JP3744348B2 - ネットワーク接続されるデジタル機器及び同機器の制御方法 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルインタフェースを介して相互にネットワーク接続されて集中制御が可能とされ、かつ、赤外線モジュールを用いた遠隔制御が可能なデジタル機器に係り、ディジタル家電製品の制御に好適な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電子機器を赤外線や音響を用いて遠隔制御する装置が広く知られている(例えば、特開平11−55762号公報参照)。また、赤外線ワイヤレスリモコンと電子機器との間で通信する方式では、電子機器の種類や機器のメーカによって異なる通信方式が採用されていて、赤外線の波長やデジタル変換の物理フォーマットなどが異なっているため、通常では、一方のシステムのワイヤレスリモコンを使用して他方のシステムの機器を制御することはできない(例えば、ノート型マイコンに搭載されている赤外線デジタル通信機能を使用して、直接テレビのチャンネルを換えるといったことはできない)が、このような異なる通信方式を採用する電子機器間においても、制御信号の変換装置を用いて信号のフオーマットを変換することにより、電子機器間での通信を可能として、一方の機器から他方の機器を制御可能とする技術が知られている(例えば、特開平10−145420号公報、特開平11−18171号公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のように、異なる通信方式を用いる複数のシステムがネットワーク接続されて、一方から他方を遠隔制御するには、通信を行なう制御信号のフオーマット変換等が必要なため、予め他方の通信方式の情報を取得しておくための前設定が必要であり、その操作が煩わしいものとなっていた。また、複数の異なるメーカの通信方式の電子機器をワイヤレスリモコンによって制御することが可能な万能リモコンと称される機器があるが、この万能リモコンにおいても、それを使用可能とするには、予め前設定を行なっておく必要があり、その作業が煩わしいものとなっていた。
【0004】
一方、複数のデジタル機器がデジタルインタフェースによりネットワーク接続されたシステムでは、従来の煩わしい設定を要することなく、集中制御を行なうことができる。ところが、このディジタル接続が解除されたときは、その解除されたデジタル機器に対して遠隔制御ができなくなる。
【0005】
本発明は、上記問題を解消するものであり、デジタル機器間のデジタルインタフェース接続が解除されたときであっても、何等の設定を要することなく、デジタルインタフェース接続時に予め取得しておいた相手先機器の情報を基に、デジタルインタフェースに代えて、赤外線モジュールを使って相手先機器を制御することができるようにした、ネットワーク接続されるデジタル機器及び同機器の制御方法を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、相互にデジタルインタフェースを介してネットワーク接続されることにより集中制御が可能とされ、かつ、赤外線モジュールによる交信のためのデータを格納しているメモリを有し、少なくとも一方の機器から他方の機器に対して赤外線モジュールを用いて遠隔制御が可能なデジタル機器において、デジタル機器が相互にデジタルインタフェースを介して接続され、又は解除されたことを検出するデジタルインタフェース接続検出手段と、前記接続検出手段によってデジタル機器が相互に接続されたことが検出されたとき、少なくとも相手先である被接続デジタル機器の機器情報を取得する相手機器情報取得手段と、前記相手機器情報取得手段により取得した機器情報を基に前記メモリから赤外線モジュールによる交信のためのデータを検索取得するデータ検索取得手段とを備え、前記デジタル機器間のデジタルインタフェース接続が解除されたことが前記デジタルインタフェース接続検出手段により検出されたとき、前記相手機器情報取得手段により相手機器の情報を取得済みであれば、該機器情報を基に前記データ検索取得手段により前記メモリから赤外線モジュールによる交信のためのデータを取得し、このデータに基づいて一方のデジタル機器から他方のデジタル機器を双方の赤外線モジュールを用いた赤外線通信により遠隔制御し得るようにしたものである。
【0007】
上記構成においては、デジタル機器が相互にデジタルインタフェース接続されたとき、相手先である被接続デジタル機器の機器情報が取得される。このため、デジタル機器間のデジタルインタフェース接続が解除されたとき、上記により取得されている機器情報を基に、予めメモリに格納されている赤外線モジュールによる交信のためのデータを検索取得し、このデータに基づいて赤外線モジュールを動作させ、相手先デジタル機器を制御する。こうして、デジタル機器のデジタルインタフェース接続が解除されたとしても、何等の設定を要することなく、一度接続された相手先デジタル機器を、赤外線モジュールを用いて遠隔制御することができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のネットワーク接続されるデジタル機器において、デジタルインタフェースとして、IEEE1394シリアルバスを用いたものである。この構成においては、IEEE1394規格のデジタルインタフェースには相手先の機器が接続されたことを自動的に検出する機能を有しているので、デジタルインタフェース接続が行なわれたことやそれが解除されたことを直ちに検知することができる。また、シリアルな双方向通信が可能で、遠隔制御の機能が高まる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、相互にデジタルインタフェースを介してネットワーク接続されることにより集中制御が可能とされ、かつ、赤外線モジュールによる交信のためのデータを格納しているメモリを有し、少なくとも一方の機器から他方の機器に対して赤外線モジュールを用いて遠隔制御が可能なデジタル機器の制御方法において、デジタル機器が相互にデジタルインタフェースを介して接続され、又は解除されたことを検出する接続検出ステップと、前記接続検出ステップによってデジタル機器が相互に接続されたことが検出されたとき、少なくとも相手先である被接続デジタル機器の機器情報を取得する相手機器情報取得ステップと、前記相手機器情報取得ステップにより取得した機器情報を基に前記メモリから赤外線モジュールによる交信のためのデータを検索取得するデータ検索取得ステップとからなり、前記デジタル機器間のデジタルインタフェース接続が解除されたことが前記接続検出ステップにより検出されたとき、前記相手機器情報取得ステップにより相手機器の情報を取得済みであれば、該機器情報を基に前記データ検索取得ステップにより前記メモリから赤外線モジュールによる交信のためのデータを取得し、このデータに基づいて一方のデジタル機器から他方のデジタル機器を双方の赤外線モジュールを用いた赤外線通信により遠隔制御するものである。この方法においても、請求項1と同等の作用が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態に係るネットワーク接続されるデジタル機器について図面を参照して説明する。図1は複数のデジタル機器がネットワーク接続されたシステム構成の一例を示す。このシステム構成においては、複数のデジタル機器1,2,3,4が、デジタルインタフェースで相互に接続されている。デジタルインタフェースとしては、例えばIEEE1394規格のシリアルバス(ケーブル)8を用いる。デジタル機器1は、例えば、テレビジョン受像機であり、デジタル機器2,3,4は、ビデオやDVDである。各機器は、必ずしも同一のメーカ製でなく、異なるメーカ製であっても構わない。
【0012】
そして、この例では、各機器を集中制御する中心となる機器(接続機器)が、テレビジョン受像機であるデジタル機器1であるとし、このデジタル機器1及びこれに接続された他の機器2,3,4(被接続機器)を、デジタル機器1用の赤外線によるリモートコントローラ(リモコン)5を用いて遠隔制御するものとする。このために、各機器には、IEEE1394の規格に準拠したコマンドとレスポンスにより動作するデジタルインタフェースを備えている。また、デジタル機器1から各被接続機器に対して赤外線での通信を行なうための赤外線モジュールが備えられている。
【0013】
図2は、上記システム構成における中心となるデジタル機器1と被接続デジタル機器2との制御用の内部構成を示す。デジタル機器1は、該機器の制御を司るマイコン11と、相手先である被接続デジタル機器2(3,4)の赤外線モジュールによる交信のためのデータ(赤外線の波長やデジタル変換の物理フォーマット)を格納するメモリ12と、被接続デジタル機器2とデジタル情報の授受を行うデジタルインタフェース13と、リモコン5からの赤外線信号を受信するとともに、マイコン11からの駆動信号に基づき相手先の被接続デジタル機器2(3,4)に赤外線信号50を送信する赤外線モジュール14とを備える。メモリ12には、主要メーカの各機器についての赤外線交信用データが予めデータベースとして格納されており、機器情報(ID番号等)を基に検索可能とされている。
【0014】
相手先の被接続デジタル機器2は、該機器の制御を司るマイコン21と、デジタル機器1とデジタル情報の授受を行うデジタルインタフェース22と、デジタル機器1の赤外線モジュール14から送信される赤外線信号50を受信し、マイコン21に制御信号を伝送する赤外線モジュール23とを備える。
【0015】
デジタル機器1のデジタルインタフェース13と、被接続デジタル機器2のデジタルインタフェース22とは、IEEE1394シリアルバス8により接続されている。また、マイコン11は、内蔵メモリに格納されているプログラム手順に従って動作し、各デジタル機器が相互にデジタルインタフェースを介して接続されたことを検出するデジタルインタフェース接続検出機能(接続検出手段)と、デジタル機器が相互に接続されたことが検出されたとき、相手先の被接続デジタル機器の機器情報を取得する相手機器情報取得機能(取得手段)と、その取得機器情報を基にメモリ12から赤外線モジュール14,23を用いた交信のためのデータを検索取得するデータ検索取得機能(検索取得手段)を有している。
【0016】
また、デジタル機器1の操作画面に、被接続デジタル機器2のパネルが表示され、そのパネルを見ながら、リモコン5により操作ができるようになっていれば、ユーザによる操作性は良好になる。さらにまた、IEEE1394規格のインタフェースは、新たな被接続デジタル機器が接続されたときは、自動的にそれを検知する機能を持ち、検知した機器のパネルが操作画面に追加表示されるものとする。同規格のインタフェースには、シリアルな双方向通信を行なう機能があり、各種の遠隔制御が可能となる。なお、リモコン5を用いた操作に限られず、主となるデジタル機器1の操作部を用いた操作であってもよい。
【0017】
次に、上記のように構成されたデジタル機器1のマイコン11による制御動作について図3のフローチャートを参照して説明する。デジタル機器1のマイコン11は、そのデジタルインタフェース13に被接続デジタル機器2(デジタルインタフェース22)がIEEE1394シリアルバス8を介して接続(以下、デジタルインタフェース接続又は単に接続という)されたか否かを監視しており(#1)、デジタルインタフェース接続が検知されると(♯1でYES)、初めての接続であるかを調べて(#2)、初めての接続であれば、被接続デジタル機器2の機器情報を取得する(#3)。この取得情報は、マイコン11の内蔵メモリに記憶される。その後、マイコン11は、赤外線モジュール14に入力される信号が、ユーザ操作によるリモコン5からの被接続デジタル機器2を制御しようとする信号入力であるかを調べ(#4)、そうであれば、デジタルインタフェース12,22を介して被接続デジタル機器2を制御する(#5)。この制御内容としては、例えば、ビデオの録画、再生、早送り、一時停止などの操作指令が挙げられる。なお、上記#2で初めての接続でないときは、既に機器情報を取得済みであるので、直ちに#4の処理に進む。また、#5の処理後、及び#4の判定がNOのとき、処理を終了する。
【0018】
上記#1で、デジタルインタフェース接続が検知されないときは(#1でNO)、未だ接続がされていない場合か、接続が解除された場合であり、マイコン11は、被接続デジタル機器2の機器情報を取得済みであるかを調べ(#6)、一度、接続されて機器情報を取得済みであれば(♯6でYES)、赤外線モジュール14に入力される信号が、ユーザ操作によるリモコン5からの被接続デジタル機器2を制御しようとする信号入力であるかを調べる(#7)。この入力が被接続デジタル機器2を制御しようとする信号であれば、このときは、デジタルインタフェース接続は解除されていて、それを通しての制御はできないので、赤外線モジュール14,23を用いた制御に切換えて、被接続デジタル機器2を制御する(#8)。その際に、マイコン11は、取得済みの被接続デジタル機器2の機器情報を基に、メモリ12から赤外線モジュール23を用いた交信のためのデータを検索取得し、そのデータに基づいて赤外線モジュール14を駆動する。なお、#6の判定がNOのときは、処理は#1に戻る。また、#8の処理後、及び#7の判定がNOのとき、処理を終了する。
【0019】
このようにして、ユーザはデジタル機器1(テレビジョン受像機)のリモコン5を操作することで、このデジタル機器1を介在して、デジタルインタフェース13,22が有効な場合は、これを用いて被制御デジタル機器2(ビデオ)を遠隔集中制御することができる。また、このデジタルインタフェースが解除され、これが使えない場合であっても、一度デジタルインタフェース接続が行なわれて、被制御デジタル機器2の機器情報が取得済みの場合は、ユーザは何等の設定をしなくとも、該機器情報を基に赤外線モジュール14,23を用いた通信方式での交信が可能なように機器が自動設定されて、被制御デジタル機器2を遠隔集中制御することができる。
【0020】
なお、上記#1でのデジタルインタフェース接続は、適宜に監視することで検知し、#2で初めての接続と判断されれば、#3で被接続デジタル機器2の機器情報を取得するものを示したが、電源投入時に接続を検知するものとしてもよい。デジタルインタフェース接続検知に代えて、デジタルインタフェースを用いて被接続機器と交信してみて、交信不能であれば、接続が解除されていると判断するようにしてもよい。
【0021】
本発明は、上記実施形態の構成に限られることなく種々の変形が可能である。接続デジタル機器、被接続デジタル機器としては、テレビジョン受像機の他に、コンピュータ、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、オーディオ機器、デジタルカメラ、デジタルビデオ装置など多数存在する。また、上記では、主となるデジタル機器1から被接続デジタル機器を制御する一方向制御について説明したが、双方向制御を行なうことも可能である。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1又は請求項3の発明によれば、デジタル機器が相互にデジタルインタフェース接続されたとき、相手先である被接続デジタル機器の機器情報を取得しておき、デジタルインタフェース接続が解除されたとき、上記機器情報を基に、メモリに格納されている赤外線モジュールによる交信のためのデータを取得し、このデータに基づいて赤外線モジュールを用いて相手先のデジタル機器を制御するようにしたので、一度接続された機器は、デジタルインタフェース接続が解除されたとしても、何らの設定を要することなく、赤外線モジュールを使って遠隔制御することができる。
【0023】
請求項2の発明によれば、IEEE1394シリアルバスを用いることによって、家庭内機器のデジタル化に容易に対応可能で、遠隔制御機能を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る複数のデジタル機器がネットワーク接続されたシステムの構成図。
【図2】 上記システム構成における中心となるデジタル機器と被接続デジタル機器との制御用の内部構成のブロック図。
【図3】 デジタル機器の制御動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 デジタル機器
2,3,4 被接続デジタル機器
11,21 マイコン
12 メモリ
13,22 デジタルインタフェース
14,23 赤外線モジュール
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルインタフェースを介して相互にネットワーク接続されて集中制御が可能とされ、かつ、赤外線モジュールを用いた遠隔制御が可能なデジタル機器に係り、ディジタル家電製品の制御に好適な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電子機器を赤外線や音響を用いて遠隔制御する装置が広く知られている(例えば、特開平11−55762号公報参照)。また、赤外線ワイヤレスリモコンと電子機器との間で通信する方式では、電子機器の種類や機器のメーカによって異なる通信方式が採用されていて、赤外線の波長やデジタル変換の物理フォーマットなどが異なっているため、通常では、一方のシステムのワイヤレスリモコンを使用して他方のシステムの機器を制御することはできない(例えば、ノート型マイコンに搭載されている赤外線デジタル通信機能を使用して、直接テレビのチャンネルを換えるといったことはできない)が、このような異なる通信方式を採用する電子機器間においても、制御信号の変換装置を用いて信号のフオーマットを変換することにより、電子機器間での通信を可能として、一方の機器から他方の機器を制御可能とする技術が知られている(例えば、特開平10−145420号公報、特開平11−18171号公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のように、異なる通信方式を用いる複数のシステムがネットワーク接続されて、一方から他方を遠隔制御するには、通信を行なう制御信号のフオーマット変換等が必要なため、予め他方の通信方式の情報を取得しておくための前設定が必要であり、その操作が煩わしいものとなっていた。また、複数の異なるメーカの通信方式の電子機器をワイヤレスリモコンによって制御することが可能な万能リモコンと称される機器があるが、この万能リモコンにおいても、それを使用可能とするには、予め前設定を行なっておく必要があり、その作業が煩わしいものとなっていた。
【0004】
一方、複数のデジタル機器がデジタルインタフェースによりネットワーク接続されたシステムでは、従来の煩わしい設定を要することなく、集中制御を行なうことができる。ところが、このディジタル接続が解除されたときは、その解除されたデジタル機器に対して遠隔制御ができなくなる。
【0005】
本発明は、上記問題を解消するものであり、デジタル機器間のデジタルインタフェース接続が解除されたときであっても、何等の設定を要することなく、デジタルインタフェース接続時に予め取得しておいた相手先機器の情報を基に、デジタルインタフェースに代えて、赤外線モジュールを使って相手先機器を制御することができるようにした、ネットワーク接続されるデジタル機器及び同機器の制御方法を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、相互にデジタルインタフェースを介してネットワーク接続されることにより集中制御が可能とされ、かつ、赤外線モジュールによる交信のためのデータを格納しているメモリを有し、少なくとも一方の機器から他方の機器に対して赤外線モジュールを用いて遠隔制御が可能なデジタル機器において、デジタル機器が相互にデジタルインタフェースを介して接続され、又は解除されたことを検出するデジタルインタフェース接続検出手段と、前記接続検出手段によってデジタル機器が相互に接続されたことが検出されたとき、少なくとも相手先である被接続デジタル機器の機器情報を取得する相手機器情報取得手段と、前記相手機器情報取得手段により取得した機器情報を基に前記メモリから赤外線モジュールによる交信のためのデータを検索取得するデータ検索取得手段とを備え、前記デジタル機器間のデジタルインタフェース接続が解除されたことが前記デジタルインタフェース接続検出手段により検出されたとき、前記相手機器情報取得手段により相手機器の情報を取得済みであれば、該機器情報を基に前記データ検索取得手段により前記メモリから赤外線モジュールによる交信のためのデータを取得し、このデータに基づいて一方のデジタル機器から他方のデジタル機器を双方の赤外線モジュールを用いた赤外線通信により遠隔制御し得るようにしたものである。
【0007】
上記構成においては、デジタル機器が相互にデジタルインタフェース接続されたとき、相手先である被接続デジタル機器の機器情報が取得される。このため、デジタル機器間のデジタルインタフェース接続が解除されたとき、上記により取得されている機器情報を基に、予めメモリに格納されている赤外線モジュールによる交信のためのデータを検索取得し、このデータに基づいて赤外線モジュールを動作させ、相手先デジタル機器を制御する。こうして、デジタル機器のデジタルインタフェース接続が解除されたとしても、何等の設定を要することなく、一度接続された相手先デジタル機器を、赤外線モジュールを用いて遠隔制御することができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のネットワーク接続されるデジタル機器において、デジタルインタフェースとして、IEEE1394シリアルバスを用いたものである。この構成においては、IEEE1394規格のデジタルインタフェースには相手先の機器が接続されたことを自動的に検出する機能を有しているので、デジタルインタフェース接続が行なわれたことやそれが解除されたことを直ちに検知することができる。また、シリアルな双方向通信が可能で、遠隔制御の機能が高まる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、相互にデジタルインタフェースを介してネットワーク接続されることにより集中制御が可能とされ、かつ、赤外線モジュールによる交信のためのデータを格納しているメモリを有し、少なくとも一方の機器から他方の機器に対して赤外線モジュールを用いて遠隔制御が可能なデジタル機器の制御方法において、デジタル機器が相互にデジタルインタフェースを介して接続され、又は解除されたことを検出する接続検出ステップと、前記接続検出ステップによってデジタル機器が相互に接続されたことが検出されたとき、少なくとも相手先である被接続デジタル機器の機器情報を取得する相手機器情報取得ステップと、前記相手機器情報取得ステップにより取得した機器情報を基に前記メモリから赤外線モジュールによる交信のためのデータを検索取得するデータ検索取得ステップとからなり、前記デジタル機器間のデジタルインタフェース接続が解除されたことが前記接続検出ステップにより検出されたとき、前記相手機器情報取得ステップにより相手機器の情報を取得済みであれば、該機器情報を基に前記データ検索取得ステップにより前記メモリから赤外線モジュールによる交信のためのデータを取得し、このデータに基づいて一方のデジタル機器から他方のデジタル機器を双方の赤外線モジュールを用いた赤外線通信により遠隔制御するものである。この方法においても、請求項1と同等の作用が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態に係るネットワーク接続されるデジタル機器について図面を参照して説明する。図1は複数のデジタル機器がネットワーク接続されたシステム構成の一例を示す。このシステム構成においては、複数のデジタル機器1,2,3,4が、デジタルインタフェースで相互に接続されている。デジタルインタフェースとしては、例えばIEEE1394規格のシリアルバス(ケーブル)8を用いる。デジタル機器1は、例えば、テレビジョン受像機であり、デジタル機器2,3,4は、ビデオやDVDである。各機器は、必ずしも同一のメーカ製でなく、異なるメーカ製であっても構わない。
【0012】
そして、この例では、各機器を集中制御する中心となる機器(接続機器)が、テレビジョン受像機であるデジタル機器1であるとし、このデジタル機器1及びこれに接続された他の機器2,3,4(被接続機器)を、デジタル機器1用の赤外線によるリモートコントローラ(リモコン)5を用いて遠隔制御するものとする。このために、各機器には、IEEE1394の規格に準拠したコマンドとレスポンスにより動作するデジタルインタフェースを備えている。また、デジタル機器1から各被接続機器に対して赤外線での通信を行なうための赤外線モジュールが備えられている。
【0013】
図2は、上記システム構成における中心となるデジタル機器1と被接続デジタル機器2との制御用の内部構成を示す。デジタル機器1は、該機器の制御を司るマイコン11と、相手先である被接続デジタル機器2(3,4)の赤外線モジュールによる交信のためのデータ(赤外線の波長やデジタル変換の物理フォーマット)を格納するメモリ12と、被接続デジタル機器2とデジタル情報の授受を行うデジタルインタフェース13と、リモコン5からの赤外線信号を受信するとともに、マイコン11からの駆動信号に基づき相手先の被接続デジタル機器2(3,4)に赤外線信号50を送信する赤外線モジュール14とを備える。メモリ12には、主要メーカの各機器についての赤外線交信用データが予めデータベースとして格納されており、機器情報(ID番号等)を基に検索可能とされている。
【0014】
相手先の被接続デジタル機器2は、該機器の制御を司るマイコン21と、デジタル機器1とデジタル情報の授受を行うデジタルインタフェース22と、デジタル機器1の赤外線モジュール14から送信される赤外線信号50を受信し、マイコン21に制御信号を伝送する赤外線モジュール23とを備える。
【0015】
デジタル機器1のデジタルインタフェース13と、被接続デジタル機器2のデジタルインタフェース22とは、IEEE1394シリアルバス8により接続されている。また、マイコン11は、内蔵メモリに格納されているプログラム手順に従って動作し、各デジタル機器が相互にデジタルインタフェースを介して接続されたことを検出するデジタルインタフェース接続検出機能(接続検出手段)と、デジタル機器が相互に接続されたことが検出されたとき、相手先の被接続デジタル機器の機器情報を取得する相手機器情報取得機能(取得手段)と、その取得機器情報を基にメモリ12から赤外線モジュール14,23を用いた交信のためのデータを検索取得するデータ検索取得機能(検索取得手段)を有している。
【0016】
また、デジタル機器1の操作画面に、被接続デジタル機器2のパネルが表示され、そのパネルを見ながら、リモコン5により操作ができるようになっていれば、ユーザによる操作性は良好になる。さらにまた、IEEE1394規格のインタフェースは、新たな被接続デジタル機器が接続されたときは、自動的にそれを検知する機能を持ち、検知した機器のパネルが操作画面に追加表示されるものとする。同規格のインタフェースには、シリアルな双方向通信を行なう機能があり、各種の遠隔制御が可能となる。なお、リモコン5を用いた操作に限られず、主となるデジタル機器1の操作部を用いた操作であってもよい。
【0017】
次に、上記のように構成されたデジタル機器1のマイコン11による制御動作について図3のフローチャートを参照して説明する。デジタル機器1のマイコン11は、そのデジタルインタフェース13に被接続デジタル機器2(デジタルインタフェース22)がIEEE1394シリアルバス8を介して接続(以下、デジタルインタフェース接続又は単に接続という)されたか否かを監視しており(#1)、デジタルインタフェース接続が検知されると(♯1でYES)、初めての接続であるかを調べて(#2)、初めての接続であれば、被接続デジタル機器2の機器情報を取得する(#3)。この取得情報は、マイコン11の内蔵メモリに記憶される。その後、マイコン11は、赤外線モジュール14に入力される信号が、ユーザ操作によるリモコン5からの被接続デジタル機器2を制御しようとする信号入力であるかを調べ(#4)、そうであれば、デジタルインタフェース12,22を介して被接続デジタル機器2を制御する(#5)。この制御内容としては、例えば、ビデオの録画、再生、早送り、一時停止などの操作指令が挙げられる。なお、上記#2で初めての接続でないときは、既に機器情報を取得済みであるので、直ちに#4の処理に進む。また、#5の処理後、及び#4の判定がNOのとき、処理を終了する。
【0018】
上記#1で、デジタルインタフェース接続が検知されないときは(#1でNO)、未だ接続がされていない場合か、接続が解除された場合であり、マイコン11は、被接続デジタル機器2の機器情報を取得済みであるかを調べ(#6)、一度、接続されて機器情報を取得済みであれば(♯6でYES)、赤外線モジュール14に入力される信号が、ユーザ操作によるリモコン5からの被接続デジタル機器2を制御しようとする信号入力であるかを調べる(#7)。この入力が被接続デジタル機器2を制御しようとする信号であれば、このときは、デジタルインタフェース接続は解除されていて、それを通しての制御はできないので、赤外線モジュール14,23を用いた制御に切換えて、被接続デジタル機器2を制御する(#8)。その際に、マイコン11は、取得済みの被接続デジタル機器2の機器情報を基に、メモリ12から赤外線モジュール23を用いた交信のためのデータを検索取得し、そのデータに基づいて赤外線モジュール14を駆動する。なお、#6の判定がNOのときは、処理は#1に戻る。また、#8の処理後、及び#7の判定がNOのとき、処理を終了する。
【0019】
このようにして、ユーザはデジタル機器1(テレビジョン受像機)のリモコン5を操作することで、このデジタル機器1を介在して、デジタルインタフェース13,22が有効な場合は、これを用いて被制御デジタル機器2(ビデオ)を遠隔集中制御することができる。また、このデジタルインタフェースが解除され、これが使えない場合であっても、一度デジタルインタフェース接続が行なわれて、被制御デジタル機器2の機器情報が取得済みの場合は、ユーザは何等の設定をしなくとも、該機器情報を基に赤外線モジュール14,23を用いた通信方式での交信が可能なように機器が自動設定されて、被制御デジタル機器2を遠隔集中制御することができる。
【0020】
なお、上記#1でのデジタルインタフェース接続は、適宜に監視することで検知し、#2で初めての接続と判断されれば、#3で被接続デジタル機器2の機器情報を取得するものを示したが、電源投入時に接続を検知するものとしてもよい。デジタルインタフェース接続検知に代えて、デジタルインタフェースを用いて被接続機器と交信してみて、交信不能であれば、接続が解除されていると判断するようにしてもよい。
【0021】
本発明は、上記実施形態の構成に限られることなく種々の変形が可能である。接続デジタル機器、被接続デジタル機器としては、テレビジョン受像機の他に、コンピュータ、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、オーディオ機器、デジタルカメラ、デジタルビデオ装置など多数存在する。また、上記では、主となるデジタル機器1から被接続デジタル機器を制御する一方向制御について説明したが、双方向制御を行なうことも可能である。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1又は請求項3の発明によれば、デジタル機器が相互にデジタルインタフェース接続されたとき、相手先である被接続デジタル機器の機器情報を取得しておき、デジタルインタフェース接続が解除されたとき、上記機器情報を基に、メモリに格納されている赤外線モジュールによる交信のためのデータを取得し、このデータに基づいて赤外線モジュールを用いて相手先のデジタル機器を制御するようにしたので、一度接続された機器は、デジタルインタフェース接続が解除されたとしても、何らの設定を要することなく、赤外線モジュールを使って遠隔制御することができる。
【0023】
請求項2の発明によれば、IEEE1394シリアルバスを用いることによって、家庭内機器のデジタル化に容易に対応可能で、遠隔制御機能を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る複数のデジタル機器がネットワーク接続されたシステムの構成図。
【図2】 上記システム構成における中心となるデジタル機器と被接続デジタル機器との制御用の内部構成のブロック図。
【図3】 デジタル機器の制御動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 デジタル機器
2,3,4 被接続デジタル機器
11,21 マイコン
12 メモリ
13,22 デジタルインタフェース
14,23 赤外線モジュール
Claims (3)
- 相互にデジタルインタフェースを介してネットワーク接続されることにより集中制御が可能とされ、かつ、赤外線モジュールによる交信のためのデータを格納しているメモリを有し、少なくとも一方の機器から他方の機器に対して赤外線モジュール
を用いて遠隔制御が可能なデジタル機器において、
デジタル機器が相互にデジタルインタフェースを介して接続され、又は解除されたことを検出するデジタルインタフェース接続検出手段と、
前記接続検出手段によってデジタル機器が相互に接続されたことが検出されたとき、少なくとも相手先である被接続デジタル機器の機器情報を取得する相手機器情報取得手段と、
前記相手機器情報取得手段により取得した機器情報を基に前記メモリから赤外線モジュールによる交信のためのデータを検索取得するデータ検索取得手段とを備え、
前記デジタル機器間のデジタルインタフェース接続が解除されたことが前記デジタルインタフェース接続検出手段により検出されたとき、前記相手機器情報取得手段により相手機器の情報を取得済みであれば、該機器情報を基に前記データ検索取得手段により前記メモリから赤外線モジュールによる交信のためのデータを取得し、このデータに基づいて一方のデジタル機器から他方のデジタル機器を双方の赤外線モジュールを用いた赤外線通信により遠隔制御し得るようにしたことを特徴とするネットワーク接続されるデジタル機器。 - デジタルインタフェースが、IEEE1394シリアルバスであることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク接続されるデジタル機器。
- 相互にデジタルインタフェースを介してネットワーク接続されることにより集中制御が可能とされ、かつ、赤外線モジュールによる交信のためのデータを格納しているメモリを有し、少なくとも一方の機器から他方の機器に対して赤外線モジュールを用いて遠隔制御が可能なデジタル機器の制御方法において、
デジタル機器が相互にデジタルインタフェースを介して接続され、又は解除されたことを検出する接続検出ステップと、
前記接続検出ステップによってデジタル機器が相互に接続されたことが検出されたとき、少なくとも相手先である被接続デジタル機器の機器情報を取得する相手機器情報取得ステップと、
前記相手機器情報取得ステップにより取得した機器情報を基に前記メモリから赤外線モジュールによる交信のためのデータを検索取得するデータ検索取得ステップとからなり、 前記デジタル機器間のデジタルインタフェース接続が解除されたことが前記接続検出ステップにより検出されたとき、前記相手機器情報取得ステップにより相手機器の情報を取得済みであれば、該機器情報を基に前記データ検索取得ステップにより前記メモリから赤外線モジュールによる交信のためのデータを取得し、このデータに基づいて一方のデジタル機器から他方のデジタル機器を双方の赤外線モジュールを用いた赤外線通信により遠隔制御することを特徴とするデジタル機器の制御方法。
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