JP3933832B2 - シリンジポンプ - Google Patents
シリンジポンプ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3933832B2 JP3933832B2 JP36702599A JP36702599A JP3933832B2 JP 3933832 B2 JP3933832 B2 JP 3933832B2 JP 36702599 A JP36702599 A JP 36702599A JP 36702599 A JP36702599 A JP 36702599A JP 3933832 B2 JP3933832 B2 JP 3933832B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- state
- syringe
- pusher
- clutch shaft
- clutch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 0 C*1CC(C*)CCC1 Chemical compound C*1CC(C*)CCC1 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/14—Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
- A61M5/142—Pressure infusion, e.g. using pumps
- A61M5/145—Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons
- A61M5/1452—Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons pressurised by means of pistons
- A61M5/1456—Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons pressurised by means of pistons with a replaceable reservoir comprising a piston rod to be moved into the reservoir, e.g. the piston rod is part of the removable reservoir
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/14—Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
- A61M5/142—Pressure infusion, e.g. using pumps
- A61M5/145—Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons
- A61M5/1452—Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons pressurised by means of pistons
- A61M2005/14573—Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons pressurised by means of pistons with a replaceable reservoir for quick connection/disconnection with a driving system
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/14—Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
- A61M5/168—Means for controlling media flow to the body or for metering media to the body, e.g. drip meters, counters ; Monitoring media flow to the body
- A61M5/16831—Monitoring, detecting, signalling or eliminating infusion flow anomalies
- A61M2005/16863—Occlusion detection
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M2205/00—General characteristics of the apparatus
- A61M2205/14—Detection of the presence or absence of a tube, a connector or a container in an apparatus
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M2205/00—General characteristics of the apparatus
- A61M2205/60—General characteristics of the apparatus with identification means
- A61M2205/6063—Optical identification systems
- A61M2205/6072—Bar codes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/14—Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
- A61M5/142—Pressure infusion, e.g. using pumps
- A61M5/145—Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons
- A61M5/1452—Pressure infusion, e.g. using pumps using pressurised reservoirs, e.g. pressurised by means of pistons pressurised by means of pistons
- A61M5/1458—Means for capture of the plunger flange
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Anesthesiology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Hematology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、種々の異なるシリンジを不動状態に着脱自在に保持してから、スライダ手段に対してシリンジの押子を不動状態にセットしてから、スライダ手段を所定駆動することでシリンジの内容物を正確に送り出すシリンジポンプに係り、かなりの操作を自動化し、かつ動作中のシリンジ外れの検出を可能にしたシリンジポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
シリンジポンプは、ICU、CCU、NICUでの、栄養補給や輸血、化学療法剤、麻酔剤などの薬液注入を高い精度で行うことを主目的としたものであり、その薬液流量制御等が他の形式のポンプに比較して優れていることから多用されている。
【0003】
その使用方法は、シリンジに薬液を入れた状態のものを、シリンジポンプのクランプを用いて不動状態にセットしてから、スライダに対してシリンジの押子をセットしてから、スライダを駆動することで押子のピストン運動によりシリンジ中の内容物を正確に送り出すものであって、構造が単純で比較的精度が良いので多く実用化されている。
【0004】
このように行われる薬液注入において、シリンジの押子のフランジ部が、スライダーに固定されずに使用されると、薬液が送られないことになる。また、シリンジを閉回路に接続した場合に、押子を注入側に移動させる陰圧が発生するが、このとき押子を不動状態に保持しておかないと、設定以上の過度の薬液が注入されてしまう場合もある。
【0005】
そこで、多くのシリンジポンプにはシリンジの押子のフランジ部を固定するスライダー部において、シリンジの押子のフランジ部が不動状態にセットされているか、あるいは外れているかを検出して、セットされている場合のみ注入を可能にし、セットされていない場合には、注入を禁止する機能が備わっている。
【0006】
上記の機能を備えたシリンジポンプが、特開平09−122237号他で開示されている。その構成について図9のスライダー機構の外観斜視図と図10の動作説明のための外観斜視図を参照して述べると、不図示のシリンジの本体が不動状態になるように本体側にセットされると、シリンジの押子のフランジ部(不図示)が、図中の矢印方向に駆動されるスライダ組立体50にセットされる。このスライダ組立体50は往復移動される一方で、スライダー送り機構に対して中空軸体であるパイプシャフトとクラッチ軸体であるインナークラッチシャフトの端部に連結固定されており、スライダ組立体50のクラッチレバー52を手動で操作することで押子のフランジ部を簡単に装着または取り外すことができるように構成されている。
【0007】
以上の構成において、図10に示したように、シリンジをセットするためにクラッチレバー52を把持すると、左右一対のフック部材53、54が同期して開がることから、大小異なる大きさの押子のフランジ部を載置できるようにしている。
【0008】
また、基部となるベース34には左右壁面(但し、片方は不図示)が一体形成されており、ギアトレイン36のギアを一端に固定したリードネジ37と、クラッチ軸体43と、案内シャフト38の夫々を左右壁面で挟まれる空間部位において支持しており、リードネジ37は軸受により回動自在に支持されている。
【0009】
クラッチ軸体43にはガイドブッシュ48により矢印D1方向に移動可能になるようにされたパイプシャフト40が同軸状に摺動自在に案内されている。また、案内シャフト38は不動状態でベース34に固定されている。このパイプシャフト40の端部には上記の案内シャフト38に挿通されて回り止めするためのポリアセタール樹脂製のブッシュ42を固定したブロック41が固定されている。また、クラッチ軸体43には図示の破線矢印D2方向に常時付勢されており歯部45aがリードネジ37の歯部73aに常時歯合するようにしたハーフナット部材45を固定したナットホルダー44が固定されており、このクラッチ軸体43が矢印D2と反対方向に回動されたときのみ歯合状態が外れるフリー状態にできるようにして、矢印D1方向に自由に移動できるように構成されている。
【0010】
また、案内シャフト38にはドグ手段であるクラッチセンサ板39が回動自在に軸支されている。そして、スライダ組立体50のクラッチレバー52を握ると、パイプシャフト40を介して、ハーフナット45が回転される結果、リードネジ37のネジ山部37aとハーフナット45のネジ山部45aとの間の歯合状態が外れることになる。また、このようにハーフナット45が回転されると、ハーフナット45の摺動面45cに対して常時、その摺動面39cが当接するように不図示のコイルバネ、板バネなどの付勢手段により付勢力を受けているクラッチセンサー板39が同時に回転されて、クラッチセンサー板39の一端のレバー部39bが上カバーの内部に固定されているフォトセンサー(透過型)46であって、通常は遮光しているセンサを、クラッチセンサー板39が回転することにより、光が透過する状態になる。
【0011】
これを検出することによってシリンジが非装着であるアラームを表示するように構成されている。一方、押子のフランジ部を移動させるためにモータ35が駆動されると、リードネジ37が回転駆動され、これに歯合するハーフナット45を固定しているナットホルダー44が移動されるのでパイプシャフト40が移動され、スライダー組立体50の移動が行われる。このとき、クラッチセンサー板39の一端のレバー部39bはフォトセンサー(透過型)46を遮光した実線図示の状態となっている。また、上記のスライダ組立体50のベースの側面部位には一端がトーションバネの作用により常時突出するように付勢されたコンタクトピン57が設けられており、押子のフランジ部が当接することで内側に移動したときにのみ、上記の使用開始状態にできるように構成されている。
【0012】
一方、欧州特許番号514907B1号のシリンジ外れ検出装置によれば、上記のスライダ組立体50に設けた上記のコンタクトピンに該当する部品の動きを光学的に検出することで、動作中のシリンジ外れの検出を可能にする技術が開示されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のシリンジポンプによれば、クラッチ軸体の一端にハーフナット部材を完全に固定しておきリードネジのネジ部に歯合する歯合状態と解除される解除状態に位置するように構成されており、シリンジポンプを開始するときにのみ押子の有無を検出するものである。
【0014】
また、欧州特許番号514907B1号による装置によれば、なるほど動作中も押子のフランジ部の外れを検出することができるが、この開示によれば押子を固定する部分と押子のフランジ部を検出する検出部分が同じ位置であることから押子のフランジ部がスライダ組立体から外れ易いものであった。
【0015】
さらにまた、この開示によればスライダ組立体に内蔵されるセンサによりシリンジ有無の検出を電気的に行ない、その電気信号を、電線あるいはフレキシブル基板を介して装置本体側に接続するようにしていたので、その電気的な結合による電気的ノイズを受けやすい問題があった。
【0016】
したがって、本発明は上記の問題点に鑑みて成されたものであり、シリンジポンプのスライダ組立体にシリンジの押子のフランジ部がセットされているか否かについて、ポンプの動作中、停止中如何に拘わらず検出でき、かつ押子のフランジ部をスライダ組立体に対して確実に固定することができ、しかも電気的ノイズに対して影響を受けないシリンジポンプを提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決し、課題を達成するために、本発明によれば、シリンジポンプの装置本体にシリンジの本体を不動状態に着脱自在に保持し、スライダ手段(50)に前記シリンジの押子のフランジ部を不動状態にセットし、前記スライダ手段を前記シリンジの長手方向に駆動することでシリンジ内容物を正確に送り出すシリンジポンプであって、前記スライダ手段は、モータ(35)で回転駆動されるように前記装置本体の基部(34)で軸支されるリードネジ(37)と、前記基部において、前記シリンジの長手方向に伸長可能に軸支される中空軸体(40)と、前記中空軸体の中空部内で回動自在に設けられるクラッチ軸体(43)と、前記クラッチ軸体の一端に固定され、前記クラッチ軸体の回動にともない前記リードネジのネジ部(37a)に歯合する歯合状態と、前記歯合状態が解除される解除状態と、の間で位置されるハーフナット部材(44、45)と、前記中空軸体の他端に固定される移動基部(60)と、前記移動基部において、前記押子のフランジ部を前記不動状態にセットする一対のフック部(53、54) と、前記一対のフック部の開閉を手動で操作可能にするクラッチレバー(52)と、前記押子のフランジ部が前記一対のフック部で把持されると前記押子に対する当接状態となる退避位置に移動され、前記押子のフランジ部が前記一対のフック部で把持されるまでは突出位置に移動されるコンタクトピン(1)と、前記コンタクトピンの移動を、前記クラッチ軸体の回動運動に変換する変換手段(2、4、5、6、66、67)と、前記基部に固定されるセンサ(46)と、前記ハーフナット部材に当接して前記ハーフナット部材が前記歯合状態にあることを検出するために前記センサを遮光する遮光状態と、前記センサを遮光しない非遮光状態と、の間で回動軸支されるドグ手段(38、39、39b、39c、11)と、を備え、前記クラッチレバーは、前記スライダ手段から前記基部を見た方向で前記クラッチ軸体が反時計方向に回動される0度から4度の初期角度範囲と、前記スライダ手段から前記基部を見た方向で前記クラッチ軸体が時計方向に回動される前記初期角度範囲以上の動作角度範囲で、前記回動操作の回動力を伝達するとともに、前記動作角度範囲で前記時計方向の前記回動操作がなされると、前記ドグ手段により前記センサを前記非遮光状態にして、前記ハーフナット部材が前記解除状態であることを検出可能にし、前記初期角度範囲において前記クラッチレバーが操作されず、前記押子のフランジ部が前記一対のフック部から脱落すると、前記コンタクトピンが前記突出位置に移動され、前記クラッチ軸体を前記反時計方向に回動させることで前記センサを前記非遮光状態にさせる動力伝達機構(7、10、13、15、9)とを備え、前記押子のフランジ部が前記一対のフック部から脱落したことを、さらに検出可能にしたことを特徴としている。
【0018】
また、前記動力伝達機構は、前記クラッチ軸体の一端に固定されるとともに、突起部(10a)を形成した作動部材(10)と、前記ドグ手段の軸体(39)に対してその一端が当接する当接部(9a)と前記クラッチ軸体周りに回動軸支される孔部とを形成した中間部材(9)と、前記クラッチ軸体が前記時計方向に回動されると、前記突起部の当接により前記ハーフナット部材が前記解除状態になるように前記ハーフナット部材(44)の側面に固定されるスタッド(7)と、前記中間部材を前記時計回転方向に常時付勢するバネ(15)と、前記中間部材の前記時計回転方向の回動を停止させるように、前記作動部材に当接されるネジ(13)と、から構成され、前記クラッチ軸体が前記反時計方向に回動されると前記突起部が前記スタッドから間隔(K)分離間されて、前記ドグ手段で前記センサを前記非遮光状態にすることを特徴としている。
【0019】
そして、前記クラッチレバーの前記動作角度範囲は4度以上15度以内であることを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の好適な一実施形態につき、添付の図面を参照して説明すると、図1は、スライダー機構の外観斜視図であって、基部となるベース34を一部破断して図示してある。
【0021】
本図において、不図示のシリンジの本体が不動状態になるように本体側にセットされると、押子が、図中の矢印方向に駆動されるスライダ組立体50にセットされる。
【0022】
このスライダ組立体50は後述するようにリードネジに歯合することで駆動力を得て移動される一方で、スライダー送り機構に対して中空軸体であるパイプシャフト40とクラッチ軸体43の端部において連結固定されており、スライダ組立体50のクラッチレバー52を手動で操作することで、フック部53、54が開閉してシリンジの押子のフランジ部(不図示)を簡単に装着または取り外すことができるように構成されている。
【0023】
以上の構成において、シリンジをセットするためにクラッチレバー52を把持すると、図10でも述べたように左右一対のフック部材53、54が同期して開がることから、大小異なる大きさの押子のフランジ部を把持して実質的な不動状態に載置できるようにしている。
【0024】
また、基部となるベース34には左右壁面34aがアルミダイキャスト成形で一体形成されており、ギアトレイン36のギアを一端に固定したリードネジ37と、クラッチ軸体43と、ドグ手段の回動支点ともなる案内シャフト38の夫々を左右壁面40a、40aで挟まれる空間部位において夫々支持するとともに、リードネジ37については軸受により回動自在に支持されている。
【0025】
クラッチ軸体43にはガイドブッシュ48により矢印D1方向に移動可能になるようにされたパイプシャフト40が同軸状に摺動自在に案内されている。また、案内シャフト38は不動状態でベース34に固定されている。このパイプシャフト40の端部には上記の案内シャフト38に挿通されて回り止めするためのポリアセタール樹脂製の不図示のブッシュを固定したブロックが固定されている。また、クラッチ軸体43には図示の破線矢印D2方向に常時付勢されており歯部45aがリードネジ37の歯部73aに常時歯合するようにしたハーフナット部材45を固定したナットホルダー44が後述するように設けられており、このクラッチ軸体43が矢印D2と反対方向に回動されたときのみ歯合状態が外れるフリー状態にできるようにして、矢印D1方向に自由に移動できるようにして、シリンジの略全長に合致できるように構成されている。
【0026】
また、案内シャフト38にはドグ手段であるクラッチセンサ板39が回動自在に軸支されている。そして、スライダ組立体50のクラッチレバー52を握ると、パイプシャフト40を介して、ハーフナット45が後述のように回転される結果、リードネジ37のネジ山部37aとハーフナット45のネジ山部45aとの間の歯合状態が外れることになる。
【0027】
また、このようにハーフナット45が回転されると、ハーフナット45の摺動面45cに対して常時、その摺動面39cが当接するように不図示の付勢手段により付勢力を受けているクラッチセンサー板39が同時に回転されて、クラッチセンサー板39の一端のレバー部39bが上カバーの内部に固定されているフォトセンサー(透過型)46であって、通常は遮光しているセンサを、クラッチセンサー板39が回転することにより、光が透過する状態になる。
【0028】
これを検出することによってシリンジが非装着であるアラームを表示するように構成されている。
【0029】
一方、押子のフランジ部を移動させるためにモータ35が駆動されると、リードネジ37が回転駆動され、これに歯合するハーフナット45を固定しているナットホルダー44が移動されるのでパイプシャフト40が移動され、スライダー組立体50の移動が行われる。このとき、クラッチセンサー板39の一端のレバー部39bはフォトセンサー(透過型)46を遮光した状態となる。また、上記のスライダ組立体50のベースの側面部位には一端がトーションバネの作用により常時突出するように付勢されたコンタクトピン1が設けられており、押子のフランジ部が当接することで内側に移動したときに、上記の使用開始状態にできるように構成されている。
【0030】
図1のX−X線矢視断面図である、図6をさらに参照して説明する。動力伝達機構は、クラッチ軸体43の一端に固定されるとともに、突起部10aを形成した作動部材10と、クラッチ軸体43において回動自在に設けられるハーフナット部材44と、このハーフナット部材44の側面に固定されて作動部材10の突起部10aに対して所定間隔Kを介して固定される破線図示のスタッド7と、基部34において回動自在に設けられたドグ手段である軸体39に対して一端が当接する当接部9aと、クラッチ軸体43において回動軸支される孔部と、作動部材10をスタッド7から上記のクリアランスK分離間するように付勢する付勢部材であるバネ15を設けた部位9bとを一体形成した中間部材9から構成されている。
【0031】
以上の構成において、図6において、ドグ手段のドグ部39bは、付勢部材である引張りバネ11の作用により実線図示の位置に位置しておりハーフナット部材45に対してリードネジ37が歯合する動作可能な状態では、光学的フォトセンサ46を遮蔽している。
【0032】
また、後述するように、押子のフランジ部の当接状態が解除されて、コンタクトピン1が突出してクラッチ軸体43が最初にわずかに回動すると、ネジ13に対する当接状態から矢印方向に作動部材10の当接面10aがバネ15の引張り力に効して回動し、クリアランスK分回動する。この結果、中間部材9の当接部9aは破線図示の位置に回動して、ドグ手段の軸体39を破線図示の位置に移動させる。この結果、ドグ部39bは距離H分移動しセンサ46の遮光状態を解除する。
【0033】
図7において、クラッチレバー52の把持により作動部材10がさらに破線図示の位置に回動されると、スタッド7を押すことになり、ハーフナット部材45の歯合を完全に解除する。
【0034】
以上のようにして、押子のフランジ部の外れにともないコンタクトピン1が突出してクラッチ軸体43が最初にわずかに回動する回動状態を検出可能にしている。
【0035】
次に、図2はスライダ組立体50のカバーを外して斜め上側から見た外観斜視図である。また、図3は図1のY−Y線矢視断面図であり、図4は側面図である。図2乃至4において、既に説明済みの構成には同一符号を付して説明を割愛すると、スライダベース60にはクラッチレバー52のフック部の間で不図示の引っ張りバネが張設されており、左右フック部材53、54が常時閉じる状態に付勢されている。
【0036】
クラッチ軸体43の端部は平行に切削加工された係止部が形成されており、この係止部に対して厚手のステンレス板からなるプレート67がネジ66により固定されており、このプレート67に固定されている調整ボルトがクラッチレバー52の回動に伴い当接するように構成されている。また、クラッチレバー52は上記のパイプシャフト40回りに回動自在に支持されている。
【0037】
またプレートカム部品64には、図3に図示のように傾斜面64aが形成されており、この面に沿うように移動するコンタクトピン1を設けている。このプレートカム部品64はクラッチレバー52の可動により矢印方向に移動されると、左右フック部材53、54が開くようになる。
【0038】
一方、コンタクトピン1は、カバー55の開口部中を挿通されるとともに、プレートカム部品64上を滑るようにしている。
【0039】
即ち、クラッチレバー52の操作でフック部材53、54を開状態にしたときに、クラッチレバー52の動きがプレート67を介してクラッチ軸体43に伝達されてスライダ組立体50がスライダ送り機構33から非係合状態にされるので、長手方向に移動できるようにしている。
【0040】
また、コンタクトピン1には、図4のX−X線矢視断面図である図5に示すように一対のコロ2が軸支されており、これらのコロ2、2を壁面4とコンタクトピンガイド部材5との間で挟持している。このために、コンタクトピンガイド部材5には傾斜面5aと、コイルバネ6が設けられており、コンタクトピン1が二重矢印方向(図で上下方向)に移動されると、ガイド部材5を二重矢印方向(図で左右方向)に移動するように構成されている。
【0041】
このガイド部材5は、図4に図示のように、プレート67に固定されているので、クラッチ軸体43を位置A、B、C、Dのように回動させる。以上の構成において、シリンジの押子のフランジ部がスライダ組立体50にセットされていない状態では、コンタクトピン1はトーションバネ3により飛び出しているが、押子のフランジ部をセットするためにクラッチレバー52を握ると、レバー52に設けられた溝に沿って、プレートカム部品64が上に持ち上がり、プレートカム部品64の斜面部64aに沿って、コンタクトピン1が内側に引き込まれる。また、プレートカム部品64が持ち上がることにより、左右フック53、54も開くことになる。
【0042】
また、この動きと同時に、レバー52の操作によってクラッチ軸体43が回動されてハーフナット部材45のリードネジ37に対する歯合状態が解除されて、スライド組立体50が移動可能な状態になる。
【0043】
また、レバー52を握った状態で、シリンジの押子をセットし、レバー52を戻すと、コンタクトピン1がシリンジの押子で抑えられているため、コンタクトピン1が、コンタクトピンガイド5の戻りを妨げる状態となる。押子がセットされなければ、レバー52の戻りに合わせて、コンタクトピン1が動き、コンタクトピンガイド5も戻ることになる。
【0044】
このコンタクトピンガイド5の動きは、上記のようにクラッチ軸体43を介して、作動部材10へと伝達され、図6、7に図示のようにフォトセンサーで検出される。
【0045】
また、シリンジ外れ検出は、クラッチレバー52の操作によりフックを開いた後、シリンジの押子のフランジ部をカバー55の押圧面の間にセットすると、コンタクトピン1が押子の押圧面と面一になる。このコンタクトピン1の動きに共動して、コンタクトピンガイド5が図5に図示のように左右に動く。また、このコンタクトピンガイド5によりドグ部9bが回動され、検出手段であるフォトセンサーで検出して、所定角にない場合(0〜4度)の時に、シリンジが装着されていないことを判定する。
【0046】
すなわち、起動後にもセンサ46により押子のフランジ部の有無をモニター可能にできるようにしている。
【0047】
以上のように構成することで、図8の動作仕様図に示すように、稼動中における、シリンジの押子のフランジ部の外れの検出が可能となる。また、アラームを適宜発生して、使用者に注意を促すことができる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、シリンジポンプのスライダ組立体にシリンジの押子のフランジ部がセットされているか否かについて、ポンプの動作中、停止中如何に拘わらず検出することができ、かつ押子のフランジ部をスライダ組立体に対して確実に固定でき、しかも電気的ノイズの影響を受けないシリンジポンプを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基部となるベース34を一部破断して図示したスライダー機構の外観斜視図である。
【図2】カバーを外して示したスライド組立体50の外観斜視図である。
【図3】図1のY−Y線矢視断面図面図である。
【図4】図2の側面図である。
【図5】図4のX−X線矢視断面図であって、コンタクトピン1の動作説明図である。
【図6】図1のX−X線矢視断面図であり、稼動中を示す歯合状態を示した図である。
【図7】図1のX−X線矢視断面図であり、稼動不可状態を示した図である。
【図8】動作仕様図である。
【図9】従来のスライダー機構の外観斜視図である。
【図10】従来のスライド組立体50の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 コンタクトピン
2 コロ
5 コンタクトピンガイド部材
7 スタッド
9 中間部材
10 作動部材
11 バネ
43 クラッチ軸体
45 ハーフナット部材
52 クラッチレバー
53 右フック
54 左フック
Claims (3)
- シリンジポンプの装置本体にシリンジの本体を不動状態に着脱自在に保持し、スライダ手段(50)に前記シリンジの押子のフランジ部を不動状態にセットし、前記スライダ手段を前記シリンジの長手方向に駆動することでシリンジ内容物を正確に送り出すシリンジポンプであって、
前記スライダ手段は、
モータ(35)で回転駆動されるように前記装置本体の基部(34)で軸支されるリードネジ(37)と、
前記基部において、前記シリンジの長手方向に伸長可能に軸支される中空軸体(40)と、
前記中空軸体の中空部内で回動自在に設けられるクラッチ軸体(43)と、
前記クラッチ軸体の一端に固定され、前記クラッチ軸体の回動にともない前記リードネジのネジ部(37a)に歯合する歯合状態と、前記歯合状態が解除される解除状態と、の間で位置されるハーフナット部材(44、45)と、
前記中空軸体の他端に固定される移動基部(60)と、
前記移動基部において、前記押子のフランジ部を前記不動状態にセットする一対のフック部(53、54) と、
前記一対のフック部の開閉を手動で操作可能にするクラッチレバー(52)と、
前記押子のフランジ部が前記一対のフック部で把持されると前記押子に対する当接状態となる退避位置に移動され、前記押子のフランジ部が前記一対のフック部で把持されるまでは突出位置に移動されるコンタクトピン(1)と、
前記コンタクトピンの移動を、前記クラッチ軸体の回動運動に変換する変換手段(2、4、5、6、66、67)と、
前記基部に固定されるセンサ(46)と、
前記ハーフナット部材に当接して前記ハーフナット部材が前記歯合状態にあることを検出するために前記センサを遮光する遮光状態と、前記センサを遮光しない非遮光状態と、の間で回動軸支されるドグ手段(38、39、39b、39c、11)と、を備え、
前記クラッチレバーは、前記スライダ手段から前記基部を見た方向で前記クラッチ軸体が最初に反時計方向に回動される0度から4度の初期角度範囲と、前記スライダ手段から前記基部を見た方向で前記クラッチ軸体が時計方向に回動される前記初期角度範囲以上の動作角度範囲で、前記回動操作の回動力を伝達するとともに、前記動作角度範囲で前記時計方向の前記回動操作がなされると、前記ドグ手段により前記センサを前記非遮光状態にして、前記ハーフナット部材が前記解除状態であることを検出可能にし、
前記初期角度範囲において前記クラッチレバーが操作されず、前記押子のフランジ部が前記一対のフック部から脱落すると、前記コンタクトピンが前記突出位置に移動され、前記クラッチ軸体を前記反時計方向に回動させることで前記センサを前記非遮光状態にさせる動力伝達機構(7、10、13、15、9)とを備え、
前記押子のフランジ部が前記一対のフック部から脱落したことを、さらに検出可能にしたことを特徴とするシリンジポンプ。 - 前記動力伝達機構は、
前記クラッチ軸体の一端に固定されるとともに、突起部(10a)を形成した作動部材(10)と、
前記ドグ手段の軸体(39)に対してその一端が当接する当接部(9a)と前記クラッチ軸体周りに回動軸支される孔部とを形成した中間部材(9)と、
前記クラッチ軸体が前記時計方向に回動されると、前記突起部の当接により前記ハーフナット部材が前記解除状態になるように前記ハーフナット部材(44)の側面に固定されるスタッド(7)と、
前記中間部材を前記時計回転方向に常時付勢するバネ(15)と、
前記中間部材の前記時計回転方向の回動を停止させるように、前記作動部材に当接されるネジ(13)と、から構成され、
前記クラッチ軸体が前記反時計方向に回動されると前記突起部が前記スタッドから間隔(K)分離間されて、前記ドグ手段で前記センサを前記非遮光状態にすることを特徴とする請求項1に記載のシリンジポンプ。 - 前記クラッチレバーの前記動作角度範囲は4度以上15度以内であることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のシリンジポンプ。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36702599A JP3933832B2 (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | シリンジポンプ |
| DE60029412T DE60029412T2 (de) | 1999-12-24 | 2000-12-14 | Spritzenpumpe |
| EP00311194A EP1110569B1 (en) | 1999-12-24 | 2000-12-14 | Syringe pump |
| DE60045587T DE60045587D1 (de) | 1999-12-24 | 2000-12-14 | Spritzenpumpe |
| AT06005799T ATE496647T1 (de) | 1999-12-24 | 2000-12-14 | Spritzenpumpe |
| EP06005799A EP1679091B1 (en) | 1999-12-24 | 2000-12-14 | Syringe pump |
| AT00311194T ATE333293T1 (de) | 1999-12-24 | 2000-12-14 | Spritzenpumpe |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36702599A JP3933832B2 (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | シリンジポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001178821A JP2001178821A (ja) | 2001-07-03 |
| JP3933832B2 true JP3933832B2 (ja) | 2007-06-20 |
Family
ID=18488281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36702599A Expired - Lifetime JP3933832B2 (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | シリンジポンプ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (2) | EP1679091B1 (ja) |
| JP (1) | JP3933832B2 (ja) |
| AT (2) | ATE496647T1 (ja) |
| DE (2) | DE60045587D1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2010041592A1 (ja) * | 2008-10-06 | 2012-03-08 | テルモ株式会社 | シリンジポンプ |
| US20220152293A1 (en) * | 2019-08-07 | 2022-05-19 | Terumo Kabushiki Kaisha | Drive device and medical infusion pump |
Families Citing this family (45)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB0020060D0 (en) * | 2000-08-16 | 2000-10-04 | Smiths Industries Plc | Syringe pumps |
| ATE464080T1 (de) * | 2001-02-22 | 2010-04-15 | Terumo Corp | Spritzenpumpe |
| WO2003020346A2 (en) * | 2001-09-05 | 2003-03-13 | Medrad, Inc. | Syringe interfaces for variable size syringes and syringe drive including such syringe interfaces |
| US7150724B2 (en) * | 2002-06-05 | 2006-12-19 | Cardinal Health 303, Inc. | Syringe plunger driver system |
| AU2007203388B2 (en) * | 2002-06-05 | 2011-02-24 | Carefusion 303, Inc. | Syringe plunger driver system |
| US7018361B2 (en) * | 2002-06-14 | 2006-03-28 | Baxter International Inc. | Infusion pump |
| JP4286019B2 (ja) * | 2003-02-04 | 2009-06-24 | 株式会社根本杏林堂 | 薬液注入システム |
| GB0316160D0 (en) * | 2003-07-09 | 2003-08-13 | Smiths Group Plc | Syringe pumps |
| CN101912641B (zh) * | 2003-11-06 | 2017-03-01 | 生命扫描有限公司 | 带有事件通知装置的药物配送笔 |
| US20050220639A1 (en) * | 2004-04-02 | 2005-10-06 | Japan Servo Co., Ltd. | Extrusion-type liquid delivery apparatus |
| GB0422884D0 (en) * | 2004-10-15 | 2004-11-17 | Zi Medical Plc | Syringe driver monitoring means |
| US7543516B2 (en) | 2005-07-22 | 2009-06-09 | Cardinal Health 303, Inc. | Dynamic lead screw thread engagement system and method |
| JP4833731B2 (ja) * | 2006-05-16 | 2011-12-07 | テルモ株式会社 | シリンジポンプ |
| JP4833732B2 (ja) * | 2006-05-16 | 2011-12-07 | テルモ株式会社 | シリンジポンプ |
| EP2260891B1 (en) * | 2008-03-14 | 2018-03-28 | Terumo Kabushiki Kaisha | Syringe pump |
| JP5231872B2 (ja) * | 2008-06-03 | 2013-07-10 | テルモ株式会社 | シリンジポンプ |
| JP4675421B2 (ja) * | 2009-03-27 | 2011-04-20 | Thk株式会社 | シリンジ駆動ユニット |
| JP2011206209A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Terumo Corp | 輸液装置 |
| JP5508093B2 (ja) * | 2010-03-30 | 2014-05-28 | テルモ株式会社 | シリンジポンプ |
| EP2599511B1 (de) * | 2011-11-30 | 2014-08-13 | B. Braun Melsungen AG | Antriebsvorrichtung zum linearen Bewegen eines Infusionsspritzenkolbens, Infusionspumpe und Verfahren zum Auswechseln einer Infusionsspritze |
| CN103203057B (zh) * | 2012-01-12 | 2016-08-17 | 深圳麦科田生物医疗技术有限公司 | 一种离合装置及注射泵 |
| CN103487535B (zh) * | 2012-06-08 | 2017-04-19 | 北京普源精仪科技有限责任公司 | 一种自动进样器的注射泵 |
| WO2014049647A1 (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-03 | テルモ株式会社 | シリンジポンプ |
| CN102908695B (zh) * | 2012-09-29 | 2015-04-01 | 深圳麦科田生物医疗技术有限公司 | 一种自动注射泵 |
| CN106421978B (zh) * | 2012-12-21 | 2020-03-24 | 德卡产品有限公司 | 注射泵系统 |
| CN105031765B (zh) * | 2015-08-25 | 2018-11-13 | 苏州麦德迅医疗科技有限公司 | 注射泵 |
| CN105288794B (zh) * | 2015-09-29 | 2018-03-27 | 深圳市仕浦电气有限公司 | 针筒驱动机构和注射泵 |
| WO2017086456A1 (ja) * | 2015-11-20 | 2017-05-26 | テルモ株式会社 | 医療用ポンプ及びその制御方法 |
| CN105664289B (zh) * | 2015-12-31 | 2019-02-22 | 深圳麦科田生物医疗技术有限公司 | 一种注射泵 |
| CN105727394B (zh) * | 2016-01-29 | 2019-03-26 | 深圳麦科田生物医疗技术有限公司 | 一种注射泵及其传动装置 |
| CN106248869A (zh) * | 2016-04-28 | 2016-12-21 | 深圳出入境检验检疫局食品检验检疫技术中心 | 一种应用于分散液液微萃取的液体注射冲击机 |
| EP3509667B2 (en) | 2016-09-07 | 2023-04-26 | Fresenius Vial SAS | Infusion device having a clutching device |
| KR20190129043A (ko) * | 2017-03-16 | 2019-11-19 | 노바르티스 아게 | 주입기 장치 |
| JP7348453B2 (ja) * | 2017-04-06 | 2023-09-21 | フルコア,エルエルシー | 生検用針 |
| US10842941B2 (en) * | 2017-06-22 | 2020-11-24 | Wisconsin Alumni Research Foundation | Syringe attachment device and methods |
| CA3099115A1 (en) * | 2018-05-03 | 2019-11-07 | Smiths Medical Asd, Inc. | Systems and methods for syringe handling |
| JP2020052034A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 株式会社ジェイテクト | グリースの物性測定装置及び方法 |
| CN109675142A (zh) * | 2018-12-26 | 2019-04-26 | 中南大学湘雅医院 | 一种icu科微量注射泵装置 |
| CN109663176A (zh) * | 2019-01-02 | 2019-04-23 | 青海省第四人民医院 | 一种多功能注射器 |
| CN109621080B (zh) * | 2019-01-30 | 2023-09-15 | 深圳中科生物医疗电子有限公司 | 一种输注泵 |
| WO2021042126A1 (en) * | 2019-08-28 | 2021-03-04 | Smiths Medical Asd, Inc. | Systems and methods for post-occlusion bolus reduction |
| CN112758374A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-05-07 | 杭州堃博生物科技有限公司 | 触发式离合机构及灌注设备 |
| CN113144336B (zh) * | 2021-05-26 | 2023-11-10 | 深圳中科生物医疗电子有限公司 | 一种输注泵 |
| KR102668139B1 (ko) * | 2021-10-29 | 2024-05-22 | 한남대학교 산학협력단 | 시린지 펌프 |
| CN117582274A (zh) * | 2023-11-30 | 2024-02-23 | 天津市同业科技发展有限公司 | 一种方便操作的自动冲液结构及卵母细胞采集仪 |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3737331C1 (de) * | 1987-11-04 | 1989-02-23 | Braun Melsungen Ag | Druckinfusionsapparat |
| US5101679A (en) * | 1990-01-08 | 1992-04-07 | Ivac Corporation | Screw drive engagement/disengagement and decoupling mechanism |
| DE69212069T2 (de) | 1991-05-23 | 1997-02-20 | Ivac Corp | Antriebssystem für Kolbenstange einer Spritze |
| US5425716A (en) * | 1991-08-09 | 1995-06-20 | Atom Kabushiki Kaisha | Infusion apparatus |
| US5322511A (en) * | 1992-04-21 | 1994-06-21 | Sterling Winthrop Inc. | Portable hand-held power injector |
| ES2154651T3 (es) * | 1992-10-15 | 2001-04-16 | Gen Hospital Corp | Bomba de infusion con biblioteca de medicamentos cargable electronicamente. |
| US5814015A (en) * | 1995-02-24 | 1998-09-29 | Harvard Clinical Technology, Inc. | Infusion pump for at least one syringe |
| JP3193281B2 (ja) * | 1995-10-31 | 2001-07-30 | テルモ株式会社 | シリンジポンプ |
| JP3184862B2 (ja) * | 1997-01-10 | 2001-07-09 | 日本サーボ株式会社 | 輸液装置 |
| WO1998030260A1 (fr) * | 1997-01-10 | 1998-07-16 | Japan Servo Co., Ltd. | Appareil de transport de liquides |
-
1999
- 1999-12-24 JP JP36702599A patent/JP3933832B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
2000
- 2000-12-14 DE DE60045587T patent/DE60045587D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-12-14 AT AT06005799T patent/ATE496647T1/de not_active IP Right Cessation
- 2000-12-14 AT AT00311194T patent/ATE333293T1/de not_active IP Right Cessation
- 2000-12-14 DE DE60029412T patent/DE60029412T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-12-14 EP EP06005799A patent/EP1679091B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-12-14 EP EP00311194A patent/EP1110569B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2010041592A1 (ja) * | 2008-10-06 | 2012-03-08 | テルモ株式会社 | シリンジポンプ |
| US20220152293A1 (en) * | 2019-08-07 | 2022-05-19 | Terumo Kabushiki Kaisha | Drive device and medical infusion pump |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP1110569A2 (en) | 2001-06-27 |
| EP1679091B1 (en) | 2011-01-26 |
| EP1679091A2 (en) | 2006-07-12 |
| DE60029412T2 (de) | 2007-01-04 |
| DE60029412D1 (de) | 2006-08-31 |
| EP1110569B1 (en) | 2006-07-19 |
| EP1679091A3 (en) | 2006-08-02 |
| EP1110569A3 (en) | 2002-11-06 |
| DE60045587D1 (de) | 2011-03-10 |
| JP2001178821A (ja) | 2001-07-03 |
| ATE496647T1 (de) | 2011-02-15 |
| ATE333293T1 (de) | 2006-08-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3933832B2 (ja) | シリンジポンプ | |
| WO2017113766A1 (zh) | 一种注射泵 | |
| JP6430256B2 (ja) | チュービングポンプのチューブクランプ構造 | |
| US8070732B2 (en) | Holding device for locking the head of a syringe piston on a syringe pump pusher | |
| GB2115495A (en) | Injector for medical uses having an improved automatic switch-off system | |
| EP0663502A1 (en) | Handle-lock device for either pressure or traction opening of doors | |
| AU2019316093A1 (en) | Door lock system for an appliance | |
| CN209958955U (zh) | 一种防猫眼开锁的把手装置及门锁 | |
| JP4223828B2 (ja) | 撮像装置 | |
| JP2640637B2 (ja) | 引出し回転型扉用ロックハンドル装置 | |
| CN111407976B (zh) | 推注机构及电子式注射笔 | |
| CN111321943B (zh) | 一种防猫眼开锁的把手装置及门锁 | |
| JP4456403B2 (ja) | 送液装置 | |
| US3726155A (en) | De-clutch mechanism in valve operator | |
| US5467933A (en) | Clutch mechanism in a fishing reel | |
| JPH11178921A (ja) | シリンジポンプの押子クランプ機構 | |
| JP2754381B2 (ja) | レンズ鏡筒の駆動装置 | |
| JPH042069B2 (ja) | ||
| JPS63239430A (ja) | カメラのレンズバリア開閉機構 | |
| TWI257911B (en) | Auxiliary device for bicycle transmission | |
| US4191455A (en) | Manual retrieving mechanism for microfiche reader apparatus or the like | |
| JPH1030702A (ja) | ギア機構及びギア機構を備えた機器 | |
| WO2020104371A1 (en) | Blood withdrawal system with lancet ejection mechanism | |
| JP3955013B2 (ja) | 動力装置のクラッチ機構 | |
| JPH0229563Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040120 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060417 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060529 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060728 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060828 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061020 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070219 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070314 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3933832 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100330 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110330 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110330 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120330 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130330 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130330 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140330 Year of fee payment: 7 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |