[go: up one dir, main page]

JP3426618B2 - リモートコントロール装置 - Google Patents

リモートコントロール装置

Info

Publication number
JP3426618B2
JP3426618B2 JP14501892A JP14501892A JP3426618B2 JP 3426618 B2 JP3426618 B2 JP 3426618B2 JP 14501892 A JP14501892 A JP 14501892A JP 14501892 A JP14501892 A JP 14501892A JP 3426618 B2 JP3426618 B2 JP 3426618B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
remote control
optical communication
light receiving
commander
learning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14501892A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05316571A (ja
Inventor
弘二 大内
勝 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP14501892A priority Critical patent/JP3426618B2/ja
Publication of JPH05316571A publication Critical patent/JPH05316571A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3426618B2 publication Critical patent/JP3426618B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Transmitters (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リモートコントロール
装置、特に制御対象機器の機種等に拘束されない汎用の
リモートコントロール送信機およびそれと共働する制御
対象機器に設けられるリモートコントロール関連装置に
関する。以下、本発明におけるリモートコントロール装
置とは、リモートコントロール送信機およびそれと共働
する制御対象機器における関連装置を含むものとして説
明する。
【0002】
【従来の技術】家庭用AV(オーディオービデオ)機器
等に関して、例えばTV、VTR、ビデオディスク等の
機器を操作あるいは制御するためにそれぞれ附属の、す
なわち、各機器に専用のリモートコントロール送信機が
用意されており、しかも、同じユーザが利用する各AV
機器が同一のメーカーのものとは限らないことから、そ
れらを各別に操作するのは煩雑にして、かつ、不便であ
る。そこで、各機器に対して共通に使用することのでき
る汎用のリモートコントロール送信機が考えられてい
る。従来、汎用のリモートコントロール送信機、すなわ
ち、単一のリモートコントロール送信機により複数のメ
ーカーの機器(機種)や異種の機器を制御あるいは操作
することができるものとしては、いわゆる「学習型リモ
ートコントロール送信機」と「プリプログラム型リモー
トコントロール送信機」とがある。なお、以下において
は、リモートコントロール送信機を単に「リモコン送信
機」あるいは特定の制御対象機器に対する「コマンダ」
という。
【0003】学習型リモートコントロール送信機あるい
は学習型コマンダは、複数のメーカーの各種機器のコン
トロールコード(以下、リモコンコードあるいはコマン
ドともいう)を単一のリモコンに覚え込ませることがで
きるように構成されており、その一例を図1に示す。図
中、1は学習型リモコン本体、2は赤外線受光部の受光
素子、3は増幅器、4は送信および学習用マイクロコン
ピュータ(以下、単にマイコンという)、5はマイコン
4内の学習処理機能、6はメモリ、7は学習スイッチ、
8は操作キー、9は電源、10は赤外線発光部の駆動ト
ランジスタ、11は発光素子、19は学習済であること
を表示するOKランプである。
【0004】図2は、制御対象機器の一例であるTV受
像機の制御関連部分の概略を示すブロック図であり、1
2はTV受像機本体、13は赤外線受光部の受光素子、
14は増幅器、15は受信およびTV制御用マイコン、
16、17、18はそれぞれ電源、チューナ、音量制御
系を示している。RCは操作キー8”を備えた附属のリ
モコンすなわち専用のコマンダであり、キー8”の操作
により発生されたコマンドはTV受像機12の受光部1
3、14に受信され、マイコン15において処理されて
所望の制御が行われるように構成されている。
【0005】学習型リモコン1を使用する場合は、図3
に示すように、附属リモコンRCと5cm程度離して対
向させて学習させる。学習の手順は、まず、学習スイッ
チ7をオンにし、学習リモコン1の記憶させたいキー8
を押しながら、附属リモコンRCの対応する機能キー
8”を押し続ける。附属リモコンRCから発生されたリ
モコンコードが受光部2、3に受信され、マイコン4内
の学習処理機能5により周期、周波数、コード等の検
出、分類、整理が行われてメモリ6に記憶される。メモ
リ6への記憶が済むと、OKランプ19が点灯し、1つ
のキーが終了する。必要なキーについてこれを繰り返
し、全て終了すると、学習スイッチ7をオフにして学習
が終了する。このようにして学習の済んだ学習型リモコ
ン1は、TV受像機12のコマンダとして附属リモコン
RCと全く同様にキー8を操作することにより、発光部
10、11からリモコンコードが発生され、TV受像機
12の受光部13、14に受信されて所望の制御が行わ
れる。
【0006】プリプログラム型リモートコントロール送
信機あるいは登録型コマンダは、予め主要なメーカー
(機種)の各種機器のリモコンコードをプリプログラム
すなわち登録済にしておき、メーカー設定キーによりメ
ーカー(機種)設定を行い、必要なものを呼び出すよう
に構成されており、その一例を図8に示す。図中、1’
は登録型リモコン本体、4’はマイコン、6’はマイコ
ン4’内に格納すなわち内蔵されたプリプログラムデー
タ、8’は操作キー、11’は赤外線発光部の発光素
子、48はメーカー設定スイッチである。
【0007】登録型リモコン1’の使用に当たっては、
まず、メーカー設定スイッチ48をオンにし、取扱説明
書を参照しつつ、操作キー8’のうちの指定された組合
せあるいは代用のキーを操作することにより制御したい
制御対象機器のメーカー(機種)を設定する。その設定
に基づいて、マイコン4’内に格納されているプリプロ
グラムデータの中から対応する機種のコントロールコー
ドが選択される。その後、この登録型リモコン1’はそ
の制御対象機器に対するコマンダとして動作し、図2に
示した制御対象機器の附属リモコンRCと同様に、操作
キー8’を操作して必要な制御を行うことができる。
【0008】
【発明が解決すべき課題】これらの従来の汎用リモコン
には、それぞれ以下のような不便や問題点が存在する。
すなわち、学習型リモコンにおいては、制御対象機器の
附属リモコンのキーと対応する学習型リモコンのキーと
をともに1個づつ押しながら学習操作を行う必要があ
り、時間と手間がかかると同時に、ノイズの混入を招き
やすいという問題点も有している。また、それを避ける
ためでもある登録型リモコンについては、メーカー設定
の煩わしさがあり、かつ、新しいリモコンフォーマット
が採用されると動作不能となり、それを避けるために常
に新しいフォーマットを調査し登録していく必要がある
等の問題点がある。
【0009】そこで、本発明は、上記した従来技術にお
ける不便や問題点をなくし、各種の制御対象機器に対し
てそのコントロールコードを自動的に設定することがで
きるようにした汎用のリモートコントロール装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、発光部と受光
部とを有し制御対象機器との間で光通信を行う第1の光
通信手段と、複数の制御対象機器の各種制御信号を予め
格納している格納手段と、上記第1の光通信手段の受光
を介して伝送されてくる制御対象機器の機情報に基
づいて上記格納手段から対応する制御信号を選択する選
択手段とを備えたリモートコントロール送信機と、制御
対象機器に設けられ、発光部と受光部とを有し上記リモ
ートコントロール送信機の第1の光通信手段との間で光
通信を行う第2の光通信手段と、該第2の光通信手段の
発光部を介して上記リモートコントロール送信機が必要
とする制御対象機器の機種情報を伝送する情報伝送手段
とを備えたリモートコントロール関連装置と、からな
り、上記リモートコントロール送信機における第1の光
通信手段の発光部はリモートコントロール用発光部を兼
ね、上記リモートコントロール送信機における第1の光
通信手段の受光部は学習用受光部を兼ね、上記リモート
コントロール関連装置における第2の光通信手段の受光
部はリモートコントロール用受光部を兼ねることを特徴
とするリモートコントロール装置である。
【0011】請求項の発明は、機種情報を伝送するた
めの第1の光通信手段を備えた制御対象機器をリモート
コントロールするリモートコントロール送信機におい
て、発光部と受光部とを有し上記制御対象機器の第1の
光通信手段との間で光通信を行う第2の光通信手段と、
複数の制御対象機器の各種制御信号を予め格納している
格納手段と、上記第2の光通信手段の受光部を介して伝
送されてくる上記制御対象機器の上記機種情報に基づい
て上記格納手段から対応する制御信号を選択する選択手
段とを備え、上記第2の光通信手段の発光部はリモート
コントロール用発光部を兼ね、上記第2の光通信手段の
受光部は学習用受光部を兼ねるリモートコントロール送
信機である。
【0012】
【作用】このように構成されたリモートコントロール送
信機とそれにより制御したい制御対象機器とをそれらの
通信手段を介して結合すると、所定の通信手順にしたが
って、制御対象機器からその機器に関する関連情報が伝
送され、リモートコントロール送信機はその関連情報に
基づいてその制御対象機器をコントロールすることので
きる機能を自動的に設定する。これにより、リモートコ
ントロール送信機はその制御対象機器に対するコマンダ
として動作することができる。
【0013】
【実施例】図4は、従来の学習型リモコンに本発明を適
用したもので、本発明によるリモートコントロール装置
におけるリモートコントロール送信機の一実施例の構成
を示すブロック図である。図中、20は学習型リモコン
送信機あるいは学習型コマンダ本体、21はコントロー
ルコードあるいはコマンド自動設定(ここでは「コマン
ダメーキング」と呼称する。)のための通信線用コネク
タすなわちコマンダメーキング端子、4は従来の学習型
リモコンと同様に送信および学習のために設けられてい
るマイコン、22は従来の学習型リモコンと同様のマイ
コン4内の学習処理機能、23は学習結果を記憶するメ
モリ、24は操作キー、25は赤外線発光部の発光素子
である。コントロールコード自動設定すなわちコマンダ
メーキングのための通信線34は、データ線、クロック
線、波形伝送線、アース線の4線から構成されている。
なお、図中には従来の学習型リモコンにおけると同様の
受光部も図示されているが、ここではコマンダメーキン
グ端子21が設けられていることから特に必要なもので
はなく、従来用途のための補助的な構成である。
【0014】図5は、本発明を適用した制御対象機器の
一例であるTV受像機の主としてリモートコントロール
関連部分を含む制御関連部分の構成を示すブロック図で
あり、27はTV受像機本体、28は学習型リモコン2
0のコマンダメーキング端子21と接続されるコマンダ
メーキングのための通信線用コネクタ、29は従来の受
信およびTV制御用に加えて、コントロールコード自動
設定のための機能すなわちコマンダメーキング機能を備
えたマイコン、30はリモコン用赤外線受光部の受光素
子、31はコントロールコード自動設定のための作動ス
イッチすなわちコマンダメーキングスイッチ、32は管
面表示回路、33ー1は画面表示の一例である。
【0015】以下、本発明に従うコントロールコードの
自動設定、ここでは学習操作を自動的に行うコマンダメ
ーキング動作について説明する。学習型リモコン送信機
20をTV受像機27用のコマンダに設定する場合、ま
ず、図6に示すように、リモコン送信機20の発光部
(25)と反対側に設けられているカバー26を取り外
して、コマンダメーキング端子21を露出し、TV受像
機27のコネクタ28に差し込む。次いで、コマンダメ
ーキングスイッチ31をオンにすると、通信線34を介
してTV受像機27のマイコン29とリモコン送信機2
0のマイコン4との間で所定の通信手順すなわち所定の
プロコトルに従った情報のやり取りが行われ、リモコン
送信機20にコントロールコードが自動設定されてTV
受像機27用のコマンダとしての設定が行われる。
【0016】図7は、その場合の通信手順の一例を示し
ている。 <ステップ35> TV受像機27側において、コマン
ダメーキングスイッチ31をオンにすると、管面表示回
路32を駆動して、TV画面上に、例えば、図示したよ
うに「コマンダメーキング ・実行中」(33ー1)と
画面表示するとともに、データ線を介してリモコン送信
機20に対して図示したような3バイト(1バイト=8
ビット)の信号が送られ、学習型か、あるいは、登録型
かの「タイプ確認」、TV用のキーを持っているか否か
の「カテゴリー確認」、および、記憶したいキーの数は
いくつかの「キー数確認」が行われる。
【0017】<ステップ36> リモコン送信機20側
より、データ線を介して、同じく3バイトの信号である
例えば学習型であることを示す「タイプ」、TVキーを
持っていることを示す「カテゴリー」、および、20キ
ーであることを示す「キー数」からなる返答がなされ
る。 <ステップ37> 次いで、TV受像機27側から、3
バイトの信号である送信機側を学習モードに設定する
「学習設定」、TV用であることを示す「TV」、およ
び、例えば電源キーに関するコントロールコードである
ことを示す「キー指定」のデータが送られる。
【0018】<ステップ38> これに対して、リモコ
ン送信機20側より、2バイトの信号である学習準備完
了の「学習準備完」、および、電源キーの受付が可能で
あることを示す「電源キーOK」の返答がデータ線を介
して送られる。 <ステップ39> そこで、TV受像機27から、波形
伝送線を介して、電源キーのリモコン信号(コントロー
ルコード)が送られ、リモコン送信機20は従来の学習
型リモコンの学習処理と同様な学習処理の作業を行い、
メモリ23に電源キーのコントロールコードを記憶す
る。 <ステップ40> 記憶が完了すると、リモコン送信機
20は、データ線を介して、2バイトの信号により「学
習済」および「電源キー」であることを知らせる。これ
を受けたTV受像機27側は、「学習済か」を確認(Y
ES)して次へ進むが、学習が不十分(NO)の場合は
ステップ39を再度行う。 <ステップ41> ステップ40が「YES」の場合
は、TV受像機27側は比較作業の準備を行って待機す
る。
【0019】<ステップ42> 暫時おいて、リモコン
送信機20は記憶した直後のリモコン波形信号(コント
ロールコード)を波形伝送線を介して伝送する。TV受
像機27側では、送られてきた波形信号をデコードし、
正しいリモコン波形信号であれば比較作業を終わる。 <ステップ43> ここで、TV受像機27は、2バイ
トの「比較終了」および「電源キー」データを送り、電
源キーに関する学習が終了したことを知らせる。 <ステップ44> 次いで、全てのキーについて学習が
行われたか否かの「全キー終了か」を判断し、「NO」
であればステップ37に戻り、次のキー、例えばチャン
ネルアップキー(CH+ )、に関する学習を同様のステ
ップにしたがって実行する。更にその次は、例えばチャ
ンネルダウンキー(CH- )の学習を実行するというよ
うに上記のステップを繰り返す。
【0020】<ステップ45> このようにして20キ
ー全ての学習が終了し、ステップ44における判断が
「YES」となると、TV受像機27から1バイトの
「全て終了」のデータが送られるとともに、画面上に例
えば図6に示した「コマンダメーキング ・終了」の画
面表示33ー2を行う。 <ステップ46> 「全て終了」データを受け取ったリ
モコン送信機20は、学習モードを解除して終了し、T
V受像機27用コマンダとしての設定が完了する。
【0021】上記のようなステップ35〜46の通信手
順によりコマンダメーキング作業が終了すると、リモコ
ン送信機20をコネクタ28から取りはずし、カバー2
6を付ける。その後、操作キー24を操作して使用すれ
ば、TV受像機27をリモートコントロールすることの
できるコマンダとして動作させることができる。
【0022】以上は、従来の学習型リモコン送信機を用
いたリモコン装置に対して本発明を適用した実施例につ
いて説明したが、本発明は図8に示した従来の登録型
(プリプログラム型)リモコン送信機を用いたリモコン
装置に対しても適用することができる。図9は、従来の
登録型リモコンに本発明を適用したもので、本発明によ
るリモートコントロール装置におけるリモートコントロ
ール送信機の他の実施例の構成を示すブロック図であ
る。図中、49は従来の登録型リモコン送信機あるいは
登録型コマンダ本体、50はコントロールコード自動設
定のための通信線用コネクタすなわちコマンダメーキン
グ端子、4’は従来の登録型リモコンと同様に送信のた
めに設けられているマイコン、6’は従来の登録型リモ
コンと同様のマイコン4’内に格納すなわち内蔵されて
いるプリプログラムデータ、8’は操作キー、11’は
赤外線発光部の発光素子である。
【0023】本実施例の場合は、制御対象機器である例
えば図5に示したTV受像機27からはリモコン送信機
49に対してメーカーの設定すなわち機種設定のみを行
えばよいことから、コントロールコード自動設定すなわ
ちコマンダメーキングのための通信線は、データ線、ク
ロック線、アース線の3線が必要であって、波形伝送線
は空となっている。また、図中点線により示した従来の
登録型リモコンに設けられているメーカー設定スイッチ
48は、ここでは制御対象機器のコマンダメーキング機
能によりメーカー設定が行われることから特に必要なも
のではなく、従来用途のための補助的な構成として設け
ることができる。
【0024】メーカーを自動設定するための通信手順
は、図10にその一例が示されており、以下のように実
行される。 <ステップ51> 前記したステップ35と同様に、T
V受像機27側において、コマンダメーキングスイッチ
31をオンにし、管面表示回路32を駆動して、TV画
面上に「コマンダメーキング ・実行中」(33ー1)
と表示するとともに、データ線を介してリモコン送信機
49に対して3バイトの信号「タイプ確認」、「カテゴ
リー確認」および「キー数確認」が送られる。
【0025】<ステップ52> リモコン送信機49側
より、同じく3バイトの信号である登録型であることを
示す「タイプ」、TVキーであることを示す「カテゴリ
ー」および必要な「キー数」からなる返答がなされる。 <ステップ53> そこで、TV受像機27側から、2
バイトの送信機側をメーカー設定モードにする「メーカ
ー設定」、TV受像機27のメーカー名を示す「メーカ
ー名」のデータが送られる。リモコン送信機49はその
データに基づいてメーカー設定作業を実行し、通信手順
を終了する。 以上により、登録型リモコン送信機49のメーカー設定
が行われると、その設定に応じてマイコン4’に内蔵さ
れたプリプログラムデータ6’中から該当するメーカー
のTVキーデータを読み出すことにより、リモコン送信
機49はTV受像機27に対するコマンダとして機能す
ることができる。
【0026】本発明によるリモートコントロール装置
は、上記したようにして制御対象機器であるTV受像機
27に対するコマンダとしての設定を自動的に行うこと
ができるが、同時に複数の他の機器および他の機種に対
するコマンダとして設定されることが可能である。図1
1は、そのように設定された本発明によるリモートコン
トロール装置の一例を示す概念図である。図中、56が
本発明によるリモートコントロール装置(リモコン装
置)におけるリモコン送信機の本体であり、例えば、T
V用56ー1、VTR用56ー2およびビデオディスク
用56ー3のような複数の異種の機器、すなわちカテゴ
リー、に対するキーを備えている。
【0027】ここで、いま、上記したように、リモコン
送信機56をそのカバー57を外して、或るメーカーの
TV受像機27のコマンダメーキング用のコネクタ28
に結合し、コマンダメーキングスイッチ31をオンにし
てTV受像機27用のコマンダに自動設定する。この場
合、コマンダメーキング中の動作表示33ー1、33ー
2がTV画面上に表示される。こうして自動的に機能設
定されたリモコン送信機56は、そのTV用キー56ー
1を操作することにより、TV受像機27用のコマンダ
として動作することとなる。
【0028】次いで、リモコン送信機56を、異種の機
器である例えばTV受像機27とは異なるメーカー(異
機種)のVTR54に対し、そのコマンダメーキング用
のコネクタ58に結合し、コマンダメーキングスイッチ
60をオンにして、上記したTV受像機の場合と同様
に、VTR54用のコマンダに自動設定する。この時、
コマンダメーキング中の動作表示がコマンダメーキング
表示ランプ62によりなされる。かくして、リモコン送
信機56は、そのVTR用キー56ー2を操作すること
により、VTR54用のコマンダとしても動作すること
となる。また、同様に、リモコン送信機56を更に他の
メーカーのビデオディスク55のコマンダメーキング用
コネクタ59に結合し、コマンダメーキングスイッチ6
1をオンにすれば、リモコン送信機56をビデオディス
ク用キー56ー3の操作によりビデオディスク55用の
コマンダとして動作させることができる。なお、63は
コマンダメーキング表示ランプである。
【0029】図11に示した本発明による汎用のリモコ
ン装置におけるリモコン送信機は、3種類のキーを備え
るものとして示したが、更に多くのカテゴリーを含ませ
ることができるし、また、操作キーも各カテゴリ別に設
ける必要はなく、切り換え操作により同一のキーを複数
のカテゴリーに対して兼用することもできる。また、上
記した本発明の実施例においては、コマンダメーキング
表示として、TV受像機27の場合は画面表示を利用し
ているが、VTR54やビデオディスク55と同様にラ
ンプによる表示、あるいは、LCDパネルによる表示と
することもできる。更に他の方法として、リモコン送信
機20、49または56の方に表示ランプやLCDパネ
ルを設けて表示することもできる。
【0030】上記した本発明の実施例においては、コン
トロールコードの自動設定、すなわち、コマンダメーキ
ングのための通信線として、4ピンのコネクタを用いて
いるが、2ピンのものを用いてクロック、データ、波形
信号を多重化して伝送することもできる。このように通
信線としてコネクタを用いると、制御対象機器のメーカ
ー間でコネクタを統一する必要があり、また、機器に設
置するためのスペースやデザイン上の問題等が生じるこ
とから、光通信手段を用いた多重化伝送によりコネクタ
を廃止することもできる。
【0031】図12は、光通信手段を用いた本発明によ
るリモコン装置の更に他の実施例の構成を示すブロック
図である。20’は本発明が適用された光通信式の学習
型リモコン送信機であり、マイコン中の学習処理機能2
2’、メモリ23’等の図4に示した学習型リモコン送
信機20のものと同等の構成要素のほか、従来の学習用
受光部66が光通信用の受光部をも兼ね、リモコン用発
光部67が光通信用の発光部を兼ね、更に、マイコン7
0が光通信処理機能71を備える構成となっている。な
お、この光通信式のリモコン送信機20’においては、
従来の学習型リモコン送信機について図3に示したよう
に、受光部66および発光部67をリモコン前部に配置
することができ、コマンダメーキング端子21のように
構造上の特別の配慮は必要がなくなる。
【0032】27’は本発明が適用された光通信式のコ
マンダメーキング機能を備えた制御対象機器としての例
えばTV受像機であり、コマンダメーキングスイッチ3
1’、管面表示回路32’、表示画面33’等の図5に
示したコマンダメーキング機能付きTV受像機のものと
同等の構成要素のほか、光通信用発光部64、従来のリ
モコン用受光部65が光通信用の受光部をも兼ね、マイ
コン69が光通信式のコマンダメーキング機能を備える
構成となっている。なお、この光通信式のコマンダメー
キング機能を備えたTV受像機27’においては、その
前面に従来のリモコン用受光部65に加えて、光通信用
発光部64を配設するのみでよく、格別のスペースやデ
ザイン上の問題を生ずるものではない。
【0033】この構成においては、コマンダメーキング
動作およびそのための通信手順の内容は、図4乃至図7
を用いて説明した学習型リモコン送信機の処理と同等で
あるが、通信線34の代わりに光通信路34ー1、34
ー2が用いられている点が異なっている。これらの光通
信路は、クロック、データ、波形信号を多重化して伝送
するもので、光通信路34ー1はTV受像機27’から
リモコン送信機20’に送られる情報を伝送し、光通信
路34ー2はその逆の情報を伝送する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるリモ
ートコントロール装置によれば、学習操作やメーカー設
定操作は必要がなく、制御せんとする制御対象機器本体
本発明におけるリモコン送信機を光通信を行うように
して、本体側のコマンダメーキング(コントロールコー
ドの自動設定)機能を動作させることにより、自動的に
学習操作やメーカー設定を簡単かつ短時間に完了させる
ことができる。複数のメーカーの複数の種類の制御内容
を単一の汎用リモコン送信機に覚え込ませることも、そ
れぞれの機器本体リモコン送信機を光通信を行うよう
にして、コマンダメーキング機能を動作させるのみの簡
単な作業によりそれを達成することができる。更に、本
発明によるリモートコントロール装置によれば、制御対
象機器にそれぞれリモコン送信機を附属させる必要がな
いことから、ユーザはデザインや使い易さ等の点から自
分の好みに合ったリモコン送信機を手持ちとして常備し
ておき、新しい機器を購入した時はその機器のコマンダ
メーキング機能により手持ちのリモコン送信機をその機
器用のコマンダに変換して用いることができ、かつ、こ
のことは省資源にも適うこととなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の学習型リモートコントロール送信機の構
成の一例を示すブロック図である。
【図2】制御対象機器の一例であるTV受像機の制御部
の概略を示すブロック図である。
【図3】従来の学習型リモートコントロール送信機の学
習操作を説明する図である。
【図4】本発明によるリモートコントロール装置におけ
るリモートコントロール送信機の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図5】本発明によるリモートコントロール装置におけ
る制御対象機器の一例であるTV受像機の関連部分の構
成を示すブロック図である。
【図6】本発明によるリモートコントロール装置におけ
るリモートコントロール送信機をTV受像機用のコマン
ダに設定する操作を説明する図である。
【図7】本発明を適用した学習型リモートコントロール
送信機をコマンダとして設定するための通信手順の一例
を示す手順図である。
【図8】従来の登録型リモートコントロール送信機の構
成の一例を示すブロック図である。
【図9】本発明によるリモートコントロール装置におけ
るリモートコントロール送信機の他の実施例の構成を示
すブロック図である。
【図10】本発明を適用した登録型リモートコントロー
ル送信機をコマンダとして設定するための通信手順の一
例を示す手順図である。
【図11】本発明によるリモートコントロール装置が同
時に複数の異なった機器および機種の制御対象機器に対
するコマンダとして設定されることを示す概念図であ
る。
【図12】本発明によるリモートコントロール装置にお
けるリモートコントロール送信機の更に他の実施例の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、20、20’ 学習型リモコン 1’、49 登録型リモコン 2、13、30 受光素子 3、14 増幅器 4、4’、70 送信および学習用マイコン 5、22、22’ 学習処理機能 6、23、23’ メモリ 6’ プリプログラムデータ 7 学習スイッチ 8、8’、24 操作キー 10 駆動トランジスタ 11、11’、25 発光素子 12、27、27’ TV受像機 15、29、69 受信およびTV制御用マイコン 19 OKランプ 21、50 コマンダメーキング端子 28 コネクタ 31、60、61 コマンダメーキングスイッチ 32 管面表示回路 33ー1、33ー2、33’ 画面表示 34 通信線 48 メーカー設定スイッチ 54 VTR 55 ビデオディスク 56 リモコン送信機 56ー1 TV用キー 56ー2 VTR用キー 56ー3 ビデオディスク用キー 62、63 コマンダメーキング表示ランプ 64、67 光通信用発光部 65、66 光通信用受光部 71 光通信処理機能
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−51897(JP,A) 特開 平3−181295(JP,A) 特開 平2−131698(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光部と受光部とを有し制御対象機器と
    の間で光通信を行う第1の光通信手段と、 複数の制御対象機器の各種制御信号を予め格納している
    格納手段と、 上記第1の光通信手段の受光部を介して伝送されてくる
    制御対象機器の機情報に基づいて上記格納手段から対
    応する制御信号を選択する選択手段とを備えたリモート
    コントロール送信機と、 制御対象機器に設けられ、発光部と受光部とを有し上記
    リモートコントロール送信機の第1の光通信手段との間
    で光通信を行う第2の光通信手段と、 該第2の光通信手段の発光部を介して上記リモートコン
    トロール送信機が必要とする制御対象機器の機種情報を
    伝送する情報伝送手段とを備えたリモートコントロール
    関連装置と、 からなり、 上記リモートコントロール送信機における第1の光通信
    手段の発光部はリモートコントロール用発光部を兼ね、
    上記リモートコントロール送信機における第1の光通信
    手段の受光部は学習用受光部を兼ね、上記リモートコン
    トロール関連装置における第2の光通信手段の受光部は
    リモートコントロール用受光部を兼ねることを特徴とす
    るリモートコントロール装置。
  2. 【請求項2】 機種情報を伝送するための第1の光通信
    手段を備えた制御対象機器をリモートコントロールする
    リモートコントロール送信機において、 発光部と受光部とを有し上記制御対象機器の第1の光通
    信手段との間で光通信を行う第2の光通信手段と、 複数の制御対象機器の各種制御信号を予め格納している
    格納手段と、 上記第2の光通信手段の受光部を介して伝送されてくる
    上記制御対象機器の上記機種情報に基づいて上記格納手
    段から対応する制御信号を選択する選択手段とを備え、 上記第2の光通信手段の発光部はリモートコントロール
    用発光部を兼ね、上記第2の光通信手段の受光部は学習
    用受光部を兼ねることを特徴とするリモートコントロー
    ル送信機。
JP14501892A 1992-05-12 1992-05-12 リモートコントロール装置 Expired - Fee Related JP3426618B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14501892A JP3426618B2 (ja) 1992-05-12 1992-05-12 リモートコントロール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14501892A JP3426618B2 (ja) 1992-05-12 1992-05-12 リモートコントロール装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05316571A JPH05316571A (ja) 1993-11-26
JP3426618B2 true JP3426618B2 (ja) 2003-07-14

Family

ID=15375531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14501892A Expired - Fee Related JP3426618B2 (ja) 1992-05-12 1992-05-12 リモートコントロール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3426618B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5854594A (en) * 1994-09-14 1998-12-29 Winbond Electronics Corporation Remote controller for controlling a plurality of electric appliances

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05316571A (ja) 1993-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2846021B2 (ja) テレビジョン受信機
US5600711A (en) Apparatus and methods for providing initializing settings to an appliance
EP1535121B1 (en) System and method for automatically setting up a universal remote control
US8558676B2 (en) Digital interconnect of entertainment equipment in the home
US7319409B2 (en) Digital interconnect of entertainment equipment
US6784804B1 (en) Digital interconnect of entertainment equipment
JPH0775030A (ja) テレビジョン受信機
US20030141987A1 (en) System and method for automatically setting up a universal remote control
US20050151886A1 (en) Remote controller
US9257037B2 (en) System and method for automatically setting up a universal remote control
US20180089990A1 (en) System and method for automatically setting up a universal remote control
US7734835B2 (en) Method and apparatus of setting-up configuration of display devices
JP3426618B2 (ja) リモートコントロール装置
JP3547422B2 (ja) テレビジョン受信機
KR20020066633A (ko) 범용 리모트 컨트롤러
JP4065873B2 (ja) テレビジョン受像機
KR0170148B1 (ko) 리모트 콘트롤러의 메뉴세팅 방법
JP3603081B2 (ja) テレビジョン受像機
JP3040971U (ja) 受信装置
JPH06125480A (ja) ホームターミナル
JP2000078671A (ja) リモートコントロールユニットおよびリモートコントロールシステム
JPH1168893A (ja) コードレス電話機
JPH0746490A (ja) ビデオカセットレコーダーの予約録画機能を有するテレビ受像機及びそれを用いたビデオカセットレコーダーの予約録画方法
JPH07154875A (ja) リモートコントロール装置
JPH07154876A (ja) リモートコントロール装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090509

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees