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JP3220644B2 - 移動通信方法及びその実施装置 - Google Patents

移動通信方法及びその実施装置

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Publication number
JP3220644B2
JP3220644B2 JP20803596A JP20803596A JP3220644B2 JP 3220644 B2 JP3220644 B2 JP 3220644B2 JP 20803596 A JP20803596 A JP 20803596A JP 20803596 A JP20803596 A JP 20803596A JP 3220644 B2 JP3220644 B2 JP 3220644B2
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JP
Japan
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mobile terminal
data
orthogonal code
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Application number
JP20803596A
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JPH1051377A (ja
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リアズ エスマイルザデ
隆 矢野
信数 土居
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Priority to CA 2212420 priority patent/CA2212420C/en
Priority to US08/907,088 priority patent/US6111869A/en
Priority to CN97117308A priority patent/CN1115891C/zh
Priority to CN2006100998174A priority patent/CN1893318B/zh
Priority to CNB031384129A priority patent/CN1311700C/zh
Publication of JPH1051377A publication Critical patent/JPH1051377A/ja
Priority to US09/512,820 priority patent/US6813261B1/en
Priority to JP2000168986A priority patent/JP3822028B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3220644B2 publication Critical patent/JP3220644B2/ja
Priority to US10/834,001 priority patent/US7545789B2/en
Priority to US11/637,044 priority patent/US7512100B2/en
Priority to US12/371,947 priority patent/US8213397B2/en
Priority to US13/490,744 priority patent/US8532068B2/en
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • H04B7/2628Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile using code-division multiple access [CDMA] or spread spectrum multiple access [SSMA]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/12Wireless traffic scheduling
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/709Correlator structure
    • H04B1/7093Matched filter type
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • H04W72/044Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
    • H04W72/0446Resources in time domain, e.g. slots or frames
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データの送受信を
行うスケジュールを定めた後に基地局と複数の移動端末
との間のデータの送受信を行う移動通信方法及びその実
施装置に関し、特に、複数のデータパケットを移動端末
から基地局に送信する際に、送信しようとするデータパ
ケットが移動端末に存在することを基地局に知らせて当
該データパケットを送受信するスケジュールを定めた後
に当該データパケットの送受信を行う移動通信方法及び
その実施装置に適用して有効な技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、基地局と複数の移動端末との間で
無線通信によりデータの送受信を行うものとして、送受
信を行うデータチャネルを予約した後にデータの送受信
を行う予約型の移動通信システムがある。
【0003】前記従来の予約型の移動通信システムで
は、予約パケットを送受信する予約チャネルと、予約パ
ケットに対する応答パケットを送受信する応答チャネル
と、データを送受信するデータチャネル等の複数のチャ
ネルを有しており、まず、データを送信しようとする移
動端末が予約チャネルを使用して予約パケットを基地局
に送り、送信しようとするデータが存在することを基地
局に知らせる。
【0004】移動端末から予約パケットを受信した基地
局は、前記移動端末が使用するデータチャネルや送信タ
イミングであるタイムスロットを割り当てた後、応答チ
ャネルを使用して前記割り当てたデータチャネルとタイ
ムスロットを前記移動端末に送信する。
【0005】基地局からの応答を受信した前記移動端末
は、前記割り当てられたデータチャネルとタイムスロッ
トを使用して移動端末から基地局へのデータの送信を行
う。
【0006】前記従来の予約型の移動通信システムの移
動端末は、基地局が割り当てたデータチャネルとタイム
スロットを使用してデータの送信を行うので、複数の移
動端末がデータを送信する場合でも、データチャネルで
のデータの衝突を防止することができる。
【0007】しかし、前記従来の予約型の移動通信シス
テムにおいて、複数の移動端末が基地局に予約パケット
を送信したときに基地局で複数の予約パケットが衝突す
ると、基地局で予約パケットの内容を正しく読み出すこ
とができないので、各移動端末では再度予約パケットを
送信する必要がある。
【0008】前記の様に予約パケットの再送を行う場合
には、予約パケットの衝突が再び生じない様に、ランダ
ムな長さの待ち時間を設定して待ち合わせ行った後に予
約パケットの再送を行うので、予約パケットが衝突する
とデータの伝送効率が大きく低下する。
【0009】また、前記従来の予約型の移動通信システ
ムでは、伝送したいデータ以外に予約を行う為の情報を
送受信するので、基地局と移動端末との間で送受信され
る全情報中で本来送信したいデータの占める割合が低く
なっている。
【0010】特に、前記従来の予約型の移動通信システ
ムにおいて、連続したデータを複数のデータパケットに
分割して伝送する場合には、個々のデータパケットの伝
送を行う度に予約パケットが送信されるので、基地局と
移動端末との間で送受信される全情報中のデータパケッ
トの占める割合は更に低くなる。
【0011】一方、符号分割多元接続(CDMA:Co
de Division Multiple Acce
ss)を適用した予約型の移動通信システムについて
は、「R.Esmailzadeh、N.Doi、H.
Masui、Y.Ohgoshi and T.Yan
o、“Spread Spectrum Slot R
eservation Multiple Acces
s”、IEEE VTC、April 1996、Vo
l.3、pp1715−1719」に記載されている。
【0012】その概要は、異なる複数の拡散符号として
疑似雑音(PN:Pseudo Noise)符号を用
いて複数の予約チャネル、応答チャネル及びデータチャ
ネルを形成し、前記複数の予約チャネルで伝送要求を行
った後に、応答チャネルで指定されたデータチャネルを
使用してデータの送受信を行うものである。
【0013】前記CDMAを用いた従来の予約型の移動
通信システムでは、複数の移動端末が基地局に予約パケ
ットを送信し、基地局で受信された複数の予約パケット
が時間軸上で部分的に重なっている場合でも、各予約パ
ケット間にPN符号を構成する最小単位である1チップ
以上のタイミングのずれがあれば、基地局で予約パケッ
トの内容を正しく読み出すことができる。
【0014】しかし、前記CDMAを用いた従来の予約
型の移動通信システムにおいて、部分的に重なっている
各予約パケット間のタイミングのずれが1チップより小
さい場合には、基地局で予約パケットの内容を正しく読
み出すことができないので、各移動端末では再度予約パ
ケットを送信する必要がある。
【0015】また、前記CDMAを用いた従来の予約型
の移動通信システムにおいても、伝送したいデータ以外
に予約を行う為の情報を送受信するので、基地局と移動
端末との間で送受信される全情報中で本来送信したいデ
ータの占める割合が低くなっている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
技術を検討した結果、以下の問題点を見い出した。
【0017】すなわち、前記従来の予約型の移動通信シ
ステムでは、複数の移動端末からの予約パケットが同時
に基地局に到着すると予約パケットの内容を読み出すこ
とができなくなる為、複数の予約パケットが衝突した場
合には予約パケットの再送が必要になるという問題があ
った。
【0018】前記従来の予約型の移動通信システムで
は、データの伝送のスケジュールを決定する予約パケッ
トの伝送を行う為、データの送信に必要な伝送出力以外
に予約パケットを送信する伝送出力が必要であり、予約
パケットの伝送電力相当分のデータの通信容量が低下す
るという問題があった。
【0019】本発明の目的は、基地局と複数の移動端末
との間で効率的なデータ通信を行うことが可能な技術を
提供することにある。
【0020】本発明の他の目的は、複数の移動端末から
基地局に複数のアラート信号が送信された場合でも個々
のアラート信号を検出することが可能な技術を提供する
ことにある。
【0021】本発明の他の目的は、移動端末から送信さ
れるアラート信号の出力値を低く設定することが可能な
技術を提供することにある。
【0022】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明かにな
るであろう。
【0023】
【課題を解決するための手段】本願によって開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0024】(1)データの送受信を行うスケジュール
を定めた後に前記スケジュールに従って基地局と複数の
移動端末との間のデータの送受信を行う移動通信方法に
おいて、送信するデータが存在することを示すアラート
信号として特定の直交符号を移動端末から基地局に送信
し、移動端末から基地局に送信されたアラート信号中に
特定の直交符号が含まれているかどうかを基地局で検出
し、移動端末から基地局に送信されたアラート信号中に
特定の直交符号が含まれていることが検出されたとき
に、前記検出された直交符号を示す情報と移動端末から
基地局へデータを送信するスケジュールとを前記アラー
ト信号への応答であるアラート応答として基地局から移
動端末に送信し、移動端末から基地局に送信された前記
アラート信号に使用した直交符号を示す情報が基地局か
ら移動端末に送信された前記アラート応答中に含まれて
いるときに、前記アラート応答中のデータの送信スケジ
ュールを移動端末で読み出して前記読み出したスケジュ
ールに従って移動端末から基地局へデータを送信するも
のである。
【0025】前記移動通信方法において、基地局と移動
端末との間でデータの送受信を行う場合には、まず、デ
ータを送信しようとする移動端末が複数の直交符号の中
から特定の直交符号を選択して発生し、前記発生した直
交符号を送信するデータが存在することを示すアラート
信号として移動端末から基地局に送信する。
【0026】ここで、前記移動端末がアラート信号とし
て基地局に送信する直交符号とは、同一の符号同士の内
積が特定の値となり、異なる符号同士の内積が零となる
符号を指している。
【0027】前記アラート信号を受信した基地局は直交
符号を発生し、移動端末から基地局に送信されたアラー
ト信号中に前記発生した直交符号が含まれているかどう
かを調べる。
【0028】移動端末から基地局に送信されたアラート
信号中に前記基地局で発生した直交符号が含まれている
ことが検出されると前記アラート信号を受信した基地局
は、移動端末から基地局へデータを送信するスケジュー
ルを決定し、前記検出された直交符号を示す情報と前記
決定した移動端末から基地局へデータを送信するスケジ
ュールとを前記アラート信号への応答であるアラート応
答として基地局から移動端末に送信する。
【0029】前記アラート応答を受信した移動端末は、
移動端末から基地局に送信した直交符号と前記アラート
応答中に格納された情報が示す直交符号とを比較し、移
動端末から基地局に送信された前記アラート信号に使用
した直交符号を示す情報が基地局から移動端末に送信さ
れた前記アラート応答中に含まれているかどうかを調べ
る。
【0030】移動端末がアラート信号に使用した直交符
号を示す情報が基地局からのアラート応答中に含まれて
いるときに、前記アラート応答中のデータの送信スケジ
ュールを移動端末で読み出して、前記読み出したスケジ
ュールに従って移動端末から基地局へデータを送信す
る。
【0031】以上の様に、前記移動通信方法によれば、
直交符号を用いたアラート信号によりスケジュールを定
めた後にデータの送受信を行うので、基地局と複数の移
動端末との間で効率的なデータ通信を行うことが可能で
ある。
【0032】(2)前記(1)に記載された移動通信方
法において、前記移動端末から基地局に送信されたアラ
ート信号と基地局で発生した複数の直交符号中の個々の
直交符号とを乗算し、前記アラート信号中に特定の直交
符号が含まれているかどうかを検出するものである。
【0033】前記移動通信方法において、基地局は、移
動端末からアラート信号を受信すると複数の直交符号を
発生し、前記移動端末から基地局に送信されたアラート
信号と前記基地局で発生した複数の直交符号中の個々の
直交符号とを乗算し、前記乗算結果により前記受信した
アラート信号中の直交符号を検出する。
【0034】複数の移動端末が同時に基地局へアラート
信号を送信すると、基地局で受信されるアラート信号中
には複数の直交符号が含まれることになるが、同一の直
交符号同士の内積は特定の値となり、異なる直交符号同
士の内積は零となるので、複数の直交符号を含むアラー
ト信号と基地局が発生した複数の直交符号の個々の直交
符号とを乗算し、個々の直交符号毎に乗算結果を調べる
ことにより、前記アラート信号中に複数の直交符号が含
まれている場合でも、その中に特定の直交符号が含まれ
ているかどうかを検出することができる。
【0035】以上の様に、前記移動通信方法によれば、
同一の直交符号同士の乗算結果は特定の値になり、異な
る直交符号同士の乗算結果は零となるので、複数の移動
端末から基地局に複数のアラート信号が送信された場合
でも個々のアラート信号を検出することが可能である。
【0036】(3)前記(2)に記載された移動通信方
法において、前記移動端末から基地局に送信されたアラ
ート信号と基地局で発生した直交符号との乗算結果につ
いて前記直交符号を構成する複数のビット期間毎に前記
乗算結果を累算し、前記アラート信号中に特定の直交符
号が含まれているかどうかを検出するものである。
【0037】前記移動通信方法において、基地局は、移
動端末からアラート信号を受信すると、前記移動端末か
ら基地局に送信されたアラート信号と基地局で発生した
直交符号とを乗算し、前記直交符号を構成する複数のビ
ット期間毎に前記乗算結果を累算する。
【0038】前述の様に、前記移動通信方法において、
受信したアラート信号中の直交符号と基地局で発生した
直交符号との内積を前記直交符号を構成する複数のビッ
ト期間毎に累算すると、各ビット期間中のノイズ成分が
相殺されるので、アラート信号のS/N比が向上する。
【0039】この為、前記移動端末から送信されるアラ
ート信号の出力値を低く設定することが可能となり、ア
ラート信号を送信するアラートチャネルの出力を節約し
てデータチャネルの数を増加させることができる。
【0040】以上の様に、前記移動通信方法によれば、
複数のビット期間の直交符号を累算してアラート信号の
受信を検出するので、移動端末から送信されるアラート
信号の出力値を低く設定することが可能である。
【0041】(4)データの送受信を行うスケジュール
を定めた後に前記スケジュールに従って基地局と複数の
移動端末との間のデータの送受信を行う移動通信装置に
おいて、送信するデータが存在することを示すアラート
信号として特定の直交符号を移動端末から基地局に送信
するアラート信号送信手段と、移動端末から基地局に送
信されたアラート信号中に特定の直交符号が含まれてい
るかどうかを基地局で検出するアラート信号受信手段
と、移動端末から基地局に送信されたアラート信号中に
特定の直交符号が含まれていることが検出されたとき
に、前記検出された直交符号を示す情報と移動端末から
基地局へデータを送信するスケジュールとを前記アラー
ト信号への応答であるアラート応答として基地局から移
動端末に送信するアラート応答送信手段と、移動端末か
ら基地局に送信された前記アラート信号に使用した直交
符号を示す情報が基地局から移動端末に送信された前記
アラート応答中に含まれているときに、前記アラート応
答中のデータの送信スケジュールを移動端末で読み出す
アラート応答受信手段とを備えるものである。
【0042】前記移動通信装置において、基地局と移動
端末との間でデータの送受信を行う場合には、まず、デ
ータを送信しようとする移動端末が、アラート信号送信
手段により、複数の直交符号の中から特定の直交符号を
選択して発生し、前記発生した直交符号を送信するデー
タが存在することを示すアラート信号として移動端末か
ら基地局に送信する。
【0043】前記アラート信号を受信した基地局は、ア
ラート信号受信手段により、直交符号を発生し、移動端
末から基地局に送信されたアラート信号中に前記発生し
た直交符号が含まれているかどうかを調べる。
【0044】移動端末から基地局に送信されたアラート
信号中に前記基地局が発生した直交符号が含まれている
ことが検出されると前記アラート信号を受信した基地局
は、アラート応答送信手段により、移動端末から基地局
へデータを送信するスケジュールを決定し、前記検出さ
れた直交符号を示す情報と前記決定した移動端末から基
地局へデータを送信するスケジュールとを前記アラート
信号への応答であるアラート応答として基地局から移動
端末に送信する。
【0045】前記アラート応答を受信した移動端末は、
アラート応答受信手段により、移動端末から基地局に送
信した直交符号と前記アラート応答中に格納された情報
が示す直交符号とを比較し、移動端末から基地局に送信
された前記アラート信号に使用した直交符号を示す情報
が基地局から移動端末に送信された前記アラート応答中
に含まれているかどうかを調べる。
【0046】移動端末がアラート信号に使用した直交符
号を示す情報が基地局からのアラート応答中に含まれて
いるときに、前記アラート応答中のデータの送信スケジ
ュールを移動端末で読み出して、前記読み出したスケジ
ュールに従って移動端末から基地局へデータを送信す
る。
【0047】以上の様に、前記移動通信装置によれば、
直交符号を用いたアラート信号によりスケジュールを定
めた後にデータの送受信を行うので、基地局と複数の移
動端末との間で効率的なデータ通信を行うことが可能で
ある。
【0048】(5)前記(4)に記載された移動通信装
置において、前記アラート信号受信手段は、前記移動端
末から基地局に送信されたアラート信号と基地局で発生
した複数の直交符号中の個々の直交符号との乗算を行う
乗算手段を備えるものである。
【0049】前記移動通信装置の基地局は、移動端末か
らアラート信号を受信すると、前記アラート信号受信手
段により、複数の直交符号を発生し、前記移動端末から
基地局に送信されたアラート信号と前記基地局で発生し
た複数の直交符号中の個々の直交符号とを前記乗算手段
により乗算し、前記乗算結果により前記受信したアラー
ト信号中の直交符号を検出する。
【0050】複数の移動端末が同時に基地局へアラート
信号を送信すると、基地局で受信されるアラート信号中
には複数の直交符号が含まれることになるが、同一の直
交符号同士の内積は特定の値となり、異なる直交符号同
士の内積は零となるので、複数の直交符号を含むアラー
ト信号と基地局が発生した複数の直交符号の個々の直交
符号とを前記乗算手段により乗算し、個々の直交符号毎
に乗算結果を調べることにより、前記アラート信号中に
複数の直交符号が含まれている場合でも、その中に特定
の直交符号が含まれているかどうかを検出することがで
きる。
【0051】以上の様に、前記移動通信装置によれば、
同一の直交符号同士の乗算結果は特定の値になり、異な
る直交符号同士の乗算結果は零となるので、複数の移動
端末から基地局に複数のアラート信号が送信された場合
でも個々のアラート信号を検出することが可能である。
【0052】(6)前記(5)に記載された移動通信装
置において、前記アラート信号受信手段は、前記移動端
末から基地局に送信されたアラート信号と基地局で発生
した直交符号との乗算結果について前記直交符号を構成
する複数のビット期間毎に前記乗算結果を累算する累算
手段を備えるものである。
【0053】前記移動通信装置の基地局は、移動端末か
らアラート信号を受信すると、前記アラート信号受信手
段により、前記移動端末から基地局に送信されたアラー
ト信号と基地局で発生した直交符号とを乗算し、前記直
交符号を構成する複数のビット期間毎に前記乗算結果を
前記累算手段により累算する。
【0054】前述の様に、前記移動通信装置の基地局に
おいて、受信したアラート信号中の直交符号と基地局で
発生した直交符号との内積を前記直交符号を構成する複
数のビット期間毎に累算すると、各ビット期間中のノイ
ズ成分が相殺されるので、アラート信号のS/N比が向
上する。
【0055】この為、前記移動通信装置の移動端末から
送信されるアラート信号の出力値を低く設定することが
可能となり、アラート信号を送信するアラートチャネル
の出力を節約してデータチャネルの数を増加させること
ができる。
【0056】以上の様に、前記移動通信装置によれば、
複数のビット期間の直交符号を累算してアラート信号の
受信を検出するので、移動端末から送信されるアラート
信号の出力値を低く設定することが可能である。
【0057】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の移動通信方法及
びその実施装置において、複数の移動端末から基地局に
送信要求があることを示すアラート信号を送信して送信
スケジュールを決定した後に、基地局と複数の移動端末
との間で無線通信によりデータパケットの送受信を行う
一実施形態の移動通信装置について説明する。
【0058】図1は、本実施形態の移動通信装置の概略
構成を示す図である。図1において、100及び101
は基地局、110〜115は移動端末、120〜122
は送信要求、130〜132は送信スケジュールであ
る。
【0059】図1に示す様に、本実施形態の移動通信装
置は、基地局100及び101と、移動端末110〜1
15と、送信要求120〜122と、送信スケジュール
130〜132とを有している。
【0060】また、図1に示す様に、本実施形態の移動
通信装置では、基地局100と移動端末110〜112
とを無線通信チャネルで接続し、基地局100の通信エ
リアである特定のセル内で基地局100と移動端末11
0〜112との通信を行っている。
【0061】更に、本実施形態の移動通信装置の基地局
100及び移動端末110〜112は、移動通信交換局
を介して基地局101の通信エリア内の移動端末113
〜115との通信を行ったり、また、移動通信交換局か
ら公衆回線への通信を行っている。
【0062】本実施形態の移動通信装置において、デー
タパケットを送信しようとする移動端末110〜112
は、送信要求120〜122として直交符号を基地局1
00に送信し、送信しようとするデータパケットが移動
端末110〜112に存在することを基地局100に知
らせる。
【0063】移動端末110〜112から送信要求12
0〜122を受信した基地局100は、移動端末110
〜112が使用するタイムスロットやデータチャネルを
決定して送信スケジュール130〜132を作成し、前
記作成した送信スケジュール130〜132を移動端末
110〜112に応答する。
【0064】基地局100から送信スケジュール130
〜132を受信した移動端末110〜112は、受信し
た送信スケジュール130〜132が示すタイムスロッ
トやデータチャネルに従ってデータパケットを送信す
る。
【0065】図2は、本実施形態の移動通信装置の基地
局100の概略構成を示す図である。図2において、2
01はCPU、202はメモリ、203はディスプレイ
装置、204は入出力装置、205はデジタルシグナル
プロセッサ(以下DSPと記載する)、206は移動通
信交換局インタフェース部、210はアンテナ、211
はパイロットチャネル変調器、212はACK/NAC
K又はアラート応答チャネル変調器、213はデータチ
ャネル変調器、214はアラートチャネル累算器、21
5はPN符号発生器、221〜225は乗算器、231
及び232は加算器、241〜243はデータチャネル
マッチドフィルタ、250はアラートチャネルマッチド
フィルタである。
【0066】図2に示す様に、本実施形態の移動通信装
置の基地局100は、CPU201と、メモリ202
と、ディスプレイ装置203と、入出力装置204と、
DSP205と、移動通信交換局インタフェース部20
6と、アンテナ210と、パイロットチャネル変調器2
11と、ACK/NACK又はアラート応答チャネル変
調器212と、データチャネル変調器213と、アラー
トチャネル累算器214と、PN符号発生器215と、
乗算器221〜225と、加算器231及び232と、
データチャネルマッチドフィルタ241〜243と、ア
ラートチャネルマッチドフィルタ250とを有してい
る。
【0067】また、図2に示す様に、本実施形態の移動
通信装置の基地局100では、基地局100全体の動作
を制御するCPU201と、基地局100全体の動作を
制御する制御プログラムをロードするメモリ202と、
基地局100の動作状態を表示するディスプレイ装置2
03と、基地局100への動作の指示等の入出力処理を
行う入出力装置204と、移動端末110〜112との
通信処理を制御するDSP205と、移動通信交換局と
接続する移動通信交換局インタフェース部206とを接
続している。
【0068】本実施形態の移動通信装置の基地局100
は、CDMAにより移動端末110〜112との通信を
行う装置であり、基地局100と移動端末110〜11
2との間には、パイロットチャネル、ACK/NACK
又はアラート応答チャネル、アラートチャネル及び複数
のデータチャネルが形成されている。
【0069】本実施形態の移動通信装置の基地局100
のDSP205には、パイロットチャネル変調器211
と、ACK/NACK又はアラート応答チャネル変調器
212と、データチャネル変調器213とアラートチャ
ネル累算器214と、PN符号発生器215と、データ
チャネルマッチドフィルタ241〜243とが接続され
ている。
【0070】基地局100のパイロットチャネル変調器
211は、移動端末110〜112が受信するパイロッ
ト信号を送信するパイロットチャネルの変調を行う変調
器である。
【0071】基地局100のACK/NACK又はアラ
ート応答チャネル変調器212は、移動端末110〜1
12からのデータパケットの受信の成功/不成功を示す
ACK/NACKと、移動端末110〜112から受信
したアラート信号への応答であるアラート応答とを送信
するACK/NACK又はアラート応答チャネルの変調
を行う変調器である。
【0072】基地局100のACK/NACK又はアラ
ート応答チャネル変調器212は、移動端末110〜1
12から基地局100に送信されたアラート信号中に特
定の直交符号が含まれていることが検出されたときに、
前記検出された直交符号を示す情報と移動端末110〜
112から基地局100へデータパケットを送信するス
ケジュールとをアラート応答として基地局100から移
動端末110〜112に送信するアラート応答送信手段
に相当するものである。
【0073】基地局100のデータチャネル変調器21
3は、移動端末110〜112から受信したデータパケ
ットを送信する複数のデータチャネルの変調を行う変調
器である。
【0074】基地局100のアラートチャネル累算器2
14は、アラートチャネルマッチドフィルタ250を介
して受信されたアラートチャネルの信号を累算するもの
であり、移動端末110〜112から基地局100に送
信されたアラート信号中に特定の直交符号が含まれてい
るかどうかを検出するアラート信号受信手段に相当す
る。
【0075】基地局100のPN符号発生器215は、
パイロットチャネル、アラートチャネル、ACK/NA
CK又はアラート応答チャネル及びデータチャネルの各
チャネル毎に異なるPN符号を発生する符号発生器であ
る。
【0076】基地局100のデータチャネルマッチドフ
ィルタ241〜243は、複数のデータチャネルの各デ
ータチャネルのPN符号に一致する伝送データを取り出
すフィルタである。
【0077】本実施形態の移動通信装置の基地局100
は、パイロットチャネル変調器211により変調された
パイロット信号とPN符号発生器215が発生したパイ
ロットチャネル用PN符号とを乗算器221により乗算
した後、加算器231及び乗算器224を介し、下りの
搬送周波数ffでアンテナ210から移動端末110〜
112にパイロット信号を送信する。
【0078】同様にして、本実施形態の移動通信装置の
基地局100は、ACK/NACK又はアラート応答チ
ャネル変調器212により変調されたACK/NACK
又はアラート応答及びデータチャネル変調器213によ
り変調されたデータパケットと、PN符号発生器215
が発生したACK/NACK又はアラート応答チャネル
用PN符号及びデータチャネル用PN符号とを、それぞ
れ乗算器222〜223により乗算した後、加算器23
1及び232並びに乗算器224を介し、下りの搬送周
波数ffでアンテナ210から移動端末110〜112
に各信号を送信する。
【0079】また、本実施形態の移動通信装置の基地局
100は、上りの搬送周波数frで移動端末110〜1
12から送信された信号をアンテナ210を介して受信
すると、PN符号発生器215によって発生したデータ
チャネル用PN符号及びアラートチャネル用PN符号
と、データチャネルマッチドフィルタ241〜243及
びアラートチャネルマッチドフィルタ250とによっ
て、受信した信号を各データチャネルの信号とアラート
チャネルの信号に分離し、各データチャネルの信号をD
SP205に入力すると共にアラートチャネルの信号を
アラートチャネル累算器214に入力する。
【0080】図3は、本実施形態の移動通信装置の基地
局100のアラートチャネル累算器214の概略構成を
示す図である。図3において、300は直交符号発生
器、311〜314は乗算器、321〜324は累算器
である。
【0081】図3に示す様に、本実施形態の移動通信装
置の基地局100のアラートチャネル累算器214は、
直交符号発生器300と、乗算器311〜314と、累
算器321〜324とを有している。
【0082】また、図3に示す様に、本実施形態の移動
通信装置の基地局100のアラートチャネル累算器21
4では、複数の直交符号を発生する直交符号発生器30
0を乗算器311〜314に接続し、アラートチャネル
マッチドフィルタ250からのアラートチャネルの信号
と直交符号とを乗算した信号を累算器321〜324に
よって累算してアラート信号を検出している。
【0083】本実施形態の移動通信装置の基地局100
のアラートチャネル累算器214の直交符号発生器30
0は、移動端末110〜112が発生する直交符号と等
しい複数の直交符号を発生し、乗算器311〜314の
各乗算器毎に異なる直交符号を入力する符号発生器であ
る。
【0084】基地局100のアラートチャネル累算器2
14の乗算器311〜314は、アラートチャネルマッ
チドフィルタ250から入力された信号に、直交符号発
生器300からの直交符号を乗算し、累算器321〜3
24に入力するものである。
【0085】基地局100のアラートチャネル累算器2
14の累算器321〜324は、乗算器311〜314
の出力を特定のビット期間毎に累算して、特定の直交符
号に一致するアラート信号が受信されているかどうかを
検出するものである。
【0086】本実施形態の移動通信装置の基地局100
のアラートチャネル累算器214は、アラートチャネル
マッチドフィルタ250を介して入力したアラートチャ
ネルの信号と直交符号発生器300により発生された異
なる複数の直交符号とを乗算器311〜314により乗
算して前記乗算結果を累算器321〜324により累算
する。
【0087】図4は、本実施形態の移動通信装置の移動
端末110〜112の概略構成を示す図である。図4に
おいて、401はCPU、402はメモリ、403はデ
ィスプレイ装置、404は入出力装置、405はDS
P、410はアンテナ、411はデータパケット送信変
調器、412はアラートチャネル変調器、413はパイ
ロットチャネル復調器、414はデータチャネル復調
器、415はACK/NACK又はアラート応答チャネ
ル復調器、416はPN符号発生器、421〜427は
乗算器、431は加算器である。
【0088】図4に示す様に、本実施形態の移動通信装
置の移動端末110〜112は、CPU401と、メモ
リ402と、ディスプレイ装置403と、入出力装置4
04と、DSP405と、アンテナ410と、データパ
ケット送信変調器411と、アラートチャネル変調器4
12と、パイロットチャネル復調器413と、データチ
ャネル復調器414と、ACK/NACK又はアラート
応答チャネル復調器415と、PN符号発生器416
と、乗算器421〜427と、加算器431とを有して
いる。
【0089】また、図4に示す様に、本実施形態の移動
通信装置の移動端末110〜112では、装置全体の動
作を制御するCPU401と、制御プログラムをロード
するメモリ402と、動作状態を表示するディスプレイ
装置403と、送受信するデータの入出力処理を行う入
出力装置404と、基地局100との通信処理を制御す
るDSP405とを接続している。
【0090】本実施形態の移動通信装置の移動端末11
0〜112のDSP405には、データパケット送信変
調器411と、アラートチャネル変調器412と、パイ
ロットチャネル復調器413と、データチャネル復調器
414と、ACK/NACK又はアラート応答チャネル
復調器415と、PN符号発生器416とが接続されて
いる。
【0091】移動端末110〜112のデータパケット
送信変調器411は、基地局100に送信するデータパ
ケットを変調する変調器である。
【0092】移動端末110〜112のアラートチャネ
ル変調器412は、送信するデータパケットがあること
基地局100に知らせるアラート信号として直交符号を
発生して変調する変調器であり、送信するデータパケッ
トが存在することを示すアラート信号として特定の直交
符号を移動端末110〜112から基地局100に送信
するアラート信号送信手段に相当するものである。
【0093】移動端末110〜112のパイロットチャ
ネル復調器413は、パイロットチャネルによって基地
局100から送信されるパイロット信号を復調する復調
器である。
【0094】移動端末110〜112のデータチャネル
復調器414は、データチャネルによって基地局100
から送信されるデータパケットを復調する復調器であ
る。
【0095】移動端末110〜112のACK/NAC
K又はアラート応答チャネル復調器415は、ACK/
NACK又はアラート応答チャネルによって基地局10
0から送信されるACK/NACK又はアラート応答を
復調する復調器であり、移動端末110〜112から基
地局100に送信されたアラート信号に使用した直交符
号を示す情報が基地局100から移動端末110〜11
2に送信されたアラート応答中に含まれているときに、
前記アラート応答中のデータパケットのスケジュールを
移動端末110〜112で読み出すアラート応答受信手
段に相当するものである。
【0096】移動端末110〜112のPN符号発生器
416は、パイロットチャネル、アラートチャネル、A
CK/NACK又はアラート応答チャネル及びデータチ
ャネルの各チャネル毎に異なるPN符号を発生する符号
発生器である。
【0097】本実施形態の移動通信装置の移動端末11
0〜112は、データパケット送信変調器411により
変調されたデータパケットの信号とPN符号発生器41
6が発生したデータチャネル用PN符号とを乗算器42
1により乗算した後、加算器431及び乗算器423を
介し、上りの搬送周波数frでアンテナ410から基地
局100にデータパケットを送信する。
【0098】同様にして、本実施形態の移動通信装置の
移動端末110〜112は、アラートチャネル変調器4
12により変調されたアラート信号とPN符号発生器4
16が発生したアラートチャネル用PN符号とを乗算器
422により乗算した後、加算器431及び乗算器42
3を介し、上りの搬送周波数frでアンテナ410から
基地局100にアラート信号を送信する。
【0099】また、本実施形態の移動通信装置の移動端
末110〜112は、下りの搬送周波数ffで基地局1
00から送信された信号をアンテナ410を介して受信
すると、前記受信した信号とPN符号発生器416によ
って発生したパイロットチャネル用PN符号とを乗算器
425によって乗算し、パイロットチャネル復調器41
3によりパイロット信号を復調してスロット同期情報を
DSP405に入力する。
【0100】同様にして、本実施形態の移動通信装置の
移動端末110〜112は、下りの搬送周波数ffで基
地局100から送信された信号とPN符号発生器416
によって発生したデータチャネル用PN符号とを乗算器
426によって乗算し、データチャネル復調器414に
よりデータパケットの信号を復調してDSP405に入
力する。
【0101】更に、本実施形態の移動通信装置の移動端
末110〜112は、下りの搬送周波数ffで基地局1
00から送信された信号とPN符号発生器416によっ
て発生したACK/NACK又はアラート応答チャネル
用PN符号とを乗算器427によって乗算し、ACK/
NACK又はアラート応答チャネル復調器415により
ACK/NACK又はアラート応答を復調してDSP4
05に入力する。
【0102】図5は、本実施形態の移動通信装置の移動
端末110〜112のアラートチャネル変調器412の
概略構成を示す図である。図5において、500は直交
符号発生器である。
【0103】図5に示す様に、本実施形態の移動通信装
置の移動端末110〜112のアラートチャネル変調器
412は、直交符号発生器500を有している。
【0104】また、図5に示す様に、本実施形態の移動
通信装置の移動端末110〜112のアラートチャネル
変調器412では、直交符号発生器500により特定の
直交符号を選択して発生し、前記発生した直交符号をア
ラート信号として出力している。
【0105】本実施形態の移動通信装置の移動端末11
0〜112のアラートチャネル変調器412の直交符号
発生器500は、アラート信号を送信する際に、テーブ
ルに格納された複数の直交符号から任意の直交符号を符
号選択信号に従って選択して発生する符号発生器であ
る。
【0106】また、本実施形態の移動通信装置の移動端
末110〜112において、アラートチャネル変調器4
12の直交符号発生器500は、各移動端末毎に予め定
められた直交符号を選択して発生する符号発生器であっ
ても良い。
【0107】本実施形態の移動通信装置において、移動
端末110〜112のアラートチャネル変調器412の
直交符号発生器500から発生された直交符号は、アラ
ート信号として乗算器422によってアラートチャネル
用PN符号と乗算された後、基地局100に送信され
る。
【0108】図6は、本実施形態の移動通信装置の直交
符号の一例を示す図である。図6において、601〜6
04は直交符号、610は直交符号期間、611はビッ
ト期間である。
【0109】図6に示す様に、本実施形態の移動通信装
置の直交符号は、直交符号期間610と、ビット期間6
11とを有している。
【0110】また、図6に示す様に、本実施形態の移動
通信装置の直交符号では、4つのビット期間611を直
交符号期間610とする直交符号601〜604が表さ
れており、同一の直交符号同士の内積をビット期間61
1毎に累算すると累算結果は「4」となり、また、異な
る任意の2つの直交符号同士の内積をビット期間611
毎に累算すると累算結果は「0」になることが判る。
【0111】従って、図3に示した本実施形態の移動通
信装置の基地局100のアラートチャネル累算器214
において、アラートチャネルマッチドフィルタ250か
ら入力されたアラートチャネルの信号が直交符号発生器
300の発生する直交符号601〜604に一致する特
定の符号から成る場合には、乗算器311〜314を介
して直交符号601〜604が入力された累算器321
〜324中の特定累算器に特定の出力値が得られ、移動
端末110〜112からアラート信号が送信されている
ことが検出される。
【0112】また、本実施形態の移動通信装置の基地局
100のアラートチャネル累算器214において、アラ
ートチャネルマッチドフィルタ250から入力されたア
ラートチャネルの信号が直交符号発生器300の発生す
る直交符号601〜604に一致する複数の符号を含ん
でいる場合には、異なる直交符号同士の内積の累算結果
は零となるので、乗算器311〜314を介して直交符
号601〜604が入力された累算器321〜324中
の複数の特定累算器に特定の出力値が得られ、移動端末
110〜112から複数のアラート信号が送信されてい
ることが検出される。
【0113】一方、前記の様に、本実施形態の移動通信
装置の基地局100のアラートチャネル累算器214に
おいて、アラートチャネルマッチドフィルタ250から
入力されたアラートチャネルの信号と直交符号601〜
604との内積を複数のビット期間611毎に累算する
と、各ビット期間611中のノイズ成分が相殺されるの
で、アラートチャネルのS/N比が向上する。
【0114】例えば、直交符号601〜604として3
2ビットの符号を用いた場合には、32個のビット期間
611毎に累算が行われ、約15dBの利得が得られる
ことになるので、移動端末110〜112側のアラート
信号を送信するアラートチャネルの出力を下げることが
可能となり、結果としてデータパケットを送受信するデ
ータチャネルの数を増加させることができる。
【0115】以下に、本実施形態の移動通信装置におい
て、移動端末110〜112から基地局100にアラー
ト信号を送信し、基地局100から移動端末110〜1
12にデータパケットを送信するスケジュールを応答す
る動作について説明する。
【0116】図7は、本実施形態の移動通信装置のアラ
ート信号送信動作の概要を示す図である。
【0117】図7に示す様に、本実施形態の移動通信装
置のアラート信号送信動作では、移動端末110〜11
2が異なる直交符号601〜603を発生し、基地局1
00にアラート信号を送信する動作を表している。
【0118】本実施形態の移動通信装置において、デー
タパケットを送信しようとする移動端末110は、アラ
ートチャネル変調器412の直交符号発生器500によ
り直交符号601を発生し、前記発生した直交符号60
1とPN符号発生器416が発生したアラートチャネル
用PN符号との乗算を乗算器422により行って、直交
符号601をアラート信号としてアンテナ410から基
地局100に送信する。
【0119】同様にして、移動端末111は、直交符号
602とアラートチャネル用PN符号との乗算を行っ
て、直交符号602をアラート信号として基地局100
に送信し、また、移動端末112は、直交符号603と
アラートチャネル用PN符号との乗算を行って、直交符
号603をアラート信号として基地局100に送信す
る。
【0120】ここで、移動端末110〜112のアラー
トチャネル変調器412が出力する直交符号601〜6
03は、アラートチャネル変調器412の直交符号発生
器500により選択された任意の符号であるとしても良
いし、移動端末110〜112毎に予め定められた特定
の符号であっても良い。
【0121】図8は、本実施形態の移動通信装置のアラ
ート信号受信動作の概要を示す図である。
【0122】図8に示す様に、本実施形態の移動通信装
置のアラート信号受信動作では、移動端末110〜11
2から送信された複数のアラート信号を基地局100で
受信する動作を表している。
【0123】本実施形態の移動通信装置の基地局100
は、移動端末110〜112から送信された複数のアラ
ート信号をアンテナ210により受信すると、受信され
たアラート信号はアラートチャネルマッチドフィルタ2
50を介してアラートチャネル累算器214に入力され
る。
【0124】基地局100のアラートチャネル累算器2
14は、前記受信されたアラート信号を乗算器311〜
314に入力すると共に、直交符号発生器300により
直交符号601〜604を発生し、前記発生した直交符
号601〜604を、それぞれ乗算器311〜314に
入力して、前記受信されたアラート信号と直交符号60
1〜604との内積を累算器321〜324に入力す
る。
【0125】すなわち、前記受信されたアラート信号と
直交符号601との乗算を乗算器311により行った後
に前記乗算結果を累算器321に入力し、同様にして、
前記アラート信号と直交符号602との内積を累算器3
22に入力し、前記アラート信号と直交符号603との
内積を累算器323に入力し、前記アラート信号と直交
符号604との内積を累算器324に入力する。
【0126】次に、アラートチャネル累算器214の累
算器321〜324は、ビット期間611毎に各乗算結
果を累算し、その累算結果を出力する。
【0127】前記受信されたアラート信号中に、直交符
号発生器300で発生した直交符号601〜604と同
一直交符号により生成されたアラート信号が含まれてい
るときに、累算器321〜324の累算結果は特定の値
になるので、前記の様に移動端末110〜112により
アラート信号として直交符号601〜603が送信され
た場合には、累算器321〜323の累算結果として特
定の値が出力され、累算器324の出力は零となる。
【0128】図9は、本実施形態の移動通信装置の送信
スケジュールの応答の一例を示す図である。図9におい
て、901は送信元アドレス、902は直交符号番号、
903はタイムスロット、904はデータチャネル番号
である。
【0129】図9に示す様に、本実施形態の移動通信装
置の送信スケジュールの応答は、送信元アドレス901
と、直交符号番号902と、タイムスロット903と、
データチャネル番号904とを有している。
【0130】また、図9に示す様に、本実施形態の移動
通信装置の送信スケジュールの応答では、ACK/NA
CK又はアラート応答チャネルを使用して、基地局10
0のアドレスを示す送信元アドレス901と、検出され
た当該直交符号を示す情報である直交符号番号902
と、当該移動端末がデータパケットを送信するタイムス
ロット903と、当該移動端末がデータパケットを送信
するデータチャネル番号904とを移動端末110〜1
12に応答する例を表している。
【0131】ここで、図9のタイムスロット903の
「t+3」は、パイロット信号によって示されるスロッ
ト同期情報の先頭から3番目のスロットを示している。
【0132】本実施形態の移動通信装置の基地局100
は、アラートチャネル累算器214により直交符号60
1〜603を含むアラート信号を検出すると、直交符号
601〜603を送信した移動端末110〜112が使
用する複数のタイムスロット903及びデータチャネル
番号904を設定し、順次アラート応答として移動端末
110〜112に送信する。
【0133】図10は、本実施形態の移動通信装置のデ
ータパケット送信動作の概要を示す図である。
【0134】図10に示す様に、本実施形態の移動通信
装置のデータパケット送信動作では、基地局100から
アラート応答を受信した移動端末110〜112が、受
信したタイムスロット903に従ってデータパケットを
送信する動作を表している。
【0135】本実施形態の移動通信装置の移動端末11
0〜112は、基地局100からアラート応答を受信す
ると、受信したアラート応答中の直交符号番号902を
調べ、移動端末110〜112がアラート信号として使
用した当該直交符号を示す直交符号番号902が格納さ
れたアラート応答のタイムスロット903及びデータチ
ャネル番号904を使用してデータパケットの送信を行
う。
【0136】図11は、本実施形態の移動通信装置の移
動端末110〜112のデータパケット送信処理の処理
手順を示すフローチャートである。
【0137】図11に示す様に、本実施形態の移動通信
装置の移動端末110〜112のデータパケット送信処
理では、移動端末110〜112がアラート信号として
直交符号602〜603を送信してデータパケットを送
信するスケジュールを受信した後、データパケットを基
地局100に送信する処理手順を表している。
【0138】本実施形態の移動通信装置の移動端末11
0〜112において、まず、ステップ1101の処理
で、入出力装置404からDSP405に送信しようと
するデータを入力し、基地局100へ送信するデータパ
ケットが発生すると、ステップ1102の処理の処理に
進む。
【0139】ステップ1102の処理では、アラートチ
ャネル変調器412の直交符号発生器500によって直
交符号601〜603を発生し、パイロットチャネル復
調器413からのパイロット信号によって得られたスロ
ットタイミングの先頭から直交符号601〜603をア
ラート信号として基地局100に送信する。
【0140】次に、ステップ1103の処理で、ACK
/NACK又はアラート応答チャネル復調器415によ
り基地局100からのアラート応答が受信されたかどう
かを調べ、基地局100からの応答が無い場合にはステ
ップ1104の処理に進む。
【0141】ステップ1104の処理で、移動端末11
0〜112のDSP405は、Nスロット(Nはランダ
ムの数)に相当する時間が経過するまで処理を一時的に
停止した後、ステップ1102の処理に戻り、再びパイ
ロット信号によって示されるスロットタイミングの先頭
からアラート信号として直交符号601〜603を基地
局100に送信する。
【0142】ステップ1103の処理でACK/NAC
K又はアラート応答チャネル復調器415により基地局
100からのアラート応答が受信されたかどうかを調べ
た結果、基地局100からの応答が有る場合にはステッ
プ1105の処理に進む。
【0143】ステップ1105の処理で、移動端末11
0〜112のDSP405は、基地局100からのアラ
ート応答中の直交符号番号902を読み出し、前記読み
出した直交符号番号902が、当該移動端末のアラート
信号を示すものであるかどうかを調べる。
【0144】基地局100からのアラート応答中の直交
符号番号902が、当該移動端末のアラート信号を示す
ものである場合には、前記アラート応答中のタイムスロ
ット903及びデータチャネル番号904を使用し、デ
ータパケット送信変調器411によりデータパケットを
基地局100に送信する。
【0145】ステップ1106の処理で、移動端末11
0〜112のDSP405は、前記送信したデータパケ
ットの受信が基地局100で成功したかどうかを調べ、
ACK/NACK又はアラート応答チャネル復調器41
5で基地局100からのNACKが受信されている場合
にはステップ1105の処理に戻り、再びデータパケッ
トの送信を行う。
【0146】ステップ1106の処理で前記送信したデ
ータパケットの受信が基地局100で成功したかどうか
を調べた結果、ACK/NACK又はアラート応答チャ
ネル復調器415で基地局100からのACKが受信さ
れている場合には当該データパケットの送信処理を終了
する。
【0147】図12は、本実施形態の移動通信装置の基
地局100のデータパケット受信処理の処理手順を示す
フローチャートである。
【0148】図12に示す様に、本実施形態の移動通信
装置の基地局100のデータパケット受信処理では、基
地局100が移動端末110〜112から送られるアラ
ート信号を受信し、データパケットを送信するスケジュ
ールを移動端末110〜112に応答した後、移動端末
110〜112からデータパケットを受信する処理手順
を表している。
【0149】本実施形態の移動通信装置の基地局100
は、ステップ1201の処理で、アラートチャネルマッ
チドフィルタ250により移動端末110〜112から
送信されたアラート信号を受信すると、アラートチャネ
ル累算器214によりアラート信号中の各直交符号を累
算する。
【0150】アラートチャネル累算器214によりアラ
ート信号中から移動端末110〜112から送信された
直交符号601〜603が検出されると、ステップ12
02の処理で、基地局100のDSP205は、空いて
いるスロット及びデータチャネルを選択し、移動端末1
10〜112からのデータパケットを受信可能なタイム
スロット903及びデータチャネル番号904を前記受
信された直交符号601〜603毎に決定する。
【0151】ここで、基地局100のDSP205は、
空いているスロット及びデータチャネルから順番に選択
してタイムスロット903及びデータチャネル番号90
4を割り当てるものとしても良いし、また、従来の予約
型の移動通信システムで用いられている他の割り当て方
法を使用しても良い。
【0152】次に、ステップ1203の処理で、基地局
100のアドレスを示す送信元アドレス901と、前記
受信した直交符号601〜603を示す直交符号番号9
02と、前記決定したタイムスロット903及びデータ
チャネル番号904とをスケジュール結果としてACK
/NACK又はアラート応答チャネル変調器212を介
して移動端末110〜112に応答する。
【0153】ステップ1204の処理で、基地局100
のDSP205は、データチャネルマッチドフィルタ2
41〜243を介して移動端末110〜112からのデ
ータパケットが受信されたかどうかを調べ、前記決定し
たタイムスロット903及びデータチャネル番号904
でデータパケットが受信されない場合にはステップ12
05の処理に進む。
【0154】ステップ1205の処理で、基地局100
のDSP205は、ACK/NACK又はアラート応答
チャネル変調器212を介して、データパケットが受信
されなかった当該移動端末にNACKを送信すると共に
再スケジューリングを行い、前記の再スケジュール結果
を当該移動端末に応答してステップ1204の処理に戻
る。
【0155】ステップ1204の処理で移動端末110
〜112からのデータパケットが受信されたかどうかを
調べた結果、データチャネルマッチドフィルタ241〜
243を介してデータパケットが受信された場合にはス
テップ1206の処理に進む。
【0156】ステップ1206の処理で、基地局100
のDSP205は、データパケットの受信が成功したか
どうかを調べ、データパケットの送信中にエラーが発生
している場合にはステップ1207の処理に進む。
【0157】ステップ1207の処理で、基地局100
のDSP205は、ACK/NACK又はアラート応答
チャネル変調器212を介して、エラーが発生したデー
タパケットを送信した当該移動端末にNACKを送信す
ると共に再スケジューリングを行い、前記の再スケジュ
ール結果を当該移動端末に応答した後、ステップ120
4の処理に戻る。
【0158】ステップ1206の処理でデータパケット
の受信が成功したかどうかを調べた結果、データパケッ
トの送信中にエラーが発生していない場合にはステップ
1208の処理に進み、移動端末110〜112にAC
Kを送信して当該データパケットの受信処理を終了す
る。
【0159】以上説明した様に、本実施形態の移動通信
装置によれば、直交符号を用いたアラート信号によりス
ケジュールを定めた後にデータの送受信を行うので、基
地局と複数の移動端末との間で効率的なデータ通信を行
うことが可能である。
【0160】また、本実施形態の移動通信装置によれ
ば、同一の直交符号同士の乗算結果は特定の値になり、
異なる直交符号同士の乗算結果は零となるので、複数の
移動端末から基地局に複数のアラート信号が送信された
場合でも個々のアラート信号を検出することが可能であ
る。
【0161】また、本実施形態の移動通信装置によれ
ば、複数のビット期間の直交符号を累算してアラート信
号の受信を検出するので、移動端末から送信されるアラ
ート信号の出力値を低く設定することが可能である。
【0162】以上、本発明を前記実施形態に基づき具体
的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々
変更可能であることは勿論である。
【0163】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0164】(1)直交符号を用いたアラート信号によ
りスケジュールを定めた後にデータの送受信を行うの
で、基地局と複数の移動端末との間で効率的なデータ通
信を行うことが可能である。
【0165】(2)同一の直交符号同士の乗算結果は特
定の値になり、異なる直交符号同士の乗算結果は零とな
るので、複数の移動端末から基地局に複数のアラート信
号が送信された場合でも個々のアラート信号を検出する
ことが可能である。
【0166】(3)複数のビット期間の直交符号を累算
してアラート信号の受信を検出するので、移動端末から
送信されるアラート信号の出力値を低く設定することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の移動通信装置の概略構成を示す図
である。
【図2】本実施形態の移動通信装置の基地局100の概
略構成を示す図である。
【図3】本実施形態の移動通信装置の基地局100のア
ラートチャネル累算器214の概略構成を示す図であ
る。
【図4】本実施形態の移動通信装置の移動端末110〜
112の概略構成を示す図である。
【図5】本実施形態の移動通信装置の移動端末110〜
112のアラートチャネル変調器412の概略構成を示
す図である。
【図6】本実施形態の移動通信装置の直交符号の一例を
示す図である。
【図7】本実施形態の移動通信装置のアラート信号送信
動作の概要を示す図である。
【図8】本実施形態の移動通信装置のアラート信号受信
動作の概要を示す図である。
【図9】本実施形態の移動通信装置の送信スケジュール
の応答の一例を示す図である。
【図10】本実施形態の移動通信装置のデータパケット
送信動作の概要を示す図である。
【図11】本実施形態の移動通信装置の移動端末110
〜112のデータパケット送信処理の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図12】本実施形態の移動通信装置の基地局100の
データパケット受信処理の処理手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
100及び101…基地局、110〜115…移動端
末、120〜122…送信要求、130〜132…送信
スケジュール、201…CPU、202…メモリ、20
3…ディスプレイ装置、204…入出力装置、205…
DSP、206…移動通信交換局インタフェース部、2
10…アンテナ、211…パイロットチャネル変調器、
212…ACK/NACK又はアラート応答チャネル変
調器、213…データチャネル変調器、214…アラー
トチャネル累算器、215…PN符号発生器、221〜
225…乗算器、231及び232…加算器、241〜
243…データチャネルマッチドフィルタ、250…ア
ラートチャネルマッチドフィルタ、300…直交符号発
生器、311〜314…乗算器、321〜324…累算
器、401…CPU、402…メモリ、403…ディス
プレイ装置、404…入出力装置、405…DSP、4
10…アンテナ、411…データパケット送信変調器、
412…アラートチャネル変調器、413…パイロット
チャネル復調器、414…データチャネル復調器、41
5…ACK/NACK又はアラート応答チャネル復調
器、416…PN符号発生器、421〜427…乗算
器、431…加算器、500…直交符号発生器、601
〜604…直交符号、610…直交符号期間、611…
ビット期間、901…送信元アドレス、902…直交符
号番号、903…タイムスロット、904…データチャ
ネル番号。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−88938(JP,A) 特開 平6−177808(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38 H04L 12/28 - 12/46

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの送受信を行うスケジュールを定
    めた後に前記スケジュールに従って基地局と複数の移動
    端末との間のデータの送受信を行う移動通信方法におい
    て、 送信するデータが存在することを示すアラート信号とし
    て特定の直交符号を移動端末から基地局に送信し、移動
    端末から基地局に送信されたアラート信号中に特定の直
    交符号が含まれているかどうかを基地局で検出し、移動
    端末から基地局に送信されたアラート信号中に特定の直
    交符号が含まれていることが検出されたときに、前記検
    出された直交符号を示す情報と移動端末から基地局へデ
    ータを送信するスケジュールとを前記アラート信号への
    応答であるアラート応答として基地局から移動端末に送
    信し、移動端末から基地局に送信された前記アラート信
    号に使用した直交符号を示す情報が基地局から移動端末
    に送信された前記アラート応答中に含まれているとき
    に、前記アラート応答中のデータの送信スケジュールを
    移動端末で読み出して前記読み出したスケジュールに従
    って移動端末から基地局へデータを送信することを特徴
    とする移動通信方法。
  2. 【請求項2】 前記移動端末から基地局に送信されたア
    ラート信号と基地局で発生した複数の直交符号中の個々
    の直交符号とを乗算し、前記アラート信号中に特定の直
    交符号が含まれているかどうかを検出することを特徴と
    する請求項1に記載された移動通信方法。
  3. 【請求項3】 前記移動端末から基地局に送信されたア
    ラート信号と基地局で発生した直交符号との乗算結果に
    ついて前記直交符号を構成する複数のビット期間毎に前
    記乗算結果を累算し、前記アラート信号中に特定の直交
    符号が含まれているかどうかを検出することを特徴とす
    る請求項2に記載された移動通信方法。
  4. 【請求項4】 データの送受信を行うスケジュールを定
    めた後に前記スケジュールに従って基地局と複数の移動
    端末との間のデータの送受信を行う移動通信装置におい
    て、 送信するデータが存在することを示すアラート信号とし
    て特定の直交符号を移動端末から基地局に送信するアラ
    ート信号送信手段と、移動端末から基地局に送信された
    アラート信号中に特定の直交符号が含まれているかどう
    かを基地局で検出するアラート信号受信手段と、移動端
    末から基地局に送信されたアラート信号中に特定の直交
    符号が含まれていることが検出されたときに、前記検出
    された直交符号を示す情報と移動端末から基地局へデー
    タを送信するスケジュールとを前記アラート信号への応
    答であるアラート応答として基地局から移動端末に送信
    するアラート応答送信手段と、移動端末から基地局に送
    信された前記アラート信号に使用した直交符号を示す情
    報が基地局から移動端末に送信された前記アラート応答
    中に含まれているときに、前記アラート応答中のデータ
    の送信スケジュールを移動端末で読み出すアラート応答
    受信手段とを備えることを特徴とする移動通信装置。
  5. 【請求項5】 前記アラート信号受信手段は、前記移動
    端末から基地局に送信されたアラート信号と基地局で発
    生した複数の直交符号中の個々の直交符号との乗算を行
    う乗算手段を備えることを特徴とする請求項4に記載さ
    れた移動通信装置。
  6. 【請求項6】 前記アラート信号受信手段は、前記移動
    端末から基地局に送信されたアラート信号と基地局で発
    生した直交符号との乗算結果について前記直交符号を構
    成する複数のビット期間毎に前記乗算結果を累算する累
    算手段を備えることを特徴とする請求項5に記載された
    移動通信装置。
  7. 【請求項7】 データの送受信を行うスケジュールを定
    めた後に前記スケジュールに従って基地局と複数の移動
    端末との間のデータの送受信を行う移動通信方法におい
    て、 送信するデータが存在することを示すアラート信号とし
    てテーブルに格納された複数の直交符号から選択した直
    交符号を移動端末から基地局に送信し、前記アラート信
    号中に該直交符号が含まれているかどうかを基地局で検
    出し、前記アラート信号中に上記直交符号が含まれてい
    ることが検出されたときに、前記検出された直交符号を
    示す情報と移動端末から基地局へデータを送信するスケ
    ジュールとを前記アラート信号への応答であるアラート
    応答として基地局から移動端末に送信し、前記アラート
    信号に使用した直交符号を示す情報が基地局から移動端
    末に送信された前記アラート応答中に含まれているとき
    に、前記アラート応答中の データの送信スケジュールに
    従って移動端末から基地局へデータを送信することを特
    徴とする移動通信方法。
  8. 【請求項8】 前記移動端末から基地局に送信されたア
    ラート信号と基地局で発生した複数の直交符号中の個々
    の直交符号とを乗算し、前記アラート信号中に特定の直
    交符号が含まれているかどうかを検出することを特徴と
    する請求項7に記載された移動通信方法。
  9. 【請求項9】 前記移動端末から基地局に送信されたア
    ラート信号と基地局で発生した直交符号との乗算結果に
    ついて前記直交符号を構成する複数のビット期間毎に前
    記乗算結果を累算し、前記アラート信号中に特定の直交
    符号が含まれているかどうかを検出することを特徴とす
    る請求項8に記載された移動通信方法。
  10. 【請求項10】 基地局とデータの送受信を行うスケジ
    ュールを定めた後に前記スケジュールに従ってデータの
    送受信を行う移動端末において、 複数の直交符号を格納するテーブルと、 上記テーブルから任意の直交符号を選択しアラート信号
    として出力するアラートチャネル変調器と、 上記基地局からのアラート応答の中に上記選択された直
    交符号が含まれているときに上記アラート応答中のデー
    タの送信スケジュールを読み出すアラート応答チャネル
    復調器とを有する移動端末。
  11. 【請求項11】 複数の移動端末の各移動端末とデータ
    の送受信を行うスケジュールを定めた後に前記スケジュ
    ールに従ってデータの送受信を行う基地局において、 移動端末からのアラート信号と複数の直交符号のいずれ
    かと一致するかどうかを検出するアラートチャネル累算
    器と、 一致した直交符号を示す情報と移動端末から基地局へデ
    ータを送信するスケジュールとを前記アラート信号の応
    答であるアラート応答として移動端末に送信するアラー
    ト応答チャネル変調器とを有する基地局。
  12. 【請求項12】 前記アラートチャネル累算器は、上記
    複数の直交符号を発生する直交符号発生器と、上記複数
    の直交符号がそれぞれ入力される複数の乗算 器と、上記
    複数の乗算器のそれぞれの出力を累算する複数の累算器
    とを有することを特徴とする請求項11に記載された基
    地局。
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