ステップからステ
ップへの動作の流れは太い線で示され、種々のステップ
における装置間での無線信号の伝送は細い線で示してあ
る。
【0159】送受器はオンになされ、但しリンクには参
加してないが、それはチャネル走査ループを形成する。
ステップH1で、送受器は走査する次のチャネルを選択
するがその空中線25を受信機23に連続的に接続す
る。プログラマブルデマルチプレクサ75は入力データ
をチャネルSコントローラ81に転送する。チャネルS
コントローラ81が所定期間内で固定部分チャネルマー
カーチャネルS同期ワードCHMFを検出できないとき
は、送受器11はステップH3でチャネルを放棄し、ス
テップH1に戻って次のチャネルを選択する。もし、C
HMFが検出されずに全てのチャネルが順に走査される
と、送受器11はある期間動作を停止し、チャネルを再
び走査する前に、バッテリの電力を保存する。
加してないが、それはチャネル走査ループを形成する。
ステップH1で、送受器は走査する次のチャネルを選択
するがその空中線25を受信機23に連続的に接続す
る。プログラマブルデマルチプレクサ75は入力データ
をチャネルSコントローラ81に転送する。チャネルS
コントローラ81が所定期間内で固定部分チャネルマー
カーチャネルS同期ワードCHMFを検出できないとき
は、送受器11はステップH3でチャネルを放棄し、ス
テップH1に戻って次のチャネルを選択する。もし、C
HMFが検出されずに全てのチャネルが順に走査される
と、送受器11はある期間動作を停止し、チャネルを再
び走査する前に、バッテリの電力を保存する。
【0160】基地局3もリンクには参加していないが、
図23に示したように、同様の走査を行っている。この
走査は、基地局3が、これが送受器11とリンクを設定
することが要求されることを示す電話呼出信号などの信
号を電話結線45上で受信した場合にしゃ断される。こ
の場合は、基地局はステップB1で有効無線チャネルを
走査してあきチャネルを見出す。
図23に示したように、同様の走査を行っている。この
走査は、基地局3が、これが送受器11とリンクを設定
することが要求されることを示す電話呼出信号などの信
号を電話結線45上で受信した場合にしゃ断される。こ
の場合は、基地局はステップB1で有効無線チャネルを
走査してあきチャネルを見出す。
【0161】次に、基地局3はステップB2で、マルチ
プレクス2を使用して信号の送出を開始する。基地局3
は、マルチプレクス2送信バーストの間でその空中線4
3をその受信機93に接続し、SYNCPチャネルS同
期ワードと共にマルチプレクス2データ構造を利用して
送受器11からの応答を検出する。
プレクス2を使用して信号の送出を開始する。基地局3
は、マルチプレクス2送信バーストの間でその空中線4
3をその受信機93に接続し、SYNCPチャネルS同
期ワードと共にマルチプレクス2データ構造を利用して
送受器11からの応答を検出する。
【0162】基地局3は、ステップB2のそのマルチプ
レクス2送信時に所定のチャネルD符号ワードフォーマ
ットでチャネルDデータを送信する。チャネルD符号ワ
ードは送信されるべき幾つかのマルチプレクス2データ
バーストを取る。チャネルDでのデータ伝送の構造は後
に説明する。
レクス2送信時に所定のチャネルD符号ワードフォーマ
ットでチャネルDデータを送信する。チャネルD符号ワ
ードは送信されるべき幾つかのマルチプレクス2データ
バーストを取る。チャネルDでのデータ伝送の構造は後
に説明する。
【0163】基地局3により送信されるチャネルD符号
ワードは、基地局3が接触を望む特定の送受器11を識
別する「可搬部分識別」符号が基地局3により配置され
るPIDフィールドを含んでいる。チャネルD符号ワー
ドは更に、基地局3が「リンク識別」符号を配置するL
IDフィールドを有する。異なる状況の下で各種の異な
るリンク識別符号が使用可能である。基地局3がリンク
の設定を試みているとき、LIDフィールド内に配置さ
れた符号は基地局3を識別する基地局識別符号(BI
D)である。
ワードは、基地局3が接触を望む特定の送受器11を識
別する「可搬部分識別」符号が基地局3により配置され
るPIDフィールドを含んでいる。チャネルD符号ワー
ドは更に、基地局3が「リンク識別」符号を配置するL
IDフィールドを有する。異なる状況の下で各種の異な
るリンク識別符号が使用可能である。基地局3がリンク
の設定を試みているとき、LIDフィールド内に配置さ
れた符号は基地局3を識別する基地局識別符号(BI
D)である。
【0164】基地局3はある時点である送受器11との
リンクを単に設定するが、それはステップB2で複数の
送受器に呼びを送信し、次にそれらの送受器のいずれか
とリンクを形成する。ステップB2における基地局3に
よりマルチプレクス2送信時に、基地局3が送信を望む
チャネルD情報は連続的に反復される。基地局3がその
信号を1つ以上の送受器11に送信したいときは、基地
局は送受器の各々を順に呼び出すようにチャネルDデー
タの逐次送信時にPID符号を変更する。
リンクを単に設定するが、それはステップB2で複数の
送受器に呼びを送信し、次にそれらの送受器のいずれか
とリンクを形成する。ステップB2における基地局3に
よりマルチプレクス2送信時に、基地局3が送信を望む
チャネルD情報は連続的に反復される。基地局3がその
信号を1つ以上の送受器11に送信したいときは、基地
局は送受器の各々を順に呼び出すようにチャネルDデー
タの逐次送信時にPID符号を変更する。
【0165】ステップH1で送受器11により選択され
たチャネルがステップB1で基地局3により選択された
ものと同じチャネルのときは、送受器11はステップH
2でステップB2の基地局3によるマルチプレクス2送
信を検出する。従って、送受器11はCHMF符号を見
出し、H4に移る。このステップで送受器11は受信さ
れたCHMF符号を用いて基地局3とのバースト同期を
実現し、システムコントローラ79はプログラマブルデ
マルチプレクサ75に指令して受信データをマルチプレ
クス2にあるものとして処理する。従って、基地局3か
らのマルチプレクス2送信が復号され、チャネルDデー
タがシステムコントローラ79に転送される。
たチャネルがステップB1で基地局3により選択された
ものと同じチャネルのときは、送受器11はステップH
2でステップB2の基地局3によるマルチプレクス2送
信を検出する。従って、送受器11はCHMF符号を見
出し、H4に移る。このステップで送受器11は受信さ
れたCHMF符号を用いて基地局3とのバースト同期を
実現し、システムコントローラ79はプログラマブルデ
マルチプレクサ75に指令して受信データをマルチプレ
クス2にあるものとして処理する。従って、基地局3か
らのマルチプレクス2送信が復号され、チャネルDデー
タがシステムコントローラ79に転送される。
【0166】システムコントローラ79は基地局3によ
り送信されたチャネルD符号ワードを収集して、PID
およびLIDフィールドを検討する。もし、システムコ
ントローラ79がタイマアウト期間内にそれ自身のPI
D符号を検出しなかったときは、ステップH5で送受器
11は、基地局3からの受信呼びがそれに対するもので
はないと判断し、ステップH1に戻る。システムコント
ローラ79は更に、基地局3により送出されたPID符
号のシーケンスがいつ反復されたかを決定する。これが
生じると、システムコントローラ79は送信された全て
のPID符号を復号しているべきであり、従ってもしそ
れ自身のPID符号がこの時点に検出されてないとき
は、送受器11は、例えタイムアウト期間が終っていな
くてもステップH5からステップH1に復帰する。
り送信されたチャネルD符号ワードを収集して、PID
およびLIDフィールドを検討する。もし、システムコ
ントローラ79がタイマアウト期間内にそれ自身のPI
D符号を検出しなかったときは、ステップH5で送受器
11は、基地局3からの受信呼びがそれに対するもので
はないと判断し、ステップH1に戻る。システムコント
ローラ79は更に、基地局3により送出されたPID符
号のシーケンスがいつ反復されたかを決定する。これが
生じると、システムコントローラ79は送信された全て
のPID符号を復号しているべきであり、従ってもしそ
れ自身のPID符号がこの時点に検出されてないとき
は、送受器11は、例えタイムアウト期間が終っていな
くてもステップH5からステップH1に復帰する。
【0167】ステップH5で、送受器11が、それがそ
れ自身のPID符号を認識していることから、基地局3
からの呼びに応答することを決めたときは、送受器11
はステップH6に移る。このステップで、送受器11は
マルチプレクス2で送信を開始すると共に基地局3から
のマルチプレクス2伝送を受信する。送受器11は、こ
れがそれ自身の呼びを開始するよりも基地局3に応答し
ているので、チャネルSにSYNCP同期ワードを配置
する。送受器は、それがそれ自体の識別符号をPIDフ
ィールド内に配置するであろう応答符号ワードをチャネ
ルDを使用して送信し、更に基地局3からの送信時にL
IDフィールド内で受信されたものと同じ符号をそのフ
ィールド内に配置する。
れ自身のPID符号を認識していることから、基地局3
からの呼びに応答することを決めたときは、送受器11
はステップH6に移る。このステップで、送受器11は
マルチプレクス2で送信を開始すると共に基地局3から
のマルチプレクス2伝送を受信する。送受器11は、こ
れがそれ自身の呼びを開始するよりも基地局3に応答し
ているので、チャネルSにSYNCP同期ワードを配置
する。送受器は、それがそれ自体の識別符号をPIDフ
ィールド内に配置するであろう応答符号ワードをチャネ
ルDを使用して送信し、更に基地局3からの送信時にL
IDフィールド内で受信されたものと同じ符号をそのフ
ィールド内に配置する。
【0168】同一チャネル上で同時に送信する場合の2
つ以上の送受器11間の干渉を回避するために、送受器
11は、幾つかの送受器11を識別する基地局3からの
一連の呼び信号に応じて、それがそれ自身のPID符号
を含むチャネルDメッセージを受信した直後に、また他
のPID符号を含むチャネルDメッセージを受信した後
ではない時点でその応答を送信する。
つ以上の送受器11間の干渉を回避するために、送受器
11は、幾つかの送受器11を識別する基地局3からの
一連の呼び信号に応じて、それがそれ自身のPID符号
を含むチャネルDメッセージを受信した直後に、また他
のPID符号を含むチャネルDメッセージを受信した後
ではない時点でその応答を送信する。
【0169】基地局3がステップB2でその送信に対す
る応答を検出すると、基地局3は、受信チャネルS同期
ワードがSYNCPであるかをチェックし、更に受信チ
ャネルD情報を復号して、それが復帰PID符号を認識
したかをチェックすると共に復帰LID符号がそれが送
出したものと同じかどうかをチェックする。もし、基地
局3が所定期間内に満足な応答を受信しなかったとき
は、それはステップB3におけるそのチャネル上での無
線リンクの確立の試みを放棄する。次に、基地局はステ
ップB4に移り、そこで、それがタイムアウト期間以上
にわたって上記無線リンクの確立を試みていたか否かを
決定する。もし、タイムアウト期間が終っていないとき
は、基地局はステップB1に戻り、他のあきチャネルを
選択し、新たに無線リンクの確立を試みる。ステップB
4においてタイムアウト期間が終っていたときは、基地
局3はステップB5に移り、リンク確立の全ての試みを
停止する。
る応答を検出すると、基地局3は、受信チャネルS同期
ワードがSYNCPであるかをチェックし、更に受信チ
ャネルD情報を復号して、それが復帰PID符号を認識
したかをチェックすると共に復帰LID符号がそれが送
出したものと同じかどうかをチェックする。もし、基地
局3が所定期間内に満足な応答を受信しなかったとき
は、それはステップB3におけるそのチャネル上での無
線リンクの確立の試みを放棄する。次に、基地局はステ
ップB4に移り、そこで、それがタイムアウト期間以上
にわたって上記無線リンクの確立を試みていたか否かを
決定する。もし、タイムアウト期間が終っていないとき
は、基地局はステップB1に戻り、他のあきチャネルを
選択し、新たに無線リンクの確立を試みる。ステップB
4においてタイムアウト期間が終っていたときは、基地
局3はステップB5に移り、リンク確立の全ての試みを
停止する。
【0170】基地局がステップB3で、満足な応答が受
信されていると決定したときは、それはステップB6に
移る。基地局はマルチプレクス2を使用して送受器また
は複数の送受器にその呼びを送出し続ける。発呼されて
いる全ての送受器から満足な応答が受信されたときは、
基地局3はチャネルSのCHMFをSYNCFに置き代
え、他の送受器11を不必要に注目しなくて済むように
する。
信されていると決定したときは、それはステップB6に
移る。基地局はマルチプレクス2を使用して送受器また
は複数の送受器にその呼びを送出し続ける。発呼されて
いる全ての送受器から満足な応答が受信されたときは、
基地局3はチャネルSのCHMFをSYNCFに置き代
え、他の送受器11を不必要に注目しなくて済むように
する。
【0171】送受器11が、基地局3がそれに呼びを送
信していると識別すると、送受器は呼びを受けるかそれ
を拒否するいずれかの動作をとることができる。送受器
はユーザによるある動作に応じて呼びを拒否するか、ま
たは、例えば従来の電話機に対する公知の「ドントディ
スターブ(do not disturb)」機能に類似の機能を通し
て呼びの拒否動作が予め設定される。呼びは、ユーザが
送受器キーパッド31のリンク制御キー33の1つを押
下するまで受信されない。従って、ステップH7におい
て、送受器11は如何なる動作が要求されているかを決
定する。如何なる動作も必要とされないときは、送受器
11はステップH8に移り、そこでそれは、基地局3が
なお呼びを送信しているかどうかを決定する。基地局3
は、送受器11の他のものとのリンクに入ることによ
り、従って送信マルチプレクス2を変えることにより、
あるいは、送受器11のいずれも予め設定された期間内
に呼びを受けていないのでチャネルに対する送信を停止
することにより呼びの送信を停止する。呼びが送信され
なくなったら、送受器11はステップH1に戻り、再び
チャネルを走査してそれに対する新たな呼びを探索す
る。
信していると識別すると、送受器は呼びを受けるかそれ
を拒否するいずれかの動作をとることができる。送受器
はユーザによるある動作に応じて呼びを拒否するか、ま
たは、例えば従来の電話機に対する公知の「ドントディ
スターブ(do not disturb)」機能に類似の機能を通し
て呼びの拒否動作が予め設定される。呼びは、ユーザが
送受器キーパッド31のリンク制御キー33の1つを押
下するまで受信されない。従って、ステップH7におい
て、送受器11は如何なる動作が要求されているかを決
定する。如何なる動作も必要とされないときは、送受器
11はステップH8に移り、そこでそれは、基地局3が
なお呼びを送信しているかどうかを決定する。基地局3
は、送受器11の他のものとのリンクに入ることによ
り、従って送信マルチプレクス2を変えることにより、
あるいは、送受器11のいずれも予め設定された期間内
に呼びを受けていないのでチャネルに対する送信を停止
することにより呼びの送信を停止する。呼びが送信され
なくなったら、送受器11はステップH1に戻り、再び
チャネルを走査してそれに対する新たな呼びを探索す
る。
【0172】ステップH7で、動作が要求されることが
決定されると、送受器はステップH9に移り、要求され
た動作が何かを決定する。この要求された動作が呼びの
拒否であった場合は送受器はステップH10に進む。
決定されると、送受器はステップH9に移り、要求され
た動作が何かを決定する。この要求された動作が呼びの
拒否であった場合は送受器はステップH10に進む。
【0173】ステップH10では、送受器11はマルチ
プレクス2の送信を継続するが、LIDフィールドの符
号を特定の「リンク拒否(link decline)」符号に変更す
る。送受器11はチャネルDのPIDフィールドのそれ
自身の識別符号の送信を継続する。基地局3がステップ
B6で「リンク拒否(link decline)」メッセージを受信
すると、それは、それによる回転時に発呼されるPID
符号のリストから関連するPIDコードを除去する。送
受器11はステップH10に残り、それ自身のPIDが
受信されることなしに例えば1秒のタイムアウト期間が
過ぎるまでそのPIDの検出に応答して「リンク拒否」
符号を送信する。これは送受器11に対して、基地局3
が「リンク拒否」メッセージを受信し、このPID符号
の送信を停止していることを確認する。次に、送受器1
1はステップH1に戻り、基地局3がリンクの設定を試
みている旨を示す他のメッセージを求めてチャネルを走
査する。送受器が予め通信状態にあった基地局3は、最
早や、この特定の送受器11のPID符号を送信してい
ないので、送受器は、そのPIDが送信されていないこ
とをそれが決定したように、それが基地局により使用さ
れたチャネルを走査しているときでも基地局3に再び応
答することはない。
プレクス2の送信を継続するが、LIDフィールドの符
号を特定の「リンク拒否(link decline)」符号に変更す
る。送受器11はチャネルDのPIDフィールドのそれ
自身の識別符号の送信を継続する。基地局3がステップ
B6で「リンク拒否(link decline)」メッセージを受信
すると、それは、それによる回転時に発呼されるPID
符号のリストから関連するPIDコードを除去する。送
受器11はステップH10に残り、それ自身のPIDが
受信されることなしに例えば1秒のタイムアウト期間が
過ぎるまでそのPIDの検出に応答して「リンク拒否」
符号を送信する。これは送受器11に対して、基地局3
が「リンク拒否」メッセージを受信し、このPID符号
の送信を停止していることを確認する。次に、送受器1
1はステップH1に戻り、基地局3がリンクの設定を試
みている旨を示す他のメッセージを求めてチャネルを走
査する。送受器が予め通信状態にあった基地局3は、最
早や、この特定の送受器11のPID符号を送信してい
ないので、送受器は、そのPIDが送信されていないこ
とをそれが決定したように、それが基地局により使用さ
れたチャネルを走査しているときでも基地局3に再び応
答することはない。
【0174】送受器がステップH9で、要求された動作
が呼びを受信すべきであると決定したときは、送受器は
マルチプレクス2での送信を継続し、ステップH6と同
様にチャネルDの同一のPIDおよびLID符号を送信
する。しかし、その正常のハンドシェーク符号の送出の
代りに、それは「リンク要求(link requlst)」を示す特
殊のハンドシェーク符号を送出する。送受器は、リンク
要求に対する基地局3からの応答を受信するために、基
地局3からのマルチプレクス2送出信号を復号化する。
が呼びを受信すべきであると決定したときは、送受器は
マルチプレクス2での送信を継続し、ステップH6と同
様にチャネルDの同一のPIDおよびLID符号を送信
する。しかし、その正常のハンドシェーク符号の送出の
代りに、それは「リンク要求(link requlst)」を示す特
殊のハンドシェーク符号を送出する。送受器は、リンク
要求に対する基地局3からの応答を受信するために、基
地局3からのマルチプレクス2送出信号を復号化する。
【0175】ステップB7で、基地局3は、これが発呼
している送受器11のいずれかからのリンク要求メッセ
ージをこれが受信してか否かを決定する。予め設定され
た期間内に如何なるリンク要求も受信されないときは、
基地局3はステップB5に移り、リンク設定の試みを放
棄する。リンク要求が受信されたときは、基地局3はス
テップB8に移る。
している送受器11のいずれかからのリンク要求メッセ
ージをこれが受信してか否かを決定する。予め設定され
た期間内に如何なるリンク要求も受信されないときは、
基地局3はステップB5に移り、リンク設定の試みを放
棄する。リンク要求が受信されたときは、基地局3はス
テップB8に移る。
【0176】基地局3はここではリンクに入ろうとして
いるので、それは、もしステップB6でまだなされてい
ないときは、CHMFからSYNCFへのそのマルチプ
レクス2送信中のチャネルS同期ワードを変化させる。
基地局3は送受器11に応答を送信し、この応答におい
て基地局3はチャネルDのその正規のハンドシェーク符
号を「リンクグラント(link grant)」符号に置き換え
る。チャネルD符号ワードのPIDフィールドにおいて
は、基地局3は、これがリンクを形成しようとしている
送受器11に対する識別符号を送信する。
いるので、それは、もしステップB6でまだなされてい
ないときは、CHMFからSYNCFへのそのマルチプ
レクス2送信中のチャネルS同期ワードを変化させる。
基地局3は送受器11に応答を送信し、この応答におい
て基地局3はチャネルDのその正規のハンドシェーク符
号を「リンクグラント(link grant)」符号に置き換え
る。チャネルD符号ワードのPIDフィールドにおいて
は、基地局3は、これがリンクを形成しようとしている
送受器11に対する識別符号を送信する。
【0177】LIDフィールドにおいては、基地局はス
テップB2、B6で送出された符号とは異なるリンク識
別符号を送信する。新しいLID符号は、基地局3と送
受器11の間でこの特定のリンクを識別する任意に選択
された符号である。もし、リンクの再確立が必要になっ
たときは、以下に示すように、送受器11は新しいLI
D符号を用いてリンク再確立メッセージを送出する。こ
れは、これらの状況の下での送受器送信がリンク再確立
の試みとして識別されることを可能にすると共に送受器
からの新たなリンクを設定する呼びから区別されること
が可能になる。もし、元の基地局識別符号が確立された
リンクを通してLID符号として使用されたときは、こ
れは、送信器11からのリンク再確立メッセージが新し
いリンクを設定する呼びとして基地局3により誤って解
釈される可能性を増加させる。
テップB2、B6で送出された符号とは異なるリンク識
別符号を送信する。新しいLID符号は、基地局3と送
受器11の間でこの特定のリンクを識別する任意に選択
された符号である。もし、リンクの再確立が必要になっ
たときは、以下に示すように、送受器11は新しいLI
D符号を用いてリンク再確立メッセージを送出する。こ
れは、これらの状況の下での送受器送信がリンク再確立
の試みとして識別されることを可能にすると共に送受器
からの新たなリンクを設定する呼びから区別されること
が可能になる。もし、元の基地局識別符号が確立された
リンクを通してLID符号として使用されたときは、こ
れは、送信器11からのリンク再確立メッセージが新し
いリンクを設定する呼びとして基地局3により誤って解
釈される可能性を増加させる。
【0178】ステップH11における送受器11が基地
局3からリンクグラントメッセージを受信すると、それ
はステップH12に移る。送受器11はリンク要求の送
信を停止し、チャネルDのLIDフィールドで送出され
た符号を基地局3により送出された新しい符号に変化さ
せる。
局3からリンクグラントメッセージを受信すると、それ
はステップH12に移る。送受器11はリンク要求の送
信を停止し、チャネルDのLIDフィールドで送出され
た符号を基地局3により送出された新しい符号に変化さ
せる。
【0179】ステップB8で基地局3が新たなLID符
号に戻る送受器3からの送信信号を受信すると、基地局
3はリンクグラントメッセージが受信されていることを
知る。従って、基地局3はステップB9に移る。送受器
11がステップH12に到り、基地局3がB9に到る
と、それらの間のリンクが確立され、それらはマルチプ
レクス2で互いに通信する。続いて、基地局3はマルチ
プレクス1通信が開始されることを指令する。これに応
じて、送受器11はステップH13に移る。基地局3が
送受器11からマルチプレクス1送信信号を受けると、
それはステップB10に移動する。ここでチャネルB通
信が開始される。
号に戻る送受器3からの送信信号を受信すると、基地局
3はリンクグラントメッセージが受信されていることを
知る。従って、基地局3はステップB9に移る。送受器
11がステップH12に到り、基地局3がB9に到る
と、それらの間のリンクが確立され、それらはマルチプ
レクス2で互いに通信する。続いて、基地局3はマルチ
プレクス1通信が開始されることを指令する。これに応
じて、送受器11はステップH13に移る。基地局3が
送受器11からマルチプレクス1送信信号を受けると、
それはステップB10に移動する。ここでチャネルB通
信が開始される。
【0180】送受器11と基地局3の間のマルチプレク
ス2送信信号には各々の側がマルチプレクス1.4を支
持できるか否かを示す符号を含み、またこの交換に従っ
て2つの部分はステップH13およびB10に移る前に
マルチプレクス1.2を使用するかマルチプレクス1.
4を使用するかに関して一致する。
ス2送信信号には各々の側がマルチプレクス1.4を支
持できるか否かを示す符号を含み、またこの交換に従っ
て2つの部分はステップH13およびB10に移る前に
マルチプレクス1.2を使用するかマルチプレクス1.
4を使用するかに関して一致する。
【0181】図22は、基地局3が送受器11により受
信される呼びを送出するときの送受器11と基地局33
の間での信号交換を概略図示したものである。先ず、基
地局3はマルチプレクス2を用いてチャネルDメッセー
ジ159を送出し、第1送受器11に呼びを送信する。
次に、基地局3は、任意の受信送受器が使用する他のチ
ャネルD情報を与えるマルチプレクス2を用いてチャネ
ルDメッセージを送出する。これは、送受器のディスプ
レイ35に表示されてユーザに呼びについての情報を与
えるデータを含み、あるいは電話機の通常の呼出し信号
に対応してユーザに呼び信号を与える送受器に対するチ
ャネルD指令を含む。次に、基地局3はマルチプレクス
2を用いてチャネルD符号ワード163を送出し、第2
送受器を発呼する。次に、基地局3はチャネルDメッセ
ージを反復する。基地局は送受器の発呼と一般的なチャ
ネルDメッセージ161の送信の間で交互に変化し続
け、次に1群の送受器の各々の送受器を発呼する。
信される呼びを送出するときの送受器11と基地局33
の間での信号交換を概略図示したものである。先ず、基
地局3はマルチプレクス2を用いてチャネルDメッセー
ジ159を送出し、第1送受器11に呼びを送信する。
次に、基地局3は、任意の受信送受器が使用する他のチ
ャネルD情報を与えるマルチプレクス2を用いてチャネ
ルDメッセージを送出する。これは、送受器のディスプ
レイ35に表示されてユーザに呼びについての情報を与
えるデータを含み、あるいは電話機の通常の呼出し信号
に対応してユーザに呼び信号を与える送受器に対するチ
ャネルD指令を含む。次に、基地局3はマルチプレクス
2を用いてチャネルD符号ワード163を送出し、第2
送受器を発呼する。次に、基地局3はチャネルDメッセ
ージを反復する。基地局は送受器の発呼と一般的なチャ
ネルDメッセージ161の送信の間で交互に変化し続
け、次に1群の送受器の各々の送受器を発呼する。
【0182】ある時点で、第1送受器11は基地局3か
ら上記のメッセージを受信する。第1送受器を発呼する
チャネルDワード159の次の送信に続いて、第1送受
器はチャネルDワード165を送出することにより応答
する。
ら上記のメッセージを受信する。第1送受器を発呼する
チャネルDワード159の次の送信に続いて、第1送受
器はチャネルDワード165を送出することにより応答
する。
【0183】基地局3はチャネルDワード159、16
3の送出を継続し、次にチャネルDメッセージ161に
インタリーブされた全ての送受器を発呼し、更に第1送
受器は、送受器のユーザが呼びが受信されるべきである
ことを示すまでそれに対して送出された各々の呼びメッ
セージ159の受信に応答してその応答メッセージ16
5の送出を継続する。第1送受器を発呼するチャネルD
ワード159の次の送出に従って、送受器11はリンク
要求メッセージ167を送信する、基地局3はリンクグ
ラントメッセージ169に応答し、リンクが確立され
る。
3の送出を継続し、次にチャネルDメッセージ161に
インタリーブされた全ての送受器を発呼し、更に第1送
受器は、送受器のユーザが呼びが受信されるべきである
ことを示すまでそれに対して送出された各々の呼びメッ
セージ159の受信に応答してその応答メッセージ16
5の送出を継続する。第1送受器を発呼するチャネルD
ワード159の次の送出に従って、送受器11はリンク
要求メッセージ167を送信する、基地局3はリンクグ
ラントメッセージ169に応答し、リンクが確立され
る。
【0184】次に、基地局3および送受器11は、基地
局3がマルチプレクス1への変化を指令するまで、マル
チプレクス2を用いてチャネルDワード171を交換す
る。次に、それらはマルチプレクス1送信信号を交換
し、チャネルBを搬送し、電話通話が開始される。
局3がマルチプレクス1への変化を指令するまで、マル
チプレクス2を用いてチャネルDワード171を交換す
る。次に、それらはマルチプレクス1送信信号を交換
し、チャネルBを搬送し、電話通話が開始される。
【0185】図23は図21に対応する流れ図である
が、送受器11によりなされる呼びに応じてリンクが設
定されたときの送受器11と基地局3がとる動作を示し
たものである。基地局3が活性ではあるがリンクに参加
していないときは、それは、チャネルを走査して任意の
送受器11が基地局を発呼しようとしているか否かを見
出す。ステップB21で、基地局3はチャネルを選択
し、次にB22で選択されたチャネルに対する任意の送
信信号を受信する。しかしながら、図6乃至図9により
説明したように、基地局は選択されたチャネルを連続的
に受信することはないが1ms期間の間でのみ受信し、
関連する基地局3のバーストタイミングに同期化され
る。
が、送受器11によりなされる呼びに応じてリンクが設
定されたときの送受器11と基地局3がとる動作を示し
たものである。基地局3が活性ではあるがリンクに参加
していないときは、それは、チャネルを走査して任意の
送受器11が基地局を発呼しようとしているか否かを見
出す。ステップB21で、基地局3はチャネルを選択
し、次にB22で選択されたチャネルに対する任意の送
信信号を受信する。しかしながら、図6乃至図9により
説明したように、基地局は選択されたチャネルを連続的
に受信することはないが1ms期間の間でのみ受信し、
関連する基地局3のバーストタイミングに同期化され
る。
【0186】ステップB22の受信期間の間に、プログ
ラマブルデマルチプレクサ95は、送受器11により送
出されたCHMPチャネルマーカ同期ワードを検出する
ために、全ての受信データを通過させる。基地局3はC
HMP同期ワードには単に応答するがSYNCP同期ワ
ードには応答せず、これはSYNCP同期ワードの受信
が既にある他の基地局3に接触した送受器11からの送
信を示すことによる。
ラマブルデマルチプレクサ95は、送受器11により送
出されたCHMPチャネルマーカ同期ワードを検出する
ために、全ての受信データを通過させる。基地局3はC
HMP同期ワードには単に応答するがSYNCP同期ワ
ードには応答せず、これはSYNCP同期ワードの受信
が既にある他の基地局3に接触した送受器11からの送
信を示すことによる。
【0187】基地局3がステップB23で、チャネルマ
ーカ符号ワードCHMPが所定期間内で受信されていな
いと決定すると、基地局はステップB21に戻り、次の
チャネルを選択し、そのチャネルに対する受信を開始す
る。基地局3が全てのチャネルを走査すると、それはし
ばらくの間オフになって電力を節約するが、これは、基
地局3が通常はメインの電力に接続されるので、基地局
3に対しては送受器11に比してそれ程重要ではない。
ーカ符号ワードCHMPが所定期間内で受信されていな
いと決定すると、基地局はステップB21に戻り、次の
チャネルを選択し、そのチャネルに対する受信を開始す
る。基地局3が全てのチャネルを走査すると、それはし
ばらくの間オフになって電力を節約するが、これは、基
地局3が通常はメインの電力に接続されるので、基地局
3に対しては送受器11に比してそれ程重要ではない。
【0188】送受器11がオンになされるが何らかのリ
ンクに参加していないときは、送受器11は、図1によ
り即に説明したように、類似のチャネル走査ループを行
っている。しかしながら、この動作は、ユーザがキー3
3を押圧し、基地局に対するリンクが確立されるべきこ
とを示した場合はしゃ断される。この場合、送受器はス
テップH21でチャネルを走査してあきチャネルを選択
する。
ンクに参加していないときは、送受器11は、図1によ
り即に説明したように、類似のチャネル走査ループを行
っている。しかしながら、この動作は、ユーザがキー3
3を押圧し、基地局に対するリンクが確立されるべきこ
とを示した場合はしゃ断される。この場合、送受器はス
テップH21でチャネルを走査してあきチャネルを選択
する。
【0189】ステップH22において、送受器11は、
これがマルチプレクス3を用いて選択したチャネルに対
する送信を開始する。マルチプレクス3送信の間で、送
受器のプログラマブルデマルチプレクサ75は、基地局
3からの応答に含まれるべきであるSYNCF同期ワー
ドを認識するために、受信データをチャネルSコントロ
ーラ81に転送する。
これがマルチプレクス3を用いて選択したチャネルに対
する送信を開始する。マルチプレクス3送信の間で、送
受器のプログラマブルデマルチプレクサ75は、基地局
3からの応答に含まれるべきであるSYNCF同期ワー
ドを認識するために、受信データをチャネルSコントロ
ーラ81に転送する。
【0190】送受器11は、そのマルチプレクス3送信
のチャネルDにおいて、PIDフィールドおよびLID
フィールドを有するチャネルD符号ワードを送出する。
PIDフィールドに送受器11はそれ自身の送受器識別
符号を配置する。更に、送受器は、ユーザにより要求さ
れる通話に依存して、多くの符号の1つを配置する。送
受器が家庭用電話機の増設として、または構内交換機の
番号付き増設として使用されるときは、送受器11は、
これが特定の家庭用電話機または送受機が登録されてい
る構内交換機と送受器が接触したいことを示すLID符
号を送出する。送受機11が公衆「テレポイント」方式
(これは、多くの地理的位置における各種基地局のいず
れか1つを通しての電話呼びを行うことができる方式)
と共に使用されるときは、LID符号は、送受器が登録
され、ユーザが電話呼びを行いたいテレポイント会社ま
たは方式を識別することができる。
のチャネルDにおいて、PIDフィールドおよびLID
フィールドを有するチャネルD符号ワードを送出する。
PIDフィールドに送受器11はそれ自身の送受器識別
符号を配置する。更に、送受器は、ユーザにより要求さ
れる通話に依存して、多くの符号の1つを配置する。送
受器が家庭用電話機の増設として、または構内交換機の
番号付き増設として使用されるときは、送受器11は、
これが特定の家庭用電話機または送受機が登録されてい
る構内交換機と送受器が接触したいことを示すLID符
号を送出する。送受機11が公衆「テレポイント」方式
(これは、多くの地理的位置における各種基地局のいず
れか1つを通しての電話呼びを行うことができる方式)
と共に使用されるときは、LID符号は、送受器が登録
され、ユーザが電話呼びを行いたいテレポイント会社ま
たは方式を識別することができる。
【0191】幾つかの競合するテレポイントシステムが
存在する環境においては、送受器11が属するシステム
とは無関係に送受器11が送信して範囲内の任意の基地
局に接触する1つ以上のLID符号および更に送受器1
1が1つの特定システムの基地局とのみ接触するために
送信できる他のLID構造を定めると好適である。登録
のために他の特殊のLID符号が用いられ、送受器11
が基地局3と接触することを可能にし、これにより基地
局3は送受器11のPID符号を受信し、記憶し、送受
器が図21に示された呼び設定シーケンスにおいて基地
局3により発呼されることを可能にする。送受器11は
更にこのような登録無線リンクにおける基地局から他の
LID符号を獲得する。
存在する環境においては、送受器11が属するシステム
とは無関係に送受器11が送信して範囲内の任意の基地
局に接触する1つ以上のLID符号および更に送受器1
1が1つの特定システムの基地局とのみ接触するために
送信できる他のLID構造を定めると好適である。登録
のために他の特殊のLID符号が用いられ、送受器11
が基地局3と接触することを可能にし、これにより基地
局3は送受器11のPID符号を受信し、記憶し、送受
器が図21に示された呼び設定シーケンスにおいて基地
局3により発呼されることを可能にする。送受器11は
更にこのような登録無線リンクにおける基地局から他の
LID符号を獲得する。
【0192】送受器11のシステムコントローラ79に
そのPID符号と共に記憶される。これらの符号は、送
受器11の製造時にシステムコントローラ79のメモリ
の1つに配置されるか、登録プロセスにおいてキーパッ
ド31を通して逐次入力されるか、上記のように登録無
線リンクに受信される。
そのPID符号と共に記憶される。これらの符号は、送
受器11の製造時にシステムコントローラ79のメモリ
の1つに配置されるか、登録プロセスにおいてキーパッ
ド31を通して逐次入力されるか、上記のように登録無
線リンクに受信される。
【0193】基地局3がステップB23で、送受器チャ
ネルマーカCHMPが受信されていると決定したとき
は、基地局はステップB24に移る。このステップにお
いては、基地局はなお送信しないが、そのプログラマブ
ルデマルチプレクサ95はマルチプレクス3構造を使用
して受信データを復号するように指令され、受信CHM
Pワードから得られたバーストタイミングを有する。従
って、送受器11により送出されたチャネルDデータは
ここで、2のデータが復合化される基地局3のシステム
コントローラ99に転送される。システムコントローラ
99はPIDおよびLID符号を検討し、これらに基づ
いて送受器11に応答すべきか否かを判定する。
ネルマーカCHMPが受信されていると決定したとき
は、基地局はステップB24に移る。このステップにお
いては、基地局はなお送信しないが、そのプログラマブ
ルデマルチプレクサ95はマルチプレクス3構造を使用
して受信データを復号するように指令され、受信CHM
Pワードから得られたバーストタイミングを有する。従
って、送受器11により送出されたチャネルDデータは
ここで、2のデータが復合化される基地局3のシステム
コントローラ99に転送される。システムコントローラ
99はPIDおよびLID符号を検討し、これらに基づ
いて送受器11に応答すべきか否かを判定する。
【0194】ステップB25で、応答を要求するPID
およびLID符号が予め設定された期間内に受信されて
ないことが決定されると、基地局3はステップB21に
戻り、新たなチャネルを選択し、リンクを設定したい送
受器からの他の送信の受信を開始する。
およびLID符号が予め設定された期間内に受信されて
ないことが決定されると、基地局3はステップB21に
戻り、新たなチャネルを選択し、リンクを設定したい送
受器からの他の送信の受信を開始する。
【0195】基地局3がステップB25において、それ
が送受器11に応ずるべきと決定したときは、それはス
テップB26に移り、チャネルSのSYNCと共にマル
チプレクス2で送信を開始する。基地局3は、送受器1
1から受信されたPID符号および設定されたリンクを
識別する任意のLID符号を含むチャネルDデータワー
ドを送信する。ここで基地局3は送受器11が、SYN
CPチャネルS同期ワードを用いてマルチプレクス2送
信に切り換わることを期待する。
が送受器11に応ずるべきと決定したときは、それはス
テップB26に移り、チャネルSのSYNCと共にマル
チプレクス2で送信を開始する。基地局3は、送受器1
1から受信されたPID符号および設定されたリンクを
識別する任意のLID符号を含むチャネルDデータワー
ドを送信する。ここで基地局3は送受器11が、SYN
CPチャネルS同期ワードを用いてマルチプレクス2送
信に切り換わることを期待する。
【0196】ステップH22における送受器11により
マルチプレクス3で送出されたチャネルD符号コードに
おいて、通常のハンドシェーク符号は「リンク要求」符
号により置き代えられる。ステップB26における基地
局3によりマルチプレクス2で送出されたチャネルD符
号ワードにおいては、送受器11に応答して、通常のハ
ンドシェーク符号が「リンクグラント」符号により置き
換えられる。
マルチプレクス3で送出されたチャネルD符号コードに
おいて、通常のハンドシェーク符号は「リンク要求」符
号により置き代えられる。ステップB26における基地
局3によりマルチプレクス2で送出されたチャネルD符
号ワードにおいては、送受器11に応答して、通常のハ
ンドシェーク符号が「リンクグラント」符号により置き
換えられる。
【0197】ステップH23において、送受器11はこ
れが予め設定された期間内に基地局3からSYNCF同
期ワードを受信したか否かを決定する。受信してないと
きは、送受器はステップH24に移る。このステップ
で、送受器は、これが先ずリンクの要求を開始してから
タイムアウト周期が終了したか否かを決定する。タイム
アウト期間が終了していないときは、送受器11はステ
ップH21に戻り、他のあきチャネルを選択し、そのチ
ャネルでのリンクの確立を試みる。タイムアウト期間が
終了しているときは、送受器はステップH25に移り、
リンク設定の試みを断念する。
れが予め設定された期間内に基地局3からSYNCF同
期ワードを受信したか否かを決定する。受信してないと
きは、送受器はステップH24に移る。このステップ
で、送受器は、これが先ずリンクの要求を開始してから
タイムアウト周期が終了したか否かを決定する。タイム
アウト期間が終了していないときは、送受器11はステ
ップH21に戻り、他のあきチャネルを選択し、そのチ
ャネルでのリンクの確立を試みる。タイムアウト期間が
終了しているときは、送受器はステップH25に移り、
リンク設定の試みを断念する。
【0198】ステップH23において、SYNCFが受
信されていると決定されると、送受器11はステップH
26に移る。このステップにおいて、送受器11は1時
的に送信を停止し、基地局3からの受信マルチプレクス
2送信信号を復号し、一方受信SYNCF同期ワードを
用いて基地局3からの送信とのバースト同期を実現す
る。
信されていると決定されると、送受器11はステップH
26に移る。このステップにおいて、送受器11は1時
的に送信を停止し、基地局3からの受信マルチプレクス
2送信信号を復号し、一方受信SYNCF同期ワードを
用いて基地局3からの送信とのバースト同期を実現す
る。
【0199】ここで送受器11は基地局3により送出さ
れたチャネルD情報を復号化することができる。ステッ
プH27において、送受器はこれが所定期間内でそのP
IDおよび「リンクグラント」符号を含むチャネルD符
号ワードを受信しているか否かを決定する。このような
チャネルD符号ワードが予め設定された期間内に受信さ
れていないときは、送受器11はステップH25に移
り、リンク設定の試みを断念する。送受器11がそれ自
身のPIDにより伴われるリンクグラントメッセージを
受信するときは、それはステップH28に移る。このス
テップにおいて、送受器11はチャネルS同期ワードと
してSYNCPを用いてマルチプレクス2送信を開始す
る。送受器は、そのチャネルDメッセージにおいてそれ
自身のPID符号を送出し続けるが、基地局3から受信
されたリンク識別符号にLID符号を変化させる。この
ステップにおいて、送受器11は基地局3からのマルチ
プレクス2送信の受信を継続し、基地局3とのバースト
同期を維持する。
れたチャネルD情報を復号化することができる。ステッ
プH27において、送受器はこれが所定期間内でそのP
IDおよび「リンクグラント」符号を含むチャネルD符
号ワードを受信しているか否かを決定する。このような
チャネルD符号ワードが予め設定された期間内に受信さ
れていないときは、送受器11はステップH25に移
り、リンク設定の試みを断念する。送受器11がそれ自
身のPIDにより伴われるリンクグラントメッセージを
受信するときは、それはステップH28に移る。このス
テップにおいて、送受器11はチャネルS同期ワードと
してSYNCPを用いてマルチプレクス2送信を開始す
る。送受器は、そのチャネルDメッセージにおいてそれ
自身のPID符号を送出し続けるが、基地局3から受信
されたリンク識別符号にLID符号を変化させる。この
ステップにおいて、送受器11は基地局3からのマルチ
プレクス2送信の受信を継続し、基地局3とのバースト
同期を維持する。
【0200】基地局3が、チャネルS同期ワードとして
SYNCPを用いて送受器11からのマルチプレクス2
送信を受信し、基地局3により送出されたLID符号を
戻すと、それはリンクグラントメッセージが受信された
ことを知る。
SYNCPを用いて送受器11からのマルチプレクス2
送信を受信し、基地局3により送出されたLID符号を
戻すと、それはリンクグラントメッセージが受信された
ことを知る。
【0201】ここで基地局3はステップB27に移り、
そこでそれはリンクグラントメッセージの送信を停止
し、チャネルD情報をマルチプレクス2データ構造を用
いて送受器11と交換する。送受器11がステップH2
8に達し、基地局3がステップB27に達すると、無線
リンクは確立される。続いて、基地局3はマルチプレク
ス1通信の開始を指令する。送受器11はステップH2
9に移動し、基地局3はステップB28に移動する。チ
ャネルB通信がここで開始される。
そこでそれはリンクグラントメッセージの送信を停止
し、チャネルD情報をマルチプレクス2データ構造を用
いて送受器11と交換する。送受器11がステップH2
8に達し、基地局3がステップB27に達すると、無線
リンクは確立される。続いて、基地局3はマルチプレク
ス1通信の開始を指令する。送受器11はステップH2
9に移動し、基地局3はステップB28に移動する。チ
ャネルB通信がここで開始される。
【0202】図24は、送受器11が基地局3とのリン
ク開始に成功したとき送出される信号パターンを概略図
示したものである。先ず、送受器11はマルチプレクス
3で一連のリンク要求メッセージ175を送信する。基
地局3がこれらのメッセージを受信し、リンクの付与を
判定すると、基地局3はマルチプレクス2のリンクグラ
ントメッセージ177で応答する。送受器11は、リン
クグラントメッセージ177を受信すると、マルチプレ
クス3の送信を停止し、そのバーストタイミングを基地
局3からの信号と同期させ、受信マルチプレクス2バー
ストの復号化を開始する。送受器11は、リンクグラン
トメッセージ177を復号すると、マルチプレクス2を
用いてメッセージ175の送信を開始する。2つの部分
は、基地局3がマルチプレクス1メッセージ181への
変化を指令するまでマルチプレクス2でメッセージ17
9の交換を継続する。
ク開始に成功したとき送出される信号パターンを概略図
示したものである。先ず、送受器11はマルチプレクス
3で一連のリンク要求メッセージ175を送信する。基
地局3がこれらのメッセージを受信し、リンクの付与を
判定すると、基地局3はマルチプレクス2のリンクグラ
ントメッセージ177で応答する。送受器11は、リン
クグラントメッセージ177を受信すると、マルチプレ
クス3の送信を停止し、そのバーストタイミングを基地
局3からの信号と同期させ、受信マルチプレクス2バー
ストの復号化を開始する。送受器11は、リンクグラン
トメッセージ177を復号すると、マルチプレクス2を
用いてメッセージ175の送信を開始する。2つの部分
は、基地局3がマルチプレクス1メッセージ181への
変化を指令するまでマルチプレクス2でメッセージ17
9の交換を継続する。
【0203】上記のように、若干の情況の下では、送受
器11はいくつかの基地局3を識別するLID符号を用
いてマルチプレクス3でリンク要求メッセージを送信で
き、送受器11はそれらの基地局のいずれかとリンクを
確立することができる。1つ以上のこのような基地局3
が送受器11の範囲内にあると、送受器11が送信して
いるチャネルを先ず走査する基地局3は通常はリンクを
付与する最初のものであり、リンクはその基地局との設
定が成功する。しかしながら、2つの基地局3は偶然に
リンクグラントメッセージを送受器11に同時に送信す
る。この場合、送受器11はいずれかのメッセージを成
功裡に復号化する可能性は最も小さい。従って、ステッ
プH23で送受器11は、これがSYNCFを受信して
いないと判定し、ステップH24を通してステップH2
1に移る。送受器11は他のあきチャネルを選択し、そ
のチャネルでのそのマルチプレクス3送信を反復する。
この場合送受器11は基地局3からのリンクグラントメ
ッセージに応答しないので、両基地局はリンクが形成で
きなかったと結論し、ステップB21に戻る。各々の基
地局は新たなチャネルを選択し、送受器11からのCH
MPの送信の受信を開始する。
器11はいくつかの基地局3を識別するLID符号を用
いてマルチプレクス3でリンク要求メッセージを送信で
き、送受器11はそれらの基地局のいずれかとリンクを
確立することができる。1つ以上のこのような基地局3
が送受器11の範囲内にあると、送受器11が送信して
いるチャネルを先ず走査する基地局3は通常はリンクを
付与する最初のものであり、リンクはその基地局との設
定が成功する。しかしながら、2つの基地局3は偶然に
リンクグラントメッセージを送受器11に同時に送信す
る。この場合、送受器11はいずれかのメッセージを成
功裡に復号化する可能性は最も小さい。従って、ステッ
プH23で送受器11は、これがSYNCFを受信して
いないと判定し、ステップH24を通してステップH2
1に移る。送受器11は他のあきチャネルを選択し、そ
のチャネルでのそのマルチプレクス3送信を反復する。
この場合送受器11は基地局3からのリンクグラントメ
ッセージに応答しないので、両基地局はリンクが形成で
きなかったと結論し、ステップB21に戻る。各々の基
地局は新たなチャネルを選択し、送受器11からのCH
MPの送信の受信を開始する。
【0204】この場合、両基地局2が次のチャネルを選
択すると、これらの基地局は互いに同時に各々のチャネ
ルの走査を継続し、更に送受器11にリンクを付与する
試みは同じ理由で失敗し続ける。これを防止するため
に、これらの情況の下でステップB21で選択されたチ
ャネルは次のチャネルにはならない。代りに、基地局3
は、これらが同時に同一チャネルを走査し続ける可能性
を減らすように設計されたルールに従って動作する。こ
れはランダムに動作するチャネル選択アルゴリズムを与
えることによりなされ、従ってこのような状況の下でス
テップB21で選択されたチャネルはランダムに選択さ
れる。一方、各々の基地局3はこのような状況の下で特
定チャネルに戻るようにプログラムされ、また近接局は
異なるチャネルに戻るようにプログラムされる。この場
合、ランダムチャネル選択アルゴリズムが好適である。
基地局が特定チャネルに戻るようにプログラムされる
と、不当なプログラミングは2つの近接基地局が各々の
時点で同一チャネルに戻るように指示するが、この場合
それらの間の対立は解決されない。
択すると、これらの基地局は互いに同時に各々のチャネ
ルの走査を継続し、更に送受器11にリンクを付与する
試みは同じ理由で失敗し続ける。これを防止するため
に、これらの情況の下でステップB21で選択されたチ
ャネルは次のチャネルにはならない。代りに、基地局3
は、これらが同時に同一チャネルを走査し続ける可能性
を減らすように設計されたルールに従って動作する。こ
れはランダムに動作するチャネル選択アルゴリズムを与
えることによりなされ、従ってこのような状況の下でス
テップB21で選択されたチャネルはランダムに選択さ
れる。一方、各々の基地局3はこのような状況の下で特
定チャネルに戻るようにプログラムされ、また近接局は
異なるチャネルに戻るようにプログラムされる。この場
合、ランダムチャネル選択アルゴリズムが好適である。
基地局が特定チャネルに戻るようにプログラムされる
と、不当なプログラミングは2つの近接基地局が各々の
時点で同一チャネルに戻るように指示するが、この場合
それらの間の対立は解決されない。
【0205】チャネルD構造 上記のように、チャネルDのメッセージは符号ワードを
用いて送信される。各々の符号ワードの長さは64ビッ
トである。符号ワードのストリングはチャネルDデータ
パケットとして逐次送出される。この場合、第1符号ワ
ードは第1の特定フォーマットを有さなければならず、
これはアドレス符号ワード(ACW)として知られてお
り、更に残るパケットの符号ワードは異なる特定のフォ
ーマットを有さなければならず、これらはデータ符号ワ
ード(DCW)として知られる。パケットにおいては、
アドレス符号ワードは5データ符号ワードまで追従され
る。他の符号ワードを伴わない1符号ワードのみが送信
されると、これはアドレス符号ワードでなければならな
い。
用いて送信される。各々の符号ワードの長さは64ビッ
トである。符号ワードのストリングはチャネルDデータ
パケットとして逐次送出される。この場合、第1符号ワ
ードは第1の特定フォーマットを有さなければならず、
これはアドレス符号ワード(ACW)として知られてお
り、更に残るパケットの符号ワードは異なる特定のフォ
ーマットを有さなければならず、これらはデータ符号ワ
ード(DCW)として知られる。パケットにおいては、
アドレス符号ワードは5データ符号ワードまで追従され
る。他の符号ワードを伴わない1符号ワードのみが送信
されると、これはアドレス符号ワードでなければならな
い。
【0206】チャネルDビットが送出される速度は無線
リンクで使用されるマルチプレクスデータ構造により決
定される。この構造は単一チャネルD符号ワードを送信
するのに常に数バーストを必要とする。最大速度はマル
チプレクス2により与えられ、その場合Dチャネルの3
2ビットが各々のバーストで送出され、従って符号ワー
ドに対して2バーストが要求される。チャネルDの最も
遅い伝送速度マルチプレクス1.2と共に与えられ、そ
の場合、バーストあたりDチャネルの2ビットのみが送
信される。この場合、符号ワードを搬送するのに32バ
ーストが要求される。
リンクで使用されるマルチプレクスデータ構造により決
定される。この構造は単一チャネルD符号ワードを送信
するのに常に数バーストを必要とする。最大速度はマル
チプレクス2により与えられ、その場合Dチャネルの3
2ビットが各々のバーストで送出され、従って符号ワー
ドに対して2バーストが要求される。チャネルDの最も
遅い伝送速度マルチプレクス1.2と共に与えられ、そ
の場合、バーストあたりDチャネルの2ビットのみが送
信される。この場合、符号ワードを搬送するのに32バ
ーストが要求される。
【0207】任意の時点で送信されるべきチャネルD情
報が存在しないとき、それにも関わらずマルチプレクス
構造はチャネルD情報が送信されることを要求する。こ
の場合、「IDLED」と呼ばれる信号が送信されてチ
ャネルDを充填する。IDLEDが送信されると、チャ
ネルDビットは1と0の間で交互変化する。
報が存在しないとき、それにも関わらずマルチプレクス
構造はチャネルD情報が送信されることを要求する。こ
の場合、「IDLED」と呼ばれる信号が送信されてチ
ャネルDを充填する。IDLEDが送信されると、チャ
ネルDビットは1と0の間で交互変化する。
【0208】受信部分に、有用なチャネルD情報が送信
されようとしていることを通知するために、全てのアド
レス符号ワードはSYNCDと呼ばれる標準16ビット
チャネルD同期パターンにより先行される。アドレス符
号ワードが追随することを受信部分に通知すると共に、
SYNCDパターンは、システムコントローラ79、9
9のチャネルD復号動作が符号ワードの境界と同期化さ
れ、これにより各々の符号ワードは正当に復号化され
る。
されようとしていることを通知するために、全てのアド
レス符号ワードはSYNCDと呼ばれる標準16ビット
チャネルD同期パターンにより先行される。アドレス符
号ワードが追随することを受信部分に通知すると共に、
SYNCDパターンは、システムコントローラ79、9
9のチャネルD復号動作が符号ワードの境界と同期化さ
れ、これにより各々の符号ワードは正当に復号化され
る。
【0209】このようにして、複数のデータバーストか
ら形成された通常のチャネルD送信シーケンスは図25
に示したようになる。
ら形成された通常のチャネルD送信シーケンスは図25
に示したようになる。
【0210】IDLEDが送信される期間は16ビット
SYNCDパターンの送信と共に終了する。これは64
ビットアドレス符号ワードに直ちに伴われ、次に1つ以
上の64ビットデータ符号ワードに伴われる。
SYNCDパターンの送信と共に終了する。これは64
ビットアドレス符号ワードに直ちに伴われ、次に1つ以
上の64ビットデータ符号ワードに伴われる。
【0211】マルチプレクス1においては、SYNCD
パターンの第1ビットはマルチプレクス1バーストの第
1ビットとして常に送信されなければならない。また、
マルチプレクス2では16ビットSYNCDパターンが
バーストの最終16ビットとして常に送信されなければ
ならず、更にマルチプレクス3では、16ビットSYN
CDパターンの第1ビットは常に第1サブマルチプレク
スの各々の反復期間における初期6ビットチャネルDプ
レアンブルの後に送信された有用なチャネルD情報の第
1ビットでなければならない。マルチプレクス2または
3が使用されるとき、これは、チャネルS同期ワードの
後できるだけ早くSYNCDパターンを配置し、また、
バースト同期化に従ってSYNCDパターンが迅速に検
出される可能性を最大にする。
パターンの第1ビットはマルチプレクス1バーストの第
1ビットとして常に送信されなければならない。また、
マルチプレクス2では16ビットSYNCDパターンが
バーストの最終16ビットとして常に送信されなければ
ならず、更にマルチプレクス3では、16ビットSYN
CDパターンの第1ビットは常に第1サブマルチプレク
スの各々の反復期間における初期6ビットチャネルDプ
レアンブルの後に送信された有用なチャネルD情報の第
1ビットでなければならない。マルチプレクス2または
3が使用されるとき、これは、チャネルS同期ワードの
後できるだけ早くSYNCDパターンを配置し、また、
バースト同期化に従ってSYNCDパターンが迅速に検
出される可能性を最大にする。
【0212】図26はチャネルDにおけるメッセージの
構造を示したものである。図26の第1ラインに示され
るように、連続するストリングをなして送信された最高
5データ符号ワード185により選択的に伴われたアド
レス符号ワード183は、図26の第2ラインで示され
たチャネルDパケット187を形成する。図26の下部
ラインに示されるように、数個のパケット187が結合
され、任意長のチャネルDメッセージを生成する。
構造を示したものである。図26の第1ラインに示され
るように、連続するストリングをなして送信された最高
5データ符号ワード185により選択的に伴われたアド
レス符号ワード183は、図26の第2ラインで示され
たチャネルDパケット187を形成する。図26の下部
ラインに示されるように、数個のパケット187が結合
され、任意長のチャネルDメッセージを生成する。
【0213】ハンドシェーク信号が交換される少なくと
も最小の速度を維持するために、チャネルDメッセージ
の引き続くパケットは直ちに続いて必ずしも送信される
必要はない。代りに、データ符号ワードにより伴なわれ
ない特殊のアドレス符号ワードが引き続くメッセージの
パケットの間で送信される。特殊のアドレス符号ワード
はハンドシェークおよび識別信号を搬送する。
も最小の速度を維持するために、チャネルDメッセージ
の引き続くパケットは直ちに続いて必ずしも送信される
必要はない。代りに、データ符号ワードにより伴なわれ
ない特殊のアドレス符号ワードが引き続くメッセージの
パケットの間で送信される。特殊のアドレス符号ワード
はハンドシェークおよび識別信号を搬送する。
【0214】図27はチャネルD符号ワードの一般的フ
ォーマットを示したものである。この符号ワードは、図
27に1ラインとして各々を示した8オクテットから構
成され、各々のオクテットは次に8データビットで構成
される。
ォーマットを示したものである。この符号ワードは、図
27に1ラインとして各々を示した8オクテットから構
成され、各々のオクテットは次に8データビットで構成
される。
【0215】符号ワードがチャネルDを通して送出され
ると、オクテット1のビット1が先ず送信される。これ
は図27の上部右手ビットにより与えられる。次に、オ
クテット2のビット2が送信される。これは図27の上
部ラインの右手から2番目のビットである。次に、オク
テット1の残るビットが順に送信される。更に、オクテ
ット2がビット1からビット8まで順に送信される。残
るオクテットも同様に順に送信され、従って、送信され
るべき符号ワードの最終ビットは図27の下部右手ビッ
トであるオクテット8のビット8になる。
ると、オクテット1のビット1が先ず送信される。これ
は図27の上部右手ビットにより与えられる。次に、オ
クテット2のビット2が送信される。これは図27の上
部ラインの右手から2番目のビットである。次に、オク
テット1の残るビットが順に送信される。更に、オクテ
ット2がビット1からビット8まで順に送信される。残
るオクテットも同様に順に送信され、従って、送信され
るべき符号ワードの最終ビットは図27の下部右手ビッ
トであるオクテット8のビット8になる。
【0216】オクテット1のビット1は符号ワードの種
類を示すために使用される。アドレス符号ワードに対し
てはこのビットは「1」に設定される。データ符号ワー
ドに対しては「0」に設定される。オクテット1のビッ
ト2は符号ワードフォーマットを決定する。アドレス符
号ワードは固定フォーマットか可変長フォーマットのい
ずれかをとることができる。固定フォーマットアドレス
符号ワードはハンドシェークおよび識別メッセージを送
信するために使用され、以下において図28により詳細
に説明する。固定フォーマットアドレス符号ワードは任
意のデータ符号ワードにより伴われることはない。アド
レス符号ワードにおいてはオクテット1のビット2が
「0」に設定されて固定フォーマットアドレス符号ワー
ドを定義する。オクテット1のビット2は「1」に設定
され、可変長フォーマット符号ワードを示す。可変長フ
ォーマットは、パケット長が変化すること、即ちデータ
符号ワードが存在することを示す。データ符号ワードは
常に可変長フォーマットをなし、従ってこのビットは常
にデータ符号ワードに対して1に設定されるべきであ
る。全ての通常のチャネルDメッセージは可変長フォー
マット符号ワードにより搬送される。可変長フォーマッ
トアドレス符号ワードは最高5データ符号ワードにより
伴われるが、更にデータ符号ワードにより伴われること
なしにパケットを形成する。
類を示すために使用される。アドレス符号ワードに対し
てはこのビットは「1」に設定される。データ符号ワー
ドに対しては「0」に設定される。オクテット1のビッ
ト2は符号ワードフォーマットを決定する。アドレス符
号ワードは固定フォーマットか可変長フォーマットのい
ずれかをとることができる。固定フォーマットアドレス
符号ワードはハンドシェークおよび識別メッセージを送
信するために使用され、以下において図28により詳細
に説明する。固定フォーマットアドレス符号ワードは任
意のデータ符号ワードにより伴われることはない。アド
レス符号ワードにおいてはオクテット1のビット2が
「0」に設定されて固定フォーマットアドレス符号ワー
ドを定義する。オクテット1のビット2は「1」に設定
され、可変長フォーマット符号ワードを示す。可変長フ
ォーマットは、パケット長が変化すること、即ちデータ
符号ワードが存在することを示す。データ符号ワードは
常に可変長フォーマットをなし、従ってこのビットは常
にデータ符号ワードに対して1に設定されるべきであ
る。全ての通常のチャネルDメッセージは可変長フォー
マット符号ワードにより搬送される。可変長フォーマッ
トアドレス符号ワードは最高5データ符号ワードにより
伴われるが、更にデータ符号ワードにより伴われること
なしにパケットを形成する。
【0217】オクテット1の残るビットおよびオクテッ
ト2〜6の全てのビットは、符号ワードが固定フォーマ
ットアドレス符号ワード、可変フォーマットアドレス符
号ワードまたはデータ符号ワードであるか否かに依存す
る。
ト2〜6の全てのビットは、符号ワードが固定フォーマ
ットアドレス符号ワード、可変フォーマットアドレス符
号ワードまたはデータ符号ワードであるか否かに依存す
る。
【0218】オクテット7および8は常にチェック符号
を有している。オクテット7のビット1からオクテット
8のビット7までのチェック符号の初めの15ビットは
巡回冗長符号(CRC)を与える。このような符号、お
よびそれらの発生方法はよく知られている。オクテット
8のビット8はパリティビットであるが、これは全64
ビット符号ワードの偶数パリティを与えるように選択さ
れる。
を有している。オクテット7のビット1からオクテット
8のビット7までのチェック符号の初めの15ビットは
巡回冗長符号(CRC)を与える。このような符号、お
よびそれらの発生方法はよく知られている。オクテット
8のビット8はパリティビットであるが、これは全64
ビット符号ワードの偶数パリティを与えるように選択さ
れる。
【0219】固定フォーマットアドレス符号ワードの構
造を図28に示す。オクテット1のビット1はアドレス
符号ワードであることを示す「1」に設定され、またオ
クテット1のビット2は固定フォーマットワードである
ことを示す「0」に設定される。オクテット1のビット
3および4はハンドシェーク符号を搬送する。オクテッ
ト1のビット5はマルチプレクス1の信号現示速度を符
号化する。これは「1」に設定されてマルチプレクス
1.4を示し、また「0」に設定されてマルチプレクス
1.2を示す。
造を図28に示す。オクテット1のビット1はアドレス
符号ワードであることを示す「1」に設定され、またオ
クテット1のビット2は固定フォーマットワードである
ことを示す「0」に設定される。オクテット1のビット
3および4はハンドシェーク符号を搬送する。オクテッ
ト1のビット5はマルチプレクス1の信号現示速度を符
号化する。これは「1」に設定されてマルチプレクス
1.4を示し、また「0」に設定されてマルチプレクス
1.2を示す。
【0220】オクテット1、およびオクテット2、3、
4の残りはPID符号を搬送する。好適には、これは2
部分に分割される。オクテット4だけは調整機関により
製造者に割り当てることができる製造者識別符号を搬送
する。PID符号の残りは製造者により割り当てられ、
製造者が製造した1つの特定の送受器11を示す。オク
テット5および6はLID符号を搬送し、オクテット7
および8は巡回冗長符号およびパリティビットを搬送す
る。
4の残りはPID符号を搬送する。好適には、これは2
部分に分割される。オクテット4だけは調整機関により
製造者に割り当てることができる製造者識別符号を搬送
する。PID符号の残りは製造者により割り当てられ、
製造者が製造した1つの特定の送受器11を示す。オク
テット5および6はLID符号を搬送し、オクテット7
および8は巡回冗長符号およびパリティビットを搬送す
る。
【0221】固定フォーマットアドレス符号ワードはリ
ンク設定中に送信され、図21乃至図24により示され
るようにPIDおよびLID符号、および「リンク要
求」および「リンクグラント」メッセージを搬送する。
「リンク要求」はオクテット1のハンドシェークビット
4および3を「00」に設定することにより送信され、
「リンクグラント」はオクテット1のハンドシェークビ
ット4および3を「01」に設定することにより送信さ
れる。
ンク設定中に送信され、図21乃至図24により示され
るようにPIDおよびLID符号、および「リンク要
求」および「リンクグラント」メッセージを搬送する。
「リンク要求」はオクテット1のハンドシェークビット
4および3を「00」に設定することにより送信され、
「リンクグラント」はオクテット1のハンドシェークビ
ット4および3を「01」に設定することにより送信さ
れる。
【0222】送受器11が「リンク要求」を送信すると
き、これは、もし送受器がマルチプレクス1.4を支承
し得るとき信号現示ビット速度(オクテット1のビット
5)を「1」に設定し、またもしそれがマルチプレクス
1.2を単に支承できるときは「0」に設定される。基
地局3が「リンクグラント」メッセージを送信するとき
は、それは、基地局3がマルチプレクス1.4を支承
し、更にそれが送受器11からこの位置でビット「1」
を受信し、送受器が更にマルチプレクス1.4を支承で
きるということを示したときにのみ、基地局はオクテッ
ト1のビット5「1」に設定する。いずれかの装置がマ
ルチプレクス1.2を単に支承できるときは、基地局3
はオクテット1のビット5を「リンクグラント」メッセ
ージの「0」に設定し、送受器11に、マルチプレクス
1送信がマルチプレクス1.2を用いて行われることを
通知する。これは、マルチプレクス1のどのバージョン
を使用するかについての2つの装置間での「ネゴシエー
ション」動作を結論づける。図29は可変フォーマット
アドレス符号ワードの構造を示したものである。この符
号ワードにおいては、オクテット1のビット1は「1」
に設定されて、これがアドレス符号であることを示し、
またオクテット1のビット2は「1」に設定されて、こ
れが可変フォーマットであることを示す。オクテット1
のビット3、4および5はオクテット1のビット6に依
存する。他の符号ワードがチャネルDパケットで追随す
るときは、オクテット1のビット6は「0」に設定され
る。この場合、ビット3、4および5は、これらのビッ
トが生じる符号ワードに従うパケットにおいて他のチャ
ネルD符号ワードの番号を2進数で与える。このように
して、パケットが全体で3つの符号ワードを含むとき
は、アドレス符号ワード(これはパケットの第1符号ワ
ードである。)のオクテット1のビット3、4および5
は「2」に、または2進で「010」に設定されて2つ
の他の符号ワードが追随することを示す。
き、これは、もし送受器がマルチプレクス1.4を支承
し得るとき信号現示ビット速度(オクテット1のビット
5)を「1」に設定し、またもしそれがマルチプレクス
1.2を単に支承できるときは「0」に設定される。基
地局3が「リンクグラント」メッセージを送信するとき
は、それは、基地局3がマルチプレクス1.4を支承
し、更にそれが送受器11からこの位置でビット「1」
を受信し、送受器が更にマルチプレクス1.4を支承で
きるということを示したときにのみ、基地局はオクテッ
ト1のビット5「1」に設定する。いずれかの装置がマ
ルチプレクス1.2を単に支承できるときは、基地局3
はオクテット1のビット5を「リンクグラント」メッセ
ージの「0」に設定し、送受器11に、マルチプレクス
1送信がマルチプレクス1.2を用いて行われることを
通知する。これは、マルチプレクス1のどのバージョン
を使用するかについての2つの装置間での「ネゴシエー
ション」動作を結論づける。図29は可変フォーマット
アドレス符号ワードの構造を示したものである。この符
号ワードにおいては、オクテット1のビット1は「1」
に設定されて、これがアドレス符号であることを示し、
またオクテット1のビット2は「1」に設定されて、こ
れが可変フォーマットであることを示す。オクテット1
のビット3、4および5はオクテット1のビット6に依
存する。他の符号ワードがチャネルDパケットで追随す
るときは、オクテット1のビット6は「0」に設定され
る。この場合、ビット3、4および5は、これらのビッ
トが生じる符号ワードに従うパケットにおいて他のチャ
ネルD符号ワードの番号を2進数で与える。このように
して、パケットが全体で3つの符号ワードを含むとき
は、アドレス符号ワード(これはパケットの第1符号ワ
ードである。)のオクテット1のビット3、4および5
は「2」に、または2進で「010」に設定されて2つ
の他の符号ワードが追随することを示す。
【0223】オクテット1のビット6が「1」に設定さ
れると、これは、符号ワードがパケットの最終符号ワー
ドであることを示す。この場合、符号ワードのオクテッ
トを搬送するデータの若干のものだけが有用なデータを
搬送することが可能である。従って、この場合は、オク
テット1のビット3、4、および5は、有用なデータを
搬送する符号ワードのオクテットを搬送するデータ数を
与える。符号ワードが受信システムコントローラ79に
より解釈されるとき、それは上記の情報を用いて、パケ
ットの最終符号ワードにおける、有用なデータを搬送し
ない残るオクテットを無視する。
れると、これは、符号ワードがパケットの最終符号ワー
ドであることを示す。この場合、符号ワードのオクテッ
トを搬送するデータの若干のものだけが有用なデータを
搬送することが可能である。従って、この場合は、オク
テット1のビット3、4、および5は、有用なデータを
搬送する符号ワードのオクテットを搬送するデータ数を
与える。符号ワードが受信システムコントローラ79に
より解釈されるとき、それは上記の情報を用いて、パケ
ットの最終符号ワードにおける、有用なデータを搬送し
ない残るオクテットを無視する。
【0224】オクテット1のビット7は1に設定され
て、現在のパケットがチャネルD情報の他のパケットに
より伴われることを示し、またチャネルDメッセージの
最後のパケットに対して「0」に設定される。
て、現在のパケットがチャネルD情報の他のパケットに
より伴われることを示し、またチャネルDメッセージの
最後のパケットに対して「0」に設定される。
【0225】オクテット1のビット8は「0」に設定さ
れてオクテット2が制御メッセージとしてのその通常の
意味を有することを示す。図示実施例においては、これ
は常にこのビットの値であるが、その値は、必要に応じ
て、可変フォーマットアドレス符号ワードのオクテット
2の意味を再定義する機能を与える。オクテット2の意
味の上記再定義を通して、このビットは全パケットの解
釈が変更されることを可能にする。
れてオクテット2が制御メッセージとしてのその通常の
意味を有することを示す。図示実施例においては、これ
は常にこのビットの値であるが、その値は、必要に応じ
て、可変フォーマットアドレス符号ワードのオクテット
2の意味を再定義する機能を与える。オクテット2の意
味の上記再定義を通して、このビットは全パケットの解
釈が変更されることを可能にする。
【0226】可変フォーマット制御ワードのオクテット
2は制御オクテットである。オクテット2のビット3は
「1」に設定されて、受信装置がチャネルDパケットの
受信の成功に肯定応答しなければならないことを示す。
この場合、オクテット2のビット4はパケット数であ
り、引き続くパケットに対して「0」と「1」の間で変
化する。オクテット2のビット2が用いられ、必要なと
きは、リンクの他端の装置から受信チャネルDパケット
を肯定応答する。このビットは、他方の装置から次のパ
ケットが受信されるようにアドレス符号ワードのオクテ
ット2のビット4の予測値に設定される。オクテット2
のビット3が「0」に設定されると、パケットの肯定応
答は要求されず、またオクテット2のビット4は意味を
持たない。オクテット2のビット2が意味を有するか否
かは無線リンクの他端における装置がそのパケットの要
求された肯定応答を有するか否かに依存する。
2は制御オクテットである。オクテット2のビット3は
「1」に設定されて、受信装置がチャネルDパケットの
受信の成功に肯定応答しなければならないことを示す。
この場合、オクテット2のビット4はパケット数であ
り、引き続くパケットに対して「0」と「1」の間で変
化する。オクテット2のビット2が用いられ、必要なと
きは、リンクの他端の装置から受信チャネルDパケット
を肯定応答する。このビットは、他方の装置から次のパ
ケットが受信されるようにアドレス符号ワードのオクテ
ット2のビット4の予測値に設定される。オクテット2
のビット3が「0」に設定されると、パケットの肯定応
答は要求されず、またオクテット2のビット4は意味を
持たない。オクテット2のビット2が意味を有するか否
かは無線リンクの他端における装置がそのパケットの要
求された肯定応答を有するか否かに依存する。
【0227】オクテット2のビット3は、チャネルDメ
ッセージが1以上のパケットを含むときは常にパケット
が肯定応答されなければなさないことを要求し、「1」
に設定されなければならない。
ッセージが1以上のパケットを含むときは常にパケット
が肯定応答されなければなさないことを要求し、「1」
に設定されなければならない。
【0228】オクテット2のビット1は、送信装置によ
り受信された最後のチャネルDパケットが受容されたと
き「0」に設定される。受信チャネルDパケットが、例
えば符号ワードの1つに対してCRCチェックが失敗し
たために、拒否されると、次の送信可変フォーマットア
ドレス符号ワードのオクテット2のビット1は「1」に
設定され、またオクテット2のビット2は受信されたが
拒否はされないパケットのアドレス符号ワードのオクテ
ット2のビット4の値に設定される。
り受信された最後のチャネルDパケットが受容されたと
き「0」に設定される。受信チャネルDパケットが、例
えば符号ワードの1つに対してCRCチェックが失敗し
たために、拒否されると、次の送信可変フォーマットア
ドレス符号ワードのオクテット2のビット1は「1」に
設定され、またオクテット2のビット2は受信されたが
拒否はされないパケットのアドレス符号ワードのオクテ
ット2のビット4の値に設定される。
【0229】オクテット2のビット5は、チャネルDパ
ケットが「情報形」か「監視形」かを規定する。「監視
形」パケットの内容は(ビット5は「0」に設定され
る。)無線リンクの制御および維持動作に関係する。こ
のようなパケットは、他方の装置がそれが送信している
電力を増加または減少させて、同じチャネル上でリンク
を再確立するか他の特定のチャネル上でリンクを再確立
することを求める指令を含んでいる。他の監視メッセー
ジはフイル・イン(FILL−IN)メッセージであ
り、これは後に説明する特定の目的に用いられる。
ケットが「情報形」か「監視形」かを規定する。「監視
形」パケットの内容は(ビット5は「0」に設定され
る。)無線リンクの制御および維持動作に関係する。こ
のようなパケットは、他方の装置がそれが送信している
電力を増加または減少させて、同じチャネル上でリンク
を再確立するか他の特定のチャネル上でリンクを再確立
することを求める指令を含んでいる。他の監視メッセー
ジはフイル・イン(FILL−IN)メッセージであ
り、これは後に説明する特定の目的に用いられる。
【0230】他の全てのチャネルDメッセージは「情報
形」パケット(ビット5は「1」に設定される。)によ
り搬送される。これらのメッセージは基地局3により送
信されて送受器11が呼出し音を発して入呼びをユーザ
に知らせるように指令するか、送受器11のディスプレ
イ上に表示されるようにメッセージを送信するように指
令するメッセージを有する。送受器11により基地局3
に送信される「情報形」メッセージは、通常は、キーパ
ッド31のあるキーが押圧されていることを基地局3に
通知する。マルチプレクス1とマルチプレクス2の間で
マルチプレクス構造を変更するメッセージも「情報形」
パケットにより搬送される。
形」パケット(ビット5は「1」に設定される。)によ
り搬送される。これらのメッセージは基地局3により送
信されて送受器11が呼出し音を発して入呼びをユーザ
に知らせるように指令するか、送受器11のディスプレ
イ上に表示されるようにメッセージを送信するように指
令するメッセージを有する。送受器11により基地局3
に送信される「情報形」メッセージは、通常は、キーパ
ッド31のあるキーが押圧されていることを基地局3に
通知する。マルチプレクス1とマルチプレクス2の間で
マルチプレクス構造を変更するメッセージも「情報形」
パケットにより搬送される。
【0231】チャネルDメッセージは1つ以上のパケッ
トから、もしこれらのパケットが「情報形」パケットの
ときは、図26の下部ラインに示されるように、構成さ
れることが単に許容される。「監視形」パケットはそれ
ぞれ独立でなければならず、アドレス符号ワードのオク
テット1のビット7は「0」に設定される。アドレス符
号ワードのオクテット3、4、5および6はチャネルD
のメッセージ内容を搬送する。オクテット7および8は
CRC符号およびパリティビットを搬送する。
トから、もしこれらのパケットが「情報形」パケットの
ときは、図26の下部ラインに示されるように、構成さ
れることが単に許容される。「監視形」パケットはそれ
ぞれ独立でなければならず、アドレス符号ワードのオク
テット1のビット7は「0」に設定される。アドレス符
号ワードのオクテット3、4、5および6はチャネルD
のメッセージ内容を搬送する。オクテット7および8は
CRC符号およびパリティビットを搬送する。
【0232】図30はデータ符号ワードの構造を示す図
である。オクテット1のビット1は「0」に設定され
て、これがデータ符号ワードであることを示し、またオ
クテット1のビット2は、データ符号ワードが可変フォ
ーマットにおいて単に許容されるとき、「1」に設定さ
れる。オクテット1のビット3、4、5、および6は図
29に示した可変フォーマットアドレス符号ワードに対
する場合と同様の意味を有する。オクテット1のビット
7および8は意味を持たず、「0」に設定される。
である。オクテット1のビット1は「0」に設定され
て、これがデータ符号ワードであることを示し、またオ
クテット1のビット2は、データ符号ワードが可変フォ
ーマットにおいて単に許容されるとき、「1」に設定さ
れる。オクテット1のビット3、4、5、および6は図
29に示した可変フォーマットアドレス符号ワードに対
する場合と同様の意味を有する。オクテット1のビット
7および8は意味を持たず、「0」に設定される。
【0233】データ符号ワードは制御オクテットを含ま
ず、従ってチャネルDメッセージの内容はオクテット
2、オクテット3、オクテット4、オクテット5、およ
びオクテット6により搬送される。オクテット7および
8はCRC符号およびパリティビットを搬送する。
ず、従ってチャネルDメッセージの内容はオクテット
2、オクテット3、オクテット4、オクテット5、およ
びオクテット6により搬送される。オクテット7および
8はCRC符号およびパリティビットを搬送する。
【0234】「情報形」パケットにおいては、符号ワー
ドのメッセージ内容部分のチャネルDメッセージは、I
SDNデータに対して既に知られるものと同様に、「識
別子、長さ、内容」フォーマットをなして与えられる。
このフォーマットにおいては、メッセージの第1オクテ
ットのビット8は「1」に設定されて固定長メッセージ
を示し、また「0」に設定されて可変長メッセージを示
す。固定長メッセージは単に1オクテットから形成され
る。パケットが以前のパケットで開始されたメッセージ
を継続することが知られないときは、「情報形」パケッ
トのアドレス符号ワードの第1メッセージ内容オクテッ
トは「即ち、アドレス符号ワードのオクテット3)チャ
ネルDメッセージの第1オクテットであることが常に仮
定される。
ドのメッセージ内容部分のチャネルDメッセージは、I
SDNデータに対して既に知られるものと同様に、「識
別子、長さ、内容」フォーマットをなして与えられる。
このフォーマットにおいては、メッセージの第1オクテ
ットのビット8は「1」に設定されて固定長メッセージ
を示し、また「0」に設定されて可変長メッセージを示
す。固定長メッセージは単に1オクテットから形成され
る。パケットが以前のパケットで開始されたメッセージ
を継続することが知られないときは、「情報形」パケッ
トのアドレス符号ワードの第1メッセージ内容オクテッ
トは「即ち、アドレス符号ワードのオクテット3)チャ
ネルDメッセージの第1オクテットであることが常に仮
定される。
【0235】図31は固定長メッセージのフォーマット
を示す。ビット8は「1」に設定されて、これが固定長
メッセージであることを識別する。ビット7、6、およ
び5は搬送されるメッセージの種類を識別する符号を与
える。メッセージは固定長フォーマットなので、如何な
る長さ情報も要求されず、ビット4、3、2、および1
はメッセージ内容を与える。このメッセージフォーマッ
トは、可変長フォーマットメッセージが解釈されるべき
方法を制御するメッセージなどの非常に簡単なメッセー
ジを単に搬送するために使用される。
を示す。ビット8は「1」に設定されて、これが固定長
メッセージであることを識別する。ビット7、6、およ
び5は搬送されるメッセージの種類を識別する符号を与
える。メッセージは固定長フォーマットなので、如何な
る長さ情報も要求されず、ビット4、3、2、および1
はメッセージ内容を与える。このメッセージフォーマッ
トは、可変長フォーマットメッセージが解釈されるべき
方法を制御するメッセージなどの非常に簡単なメッセー
ジを単に搬送するために使用される。
【0236】図32は可変長チャネルDメッセージのフ
ォーマットを示した図である。これは少なくとも3オク
テットから、またそれ以上からなる。可変長フォーマッ
トにおいては、第1オクテットのビット8は「0」に設
定されて、これが可変長フォーマットメッセージである
ことを示す。第1オクテットのその他の7ビットは識別
符号を与え、送信メッセージの種類を識別する。第2オ
クテットは長さ符号である。これはこの長さ符号オクテ
ットに続くメッセージ中の残るオクテットの数である。
従って、全体のメッセージが4オクテット長で、識別子
とフォーマットタイプオクテット、長さ符号オクテッ
ト、および更に2つのオクテットであるときは、長さ符
号オクテットは2つの他のオクテットが従うことを示
す。可変長メッセージの残る全てのオクテットはメッセ
ージ内容を搬送する。
ォーマットを示した図である。これは少なくとも3オク
テットから、またそれ以上からなる。可変長フォーマッ
トにおいては、第1オクテットのビット8は「0」に設
定されて、これが可変長フォーマットメッセージである
ことを示す。第1オクテットのその他の7ビットは識別
符号を与え、送信メッセージの種類を識別する。第2オ
クテットは長さ符号である。これはこの長さ符号オクテ
ットに続くメッセージ中の残るオクテットの数である。
従って、全体のメッセージが4オクテット長で、識別子
とフォーマットタイプオクテット、長さ符号オクテッ
ト、および更に2つのオクテットであるときは、長さ符
号オクテットは2つの他のオクテットが従うことを示
す。可変長メッセージの残る全てのオクテットはメッセ
ージ内容を搬送する。
【0237】ハンドシェーク符号およびリンク再確立 既に説明したように、図28の固定フォーマットアドレ
ス符号ワードはリンク設定時に使用されて、「リンク要
求」および「リンクグラント」メッセージを搬送し、マ
ルチプレクス1.2とマルチプレクス1.4とを選択す
るネゴシエーションを搬送し、更にPIDおよびLID
符号を搬送する。リンクが確立された後、このチャネル
D符号ワードも折々送信されてハンドシェーク信号を搬
送する。リンク中にPIDおよびLID符号が使用さ
れ、このリンクが同じ2装置間で引き続き確立されるか
が確認される。
ス符号ワードはリンク設定時に使用されて、「リンク要
求」および「リンクグラント」メッセージを搬送し、マ
ルチプレクス1.2とマルチプレクス1.4とを選択す
るネゴシエーションを搬送し、更にPIDおよびLID
符号を搬送する。リンクが確立された後、このチャネル
D符号ワードも折々送信されてハンドシェーク信号を搬
送する。リンク中にPIDおよびLID符号が使用さ
れ、このリンクが同じ2装置間で引き続き確立されるか
が確認される。
【0238】リンクの連続性を維持するためには、ハン
ドシェークワードは少なくともある最小頻度で交換され
なければならない。これはチャネルDメッセージのパケ
ットへの分離によりなされる。同一メッセージの引き続
くパケットの間では固定フォーマットアドレス符号ワー
ドが送出されてハンドシェーク速度を維持する。これ
は、全ての可変フォーマットアドレス符号ワードが、他
のパケット(そして従って、他の可変フォーマットアド
レス符号ワード)が同一メッセージ内で続くか否かを示
すので、チャネルDメッセージの送信を破壊することは
ない。固定フォーマットアドレス符号ワードはメッセー
ジのパケットではないものとして認識され、またチャネ
ルDメッセージの組立ては、次の可変フォーマットアド
レス符号ワードが受信されたとき再び始められる。
ドシェークワードは少なくともある最小頻度で交換され
なければならない。これはチャネルDメッセージのパケ
ットへの分離によりなされる。同一メッセージの引き続
くパケットの間では固定フォーマットアドレス符号ワー
ドが送出されてハンドシェーク速度を維持する。これ
は、全ての可変フォーマットアドレス符号ワードが、他
のパケット(そして従って、他の可変フォーマットアド
レス符号ワード)が同一メッセージ内で続くか否かを示
すので、チャネルDメッセージの送信を破壊することは
ない。固定フォーマットアドレス符号ワードはメッセー
ジのパケットではないものとして認識され、またチャネ
ルDメッセージの組立ては、次の可変フォーマットアド
レス符号ワードが受信されたとき再び始められる。
【0239】固定フォーマットアドレス符号ワードにお
いては、オクテット1のビット3および4はハンドシェ
ークメッセージを搬送する。従って、4つのハンドシェ
ークメッセージが可能である。「00」は「リンク要
求」を意味し、「01」は「リンクグラント」を、「1
0」は「ID OK」を、「11」は「ID LOS
T」をそれぞれ意味する。リンク設定時の「リンク要
求」および「リンクグラント」の使用方法は既に図21
乃至図24を参照して説明されている。これらのハンド
シェークメッセージは単に記載した目的のためにのみ送
信されるものである。全ての他の時点で、固定フォーマ
ットアドレス符号ワードの通常のハンドシェークメッセ
ージは「ID OK」である。この符号はハンドシェー
ク符号として用いられ、また受信装置に対して、予め設
定された期間内に送信装置が受信装置からハンドシェー
ク符号を受信していることを確認する。「ID LOS
T」符号もハンドシェーク符号として用いられるが、こ
れは受信装置に対して、送信装置は予め設定された期間
内に送信装置から有効ハンドシェーク符号を受信してい
ないことを示す。「ID LOST」を使用すると、リ
ンクの故障が迅速に決定され、従ってリンクは最小の遅
れで再確立可能である。
いては、オクテット1のビット3および4はハンドシェ
ークメッセージを搬送する。従って、4つのハンドシェ
ークメッセージが可能である。「00」は「リンク要
求」を意味し、「01」は「リンクグラント」を、「1
0」は「ID OK」を、「11」は「ID LOS
T」をそれぞれ意味する。リンク設定時の「リンク要
求」および「リンクグラント」の使用方法は既に図21
乃至図24を参照して説明されている。これらのハンド
シェークメッセージは単に記載した目的のためにのみ送
信されるものである。全ての他の時点で、固定フォーマ
ットアドレス符号ワードの通常のハンドシェークメッセ
ージは「ID OK」である。この符号はハンドシェー
ク符号として用いられ、また受信装置に対して、予め設
定された期間内に送信装置が受信装置からハンドシェー
ク符号を受信していることを確認する。「ID LOS
T」符号もハンドシェーク符号として用いられるが、こ
れは受信装置に対して、送信装置は予め設定された期間
内に送信装置から有効ハンドシェーク符号を受信してい
ないことを示す。「ID LOST」を使用すると、リ
ンクの故障が迅速に決定され、従ってリンクは最小の遅
れで再確立可能である。
【0240】送受器11と基地局3の2部分が無線リン
ク内に接続されると、各々の部分は、固定フォーマット
アドレス符号ワードを使用して、毎400msに1回よ
り大きくなく、毎秒1回より小さくない速度でハンドシ
ェーク符号を送信する。ハンドシェーク符号ワードの送
信タイミングは他方の部分からのハンドシェーク符号ワ
ードの受信タイミングには依存しない。いずれかの部分
が、それが1秒以上にわたって有効符号を受信していな
いということを決定すると、それは、ハンドシェークが
失われていると結論する。いずれかの側が少なくとも3
秒にわたって有効符号ワードを受信していないときは、
両部分は他のチャネルに対してリンクを再確立すること
が許容される。しかしながら、いずれかの部分が10秒
間有効ハンドシェーク符号を受信していないときは、リ
ンク再確立の試みは停止しなければならず、またリンク
は成端されているとして処理されなければならない。
ク内に接続されると、各々の部分は、固定フォーマット
アドレス符号ワードを使用して、毎400msに1回よ
り大きくなく、毎秒1回より小さくない速度でハンドシ
ェーク符号を送信する。ハンドシェーク符号ワードの送
信タイミングは他方の部分からのハンドシェーク符号ワ
ードの受信タイミングには依存しない。いずれかの部分
が、それが1秒以上にわたって有効符号を受信していな
いということを決定すると、それは、ハンドシェークが
失われていると結論する。いずれかの側が少なくとも3
秒にわたって有効符号ワードを受信していないときは、
両部分は他のチャネルに対してリンクを再確立すること
が許容される。しかしながら、いずれかの部分が10秒
間有効ハンドシェーク符号を受信していないときは、リ
ンク再確立の試みは停止しなければならず、またリンク
は成端されているとして処理されなければならない。
【0241】3秒以下の後の他のチャネルに対する再確
立の禁止により、他のチャネルを用いようとする他の装
置の動作と干渉する可能性のある望ましくない迅速チャ
ネルスイッチングが防止され、また無線周波ノイズまた
は干渉の簡単なバーストに応じた不要なチャネルスイッ
チングが防止される。ハンドシェークの損失の10秒後
にリンクを閉じる要件はリンクを再確立する試みが不確
定に継続することを防止する。
立の禁止により、他のチャネルを用いようとする他の装
置の動作と干渉する可能性のある望ましくない迅速チャ
ネルスイッチングが防止され、また無線周波ノイズまた
は干渉の簡単なバーストに応じた不要なチャネルスイッ
チングが防止される。ハンドシェークの損失の10秒後
にリンクを閉じる要件はリンクを再確立する試みが不確
定に継続することを防止する。
【0242】2つの部分が、マルチプレクス2を用いて
可能になるが、非常に迅速にハンドシェーク信号を交換
しているときは、例え、リンクの質が非常に悪くても、
各々の側が3秒毎に1度有効ハンドシェーク信号を受信
し得る機会が生じる。これらの情況の下で、両部分は、
リンクの悪品質とは無関係に、チャネルの変更が禁止さ
れる。従って、ハンドシェーク信号は、例えより頻繁な
ハンドシェーク符号を搬送するあきチャネルD容量が存
在しても、400ms毎に1度以上送信されることはな
い。
可能になるが、非常に迅速にハンドシェーク信号を交換
しているときは、例え、リンクの質が非常に悪くても、
各々の側が3秒毎に1度有効ハンドシェーク信号を受信
し得る機会が生じる。これらの情況の下で、両部分は、
リンクの悪品質とは無関係に、チャネルの変更が禁止さ
れる。従って、ハンドシェーク信号は、例えより頻繁な
ハンドシェーク符号を搬送するあきチャネルD容量が存
在しても、400ms毎に1度以上送信されることはな
い。
【0243】あの部分がハンドシェーク符号を送信する
毎に、それは送信タイマをリセットする。この部分が4
つの可能なハンドシェーク符号のいずれかを受信するご
とに、それは受信タイマをリセットする。受信ハンドシ
ェーク符号が「ID OK」のときは、それは更にリン
クタイマをリセットするが、受信ハンドシェーク符号が
他のハンドシェーク符号のいずれかであるときはリセッ
トされない。
毎に、それは送信タイマをリセットする。この部分が4
つの可能なハンドシェーク符号のいずれかを受信するご
とに、それは受信タイマをリセットする。受信ハンドシ
ェーク符号が「ID OK」のときは、それは更にリン
クタイマをリセットするが、受信ハンドシェーク符号が
他のハンドシェーク符号のいずれかであるときはリセッ
トされない。
【0244】送信タイマが、当該部分がハンドシェーク
符号を送信した最後の時点から400ms経過したこと
を示すとき、それは、チャネルD上を伝送されるデータ
構造が許す限り早くハンドシェーク符号の送信を準備す
る。それがそのハンドシェーク符号を送信する直前に、
それは受信タイマをチェックする。受信タイマが、ハン
ドシェーク符号ワードの1方が過去1秒内に受信してい
ないことを示したときは、その部分は「ID OK」ハ
ンドシェーク符号を送信する。そうでないときは、その
部分は「ID LOST」ハンドシェーク符号を送信す
る。その部分が引き続いて有効ハンドシェーク符号を受
信したときは、それはその受信タイマをリセットし、
「ID OK」ハンドシェーク符号の送信に戻る。
符号を送信した最後の時点から400ms経過したこと
を示すとき、それは、チャネルD上を伝送されるデータ
構造が許す限り早くハンドシェーク符号の送信を準備す
る。それがそのハンドシェーク符号を送信する直前に、
それは受信タイマをチェックする。受信タイマが、ハン
ドシェーク符号ワードの1方が過去1秒内に受信してい
ないことを示したときは、その部分は「ID OK」ハ
ンドシェーク符号を送信する。そうでないときは、その
部分は「ID LOST」ハンドシェーク符号を送信す
る。その部分が引き続いて有効ハンドシェーク符号を受
信したときは、それはその受信タイマをリセットし、
「ID OK」ハンドシェーク符号の送信に戻る。
【0245】如何なるハンドシェーク符号も受信されな
いとき、あるいは「ID OK」以外のハンドシェーク
符号のみが受信されたときは、リンクタイマはリセット
されない。リンクタイマが、最後の「ID OK」が受
信されてから3秒経過したことを示したときは、当該部
分は自動的にリンク再確立を開始する。当該部分が送受
器11のときは、この部分はマルチプレクス3で送信を
開始し、また当該部分が基地局3のときは、それは送受
器11によりマルチプレクス3で送信されたCHMPチ
ャネルS同期ワードの受信を開始する。リンク再確立
は、送受器によるマルチプレクス3送信においては、チ
ャネルDのLIDフィールドで送信された符号は両部分
が再確立を試みているリンクにおいて両部分により使用
された最も最近のリンク識別符号であり、新たなリンク
を確立するために送受器により通常使用される符号では
ないということを除いて、送受器により呼びが開始され
たとき上記リンクの設定に使用される、図23および図
24を参照して示された手順と同じ手順に従ってなされ
る。
いとき、あるいは「ID OK」以外のハンドシェーク
符号のみが受信されたときは、リンクタイマはリセット
されない。リンクタイマが、最後の「ID OK」が受
信されてから3秒経過したことを示したときは、当該部
分は自動的にリンク再確立を開始する。当該部分が送受
器11のときは、この部分はマルチプレクス3で送信を
開始し、また当該部分が基地局3のときは、それは送受
器11によりマルチプレクス3で送信されたCHMPチ
ャネルS同期ワードの受信を開始する。リンク再確立
は、送受器によるマルチプレクス3送信においては、チ
ャネルDのLIDフィールドで送信された符号は両部分
が再確立を試みているリンクにおいて両部分により使用
された最も最近のリンク識別符号であり、新たなリンク
を確立するために送受器により通常使用される符号では
ないということを除いて、送受器により呼びが開始され
たとき上記リンクの設定に使用される、図23および図
24を参照して示された手順と同じ手順に従ってなされ
る。
【0246】リンクが再確立されると、「ID OK」
ハンドシェーク符号の受信はリンクタイマによりリセッ
トされる。リンクタイマが、この符号はそれが受信され
た最後の時点の10秒以内に受信されていないことを示
したときは、当該部分はリンクを再確立する試みを断念
する。
ハンドシェーク符号の受信はリンクタイマによりリセッ
トされる。リンクタイマが、この符号はそれが受信され
た最後の時点の10秒以内に受信されていないことを示
したときは、当該部分はリンクを再確立する試みを断念
する。
【0247】各々の部分は、「ID LOST」ハンド
シェーク符号が受信されたときそのリンクタイマをリセ
ットしないので、2つの部分のリンクタイマは常に、互
いの1秒以内の時間および通常は互いの500ms以下
の時間を示す。これは、例えリンク再確立に伴なう問題
の性質が1方向の信号が引き続き良好に受信されるが他
方向の信号はそうではないものであっても、2つの部分
がリンク再確立の試みを開始することを保証し、また必
要なら殆ど同じ時点でリンク再確立の試みを断念するこ
とを保証する。
シェーク符号が受信されたときそのリンクタイマをリセ
ットしないので、2つの部分のリンクタイマは常に、互
いの1秒以内の時間および通常は互いの500ms以下
の時間を示す。これは、例えリンク再確立に伴なう問題
の性質が1方向の信号が引き続き良好に受信されるが他
方向の信号はそうではないものであっても、2つの部分
がリンク再確立の試みを開始することを保証し、また必
要なら殆ど同じ時点でリンク再確立の試みを断念するこ
とを保証する。
【0248】リンクが1方向にのみ故障したときのリン
クタイマに与える「ID LOST」ハンドシェーク符
号の効果が図33および図34に示される。図33は、
基地局3からの信号は引き続き送受器11に達するが、
送受器11からの信号は基地局3に達することができな
い場合を示したものである。先ず、図33において、リ
ンクの品質は良好であり、「ID OK」ハンドシェー
ク符号は両部分により送信される。しかしながら、この
ときの干渉は基地局3が送受器11からハンドシェーク
符号を受信することを防止し、また基地局3により受信
される最後のハンドシェーク符号は時刻Aで発生する。
時刻Bにおいて、基地局3はその次のハンドシェーク符
号を送信する。これは時刻Aから1秒以下なので、基地
局3は「ID OK」を送信する。しかしながら、基地
局3がハンドシェーク符号を送信する次の時点で、基地
局3は、時刻Aから1秒以上なので、「ID LOS
T」を送信する。更に、基地局3により如何なる他のハ
ンドシェーク符号も受信されないので、そのリンクタイ
マは時刻Aの後にリセットされることはない。
クタイマに与える「ID LOST」ハンドシェーク符
号の効果が図33および図34に示される。図33は、
基地局3からの信号は引き続き送受器11に達するが、
送受器11からの信号は基地局3に達することができな
い場合を示したものである。先ず、図33において、リ
ンクの品質は良好であり、「ID OK」ハンドシェー
ク符号は両部分により送信される。しかしながら、この
ときの干渉は基地局3が送受器11からハンドシェーク
符号を受信することを防止し、また基地局3により受信
される最後のハンドシェーク符号は時刻Aで発生する。
時刻Bにおいて、基地局3はその次のハンドシェーク符
号を送信する。これは時刻Aから1秒以下なので、基地
局3は「ID OK」を送信する。しかしながら、基地
局3がハンドシェーク符号を送信する次の時点で、基地
局3は、時刻Aから1秒以上なので、「ID LOS
T」を送信する。更に、基地局3により如何なる他のハ
ンドシェーク符号も受信されないので、そのリンクタイ
マは時刻Aの後にリセットされることはない。
【0249】送受器11は1秒以下の期間で基地局3か
ら有効なハンドシェーク符号を引き続き受信しているの
で、送受器11はそのハンドシェーク符号として「ID
OK」を引き続き送信する。しかし、送受器11は
「ID OK」の代りに「IDLOST」を受信してい
るので、それは時刻Bの後そのリンクタイマをリセット
することはない。
ら有効なハンドシェーク符号を引き続き受信しているの
で、送受器11はそのハンドシェーク符号として「ID
OK」を引き続き送信する。しかし、送受器11は
「ID OK」の代りに「IDLOST」を受信してい
るので、それは時刻Bの後そのリンクタイマをリセット
することはない。
【0250】時刻Aから3秒経過した時刻Cにおいて、
基地局3はリンク再確立を準備する。基地局3は無線周
波チャネルを通しての送信を停止し、送受器11からの
マルチプレクス3送信の走査を開始する。時刻Bから3
秒経過した時刻Dにおいて、送受器11はリンクを通し
てのその前回の送信を停止し、更に同一の、または異な
るチャネルを通してのマルチプレクス3における送信を
開始してリンク再確立を開始する。
基地局3はリンク再確立を準備する。基地局3は無線周
波チャネルを通しての送信を停止し、送受器11からの
マルチプレクス3送信の走査を開始する。時刻Bから3
秒経過した時刻Dにおいて、送受器11はリンクを通し
てのその前回の送信を停止し、更に同一の、または異な
るチャネルを通してのマルチプレクス3における送信を
開始してリンク再確立を開始する。
【0251】時刻CおよびDの間の期間は時刻Aおよび
Bの間の期間と同じである。時刻Bは時刻Aから1秒以
下のため「ID OK」は時刻Bにおいて基地局3によ
り送信されたので、基地局3はこれらの2つの時刻が1
秒以下離れていることが保証される。通常、これらの時
刻は1/2秒以下離れている。従って、それぞれの部分
がリンク再確立に移る時刻CおよびDは同様に近接して
いる。
Bの間の期間と同じである。時刻Bは時刻Aから1秒以
下のため「ID OK」は時刻Bにおいて基地局3によ
り送信されたので、基地局3はこれらの2つの時刻が1
秒以下離れていることが保証される。通常、これらの時
刻は1/2秒以下離れている。従って、それぞれの部分
がリンク再確立に移る時刻CおよびDは同様に近接して
いる。
【0252】図34は、干渉に起因して送受器11は基
地局3からのハンドシェーク信号の受信を停止するが、
基地局3は送受器11からのハンドシェーク信号の受信
を継続する状態を示したものである。初めに、リンクの
品質は良好であり、また両部分は「ID OK」ハンド
シェーク符号を送信する。続いて、送受器11は基地局
3により送信されたハンドシェーク符号の受信を停止
し、また送受器11により受信された最後のハンドシェ
ーク符号は時刻Eで送信される。この時点から、送受器
11は全くハンドシェーク符号を全く受信せず、従って
それはその受信またはそのリンクタイマのいずれかをリ
セットない。
地局3からのハンドシェーク信号の受信を停止するが、
基地局3は送受器11からのハンドシェーク信号の受信
を継続する状態を示したものである。初めに、リンクの
品質は良好であり、また両部分は「ID OK」ハンド
シェーク符号を送信する。続いて、送受器11は基地局
3により送信されたハンドシェーク符号の受信を停止
し、また送受器11により受信された最後のハンドシェ
ーク符号は時刻Eで送信される。この時点から、送受器
11は全くハンドシェーク符号を全く受信せず、従って
それはその受信またはそのリンクタイマのいずれかをリ
セットない。
【0253】送受器11がハンドシェーク符号を送信す
る次の時点、これは、送受器11が時刻Eで「ID O
K」符号を受信してからなお1秒以である。従って、送
受器11は時刻Fで「ID OK」符号を送信する。し
かし、送受器11が再度ハンドシェーク符号を送信する
ようになると、それは時点Eから1秒以上後であり、従
ってそれは「ID LOST」を送信する。
る次の時点、これは、送受器11が時刻Eで「ID O
K」符号を受信してからなお1秒以である。従って、送
受器11は時刻Fで「ID OK」符号を送信する。し
かし、送受器11が再度ハンドシェーク符号を送信する
ようになると、それは時点Eから1秒以上後であり、従
ってそれは「ID LOST」を送信する。
【0254】基地局3は送受器11からのハンドシェー
ク符号の受信を継続するので、それはその受信タイマの
リセットを継続し、「ID OK」を送信する。しかし
ながら、基地局3はここで「ID LOST」信号を受
信している。基地局3により受信される最後「ID O
K」信号は時点Fで送信され、またこれは、基地局3に
おけるリンクタイマはリセットされる最後の時間であ
る。
ク符号の受信を継続するので、それはその受信タイマの
リセットを継続し、「ID OK」を送信する。しかし
ながら、基地局3はここで「ID LOST」信号を受
信している。基地局3により受信される最後「ID O
K」信号は時点Fで送信され、またこれは、基地局3に
おけるリンクタイマはリセットされる最後の時間であ
る。
【0255】時点Gで、送受器11はどのリンクタイマ
により、送受器11が時点Eから3秒であることを通知
される。従って、送受器11は無線リンクを通してその
前回の信号伝送を停止し、マルチプレクス3での送信に
よりリンクの再確立の試みを開始する。まもなく、時点
Hにおいて、基地局3におけるリンクタイマは、それが
時点Fから3秒であることを基地局に通知し、また基地
局3はリンク再確立に移り、送受器11によるマルチプ
レクス3送信に対する走査を開始する。時点EおよびF
は1秒以下離れなければならないので、時点GおよびH
も1秒以下離れなければならない。
により、送受器11が時点Eから3秒であることを通知
される。従って、送受器11は無線リンクを通してその
前回の信号伝送を停止し、マルチプレクス3での送信に
よりリンクの再確立の試みを開始する。まもなく、時点
Hにおいて、基地局3におけるリンクタイマは、それが
時点Fから3秒であることを基地局に通知し、また基地
局3はリンク再確立に移り、送受器11によるマルチプ
レクス3送信に対する走査を開始する。時点EおよびF
は1秒以下離れなければならないので、時点GおよびH
も1秒以下離れなければならない。
【0256】リンクが故障する方向とは無関係に、リン
クは常に送受器11から基地局3に向け再確立され、そ
の逆にはならない。いくつかの情況においては、リンク
は送受器11と異なる位置のいくつかの基地局3のいず
れか1つとの間で確立される。これは、基地局3が公衆
テレポイントシステムの1部をなす場合がそうであり、
また基地局3が全て同じ構内交換機に接続されたとき、
例えば多くの異なる位置の基地局が大きな工業サイトの
全領域をカバーすることが要求されるサイトに対しても
そうである。
クは常に送受器11から基地局3に向け再確立され、そ
の逆にはならない。いくつかの情況においては、リンク
は送受器11と異なる位置のいくつかの基地局3のいず
れか1つとの間で確立される。これは、基地局3が公衆
テレポイントシステムの1部をなす場合がそうであり、
また基地局3が全て同じ構内交換機に接続されたとき、
例えば多くの異なる位置の基地局が大きな工業サイトの
全領域をカバーすることが要求されるサイトに対しても
そうである。
【0257】これらの情況の1つにおいては、基地局3
は中央コントローラ、例えば、コンピュータに全て接続
され、また送受器11が、それが通信していた基地局3
から非常に離れて移動するので、リンクは形成されな
い。ここで、送受器11は同じシステムの他の基地局3
の範囲内にあり、従ってリンクは前回の基地局の代りに
上記の他の基地局3と再確立可能になる。テレポイント
または交換システムは送受器の移動を追跡できないの
で、それはどの基地局3がリンクの再確立に使用される
べきかを知らない。
は中央コントローラ、例えば、コンピュータに全て接続
され、また送受器11が、それが通信していた基地局3
から非常に離れて移動するので、リンクは形成されな
い。ここで、送受器11は同じシステムの他の基地局3
の範囲内にあり、従ってリンクは前回の基地局の代りに
上記の他の基地局3と再確立可能になる。テレポイント
または交換システムは送受器の移動を追跡できないの
で、それはどの基地局3がリンクの再確立に使用される
べきかを知らない。
【0258】送受器11がマルチプレクス3送信を開始
してリンクを再確立するとき、これらは範囲内の任意の
基地局3により受信される。基地局3はPIDおよびL
IDを復号化し、それらを中央コントローラに転送す
る。これは、異なる基地局3と送受器が予め確立してい
たリンクの再確立を送受器11が試みていることをPI
DおよびLIDから認識することができる。次に、中央
コントローラは、送受器11から信号をここで受信して
いる基地局3に、リンクを許容し、更に送受器が他の基
地局3とのリンクを通して予め通信していた着信先に送
受器11を再接続するように指令することができる。
してリンクを再確立するとき、これらは範囲内の任意の
基地局3により受信される。基地局3はPIDおよびL
IDを復号化し、それらを中央コントローラに転送す
る。これは、異なる基地局3と送受器が予め確立してい
たリンクの再確立を送受器11が試みていることをPI
DおよびLIDから認識することができる。次に、中央
コントローラは、送受器11から信号をここで受信して
いる基地局3に、リンクを許容し、更に送受器が他の基
地局3とのリンクを通して予め通信していた着信先に送
受器11を再接続するように指令することができる。
【0259】送受器11が1つの特定の基地局3と以前
に単に通信していた小領域構内通信および電話増設など
の場合には、いくつかの基地局3のいずれが信号を送信
すべきを判定する必要がないので、基地局3が第1無線
信号を送信してリンク再確立を開始することが可能であ
る。しかしながら、この場合にも、送受器11により、
また基地局3でなく、第1無線信号が送信されることを
要求する場合に利点がある。
に単に通信していた小領域構内通信および電話増設など
の場合には、いくつかの基地局3のいずれが信号を送信
すべきを判定する必要がないので、基地局3が第1無線
信号を送信してリンク再確立を開始することが可能であ
る。しかしながら、この場合にも、送受器11により、
また基地局3でなく、第1無線信号が送信されることを
要求する場合に利点がある。
【0260】先ず、基地局3は通常は送受器11より強
力な送信機であり、また基地局3が第1無線信号を送信
するときは、これらは送受器11により受信されるが送
受器11からの応答は基地局3により受信されることは
ない。このとき、送受器11および基地局3は、再確立
が実際に行われないようにする状況においてリンクの再
確立を試みる場合に活性である。基地局が、それが送受
器から信号を受けるまで、送受器しないときは、両方向
の信号強度がリンク再確立に適していることがより可能
である。
力な送信機であり、また基地局3が第1無線信号を送信
するときは、これらは送受器11により受信されるが送
受器11からの応答は基地局3により受信されることは
ない。このとき、送受器11および基地局3は、再確立
が実際に行われないようにする状況においてリンクの再
確立を試みる場合に活性である。基地局が、それが送受
器から信号を受けるまで、送受器しないときは、両方向
の信号強度がリンク再確立に適していることがより可能
である。
【0261】第2に、基地局3が第1信号を送信すると
きは、それはCHMFを使用しなければならず、また範
囲内の全てのあき送受器11は、これらの信号が当該特
定の送受器11を意図するか否かをPIDから見出す前
に送信信号に同期すると共に復号しなければならない。
リンク再確立時の第1信号がCHMPを用いて送受器1
1により送信され、また基地局3がSYNCFを使用し
て応答するときは、他の如何なる送受器11もそれらの
信号に応答することになる。
きは、それはCHMFを使用しなければならず、また範
囲内の全てのあき送受器11は、これらの信号が当該特
定の送受器11を意図するか否かをPIDから見出す前
に送信信号に同期すると共に復号しなければならない。
リンク再確立時の第1信号がCHMPを用いて送受器1
1により送信され、また基地局3がSYNCFを使用し
て応答するときは、他の如何なる送受器11もそれらの
信号に応答することになる。
【0262】リンク品質チェック チャネルBにおける唯一の符号化は送受器11および基
地局3の符号器63、83で行われる。上記のように、
符号器63、83はデータ圧縮を行うために適応性差分
パルス符号変調アルゴリズムを使用する。更にそれらは
直列データストリングのビット反転数を最大にするため
に、所定パターンに従ってチャネルBデータの選択され
たビットの値を反転する(これは復号器77、97によ
り反転される。)。しかし、チャネルBはエラー検出ま
たは訂正符号を含まないのが普通である。特に、エラー
検出または訂正符号は符号ビットの送信を要求し、情報
搬送に使用する送信データビット数を低減させる。チャ
ネルBは各々の方向で秒あたり32Kビットの平均送信
ビット速度を有しており、送信される通話の品質を最大
にするために通話情報に対して上記ビットの全てを使用
すると好適である。従って、チャネルBにエラーが存在
するときは、システムはこの事実を直接検出することは
できない。しかしながら、全てのマルチプレクスデータ
構造はチャネルDビットを搬送し、またチャネルDのエ
ラーはチャネルD符号ワードのCRC符号を用いて検出
可能である。従って、マルチプレクス1送信の間のチャ
ネルBにおけるエラーの有無はチャネルDにおけるエラ
ーの検出により推測可能である。
地局3の符号器63、83で行われる。上記のように、
符号器63、83はデータ圧縮を行うために適応性差分
パルス符号変調アルゴリズムを使用する。更にそれらは
直列データストリングのビット反転数を最大にするため
に、所定パターンに従ってチャネルBデータの選択され
たビットの値を反転する(これは復号器77、97によ
り反転される。)。しかし、チャネルBはエラー検出ま
たは訂正符号を含まないのが普通である。特に、エラー
検出または訂正符号は符号ビットの送信を要求し、情報
搬送に使用する送信データビット数を低減させる。チャ
ネルBは各々の方向で秒あたり32Kビットの平均送信
ビット速度を有しており、送信される通話の品質を最大
にするために通話情報に対して上記ビットの全てを使用
すると好適である。従って、チャネルBにエラーが存在
するときは、システムはこの事実を直接検出することは
できない。しかしながら、全てのマルチプレクスデータ
構造はチャネルDビットを搬送し、またチャネルDのエ
ラーはチャネルD符号ワードのCRC符号を用いて検出
可能である。従って、マルチプレクス1送信の間のチャ
ネルBにおけるエラーの有無はチャネルDにおけるエラ
ーの検出により推測可能である。
【0263】通常は信号のエラーは2通りで生じる。先
ず、無線リンクおよび送信、受信システムに係るノイ
ズ、干渉およびその他の問題は任意の平均ビットエラー
率においてランダムエラーをもたらす。これらのエラー
はランダムなので、マルチプレクス構造の各々のビット
位置は他のものと同様にこのようなエラーを受け易い。
第2に、無線リンクの部分がビットまたはバースト同期
を失ったときは受信信号の誤った解釈からエラーが生じ
得る。バーストの全てのビットは同期そう失によるエラ
ーを受け易いが、各々のバーストの第1および最終ビッ
トは特にその傾向が大きい。このため、マルチプレクス
1.2および1.4のチャネルDビットが、チャネルB
ビットをはさんでデータバーストのいずれかの端部に配
置される。これにより、エラーを検出できるチャネルD
は、エラーを検出できないチャネルBに比べて優先的に
エラーを受け易くなる。
ず、無線リンクおよび送信、受信システムに係るノイ
ズ、干渉およびその他の問題は任意の平均ビットエラー
率においてランダムエラーをもたらす。これらのエラー
はランダムなので、マルチプレクス構造の各々のビット
位置は他のものと同様にこのようなエラーを受け易い。
第2に、無線リンクの部分がビットまたはバースト同期
を失ったときは受信信号の誤った解釈からエラーが生じ
得る。バーストの全てのビットは同期そう失によるエラ
ーを受け易いが、各々のバーストの第1および最終ビッ
トは特にその傾向が大きい。このため、マルチプレクス
1.2および1.4のチャネルDビットが、チャネルB
ビットをはさんでデータバーストのいずれかの端部に配
置される。これにより、エラーを検出できるチャネルD
は、エラーを検出できないチャネルBに比べて優先的に
エラーを受け易くなる。
【0264】チャネルD符号ワードにおける個々のCR
C故障はシステムコントローラ79、99により使用さ
れてチャネルDエラーを検出し、従ってそれは誤ったチ
ャネルDメッセージに対する作用を回避することができ
る。これは、図29を参照して説明したように、可変フ
ォーマットアドレス符号ワードの制御オクテットを用い
て、チャネルDパケットの阻止および再送信要求に導
く。更に、システムコントローラはチャネルD CRC
故障が時間とは無関係に蓄積するパターンを用いて無線
リンクの品質の測度を与え、またこの品質が予め設定さ
れた基準を満足できないときは、いずれかの側はチャネ
ルDのメッセージを他方の部分に送信することによりリ
ンク再確立を開始することができる。全ての場合に、リ
ンク再確立は実際にはマルチプレクス3データ構造で送
信動作する送受器11により実施される。
C故障はシステムコントローラ79、99により使用さ
れてチャネルDエラーを検出し、従ってそれは誤ったチ
ャネルDメッセージに対する作用を回避することができ
る。これは、図29を参照して説明したように、可変フ
ォーマットアドレス符号ワードの制御オクテットを用い
て、チャネルDパケットの阻止および再送信要求に導
く。更に、システムコントローラはチャネルD CRC
故障が時間とは無関係に蓄積するパターンを用いて無線
リンクの品質の測度を与え、またこの品質が予め設定さ
れた基準を満足できないときは、いずれかの側はチャネ
ルDのメッセージを他方の部分に送信することによりリ
ンク再確立を開始することができる。全ての場合に、リ
ンク再確立は実際にはマルチプレクス3データ構造で送
信動作する送受器11により実施される。
【0265】両部分間の同期が厳しく永久的に失われる
と、チャネルDには連続的なエラーが発生し、システム
コントローラ79、99は、採用した基準が何であって
もリンク品質はその基準を満足できないと直ちに判定す
る。従って、リンク品質基準は、無線リンクの問題また
はわずかな同期そう失により単に数ビットだけがエラー
で検出されるが殆どのビットは正当に受信されるとき所
望の性能を与えるように選択されるべきである。
と、チャネルDには連続的なエラーが発生し、システム
コントローラ79、99は、採用した基準が何であって
もリンク品質はその基準を満足できないと直ちに判定す
る。従って、リンク品質基準は、無線リンクの問題また
はわずかな同期そう失により単に数ビットだけがエラー
で検出されるが殆どのビットは正当に受信されるとき所
望の性能を与えるように選択されるべきである。
【0266】平均ビットエラー率のチャネルBに与える
効果はシミュレーションが可能であり、また受信音声の
如何なる品質が受容できるかに関して主観的判定を行う
ことができる。与えられたビットエラー率に対するチャ
ネルDのCRC故障のパターンもシミュレーション可能
であり、また受容可能および受容不能な通話品質に導く
ビットエラー率に対するパターンを比較することができ
る。このパターンに基づいて、チャネルDにおけるCR
C故障のパターンは、リンク再確立を要求するか否かの
判定に際してリンク品質基準がシステムコントローラ7
9、99により使用されるべきものとして選択可能であ
る。CRCエラーの任意の形のパターンがリンク品質基
準として選択されるが、CRCチェックが成功している
チャネルD符号ワードにより解釈されない所定数の引き
続くCRC故障として基準を規定することが簡単かつ有
効なことが見出されている。
効果はシミュレーションが可能であり、また受信音声の
如何なる品質が受容できるかに関して主観的判定を行う
ことができる。与えられたビットエラー率に対するチャ
ネルDのCRC故障のパターンもシミュレーション可能
であり、また受容可能および受容不能な通話品質に導く
ビットエラー率に対するパターンを比較することができ
る。このパターンに基づいて、チャネルDにおけるCR
C故障のパターンは、リンク再確立を要求するか否かの
判定に際してリンク品質基準がシステムコントローラ7
9、99により使用されるべきものとして選択可能であ
る。CRCエラーの任意の形のパターンがリンク品質基
準として選択されるが、CRCチェックが成功している
チャネルD符号ワードにより解釈されない所定数の引き
続くCRC故障として基準を規定することが簡単かつ有
効なことが見出されている。
【0267】チャネルDにおいてエラーがランダムに発
生すると仮定すると、所定のビットエラー率は最後には
品質基準を満足できず、リンク再確立をもたらすエラー
パターンを惹起する。公知の統計的方法を用いると、所
与のビットエラー率に対して、品質基準を満足できない
エラーパターンが発生する確率が50%である期間を計
算することができる。
生すると仮定すると、所定のビットエラー率は最後には
品質基準を満足できず、リンク再確立をもたらすエラー
パターンを惹起する。公知の統計的方法を用いると、所
与のビットエラー率に対して、品質基準を満足できない
エラーパターンが発生する確率が50%である期間を計
算することができる。
【0268】理想的な基準に対しては、この期間は受容
できないと判定されるチャネルB通話品質に導く任意の
ビットエラー率に対しては非常に短く(例えば、秒以
下)、従ってリンクはこれらの状況の下で迅速に再確立
され、実施中の電話会話に与える損害は最小になる。
できないと判定されるチャネルB通話品質に導く任意の
ビットエラー率に対しては非常に短く(例えば、秒以
下)、従ってリンクはこれらの状況の下で迅速に再確立
され、実施中の電話会話に与える損害は最小になる。
【0269】一方、チャネルBを通して良好な通話品質
を許容するビットエラー率に対しては、この期間は送受
器11と基地局3の間の呼びの予測平均長に比して長く
あるべきであり、従ってチャネルBの品質が良好な呼び
の間は不要なリンク再確立は発生し難くなる。不要なリ
ンク再確立を最小にすることに加えて、これは、特に殆
どの他の有効チャネルが他の装置の間のリンクに使用さ
れている話中時間においてリンク再確立の試みがリンク
の損失をもたらす機会が常に存在するので、良品質のリ
ンクが失われる可能性を低減させる。完全ではないが、
少なくとも短期間にわたって受容できるチャネルBの通
話品質を代表する中間的なビットエラー率に対しては、
リンク再確立が試みられる50%確率に対する時間長は
また、受容できない品質に対する短期間と良好な品質に
対する長期間との中間になる。
を許容するビットエラー率に対しては、この期間は送受
器11と基地局3の間の呼びの予測平均長に比して長く
あるべきであり、従ってチャネルBの品質が良好な呼び
の間は不要なリンク再確立は発生し難くなる。不要なリ
ンク再確立を最小にすることに加えて、これは、特に殆
どの他の有効チャネルが他の装置の間のリンクに使用さ
れている話中時間においてリンク再確立の試みがリンク
の損失をもたらす機会が常に存在するので、良品質のリ
ンクが失われる可能性を低減させる。完全ではないが、
少なくとも短期間にわたって受容できるチャネルBの通
話品質を代表する中間的なビットエラー率に対しては、
リンク再確立が試みられる50%確率に対する時間長は
また、受容できない品質に対する短期間と良好な品質に
対する長期間との中間になる。
【0270】図35はシステムコントローラ79、99
のリンク品質チェック動作の流れ図を示したものであ
る。この場合、品質基準は、引き続く未妨害のチャネル
D CRC故障の回数はNを越えてはならないというこ
とである。先ず、リンクが確立されると、システムコン
トローラ79、99はステップS1においてカウンタC
を0に設定する。ステップS2において、システムコン
トローラはチャネルD符号ワードを受信すると共に復号
する。ステップS3で、それはチェック符号およびチェ
ックD符号ワードのパリティビットが正しい値を持つか
否かを決定する。もしこれらの値が正しいときは、エラ
ーチェックは成功し、システムコントローラはS1に復
帰する。カウンタCは0に設定され、品質モニタ手順
は、次のチェックD符号ワードが受信され、復号される
まで待機する。
のリンク品質チェック動作の流れ図を示したものであ
る。この場合、品質基準は、引き続く未妨害のチャネル
D CRC故障の回数はNを越えてはならないというこ
とである。先ず、リンクが確立されると、システムコン
トローラ79、99はステップS1においてカウンタC
を0に設定する。ステップS2において、システムコン
トローラはチャネルD符号ワードを受信すると共に復号
する。ステップS3で、それはチェック符号およびチェ
ックD符号ワードのパリティビットが正しい値を持つか
否かを決定する。もしこれらの値が正しいときは、エラ
ーチェックは成功し、システムコントローラはS1に復
帰する。カウンタCは0に設定され、品質モニタ手順
は、次のチェックD符号ワードが受信され、復号される
まで待機する。
【0271】CRC符号またはパリティビットがエラー
の存在を示すと、ステップS3のチェックは失敗し、手
順はステップS4に移る。このステップにおいて、カウ
ンタCの値は1だけ増分される。次に、ステップS5で
カウンタCの値がテストされる。Cの値が未だNに達し
てないときは、品質モニタプロセスはステップS2に戻
り、次のチャネルD符号ワードが受信され、復号される
まで待機する。この場合、手順はステップS2に戻る際
にステップS1は通らず、従ってCの値は0にはリセッ
トされない。引き続くチャネルD符号ワードがエラーを
含むときは、リンク品質モニタ手順はステップS2、S
3、S4、およびS5で形成されたループを通り、また
カウンタCの値は増分を継続する。任意の時点でチャネ
ルD符号ワードがエラーなしに受信されると、手順はス
テップS1に戻り、カウンタCは0にリセットされる。
の存在を示すと、ステップS3のチェックは失敗し、手
順はステップS4に移る。このステップにおいて、カウ
ンタCの値は1だけ増分される。次に、ステップS5で
カウンタCの値がテストされる。Cの値が未だNに達し
てないときは、品質モニタプロセスはステップS2に戻
り、次のチャネルD符号ワードが受信され、復号される
まで待機する。この場合、手順はステップS2に戻る際
にステップS1は通らず、従ってCの値は0にはリセッ
トされない。引き続くチャネルD符号ワードがエラーを
含むときは、リンク品質モニタ手順はステップS2、S
3、S4、およびS5で形成されたループを通り、また
カウンタCの値は増分を継続する。任意の時点でチャネ
ルD符号ワードがエラーなしに受信されると、手順はス
テップS1に戻り、カウンタCは0にリセットされる。
【0272】N個の引き続くチェックD符号ワードが全
てがエラーを含んで受信された後、カウンタCの値はN
に達する。これはステップS5のCの値のテストにより
検出され、手順はステップS6に移る。このステップに
おいては、リンクが品質基準を満足できなかったかが決
定され、またリンク再確立が開始される。
てがエラーを含んで受信された後、カウンタCの値はN
に達する。これはステップS5のCの値のテストにより
検出され、手順はステップS6に移る。このステップに
おいては、リンクが品質基準を満足できなかったかが決
定され、またリンク再確立が開始される。
【0273】当該送受器11または基地局3が、それが
図35のステップS6に達した時点の前回の3秒の間に
「ID OK」ハンドシェーク符号を受信していないと
きは、それは異なる無線チャネルでのリンク再確立の試
みを許容される。そうでないときは、リンク再確立の試
みは既に使用されたものと同じ無線チャネルで行われな
ければならない。しかしながら、両部分の同期損失を通
してエラーが生じても、無線送受信に伴う困難よりも、
同一チャネルに対するリンクの再確立はリンクの品質を
修復するのが通常である。更に、既に使用されたものと
同じチャネルでのリンク再確立は、もしマルチプレクス
1.4の少なくとも300msの送信またはマルチプレ
クス1.2の少なくとも600msの送信がリンクが確
立されてから、または最新のリンク再確立からリンクを
通して行われていない場合は許容されないという条件が
適用される。
図35のステップS6に達した時点の前回の3秒の間に
「ID OK」ハンドシェーク符号を受信していないと
きは、それは異なる無線チャネルでのリンク再確立の試
みを許容される。そうでないときは、リンク再確立の試
みは既に使用されたものと同じ無線チャネルで行われな
ければならない。しかしながら、両部分の同期損失を通
してエラーが生じても、無線送受信に伴う困難よりも、
同一チャネルに対するリンクの再確立はリンクの品質を
修復するのが通常である。更に、既に使用されたものと
同じチャネルでのリンク再確立は、もしマルチプレクス
1.4の少なくとも300msの送信またはマルチプレ
クス1.2の少なくとも600msの送信がリンクが確
立されてから、または最新のリンク再確立からリンクを
通して行われていない場合は許容されないという条件が
適用される。
【0274】他の実施例においては、チャネルDのCR
Cおよびパリティエラーが品質基準を満足できないとい
うことはチャネルBの品質が許容できない程低いという
表示として用いられるが、これに応答して取られる作用
はリンク再確立を開始するものではない(または必ずし
も開始するものではない。)。
Cおよびパリティエラーが品質基準を満足できないとい
うことはチャネルBの品質が許容できない程低いという
表示として用いられるが、これに応答して取られる作用
はリンク再確立を開始するものではない(または必ずし
も開始するものではない。)。
【0275】他の1実施例においては、エラーを検出す
る装置(送受器11または基地局3)はチャネルBをシ
ュートさせることにより作用し、従ってユーザは良好な
品質のチャネルBを聴く代りに何も聴かないが、リンク
再確立は、上記のように3秒間にわたってハンドシェー
クの損失(即ち、「ID OK」が受信されていない)
がなくなるまで試みられることはない。
る装置(送受器11または基地局3)はチャネルBをシ
ュートさせることにより作用し、従ってユーザは良好な
品質のチャネルBを聴く代りに何も聴かないが、リンク
再確立は、上記のように3秒間にわたってハンドシェー
クの損失(即ち、「ID OK」が受信されていない)
がなくなるまで試みられることはない。
【0276】他の場合には、装置はマルチプレクス1か
らマルチプレクス2への変化を開始することにより応答
する。チャネルDの増加量およびチャネルSの存在のた
め、マルチプレクス1よりマルチプレクス2における低
品質のリンクを通しての接触を維持することが容易にな
る。
らマルチプレクス2への変化を開始することにより応答
する。チャネルDの増加量およびチャネルSの存在のた
め、マルチプレクス1よりマルチプレクス2における低
品質のリンクを通しての接触を維持することが容易にな
る。
【0277】両者の場合に、リンク品質の一時的な減少
はチャネルB通信の対応する一時的な停止をもたらす
が、リンクは維持され、チャネルB通信はリンクの品質
が回復するとき復元される。両者の場合は、タイムアウ
ト期間内にチャネルB通信を復元することができないと
きは、リンク再確立開始することが他の選択して可能に
なる。
はチャネルB通信の対応する一時的な停止をもたらす
が、リンクは維持され、チャネルB通信はリンクの品質
が回復するとき復元される。両者の場合は、タイムアウ
ト期間内にチャネルB通信を復元することができないと
きは、リンク再確立開始することが他の選択して可能に
なる。
【0278】チャネルDの補充 図28に示した固定フォーマットアドレス符号ワードの
場合には、PIDおよびLIDは、特定の装置またはサ
ービスの種類に対して与えられている識別符号に従って
任意の値を有する。図29の可変フォーマットアドレス
符号ワードおよび図30のデータ符号ワードのメッセー
ジ内容のオクテットは、送信されるチャネルDメッセー
ジに依存して、任意の値を採用することができる。従っ
て、チャネルDワードの内容が偶然にSYNCDパター
ンに類似するという可能性が存在する。これが生じる
と、システムコントローラ79、99は、それが実際に
チャネルD符号ワードの受信部分を有しているときそれ
がSYNCDを受信していると信じることになる。従っ
て、システムコントローラによるチャネルD復号化は受
信チャネルDデータと適切に同期化されることはなく、
またチャネルDは誤って解釈される。
場合には、PIDおよびLIDは、特定の装置またはサ
ービスの種類に対して与えられている識別符号に従って
任意の値を有する。図29の可変フォーマットアドレス
符号ワードおよび図30のデータ符号ワードのメッセー
ジ内容のオクテットは、送信されるチャネルDメッセー
ジに依存して、任意の値を採用することができる。従っ
て、チャネルDワードの内容が偶然にSYNCDパター
ンに類似するという可能性が存在する。これが生じる
と、システムコントローラ79、99は、それが実際に
チャネルD符号ワードの受信部分を有しているときそれ
がSYNCDを受信していると信じることになる。従っ
て、システムコントローラによるチャネルD復号化は受
信チャネルDデータと適切に同期化されることはなく、
またチャネルDは誤って解釈される。
【0279】殆どの場合に、このエラーは本質的制約で
ある。チャネルDの全てのアドレス符号ワードはSYN
CDにより直ちに優先されなければならない。システム
コントローラ79、99がチャネルDとの同期から外れ
ると、それは、それがこのパターンが再び現われると予
測したときSYNCDパターンを恐らく見出すことはな
い。これが生じると、システムコントローラ79、99
はそのチャネルDとの不当な同期を断念し、またSYN
CDパターンのためにチャネルDをサーチし、これによ
りチャネルDは正しい同期の再確立が可能になされる。
ある。チャネルDの全てのアドレス符号ワードはSYN
CDにより直ちに優先されなければならない。システム
コントローラ79、99がチャネルDとの同期から外れ
ると、それは、それがこのパターンが再び現われると予
測したときSYNCDパターンを恐らく見出すことはな
い。これが生じると、システムコントローラ79、99
はそのチャネルDとの不当な同期を断念し、またSYN
CDパターンのためにチャネルDをサーチし、これによ
りチャネルDは正しい同期の再確立が可能になされる。
【0280】しかしながら、チャネルDの引き続くアド
レス符号ワードがこの符号ワードの同一相対位置におい
てSYNCDに類似するパターンを含むとき問題が生じ
る。この場合、システムコントローラ79、99は不当
なチャネルD同期にロックされ得るようになる。これを
回避するために、引き続く符号ワードは、もしアドレス
符号ワードがSYNCDに類似するパターンを含まない
かまたは2つの引き続くアドレス符号ワードが十分異な
るということが保証されず、それらが同一の相対位置に
おいてSYNCDに類似するパターンを搬送することは
できないということが保証されないときは、IDLED
の48ビットだけ隔置されなければならない。
レス符号ワードがこの符号ワードの同一相対位置におい
てSYNCDに類似するパターンを含むとき問題が生じ
る。この場合、システムコントローラ79、99は不当
なチャネルD同期にロックされ得るようになる。これを
回避するために、引き続く符号ワードは、もしアドレス
符号ワードがSYNCDに類似するパターンを含まない
かまたは2つの引き続くアドレス符号ワードが十分異な
るということが保証されず、それらが同一の相対位置に
おいてSYNCDに類似するパターンを搬送することは
できないということが保証されないときは、IDLED
の48ビットだけ隔置されなければならない。
【0281】チャネルD符号ワードは十分な周波数で送
信されてCRC符号および符号ワードのパリティビット
を使用して十分なチャネル品質モニタを許容しなければ
ならない。送出されるべき多数のチャネルDメッセージ
が存在するときは、この要件は、メッセージを搬送する
のに要求され、固定フォーマットアドレス符号とインタ
リーブされて要求に従ってハンドシェーク信号を搬送す
る殆ど連続する符号ワード流により満足される。しかし
ながら、同一のチャネルDメッセージが反復して送信さ
れ、従って同一の可変アドレス符号ワードが反復して送
信されるとき、あるいは如何なるチャネルDメッセージ
も送信されず、従って固定フォーマットアドレス符号ワ
ード(これは全ての時点で同じである)のみが送信され
るときは、アドレス符号ワードは、上記のように、ID
LEDの48ビットだけ隔置されて誤ったチャネルD同
期にロックする可能性を回避しなければならない。ID
LEDはチャネルD符号ワードではなく、単に交互の
「1」および「0」ビット値のパターンであり、またそ
れはCRC符号を含まない。チャネルDデータがマルチ
プレクス1で送信されるがゆっくりしているという点か
ら、IDLEDの48ビットを送信する上記要件はチャ
ネルD符号ワードが送信される速度が十分なチャネル品
質モニタに対して不十分であることを意味する。
信されてCRC符号および符号ワードのパリティビット
を使用して十分なチャネル品質モニタを許容しなければ
ならない。送出されるべき多数のチャネルDメッセージ
が存在するときは、この要件は、メッセージを搬送する
のに要求され、固定フォーマットアドレス符号とインタ
リーブされて要求に従ってハンドシェーク信号を搬送す
る殆ど連続する符号ワード流により満足される。しかし
ながら、同一のチャネルDメッセージが反復して送信さ
れ、従って同一の可変アドレス符号ワードが反復して送
信されるとき、あるいは如何なるチャネルDメッセージ
も送信されず、従って固定フォーマットアドレス符号ワ
ード(これは全ての時点で同じである)のみが送信され
るときは、アドレス符号ワードは、上記のように、ID
LEDの48ビットだけ隔置されて誤ったチャネルD同
期にロックする可能性を回避しなければならない。ID
LEDはチャネルD符号ワードではなく、単に交互の
「1」および「0」ビット値のパターンであり、またそ
れはCRC符号を含まない。チャネルDデータがマルチ
プレクス1で送信されるがゆっくりしているという点か
ら、IDLEDの48ビットを送信する上記要件はチャ
ネルD符号ワードが送信される速度が十分なチャネル品
質モニタに対して不十分であることを意味する。
【0282】この問題を解消するために、特殊な「FI
LL−IN」チャネル符号ワードが定義される。この符
号ワードは「監視形」可変長フォーマットアドレス符号
ワードであり、何らかのデータワードにより伴われず、
また有意でないと定義される全ての「内容」オクテット
(即ち、オクテット3、4、5、および6)で特殊メッ
セージを搬送する。FILL−IN符号ワードは、オク
テット7および8のチェック符号を含む。その如何なる
部分もSYNCDシーケンスに類似しないように設計さ
れる。従って、FILL−INワードは送信されるべき
チャネルDメッセージが存在しないときは連続的に送信
されてチャネルDエラーチェック率を維持することがで
きる。FILL−INワードはSYNCDの誤り表示を
含まないことが知られているので、IDLEDの48ビ
ットによりこのワードの反復に優先する必要はない。更
に、他のアドレス符号ワードを反復して送信することが
任意の理由により望まれるときは、FILL−INワー
ドはIDLEDの48ビットの代りに他のアドレス符号
ワードとインタリーブされて、受信システムコントロー
ラが誤ったチャネルD同期にロックされないが、同時に
FILL−INワードがチャネル品質モニタに使用する
ためにチャネルD符号ワードの速度を維持する保証を与
える。
LL−IN」チャネル符号ワードが定義される。この符
号ワードは「監視形」可変長フォーマットアドレス符号
ワードであり、何らかのデータワードにより伴われず、
また有意でないと定義される全ての「内容」オクテット
(即ち、オクテット3、4、5、および6)で特殊メッ
セージを搬送する。FILL−IN符号ワードは、オク
テット7および8のチェック符号を含む。その如何なる
部分もSYNCDシーケンスに類似しないように設計さ
れる。従って、FILL−INワードは送信されるべき
チャネルDメッセージが存在しないときは連続的に送信
されてチャネルDエラーチェック率を維持することがで
きる。FILL−INワードはSYNCDの誤り表示を
含まないことが知られているので、IDLEDの48ビ
ットによりこのワードの反復に優先する必要はない。更
に、他のアドレス符号ワードを反復して送信することが
任意の理由により望まれるときは、FILL−INワー
ドはIDLEDの48ビットの代りに他のアドレス符号
ワードとインタリーブされて、受信システムコントロー
ラが誤ったチャネルD同期にロックされないが、同時に
FILL−INワードがチャネル品質モニタに使用する
ためにチャネルD符号ワードの速度を維持する保証を与
える。
【0283】図36は「00100011111010
11」のSYNCDパターンと共にシステムに使用する
のに適したチャネルDワードに対する1乃至6のオクテ
ットのビットパターンを示したものである。オクテット
2のビット1、2、および4で与えられる「X」は、こ
れらのビットが「1」か「0」のいずれかであることを
示している。オクテット3乃至6のパターン「1111
0000」は有効に意味のない「監視形」メッセージで
ある。「情報形」パケットの最後の符号ワードにこの同
じビットパターンが用いられて送信されたメッセージに
より使用されないオクテットを充填する。
11」のSYNCDパターンと共にシステムに使用する
のに適したチャネルDワードに対する1乃至6のオクテ
ットのビットパターンを示したものである。オクテット
2のビット1、2、および4で与えられる「X」は、こ
れらのビットが「1」か「0」のいずれかであることを
示している。オクテット3乃至6のパターン「1111
0000」は有効に意味のない「監視形」メッセージで
ある。「情報形」パケットの最後の符号ワードにこの同
じビットパターンが用いられて送信されたメッセージに
より使用されないオクテットを充填する。
【0284】チャネルSワード構造 チャネルS同期ワード、SYNCP、SYNCF、CH
MP、およびCHMFがマルチプレクス3およびマルチ
プレクス2送信の間に使用されて受信装置が送信装置と
のバースト同期を得ることを可能にする。関連する同期
ワードが検出されるまで、プログラマブルデマルチプレ
クサ75、95は入データとのバースト同期を実現する
ことができず、またチャネルDを解釈することは不可能
である。チャネルS同期ワードはバースト同期ワードが
実現される前に検出されなければならないので、非同期
的にワードを検出することが可能でなければならない。
このため、ビット同期が実現されると、入データの各々
のビットはチャネルSコントローラ81、101に転送
され、また各々のビット期間において、チャネルSコン
トローラは最新に受信された24ビットのパターン(チ
ャネルS同期ワードは24ビットの長さである。)を記
憶されたターゲットワードパターンと比較する。チャネ
ルS同期ワードが小量のノイズの存在時に検出できるよ
うにするために、チャネルSコントローラは、入力ビッ
トが24入力ビットの少なくとも22ビットに対してタ
ーゲットパターンに整合ときは「ワードが見出された(w
ordfound)」出力を与える。
MP、およびCHMFがマルチプレクス3およびマルチ
プレクス2送信の間に使用されて受信装置が送信装置と
のバースト同期を得ることを可能にする。関連する同期
ワードが検出されるまで、プログラマブルデマルチプレ
クサ75、95は入データとのバースト同期を実現する
ことができず、またチャネルDを解釈することは不可能
である。チャネルS同期ワードはバースト同期ワードが
実現される前に検出されなければならないので、非同期
的にワードを検出することが可能でなければならない。
このため、ビット同期が実現されると、入データの各々
のビットはチャネルSコントローラ81、101に転送
され、また各々のビット期間において、チャネルSコン
トローラは最新に受信された24ビットのパターン(チ
ャネルS同期ワードは24ビットの長さである。)を記
憶されたターゲットワードパターンと比較する。チャネ
ルS同期ワードが小量のノイズの存在時に検出できるよ
うにするために、チャネルSコントローラは、入力ビッ
トが24入力ビットの少なくとも22ビットに対してタ
ーゲットパターンに整合ときは「ワードが見出された(w
ordfound)」出力を与える。
【0285】受信装置がチャネルS同期ワードの有無を
不当に識別し、従って不正確なバースト同期を得る可能
性を回避するためには、同期ワード自体がデータ中に現
われまた正しいアラインメント中に記憶された同期ワー
ドと比較されたときを除いて、正しく受信されたとき任
意の同期ワードの24ビットの22ビットに対する一致
を与えるデータのパターンをマルチプレクス2またはマ
ルチプレクス3で得ることは理想的には不可能であるべ
きである。このようにして、受信されたチャネルS同期
ワードがそれ自身の記憶されたものと比較され、但し1
ビット以上だけ誤ってアラインメントされるとき、また
はマルチプレクス2またはマルチプレクス3送信のいず
れか他の部分が記憶されたチャネルS同期ワードと比較
されたとき、同期ワードが存在し、または不当なバース
ト同期が生じるという如何なる認識も存在すべきではな
い。
不当に識別し、従って不正確なバースト同期を得る可能
性を回避するためには、同期ワード自体がデータ中に現
われまた正しいアラインメント中に記憶された同期ワー
ドと比較されたときを除いて、正しく受信されたとき任
意の同期ワードの24ビットの22ビットに対する一致
を与えるデータのパターンをマルチプレクス2またはマ
ルチプレクス3で得ることは理想的には不可能であるべ
きである。このようにして、受信されたチャネルS同期
ワードがそれ自身の記憶されたものと比較され、但し1
ビット以上だけ誤ってアラインメントされるとき、また
はマルチプレクス2またはマルチプレクス3送信のいず
れか他の部分が記憶されたチャネルS同期ワードと比較
されたとき、同期ワードが存在し、または不当なバース
ト同期が生じるという如何なる認識も存在すべきではな
い。
【0286】これらの要件は、ワードのビットパターン
と入データのビットパターンとの比較が入信号のLデー
タビットの任意のストリングに対して高々Kのエラーを
与えるとき同期ワードの存在の認識が生じていると考え
られるシステムに使用される長さLの同期ワードに対し
て一般的な意味で考えられる。この一般化された場合に
おいては、次の条件がそれぞれ個別に有用であり、また
共に好適に存在する。
と入データのビットパターンとの比較が入信号のLデー
タビットの任意のストリングに対して高々Kのエラーを
与えるとき同期ワードの存在の認識が生じていると考え
られるシステムに使用される長さLの同期ワードに対し
て一般的な意味で考えられる。この一般化された場合に
おいては、次の条件がそれぞれ個別に有用であり、また
共に好適に存在する。
【0287】A)各々のデータバーストは固定および可
変部分を有し、また引き続くLビットの各々の可能なス
トリングはL−K可変ビットより少ないビットを含む。
可変部分は任意の値を取ることができ、また従って偶然
に可変データの引き続くLビットはチャネルS同期ワー
ドと同一のパターンを正確に与えることが仮定される。
引き続くLビットがL−K可変ビット以下のビットを含
むように可変データを分割することにより、可変データ
のこのようなパターンのL−Kビットがデータバースト
の破壊されないビット流として生じ、チャネルS同期ワ
ードの誤った認識に導く可能性が回避される。
変部分を有し、また引き続くLビットの各々の可能なス
トリングはL−K可変ビットより少ないビットを含む。
可変部分は任意の値を取ることができ、また従って偶然
に可変データの引き続くLビットはチャネルS同期ワー
ドと同一のパターンを正確に与えることが仮定される。
引き続くLビットがL−K可変ビット以下のビットを含
むように可変データを分割することにより、可変データ
のこのようなパターンのL−Kビットがデータバースト
の破壊されないビット流として生じ、チャネルS同期ワ
ードの誤った認識に導く可能性が回避される。
【0288】マルチプレクス2構造においては、チャネ
ルD部分は可変部分であり、チャネルS部分は(プレア
ンブル+チャネルS同期ワード)同期部分である。マル
チプレクス2バーストはチャネルDデータの32ビット
を搬送するが、これはチャネルSの34ビットにより分
離された2つの16ビット部分に分割され、従ってチャ
ネルDのみは24ビットチャネルS同期ワードの22ビ
ット以上を模倣することはできない。引き続くLビット
のストリングの可変ビットの最大数がL−K以下である
量は保護因子と見做すことができる。従って、可変ビッ
ト数がL−Kビットより小さく1ビットのとき、これは
1ビットの保護因子を与える。それが2ビット以下のと
きは、2ビットの保護因子を与える。受信データのエラ
ーにより可変データバースト部分に隣接する固定データ
バースト部分がビット数が少ないために可変ビットに含
まれ得ないチャネルS同期ワードの臨時ビットに類似す
ることをもたらす確率の点から、チャネルS同期ワード
に対する可変データの偶然の類似が正しくないバースト
同期へ導くという可能性に対してより大きな保護因子は
より良好な保護を与える。マルチプレクス2の場合、L
−Kは22であるが、連続する24ビットのストリング
は最大16可変ビットを単に含むことができ、6ビット
の保護因子を与える。
ルD部分は可変部分であり、チャネルS部分は(プレア
ンブル+チャネルS同期ワード)同期部分である。マル
チプレクス2バーストはチャネルDデータの32ビット
を搬送するが、これはチャネルSの34ビットにより分
離された2つの16ビット部分に分割され、従ってチャ
ネルDのみは24ビットチャネルS同期ワードの22ビ
ット以上を模倣することはできない。引き続くLビット
のストリングの可変ビットの最大数がL−K以下である
量は保護因子と見做すことができる。従って、可変ビッ
ト数がL−Kビットより小さく1ビットのとき、これは
1ビットの保護因子を与える。それが2ビット以下のと
きは、2ビットの保護因子を与える。受信データのエラ
ーにより可変データバースト部分に隣接する固定データ
バースト部分がビット数が少ないために可変ビットに含
まれ得ないチャネルS同期ワードの臨時ビットに類似す
ることをもたらす確率の点から、チャネルS同期ワード
に対する可変データの偶然の類似が正しくないバースト
同期へ導くという可能性に対してより大きな保護因子は
より良好な保護を与える。マルチプレクス2の場合、L
−Kは22であるが、連続する24ビットのストリング
は最大16可変ビットを単に含むことができ、6ビット
の保護因子を与える。
【0289】B)全体としてバーストの固定データ部分
から構成されるLビットのストリングは、同期ワードパ
ターンのいずれかと比較してK個以上のエラーを与えな
ければならない。これは、正確に正しい位置の正しい同
期ワードからなるストリングを除いて、同期ワード自身
の1部を含むストリングを含むLビットの固定データの
全てのストリングに適用される。更に、部分的に固定デ
ータからなり、部分的に可変データからなるストリング
も、可変データビットは何らのエラーも与えないと仮定
して、同期ワードのいずれかと比べたときK個以上のエ
ラーを与えなければならない。再び、保護因子を定義す
ることができる。この場合、保護因子は、これに基づい
て、同期ワードパターンのいずれかと比べて最小数のエ
ラーを与える固定データまたは一部固定され、一部可変
のデータのLビットのストリングにより与えられる過剰
なKにおけるエラーの数として与えられる。
から構成されるLビットのストリングは、同期ワードパ
ターンのいずれかと比較してK個以上のエラーを与えな
ければならない。これは、正確に正しい位置の正しい同
期ワードからなるストリングを除いて、同期ワード自身
の1部を含むストリングを含むLビットの固定データの
全てのストリングに適用される。更に、部分的に固定デ
ータからなり、部分的に可変データからなるストリング
も、可変データビットは何らのエラーも与えないと仮定
して、同期ワードのいずれかと比べたときK個以上のエ
ラーを与えなければならない。再び、保護因子を定義す
ることができる。この場合、保護因子は、これに基づい
て、同期ワードパターンのいずれかと比べて最小数のエ
ラーを与える固定データまたは一部固定され、一部可変
のデータのLビットのストリングにより与えられる過剰
なKにおけるエラーの数として与えられる。
【0290】理論的には、全ての可能なLビットのパタ
ーンを全ての可能なビットオフセット位置におけるバー
スト構造と比較することにより、所与のバースト構造に
対して条件B)を満足するLビットのパターンを見出す
ことが可能であり、あるいはこのようなパターンがない
ときは、条件B)を満足することに最も近くなるパター
ンを見出すことが可能である。実際には、任意の適度に
大きな値のLに対して、適当量の時間内にこのような比
較を行うことができない多くのLビットパターンが存在
する。しかし、同期ワード自身はデータバーストの固定
部分の全てまたは1部を形成するので、各々の同期ワー
ドパターンと1ビット以上オフセットされたそれ自身と
の自己相関度、および異なる同期ワードパターンの間
の、オフセットのある、またはない相互相関は共に上記
条件B)に関係する。
ーンを全ての可能なビットオフセット位置におけるバー
スト構造と比較することにより、所与のバースト構造に
対して条件B)を満足するLビットのパターンを見出す
ことが可能であり、あるいはこのようなパターンがない
ときは、条件B)を満足することに最も近くなるパター
ンを見出すことが可能である。実際には、任意の適度に
大きな値のLに対して、適当量の時間内にこのような比
較を行うことができない多くのLビットパターンが存在
する。しかし、同期ワード自身はデータバーストの固定
部分の全てまたは1部を形成するので、各々の同期ワー
ドパターンと1ビット以上オフセットされたそれ自身と
の自己相関度、および異なる同期ワードパターンの間
の、オフセットのある、またはない相互相関は共に上記
条件B)に関係する。
【0291】最悪の場合は、チャネルS同期ワードは可
変データのマルチプレクス構造に埋め込まれる。これら
の状況の下では、Mが同期ワードの、Sビットだけオフ
セットされたそれ自身との整合数であるときは、Sの全
ての値に対して、M+Sは上記条件B)を満足するL−
K以下でなければならない。オフセット量Sは整合数M
に付加され、これにより可変データの全てのビットが、
偶然に、これらのビットが比較される同期ワードのビッ
トと正確に一致する可能性が考慮される。SがLに近づ
くにつれ、従って同期ワードが、これが非常にわずかな
ビットだけそれ自身に単に重畳するような高い度合いま
でオフセットされるので、この条件は満足するのが一層
困難になる。しかしながら、上記の条件A)は、これが
引き続くLビットにおけるこの多くの可変データの存在
を禁止するので、SがL−Kに達しないように作用す
る。
変データのマルチプレクス構造に埋め込まれる。これら
の状況の下では、Mが同期ワードの、Sビットだけオフ
セットされたそれ自身との整合数であるときは、Sの全
ての値に対して、M+Sは上記条件B)を満足するL−
K以下でなければならない。オフセット量Sは整合数M
に付加され、これにより可変データの全てのビットが、
偶然に、これらのビットが比較される同期ワードのビッ
トと正確に一致する可能性が考慮される。SがLに近づ
くにつれ、従って同期ワードが、これが非常にわずかな
ビットだけそれ自身に単に重畳するような高い度合いま
でオフセットされるので、この条件は満足するのが一層
困難になる。しかしながら、上記の条件A)は、これが
引き続くLビットにおけるこの多くの可変データの存在
を禁止するので、SがL−Kに達しないように作用す
る。
【0292】適度に大きなLの値に対しては(即ち、適
度に長い同期ワードに対しては)、この条件を満足する
全ての可能な長さLのパターンを見出すことは極度に困
難であり、あるいはM+Sの最も大きな値が最大量だけ
L−K以下に残る長さLのパターンを見出すことは極度
に困難になる。あるいは、チャネルS同期ワードが可変
データに埋め込まれないマルチプレクス2およびマルチ
プレクス3などのバースト構造を使用することができる
ので、上記のようにすることは必ずしも適当ではない。
マルチプレクス3においては、チャネルS同期ワードは
いずれかの側に12ビットのプレアンブルを有してお
り、マルチプレクス2においてはその前方に10ビット
のプレアンブルを有しており、またその後の可変データ
は16ビットに制限される。実際問題としては、低い自
己相関および相互相関サイドローブを有するビットパタ
ーンは、これらが小さなM値を持ち易いので、上記条件
B)に適するようになると仮定するのが合理的である。
度に長い同期ワードに対しては)、この条件を満足する
全ての可能な長さLのパターンを見出すことは極度に困
難であり、あるいはM+Sの最も大きな値が最大量だけ
L−K以下に残る長さLのパターンを見出すことは極度
に困難になる。あるいは、チャネルS同期ワードが可変
データに埋め込まれないマルチプレクス2およびマルチ
プレクス3などのバースト構造を使用することができる
ので、上記のようにすることは必ずしも適当ではない。
マルチプレクス3においては、チャネルS同期ワードは
いずれかの側に12ビットのプレアンブルを有してお
り、マルチプレクス2においてはその前方に10ビット
のプレアンブルを有しており、またその後の可変データ
は16ビットに制限される。実際問題としては、低い自
己相関および相互相関サイドローブを有するビットパタ
ーンは、これらが小さなM値を持ち易いので、上記条件
B)に適するようになると仮定するのが合理的である。
【0293】Sビットのオフセットにおけるパターンの
それ自身との比較時の自己相関サイドローブの値が、本
特許出願の目的のために、このオフセットにおける上記
パターンのそれ自身との比較時の整合数マイナス不整合
数であるとして定義される。自己相関サイドローブの値
が全てのSの値(S=0:正しいアラインメントを除い
て)に対して計算されるときは、Sの全ての値に対して
見出される全ての自己相関サイドローブ値の最大値はビ
ットパターンの自己相関度の測度として取ることができ
る。この値が小さい程、このパターンはチャネルS同期
ワードに対する候補としてより適している。相互相関サ
イドローブは、この場合S=0における値も考慮されな
ければならないことを除くと、1同期ワードパターンの
他のパターンとの比較に対して、同様に定義される。
それ自身との比較時の自己相関サイドローブの値が、本
特許出願の目的のために、このオフセットにおける上記
パターンのそれ自身との比較時の整合数マイナス不整合
数であるとして定義される。自己相関サイドローブの値
が全てのSの値(S=0:正しいアラインメントを除い
て)に対して計算されるときは、Sの全ての値に対して
見出される全ての自己相関サイドローブ値の最大値はビ
ットパターンの自己相関度の測度として取ることができ
る。この値が小さい程、このパターンはチャネルS同期
ワードに対する候補としてより適している。相互相関サ
イドローブは、この場合S=0における値も考慮されな
ければならないことを除くと、1同期ワードパターンの
他のパターンとの比較に対して、同様に定義される。
【0294】図示した実施例の設計においては、条件
A)はマルチプレクス2およびマルチプレクス3バース
ト構造の設計により満足された。この場合、チャネルS
同期ワードの長さLは24であり、またチャネルS同期
ワードを認識する場合の許容エラー数Kは2である。マ
ルチプレクス2またはマルチプレクス3で送信される2
4ビットの連続するストリングにおいて、存在し得るチ
ャネルDビットの最大数は16であり、条件A)に対し
て6ビットの保護因子を与える。
A)はマルチプレクス2およびマルチプレクス3バース
ト構造の設計により満足された。この場合、チャネルS
同期ワードの長さLは24であり、またチャネルS同期
ワードを認識する場合の許容エラー数Kは2である。マ
ルチプレクス2またはマルチプレクス3で送信される2
4ビットの連続するストリングにおいて、存在し得るチ
ャネルDビットの最大数は16であり、条件A)に対し
て6ビットの保護因子を与える。
【0295】チャネルS同期ワードに対してビットパタ
ーンを適切に選択することにより条件B)を満足するも
のを求めることが決定された。マルチプレクス2および
マルチプレクス3におけるチャネルSのプレアンブルビ
ットが存在して、受信装置がビット同期を得ることを可
能にし、またこの目的とは、このビットパターンが変更
されて任意に選択されたチャネルS同期ワードパターン
と共に条件B)に関する性能を改良するかが干渉するも
のである。マルチプレクス3のチャネルDのプレアンブ
ルビットはまたビット同期を可能にするために有用であ
り、更にこのパターンはIDLEDに対するパターンと
同一であり、従ってチャネルDデータの誤った解釈をも
たらすことはない。このため、これらのビットパターン
を操作して条件B)に関する性能を改良する試みは望ま
しくないと考えられた。
ーンを適切に選択することにより条件B)を満足するも
のを求めることが決定された。マルチプレクス2および
マルチプレクス3におけるチャネルSのプレアンブルビ
ットが存在して、受信装置がビット同期を得ることを可
能にし、またこの目的とは、このビットパターンが変更
されて任意に選択されたチャネルS同期ワードパターン
と共に条件B)に関する性能を改良するかが干渉するも
のである。マルチプレクス3のチャネルDのプレアンブ
ルビットはまたビット同期を可能にするために有用であ
り、更にこのパターンはIDLEDに対するパターンと
同一であり、従ってチャネルDデータの誤った解釈をも
たらすことはない。このため、これらのビットパターン
を操作して条件B)に関する性能を改良する試みは望ま
しくないと考えられた。
【0296】計算を簡単にするために、良好な自己相関
性を有するもの、即ち最も大きな値の自己相関サイドロ
ーブに対して小さな値を有するものを選択することによ
り、同期ワードに対して良好な候補パターンを識別する
ことが先ず決定された。この定義により良好な自己相関
性を有するものを識別するため全ての可能な24ビット
2進パターンが検討された。
性を有するもの、即ち最も大きな値の自己相関サイドロ
ーブに対して小さな値を有するものを選択することによ
り、同期ワードに対して良好な候補パターンを識別する
ことが先ず決定された。この定義により良好な自己相関
性を有するものを識別するため全ての可能な24ビット
2進パターンが検討された。
【0297】含まれる計算量が多いため、候補パターン
は、マルチプレクス2またはマルチプレクス3の24ビ
ットの全ての可能なストリングに対してそう遇されたこ
とを保証するためにテストされることはなかった。代り
に、マルチプレクス3のテストおよびチャネルSのテス
トが使用された。
は、マルチプレクス2またはマルチプレクス3の24ビ
ットの全ての可能なストリングに対してそう遇されたこ
とを保証するためにテストされることはなかった。代り
に、マルチプレクス3のテストおよびチャネルSのテス
トが使用された。
【0298】マルチプレクス3テストには、24ビット
の候補パターンが可能な異なる18ビットオフセットの
各々において、8プレアンブル、10データ、マルチプ
レクス3のチャネルDに使用されたビット構成と比較さ
れた。オフセットの18ビット位置の後、これらのビッ
ト配置が反復し、これにより他のオフセットにおける比
較は不要になる。テストの結果は任意の比較ビットパタ
ーンと共に得られた最大整合数であった。このテストに
関して条件B)を満足するため、整合の最大数はL−K
以下、即ち22以下でなければならなかった。条件B)
に従って、チャネルDにおける全てのビットは24ビッ
ト候補パターンにおける対応するビットに対して完全な
整合を与えたということが仮定された。
の候補パターンが可能な異なる18ビットオフセットの
各々において、8プレアンブル、10データ、マルチプ
レクス3のチャネルDに使用されたビット構成と比較さ
れた。オフセットの18ビット位置の後、これらのビッ
ト配置が反復し、これにより他のオフセットにおける比
較は不要になる。テストの結果は任意の比較ビットパタ
ーンと共に得られた最大整合数であった。このテストに
関して条件B)を満足するため、整合の最大数はL−K
以下、即ち22以下でなければならなかった。条件B)
に従って、チャネルDにおける全てのビットは24ビッ
ト候補パターンにおける対応するビットに対して完全な
整合を与えたということが仮定された。
【0299】候補パターンは、プレアンブル部分のいず
れかの側の1つの8ビットプレアンブル部分および10
ビットデータ部分の各々の部分と整合されたとき最大数
の可変データビットと整合される。この場合は、24ビ
ットパターンは16可変ビットと整合される。これは、
パターンがマルチプレクス2における場合と整合可能な
最大数の可変データビットと同じであり、またマルチプ
レクス2におけるような16ビットの1部分よりむし
ろ、最高10ビットの2部分へのマルチプレクス3にお
ける可変ビットの分離は24ビット候補パターンに対す
るより厳しいテストを与えると考えられる。
れかの側の1つの8ビットプレアンブル部分および10
ビットデータ部分の各々の部分と整合されたとき最大数
の可変データビットと整合される。この場合は、24ビ
ットパターンは16可変ビットと整合される。これは、
パターンがマルチプレクス2における場合と整合可能な
最大数の可変データビットと同じであり、またマルチプ
レクス2におけるような16ビットの1部分よりむし
ろ、最高10ビットの2部分へのマルチプレクス3にお
ける可変ビットの分離は24ビット候補パターンに対す
るより厳しいテストを与えると考えられる。
【0300】更に、マルチプレクス2においては、チャ
ネルD符号ワードを送信するには2バーストが必要であ
り、またFILL−INワードを参照して上記したよう
に、同一のチャネルD符号ワードの破壊されない連続す
る反復を防止する規則が存在する。従って、マルチプレ
クス2バーストの可変データ部分はバースト毎に異な
り、数バーストを反復することはない。かくして、チャ
ネルS同期ワードの不当な認識に導くマルチプレクス2
バーストにおける任意の可変データパターンは反復され
ることはなく、また不当な認識から正当な認識への復旧
が迅速に生じるべきである。マルチプレクス3において
は、可変(チャネルD)部分はバースト毎に同一になり
易く、チャネルS同期ワードの不当な認識からの復旧を
より困難にする。従って、不当な認識の回避はマルチプ
レクス2におけるよりマルチプレクス3においてより重
要である。これらの理由から、可変データビットのマル
チプレクス2パターンを使用して対応するテストを実施
する必要があるとは考えられなかった。
ネルD符号ワードを送信するには2バーストが必要であ
り、またFILL−INワードを参照して上記したよう
に、同一のチャネルD符号ワードの破壊されない連続す
る反復を防止する規則が存在する。従って、マルチプレ
クス2バーストの可変データ部分はバースト毎に異な
り、数バーストを反復することはない。かくして、チャ
ネルS同期ワードの不当な認識に導くマルチプレクス2
バーストにおける任意の可変データパターンは反復され
ることはなく、また不当な認識から正当な認識への復旧
が迅速に生じるべきである。マルチプレクス3において
は、可変(チャネルD)部分はバースト毎に同一になり
易く、チャネルS同期ワードの不当な認識からの復旧を
より困難にする。従って、不当な認識の回避はマルチプ
レクス2におけるよりマルチプレクス3においてより重
要である。これらの理由から、可変データビットのマル
チプレクス2パターンを使用して対応するテストを実施
する必要があるとは考えられなかった。
【0301】全ての可能な24ビット2進パターンの間
で見出された最良の自己相関性能は最高の自己相関サイ
ドローブ値として+1の値を与えた、これらの値のいく
つかはマルチプレクス3テストにおいて条件B)を満足
した。しかしながら、これらの全ては、21の整合が可
能であったマルチプレクス3テストにおいて少なくとも
1つの位置を与えた。即ち、これらのパターンはマルチ
プレクス3テストにおいて単に1ビットの条件B)に対
する保護因子を与えた。
で見出された最良の自己相関性能は最高の自己相関サイ
ドローブ値として+1の値を与えた、これらの値のいく
つかはマルチプレクス3テストにおいて条件B)を満足
した。しかしながら、これらの全ては、21の整合が可
能であったマルチプレクス3テストにおいて少なくとも
1つの位置を与えた。即ち、これらのパターンはマルチ
プレクス3テストにおいて単に1ビットの条件B)に対
する保護因子を与えた。
【0302】これは、データの受信時に単一エラーが生
じたとき、チャネルS同期ワードの誤った認識がマルチ
プレクス3におけるチャネルDデータのある特定パター
ンと共に可能なので、満足するものではないと考えられ
た。マルチプレクス3で送信されるチャネルDデータは
PIDおよびLID符号なので、これは、基地局はチャ
ネルDの1部を小量のノイズが存在する場合のチャネル
S同期ワードと誤って識別し易いので、リンクの開始を
試みるとき過剰な故障率を受け、従ってマルチプレクス
3送信を正当に復号化できないことを意味した。従っ
て、+1の最大自己相関サイドローブ値を有する全ての
候補パターンは阻止され、また+2の最大自己相関サイ
ドローブ値を有する候補パターンが考えられた。マルチ
プレクス3テストにおける条件B)に対する2ビットの
保護因子を与える数個の符号が見出された。
じたとき、チャネルS同期ワードの誤った認識がマルチ
プレクス3におけるチャネルDデータのある特定パター
ンと共に可能なので、満足するものではないと考えられ
た。マルチプレクス3で送信されるチャネルDデータは
PIDおよびLID符号なので、これは、基地局はチャ
ネルDの1部を小量のノイズが存在する場合のチャネル
S同期ワードと誤って識別し易いので、リンクの開始を
試みるとき過剰な故障率を受け、従ってマルチプレクス
3送信を正当に復号化できないことを意味した。従っ
て、+1の最大自己相関サイドローブ値を有する全ての
候補パターンは阻止され、また+2の最大自己相関サイ
ドローブ値を有する候補パターンが考えられた。マルチ
プレクス3テストにおける条件B)に対する2ビットの
保護因子を与える数個の符号が見出された。
【0303】最高+2の自己相関サイドローブと共に候
補ビットパターンを受容することにより、ノイズの多い
雰囲気で不当なバーストタイミングが得られる機会が正
しいチャネルS同期ワードタイミングからオフセットさ
れたチャネルSデータを誤って解釈することにより、増
加される。しかしながら、この情況は、マルチプレクス
3テストにおける単に1ビットの保護因子から生じる問
題を若干の特定装置が受ける可能性に対しては好適であ
ると考えられた。
補ビットパターンを受容することにより、ノイズの多い
雰囲気で不当なバーストタイミングが得られる機会が正
しいチャネルS同期ワードタイミングからオフセットさ
れたチャネルSデータを誤って解釈することにより、増
加される。しかしながら、この情況は、マルチプレクス
3テストにおける単に1ビットの保護因子から生じる問
題を若干の特定装置が受ける可能性に対しては好適であ
ると考えられた。
【0304】マルチプレクス3テストにおける条件B)
に対するビット保護因子の2、1対の各々のメンバが他
方の逆ビットであるように与えるビットパターン対が識
別された。逆ビット対を使用することは、チャネルDお
よびチャネルSプレアンブル部分の極性の効果を考える
ことが不要になることを意味する。7個のこのような符
号および14個のこのようなパターンが見出された。こ
れらのパターンの各々が、その逆ビットを含む他のパタ
ーンの各々と比較されて相互相関値を決定した。パター
ンの2逆ビット対であって、それらの間の6相互相関に
対して相互相関ローブの最低の最大値を有するものが選
択された。
に対するビット保護因子の2、1対の各々のメンバが他
方の逆ビットであるように与えるビットパターン対が識
別された。逆ビット対を使用することは、チャネルDお
よびチャネルSプレアンブル部分の極性の効果を考える
ことが不要になることを意味する。7個のこのような符
号および14個のこのようなパターンが見出された。こ
れらのパターンの各々が、その逆ビットを含む他のパタ
ーンの各々と比較されて相互相関値を決定した。パター
ンの2逆ビット対であって、それらの間の6相互相関に
対して相互相関ローブの最低の最大値を有するものが選
択された。
【0305】これらの選択されたパターンに対してチャ
ネルSテストが実施された。このテストにおいては、4
つの符号の各々が4つの比較パターンの各々と全てのオ
フセットにおいて比較された。これらの比較パターンは
36ビット長であり、12プレアンブルビット、次の4
つの候補パターンのそれぞれのパターンとで構成され
た。この比較パターンはマルチプレクス3のチャネルS
サブマルチプレクスにおける1つの繰返しの構造と同じ
である。更に、この比較パターンはその内部にマルチプ
レクス2のチャネルSのパターンを含んでいる。従っ
て、このテストは、マルチプレクス2またはマルチプレ
クス3におけるチャネルSデータが間違ったチャネルS
同期ワードとして、または間違ったタイミングを有する
正しいワードとして不当に識別される確率の表示を与え
る。
ネルSテストが実施された。このテストにおいては、4
つの符号の各々が4つの比較パターンの各々と全てのオ
フセットにおいて比較された。これらの比較パターンは
36ビット長であり、12プレアンブルビット、次の4
つの候補パターンのそれぞれのパターンとで構成され
た。この比較パターンはマルチプレクス3のチャネルS
サブマルチプレクスにおける1つの繰返しの構造と同じ
である。更に、この比較パターンはその内部にマルチプ
レクス2のチャネルSのパターンを含んでいる。従っ
て、このテストは、マルチプレクス2またはマルチプレ
クス3におけるチャネルSデータが間違ったチャネルS
同期ワードとして、または間違ったタイミングを有する
正しいワードとして不当に識別される確率の表示を与え
る。
【0306】チャネルSテストにおいては、各々の候補
パターンがそれ自身を含むテストパターンと比較される
とき、この候補パターンがテストパターンにおいてそれ
自身と整合される場合に完全な24ビット整合が存在す
る。このデータは、これが不当な復号化よりもチャネル
Sの正しい復号化を代表するので不適切であり、従って
それは投棄された。この不適切なデータが投棄された
後、各々の逆ビット対に対する結果が検討されて、最大
整合数を与えるテストパターンのいずれかとのアライン
メントを決定した。1逆ビット対に対しては、この最大
数は15整合数であり、他のものに対しては最大数は1
4整合数であった。かくして、チャネルSテストは条件
B)に対してそれぞれ7ビットおよび8ビットの保護因
子を与えた。最大14整合数を与える逆ビット対および
8ビットの保護因子がチャネルマーカ符号CHMFおよ
びCHMPとして選択され、また他方の対が通常のチャ
ネルS同期ワードSYNCFおよびSYNCPとして選
択された。
パターンがそれ自身を含むテストパターンと比較される
とき、この候補パターンがテストパターンにおいてそれ
自身と整合される場合に完全な24ビット整合が存在す
る。このデータは、これが不当な復号化よりもチャネル
Sの正しい復号化を代表するので不適切であり、従って
それは投棄された。この不適切なデータが投棄された
後、各々の逆ビット対に対する結果が検討されて、最大
整合数を与えるテストパターンのいずれかとのアライン
メントを決定した。1逆ビット対に対しては、この最大
数は15整合数であり、他のものに対しては最大数は1
4整合数であった。かくして、チャネルSテストは条件
B)に対してそれぞれ7ビットおよび8ビットの保護因
子を与えた。最大14整合数を与える逆ビット対および
8ビットの保護因子がチャネルマーカ符号CHMFおよ
びCHMPとして選択され、また他方の対が通常のチャ
ネルS同期ワードSYNCFおよびSYNCPとして選
択された。
【0307】マルチプレクス3テストおよびチャネルS
テストにより与えられる条件B)に対する保護因子は単
に同期ワードと上記テストが実施されるバースト構造と
の間の特定のアラインメント群に適用されること、また
これらの保護因子が同期ワードとバースト構造との間の
全ての可能なアラインメントに対して与えられるという
ことは必ずしも保証されないことが注目されるべきであ
る。
テストにより与えられる条件B)に対する保護因子は単
に同期ワードと上記テストが実施されるバースト構造と
の間の特定のアラインメント群に適用されること、また
これらの保護因子が同期ワードとバースト構造との間の
全ての可能なアラインメントに対して与えられるという
ことは必ずしも保証されないことが注目されるべきであ
る。
【0308】しかしながら、マルチプレクス3テストは
マルチプレクス3の第1の4つのサブマルチプレクスを
通してビット配置を模写し、またチャネルSテストはマ
ルチプレクス3の第5サブマルチプレクスにおけるビッ
ト配置を模写する。第4および第5サブマルチプレクス
の間の遷移時に、可変チャネルDデータの10ビット
が、チャネルS同期ワードを構成する24Wビットの前
の14プレアンブルビット(第4サブマルチプレクスの
チャネルDから2、および第5サブマルチプレクスのチ
ャネルSから12)を伴う。この配置をマルチプレクス
3テストで使用される配置に適合させるために、可変ビ
ットに対する特定の値としてプレアンブルおよびWビッ
ト(これらは固定される)を扱うことが有効である。従
って、マルチプレクス3テストおよびそれらの間のチャ
ネルSテストの結果は、同期ワードおよびマルチプレク
ス3バースト構造の全ての可能なアラインメントにおけ
る条件B)に対して使用可能である保証を与える。
マルチプレクス3の第1の4つのサブマルチプレクスを
通してビット配置を模写し、またチャネルSテストはマ
ルチプレクス3の第5サブマルチプレクスにおけるビッ
ト配置を模写する。第4および第5サブマルチプレクス
の間の遷移時に、可変チャネルDデータの10ビット
が、チャネルS同期ワードを構成する24Wビットの前
の14プレアンブルビット(第4サブマルチプレクスの
チャネルDから2、および第5サブマルチプレクスのチ
ャネルSから12)を伴う。この配置をマルチプレクス
3テストで使用される配置に適合させるために、可変ビ
ットに対する特定の値としてプレアンブルおよびWビッ
ト(これらは固定される)を扱うことが有効である。従
って、マルチプレクス3テストおよびそれらの間のチャ
ネルSテストの結果は、同期ワードおよびマルチプレク
ス3バースト構造の全ての可能なアラインメントにおけ
る条件B)に対して使用可能である保証を与える。
【0309】チャネルS同期ワードに対して選択され、
16進および2進表示で表わされる値は次のように与え
られる。
16進および2進表示で表わされる値は次のように与え
られる。
【0310】当業者により認められるように、同様の性
能が、逆ビット順に上記で与えられたものと同じパター
ンであったチャネルS同期ワードに対して1組の4ビッ
トパターンと共に得ることができる。これらのパターン
は16進表示で0A727D、F5SD82、A0D8
D7、および5F2728として与えられる。
能が、逆ビット順に上記で与えられたものと同じパター
ンであったチャネルS同期ワードに対して1組の4ビッ
トパターンと共に得ることができる。これらのパターン
は16進表示で0A727D、F5SD82、A0D8
D7、および5F2728として与えられる。
【0311】同期ワードとして選択されたビットパター
ンに対する他のテストとして、可変データに埋め込まれ
たときのそれらの性能が検討された。選択されたビット
パターンの各々に対して、M+SがL−Kに等しいかそ
れより大きなその正しい位置からパターンがオフセット
される少なくとも1つのビット位置の数Sが存在するこ
とが見出された。即ち、可変データの全てのビットが完
全な整合を与えると仮定されるときは、24ビット同期
パターンに対する整合の全数が少なくとも22である少
なくとも1つのオフセット値Sが存在する。上記のよう
に、これは、Sが22に達すると実際には不可避であ
る。
ンに対する他のテストとして、可変データに埋め込まれ
たときのそれらの性能が検討された。選択されたビット
パターンの各々に対して、M+SがL−Kに等しいかそ
れより大きなその正しい位置からパターンがオフセット
される少なくとも1つのビット位置の数Sが存在するこ
とが見出された。即ち、可変データの全てのビットが完
全な整合を与えると仮定されるときは、24ビット同期
パターンに対する整合の全数が少なくとも22である少
なくとも1つのオフセット値Sが存在する。上記のよう
に、これは、Sが22に達すると実際には不可避であ
る。
【0312】同期ワード用に選択されたビットパターン
はそれにも関わらず実際には適している。マルチプレク
ス3データ構造の場合には、同期ワードは決して可変デ
ータに埋め込まれることはないが、常に12ビットのプ
レアンブルにより先行され、また12ビットのプレアン
ブルかまたは、第5サブマルチプレクスの最後の繰返し
の場合には送信終了のいずれかにより伴われる。上記の
ように、もし少なくとも2ビットが誤って受信される
(例えば、ノイズのために)ことがないときはマルチプ
レクス3で間違った認識は発生し得ないという保証が存
在する。マルチプレクス2においては、チャネル同期ワ
ードは常に10ビットのプレアンブルにより先行され、
また送信終了前に単に16ビットの可変チャネルDデー
タにより伴われる。従って、認識時に2つの許容された
エラーを考慮しても、同期ワードが完全に可変データに
埋め込まれ、誤り認識の最大確率に導く18以上のオフ
セット値は発生することができない。
はそれにも関わらず実際には適している。マルチプレク
ス3データ構造の場合には、同期ワードは決して可変デ
ータに埋め込まれることはないが、常に12ビットのプ
レアンブルにより先行され、また12ビットのプレアン
ブルかまたは、第5サブマルチプレクスの最後の繰返し
の場合には送信終了のいずれかにより伴われる。上記の
ように、もし少なくとも2ビットが誤って受信される
(例えば、ノイズのために)ことがないときはマルチプ
レクス3で間違った認識は発生し得ないという保証が存
在する。マルチプレクス2においては、チャネル同期ワ
ードは常に10ビットのプレアンブルにより先行され、
また送信終了前に単に16ビットの可変チャネルDデー
タにより伴われる。従って、認識時に2つの許容された
エラーを考慮しても、同期ワードが完全に可変データに
埋め込まれ、誤り認識の最大確率に導く18以上のオフ
セット値は発生することができない。
【0313】更に、マルチプレクス2の10プレアンブ
ルビットは同期ワードの前にあり、また同期ワードに隣
接する16チャネルDビットはその後に生じるので、チ
ャネルSコントローラ81、101が、誤り認識が実際
に生じた場合に同期ワードを検出できなかったときは、
隣接16チャネルDビットはチャネルS同期ワードの誤
り認識に単に導くことができる。チャネルSコントロー
ラ81、101が同期ワードの存在を、それが生じたと
きに、認識した場合は、フレームタイミングコントロー
ラ153はこの認識のタイミングを用いてフレームクロ
ック155を設定し、また同期ワード認識器137、1
39からの他の認識信号を、もしこのような他の誤った
出力が2〜3ビット周期後に与えられる場合は、無視す
ることになる。最後に、マルチプレクス2における時折
の不当認識は、不当認識からの修復が上記のようにマル
チプレクス2ではいずれにしても生じ易いので、もしそ
の頻度が低いときは、問題にはならない。
ルビットは同期ワードの前にあり、また同期ワードに隣
接する16チャネルDビットはその後に生じるので、チ
ャネルSコントローラ81、101が、誤り認識が実際
に生じた場合に同期ワードを検出できなかったときは、
隣接16チャネルDビットはチャネルS同期ワードの誤
り認識に単に導くことができる。チャネルSコントロー
ラ81、101が同期ワードの存在を、それが生じたと
きに、認識した場合は、フレームタイミングコントロー
ラ153はこの認識のタイミングを用いてフレームクロ
ック155を設定し、また同期ワード認識器137、1
39からの他の認識信号を、もしこのような他の誤った
出力が2〜3ビット周期後に与えられる場合は、無視す
ることになる。最後に、マルチプレクス2における時折
の不当認識は、不当認識からの修復が上記のようにマル
チプレクス2ではいずれにしても生じ易いので、もしそ
の頻度が低いときは、問題にはならない。
【0314】このような誤り認識の可能性が許容できる
程小さいということを決定するために、同期ワードがラ
ンダムに可変なデータ中に埋め込まれたと仮定された。
この場合は、誤り認識が特定数Sのビット期間のオフセ
ット時に生じる確率は、Sビットのランダムデータが、
Mを同期ワードがSビットのオフセット時にそれ自身と
共に持つ整合数とし、またNを同期ワードの全長(即ち
24)、更にKを引き続く認識時に許容されるエラー数
(即ち2)として、少なくとも(N−K−M)個の整合
を与える確率である。
程小さいということを決定するために、同期ワードがラ
ンダムに可変なデータ中に埋め込まれたと仮定された。
この場合は、誤り認識が特定数Sのビット期間のオフセ
ット時に生じる確率は、Sビットのランダムデータが、
Mを同期ワードがSビットのオフセット時にそれ自身と
共に持つ整合数とし、またNを同期ワードの全長(即ち
24)、更にKを引き続く認識時に許容されるエラー数
(即ち2)として、少なくとも(N−K−M)個の整合
を与える確率である。
【0315】任意のS値に対して、この確率は、2-SΣ
j=k j=0(〔N−jS −M〕)となる。但し(〔N−jS
−M〕)は二項係数である。
j=k j=0(〔N−jS −M〕)となる。但し(〔N−jS
−M〕)は二項係数である。
【0316】Sの全ての値、即ちS=1からS=23ま
でに対する上記確率値の和は、同期ワードがランダムデ
ータ中に埋め込まれているときは誤り検出出力の確率ま
たは頻度に対する指数を与える。1つの同期ワードの誤
り検出に対する、他のものがランダムデータ中に埋め込
まれているときの指数、即ち相互相関値は同じ式により
与えられるが、ゼロオフセット即ちS=0に対する確率
も含まれるべきである。
でに対する上記確率値の和は、同期ワードがランダムデ
ータ中に埋め込まれているときは誤り検出出力の確率ま
たは頻度に対する指数を与える。1つの同期ワードの誤
り検出に対する、他のものがランダムデータ中に埋め込
まれているときの指数、即ち相互相関値は同じ式により
与えられるが、ゼロオフセット即ちS=0に対する確率
も含まれるべきである。
【0317】次の第1、2、3表は、自身と比較された
ときの、また他の同期ワードの各々および「01010
00」プレアンブルパターンと比較されたときの同期ワ
ードの各々に対するピークサイドローブ値、整合のピー
ク数、および誤り検出値を与える。
ときの、また他の同期ワードの各々および「01010
00」プレアンブルパターンと比較されたときの同期ワ
ードの各々に対するピークサイドローブ値、整合のピー
ク数、および誤り検出値を与える。
【0318】
【表1】
【0319】
【表2】
【0320】
【表3】
【0321】表1および表2を比較すると、任意の比較
に対するピークサイドローブ値および整合ピーク数は必
ずしも同じオフセット量Sでは発生しないことが注目さ
れるべきである。表3において、「E」は「指数の(ex
ponential)」を意味し、更に第1の番号が第2の番号
の巾に対して10だけ乗じられるべきことを意味する。
従って、1.42E−3は0.00142を意味する。
に対するピークサイドローブ値および整合ピーク数は必
ずしも同じオフセット量Sでは発生しないことが注目さ
れるべきである。表3において、「E」は「指数の(ex
ponential)」を意味し、更に第1の番号が第2の番号
の巾に対して10だけ乗じられるべきことを意味する。
従って、1.42E−3は0.00142を意味する。
【0322】比較のため、24ビットパターン1111
00001111000011110000はピーク自
己相関サイドローブ値16を有し、その、任意のオフセ
ットにおける最大整合数は18、更にその誤り検出値は
1.47E−1または0.147(即ち、それがランダ
ムデータに埋め込まれ、それがそれ自身に対して正しく
ない認識出力を惹起し、パターンが現われた14.7%
の頻度に対して誤ったタイミングを有することを仮定し
て)であることが注目される。
00001111000011110000はピーク自
己相関サイドローブ値16を有し、その、任意のオフセ
ットにおける最大整合数は18、更にその誤り検出値は
1.47E−1または0.147(即ち、それがランダ
ムデータに埋め込まれ、それがそれ自身に対して正しく
ない認識出力を惹起し、パターンが現われた14.7%
の頻度に対して誤ったタイミングを有することを仮定し
て)であることが注目される。
【0323】変形例および他の例 図37は、図1に類似の概略図であり、変形基地局に対
する回路網リンク9を有する電気通信回路網1を示した
ものである。基地局189は通信回路網1に対する単一
の回路網リンク9を有しており、この点で図1の基地局
3に類似している。しかしながら、この基地局3は従来
の空中線43の代りに、分布形アンテナ191、例えば
ろうえい・フィーダを備えている。これは、比較的低い
電力の無線送信により基地局3により地理的対象領域の
改良を可能にするものである。
する回路網リンク9を有する電気通信回路網1を示した
ものである。基地局189は通信回路網1に対する単一
の回路網リンク9を有しており、この点で図1の基地局
3に類似している。しかしながら、この基地局3は従来
の空中線43の代りに、分布形アンテナ191、例えば
ろうえい・フィーダを備えている。これは、比較的低い
電力の無線送信により基地局3により地理的対象領域の
改良を可能にするものである。
【0324】基地局ユニット193は電気通信回路網1
に対する複数個の回路網リンク9を有しており、従って
異なる無線チャネル上で、それぞれの回路網リンク9お
よびそれぞれの無線リンク1に複数個の送受器11を接
続することができる。基地局ユニット193は図38に
概略図示したように構成される。各々が図16につき説
明した回路に類似する複数個の基地局制御回路55がそ
れぞれの電話結線45によりそれぞれの回路網リンク9
に接続される。送信/受信スイッチ91が、それぞれの
空中線43の代りに、無線信号コンバイナ195に接続
される。このコンバイナ195の動作を通して各々の個
別制御回路55は共通の空中線197により送信、受信
を行うことができる。1つの制御回路55による送信動
作により他の制御回路55の受信動作が妨害されないよ
うにするために、基地局ユニット193の基地局制御回
路55の全てに供するバーストタイミングは中央で制御
され、従ってそれらは同期して送受信動作する。
に対する複数個の回路網リンク9を有しており、従って
異なる無線チャネル上で、それぞれの回路網リンク9お
よびそれぞれの無線リンク1に複数個の送受器11を接
続することができる。基地局ユニット193は図38に
概略図示したように構成される。各々が図16につき説
明した回路に類似する複数個の基地局制御回路55がそ
れぞれの電話結線45によりそれぞれの回路網リンク9
に接続される。送信/受信スイッチ91が、それぞれの
空中線43の代りに、無線信号コンバイナ195に接続
される。このコンバイナ195の動作を通して各々の個
別制御回路55は共通の空中線197により送信、受信
を行うことができる。1つの制御回路55による送信動
作により他の制御回路55の受信動作が妨害されないよ
うにするために、基地局ユニット193の基地局制御回
路55の全てに供するバーストタイミングは中央で制御
され、従ってそれらは同期して送受信動作する。
【0325】図39の構成は図38の構成に対して類似
の動作を与えるが、この場合は各々の基地局制御回路5
5はコンバイナ195および共通空中線197の代りに
個別のそれぞれの空中線43を有している。このように
して、図39の構成は、各々が近接して単一回路網リン
ク9を有する基地局3の集団に類似する。しかしなが
ら、基地局ユニットが近接配置され、特にそれらの空中
線43が近接配置されているという点から、それぞれの
基地局制御回路55の間でバースト同期を保証し、それ
により1つの回路からの送信動作が他の回路による、送
受器11から信号を受ける試みを妨害することがないよ
うにすることが通常は必要である。
の動作を与えるが、この場合は各々の基地局制御回路5
5はコンバイナ195および共通空中線197の代りに
個別のそれぞれの空中線43を有している。このように
して、図39の構成は、各々が近接して単一回路網リン
ク9を有する基地局3の集団に類似する。しかしなが
ら、基地局ユニットが近接配置され、特にそれらの空中
線43が近接配置されているという点から、それぞれの
基地局制御回路55の間でバースト同期を保証し、それ
により1つの回路からの送信動作が他の回路による、送
受器11から信号を受ける試みを妨害することがないよ
うにすることが通常は必要である。
【0326】図40は他の変形例を示したもので、これ
は、基地局ユニットが相互通信のために複数の送受器1
1を接続することを可能にし、あるいは複数の送受器1
1を単一の回路網リンク9に接続して会議呼びを与える
ことを可能にするものである。複数個の基地局制御回路
199が設けられる。図40においては、これらの回路
は各々が図39の場合と同様に、それぞれの基地局空中
線43を有するものとして示してあるが、代りにコンバ
イナ195および共通空中線197を設けることができ
る。各々の基地局制御回路199は切替回路201に接
続され、この切替回路201は次にそれぞれの電話結線
45により1つ以上の回路網リンク9に接続される。切
替回路201が接続される回路網リンク9の個数は基地
局制御回路199のものよりわずかに少なくなされる。
切替回路201は、基地局制御回路199から受信され
た信号の制御下で動作して、それぞれの基地局制御回路
199を共に接続し、および/または通常の電話呼び設
備の他に相互通信/会議設備を提供するようにそれらを
電話結線45に接続する。
は、基地局ユニットが相互通信のために複数の送受器1
1を接続することを可能にし、あるいは複数の送受器1
1を単一の回路網リンク9に接続して会議呼びを与える
ことを可能にするものである。複数個の基地局制御回路
199が設けられる。図40においては、これらの回路
は各々が図39の場合と同様に、それぞれの基地局空中
線43を有するものとして示してあるが、代りにコンバ
イナ195および共通空中線197を設けることができ
る。各々の基地局制御回路199は切替回路201に接
続され、この切替回路201は次にそれぞれの電話結線
45により1つ以上の回路網リンク9に接続される。切
替回路201が接続される回路網リンク9の個数は基地
局制御回路199のものよりわずかに少なくなされる。
切替回路201は、基地局制御回路199から受信され
た信号の制御下で動作して、それぞれの基地局制御回路
199を共に接続し、および/または通常の電話呼び設
備の他に相互通信/会議設備を提供するようにそれらを
電話結線45に接続する。
【0327】各々の基地局制御回路199は図16によ
り示した基地局制御回路55と同じである。この場合、
切替回路201は、制御回路のそれぞれのラインインタ
フェース103から信号を受信し、同じインタフェース
に信号を送信する。しかしながら、基地局制御回路19
9は図16に示した構造の変形として与えることが好適
であり、その場合符号器83、復号器97およびライン
インタフェース103は設けられない。その代りに、切
替回路201はその電話接続45の各々に対して符号
器、復号器、およびラインインタフェースを備えるよう
にする。
り示した基地局制御回路55と同じである。この場合、
切替回路201は、制御回路のそれぞれのラインインタ
フェース103から信号を受信し、同じインタフェース
に信号を送信する。しかしながら、基地局制御回路19
9は図16に示した構造の変形として与えることが好適
であり、その場合符号器83、復号器97およびライン
インタフェース103は設けられない。その代りに、切
替回路201はその電話接続45の各々に対して符号
器、復号器、およびラインインタフェースを備えるよう
にする。
【0328】この場合、切替回路201は、もし信号が
回路網リンク9を通して送信されるときはプログラマブ
ルデマルチプレクサ95からチャネルBデータを受信
し、このデータをそれぞれの電話接続45の復号器97
に与え、また信号が他の送受器11から送信されるとき
は1つの基地局制御回路199のプログラマブルデマル
チプレクサ95からのチャネルB信号を他の基地局制御
回路199のプログラマブルマルチプレクサ85に与え
る。システムコントローラ99から、通常はラインイン
タフェース103に送信される信号は切替回路201の
動作を制御する切替制御ユニットを制御するために使用
されるか、または、適切なものとして、電話接続45に
係るラインインタフェース103に、または他の基地局
制御回路199のシステムコントローラ99に転送され
る。図38および図39の構成におけるように、基地局
制御回路199の動作のバーストタイミングは共通のバ
ーストタイミング信号を与えることにより同期化される
べきである。上記基地局の構成のいずれの場合も、空中
線43、197は図37に示したように、分布アンテナ
191により置き代えられる。
回路網リンク9を通して送信されるときはプログラマブ
ルデマルチプレクサ95からチャネルBデータを受信
し、このデータをそれぞれの電話接続45の復号器97
に与え、また信号が他の送受器11から送信されるとき
は1つの基地局制御回路199のプログラマブルデマル
チプレクサ95からのチャネルB信号を他の基地局制御
回路199のプログラマブルマルチプレクサ85に与え
る。システムコントローラ99から、通常はラインイン
タフェース103に送信される信号は切替回路201の
動作を制御する切替制御ユニットを制御するために使用
されるか、または、適切なものとして、電話接続45に
係るラインインタフェース103に、または他の基地局
制御回路199のシステムコントローラ99に転送され
る。図38および図39の構成におけるように、基地局
制御回路199の動作のバーストタイミングは共通のバ
ーストタイミング信号を与えることにより同期化される
べきである。上記基地局の構成のいずれの場合も、空中
線43、197は図37に示したように、分布アンテナ
191により置き代えられる。
【0329】本発明の上記実施例は、チャネルBを通し
ての通話を可能にするために基地局と送受器の間で無線
リンクが設定されるという想定に基づいて示された。し
かし、図15により説明したように、送受器11はパー
ソナルコンピュータまたは携帯式コンピュータ端末に組
み込んで無線リンクがコンピュータデータ信号を搬送し
得るようにしてもよい。この場合は、コンピュータデー
タ信号はマルチプレクス1のチャネルBにより搬送さ
れ、あるいはこれに代って無線リンクはマルチプレクス
1には決して移動せずまたコンピュータデータはマルチ
プレクス2を用いたチャネルDにおける特殊メッセージ
として搬送される。チャネルBおよびマルチプレクサ1
を用いたデータ通信は、各々のマルチプレクス1送信バ
ーストが64ビットのチャネルBを搬送し、これらの全
てがデータの搬送に用いられるので、かなり高速にな
る。マルチプレクス2においては、32ビットのチャネ
ルDのみがバーストあたり搬送され、更にチャネルDメ
ッセージを搬送するために使用される符号ワード構造は
コンピュータデータの搬送に使用可能なことを意味す
る。しかしながら、コンピュータデータを搬送するため
にチャネルDを使用した場合は、チャネルD送信がエラ
ー検出のために符号化されることから、若干の状況にお
いては都合がよい。チャネルDを通してコンピュータデ
ータを搬送するために無線リンクを使用したときは、リ
ンクが設定されていれば、マルチプレクス2でのみ通信
し、またリンク送信はマルチプレクス1を切り替えるこ
とはない。
ての通話を可能にするために基地局と送受器の間で無線
リンクが設定されるという想定に基づいて示された。し
かし、図15により説明したように、送受器11はパー
ソナルコンピュータまたは携帯式コンピュータ端末に組
み込んで無線リンクがコンピュータデータ信号を搬送し
得るようにしてもよい。この場合は、コンピュータデー
タ信号はマルチプレクス1のチャネルBにより搬送さ
れ、あるいはこれに代って無線リンクはマルチプレクス
1には決して移動せずまたコンピュータデータはマルチ
プレクス2を用いたチャネルDにおける特殊メッセージ
として搬送される。チャネルBおよびマルチプレクサ1
を用いたデータ通信は、各々のマルチプレクス1送信バ
ーストが64ビットのチャネルBを搬送し、これらの全
てがデータの搬送に用いられるので、かなり高速にな
る。マルチプレクス2においては、32ビットのチャネ
ルDのみがバーストあたり搬送され、更にチャネルDメ
ッセージを搬送するために使用される符号ワード構造は
コンピュータデータの搬送に使用可能なことを意味す
る。しかしながら、コンピュータデータを搬送するため
にチャネルDを使用した場合は、チャネルD送信がエラ
ー検出のために符号化されることから、若干の状況にお
いては都合がよい。チャネルDを通してコンピュータデ
ータを搬送するために無線リンクを使用したときは、リ
ンクが設定されていれば、マルチプレクス2でのみ通信
し、またリンク送信はマルチプレクス1を切り替えるこ
とはない。
【0330】他の変形例においては、送受器11はキー
パッド31なしに、または単に2〜3のキーを備え、従
って電話番号は送受器11からはダイヤルできないよう
に構成されている。このような送受器は単に呼びを受信
するためにのみ使用されるかまたは1つまたは2〜3の
予め選択された番号に対してのみ呼びを行うことが許容
される。これらの電話番号は送受器に記憶され、基地局
に自動的に送信される。一方、特に1つの番号のみが与
えられたときは、これは基地局により記憶され、送受器
のPIDに応じて選択される。以上に示した実施例は例
示として与えられたものであり、この他各種の変形例、
代替例が当業者には明らかであろう。
パッド31なしに、または単に2〜3のキーを備え、従
って電話番号は送受器11からはダイヤルできないよう
に構成されている。このような送受器は単に呼びを受信
するためにのみ使用されるかまたは1つまたは2〜3の
予め選択された番号に対してのみ呼びを行うことが許容
される。これらの電話番号は送受器に記憶され、基地局
に自動的に送信される。一方、特に1つの番号のみが与
えられたときは、これは基地局により記憶され、送受器
のPIDに応じて選択される。以上に示した実施例は例
示として与えられたものであり、この他各種の変形例、
代替例が当業者には明らかであろう。
例示として与えられる本発明の実施例を次の図面により
説明する。
説明する。
【図1】本発明を実施するシステムの基地局に接続され
た電気通信システムの概略図である。
た電気通信システムの概略図である。
【図2】本発明の実施例におけるバースト送信のパター
ンの概略図である。
ンの概略図である。
【図3】本発明の実施例におけるバースト中の無線周波
信号の周波数および振幅変化を示す概略図である。
信号の周波数および振幅変化を示す概略図である。
【図4】aおよびbは本発明の実施例に使用される信号
バーストにおける第1の形のデータ構造の第1および第
2変形例の概略図である。
バーストにおける第1の形のデータ構造の第1および第
2変形例の概略図である。
【図5】本発明の実施例に使用される信号バーストにお
ける第2の形のデータ構造の概略図である。
ける第2の形のデータ構造の概略図である。
【図6】本発明の実施例における基地局の送出サイクル
に対する、本発明の実施例の送受器により送信された第
3の形のデータ構造の相対タイミングの概略図である。
に対する、本発明の実施例の送受器により送信された第
3の形のデータ構造の相対タイミングの概略図である。
【図7】図6の要部を更に詳細に示す図である。
【図8】図6のデータ構造におけるデータ配置の概略図
である。
である。
【図9】図8の1部を更に詳細に示す図である。
【図10】本発明の実施例に使用する送受器の第1変形
例を示す図である。
例を示す図である。
【図11】本発明の実施例に使用する送受器の第2変形
例を示す図である。
例を示す図である。
【図12】本発明の実施例における送受器の1部の概略
図である。
図である。
【図13】本発明の実施例に使用する基地局の変形例の
概略図である。
概略図である。
【図14】本発明の実施例に使用する基地局の1部の概
略図である。
略図である。
【図15】送受器の制御回路の概略ブロック図である。
【図16】基地局の制御回路の概略ブロック図である。
【図17】図15および図16のプログラマブルマルチ
プレクサの概略ブロック図である。
プレクサの概略ブロック図である。
【図18】図15および図16のプログラマブルデマル
チプレクサの概略ブロック図である。
チプレクサの概略ブロック図である。
【図19】図15および図16のシステムコントローラ
の概略ブロック図である。
の概略ブロック図である。
【図20】図15および図16のSチャネルコントロー
ラの概略ブロック図である。
ラの概略ブロック図である。
【図21】基地局から送受器へのリンクの設定を示す流
れ図である。
れ図である。
【図22】基地局から送受器にリンクが設定されたとき
送信される信号のシーケンスの概略図である。
送信される信号のシーケンスの概略図である。
【図23】送受器から基地局へのリンクが設定のための
流れ図である。
流れ図である。
【図24】送受器から基地局にリンクが設定されたとき
送信される信号のシーケンスの概略図である。
送信される信号のシーケンスの概略図である。
【図25】Dチャネルにおけるデータの構造の全体図で
ある。
ある。
【図26】Dチャネル符号ワードがパケットに組み込ま
れ、パケットがメッセージに組み込まれる方法を示す概
略図である。
れ、パケットがメッセージに組み込まれる方法を示す概
略図である。
【図27】Dチャネル符号ワードの一般的なフォーマッ
トの概略図である。
トの概略図である。
【図28】Dチャネルの固定フォーマット形アドレス符
号ワードのフォーマットの概略図である。
号ワードのフォーマットの概略図である。
【図29】Dチャネルの可変フォーマット形アドレス符
号ワードのフォーマットの概略図である。
号ワードのフォーマットの概略図である。
【図30】Dチャネルのデータ符号ワードのフォーマッ
トの概略図である。
トの概略図である。
【図31】Dチャネルにおける固定長メッセージの構造
の概略図である。
の概略図である。
【図32】Dチャネルにおける可変長メッセージの構造
の概略図である。
の概略図である。
【図33】送受器から基地局に対してのみハンドシェー
クが失われるときリンク再確立に導くハンドシェーク信
号のシーケンスの概略図である。
クが失われるときリンク再確立に導くハンドシェーク信
号のシーケンスの概略図である。
【図34】基地局から送受器に対してのみハンドシェー
クが失われるときリンク再確立に導くハンドシェーク信
号のシーケンスの概略図である。
クが失われるときリンク再確立に導くハンドシェーク信
号のシーケンスの概略図である。
【図35】送受器または基地局において実施されるリン
ク品質モニタプロセスの流れ図である。
ク品質モニタプロセスの流れ図である。
【図36】Dチャネルにおけるフイル・イン(FILL
−IN)ワードの構造の概略図である。
−IN)ワードの構造の概略図である。
【図37】本発明の実施例に使用する他の形の基地局を
示す、図1に類似の図である。
示す、図1に類似の図である。
【図38】本発明を実施例する基地局に対する第1の他
の構造の詳細を示す図である。
の構造の詳細を示す図である。
【図39】本発明を実施する基地局に対する第2の他の
構造の詳細を示す図である。
構造の詳細を示す図である。
【図40】本発明を実施する基地局に対する第3の他の
構造を示す図である。
構造を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ビーズリー,グラハム エドガー イギリス.エスオー21 2エヌジェー, ハンプシャー,ウィンチェスター,スパ ーショルト,チャーチ レイン,アップ コット コッティジ (72)発明者 カント,クリス イギリス.ピーオー7 7エヌワイ,ハ ンプシャー,ポーツマス,ウォータール ーヴィル,ブルックヴェイル クローズ 14 (72)発明者 クリスプ,マルコルム イギリス.シービー4 5ピーテー,ケ ンブリッジシャー,オーヴァー,ワイン ズ レイン 3エー (72)発明者 デューデク,マイケル テー アメリカ合衆国.91301 カリフォルニ ア,アガウラ,ピニオン ストリート 6420 (72)発明者 グディングス,ルパート イギリス.シービー4 1デーデー,ケ ンブリッジ,エリザベス ウェイ 33 (72)発明者 オドハムズ,デヴィッド クロウフォー ド イギリス.シーエム16 5イーデー,エ セックス,エッピング,アルバニー コ ート 28 (72)発明者 プロクター,ピーター ニコラス イギリス.アールジー24 0ワイキュ ー,ハンプシャー,ベイシングストー ク,ライクピット,インクペン ガーデ ンズ 15 (72)発明者 ロジャーズ,イアン イギリス.ピーアール9 9アールエッ チ,マーシーサイド,サウスポート,ケ ンブリッジ ロード 64 (56)参考文献 特開 昭60−16037(JP,A) 特開 昭60−52134(JP,A) 特開 昭61−93731(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 7/00 - 7/38 H04B 7/24 - 7/26
Claims (2)
- 【請求項1】 ディジタルデータを搬送する交互バース
トの形で無線信号を交換することにより無線チャネルを
通して第1および第2装置(3,11)が互いに時分割
相互通信を行うことができ、これは、この時分割相互通
信の間で第1および第2装置の一方からの前記バースト
の送出が、第1および第2装置の他方による次のバース
トの送出が開始される前に完了するようになされる電気
通信システムにおいて、 少なくともいくつかのバーストは第1論理チャネル
(D)に供する情報とバースト中の異なる時点における
第2論理チャネル(B)に供する情報とからなり、第1
論理チャネル(D)のデータは送信エラーの検出を可能
にするように構築され、更に各々の前記装置は、これに
より、第2論理チャネル(B)の送信品質の表示とし
て、受信されたバースト中の第1論理チャネル(D)に
おける検出エラーを使用することを特徴とする電気通信
システム。 - 【請求項2】 ディジタルデータを搬送する交互バース
トの形で無線チャネルを通して第1および第2装置
(3,11)が互いに時分割相互通信を行い、これは、
この時分割相互通信の間に第1および第2装置の一方か
らの前記バーストの送出が、第1および第2装置の他方
による次のバーストが開始される前に完了するようにな
される電気通信方法において、 少なくとも若干のバーストは第1論理チャネル(D)に
供する情報とバーストの異なる時点における第2論理チ
ャネル(B)に供する情報からなり、第1論理チャネル
(D)のデータは送信エラーの検出を可能にするように
構築され、更に各々の前記装置は、これにより受信され
たバースト中の第1論理チャネルにおける検出エラーを
第2論理チャネル(B)の送信品質の表示として使用す
ることを特徴とする電気通信方法。
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