JP3981082B2 - 受信機処理システム - Google Patents
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Description
ることができる。3G移動電話ネットワークの関連において、移動局または移動装置は、しばしば端末と呼ばれ、本明細書では、これらの一般的な用語を区別していない。
1.既知の拡散符号と、変調されていない(または、分かっている)拡散符号とをもつ共通チャネル、例えば、CPICHおよびSCH。
2.データで変調される、既知の拡散符号をもつ共通チャネル、例えば、P−CCPCH。
3.従来の単一符号伝送、マルチコード伝送、および送信アンテナダイバーシチシステムのような、(自己干渉を消去できる)既知の拡散符号をもつ専用チャネル。
3GPPによって特定されている専用および共通チャネルの通常の電力レベルは、次の表1にまとめられている(なお、PCCPCHとSCHとは、時分割多重化されているので、SCHに関する数値は、( )内に示されている)。
本発明は、別の態様において、STTDスペクトラム拡散受信機のためのSTTD復号器であって、第1の送信アンテナから第1のチャネルに沿って受信される信号を主として含む第1の入力信号と、第2の伝送アンテナから第2のチャネルに沿って受信される信号を主として含む第2の入力信号とを受信して、復号するための第1および第2の復号器入力と、各々が、前記第1および第2の入力信号をそれぞれ受信し、第1および第2のシンボル期間における受信信号を加算し、第1および第2の中間項を供給するように構成されている第1および第2の加算器と、各前記加算器からの前記第1および第2の中間項を、前記第1および第2のチャネルからのチャネル推定値と相互相関させて、各加算器から部分的な第1および第2のシンボル項を供給するための相互相関器手段と、各加算器からの前記部分的な第1のシンボル項を合成し、各加算器からの前記部分的な第2のシンボル項を合成し、第1および第2の復号されたシンボル出力を供給するための合成器とを含むSTTD復号器を提供する。
本発明では、上述のSTTD受信機、復号器、および干渉抑圧方法を実行するためのプロセッサ制御符号を搬送する担体も提供する。このプロセッサ制御符号には、例えば、ディジタル信号プロセッサを制御するための、コンピュータプログラム符号か、または汎用の受信機の集積回路をセットアップして、上述の方法または受信機を実行するための複数のレジスタ値のような他の符号が含まれる。担体には、データキャリアまたは記憶媒体(例えば、ハードまたはフロッピーディスク、CD−またはDVD−ROM、あるいは読み出し専用メモリのようなプログラムメモリ);もしくは光または電気信号の担体が含まれる。当業者には、制御符号が、例えばネットワーク上で、複数の接続された構成要素間でも分配されることが分かるであろう。当業者には、本発明が、専用のハードウエアと、ソフトウエアにおいて実行される機能との組合せによって実行されることも分かるであろう。
ここで、本発明のこれらの態様および他の態様を、例示的に、添付の図面を参照して、さらに記載する。
1.既知の拡散符号をもち、変調が既知か、または変調されていない共通チャネル、例えば、CPICHおよびSCH。変調信号が既知であるので、これは、最も簡単なアプローチである。
2.データによって変調された既知の拡散符号をもつ共通チャネル、例えば、PCCPCH。これらのチャネルによって生成された干渉を消去するために、チャネルを逆拡散し、復調し、伝送データを判断し、その後で、再拡散して、伝送信号の推定値を生成し、希望信号から干渉を抑圧する。しかしながら、これらのチャネルは、一般に、非常に大きい電力を有し、干渉が抑圧されることになる希望の専用チャネルの電力は、一般に5デシベルより大きく、したがって1または複数本のチャネルの検出および干渉の抑圧は、比較的に直接的に行われる。
3.既知の拡散符号をもつ希望の専用チャネル。単一符号内のIPIによって生じる自己干渉を抑圧でき、いくつかの場合において、2本以上の専用チャネルの符号が事前に分かっているときは、他の干渉も抑圧される。このような場合になるのは、例えば、多数の符号を使用して、高データレートのサービスを単一のユーザへ伝送するとき、および多数のサービスを異なる符号へ多重化するときである。ここでも、干渉チャネルを逆拡散し、復調し、再拡散し、その後で干渉を消去する。例えば、時空間ブロック送信ダイバーシチ(space-time block coded transmit diversity, STTD)を使用して、希望信号が多数のストリームにおいて伝送されるときに、この技術を適用することができる。これは、少なくとも、事実上、整合フィルターの多数のバンクを有することによって実現でき、一方の組は第1の推定値をとり、他方の組は、干渉推定値を取去った後で、第2の推定値を計算する。多数の段を用いて、各段において、経路間干渉の寄与の推定値を計算して、次第に向上し、最後の段において、シンボルの推定値を判断し、使用のために出力することもできる。
図5をさらに詳しく参照すると、受信機500は、従来のスペクトラム拡散受信機と同様に、アンテナ502およびダウンコンバータ(図示されていない)を含んでいる。受信信号は、干渉推定器504と、符号ずれ追跡ブロック506と、チャネル推定器ブロック508と、遅延素子510および干渉消去装置(interference cancellation unit, IC unit)512とを経由して、複数のレーキフィンガー514へ送られる。符号ずれ追跡ブロック506は、受信信号のN個のマルチパス成分を追跡し、干渉推定器504と、レーキフィンガー514と、複数の再拡散器516とへN個の出力を供給する。N個のマルチパス成分の各々は、自分と関係付けられている異なる遅延をもち、符号追跡ブロック506は、N個の追跡ループを、レーキ受信機によって処理される各マルチパス成分に1つずつ、効果的に供給するように構成されている。同様のやり方で、チャネル推定器508は、複数、すなわちN個のチャネル推定出力を、処理される各マルチパス成分に1つずつ供給する。チャネル推定器508は、複数のCPICHの符号生成器および対応する複数の逆拡散器を含み、したがって、符号ずれ追跡ブロック506からN個の符号追跡入力(図示されていない)も受信することが好ましい。したがって、チャネル推定器508は、従来のやり方で、図4を参照して記載したように、例えば、複数のチャネル推定器の各々を使用して動作する。
受信信号r(t)について検討する。受信信号r(t)は、チャネル応答c(t)で畳込まれた伝送データを含んでいる。受信機が受信する信号は、簡単な例において、符号sDによって拡散された1データストリームb(n)を、パイロットチャネルsP(t)と共に含むものと仮定する。なおnは、シンボル間隔nにおける信号を示す。
受信機600では、入力アンテナ602が入力信号を受信し、入力信号は符号追跡ブロック604、チャネル推定ブロック606、および(この例では)3つのレーキフィンガー608へ供給される。符号追跡ブロック604は、入力信号の3つのマルチパス成分の符号を追跡し、これらの3つのマルチパスの遅延ずれを含む3つの対応する出力を供給する。符号追跡ブロックの出力は、パイロット符号生成器610およびデータ符号生成器612へ入力を供給する。パイロット符号生成器610は、3つのパイロット(CPICH)符号を、受信機によって処理される各マルチパス成分ごとに1つずつ生成し、3つの符号はマルチパス成分に対応する遅延ずれをもつ。パイロット符号生成器610からの出力610aは、第1のマルチパス成分であり、出力610bは、第2のマルチパス成分であり、出力610cは、第3のマルチパス成分である。同様に、生成器612は、3つのデータチャネル拡散符号を、各マルチパス成分ごとに1つずつ供給する。データ符号生成器612の出力612aは、第1のマルチパス成分であり、出力612bは、第2のマルチパス成分であり、出力612cは、第3のマルチパス成分である。受信機600の例示的な実施形態では、3つのレーキフィンガー608a、608b、608cがあり、各レーキフィンガーは、実質的に同じ機能をもつが、異なる組の入力信号を受信する。全てのレーキフィンガーは、アンテナ602からの入力信号614と、各マルチパスに対するチャネル推定値606a、606b、606cとを受信する。レーキフィンガー608aは、受信信号の第1のマルチパス成分を逆拡散し、データ符号生成器612から、第1のマルチパス成分のための、適切なずれをもたせた1つのデータチャネル拡散符号612aを受信する。レーキフィンガー608aは、他の全てのマルチパス成分、この場合は、ライン610bおよび610c上の第2および第3のマルチパス成分に対応する遅延ずれをもたせたパイロット拡散符号も受信する。普通は、各レーキフィンガーは、レーキフィンガーが処理しているマルチパス成分に対応するずれをもたせたデータ符号と、他の全てのマルチパス成分のパイロット符号とを受信する。
γy=γ1、y=γ2、y=γx、y
に設定することによって、干渉消去器760から、干渉消去器780が得られる。
1.例えば、遅延ロックループによって、CPICHの符号ずれを計算する。
2.CPICHからチャネル推定値を計算する。
3.このマルチパスのCPICH信号を、遅延(符号位置)、大きさ、および位相に対する特定の値で再拡散する。
4.全部でN個のフィンガーにおいて、ステップ1ないし3を反復する。
5.例えば、上述の干渉消去方式を使用して、受信信号から、再拡散されたCPICHをN回減算して、推定干渉を取り除く。
6.符号ずれを計算する。これは、再び行っても、または上述のステップ1からの前の推定値を使用してもよい。
7.正しい符号ずれの希望符号で逆拡散する。
8.チャネル推定値を計算する。これは、再び行っても、または上述のステップ2からの前の推定値を使用してもよい。
9.チャネル推定値を適用する。
10.全部でN個のフィンガーにおいて、ステップ6ないし10を繰返す。
11.全部でN個のフィンガーを加算する。
その代わりに、P−CCPCHの推定値を、逆拡散後に、合成して、複合推定値を生成してもよく、複合推定値はより正確になる傾向がある。その後で、この複合値を多数のストリームへ、各ストリームが個々のマルチパス/フィンガーに対応しているように、分割し、その後で、各ストリームを再拡散し、適切なマルチパスのチャネル推定値によって重み付けし、関連するマルチパス遅延に対応するずれを与える。その後で、希望信号から、これらの再拡散された干渉推定値を減算して、性能を向上する。これを、合成器後の干渉推定技術と呼ぶことにする。この方法の代わりでは、復調、レーキ受信、および復調を行って、相当により正確な干渉推定値を生成する。しかしながら、この代わりの方法には、推定に、相当な待ち時間を取り込むといった欠点がある。
1.符号ずれを計算する(CPICHの消去手続きの項目1と組合せてもよい)。
2.チャネル推定値を計算する(CPICHの消去における項目1と組合せてもよい)。
3.希望であれば、CPICHの干渉の寄与を減算する。
4.全部でN個のフィンガーおいて、1ないし3を反復する。
5.全部でN個のフィンガーにおいてP−CCPCHを計算し、1シンボルにおいて各々を平均する。
6.合成前の干渉推定値が要求されるときは、項目9へ進む。
7.合成器後の干渉推定値が要求されるときは、全部でN個のフィンガーにおいて最大比合成(maximal ratio combining, MRC)または他の合成アルゴリズムを実行する。
8.N個のチャネル推定値を干渉推定値へ適用して、各々が各マルチパス/フィンガーに対応しているN個の干渉信号を求める。
9.P−CCPCH符号をもつ、全部でN個の信号を、N個のマルチパス/フィンガーの各々に関係付けられている遅延ずれを取込んで、再拡散する。
10.受信信号から、N個の再拡散されたP−CCPCHを減算して、(例えば、上述の消去方式を使用して)推定値を取り除く。
11.符号ずれを計算する。これは、再び行なっても、または上述の項目1からの前の推定値を使用してもよい。(符号追跡を再び行うときは、パイロット信号が希望信号から消去されたかどうかに依存して、DPCHまたはCPICHのチャネルに対して行なう。前の推定値を使用するときは、遅延を取込んで、干渉消去装置における待ち時間を補償する);
12.正しいずれの希望の符号で逆拡散する。
13.チャネル推定値を計算する。これは再び行なっても、または上述の項目2からの前の推定値を使用してもよい。
14.チャネル推定値を適用する。
15.全部でN個のフィンガーに対して、11ないし15を反復する。
16.全部でN個のフィンガーを加算する。
図16を参照すると、自己IPI抑圧を取入れたスペクトラム拡散受信機1600が示されている。アンテナ1602は、受信信号1604を、符号ずれ追跡器1606、チャネル推定器1608、遅延器1610、および複数の従来のレーキフィンガー1614へ供給する。遅延器1610は、出力を干渉消去装置1612へ供給する。
図16に示されている受信機アーキテクチャを変更して、既に記載したCPICHまたはPCCPCH、あるいはこの両者の(もしくは、関係する)干渉抑圧技術を取入れてもよく、(例えば、図5と図16とを比較すると)これらの異なる信号を抑圧するためのアーキテクチャは類似しているので、図16のアーキテクチャは、これにとくに適している。とくに、当業者には、これらの技術の両者には、少なくともいくつかの対応する機能素子が必要であるので、IPI干渉と自己IPI干渉との両者が抑圧されるとき、これらの共通の機能素子を共用すると、全体的な受信機設計の複雑さが緩和されることが分かるであろう。図16には、2段のIPI抑圧を行なうスペクトラム拡散が示されている。当業者には、より多くの干渉抑圧段を連結してもよいが、それらが実行される場合は、例えば、図7d、7e、または8に示した干渉抑圧技術を使用して、各段に異なる干渉抑圧の重みが加えられることが分かるであろう。したがって、4つの段を使用し、最後の段で3つの干渉消去器を用いる場合に、よりよい推定値が得られるときは、消去度は、最後の干渉消去段へ向かって向上する。例えば、図7eの干渉消去装置において、減算された干渉推定値の重みは、全フィンガーに対して0.3、0.6、および10に設定される。
1.符号ずれを計算する(CPICH消去手続きの項目1と組合わせてもよい)。
2.希望であれば、CPICHの干渉の寄与を減算する(これにより、よりよいIPI推定値が得られる)。
3.希望のDPCHの初期推定値を計算し、1シンボルにおける平均をとる。
4.全部でN個のフィンガーにおいて、1ないし3を反復する。
5.希望のDPCH符号をもつ全部でN個の信号を、N個のマルチパス/フィンガーの各々と関係付けられた遅延ずれを取入れて、再拡散する。
6.例えば、既に記載した消去方式の中の1つを使用して、遅延させた受信信号から、N個の再拡散されたDPCHを減算して、経路間干渉の推定値を取り除く。
7.符号ずれを計算する。これは、再び行っても、または上述の項目1からの前の推定値を使用することもできる。(符号追跡を再び行なうときは、これは、希望信号からパイロット信号が消去されたか、どうかに基づいて、DPCHまたはCPICHのチャネルに対して行なわれる。前の推定値を使用するときは、遅延を取込んで、最初のレーキ受信機および干渉消去装置における待ち時間を補償する)。
8.希望であれば、P−CCPCHおよびCPICHの干渉を減算する。
9.正しい符号ずれの希望の符号で逆拡散する。
10.チャネル推定値を計算する(これは、CPICHの消去におけるチャネル推定値と組み合わされる)。
11.チャネル推定値を適用する。
12.全部でN個のフィンガーにおいて、7ないし10を反復する。
13.全部でN個のフィンガーを加算する。
図18では、スペクトラム拡散受信機1800は、アンテナ1802およびダウンコンバータ1804を含み、受信信号1806を、図17に示されているタイプの従来のマルチコードレーキ受信機1700へ供給する。受信機1700を使用して、全ての、この例では、3つの、符号a、b、cに対する初期推定値1808a、1808b、および1808cをそれぞれ計算する。この推定値は、1つのフィンガーか、または多数のレーキフィンガーを使用して、復号前または復号後に、生成することができる。例えば、ターボまたは畳込み復号器は、復号して(その後で、再符号化して)、向上した推定値を形成するのに使用できるが、これは、不要の大きい遅延を取り込むことがある。さらに加えて、既に記載したのと同様のやり方で、この初期推定値は、レーキフィンガーからの出力を合成する前(合成前)でも、または、レーキフィンガーの出力を合成した後(合成後)でも得られる。合成後の推定値は、図17に示されているタイプの従来のレーキ受信機を初期推定に用いるときに得られ、合成前の推定値は、合成信号ではなく、図17の受信機の各レーキフィンガーからの出力1710a、1710b、および1710cを使用して、各符号の複数の推定値を、処理される各マルチパス成分に1つずつ与えることによって得られる。
1.各フィンガーごとに、符号ずれを計算する(CPICH消去手続きの項目1と組合せてもよい)。全マルチコードにおいて、符号ずれは同じであると仮定する。
2.希望であれば、CPICHの干渉の寄与を減算する(マルチコード干渉のよりよい推定値が得られる)。
3.このフィンガーにおいて、希望のDPCHのk個の初期推定値を計算して、それぞれ、1つのシンボルにおける平均をとる。
4.全部でN個のフィンガーにおいて、1ないし3を反復する(これは、k個の符号の各々に対してN個の推定値を与える)。
5.合成前の干渉推定値が要求されるときは、項目10へ進む。
6.合成器後の干渉推定値が要求されるときは、全部でN個のフィンガーにおいて(レーキ合成、例えば、MRCを行なって)マルチコード干渉のk個の推定値を与える。
7.N個のチャネル推定値を計算する(CPICHの消去手続きの項目1と組合わせてもよい)。
8.N個のチャネル推定値をk個の干渉推定値へ適用して、各マルチパス/フィンガーにおいてkずつ、したがってNk個の干渉信号を求める。
9.全部でN個の信号を、N個のマルチパス/フィンガーの各々と関係付けられている遅延ずれを加えて、希望のDPCHのマルチコードで、再拡散する。
10.kN個の再拡散されたDPCHを、遅延させた受信信号から減算して、マルチコード干渉の推定値を取り除く。N個のフィンガーの各々において、出力はk個以下であり、各出力は、1つのマルチコードに対応する。上述では、適切な消去方式について記載してきたが、これからは、図19を参照して、干渉抑圧器の例について、さらに記載する。
上述の干渉消去技術は、時空間ブロック送信ダイバーシチ(space-time block coded transmit diversity, STTD)のスペクトラム拡散受信機に関連して、適用することができる。空間時間送信ダイバーシティでは、2本の送信アンテナと1本の受信アンテナとを使用し、2本の送信アンテナは直交データストリームを送信する。2シンボルの時間間隔中に、2つの複素変調シンボルS1、S2が、2本のアンテナから送信される。第1のシンボルの時間間隔中に、第1のアンテナはS1を送信し、第2のアンテナは−S2 *を送信し、第2のシンボル時間間隔中に、第1のアンテナはS2を送信し、第2のアンテナはS1 *を送信する。ここでは、共役演算“*”は、信号の位相またはQ成分を反転し、演算の組み合わせ“−*”は、信号のI成分を反転することによって行なうことができる。第1のアンテナからの信号は、本質的に、シンボルの正規のストリームであり、第2の送信アンテナからの信号は、2本の受信アンテナを有することにほぼ相当するダイバーシチを与える。STTD情報を復号するために、第2のアンテナからの信号を反転および共役し、シンボルの対を、時間上で分波し、その後で、結果のシンボルストリームを、第1のアンテナからのシンボルストリームと合成する。STTDの符号化および復号化についての背景情報は、Alamouti、他の米国特許第6,185,258号に記載されており、米国特許第6,185,258号は、ここでは参考文献として取入れられる。
受信機2000は、受信信号2004のための受信アンテナ2002をもち、受信信号2004は、符号ずれ追跡器2006、チャネル推定器2008、および遅延器2010へ供給され、遅延器2010を経て干渉消去器2012、2014へ供給される。符号ずれ追跡器2006は、既に記載したように、複数の符号ずれ出力を供給し、チャネル推定器2008は2組のチャネル推定値を供給し、各組のチャネル推定値は、受信信号の複数のマルチパス成分のための、複数の推定値を含んでいる。第1の組の推定値は、第1の送信アンテナ(first transmit antenna, Ant1)からの信号に与えられ、第2の組の推定値は、第2の送信アンテナ(second transmit antenna, Ant2)からの信号に与えられる。受信信号2004は、複数の、すなわちM個の従来のSTTDレーキフィンガー2016へも供給され、STTDレーキフィンガー2016は、対応する複数の対の出力2018a、2018bを、従来のSTTDレーキ合成器2020へ供給し、STTDレーキ合成器2020は、信号S1およびS2の出力推定値を、STTD符号器2022へ供給する。STTD符号器2022は、伝送されたシンボルS1、S2の推定値を符号化し、STTD出力ストリーム2024a、2024bを複数の再拡散器2026へ供給する。レーキフィンガー2016の目的は、伝送されたシンボルの推定値を与えることであり、希望の推定値の品質に依存して、1つ以上の任意の数のSTTDレーキフィンガーを用いることができることが分かるであろう。
図20aの受信機2000のレーキ合成後の推定値の干渉消去手続きは、次のアルゴリズムを使用して実行される。
1.符号ずれを計算する(CPICHの消去手続きの項目1と組合せてもよい)。
2.希望であれば、CPICHの干渉の寄与を減算する(これにより、よりよいSTTDのIPIの推定値が得られる)。
3.希望のDPCHの初期推定値を計算して、STTD受信機に適用する(このプロセスは、2シンボルで行なわれる)。MとNとが同数であるときは、初期検出器に、M個のフィンガーが使用されるが、複雑さを緩和するために、MはNよりも少なくてもよい。
4.全部でM個のフィンガーにおいて、1ないし3を反復する。
5.全部で2M個のフィンガーにおいて、レーキ合成(例えば、MRC)およびSTTD復号を行なって、伝送シンボルの対の推定値を得る。
6.2シンボルの時間間隔において、STTDの符号化を行なって、アンテナ上で伝送される信号の推定値を得る。
7.N個のチャネルの推定値を計算する(CPICHの消去の項目1と組合せてもよい)。
8.N個のチャネルの推定値を2個の干渉推定値へ供給して、各シンボルの各アンテナのN個に対して干渉信号(すなわち、シンボルの各対に対して、4N個の干渉推定値)を得る。
9.全部で4N個の信号を、N個のマルチパス/フィンガーの各々と関係付けられている遅延ずれを加えて、希望のDPCHマルチコードで再拡散する。
10.例えば、既に記載した干渉消去方式を使用して、遅延された受信信号から、再拡散されたSTTD DPCHを減算して、STTDの干渉の推定値を取り除く。
11.符号ずれを計算する。これは、再び行なっても、または上述の項目1からの前の推定値を使用してもよい。(符号追跡を再び行なうときは、パイロット信号が希望信号から消去されたかどうかに依存して、DPCHか、またはCPICHのチャネルに対して実行される。前の推定値を使用するときは、遅延を取入れて、最初のレーキ受信機および干渉消去装置における待ち時間を補償する)。
12.希望であれば、P−CCPCHおよびCPICHの干渉を減算する。
13.正しい符号ずれの希望の符号で逆拡散する。
14.チャネル推定値を計算する(これは、CPICHの消去におけるチャネル推定値と組み合わされることが好ましい)。
15.チャネル推定値を適用する。
16.全部でN個のフィンガーにおいて、ステップ11ないし15を反復する。
17.全部でN個のフィンガーを加算する。
1.符号ずれを計算する(CPICH消去における項目1と組合せてもよい)。
2.希望であれば、CPICHの干渉の寄与を減算する(これにより、よりよいSTTDのIPIの推定値が得られる)。
3.希望のDPCHの初期推定値を計算して、STTD受信機へ適用する(このプロセスは、2シンボルで行なわれる)。
4.全部でN個のフィンガーにおいて、1ないし3を反復する。
5.全部でN個のフィンガーにおいてSTTDの符号化を個々に行なって、2シンボルの時間間隔において、アンテナ上で伝送される信号の推定値を得る。
6.N個のマルチパス/フィンガーの各々と関係付けられている遅延ずれを加えて、全信号を希望のDPCHマルチコードで再拡散する。
7.例えば、上述の消去方式を使用して、遅延された受信信号から、再拡散されたSTTDのDPCHを減算して、STTDの干渉の推定値を取り除く。これは、専用のチャネルのIPIの消去に関連して記載したように、希望のアンテナ信号によるので、IPIの減算と組合せてもよい。
8.(既に記載したように)合成後の推定値に対して、項目11ないし17を反復する。
図22は、CPICH、SCH、およびP−CCPCHからの干渉の寄与が抑圧される受信機2200を示す。受信機は、次のアルゴリズムを実行する。
(i)符号ずれを計算する。
(ii)チャネル推定値を計算し、これを使用して、CPICHおよびSCHのチャネルを向上する(CPICH/SCHの消去についてのこれまでの記載を参照)。
(iii)P−CCPCHを計算する(PCCPCHの消去についてのこれまでの記載を参照)。
(iv)例えば、ハイブリッド形の全消去を使用して、CPICH、SCH、およびP−CCPCHを取り除く(すなわち、複雑さは最小であるが、重み付けが行なわれる。図7e参照)。例えば、異なるチャネルの関連する信号電力に依存して、適用される重み付けは、干渉推定値の品質に依存することが好ましい。
(v)既に生成されたチャネル推定値および符号ずれを使用して、専用チャネルを計算する(その代りに、より複雑な予備のチャネル推定器/符号追跡器を使用して、よりよい推定値を得てもよい)。
(i)符号ずれを計算する。
(ii)前または以前のチャネル推定値および(適切な遅延を加えた)前の符号ずれを使用して、P−CCPCHを計算する(PCCPCHの消去についてのこれまでの記載を参照)。存在する雑音のレベルに依存して、合成前または合成後の干渉推定を選択する(例えば、SNRが低いときは、合成器前を使用し、SNRが高いときは、合成後を使用する)。
(iii)前のチャネル推定値を使用して、CPICHおよびSCHのチャネルを向上する(CPICH/SCHの消去についてのこれまでの記載を参照)。
(iv)好ましくは、ハイブリッド形の消去を使用して、CPICH、SCH、およびP−CCPCHの干渉推定値を取り除く(図7d参照)。適用される重みは、干渉推定値の品質に依存する。例えば、異なるチャネルの相対的な信号電力に依存することが好ましい。(この方法では、共通チャネルからIPIを抑圧するが、特定のパスからは、それらを取り除かない)。
(v)(干渉を取り除かれた)修正された入力信号から、新しいチャネル推定値および符号ずれを計算して、推定値を向上する(CPICHが取り除かれなかったときは、新しいチャネル推定値、すなわち他のパスに対するCPICHIPIのみを計算することができる)。
(vi)専用のチャネル出力を計算する。
(i)符号ずれを計算する。
(ii)チャネル推定値を計算し、これを使用して、CPICHおよびSCHのチャネルを向上する(CPICCH/SCHの消去についてのこれまでの記載を参照)。
(iii)P−CCPCHを計算する(PCCPCHの消去についてのこれまでの記載を参照)。(存在する雑音のレベルに依存して、合成前または合成後の干渉推定を選択する−例えば、SNRが低いときは、合成器前を使用し、SNRが高いときは、合成器後を使用する)。
(iv)マルチコードの専用チャネルの推定値を計算する(マルチコードの干渉消去についてのこれまでの記載を参照)−ここでも、合成器前か、または合成器後の推定を使用することができる。
(v)レーキ合成の前か、またはレーキ合成およびSTTD受信/合成の後を除いて、STTDの受信および合成の前か、またはSTTDの受信/合成の後の何れかに生成された干渉推定値を使用して、STTDのアンテナストリームの推定値を計算する(STTDの干渉消去についてのこれまでの記述を参照)。
(vi)ハイブリッド全消去を使用して、共通チャネル、マルチコード、およびSTTDの干渉推定値を取り除く。(図7eおよび図9a参照)。適用される重み付けは、干渉推定値の品質に依存する。この例では、特定のフィンガーにおける希望のマルチコードからのIPIは抑圧されない。
(vii)既に生成されたチャネル推定値および符号ずれを使用して、専用チャネルを計算する(その代りに、さらに複雑な予備のチャネル推定器/符号追跡器を使用して、よりよい推定値を得てもよい)。
(i)符号ずれを計算する。
(ii)(適切な遅延を加えて)前または以前のチャネル推定値および前の符号ずれを使用してP−CCPCHを計算する(PCCPCHの消去についてのこれまでの記載を参照)。存在する雑音レベルに依存して、合成前または合成後の干渉推定を選択する(例えば、SNRが低いときは、合成器前を使用し、SNRが高いときは、合成器後を使用する)。
(iii)前のチャネル推定値を使用して、CPICHおよびSCHのチャネルを向上する(上述のCPICH/SCHの消去についての記載を参照)。
(iv)合成器前の推定値を使用して、マルチコードの専用チャネルの推定値を計算する(マルチコードの消去についてのこれまでの記載を参照)。
(viii)レーキ合成の前か、またはレーキ合成およびSTTD受信/合成の後を除いて、STTD受信および合成の前か、またはSTTD受信/合成の後の何れかに生成された干渉推定値を使用して、STTDのアンテナストリームの推定値を計算する(STTDの消去についてのこれまでの記述を参照)。
(ix)ハイブリッド消去を使用して、共通チャネル、DPCHのIPIのマルチコード、およびSTTD干渉推定値を取り除く(図7dおよび19b参照)。適用される重み付けは、干渉推定値の品質に依存する。(この方法は、使用可能なチャネルからIPIを抑圧するが、特定のパスからは、それらを取り除かない)。
(x)(干渉を取り除かれた)修正入力信号から、新しいチャネル推定値および符号ずれを計算して、推定値を向上する。
(xi)新しいチャネル推定および符号ずれを使用して、専用チャネルの出力を計算する。
30・・・ビジター位置レジスタ(VLR)、32・・・パケット制御装置(PCU)、34・・・供給側GPRS支援ノード(SGSN)、36・・・ゲートウエイGPRS支援ノード(GGSN)、200・・・自己相関関数、202・・・相関器出力、300・・・相関関数、204・・・遅延ずれ、400,500,600,900,1000,1500,1600,1800,2000,2050,2200,2300,2400,2500・・・スペクトラム拡散レーキ受信機、402,502,602,902,1008,1502,1602,1702,1802,2002・・・アンテナ、404,1010,1704,1804・・・ダウンコンバータ、412,528,638,916,1030,1534,1544,
1628,1712,1714,1716,1818,1820,1822,2020,2040・・・レーキ合成器、432,434,518,626,
628,636,932,1050,1530,1542,1620,1738,1740,1742,1844,1846,1848,2030,2032,2120,2122,2166,2168・・・乗算器、512,632,700,720,740,760,780,800,910,1510,1612,1900,1950,
2012,2014・・・干渉消去装置(IC装置)、616,622,624・・・相関器、704,788,802,804,806,
1922,1924,1926,1958,1960,1962,2128,2130,2162,2164,2178,2180・・・加算器、706,724,
726,728,746,748,766,768,770,792,1904,1906,1908・・・減算器、708,778,794・・・スプリッタ、772,774,776,786・・・重み、1006,1850・・・干渉抑圧器、1104・・・AWAGN干渉、1106・・・干渉消去されない、1108・・・順次干渉消去、1110・・・並列干渉消去、1112・・・干渉消去なし、1700・・・マルチコード受信機、2100,2150・・・レーキフィンガー、2112,2114,2118,2170,2174,2176・・・共役。
Claims (23)
- 共通のシンボル系列の第1および第2のシンボルのデータを搬送し、1マルチパス成分内で相互に実質的に直交している第1および第2のスペクトラム拡散信号を第1および第2の送信アンテナからそれぞれ受信し、第1および第2のスペクトラム拡散信号間の干渉を抑圧するように構成される、ディジタル移動通信システムのための空間時間送信ダイバーシチ( space-time transmit diversity, STTD )スペクトラム拡散受信機であって、
伝送された第1および第2のシンボルの少なくとも一方の推定値を判断するための干渉推定器と;
伝送された第1および第2のシンボルの推定値を符号化して、第1および第2の推定のSTTDシンボルストリームを供給するための少なくとも1つのSTTD符号器と;
第1および第2の推定のSTTDシンボルストリームを再拡散して、第1の信号から発生する、第2の信号への干渉の推定値を含む第1の干渉推定値と、第2の信号から発生する、第1の信号への干渉の推定値を含む第2の干渉推定値とを供給するための少なくとも1つの再拡散器と;
それぞれ第1および第2の入力信号から第2および第1の干渉推定値を減算して、各第1および第2の干渉抑圧された出力信号を供給するための干渉抑圧器とを含むSTTDスペクトラム拡散受信機。 - 第1および第2の干渉抑圧された出力を、入力として受け取り、復号された第1および第2のシンボル出力を供給するように構成されているSTTD復号器をさらに含む請求項1記載のSTTDスペクトラム拡散受信機。
- 複数のレーキフィンガーを含み、各レーキフィンガーが、前記STTD復号器をもつ請求項2記載のSTTDスペクトラム拡散受信機。
- 前記干渉推定器が、複数の干渉推定器レーキフィンガーを含み、各干渉推定器レーキフィンガーが、干渉推定器STTD復号器を含み、伝送された第1および第2のシンボルの複数の推定値を供給する請求項1ないし3の何れか1項記載のSTTDスペクトラム拡散受信機。
- 前記第1および第2のシンボルの前記複数の推定値を合成して、前記第1および第2のシンボルの合成された推定値を、前記少なくとも1つのSTTD符号器へ符号化のために供給する合成器をさらに含む請求項4記載のSTTDスペクトラム拡散受信機。
- 複数の前記STTD符号器であって、各々が、前記第1および第2の伝送されたシンボル推定値を、前記干渉推定器のレーキフィンガーの対応する1つから受信して符号化し、第1および第2の推定のSTTDシンボルストリームを供給するための複数の前記STTD符号器と;前記複数の前記STTD符号器から、複数の第1および第2の推定のSTTDシンボルストリームを再拡散し、前記第1および第2の受信されたスペクトラム拡散信号の複数のマルチパス成分のための複数の前記第1および第2の干渉推定値を供給するための複数の再拡散器とを含む請求項4記載のSTTDスペクトラム拡散受信機。
- 前記第1および第2の受信されたスペクトラム拡散信号の複数のマルチパス成分の複数の前記第1および第2の受信された干渉推定値を供給するための複数の再拡散器を含む請求項1記載のSTTDスペクトラム拡散受信機。
- 第1および第2のチャネル推定値の対を各再拡散器に供給して、前記第1および第2の干渉推定値を変更するためのチャネル推定器をさらに含む請求項1ないし7の何れか1項記載のSTTDスペクトラム拡散受信機。
- 前記STTD符号器および前記少なくとも1つの再拡散器を、前記第1および第2のシンボルを再拡散して、共通の干渉推定値を供給するための少なくとも1つの再拡散器と置換して、前記干渉抑圧器が、前記第1および第2の入力信号から、前記共通の干渉推定値を減算して、前記第1および第2の出力信号を供給するように構成されている請求項1記載のSTTDスペクトラム拡散受信機。
- 前記干渉抑圧器が、前記減算の前に、第1および第2の干渉推定値に重み付けするための複数の調節可能な重み付け手段を含む請求項1ないし9の何れか1項記載のSTTDスペクトラム拡散受信機。
- 前記第1および第2のスペクトラム拡散信号から、第3の信号からの干渉を抑圧するための手段をさらに含み、第3の信号が第3の拡散符号をもち、第3の拡散符号が、前記第1および第2の信号の拡散符号に実質的に直交している請求項1記載のSTTDスペクトラム拡散受信機。
- 前記第3の信号が、変調されていないスペクトラム拡散信号を含む請求項11記載のSTTDスペクトラム拡散受信機。
- 前記第1および第2のスペクトラム拡散信号から、第4の信号からの干渉を抑圧するための手段をさらに含み、第4の信号が第4の拡散符号をもち、第4の拡散符号が、前記第1および第2の信号の拡散符号と、第3の拡散符号とに実質的に直交している請求項11または12記載のSTTDスペクトラム拡散受信機。
- 前記第4の信号が、前記ディジタル移動通信システムの制御チャネル信号を含む請求項13記載のSTTDスペクトラム拡散受信機。
- STTD受信機が、マルチコードデータを受信するためのマルチコード受信機であり、マルチコードデータが、複数のマルチコードスペクトラム拡散信号によって伝送され、複数のマルチコードスペクトラム拡散信号が、対応する複数のマルチコード拡散符号をもっていて、マルチコード拡散符号が、相互に実質的に直交し、かつ前記第1および第2の信号の拡散符号、第3の拡散符号、並びに請求項13に依存するときは、第4の拡散符号に実質的に直交し、受信機が、異なるマルチパス成分において受信機に到達するマルチコードスペクトラム拡散信号間の干渉を抑圧するための手段をさらに含む請求項11ないし14の何れか1項記載のSTTDスペクトラム拡散受信機。
- STTDスペクトラム拡散受信機のためのSTTD復号器であって、とくに、請求項1ないし15の何れか1項記載のSTTDスペクトラム拡散受信機から、第1および第2の干渉抑圧された出力信号を復号するためのSTTD復号器であって、
第1の伝送アンテナから第1のチャネルに沿って受信される信号を主として含む第1の入力信号と、第2の伝送アンテナから第2のチャネルに沿って受信される信号を主として含む第2の入力信号とを受信して、復号するための第1および第2の復号器入力と、
それぞれ前記第1および第2の入力信号を受信するための第1および第2の加算器であって、各々が、第1および第2のシンボル期間における受信信号を加算して、第1および第2の中間項を供給するように構成されている第1および第2の加算器と、
各前記加算器からの前記第1および第2の中間項を、前記第1および第2のチャネルからのチャネル推定値と相互相関させて、各加算器からの部分的な第1および第2のシンボル項を供給するための相互相関器手段と、
各加算器からの前記部分的な第1のシンボル項を合成し、各加算器からの前記部分的な第2のシンボル項を合成し、第1および第2の復号されたシンボル出力を供給するための合成器とを含むSTTD復号器。 - 請求項1ないし15の何れか1項記載のSTTDスペクトラム拡散受信機を実行するか、または請求項16記載のSTTD復号器を実行するためのプロセッサ制御符号を記録した記録媒体。
- STTDレーキ受信機において干渉を抑圧する方法であって、
受信機へ伝送されるシンボルデータの対の推定値を判断することと、
推定されたシンボルデータの対を、STTDデータストリームの対として符号化することと、
符号化されたSTTDデータストリームを再拡散して、干渉推定値の対を判断することと、
受信信号からの干渉推定値の前記対の各々を抑圧して、干渉抑圧された信号の対を復号のために供給することとを含む方法。 - 複数のシンボルデータの対の推定値を判断することと、前記複数の推定値を合成して、合成された推定値を前記符号化のために供給することをさらに含む請求項18記載の方法。
- 前記対のSTTDデータストリームを再拡散して、複数の対の干渉推定値を供給することと、前記受信信号からの前記複数の対の干渉推定値を抑圧して、前記対の干渉抑圧された信号を復号のために供給することとを含む請求項19記載の方法。
- 複数のシンボルデータの対の推定値を判断することと、前記複数のシンボルデータの対の推定値を、複数の符号化されたSTTDデータストリームとして符号化することと、複数の符号化されたSTTDデータストリームを再拡散して、複数の対の干渉推定値を供給することと、前記受信信号から前記複数の対の干渉推定値を抑圧して、前記対の干渉抑圧された信号を復号のために供給することとを含む請求項18記載の方法。
- 該または各前記対の干渉推定値を、受信信号の1マルチパス成分のチャネル推定値の対によって変更することをさらに含む請求18ないし21の何れか1項記載の方法。
- 請求項18ないし22の何れか1項記載の方法を実行するためのプロセッサ制御符号を記録した記録媒体。
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