[go: up one dir, main page]

JP3503957B2 - 遠隔データベースの制御方法及び装置 - Google Patents

遠隔データベースの制御方法及び装置

Info

Publication number
JP3503957B2
JP3503957B2 JP31528492A JP31528492A JP3503957B2 JP 3503957 B2 JP3503957 B2 JP 3503957B2 JP 31528492 A JP31528492 A JP 31528492A JP 31528492 A JP31528492 A JP 31528492A JP 3503957 B2 JP3503957 B2 JP 3503957B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
server
output
attribute
client
record file
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31528492A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06162086A (ja
Inventor
英孝 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP31528492A priority Critical patent/JP3503957B2/ja
Publication of JPH06162086A publication Critical patent/JPH06162086A/ja
Priority to US08/590,046 priority patent/US5640556A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3503957B2 publication Critical patent/JP3503957B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/10File systems; File servers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーバ・クライアント
上に実現した、遠隔データベースに係り、特に、サーバ
に備えたレコードファイルへの入出力をクライアント側
から制御する、遠隔データベースの制御方法及び装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】データベースをより有効的なものとする
には、UNIXシステムからなるサーバ・クライアント
などのコンピュータ・ネットワーク上にデータベースを
実現し、サーバから離れた遠隔地にあるクラアイントか
ら、サーバ上のデータベースファイル(レコードファイ
ル)にアクセスできるようにすることが望ましい。
【0003】このようなシステムでは、サーバにデータ
ベースファイル(レコードファイル)が備えられる。ま
た、クライアントには、データベースファイルへのアク
セスを行うアプリケーション・プログラムが設けられ、
このプログラムの実行により、前記レコードファイルへ
のデータの検索、追加、更新等の制御をする。
【0004】ところで、このようなサーバ・クライアン
ト型の遠隔データベースシステムでクライアント側から
サーバのレコードファイルへデータの更新や追加を行う
場合、クライアントはサーバ上での出力結果を持ち合わ
せ、出力すなわち更新や追加が正常に行われことを確認
してから、次の処理に移行していた。このような処理を
以下、同期処理という。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような同期処理で
は、サーバ上での出力処理の完了を待つ必要がある。換
言すれば、その出力処理完了まで、クライアント側では
次の処理を行うことができず、通信処理のオーバヘッド
が生じ、処理性能が良くなかった。
【0006】本発明は、このような点を改良し、遠隔デ
ータベースシステムにおいて、処理の高速化を図ること
を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、前記遠隔データベースシステムにおいて、
処理性能を向上させるために、データの更新や追加要求
がクライアント29からサーバ25に対してなされた場
合、サーバ25での出力完了を待たずに次の処理を進め
る、いわゆる非同期処理を適用する点に着眼している。
【0008】但し、前記遠隔データベースシステムに非
同期処理をそのまま適用すると、次のような問題があ
る。データレコード内に重複を許さない項目が存在する
場合、データの重複が発生したことを処理結果として通
知することができない。
【0009】データレコード内に特定のデータ種別(例
えば数字のみ等)を持つ項目が存在したときに、誤った
種別のデータを出力しようとしても、データ異常を処理
結果として通知できない。
【0010】このような非同期処理に伴う不都合を避け
る必要がある。このため、本発明は以下のような手段を
採用している。 制御(1) クライアント29側から、サーバ25上に存在するレコ
ードファイル21の各項目の属性を検索する手段を設け
る。これを原理図で示すと、図1のように、サーバ25
に、データベースのレコードファイル21と、このレコ
ードファイル21への入出力部23とを設けてある。こ
れに対し、サーバ25に通信網(NW)を介して接続さ
れたクライアント29に、前記入出力部23に制御命令
を送信して前記レコードファイル21を操作する操作部
27を設けてある。前記レコードファイル21は、デー
タ群の特性を示す属性を、データ群毎に有している。そ
して、クライアント29の操作部27からの操作で前記
レコードファイル21へのアクセスを行う。その際、前
記クライアント29からの属性通知依頼でサーバ25か
らクライアント29に前記属性を通知し、その属性に従
ってサーバ25の入出力部23を制御する。属性通知依
頼のために、クライアント29には属性通知依頼部31
が設けられ、この属性通知依頼部31による属性通知依
頼に応えて属性を獲得し、クライアント29にその属性
を通知するために、サーバ25に属性取得・通知部30
が設けられる。また、サーバ25から送られてきた属性
を取り込む属性受信部33を前記クラインアントに設け
る。
【0011】項目の属性とは例えば次のようなものを言
う。 項目の長さ 項目のデータ種別(数値のみの項目、英数値のみの項
目等) 項目のデータの一意性(重複を許す項目であるか否
か) 図2(b)に属性の例を示す。
【0012】当方法によれば、クライアント29側で、
これから出力するレコードデータについての異常の蓋然
性のチェックを行うことが可能となる。このチェックの
ためには、クライアント29に属性検証部37あるいは
属性妥当性検証部39を設ける。
【0013】また、クライアント29側で出力しようと
したレコードの異常の蓋然性のチェックを行うことで、
レコードが妥当でないときには通信処理を行うことなく
アプリケーションに異常を通知でき、処理のスループッ
トを向上できるメリットもある。
【0014】操作部27とは、前記したようなクライア
ント29側のアプリケーション・プログラムで実現され
る。図2に、項目の属性の取り込みを示すフロー図を示
す。 制御(2−1) レコードデータの出力に先立って、サーバ25上に存在
するレコードファイル21の各項目にチェックが必要な
属性が存在するか否か、すなわち、アクセス時に重複デ
ータの追加、矛盾データの追加など、異常の発生する可
能性のある属性か否かをクライアント29側の属性検証
部37で属性名のみからチェックし、チェックが必要な
属性が1つも存在しないときには、非同期処理する。
【0015】ここでのチェックは属性名のみから行う。
例えば、従業員データベースにおいて、属性=従業員番
号である場合、その実際のデータを見るまでもなく、異
なる重複データの存在を許さないことが分かる。従っ
て、属性名=従業員番号であるときはそのデータを見る
までもなく、異常の可能性のある属性であるとして、同
期処理の対象とする。
【0016】非同期処理を行うときには、アプリケーシ
ョンにレコードの出力が正常に行われたという結果(模
擬結果)を通知する。模擬結果を通知することで、アプ
リケーションは動作を続行することができる。
【0017】チェックが必要な項目が1つでも存在する
ときには、同期処理をし、サーバ25上でレコードが実
際に出力されるのを待ち合わせる。この結果、サーバ2
5側での出力時に異常を検出したときに操作部27であ
るアプリケーションにその旨を通知することができる。
この制御(2)のために、図3に示した原理図のよう
に、属性検証部37でレコードファイル21の各項目に
チェックが必要な属性が存在するか否かを判定し、チェ
ックの必要な属性が一つも存在しないとき、サーバ25
におけるレコードファイル21への出力指令に対し、サ
ーバ25からの出力完了通知を待たずに、クライアント
29の操作部27へ出力完了の疑似結果通知をクライア
ント(29)側で行うことにより次の処理に移行する非
同期処理部43と、前記属性検証部37で、チェックの
必要な属性が一つでも存在するとき、サーバ25におけ
るレコードファイル21への出力指令に対し、サーバ2
5からクライアント29の操作部27への出力完了結果
通知を待って次の処理に移行する行う同期処理部41と
を必要とする。
【0018】なお、非同期処理部43としては、サー
バ25におけるレコードファイル21への出力指令をク
ライアント29から送信した際に、サーバ25からの出
力完了を待たずに操作部27へ出力完了の疑似結果通知
をクライアント(29)側で行う場合、サーバ25に
おけるレコードファイル21への出力指令をクライアン
ト29から送信する前に、前記クライアント29に設け
たバッファメモリに逐次蓄え、そのバッファメモリへの
格納毎に、操作部27へ出力完了の疑似結果通知を行
い、バッファメモリに所定量の指令が蓄積されたときサ
ーバ25へ一括して指令を送出するバッファリング処理
部である場合を含む。
【0019】図4に当制御方式の処理フロー例を示す。 制御(2−2) また、図5のように、前記属性検証部37での属性名の
チェックに代えて、あるいは、属性検証部37での検証
が終了し、その結果としてチェックが必要な項目が1つ
でも存在するときに、クライアント29側の属性妥当性
検証部39でさらに属性妥当性のチェックを行ことがで
きる。
【0020】妥当性のチェックとは、属性検証部37で
の検証と異なり、属性名のみからの異常の可能性の判断
ではなく、その属性について入力されたデータ自体から
異常が発生するか否かを判定することである。例えば、
数値のみを許す項目に対して、数値以外が設定されてい
るか否かのチェックである。より具体的に、属性のデー
タ形式が、数値であるにも係わらず、データが漢字やア
ルファベットなどのキャラクタである場合、そのデータ
は必ず異常となる。また、ファイル21へ出力するデー
タと、ファイル21に記憶してあるデータとの比較によ
る異常発生の蓋然性判断もここでいう妥当性判断に含
む。例えば、更新レコード、更新前のレコードを比較し
た場合、重複を許さない項目の内容に変更があるか否か
の判定をし、変更がある場合、妥当性なし(異常発生の
おそれあり)、変更がない場合、妥当性あり(異常発生
のおそれなし)とする。
【0021】図5の原理図に示したように、属性妥当性
検証部39で妥当性のチェックを行い、妥当でないとさ
れたとき、すなわち、その属性が、サーバ25側で異常
が発生する属性であると判定されたとき、クライアント
29の疑似異常通知部47から疑似的に異常通知をクラ
イアント29の操作部27に送り、処理を中止すること
ができる。
【0022】なお、妥当性があるとされたとき、すなわ
ち、その属性が、サーバ25側で異常が発生しない属性
であると判定されたときは、サーバ25におけるレコー
ドファイル21への出力指令に対し、サーバ25からの
出力完了を待たずに操作べ27へ出力完了の疑似結果通
知をクライアント(29)側で行うことにより次の処理
に移行する非同期処理をすることが可能である。
【0023】この場合の、処理フロー例を図6に示す。 制御(3) 前記制御(1)や制御(2)で説明した方式を使用する
ことで、通常はサーバ25上で実際にレコードを出力し
たときに異常が発生することはない。しかし、装置異常
や2次記憶装置の容量不足などが発生する可能性があ
り、このときに、クライアント29側の操作部27(ア
プリケーション)に異常を通知しないと、クライアント
29側のアプリケーションが無意味に続行され続けてし
まう。これを回避するために次の制御を行う。
【0024】すなわち、サーバ25上に存在するデータ
ベースファイル21(レコードファイル21)への出力
を非同期処理で処理し、その後実際にサーバ25上で出
力されたときに異常を検出した場合、図7の原理図で示
したように、サーバ25の異常通知部から通知された異
常が発生した旨の処理結果をクライアント29側の異常
結果保持部51で保持しておき、次にアプリケーション
から出力要求を受け付けたときにこれを通知する。
【0025】クライアント29側のアプリケーション
は、異常を通知されたときに処理を停止することがで
き、無意味に続行されることを防ぐことができる。この
場合の、処理フロー例を図8に示す。
【0026】
【作用】本発明では、まず、クライアント29からの属
性通知依頼に基づきサーバ25からレコードファイル2
1のデータ項目における属性をクライアント29に送
る。
【0027】クライアント29では、この属性を属性名
から検証する。ここで、例えば、データの追加・更新な
どの場合、重複データあるいは、矛盾する内容のデータ
がファイル21に出力されては困る属性については、チ
ェックが必要な項目がある場合として、同期処理でデー
タレコードをファイル21に出力する。矛盾するデータ
内容の出力のおそれが無い属性を受けた場合は、非同期
処理でデータレコードをファイル21に出力する。
【0028】属性の検証の後、チェックが必要な項目が
ある場合とされた場合、さらに、各項目の妥当性を、そ
の項目に入力されたデータから検証する。妥当であると
された場合、非同期処理でデータレコードをファイル2
1に追加する。妥当でない場合は、疑似的に異常通知を
生成し、操作部27に通知する。これにより、操作部2
7のアプリケーションはその処理を中止する。
【0029】なお、属性検証部37による属性の検証に
代えて、直ちに属性妥当性検証部39による属性の妥当
性を検証するようにしてもよい。また、非同期処理を行
った場合、実際にファイル21への出力に異常が生じる
ことがある。その場合、異常結果をクライアント29側
で保持し、次に、出力要求をクライアント29のアプリ
ケーションから出されるとき、異常結果を通知し、アプ
リケーションの処理続行を停止する。
【0030】
【実施例】以下、図面を参照して、レコードを更新する
場合、レコードを追加する場合及びレコードを一括処理
する場合の実施例を説明する。
【0031】ここで、まず実施例のシステム構成を図9
に示す。図9において、コンピュータからなるサーバ2
5にネットワークを介して、コンピュータからなるクラ
イアント29が接続されている。クライアント29は通
常複数接続され、LANを構成する。
【0032】サーバ25には、データベースにおいて、
データを蓄積するレコードファイル21が設けられてい
る。このレコードファイル21は、2次記憶装置、ある
いは、外部記憶装置に記憶される。ここで、レコードフ
ァイル21のファイル21形式は、例えば階層型のファ
イル21で、各階層に分かれた項目毎に、データ群を一
定の属性毎にまとめて記憶するようになっている。ファ
イル21形式は特に問わないが、少なくとも属性が存在
するものとする。
【0033】また、サーバ25には、一般的なサーバ2
5機構の他、レコードファイル21への新規データの書
き込み、データの更新、追加、検索などを行うための入
出力部23が設けられている。サーバ25機能とは、ク
ライアント29から依頼された要求を、レコードファイ
ル21への入出力機構を介して処理する機能である。サ
ーバ25機能自らが、レコードファイル21の入出力機
能を兼ねても良い。
【0034】さらに、サーバ25に、クライアント29
からの要求に従ってデータファイル21の属性を取得し
てクライアント29に通知する属性取得・通知部30が
設けられている。
【0035】また、サーバ25に、データファイル21
でのデータの入出力に異常が生じたとき、その異常をク
ライアント29に通知する異常通知部49が設けられて
いる。
【0036】サーバ25はコンピュータであり、前記入
出力部23、属性取得・通知部30、異常通知部49
は、メインメモリに記憶されたプログラムが中央演算装
置にロードされることにより実現される。
【0037】クライアント29には、一般的なクライア
ント29機構の他、データベースのレコードファイル2
1にアクセスするための操作部27が設けられている。
操作部27は、メインメモリに格納されたアプリケーシ
ョン・プログラムにより実現される。
【0038】なお、クライアント29機能とは、アプリ
ケーションの処理依頼(レコードの更新・追加等)をサ
ーバ25機能に送信し結果を受信する処理を行う機能で
ある。
【0039】さらに、クライアント29には、サーバ2
5に対して属性通知依頼をする属性通知依頼部31、サ
ーバ25から送られて来る属性を受信する属性受信部3
3、受信した属性をチェックする属性検証部37、属性
検証部37の検証結果によりその後の処理を同期処理と
する同期処理部41、属性検証部37の検証結果により
その後の処理を非同期処理とする非同期処理部43、属
性検証部37で検証された属性につきさらに妥当性を検
証する属性妥当性検証部39、属性妥当性検証部39で
妥当でないとされた場合に、疑似異常通知を操作部27
に送り疑似異常通知部47を有する。
【0040】以上の遠隔データベースシステムによる、
レコードの更新、追加、一括出力の場合の例を説明す
る。 <レコード更新の場合の実施例>ここでは、レコードの
更新を非同期処理する例を図10に示す。また、レコー
ドの更新は、必ず一度レコードを読み込んだ後にその内
容をアプリケーションが変更し、更新するものとする。
【0041】なお、重複を許さない項目が一つも存在し
ないときには、非同期処理で更新処理を行う。重複を許
さない項目が存在するときは、重複を許さない項目の内
容に変更があるかないかをチェックし、変更がないとき
には非同期処理で更新処理を行い、変更があるときには
実際の更新時にレコードの重複を示す異常が通知される
可能性があるため、サーバ25側での更新処理が終了す
るのを待ち合わせる。
【0042】なお、重複を許さない項目とは、例えば、
企業における従業員データベースにおける属性として、
社員番号等である。異なる社員に対し同一の社員番号が
あってはデータが矛盾することとなる。
【0043】処理フローの詳細を図10に従って説明す
る。 アプリケーションがレコード読込みを要求する(ス
テップ101)。クライアント29機能はこの要求をサ
ーバ25機能に伝播し、サーバ25機能が代行でレコー
ドの読込みを行い(ステップ102)、クライアント2
9機能に読み込んだレコードを通知する。
【0044】このときに、読み込んだレコードをクライ
アント29機能で記憶してから(ステップ103)、ア
プリケーションに通知する(ステップ104)。 アプリケーションが、で通知したレコードの更新
を要求する(ステップ105)。
【0045】 属性通知依頼部31は、当該レコード
ファイル21の各項目の属性を1度もサーバ25から取
り込んでないときだけ、サーバ25機能に対して属性通
知依頼を行い(ステップ106)、属性取得・通知部3
0で属性の取込みを行い、クライアント29に通知する
(ステップ107)。
【0046】この結果、アクセス対象のレコードファイ
ル21の各項目の属性(重複を許すか否か)が判明す
る。 属性受信部33が受信した属性は、属性検証部37
で検証され、更新するレコードに重複を許さない項目が
存在するか否かが判定される(ステップ108)。重複
を許さない項目が1つもない場合には、非同期処理で更
新処理を行っても、重複が発生した旨の異常が起きるこ
とはないため、非同期処理部43からサーバ25機能に
対して非同期処理でレコード更新を依頼する(ステップ
109)。このときに、非同期処理部43はアプリケー
ションに更新が正常終了した旨の模擬結果を通知する
(ステップ110)。
【0047】重複を許さない項目が存在するときには、
非同期処理で更新処理をサーバ25機能に対して依頼で
きないため、属性妥当性検証部39での判定を行う
(ステップ111)。
【0048】 更新するレコードとで通知したレコ
ードを比較し、重複を許さない項目の内容に更新がある
ときには、更新した結果として重複が発生した旨の異常
が起きる可能性があるため、同期処理部41によりサー
バ25側にレコード更新を依頼し(ステップ112)、
その後に、更新が終了するのを待ち合わせる(ステップ
113)。
【0049】重複を許さない項目の内容に変更がないと
きには、更新した結果として重複が発生した旨の異常が
起きることはないため、非同期処理部43からサーバ2
5機能に対して非同期処理でレコード更新を依頼する
(ステップ114)。このときに、アプリケーションに
は更新が正常終了した旨の模擬結果を通知する(ステッ
プ115)。
【0050】なお、非同期処理でのレコード更新依頼が
装置異常等の要因で異常終了した場合、サーバ25機能
は異常が発生した旨の処理結果をクライアント29機能
に送信する。クライアント29では処理結果保持部51
でこの処理結果を保持しておく。処理結果保持部51
は、以降のアプリケーションからの要求に対して、その
旨の異常を通知することで、処理を停止できる。 <レコード追加の場合の実施例>ここでは、レコードの
追加を非同期処理で処理する例を図11に示す。また、
レコード追加の処理結果として、アプリケーションに追
加したレコードの相対番号を通知するものとする。
【0051】なお、重複を許さない項目が一つも存在し
ないときには、非同期処理で追加処理を行う。重複を許
さない項目が存在するときは、追加時にレコードの重複
を示す異常が通知される可能性があるため、サーバ25
側での追加処理が終了するのを待ち合わせる(同期処
理)。
【0052】但し、非同期処理で追加処理を行うときで
も、アプリケーションに追加したレコードの相対番号を
通知するために、1度だけはサーバ25側でのレコード
の追加処理の終了を待ち合わせて追加したレコードの相
対番号を記憶する。2度目以降の追加処理から、非同期
処理でサーバ25機能にレコード追加を依頼し、前回追
加したレコードの相対番号に1を加えた値を今回追加し
たレコードの相対番号としてアプリケーションに通知す
る。
【0053】処理フローの詳細を図11に従って説明す
る。 アプリケーションが追加を要求する(ステップ20
1)。 属性通知依頼部31は、当該レコードファイル21
の各項目の属性を1度もサーバ25から取り込んでない
ときだけ、サーバ25機能に対して属性通知依頼を行い
(ステップ202)、属性取得・通知部30で属性の取
込みを行い、クライアント29に通知する(ステップ2
03)。
【0054】この結果、アクセス対象のレコードファイ
ル21の各項目の属性(重複を許すか否か)が判明す
る。 属性受信部33が受信した属性は、属性検証部37
で検証され、追加するレコードに重複を許さない項目が
存在するか否かが判定される(ステップ204)。
【0055】重複を許さない項目が存在するときには、
追加した結果として重複が発生した旨の異常が起きる可
能性があるため、同期処理部41によりサーバ25側に
レコード追加を依頼した後(ステップ205)に、追加
が終了するのを待ち合わせる(ステップ206)。
【0056】重複を許さない項目が存在しないときで
も、1回目の追加であるため、追加するレコードの相対
番号を取り出す目的で、サーバ25側にレコード追加を
依頼した後に、追加が終了するのを待ち合わせる(ステ
ップ207)。サーバ25機能から処理結果を通知され
たときに、通知された相対番号を記憶しておく(ステッ
プ208)。その後、結果通知をアプリケーションに対
して行う(ステップ209) アプリケーションが次のレコード追加を要求する
(ステップ210)。今度は、既に属性を取り込んであ
るので、属性通知依頼は出されない。
【0057】 追加するレコードについての項目に、
属性検証部37で検証され、更新するレコードに重複を
許さない項目が存在するか否かが判定される(ステップ
211)。重複を許さない項目が存在するときには、追
加した結果として重複が発生した旨の異常が起きる可能
性があるため、同期処理部41により、サーバ25側に
レコード追加を依頼した後に(ステップ212)、追加
処理が終了するのを待ち合わせる(ステップ213)。
【0058】重複を許さない項目が存在しないときに
は、追加した結果として重複が発生した旨の異常がおき
ることはないため、非同期処理により、サーバ25機能
に対して非同期処理でレコード追加を依頼する(ステッ
プ214)。
【0059】このときに、アプリケーションには、前回
通知した相対番号に1を加えた値を、今回通知したレコ
ードの相対番号として通知するとともに(ステップ21
5)、追加が正常終了した旨の模擬結果を通知する(ス
テップ216)。
【0060】なお、非同期処理でのレコード追加依頼が
装置異常や二次記憶装置の容量不足等の要因で異常終了
した場合、サーバ25機能は異常が発生した旨の処理結
果をクライアント29機能に送信する。クライアント2
9では処理結果保持部51でこの処理結果を保持してお
く。処理結果保持部51は、以降のアプリケーションか
らの要求に対して、その旨の異常を通知することで、処
理を停止できる。 <レコードを一括出力する場合の実施例>ここでは、レ
コードを一括更新(又は追加)する処理例を図12に示
す。なお、数字のみが許される項目を持ったレコードフ
ァイル21を例に説明する。
【0061】処理フローの詳細を図12に従って説明す
る。 アプリケーションがレコードの出力(更新や追加)
を要求する(ステップ301)。
【0062】 属性通知依頼部31は、当該レコード
ファイル21の各項目の属性を1度もサーバ25から取
り込んでないときだけ、サーバ25機能に対して属性通
知依頼を行い(ステップ302)、属性取得・通知部3
0で属性の取込みを行い、クライアント29に通知する
(ステップ303)。
【0063】この結果、アクセス対象のレコードファイ
ル21の各項目の属性(数値のみを許す項目が存在)が
判明する。 で依頼された出力要求について、属性妥当性検証
部39により、各項目の属性をチェックする(ステップ
304)。(ここではこのときにバッファに空きがあっ
たものとする。)数値のみを許す項目に対して、数値以
外が設定されているときには、出力しようとしたデータ
が異常である旨をアプリケーションに通知する(ステッ
プ305)。
【0064】出力しようとしたデータに異常がないとき
には、非同期処理部43においてバッファリング処理と
してバッファにレコードを蓄積し(ステップ306)、
アプリケーションに正常に出力された旨を通知する(模
擬結果通知)(ステップ307)。
【0065】 アプリケーションが次のレコードの出
力(更新や追加)を要求する(ステップ308)。 で依頼された出力要求について、各項目の属性を
チェックする(ステップ309)。(当例ではバッファ
に1レコード分の空きがあったものとする。)数値のみ
を許す項目に対して、数値以外が設定されているときに
は、出力しようとしたデータが異常である旨をアプリケ
ーションに通知する(ステップ310)。
【0066】出力しようとしたデータに異常がないとき
には、非同期処理として、バッファにレコードを蓄積す
る(ステップ311)。このときに、バッファが一杯に
なるため、サーバ25機能に対してバッファに蓄積され
た複数レコードの出力依頼を行い(ステップ312)、
アプリケーションには正常に出力された旨を通知する
(模擬結果通知)(ステップ313)。
【0067】 サーバ25機能は、クライアント29
機能から依頼された複数レコードの出力依頼に対して、
レコードファイル21の入出力部23に対して、レコー
ドの出力処理を依頼し(ステップ314)、処理結果を
クライアント29機能に通知する(ステップ315)。
【0068】なお、非同期処理での複数レコード出力依
頼が装置異常等の要因で異常終了した場合、サーバ25
機能は異常が発生した旨の処理結果をクライアント29
機能に送信する。クライアント29では処理結果保持部
51でこの処理結果を保持しておく。処理結果保持部5
1は、以降のアプリケーションからの要求に対して、そ
の旨の異常を通知することで、処理を停止できる。
【0069】
【発明の効果】サーバ・クライアント型のデータベース
では、出力を伴うデータベースファイル(レコードファ
イル)は、サーバ上に配置して各端末(クライアント)
で共用することによって、一元管理を行うことができ
る。
【0070】(各端末毎にレコードファイルを配置する
と、後でソートやマージ等の加工が必要となり、管理が
煩雑となる)しかし、クライアントからのレコードファ
イルへの出力に時間がかかると次のような問題が発生す
る。 * 操作者の入力に対して、レスポンスが遅い * バッチ処理の時間が非常に長い このため、クライアントからのレコードファイルへの出
力時間の短縮は、非常にニーズの大きいものとなってい
る。
【0071】当発明を使用することで、レコードファイ
ルへの出力において、出力処理を非同期処理又はバッフ
ァリングで行うことが可能となり、通信処理のオーバヘ
ッドを大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図1
【図2】 (a)項目の属性の取り込みを示すフロー
図、(b)属性の例を示す図
【図3】 本発明の原理図2
【図4】 制御(2−1)のフロー図
【図5】 本発明の原理図3
【図6】 制御(2−2):チェックが必要な項目につ
いて妥当性を判定する場合のフロー図
【図7】 本発明の原理図4
【図8】 制御(3):サーバで発生した異常を通知す
る処理フロー図
【図9】 本発明の実施例を示すブロック図
【図10】 レコード更新の場合の実施例
【図11】 レコード追加の場合の実施例
【図12】 レコードを一括出力する場合の実施例
【符号の説明】
NW・・通信網 21・・レコードファイル 23・・入出力部 25・・サーバ 27・・操作部 29・・クライアント 30・・属性取得・通知部 31・・属性通知依頼部 33・・属性受信部 35・・処理制御部 37・・属性検証部 39・・属性妥当性検証部 41・・同期処理部 43・・非同期処理部 47・・疑似異常通知部 49・・異常通知部 51・・異常結果保持部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−323742(JP,A) 特開 平2−39372(JP,A) 特開 平2−129739(JP,A) 特開 平2−33665(JP,A) 特開 昭60−118950(JP,A) 特開 平4−353943(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00 G06F 17/30

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レコードファイルへデータを出力するサー
    バと、このサーバに通信網を介して接続されるクライア
    ントを備えた遠隔データベースシステムにおいて、 前記サーバは、 前記クライアントからの属性通知依頼に応じて、少なく
    とも重複データの存在が許されるか否かに関する情報'
    を含む属性を獲得して前記クライアントに通知する属性
    取得・通知部と、 前記クライアントからの出力指令に応じて、前記レコー
    ドファイルへ出力を実行し、その結果に関する出力完了
    通知を前記クライアントへ行う入出力部とを有し、 前記クライアントは、 前記サーバに対し前記レコードファイルの属性を通知す
    るよう依頼する属性通知依頼部と、 前記サーバから送られてきた属性を取り込む属性受信部
    と、 前記属性受信部で取り込まれた属性から重複データの存
    在が許されるか否かを検証する属性検証部と、 前記属性検証部で重複データの存在が許されないと判定
    されたとき、前記サーバに前記レコードファイルへの出
    力を指名し、前記サーバからの出力完了通知を待って、
    次の処理に移行する同期処理部と、 前記属性検証部で重複データの存在が許されると判定さ
    れたとき、前記サーバに前記レコードファイルへの出力
    を指名し、前記サーバからの出力完了通知を待たずに、
    次の処理に移行する非同期処理部とを有する遠隔データ
    ベースシステム。
  2. 【請求項2】複数の項目からなるレコードファイルへデ
    ータを出力するサーバと、このサーバに通信網を介して
    接続されるクライアントを備えた遠隔データベースシス
    テムにおいて、 前記サーバは、 前記クライアントからの属性通知依頼に応じて、各項目
    ごとに少なくともデー タの存在が許されるか否かに関す
    る情報を含む属性を獲得して、前記クライアントに通知
    する属性取得・通知部と、 前記クライアントからの出力指令に応じて、前記レコー
    ドファイルへ出力を実行し、その結果に関する出力完了
    通知を前記クライアントへ行う入出力部とを有し、 前記クライアントは、 前記サーバに対し前記レコードファイルの属性を通知す
    るよう依頼する属性通知依頼部と、 前記サーバから送られてきた属性を取り込む属性受信部
    と、 前記属性受信部で取り込まれた属性から重複データの存
    在が許されるか否かを検出する属性検証部と、 前記属性検証部で重複データの存在が許されない項目が
    少なくとも1つあると判定されたときに、前記サーバに
    前記レコードファイルへの出力を指令し、前記サーバか
    らの出力完了通知を待って、次の処理に移行する同期処
    理部と、 前記属性検証部で重複データの存在が許されると全ての
    項目が判定されたきに、前記サーバに前記レコードファ
    イルへの出力を指令し、前記サーバからの出力完了通知
    を待たずに、次の処理に移行する非同期処理部とを有す
    る遠隔データベースシステム。
  3. 【請求項3】複数の項目からなるレコードファイルへデ
    ータを出力するサーバと、このサーバに通信網を介して
    接続されるクライアントを備えた遠隔データベースシス
    テムにおいて、 前記サーバは、 前記クライアントからの属性通知依頼に応じて、各項目
    ごとに少なくとも重複データの存在が許されるか否かに
    関する情報を含む属性を獲得して、前記クライアントに
    通知する属性取得・通知部と、 前記クライアントからの出力指令に応じて、前記レコー
    ドファイルへ出力を実行し、その結果に関する出力完了
    通知を前記クライアントへ行う入出力部とを有し、 前記クライアントは、 前記サーバに対し前記レコードファイルの属性を通知す
    るよう依頼する属性通知依頼部と、 前記サーバから送られてきた属性を取り込む属性受信部
    と、 前記属性受信部で取り込まれた属性から重複データの存
    在が許されるか否かを検証する属性検証部と、 前記属性検証部で重複データの存在が許されない項目少
    なくとも1つあると判定されたときに、更新レコードと
    更新前レコードを比較する属性妥当性検証部と、 前記属性妥当性検証部で重複データの存在が許されない
    項目の内容に変更があると判定されたときに、前記サー
    バに前記レコードファイルへの出力を指令し、前記サー
    バからの出力完了通知を待って、次の処理に移行する同
    期処理部と、 前記属性検証部で重複データの存在が許されると全ての
    項目が判定されたとき、又は、前記属性妥当性検証部で
    重複データの存在が許されない項目の内容に変更がない
    と判定されたときに、前記サーバに前記レコードファイ
    ルへの出力を指令し、前記サーバからの出力完了通知を
    待たずに、次の処理に移行する非同期処理部とを有する
    遠隔データベースシステム。
  4. 【請求項4】レコードファイルへデータを出力するサー
    バと、このサーバに通信網を介して接続されるクライア
    ントを備えた遠隔データベースシステムの制御方法にお
    いて、 前記クライアントが、あらかじめ前記サーバに前記レコ
    ードファイルの属性を通知するよう依頼して前記サーバ
    から取り込んでおいた少なくとも重複データの存在を許
    すか否かに関する情報を含む属性から、重複データの存
    在が許されるか否かを検証するステップと、 前記検証で重複データの存在が許されないと判定された
    とき、前記クライアントが、前記サーバに前記レコード
    ファイルへの出力を指令し、前記サーバからの出力完了
    結果通知を待って次の処理に移行し、前記検証で重複デ
    ータの存在が許されると判定されたとき、前記クライア
    ントが、前記サーバに前記レコードファイルへの出力を
    指令し、前記サーバからの出力完了通知を待たずに次の
    処理に移行するステップと、 前記サーバが、前記クライアントからの出力指令に応じ
    て前記レコードファイルへ出力を実行し、その結果に関
    する出力完了通知を前記クライアントへ行うステップ
    と、 を有する遠隔データベースシステムの制御方法。
  5. 【請求項5】複数の項目からなるレコードファイルへデ
    ータを出力するサーバと、このサーバに通信網を介して
    接続されるクライアントを備えた遠隔データベースシス
    テムの制御方法において、 前記クライアントが、あらかじめ前記サーバに前記レコ
    ードファイルの属性を通知するよう依頼して前記サーバ
    から取り込んでおいた各項目ごとに少なくとも重複デー
    タの存在が許されるか否かに関する情報を含む前記レコ
    ードファイルの属性から、重複データの存在が許される
    か否かを検証するステップと、 前記検証で重複データの存在が許されない項目が少なく
    とも1つあると判定されたとき、前記クライアントが、
    前記サーバに前記レコードファイルへの出力を指令し、
    前記サーバからの出力完了結果通知を待って次の処理に
    移行し、前記検証で重複データの存在が許されると全て
    の項目が判定されたとき、前記クライアントが、前記サ
    ーバに前記レコードファイルへの出力を指令し、前記サ
    ーバからの出力完了通知を待たずに次の処理に移行する
    ステップと、 前記サーバが、前記クライアントからの出力指令に応じ
    て前記レコードファイルへ出力を実行し、その結果に関
    する出力完了通知を前記クライアントへ行うステップ
    と、 を有する遠隔データベースシステムの制御方法。
  6. 【請求項6】複数の項目からなるレコードファイルへデ
    ータを出力するサーバと、このサーバに通信網を介して
    接続されるクライアントを備えた遠隔データベースシス
    テムの制御方法において、 前記クライアントが、あらかじめ前記サーバに前記レコ
    ードファイルの属性を通知するよう依頼して前記サーバ
    から取り込んでおいた各項目ごとに少なくとも重複デー
    タの存在が許されるか否かに関する情報を含む前記レコ
    ードファイルの属性から、重複データの存在が許される
    否かを検証するステップと、 前記検証で重複データの存在が許されない項目が少なく
    とも1つあると判定さ れたとき、前記クライアントが、
    更新レコードと更新前レコードを比較し、前記比較で重
    複データの存在が許されない項目の内容に変更があると
    判定されたとき、前記クライアントが、前記サーバに前
    記レコードファイルへの出力を指令し、前記サーバから
    の出力完了結果通知を待って次の処理に移行し、前記検
    証で重複データの存在が許されると全ての項目が判定さ
    れたとき、又は、前記比較で重複データの存在が許され
    ない項目の内容に変更がないと判定されたとき、前記ク
    ライアントが、前記サーバに前記レコードファイルへの
    出力を指令し、前記サーバからの出力完了通知を待たず
    に次の処理に移行するステップと、 前記サーバが、前記クライアントからの出力指令に応じ
    て前記レコードファイルへ出力を実行し、その結果に関
    する出力完了通知を前記クライアントへ行うステップ
    と、 を有する遠隔データベースシステムの制御方法。
  7. 【請求項7】レコードファイルへデータを出力するサー
    バに通信網を介して接続さるクライアントを備えた遠隔
    データベース端末装置において、 前記サーバに対し前記レコードファイルの属性を通知す
    るよう依頼する属性通知依頼部と、 前記サーバから送られてきた少なくとも重複データの存
    在が許されるか否かに関する情報を含む属性を取り込む
    属性受信部と、 前記属性受信部で取り込まれた属性から重複データの存
    在が許されるか否かを検証する属性検証部と、 前記属性検証部で重複データの存在が許されないと判定
    されたとき、前記サーバに前記レコードファイルへの出
    力を指令し、前記サーバからの出力完了通知を待って、
    次の処理に移行する同期処理部と、 前記属性険証部で重複データの存在が許されると判定さ
    れたとき、前記サーバに前記レコードファイルへの出力
    を指令し、前記サーバからの出力完了通知を待たずに、
    次の処理に移行する非同期処理部とを有する遠隔データ
    ベース端末装置。
  8. 【請求項8】複数の項目からなるレコードファイルへデ
    ータを出力するサーバに通信網を介して接続されるクラ
    イアントを備えた遠隔データベース端末装置にお いて、 前記サーバに対し前記レコードファイルの属性を通知す
    るよう依頼する属性通知依頼部と、 前記サーバから送られてきた各項目ごとに少なくとも重
    複データの存在が許される否かに関する情報を含む属性
    を取り込む属性受信部と、 前記属性受信部で取り込まれた属性から重複データの存
    在が許されるか否かを検証する属性検証部と、 前記属性検証部で重複データの存在が許されない項目が
    少なくとも1つあると判定されたとき、前記サーバに前
    記レコードファイルへの出力を指令し、前記サーバから
    出力完了通知を待って、次の処理に移行する同期処理部
    と、 前記属性検証部で重複データの存在が許されると全ての
    項目が判定されたとき、前記サーバに前記レコードファ
    イルへの出力を指令し、前記サーバからの出力完了通知
    を待たずに、次の処理に移行する非同期処理部とを有す
    る遠隔データベース端末装置。
  9. 【請求項9】複数の項目からなるレコードファイルへデ
    ータを出力するサーバに通信網を介して接続されるクラ
    イアントを備えた遠隔データベース端末装置において、 前記サーバに対し前記レコードファイルの属性を通知す
    るよう依頼する属性通知依頼部と、 前記サーバから送られてきた各項目ごとに少なくとも重
    複データの存在が許されるか否かに関する情報を含む属
    性を取り込む属性受信部と、 前記属性受信部で取り込まれた属性から重複データの存
    在が許されるか否かに関する情報を取り込む属性検証部
    と、 前記属性検証部で重複データの存在が許されない項目が
    少なくとも1つあると判定されたとき、更新レコードと
    更新前レコードとを比較する属性妥当性検証部と、 前記属性妥当性検証部で、重複データの存在が許されな
    い項目の内容に変更があると判定されたときに、前記サ
    ーバに前記レコードファイルへの出力を指令し、前記サ
    ーバからの出力完了通知を待って、次の処理に移行する
    同期処理部と、 前記属性検証部で重複データの存在が許されると全ての
    項目が判定されたとき、又は、前記属性妥当性検証部で
    重複データの存在が許されない項目の内容に変更がない
    と判定さたとき、前記サーバに前記レコードファイルへ
    の出力を指令し、前記サーバからの出力完了通知を待た
    ずに、次の処理に移行する非同期処理部とを有する遠隔
    データベース端末装置。
  10. 【請求項10】レコードファイルへデータを出力するサ
    ーバに通信網を介して接続されるクライアントを備えた
    遠隔データベース端末装置の制御方法において、 あらかじめ前記サーバに前記レコードファイルの属性を
    通知するよう依頼して前記サーバから取り込んでおいた
    少なくとも重複データの存在が許されるか否かに関する
    情報を含む前記レコードファイルの属性から、重複デー
    タの存在が許されるか否かを検証するステップと、 前記検証で重複データの存在が許されないと判定された
    とき、前記サーバに前記レコードファイルへの出力を指
    令し、前記サーバからの出力完了結果通知を待って次の
    処理に移行し、前記検証で重複データの存在が許される
    と判定されたとき、前記サーバに前記レコードファイへ
    の出力を指令し、前記サーバからの出力完了通知を待た
    ずに次の処理に移行するステップと、 を有する遠隔データベース端末装置の制御方法。
  11. 【請求項11】複数の項目からなるレコードファイルデ
    ータを出力するサーバに通信網を介して接続されるクラ
    イアントを備えた遠隔データベース端末装置の制御方法
    において、 あらかじめ前記サーバに前記レコードファイルの属性を
    通知するよう依頼して前記サーバから取り込んでおいた
    各項目ごとに少なくとも重複データの存在が許されるか
    否かに関する情報を含む前記レコードファイルの属制か
    ら、重複データの存在が許されるか否かを検証するステ
    ップと、 前記検証で重複データの存在が許されない項目が少なく
    とも1つあると判定されたとき、前記サーバに前記レコ
    ードファイルへの出力を指令し、前記サーバからの出力
    完了通知を待って次の処理に移行し、前記検証で重複デ
    ータの存在が許されると全ての項目が判定されたとき、
    前記サーバに前記レコードファイルへの出力を指令し、
    前記サーバからの出力完了通知を待たずに次の処理に移
    行するス テップとを有する遠隔データベース端末装置の
    制御方法。
  12. 【請求項12】複数の項目からなるレコードファイルへ
    データを出力するサーバに通信網を介して接続されるク
    ライアントを備えた遠隔データベース端末装置の制御方
    法において、 あらかじめ前記サーバに前記レコードファイルの属性を
    通知するよう依頼して前記サーバから取り込んでおいた
    各項目ごとに少なくとも重複データの存在が許されるか
    否かに関する情報を含む前記レコードファイルの属性か
    ら、重複データの存在が許されるか否かを検証するステ
    ップと、 前記検証で重複データの存在が許されない項目が少なく
    とも1つあると判定されたとき、更新レコードと更新前
    レコードを比較し、前記比較で重複データの存在が許さ
    れない項目の内容に変更があると判定されたとき、前記
    サーバに前記レコードファイルへの出力を指令し、前記
    サーバからの出力完了結果通知を待って次の処理に移行
    し、前記検証で重複データの存在が許されると全ての項
    目が判定されたとき、又は、前記比較で重複データの存
    在が許されない項目の内容に変更がないと判定されたと
    き、前記サーバに前記レコードファイルへの出力を指令
    し、前記サーバからの出力完了通知を待たずに次の処理
    に移行するステップとを有する遠隔データベース端末装
    置の制御方法。
JP31528492A 1992-11-25 1992-11-25 遠隔データベースの制御方法及び装置 Expired - Fee Related JP3503957B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31528492A JP3503957B2 (ja) 1992-11-25 1992-11-25 遠隔データベースの制御方法及び装置
US08/590,046 US5640556A (en) 1992-11-25 1996-01-03 Synchronous/asynchronous client server access based upon database file record attribute

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31528492A JP3503957B2 (ja) 1992-11-25 1992-11-25 遠隔データベースの制御方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06162086A JPH06162086A (ja) 1994-06-10
JP3503957B2 true JP3503957B2 (ja) 2004-03-08

Family

ID=18063552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31528492A Expired - Fee Related JP3503957B2 (ja) 1992-11-25 1992-11-25 遠隔データベースの制御方法及び装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5640556A (ja)
JP (1) JP3503957B2 (ja)

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0863382A (ja) * 1994-08-19 1996-03-08 Fujitsu Ltd 分散システムにおけるデータ整合性確認方法及びデータ整合性確認装置
CA2168087A1 (en) * 1995-02-13 1996-08-14 James S. Coman Operating system based remote communication system
JP3347914B2 (ja) * 1995-05-26 2002-11-20 シャープ株式会社 データ管理装置
US6085223A (en) * 1995-10-20 2000-07-04 Ncr Corporation Method and apparatus for providing database information to non-requesting clients
US5930786A (en) 1995-10-20 1999-07-27 Ncr Corporation Method and apparatus for providing shared data to a requesting client
WO1998006055A1 (en) * 1996-08-08 1998-02-12 Rapaport Jeffrey Alan Apparatus and method for obtaining information from a computer network using a scanner and browser
US5970496A (en) * 1996-09-12 1999-10-19 Microsoft Corporation Method and system for storing information in a computer system memory using hierarchical data node relationships
JP3780610B2 (ja) * 1997-03-28 2006-05-31 富士通株式会社 課金情報出力装置
JPH10285164A (ja) * 1997-04-09 1998-10-23 Nec Corp ネットワーク管理システム及び方法並びにネットワーク管理プログラムを記録した記録媒体
US6148417A (en) * 1998-01-14 2000-11-14 Micron Electronics, Inc. Method for determining a source of failure during a file system access
US6378004B1 (en) 1998-05-07 2002-04-23 Compaq Computer Corporation Method of communicating asynchronous elements from a mini-port driver
US6901596B1 (en) 1998-05-07 2005-05-31 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method of communicating asynchronous events to remote procedure call clients
JP2000122814A (ja) * 1998-10-15 2000-04-28 Hitachi Ltd 拡張型ネットワーク接続二次記憶方法及び装置
US6321238B1 (en) * 1998-12-28 2001-11-20 Oracle Corporation Hybrid shared nothing/shared disk database system
JP4158297B2 (ja) * 1999-11-12 2008-10-01 株式会社日立製作所 分散システムにおける属性データの一致化方法および分散システム
US6418449B1 (en) * 2000-01-06 2002-07-09 Inventec Corporation Method of cloning the file system of a window web operating system by using a bitmap file
US6643669B1 (en) 2000-03-14 2003-11-04 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method for optimization of synchronization between a client's database and a server database
US7401131B2 (en) * 2000-05-22 2008-07-15 Verizon Business Global Llc Method and system for implementing improved containers in a global ecosystem of interrelated services
US6922685B2 (en) 2000-05-22 2005-07-26 Mci, Inc. Method and system for managing partitioned data resources
US7280558B1 (en) * 2001-06-28 2007-10-09 Microsoft Corporation Asynchronous pattern
JP2003091432A (ja) * 2001-09-19 2003-03-28 Nec Corp ソフトウェア評価システム、ソフトウェア評価ツール
KR100428777B1 (ko) * 2002-02-14 2004-04-28 삼성전자주식회사 클라이언트/서버 시스템의 클라이언트간의 동기화 방법
US7222139B2 (en) * 2002-07-30 2007-05-22 International Business Machines Corporation Method, system and program for synchronizing data
US7676516B2 (en) * 2002-10-15 2010-03-09 Active-Base Ltd. System and method for the optimization of database access in data base networks
US20050076325A1 (en) * 2003-10-02 2005-04-07 International Business Machines Corporation Automatic software update of nodes in a network data processing system
US20050108246A1 (en) * 2003-10-31 2005-05-19 Doug Dillon Systems and methods for accelerating data retrieval
US7814065B2 (en) * 2005-08-16 2010-10-12 Oracle International Corporation Affinity-based recovery/failover in a cluster environment
US9549025B2 (en) * 2006-05-09 2017-01-17 International Business Machines Corporation Protocol optimization for client and server synchronization
US8321914B2 (en) 2008-01-21 2012-11-27 International Business Machines Corporation System and method for verifying an attribute in records for procurement application
JP2010198200A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> プロファイル情報管理装置、プロファイル情報管理方法、及びプログラム
US8364636B2 (en) * 2009-09-14 2013-01-29 International Business Machines Corporation Real time data replication
JP7355312B2 (ja) * 2019-03-15 2023-10-03 株式会社ジョブカン会計 データ編集処理システム及びデータ編集処理プログラム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63138439A (ja) * 1986-12-01 1988-06-10 Hitachi Ltd 分散データベースアクセス要求処理方法
US4887204A (en) * 1987-02-13 1989-12-12 International Business Machines Corporation System and method for accessing remote files in a distributed networking environment
US5126728A (en) * 1989-06-07 1992-06-30 Hall Donald R ADP security device for labeled data
US5237684A (en) * 1991-08-12 1993-08-17 International Business Machines Corporation Customized and versatile event monitor within event management services of a computer system
US5307490A (en) * 1992-08-28 1994-04-26 Tandem Computers, Inc. Method and system for implementing remote procedure calls in a distributed computer system
US5329619A (en) * 1992-10-30 1994-07-12 Software Ag Cooperative processing interface and communication broker for heterogeneous computing environments

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06162086A (ja) 1994-06-10
US5640556A (en) 1997-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3503957B2 (ja) 遠隔データベースの制御方法及び装置
US5586310A (en) System for distributed database replicated read with exclusive central server transfer of primary copies
US7073120B2 (en) Structured document transformation method, structured document transformation apparatus, and program product
JP3335801B2 (ja) 異種ファイルへのアクセスを可能とする情報処理システム及びその制御方法
US6850938B1 (en) Method and apparatus providing optimistic locking of shared computer resources
US6978381B1 (en) Enhancement to a system for automated generation of file access control system commands
US5329628A (en) Database system providing direct access for reads and indirect locked access for writes and reads in which an error was detected in previous attempt
JP2004528636A (ja) 自動データ更新
JPH0833857B2 (ja) システム間デ−タベ−ス共用システムジヤ−ナルマ−ジ方式
US20060136516A1 (en) Techniques for maintaining consistency for different requestors of files in a database management system
WO1997021177A1 (en) Database access
JPH06215031A (ja) 分散データ処理装置及び方法
JPH034340A (ja) データ処理システム
US20100070473A1 (en) Distributed Data Store with a Designated Master to Ensure Consistency
CN112148745B (zh) 一种多HBase集群访问方法、装置及存储介质
US6938055B2 (en) Data processing system and method and storage medium storing data processing program
JP2881628B2 (ja) 排他制御システムおよび端末装置
JP2939414B2 (ja) 二重系計算機のデータベース等価処理装置
US20060136509A1 (en) Techniques for transaction semantics for a database server performing file operations
JP3330006B2 (ja) 情報記憶システムを備えるネットワークシステム、該システムの入力システムならびに
JPH05108452A (ja) データベース管理方式
JP3006527B2 (ja) クライアント/サーバ型データベースシステム
JP2980610B2 (ja) トランザクション管理装置
JP2897807B2 (ja) ネットワークシステムの機密保護装置
CN113590580A (zh) 基于区块链的数据库管理方法、装置及存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031209

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees